カビ防止コーティング剤

< ご参考資料 >
カビ防止コーティング剤
397種類の真菌・細菌・藻類に対応
産業界、家庭などあらゆる環境で微生物と人間との棲み分けを行うことで、自然の
生態系を壊さない環境対応、快適空間の理想的な製品です。
防カビ・抗菌・消臭効果もあります。
■身近な菌とカビ
◆57種類のカビ
世界微生物災害学会にて承認された、一般建築から検出される菌類はなんと57種類もあります。
カビは食品や木材などの有機物にだけ生えるわけではありません。コンクリート・ガラス・鉄な
どは素材そのものはカビの栄養源にはなりませんが人の手垢やゴミなどが付着することでカビが
発生します。
私たちの生活空間はカビなどの微生物の脅威にさらされています。カビが寄生した素材は、腐食
や変色、カビ臭を発生するだけでなく致命的な強度劣化、品質の低下を生じます。
◆カビが引き起こす怖い病気
表在性:水虫、タムシ、指の間のビラン、爪囲炎、オムツかぶれ、カンジダ症
深在性:アスペルギルス症(呼吸器・外耳道)、クリプトコッカス症(脳・中枢神経・肺)
カビの害はモノに止まらず、人間の健康までも脅かしています。細菌のO−157だけでなく、
カビ毒は肝臓や腎臓障害などの慢性疾患やアレルギー疾患を引き起こします。
最悪の場合は人を死に至らしめる極めて危険な存在です。
◆カビのちから
カビは少しでも栄養・水分があると、瞬く間に繁殖します。
殺菌剤等で対処するとその時点で効果があっても、時間とともにまたカビは繁殖します。
殺菌−>繁殖−>殺菌・・・とこれを繰り返すうちに殺菌剤に耐性を持ったカビが出現し、
同じ殺菌剤では効果が得られなくなります。カビも進化するのです。
◆殺菌・除菌・防菌
「殺菌・除菌・防菌」はよく使われている言葉です。
みな同じものの様に使っている言葉ですが、実はこれらにはきちんとした意味があるのです。
殺菌 : 人や農作物に有害なものを殺すという意味では「消毒」という言葉が使われます。
特定の病原性を有する微生物の一部を殺菌するという意味です。
除菌 : 一般的には目的とする対象物から微生物の除去を意味します。
ろ過除菌、沈降除菌、洗浄除菌などがあります。 防菌 : 微生物を特定せず増殖抑制することです。
■販売 株式会社エム・アール・オー https://www.m-r-o.co.jp
〒112-0014 東京都文京区関口1-3-6 アビタットナガキ3階
電話 03-3235-2208 FAX 03-3266-1908 お問合せ・ご注文先 担当 お客様係
2010.3.20
記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。記載の仕様については、予告なく変更する場合があります。
■カビ防止コーティング剤の特長
①優れた効果で397種類の菌に対応
◆抗菌スペクトルが広く、多くの微生物に効果があります。
防カビ・抗菌・防藻など広範囲に活用できます。
住空間には80属60菌、建築物には120属120菌のカビが存在するといわれていますが、
カビ防止剤はこれらを含む397種類の真菌・細菌・藻類に効果が認められています。
②忌避効果と阻害効果
◆カビ防止剤のメカニズム
カビ防止剤の防カビ成分は非流出タイプの有機系防カビ剤です。
殺菌ではなく、カビ・細菌を寄せ付けない忌避効果により、カビや細菌の増殖を抑制
します。また複合剤のため、各種の阻害効果が相乗されて、耐性菌が出来にくい
特性があります。
※忌避効果とは、細菌やカビの細胞の核まで影響をあたえずに、細胞壁だけを破壊し
胞壁だけを破壊された細胞は、仲間の菌に情報を伝達します。
その結果、DNAやタンパク質などの合成阻害を起します。
③高い安全性
◆カビ防止剤の防カビ成分は、経口毒性からダイオキシンまで安全性が証明されています。
各種公的機関でも安全性を確認しています。
(財)日本食品分析センター
(財)食品安全センター奏野研究所
・ダイオキシン類検出試験
・V79細胞を用いる細胞毒性試験
・フラン類検出試験
(財)科学技術戦略推進機構
・ヒメダカによる急性毒性試験(魚毒性) ・昭和57年厚生省告示第20号試験
・変異原生(AMES)試験
「樹脂プレート」
・ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験
PPプレート/PEプレート/PETプレート/
・マウスを用いた急性経口毒性試験
ABSプレート/
・ウサギを用いた眼刺激性試験
PSプレート
・かび抵抗性試験
「食器」PP食器
・O−157抗菌試験
「フィルム」PP抗菌フィルム/PS抗菌フィルム
・MRSA試験抗菌試験
・レジオネラ抗菌試験
④幅広い用途と優れた耐久性
◆化学的に安定し耐久性に優れ、あらゆる素材に幅広い用途に使用できます。
カビ防止剤の防カビ成分は流出をしにくい有機既存化学物質系の複合合成剤です。
そのため、長時間にわたり効果が持続します。
また、独自の技術でさまざまな基材への対応し、コーティング剤・塗料など各種の薬状に
より幅広く使用することが出来ます。
■カビ防止コーティング剤の製品
◆浸透型タイプ(1L、4L、16L オープン価格)
浸透素材に浸透し基材の風合いを損なわないコーティングが可能です。
(コンクリート、石膏ボード、土壁、しっくい)
◆マルチタイプ(水溶性型タイプ、樹脂型タイプ 1L、4L、16L オープン価格)
水性の為、様々な場所で使用可能です。(塗装面、シリコン、ゴムパッキン、タイル面、浴室、
タタミ、室内壁紙、クロス、カーテン、衣類などの繊維素材 等)
※カビ取り剤につきましては、お問合せ下さい。