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近畿大学医学部同窓会
同窓会会報
第 13 号
発 行 日 平成26年 6 月 1 日発行
発
行 近畿大学医学部同窓会
発行責任者 米井 潔
編 集 者 同窓会報編集委員会
(医学部同窓会事務局)
〒589- 8511
大阪狭山市大野東377 - 2
近畿大学医学部
TEL 072 - 366 - 0221
FAX 072 - 367 - 8652
平成25年度 近畿大学医学部同窓会
2013年11月 9 日 東澤知輝先生 井関雅子先生 教授就任祝賀会 於:ザ・リッツ・カールトン大阪
CONTENTS
1 .同窓会会長挨拶… ……………………………………………………
2 .学長挨拶… ……………………………………………………………
3 .学部長挨拶… …………………………………………………………
4 .本学卒業生の教授就任挨拶
東澤 知輝 教授… …………………………………………………
井関 雅子 教授… …………………………………………………
5 .主任教授挨拶
安田 卓司 教授… …………………………………………………
6 .教授就任挨拶
岡嶋 馨 教授… …………………………………………………
川崎 俊彦 教授… …………………………………………………
小山 敦子 教授… …………………………………………………
田村 孝雄 教授… …………………………………………………
村尾 佳則 教授… …………………………………………………
北澤 康秀 教授… …………………………………………………
7 .宮里昂名誉教授を偲んで… …………………………………………
8 .支部会報告
まほろば会… ………………………………………………………
近八尾会… …………………………………………………………
清風 OB 会… ………………………………………………………
近畿大学医学部同窓会 大阪市支部設立総会報告 岡藤龍正……
「第 1 回 近大 OMMC 支部会設立」のご報告…………………
9 .医院紹介 12期生 岩垣厚志… ……………………………………
10.同窓会賞受賞御礼… …………………………………………………
11.保護者会報告… ………………………………………………………
12.在学生報告
学生連絡会会長… …………………………………………………
ウェルネス委員長… ………………………………………………
金剛祭実行委員長… ………………………………………………
クラブ統括… ………………………………………………………
女子医学生サポート委員会… ……………………………………
西医体評議委員… …………………………………………………
西医体奮闘記 陸上部… …………………………………………
平成25年 学生写真集… …………………………………………
13.母校に救急災害センターがオープン… ……………………………
14.近畿大学医学部ホームカミングデー2014開催ご報告……………
15.医学部および附属病院・堺病院の統合移転について……………
16.平成25年度の卒業式、国試報告… …………………………………
17.平成25年度議事録集… ………………………………………………
18.写真集(平成25年度総会)……………………………………………
19.写真集(全国私立医科大学同窓会連絡会全国会)… ……………
20.平成25年度事業計画、平成26年度事業予定………………………
21.平成24年度会計報告、平成25年度予算……………………………
22.平成25年度 年会費納付者リスト… ………………………………
23.年会費納入用紙ご案内… ……………………………………………
24.平成26年度同窓会総会、懇親会のご案内…………………………
25.同窓会事務局ご案内… ………………………………………………
26.名簿変更連絡… ………………………………………………………
27.役員名簿・訃報… ……………………………………………………
28.近畿大学校歌・近大節… ……………………………………………
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会長ご挨拶
会 長 米井 潔
( 1 期生)
挨 拶
平成25年度の同窓会としての重大な出来事は全国私立医科大学同窓会全国会を主催し、その
主催校の大任を無事終えた事です。また、本学附属病院の移転の報道が入っている事も我々の
重大ニュースです。
1 .本院の新築移転について
平成35年に堺市の泉ヶ丘に本学附属病院を移転する事がニュースで出ました。これは、我同
窓会としてビックなニュースです。泉ヶ丘は大阪市内からの電車でのアクセスが良く、また車
のアクセスでも近畿圏の道路網に入って通院には大変便利な場所です。
これは南大阪を含めて和歌山県まで広い医療圏の拡大につながると思います。同窓会として
もこれから進む移転計画に積極的に協力して参ります。
2 .同窓会の財務について
年会費の納付について毎年お願いしております。是非会報誌が届いている会員は納付をお願
い致します。我々は皆様に頂いた年会費を同窓会のために有意義に使わせて頂いております。
3 .対外的な活動について
平成25年度は全国私立医科大学同窓会全国会を主催し大盛況に終わりました。これは全国私
立医科大学同窓会の各大学に近畿大学医学部同窓会の結束と「おもてなし」を示しました。今
後も他大学の同窓会との交流を深めて参りたい所存です。
4 .支部会の活性化へ
現在各支部は活発に活動して頂き盛況な支部会を開催して頂いております。平成25年度には
35期の卒業生を排出しました。これで我母校は4,000名近くの医師を社会に送り出しました。
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各地区で近畿大学医学部卒業の医師としての活躍されている事を同窓会としても心強く思って
おります。
皆様も今後各地の支部に御参加下さい。また、クラブのサークルでも結構です。特に新病院
の堺地区の支部会は、今後の同窓会の最重要の支部です。堺市で勤務されている卒業生は支部
の支援と新病院の病診の協力を御願い致します。
5 .卒業生の御子息・御令嬢の医学部入学
毎年の新入学の学生の保護者に 5 ~ 6 名は我母校の卒業生がおられます。同窓会は学生の保
護者会を開催しております。保護者会に積極的に保護者となられた卒業生が出席されることを
期待しております。
同窓会として卒業生の御子息、御令嬢の御入学を応援しております。入試、入学などについ
て御質問があれば御遠慮なく同窓会へお問い合わせ下さい。
最後に我母校近畿大学医学部は色々な面で過渡期だと思います。同窓会の皆様の御協力と御
支援でさらなる母校の発展を築いて行きましょう。
米井 総会にて学生へ寄付
謝恩会にて
全国会あいさつ
全国会にて
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和顔愛語
近畿大学学長 塩㟢 均
昨年11月30日に私立医科大学同窓会全国会議が近畿大学医学部同窓会主催で開催されまし
た。全国29私立医大から同窓会長など多くの要職の先生方が参加され、有意義な討論と近畿大
学医学部同窓会(米井会長)ならではの懇親会がリッツカールトンで楽しく催されました。近
畿大学らしい会であったと、多くの出席者からお褒めの言葉を戴きました。医学部出身の学長
として、この上ない名誉でございました。昨年の 4 月グランフロント大阪、12月東京銀座で近
大マグロなど養殖魚専門料理店の開業は近畿大学の「実学教育」が高く評価されました。今年
になり、日本経済・産業新聞、関西財界セミナーなどからの受賞が続き、うれしい多忙を極め
た年明けでした。本年度は大学受験志願者数が日本一になり、責任重大です。
医学部においては 昨年末の救急災害センターの新築オープンなど、医学部の実力も広報し
ていきたいと思っております。 3 月16日は医学部ホームカミングデイが開催され、医学部、附
属病院の今後について、大学の方針をお話し致しました。今春には医学部、附属病院の移転計
画も具体化し、プランの詳細を公表できると思います。
「和顔愛語」
平成26年(2014)の年頭の目標です。
曹洞宗の開祖である道元禅師の言葉です。
人に接する時の心構えを述べた教えです。
和顔は理解しやすい。「和」は穏やか、和やかという意味であるから、そのような顔で他人
に接しなさいということでしょう。初対面で相手を緊張、警戒させるような顔をしては相手に
もその気持ちが伝わり、素直に語り合うことはできません。
一方、「愛語」も優しい、愛情のこもった言葉であると思います。しかし、その詳細な感覚
が良く理解できない。道元禅師は「やさしくほほえんで赤ちゃんにかける時の言葉」と説明さ
れている。誰もあかちゃんに向かって怒鳴る人はいない。なるほどと思うが、なかなか全貌を
理解するのが難しい。そのような折、「道元禅師の愛語の心に学ぶ」酒井大岳氏(致知2013.
10)を読む機会を得ました。私たちは誰でも優しい言葉で救われた経験を持っていますし、厳
しい愛の言葉で叱咤激励されて立ち直る機会を与えられることもあります。意識しない何気な
い一言で相手を傷つけることもあれば、救うこともあることを自覚すべきでしょう。そのため
には、いつも愛情をもって相手に接することを心すべきです。愛情から発せられた言葉はどん
なに厳しくても相手を救うことができると言う確信をもって言葉をかけたいと思います。先生
方も、一日一日を大切に過ごしていただきたいと祈念しています。
―4―
ご挨拶
医学部長 楠 進
昨年この同窓会会報にご挨拶を書いてから、はや 1 年が経過しました。その間に、近畿大学
医学部には大きなニュースが 2 つありました。
ひとつは、救急災害棟の完成と稼動です。最新の設備と機器を備えた、救急災害棟ができた
ことにより、地域医療へのさらなる貢献と、学生および研修医へのより優れた研修環境の提供
ができるようになったと思います。
もうひとつは、本学医学部の泉北高速鉄道泉ヶ丘駅周辺への移転計画が発表されたことで
す。本学医学部は40年前の創立以来、本格的な建て替えが行われてきませんでした。そのため
施設の老朽化が各所にみられ、耐震を含めて建て替えは急務となっていました。今回の移転計
画は、これからまだ詰めなければいけない点がいくつもあるのでしょうが、交通の便のよさも
あり、本学医学部の発展に寄与することは間違いないものと思われます。
昨年も書きましたが、現在近畿大学医学部にとって、一番の課題は、マンパワーの充実です。
初期研修医のマッチングの枠が27と、大阪府の大学病院で一番少ないのが現状であり、何とか
改善すべく努力していますが簡単なものではありません。また、卒業生が本学医学部附属病院
に残りたいと思えるように、ソフト面でもハード面でも改善に努める必要があります。さら
に、他院で初期研修を終えた卒業生たちが後期研修のために母校に帰って来やすい環境も整え
ることが大切です。
これからの大学病院は、地域との連携が大変重要となります。特定機能病院に相応しい診療
を行い、地域の先生方との紹介・逆紹介をすることが求められています。こうした点も含めて、
同窓会の先生方のご協力が不可欠と思われます。
引き続き足元を固めつつ、近畿大学医学部への評価がさらに高まるよう、努力していく所存
ですので、同窓会の先生方には御指導御鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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教授就任の挨拶
堺病院緩和ケア科
教 授 東澤 知輝
鈴木先生、ご祝辞ありがとうございました。過分なご祝辞、汗顔の至りです。
鈴木先生には、私は、約30年前、病理学教室でご指導を頂戴しておりました。永らく、年
賀状でのお知らせ程度でご無沙汰しておりましたが、先生からご紹介戴いた患者様を通して、
色々と近況をお知らせする機会が増え、今回私が堺病院緩和ケア科の教授に就任が決まった際
にも、その患者様を通していち早くお知りおき頂きました。教授に就任したことは、周囲には
あまり口外してなかったのですが、真っ先にお祝いの手紙を頂戴し、恐縮した次第です。本日
も、改めてご祝辞を頂戴いたしましたこと、はなはだ感謝の気持ちでいっぱいです。鈴木先生
ありがとうございました。
また、順天堂大学の麻酔科・ペインクリニック科の教授にご就任なさいました井関先生、同
じ業界に身を置く私としましては、この業界では知らない人はいない程ご高名な井関先生のお
祝いの席にご相伴できましたこと、光栄でございます。
実は、井関先生のことは、学生時代はサッカー部を通じて、ご卒業された後は、関西電力病
院で麻酔科の研修をされていたこと、私もまた時折、病理解剖で関西電力病院を訪れていたこ
とから、漏れ伺っておりました。まったくの初対面ということではございせん。少しのご縁と
いうものを感じております。
教授と申しますと、昔から勉強ができて、勉強が好きで、その道をまっしぐらというイメー
ジがあります。なにを隠そう、私、 4 年生の時、留年しております。西医体の主管の幹事とし
て、準備で忙しかったからと周囲には言っておりましたが、前期試験は全てパスしております。
落としたのは後期試験です。しかも、 6 年生は秋卒です。その後様々な変遷を経て、ペインク
リニックで開業することになるのですが、開業医が、どうして改めて大学教授の道に戻ったの
かという説明は、50歳も半ばを過ぎた男の半生をこの場で語ることになりますので割愛いたし
ます。しかし、何もしなくて教授になった訳ではありません。教授になるためには、まずはた
くさんの論文を書かなければなりません。その書き方を最初に教わったのが、病理学教室です。
そのときの鍛錬が、後々の自分に役に立ったということは、改めてこの場で鈴木先生に感謝せ
ねばなりません。先ほど申しましたように、ご挨拶の場で、私の半生の一部始終をここで申す
訳にはいきませんが、この同窓会総会の席で、一言でまとめさせていただくならば、近畿大学
医学部の卒業生には、色々なチャンスとその選択があるということです。後輩の諸先生方、と
くに若い先生方に、その実物をお見せできたということが、私がここに居る一番の意味である
と思います。
簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。本日は、ありがとうございました。
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教授就任に
あたって
順天堂大学医学部
麻酔科学・ペインクリニック講座 教授
順天堂大学大学院医学研究科疼痛制御学 教授(併任)
井関 雅子
近畿大学医学部を昭和59年に卒業致しました第 5 期生の井関雅子です。平成25年 5 月 1 日付
けで順天堂大学医学部麻酔科学・ペインクリニック講座の臨床教授(順天堂大学大学院医学研
究科疼痛制御学 教授併任)、12月 1 日付けで教授を拝命致しました。他大学における教授就
任にも関わりませず、昨年秋の同窓会総会におきまして、塩㟢学長、楠医学部長、米井同窓会
長、磯貝教授をはじめ多くの同窓のみなさまにお祝いして頂き、心より御礼申し上げます。同
期のみなさまからも、暖かいお言葉を頂き、感謝申し上げます。私にとりましては、いつの日
も母校は懐かしくありがたい存在であり、心の支えでもございました。今回の就任で、大変お
世話になりました母校に対して、ほんの少し恩返しができたようにも思います。
私は、現在、痛みの治療と研究に従事させて頂きておりますが、そもそも卒業時には、全身
状態を管理できることに魅力を感じて麻酔科を選択しました。麻酔科医として大阪日赤病院、
京都大学、東京女子医科大学で勤務させて頂く中で、周術期管理を通して、痛みが生体に与え
る影響は、心身両面に好ましくない事象であることを痛感した結果、麻酔科指導医を修得する
頃には「疼痛学」に対する強い探究心が芽生えていました。そこで平成 4 年より、日本でペイ
ンクリニックの第一人者であられた順天堂大学の宮崎東洋先生(現名誉教授)の下で、痛みの
治療を学ばせて頂きました。育児中で他学出身の女性医師を、学閥や男女差別なく受け入れて
育てて下さいました順天堂大学にも、この機会をお借りいたしまして深謝申し上げます。
医学は、これからも発展する有望な科学分野のひとつであり、「疼痛学」もその一分野です。
そのため、診療科や学部、大学間の垣根を越えたチーム医療を推進することにより、臨床と基
礎の両面から痛みの解明につながるような仕事のお手伝いができればと考えています。一方
で、日常診療において、「痛み」は、頻度の高い症状です。そこで、私に課せられた使命は、
麻酔科医が得意とする手技的治療をより安全、確実なものに築きあげるとともに、心身両面か
らの多角的評価と標準的な痛み治療の普及を本邦において展開していくこと、さらに、若い世
代に伝える、つなげることであると思っております。患者の生活の質を高く保つことが医療の
大きな目標となっている現代において、急性痛、慢性痛、非がん性痛、がん性痛など、すべて
の痛みに対応できるエキスパートとして、疼痛専門医は、益々医療界に必要となる専門職と考
えます。謙虚な気持ちとさらなる努力をもって、この分野の発展のために精進していく所存で
ございます。今後とも、何卒御支援、御教授頂けますれば幸いに存じ上げます。
近畿大学医学部は、私の故郷、誇り、でもあります。母校の益々のご発展とみなさまのご活
躍、ご健康をお祈り申し上げます。
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ご挨拶
外科学教室上部消化管部門
主任教授 安田 卓司
平成25年 5 月 1 日付け近畿大学医学部外科学教室上部消化管部門の主任教授を拝命いたしま
した。塩﨑学長ならびに奥野清隆主任教授をはじめ、これまで私を指導して頂いた多くの先生
方より多大なご支援を頂戴し、心より感謝申し上げます。塩﨑学長の教室を引き継いだという
責任の重さを肝に銘じ、身も心も引き締めて更なる発展を目指して努力していく所存でありま
す。
私は昭和61年大阪大学医学部を卒業し、大学での 1 年間の外科研修の後、大阪府立成人病セ
ンターで 3 年間、外科手技と腫瘍学の基礎を学びました。その後の 4 年間は大阪大学に帰学し、
主に大阪大学細胞工学センターで膵分泌性トリプシンインヒビター(PSTI)の膵特異的転写
制御機構の解明に取り組みました。平成 6 年からは再び大阪府立成人病センターで食道癌外科
治療に従事し、術前化学療法から気管・大動脈の合併切除という超拡大手術まで徹底的に取り
組み、外科の限界を学びました。平成12年から大学に助手として帰学し、塩﨑先生が近畿大学
