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長野大学 の
障害学生 支 援
長 野大学の 障害学 生 支 援 について
1
2
基本姿勢
長野大学での学生生活を通して、社会に出た後に自分の目標に向かって自立した生活を送るこ
とにチャレンジする人間を育成する。
共に学ぶ学生を思いやり、不自由や困難を感じている人に対して、ごく自然に声を掛け、助け
合う意識が全学生・教職員に浸透することを目指す。
現在、長野大学では多くの障害のある学生が学んで
つ解決してきましたが、まだ物理的にバリアフリーを
いますが、長野大学の施設や支援体制は開学当初か
実現できていない部分もあります。それを補い支えて
ら整備されていたものではなく、
これまで長野大学で
いるのは障害のない学生や教職員のバリアフリーに
学んできた多くの障害のある在学生や卒業生の声が
対する理解です。このように障害のある学生への理
反映され、実現してきたものです。本学で学ぶ障害の
解を深め、行動につなげる「心のバリアフリー」の風
ある学生の障害の状況は様々です。また、共に学ぶ障
土も、45年余の歴史の中で培われてきた長野大学の
害のない学生や教職員も同じキャンパスで生活して
大きな特徴です。
この特徴を活かし、学生の様々な意
います。長野大学を構成する人々が協調し合いなが
見を大切に、今後も引き続きより良い支援体制を整
ら、適切な支援体制を実践することで、課題を一つず
えていきます。
学 長
● 障害学生支援体制 概要
全学教授会
各学部教授会
委員選出
学生支援センター
教員・職員への
周知
報告・調整
全学的に
支援を検討
各センター
依頼・調整
報告
委員選出
障害学生支援室
各支援室
方針や個別対応
を検討
授業・大学生活での
配慮・支援
学生支援課(窓口)
相談窓口・調整
障害のある学生
支援者
(大学教育、キャリアサポート
アドミッションなど)
長 野大学
障 害学生支援の歩 み
40
40
その他
視覚障害
聴覚障害
内部疾患
肢体不自由
35
30
人数
25
35
30
25
15
人
20 数
15
10
10
5
5
20
0
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
年度
在籍人数の推移
1966年の開学以来、本学には障害のある学生が在籍してきまし
た。当初は障害のある学生の友人や、授業等の担当となった教職
員の対応により個別配慮による支援が行われていました。長野大
学での組織的な支援体制は1999年から始まり、障害者サポート
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
0
障害学生支援に関わる沿革
1998年
聴覚障害のある学生に個別対応をし
ていた教員の活動により、学生課で
ノートテイクボランティアを募集。
1999年 5月
障害のある学生との懇談会を初めて
開催。
施設や授業等、学生生活につい
て学生と意見交換。これを受けて授
業での教員への配慮の依頼、組織的
ノートテイク支援体制の確立、エレ
ベーター・手すり・段差解消などを
順次実施。
1999年 9月
障害者サポート委員会発足(予算措
置や入試制度など、障害学生支援に
関わる全般的な制度を検討)。
10月
障害者サポート委員会主催で障害
のある学生との懇談会を開催。
2000年 10月
「障害のある学生の支援に関する要
綱」
施行。
障害学生支援委員会発足。
2001年
障害者特別入試で 4 名入学。
「長野大学ボランティアセンターふ
らっと」を中心にノートテイク支援を
コーディネート。
学内の無線 LAN 環境の整備、点字プ
リンター、立体コピー機等の設置。
2003年
ポータルサイト、プラズマディスプレ
イの導入。
2004年 3月
卒業式でPCテイクによる情報保障
を実施。
(以 降 、入学式・卒 業 式・オープン
キャンパスなどの行事で実施)
2005年 4月
日本アイ・ビー・エム(株)
とJOINプロ
ジェクトを開始。
(2006年3月共同プロジェクト終了)
2007年 4月
障害学生支援委員会を改め、学生支
