第8回新市将来構想検討委員会

十日町市・川西町・中里村・松代町・松之山町
第8回新市将来構想検討委員会
会
議
録
平成15年7月29日
十日町市保健センター
十日町広域圏合併任意協議会
第 8 回 新 市 将 来 構 想 検 討 委 員 会
Ⅰ
日
時
平成15年7月29日(火)午後1時30分開会
Ⅱ
場
所
十日町市保健センター
Ⅲ
出欠席の状況
Ⅳ
内
1
委員
21名(欠席4名)
2
㈱オリエンタルコンサルタンツ北陸支所
3
十日町市・川西町・中里村・松代町・松之山町
4
十日町広域圏合併任意協議会事務局
1
開会
2
委員長あいさつ
3
議事
4名
各計画担当課長
容
(1)分野別施策の方針の取りまとめについて
(全体での意見交換)
(2)共通ワークショップについて
①
地域の課題と解決策
②
地域の連携と交流のあり方
(3)今後の予定について
4
閉会
Ⅴ
会議の要旨
1
開会
2
委員長あいさつ
○委員長
現在、この地域では大地の芸術祭が行われております。各地域に作品があり、また
イベントもいろいろとあるようでございます。この新市将来構想検討委員会でも大地
の芸術祭関連のことについても議論がされてきたわけですが、国内外からも多くのお
客さんが訪れています。地域の活性化、それからこの地域を全国の皆さんに知ってい
ただくということで大変大切な事業が始まったわけですが、「もてなしの心で迎える。
いろいろなことにふれあえる」ということを基本目標に掲げてありますので、この地域
の再認識をしていただくという意味でも、皆さんからも地域を回っていただければと
思っています。
3 議事
(1) 分野別施策の方針の取りまとめについて
○委員長
それでは、議事に入ります。「分野別施策の方針の取りまとめについて」、「共通ワークショ
ップ」について一括して説明をお願いします。
㈱オリエンタルコンサルタンツ北陸支所が資料により説明
○委員長
説明が終わりましたが、何かご意見ございませんか。
(「ありません」の声)
○委員長
それでは、これから議事の1「分野別施策の方針のとりまとめについて」を議題とします。
事務局の説明の後、基本目標の項目に沿いながら順番に意見交換をしていきたいと思います。
事務局より説明
○委員長
それでは、施策の過不足や表現の修正、補うべき言葉などについて意見交換しながら
文章をまとめていきたいと思います。
1
地域に誇りと愛着をもつ創造性豊かな人づくり
○委員長
それでは、
『1
地域に誇りと愛着をもつ創造性豊かな人づくり』について、意見交換
をお願いします。
○委員
(2)の『高等教育の充実』の記述のなかで、「有能な若者の市外への流出を抑制し」とい
う表現ですが、「有能な若者を市内へ引き寄せる」という表現にならないでしょうか。若
者が外へ出て行っても構わないと思います。その人に戻ってきてもらうという、そんな
表現にはならないでしょうか。
○委員長
部会の中でも、出て行った人が喜んで帰ってくるようなまちづくりをした方がいいと
いった意見があったと思いますが、いかがでしょうか。
○委員
定着とか、定住とかといった表現では。
○委員
外へ出て学んで帰ってくるというような形にしないと、この地域の人材は育たないの
ではないでしょうか。
○委員
『高等教育の充実』という記述の中では、「有能な若者の市外への流失を抑制」という
文章はいらないのではないでしょうか。この部分は無くても、文章はつながると思う
のですが。
○委員長
この部分を削除するといった意見が出ていますが、今の議論を踏まえて、事務局から
適切な表現でまとめてもらうということでどうでしょう。
(「はい」の声)
それでは、次の項目に移ります。
2
雪国文化や地域資源を活かした、活力ある産業づくり
○委員長
それでは、
『2
雪国文化や地域資源を活かした、活力ある産業づくり』について、意
見交換をお願いします。
○委員
この文面ということではないのですけど、全体的によくまとまっているたたき台だと
は思うんですが、果たしてこれが全部出来るのかといった議論になってくると思うんで
す。財政も厳しい中で、春に行われたアンケートでこの地域の産業に対しての要望が一
番に上がっていたわけですので、分野別の6つの項目の中でこの産業の部分を最重点と
して上げるというのは可能なんでしょうか。これは6つ並列という考え方なのだとは思
いますけど、6つを同じように進めていくのは難しいと思われますので、特にアンケー
トで多かった産業を最優先にということは可能なのでしょうか。
○委員長
どこかの記述にその表現を入れた方がいいということでしょうか。
○委員
まあ、表現なり、6つの並列の中でもこの問題は最重要というふうにやっていただけ
