建設材料学1 2015・C3・前期 専門科目・選択 1. - www2.matsue

建設材料学1
授業科目名
履修年次・学期
2015・C3・前期
科目区分
専門科目・選択
教育目標との対応
1.構造力学,土質力学,水理学,
建設材料学,環境工学に関する基
礎的な知識がある。
単位数
1
オフィスアワ-
放課後
担当教員名
周藤 将司
授業点検教員名
新任教員
JABEE 学習・教育目標
との対応
JABEE 科目区分
総時間数
30 時間
授業概要
構造物を作製する際には,そのもととなる材料に関する知識を身につけておくことが必
要不可欠である。建設材料学1では,土木構造物を形成する土木材料に関する基礎的な知
識の習得を目的とする。
講義では,土木材料に共通する一般的性質に関する基礎的知識の習得を図るとともに,
金属材料を中心とした材料の物理的性質をはじめとする各種の特性について説明を行う。
また,演習問題を通して設計の際に必要となる指標の求め方について学習する。
本講義の内容を取得することで,実構造物の設計の際に必要となる基礎的な知識や計算
能力を身につけることができる。
到達目標
(1) 土木材料の種類やそれぞれの特性について理解できる。
(2) 土木材料の強度,応力,ひずみ,応力ひずみ関係に基づく弾性係数などの力学的性質
について理論的に理解できる。
(3) 土木材料の物理的性質の工学的な意味を理解できる。
(4) 鋼材の種類と製造過程およびその特性について理解できる。
全出席(実験系)
成績評価方法
・評価基準
教科書
(参考書)
2/3 出席
出席要件無
演習課題 10%,中間試験 35%,期末試験 35%,授業への取組み姿勢(出席状況,授業ノー
トの整備)20%の割合とし,全体で 100 点として 50 点以上を合格とする。
西村ほか:最新 土木材料 第 3 版(森北出版)
履修ガイドライン
その他
授業をしっかり聞いてノートをとって下さい。専門用語が多数出てきますが,授業時間内
で理解できなかった用語などは,わからないままにしておくのではなく,教科書やノート
を参考に自分で調べて理解するように心がけてください。復習が大切です。
授業計画・内容
土木材料概論
第1回
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第 9 週から 14 週までに行った講義内容について,理解の到達度を試験する。
試験の返却及び問題の解説
第 16 回
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岩石の分類と岩石の性質について解説する。
期末試験
第 15 回
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非鉄金属の種類と金属材料の防食方法について解説する。
石材
第 14 回
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鋼材の製造加工方法および鋼材の種類について解説する。
非鉄金属と金属の防食
第 13 回
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鋼の温度特性,含有不純物の影響,熱処理方法について解説する。
鋼材の製造と鋼材の種類
第 12 回
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試験を返却し,答案の直しと課題のレポート作成を行う。
鋼の性質と熱処理
第 11 回
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第 1 週から 7 週までに行った講義内容について、理解の到達度を試験する。
試験返却および課題作成
第 10 回
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金属材料の分類と鉄金属の製造の流れ,分類について解説する。
中間試験
第9回
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第 1 週から 6 週までに行った講義の内容について,演習問題を解く。
金属材料概論
第8回
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材料の重量,熱,電気,音に対する性質について解説する。
材料の基礎的性質に関するまとめと演習
第7回
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材料の各種の強さをはじめとする力学的な性質について解説する。
材料の物理的性質
第6回
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複合体材料の応力,ひずみ,弾性係数の求め方について解説する。
材料の機械的性質3
第5回
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応力ひずみ曲線と弾性係数の意味,フックの法則について解説する。
複合体材料の機械的性質
第4回
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材料の強度,応力,ひずみの表し方及び弾性と塑性について解説する。
材料の機械的性質2
第3回
実施日
土木材料の持つ意義,分類,要求される性質,規格について解説する。
材料の機械的性質1
第2回
実施予定日
試験を返却し,問題の解説などを行う。
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