課題作成と評価活動を取り入れた情報科教育法の

科教研報 Vol.24 No.5
課題作成と評価活動を取り入れた情報科教育法の実践
Practice on Teaching Method of Information Studies
through Creating and Assessing the Class Teaching Plan
宮地 功
岡山理科大学総合情報学部
MIYAJI, Isao
Faculty of Informatics, Okayama University of Science
<あらまし> 課題作成と評価活動を取り入れて,情報科教育法を実施した.この授業の最初と最後に,授業
に関係した用語の認知度について調査して,その有意差検定をして,有意に知識量が増加したことが認められ
た.学習指導案を作成する力に関する意識の有意差検定をして,有意に意識が高まったことが認められた.
<キーワード> 情報科教育法,情報科,課題,評価活動,Word,PowerPoint,ブレンド型授業
な内容で実施した。
4 日間に1 回90 分の授業を14 回行っ
た。教科書(4)を用いて,対面式の授業で,スライドをス
クリーンに投影して行った。各回の最後に 10 分程度で,
小テストをした.各日の最後である4, 8, 12 回目に,4
章で説明する課題を提示して,報告書を作成させ,提出
させた.最後の4 日目に前日に作成させた,PowerPoint
のスライドにまとめた学習指導案をプレゼンテーション
し,評価させた.15回目に定期試験を実施した。受講生
は,最終的に15 人であった.
1. はしがき
著者は物作りと評価活動を取り入れた問題解決
力を育てる大学教育を進めている.講義の支援とし
て,多様な学生に学習する機会を増やし,個人に対
応して予習や復習が「いつでもどこでも」できるよ
うに支援することが求められている.その一環とし
て,著者は電子計算機概論についてブレンド型授業
を実践している.講義整理ノート,eラーニング(講
義スライドによる学習,演習問題による学習,学生
作成教材の相互学習と評価),小テストなどを組み
合わせた授業を展開して効果があったことを報告
した(5).また,理解度アンケート調査を取り入れて,
教員との相互作用を増やすことによって,更に効果
を高めることができることも報告した(8).同様なブ
レンド型授業によって,人工知能についても実践し
て,ほぼ同じ効果が認められた(6,7).
教職科目である情報科教育法の教育のカリキュラム
の試行について検討して報告されている(3).しかし,実
際に実施している教育方法やその効果については報告さ
れていない.
A大学の教職科目である情報科教育法において,20
09年度にブレンド型授業を実施した.授業外にeラ
ーニングによって講義スライドによる学習ができ
るようにした.これによって,自分のペースで学習
して,理解度の向上を目指した. eラーニングは講
義前後に予習や復習に利用でき,その活動を支援す
る.また,3個の課題を課して,提出させた.最後
の時間に自分の考えた情報科についての1時間の学習
指導案をプレゼンテーションさせ,相互評価させた.用
語の認知度調査と力に関する意識調査を授業の最
初と最後に実施し,このような講義方法についての知
識量の増加と意識の向上の有無を調べた.
授業の概要は,表1に示すように,教科「情報」を
教育するために,生徒に溢れる情報の中で適切に情
表1 授業内容と計画
日付
回
時刻
講 義 内 容
講義計画,1.1情報とは何か,1.2情報社会と
は,1.3情報教育の必要性,1.4教科「情報」が
1 9:30-11:00
新設された理由,1.5教科「情報」の目標と指導
のあり方
2.1生きる力の育成における情報教育の役割と
9月1日
2 11:10-12:40 意義,2.2小学校学習指導要領における情報教
育,2.3中学校学習指導要領における情報教育
3 13:30-15:00
4 15:10-16:40
5
9月2日
8:40-10:10
6 10:20-11:50
7 12:40-14:10
8 14:20-15:50
9
8:40-10:10
9月3日 10 10:20-11:50
2.4高等学校学習指導要領における情報教育,
3.1情報Aの内容,3.2情報Bの内容
課題1情報教員になりたい理由
3.3情報Cの内容,3.4専門教科情報の内容,4.1
生徒の実態のとらえ方,4.2単元の構成
4.3授業の方法,4.4授業展開の方法,4.5授業
評価の方法
5.1教育評価,5.2相対評価と絶対評価,5.3評価
の観点,5.4評定の付け方
課題2学習指導案の作成
5.5学習過程の評価,5.6テストの処理方法,5.7
生徒指導要録の記入方法,5.8評価計画とその
実際
6.1個人情報の保護,6.2著作権,6.3有害情報,
6.4コンピュータ犯罪,6.5セキュリティ対策,6.6
情報倫理
11 12:40-14:10 7.1パソコン室の運営方法,7.2教材の作成方法
12 14:20-15:50 課題3学習指導案のプレゼン用スライド作成
8.1IT利用の教科教育,8.2教科「情報」と他教科
13 8:40-9:40 と連携したIT教育
9月4日
2. 授業内容と計画
14 9:50-11:50 課題4学習指導案のプレゼンテーション
15 12:40-14:10 定期試験
A大学の教職科目である情報科教育法を,表1のよう
9
敲する.
