今回のチャレンジャーは - NY de Volunteer

今回のチャレンジャーは、
ニューヨーク在住の米国NPO『ニューヨークでボランティア』創設者、日野紀子さんです。
今回もエキサイティングな、日野紀子さんとの対談です!
日野紀子さん からのメッセージが音声でも聞けます>>>
~メッセージをいただいた方の中から、今回は抽選で2名様にサイン入り色紙をプレゼント!~
今回もエキサイティングな、日野紀子さん との対談です!
チャレンジネット(以下、C):「日野さんはそもそも留学生としてニューヨークにいらっしゃったんですね」
日野(以下、H):そうです。日本で短大を卒業、その後5年程働いて、、渡米。ニューヨークで短大に編入しまし
た。本当はもっと早い時期から“留学したい”って気持ちはあったんです。けれど、それができなかった」
C:「なぜですか?」
H:「実は私、両親を早くに亡くしているんです。22歳の時に白血病で母が亡くなりました。2年間に渡る母の看病
が終わり、“やっと自分のことを考えられる”そう思った時、今度は父が孤独に耐えられず、かなり弱ってしまいま
した。結果として20歳から25歳までの5年間、私は両親の看病、面倒に追われる日々を送りました。そのうち、“こ
のままではきりがない。私は自分のことをしたい”と、おもいきって渡米したんです。1993年でした」
C:「勇気が要りましたね」
H:「そうですね。ところが渡米して1年後、父は他界した。そしてちょうどその同じ頃、当時結婚を考えていたパー
トナーとも別れることになり、とてつもないショックを受けました。やっと海外に来るという自分の夢がかなったの
に、親という内側からの安心感と将来のパートナーという心の支えをいっぺんになくしてしまったんです。ふつうの
生活に当たり前にでいられるための安心感がどんなものだったのか。そんな状態だったので、とてもじゃないけ
れど、当時の私は自分のことだけで手一杯だったんです」
C:「そんな状態での学生生活も苦労の連続だったのでは?」
H:「毎日、学校に行くことと生計を立てることで頭の中がいっぱいでした。勉強して、働いて。本当は美術学校で
デザインを勉強することにずっと憧れていたんですが、当時26歳という年齢のことや諸々を考えてギブアップ。相
談先の人材派遣会社からは“迷っているならとりあえず(つぶしの効く)ビジネス専攻にしなさい”と背中を押され、
短大ではビジネスを専攻したのです」
C:「夢や憧れよりも、まずが生活という現実に直面したわけですね」
H:「頭でやりたいと思っているのであって、決してここ(心)でやりたいと思っていない道を選んだんです。とりあえ
ず目の前にあることをやらなきゃいけない!そう思ってやりました」
C:「では、実際に日野さんの“心”に響いていたこととは何だったんでしょう」
H:「当時、やはりデザインへの憧れは捨てきれないでいたんです。就職間際になって、突然進路を変更しました。
改めてウェブデザインの学校に集中的に通い、そのままの勢いで現地企業にウェブデザイナーとして就職するこ
とができたんです」
C:「集中力ですね」
H:「折しもアメリカはインターネット・バブルのまっただ中。5年間うまく働けました」
C:「試行錯誤しながらもやりたいことに向かって邁進していた様子が
伺えますが、その中でボランティアに関わっていくきっかけといったも
のはあったのでしょうか」
H:「実はこれにはエピソードがあるんです。短大に行くよりも前に、私
がニューヨークに来て間もない頃、“ハーレムに行ったらアポロシアタ
ーに行きたい!”って同じ気持ちでブルックリン区にあるコニーアイラ
ンド*を訪れたんです。そこにあったのは憧れていた美しい浜辺では
なく、ゴミで埋め尽くされた海岸だった。その瞬間、反射的に私はゴミを拾っていました。“そんなもの集めてもお
金にはならないよ”とからかう若者を無視し、黙々とゴミを拾い続けました。しばらくして目を上げると、自分から離
れたところで同じようにゴミを拾い始めた中年女性と目が合ったんです」
C:「言葉を発しなくても、行動することで人が共感してくれたんですね」
H:「すごく嬉しかったです。感動屋の私はこの感動を胸に帰宅、でもその後しばらくはボランティアとは無縁の
日々が続きました。短大を卒業し、就職、転職、その過程は全てがトントン拍子であったわけでは決してなかった
