小学校低学年向け図書リスト

小学校低学年向け
『あたしゆきおんな』
『一さつのおくりもの』
『おかしなゆきふしぎなこおり』
富安陽子/文 飯野和好/絵
童心社 ¥1,300
森山京/作 鴨下潤/絵
講談社 ¥1,100
片平孝/写真・文
ポプラ社 ¥1,200
北風と雪が踊る夜、
雪女は生まれる。風にのり、
吹雪を巻き起こし、山や谷を分厚い雪で覆い、人
間たちを凍えさせ、やがて、春風が吹くと消えて
いく。美しい自然の中に描かれる、恐ろしくもは
かない雪女の姿。
クマタは『かいがらのおくりもの』という絵本
が大好き。ある時大雨が降り、「山の村では家が
水没した」と聞いたクマタと友達は、文房具や絵
本を集め届けることに。クマタは悩んだ末、一番
大事なこの絵本を贈った。すると、手紙が届き…。
屋根に帽子のようにこんもりと積もった雪や大
福みたいなふっくらとした雪。怪獣か恐竜が出現
したかと思うような奇妙な形の樹氷、アイスモン
スター。冷たい空気と水が作る不思議でユニーク
な雪と氷の世界を撮った写真集。
『おやおやじゅくへようこそ』
『こないかな、ロバのとしょかん』
浜田桂子/作・絵
ポプラ社 ¥1,300
モニカ・ブラウン/文 ジョン・パッラ/絵 斉藤規/訳
新日本出版社 ¥1,500
「おやおやじゅく」は親が通う塾。子どもが大
きくなるためにしなければならないたくさんの仕
事を、親が学ぶところ。いったい子どもの仕事と
は?親子で愉快に暮らすためのコツが書かれた絵
本。
南米コロンビアで実際にあった話。村に初めて
「ロバのとしょかん」が来た。ロバが本を運ぶ移
動図書館だ。その時の子どもたちの喜びや次を待
ちわびる思いが絵本に。絵本『ろばのとしょかん』
もあわせて読みたい。
『新世界へ』
『中をそうぞうしてみよ』
『メガネをかけたら』
あべ弘士/作
偕成社 ¥1,400
佐藤雅彦/作 ユーフラテス/作
福音館書店 ¥900
くすのきしげのり/作 たるいしまこ/絵
小学館 ¥1,500
北極海を渡るカオジロガンの旅の物語。新しく
生まれた命とともに、
新しい世界(=南の越冬地)
へと旅立つ親子は、旅の途中で様々な生き物に出
会う。生き物への限りない愛情と尊敬の念を描い
た絵本。
椅子に釘は何本刺さっている?貯金箱の中身は
どのぐらい?普段何気なく目にしたり、手に取っ
たりしている物の中を想像してみよう。この本は
実際にはなかなか見られない物の中身を、X 線で
撮った写真で見ることができる。
クラスで初めてメガネをかけることになった
私。
「初めて」の時の抵抗感や不安は誰にでもある。
私の気持ちに気づいてくれたのは担任の先生だっ
た。メガネをかけて見えた「本当の優しさ」を伝
える絵本。
●『あててえなせんせい』 木戸内福美/ぶん 長谷川知子/え あかね書房 ¥1,200
●『いろんなこそだてずかん』 平田昌広/作 スギヤマカナヨ/絵 PHP 研究所 ¥1,200
●『おおきな木のおはなし』 メアリ・ニューウェル・デパルマ/作・絵 風木一人/訳 ひさかたチャイルド ¥1,500
●『おかあちゃんがつくったる』 長谷川義史/作 講談社 ¥1,500
●『かあさんふくろう』 イーディス・サッチャー・ハード/作 クレメント・ハード/絵 おびかゆうこ/訳 偕成社 ¥1,100
●『しんせつなかかし』 ウェンディ・イートン/作 おびかゆうこ/訳 篠崎三朗/絵 福音館書店 ¥1,200
●『多摩川のおさかなポスト』 山崎充哲/文 小島祥子/絵 星の環会 ¥1,300
●『としょかんねずみ』 ダニエル・カーク/さく わたなべてつた/やく 瑞雲舎 ¥1,600
●『トンネルをほる』 ライアン・アン・ハンター/文 エドワード・ミラー/絵 青山南/訳 ほるぷ出版 ¥1,300
●『ふくしまからきた子』 松本猛/作 松本春野/作・絵 岩崎書店 ¥1,300
●『水は、』 山下大明/写真・文 福音館書店 ¥1,200
●『りんご畑の 12 か月』 松本猛/文 中武ひでみつ/絵 講談社 ¥1,400