2014年5月10日 太陽セランド交通安全研修会

2014 年 5 月 10 日
交通事故映像
太陽セランド株式会社
交通安全研修を実施しました。
交差点監視カメラによる交通事故映像。
※安全運転とは・・・・
今回の研修において「安全運転」とは何なのかを考えて頂きました。
1交通事故発生状況
(1)全国交通事故発生状況
全事故
前年比
警察庁
交通事故統計より
発生件数(件)
死者数(人)
傷者数(人)
62 万 9,021
4,373
78 万 1,494
-3 万 6,117
-38
-4 万 3,902
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1)事業用中型貨物車の交通事故状況
発生件数
8,490 件
前年比
-225 件
2)事業用中型貨物車の交通死亡事故状況
発生件数
133 件
前年比 -7 件
事業用中型車両の交通事故件数及び死亡事故件数は前年比マイナスの件数です。
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(2)福岡県交通事故発生状況 福岡県警 交通事故統計より
発生件数・・・43,678 件
前年比+500 件
死者数・・・・ 145 人
前年比-16 人
内 10,668 件が高齢者の方が関連する交通事故で、高齢ドライバーが第一当事者とな
る交通事故は、6.668 件でした。(全交通事故の約15%)
高齢者の死亡事故の割合は全体の約 56%となり、その内道路を歩いている時に車に
はねられて亡くなられた方は 50 人になります。(内道路横断中 37 人)
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道路横断中の事故 37 人中、夜間での事故は 25 人でした。
2 交通事故に遭わないために
(1) 高齢者関連事故
① 高齢者の無謀な横断
・高齢者の無謀な横断
道路への飛び出しは左側からだけでなく、道路横断での中央分離帯からの飛び出し
事故も起こっています。
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道路を斜め横断する歩行者は存在します。このためドライバーは交差点を右左
折する際、横断歩道上だけでなく、その周囲にも十分注意しなければなりませ
ん。
特に交差点付近にコンビニやスーパー等があった場合は斜め横断をする歩行者
は多くなってきます。
② 高齢者の行動特性
道路の横断について
・前方(特に足元)のみを注視している。
・自動車は止まってくれると思っている。
・自動車の存在に気付きにくい。(視野が狭い)
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車道部分にでてからこちらを確認しました。
(2)自転車関連事故 (平成 25 年)
1)全国の交通事故発生状況 (警察庁統計)
発生件数(件) 死者数(人)
全事故
前年比
傷者数(人)
11 万 8,125
594
11 万 9, 935
-10,889
44
-1, 1189
発生件数(件)
死亡事故(人)
違反なし
4 万 2,469
150
違反あり
7 万 5,656
444
自転車事故の約 64%が交通違反をしている状況です。
2)福岡県の交通事故発生状況(福岡県警
交通事故統計)
発生件数(件)
死者数(人)
傷者数(人)
全事故
6, 817
20
6,786
前年比
-271
2
-293
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① 自転車の行動は
確認することなく車道へ進入
自転車の逆送
突然の進入
自転車は非常に危険な行動を取っています。
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3 事故を起こさないために
(1)死角について
トラック等の貨物車両での死角部分は十分
ご理解いただいているのですが、改めて死角
部分について説明を行いました。特に前方、
及びミラーの存在により死角部分が生まれ
ることを強調すると共に、左側の歩道が広い
場所では道が開けていることにより死角に
対する緊張感が薄れやすく、最も注意する場
所であることを強調しました。歩道が広い場
所ほど死角が発生しやすいことと、1 回目の
確認は「ミラーに映るか映らないか」そして
2 回目の確認で「本当に居ないのか」を確認しなければなりません。
ポールはピラーで隠れてしまいます。
この自転車が完全にミラーで隠れてしまいます。
重要なことは確認のタイミングです。一回目の確認で「いない」と判断するのではな
く、二回目の確認が本当の確認である認識が必要になります。
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(2)目の盲点
人間の盲点について説明しました。
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ヒューマンエラー
認知ミスについて
運転は「認知」「判断」「操作」の繰り返しで行われますが、視点が一点に集中した場
合は認知ミスを犯します。
(1)ヒューマンエラーによる事故事例
2012 年 5 月 2 日、田川市川宮で発生したトラック事故
何が原因でこのような事故が発生したのか考えて頂きました。
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5 ヒューマンエラーによる事故を防ぐためには
(1) 車間距離
※車間距離について
速度と停止距離
自動車学校の学科教習では、時速 60kmまでは、メーターの読みから 15 をマイナ
スし、それをmに置き換える。と教習していますが、距離に関する感覚は人それぞ
れ異なりやすいことから、前車との車間距離を時間に置き換えて車間距離を確保す
ることを説明しました。
車間時間は、一般道路では3秒以上、高速道路においては5秒以上が必要です。
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(2) 追突事故被害の防止
6 貨物車の運転
(1)積載と運転感覚について
(2)日常点検
以上の内容で講習を実施しました。
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