先物及びオプションに関するリスク開示書

先物及びオプション取引日本語訳 (一部省略)
先物及びオプションに関するリスク開示書
この簡潔な文書では先物やオプション取引の全てのリスクや他の特筆すべき特徴について
明らかにしていません。このリスクを鑑み、このような取引契約 ( とその契約関係 ) に
ついてその危険の本質とリスクにさらされる程度を理解してからこのような取引に応じて
ください。多くの人にとって先物やオプションでの取引はふさわしくありません。このよ
うな取引が貴方に妥当かどうか貴方の経験、目的、経済的資産やその他関係する事情に十
分に照らし合わせてご考慮ください。
先物
(1) 借入金投機 ( “Leverage” または “Gearing” ) の効果
先物取引は高いリスクを伴います。先物契約での額に比べイニシャル・マージンは相
対的に小さいため取引はギアリングをすることになります。比較的小さな市場の動き
もあなたが預け入れた資金または預け入れなければならない資金に対し比較的大きな
影響力を及ぼします。このことはあなたに良くも悪くもはたらきます。あなたはポジ
ションを維持するためにイニシャル・マージンや別途会社に対し預けた資産に相当す
る損害を被ることがあります。市場が貴方のポジションに対して逆に動いたり委託証
拠金のレベルが増えた場合には、ポジションを維持するために短い告知期間内に多額
の補足資金を支払うよう要求されるかもしれません。もしも期限内に補足資金の要求
に応ずることが出来ない場合には、あなたのポジションは損失として生産され、それ
による欠損に対し責任を負わなければなりません。
(2) リスク軽減のための注文や戦略
ある程度損失を抑えるために特定の注文 ( 例:地域法で認められている場合の”損失の
増大を防ぐための注文”、または”逆指し値注文” ) をすることは市場の状況によりその
ような注文を執行することが不可能なことがあるため効果がないかもしれません。ポ
ジションのコンビネーションを使った戦略、例えば”スプレッド”や”ストラドル”は単純
に”ロング”や”ショート”のポジションを取るのと同じくらい危険を伴うかもしれません。
オプション
(3) 変化する危険度について
オプション取引は高いリスクを伴います。オプションを売買する者はその取引を検討
している取引の種類 ( 売りつけまたは買い付け ) とそれに伴うリスクを十分に考慮す
るべきである。あなたのポジションが採算が取れるようになるにはいくらまでオプシ
ョンが伸びなければならないかを手数料、取引費用を含め計算すべきである。
オプションを買った者はそのオプションを相殺に使うか実行するか、期限が切れるま
で待つか自由である。オプションを実行することは現金決済または買い手が潜在的な
利益を買収するかまたは納品するという結果を招く。オプションが先物のであった場
合、購入者は、委託証拠金のための関連した負債を伴った先物ポジションを買収する
ことになる ( 先物に関する上記の部分を参照 ) 。もしも購入されたオプションが価値
をなくし期限が切れた場合、オプションの取引手数料に加え、資産の損失をあなたは
被ることになる。もしもあなたがアウト・オブ・ザ・マネーのオプションを購入する
ことを検討している場合、そのようなオプションが通常採算性のあるものになる可能
性は非常に少ないことを認識すべきである。
オプションを売る ( “ライティング”または”グランティング” ) することは通常オプシ
ョンを購入することよりも相当大きなリスクを伴う。売り手により受ける手数料は一
定であるものの、売り手はその額を遥かに超過する損失を被ることがある。もしも市
場がそのポジションに対し不利に動いた場合、ポジションを維持するための補足的な
委託証拠金は売り手が支払い義務を負うものとする。また売り手は買い手がそのオプ
ションを実行するリスクを負うことになり、売り手はオプションを現金で清算するか
潜在的な利益を買収するか納品する義務を負う。オプションが先物であった場合、売
り手は委託証拠金のための関連した負債を伴う先物のポジションを買収することにな
る ( 先物に関する上記の部分を参照 ) 。もしもオプションが潜在的な利益または先物、
他のオプションに対しそれに対応するポジションを売り手が保有することにより ”保
証”されている場合、このようなリスクは軽減される。オプションが保証されていない