援センターの下に障害学生支援室を
設置。全学的な視点で支援の在り方
を検討。
2008年 4月
学生へのアドバイザー教員(担任)制
の開始。
2012年 5月
避難訓練の実施
委員会の発足や、2001年の障害者特別入試制度の導入により、
年々、障害のある学生への支援を充実させてきました。
障 害 のこ と を 伝 え 、
知 るこ と が第 一 歩
コミュニケーションを活発にし、対話をすることでお
互いを理解し、よりよい支援を目指す。これが長野大
学での障害学生支援の前提です。
そのために次のような取り組みを行っています。
■オープンキャンパスでの個別相談
入学後の学修や大学生活においての配慮や支援が必要となる可能性が高い受験生のために、受験区分に関らず入学前より
オープンキャンパス時に個別相談を行います。
■入学前アンケート
入学予定者に対して、事前アンケートを実施し、適切な支援とその検討を行っています。また必要に応じて、本人やご家族、
出身校の先生に直接お話をお聞きしています。
■アドバイザーによる個別面接
長野大学では、ゼミを担当する教員が学生一人ひとりのアドバイザーとなり、様々な相談に応じます。アドバイザーは、年1 回の
定期個別面談と必要に応じた随時面談を実施し、障害のある学生個々に対する支援の状況を確認しています。
■障害のある学生との懇談会(年2回)
障害のある学生と教職員、支援に携わる学生などにより、大学生活での望ましい支援を行うために意見交換を行います。
■ノートテイク懇談会(年2回)
ノートテイク利用学生(聴覚障害のある学生)とノートテイカー、教職員がノートテイク支援の在り方について意見交換を行います。
障害のある学生
障 害 の 種 別 や 程 度 は 学 生 によって
様々です。学生生活上で必要になる支
援の在り方も学生によって変わりま
す。このため、学生によっては施設や
設備等で不十分な面もあるかもしれ
障害のある学生
障害のない学生
大学
(各部署・各教職員)
障害のない学生
長野大学は全国の大学と比べて、多く
の障害のある学生が在籍しており、学
生生活の中で障害のある学生と関わ
る機会が多くあります。例えば聴覚や
視覚に障害のある学生とゼミやサー
クルなどで意 見を交わしたり、共に
フィールドワークに出掛けたりしま
大学(各部署・教職員)
長野大学の障害学生支援体制は学生
の声を聞きながら、徐々に積み重ねて
きた改善の上に成り立っています。そ
のため、現時点での支援の在り方が障
害のある学生にとって快適で完璧な
ものではないと考えています。これか
ませんが、障害のある学生自身が困難
なことや必要な支援について、周囲に
伝えられる機会を様々な形で設けて
います。
す。また、車いすを使用している学生
と廊下ですれ違う際に、助けを求め
られることもあります。そんな学生生
活の中で共に学ぶ学生を思いやり、心
のバリアフリーの意識が自然と身に
つくのが本学の伝統となっています。
らも障害のある学生の状況とニーズを
把握し、何が必要な支援なのかを学生
から引き出すことを続けていき、学生
の声にきちんと向き合い、受け止め、
必要であることは実現できるよう取り
組んでいきます。
科目名
障害学生支援に
関わる開講科目
情 報 保 障 技 術 A(点 字 ・朗 読 法)
情 報 保 障 技 術 B(要 約 筆 記)
コミュニティ活 動
※授業とは別に「ノートテイカー養成講座」を年2回開講し、ノートテイカーの養成を行っています。
支援の内容
共 通
支援の在り方は学生個々によって変わりますが、
障害種別には主に次のような支援を行っています。
※1 による個別相談、状況の把握
・
・アドバイザー ・「障害のある学生との懇談会」※2 の開催による全体的な
状況把握、意見交換
用語説明
※1 アドバイザー
長野大学では、ゼミ担当の教員がアドバ
聴覚障害
・授業・キャリア講座・ガイダンス等に係る
ノートテイク
※3
による情報保障
・学内でノートテイカー養成講座を開講
・ノートテイク懇談会(年2回)の実施
・ビデオ教材の文字起こし
・入学式・卒業式などの学校行事での PCテイクによる
字幕表示
