- 1 - Ⅰペテロ1:22-2:2 明日私は明治学院大学のチャペルで

Ⅰペテロ1:22-2:2
明日私は明治学院大学のチャペルでメッセージをします。
大学での、高校でも、中学、小学校でも新入生が入って来ます。
富士見台では、 Aさんが中学に、そしてWさんが小学校に入られました。おめでとう
ございます。
一人の人が入学して、卒業するまでに、一体何人の人が関わって下さることでしょうか。
恐らく 100 人以上ではないでしょうか。
一人の人がイエス・キリストと出会うときに、神様は多くのきっかけを与え、また多く
の人が関わってくださるようにしてくださいます。
そしてその中心にあるのが「聖書」です。
〇
今日相澤さんが、ギデオン協会の紹介、そしてご自身のお証しと、お証しとしての賛美
歌を歌ってくださいました。
相澤さんが神様と出会えたのは,一冊の聖書があったからです。
ギデオン協会のギデオンとは、旧約聖書の士師記にでてくる、勇者のことです。神様が
ギデオン協会の聖書は、ギデオン協会の会員のかた方の自主的なささげ物で印刷されて
います。そして相澤さんのようなギデオン協会の方が、学校や、病院、施設に配ってくだ
さっています。
かつて、わたしは、この一冊一冊の聖書が、ギデオンン協会のことも、ギデオンン協会
の会員のかた方の献金によって印刷され、配布されていることなど知りませんでした。
私が初めて、聖書を手にしたのは、予備校のときでした。その学校にいるときに、アナ
ウンスがながれました。「本日 1 合館の廊下のところで、ギデオンン協会の方々によって
聖書の無料配布があります。この聖書は英語と日本語の聖書です。受験英語にも役立つと
思います。必要な方は 12:00 から 13:00 の間に取りに来て下さい」
私はそれを聞いて、友達と受け取りにゆき、一冊頂きました。
帰りの電車の中で、その聖書を開いて見ました。
「狭い門から入りなさい。」 受験を控えている者にとって、良いことかいてあるなあ。
と思いました。またそこには
こんな時に読んだら良いというページがあって、幾つかそ
のページをめくって読んでみたりしました。
そして私の本棚に大切に並べました。
その 10 ヶ月後ぐらい後でしょうか。人間関係で悩み、また成績がうまく伸びないこと
もあいまって、この世界から逃避をしようとしていました。自死です。
そう思って方法、場所、日を決めていた暗い暗いとき、駅のプラットホームに立ってい
ると、目の前に見える駅の広告に「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです.イ
エス・キリスト」と書かれてあるのに目が入りました。聖書に書いてある言葉らしい。言
い言葉だと思いました。そして私は生まれて初めて教会に行き、聖書を読んでみたくなり
ました。そして初めて教会に行き、また聖書を初めから新約聖書は朝 1 章、夜 1 章読みは
じめました。不思議ですが、毎日欠かさず読む事ができました。そして 3 ヶ月で読み終わ
りました。その間に神様は私の心の内に光を与えてくださり、自己中心の罪をしめしてく
ださいました。そしてイエス様を離れいた事を示されました。私の罪の為にイエス様が十
-1-
字架にかかって下さって、三日目によみがえってくださったことを信じました。
聖書を読み始めたということを話しましたが、3 日坊主の私が、どうして読み通すこと
ができたのでしょうか。
そこには多くの、100 人、いやもっと多くの方のお祈りがあったからです。そして聖霊
が助けてくださり、イエス様の真理を教えてくださったからです。
〇
さて、今日の聖書の箇所
Ⅰペテロ1:24-25を一緒に読んでみましょう。
人は皆草のようで
その栄えは、みな草の花のようだ。
草はしおれ
花は散る。
しかし、主のことばは、
とこしえにかわることがない。
今日のメッセージは「主のことばは、とこしえにかわることはない」です。
人間はどんなに栄えているようであっても、その人の人生を送る中で次第に衰えていき
