トリビューンしこく

徳 島 県 内 に 十 七 箇 所 あ る 火 葬 場。 大 人 一 人 当 た り の 火 葬 料 金 は、 最 低 五 千 円 か ら 最 高 十 万 円 と 二 十 倍 の 格 差。 施 設 建 設 費 が 料 金 に 反 映 さ れ る た め だ が、
﹁ な ぜ そ ん な に 火 葬 料 金 が 違 う の か ﹂ と 格 差 是 正 を 求 め る 声。
になった。
月末に会社を退職。平成
給与明細を落とした
同年六月下旬、原告 二十七年八月二十六日、 ことは認めるが、仲間
が急に体調不良となり、 百五十万円の損害賠償を 内でふざけてしたこと。
被告に翌日の出勤への 求めて提訴した。
賞与封筒の端をほんの
影響を報告したら、い
﹁被告は業務指示の範 少し開けたこともある
﹁
の日亜﹂でパワハラ騒動が裁判沙 き な り 腹 を 殴 ら れ た。 囲を逸脱し、原告に対 が、明細が見えるとこ
汰に発展している。パワハラを訴え、損害賠 帰宅前に三十八・八度の し暴力や暴言を日常的 ろまでは開けていない﹂
償を求める元社員に対し、
被告の元上司は
﹁接 熱が出たので、報告す に行っており、原告の 被
( 告答弁書の要約 。)
触はあったが、労務指揮の範囲を超える暴 ると再度腹を殴られた。 身 体 の 自 由 を 損 な い、
力や暴言は行っていない﹂
とパワハラを否定。 ﹃明日は何があっても出 財産権を侵害し、違法 ﹁ 通 常 の パ ワ ハ ラ
会社側は﹁通常のパワハラとは様相を異に 社しろ﹄と出社を強要 に労働強制を行ってい と は 様 相 を 異 に す
る﹂ 原
( 告訴状の要約 。) る﹂と日亜化学
する。
原告は全く別の意図目的を持っている﹂ された。
と主張する。労働基準監督署に労災申請して 平成二十三年一月頃、
﹁不合理な行為は
元社員と社員がパワ
いる元社員の損害賠償請求額は百五十万円。 原告は被告や期間社員
ノーベル賞受賞者を輩出した
の製造 らに取り囲まれ、﹃おま 強要していない﹂と ハラ訴訟を争う日亜化
えの家くらい一晩あっ 被告の社員
学工業。被告側補助参
現場で一体何が起こっているのか。
たら潰せる。こちらは
加人である同社の見解
原告は被告の嫌がら 暴力団の心腹会とつな
原告は日亜化学工業
原 告 の 訴 え に 対 し、 は次の通りだ。
元 社 員 の 氏。 被 告 せに当惑したが、気を がりがある﹄と脅され 被告は﹁暴力や暴言を ﹁原告は会社内のパワ
は同社社員で、 氏の 取り直し食事休憩に行 た。 同 年 一 月 頃 か ら、 行ったり、いじめの対 ハラを原因として阿南労
元上司 班
(長 だ
) っ た くと伝えた。このよう 被告は、原告の給料明 象としたり、不合理な 働基準監督署に労災申請
氏。代理人は原告側 な被告の行為はその後 細を交付時に原告の目 行為を強要したことは をしており、現在調査中
が小倉正人弁護士、被
なかった﹂と反論する。 だ。原告は、本件訴訟の
告側が笹谷正廣弁護士。
﹁原告との間で相応の 判決等をもって労災認定
接触があったことは事 に結びつけると言明して
日亜化学工業は被告側
の補助参加人で代理人
実であるが、それは近 いるようだ。
は宮澤由浩弁護士らだ。
しい仲間という両者の
しかし当社の調査で判
関係の表現としてのも 明した内容は、原告の労
原告は派遣社員を経
て、平成二十一年二月
のであり、職務上の地 災申請や被告との本訴ト
に 正 社 員 に 採 用 さ れ、
