日本人観光客が狙われてまいす! フィンランドの観光シーズンであるこの季節、プロの犯罪グループによる特に日本人観 光客を狙った「置き引き」「スリ」「ニセ警察官」等の犯罪が多発しています。万が一被害 に遭ってしまった場合、ご自身だけでなく、お連れの方にも迷惑が掛かりますし、何より せっかくの楽しい旅行が台無しです。これらの犯罪はちょっとした注意で防ぐことができ ます。 置き引き ■主な発生場所:レストランやホテルの朝食会場・電車の中・空港・駅等 対 策 ●席取りのために財布やパスポートの入ったカバン・バック等は絶対に放置しない。 ●カバンを目の届かない椅子の背もたれに掛けない。 ●荷物をテーブルの下や足下に置いた場合でも、足で挟むなどして注意を払う。 ●網棚に荷物を置く場合には、貴重品を入れない。 ●見知らぬ人に声を掛けられても、荷物からは目を離さない。 ●財布とパスポートは同じカバンやバックに入れない。(貴重品は分散して携行する) スリ ■主な発生場所:マーケット広場、駅、トラムの中等たくさんの人で混雑する場所 対 策 ●人混みの中では不用心に財布を出さない。 ●貴重品の入っているバックは体の正面(見える位置)で持つ。(背負わない) ●財布やパスポートをズボンの後ろポケットに入れない。 ニセ警察官 ■主な発生場所:人の少なくなったマーケット広場等の観光地、人通りの少ない通り 対 策 ●フィンランドの警察は、通常観光客にパスポートの提示を求めません。ましてやクレジ ットカードの提示を求めることは絶対にありません。もし警察官と称する者に声を掛けら れ、パスポートやクレジットカードの提示を求められたら、ニセ警察官を疑い、慌てるこ となく、毅然とした態度で日本大使館へ連絡するよう求めて下さい。 万が一被害に遭ってしまった場合は、警察に(被害に遭った場所によっては、お泊まりのホ テルの受付にも)申し出て下さい。旅券をなくされた場合には、警察と下記にある日本大 使館へもご連絡下さい。 在フィンランド日本国大使館(EMBASSY OF JAPAN) 住所 Unioninkatu 20-22,00130,Helsinki 電話 +358-(0)9-686-0200 (業務時間外 +358-(0)41-458-0055)
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