たらと思います。
○委員長
見てすぐわかるような形にしてもらいたいということでしょうか。
○委員
はい。
○委員
それは新市の建設計画で優先順位とか最重要課題とかの検討がなかさるのではないの
ですか。今は記述がこれでいいかということで、話し合われているのではないですか。
○委員
この記述の順番については、以前、まずは何事においても人づくりからということで
順番を決めましたよね。
○委員長
順番ということではなくて、どこかの記述の中に産業分野は最優先だというようなこ
とを入れるかどうかということですが。
○委員
新市の中でも、この産業分野については最優先に取り組むといったようなことが分か
るようなものにしてもらった方がいいのではないかと思います。
○委員
関連してですが、今、5市町村の中で一番の問題は雇用の場の確保がされていないと
いうことだと思うのですが、土木建設業に従事されている方も多いと思うのですが、間
接的には企業が生まれることによって仕事も生まれてくると思うのですが、公共事業が
減ってくる中で土木建設業に対しての何の記述もなくていいのですかね。
○委員
建設業の仕事が減ってくるのは仕方ないことですが、では、そこで生活していた人た
ちをどうするかということが不透明だと思うのですけど。
○委員
新しい産業を起こすことも大事ですけど、今の雇用環境を考えた時に地場産業として
の土木建設業というものは大きな雇用の場だと思うんですが、この中にどうしていくか
ということが謳われていないんですけど、いいんでしょうかね。
○委員長
はじめの産業分野を最優先にということにつきましては、9月以降に策定される新市
の建設計画の中で議論されていく問題ではないかと思いますので、そういうことでお願
いします。
○委員
わかりましたが、はじめに出た若者のUターンの話でも、現実問題としてやはり雇用
の場がなかったら若者は戻ってこないですし、人づくりをしたとしても、なかなか若者
は戻ってこないと思うし、産業がなかったら現実問題は駄目だと思うのですね。
○委員長
いままでの検討委員会の中でも、「雇用の場」、「新しい産業の創出」ということは、い
つも話題の中心となっておりまして、その辺のことも十分考えながらこの文面が出てき
たと思います。
○委員
先程の土木建設業にこだわるわけではないんですが、今後、この地域では高規格道路
も計画されているわけですが、商工業の振興の中に少しも触れられていないんですが。
○委員
確かにこの地域は、農業と同じくらい建設業に従事している人が多く、だんだん仕事
は少なくなってきてはいますが、無くなるわけではない。この地域では大きな産業だと
思うので、一文加えていただければと思いますが。
○オリエンタルコンサルタンツ北陸支所
作業部隊の考え方としては、産業を振興することで雇用の場が生まれてくるのではな
いかということで、あえてこういう形にさせていただきました。あと、土木公共事業に
つきましては、産業づくりの方では出てきませんが、生活環境づくりの中でインフラ整
備ということで入れさせていただいております。
○委員長
おそらく、土木関連の振興という言葉はどこにも出てこないと思いますが、いろいろ
な基盤整備をやるとか、あるいは道路を建設するとか、下水をやるとかいうことを盛り
込む中で、そのバックの産業の一つとして土木関連があるということで理解していただ
ければと思います。
○委員
「農業特区による株式会社等の農業参入などを促進していきます。」という記述がある
んですが、何でもかんでも参入させるというのは地域にとっては困ったことになると思
うので、参入が悪いというわけではないんですが、地域の農業に利益をもたらすものだ
けを参入させるような、そんな書き方に換えていただければと思いますが。
○委員長
問題を含んだ表現だということですが。
○事務局
では、「地域の特性に応じて農業特区による株式会社等の・・・」というふうに改めさせて
いただきます。
○委員
「生産者の高齢化や担い手不足に対応するため、認定農業者制度や・・・」という記述があ
りますが、担い手不足は深刻な問題となっていますので、若者に魅力を持たせるという
ことで、認定農業者の制度を普及、促進していくような表現にしていただきたいと思い
ます。
○㈱オリエンタルコンサルタンツ北陸支所
そのような表現にさせていただきます。
3
緑豊かな自然環境や雪国の風土と調和した、快適な生活環境づくり
○委員長
それでは、3の「緑豊かな自然環境や雪国の風土と調和した、快適な生活環境づくり」
ということでございます。1から5までを一括してお願いいたします。
○委員
「信濃川」水系の流量増を図るため・・・関係機関に対する働きかけを行っていきます。