位 権 限 を 逸 脱 濫 用 し、 ラブルに関し、原告は
社会通念に照らして許 まったく別の意図目的を
の製造作業に従
容できる範囲を著しく もって開始されたもの
事していた。被告は同
超えて、有形無形の圧 で、通常のパワハラとは
社正社員で、原告が配
力を加えるようなもの 様相を異にする。
属された部署の班長と
では決してなかった。
して原告らを業務指揮
当社としては、調査
胸倉をつかんだのは、 結果を本訴訟に提出し、
していた。
作業時間中に携帯電話 裁判所に適切な判断を
﹁暴力や暴言を受
を使用していた原告を 頂くべく、補助参加を
けた﹂と訴えた原告
見つけ注意したが、悪 申 し 出 た ﹂ 日
( 亜側準
びれた様子もなかった 備書面の要約 。)
の元社員
ので、反省を促そうと
﹁
の日亜﹂で
して﹃オイオイ﹄と軽 知られる同社。創業一
裁判の争点はパワハ
ラの有無。原告は﹁職
い感じでつかんだもの 族が骨肉の争いを展開
だ。決して日常的なも した﹁遺産相続訴訟﹂
場で被告から労務指揮
、
のではない。
の範囲を超える暴力や
発明対価をめぐり同社
被告が原告の腹部や と中村教授が争った
暴言を受けた。いじめ
﹁青
の 前 に わ ざ と 落 と し、 肩部を殴打したことが 色
の対象とされ、不合理 度々あった。
訴 訟 ﹂ な ど、
同年五月中旬、被告 それを踏みつけた。賞 あるのは事実であるが、 訴訟トラブルの種は尽
な行為を強要された﹂
が近づいてきていきな 与については交付前に それは原告が主張する きない。
と訴えている。
製造現
﹁平成二十二年五月、 り原告の胸倉をつかん 開封したりして嫌がら 時のことではなく、原 場の労働実態を浮かび
せ
を
行うようになった﹂ 告 に 仕 事 上 の ミ ス が 上がらせる﹁パワハラ
だ
。
仕
事
の
内
容
確
認
だ
っ
原
告
は
被
告
と
数
名
の
者
あった時などに注意を 訴訟﹂
に取り囲まれ、被告か たが、原告は動揺し受
原
。徳島地裁はどん
( 告訴状の要約 。)
ら﹃ さ ん 以 外 休 憩。 け応えで精一杯だった。
被告から度重なるパワ 促す意味で行った。今 な判断を示すのか。
お前はご飯にいかんで 以後被告は日常的に原 ハラを受けたと主張する では大変申し訳ない思
よろしい﹄と言われた。 告の胸倉をつかむよう 原告は、平成二十六年七 いである。
平成 28 年(2016 年)4 月 25 日(月曜日)
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帯広市こども交流の参
加者を募集
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徳島市の産業文化姉
妹 都 市 で あ る 北 海 道 帯
広市との子ども親善交
流への参加者を募集し
ています。
冬休み︵十二月二十四
日∼二十七日︶に徳島市
の子どもたちが帯広市を
訪れてスノーラフティ
ングやスケートを体験し、
夏休み︵七月二十六日∼
二十九日︶に帯広市から
徳島市を訪れた子どもた
ちと一緒に阿波おどりや
海水浴を楽しみます。
参加される子どもの家
庭 に は、 夏 休 み に 帯 広
市から来る子どもたち
の ホ ー ム ス テ イ︵ 七 月
二十七・二十八日︶をお願
いします。
対象は、市内の小学四
∼六年生で、定員は七人
程度︵抽選︶です。
費用は受け入れが約
五千円︵集団宿泊費︶
、訪
問が約七万円︵旅費・保
険代︶です。