に赴任される迄の間、外科治療における根治性と機能温存のバランスの重要性を学び、低侵襲
手術や頸部食道癌喉頭温存術の他、FDG-PET や P 53遺伝子変異に基づく治療戦略の個別化に
取り組みました。そして平成18年 7 月、近畿大学医学部外科学教室に准教授として赴任した次
第です。
赴任して 8 年近くになりますが、最初に感じたことは、個人の立場や部門の壁を越え、患者
治療を最優先に病院全体が一丸となって行動する、近畿大学医学部附属病院の潜在能力と可能
性の高さです。特に外科チームは、個々のスタッフの努力と多職種連携による高いチームワー
クによって、今では治療困難な症例にも可能性をかけて治療できる、真のプロフェッショナル
の集団にまで成長してきたと思います。
近畿大学医学部附属病院は南大阪唯一の大学病院として、その役割と責任は極めて重大で、
地域の医療機関との密な連携は勿論のこと、最後の砦として常に高度医療の提供と先進治療の
開発に取り組んでいく使命があります。そのためには若い力は不可欠です。昨今は医療訴訟の
多さから外科が敬遠され、医療界全体でも萎縮医療が懸念されています。しかし、医療は患者
のためにあるのであって、患者と共にリスクを背負い、毅然として患者のためにメスを奮って
困難な病気を克服していく外科の素晴らしさを伝えることで、卒業生は勿論、他学の若手医師
もがあこがれ、集う教室に発展させていきたいと考えています。そして信頼と責任、スキルの
ある外科医の育成、スタッフ個々のレベルアップとチーム力向上、国内外への積極的な情報発
信等を通じて近畿大学外科ならびに附属病院の存在感を高め、少しでも地域および日本の医療
に貢献していくことができればと思います。同窓会の皆様方には引き続きのご協力とご支援を
賜りたく、今後ともよろしくご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。
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教授就任のご挨拶
近畿大学医学部奈良病院放射線科
教 授 岡嶋 馨
近畿大学医学部同窓会の会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げ
ます。奈良病院放射線科の岡嶋 馨(おかじま かおる)と申します。
同門会の皆様と諸先輩方のご支援を頂きまして、平成25年 4 月 1 日付けで奈良病院教授を拝
命いたしました。
私は平成11年 7 月 1 日に、当時まだ建設中であった医学部奈良病院に着任致しました。同日
付けで奈良病院所属となったのは循環器内科の服部隆一先生(現在は島田市民病院・事業管理
者)と私の 2 名のみでした。暑い中、生駒市の丘の上に歩いて登って、将来に関してお話をさ
せて頂いたのが今では良い思い出となっています。
奈良病院は平成11年10月に、まず100床の病院として開院しました。最初は本当に大小いろ
いろなことがあったので、当時を知る人のあいだには今も、職種をこえて強い連帯感がありま
す。
それから15年近くを経て病院は大きく発展し、518床の総合病院となりました。放射線科も
順調に成長し、その進化は以下のとおりです。
・ 2 台めの MR 装置の導入(2004年)
・ 3 台め(16列)と 4 台め(64列)の CT の導入(2008年まで)
・地域がん診療連携拠点病院に認定(2008年)
・放射線治療装置(リニアック)の更新(2010年)
・放射線同位元素の内用療法の開始(2010年)
・強度変調放射線治療と定位放射線治療の実現(2011−2013年)
特に強度変調放射線治療に関しては、国内諸施設からの遅れを取戻して現在では近隣からの
ご紹介を受ける文字通りの「拠点病院」となっています。各科の協力の結果、当院は放射線治
療を含め癌診療に関する医療圏を順調に形成しつつあります。さらに平成27年(来年)には当
院の 5 km 北に生駒市立病院が、平成29年には同じく 6 km 東に県立奈良病院が開院します。
これらとも協力して奈良県全体の医療レベルを向上させることが当院の使命であると言えま
す。
今後放射線科の大きな課題は、上記の地域連携に加えて教育と臨床研修への貢献です。私は
3 年前に研修管理委員会に加えて頂き、昨年には病院の広報委員を拝命し微力ながら活動して
まいりました。そこで今後は、放射線科研修を通して病院全体の教育システムの向上と臨床研
修医の増加を目標に努力する所存です。学部長・病院長はじめ同窓会の先生がたのこれまでの
ご厚情に深く感謝申し上げるとともに、これまで通りのご指導をどうかよろしくお願い申し上
げます。
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教授就任のご挨拶
近畿大学奈良病院消化器・内分泌内科
教 授 川崎 俊彦
平成25年 4 月 1 日付けで近畿大学奈良病院消化器・内分泌内科部門の教授を拝命いたしまし
た。専門は肝臓病学、特に肝癌の診断と治療および門脈血行動態です。
私は昭和58年京都大学医学部を卒業後、 1 年間内科のローテーションの後に、大阪の済生会
野江病院に 2 年間一般内科医として勤務いたしました。その後、京都大学第一内科の森安史典
先生(現在は東京医科大学消化器内科教授)の元で門脈血行動態を超音波ドプラ法や肝臓カ
テーテル法にて解析する研究に 4 年間従事しました。この 4 年間は臨床研究の何たるかを教え
て頂き、その後の医学者としての基礎を培った貴重な時期でした。その後、 3 年半は京都桂病
院で消化器内科医として勤務しながら、医学博士を取得する仕上げをいたしました。医学博士
を取得後は、米国の Yale University に半年間留学し、日米の医学界の違いを学びました。
帰国後は西神戸医療センターの立ち上げに参加したのですが、全く新しい病院を一から作り
出す作業はとても大変でしたが、充実した 6 年間でした。その後、工藤正俊教授に誘われ、狭
山の近畿大学附属病院消化器内科に 4 年少し勤務し、最新の肝癌の診断と治療につき、教えて
頂きました。
その後、大阪の梅田にある大阪北逓信病院に第一内科部長として赴任し、 6 年間勤務しまし
た。北野病院の向かいにある、100床足らずの小さな病院ですが、なぜかCTアンギオの第一
世代の器械が眠っており活用させて頂きました。一時期は肝臓の検査と治療では、北野病院に
できて大阪北逓信病院にできないものは無いが、CTアンギオと造影エコーは大阪北逓信でし
かできないという時期があり、患者さんを 2 - 3 人紹介いただいたのは楽しい思い出です。こ
の 6 年間で部長業務というのがどういうものかを学べたのも、近畿大学奈良病院に赴任してか
ら大きな力となりました。
平成22年 4 月 1 日から、現在の奈良病院消化器・内分泌内科に准教授として着任し、医局員
の方々の多大な協力のもとに3年の間に少しずつ業績を上げることができ現在に至ります。
しかし、消化器内科の中心メンバーが2人家庭の事情で退職されて、現在大変な人手不足で
す。何とか、若い力を結集して、今後も上を目指して行きたいと思います。
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ご挨拶
内科学腫瘍内科部門心療内科分野
教 授 小山 敦子
平成25年 4 月 1 日付けで近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門心療内科分野教授を拝命いたし
ました。塩﨑 均学長をはじめ、ご支援を頂きました同窓会会員の皆様に心よりお礼申し上げ
ます。
私は昭和57年に島根医科大学(現 島根大学医学部)を卒業し、慶應義塾大学内科学教室に
入局しました。昭和61年に帰阪し、堀内 篤教授が主催される近畿大学第 3 内科教室に入局し、
血液内科医として、日夜、診療、研究に励みました。この間、日本内科学会認定総合内科専門
医と日本血液学会血液専門医の資格を取得し、「悪性リンパ腫における残存腫瘍細胞の検索―
Southern blot 法を用いてー」で近畿大学から学位を頂きました。
その頃、 2 つの出会いがありました。 1 つは、それまで専門にしてきた白血病や悪性リン
パ腫などの患者さんの QOL やメンタルケアに目が向きました。そんなときにサイコオンコロ
ジーとの出会いがありました。 2 つ目は、不明熱精査で 3 回の入院を繰り返していたある心身
症の患者さんとの出会いでした。万策尽きたと思ったその時に、隣の第 4 内科の心身症グルー
プの先生方の助けを借りて、結局のところ、ストレス性高体温症だということが判明しまし
た。それをきっかけにその後、中島重徳教授が主催されていた第 4 内科の心身症グループに 1
年間院内留学をさせていただき、平成11年近畿大学医学部堺病院開設と同時に「心療内科」を
立ち上げました。平成24年 4 月に堺病院心療内科の教授に昇格し、25年には心療内科の本拠地
を再び附属病院内に移し、引き続き活動を続けております。その間、臨床心理士の資格を取得。
平成20年には、サイコオンコロジー発祥の地である米国の Memorial Sloan-Kettering Cancer
Center に研修に行かせていただきました。平成18年日本心身医学会近畿地方会会長、平成25
年 9 月日本サイコオンコロジー学会総会会長を務めました。
心身医学は“病”をみるのではなく、“病をもっている人間”を診る、心理社会的背景から
その人を取り巻く環境を含めて、心身両面から、その患者さんが“病”とつきあいながら今後
の人生をどうやって切り開いていくか、を一緒に考え、実践していく学問です。また、ひとた
び“病”に見まわれると、身体的苦痛、心理的苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルペインが相
互に関連して、「Total Pain(全人的苦痛)」をもたらします。ですので、これに対処するには、
医療側も全人的医療を実践していく必要があります。その Total Pain をもたらす代表的な疾患
が「がん」です。心療内科はサイコオンコロジーを手がけてきましたが、このたび腫瘍内科と
タイアップし、緩和ケアの領域にも取り組んでいくことになりました。
今後は医学部・附属病院、地域医療への貢献を常に年頭におき、後進医師の育成、医局の発
展に努めて参りたいと思っております。皆様方には一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何
卒宜しくお願い申し上げます。
(心療内科 HP http://www.kindai-psychosomatics.com/)
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ご挨拶
内科学腫瘍内科部門
教 授 田村 孝雄
平成25年 4 月 1 日付で近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門教授を拝命いたしました。さまざ
まな面よりご支援をいただきました同窓会会員の皆様、恩師、先輩、同僚、友人の皆さまに心
より感謝申し上げます。中川和彦主任教授のもと消化器腫瘍学を担当させていただき、胃がん、
大腸がん、食道がん、膵臓がん、胆管がん等の集学的治療に取り組んでいく所存です。
私は神戸大学医学部を昭和63年に卒業後、高砂市民病院での一般内科研修を経て、神戸大学
大学院で EGFR 等の受容体のシグナル伝達や癌細胞のアポトーシスの機序について研究しま
した。その後、研究中に感じた事をより臨床に近いところで生かしたいとの考えから国立がん
センター東病院化学療法科でその当時は珍しかった臨床腫瘍学の研修を受け、その知識を兵庫
県立がんセンター消化器科に持ち帰り化学療法に取り組みました。さらにその後神戸大学消化
器内科に異動して消化器癌の化学療法の研究を続け、平成20年になって、ご縁あって近畿大学
医学部奈良病院の腫瘍内科に異動させていただき奈良県にがん薬物療法を根付かせる取り組み
をする中、このたび畏れ多くも近畿大学医学部本院にて消化器癌の薬物療法に取り組む機会を
いただきました。これまで神戸や奈良の地でエビデンスに基づくがん薬物療法を実地医療にど
のように適応させていくかを考える中で、患者さんから“相談してよかった”と思って頂くこ
とが大切なことではないかと感じ、それを目標としてきました。研究においても患者さんが
困っていることに直接的に応えるテーマを考えたいと思っています。時には間違ったり、行き
過ぎたりすることがあるかもしれませんが、患者さんに“相談してよかった”と思って頂くこ
とを優先することで大きく方向を間違うことはないと信じます。
近畿大学は本邦の腫瘍内科領域ではパイオニア的な立場にあり、初代教授の福岡正博先生が
たいへんなご苦労をされて立ち上げられ、歴史を重ねて、今や多くのがん診療の専門家や情報
が集まってくる環境にあります。治験による世界初の新薬など数えきれない最新のがん治療に
接することもできます。これらのがんの臨床研究に関する環境の充実は予想以上でたいへん嬉
しく思っております。がん治療の世界では、どんなに志を持っていても環境によってできるこ
とに制約をうけてしまう部分がある中、このたび幸運にも大きなチャンスをいただきましたの
で、この機会を生かし、若い先生方と共にこれまでの経験を目に見える形にまとめていくこと
で、よりよい癌診療を創っていきたいと決意を新たにしております。
たいへんな困難な中このたびの機会を与えていただきました中川和彦教授をはじめ、近畿大
学関係の先生方に心より感謝致しております。不器用ではありますが、地道にぜひその期待に
応えていきたいと思います。一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い
申し上げます。 ― 12 ―
ご挨拶
救急医学教室・救命救急センター
教 授 村尾 佳則
平成25年 6 月 1 日付けにて近畿大学医学部救急医学教室、救命救急センター教授を拝命いた
しました。
私は、1980年奈良県立医科大学を卒業後、同第一外科(現:消化器・総合外科)教室に入局
し、第一外科および関連病院で10年間在籍しました。第一外科在籍中の研究グループは移植グ
ループで、学位論文はラットの心移植モデルによる免疫寛容の誘導実験で取得しました。また、
1989年に米国ピッツバーグ大学で臨床肝移植の研修も行って来ました。
1990年、奈良県立医科大学に救急医学教室の開設とともに移籍し、以来24年間、救命救急セ
ンターを中心とする診療に携わって来ました。1998年からは、米国サンディエゴの外傷センター
に留学し、マウスの出血性ショックモデルの作製の手技を取得、以来出血性ショックの実験的
研究を継続して行っております。臨床では、外科での経験をもとに急性腹症などの一般外科救
急ならびに体幹外傷の手術症例、外科系疾患の救急集中治療が私の得意分野となっておりま
す。平成17年より 5 年間、関西医科大学高度救命救急センターで勤務したあと、平成22年 4 月
に近大に移籍してからも、マウスでの出血性ショックの実験的研究に加えて、臨床では救急一
般に加えて外科的治療が得意分野ですので胸腹部外傷や外科系重症病態の治療を中心として研
究を行っております。
近大に移籍後まもなく、救急災害棟建築の話が上がり、私はその設計から詳細にわたり関
わって来ました。平成25年 4 月の ER 部医師の大量退職に伴う混乱時には、救急災害棟のメン
バーで新たなシステム作りを行い、すなわち各科より募った 5 年目以上の救急当直指導医、 1
年目研修医、 2 年目研修医の 3 人体制で ER 部門の立て直しを行い、平成25年 7 月からこの 3
人体制で ER 部門の新しい診療システムが開始しています。 その後、 無事平成25年12月に
CCU 6 床を含む救命救急センター30床、SCU 12床を含む急性期病棟30床さらにオーバーナイ
トベッド 7 床を含む新救急災害棟のオープンまでこぎつけました。救急部門の人員不足の中、
救急関連医師並びに関連職員の協力のもと救急災害棟の救急診療から病院全体の診療報酬向上
に影響し病院が発展すると確信しております。
新救急災害棟オープンにより新しい救急医療システムを導入することが出来ましたが、人員
はまだまだ不足しており、今後さらに充実、発展させ、近畿大学医学部の診療、教育、研究の
充実に貢献していく所存ですので、同窓会の皆様の御指導、ご鞭撻を賜り、ご支援頂きます様
お願い申し上げます。
― 13 ―
ご挨拶
救急医学教室・救命救急センター
教授・副センター長 北澤 康秀
平成25年 9 月 1 日付けで近畿大学医学部救急医学教室、救命救急センター教授を拝命しまし
た。救急災害棟の新築を機に、救命救急センターのさらなる発展を目指すために、戦力として
ご指名いただき光栄の至りです。
私は1979年に関西医科大学を卒業した当初は内科医を目指していましたが、様々な出会いや
縁があり、キャリアのほとんどを救急医として過ごすに至っております。私が救急医療の領域
に定住する契機は、1982年に参加したタイ国カンボディア難民医療援助団での活動でした。急
患をお断りできない中で、様々な領域の医療に携わり、現地では外傷(戦傷)、マラリア、寄
生虫病、急性腹症等や帝王切開まで体験しました。この経験は、私の救急医としての基軸を確
立する貴重な糧になりました。
救急医としてのアイデンティティの固まりだした関西医大滝井救命センター時代には、重症
患者の集中治療、特に重症熱傷や急性中毒など救急領域に特徴的な病態を得意として診療、研
究を進めてきました。高度侵襲を受けた患者の病態生理、栄養管理は長年の専門研究領域であ
り、当時は診療と直結した研究を目指していました。
救急診療科立ち上げのために1996年に岸和田市民病院に出向した事は、私にとって救急医と
しての第 2 の曲がり角でした。市民病院赴任後にそれ以前の大学人時代を振り返ると、 3 次救
急王道意識があり、ある意味で 2 次救急を見下げていたと実感する機会が多かったです。同市
民病院には結局 8 年間在籍しました。また看護師とのチーム医療の重要性も痛感し、看護師教
育にも興味を持つに至りまた。
2004年に大学に帰向し多少の準備期間を経て、2006年に新設された関西医大枚方病院の救命
センター長を拝命しました。そこでようやく私がイメージしてきた救急医療を実際に展開する
機会を得ました。つまり、大学における 3 次救急の経験と、市民病院における 2 次救急・ER
救急の経験をブレンドする作業です。
大学は教育の場であり、社会に通用する良医の育成は医学部・附属病院の最大かつ崇高な目
標です。救急医学教室・救命センターには、卒然卒後教育を通じて次世代救急医を育成するの
は当然のことながら、全ての研修医に対して一般医として備えておくべき救急医療のノウハウ