・支援機器の貸出 (PCテイクの表示用パソコン・モバイル
機器、難聴者用小型磁気ループシステムなど)
肢体不自由
・個人ロッカーの貸出
・要望に応じた各種施設改修
・ポータルサイト※4 や携帯電話のメール機能による
連絡サポート
・障害の程度に応じて定期試験での受験方法を配慮
(時間延長・別室受験など)
視覚障害
・個人ロッカーの貸出
・授業における配慮(拡大コピーなど)
・障害の程度に応じて定期試験での受験方法を配慮
(時間延長・解答用紙拡大など)
イザーとして学生の修学や学生生活上の
悩みなどの相談に応じます。
※2 障害のある学生との懇談会
障害のある学生の学生生活上の問題点な
どの把握、解決のために、年2回(前期・後
期各1回)開催。障害のある学生、教職員、
支援に携わる学生などが参加し、より良
い支援の在り方のために意見交換をして
います。
※3 ノートテイクによる情報保障
ノートテイカーという支援者により、聴
覚に障害のある学生の「耳の代わり」と
なり、教員やほかの学生が話す内容等の
音声情報を視覚化し、要約して伝えるこ
とで授業の情報を保障する手段。用紙に
ペンで手書きする方法(手書きテイク)
と、パソコンで文字入力をする方法(PC
テイク)があります。
※4 ポータルサイト
学生の呼出しや休講情報などの連絡、そ
の他大学からの諸連絡がノートパソコン
や携帯電話から入手できるシステムで
す。なお、本学は学内全域で無線LAN環
境が整えられています。
※授業を担当する全教員に障害のある学生への配慮を文書にして依頼しています。
※上記の他にも個々の障害の内容に応じて対応をしています。
ノー ト テ イカ ー の声
ノートテイク活動の意義を多くの人に伝えたい
掛川さんは、パソコンのタイピングが得意です。それがノートテイクという形で人のためになる
ことを知り、1年次からノートテイカーを始めました。
「ノートテイクに対するニーズは利用者に
よって異なります。利用者個々のニーズをノートテイカー同志で共有することで初めて利用者に
とってよりよいノートテイクになります。」
と話してくれました。
また、掛川さんは、
ノートテイカー
の養成・普及にも力を入れ、
ノートテイカーと利用学生との交流会を積極的に開催しています。
「ノートテイカ―は利用者がどれだけノートテイクを必要としているかを知ることで、
ノートテイ
ク活動を継続する大きな力になります。今後はノートテイク活動の意義を多くの人に伝え普及に
努めたいです。」
とも語ってくれました。長野大学では、聴覚に障害がある学生の授業支援は掛川
さんをはじめ、学生33名、学外の方27名のノートテイカーに支えられています。
社会福祉学部 4年
長野県上田東高校出身
かけがわ
こうたろう
掛川 倖太郎さん
学生の声
しおこし
ひなこ
塩越 日向子さん
社会福祉学部4年
岩手県盛岡聴覚支援学校高等部出身
聴覚に障害があるひとも、社会生活を送
を利用していますが、わからないことがあ
るためには周囲の人たちとコミュニケー
れば先生に聞きに行くなど、積極的な行
ションを取り、幅広い交流を持つことが大
動を心がけています。将来の夢は、聴覚障
切だと思います。私は自分の聴覚障害の
害者への教育が普及していない外国に行
経験から、
「聴覚障害者と健常者との架け
き、様々な援助をすること。そのために、
橋になる」
ということを目標として大学生
社会福祉士と特別支援学校の教員免許
活を送っています。授業ではノートテイク
を取得したいと思います。
したら
たけひで
設楽 武秀さん
企業情報学部3年
群馬県吉井高校出身
長野大学に進学した理由は、障害学生支
ワールドカップの日本代表を目指し、サッ
援の充実、学費が低額、情報分野を学べ
カーにも力を入れています。もし大学進学
る、そしてオープンキャンパスで先輩方と
を迷っていたらオープンキャンパスに参加
接したことが決め手でした。IT企業への
就職を目標とし、ITパスポート試験や基
することをお勧めします。私もオープン
キャンパスの学生スタッフをしているの
本情報技術者試験、日商簿記3級の資格
で、困ったことがあれば何でも相談してく
を取得、また、聴覚障害者によるサッカー
ださい!