申し込みは、所定の申
込書︵市役所三階観光課
などで配布︶に必要事項
を記入し、五月三十一日
︵火︶
までに直接観光課
︵電
六二一・五二三二︶へ。
▲ジャズの世界で師弟関係にあたる森下
愛美さん(左)とアキチェリーさん(右)
。
本格的なスタンダードを歌う師匠の森下
さんとは対照的に、アキチェリーさんは
ジャズアレンジされたポップスを好む。
中 国 人 の 仲 介 で 県 内 企 業 に 就 職 し た ベ ト ナ ム 娘 た ち。 ア パ ー ト の 一 室 に 高 額 家 賃 で 押 し 込 め ら れ、
﹁ 文 句 を 言 え ば 送 り 返 す ぞ ﹂ と 強 制 労 働 説。 出 国 時 の 借 金 で 逃 げ る こ と も で き ず ス ト レ ス 障 害 に。 ア パ ー ト 住 民 に 助 け を 求 め て 問 題 発 覚。
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ほ ど 西 に 歩 い た と リー・ロンドンの﹁クラ からイタリア風カツレ
イ・ミー・ア・リバー﹂ ツ、焼きカレー、自家
ころだ。
店 名 の﹁ ボ ー ン フ やコール・ポーターの﹁昼 製のハンバーグなど本
リー﹂は﹁生まれなが も夜も﹂
、また、ビリー・ 格的な料理も楽しめる。
東灘区岡本は閑静な
らの自由﹂という意味。 ジョエルの﹁ニューヨー
イギリスの名作映画﹁野 ク・ステート・オブ・マ 住宅地。摂津本山駅か
生のエルザ﹂の原題か インド﹂をジャズ風なア らの街歩きも楽しい。
﹁ボーンフリー﹂のラ
レンジで歌い上げた。
ら取ったという。
同店では、生ビール イブデーは月の約半分
﹁野生のエルザ﹂は、
ライオンのエルザを人間 は勿論、各種カクテル、 程度。スケジュールの
が育て、野生に帰すまで ウィスキー、ソフトド チェックが必要だ。
ジャズライブがゆっ
の記録を映画化し、全世 リンクなどドリンクメ
界でヒットした映画だ。 ニューも豊富。食事も たりと楽しめる﹁ボー
。一見の価値
当 日 の ス テ ー ジ は、 自家製のフライドポテ ンフリー﹂
ボ ー カ ル 森
= 下 愛 美、 ト、簡単な小皿つまみ あるジャズスポットだ。
ピアノ 越
= 山 満 美 子、
ベース 河
= 合鉄兵、ド
ラム 大
= 島千夏の﹁森
下愛美カルテット﹂
。更
に愛弟子のアキチェ
リーさんもステージに
参加、クインテット状
態で超豪華なステージ
となった。アキチェリー
ジャズシ
さんは
ンガーとして、当夜デ
ビューしたという。
元々ポップスを歌っ
今回のジャズ巡り
は、 神 戸 市 の﹁ ジ ャ ていたアキチェリーさ
ズ & ラ イ ブ ボ ー ン フ んだが、三年前に森下
リ ー﹂
。 同 店 は 平 成 愛美さんのステージを
十 八 年 に 開 業 し て、 見て衝撃を受け、その
■ライブハウス情報
今 年 で 十 周 年 を 迎 え まま弟子入りしたとい
店
名
▼
ジ
ャ
ズ
&
ラ
イ
ブ
ボ ー ン フ リ ー 住 所 ▼神 戸 市
る。 場 所 は 東 灘 区 岡 う。ハーフっぽい顔立
東灘区岡本2 5
- 8
- 営 業 時 間 ▼ 午 後 七 時 ∼ 午 後
本。
摂 津 本 山 駅 ちだが純粋な日本人だ。 十一時三十分 定休日▼毎週月曜日・火曜日 予算
∼三千円程度
▼目安二千円
森下愛美さんは、ジュ
を 下 車 し て、 約 三 百
トリビューンしこく
昭和 31 年 2 月 27 日 第三種郵便物認可