報を収集し,整理し,活用できる実践力を身に付け
させる方法を教授する.生徒に問題を解決するため
に,集めた情報から必要な知識を構築し,適切にコ
ミュニケーションし,情報の共有を計るために,情
報発信できる必要がある.生徒に多数の情報の中で
考えさせ,試行錯誤を繰り返させ,作品や表現した
ものを改善できる必要がある.本講義では,それら
の方法を教授する.
本講義の目的は,受講生が教科「情報」の教育目
標と構成,教科の概要と指導事項,実践方法を身に
つけて,指導でき,評価できるようになることであ
る.また,情報科教育法を理解して,実際に授業を
するための学習指導案を作成できるようになる.指
導案を作成して,その教え方,指導法を習得するこ
とである.更に,授業を実行するために必要な力を
高めることである.
3.2 課題2 問題解決をさせる情報の授業の指導
案作成
情報Bと情報C(14)の内容の中で,生徒に問題
解決をさせる課題を設定した授業を具体的に設計
する.2 単位時間(100 分)に学習する指導案を作成
する.ただし,ソフトウェアの操作方法についての
授業は対象外とする.次の 16 項目について,Word
ファイルに記入する.これを印刷したものとファイ
ルを 2 日目の演習時間内に提出する.提出する前に
見直して,よく推敲する.
タイトルを書き,学生番号,氏名に続いて,次の
内容を記述する.タイトルは「(単元名)の学習指導
案」とする.配付資料がある場合,それを貼り付け
るか,別に提出するかする.
(1)単元名
あるまとまりを持った情報科の学習内容の単位
の名称を書く.教科書の「章」とか「節」を基準に
する.
(2)授業の目標,目的
単元(題材)全体の指導を通じて生徒に形成させ
ようとしている目標を,学習指導要領と関連付けて
具体的に箇条書きする.評価の四つの観点を踏まえ
て,「~しようとする」「~できるようになる」な
どのように,具体的な目標を立てる.その右に四観
点のいずれを実現するのかをかっこ書きで記述す
る.
(3)指導計画(教科書 4.2, 5.8 節参照)
単元(題材)を構成する小単位の名称を書き,そ
の指導順序と配当時間を明示する.関連する内容の
単元の名称,授業時間数,本授業の内容を明記する.
具体的な指導構想となるように,指導内容や指導事
項を分かりやすく列挙し,本時の位置付けを明確に
する.
(4)使用するメディア
使用するメディアを列挙し,それを利用する方
法,内容などを記載する.教科書(ページ),配付資
料(学習用プリント,演習用プリントなどの内容,
その内容を記述し,名称を付けて,最後に記述する
こと),調査用紙(最後に内容を記述すること),小
テスト(内容),パソコン,ソフトウェア(Word,
Excel,PowerPoint,など),ノート(記入させる内
容),インターネット(利用内容),配付資料,など.
(5)提出物
授業中に提出させるものを記述する.
(6)評価対象と評価方法(教科書 4.1, 4.5, 5.4,
5.5, 5.8 節参照)
評価するものとして,ワークシート,小テスト,
報告書,作品,調査,相互評価表,観察,などを明
記する.使用するものをそれぞれどのように評価す
るかを具体的に記述する.それぞれの評価によっ
て,四観点のいずれを評価するのかを示す.授業の
流れの該当する部分に,評価するものと方法を記述
する.
(7)活動の種類
個人学習,グループ学習,集合学習のいずれかを
3. e ラーニングの内容
この講義の効果を高めるために,次のような e ラー
ニングの機能が利用できるようにした.
(1)講義スライドによる学習
(2)小テストの解答の閲覧
(3)資料のダウンロード
(4)提出物のアップロード
(5)掲示板の投稿と閲覧
(6)質問メール
4. 課題の内容
以下の課題 1~4 の内容について,報告書のテン
プレートをダウンロードして,報告書を作成させ
た.A4 用紙に印刷したものとファイルを演習時間
内に提出させた.
3.1 課題1 情報教員になりたい理由
(1)A4 の用紙に印刷する.ページ設定としてマー
ジンは上下左右いずれも 10mm に設定する.1ペー
ジ 40 行,1 行 56 文字に設定する.
