エコバッグとしてリユース可能な 不織布製の返礼品用 - Funeral

FUNERAL BUSINESS FAIR 2009
葬祭ビジネスをサポートする注目の出展企業レポート
エコバッグとしてリユース可能な
不織布製の返礼品用バッグ
付加価値、満足度向上に寄与
エスパック㈱
《静岡市駿河区》
URL:http://www.s-pack.jp/
エスパック㈱(社長長倉英治
従来の返礼品は、紙の手提げ袋
氏)では、不織布を使った返礼品
を使うのが一般的であったが、不
用のバッグを製造・販売している。
織布の返礼品バッグにすることで、
不織布とは「織ってない布」の
高級感を訴求することができ、企
ことで、接着樹脂や熱によって結
業のイメージアップにつなげるこ
合させてつくったシート状のもの
とができる。
日常生活でも繰り返し使用できるデザインとした不織
布バッグ
いるため、さまざまな要望に迅速
である。織物や編物のように繊維
また、不織布の返礼品バッグを
を紡糸する必要がないため、低コ
買い物などの日常生活において使
ストによるバッグを提供すること
用することもできるため、
“エコ”
たタグを側面に付けたバッグを提
ができるほか、ガサガサという耳
がキーワードになっている現在、会
案している。通夜が主流になって
障りな音が出ないのも、不織布の
葬者には好評である。
いる地域においては、暗くなった
に応えることが可能となる。
また、同社では反射素材を使っ
そのため、バッグにはあえて企
通夜後の帰宅時、バッグに反射材
ちょうどよい上質感を演出し、最
業名をプリントしないほうが、か
が付いていれば、危ない夜道も安
近は一流ホテルでも客室用、手土
えって企業を印象づけることがで
心と会葬者から喜ばれる。特に年
産用に使われはじめているという。
きる。したがって、日常使いを想
配者が多い葬儀の際には、さりげ
同社の場合は、自社工場で原料の
定した葬儀らしくないカラー、デ
ないサービスとして、付加価値を
段階から製造・管理しているため、
ザインによるものが主流になって
高め、会葬者の満足度を上げるこ
強度とともに品質や安全性にこだ
きているという。
ともできよう。
特徴である。独自の生地模様が、
わった不織布バッグを開発してい
る。
■
日常使いが可能な
■
ファッショナブルなエコバッグ
■
同社では、フランス人デザイナ
葬祭業界においては6年ほど前
ーと契約しており、同社がデザイ
から返礼品用バッグとして提案を
ン画を買い付け、顧客が自由に使
はじめ、フューネラルビジネスフ
用できる仕組みにすることで、こ
ェアにも出展を重ねたことで、多
れまでにないファッショナブルな
数の大手互助会、専門葬儀社、ギ
デザインの不織布バッグを低コス
フト販社などとの成約を実現。今
トで提案することを可能にした。
後も葬祭業界での取扱いを積極的
この不織布バッグは、大きさ、
形、色など、要望に応じたオリジ
フランス人デザイナー
が手がけるデザインの
数は随時追加される
ナルバッグにも対応できる。とい
うのも、同社では原料からシート
作成、染色、縫製に至るまで、中
国にある自社工場で一貫生産して
に拡大していく意向である。
■会社概要
所 在 地:静岡市駿河区大和1-6-3
(本社・企画ショールーム)
連 絡 先:054-203-6521
設 立:1997年
資 本 金:3,000万円
代 表 者:長倉英治