ます。若いときは疲れ知らずでしたのに、立つのも、声がでるようになります。「よっこ
らしょ」座るのにも「よっこらしょ」声が出るようになるようですよ。段々変わっていく
ものですね。
でも変わらないものがあるというのです。
なんでしょうか。25 節
「主のことばは、とこしえに変わることがない」
1,みことばによって救われる
その根拠はみことば
感情ではない。
救いの御言
元気よく出勤,学校に
元気
忘れ物した
定期を忘れた
落ち込み
元気が良かったらクリスチャン
ではない。
ヨハネ1:12
2,みことばを乳飲み子のように飲むときに成長する
生まれた後に成長
やがて大人のクリスチャン
考えがしっかりとした聖書に
基づくものに
3,みことばによって霊の家教会を築き上げる
一人では無い、互いに
互いに愛しあい、祈り合い、
支え合って、霊の家を建てていく
-2-
一緒に戦っていく
〇
相澤さんから頂いた,ギデオン協会の聖書のことですが、
遠方のある施設から手紙、文通を希望されたとき、読み物と一緒に頂いた新約聖書をお
送りしています。
仙台にお住まいの方が、この聖書を読み、心の中に光が与えられて、そしてイエス・キ
リストを信じる決心をされたのです。時はクリスマス。自分のお部屋の窓を開け、正座を
して、この聖書の中にある「イエス様を信じる方はここに名前をいれてください」その所
に名前を記し、イエス様を信じるお祈りをされた。御言によって救いを得た彼、そして毎
日聖書を読むようになったのです。みことばの乳をしたい求めている。毎月文通をしてい
る中で感じるのは、神様が成長させてくださっているというものです。彼は富士見台教会
のためにお祈りして下さっています。距離は離れていますが、霊の家に築きあげられてい
るのです。6 月には上京してくる予定です。そうしたら、ここで洗礼を受けられる事と思
います。新しい生活をされながら、霊の家をともに築いていくことになります。
最後に、イエス様は最後の晩餐の時に大切なことをはなされました。
それは
新しい戒めということです。
わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。あなたがたは互いに愛し愛なさい。
このことばをペテロも聞いていました。
ペテロの手紙には 2 回
互いに愛し合いましょう。と書かれてあります。
それはイエス様のお心です。私たちが愛し合うこと。
一冊の聖書、神の言葉によって、私たちはイエスキリストが私たちの罪のために十字架
にかかり、三日目によみがえって下さったことを知り、信じることができます。そして聖
書のことば、みことばによって、成長し、互いに愛しあい、ともに霊の家を築き上げるこ
とができるのです。
1,聖書は心の鏡
毎日こつこつ読んでいきましょう・・・無理せず、一日、二日たと
え休んでも、途中から、新約聖書、マルコ、ヨハネからでも。
相澤さんは、ルカ、マルコ、マタイ、ヨハネと読んで行かれたそうです。
まだ聖書をこつこつ読んでいく習慣のないかたは、今日から読み始めませんか。
2,聖書から教えられたことをノートに記したり、互いに分かち合いましょう
・・・・互いに愛するからこそ
3,今週もどこかで、変わることの無い聖書が配布されていることを思い、お祈りしま
しょう。・・・・聖霊の助け
機会があれば私たちの家族、友人に聖書をお渡ししましょう。
最後に
Ⅰペテロ1:24-25を一緒に読みます。
人は皆草のようで
その栄えは、みな草の花のようだ。
-3-
草はしおれ
花は散る。
しかし、主のことばは、
とこしえにかわることがない。
お祈りします。父なる神様、御名を讃美します。神様のことばは決して変わらず、神様は
御言を通して、人を救い、成長させ、霊の家に建て上げられるようにしてくださっていま
す。日々御言の乳を頂いて、成長し、互いに愛し、祈り、成長していくことができますよ
うにお守り下さい。主イエス様の御名によってお祈りします。アーメン
-4-