(2)20p(ポイント)のゴシック体でタイトルを書
く.これらの文字をセンタリングする.タイトルの
下は1行あける.
(3)12p のゴシック体で学生番号と氏名を記載す
る.これらの文字を右寄せにする.この下は1行あ
ける.
(4)本文は2段組にして書く.起承転結に気をつけ
て,次の5つのことについて,Word 文書として,
2000 字程度で記述する.
1.教員になりたい理由,2.その中で情報教員になり
たい理由,3.目指している情報教員,4.情報教員を
目指して努力していること,5.情報教員になる抱
負.
(5)これの印刷したものとファイルを1日目の演習
時間内に提出する.提出する前に見直して,よく推
10
(4)授業の留意点と工夫
(5)板書計画の一部
(6)まとめと情報教員になる抱負
発表原稿を作成して,プレゼンテーションをする
練習をする.
(1) A4 の用紙二段組みにする.その左にスライド
を貼り,右に発表する説明するそのままに書く.
(2)2 枚程度で書く.
明記する.また,それらを組合せた授業の場合,授
業の流れの該当する部分に,区別して記述する.
(8)前提知識
授業内容を理解する前提となる知識,スキルなど
を記述する.
(9)課題内容
本時の授業で問題解決をさせる課題の内容を書
く.
(10)本授業の目標
単元の目標の四観点のうち,本時の学習活動で目
標としていることを具体的に書く.
(11)本授業の流れ(教科書 4.3, 4.4 節参照)
2単位時間の本時の授業を流れに従って,授業内
容を箇条書きする.生徒の活動と教員の活動とを区
別して明記する.その右に活動の種類,利用するメ
ディア名,評価すること,評価方法をかっこ書きで
記述する.
生徒の活動についての文末表現例として,「~を
確かめる.~について考える.~に気付く.~を知
る.~について話し合う.~について理解する.」
などを使う.教員の活動についての文末表現例とし
て,「~を示す.~を見せる.~を問う.~意識を
高める.~を評価する.~の場を設定する.」など
を使う.
(12)授業の留意点
本授業で特別に留意することを記述する.特に,
おおむね満足できる状況でない生徒への具体的な
手立てを記述する.私語している者に対して注意す
る,わからない者に対して指導する,などのように,
教員として当然することは記述しない.
(13)工夫
本授業で特別に工夫したことを記述する.通常の
授業で行わなければならないことは,記述しない.
(14)板書計画
2 単位時間に板書する内容を書く.概要を書くの
ではなく,板書する内容を全てそのまま書く.色も
付ける.黒板に書く図があれば,ペイントなどで描
いて貼り付ける.生徒の意見を求めて,その意見の
例も想定されるものを書く.
(15)参考文献
参考文献を「著者名:書名,出版社 (発行年)」
の順に書く.
(16)配付資料,調査用紙
配付する学習プリント,演習用プリント,調査用
紙の例を自作して,記述する.
3.4 課題4 学習指導案のプレゼンテーション
作成した発表原稿を用いて,4 日目にプレゼンテ
ーションする.持ち時間は 5 分で,発表時間 3 分,
質疑 2 分である.皆の前で各自のスライドをプロジ
ェクターからスクリーンに投影して,プレゼンテー
ションをする.
聞いている人は,他者評価をする.評価後に,評
価シートに他者評価を入力して,提出する.発表後
にその発表原稿のファイルも提出する.
5. 分析結果と考察
用語の認知度調査と力に関する意識調査によっ
て,情報科教育法Bの授業を実践して,どのような
効果があるかを分析して,結果を説明する. 以下
では,有意差検定の結果を有意水準 5%で有意差が
認められたことにする.
4.1 用語の認知度調査
情報科教育法Bの授業内容に関係した50個の用
語について,認知度調査(7)を事前(1回)と事後(14
回)に2回実施した.事前と事後の2回回答した人数
は15人である.
認知度は「1.知らない,2.詳しくは知らないが聞
いたことがある,3.知っている」の3段階である.
事前と事後の平均評定値は,それぞれ1.9と2.8であ
った.50個全体の平均について,対応のないt検定
をした結果,表2の下に示すように有意差が認めら
れた.これから,用語の認知度が全体として高くな
ったので,用語について知識量が増加したことがわ
かった.
事前と事後について,用語ごとにt検定した結果
を表2に示す.検定統計量の大きい順に用語を並べ
る.その結果,50個の用語の中で,47個について有
意差が認められた.これから,これらの用語につい
て,知識量が増加したことがわかった.インターネ
ットは既に多くの人が知っており,著作権や偏差値
については教職を目指す人は受講前に既によく知
っていることであるために,事前で認知度が既に高
くなっており,事後との差が認められなかった.