を伝授する責任があります。研修医の実地指導にあたっては、「言うて聞かせて、やって見せ
て、やらせてみて、褒める。」のメトードが歓迎されます。
2 次救急病院には 3 次救急医療に精通した救急医の存在が必要であり、 3 次救急施設の救急
医は 2 次救急医療にも精通している必要があります。教室員教育においては、地域の救急病院
にスタッフとして歓迎される救急医育成を目指し、決して 3 次救急一本やりではない精神を注
入したいと考えています。多くの諸先輩方の努力で築かれた近畿大学医学部の栄光に、僅かで
も何かを付け加えたいと願っております。
― 14 ―
宮里昂名誉教授を偲んで
近畿大学医学部創設時の寄生虫学教室教授宮里昴先生が平成25年12月27日に御逝去され
ました。
先生は初代寄生虫学教室教授として昭和49年から平成11年まで長い間、我医学部の発展
に御尽力して頂きました。
温厚で優しい先生に御指導を受けた私は、昨日のように元気な先生のお姿を思い出しま
す。宮里先生、安らかにお休み下さい。
平成26年 3 月 一期生 米井潔
故 宮里昂 名誉教授
御略歴
昭和 3 年 6 月18日に御誕生
昭和26年 大阪高等医学専門学校卒(現大阪医科大)
昭和27年 大阪医科大学病理学教授 副助手
昭和28年 山口県立医科大学病理学教室 助手
昭和39年 山口大学医学部病理学教室 講師
昭和49年 近畿大学医学部寄生虫学教室 教授
平成 8 年 近畿大学ライフサイエンス研究所 教授
平成11年 近畿大学ライフサイエンス研究所 退職
受賞
平成18年 総務大臣表彰(公平委員会)
平成21年 瑞寳中綬章受章
― 15 ―
平成25年度 近畿大学医学部奈良県同窓会
「まほろば会」活動報告
はえの医院 波江野 善昭( 1 期生)
同窓生の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
以下、簡単ではございますが平成25年度の奈良県同窓会「まほろば会」の活動報告をさ
せていただきます。
当地区においては、主な活動をふたつ行っております。
ひとつは奈良県における近畿大学薬学部と医学部卒業生による年 2 回の講演会「奈良近
医薬会」の開催です。この会は平成17年 9 月に呼吸器・アレルギー内科東田有智教授を講
師に第 1 回を開催してから、年 2 回日航奈良ホテルと橿原ロイヤルホテルにおいて交互に
開催しており、昨年までで17回開催しました。毎回出席者は約80名で、県下では非常に大
きな講演会となってきております。
昨年は 6 月27日に日航奈良ホテル、11月 7 日は樫原ロイヤルホテルで開催しました。
本年は 6 月26日に日航奈良ホテルにて近畿大学医学部奈良病院形成外科上田吉生先生に
ご講演していただく予定です。
事務局は近畿大学医学部奈良病院薬剤部、会長は医学部一期生で恵王病院院長の正野喜
一先生です。
原則オープン参加可能ですので、ご参加希望の先生方はぜひともご連絡のほどお願い致
します。
また医学部同窓会(まほろば会)は、年1回開催しております。
今回は 3 月 8 日に奈良ロイヤルホテルで行い、多数の同窓生に参加していただきました。
当日は奈良友絋会病院院長林秀雄先生に座長をお願いし、近畿大学医学部奈良病院消化器
内分泌内科岸谷譲先生に「糖尿病 私の治療」の演題で御講演して頂き、その後は恒例の
楽しい懇親会を行いました。
当日は多忙にも関らず例年通り米井同窓会会長にも参加して頂き、懇親会も非常に盛り
上がったと思います。
昨年からは奈良病院のB,C会員の勤務医の若い先生方にも本会をご案内し、今後も奈
良県における近畿大学医学部卒業生の「世代を超えた交流の場」としてますます活発に活
動して行きたいと考えておりますので、宜しくお願い申し上げます。
また、本年も当院は 4 月と 7 月に 1 ヶ月間近畿大学医学部奈良病院の卒後 2 年目の臨床
研修医の「地域医療実習」として 2 名の女性研修医を 1 ヶ月間の研修で受け入れます。
受け入れ施設は当院、有山武志先生、千田史郎先生の 3 施設ですが、今後の研修体制の
充実の為にも是非先生方のご参加をお願いいたします。
4月の研修には奈良県出身の藤井晶先生が来られました。初めての女性医師でしたが、しっ
かりと患者さんにも対応され、非常に頼もしく思いました。これからも奈良県で頑張って
いただき、同窓生として応援していきたいと思っております。
― 16 ―
我々の頃と違い、きちんとシステマチックに卒後教育を奈良病院はされていると感じま
した。
最後に今後も母校のますますの発展を祈念しておりますが、後は国試合格率のV字回復
ですかね(笑)
― 17 ―
第 4 回 近八尾会の報告
安田 厚( 3 期生)
平成25年11月16日午後 6 時30分よりラマダホテル大阪にて開催しました。
当日は、近畿大学医学部小児科学教室主任教授竹村司先生をお迎えし、米井同窓会長はじめ
8 名の出席がありました。堺から永田恵美子先生、東大阪から篠原康夫先生が参加していただ
きました。篠原先生は私が大学時代にお世話になった下宿先のご子息で小学生の頃からよく
知っておりキャッチボールなどして遊んだ思い出が懐かしく思い出されます。またお母様は大
変料理が上手で貧乏学生の私には本当に贅沢なおいしい食事を提供していただいたことをこの
紙面をお借りして改めて感謝したいと思います。本当に有難うございました。
近八尾会総会の後、竹村先生には「子どもの血尿の診かた“非腎炎性血尿の診断”」と題し
て講演を拝聴しました。学校医として小児の蛋白尿、血尿に対して意見を求められることがあ
り、大変参考になりました。また講演の最中にも、近畿大学医学部の将来は我々卒業生が先頭
に立って担っていかなければならないという強い気概と決意を言葉の端々から感じ大変心強く
思うと同時に我々同窓会員がしっかり自覚して各個人ができることは何かを考え行動すること
が必要であろうという思いを新たにしました。
懇親会には田中誠太八尾市長も昨年に引き続き出席頂きこの会に対する期待と同窓としての
意気を感じましたが、出席者が予定より少なく非常に残念でした。医学部もすでに創立40年以
上となり狭山から泉北への移転も決定していますが近大医学部に東大阪の近大本部にあるよう
なスピリッツがないと感じるのは私だけでしょうか。
80有余年の歴史を有する近畿大学は今年、私立大学一般入試志願者数で初めて全国 1 位とな
りました。近大マグロを筆頭とする研究成果が多くの分野で実を結び学生に魅力ある大学と認
知された結果であると思います。私も八尾で開業しており東大阪の近大本部まで自転車で15分
の距離に居住しているため近畿大学総合図書館の同窓生会員となり診療の合間の時間に図書館
に行ったり喫茶店でコーヒーを飲んだりキャンパスを散策したりして学生時代に味わうことが
できなかった総合大学の風を楽しんでい
ます(自転車の駐輪章がもらえないため
守衛さんに時に呼び止められます)が、本
部キャンパスは本当に活気があり狭山よ
りもむしろ母校に対する愛着と育ててい
ただいた恩を実感する場所です。
今 年 は 8 月 2 日( 土 ) に 近 八 尾 会 を 開
催予定です。多くの同窓の皆さんの応援
を宜しくお願いします。
平成26年 3 月31日
― 18 ―
「清風 OB 会」の活動について
石川 泰章( 7 期生)
同窓会の皆様方には益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。
清風 OB 会は大阪にある清風学園、清風南海学園を卒業し、近畿大学医学部、同医局に在籍
した有志の集まりです。従いまして、卒業後他大学へ、他大学卒業後近畿大学へ就職された先
生も会員の有資格者です。現在は年に 1 回総会を開き、活動内容の報告、学術講演会、情報交
換会を行い会員間の親睦を深めています。学術講演会では会員の先生方を中心に講演をお願い
し、最新の医療情報を習得する機会としています。
会員からは 2 期生の大野恭裕先生、 3 期生の浦瀬文明先生、 5 期生の塩川泰啓先生が医学部
教授に就任されご活躍されています。今後は在校生との交流も積極的に行いたいと考えていま
す。男子校であった両校も清風南海学園が共学校となり、女子卒業生も入学しています。今
後、当会も華やかな雰囲気になると期待しております。
個人情報保護の概念から在校生を始め、卒業生の勤務先の把握が年々困難になってきており
ます。清風、清風南海学園の卒業生の方には是非ご連絡をお願いいたします。
米井同窓会会長を中心に和気藹々とした非常に楽しい会ですので、皆様のご参加をお待ちし
ています。
連絡先
石川泌尿器科 石川泰章
〒537 - 0024 大阪市東成区東小橋 3 -14-31 鶴橋ライフビル 4 階
TEL 06 - 6977 - 4858
FAX 06 - 6977 - 4859
E-mail:uroyas 14@fancy.ocn.ne.jp
― 19 ―
近畿大学医学部同窓会
大阪市支部 設立総会 報告
岡藤 龍正( 6 期生)
平成 25 年 5 月 12 日(土)に、ザ・リッツカールトン大阪で近畿大学医学部同窓会大阪市支
部の設立総会を開催しました。近畿大学医学部同窓会の会員数は 3,000 名を超えていますが、
大阪市支部には 500 名近くの会員が所属されています。今回の設立総会には 30 名の会員の皆
様に集っていただき、以下の人事と会則を決定しました。
これからも定期的に総会や講演会等を開催させていただいて会員相互の親睦を深めるととも
に、同窓会と母校の発展に寄与して参りたいとの決意を新たにしました。
近畿大学 医学部 同窓会 大阪市支部 役員
支 部 長 田中 晃 昭和 55 年卒
副支部長 有田 繁広 昭和 58 年卒
事 務 局 岡藤 龍正 昭和 60 年卒
会
計 猪木 敬子 平成 2 年卒
監
事 山住 俊晃 平成 2 年卒
支部長 田中 晃
― 20 ―
「第 1 回 近大 OMMC 支部会設立」のご報告
松本 知之(30期生)
同窓会会員の皆様、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、前田裕弘先生( 1 期生)を中心に、大阪南医療センターで勤務経験のある同窓生や
医局員の方々との支部会、「近大大阪南医療センター支部会(通称:近大 OMMC 支部会)」を
設立致しました。
近大と大阪南医療センターは血液内科をはじめ、泌尿器科や小児科、麻酔科など、多くの診
療科目で協力関係にあります。また、法医学講座の巽教授や救急医学講座の平出教授ら、多く
の近大の先生方が教育講演会に来て下さり、大阪南医療センターの医療スタッフ全体に多大な
る教育効果をもたらして下さっています。
本支部会は近大とつながりの深い大阪南医療センターで勤務経験のある、近大同窓生や近大
医局員の方々との親睦を深め、日々の診療業務亢進や病病連携強化につなげて行きたいと思い
ます。
平成25年 2 月10日に行われた親睦会でも、多くの先生方と親睦を深める事ができました。当
日はご多忙の中、同窓会会長の米井潔先生も駆けつけて下さり、大変盛り上がりました。
これからも母校と大阪南医療センターのために、前田先生を中心として、近大 OMMC 支部
会を盛り上げて行きます。
― 21 ―
医院紹介 岩垣眼科
岩垣 厚志(12期生)
近畿大学医学部同窓会の皆様におかれまして
は益々ご健勝、ご活躍されていることと思いま
す。平成 3 年卒業12期生の岩垣厚志と申します。
現在米井会長のもと副会長をさせて頂いており
ます。同窓会と言っても、大したことは出来ま
せんが皆様の同窓へのちょっとした気持ちの繋
がりを保って頂くために、同窓会の活動を行っ
ております。これからも頑張りますのでよろし
くご理解の程お願い申し上げます。
今回の同窓会誌で医院紹介のページを頂くこ
ととなりました。私も開業して10年になります。米井先生がいつも言われます「私立学校出の
私たちが国公立出の先生に頭では負けるけど、患者さんの数では絶対負けるな」「多くの患者
さんに来てもらうために何が出来るか考えろ」と。本当にこの10年、前を向いて頑張ってきま
した。今日はその10年の少し紹介させていただきます
平成 3 年に近畿大学を卒業した私は、当時大鳥利文教授が居られました眼科学教室に入局し
ました。知っている先生もおられますが、大鳥先生は曲がったことが嫌いで、まじめで厳しい
先生でした。今を思えばバブル時代に育った私にはこの厳しさが良かったかもしれません。話
に聞くと今の研修医は厳しくすると医局に来てもらえないので残業はあまりなく、夜遅くまで
医局に残っているのは40歳代50歳代の先生ばかりとか。。
大鳥先生の口癖は「すべて患者さんのために。。」でした。
外来をしていると“緊急入院を今日するのか明日にするのか”と悩む時が多々あります。
今日にしたらまた病棟の看護師さんに怒られる。とか考えながら。。。また“緊急手術を今日
するのか明日明後日の予定手術にするのか”オペ場の看護師さんや麻酔科の先生になんて言
おうか 等 悩む時がありました。その時大
鳥先生はいつも言われます。とにかく“患者
さんの為に。。”と。自分が怒られたら謝った
らいい、でも病気は待ってくれない。とにか
く患者さんの為にを考えなさいと言われまし
た。 そのため看護師さんや他科の先生にも
良く怒られました。本当にあのときはすみま
せんでした。
近畿大学には 8 年ほどお世話になり、関連
病院に出向した後平成16年に大阪八尾市に開
― 22 ―
業しました。私も言わゆる“ 2 世”であり親が開業していましたが、高齢なこともあり医院を
継承したしだいであります。医院は初め駅前のテナントビルに入っていて受付、検査員合わせ
て 3 、 4 人で診察していました。今まで病院で勤務していたころに比べると歴然とした差を感
じていました。これからこのままいくのか、ここで大きく勝負をかけるのかいつも考えていま
した。
悩んだ結果平成21年に大きく勝負に出ました。駅前から200mぐらい離れますが50坪の土地
を購入し医院を新築しました。 2 階建ての医院は受付も広くとり、検査スペースも大きくとり
ました。今までのテナントでは出来なかった受付の 2 階吹き抜けスペースもとり大きく様変わ
りさせました。また 2 階には手術室も作り今まで出来なかった種々の手術も出来るようになり
ました。
相当お金もかかりましたが当時43歳、最後の勝負かなと思いやっちゃいました。新築開業の
時は恩師大鳥利文元教授に来て頂き、アドバイス等も頂きました。これからまだまだ勝負が続
きます。すべて“患者さんのために。。”この言葉を常に胸に刻みながら頑張っていきます。皆
様がたも体に気をつけて頑張って下さい。
― 23 ―
同窓会賞受賞御礼
近畿大学医学部 整形外科学教室
墳本 一郎(29期生)
この度は、私の博士学位論文“Activating types 1 and 2 angiotensin II receptors modulate
the hypertrophic differentiation of chondrocytes.”に対して栄えある近畿大学医学部同窓会賞
を頂戴し、同窓会会長の米井先生を始め同窓会会員の各先生方に心より御礼を申し上げます。
近年、生活習慣病と運動器疾患の間には密接な関係があることが解ってまいりました。運動
器疾患をきっかけに生活習慣病等を発症して生活の質を落としてしまう、いわゆる“ロコモティ
ブシンドローム”という概念が平成19年に提起されたのは、先生方の御記憶にも新しいところ
であると思います。更に最近の研究から、生活習慣病が運動器疾患の原因となることも明らか
となってまいりました。即ち、ロコモティブシンドロームに代表される“運動器疾患⇒生活習
慣病”という従来の病の流れのみならず、“生活習慣病⇒運動器疾患”という新たな病の流れ
が徐々に明らかとなってきたのです。
私は、高血圧症の患者様は運動器疾患を併発する割合が有意に高いことに着目し、高血圧症
が直接的に軟骨代謝や骨代謝に影響を及ぼしているとの仮定を立てて研究を行いました。その
結果、循環器系の主要な調節因子であるレニンアンギオテンシン系が、直接的に軟骨細胞の肥
大変性を惹起することを発見いたしました。これはレニンアンギオテンシン系の異常が、軟骨
変性や骨棘形成といった変形性関節症に見られる病的変化に直接的に関わっている可能性を初
めて示したもので、高血圧症と運動器疾患の関連を示す疫学調査結果に対する基礎医学的な裏
付けの一つとなっています。
話は変わりますが、私は平成20年に近畿大学医学部を卒業して以来、初期臨床研修及び大学
院生活を医学部付属病院で行ってまいりました。学生時代を含めて12年間を大阪狭山で過ごし
ておりますが、最近ようやくキャ
ンパス内のどの場所にも何か一つ
は思い出があるようになり、徐々
に母校への愛着が湧いてきており
ます。私生活でも平成21年 5 月に
結婚し、翌22年 5 月と25年 7 月に
は長男と次男を授かりました。本
年 3 月には赤木將男教授の御指導
の下で学位を頂戴し、おかげさま
で公私ともに充実した毎日を過ご
させて頂いております。今回の受
賞を励みとし、研究と臨床業務に
一層精進させて頂きたいと思いま
す。同窓会の先生方には、これま
でと変わらず御指導を賜われます
ようお願い申し上げます。
― 24 ―
第 3 回 近畿大学医学部保護者会
平成25年 8 月10日(土)に第 3 回近畿大学医学部保護者会が同窓会の主催で開催されました。
多数の保護者の御参加を頂き、御子息・御令嬢が入学されている同窓会会員の皆様も多数おみ
えになりました。大学側からは塩﨑 均 学長、楠 進 医学部長、並びに多数の教授に御参
加頂きました。 6 年生の卒業と国家試験合格の激励会も行われ、教員・保護者が一丸となって
応援する気持ちが高まりました。また、日頃の子供達の様子や勉強の事など先生方を囲み和気
藹々とご歓談されました。
本年も下記に開催致します。保護者の皆様にご案内を差し上げますので、ご出席の程よろし
くお願い致します。
記
平成26年 8 月 9 日(土)
18:00 開始
ザ・リッツ・カールトン大阪
― 25 ―
在学生報告
学生連絡会
学生連絡会 会長 4 年 濱口 麻衣
平成25年度学生連絡会、会長を務めさせて頂いている濱口麻衣と申します。学生連絡会とい
う組織は「学年代表者統括」、「クラブ統括」、「西医体評議委員」など全部で 8 つの役職から成
り、分かりやすく言えば生徒会のようなもので様々な活動を行っています。
中でもメインイベントとして年 3 回の昼食懇談会という行事があり、ここでは先生方と学生
の意見の交換や、学生側の要望や提案を出して議論し合う場となっています。実現可能なこと
はすぐに改善されたりするので、このような会が存在することは学生にとってとても有り難い
ことですし、大きな意味を持つと思います。
また去年から始まった学連と同窓会の懇親会を本年も引き続き設けていただきました。同窓