」
という非常に柔らかい表現であるが、住民感情からすれば、そう柔らかいものではなく、
もっと荒々しいものだと思います。信濃川の環境が全部都心のためにもっていかれてい
るわけですから、新しい市としては信濃川の河川を守っていかなければならない、取り
戻していかなければならないと思います。そういう意味で表現が柔らか過ぎるのではな
いでしょうか。
○委員
「情報通信網の整備」についてですが、政府からIT推進策ということで平成17年
までに全国的に整備を進めようというのが考え方があるのだそうですが、十日町広域で
進められているものがそれであれば、「広域的な情報通信網」ではなく、「広域的な高速
通信網」の方が政府が進めているものと合いますし、この地域は全国的に見ても整備が
遅れているというお話なので、そんな意味も含めて早急な整備が必要なのではないかと
思いますが。
○オリエンタルコンサルタンツ北陸支所
今、政府が進めているものと同じものなので、表現を換えさせていただきます。
○委員長
信濃川の水の問題はどうでしょうか。もう少し、インパクトのある表現にしたいとい
うことですが。
○委員
「関係機関に対して、強く働きかける」というのでどうでしょうか。
○委員長
それでよろしいでしょうか。
(「はい」の声)
4
子どもからお年寄りまで安心・安全・元気に暮らせる社会づくり
○委員長
『4
子どもからお年寄りまで安心・安全・元気に暮らせる社会づくり』ですが、4
つの分野にわたっていますが、一括でお願いいたします。何かございませんか。
○委員
まずは自分の健康は自分で守るということが基本にないといけないと思います。この
項目では何でもやってもらえるような感じを受けますので、文章の中に「まずは自分で
やる」というような表現が必要だと思います。
○事務局
先程の説明の中では、口頭で「自らの健康は自らがつくらなければならないことが原
則」というような枕詞で表現させていただきましたが、そういう意味のことを(1)の
『健康づくりの推進』の前段で記述させていただくということでどうでしょう。
○委員長
それでよろしいでしょうか。
(「はい」の声)
5
人・自然・産業とふれあえる、もてなしの心で迎える体験交流づくり
○委員長
『5
人・自然・産業とふれあえる、もてなしの心で迎える体験交流づくり』、2つの
項目ですがお願いいたします。
○委員
事務局に質問ですが、十日町市とイタリア・コモ市の関係のように姉妹都市の提携と
か、そういうものは合併後はどうなるのでしょうか。
○事務局長
今、協議が途中の段階ですが、事務事業調整の中では、今までの5市町村の交流団体
については引き継いでいこうという話し合いがされています。まだ、決定事項ではなか
ったと思います。
○委員
そういうことであれば、個々の名称が入っているのはどうなんですかね。新市とコモ
市ということであればあれですけど、十日町市というのはおかしいのではないですかね。
○事務局
検討が足らない部分がありました。それでは、
「十日町市と」という部分の削ってくだ
さい。
「イタリア・コモ市などとの国際交流や」ではじめていただいても十分意味が通じ
ますので、そういうことでお願いしたいと思います。
○委員長
これは字句の訂正ということでお願いしたいと思います。
○委員
それでは、「当間高原リゾート」というものはどうなんでしょう。
○委員
当間高原リゾートというのは、十日町市の財産ではなくて、中里も川西も皆さん広域
の中で出資金を出している第3セクターなわけです。だから、十日町市だけの施設では
ないわけですから、合併したって新市の中においても観光資源の財産であるわけです。
○委員
このままでいいじゃないかね。
○委員長
当間高原リゾートについては、このままにしたいと思います。ほかにございませんか。
○委員
『交流活動の推進』の項目を見ますと、全部が圏域外との交流のことばかり書かれて
いて、圏域内の交流というのがどこにも無いような気がするのですが、非常に大事なこ
とだと個人的には思うんですが。
○委員長
大変重要なことだと思いますが。
○委員
ワークショップの中では私も提案したのですが、是非入れていただきたいと思います。
○事務局長
確かに新しく合併するわけですから、地域内の交流という概念は大変重厚なことだと
思います。我々は新しく合併するということで将来構想を検討していただいているわけ
ですから、皆さんの方で、どこかに入れるべきだということであれば入れていかなけれ
ばならないと思います。
○委員長
大変重要なことでありますので、分野別の施策の中のどこかに「地域内の交流・相互
理解」ということで入れていくことでどうでしょうか。
(