場合、損失のリスクは無限大である。
特定の管轄区域における為替では、オプションの手数料に対し代金後払いが容認され
ることがあり、購入者に対し手数料を超えない額の委託証拠金の支払いを義務づける
場合がある。購入者はその場合も利益や取引のコストを損失するリスクを負う。オプ
ションが実行するか期限が切れた場合、購入者はその時点で未払いとなっている未払
いの手数料に対し支払い義務を負うことになる。
先物やオプションにありがちなその他リスク
(4) 契約の期間、条件
取引する先物やオプションの期間や条件、またそれに伴う義務 ( 例:先物契約の潜在的な
利益に対し荷渡しまたは配達を受ける義務、またオプションに関して実行するための失効
期限や制約 ) について取引する商会に問い合わせるべきである。特定の状況下では未履行
契約の仕様 ( オプションの買い取り価格を含む ) は潜在的な利益の変化を反映するため
に、為替または手形交換所により修正される場合もある。
先物及びオプションに共通な更なるリスクについて
(5) 取引の差し止めおよび制約、値付けの関係について
市場の状況 ( 例:清算 ) と特定の市場のルール ( 例:指し値または株価暴落防止策のた
めに契約または受渡期限の月の取引の差し止め ) の両方または一方により、ポジションを
清算または埋め合わせることが困難もしくは不可能となり損失のリスクを増大させること
がある。もしもオプションを売った場合には、これは損失のリスクを増大させる可能性が
ある。
更に、潜在的な利益と先物、潜在的な利益とオプションの間の通常の値付けの関係はない
こともある。これは例えば、オプションが指し値に制約されていて、オプションに内在す
る先物契約が制約されていない場合に起こりうる。潜在的な基準価格の欠如はその正しい
値を判断しづらくすることがある。
(6) 預け入れられた資金と資産
国内または海外での取引のために預け入れる資産に関しては、特に会社の破産や債務超過
の場合の保護については十分把握しておくべきである。自身が回収できる資産や金額の限
度は特定の法律やローカル・ルールによって左右される場合がある。特定の管轄区におい
ては不足に際し、特に自身のものと確認可能な資産については現金同様に不足分の割り当
て対象となり得る。
(7) 委託手数料その他の手数料
取引を始める前に自身が請け負う全ての委託手数料、費用その他のチャージについて明確
な説明を受けるべきである。これらのチャージは ( あった場合に ) 純利益に影響し、損
失を増加させる。
(8) 他の管轄区での取引
従来国内の市場とのつながりがあった市場を含め、他の管轄区の市場での取引は更なるリ
スクにさらされる可能性がある。そのような市場は規則がより少なく、または限られた投
資家保護しか受けられないことがある。取引を行う前に自身の行う取引に関連するルール
について調べておくべきである。自身の区域での監督機関では、他の管轄区で取引に影響
が出た市場に対し、監督機関や市場のルールを強制することができない。取引を始める前
に、取引する会社に対し、自身の管轄区とその関連した管轄区での可能な救済策について
問い合わせるべきである。
(9) 為替リスク
外国の為替によって支配された契約 ( 自身または他人の判断に関わらず) による取引の利
益や損失は、契約上の通貨から他の通貨へ変換する必要性があった場合に、為替の変動に
左右される。
(10) 取引期間
殆どの大声を出して行う売買注文や電子取引施設は取引の注文をルーティングする、実行
する、マッチング、登録、清算のために、コンピュータにサポートされている。それらは
他の施設やシステム同様、一時的に中断や故障をしやすい。損失を回復する能力はこのよ
うなシステムプロバイダーや市場、手形交換所、会員会社の取りうる責任範囲により制限
されることがある。そのような制限は各社により異なる:これに関しては詳細は取引する
会社に問い合わせるべきである。
(11) 電子取引
電子取引システムで取引をすることは大声を出して行う売買注文の市場、また他の電子取
引システムとは異なることがある。電子取引システムで取引をした場合、システムのハー
ドウェアやソフトウェアの故障を含むシステムに関連したリスクにさらされることになる。
システムの故障の結果として注文が指示通りに実行されなかったり、全く実行されないこ
とがあり得る。
(12) 為替を離れた取引