さとう
まき
佐藤 真輝さん
社会福祉学部3年
長野県花田養護学校高等部出身
私は小学校4年生から電動車椅子サッ
ニーの大会に参加しました。今後は、世界
カーを始め、現在も地元のチームに所属
で通用する選手になれるように練習を続
し、月2回練習を行っています。電動車椅
けていきたいです。また、周囲の支援があ
子サッカーは、障害者が長く続けられる
るからこそ続けられるスポーツなので、感
スポーツとして注目されており、競技人口
謝の気持ちを持ち続け、社会人になって
は全国で約300名います。その中から今年
も競 技を続けていきたいと思います。
世界大 会の日本代 表に選出され 、シド
よしいけ
なおき
吉池 直樹さん
企業情報学部4年
長野県長野ろう学校出身
私は、ソフトウエア開発に関心があったの
に関わるソフトウエアを開発できる人材
で、学生のソフトウエア開発が活発で、ま
は少なく、私がその役割を担うことで、聾
た障害学生支援が充実している長野大学
者と健常者との差別のない社会を目指す
に進学しました。現在、私は企業情報学
ことができると考えています。研究活動
部CG映像コースで聴覚障害者を支援する
は大変ですが、成果を出し、開発した技
システムを開発したい想いから『画像処
術を直接社会に還元し、社会に貢献して
理』を専攻しています。聴覚障害者支援
いきたいと思います。 サーク ル ・
学 生団 体 紹 介
手話サークル
長野大学は福祉系のサークルが充実している
のも特徴の一つです。こうした福祉系サークル
には障害のある学生も多数在籍しており、「心
のバリアフリー」を育む場にもなっています。
[ ひまわり ]
ノートテイクサークル
[ こだま ]
週に1回活動しています。主に聴覚障害のあ
サークル活動時間に技術を磨き、授業や入学
る学生から手話を教えてもらっています。活
式、卒業式、オープンキャンパスなどの大学行
動内容は、あいさつ、日常会話の手話、手話
事でのノートテイク支援で活躍しています。ま
歌などメンバーの希望に沿って決めていま
た、ノートテイク説明会の企画・運営により、
す。笑いの絶えないにぎやかなサークルです。
ノートテイクの普及活動も行っています。
上田学生下宿組合では、障害の状況に応じて、立地や施設面を
生 活 環 境 の 紹 介
配慮されたアパートを紹介して頂いています。
アパート
(写真は車いす使用学生のアパートの一例です。なお、聴覚障害
学生のアパートは、パテライトを設置しているアパートもあります。)
トイレ
玄関
浴室
お問い合せ先
上田学生下宿組合事務所
キッチン
TEL・FAX
0268-38-6701
長野大学の就職支援
2013年3月卒業生の就職率は97.1%と極めて高い実績
を残すことができました。
これは、1年次の早い段階から
職業観養成科目としてのキャリア教育を導入・強化してき
たことが基礎となっています。さらに、学生とのコミュニ
ケーションを重視した個別相談体制で、
アドバイスを素直
に捉えてくれた学生の姿勢と努力によって得られた結果
であると自負しています。
長野大学では障害の有無に関わらず、キャリア支援にお
いては就職や進学を目指す大学生として、学生の能力、意
定率(法定雇用率)以上になるよう義務づけていることに
欲を確認しながら個別で選択に導いていきます。障害の
よります。
程度に応じて学外の関係機関と連携してすすめることや
こういった状況をふまえて、力を発揮できる道を提案し、
保護者の方も交えて調整を行うこともあります。
障害のある学生を積極的に採用している企業・組織や合
民間企業や公務員の採用試験を受験する際、障害者手帳
同企業説明会等の紹介を行います。そして、自ら積極的に
の交付を受けている方は、
「障害者採用枠」の採用試験に
就職活動に臨めるように準備をすすめています。
応募することができます。
これは、国が障害者雇用促進法
近年の卒業生の主な進路は、以下のとおりです。それぞれの
で事業主に雇用する労働者に占める障害者の割合が 、一
能力に応じた進路を実現できるよう、支援をしております。
卒業生の主な進路
障害の種類
進路
障害の種類
日立製作所
長野県庁
三重県庁
富士通
八十二銀行
視覚障害
JR東日本
郵便局
長野市社会福祉協議会
NTT-ME
安曇野赤十字病院
敬老園
栗田病院
金津福祉会
真木病院
大阪聴力障害者福祉事業協会