3.3 課題3 学習指導案のスライド作成
PowerPoint のスライド6枚に,2 単位時間(100
分)において実施する学習指導案をまとめる.その
ファイルを提出する.タイトルは「(単元名)の学習
指導案」とする.配付資料として 6 個のスライドを
A4 用紙1枚に印刷したものを3日目の演習時間内
に提出すること.
発表するためのスライドを作成する.
(1) タイトル(単元名),学生番号,氏名,授業の目標
(2)指導計画,指導方針,評価対象と評価方法
(3)2単位時間の学習の流れ
4.2 力に関係した意識の変化の比較
表3に示すような30項目の力に関係した意識に
ついて,1回に事前,14回目に事後の調査を行った(5).
その評定値は「1.全然ない,3.わずかにある,5.少
しある,7.かなりある,9.非常にある」の9段階であ
る.事前と事後の2回回答した人数は15人である.
その有意差検定をした結果,有意差があった.全体
11
として,力に関係した意識が向上したことがわかっ
た.
力に関係した意識の項目ごとに事前と事後の平
均評定値の有意差検定をした結果,17項目について
有意差があった.表3から半分程度の項目について,
評定値が高くなり,力に関係した意識が向上したこ
とがわかった.
5.む す び
大学の教職科目である情報科教育法を,eラーニングを
活用し,課題を課して,学習指導案をプレゼンテーショ
ンさせ,相互評価させて,展開した.その結果,用語の
認知度が全体として高くなり,用語について知識量
が増加したことがわかった.また,力に関係した意
識が向上したことがわかった.
参考文献
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他:情報科教育法,
学術図書出版 (2003).
(2)松原伸一:情報科教育法,開隆堂 (2003).
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In G. Richards (Ed.), Proceedings of World
Conference on E-Learning in Corporate,
Government, Healthcare, and Higher Education
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(8)宮地功編著:e ラーニングからブレンディッドラー
ニングへ (2009) 共立出版.
(9)宮内ミナミ,森本喜一郎:情報科学の基礎知識,昭
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(11)文部省:高等学校学習指導要領改訂案本文,
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/0
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(12)延味道都,猶原毅,宮崎猛:高等学校普通教科情
報-授業プランと実践事例-,小学館 (2002).
(13)岡本敏雄,他:情報科教育法,丸善 (2002).
(14)岡本敏雄編著:情報B,実教出版 (2003).
表2 授業に関係した用語の認知度の有意差検定
事前
m SD
S-P表分析
1.2 0.4
評価の4観点
1.6 0.7
ポートフォリオ評価
1.4 0.7
Pla-Do-Seeサイクル
1.2 0.7
情報の科学的な理解
1.4 0.6
情報社会に参画する態度 1.5 0.8
Z得点
1.2 0.4
協調学習
1.4 0.5
トラフィック管理
1.2 0.6
問題解決型授業
1.6 0.8
eラーニング
1.8 0.7
ユーザ管理
1.8 0.6
集団準拠評価
1.2 0.4
著作者隣接権
1.6 0.8
発問技術
1.4 0.6
ルーブリック
1.4 0.6
項目困難度
1.3 0.6
評価基準
2.1 0.7
自己教育力
1.4 0.7
項目分析
1.4 0.7
LANアダプタ
2.1 0.6
個人内評価
1.9 0.7
テストの信頼性
1.7 0.7
授業設計
1.9 0.7
授業分析
2.0 0.7
教授活動の評価
1.5 0.6
観点別評価
1.9 0.9
教育の情報化
1.8 0.6
課題探求学習
1.9 0.7
システム管理者
1.9 0.7
ネットワークの構成
1.9 0.7
CAI
1.5 0.6
データ管理
2.1 0.7
Web教材
2.3 0.7
相互評価
2.1 0.9
教育測定
1.6 0.8
コンピュータ犯罪
2.4 0.6
到達度評価
2.2 0.8
学習指導案
2.6 0.6
チームティーチング
2.1 0.9
指導計画
2.5 0.6
IT教育
2.3 0.6
絶対評価
2.6 0.6
相対評価
2.5 0.7
インストール
2.8 0.4
インフラ
1.9 0.8
パソコン
2.7 0.6
インターネット
2.9 0.5
著作権
2.8 0.5
偏差値
2.8 0.6
平均
1.9 0.5
用語
事後
m SD
2.7 0.5
3.0 0.0
2.9 0.4
