rule A4

国際空手道連盟・試合規則
【審判基準】
せたときは一本勝ちとする。
審判員および審議委員は同等の権限
とする。体重に有効差がない場合は
【技有り】
【減点】
⑤出場時刻に遅れたり、出場しない
試割り枚数によって決める。
18.次の場合は1度目でも減点1となる
場合。
をもって競技の審査に当たるが、競技に
4.反則箇所を除く部分へ、突き・蹴り・肘
ただし、予選の場合は、1回目の延長
場合がある。
⑥主催者が定めた服装、防具の規定
関する最終決定はすべて審判長の裁可
打ち等を決め、相手選手が一時的に
戦で判定がつかない場合、10kg以上
①悪質な反則を行った場合。
に反している場合。 による。組手時間の規定時間は1試合
ダウンもしくは戦意を喪失し、3秒以内
を有効とする体重判定によって軽い
②審判の判断により、悪質な試合態 【試合放棄】
につき3分(予 選は2分)
、延 長 戦は2
に立ち上がったとき、または、倒れはし
選手を勝者とする。体重に有効差が
分とする。ただし、必要と認めた場合は
ないがバランスを崩したときは技有り
ない場合は、再度延長戦を行って決
審判長の裁量により、あらためて時間を
とする。
める。
19.次の場合は失格とする。
わなければならない。ただし、下記の
設定することもありうる。
5.足掛け技を含めて、ダウンさせた相手
14.体重差、試割り枚数でも決まらない
①減点3となった場合。減点3=失格
場合は例外とする。
大会は下図の構成によって進行される。 もしくはダウンした相手が、無防備の
場合は、選手の技量、気魄、反則数
②試合中、審判員の指示に従わない
①大会医師の診察を受け、試合続行
状態のときに、下段突きを決めたときは、 などによって、審判長が決定する。こ
場合。
不可能となった場合。
タイミングその他によって技有りとする
の場合、3度目の延長戦もありうる。
③粗暴な振る舞い、とくに悪質な反則、 ②大会直前または大会中に、本人に
こともありうる。
15.13、14は原則として、審判長、副審
とくに悪質な試合態度とみなされた
関係する不慮の事故(家族の不幸
6.技有りは、2つで一本勝ちとする。
判長の判断で変更することもある。
場合。
など)が発生し、審判長・審議委
④見合ったままの状態で1分間以上
員長・大会弁護士が協議の上、退
経過した場合。この場合は戦意喪
場を許可した場合。
審判長
特別主審
【判定】
主審
【反則】
度とみなされた場合。
20.正当な理由なくして試合を放棄した
【失格】
ときは、15万円以下の弁償金を支払
7.一本勝ちで決まらないときは判定で決
16.次の場合は、反則とする。
定する。
①手、肘による顔面および首への攻撃。 失として、両選手とも失格とする。
8.判定は主審1名、副審4名のうち、3名
手先が触れても反則となる場合が
以上の支持を有効とする。
ある。ただし、手で顔面を牽制する
大会進行は極力、予定スケジュール
9.判定基準は両選手の試合の流れを
ことはかまわない。
に沿わせるがやむをえない事態が起きた
把握し、以下の基準を元に判定を下す。 ②金的への攻撃。
審議委員長
副審
審議委員
選手
国際空手道連盟・試割り規定
①試割りの材料は、33cm×21cm、厚
ならない。
さ2.4cm(13インチ×8インチ、0.9イ
⑥「失敗」
した場合は、再度試みること
場合は、審判長・副審判長が協議の上、 ①ダメージ
③頭突きによる攻撃。
ンチ)の杉板を使用する。材質は国
ができるが、
この場合は規定枚数の3
審判長が変更を指示することができる。
②有効打
④倒れた相手への直接攻撃。
際空手道連盟の規格に合致したも
枚とする。
審判長は大会進行に関し、大会審議委
③手数
員会の意見を求めることができる。
10.減点2を与えられた選手が「技有り」
⑤背骨(脊髄・脊柱)への直接攻撃。 ので、審判員、審議員の検査を通っ
⑥相手選手の首から上体へ手掛けし たものとする。
を取った場合、判定に於いて「減点2」
