大阪のコンテンツ制作の現状

大阪のコンテンツ制作の現状
DRP大阪
FM802 編成部 古賀 正恭
大阪地区の放送の現状
ラジオ5社による共同運営
NHK/ABC/MBS/OBC/FM802
音声のみのコンテンツと各種データを付加した
リッチ・コンテンツの2種類のプログラムを各局
で制作
番組編成もNHKを除く4セグメントは共用
送出は各セグメントより
CM、スポンサードなどは現状はなし
2
番組編成表例
2月の番組編成(例)
201ch
301ch
401ch
501ch
11時
デンジャらじお
上柴とおるのひとり
リクエスト
∼1977年∼
トリビア Song
アワー! 第3弾
続 OUTSIDER
MUSIC
12時
二人のための
LOVE SONGS
大阪音紀行
牧野エミ
そこんとこコント!
バロック音楽の喜び
13時
バロック音楽の喜び
トリビア Song
アワー! 第3弾
デンジャらじお
上柴とおるのひとり
リクエスト
∼1977年∼
14時
牧野エミ
そこんとこコント!
二人のための
LOVE SONGS
続 OUTSIDER
MUSIC
大阪おもしろ建物
訪楽訪楽めぐり
続 OUTSIDER
MUSIC
バロック音楽の喜び
トリビア Song
アワー! 第3弾
my best
15時
あの人に伝えたい一曲
16時
続 OUTSIDER
MUSIC
デンジャらじお
上柴とおるのひとり
リクエスト
∼1977年∼
二人のための
LOVE SONGS
17時
トリビア Song
アワー! 第3弾
バロック音楽の喜び
成世昌平がつづる
歌と日本の原風景
牧野エミ
そこんとこコント!
18時
上柴とおるのひとり
リクエスト
∼1977年∼
牧野エミ
そこんとこコント!
二人のための
LOVE SONGS
デンジャらじお
= リッチコンテンツ
*1日8時間編成
・・・60分×8本
*基本編成(番組)は月単位
*番組は各局共用
・・・チャンネル毎の編成は週単位
で入れ替わる
*101ch(NHKch)は東京と同じ編成
番組制作に関しての基本的スタンス
★ あくまでも、現状(2011年まで)は、実用化試験放送中
★ 送信、受信体制に囚われず、自由に番組制作を試作すべき
★ 従来のラジオ(音声放送)の良さは最大限生かす
★ データ放送には動画だけでなく、多方面に可能性を見出すべき
★ とはいえ、ローカル局の代表としての実現可能なスタンスを守る
デジタルラジオ制作の三つの要素
‰
音声でできること
アナログラジオ以上のコンテンツ展開
‰
動画でできること
アナログテレビ程度
‰
データでできること
従来のアナログ放送では無かった新しい要素
番組コンテンツ内容
音声は従来のラジオ・プログラムの利点を踏襲
データ放送を活用したリッチ・コンテンツ
あくまでも音声コンテンツをベースに作成
*音声をよりよく楽しむためのデータ付加
制作の手軽さ、フットワークのよさ、アイズ・フリー、
従来のラジオ制作の得意分野を生かすetc
注:ここでのリッチコンテンツとは、音声番組に各種データと
連動させたものを言います。
→ あえて動画には取り組まない番組開発<ワンセグとの差別化>
6
音声コンテンツの充実
音声の充実が基本
5.1ch サラウンド番組
車載型受信機だと車内は5.1chの理想的な空間に
多重音声番組
ドラマ/NHKのニュース、インフォメーションなど
リッチコンテンツ例 その1
その1 テキスト・データ、静止画の有効利用
制作に負担がかからないデータ
従来のラジオ制作者にも易しい制作体制
DJ紹介コメント
=マーキー機能
音声や画像について
コメントでも紹介
DJ紹介画面へ遷移
DRP大阪92ch∼95ch、DRP東京94ch「エリアショーケース」では、クリアな音質の音声に加えて、
音声と連動して番組内容を画像とコメントで紹介する「リッチコンテンツ」も放送しています。
バーチャルライブ 怪奇骨董音楽館
< DRP大阪 主なリッチコンテンツ例 >
デンジャらじお
一発ギャグあり、掛け合いのコントあり、ミニ・ドラマじたての展開あり、
弾き語りの歌あり、とめまぐるしく変化する、「オオサカのオモロイ」をと
ことん追求した、2009年版スネークマンショーです。
大阪おもしろ建物 訪楽訪楽めぐり
自称探検家の馬場章夫が、大阪市内の歴史と由緒ある「おもしろい建物」
を訪ねて紹介する60分プログラム。
粉もんブルース
大阪人のソウルフード(お好み焼き、たこ焼き、くしカツなど)「粉もん」が
出来上がる行程を、熱いブルース音楽と共に紹介する、コテコテでジュ
ウジュウ熱い(?)大阪的番組です。
リッチコンテンツ例 その2
主音声 副音声
データ1
アナウンサー
三都物語
データ2
LINK
静止画+文字 静止画+文字
データ3
地図情報
URLリンク
日本語
English
MAP
LINK
今後の課題 (データ放送) 1
★ 現在は録音/完パケ送出しているが、徐々に生放送対応に
ラジオ(特にローカルでは)生放送対応が必須である。
★ 1次リンクの活用、メールをはじめとするリスナーとの双方向
サービス、スポンサーニーズへの対応 など
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今後の課題 (データ放送) 2
★ ダウンロード型サービスの研究と開発
1次リンクを活用したサービスモデルの構築をめざす
★ パケット型サービス
ネットに頼らず、放送波に各種データを並行して送出
受信機内で蓄積するもの
・・・ etc