2.7 0.5
2.8 0.6
2.9 0.3
2.5 0.6
2.6 0.6
2.4 0.5
2.9 0.4
2.9 0.3
2.9 0.4
2.4 0.7
2.9 0.4
2.6 0.6
2.5 0.5
2.5 0.6
3.0 0.0
2.5 0.5
2.6 0.6
2.9 0.4
2.8 0.4
2.7 0.6
2.9 0.4
2.9 0.4
2.5 0.7
2.9 0.3
2.7 0.5
2.7 0.5
2.7 0.5
2.7 0.5
2.3 0.6
2.9 0.4
2.9 0.3
2.9 0.4
2.5 0.6
2.9 0.3
2.9 0.4
3.0 0.0
2.7 0.5
2.9 0.3
2.7 0.6
2.9 0.3
2.9 0.4
3.0 0.0
2.3 0.6
2.9 0.3
3.0 0.0
2.9 0.3
2.9 0.4
2.8 0.2
有意差検定
u0 結果
14.1 ***
12.1 ***
11.6 ***
11.1 ***
10.4 ***
10.1 ***
9.9 ***
9.2 ***
9.2 ***
8.9 ***
8.7 ***
8.6 ***
8.6 ***
8.6 ***
8.5 ***
8.3 ***
8.0 ***
7.7 ***
7.6 ***
7.4 ***
7.4 ***
6.8 ***
6.8 ***
6.8 ***
6.6 ***
6.5 ***
6.4 ***
6.3 ***
6.1 ***
6.1 ***
5.9 ***
5.9 ***
5.8 ***
5.3 ***
4.9 ***
4.8 ***
4.7 ***
4.6 ***
4.1 ***
4.0 ***
3.6 ***
3.1 **
3.1 **
3.0 **
2.7 **
2.7 **
2.1 *
1.5
1.1
0.9
10.1 ***
表3 授業によって向上した力に関する意識についての有意差検定
事前
m
SD
(1)コンピュータに対する興味や関心
6.6
1.8
(2)コンピュータに対する理解
4.1
1.3
(3)コンピュータの操作スキル
4.1
1.5
(4)コンピュータの利用方法や場面の広がり
3.9
1.3
(5)課題を設定する力,問題発見力
3.6
1.6
(6)物事を計画的にする力,企画する力
4.6
1.3
(7)学習した知識の理解の深まり
4.7
1.0
(8)自ら学習する力,学ぶ力
5.3
1.5
(9)情報を収集する力,調べる力
5.3
1.6
(10)関連する情報やデータを整理しまとめる力
4.7
1.2
(11)情報を分析する力
4.4
1.5
(12)自分の考えを文章で表現する力
4.4
1.8
(13)自分の考えを文章以外で表現する力
3.6
1.2
(14)他人にわかりやすく話し,説明する力
4.2
1.5
(15)プレゼンテーションする力
3.9
1.5
(16)人の話を聞く力,人に質問する力
4.8
1.5
(17)コミュニケーションする力
5.1
1.8
(18)自分が考えたものを適切に自己評価する力 4.6
1.3
(19)他人が考えたものを適切に評価する力
4.7
1.2
(20)自分が考えたものを修正したり改善する力 4.7
1.3
(21)物事を深く追求する力,探究する力
4.9
1.7
(22)遂行する力,実践する力,実行する力
4.5
1.4
(23)協力し合う力,協調して学習する力
5.5
1.7
(24)充実感,満足感
5.3
1.6
(25)成就感,達成感
5.2
1.7
(26)問題を解決する力
4.5
1.4
(27)知識を構成したり,知識を創生する力
4.7
1.0
(28)自分で考える力,思考力,発想する力
5.2
1.7
(29)創造性・創造する力
4.4
1.5
(30)この分野に対する興味や関心
6.8
1.5
平均
4.7
0.7
力に関する意識
12
事後
有意差検定
m
SD
u0 結果
7.1
1.3
1.3
4.7
0.8
2.4 *
4.4
0.8
1.0
5.0
0.8
4.1 ***
6.0
1.1
7.4 ***
5.2
1.3
1.9 +
5.4
1.1
2.8 **
5.6
0.9
1.1
5.3
1.2
0.1
5.1
1.0
1.4
5.0
0.8
2.2 *
4.9
1.4
1.5
4.6
1.5
3.2 **
4.7
1.5
1.4
4.9
1.5
2.6 **
5.5
1.5
2.0 *
5.5
1.1
1.0
5.2
1.3
1.8 +
5.3
1.1
2.0 *
5.5
1.2
2.8 **
5.7
1.0
2.4 *
5.5
0.9
3.9 ***
6.1
1.5
1.4
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1.3
1.5
6.1
1.3
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0.5
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1.0
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