Jポップの歌の英訳 The English Translation of J

Jポ ップの歌 の英訳
The English Translation of J-POP
ステ ファニー ・ファル ソン
Stephanie Falsone
82-373: Structures of the Japanese Language
1.は
1.はじめに
高校の時からよくJポップを聞いて、その歌の歌詞から日本語を習いたく
て、歌詞の英訳を探した。見つけた後で、英訳は、ちょっと変だと思ったことを
覚えている。本当の意味が調べたかった。日本語の歌を聞いた後で、日本語でた
くさんの愛と幸せについての表現を英語に翻訳することが難しい。私には、それ
がとても面白いから、このトピックを選んだ。
いろいろな英訳のサイトを知っているけど、一つのサイトの翻訳者は、J
ロックバンドの英訳者で、とても上手な歌詞を書いているから、そのサイトから
英訳の歌詞を調べるつもりだ。
2.日
2.日英語比較分析
一つ目の例は、嵐の「Dear Snow」という曲からだ。
「舞い上がって、遠すぎる、あなたのもとへ辿ってゆくのだろう」
“Perhaps it will rise higher and find its way to you, so far away”
変なところは、「舞い上がって」で、英語の途 ise higher があまり英語の歌で
言えない。逐語訳は、「播 ance higher」は、下手な訳だから、英訳者が使わな
かった。英語を話す人には、「dance higher」というのは、無理な事だ。でも、
日本語の歌では、この表現は人気がある。その歌で、雪が舞い上がるけど、英語
ではそれがとても不自然だ。
次の例は、嵐の「Oh Yeah」から。
「一つになれ舞い上がれ」
“Dance Upward as One”
この英訳は、とても不自然だと思う。「舞い上がれ」のことは、もう書いたけど、
「一つになれ」の逐語訳は“become one”だ。この表現は、歌の中で変な事だから、
“as one”と書いた。日本語では、本当に「一つになれ」ということではなくて、
たぶん転義の「一緒にする」という意味があると思う。でも、英語では、その表
現を言うなら、不自然な感じがする。「一つになれ舞い上がれ」とか、他の楽天
的な表現は、日本語ですごく人気がある。たぶん日本の「頑張る」という考え方
だけど、英訳すれば、そういう考え方がないから、ちょっと変な感じがあるかも
しれない。
最後の違う点は、日本語の歌の中で、人称代名詞をあまり使わない。たい
てい日本語より英語の方が使うけど、歌の中で、時々全然使わない。それから、
大体聞き手は、今、誰が話すかというのが決まらなくてはだめだ。例えば、嵐の
「Oh Yeah」のコーラスの最後にくる例。
「Oh Yeah!近づいている」
“Oh Yeah!
We’re getting closer”
日本語の場合では、誰が近づいているか書いていない。または、嵐の「感謝感激
雨嵐」という曲の中の例。
「言わないけど、始めたの深い愛おしさは、嵐」
“I won’t say it, but this first deep love I’ve felt is a storm”
日本語では、「私」や「私が感じた」がなくて、英語の場合では、「I」がない
と、意味が難しいから、必要な言葉だ。
3 . お わ りに
J ポップの歌と英訳の中では、違う点がたくさんある。その理由は、日本
語と英語の転義の表現が違って、逐語訳だけ見れば、読者が全然分からない可能
性が高いと思う。それから、日本語の歌は英訳する時に、転義の表現がとても必
要なことだ。例えば、「舞い上がって」の「dance higher」や「一つになれ」の
“become one”という英訳は、英語で自然な言葉ではない。日本語で、この表現は
普通だけど、英訳で文法が正しいけど、英語の話者によると、不自然な表現だ。
それから、日本語の歌の英訳者は、いつもこの表現について怠らずに訳した方が
いいと思う。
デ ー タ の 出典
嵐の「Dear Snow」
嵐の「Oh Yeah」
嵐の「感謝感激雨嵐」