会の先生方に学生として感じること、学生の立場だからこそ見えるものなどを伝えることがで
き、とても有意義な会になりました。いかに私たち学生が同窓会の皆様からのサポートをうけ
ているかということを実感し、この場をお借りして、学生の代表として厚く御礼申し上げます。
さて近大医学部では PET 分子イメージング部が設立され、今年は ER 棟も完成します。シ
ミュレーションラボなどの実習、研究可能な施設が充実し最先端な設備を備え、学生にとって
恵まれた環境で勉学に励んでいます。
4 年生である私たちの次なる試験は学年末の全国共通 CBT 試験です。近大では合格最低ラ
インを70% とし、OSCE に向けても厳しい指導を受け、しっかりとした基礎知識を持ち、 5 年
生からの臨床実習に臨むこととなっています。
また、私事ですが、我が校も女子医学生が増え、関西女医フォーラムに、先日参加しました。
結婚、出産のタイミングや女性ならではの医療の関わりの講義を受け、22歳の私は現実味を帯
びていませんが、勉強になりました。12月には日本医師会から取材に来ていただき、緊張しま
したが近大医学部の PR を一生懸命しました。本学への関心の高さを知ると、入学当初には気
づかなかった近大という歴史ある大きな看板を背負っているのだと実感する体験でした。
現在、CBT の勉強をして、なぜ医師が勉強し続けることが大切なのかわかった気がします。
人の命を預かる私たちは常に冷静に正しく判断できる力を持たなければならないのに、自分に
弱点や不得意があれば、そればかり気になって判断が
鈍ります。弱点をなくすにはどうしたらいいか…勉強
して、たくさん知識を得ることしかないのです。いつ
も熱心に教えてくださる先生方、学校関係者の方々、
仲間や家族、みんなに支えられて今の私があります。
学生一人一人が自覚を持ち、より良い近大医学部を目
指し、時代に合わせて変えてゆくこと、変えずに守る
ことを見極め、一丸となって頑張ってゆきたいと思い
ます。
最後になりますが、同窓会会員の皆さま、日頃のご
支援ありがとうございます。そのご期待に背かぬよう
学生一同これからも精進して参りますので、どうぞ暖
かく見守っていてください。
― 26 ―
WELLNESS
ウェルネス委員長 4 年 川越 麗
〜近畿大学学園学生健保共済会〜
近畿大学医学部同窓会の皆様、はじめまして。平成25年度ウェルネス委員長を務めさせてい
ただいております医学部 4 年の川越麗です。
ウェルネスは、正式名称を「近畿大学学園学生健保共済会」といい、学生の心身の健康維持・
増進および学生生活の支援・助成を目的として活動している近畿大学学園の組織です。近畿大
学の各キャンパスにそれぞれ支部が置かれています。
事業内容として、健康増進事業と保険共済事業のふたつがあります。
健康増進事業は、学生の心身の健康維持・増進を目的とした事業であり、主にスポーツイベ
ント等の企画・開催をしております。
保険共済事業では医療費給付等を行っており、学生が病気になった時や思いがけない健康上
の問題に直面した際の支援・助成を目的としております。
さて、ここで平成25年度10月までに医学部学生を対象に開催した行事を紹介させていただき
ます。
4 月下旬、新入生を対象に新歓ボーリング大会・懇親会を開催しました。 4 月の下旬となれ
ば新入生も少しずつ友達ができ始める時期です。新入生にとって新しくできた仲間との記念す
べき思い出となりさらにまた新たに友人の輪が広がるような、そんなイベントにしようとス
タッフ全員で協力して開催しました。ボーリング・懇親会ともに好評で、とても楽しいイベン
トにすることができました。 8 月 1 日、学校にて PL 花火鑑賞会を行いました。来てくれた人
全員に飲み物とお菓子をふるまい、浴衣を着ている人には景品をプレゼントしました。医学部
進学棟から見る花火はとても綺麗で、みんなとの一夏の思い出となりました。10月中旬に全学
年対象のソフトボール大会を開催しました。 6 チームが参加し、決勝では野球部チームと昨年
準優勝だった 2 年生チームが闘い、見事 2 年生チームが優勝しました。学年・部活の垣根を越
えた熱い闘いが繰り広げられ、主催した私たちにとっても思い出深いイベントとなりました。
そのほか、医学部外での活動として、近畿大学各キャンパスにあるウェルネス委員会支部の
学生との会議や夏季合同研修会、親睦会にも参加いたしました。普段の生活では会うことの無
い他学部との学生と交流できたほか、他のキャンパスでの活動状況や提携している厚生施設に
関することなど、さまざまな議題について意見交換をすることができました。
このように、ウェルネス委員会では学部内外でさまざまな活動を行っております。学生のみ
なさんにはぜひウェルネスが主催する行事に参加していただき、学生生活をより良いものにし
て医師として必要とされる協調性やコミュニケーション能力といった知識・技術面以外でのス
キルを身につけるのに役立てていただければ幸いです。
最後になりますが、本委員会の活動にご理解ご協力くださっている医学部長はじめ教職員の
皆様、そして医学部同窓会の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
― 27 ―
第40回 金剛祭
金剛祭実行委員長 3 年 福田 祥大
第40回金剛祭 実行委員長をさせていただきました 3 年福田祥大と申します。
今年は40回目という節目の年でもありましたので、いままでになかったような学園祭を作り
上げ、笑顔を狭山から大阪、さらには日本全国にまで広げ、日本全体を笑顔にしようと夢を大
きくかかげ、金剛祭実行委員全員が一致団結して約八ヶ月間頑張ってまいりました。残念なが
ら学園祭当日は二日間とも天候にあまり恵まれませんでしたが、「近大水産研究所 出張食堂」
や「STAMP&BINGO ~まわって ・ 集めて ・ 景品ゲット !!! ~」や「近大ミスコンテスト」など
の、今年新たに準備した企画が予想以上に大きな反響を呼び、学園祭自体は少なからず成功し
たのではないかと私自身は思います。
ですが学祭の成功の一方で、新たな企画を準備するにあたり、様々な局面で何度も問題にぶ
つかりました。心が折れそうになり、すべてを投げ出したくなるときもありました。しかしそ
のような厳しい状況の中でも実行委員同士で支え合い、話し合いを重ねることで、なんとか最
後まで諦めずにやり抜くことが出来ました。あの時彼らがいなければ、私は最後までやり抜く
ことはおそらくできなかったでしょう。また実行委員だけではなく、学務課や総務広報課など
の学校関連の方々のご協力、新企画の準備に関わっていただけた方々のご理解、そしてなによ
りも狭山の近隣住民の方々の存在がなければ、今年の学園祭は開催に至ることがなかったと
いっても過言ではありません。この場をお借りして、学園祭の準備に関わった全ての方々に、
感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。
私はこの学園祭を通じて、自分は様々な人々に支えられながら日々の生活を過ごしているの
だということを強く感じました。本当に貴重な経験をさせていただけました。この経験を糧に、
私自身も成長していければと思っております。
― 28 ―
クラブ統括
4 年 笠井 諒
近畿大学医学部同窓会の皆様、はじめまして。平成25年度クラブ統括を務めさせていた
だきました近畿大学医学部 4 年の笠井諒です。
クラブ統括とは学生連絡会の一つの部署であり、基本的な仕事内容としましては、
① 新 入生のオリエンテーションである東寺での部活紹介の告知と後日学校で行われる部
活紹介の企画司会進行
② 部費の振り分け
③ 部活と学校の意見の橋渡し
となっております。
部活紹介は、病院の円形棟大講堂にて毎年 4 月に行われるのですが、新入生を部活に入っ
てもらうために各部活趣向をこらし新入生を勧誘します。プロジェクターでムービーを流
したり、楽器演奏やダンスのライブを行ったり、武道系の部活であれば演舞を行うなど様々
なパフォーマンスを行います。全ての紹介が終わると新入生は興味のある部活を見に行き、
皆でご飯を食べに行ったりします。勧誘は 1 ヶ月近くありその間で新入生は自分に合う部
活を選びます。この間は、全部活が昼休みに 1 年生の教室に出向いて勧誘を行い、一年で
最も学校に活気がある時期になります。私が部活紹介の統括を行ったのですが時間のスケ
ジュール管理や流れの確認、音響整備など非常に苦労しましたが、終わってみると非常に
達成感のあり本当によかったです。
部費の予算は今まで学校から毎年決められた金額があったのですが、部活の数も多いの
でそこまで部活で使用する金額をカバー出来ませんでした。しかし来年度からは同窓会費
からの援助もいただけるようになりました。近畿大学医学部には体育館がないので体育館
の使用する部活は毎回市営の体育館を自費で借りて使用していました。今回その援助金を
使って体育館を使用する部活の体育館代の援助等に使用させていただこうと考えています。
私は部活動とは医師になるうえで非常に重要な上下関係や心身を鍛えるのに必要不可欠な
物だと考えています。その点でも本当に同窓会の皆様からは部活動を行いやすい環境をサ
ポートしていただいていると実感しました。この場を借りて全部活の代表として御礼を申
し上げさせていただきます。
部活と学校の意見の橋渡しですが、定期的に学校の学務課と各部活代表者と学生生活部
長の磯貝先生、池田先生を招いて部活動についての要望や苦情などの話し合いを行ってい
ます。今年は武道場の老朽化が激しいということで武道場のリフォームを行いました。また、
今まで明細に決まっていなかったクラブ
ハウスと武道場の清掃について話合いを
行いクラブハウスと武道場を使用する部
活で分担して清掃することが決まりまし
た。
最後となりましたが、 これで今年行っ
た部活統括の仕事の紹介を終わらせてい
ただきます。 これからも近畿大学医学部
同窓会の皆様の援助を無駄にせず部活動
を活性化させていただきたいと思います
ので、 これからもご支援よろしくお願い
いたします。
― 29 ―
女子医学生サポート委員会
委員長 4 年 毛利華奈子
近畿大学医学部同窓会の皆様、はじめまして。平成25年度女子医学生サポート委員会の委員
長を務めさせていただきました近畿大学医学部 4 年の毛利華奈子です。
女子医学生サポート委員会とは、昨年度発足した新しい部署です。近年、医師を志す女子医
学部生が増えてきているので、女子医学部生が過ごしやすい環境をつくることを目的として活
動しています。これまでの活動といたしましては、女子ロッカーの整備、トイレ環境の改善等
校内の設備充実を目的とした活動を行いました。
今年度は大阪大学主催の女子医学生を対象とした講演会、『Ginkgo の会』に参加させていた
だきました。写真は、その時に講演してくださった先生方と撮ったものです。関西の他大学の
学生も多数参加しており、近畿大学医学部からは10名ほど参加しておりました。講演会では現
役で活躍されていらっしゃる女性医師の先生方に現状の医療現場・プライベートとの両立の仕
方等について詳しく教えていただきました。具体的な内容と致しましては、仕事と結婚・子育
ての両立に関することが多く取り上げられていました。なかでも、子どもと一緒に留学された
経験のある先生からのお話は新鮮でした。現在は女性医師の数が増加しているので、結婚・出
産後も仕事を継続しやすくするために院内保育所を設置している病院も増えつつあります。以
前と比べ、病院の体制が産休・育休をとりやすい環境になっているそうです。もちろん、すべ
ての病院がそのような環境にあるとは言えませんし、科によっては現実的に難しい科もあるそ
うです。私たちが今後どのような道に進むかは分かりませんが、このような会には今後も参加
していき、今後の活動に少しでも生かしていきたいと考えております。もし、機会があれば近
畿大学出身の女性の先生方にもぜひ講演していただきたいと考えております。
そのほか、近年世界的に問題となっているエイズの啓蒙活動にも積極的に取り組みました。
掲示板にポスターを貼り、パンフレットの設置も行いました。調べてみましたところ、エイズ
に関するパンフレットは数多く存在しており、その中から学生が興味を持ちそうな 2 冊子を選
び学務課に設置していただきました。
発足からまだ 2 年しかたっておらず、課題も残っていますが、今後の委員長に期待したいと
思います。最後になりまし
たが、当委員会の活動にご
理解とご協力してくださっ
ております医学部長はじ
め、教職員の皆様、そして
近畿大学医学部同窓会の皆
様に、この場をお借りして
厚く御礼申し上げます。
― 30 ―
西医体
西医体評議委員 4 年 江左 佳樹
平成25年度西医体評議委員を務めさせていただきました、江左佳樹といいます。私は、岡山
大学で行われました前年度の第 4 回西医体評議会に、前評議委員とともに参加いたしまして、
その日からおよそ一年間この役職を務めて参りました。
評議委員の具体的な仕事の内容といたしましては、評議会ごとに頂ける西医体に関する資料
を各部活にコピーして配布、宿泊場所の確保の手伝い、競技日程の調整、すべての団体戦にお
けるトーナメント表のくじ引きなどがありました。今年は九州大学が主管でしたので、移動手
段、宿泊施設の確保や、現地での行動などに各部活は四苦八苦して、大変苦労なさったと思い
ますが、それを少しでも和らげようと努力しました。競技日程の調整は、学務課のほうでも調
整していただきまして、大変効率よく決定できました。トーナメント表のくじ引きでは、この
クジ次第で近畿大学のチームがどこまで勝ち進んでいけるかが左右されてしまう、重要な仕事
でもありましたので、大変緊張しました。また、今年の大きな仕事といたしまして、西医体の
コメディカル参加についての話し合いがありました。毎年一部の部活でコメディカル部員の参
加があったのですが、競技の参加は実質、医学科生のみの参加ということで決定いたしました。
この決定に関しては様々な意見があったのですが、これによって西医体業務が滞りなく進み、
西医体の今後の発展につながって欲しいと願っております。
何よりこの仕事を通じて苦労を感じましたのは、評議会が毎度九州大学で行われましたの
で、そのたびに福岡へと新幹線を利用して出向いていたことです。これ以上遠い大学で行われ
る場合は宿泊するべきだと思います。また、多くの国公立大学は土曜日は休日となっています
が、私たち近畿大学をはじめ、私立大学では土曜日にも講義等があります。一度、講義と評議
会がかぶってしまうことがありましたので、そのあたりをもっと配慮していただければなと思
います。
本年度の近畿大学は団体試合があまりふるわず、48大学中47位という残念な結果となってし
まいました。このような結果になってしまったのは、多くの原因があると思われますが、体育
館が存在しないこと、運動場、テニスコートの状態が悪いことが大きい要因なのではないかと
いうことが個人的な意見であります。さらに各部活もより西医体で上位に入れるように、日々
さらなる努力をしてほしいと思っております。
来年以降も近畿大学の各部活が一層の活躍を見せてくれることを信じて、西医体評議委員の
挨拶とさせていただきます。一年間ありがとうございました。
― 31 ―
西医体奮闘記
2 年 真鍋 昌平
平成25年度の西医体は九州大学が主管でした。陸上競技は近年、国体が開催された山口県の
維新百年記念公園を会場として 8 月16日から18日にかけて開かれました。
ところで、西医体といえば医学生にとって一年で一番大きなスポーツの祭典であります。陸
上競技は多いチームで50人くらい参加がある西医体の中でもメジャーな競技です。さらに高校
時代にインターハイで上位に入る人もいるなど他学部に負けないハイレベルな大会になってい
ます。
初日は練習日で、キャプテン会議が行われ、 4 年の大森さんと私が出席しました。この会議
の主題は再来年の主管をどこがするかというものでした。長時間の会議の結果、私たち近畿大
学に決まりました。主管をすることはとても責任がありますが、逆にそれを任されるというの
はとても名誉なことです。
ふと、自分が入部した日を思い出しました。練習に行くと、先輩が 2 人ほどグラウンドを
走っているだけ。「陸上部ってあったの?」と言われる存在感のないクラブ。去年の西医体の
参加者はたった 3 人でリレーさえできない。これではいけないと、先輩や初期に入ったメンバー
で地道な勧誘をしました。その結果、最初 5 人ほどだったクラブが20人まで増えました。最初
は廃部さえ考えられたこのクラブは今や主管を任されるようになったのです。そう考えると感
慨深くなってきました。
2 日目、私は円盤投げに、他の選手も短距離・投擲を中心に出場しました。私の結果は 4 位
で、 4 年の粉川さんが100mハードルで 6 位、他の選手も順調に記録を伸ばしました。
3 日目、私は砲丸投げ、 2 年の松村は走り高跳びに出場しました。去年、私は優勝、松村は
入賞しているお互い本命の競技です。それだけに力が入ったのか、私は最初の 3 投くらい記録
が出ず、焦りが出てきました。しかし、その時に応援してくれたのが、試合が終わった仲間た
ちでした。その後押しを受け、残り 3 投にビックスローができ、 2 連覇しました。松村も順調
に 1 m 70cm を飛び、入賞しました。
ほぼ何もない状態から、ここまで発展したこのクラブ、それを支えてくれている顧問の宮崎
教授、OBの先輩方、そして素晴らしい部員のみんなに本当に感謝しています。このみんなで
さらにクラブを良いものにしていきたいと思っています。
― 32 ―
平成25年 学生写真集
2年 実験風景
2年 実験風景
IFMSA
ゴルフ部
コレギ部
スキー部
― 33 ―
バドミントン部
華道部
奇術部
水泳部
野球部
― 34 ―
弓道部
茶道部
金剛祭
金剛祭
― 35 ―
母校に救急災害センターがオープン
…サポーターになりませんか?…
救急医学
主任教授 平出 敦
平成25年11月30日、母校に救急災害センターがオープンしました。これは、厚生労働省の医
療施設耐震化臨時特例交付金の支援を受け大阪府の医療施設耐震化整備計画に基づくもので、
建築費の一部として11億7270万円を国から補助されています。さらに、この建築での診療を
チーム医療の観点から構築する趣旨で、文部科学省のチーム医療プロジェクト(「チーム医療
推進のための大学病院職員の人材養成システムの確立」)に応募したところ52の大学からの申
請の中で、採択された 8 件に入り、文部科学省からも支援を受けています。新しい建物ができ
ただけでなく、内容についても新しいスタイルをめざして国と学校法人から多大な支援を受け
ているというのが、この建物です。
建物自体も、最新の免震構造や自家発電や井水利用等のバックアップシステムを備えている