のですが、でも、そんな中、必ずといっていいほど誰かが手を差し伸べてくれたんです。ニューヨークって自分もし
んどいけど“苦しいのは自分だけじゃない”って思える。周囲の人に励まされてなんとかニューヨークに残ることが
できた」
C:「心強いですよね」
H:「“いまの私があるのはこの街のおかげ!”なんて単純に思っちゃったんですよね(笑)。それから、亡くなった
母が常に口にしていたことがありました。それは“他人を思いやること”。小さなことでもいい。例えば、使ったタオ
ルは次に使う人のために、きれいにしておく。自分のことだけではなく、他の人のことも考えること。今の私の基本
となっている母の教えです」
C:「小さい頃に教えられたことって後々まで影響しますよね」
H:「そうですね。で、『ニューヨークでボランティア』を設立したのは、実は友達とのたわいのない雑談からだったん
です(笑)。ある日、先のコニーアイランドの浜辺清掃で感動したエピソードを友人たちに話したら、“それ、いいじ
ゃん~!”と、盛り上がってしまい、、、。“私、実はボランティアやってみたいのよね”と発言、それに対して友人が
“え?あなたが(嘘でしょ?だってそんな風に見えないわ)?”って。“でも、その後の席で“やっぱり私もやりたい
の”という人が続出。そこで“ボランティアって実はみんなやってみたいものなのかな?”って思ったんで」。
C:「人は見かけじゃない」
H:「後日、さっそくプレスリリースを作って、地元の日系メディアでボラ
ンティア呼びかけの記事を掲載してもらったんです。“私は日野紀子と
いいます。公園美化のボランティアを始めたいと思います。みなさん参
加しませんか?”って。そうしたらなんとメール等で100件くらいの問い
合わせが来たんですね。折しも当時はちょうど9.11の直後。タイミング
もありました。あの時は“献血をしたくて病院に駆けつけても(生存者
がいなかったため、輸血の必要もなかった)できなかった。何かしたく
てもできなかった”というフラストレーションを抱えた方々が多かったん
だと思います」
C:「みんな自分以外の人のために何かをしたかったんですね」
H:「そして実際には40名ほどの人々がいらしてくださった。皆が賛同し
てくださった事が本当に嬉しくて、すべての人の名前を覚えて当日を迎
えました。そして一日の共同作業を通じて、“名刺を持たない1人の人
間として、どれだけ思いやりを持てるか?”という想いを持ち、集まる仲
間同志から生まれる一体感、生活範囲を超えた色んなジャンルの人
たちとの出会いに感激してしまったんです。これをずっと続けていけたら、本当の意味での助け合いのスピリット
を持ったコミュニティが作れるのではないと思いました。そんな人の輪を生み出して行く事を自分のライフワークと
して続けられたら“私はなんて幸せなんだろう”と思いました。その時、“手伝うよ”って手を差し伸べてくれた8名
の仲間がいたんです。こうしてスタートしたのが非営利団体『ニューヨークでボランティア』です」
C:「今でこそ、多くのボランティア希望者を抱える大きな組織となりましたが、海外でのNPO設立だけに、実際の
発足にあたっては色々大変だったのでは?」
H:「大変でしたよ~。私をはじめ、8名の同志の中には“NPO設立”の専門知識を持っている人はいませんでし
た。みんな興味はあっても知識はなし。ただ、1つ救いだったのは、アメリカにおけるNPO活動はこの国自体がも
のすごく奨励しているんです。日本人の感覚だったら想像がつかないようなサービスがこの国では無料になる」
C:「例えばどんなものが無料になるのでしょうか?」
H:「例えば、NPOを立ち上げるサポートをする弁護士がいます。サポートしてもらえるか否かは、もちろん事前に
組織審査があるのですが、一度審査を通ると、代理人の弁護士が申請における書類作成などを手伝ってくださる
んです。もちろん弁護士たちもボランティアです。私たちからもお金は一切払っていません。NPOの知識はないも
のの、法律の知識をもっているメンバーがいたので、彼が『ニューヨークでボランティア』と弁護士との間に立って
活躍してくれました。また、運営に関してはスタッフの中でMBAとっている方もいたので、組織の運営計画立案な
ど色々教えてもらいながら取り組んできました」
C:「寛容なお国柄ですよね」
H:「この国は元々ヨーロッパからの移民たちが新しい国を作ろうと、形成された国です。アメリカはしばしば“小さ