「異議なし」の声)
6
公・民の協働と相互扶助の精神に基づいた、行財政運営のしくみづくり
○委員長
「6
公・民の協働と相互扶助の精神に基づいた、行財政運営のしくみづくり」であ
りますが、4項目一括してお願いします。
○委員
先般、十日町青年会議所の会議の中で、この「行財政の効率化」という話が出たんで
すが、市町村合併のメリットの中で「行財政の効率化が図れます」というのがあって、
こう聞くと合併した時に公務員の人が減るのかなと思うわけですが、公務員法の関係で
そういうふうなことが出来ないという話があるんですね。今、出ているのは自然減で減
っていくということ。ということはあまり効率化がされないんじゃないかと思うんです
ね。議員の人たちは確かに減るかもしれないという話や間違いなく首長さんも一人にな
るという話は聞きましたが、一般の職員レベルになると辞めさせることは出来ないし、
辞めることはないという話でした。そうであれば、
「行財政の効率化」という表現を上手
くした方が変な誤解がないと思うんですけど。
○事務局長
今、5市町村の職員数が 830 人位だと思います。そして、新市の同規模の職員数とを
比較したときには 530 人∼540 人位で自治運営をやっているということです。数字だけ
を見ますと約 300 人位は職員の数を減らすことが出来るということになりますが、それ
は自然減によって20年位である程度は減ってくると思います。まあ、その間、全く採
用しないということでは、また問題がありますので人事施策もやっていかなければなら
ないと思いますが。しかし、すぐに職員を削減できないからといって、効率化が図れな
いということではないと思います。例えば、5千人の町が一つの事業をやるとした場合
には職員1人を張付けなければならない、もう一つ同規模の町があった場合にはまた1
人張付けなければならない。しかし、合併して一つになれば、そこに2人までは張付け
る必要がないと思いますので、そういう意味では効率化が図れるといえると思います。
○委員
民間の感覚で言えば、余剰人員は辞めて人件費が浮くのかなと思ってしまうので、そ
の辺のところを上手く誤解の無いような表現をしたほうがいいと思いますが。
○事務局
すぐに職員を減らすということは、アンケート等で懸念されている住民サービスが落
ちるのではないかということに跳ね返ってまいりますので、ある程度の時間を掛けて効
率化を図っていかなければならないことだと思いますし、全国平均的な規模が 500 人と
いっても、これだけの面積、山間地ということを考えますと、この5市町村のような非
効率的な地域と平場にある同規模の市とを同じように考えることは出来ないと思います。
単純に職員数だけで考えられないこともございますし、今後十分に検討していかなけれ
ばならないことだと思います。
○委員
大変デリケートな問題だと思いますし、雇用の問題にも絡んでくると思います。
○委員
事務局から説明があったように、住民が一番心配しているのは行政サービスの低下だ
と思います。これを見る限りだと、
「ITの積極的な活用による行政サービスの高度化・
効率化を図っていきます。
」といいながら、では何時になったらそうなるんだと。中心部
はいいけど、田舎にいけば行くほど、そういったサービスを受けにくくなると思うので
すけど。
○事務局長
それにつきましては、新市の機構がどういうふうにしていったらいいのかをこれから
本格的に協議していかなければならないと思っています。合併で周辺部の方々がサービ
スが落ちてくるのではないかというのがアンケートの結果でも相当あったわけですね。
その不安に対して、どういう方法があるのか、どういう機構がいいのか。先程の職員の
数についても、機構に密接な関係がありますので。
○委員長
ほかにございませんか。
○委員
ITということでもう一つ。
『4
子どもからお年寄りまで安心・安全・元気に暮らせ
る社会づくり』の中で、北陸のある町ではやられているんですけど、在宅によるインタ
ーネットでの医療ということで、自宅に居ながらして受診できるということが可能だと
いうことなので『地域医療体制の充実』の中にでも記述していただければと思います。
○事務局
委員の皆様がご賛同していただけば記述したいと思います。
○委員長
ほかにございませんか。無いようでしたら、これで分野別の方針の取りまとめについ
ては終わりにしたいと思います。
(2)班別意見交換
共通ワークショップ
○委員長
それでは、議事2の①地域の課題と解決策、②地域の連携と交流のあり方について、
ワークショップを行います。
㈱オリエンタルコンサルタンツ北陸支所が説明。
○委員長
では、各班に分かれて意見交換をお願いします。なお、ワークショップには私も参加
