「めざせ、ころりんマスター!」 お話ランドへレッツゴー!

第 2 学年
1
2
単元名
体育科指導案
めざせ、ころりんマスター!
お話ランドへレッツゴー!
(器械・器具を使った運動遊び マット遊び)
(体つくり運動 多様な動きをつくる運動遊び)
運動の特性
(一般的特性)
マットを使った運動遊びは、指導要領の内容のB「器械・器具を使っての運動遊び」の中に
位置づけられている。マットの上でいろいろな方向へ転がったり、手で体を支えたり、バラン
スをとったりするなどの遊びがある。
マット遊びは、できる遊びを繰り返したり、組み合わせたり、新しい遊びに挑戦したりする
楽しさを味わうことができる。
マット遊びを通して、回転感覚・逆さ感覚・バランス感覚・柔軟性・腕支持力などを養うこ
とが期待される。
(児童からみた特性)
児童にとっては、他の器械・器具を使った運動遊び(跳び箱・鉄棒)に比べて恐怖感がなく取
り組めると考えられ、できた・できないの差が比較的目立たない。また、できなかった遊びが
できるようになった時やいろいろな遊びの組み合わせができるようになった時に、楽しさを感
じることができる。しかし、逆さになったりする非日常的な動きに対して不安に思ったり、体
の部位が痛くなったりして、意欲を失ったりすることもあり得る。遊びを通して、基礎感覚を
養っていけるようにし、意欲的に遊びに挑戦していけるような工夫をしていく必要がある。
3 子どもの実態(男子13名 女子16名 計29名)
(1)学び方・学ぶ心の面から
<体育授業についての診断的授業評価結果(高橋健夫より)>
15点満点中
男子平均
女子平均
学級平均
14.23
13.94
14.07
12.54
13.00
12.80
12.54
12.82
12.70
14.31
14.35
14.33
たのしむ
(学ぶ心・関心、意欲、態度)
できる
(運動、技能、体力)
まなぶ
(学び方・思考、判断)
まもる
(学ぶ心、学び方・態度、思考、判断)
体育授業についての診断的評価結果では男女とも数値は高く、特に「たのしむ」「まもる」
をみると体育学習を肯定的にとらえ、ルールや決まりを守って学習に臨んでいると考えられる。
反対に「できる」「まなぶ」の数値が比較的低い。「できる」に関しては、自分はできないと
思いこんでいるのか、自己評価が低いようだ。また、「まなぶ」の中の「どうしたらうまくな
るか考えている」「まわりがはげましてくれる」「れんしゅうをする」の項目で「いいえ」と
答える児童が多かった。まだ友だち同士の関わりが少なく、自己中心的であることや、教師か
らの関わりも少ない現状が伺える。
<マット遊びに関する意識調査>
マット遊びが好きと答えた主な理由は「面白
いから」「いろんな回り方や遊びがマットの上
でできるから」「友だちと一緒にできるから」
マット遊びは
好き 18人
であった。また、嫌いな理由は「頭が痛くなる」
「手や足など体の部位が痛い・疲れる」だった。
どちらかというと好き
2人
ほとんどの児童が、マット遊びに対して楽し
く意欲的に取り組んでいることがわかる。反面、
どちらかというと嫌い
9人
無理な姿勢で転がったりして体の部位を痛め、
意欲をなくしてしまっている児童もいる。また、
嫌い
0人
逆さになったりすることに恐怖心を抱いている
児童もいる。
よって、スムースに回ったり恐怖心をなくしたりできるような教師側の助言・補助や、友だちとい
っしょに遊んだり、声をかけ合ったりしながら意欲を高めていけるような工夫が必要だと思われる。
人数
(2)技能・体力の面から
<マット遊びに関する技能調査>
前転がり
後ろ転がり
27人
13人
少し倒れたりするが回れる
1人
13人
ほとんど回れていない
1人
3人
ほぼスムースに回れる
児童の実態を大まかに調べてみると、
左のような結果だった。前転がりは1年
生の時の学習の経験があり、比較的出来
ていると言ってよいだろう。しかし後ろ
に転がろうとすると横に倒れてしまった
り、うまく体を丸められていない児童も
多かった。まだ経験がなく、転がり方を
知らないということもありそうだ。
そこで本単元では、マットの上でいろいろな遊び方や転がり方をさせる中で、体が痛くなったりせ
ず無理のない姿勢で運動ができるよう指導していきたい。そして、回転感覚や逆さ感覚がしっかりと
身につけられるようにしていきたい。
4 学習のねらいと評価
(1)学習のねらい
●学び方・学ぶ心
・自分から進んでマット遊びを楽しんだり、工夫しながら取り組んだりすることができる。
・順番やきまりを守り、友だちと声をかけ合ったりしながら取り組むことができる。
○技能・体力
・いろいろな転がり方をする中で、回転感覚や逆さ感覚などを身につけることができる。
(2)評価
関心・意欲・態度
学
年
の
評
価
規
準
・自分から進んでいろいろな
運動遊びに取り組もうとし
ている。
・順番やきまりを守り、友だ
ちと関わりながら運動遊び
を楽しもうとしている。
・安全に気をつけながら取り
組もうとしている。
思考・判断
技能・体力
・いろいろな運動や遊び方を ・いろいろな運動遊びを楽
知り、活動を工夫している。
しく行うための、体の基
本的な動きや各種の運動
の基礎となる動きを身に
つけている。
単
元
の
評
価
規
準
5
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・体力
・自分から進んでマットを使
っての運動遊びに取り組も
うとしている。
・順番やきまりを守って、友
だちと関わりながら運動遊
びを楽しんだり、安全に気
をつけて取り組もうとした
りしている。
・いろいろな運動や遊び方を
知り、自分のめあてをもっ
てマット遊びを工夫してい
る。
・いろいろな転がり方をす
る中で、回転感覚や逆さ
感覚などを身につけるこ
とができる。
単元計画(210分
段階
は
じ
め
(2)
30分×7)
※【
学習活動・内容
仮説について
○学習のねらいや道すじを知り、学習の見
通しをもつ(1)。
コロコロころりんランドであそぼう!