だけでなく、クリーンエネルギーである太陽光発電装置を採用し環境への配慮と省エネをめざ
し、地中熱を有効利用し空調負荷削減を図るなど、工夫を凝らしています。また、職員や学生
のためのアメニティに配慮して、授乳室、シャワー施設、パウダーコーナーなどを設置しまし
た。
救急診療における新しいセンターでのコンセプトは次の 3 つです。① 地域連携、② 人材養
成、③ チーム医療推進 です。
① 地域連携
従来の救急医療は、 1 次、 2 次、 3 次救急医療の枠組みで患者の振り分けが行われており、
大学病院では、救命救急センターで 3 次救急患者を主体に診療をしてきました。しかし、昨今、
高齢化社会の進展にともない救急患者の急増が地域社会の問題になっています。救急車の搬送
件数の増加は単にコンビニ受診の増加だけでなく、基礎疾患を有する高齢者の救急搬送が増加
したことが大きな要因になっています。一方、近大病院をとりまく各医療機関の時間外診療の
受け入れはなかなか厳しい状況にあるというのが実情です。そこで、新棟では脳卒中、心筋梗
塞、消化管出血など専門治療が必要な 2 次救急患者は、近大の専門診療科で受け入れし、最重
症の患者は救命救急センターで受け入れするとともに、大学病院の診療の適応にない一般救急
患者に関してはオーバーナイトベッドで経過を見て、周囲の一般病院に紹介するというスタイ
ルにチャレンジしています。また、南河内で初の SCU(Stroke Care Unit)を設置して、脳卒
中症例に対応するとともに、ACU(Acute Care Unit)で地域に開いたショートステイベッド
を運用しています。
② 人材養成
人材養成は昨今、極めて重要なトピックですが、特に、研修医養成に関しては、大学病院は
一般研修病院に比較して近年は劣勢です。一般研修病院においては、研修医たちが、救急外来
(いわゆる救外)で当直や日直を繰り返しながら、日常的な疾病に次々に対応して実力をつけ
ているにもかかわらず、大学病院では複雑な病態や特殊な疾病の患者の、もっぱら病棟での世
話が中心であり、物足りなさがありました。しかし、新棟では、研修医が主体となって指導医
の見守りの中で実力を養うことができる研修を進めています。この研修に関しては、他の一般
研修病院や大学から来られた先生方からも評価が高く、研修医が主体となり自律的な研修が推
進されているといえます。ただし、研修医を見守りいざという時には助言や指導をする指導医
が足りません。現在は、各専門診療科より手上げしていただいた原則として臨床経験 5 年以上
の医師たちに活躍していただいています。外部からも、研修医指導に来ていただける先生を求
― 36 ―
めています(詳細は巻末)。
③ チーム医療の推進
救急を担う医師の不足は深刻です。新棟では、チーム医療の推進のためカンファレンスの共
有化など様々な施策を進めています。チーム医療の推進は、単に、さまざまな職種が融合的に
新棟で機能するだけでなく、地域連携を進めたり人材養成のために他の医療機関から指導の先
生方が研修指導をされるといったことも重要な要件です。
◇研修指導のサポーターを求めます。◇
母校の臨床研修を充実させるために、時間外救急外来の研修医当直の指導をしていただける先
生を求めます。是非、ご連絡ください。現在、 6 名の先生方が外部から加わっていただいてい
ます。
[email protected] または [email protected] FAX 072−366−1136
チーム医療
救命救急センター医師、看護師、近隣の消防本部の救急隊員が中心となるチームで、東京駅丸の
内口の地下 1 階スペースで開催された日本集団災害医学会主催の全日本メディカルラリー・チャ
ンピオンシップに参画することができました。本選で第 3 位を獲得しました。
新棟 1 階、オーバーナイトベッド前の風景。救急外来当直明けの早朝カンファレンスを行ってい
ます。研修医からの引き継ぎ、振り返りをコンパクトに行います。朝までストックされた患者の
バイタルサインがモニターに提示されています。
― 37 ―
近畿大学医学部ホームカミングデー2014開催ご報告
「近畿大学医学部ホームカミングデー2014」が平成26年 3 月16日(日)大阪狭山キャンパス
で行われました。
本学部としては初めての試みで、卒業生とその家族を対象に母校の近畿大学医学部で過ごし
ていただき、医学部の現状などを知り、また交流の機会を持っていただくことで、卒業生の絆
を深めることを目的に開催されました。
当日は、卒業生やその家族、友人など、130人の方にご参加いただき、世代を超えた交流と
なりました。 ホームカミングデーの始まりを告げるセレモニーでは、楠学部長、米井同窓会
会長の挨拶に続き、コレギ部による演奏が行われました。また、司会進行は、12月の近畿大学
水産研究所銀座店の記念式典でも司会をされたフリーアナウンサーの義山望さん(近畿大学文
芸学部卒業生)にしていただきました。
医学部長 楠 進
同窓会会長 米井 潔
コレギ部によるウェルカム演奏
オープニングセレモニーに続いて、塩﨑学長、平出教授、磯貝教授による講演会が行われました。
近畿大学学長 塩﨑 均
救急医学教室主任教授 平出 敦
― 38 ―
形成外科学教室主任教授
学生生活部長(第3期卒業生)
磯貝 典孝
■近大産まれのマグロ試食会
■手術支援ロボット「ダヴィンチ」の見学会
■救命体験にチャレンジ
― 39 ―
医学部および附属病院・堺病院の統合移転について
近畿大学医学部事務部 昭和49年開学した医学部の校舎ならびに併設の附属病院は築40年近く経過しており、ま
た医学部堺病院も築42年が経過し共に老朽化による建替えが必要な状況で、建替え等検討
を進めてまいりました。平成26年 3 月25日(火)に開催された理事会において、近畿大学
医学部校舎および近畿大学医学部附属病院、近畿大学医学部堺病院を統合のうえ移転する
ことについて、大阪府堺市南区(泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」周辺)を移転先として、大阪府、
堺市と協議することが決定されました。移転等が正式に決まりましたらあらためてご案内
をさせていただきます。引き続きご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。
― 40 ―
平成25年度 医学部 卒業証書・学位記授与式ご報告
ご卒業おめでとうございます
平成 25 年度 近畿大学医学部 卒業証書・学位記授与式が下記のとおり執り行われました
日 時 平成26年 3 月22日(土)14時30分 場 所 近畿大学医学部 大講堂 卒業者数 医学部医学科 101名 学士(医学)
褒章者名
学業成績優秀につき学長賞を授与されました
学 長 賞 堀江 勝博 君
学業成績優秀につき医学部長賞を授与されました
医学部長賞 岡田 宜孝 君
小浪 賢司 君
鮫島 有美子 さん
松村 良弘 君
吉岡 賢一 君
学友会のために貢献し、学友会活動功労賞を授与されました
学友会活動功労賞 増尾 有紀 さん
課外活動および学友会活動等に貢献し、校友会長賞を授与されました
学友会活動功労賞 家村 駿輝 君
合格者の皆様おめでとうございます
第 108 回医師国家試験
合格者数 87名
(現役生 77名、既卒生 10名)
合 格 率 75.0%
― 41 ―
議事録集
文責 書記 永田恵美子
平成25年度 第 1 回近畿大学医学部同窓会幹事会 議事録
日時 平成25年 5 月11日(土) 19時~
場所 ザ・リッツカールトンホテル大阪
出席者 20人 欠席者(委任状提出) 47人
<議題>
1 会長挨拶 足 元が悪い中参加していただいた先生に対し、御礼の言葉を述べられた。「近
畿大学医学部の新校舎が完成し、本格的な支援ができる日が待ち遠しい。その
ためにも組織固めとして、本日清風のOB会が開催され、 5 月12日(日)に大
阪支部が結成されます。それぞれ活発に活動していただき、またいろいろな行
事を企画していますので、皆様のご協力をお願いします。」と述べられました。
2 34期生 学年幹事が承認されました。 宮川 知保先生 山本 祥代先生
3 平成24年度会計報告・承認 伊東会計から報告があり、承認されました。
(平成24年度決算について)
・予備費から、学生援助として空気清浄機(26台)購入費用 881,900 円を支出
(平成25年度予算の特徴について)
・全国会・西部会費用として200万円を計上 ・学生援助費を80万円に増額 ・会議費として出席者に交通費 1 人 3,000 円を支給するため、80万円を計上 ・事務委託費として120万円(月10万円 × 12ヶ月) ・同窓会準備室の開設費 100万円 ・ホームページ委託費用は 5 万円/年 幹事の先生から、ホームページ委託業者について確認がありました。
4 全国私立医科大学同窓会東部会への出席について( 6 月29日(土))
近畿大学医学部が、今年の全国会を主幹することになっています。
米 井会長、岡藤副会長が東部会に出席し、挨拶と全国会での総会のテーマについて打ち合
わせをする予定です。
5 保護者会について( 8 月10日(土)予定 場所 ザ・リッツカールトンホテル大阪)
同窓会が主催し、今年は 3 回目の開催となります。
塩﨑学長、楠医学部長も出席されます。
6 同窓会ゴルフコンペ泉ヶ丘CC( 8 月11日(日))
― 42 ―
昨年行われた第 1 回ゴルフコンペは、 1 期 前田先生が優勝されました。
和気あいあいとしたゴルフコンペを開催したい旨、紹介がありました。
7 全国私立医科大学同窓会西部会について( 9 月28日(土))
大阪医科大学が主幹し、ホテルグランヴィア大阪で行われます。
近畿大学医学部からも 5 ~ 6 名参加予定です。
8 近畿大学医学部同窓会総会について(11月 9 日(土))
・会則の変更 ・ 4 期 東澤先生 近畿大学堺病院緩和ケア科教授就任記念パーティを開催
9 全国私立医科大学同窓会全国会について(11月30日(土))
全 国会は、近畿大学主幹で行います。全国から同窓会会長、理事の先生方が参加されます。
主幹する大学が総会のテーマを企画して、各大学にアンケートをとり、集計して発表しま
す。今年のテーマは「研修医の母校への定着」です。各大学の悩みや取り組みをまとめます。
世 耕先生にもおいでいただくか、難しければビデオレターを送っていただこうと考えてい
ます。全国の先生方の要望があり、近大マグロをディナーで召し上がっていただく予定で
す。
10 新事務員について
今 までは同窓会事務の仕事を学務課にお願いし、お手数をおかけしておりました。この度、
切望していた新事務員(派遣)を雇用しました。全国大会の準備や、医師の所属を把握し、
平成25年度の名簿作成をお願いする方針です。
11 同窓会室開設について
同窓会室を専門棟 5 階に開設しました。
12 平成24年度同窓会費の入金について
約 3,400 名会員が在籍しますが、683万円しか納入されていません。
34期生からコンビニでも会費を納入できるようにし、忙しい先生にも簡易な方法で納入し
やすくなりました。(今年は会報誌に納入用紙を同封)
医局でも同窓会費の納入を呼び掛けてください。
納入していただいた先生のお名前を、会報誌に掲載させていただきます。
幹 事の先生から「卒業式に専用カウンターを設けて、同窓会費を納入していただく」案が
提案されましたが、卒業式は多忙で難しいとのことでした。
13 その他
14 全体写真
15 懇親会
― 43 ―
平成25年度 第 2 回近畿大学医学部同窓会幹事会 議事録
日時 平成25年 9 月14日(土) 16時30分~
場所 ザ・リッツカールトンホテル大阪
出席者 16人 欠席者(委任状提出)60人
<議題>
1 米井会長挨拶 近 畿大学医学部同窓会が全国私立医科大学同窓会連絡会を主幹する旨、ま
た、11月 9 日の近畿大学医学部同窓会総会で東澤教授と井関教授の就任の
お祝いをさせていただく旨について報告があり、先生方のご協力をお願い
されました。
2 平成24年度決算報告(第 1 回幹事会で承認ずみ)
小菓監事より、全て確認済みであるとの監査報告がありました。
3 平成24年度財産目録 伊東会計から報告があり、承認されました。
4 平成25年度予算報告 ・専 門棟 5 階に同窓会室が開設され、コピー機などの事務機器の購入費用として、100万
円かかりました。
・週 3 回、事務員の辻本氏が勤務します。同窓会への連絡はこちらにお願いします。(勤
務日は月・水・木曜日の午前10時~午後 4 時) 5 平成25年度事業予定(別紙)
・学 生連絡会の学生に直接希望を尋ね、昨年は空気清浄機を寄付しました。今回は学校の
図書が足りていないとのことで、約40万円の図書を寄付します。
6 平成25年度同窓会総会について
11月 9 日(土)午後18時30分~ ザ・リッツカールトンホテルに於いて開催
同窓会賞は墳本先生に授与される旨、承認をいただきました。
7 全国私立医科大学同窓会全国会について
11月30日(土)午後17時30分~ ザ・リッツカールトンホテルに於いて開催
総 会のテーマは「研修医の母校への定着」です。私立29校から集めたアンケートを平出教
授に分析していただき、討論する予定です。
8 その他
9 全体写真 10 懇親会
― 44 ―
平成25年度 近畿大学医学部同窓会と学生連絡会の懇談会 議事録
日時 平成25年 8 月31日(土) 18時00分~
場所 ザ・リッツカールトンホテル大阪
出席者 8 名 同窓会からの参加者 会長 米井 潔 ( 1 期)
副会長 岩垣 厚志 (12期) 書記 永田 恵美子(17期)
学生連絡会からの参加者 会長 濱口( 4 年)
西医体委員長 江左( 4 年)
クラブ統括 笠井( 4 年)
ウエルネス委員長 川越( 4 年)
女子学生サポート委員長 毛利( 4 年)
<議題>
1 同窓会会長挨拶 卒 業生と同じく、学生支援も大事です。 6 年間で医師になることを同窓
会も支援しています。数年前からベンチなど寄贈していました。必要な
ものや困っていることについて直接学生から屈託のない意見を聞き、対
処していきたい。
2 学生側からの現在の学生生活報告
会長より
年に 3 回昼食懇談会をしている。施設の問題が目立つ。
※食堂問題
2 年生の時に 4 か所あった食堂が一か所になったが、 3 年間改善が見られず。昼食時間
になるとコンビニに学生の列ができ、購入するために昼休みの半分が費やされる。
<同窓会からの返答>
E R棟に何らかの食事スペースができる可能性について、昼食懇談会で尋ねること。
※ 5 年生の休憩室問題
ポ リクリ実習の際の待ち時間などに利用する場所がない。第 9 講義室が指定されている
が、実際は医局がメーカーの薬剤説明会などに利用しており、使用できるとは限らない。
仕方なく専門棟の 1 階にいる。ソファを置くことを要望しているが、患者さんの目につ
くため難しいとのこと。女子については、進学棟 2 階のロッカーにリフレッシュルーム
ができると説明されている。
※図書室の本について
「くろほん」など、学生がよく利用する本があるが、借りる時期が重なることと冊数が
足りないため、借りられない。図書館側と学務課で予算や購入する本の種類を決める機
会が 1 年に一度しかなく、年の途中では購入してもらえない。
― 45 ―
西医体委員長より
西医体の総合成績が良くない。
※体育館問題
室 内競技が多いが、体育館がないため狭山市民体育館を利用している。体育館の使用料
は部費で賄っている。
クラブ統括より
※ 体育館利用時のトラブル
市 民体育館を利用している一部のクラブがごみを片付けず、問題となっている。一つの
部活の為に他の部活が迷惑している。磯貝医師が問題を担当してからかなり改善してい
る。
※グラウンドの駐車場問題
グ ラウンド横の駐車場が、以前は申請すると昼間も利用できたが、今は利用できない。
仕 方なく、路上駐車している状況。 1 日中開放してくれることが望ましい。
※西医体の移動について
会 場まで学生が個人的に乗用車で行くことについて、保護者会から事故などの懸念があ
ると指摘があった。(フットサル部はマイクロバスを手配している)しかしクラブの予
算は年 2 万円から10万円(全体で300万円)であり、バスの費用が賄えない。
<同窓会より返答>
OB会に寄付を募ってはどうか。
OB会が充実している部としていない部について調査を。
※道場について
改 修工事をしているが、一番要望していたクーラーがつけられないとのこと。
<同窓会より返答>
す べての学生が利用しているわけではないので、クーラーを設置するには道場を利用し
ているクラブのOB会に寄付を依頼してはどうか。
ウエルネス委員長より
学 生健保共済会から予算がでて、イベントづくりがメイン。主には 4 月新入生歓迎ボー
リング大会、 7 月七夕の短冊、 8 月PL花火大会鑑賞会、10月ソフトボール大会、 3 月
スキースノボツアーを開催している。年 3 回、他の支部との報告会議がある。
女子学生サポート委員長より
昨年、トイレの音姫設置やロッカーなどいろいろ改善した。
3 同窓会への要望
・食堂が少なく、まずい。
・ 5 年生の休憩場所
・進学棟にリフレッシュルームができても、遠いため利用しにくい。
― 46 ―
・体育館 ・グラウンド横の駐車場問題
4 同窓会会報誌の投稿について 同窓会誌は保護者も見るので、学生生活写真を多くのせて
下さい。金剛祭のページも作って下さい。
学生支援図書一覧
精神療法の基本 支持から認知行動療法まで
堀越勝/野村俊明
iMedicine 循環器 1
東田俊彦
組織病理アトラス 第 5 版
小池盛雄/青笹克之
iMedicine 呼吸器 2
東田俊彦
カラー図解 人体の正常構造と機能 全10巻
縮刷版 改訂第 2 版
坂井建雄/河原克之
iMedicine 内分泌・代謝 3
東田俊彦
ハリソン内科学 第 4 版
ティンズリ・ランドルフ・ハリソン ダン・L.ロンゴ
iMedicine 神経・脳神経外科 4
東田俊彦
Ross 組織学
マイケル・H.ロス/ヴォイチェフ・ポーリ
iMedicine 血液 5
東田俊彦
集中講義病理学 カラーイラストで学ぶ
清水道生
iMedicine 免疫、膠原病 6
東田俊彦
感染症入門レクチャーノーツ
大野博司
iMedicine 消化管 7
東田俊彦
プライマリ・ケアの現場で役立つ一発診断100
一目で見ぬく診断の手がかり
宮田靖志/中川紘明
iMedicine 肝・胆・膵 8
東田俊彦
ガイトン生理学 原書第11版
アーサー・C.概頓 ジョン・E.ホール
Essential 細胞生物学 原書第 3 版
ブルース・アルバーツ デニス・ブレイ
The Color Atlas of Family Medicine 2 ND
HRD 1575 p.