いたしますので、以後の進行については事務局長にお願いします。
①テーマ:地域の課題と解決策
②テーマ:地域の連携と交流のあり方
○事務局長
それでは、B班、C班、A班の順に発表をお願いします。
(別紙1、2、3
参照)
○事務局長
説明が終わりましたが、各班に対して何か質問ありませんか。無いようでございます
ので、(3)の『今後の予定について』
、事務局から説明いたします。
(3)今後の予定について
事務局より説明
①新市将来構想に関する協議会・検討委員会意見交換会
日時
8月12日(火)午後7時から
場所
十日町市市民会館ホール
②第9回新市将来構想検討委員会
日時
8月18日(月)午後1時30分から
場所
川西町総合センター
新市の名称案が9月24日(水)から10月26日(日)の間、公募される。新
市将来構想委員の方からは、応募された新市の名称案の中から、新市の名称案選定
小委員会の第1次審査の参考のため、一人5案を推薦していただきたい。
○事務局長
只今の事務局の説明について、何かご質問ありませんか。
○委員
8月12日の協議会委員との意見交換会ですが、新市将来構想検討委員会と任意協議
会とでは、話し合われている内容が違うと思うのですが。
○事務局長
8月12日の趣旨は、協議会の方で皆様に新市の将来構想を立ててほしいということ
を委嘱しているわけですが、答申が出る前に、参考までに協議会委員も自分たちの考え
ていることを検討委員の皆さんに聞いていただいたり、意見交換をし合ったりして、反
映していただければというようなことがございまして、新市将来構想につきまして意見
交換をさせていただきたいということです。
○委員
それでは、任意協議会のことではなくて、あくまでも新市将来構想についての意見交
換ということですね。
○事務局長
さようでございます。また、皆様にご厄介をおかけしますがよろしくお願いいたしま
す。
○副委員長
9月2日の答申に向けて、8月には3回の検討委員会が予定されていますのでよろし
くお願いいたします。それから9月の後半には、任意協議会の方から今度は新市建設計
画の諮問があるようです。それについて、また、検討委員の皆様方から検討いただくわ
けです。引き続きの仕事になりますけど、よろしくお願いいたします。
(午後5時40分
閉会)
資料3の参考資料
■第8回検討委員会・共通WSの検討成果
(A班)
将来像を達成するために必要な5市町村の「売り」となる資源、風土、個性等を考える
基本理念に基づいて、各地域の個性の活かし方(施策)を考える
将来像の実現に向けて
各地域で特に解決しなければならない課題と
その解決策を考える
(基本理念)夢を耕しつづける 感動と創造のまちづくり
将来像の視点
市町村
雪
自然
農
温もり
躍動・その他
・50 年以上の歴
史を持つ十日町
雪まつり
・雪解け水
・四季の移り変
わりと信濃川の
活動によって形
成された美しい
地形
・有機米コシヒ
カリ
・減反水田
・和文化
・雪の降らない
地域とのホーム
ステイ交流
・情報産業の導
入、インターネ
ット
・十日町四大ま
つり
・十日町雪まつり、期間をもう少し長くして他市町村も連携して雪まつ
り交流実行
・雪解け水を利用して食品加工する(そば、米、etc)雪解け水はふつう
の水より分子が細かく浸透しやすい、ソフトにまろやかになる。
・有機米コシヒカリの生産を目指す。※川西町に学ぶ
・減反水田に大豆(豆腐加工)
、そばを生産し、地産、地消を目指す
・衣・食・住(宿泊)と総合的に和を楽しめるようなまちづくり
十日町市
・
・
・
・
・
・
・
・
・
川西町
・雪室の雪
・渋海川
・コシヒカリ最
大の産地
・千手温泉
・大ケヤキ
・モトクロス場
・渋海川にイカダを流し観光とする。
・仙田交流館の雪室の利用
・
・
・雪原カーニバ
ル
・ぼたん雪の舞
い降りる里
・柱状節理の清
津峡と七つ釜
・里山の景観
・日本一のコシ
ヒカリと雪国特
性のある野菜作
り
・カサブランカ
(切花)
・三世代の家族
が楽しく暮らせ
る広さと温かさ
がある。
・21 世紀の疎開
・若者鮭化計画
・地域の人たち
はみんな仲良
し、何をするに
もまとまるよ。
・ホワイトツーリズム構想、冬になるとこの地域は毎週イベント(雪まつり)をやっ
ていて楽しめる(中里村:3万本のキャンドル、雪原カーニバル)
・里山の景観をじい、ばあの膝の上でのんびり(スローライフ)みれるような
・特別なときにはユリを送ろう
・現代の疎開、他人の孫を自分の孫のようにかわいがるじさ、ばさ
・若者のUターン、仕事が無くともとにかく生まれ育ったこの地に帰っ
てくる。帰ってきてから自分たちで創造!