上小地域障害者自立生活支援センター
インターテクノジャパン
オートバックスセブン
信州大学大学院工学系研究科繊維システム工学専攻
長野大学研究生
内部疾患
東京障害者職業能力開発校
ちいさがた福祉会
介護センター花岡
岐阜聾学校 寄宿舎
キャノンソフトウェア
ほっとスマイルケア
康生会
松本ろう学校 中等部
ソフトバンクBB
わっこ自立福祉会
嶺南福祉会
神奈川障害者職業能力開発校
NTT 東日本
肢体不自由
進路
イオンクレジットサービス
聴覚障害
富士通コンポーネント
トランスコスモス
カインズ
オンワード樫山
イッセイミヤケ
スクウェア・エニックス
アメニティーズ
仁科工業
群馬大学研究生
長野大学科目等履修生
5つの特別コース
長野大学では「公務員特別コース」、
「教員養成特別コー
た個別指導により、基礎から確実にステップアップしてい
ス」、
「 簿記・会計特別コース」、
「 国際キャリア特別コー
けるようプログラムされています。
また、学部教育と密接
ス」
、
「情報処理技術者試験特別コース」の5つの特別コー
に連携しているので、資格取得や難関試験の合格はもち
スが用意され、多くの学生が夢の実現に向かって頑張っ
ろんのこと、現場で活躍できる実践力を身につけること
ています。特別コースは、大学生活4年間という時間を有
ができるのが特徴です。なお、当該プログラムもノートテ
効に活用し、一人ひとりの学習ペースに合わせた徹底し
イクによる情報保障など必要に応じて対応しています。
着実にステップアップして国家一般・地方上級・警察官をめざす
公務員特別コース
めざす資格
● 社会調査士(認定資格)
● 社会福祉士・精神保健福祉士(国家資格)
めざす資格
絶対 先生になりたい人を強力にバックアップ
● 特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
● 中学校教諭一種免許状(社会)
教員養成特別コース
● 高等学校教諭一種免許状(福祉・地理歴史・公民・情報)
めざす資格
2年3ヶ月で日商簿記1級の取得をめざす
● 簿記検定(日商簿記1・2・3級)
● 電卓技能検定
● ファイナンシャル・プランニング技能士 ● 年金アドバイザー
● 金融窓口サービス技能士
● ビジネス能力検定
簿記・会計特別コース
めざす資格
実践的な語学力と問題解決能力でグローバルに活躍する
● TOEIC700点以上
● 中国語検定準1級
● HSK5級
国際キャリア特別コース
めざす資格
「IT」+「会計」で企業に必要とされる人になる
情報処理技術者試験特別コース
● ITパスポート試験(国家試験)
● 基本情報技術者試験(国家試験)
● マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
「社会福祉士」「精神保健福祉士」
国家試験対策
2012年度社会福祉士国家試験の合格率は42.5%で、全
合格者の声
国平均18.8%を大幅に上回りました。
いせき
国家試験対策の取組みとして、本学では「国家試験対策
ひかる
井関 比花留さん
セミナー」や「模擬試験」を定期的に実施しているほか、
社会福祉学部 2012年 3月卒業生
福井県ろう学校出身 社会福祉士合格
その試験の結果を個別に蓄積し、データに基づいた個
別指導などを行っています。
また、
自主勉強会の場として
金津福祉会勤務
教室を深夜まで開放し、専任教員が各勉強会を巡回し
社会福祉士の国家試験のための勉強を始めたのは3年生
て、いつでも質問に答えらるようにしています。その他に
からです。4年生の9月頃は就職活動などとも時期が重なり
も有資格者のスタッフによる試験対策のアドバイスを行
大変でしたが、共に試験勉強を頑張っていた仲の良い友
うなど、高い合格率は、国家試験に向けた本学独自の支
達の支えもあり、また日常的に授業のノートテイクによる
援体制にあります。
情報保障があったからこそ、合格まで辿り着けました。 8
障 害者 特 別 入試
長野大学は、学ぶ意欲のある障害者に大学教育の場を積
ます。そこでは、大学が提供できる授業・定期試験におけ
極的に提供しようと考え、2001年度から障害者特別入試
る配慮と学生生活における支援内容について、調整をす
を導入し、現在は年2回入試を実施しています。入学後の
るとともに要望等を伺い、入学後スムーズに学生生活へ
