カリキュラムについて

カリキュラムについて
僕が 20 代後半に出逢い、多大な影響を受けたフランスの演技メソッド「ベラレーヌ・システム」
をご紹介します。
●「心の中の台詞」
人は言葉を喋る以外に色んなことをほぼ無意識に感じながら生きています。
例えば、昨日寝ていないから寝不足とか、寒いとか暑い、または朝と夜では 心の状態も違ったり
します。そんな直接台詞に現れない状況を自分で感じることにより、よりリアルな存在感が増して
いきます。
●「心にチクッ」
人は、これもまたほぼ無意識に 「あっ!」とか 「そうだ!」とか 思う瞬間が多々あります。
例えば、時計をみて「あっ!こんな時間だ」と思ったり(目で)、
流れている音楽を聞いてて「あっ!この曲知ってる!」と思いだしたり(耳で)、
街を歩いてて、「あっ!焼肉の匂い!」と思ったり(鼻で)、
柿の種を食べてたら、硬い柿の種があり「あ!硬い!」と思ったり(舌で)と、
五感すべてを使って、生きています。 その無意識の感覚を意識して、無意識的に表現する。
一見難しそうですが名優と呼ばれている方は皆さんやられています。
●「台詞は三つに分かれます!」
一つ目
自分自身に言う言葉。(独り言に近い言葉)
二つ目
相手や対象物に掛ける言葉
三つ目
今いる場所から想いが飛んでいる言葉 (昔、付き合っていた人の事を話すとき等)
この三つに分かれる台詞の意識を持つと、単純に演出家からよく求められる緩急が出てきます。
以上のベラレーヌ・システム(まだまだあります)を紹介させて頂きながら
自分のこれまでの役者としての経験、例えば、プロデューサーや監督、演出家との付き合い方、
共演者との付き合い方、また、役者として大切なこと、日常の過ごし方、緊張の解し方、
どうしたら仕事が来るようになるのか、また運の掴み方をお話し出来ればと思ってます。
役者の悩みに、役者が答える『役者の役者による役者の為のワークショップ』
皆さんとお会い出来る事を楽しみにしています。
近藤芳正