Usatine, Richard P., M.D.(EDT)/Smith,
M i n d y A . , M . D . ( E D T )/ M a y e a u x ,
McGraw-Hill Professional Pub
― 47 ―
平成25年度 近畿大学医学部同窓会 総会 議事録
日時 平成25年11月 9 日(土) 18時30分~
場所 ザ・リッツカールトンホテル大阪
出席者 60人 欠席者(委任状提出)692人
<議題>
1 米井会長挨拶
総 会にお集まりいただいたことへの謝辞があり、亡くなられた先生に黙祷がささげられ
た。
・会 員の同窓会への参加依頼・年会費の回収・会報誌を滞りなくお届けすること・ 3 年に
1 回住所録を発行すること・同窓会支部を増やし、クラブや支部活動の活発化・学生支
援を広げることを表明されました。
・大 学専門棟 5 階に同窓会の部屋をいただいたこと、同窓会事務員辻本氏を紹介
・近 畿大学医学部同窓会が全国私立医科大学同窓会連絡会の当番校であり、私学29校130
名の先生が参加の予定。開催に際し、先生方の支援へのお礼と今後のご支援、ご協力を
お願いされました。
2 平成24年度決算報告
3 平成24年度財産目録 会計担当 伊東先生から報告があり、承認されました。
4 監査 小菓監事より適性であるとの監査報告がありました。
5 平成25年度事業予定(別紙)
6 平成25年度 予算報告(別紙)
コ ンビニでの会費振込み用紙の有効期限が 3 ヶ月しかなくご迷惑をおかけしたため、次回
はコンビニ振込用紙と通常の振込用紙両方を郵送します。
会 議参加者の交通費 1 名3,000円を支給することが幹事会で承認され、会議費として計上
しました。事務員の給与として120万円を計上。事務室立ち上げのため102万円を計上しま
した。
7 質疑応答
1 期生 太田教授より質問:3,000万円近くの預金を一銀行に預けているが、分散するべ
きではないか。
伊東会計より回答:通帳を作りたいが、印鑑の問題などで難しい状況。
8 執行部より提案 大 阪支部には470名の会員が在籍しており、通信費だけでも 5 ~ 6 万円必要な状況。支部
援助金 5 万円では足りないため、通信費の創設が提案され、承認されました。
9 全体写真
― 48 ―
第24回全国私立医科大学同窓会連絡会
司会 近畿大学医学部同窓会 副会長 岡藤龍正
開会の辞
当番校の挨拶 近畿大学医学部同窓会 会長 米井 潔
挨拶 近畿大学校友会名誉会長 内閣官房副長官 世耕弘成
報告 全国私立医科大学同窓会連絡会 東部会
日本大学医学部同窓会 会長 岡野匡雄
報告 全国私立医科大学同窓会連絡会 西部会
大阪医科大学同窓会(仁泉会) 理事長 河野公一
報告 第23回全国私立医科大学同窓会連絡会
慶應義塾大学医学部同窓会(三四会) 評議員会議長 吉野肇一
挨拶 第25回全国私立医科大学同窓会連絡会当番校
埼玉医科大学同窓会 会長 渡辺雄幸
講演 「研修医の母校への定着」アンケート集計報告
近畿大学医学部総合医学教育研修センター長 平出 敦
閉会の辞 近畿大学医学部同窓会 会長 米井 潔
(敬称略)
第24回全国私立医科大学同窓会連絡会 議事録
日時 平成25年11月30日(土) 17時30分~19時
場所 ザ・リッツカールトンホテル大阪 2 階 ザ・グランド・ボールルーム・イースト
幹事 近畿大学医学部同窓会
出席 全会員125名(うち幹事側28名)
第 1 部 総会 司会 近畿大学医学部同窓会 副会長 岡藤龍正
1 開会の辞 当番校の挨拶:近畿大学医学部同窓会 会長 米井潔
約 130名の先生方に参加していただいたこと、総会のメインテーマ「研修医の母校への定
着」についてアンケートを送っていただいたことへの謝辞
2 挨拶:近畿大学校友会名誉会長 内閣官房副長官 世耕弘成
本 会が開催への謝辞、近畿大学校友会名誉会長(第 4 代近畿大学理事長)として、参加さ
れている先生方に歓迎の意。
安 倍内閣の政策について ・医療・健康戦略を非常重視、特に研究費の配分を戦略的に行
うため日本版NIHを立ち上げたこと。 ・MEJ(Medical Excellence JAPAN)を立
ち上げ、日本の医療を成長産業にしていくことへの挑戦について。
医 療政策の大きな変化が予測される中、私学の医学部や私立医科大学の果たしていく役割
が重要、情報交換を行う連絡会の重要性も増してくる。
私 学の医学部、医科大学の一番重要なポイント ・建学の精神を共有して育った仲間がお
互いに助け合って医療サービスを提供していくこと。
・卒業生、研修医の自大学への定着は非常に重要、連絡会で議論が深まることを期待。
日本の国民の安心・安全・健康のために、先生方の益々のご活躍を祈念。
― 49 ―
3 第45回東部会( 6 月29日)報告:日本大学医学部同窓会会長 岡野匡雄
ハ イアットリージェンシー東京で行われ、関東の18医科大学と近畿大学、八十数名が参加
し盛会であったこと。感謝の意。
議 事 慶應義塾大学から提出されていた会則の改正について承認。・日本大学の学長であ
る大塚吉兵衛より歓迎の挨拶。・東京医科大学の羽生田俊参議院議員からの挨拶。・鴨下一
郎衆議院議員より「アベノミクスと社会福祉制度」について講演。・次回の当番は日本医
科大学に決定。
懇 親会 ・日本大学学部長片山容一より歓迎の挨拶。各大学医学部と私立医科大学の同窓
会の問題点について非常に活発な討議あり。
4 第23回西部会( 9 月28日) 挨拶 大阪医科大学仁泉会理事長 河野公一
報告 大阪医科大学仁泉会副理事長 安藤嗣彦
ホテルグランヴィア大阪で行なわれ、西部会会員11校、同窓会代表56名が参加。
討議事項① 東部会で決議された会則改訂案を承認。
討議事項② 第24回の当番校は北陸・東海エリアの金沢医科大学北辰同窓会に決定。
討議事項③ 同 窓会の組織運営と支部の状況 ・新臨床研修制度発足で都会の大病院で研
修する同窓生が増え、母校への思いが希薄となっていることについて、各校
の現状、取組み、悩みについて議論。
・支 部の充実が同窓会活動の活性化につながる。・支部活動のモチベーションを維持する
ためには本部と支部の綿密な連絡とサポートが大切。・会員が少ない地域は支部の統合
や金銭的な援助も必要。
討議事項④ 同窓会会費未納者の取扱い問題
15年分を納金すれば未納分は恩赦する、学生を準会員として入学時に終身会費を一括徴収
すると納入率が著明に増加したという報告あり。
そ の他 災害時の対応 被災地域の会員に、安否確認とお見舞いのお手紙が大変喜ばれた
事例があった。問題点や悩みは各大学に共通しているところが多く、意見交換の場として
西部会の重要性を再認識。
5 第23回全国会報告:慶應義塾大学医学部同窓会(三四会) 評議員会議長 吉野肇一
・昨 年の会の御礼 ・原案上程者として会則改訂の承認を得たことに謝辞 ・私立医大大
学病院院内保育施設に対する公的補助拡充要求運動経過報告 引き続き提案を継続して
いく意向のため経営状況実態把握調査への協力依頼。
6 第25回全国私立医科大学同窓会連絡会当番校:埼玉医科大学同窓会 会長 渡辺雄幸
平成26年11月22日(土) 5 時に東京の帝国ホテルで開催予定。多数の参加を依頼。
7 講演 「研修医の母校への定着」アンケート集計報告
近畿大学医学部総合医学教育研修センター長 平出 敦
若い学徒の育成を進めることは、医育機関として、きわめて重要なミッションである。今回、
研修医の母校への定着というテーマで、事前に各私立大学同窓会にアンケート調査をさせてい
ただき議論の資料とした。
この間題が、特に顕在化したきっかけとして、平成16年からの医師臨床研修制度の改変があ
げられる。それまでは卒後、大学で初期臨床研修を受けることが多かった研修医が一般臨床研
修病院へ流動化した。その結果、大学病院と一般研修病院の研修医の占める割合は、およそ
半々となった。平成21年度には、制度の見直しも行われたが、この傾向には歯止めがかからず、
現在では大学病院45%、一般研修病院55%の割合で推移している。これに加えて、平成21年度
― 50 ―
の制度の見直しからは、都道府県別の研修医の募集定員の上限が厚生労働省により導入され、
研修医が都市部に集まりがちな傾向に抑制がかかっている。このため都市部に位置する大学が
多い私立大学では、影響が大きいというのが実情である。募集定員の制限は、今後の見直しで
も深刻な問題である。
アンケート調査の結果では、私立大学の平均的なパターンとして、募集定員がおよそ50人、
採用者数が30人という状況が提示された。大学によってばらつきはあるものの、このパター
ンは、興味深いことに東日本部会でも西日本部会でも、単科大学でも総合大学でも、いわゆる
1970年代に新設された大学でもそれ以外の大学でも、同様にあてはまるパターンであり、私立
大学の典型像とみなされた。
一方、初期臨床研修終了後のいわゆる後期研修医に関しては、人材の確保という点ではさら
に重要である。慶応大学、東京慈恵会医科大学、産業医科大学など毎年、70人以上の卒業生を
後期研修で母校に迎えている大学もあり注目された。しかしながら学内の 5 年後の医師数の予
測では、足りていると回答した大学は皆無であり、ほとんどの大学で人材確保に強い危機感を
もっていた。特に、産婦人科、救急をはじめ外科系の診療科における人材不足の危機感が強く、
この間題を共有して対策を講ずる必要性が示された。
さて、母校で初期研修を希望した理由に関しては、大学あるいは大学院としての専門性につ
いてはトップにあげられるものの、指導医や先輩、クラブつながりについても多く指摘されて
おり、こうした個人的なつながりを大切にしていくことも重要であることが示唆された。一
方、母校を選択しなかった理由として地元に帰るといったやむを得ない理由も多くみられた
が、給料が母校では安いという待遇面の理由も少なくなかった。
アンケートでは多様な取り組みが紹介されたが、同窓会として積極的に母校の広報を支援す
るという取り組みが基本であった。大学の取り組みとして、母校で研修、修練を行う者に対す
る奨学金や授業料の減免なども見られた。母校愛を育む活動も大学と同窓会で推進していくと
いった内容も目を引いた。たとえば卒業生のためにイベントを行い歓待するホームカミング
デーの開催は、一般の私立大学では従来より行われてきたが、実施する医科大学も出てきてい
る。
1 . 新臨床研修制度が導入されて以来、大学病院から一般病院へ研修医が流動化している。
さらに都市部の大学病院の定員の大幅な削減が実施される。
2 . 私立医科大学の平均では、研修医定員はおよそ50人、卒業生の採用数は30人であった。
大学によってばらつきはあるものの東日本 vs 西日本、単科大学 vs 総合大学、新設大学
vs それ以外の大学、で比較しても同様の結果であった。
3 . 学内の 5 年後の医師数に厳しい予測をしている大学がほとんどであり、特に産婦人科、
救急、外科系で懸念されている。
4 . 卒業生を残す大学としての対策としては、処遇の改善、広報の強化が考慮されている。
同窓会としては広報への協力や歓迎会、懇親会の支援等が行われているが、互いに情報交
換を行って新しい展開にチャレンジしていくことが期待される。
アンケートにご協力いただいた各大学同窓会に深謝します。アンケートのとりまとめは、近
畿大学同窓会会長の米井潔、副会長の岡藤龍正の支援のもとに行われ、瀧上が基礎資料作成を
担ったことを記載させていただきます。
質疑応答
大阪医大 安藤嗣彦
例 えば学歌を歌う、クラブ活動、先輩の先生、それが母校愛につながるかとは思う。実
際に具体的に母校愛を持たせるためにはどういう教育をしたらよいか。
― 51 ―
近畿大学 平出敦
母 校愛と言っても象徴的なもので、校歌を共有する、絆を感じるというのはすごく大き
な部分。最近行われるようになった白衣式などのセレモニー、クラブ活動を通じた伝統
もやはり大事なのではないか。
関西医大 秋田光彦
グ ラフで東京のほうが後期研修医でも帰り率がよいが、関西は一つも載っていない点に
ついて質問。
近畿大学 平出敦
母 校愛と言っても学生達の方は結構冷めている部分があるか。東京のほうが都会のた
め、マグネットの部分はあると思う。ホームカミングデーは一つ新しいトレンド。押し
つけの母校愛だけではなく地道に卒業生を大事にし「振り向いている、見ている」とか
いうメッセージを出す試みも大事ではないか。
近畿大学 岡藤龍正
慈恵医大の後期研修が人気の秘密は。
慈恵医大 高橋紀久雄
慈 恵医大卒業生約110人中、40人程度は外へ出てしまうが、出て行った人をある程度歓
迎するような風潮があり、初期研修終了後に戻って来る人も多くなってきたのかもしれ
ない。
母 校愛については、教育で個人主義的が多くなり、「自分がよければいいかな」という
風潮は確かにある。慈恵医大はそれをただすために運動部に入ることを推奨してきた。
大会出場や合宿に行って先輩と仲良くなどしてつながってきたが、最近はもう入らなく
ていいとしたところ、やはり医者になった時に各科との連携とか、同じ医局でも上下関
係とかがなかなか上手くいかなくなってきている。理事長に「運動部への入部を大学の
ほうが積極的にやってくれないか」と言っている。運動部のつながりや人間関係の方が
大事と思うが、なかなか思うようにいっていない現状。
東京女子医大 岩本絹子
ホ ームカミングデーは女子医大もあるが、卒後20年と40年で、研修医の方のお役に立つ
ような状況ではない。タイミング的にはどのぐらいでやれば効果があるか。
ホームカミングデーとは何かと質問に対して
近畿大学 平出敦
日 を決めてパーティーや、大学によってはアトラクションをするなどの催しを卒業生の
ためにやるのがホームカミングデーだと思う。企画したり、やってみた大学がありまし
たら情報をいただきたい。
8 閉会の辞:近畿大学医学部同窓会 会長 米井潔
東 部会、西部会の幹事の先生方、全国会の会則変更に労を取られた慶應大学吉野先生への
謝辞。
― 52 ―
平成25年の総会写真集
― 53 ―
― 54 ―
― 55 ―
― 56 ―
― 57 ―
― 58 ―
第 24 回 全国私立医科大学同窓会連絡会
全国会写真集
― 59 ―
― 60 ―
― 61 ―
― 62 ―
平成25年事業計画
5 月11日(土) 近畿大学医学部同窓会第 1 回幹事会 於:ザ・リッツカールトン大阪