た場合。
1.組手は原則として1試合3分間(予選
と「技有り」は相殺され、それ以外の
所定の位置で行う。ブロックの台は、
は2分)とする。延長戦は同じく2分間
内容で判定される。
⑦相手選手の道着、
手足を掴んだ場合。 枚数の場合は、体重の軽い選手を優
位とする。その際の有効体重差は原
⑧相手選手を掌底で押した場合。
とする。
減点1<技有り 減点2=技有り
はできない。
2.組手の勝者は、
①一本勝ち、
②技有り
11.相手選手の失格、棄権による勝ち
⑨技の掛け逃げを再三繰り返した場合。 則として10kgとする。
③選手は、正挙・足刀・猿臂・手刀の4種
⑩何度も場外へ逃げた場合。
台、板にはいっさい触れてはならない。
【組手と勝敗】
②割った枚数によって点数を競うが同
⑦再度試みた試割りに失敗した場合は、
得点を0とする。
⑧試割りは、固定したブロックを台として
審判員の許可がない限り動かすこと
⑨選手は試割りに当たって、
ブロックの
ち、
④相手選手の失格、棄権による
12.判定で主審1名、副審4名のうち、3
その合計点を
⑪審判がとくに反則とみなした場合。 類の技で試割りを行い、
⑫中足・足刀・カカトによる正面から 得点とする。
勝ち、により決定される。
名以上の支持がない場合は、引き分
膝関節への攻撃。
④選手は、試割りの枚数について、規定
判員、審議員の検査を受けた薄い布
けとし、延長戦を行う。
17.反則には、悪質な場合を除き1度目
枚数(3枚)以上であれば何枚でも指
(手拭、
タオル等)
を敷くことはできる。
3.反則箇所を除く部分へ、突き・蹴り・肘
13.延長戦を2回繰り返しても判定がつ
で「注意」
、2度目が「減点1」
、3度目
定できる。
⑩試割りは、審判員の指示で行う。制限
打ち等を瞬間的に決め、相手選手を3
かない場合は、10kg以上を有効とす
秒以上ダウンさせるか、戦意を喪失さ
る体重判定によって軽い選手を勝者
が「減点2」となり、4度目が「減点3」 ⑤指定した枚数が1回の試技で完全に
割れない場合は「失敗」
とし、得点に
で失格となる。
2本による合わせ一本勝ち、
③判定勝
【一本勝ち】
【延長戦】
ただし、間合いを計ること、板の上に審
時間は2分とし、
それを超えると失敗と
みなす。
国際空手道連盟・審判動作基準
「減点2」
となり、4度目が「減点3」で
場合は2本の旗を前で交差させる。主
の方の旗を真横に上げる。
失格となる。
反則/反則をした選手の方の旗を振る。 審の判断を含め3名以上の支持を有
5.悪質な反則、悪質な試合態度、何度
効とし、3名以上の支持がない場合は
場外/その側の旗を床につける。
【試合開始】
も場外へ逃げた場合は減点となる。
引分け・中立/2本の旗を前で交差させる。 引分けとする。
1.両選手を進行係が呼ぶ。
(このとき対
3.引分けの場合は、
2分間の延長戦を行う。 【失格】
認めず/2本の旗を交差させて振る。
戦者はお互いに反対の位置より試合
1.減点3になった場合は失格とする。
見えず/2本の旗を目の前で交差させる。 4.延長戦を2回繰り返しても判定がつか
場に登る)
2.試合中、
審判員の指示に従わない場合、
3.一本勝ち、技有り、反則の場合、主審 ない場合は、体重測定を行い軽量の
2.中央の線を境に一定の間合い3mをと
粗暴な振る舞い、特に悪質な反則、
は副審の判断を求め3名以上の判断 選手を有利とする。計量に当たっては
り中央に主審が立つ。
特に悪質な試合態度とみなされた場
審判長の裁可を必要とする。
を有効として、
それぞれ宣告する。
3.主審は
「はじめ」の合図で試合を開始
合は、失格となる。
4.反則については主審のみの判断で宣 5.体重測定によっても判定がつかない
する。
3.両選手とも見合ったままの状態で1分
場合は、試割り枚数によって決める。
告することもできる。
4.試合時間は3分間(予選は2分間)
と
間以上経過した場合は、戦意なしとし
6.試割り枚数によっても判定がつかない
【一本勝ち】