学修や大学生活において配慮や支援の必要となる可能
移行できるよう努力しています。本学を理解いただくため
性が高い受験生のために、入学前に個別相談を行ってい
にも、受験を希望される方はこの制度をご利用ください。
募集人員 各学部 若干名
試験会場
●上田会場(長野大学)
選考方法 「調査書」・「小論文」の総合判定
※「小論文」は1,200字程度の文章を読み、設問に答えます。
出願書類
エントリー期間
①長野大学入学志願票
②調査書(高卒認定合格者は、合格証明書および合格成績証明書)
③障害者手帳の写し
Ⅰ期 7 月 1 日(月)∼9月 27 日(金)
※ エントリー後、個別に本学の支援体制及び入試についての説明
を実施します。説明は7/21・8/4・8/24・9/7・10/12開催のオープ
ンキャンパスで行います。
30,000円
入学検定料
Ⅱ期 10 月 1 日(火)∼ 12 月 4 日(水)
※ エントリー後、個別に本学の支援体制及び入試についての説明
を実施します。説明は10/12開催のオープンキャンパスおよび
11/30・12/14開催の進学相談会で行います。
エントリー期間
出願期間
郵送・窓口提出
試験日
集合時間
時間割
11/9(土)
13:00
小論文
13:30∼
14:30
11/15(金)
2/2(日)
9:30
小論文
10:00∼
11:00
2/8(土)
合格発表
郵送は
Ⅰ期
11/5 (火) 消印有効
7/1
(月)
10/21
(月)
∼9/27(金) ∼ 11/5
(火) 大学窓口提出は
11/6 (水) まで
入学手続締切日
11/28(木)
必着
郵送は
Ⅱ期
1/27 (月) 消印有効
10/1(火)
1/6
(月)
∼ 12/4
(水) ∼ 1/27
(月) 大学窓口提出は
1/28 (火) まで
2/20(木)
必着
詳しくは、2014年度長野大学学生募集要項をご覧ください。
在学生・卒業生の
出 身 校 一 覧 ( 特 別 支 援学校のみ )
出身校一覧
肢体不自由
稲荷山養護学校/花田養護学校/二葉高等養護学校
視覚障害
長野盲学校/松本盲学校/群馬県立盲学校/浜松視覚特別支援学校(旧浜松盲学校)
聴覚障害
長野ろう学校/松本ろう学校/盛岡聴覚支援学校/筑波大学附属聴覚特別支援学校(旧筑波大学附属ろう学校)
水戸ろう学校/群馬県立聾学校/大宮ろう学園(旧大宮ろう学校)/岐阜ろう学校/山梨ろう学校/平塚ろう学校
沼津聴覚特別支援学校(旧沼津ろう学校)/福井ろう学校/京都ろう学校/だいせん聴覚高等支援学校(旧生野高等聾学校)
9
長野大学は山の斜面に位置しており、バリアフリーの実現が難しい立地条件にあります。
しかし、学生の意見を聞きながらエレベーターやスロープを設置し、バリアフリー化を進めており、学内
のどの施設にも車いすで移動できるようになっています。
非常口
※自動ドアなし
教育支援課
学生支援課
点字ブロック
障害者用駐車場
障害者用トイレ
自動昇降機(リフト)
スロープ
点字表示
オープンキャンパス
入試や入学後の学び、学生生活、障害学生支援等に関する
不安や疑問、質問についてスタッフが丁寧に対応いたします。
長野大学に興味を持ったら、ぜひオープンキャ
ンパスにおこしください。学部の説明や入試
相談コーナー、在学生との交流など長野大学
の全てがわかります。なお、ノートテイクや
車いす介助等のサポートが必要な方はできる
限りのサポートをいたしますので、事前にご
相談ください。
開催日
6
8
土
8
4
日
8
24
土
7
6
土
9
7
土
7
21
日
10
みなさんの
質問にすべて
お答えします!
ホ ー ム ペ ー ジ、Eメ ー ル、FAX、
またはお電話で広報入試課まで
お申し込みください。なお、お申
込みの際は、住 所・氏名・電話
番 号・希望日・希望学 部 をお 知
らせください。詳しくは本学の
ホームページでご確認ください。
・長野大学ってどんな大学?
・どんなことが学べるの?
・どんな資格が取れるの?
・奨学金や就職実績について
12
知りたいんだけど…
土
お問い合わせ
長野大学広報入試課
〒386-1298 長野県上田市下之郷658-1
TEL.0268 - 39 - 0020 FAX.0268-39-0012
m a il ko u ho u @na g a no .a c .j p