8 月10日(土) 近畿大学医学部保護者会 於:ザ・リッツカールトン大阪
8 月11日(日) 近畿大学医学部同窓会ゴルフコンペ開催 於:泉ヶ丘CC
9 月14日(土) 近畿大学医学部同窓会第 2 回幹事会 於:ザ・リッツカールトン大阪
9 月28日(土) 全国私立医科大学同窓会連絡会西部会 於:ホテルグランビア大阪
11月 4 日(月・祝)近畿大学医学部保護者懇談会 於:医学部キャンパス大講堂
11月 9 日(土) 近畿大学医学部同窓会総会・祝賀会 於:ザ・リッツカールトン大阪
11月30日(土) 全国私立医科大学同窓会連絡会全国会 於:ザ・リッツカールトン大阪
平成26年 3 月22日(土) 近畿大学医学部卒業式 於:医学部キャンパス大講堂
平成26年度事業予定
5 月10日(土) 近畿大学医学部同窓会第 1 回幹事会 於:ザ・リッツカールトン大阪
5 月25日(日) 近畿大学医学部保護者懇談会 於:医学部キャンパス大講堂
6 月 第13号会報誌発送(年会費請求) 8 月 9 日(土) 第 4 回保護者会 於:ザ・リッツカールトン大阪
8 月10日(日) 近畿大学医学部同窓会ゴルフコンペ開催 於:泉ヶ丘CC
9 月13日(土) 全国医科大学同窓会西部会(金沢医科大学)於:金沢日航ホテル
9 月27日(土) 近畿大学医学部同窓会第 2 回幹事会 於:ザ・リッツカールトン大阪
11月 3 日(月・祝)近畿大学医学部保護者懇談会 於:医学部キャンパス大講堂
11月 8 日(土) 近畿大学医学部同窓会総会・祝賀会 於:ザ・リッツカールトン大阪
11月22日(土) 全国私立医科大学同窓会全国会(埼玉医科大学)於:東京帝国ホテル
平成26年 3 月20日(金) 近畿大学医学部卒業式 於:医学部キャンパス大講堂
公認 支部会・サークル会の予定 他外的事業
金剛会(和歌山県) 全国私立医科大学同窓会連絡会
近八尾会(八尾市) 西部会( 9 月13日)
まほろば会(奈良県) 全国会(11月22日)
堺支部
大阪市支部
近大大阪南医療センター支部会(通称:近大OMMC支部会)
姫路広域支部
清風OB会
ゴルフ部OB会
― 63 ―
平成24年度会計報告 平成25年度予算
決算の部 平成24年度(自平成24年 4 月 1 日 至平成25年 3 月31日)
[一般会計]
歳入の部
(単位 円)
勘定科目
予 算 額
決 算 額
増 減
正会員年会費
7,000,000
6,830,000
△170,000
準会員年会費
600,000
657,000
57,000
B会員年会費
20,000
48,000
28,000
預金利子
10,000
6,574
△ 3,426
小 計
前年度繰越金
合 計
7,630,000
7,541,574
△88,426
10,975,179
10,975,179
0
18,605,179
18,516,753
△88,426
歳出の部
683名
16名
(単位 円)
勘定科目
会報費
予 算 額
決 算 額
2,000,000
発送費
名簿費
増 減
1,852,528
△ 147,472
65,440
65,440
600,000
△ 600,000
名簿発行準備費
発送費
事業費
西部会援助費
300,000
267,650
△ 32,350
教授就任祝賀会援助金
300,000
100,000
△ 200,000
総会援助金
2,000,000
1,095,302
△ 904,698
支部援助金
300,000
268,576
△ 31,424
30,000
30,000
各期同窓会援助金
同窓会会長賞
200,000
学生援助
300,000
△ 200,000
1,562,386
1,262,386
100,000
100,000
400,737
△ 99,263
支払手数料
1,250
1,250
事務委託費
0
0
事務費
41,900
41,900
通信費
54,400
54,400
事務用品費
72,600
72,600
消耗品費
10,500
10,500
同窓会費(校友会チケット)
会議費
500,000
事務費
慶弔費
72,470
予備費
1,000,000
ホームページ委託費
小 計
次年度繰越金
合 計
72,470
△ 1,000,000
38,955
38,955
7,500,000
6,034,694
△ 1,465,306
11,105,179
12,482,059
1,376,880
18,605,179
18,516,753
△ 88,426
― 64 ―
※外注費
決算の部 平成24年度(自平成24年 4 月 1 日 至平成25年 3 月31日)
[特別会計]
収入の部
(単位 円)
勘定科目
決 算 額
一般会計援助金
摘 要
1,095,302 当日集金同窓会年会費200,000円を含む
総会会費
630,000
お祝い金
130,000
小 計 ①
1,855,302
支出の部
(単位 円)
勘定科目
決 算 額
リッツカールトンホテル
摘 要
1,823,112
当日事務費
22,190 校友会バッチ・紀章赤バラ
花束
10,000
小 計 ②
1,855,302
差引(①-②)
0
[財産目録]
資産の部
平成25年 3 月31日現在
勘定科目
金額
摘 要
(単位:円)
<昨年度分(参考)>
一般会計
現金
0 会計幹事
預け金
304,502 学務課
普通預金
10,466,969 三井住友銀行金剛支店
郵便貯金
7,095,854 ゆうちょ銀行
小 計
0
66,957
9,197,634
7,095,854
17,867,325
16,360,445
19,727,659 三井住友銀行金剛支店
19,727,659
各種事業準備金
定期預金
定期預金
3,122,703 りそな銀行河内千代田支店
3,122,703
小 計
22,850,362
22,850,362
合 計
40,717,687
39,210,807
※ 定期預金、郵便貯金については、受け取り利息を加筆しておりません
上記のとおり報告します。
平成25年 8 月25日
近畿大学医学部同窓会 会 長 米井 潔
副会長 東田 有智 奥村 嘉英
副会長 岡藤 龍正 岩垣 厚志
会 計
上記監査の結果適正であることを認めます。
平成25年 9 月 2 日
近畿大学医学部同窓会 監 事
― 65 ―
予算の部 平成25年度(自平成25年 4 月 1 日 至平成26年 3 月31日)予算(案)
歳入の部
(単位:円)
勘定科目
予 算 額
正会員年会費
7,000,000
準会員年会費
600,000
B会員年会費
20,000
預金利子
10,000
小 計
前年度繰越金
7,630,000
12,482,059
合 計
歳出の部
20,112,059
(単位 : 円)
勘定科目
会報費
予 算 額
2,000,000
発送費
名簿費
600,000
名簿発行準備費
発送費
事業費
★
西部会援助費
2,000,000 全国会・西部会
教授就任祝賀会援助金
300,000
総会援助金
2,000,000
支部援助金
300,000
各期同窓会援助金
★
同窓会会長賞
200,000
学生援助
800,000
同窓会費(校友会チケット)
100,000
会議費
800,000 出席者交通費30万円を含む
支払手数料
★
事務委託費(人件費)
1,200,000
事務費
300,000
事務費
通信費
事務用品費
消耗品費
慶弔費
予備費
1,000,000
ホームページ委託費
★
同窓会事務室立ち上げのための諸費用
小 計
次年度繰越金
50,000
1,020,000
12,670,000
7,442,059
合 計
20,112,059
※ 今年度は★のため歳出の部が高額となっています
― 66 ―
平成25年度 年会費納付者リスト
※ 敬称略
1期生
大野 恭裕
西浦 弘行
小川 律子
丹羽 智章
橋本 亮治
森 康子
浦上 理恵
辻 泉
加減 秀樹
林 孝浩
森川 栄司
土生 裕史
濱口 雅光
山口 健也
王 孝福
池田 桂三
北野 年弘
原田 昌彦
森山 繁実
原田 正
肥田 仁一
山畑 清
大井 成夫
石井 暁
木下 智弘
藤田 毅
安水 清
松木 智子
平野 豊
山畑 裕
大塚 正友
板垣 信生
甲田 嘉彦
古田 一朗
山﨑 晴彦
宮﨑 俊夫
藤原 一央
山本 敬
大野 基樹
市川 利洋
小林 亮
堀内 房成
山下 圭造
宮本 正章
船井 貞往
和田 正彦
大橋 秀行
井上 博司
近藤 一正
松波 義文
吉岡 真由美
森下 明彦
古田 義博
大堀 晃裕
鍵田 篤志
上田 眞
酒井 勝位
向井 泰二郎
吉岡 靖弘
八木 純平
本郷 彰裕
岩佐 真人
笠野 有里
江龍 直明
佐藤 隆夫
森口 直彦
相澤 眞澄夫
山添 康
本田 秀明
大塚 弘友
田仲 三世子
大貝 俊弘
塩田 充
安田 厚
江左 篤宣
山根 敏彦
正木 秀幸
葛岡 達司
川﨑 史寛
大杉 誠
髙木 宏己
山田 哲
北野 安衛
山本 淳
堀内 ひろみ
辻井 陽子
貴島 浩二
太田 善夫
玉木 克彦
吉岡 忠亮
中嶋 一三
吉岡 揮久
森 亘平
東 敬子
岩本 梨花
奥平 哲
並河 平夫
秋山 典子
林 晃
吉田 浩二
森本 啓介
小田 明夫
林 秀雄
田中 裕子
東澤 知輝
吉田 裕昭
村田 初恵
8期生
薗 雅宏
柏原 万里
東谷 澄彦
中嶋 淳一
前田 重成
﨑戸 沿子
和田 恵津子
秋山 浩之
高瀬 規久也
菊池 啓
福田 寛二
38名 柳原 宏四
森口 久子
坂本 和久
藤本 卓也
4期生
宇山 孝司
加藤 久晴
佐々木 雅綱
三島 弘
有田 繁広
菊田 信一
百々 由加利
汐見 幹夫
山﨑 裕行
石橋 明
塩川 美恵子
末吉 章浩
山下 正己
河南 里江子
縄 嘉津記
竹本 雅彦
山田 秀和
切東 美子
巽 信二
山本 達也
卜部 諭
田中 晃
山本 義久
戎野 昌二
寺井 博子
植田 香子
老木 浩之
5期生
東田 有智
黒木 宗俊
大里 佳之
中尾 稀一
中野 彰夫
中野 和郎
東川 光弘
南野 達夫
47名 杉村 圭一
47名 池上 雅久
高橋 大輔
7期生
今西 正昭
田口 博康
安部 康二
大草 昭彦
竹山 豊
46名 石川 泰章
大谷 和裕
立田 繁比古
6期生
塚本 雅子
大野 卓志
田仲 達也
辻 美佐
赤松 可得
浦神 一浩
大森 裕
谷澤 紳
渡部 洋
綾 直文
浦田 尚巳
樫原 秀一
福田 結実
57名 綾 宣恵
大城 治
勝久 敬太
船阪 有彦
荒金 兆典
岡本 純之助
高島 智
森谷 実佳
綾 久文
猪木 達
尾上 太一
倉知 大
南條 亨
岡田 満
飯田 覚
江龍 誠
鎌田 眞人
阪本 繁
西川 満太郎
岡本 悦司
福田 さとり
大西 規夫
香山 仁志
高井 博之
二見 国彦
36名 神谷 正人
石田 典裕
大畑 和弘
川崎 紀彦
富永 恵子
正吉 豊久
波江野 善昭
3期生
亀谷 英輝
山田 馨
岡藤 龍正
喜多 保一郎
中井 章至
宮島 誠
濱 純吉
石井 望人
北大路勢津子
宇山 悟
小野 幸彦
重岡 宏典
中谷 公一
宮脇 正三
本田 潔
岩﨑 剛和
北瀬 裕敏
宮本 裕子
尾鼻 康朗
嶋元 徹
中村 吉伸
水本 万里
前田 裕弘
浦瀬 文明
伊東 良江
鎌田 典彦
河東 時明
白川 親
長﨑 大壽
森谷 広樹
丸山 宣之
衛藤 宏
楠部 亨
川上 朗
門脇 弘一
竹林 忠洋
萩原 実早子
藤田 綾
蓑田 正照
大津 司
坂口 好秀
川端 力
金﨑 光治
田渕 幸子
波津 静
保田 知生
森下 昌亮
大槻 登志子
松本 一美
久保 隆一
岩本 有代
丹 彰浩
日野 聡
青山 晃子
近藤 敦子
岡田 章
末吉 利行
口分田 真
上硲 俊法
中井 健
別所 偉光
山田 勝章
山本 哲
奥野 雅男
辻本 晴俊
小菓 裕成
際本 宏
中橋 弥生
樫原 真紀
横内 敏郎
矢持 英治
奥村 二郎
寺下 泰成
近藤 孝生
近藤 宏和
榎本 みゆき
松井 甲三
今西 幸雄
米井 潔
奥村 嘉英
中田 環
塩川 泰啓
木村 雅友
中村 芳昭
松井 信
内田 隆久
上西 豊基
大里 美由紀
和田 栄里子
進藤 啓
重政 勝之
西垣戸 伸哉
峯田 伸一
北脇 まゆみ
八田 昌樹
加藤 伸一
原 聡
髙池 哲治
染川 実香
波種 敏宏
村木 正人
仙田 正俊
40名 金田 隆義
福田 昌彦
高田 幸三
橋村 明枝
原口 龍太
飯尾 一也
高橋 洋二
2期生
神戸 章
藤井 芳郎
髙畑 聡
武田 学
菱田 守彦
太田 雅博
東野 年温
飯田 仁
佐伯 文子
藤田 悦生
武村 剛
田中 久哉
小橋 肇子
中野 貴之
戸谷 由樹
芦田 陽子
河野 和彦
三輪 素子
井関 雅子
太根 洋史
藤原 茂樹
西岡 栄恵
上嶋 繁
小島 伸介
前倉 俊治
宮﨑 裕美
藤原 英理子
松村 文典
市川 靖典
雑賀 豊彦
前田 重成
中野 敬次
月山 淑
南川 博康
9期生
愛田 良樹
上田 淳子
坂本 可世子
山本 文里
永田 就三
辻 光次朗
南谷 肇子
有山 武志
阿部 州雄
井上 泰英
竹村 司
高橋 計行
松井 保憲
森本 規子
辻岡 雅典
村上 淳
井出 裕彦
吉岡 眞世
松下 起子
西尾 明彦
徳野 達也
村上 純子
田中 雅子
岡本 京子
松並 展輝
西岡 伯
永田 行男
村上 仁士
宇野 洋史
川端 一史
松本 長太
西本 慎作
新山 一秀
森田 恵
梅川 徹
江角 眞理
田中 千鶴
宇山 令司
濱 和子
田添 裕康
鶴田 千尋
― 67 ―
50名 31名 10期生
楠本 聡
松本 享
山本 健太郎
25期生
沼田 卓也
34期生
皆川 ひとみ
河田 清美
榎本 寛
16期生
阪本 光
足立 加津彦
橋本 忠幸
新井 圭一
坂口 雅彦
山手 貴詔
栗栖 朗彦
相原 宏州
白石 治
新井 礼奈
松本 知之
飯田 健
坂口 美佳
米田 光里
西川 正悟
池上 隆太
田中 陽一
江藤 智麿
松本 望
石田 正也
櫻井 尚子
森本 広次郎
西村 泰彦
井野 光
中桐 伴行
川井 恵理子
八代 真由子
今西 明
佐藤 卓
猪木 敬子
濱田 真一
加藤 大
西村 俊司
陣 佑祥
湯本 妙子
岩佐 真理子
澤井 猛
木村 なづな
21名 亀山 千晴
町田 崇
細井 文子
綿谷 宝子
中村 浩
14期生
土居 雅代
森岡 浩平
政田 憲之
陣内 浩喜
福井 理雄
谷本 深幸
小牧 克守
諸富 公昭
田村 隆弘
ニ永 英男
有山 洋二
斎藤 啓
徳野 潔
31名 三浦 文子
下村 修也
西川 誠一
中村 正人
24名 神原 留美
13名 岩西 美奈
31期生
植木 秀太朗
7名 尾﨑 信人
牛牧 誉博
26期生
尾崎 領彦
小原 秀太
