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2014/12/29 原油価格下落の影響について (みずほ投信

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情報提供資料
原油価格下落の影響について
2014年12月29日
 原油価格の大幅な下落に伴い、12月の金融市場は世界的に値動きの荒い展開となった。
 原油市況の悪化は、原油の純輸入国にとっては交易条件の改善や購買力の向上等を通じて景気の押し
上げ要因となるため、多くの先進国の金融市場は徐々に落ち着きを取り戻すと見込む。ただし、ロシ
アなど一部の産油国には深刻な影響を与えており、注視する必要がある。
 米国については、原油のネット輸入国であるため、経済全体にはプラスの影響を与えると見込まれる。
ただし、原油の低価格が長引いた場合、シェールオイルの開発・生産活動が減少する可能性があるこ
とから、エネルギー関連など一部の業種には注意が必要である。そのため、米国株式やハイイールド
債券への投資に際しては、従来以上に銘柄選別が重要となろう。
1.原油価格の動向と今後の見通し
夏場以降、原油価格は下落を続けています。11月下
【WTI原油先物価格の推移】
(2013年12月31日~2014年12月26日:日次)
旬からはさらに一段安となり、足元ではWTI原油先物
で 1 バ レ ル = 50 米 ド ル 台 で の 推 移 と な っ て い ま す
(12月26日現在)。
(米ドル/バレル)
110
100
2014年6月頃までは、シェール革命による米国で
の原油増産などの供給増加要因があったものの、①経
90
済制裁を受けるイランからの原油輸出が抑制されてい
80
たこと、②武装勢力と政府の紛争が続くリビア産原油
70
の供給が大幅に減っていたこと、③ウクライナ、イラ
60
ク情勢が緊迫化したこと等を背景に、原油価格は高値
50
13/12
圏で推移していました。
14/3
14/6
14/9
(年/月)
しかしながら、その後は地政学リスクがやや後退す
る中、①国際通貨基金(IMF)による世界経済見通し
の下方修正、②米エネルギー情報局(EIA)および国
際エネルギー機関(IEA)による原油需要見通しの下
方修正等を背景に原油価格は下げに転じ、さらには③
11 月 27 日 に 開 催 さ れ た 世 界 石 油 輸 出 国 機 構
(OPEC)総会での減産見送りを受けて、急落する展
【主な産油国の原油産出量】
(百万トン)
600
(2013年)
500
400
300
200
開となりました。
100
今後についても、世界の原油需給は供給過剰の状態
が続くとみられることから、OPECによる減産が行わ
性が高いと思われます。
サ
ウ
ジ
ア
ラ
ビ
ア
ロ
シ
ア
米
国
中
国
カ
ナ
ダ
イ
ラ
ン
U
A
E
イ
ラ
ク
ク
ウ
ェ
ー
れない限り、原油価格の低迷は当面の間継続する可能
0
ト
メ
キ
シ
コ
ベ
ネ
ズ
エ
ラ
出所:ブルームバーグおよびBPが提供するデータを基にみず
ほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来におけるWTI原油先物価格の推移および
主な産油国の原油産出量を示唆、保証するものではありませ
ん。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
1/7
2.世界経済への影響について
◆12月の金融市場の動向
原油価格が大幅に下落したことに伴い、12月の世界の金融市場は大きく混乱し、荒い値動きとなりました。
12月中旬にかけて、株式市場や米国ハイイールド債券市場は下落し、為替も対米ドルで下落する通貨が多くあ
りました。
その後は、原油価格の落ち着きと共に、史上最高値を更新したNYダウのように12月中旬にかけての下落を
取り戻した市場もあれば、ロシアの株式や為替市場のように依然として戻りが鈍い市場もあり、まちまちの展
開となっています。
【主な金融市場の動き】
(2014年12月1日~2014年12月26日)
株価指数
12月上旬の高値(a)
(a)(b)間の
騰落率
12月の安値(b)
直近値
(12月26日*)
日経平均株価(円)
17,935.64 (
12/8
)
16,755.32 ( 12/16 )
-6.58%
17818.96
NYダウ工業株30種平均(米ドル)
17,958.79 (
12/5
)
17,068.87 ( 12/16 )
-4.96%
18053.71
ドイツDAX指数
10,087.12 (
12/5
)
9,334.01 ( 12/15 )
-7.47%
9922.11
ロシアRTS指数
958.33 (
12/1
)
629.15 ( 12/16 )
-34.35%
828.57
52,320.48 (
12/3
)
47,007.51 ( 12/16 )
-10.15%
50144.63
ブラジルボベスパ指数
*ドイツDAX指数は12月23日の終値。
為替
米ドル(対円)
12月上旬の高値(a)
(a)(b)間の
騰落率
12月の安値(b)
直近値
(12月26日)
121.46 (
12/5
)
116.41 ( 12/16 )
-4.16%
120.37
