英語βコース 第 10 回 前置詞と接続詞・特殊構文

英語βコース
1 (
1. (
第 10 回
前置詞と接続詞・特殊構文
)に入る最も適切な語句を選択肢より選びなさい。
) engineers began attempting to build machines to carry out
human-like tasks did it become clear that extraordinary computing
power was needed to do the simplest things, such as recognizing objects.
① It was not until
② Only when
③ When
④ As soon as
2. The only criticism I have of that newspaper is (
) the ink and paper
are not of good quality.
① when
② because
3. It makes no difference (
① if
③ that
④ what
) he will agree to the plan.
② that
③ whether
④ about
4. I’m looking forward to visiting Korea this summer, and (
① so my sister is
② so does my sister
③ so my sister does
④ so is my sister
).
5. A: Mike drives much too fast. Someday he’ll have a terrible accident.
B: Oh, (
).
① I don’t hope so
② I’m afraid not
③ I hope not
④ I’m not afraid so
6. The meeting was held (
) friends.
① because making
② because of we made
③ for the purpose of making
④ the reason why we made
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2 日本語に合うように、[
]内の語句を並べ替えなさい。
1. その課題をやり終えるとすぐ、ブライアンは次の課題を与えられました。
[ Brian / had / given / assignment / finished / the / hardly / he / before /
another / was ].
2. その貪欲な男はどんな多くの富にも満足しないだろう。
[ man / no / satisfy / wealth / of / could / amount / the / greedy ].
3. 当初ジャネットは生魚が好きでなかったが、今は好きである。
[ did / now she / at / not / does / raw / but / Janet / first / like / fish ].
4. その少年は父親の顔をみてやっと泣きやんだ。
[ father / stopped / it / he / was / not / crying / until / saw / his / the / boy /
that ].
3 下線部より文法的な誤りがある箇所を選び、適切な形に変えなさい。
1. It is thought to have been while the Yayoi period that Japanese
started eating rice.
2. Automobiles have been able us to travel long distance comfortably, but
automobile exhaust poisons the air.
3. It was not long that the husband was made aware of the gossip about
his wife.
4 以下の文を訳しなさい。
1. Each individual before doing anything must decide for himself and at
his own risk what he is going to do. But this decision is impossible
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unless one possesses certain convictions concerning the nature of things
around one, the nature of other men, of oneself. Only in the light of such
convictions can one prefer one act to another, can one, in short, live.
2. Obviously, in essentials of knowledge are included reading, writing,
and arithmetic and they are the basic tools necessary to make one’s way
in the world. Certainly a basic competence in the use of these tools is
indispensable, but it is not so much the basic competence that is
important as what one has learned in the process of acquiring that
competence.
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【解答・解説】
1
1. ②「技術者が人間のような仕事を行う機械を作り始めてようやく、例え
ば物を認識するといった最も簡単なことをするのにでも、並外れた演算能力
が必要になるということが明らかになった」
did it become ~が主節で、倒置になっていることから、否定語句またはそ
れに準ずるものが文頭に来ると判断できる。①も「~してようやく」という
意味だが、強調構文であり、that 節がなくてはならないので不可。
2. ③「その新聞に対する私の唯一の非難は、インクと紙の質がそんなによ
くないということだ」
(
)以下が補語になる。「~ということ」の意味を表す名詞節をつく
る that が適切。
3. ③「彼がその計画に同意するかどうかは大して重要ではない」
it は形式主語で、whether 以下が真主語。if も「~かどうか」という意味
を表すが、原則的に主語の位置には使われない。
4. ④「私はこの夏韓国を訪れるのを楽しみにしていますし、私の妹もそう
です」
“so + be 動詞/助動詞 + S”で「S もそうです」という意味を表す。前
半部分の“I’m looking forward ~”にあわせるので、be 動詞が用いられて
いるものを選ぶ。
5. ③A:「マイクの運転はスピード出しすぎ。いつか大事故を起こすよ」
B:「まあ、そうならないことを願うわ」
“I hope so.”「そうだといいと思う」、“I hope not.”「そうでないといい
と思う」。“I’m afraid”も“I hope”と同じ使い方をするが、「残念ながら」
という意味が含まれるので、この問題では不適。
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6. ③「そのミーティングは友達を作るために開かれた」
“for the purpose of V-ing”は「V するために」という意のイディオム。
2
1. Hardly had he finished the assignment before Brian was given
another.
“hardly ~ when/before…”
「~するやいなや…」という重要構文。hardly
の後ろは倒置が起きる。
2. No amount of wealth could satisfy the greedy man.
satisfy は「(人)を満足させる」という意味であるから、the greedy man
を主語にしても後が続かない。無生物主語構文にして「その貪欲な男を満足
させる量の富はない」のように表現する。
3. At first Janet did not like raw fish but now she does.
最後の does は“likes raw fish”を表している。このように、同じ動詞を
繰り返さないために“do / does / did”を用いることがある。
4. It was not until he saw his father that the boy stopped crying.
“it is not until ~ that…”「~してはじめて…だ」という重要構文。
3
1. while → during
while は接続詞なので、その後ろには S V が続かないといけない。したが
って、“while the Yayoi period”とはいえない。while を前置詞 during に
する。この文全体は強調構文で、
“it is ~ that S V”の is が“is thought to have
been”となったもの。
「日本人が米を食べ始めたのは弥生時代の間であったと考えられている」
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2. been able → enabled
able は形容詞なので、us を目的語にとれない。
「可能にさせる」という意
味の動詞 enable を用いる。文全体は無生物主語構文。
「自動車によって、我々は長い距離を快適に移動することができるように
なったが、自動車の排ガスは大気を汚染するのだ」
3. that → before
“it is not long before S V”で「まもなく S V だ」という意味を表す構文。
「まもなく夫は妻の噂に気づいた」
4
1. 個人は何かをする前に、自分自身で、そして自分の責任において、何を
するのかを決めなければならない。しかしこの決定は、自分の周囲の物事の
性質、他人の性質、そして自分自身の性質に関する何かしらの信念を持って
いない限り不可能である。そのような信念について考えることにおいてのみ、
ある行動よりも別の行動をしたいと思うことができる、すなわち、端的に言
って、生きることができるのである。
concerning:「~に関して」という意味の前置詞。
can one prefer ~:“Only in ~ convictions”という否定の意味をもった副
詞句が文頭にでているので、倒置が起こっている。
2. 明らかに、読むこと、書くこと、そして算数は知識の本質的要素に含ま
れており、それらは世の中を渡っていくために必要な基本的な道具である。
確かにこれらの道具を使用する基礎能力は必要不可欠ではあるが、重要なの
は基礎能力というよりもむしろ、その基礎能力を獲得する過程で学んだこと
なのである。
in essentials ~ arithmetic:“reading, writing, and arithmetic are
included in essentials of knowledge”という語順が変化したもの。
necessary to make ~:tools を後ろから修飾している形容詞句。
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it is not so much ~ acquiring that competence:強調構文に“not so much
A as B”「A というよりもむしろ B」の構文が組み込まれている。
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