7月・8 月 保健目標 夏の健康を考えよう

平成 27 年7月3日
墨田区立吾嬬立花中学校
第7号
5 月には夏日が続いていましたが、
6月は暑い日も過ごしやすい日もありました。
学校では、暑さに伴いエアコンを使用するようになりました。エアコンを上手に
利用して各自が体調管理をしっかりとしましょう。
7月・8 月
保健目標
夏の健康を考えよう
熱中症は高温多湿の環境で
発生する障害の総称で、重症に
なると死につながることもあ
ります。
梅雨明け直後などの急に暑
くなり、体が暑さに慣れていな
い時期に多く発生する傾向が
あるので、注意が必要です。
これからさらに暑くなり、熱
中症が起こりやすくなります。
水分補給をしっかりして、各自
が熱中症にならないために予
防をしましょう。
【熱中症の予防】
・規則正しい生活をする。
(朝ご飯をしっかり食べ、睡眠時間をしっかりとる。)
・水分をしっかり補給する。
(運動する前、運動途中、運動後に水分補給をしましょう。)
・暑い日に運動する時は、30分に1回は休憩をする。
・普段から暑さに慣れておく。
(エアコンのきいた部屋でずっと過ごさない。)
・体調不良のときは運動をしない。
スズメバチ、チャドクガに注意!
校庭にスズメバチの巣がありました。専門の業者が駆除をしましたが、しばらくはスズメバチが巣
を探しながら戻ってくることがあるようです。校庭での活動には十分に注意してください。
また、公園などでボール遊びで草むらに入り、チャドクガや毛虫に刺されて、病院に行った生徒も
います。以下のことに十分注意して行動するようにしてください。
≪スズメバチに刺されないために≫
【服装】
・屋外では白っぽい服装や帽子を着用しよう。
(黒くて動くものに反応するので、髪や目が狙われることもあります。)
【注意:蜂を刺激しないこと。】
・蜂は左右の動きに敏感なので、追い払おうとして手を振ったりすることは大変危険です。
・スズメバチを見つけたら、出来るだけ静かに姿勢を低くして後戻りすること。
(ハチは地面の近くは見えにくいため、視界に入らないようにする。)
・室内に入ってきても、騒がずに頭にしろいタオルなどをかぶり、じっとしているのが良い。
スズメバチは明るい光を好むので、窓をあけておけば、そのうち外へ出ていきます。
スズメバチに限らず、ハチに刺されたとき、一部の人の体内で、ハチ毒に対するアレ
ルギー抗体ができることがあります。
抗体ができると、2度目3度目に刺されたときに、
強いアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こして、命にかかわることがあ
ります。 抗体ができるかどうかには個人差があり、「2回刺されると必ず」ということ
ではありませんが、毎年、ハチによる死亡報告が報告されています。
ハチの被害は夏から秋にかけて多く、8 月がピークです。
夏休みはハチに十分注意して行動しましょう。
≪チャドクガに注意≫
チャドクガ(毛虫)はツバキやサザンカなどの葉の裏に生息しています。チャドクガの幼虫の体に
は、長さ 0.1mm ほどの毒針毛と呼ばれる有毒毛が数十万本も付着しており、これが皮膚に触れると
毒針毛が突き刺さり、その中に含まれる毒成分に対するアレルギー反応によって皮膚炎が起こりま
す。直接触らなくても、毛が皮膚にくっつくだけで強い皮膚炎を起こします。ツバキやサザンカは
庭木や都市の緑化に用いられるので、学校、公園などでよく見かけます。
【予防】
・ツバキやサザンカの木になるべく近寄らない。
・庭の手入れをするときには、長袖を着用する。