平成26年4月18日の決定事項 PDF(258.0KB)

平成 26 年
5月
吉日
薬事委員会決定事項
薬事委員会 書記
薬剤部 小泉 祐一
平成 26 年 4 月 18 日の薬事委員会で以下の薬剤について決定いたしました。他の事柄につ
いてもあわせてご報告いたします。
① 新規採用医薬品
ノーベルバール静注用 250mg(急病救急センター)
薬効:
抗けいれん剤
申請理由:
小児から成人までのてんかん重積状態に投与可能。本剤には添加物
を一切含んでいない。セルシン、アレビアチンにててんかん発作の
コントロールが不良な症例に使用
採用中止薬剤: なし
コンプラビン配合錠(循環器内科)
薬効:
抗血小板剤
申請理由:
バイアスピリンとプラビックスの合剤である。薬剤溶出ステントに
よる PCI 後、血栓予防症予防のため、12 カ月間両者併用が行われて
いる。この間の患者アドヒアランス向上が見込まれる。
採用中止薬剤: なし
院外限定
ファムビル錠 250mg(皮膚科)
薬効:
抗ヘルペスウイルス剤
申請理由:
ファムビルの特徴として、錠剤が小さい。バラシクロビルと比較し
て作用点である感染細胞内に長時間とどまり、急性期疼痛に対して
効果が高い。疼痛残存率が低いため、鎮痛薬を減らし QOL を向上さ
せるエビデンスがある。透析患者には透析後のみ 1 錠服用と簡便。
バラシクロビルと比較して高齢者に対して腎への影響が尐ない。単
純疱疹に適用あり。
採用中止薬剤: ゾビラックス軟膏
院外限定
スプリセル錠 20mg 50mg(血液内科)
薬効:
抗悪性腫瘍剤
申請理由:
Bcr-Abl だけでなく複数のチロシンキナーゼを阻害することで慢性
骨髄性白血病の治療を行う。タシグナの副作用としては、血糖値の
上昇やアミラーゼやリパーゼといったすい臓の消化酵素の上昇。ス
プリセルは胸水が溜まりやすいこと、消化管出血が起こりやすいと
いった特徴があり。
採用中止薬剤:
なし
患者限定 → 本採用
② 抗菌薬「サンド」製品について
サンド社のオーストラリア工場の生産遅れにより、抗菌薬「サンド」製品供給が止まります。
・セフトリアキソン「サンド」 → セフトリアキソン「NP」
・セフタジジム「サンド」 → セフタジジム「日医工」
・セフェピム「サンド」 → マキシピーム
③ 薬剤管理指導(服薬指導について)
原則として、入院患者全員に対し薬剤管理指導を行うこと。薬剤管理指導を行うことが望
ましくない患者に対しては、「入院時病歴・所見・指示書」の薬剤管理指導同意欄のところ
を変更していただく、もしくは病棟薬剤師へ連絡すること。となっております。薬剤管理指
導を行うことが望ましくない患者または注意が必要な患者については、医師との間の情報共
有にご協力をいただきますようよろしくお願いします。
④ 院外処方時の残薬について
残薬対策という視点からも、地域で医師と薬剤師が協同して薬物治療行う必要があります。
患者が残薬ある旨申し出た場合は、それを確認するとともに適正量のご処方をお願いします。
⑤ 生食キット H100mL とテルモ生食 100mL の薬剤師による処方変更について
現在、生食キット H100mL とテルモ生食 100mL の処方変更を薬剤の用量、形態に応じて、
全て処方医に変更して頂いています。しかし、処方医が手を離せない場合、変更が遅れるこ
とによって、処方の払い出しが遅れてしまうといったケースが発生しています。医師、看護
師、薬剤師の業務をスムーズに行うために、今後は、医師への問い合わせなく、薬剤部で上
記薬剤の処方変更をさせて頂きます。処方変更を行った際は、変更した旨を付せんにてご報
告させて頂きますので確認よろしくお願いします。また、発行済処方箋は修正して、未発行
分は新しい確認票を病棟に払い出しますので、確認票の差し替えをよろしくお願いします。
例)「ゾシン 0.5V+生食キット H100mL→ゾシン 0.5V+テルモ生食 100mL」
「ダラシン 1A+生食キット H100mL→ダラシン 1A+テルモ生食 100mL」
「バンコマイシン 3V+テルモ生食 100mL→バンコマイシン 3V+生食キット H100mL」
⑥ 機能評価係数Ⅱの見直し
<後発医薬品係数について>
「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ(平成 25 年 4 月 5 日)」に基づき、
DPC データによって「数量シェア(新指標)」によって算出し、評価上限を60%として評
価する。
後発医薬品の数量シェア(新指標)
=[後発医薬品の数量]/([後発医薬品のある先発医薬品の数量]+[後発医薬品の数量])
各先発医薬品における後発医薬品の有無及び後発医薬品について
1:後発医薬品がない先発医薬品(後発医薬品の上市前の先発医薬品等)、
2:後発医薬品がある先発医薬品(先発医薬品と後発医薬品で剤形や規格が同一でない場合
等を含む)
3:後発医薬品
※後発医薬品の数量シェア(置換え率)
=〔後発医薬品の数量〕/(〔後発医薬品のある先発医薬品の数量〕+〔後発医薬品の数量〕
=〔3 で分類される品目の数量〕/(〔2 で分類される品目の数量〕+〔3 で分類される品目
の数量〕)
目標である 60%に達するための変更薬剤
先発品
後発品
ムコスタ (錠 100mg、顆粒 20%)
レバミピド(錠100mg「EMEC」、顆粒2
0%「日医工」)
ロキソニン(錠 60mg、テープ 50mg)
ロキソプロフェンNa(錠60mg「サワイ」、
テープ50mg「EE」)
ノルバスク OD 錠 (2.5mg、5mg)
アムロジピンOD錠(2.5mg「EMEC」、
5mg「EMEC」)
ビソルボン吸入液 0.2%
ブロムヘキシン塩酸塩吸入液0.2%「タイヨー」
ムコソルバン錠 15mg
アンブロキソール塩酸塩錠15mg「日医工」
ラキソベロン(内溶液 0.75%ユニットド ピコスルファートナトリウム(錠2.5mg「日
ーズ、内溶液 0.75%、錠 2.5mg)
医工」、内用液0.75%「日医工」)
フェロミア錠 50mg
フェロチーム錠50「サワイ」
ガスターD 錠 20mg
ファモチジンD錠20mg「サワイ」
ラジカット点滴静注バッグ 30mg
エダラボン点滴静注液バッグ 30mg「日医工」
セファメジンα注射用 1g/2g
セファゾリンナトリウム注射用 1g「日医工」/2g
「日医工」
「EMEC」、「EE」:エルメッドエーザイ
「DK」:三和化学
「タイヨー」:テバ製薬