管轄区によっては、その場合にも限られた状況下においてのみ、会社は為替を離れた ( オ
フ・エクスチェンジ ) 取引が許可されている。取引している会社がその取引において契約
相手となっている場合もある。この場合現存するポジションの清算や評価をすること、ま
た正しい適正価格を決定したりリスクにさらされる危険を判断することが困難であったり
不可能であったりする。このような理由により、このような取引は更なるリスクを背負う
ことになる。為替を離れた取引は規制が少なかったり別の規制体制の対象となることがあ
る。このような取引を行う前に、適用されるルールや付帯リスクについてよく把握してお
くべきである。
劣位契約の通知
海外通貨をアメリカ市場で預け入れるにあたって
アメリカ合衆国内の契約市場で取引している取引者の資金は、
・ 顧客がアメリカ合衆国とその領土外に在住の場合
・ 契約上、資金が外貨で清算される場合
外貨建ての口座に預けられる場合がある。このような口座は顧客への利益分配が時として
損なわれるリスクを伴う。また、海外の為替レートの変動リスクにさらされることもある。
この通知書に署名することにより顧客はこのような海外の保管者への預け入れを承認する
とする。アメリカ合衆国内に居住している顧客にとってこの通知書は、このような契約に
おいて資金が委託証拠金、保証金、ポジションを確保する目的で使われた場合、またはこ
のようなポジションの結果として生じる場合にのみ、その資金を外国口座にて管理するこ
とを許可することになる。
他の顧客の資金の価格下落を避けるために、アメリカ合衆国外に資金を持たれている顧客
は、以下の条件が同時に起こるという不測の事態に備え、顧客のそのような資金に対する
クレームは以下の文書に従うものと同意する。
1. 顧客の先物取引業者が財産管理下におかれたり、破産した場合でかつ
2. 海外の為替建てで分配に必要な資金が入手不能のときで、顧客がそのような資金に対
する全てのクレームを賠償するクレームをその海外の為替で保持している場合
この同意書に署名することにより顧客は上記の両方の条件が満たされた場合には、先物取
引業者の資産で、特定の海外の為替にもたれている資産に対し帰属せしめられる資産に対
する顧客のクレームは、以下の条件が満たされた場合にのみ、ドルまたはその他の通貨建
てによる口座に預けられた顧客の隔離された資産により賠償されることがある。条件とは
ドルまたはその他の外国の為替で資産を持つ全ての顧客が、そのような資産に対し比例で
決められた取り分を受け取った場合である。またいかなる場合にも、資産を海外に持たれ
ている顧客が比例で決められた取り分よりも多くの取り分を
・ドル建ての合同資金
・ その他外貨建ての資金および先物取引業者の隔離されていない資産
から取ることは許されないことに同意する。
海外取引者への通知
アメリカ合衆国の在住者でない場合、以下の海外取引者用の通知をお読みください。アメ
リカ合衆国の所得税法規約の対象者でない場合、 W-8 Tax Form も併せてご記入ください。
United States Code of Federal Regulations ( CFR ) の規約 15:05 により、 Refco, LLC により
運営されているまたはされていたの口座での先物やオプション契約に対し、どのような通
信手段によっても貴方または Commodity Futures Trading Commission ( CFTC ) により発注
された配達またはサービスを受け取るためのエージェントとして Refco, LLC が認定され
ることをお知らせします。Refco, LLC は、海外のブローカー、海外のブローカーの顧客、
または海外の取引者に対し Commission または Commission に代わって Refco, LLC に対
して発注された通信のサービスまたは配達に対し、有効で効果的なサービスまたは配達を
提供する。
また、 CFTC は Regulation 18:07 CFR に従い、アメリカ合衆国またはその領域の外に居
住している取引者に対し、 Commission の要請より 20 日以内に各種の書類の提出に応じ
るよう要請することがある。ただし Commission により該当する取引者が特別な連絡によ
り Commission に対しそのような書類を 1 営業日以内に提出するよう要請された場合を