・
・雪まつり松代
冬の陣
・棚田、ぶな林
・良食味米
・山菜まつり
・早稲田大学、
世田谷区との交
流
・雪国体験
・松之山スキー
場
・初雪が早く残
雪がおそい
・真夏の雪まつ
り
・棚田の風景
・野鳥の宝庫
・美人林(ぶな
条例)
・キノコ産業
・山菜
・交流、体験の
もてなし
・松之山温泉
・野鳥こけし
・野村万作公演
・雪の降らない地域に雪を送って交流を図る
・棚田、ぶな林、自然体感公園等、自然景観を活用し写真ツアー、写真
コンテストの開催
・雪まつり松代冬の陣をもっと PR し全国的に知られるようにする
・松代農耕文化センターを拠点に春は山菜まつり、夏まつり、秋のキノ
コ狩り、冬の雪まつり等、イベントを開催する。
・雪深い温泉地として売り出す
・キノコの一大産地の形成
・ぶな林の保護、野鳥が住み続ける環境づくり
・温泉、コシヒカリ、もてなし(心)
「湯米心(ユウマイハート、ユメゴコロ)
」
・雪、自然、農業の体験交流の推進
・スキー場、特殊な競技大会を計画(モーグル大会など)
中里村
松代町
松之山町
5市町村共通
の売り・課題と
連携・一体的に
行うべき施策
・
・
・
・
・
・
・
・
廃校を芸術関連校に利用、休耕田を関連校生のアルバイトに活用
雪祭りを地域ごとに拡げ競争する。
雪で遊べる雪祭り。
5市町村体験交流の実施
5市町村連携で山菜、きのこ祭りの実施
「ムコ投げ」の行事は松之山の新婚さんだけでなく五市町村の新婚さんにも参加してもらう。
大地の芸術祭は、地元の芸術家を社会に送り出せるように企画する。
芸術関連校のプロジェクトチームを設立してほしい。
十日町雪祭りは出来上がりを見せるだけでなく、そのプロセス
を見せていくのも大切だと思う。
長期間に渡って雪祭りを行うには、雪像の保存に工夫をしてい
く事が必要。
雪祭りの時の宿泊先は、民間からも公募して、また公共施設も
利用し、宿泊体勢を整える。
減反水田に作付した農産物の消費先を地元の企業が連携を取
り地産・地消を目指す。
課題(雪祭り)市民の負担感 要対策
解決策(雪祭り)課程も楽しめるような仕掛けを作る。
雪を利用するに当たり保存の場所、設備等技術面は他地域の雪
利用実践者に学んでいく。
課題(和のまち)和を感じる景観、雰囲気が無い。
雪祭りは中高生が伝統の為に学ぶ。
雪祭りを一部の人達(青年会議所)に負担を掛けないで計画を
要する。
エンデューロ(モトクロス)の PR が少ない。
行政の協力が必要。
冬の祭で重なっている日程の所は話し合ってずらす。相互の打
合せを要す。
・ カサブランカの切り花は、高価である(¥2,000/本)ので、何
とか安くして。
・ 田舎の良さを失ってしまう核家族化。もう少し親と共に三世代
で生活しよう。
・ 三世代で生活する事の良さを再認識する為の・・・。
じ・ば:孫と暮らす事の充実感。
孫:(嫌がるが)大事なしつけを教えてくれる。
・ブナ林を活用。コンサート、演劇。
・
・
・
・
・
・
温泉以外に楽しめるものがない(素朴が売りなので歓楽街では
困る)。
体験交流の推進のための民泊は「もてなしの心」だけでは長続
きしないので「ビジネス」として成り立つようにする。
自然、山林が荒れてきている。
コシヒカリ。松之山、松代の米。食味良「魚沼米」の格付。
スキー場。施設が古い。更新が必要だが財政難。
棚田の維持。高齢化、転出により荒田が多くなった。
・ 新市の観光コースを新企画する。
・ 高齢者に観光に関して大いに協力してもらう。
・ 住民のアイデアを受け入れ、製品化に協力できる機関が必要。
1
資料3の参考資料
(B班)
将来像を達成するために必要な5市町村の「売り」となる資源、風土、個性等を考える
基本理念に基づいて、各地域の個性の活かし方(施策)を考える
将来像の実現に向けて
各地域で特に解決しなければならない課題と
その解決策を考える
(基本理念)夢を耕しつづける 感動と創造のまちづくり
将来像の視点
市町村
雪
自然
農
温もり
躍動・その他
・市民が直接参
加(主体)する
雪まつり
・冷熱エネルギ
ー
・有機栽培の妻
有そば
・生活に活かし
たいきもの文化
・ホスピタリテ
ィー
・有名サッカー
チームのキャン
プ地
・四大まつり、
大地の芸術祭
十日町市
川西町
連携・一体的に
行うべき施策
各団体・グループの連携。
住民のコンセンサス作り。
資金面、負担面の片寄り(寄付金、広告、人材)
・生ゴミなど、循環サイクル
・有機農産物の生産
↓
・食と自然で感動を呼ぶ
・
・
・
・雪の農業利用、 ・景勝観光地(清 ・高原野菜団地
雪室抑制栽培
津峡、七ッ釜等)
・ボランティア
活動
・首都圏との交