海野 貴史
影本 善子
倉光 正幸
13名 柴 麻由佳
加藤 佳子
坂井 淳
新田 康夫
12期生
伊東 香代子
白石 浩
平田 知代
天津 朗典
宇野 直樹
曽根﨑 竜一
20期生
島岡 享生
川﨑 智広
諏訪 さくら
林 道三
岩垣 厚志
奥窪 明子
中川 修宏
小川 力
釣谷 香揚子
菊池 尭
竹末 祐也
小畑 優子
岩垣 幾美
川本 亮
武田 智美
奥田 武司
宮下 博行
小林 孝光
中川 真理
陣内 里佳子
上野 貢生
小角 卓也
丹羽 幸司
長谷川麻衣子
森本 時光
鈴木 啓太
西原 美沙子
松本 裕一
加藤 崇
山中 相模
原 文彦
中江 聡
湯上 晋太郎
竹内 健人
西村 和華
森田 信敏
木下 恒材
佐藤 秀樹
森下 紀夫
松田 泰徳
7名 竹中 朋代
橋本 有人
八木 和郎
佐々木 石雄
澤口 博千代
吉川 構
望月 佐記子
27期生
平野 成彦
深水 大天
山口 眞一
清水 健司
曽野 弘士
荒木 麻利子
安田 智子
藤﨑 一基
山住 勲
清水 隆司
丸山 貴正
17期生
細田 康平
古川 健太郎
遊佐 留実
武田 敏也
宮城 佳昭
山本 明子
21期生
小田島 正幸
松浦 亜矢子
法里 慧
米田 円
田原 秀男
物部 秀明
大田 隆代
飯岡 弘至
佐藤 俊輔
松本 隆大
増田 翔
越智 則晶
中川 築
薮下 博史
桑島 宏彰
石川 太郎
高木 美奈子
丸山 康典
松田 知与
鴨井 千絵
中原 逸朗
山内 昌哉
千代 隆
杉浦 順子
竹内 元康
三平 整
松山 瞳
後藤 惠子
長雄 好昭
倉田 知師央
世古口 茂幸
辻野 督
細井 愛
山﨑 晃嗣
三辻 礼美
栗原 良次
西川 瑞穂
井上 嘉一
武田 宰
中村 成宏
南 竜城
後藤 清
野田 剛弘
今西 幸仁
玉井 良尚
藤川 昌敏
森平 貴
32期生
宮川 知保
西條 尚男
肥田 裕美
武木田 誠一
内藤 方克
長井 博一
矢野 智洋
安藤 まり
元林 寛文
寺村 一裕
松井 繁長
塚本 祐次
中野 厚志
松﨑 智彦
西山 公一郎
松田 久幸
森田 博
中松 清志
日置 潤也
向林 学
山﨑 政直
永田 恵美子
22期生
平井 紀彦
木村 英嗣
吉藤 竹仁
馬場谷 成
山内 榮樹
孫 永煥
25名 山田 浩二
山﨑 真孝
大塚 芳明
15期生
横山 隆
海江田 綱仁
伊東 利幸
17名 柴 育太郎
7名 伊谷 善仁
18名 南 里奈
10名 右近 みやび
8名 28期生
森川 昇
乾 礼興
照井 理美
山谷 哲史
飯田 知子
今岡 のり
橋本 麻友
山本 祥代
里井 俊平
笹川 廣和
福田 ひとみ
吉村 尚
松岡 美佳子
上森 宜嗣
寒川 真
南 知宏
米井 数基
二宮 善弘
森田 真也
西尾 彩
南 真弓
34名 15名 渡邊 克哉
内藤 絢
八木 秀祐
15・23・29期生
5名 藤井 美帆
李 京美
ヤマグチ ヒロシ
42名 瀬川 良浩
芋縄 啓史
11期生
竹村 光博
上田 和毅
18期生
秋吉 達次郎
中島 隆世
植田 嘉代子
秋山 慶太
23期生
丸山 将広
磯川 貞之
西本 研志
内田 寿博
板橋 幹城
小野 貴善
若槻 華子
33期生
岩永 賢司
松山 茂樹
小川 誠司
大割 貢
小島 研太郎
脇本 麻由子
落合 正
岡本 紀夫
村居 讓
樫本 秀好
岡本 慎司
清水 盛充
勝山 慶之
森 泰樹
中村 文久
10名 合計794名 10名 古形 修平
30名 金澤 秀介
切目 栄司
新崎 亘
29期生
御勢 久也
唐﨑 専也
13期生
喜多 紀人
佐藤 寿樹
辻川 雄
安藤 友樹
芝池 庸仁
川本 洋
飯田 基之
杉安 保宣
竹中 基晃
中島 幹男
口分田 貴裕
住谷 昂一
北脇 文雄
居和城 宏
十川 佳史
大東 弘治
藤川 あつ子
墳本 一郎
芝池 庸仁
木村 芳毅
岩本 直美
十倉 孝臣
西川 真生
千葉 輝明
畑澤 圭子
白波瀬 賢
坂下 美和
大塚 知博
中井 昭宏
古田 浩樹
戸田 常仁
藤井 善憲
髙橋 一肇
島田 誠二郎
加藤 尚美
中嶋 博之
益永 信隆
9名 朴澤 憲和
沼本 勲男
竹村 雅至
小林 正明
中村 紀孔
南 康範
24期生
月山 啓
紺屋 英児
西山 順博
渡邉 学
重 麻梨子
冨吉 浩雅
坂口 博美
唐崎 裕子
尾上 正浩
坂本 康明
30期生
蓑原 達郎
堂面 政俊
杉原 功一
西島 葉子
武田 徳弘
高井 俊輔
足立 哲平
油原 佳子
川端 起久子
塚本 哲也
毛利 陽一
樋上 恭子
辻岡 大志
天辰 仁彦
吉川 恵輔
永井 堅
中野 敦
山内 勝治
16名 羽尾 和久
稲田 莉乃
西川 寛紀
北東 徳治
山田 寛
19期生
濵口 満英
大郷 真理子
原 靖
前田 晃
山村 祐嗣
栗田 政樹
平尾 元宏
中島 康自
火伏 宏美
宮髙 昌
中嶋 敦子
岩﨑 拓也
松浦 文昭
西地 晴彦
藤井 俊一郎
宮武 利行
岩瀬 博紀
梶川 竜治
安田 勉
橋本 耕太郎
7名 松井 勝敏
8名 西本 光寿
― 68 ―
1名 14名 ※3 5期生の先
生方で納入
して いただ
いた年会費
は、平成26
年度 分とな
ります。
年会費納入用紙ご案内
年会費はコンビニエンスストア・郵便局からのお支払いが可能になりましたが期限がござい
ます。今回は銀行振込用紙も同封させていただきましたので、どちらかの用紙で振込お願いい
たします。※ 銀行振込の場合は同姓同名の方がいらっしゃいますので、必ず個人番号( 5 桁)
を氏名の前に入力して下さい。
お支払のご案内
お支払方法
お支払に関するご注意
以下いずれかの方法にて、お支払期限までにお支払
いただきますようお願い申し上げます
◆必ず下の専用払込用紙をご使用ください。
◆払込用紙記載のお支払金額は訂正できません。
◆お支払期限を過ぎた払込用紙はお取扱いできません。
◆ゆ うちょダイレクトからPay-easyをご利用の際は、
「税金・各種料金の払込み」画面からお支払ください。
◆当社指定のコンビニエンスストア
※お支払可能なコンビニエンスストアは裏面をご覧ください
◆ゆうちょ銀行又は郵便局
◆当社指定のPay-easy(ペイジー)対応金融機関
※ご利用可能な金融機関とお支払方法は裏面をご覧ください
※ご利用いただくお支払方法によっては、払込期日が休日等の場合にお支払いただけない
場合がございます。この場合は、払込期日の前営業日までにお支払ください
その他ご不明な点等がございましたら上記【お問合わせ先】までご連絡ください
お支払内容
お支払金額
― 69 ―
お支払期限
平成26年度 同窓会総会、懇親会のご案内
平成25年11月 9 日 午後 6 時30分から 平成25年度近畿大学医学部同窓会総会が行われまし
た。総会は70名の会員が参加して頂きました。誠にありがとうございました。
続いて午後 7 時30分より懇親会を行いました。今年度新教授に就任されました、下記先生の
祝賀会も催しました。
近畿大学医学部堺病院 緩和ケア科 教授就任 東澤 知輝 先生 順天堂大学医学部 麻酔科学・ペインクリニック科 教授就任
井関 雅子 先生 今年度も下記の日程で総会、懇親会行いますのでよろしくご参加の程宜しくお願いします。
記
日 時:11月 8 日(土) PM 6 時30分 総会 PM 7 時30分 懇親会
場 所:ザ・リッツ・カールトン大阪 ― 70 ―
同窓会事務局ご案内
近畿大学医学部同窓会事務局
開室日時 月・水・木曜日 10:00~16:00 休業日 上記以外、祝日、年末年始・夏季病院休業日、創立記念日等
場 所 近畿大学医学部専門棟 5 階
住所変更等ご連絡は下記までお願い致します。
e-mail: [email protected]
T E L: 072-366-0221(内線3714)
F A X: 072-367-8652
― 71 ―
住所変更
異動通知は FAX
又は e-mail でお送り下さい
(ホームページからもアクセス可)
FAX 072−367−8652
e-mail [email protected]
HP アドレス http://www.kindai-dosokai.com
送り先:近畿大学医学部同窓会事務局
昭和
平成
年 月卒業(第 期卒)
ふりがな
氏 名
現 住 所
旧姓
〒
電 話
( )
F A X
( )
勤 務 先 ・ 開 業
名 称
所 属
所 在 地
〒
電 話
( )
F A X
( )
その他連絡事項:
住所・氏名の変更、勤務先変更等の場合には直ちにこの用紙でFAX下さい。
卒業年月日 /
住所変更・異動通知は必ず連絡頂きますようお願い致します。
平成 年 月 日
尚、名簿には勤務先のみの掲載となります。
同 窓 会 名 簿 変 更 連 絡
執 行 部 紹 介
平成26年度 近畿 大学医学部同窓会役員名簿
名誉会長
野田起一郎(近畿大学顧問・名誉教授)
名誉顧問
世耕 弘成(近畿大学前理事長) 顧 問
楠 進(医学部長)
工藤 正俊(附属病院長)
米井 潔( 1 期)
東田 有智( 1 期)奥村 嘉英( 3 期)
岡藤 龍正( 6 期)岩垣 厚志(12期)
中井 章至( 8 期)
伊東 良江( 4 期)
永田恵美子(17期)
小菓 裕成(5期)
会 長
副 会 長
庶 務
会 計
書 記
監 事
学術幹事
支部会
支部長
学年幹事
菊池 啓( 1 期)巽 信二( 1 期)
濱 純吉( 1 期)芦田 隆司( 2 期)
上嶋 繁( 2 期)大野 恭裕( 2 期)
佐藤 隆夫( 2 期)塩田 充( 2 期)
福田 寛二( 2 期)三島 弘( 2 期)
山田 秀和( 2 期)磯貝 典孝( 3 期)
浦瀬 文明( 3 期)奥村 二郎( 3 期)
竹村 司( 3 期)森口 直彦( 3 期)
岡田 満( 4 期)東澤 智輝( 4 期)
松本 長太( 4 期)塩川 泰啓( 5 期)
辰巳 陽一( 5 期)西岡 伯( 5 期)
上硲 俊法( 6 期)小畑孝四郎( 7 期)
原口 龍太( 7 期)森 康子( 7 期)
村木 正人( 8 期)
波江野善昭( 1 期)山本 哲( 1 期)
田中 晃( 1 期)前田 裕弘( 1 期)
奥村 嘉英( 3 期)安田 厚( 3 期)
楠部 亨( 4 期)
板垣 信生( 1 期)市川 利洋( 1 期)
植田 香子( 2 期)泉 貴文( 3 期)
大槻登志子( 3 期)久保 裕一( 4 期)
原 聡( 4 期)竹中 俊彦( 5 期)
尾鼻 康朗( 6 期)船井 貞往( 6 期)
石川 泰章( 7 期)和田 正彦( 7 期)
岸谷 譲( 8 期)高井 博之( 8 期)
梅川 徹( 9 期)貴島 浩二( 9 期)
岩永 賢司(11期)唐﨑 専也(11期)
石丸英三郎(12期)上野 貢生(12期)
杉原 功一(13期)西田 尚司(13期)
兪 炳碩(16期)吉川 構(16期)
南 康範(18期)阪本 光(19期)
小川 力(20期)白 亮(21期)
長井 博一(21期)原 秀憲(22期)
杉本 公一(23期)林 江美(23期)
三木 良久(24期)正垣 直樹(25期)
宮本 英明(26期)湯上晋太郎(26期)
文田 壮一(27期)前川 昌平(27期)
今岡 のり(28期)西 一美(29期)
― 73 ―
沼田 卓也(30期)松本 知之(30期)
浜崎 真一(31期)上嶋 和史(32期)
友渕 彰人(33期)宮川 知保(34期)
山本 祥代(34期)赤松 敬之(35期)
慶元 秀規(35期)
特別会員 重吉 康史(解剖学)
(近畿大学 稲瀨 正彦(生理学)
梶 博史(再生機能医学)
医学部
主任教授) 岡田 斉(生化学)
髙橋 英夫(薬理学)
伊藤 彰彦(病理学)
義江 修(細菌学)
伊木 雅之(公衆衛生学)
宮澤 正顯(免疫学)
巽 信二(法医学)
西尾 和人(ゲノム生物学)
奥村 二郎(環境医学・行動科学)
宮崎 俊一(循環器内科)
池上 博司(内分泌 ・ 代謝 ・ 糖尿病内科)
工藤 正俊(消化器内科)
松村 到(血液・膠原病内科)
有馬 秀二(腎臓内科)
楠 進(神経内科)
中川 和彦(腫瘍内科)
東田 有智(呼吸器・アレルギー内科)
白川 治(精神神経科)
竹村 司(小児科)
奥野 清隆(外科)
竹山 宜典(外科)
光冨 徹哉(外科)
安田 卓司(外科)
加藤 天美(脳神経外科)
佐賀 俊彦(心臓血管外科)
福田 寛二(リハビリテーション医学)
赤木 將男(整形外科)
川田 暁(皮膚科)
植村 天受(泌尿器科)
下村 嘉一(眼科)
土井 勝美(耳鼻咽喉科)
万代 昌紀(産科婦人科)
西村 恭昌(放射線腫瘍学)
村上 卓道(放射線診断学)
中尾 慎一(麻酔科)
磯貝 典孝(形成外科)
平出 敦(救急医学)
訃 報
平成25年 9 月に
22期生 小池竜太 先生
平成25年 9 月に
23期生 喜田あゆみ 先生
平成25年11月に
5 期生 山根敏彦 先生
平成25年12月に
6 期生 中神良彦 先生
が御逝去されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
一、金剛山はほのぼのと明けて生駒も目ざめたり
大阪街なら大学は近畿
此処は浪花か大阪街か
近 大 節
世界の平和祈りつつ文化の鐘を高鳴らす
大学近畿の学生さんは
作詞 世耕 弘一
作曲 樋口 昌道
若き学徒を讃えずや 近畿 近畿
度胸一つの男伊達
校 歌
近畿 近畿大学 おお近畿
若き学徒に誇りあり 近畿 近畿
理想の光相追いて真実一路あこがれの
二、開けゆく代のさきがけと進む行く手に栄えあれ
ぼろはまとえど心は錦
ぼろは俺いらの旗印
紋付袴は近大の育ち
歩いて行きます紋付袴
度胸一つで長瀬の街を
近畿 近畿大学 おお近畿
作詞・作曲
近畿大学応援団OG・OB会
若き学徒にほまれあれ 近畿 近畿
互に誓い競い立ち真理に愛に魂結ぶ
三、外 国 ま で も 響 け よ と 高 き 文 化 の 足 音 を
母校の為なら生命までも
可愛いあの娘は何時でもすてる
可愛いあの娘にゃかなやせぬ
どんなものにも恐れはせぬが
どんなものにも恐れはせぬぞ
近畿 近畿大学 おお近畿
生命すててもその名は残る
大学近畿のその名は残る
大学近畿のその名は残る
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発行日 平成26年 6 月 1 日
近畿大学医学部同窓会会報 第13号
発 行 近畿大学医学部同窓会
発行責任者 会長 米井 潔
T e l: 072- 366- 0221
Fax: 072- 367- 8652 編 集 近畿大学医学部
同窓会会報編集委員会
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