除く。
また CFTC が Regulation 21:03 CFR に従い、海外の取引者の口座に関する情報を要請し
た場合、 Refco, LLC はエージェントとして口座に関する任意の、または全ての情報を上
記の規約に従い提供することを要請されることがある。この情報には氏名、住所が含まれ、
その他にも口座に対し 10% 以上の受益権を持つ者の氏名、住所、また口座にある先物や
オプションの総ポジション数、配達の通知が発行または受領された先物契約の数、連絡で
指定された期間内に現金のために先物の為替で取引された情報が含まれる。
(c) (省略)
5. 口座の清算 以下の事態に陥ったとき
(a) 顧客の死亡または裁判所による顧客の支払い不能の宣言
(b) 破産の申請、破産管財人の設置申請が顧客に対しまたは顧客が行った場合、または共
同の口座の場合一人の顧客が上記のことを行った場合
(c) Refco が運用する顧客の口座に対し担保権の申請がなされた場合
(d) 口座を守るための委託証拠金の不足、またはその時の市場見積もりに関係なく、 Refco
の判断により顧客の口座 ( 複数の場合含む ) を維持するための担保が不適当と判断さ
れた場合
(e) その他状況や展開により Refco が Refco の安全保障上必要とみなした場合
Refco は Refco の判断と独自の裁量により、以下の行為の全てまたは一部を行う権限を有
する:
(1) 顧客が Refco に対し負う負債を弁済させる。これは担保または保証債務により、顧客
の資産または財産が充てられる。
(2) 顧客のために保持または運用する先物契約、商品、有価証券の一部または全てを売る。
または顧客が売りもちするために所持または運用する先物契約、商品、有価証券の一
部または全てを購入すること。
(3) 顧客のために申請した注文、契約、その他取引契約のキャンセル。
以上の行為は全て顧客、その遺産管理人、配偶者、指定遺言執行者、遺産管理人、遺産受
取人、任命者に対し、事前に委託保証金の請求、また委託保証金の追加の請求、売買の通
告や公示なしに行われることがある。また以上のことは利益の所有権が顧客に固有のもの
であるか、共同によるものであるかを問わない。顧客の売り持ち、買い持ちを流動化する
にあたり Refco はその独自の裁量により、現存する顧客の口座を維持するために必要とさ
れる場合に、買値と売値の差を作るまたは異なる先物商品の売買を行う目的で、契約した
同じ月にそれを売買するか、または新たな売り持ち、買い持ちを開始することがある。こ
の記載に従う売買は任意の為替または上記の取引が行われている市場、また競売、相対売
買で Refco の判断と裁量権により行うことが出来、この場合 Refco は一切の償還の権利
に束縛されることなくその商品の一部または全てを購入することが出来る。また、全ての
場合について、売買の時間、場所に関する事前通告や請求、予告は上記の Refco の売買す
る権利の放棄とはみなされないものとする。顧客はいかなるときにも Refco による貸付残
高の支払い要求に応ずる義務を負い、 Refco または顧客本人による全てまたは一部の流動
化に際し、顧客の口座に残るいかなる欠乏に対しても義務を負うものとする。この権限に
従う手取り金が、顧客が Refco に対し追う負債の支払いに十分でないと判明した場合には、
顧客は直ちに Refco の要求に従い欠損と全ての未払い負債を、利子およびその取立てに必
要な代理人手数料とともに支払うものとする。 Refco が顧客の口座の運用に際し、顧客の
口座への貸付残高の徴収または顧客による Refco に対する不当な訴えによって生じた全て
の費用 ( 弁護士費用も含む ) を顧客は払うことに同意するものとする。
6. 限月での清算に関する指示
(a) 当月において限月で、満期を迎えるオープン・ポジションの清算に関する指示は、ロ
ング・ポジションの場合最初の通告日よりも最低 5 営業日以前に、またショート・
ポジションの場合には最後の取引日の最低 5 営業日前までに Refco に対し出されな
ければならない。また同様に、取引を受けるのに必要な費用や、取引に必要な書類も
上記と同じ期間内に Refco に届けられなければならない。指示、費用、書類のいず
れも Refco に届けられない場合には、 Refco は顧客に告知することなく、 Refco が