流、産地直送、
直売
・雪の熱源を利用し農業と観光を一体化した新時代に向けての営農体型
を築く
・伝統技術の継承。
・冬の陣(雪ま
つり)
・冬期間の昔の
伝統行事の復
活、豪雪塾の復
活
・
・
・
の売り・課題と
・
宿泊施設の不足。
宿泊施設の増。
施設利用の制約。
呼ぶだけではなく、都会に出前を(都会に物や技術を持ってい
き、魅力をアピール)。
魚沼コシヒカリとしてもらいたい(美味しいから)
。
・モトクロス
・ホタル、カタ
クリ、チョウ
・ワラの工芸
・コシヒカリ生
産組織
・自然体感公園
(現代アートを
活用した)
・大地の芸術祭
・良食味米、シ
シトウ、ナス、
しめ縄、棚田保
全
・芝峠温泉、人
情の豊かさ
・ロマン 24 in
まつだい、24 時
間マラソン
・都市交流、早
稲田、世田谷、
八王子
・自然体感型農業を活かした交流、定住促進のまちづくり
・冬の陣、自然体感公園を活かして良食味米の生産、芝峠温泉、都会と
の交流
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・
・
・
上越魚沼地域。快速道路の早期促進(松代松之山間∼十日町)
アクセス道路の確保。
各団体協力。
棚田の整備。
交通通信網の整備を早急に。
直接支払制度の継続を維持してほしい。
都市への宣伝
・棚田
・ぶな林整備、
保存
・遊休田の活用
(棚田オーナー
都市交流)
・食味本意の米
づくり
・温泉を活かし、 ・豪雪に負けな
も て な し の 心 い雪も自然の恵
(接客)
みと考え春を待
ち、夏を待ち、
秋を待ち、雪を
待つ自然と共に
躍動
・昔ながらの自然があり、昔ながらの伝統文化があり、人間味あふれる
まち
・雪を活かしたイベント(真夏の雪まつり、モーグル)
・
・
・
真夏の雪祭り。日が毎年ずれる。
松之山温泉でもてなしの心。
ブナ林整備。
松代町
5市町村共通
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・
・
・
・ボランティア
組織
・雪解け水を蓄
えるダム
・雪まつり、雪
室利用
中里村
松之山町
・美味しいもの楽しいことを目指して人々が集まる十日町
・雪国文化、「衣食住」、雪国ファッションの発信
雪祭りなどの課程を見せるための宿泊施設を確保(長期滞在のため)。
特に観光面は連携する。
各市町村の特性・個性も大切。
・ 豪雪塾で民家に泊まる(アットホーム)
。
・ 各町村の観光協会の連携(広域)。情報の共有化(ケーブルテ
レビ等)。
・ 行政による旧市町村間の連携の為の調整役(パイプ役)。窓口
の一体化。
・ 技術者を消滅させず確保継承の為に、テクノスクールに代る組
織学校を立ち上げる。
・ 魚沼米に統一してほしい(是非願う)
。
・ 味の個性の出し方、そば。
・ 寄付金、補助金、事業活動
・ 各市町村の連携により事業を集約化する。
・ ボランティア、支え合う手形の発行。エコマネー。
2
資料3の参考資料
(C班)
将来像を達成するために必要な5市町村の「売り」となる資源、風土、個性等を考える
基本理念に基づいて、各地域の個性の活かし方(施策)を考える
将来像の実現に向けて
各地域で特に解決しなければならない課題と
その解決策を考える
(基本理念)夢を耕しつづける 感動と創造のまちづくり
将来像の視点
市町村
雪
自然
農
温もり
躍動・その他
・十日町雪まつ
り
・信濃川と河岸
段丘
・日本一うまい
コシヒカリ
・盆踊り(老若
男女がゆかたで
集う)
・国宝館の建設
によって十日町
に人が来るよう
にする。
・縄文土器、三大まつり、四季折々のイベント
・雪まつりの期間を5週間にする。各市町村一週間ずつとし、2月∼3
月にかけてどこかで雪まつりをやっているようにする。
・サケがのぼる信濃川
・JRや都民に信濃川の現状を知っていただき水量増を図る
・河川公園の増設
・
働く場(産業)が少ない。
・
少子化←住みやすさの PR“安全”∼定住人口の増加。
十日町市
・雪まつり(雪
上運動会)
・コンサートも
行われる二六公
園のブナ林
・有機農業
・夢雪隊などの
ボランティア組
織
・ナカゴグリー
ンパークで開催
される天神ばや
し(天神ばやし
ワールド)
・問い合わせ、参加しやすいボランティア組織へ発展させる
・食文化と賑わい空間のまち
・安全、安心な循環型の農業によりコシヒカリのまちから食のまちへ
・年間のイベントとして四季それぞれに観光客の確保
(春:ぶな林コンサート、夏:天神ばやし、秋:収穫、冬:雪まつり)
・一人の観光客が四季それぞれ訪れたくなるような企画、PR は?
