~いばらき出会いサポートセンター視察~ ~徳島市女性センター長との

【2012 年8月 No.10】
発行:徳島中央ライフサポートセンター(LSC)
発行責任者:板東喜代子
〒770-0942 徳島市昭和町 3 丁目 35-1
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恒久平和を願い長崎平和
集会に参加して 8/7-10
8月7日~10日、連合運動に関わり20年にして初めて長崎平和集会に参加
しました。総勢33名。
8日、67年前もこのように暑い日だったのだろうなあと思いながらピース
ウォークをしました。平和祈念像をはじめ浦上天主堂遺壁や被爆当時の地層な
ど当時の悲惨な状況を目の当たりにし、胸があつくなりました。
午後から長崎原爆資料館を訪れ、破壊された街やがれきの中で横たわる遺体
など目を背けたくなるような生々しい写真、被爆に関する証明書、高熱で変形
した瓦など被害のすざましさが全身に伝わりました。
翌日、組合員の皆さんが作ってくれた折り鶴を持って、平和記念式典会場へ向かいました。大勢の人の列
の最後尾に並ぶと、地元の70歳過ぎぐらいのご夫婦が前に並んでいました。どちらからと聞かれ徳島から
来たと答えると「遠くからありがとうございます。妻が被爆者なんです。東日本大震災以降、参加者は非常
に増えたですよ。今日も多いですね。」と話されました。その話の通り、平和記念式典には約5900人が
参列し、会場外には入りきれない人々が大勢いました。
田上長崎市長の平和宣言で核兵器廃絶に向け具体的な行動をとるよう国際社会に呼びかけ、また福島第1
原発事故を踏まえ“放射能に脅かされることのない社会の再構築”を政府に求めました。続いて、被爆者代
表の平和の誓いには心打たれました。原爆により両親兄弟が亡くなり、自分は命の限り平和を訴え続けてい
くと言われました。改めてすべての思いを胸に11時2分、黙祷を捧げました。
私たちは、核廃絶そして恒久平和を次世代に伝えていかなければならない義務があると痛感した平和行動
でした。
~いばらき出会いサポートセンター視察~
7月25日10時より、茨城県の旧県庁内にある「いばらき出会いサポートセンター」を視察しました。
徳島からは藤田女性委員会事務局長と板東中央ライフサポートセンター所長が参加し、篠田茨城労福協専務
理事、押野出会いサポートセンター事務局長と川邊事務局担当が対応してくれました。
はじめに、板東所長よりお忙しい中の視察対応にお礼を述べ、篠田専務理事より東日本大震災の影響で仮
住まいですがとの断りの上、資料を用いながら丁寧な説明をいただきました。
施設見学等では、相手を探す iPad やお見合いをする小部屋などを見学させていただきました。今回の視察
から、①やはり、自分で動いて相手を探すという能動的な姿勢が大切ということと、②誰にもわからず(セン
ターの人はわかっているが)一人で検索したりお見合いしたりできる事が今の若者にあっているのだろうと
感じ、これらのことを今後の取り組みに生かしていきたいと思いました。
~徳島市女性センター長との意見交換会~
7月20日13時よりシビックセンターにある徳島市女性センターにおいて、白川女性センター長と中央
地協の金子女性委員会委員長、福田女性委員会副委員長、板東連合徳島副事務局長が意見交換会を行いまし
た。
はじめに、金子女性委員長よりあいさつし、次に、白川女性センター長より男女共同参画の取り組みにつ
いて説明を受けた後、前もって渡していた質問票にそって次のような回答をいただきました。
①女性労働者の比率…本庁内男女比率1,152名(うち女性300名)
②女性管理職の比率…本庁内181名(うち女性15名)
一般職100名(うち女性2名)
26%
8%
2%
女性の管理職が少ない理由の一つとして「現在50歳後半になる年代は、女性の採用が少なかった。」ことが挙げられた。
③ポジティフアクションの取り組み…新人研修、管理職研修行う
啓発活動として「フェスティバルあい」を毎年1回行う、
「シンフォニー」という冊子を年1回発行
※フェスティバルあい…毎年11月~12月に登録グループ(47団体)が中心となって様々なイベントを開催する。
④女性相談の現状…276件/年(電話・面接含む)
心の問題、いじめ、いやがらせ、夫婦間のDV相談が多い
2人の女性カウンセラーが常時対応している
連合徳島女性委員会は主に県や労働局と意見交換してきた経過はあるが、今回徳島市と初めて意見交換を
行い、徳島市も女性参画はまだまだ遅れていると感じた。このため、中央地協女性委員会も徳島市の女性団
体に登録申請をし、今後様々な行事に参画するなど女性の地位向上に協力していく事を約束し、お礼をのべ
て意見交換会を終了した。
~「ごみゼロ阿波踊り大作戦2012」の参加から~
当大作戦は、阿波踊りが環境にやさしい「エコイベント」となるよう、発生するごみの分別回収・リサイ
クルや散乱防止を進めるとともに、来場者へ環境意識の高揚を図ることを目的に 2005 年から始まり、今年
で 8 年目を迎えます。
今年も 8 月 12 日から各ポイントにごみステーションを設置し、ペットボトル、アルミ缶、燃やせるゴミ
等の箱を設けました。
我々は、両国通り愛媛銀行前が担当ポイント、両国本町演舞場の入り口に当たり、付近には焼き鳥やお好
み焼き、そば焼きを売っている夜店が多く、踊り子も、見物人も買って道路端でビールやジュースを飲みな
がら食べている。食べた後どうするのかなと見ていると、分別箱に発泡スチロールのトレーは燃やせないゴ
ミ、ビール缶はアルミ缶、箸は割り箸入れに分別して入れてくれる。この運動も中々浸透しているぞと感動
した。
道路端に食べかすや空き缶をポイと置いていく心無い方もまだ多くいますが、阿波踊りに参加された方々
が気持ちよく「踊るあほうに・見るあほう」になれる様、また、「阿波踊りが環境にやさしい「エコイベン
ト」となるよう」今後とも少しでもお手伝いできればと思います。
なお、回収した資源(ペットボトル・アルミ缶・スチール缶)は資金化し、植樹によるカーボンオフセッ
トを推進する事業に使われるなど、この運動は、一石二鳥の効果を上げています。■暮
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