な政治”と呼ばれることがありますが、この国には“やろうと思う人はやってみなさい”という箱(システム)がある。
すばらしいことです。でも、とっても大変でした。発足の準備から実際にいたるまで半年かかりました」
C:「発足後は?」
H:「うちは“有名人が始めた”とか“企業がバックについている”といった後ろ盾が何もない組織でしたから、はじ
めの頃は団体の活動趣旨をご理解頂く、信用していただく事自体が一苦労でした。ほんとうの目的は何です
か?”なんて質問もありました。そんなこともあり、私たちは 『ニューヨークでボランティア』のNPO法人化*を急い
だんです。これは“私たちは州の認可を受けて、納税をしながら真剣に活動をしている”ということを証明するため
です。2003年1月、『ニューヨークでボランティア』は無事法人となり、道のりは険しいものの、みなさんに信頼して
いただき、ここまで成長することができました」
C:「すごい」
H:「ニューヨークには日系のNPOがたくさんありますが、実はその中で法人化しているところってほとんどないん
です。他は組織的に運営されていますが、『ニューヨークでボランティア』は本当の意味でのグラスルーツ(草の
根)運動を基としており、いつの間にか大きくなってしまった自然発生型。大きくなってしまったとはいえ、職員は
創立者である私1名のみ。運営に携わるボランティアスタッフは20名ですが、実際の切り盛りは私が1人でしま
す。その他、3名を理事に、アドバイザーとして経験豊かな先輩たち15名を擁しているのが『ニューヨークでボラン
ティア』なのです」
C:「運営するにあたって一番難しいことは?」
H:「法人としてお金をまわしていくことは難しいですね。設立は大変で、“お金のめどはなんとかなるやーっ”て感
じだったんです。今、非常に苦労してますけど(苦笑)。現在はまだ協力してくださる企業からの物品提供が多い
ですね。キャッシュ集めは本当に大変でしたが、NPOとしての年数と実績を経て、“あなたたちにお金を委ねま
す。私たちのお金を社会のために使ってください”という信頼をもらえるようになりました。これからかなっておもっ
ています」
C:「NPOの運営には欠かせないファンド・レイジング(寄付金活動)ですが、こちらもボランティアスタッフのスタッ
フがされるのですか?」
H:「そうですね。ただしファンド・レイジングは専門性が必要なので、実際に携わっているのは一部のスタッフで
す。知識と経験を持っていらっしゃるアドバイザーたちが本領を発揮して動いてくださっています」
C:「実際の活動ですが、どんな方たちが参加されているのですか?」
H:「学生から社会人まで実に様々です。実施しているプログラムは一日企画、企画ですので、ボランティアをやっ
てみたい気持ちがある人たちがまずは気軽に始められるようにしています。 運営ボランティアスタッフに関して
は、長期間のコミットが必要なのですが、発足当初は、“ちょっとでも気持ちがある人はどうぞ!”ってしてたんで
すが、やめる人は1カ月でもやめてしまいます。そういった事情もあり、ボランティアスタッフなのに非常におこが
ましいんですけど、今は希望者には志望動機の作文を書いていただくようにしているんです」。
C:「ある程度、やる気をコミットしていただくためですね」
H:「そうですね。こちらでは日本人ボランティアの評価は高いんですよ。アメリカではボランティア志願者が10とす
ると、そのうちの8割が実際にやってきてくれるだろうと見積もるんです。これはそれだけ直前のキャンセルが発
生するということです。でも『ニューヨークでボランティア』の場合はほぼ100%が出席。急きょ都合により来れなく
なったという人は、ほぼ電話で連絡をくださいます。ボランティアスタッフのみなさんも、仕事、家庭、学業の間を
ぬってしっかりと運営を支えてくれています。その姿勢にスタッフ同士尊敬しあい、刺激しあっています」
C:「日本人ボランティア、優秀ですね」
H:「日本人ボランティアのきめ細やかなサービスや、まじめさは非常に評価が高いんですよ。とはいえ、はじめて
の方に1週間に2回やってくださいというのは大変。実は“私は英語も話せないし、ボランティアのことは何も分か
らない。ご迷惑になりませんか?”っていう方が多い。“そんなことないですよ!”って言って、背中を押してあげ
