事業報告書 - 公益財団法人 スペイン舞踊振興 MARUWA 財団

スペイン舞踊振興マルワ財団
平成 20 年度事業状況報告書
I 事業の状況
1 スペイン舞踊、音楽に関するコンクール開催による優れた芸術家の発掘・顕彰(10,614 千円)
第 5 回 CAF フラメンコ・コンクールとして平成 21 年 2 月 7 日(土)名古屋予選(於中京大
学文化市民会館プルニエホール)、2 月 15 日(日)東京予選、2 月 22 日(日)本選(於新宿文
化センター大ホール)を開催し、以下の者 5 名を顕彰した。
(1)優勝
高木 亮太 (本年度海外派遣事業対象者)
(2)準優勝
萩原 淳子 (本年度海外派遣事業対象者)
(3)第 3 位
水野 恵 (副賞 30 万円)
(3)奨励賞
里 有光子 (平成 21 年度海外派遣事業対象者)
(4)奨励賞
梶山 彩沙 (平成 21 年度海外派遣事業対象者)
2 スペイン舞踊、音楽に関する新人公演の開催(32 千円)
新人公演事業については隔年開催の為、本年度は会場確保等、準備期間とした。
3 スペイン舞踊、音楽に関する創作活動への助成(3,163 千円)
スペイン舞踊、音楽に関する創作活動への助成は、本年度は以下の 3 作品に対して実施
した。
(1)中尾貴子フラメンコスタジオ
作品名:「月と死神」 (1,500 千円)
(2)アトリエ・エルスール(野村眞里子) 作品名:「ututu2008」(1,000 千円)
(3)髙橋英子
作品名:「GRANAINA Y MEDIA
∼愛と距離のロマンセ∼」(500 千円)
4 スペイン舞踊、音楽に関する海外派遣(3,201 千円)
平成 21 年 2 月 22 日に新宿文化センター大ホールにて開催された第 5 回 CAF フラメンコ・
コンクール本選で下記対象者が決定され、各自が将来の芸術活動に役立つような研修目的、
方法で決定日より2 年以内に研修を行う為の助成をした。。
コンクール優勝者
高木 亮太 (1,500 千円)
準優勝者
萩原 淳子 (1,000 千円)
5 その他目的を達成するために必要な事業(5,687 千円)
(1)質の向上を目的として、本物のフラメンコを学ぶ機会を提供するフラメンコ・ワークショ
ップを名古屋と東京で開催した。(4,449 千円)
名古屋会場:平成 20 年 8 月 5 日∼10 日、講師はエル・フンコ、カンテクラスをナ
タリア・マリンで昼夜 2 クラスが行われた。
東京会場:平成 21 年 2 月 23 日∼28 日、講師はカルメン・レデスマ、昼夜 2 クラ
スが行われた。
(2)財団ニュースレターの発行(460 千円)
平成 20 年 6 月と12 月に財団活動報告ニュースレターを各 3 千部発行して全国のフ
ラメンコ教室等関係機関に配布した。
(3)インターネット活用による事業展開、情報等の公開(661 千円)
新しくリニューアルしたホームページにチケット購入システム導入、その他随時新しい
事業情報を公開している。
(4)後援事業
後援事業はスペイン舞踊、音楽の振興に繋がるような以下の公演に財団名義使用を
許可した。
アントニオ・マルケス舞踊団「アントニオ∼グラン・アントニオに捧ぐ∼」
平成 20 年 11 月 6, 7 日
新宿文化センター大ホール