適当と判断した方法により顧客のポジションを清算または取引を行うことがある。
(b) いついかなる時にも、
・ 顧客が、 Refco が顧客のために過去に売った財産を納品できなかった場合
・ 先物契約に従う財産、有価証券、金融証券を納品できなかった場合
・ 有価証券、先物契約、金融証書その他の財産で、顧客の口座のために過去に Refco
に納品された財産に関し、 Refco がそれと類似または等価の財産と交換する必
要を認めたとき ( または両替屋、手形交換所その他の要求に従うとき )
顧客は Refco に対し Refco がその独自の判断でその納品を遂行するに必要な財産を
借りるまたは買う権限を与える。また既に納品された財産を差し替え、納品がされ
るべき他の団体に対し同様の納品を行える権限を与えるものとする。 Refco はそれ
に続いて、顧客の口座のために購入またはその他の手段で入手した財産をもって生
じた借り入れを返済することができる。顧客は先に述べたことにより Refco に生じ
たいかなる費用、損失、ダメージ ( 間接的損害、違約金、罰金を含む ) を先の財産
より支払うものとする。 また Refco がそのような財産を借り入れるまたは買うこと
ができないことにより被る、または損傷を受ける費用に対しても同様とする。
7. 費用
顧客は Refco がその時々に応じ定める仲買手数料や手数料、費用を支払うことに同
意するものとする。顧客は、Refco が指定するレートに従い、Refco へ利子の支払いを
行う。顧客の口座が他のブローカーに振り返られた場合には、振替手数料がかかりま
す。
8. 明細書および売買報告書
顧客の口座に関する注文および発注の確認のレポートは、顧客への通達から 5 日以
内にメールその他の手段で書面で異議を唱えられない場合は、正確なものとし、最終
的なものであり、顧客に対し拘束力のあるものとする。顧客による上記のような書面
での異議は Chicago, Illinois にある Refco のメインオフィスの監視指導官へ直接また
は書留郵便で届けられ、受け取り証明書が要求された場合に限り受領されるものとす
る。以上の要件を満たさない場合は、そのような異議申し立て以前の Refco および
その代理人による全ての行為を顧客は承認したものとみなす。
9. 通信
レポート、声明、告知その他の通信は Account Application に付記してある住所、または
顧客がその時々に応じ文書で指定した住所に顧客宛に送信されることがある。このよう
に送られた全ての文書は、メール、電報、テレックス、エアー・クーリエ、メッセンジ
ャー等種類を問わず、 United States mail に送信されたときまたは送信代理人により受信
されたときに預け入れられたものとみなされ、顧客が直接受け取るかのいかんにかかわ
らず顧客に個人的に届けられたものとする。
10. 通信による遅れ
伝達機器、通信機器の機能停止、故障やその他 Refco の制御の範囲外の原因による
通信や注文の延滞に対し、 Refco は責任を負わない。
11. 通貨の騰落のリスク
顧客が Refco を外国の通貨に影響を受ける取引を要求した場合
(a) その通貨の為替の騰落により発生する利益や損失は全て顧客の口座とリス
クに対するものとする
(b) 全ての委託証拠金用の頭金およびそれに続く預け金は、 Refco がその独自
の裁量で判断される額に従いアメリカドルで支払わなければならない
(c) 顧客の口座の資金は、 Refco がその独自の裁量で決定する為替比率に従い、
換金される。
国内の市場と元来関連のある市場を含む他の管轄区での市場での取引では、更なるリ
スクの可能性があります。このような市場は国内と異なるまたはより少ない投資家保
護の規定で運営されていることがある。このような他の管轄区に対し国内の監督機関
は国内の監督機関や市場のルールを強いることは出来ない。
12. 取引に関する注意
顧客は以下のことを承認するとする。
(a) Refco により顧客に対し行われた市場に関する提言や情報は、売りの申し込
みや商品、先物契約を買う勧誘でないこと
(b) そのような提言や情報は、 Refco が信頼できるソースによるものと信じて
いても、不完全であったり実証できないこともある。
(c)