○自分が今できる動きでマットを使った運
動遊びをする(1)。
○準備や後片付け、安全面での確認をする
(1)。
な
か
(4)
】は、部会仮説に対する具体的な手だて
○自分が今できる遊びや運動を確認し合い、
単元の最後でお互いに伸びを確認できる
ようにする。
【仲間との関わり】
上手にまわって
めざせ、ころりんマスター!
○いろいろな場で自分のできそうな遊びに
挑戦する(2~6)。
例・・・かべかべランド
(腕支持・逆さ感覚など)
さかみちランド
(回転感覚など)
一本ばしランド
(回転・バランス感覚など)
ひろびろランド
(回転・腕支持感覚など)
・手の着きや体の丸め(順次接地)などに気
をつけて運動する中で基礎感覚を身につ
けていくようにする。 【基礎感覚作り】
・様々なランドを回り運動する中で、多様
な動きを経験できるようにする。
【基礎感覚作り】
・同じランドで運動する友だちにアドバイ
スしたり、良い動きでの遊びをまねしあ
えるようにする。
【仲間との関わり】
・ランドごとにできるいろいろな遊び(動
き)を資料として掲示することにより、子
どもたちがその遊び(動き)をイメージし
ほそみちランド
やすくする。 また、学習カードを用意し
(回転・バランス感覚など)
て自己評価できるようにする。
ステージランド
【基礎感覚作り】
(逆さ・腕支持・回転感覚など) ・毎時間の最後に、友だちの良い動きやが
んばりを認め合う時間を設け、自分の動
きを高められるようにする。
【仲間との関わり】
ま
○ころりんマスターごうかくテストをする
と
(7)。
め
○学習のまとめをする。
(1)
・できるようになった遊びやみんなに見せ
たい動きなどを発表し合い、お互いの成
果を認め合う。
【仲間との関わり】
6 本時の学習 (4/7)
(1)学習のねらい
●学び方・学ぶ心
・進んでマット遊びを楽しもうとする。
・めあてをもち、友だちと声をかけ合いながら、学習を進めることができる。
○技能・体力
・いろいろな遊びや転がり方をする中で、回転感覚や逆さ感覚などを養うことができる。
・今できる遊びや転がり方をより上手にしたり、新しいものに挑戦したりすることができる。
(2)展開
時配
3
7
20
学
1
2
3
習
活
動
体ほぐしの運動をする。
・運動会のダンスをする。
・曲の終わりで2人組を作る。
・作った2人組での運動遊びをする。
体つくりの運動をする。
・ストーリーにそって、いろいろな運動遊びを
する。
例 馬歩き
壁登り逆立ち
えんとつ
だるまさん
風車
など
教師の支援(○・●)と評価(◎)
●安全に気をつけ、協力しながら運動
しているか確認する。
◎様々な動きを、楽しみながら行って
いるか。【関心・意欲・態度】
(観察)
学習の準備をし、めあてを確認する。
上手にまわって
めざせ、ころりんマスター!
・いろいろな場で、動きや活動を工夫しながら
運動遊びを行う。
(グループごとでローテーション)
≪予想される場の例≫
ステージ(転回台)の場
・・・腕支持での跳び上がり、壁登り倒立
壁登り倒立からの前回り
など
ほそみちの場
・・・はみ出さないように前回り
側方倒立回転
など
ひろびろの場
・・・側方倒立回転 ブリッジくぐり
バランス えんとつ
など
一本橋の場
・・・台上で落ちないように前回り
手をついて左右に跳び越す など
坂道の場
・・・後ろ回り、横回り、前回り など
○今できる運動や遊びを得意にした
り、他の動きにも挑戦するよう声を
かける。
○グループの友だちと協力しながら運
動している子どもたちを認める。
◎今できる運動をより上手にしたり、
新しいものに挑戦したりすることが
できたか。【技能・体力】 (観察)
●自分のめあてに応じて、工夫しなが
ら取り組んでいるか把握し、必要に
応じて助言する。
◎めあてに向かって、場に合った動き
で工夫しながら取り組んでいるか。
【思考・判断】 (観察)
5
4
5
5
学習のまとめをする。
・できるようになった運動遊びや、得意なもの
を紹介し、お互いの成果を認め合う。
・チャレンジタイム
もう一度やってみたい運動遊びやもう少しで
できそうな遊びに挑戦する。
5
片付けをする。
●自分や友だちの良かったところを認
め合い、次時の意欲につながるよう
にする。
○めあてに向かって挑戦している子を
認めたり、必要に応じて助言したり
する。
●安全に気をつけて片付けるよう必要
に応じて声をかける。