る。そこで、ボランティア未経験者でもできまるものをセットにして出すんです。それが一日ボランティアです。我々
はこれを“ボランティア探検隊”と読んでいるのですが(笑)、これはリーダーである隊長が活動のすべてを仕切
り、参加者は隊長についていくだけでOKというもの。20~30代の若い人たちで自分の生活を作っている段階の忙
しい人々でも参加できるプログラムを作っているんです」
C:「人気のある1日ボランティアのプログラムを教えてください」
H:「1番人気は“メイクアップ・ボランティア”ですね。参加者の7割がなんと20~30代の女性たちなんです。世界
万国の女性が願う“きれいになりたい”という共通の願い。まずはプロのメイク技術をボランティア参加者に学ん
でもらい、それを老人ホームで実践していただくといった手順です」
C:「面白いですね」
H:「日本人って手先が器用で化粧が上手な方が多いですよね。また、ニューヨークにはプロで活躍しているメイ
クアップ・アーティストやフォトグラファーがいますが、こうしたプロの方たちとボランティア希望者をワークショップ
というイベントを通じてコラボレートしてもらうんです。毎日しているメイクも、自分の顔にするのと、会っていきなり
知らない方に、ましてや年齢の違いから、しわの量もまったく違うメイクするのでは勝手が違います。そうやってメ
イクアップ・ボランティアの現場で必要となるメイク技術をワークショップで事前に学んだボランティア志望者たち
が、その後、老人ホームへと赴くわけです。実際にはメイクの他にハンドマッサージとマニキュアも加えられます。
サービスを受けたご高齢者の方々からも非常に評判がよく、“次はメイクアップ・ボランティアだけじゃなく、ハンサ
ム・ガイも連れてきてね”なんていうコメントまでいただいています。美容業界の方々からの支持も強く、自分でも
技術が身に付きますし、とても人気があるんです」
C:「ニューヨークでボランティアに対する日野さんの夢は?」
H:「当面の目標は、私たちがずっと温めてきた『8回シリーズの日本文化紹介企画』を年間通して実施できるよう
にして行きたいというのが今年の目標です。ビジネスとしての、運営組織としてのNPOに育てていきたいですね。
現行のプログラムをうまく軌道に載せ、それからスタッフの内部マニュアルとして今現在150ページほどあります。
これを外部のものとして、日本の方がこちらで研修を受けて日本へ帰り活用できるようなシステムを構築していく
など、色々と企画中です。この他、」
C:「どういった内容のボランティアなのですか?」
H:「ニューヨーク市レクリエーションセンターの子供向けプログラムに正式に認定されているプログラムなのです
が、毎回様々なテーマで子供たちに日本文化を教えていきます。例えば「おはよう」「ありがとう」などの日本語で
あったり、お辞儀を通して日本の習慣を学んでもらったり。他にも手巻き寿司の作り方や、剣道、茶道、盆踊りな
どもあります。人種の坩堝と言われるニューヨークで、どうしてこのプログラムの必要性があるかについて、先日
アフタースクールプログラムディレクターよりこのようなお話をお伺いすることが出来ました」
~アフタースクールプログラム・
アフタースクールプログラム・ディレクターの
ディレクターの言葉~
言葉~
“ハーレムなど多くの地域では、周りにいるのは同じようなバックグラウンドの人たちが集まるコミュニティに住ん
でおり、ニューヨークは世界各地から様々な文化、価値観を持った人が集まる街であることを忘れてしまいます。
子供達は医者、弁護士などの将来の卵であり、小さい頃より多くの経験をする事が教育現場では必要とされてい
ますが、現状では子供達が自分たちのコミュニティの外を出ることが難しい環境にいる子供たちもおり、『ニューヨ
ークでボランティア』のようなインターナショナルな非営利団体が自分達のコミュニティに訪問してくれて、異文化
を紹介してくれる機会は大変貴重で、ありがたい企画です。どうぞみなさん、私たちのコミュニティに来て、ここの
子供達に知らない世界を見せてあげてください。その体験が将来、人との違いを尊重できたり、興味を持ったり
と、幅の広い人格を育てていく事に大きく貢献できると信じています”。
C:「ありがたい言葉ですね。『ニューヨークでボランティア』の活動実績
が認められている証拠ですね」
H:「このプログラムのために、実はニューヨーク市から『ニューヨークで