Refco は顧客に提供された情報の信用や完全性に対し一切の責任を負わず、
またそのような保障、説明は一切行わない。
顧客は Refco の役員、重役、提携関係者、株保有者、社員、代表者が顧客に対
し提供された市場の商品や先物契約に対しポジションを有しており、売買する
ことがあることを承認する。また、その役員、重役、提携関係者、株保有者、
社員または代表のポジションは Refco から顧客に対し提供された提言と一貫性
のあるものであることもないこともある。 Refco は顧客の取引の税効果に対し
一切の保障や説明を行わない。
13. 顧客表明
顧客は別紙 Account Application に記載されている全ての情報が正しく、正確であり、
どのような箇所においても誤解を招く恐れのないものであることをここに表明する。
また、上記の内容が物理的に変更されたり、正しくなくなった場合には直ちに Refco
に届け出ることをここに表明する。顧客は法廷年齢に達しており、精神は正常であり、
文書により Refco に対し明らかにされたほかには、Refco が顧客のために運用する口
座に対し所有権を有する者はいないとここに表明する。顧客はまたいかなる為替の社
員でなく、為替が株式資本の大部分を有する会社の社員でなく、またいかなる為替の
メンバーでもなく、為替に登録された会社、先物取引業者、仲買ブローカー、銀行、
信託会社、保険会社の一員でないことをここに表明する。また顧客は顧客本人にこの
同意書に同意する権限および、この文書に示されているような先物契約の取引に同意
する権限があることを表明し、またこの文書の失効、この文書に書かれた義務や顧客
による先物契約の取引はいかなる法律、ルール、規約や同意その他によって禁止され
ていないことを表明する。
14. 売買制限
Refco はその独自の裁量によりいかなるときにも顧客が Refco を通じ有するまたは運
用するポジションの数を制限することが出来る。顧客は個人で運用する場合にもまた
他人と共同で運用する場合にも、 CFTC その他契約市場で定められたポジションの
制限を越えることはなく、ポジションに関してレポートするよう申請された場合には
ただちに Refco に通知することに同意する。
15. オプション取引
(a) 顧客は、為替や手形交換所によっては実行の指示に対し cut-off time が存在
し、指示が期限までに出さなければオプションは価値を失うことを理解し
ているものとする。また顧客は為替や手形交換所によっては、他に指示が
ない場合には “in-the-money” オプションを実行することがあることを理解
しているものとする。顧客はオプションの契約に際し実行するかしないか
に対し全責任を負うことを承認する。 Refco はオプション契約に対し顧客
の明白な指示がない限りいかなるアクションを取る義務はない。これは価
値のあるオプションの有効期限前の実行や、オプションの自動的な実行の
阻止の場合も含む。顧客はまた Refco は為替や手形交換所とは異なる cutoff time を設定したことを認識する。
(b) 顧客は以下のことを理解しているとする。
(i)
全てのショート・ポジションはいかなるときにも指示をされることが
出来る。これは exercises がその確立されたのと同じ日に付与されたポ
ジションについても適用される。
(ii) exercise の指示の告知は Refco の顧客のショート・オプションのポジ
ションで exercise の対象となるものよりランダムに割り当てられる。
Refco の割り当ての手順の詳細については別途問い合わせ可。
16. 仲介貿易への同意
この同意は仲介貿易手順と、フロア・ブローカー、証券仲買会社が直接または間接的に関
わりのある(時として顧客の同意を義務づけるものもある)取引について規定したもので
ある。
顧客はここに Refco とその代理人、また Refco の注文を扱うフロア・ブローカーが、顧
客への事前通知なしに、顧客の注文を Refco またはその役員、幹部、社員、代理人、フロ
ア・ブローカーが直接または間接的に
・ 顧客の売り注文に対する買い手となる場合
・ 顧客の買い注文に対し売り手となる場合
にもその注文を執行することに同意する。ただしこの場合このような執行は交換規則、ま
た商品取引法や商品先物取引委員の規約に従っていることを前提とする。この同意は顧客