する。
て両選手とも失格になることもある。
この場
1.相手が3秒以上ダウンまたは戦意喪 場合は、審判長の裁決による。
5.試合続行中、服装が乱れたとき、主審
4.出場時刻に遅れたり、
出場しない場合
は試合を止めさせはじめの位置に戻し、 失の場合をいい、主審の判断によっ 合再延長もあり得る。
は失格となる。
て両選手の間に入って分け、試合を 【反則】
お互いに背を向けて座らせ、服装を直
1.反則があった場合は、主審が両選手 【試合終了】
止め元の位置に戻す。
させる。
1.一本勝ち、失格の場合、主審はただち
2.副審の動作を見て、2名以上の同意 の間に入って試合を止めさせる。
【試合中】
に組手を中止させ、両選手を正面に
2.距離的に副審が近い場合は、副審が
によって決める。
1.試合中、一本勝ち、技有り、反則、場
止めさせ主審の判決を仰ぐ。主審は、 向かせ勝ちを宣告し、両選手に正面
(優勢勝ち)
】
外などの場合、副審は笛の合図ととも 【判定勝ち
に礼、主審に礼、互いに礼を指示し、
1.一本勝ち、失格がない場合、試合終 副審2名以上の同意があればこれを
にそれぞれ旗によって示す。主審は
「や
退場させる。
了の合図によって、主審は「やめ」
と 認める。
め」の指示で両選手を分け、元の位
2.一本勝ち、失格がない場合は、試合終
指示し両選手を分け、
元の位置に戻す。 3.反則の認定には原則として主審、副
置に戻す。
了の合図とともにただちに組手を中止
2.主審は両選手を正面に向かせ、
「判定」 審3名以上の判断が必要だが、主審
2.旗の振り方は、以下の通りとする。
させ、両選手を正面に向かせ副審の
と指示して副審の判断を求める。副審 のみの判断で認定することもできる。
一本勝ち/勝った選手の方の
判断を求め、勝者を決定した上同様
旗を真上に上げる。 は各自の判断によって勝ち選手の方 4.反則には、悪質な場合を除き1度目で
にする。
の旗を真上に上げ、
引分けと判断した 「注意」、2度目が「減点1」、3度目が
技有り/技有りを取った選手
組手の部
試割りの部
1.
試割りには、主審を含め3名以上の審
判が立ち会う。
2.
主審は、選手が進行係の指示によっ
て所定の位置にならんだことを確認し
前方に礼をさせる。
3.
選手は板に触れることはできないが、
板に布を置くことはできる。
4.
試割りの合図は主審が行い、一定時
間内に終わらない選手は失敗とみなす。
5.
試割りの試技は1回とするが、審判長
および審判の同意があればやり直し
ができる。
6.
試割りの試技が終了したら、審判は成
功した選手を座らせた上ゼッケン番号
順に、成功した選手は「 何番、何枚、
成功」、失敗の場合は「何番、失敗」
とコールする。
7.
失敗した選手が再度試みる場合も同
様とする。
8.
試割りが終了したら、全選手を立ち上
がらせ、礼をした上で退場させる。
副審の旗による動作 / ACTION OF THE CORNER JUDGES
一本勝ち 旗を真上に上げる
引き分け・中立 旗を交差させる
認めず 旗を交差させて振る
Ippon / Full Point & Decision-Winner
Hikiwake / Decision-Draw
Mitomezu / No score
Flag straight up
Flags crossed
Flags waiving & crossing
見えず 旗を正面で交差
技有り 旗を真横に
Miezu / Did not see
Wazaari / Half point
Flags crossed in front of the chest
(Do not cover eyes)
Flag straight to the side
反則 旗を斜め下方で振る
場外 旗を床につける
Hansoku / Foul
Jogai / Out of bounds
Flag waiving up & down
Flags tapping the ground