ボランティア』に対して、一部ではあるものの助成金をいただくことがで
きたんです! しかも、大手の非営利団体からも“お金を出すから、年
間通じでやってほしい”といううれしい声もかかってきました。もうこれ
はただのボランティアではない、組織としての形を持ったボランティア
になってきた。有給スタッフも私だけは足らなくなってきており、とてもう
れしいです」
C:「NPO法人として運営も安定してきますと、さらに色々な可能性が見えてきますね」
H:「そうなんです。子供への文化紹介とメイクアップ・ボランティアや講演、、、これらがうまく年間スケジュールの
中で落ち着いてきますと、安定しますね」
C:「発足からわずか6年でここまでの進歩!素晴らしいですね。最後に読者のみなさんに一言メッセージを!」
H:「ニューヨークにやってくる人は、その多くがこの街に対して夢を抱いてくる。自分が思うように物事が進まない
って時ありますよね。そういう時に“ちょっとボランティアでもやってみようか”って思ってみる。語学でも仕事でも学
校でも、ボランティアすることで、そこでちょっと失いかけてた自分の自信を取り戻したりとか、大都会の人々は冷
たいと思っていたのに、ニューヨークに以外なあたたかさを見つけたりとか。そういうことって大切だと思うんで
す。ボランティアをしている人はみんな知っています。ボランティアは一方が与えるだけのものではありません、お
互いにもらい合う行為です。心豊かなニューヨークの暮らし作りに、是非ボランティアをはじめて見て下さい。みな
さまと活動でご一緒できる時を心より楽しみにしております!」
C:「今後も日本とアメリカの架け橋として引き続き頑張ってください。本日はありがとうございました」
*コニーアイランド
ニューヨーク市ブルックリン区の南端に広がる海岸地域。大西洋に面しており、夏になると地元住民たちでにぎわ
う行楽地。
*ボランティアグループとNPO法人との違い
ボランティアグループは、法人格の有無に関わらず、任意に団体を作り、自由に活動を行うこともできる一方で、
NPO法人とは特定非営利活動促進法に基づき、法人格を取得した団体。法人化することで得られるメリットは、
寄付者が税制控除を受けられる事から、広く寄付を募る事が出来る事、団体の信頼性の向上、不動産登記や銀
行の口座開設などができる。総会や理事会の開催など、法に沿った法人運営をする義務や、情報公開・納税の
義務が生じる。アメリカでは団体名に“501(c)(3) IRS Status”と並記されているのがパブリックチャリティーとして
のNPO法人の証。
■プロフィール
日野紀子
昭和42年12月29日生まれ。神奈川県川崎市出身。短大卒業後、イベント企画制作会社勤務。1993年に渡米。ウ
ェブデザイナー、アートディレクターとして米系IT企業勤務。2002年に非営利団体「NY de Volunteer」(ニューヨー
クでボランティア)を設立。現在団体代表。在ニューヨーク邦人から広がる輪を通して、コミュニティサービス活動
推進・リーダー育成を行い、ニューヨーク市の社会問題解決・国際相互理解推進の為に貢献を続けている。今ま
で他人事になりがちな『ボランティア』を体験+学び+交流をコンセプトに、約300の体験型イベントを企画運営。
参加人数3000名以上。約6万人のニューヨーカーがそのサービスを受けた。ニューヨーク、東京の運営スタッフ約
20名、アドバイザー約15名と共に、柔軟な発想で精力的に活動を拡大し、2007年度からはニューヨークの子供達
が異文化に触れることで、視野を広げ「世界の一員」として育っていく事を目的に『日本文化紹介アフタースクー
ルプログラム』を同市の公式プログラムの一貫として実施している。
■講演実績
「リーダーシップとコミュニケーション」
「日米ボランティアマネージメント事情」
「地域社会参加」
「NYのNPOで働くという事」
等をテーマに実績多数。
■アワード
内閣府国民生活局「生活達人2005」、NYのTV局「NYer of the week」選出。
NY de Volunteerのウェブサイト:http://www.nydevolunteer.org/
◆今回登場していただいた日野紀子さんにメッセージを送ろう!
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