により文書にて撤回されるまで有効である。
17. 権利の放棄や修正
この同意書のいかなる部分も Refco の認可された役員の署名入り書面なしでは放棄
されず、また修正もされない。この文書のいかなる権利の放棄も修正も、団体間の交
渉やその他機会や一連の機会において、 Refco またはその代理人がこの文書での権
利を主張し損なったことにより行われない。この文書に反する口頭での合意や指示は
一切承認されず、また適用することができない。
18. 管轄法、契約の部分的無効
この文書とその執行力はイリノイ州の法律に従うものとする。いかなる行動であれこ
の文書の元での取引に起因する行動を顧客が行動の原因となった事項より 1 年以降
に起こすことは許されない。可能な限りこの文書の部分部分は現行下の有効な法律の
下で解釈されるものとするが、この文書の一部で現行法律下に抵触するものがあれば、
その部分は、それ以外の部分を無効としない範囲において無効である。
19. 文書の拘束力
この文書は絶え間なく拘束力を持ち、共同の場合にも個人の場合にも、 Refco を通
じ開かれた顧客の口座に対しても適用され、その拘束力は Refco の人事やその後継
者、任命者、提携関係者の変更やその理由に関係ないものとする。またこの文書は
Refco と合併、整理などによるその相続者や提携関係者の利益のためにその効力を生
じるものとする。またこの文書は顧客とその財産、また顧客の執行者や運営管理者、
法定代理人、相続者や任命者にも拘束力を発揮するものとする。顧客はここにこの文
書に明記された日付に先立つ全ての
Refco との取引に批准するものとし、顧客の
Refco への全ての権利と義務はこの文書の取り決めに従うものと同意し、この文書の
取り決めは Refco と顧客の間の全ての取り決めの中で優先されることに同意する。
20. 契約の解除
この文書は解除されるまでその効力をもつこととし、解除される場合は顧客が Refco
に対しいかなるポジションも負債も一切持たないときに、いつでも顧客により解除で
きるものとする。ただし解除によりそれ以前の取引により、双方の借金やクレジット
バランス、その他負債や債務に対する責任は取り消されることはない。
21. 損害賠償
顧客は、顧客の申告が正しくないまたは正確でない、または顧客がここに合意した事
項に対し完全にまたは期限通りに従わなかった場合に、 Refco に対して生じるいかな
る負債、損失、ダメージ、弁護士費用を含むコストや費用に対し補償するものとする。
顧客はまた Refco に対しこの文書の一部にある通りに Refco に対し被られた一切の
損失、コスト、弁護士費用を含む費用を直ちに支払うことを約束する。
22. 記録
(a) 顧客は Refco が、顧客と Refco との間の電話での会話を Refco がその独自の裁
量により、テープその他の器械を用いて録音することができることを理解する。
顧客は上記の行為に同意し、また承諾するものとする。また Refco が法的に出廷
命令を受けた場合または出廷命令を受けた団体の一部であった場合、また Refco
の記録が召喚された場合に、顧客は上記の記録に対し証拠能力の異議を唱える権
利を放棄するものとする。
(b) (省略)
23. 名称および見出し
“Refco” という呼称は Refco LLC とその後任者、任命者を含むものとする。“顧客”は
この文書に合意する団体 ( 複数を含む ) を指す。全ての代名詞は顧客に応じ、男性
または女性の性を使用する。この契約が共同での契約の場合、単数形の名称は全て適
用されうる場合には講座の全ての所有者に適用され、ここに示された全ての主張、合
意、表明および保証は口座の全ての持ち主が合意の上で行われたものとする。この文
書にある段落の見出しは全て便宜上挿入されたものであり、その効果を制限するもの
ではなく、またその条項の意味に何ら影響を与えない。
24. 共同口座に際する条項
この口座が共同口座の場合、顧客のいずれかの死亡に際しては生存者は直ちに Refco
に対し文書によりその事実を伝え、 Refco はその通知を受ける前後に Refco を現行
法または未来に制定されるであろう法律の下に発生する税、負債、ペナルティーや損
失から守るために行動を起こすことが出来る。また、必要書類の提出要求、口座の一
