ハード運用管理の一掃、コストカット約 60%、 拡張性、モバイルでの活用

ハード運用管理の一掃、コストカット約 60%、
拡張性、モバイルでの活用、BCP etc.
Google Apps for Work のメリットの数々
マネックスグループ株式会社
〒 102-0083 東京都千代田区麹町 2-4-1 麹町大通りビル 13 階
www.monexgroup.jp
日本・米国・香港に個人向けを中心とするオンライン証券子会社を有するマネック
スグループ。主要事業となるマネックス証券は、日本に本格的なオンライン証券を
確立させた先進的なベンチャーでもある。そんな同グループは、2011 年 9 月にク
ラウド上で動作する Google Apps for Work を導入。従来のオンプレミスのシス
1999 年に創立し、個人向けオンライン証券と
いう新たなビジネスモデルを日本で確立したマ
ネックス証券をはじめ、米国(TradeStation
証券)
・香港(マネックス BOOM 証券)にも
個人向けを中心とするオンライン証券子会社を
有するグローバルなオンライン総合金融グルー
プ で あ る、マ ネ ッ ク ス グ ル ー プ。社 名 の
MONEX は、MONEY の Y を一歩先の X に換
えており、未来の金融、新しい時代におけるお
金との付き合い方を、既存の金融機関に任せな
いで自分たちでデザインして提供していこうと
いう意味が込められている。
テムに比べ、約 60%ものコスト削減をはじめ、少人数でのハード運用管理の負荷
の一掃、拡張性、BCP(事業継続計画)
、コミュニケーションの多層化など様々な
(写真左)O&T 企画室 岩
メリットをもたらした。
(写真右)O&T 企画室 目羅聖二氏
祐介氏
課題と効果
課題
ハードの維持管理や運営のコストがか
❶
さんでいた。少人数による運用の心理
課題
東日本大震災でオンプレミスでの BCP
❷
リスクが表面化。金融グループとして
のセキュリティも守る必要があった。
❷
課題
海外を飛び回る社長をはじめ、社外で
効果
どこにいても同じプラットフォームが
❸
のモバイルデバイスの活用シーンが多
❸
共有できるようになり、業務のスピー
的な負荷も大きかった。
く、対応したアプリケーションが必要。
効果
クラウド環境のためハードを持たずに
❶
済み、コストが大幅にカットできた。
効果
運用の手間や心理的負荷も一掃。
クラウドにより BCP を確保。クラウ
ドでも、Google ならばセキュリティ
ポリシーもクリアできた。
ドアップや効率化に貢献。
約 300 人の従業員に対してシステム要員は 3 名
何が問題だったか?
マネックスグループのシステム部門である O&T 企画室では、2011
な負荷は大きいものがありました。また、ハードの維持管理コスト
年の年頭あたりから次期メールシステムおよびグループウェアの検討
もかさんでいたので、これらを軽減させられるプロダクトに変えた
を始めました。それまでは、オンプレミスの Microsoft Exchange
いと考えていました。さらに、今後従業員の数も増えることが予測
を使用していましたが、その時点で利用開始から 4 年ほど経過して
されていたので、
柔軟に拡張していけることも条件としてありました。
おり、将来的に必要とされるサポートやライセンスの更新費用,ハー
国内外を飛び回る社長を含め、社外でモバイルデバイスを活用した
ドウェアのリプレイスコストなどを見越して、このタイミングでベ
いというニーズも強かったですね。
ターな製品へのリプレイスを検討することにしたのです。
そんな時に、東日本大震災が発生したのです。自社サーバールーム
ベンチャーとしてスタートした当社は、少数精鋭を方針としており、
が大きく揺れて、危機感を持ちました。新システム選定に BCP の観
日本国内のグループ各社に在籍する約 300 人の従業員に対してシス
点も加えるよう、
経営層から指示が入りました。そこで、
クラウドサー
テム要員は 3 名しかいません。日本国内にある各グループ会社のク
ビスの利用も検討することにしたのです。
リティカルなメールシステムを少人数で管理することに対する心理的
どのように検討したか?
最重要のセキュリティポリシーを Google はクリア
我々はクラウドによるサービスにメリットを感じていたものの、金
Google Apps は当社の定めるポリシーをクリアしており、経営層も
融に関わる企業グループとして最重視すべきセキュリティにおいて、
納得できたことが大きな決め手になりましたね。クラウドのサービ
当時はまだ不安があったので、オンプレミスも含めて検討すること
スでは、Google Apps 以外クリアできるものはありませんでした。
にしました。そして、岩 が個人ユーザーとして Google 製品の良
3 カ月間の検討期間で、ハードの保守運用にかかわるコストや手間
さを実感していたこともあり、国内のグループウェア製品とともに
が一掃でき、拡張性や社外でのモバイルデバイスでの利用など、す
Google Apps for Work も比較検討することにしたのです。
べての条件をクリアできる Google Apps for Work に決定しました。
気になるセキュリティについては、Google に説明を求めました。
どんな効果があったか?
資料の共同編集や共有が非常に便利
2011 年 6 月末から 2 カ月かけて導入を完了させ、9 月 1 日に
Google Apps for Work の利用を開始しました。これにより、まず
Google トーク や Google+ハングアウト などのチャネルが増えた
コストを大幅にカットすることができました。経営層にはインパク
ことで、コミュニケーションの多層化が見られるようになったとい
トが大きかったですね。我々システム部門としては、ハードの運用
う効用もありますね。
を気にしなくて済むようになったことが大きいです。
海外のグループ会社含め、クラウドによりどこにいても同じプラッ
O&T 企画室では、使い方をレクチャーして回る余裕はないので、各
職場の IT リテラシーの高い人に便利な使い方を広めてもらっていま
す。アプリケーションとしては Google ドライブ がよく使われてい
ますね。東京には 2 カ所のオフィスがありますが、資料の共同編集
や共有をするのに非常に便利に使われています。例えば、O&T 企画
トフォームが共有できることは、業務のスピードや質を高める上で
室ではスプレッドシートでメンバーのタスク管理表を作成・共有し、
Android 端 末 の 業 務 利 用 を 支 援 す る プ ロ グ ラ ム の Android for
Work にも期待していますね。
全員がお互いの業務量を把握して業務を融通し合っています。
を連携させてタスク管理を共有するといった使われ方もしています。
非常に有効だと思います。
なお、ベンチャーとしてスタートした当社の企業風土は、最新トレ
ンドへのアンテナが高いという特徴があります。日本で発売される
前に Chrome Book を取り寄せて検証端末として利用しています。
また、Google カレンダー に、Google ドライブ にアップした情報
今回の導入プロダクト「Google
Apps for Work」
Google Apps for Work は、クラウド型のオフィススイート。1人 30 GB までの大容量メールボッ
クス、スケジュール管理が簡単にできるカレンダー、共同編集が可能な文書作成、円滑なリモートワー
クを実現するビデオ通話、動画の投稿や共有、チャット、そして強力無比な検索など、Google Apps
for Work には、社内情報を共有・管理し、最大限に活用するさまざま機能がセットされています。費
用は、1ユーザーあたり年間 6,000 円。IT 部門の管理者は、サーバー需要の増加、メンテナンス作業、
セキュリティ対策などに悩む必要はありません。
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