・
・
・
・
賑わう空間の創出。
雇用の場が少ない。
農業生産者の高齢者・担い手不足。
儲ける農業→付加価値の高い農産物→魅力は?
・雪原カーニバ
ル
・清津峡、七ツ
釜
・コシヒカリ
・温泉ゆくら
・清津峡たるば
やし
・農業と観光のまちづくり
・国立公園を世界に発信
・宿泊施設(キャンプ場)の確保
・
・
・
・
・
・
協力体制。
観光地のゴミ処理。
宿泊施設の不足。
気になる看板→集合化し、整備(デザイン化)
農業へ担い手の育成
若者が定住出来るまち。
・越後松代冬の
陣
・松代城址自然
体感公園(現代
アート含む)
・古道、三国街
道
・棚田の良食味
米(コシヒカリ)
・青刈しめ縄、
ナス、シシトウ
・人情の温かさ、
方言
四季折々の絶
景、芝峠温泉
・フリーマーケ
ット、愛の風
・農舞台(雪国
農耕文化村セン
ター)
・ロマン 24 in
まつだい、耐久
リレーマラソン
・現代アートと棚田を活用した体験交流と定住のまちづくり
・ほくほく線でほたると星空を見に来ませんか!
・里山の自然、人情味あるまちづくり
・農舞台で楽しい農業活動
・
・
・
・
・
世帯数が減る。
定住人口が少ない。
少子化、過疎化。
後継者不足。
雇用の場所が少ない。
・天下の奇祭、
ムコ投げ、スミ
塗り
・日本一、美人
林
・天水田の棚田
米
・三大薬湯、松
之山温泉
・森の学校キョ
ロロ
・年中自然観察(住民全員インストラクター)
・半年間の雪国生活、風呂入って温まる
・田舎体験を通し、都市との交流
・湯・米・心、自給自足をしてみませんか?
・宝の里山、山菜、キノコ、山野草、昆虫
・山菜採りのマナーが悪い。
川西町
中里村
松代町
松之山町
5市町村共通
の売り・課題と
連携・一体的に
行うべき施策
・
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・
・
雪祭りの連携(連続)。雪祭り期間の PR 方法。
米∼コシヒカリ減農薬、
流通、農業法改正、安心・安全・特色を活かした米作り。
学校給食、公共施設(病院など)での
地産、地消
安全な食→元気な限り働き続ける場所(農業という職業には定年はない)
・・・素晴らしい環境。
原風景(田・ぶな林)美人林を公園と考えてほしい公園代。
定住人口の増加。
高齢者、元気を維持(寝たきりにならず元気な生涯呆け)←ぴんぴんコロリ
宅地の造成(着者用)。
松代駅周辺を開発して(宅地)ベッドタウンにする。
“子供安全ゾーン”として PR
・ 山菜採りのマナー、ゴミ。
・ 里山案内人∼山菜知識のある人(入山料)。
・ 新市で共通した案内板「観光地」として。
・ 働く場所(産業)が少ない。
・ 少子化、過疎化、後継者。
・ 高齢者施設、福祉施設。
・ ベンチャー企業、研究・開発型企業、個人起業家(大規模でな
い形で創設)余分な投資無し。
・ 地元生産品を加工する食品会社。
・ 会社組織にしてインターネットで野菜等を通販。
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