部差し押さえ、口座取引の制限も指示することが可能。死亡した顧客の財産および生
存者の財産は、 Refco への顧客の死亡通知の受け取り以前に生じた取引の執行や口
座の清算、またはそれぞれの団体間の利益の修正により Refco に生じた貸付残高や
損失に対し、宛がわれる対象となる。
共同利用口座の場合、以下の中か一つを選択すること
(a)生存権を伴う共同借地権。この記載に従う口座に対し
財産共有者としてでなく生存権を伴う共同借地者とし
て口座を開設することが署名者の明白な意志である。
ここに署名した者が死亡した際には、共同口座の利益
全体は生存者に対して同じ規約、条件の下適用され、
死亡者に負債がある場合はそれを負うこととなる。
(b)財産共有者。この口座は財産共有されたものとして署名
者により所有されているものとする。署名者の死亡に際
しては、共同口座の利益は生存者の間で共同借地を作成
した法律文書に従い分配され、死亡者に負債がある場合
はそれを負うこととなる。
どちらも選択されなかった場合には、 Refco は共同利用
口座を開設することが署名者の明白な意志であると判断
することがある。
(c) (省略)
(d) (省略)
25. (省略)
26. (省略)
27. (省略)
28. リスク管理
顧客は先物契約は投機的なものであり、度の高いリスクを伴い、委託証拠金の預け入
れを超える範囲の損失のリスクを負える人間にのみ適していることを承認する。顧客
は通常先物契約において低い委託証拠金が求められるため、先物契約における値段の
変化は大きな損失につながることもあり、その損失は顧客の委託証拠金の預け入れを
超えることもあることを理解しているものとする。顧客は先物契約において Refco が
顧客の口座を運用する際、経済的その他の一切のリスクを負えることを表明する。顧
客は Refco に対し、その社員、代理人、代表人による提案による取引勧告や提案か
ら生じる損失に対し一切責任を追及しない。顧客は先物契約において利益の保証や損
失からの免除はありえず、そのような保障を一切 Refco やその代表人から受けたこ
とはないことをここに表明し、そのような保障や類似の説明を受けてこの契約を受け
入れていないことを表明する。
29. 契約の受理
この文書は Refco の new accounts department により承認されるまで 、Refco により
受領されたとはみなされず、また顧客と Refco の間に契約による拘束は発生しない。
これは契約文書である。熟読してから署名すること。
この文書に署名することにより、顧客はブローカーに対しこの文書及び他の勘定様式に記
載された情報は全て正しく正確であり、またこの情報に変更があった場合には顧客は直ち
にブローカーにこの変更を書面で通知することを表明し、保証する。
REFCO はここに
記載された顧客の情報を検証する権限が与えられたものとする。顧客はこの文書に記載し
てある名前の名義で REFCO, LLC に取引口座を開くことを要請する。私 ( 我々 ) は口
座を管轄する顧客同意書の諸条件を読み、理解したことを表明し、またこの文書による拘
束の中に既にあることに同意する。
共同口座の場合
顧客署名
共同顧客署名
活字署名
活字署名
日付
日付
受領の確認
先物及びオプション取引に関するリスク開示書の受け取り確認
顧客への確認:
わたしはここに、 Booklet1 の 1, 2 ページにある “Information of Disclosure Statements” の
先物及びオプション取引に関するリスク開示書を受け取り理解したことを表明します。
共同口座の場合
顧客署名
共同顧客署名
活字署名
活字署名
日付
日付
劣位契約通知の受領確認
顧客への確認:
わたしはここに、 CFTC Interpretation No.12 にあり、Booklet1 の 3 ページの “Information
and Disclosure Statement” にある劣位契約通知の内容を受け取り、理解したことを表明しま
す。
共同口座の場合
顧客署名
共同顧客署名
活字署名
活字署名
日付
日付
上記翻訳内容は英文解釈のご参考としていただくためのもので、法的な最終条文はあくまで英語の原文となりま
す。本邦訳に対しての法的責任については当社では責任をもつものではありませんのでよろしくご了承ください。