ユーロ(対米ドル)
1.25 (
12/1
)
1.22 ( 12/23 )
-2.39%
1.22
豪ドル(対米ドル)
0.85 (
12/1
)
0.81 ( 12/23 )
-4.56%
0.81
ブラジルレアル(対米ドル)
2.55 (
12/3
)
2.74 ( 12/16 )
-6.71%
2.67
ロシアルーブル(対米ドル)
51.18 (
12/1
)
68.47 ( 12/16 )
-25.25%
53.51
(a)(b)間の
変動幅((b)-(a))
直近値
(12月26日)
債券利回り
12月の最低値(a)
12月の最高値(b)
日本10年国債
0.31% ( 12/25 )
0.44% (
12/4
)
0.13%
0.33%
米国10年国債
2.06% ( 12/16 )
2.31% (
12/5
)
0.25%
2.25%
ドイツ10年国債
0.59% ( 12/24 )
0.78% (
12/5
)
0.19%
0.59%
米国ハイイールド債券
6.62% (
7.37% ( 12/16 )
0.76%
6.85%
12/1
)
出所:ブルームバーグおよびBofAメリルリンチ(使用許諾済)が提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※米国ハイイールド債券はBofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックスを使用。
※上記は、将来における各市場データの推移を示唆、保証するものではありません。
【本資料で使用している指数について】
・日経平均株価に関する著作権並びに「日経」および日経平均株価の表示に対する知的財産権その他一切の権利は、すべて日本経済新聞社に
帰属します。
・BofAメリルリンチは同社の配信するインデックスデータを現状有姿のものとして提供し、関連データを含めて、その適合性、品質、正確性、
適時性、完全性を保証せず、またその使用においていかなる責任も負いません。またみずほ投信投資顧問(株)およびそのサービスや商品
について、推奨、後援、保証するものではありません。
・シティ米国ハイイールド市場インデックスは、Citigroup Index LLCの知的財産であり、指数の算出、数値の公表、利用など同指数に関す
るすべての権利は、Citigroup Index LLCが有しています。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
2/7
◆世界経済への影響
【主要国の原油貿易収支】
(2013年)
原油市況の悪化は、原油の輸出国にとってはマイナス
(名目GDP比、%)
要因となります。一方で、原油の輸入国にとっては交易
50
条件の改善や購買力の向上などを通じて、景気の押し上
40
げ要因となります。また、エネルギー資源を輸入に依存
30
するアジア新興国にとっても、原油価格の下落は補助金※
20
抑制による財政健全化につながることなどもあり、プラ
スの影響が見込まれます。そのため、原油価格の下落は、
世界経済全体でみればプラスに寄与すると見込まれます。
10
0
-10
-20
サ イ ベ ロ カ 豪 米 ド 中 日 シ
ウ ラ ネ シ ナ 州 国 イ 国 本 ン
ガ
ツ
ジ ク ズ ア ダ
ポ
エ
ア
ラ
ラ
ル
ビ
ア
U
A
E
※補助金:アジア新興国の多くは、依然として国民に占める低所得
ー
者層の割合が高いため、補助金によってエネルギー価格を低水準
に抑える政策がとられています。
【ロシアルーブルと政策金利の推移】
(2013年12月31日~2014年12月26日:日次)
◆ロシアの状況
原油価格の下落により、一部の産油国にとっては大き
(%)
18
(ルーブル)
10
ロシアルーブル(対米ドル):右軸
な影響が生じています。例えば、世界有数の産油国であ
16
20
り、かつ原油輸出への依存が大きいロシアは、深刻な危
14
30
12
40
10
50
8
60
機に直面しています。
通貨ルーブルは、1米ドル=68ルーブルの直近安値を
つけた12月16日時点で、11月末から26.3%下落し、年
初来では51.9%下落しました。
6
通貨ルーブルが大幅に下落したことから、ロシア中央
銀行は、12月11日および16日に政策金利を合計7.5%
70
ロシア政策金利:左軸
4
13/12
14/3
引き上げ17.0%としました。政府や中央銀行の対策等に
14/6
14/9
80
14/12
(年/月)
より、一時の安値水準からは戻りをみせているものの、
【ロシアの外貨準備の推移】
不安定な状態が続いています。
また、ウクライナの問題をめぐり、欧米諸国から経済
制裁を受けていることも相俟って、経済状況も悪化して
(1997年末、2014年11月末)
(億米ドル)
5,000
4,189
4,000
いるとみられます。実際に、プーチン大統領は、ロシア
経済が低迷を脱却するまでに最悪で「2年程度かかる」と
発言しています。
3,000
2,000
ロシアの外貨準備は相応にあり、1998年のような財
1,000
178
政危機に見舞われる可能性は乏しいと見込まれるものの、
①原油価格の低迷が当面の間続くとみられること、②ウ
0
1997年末
2014年11月末
クライナ問題などを巡る欧米諸国との政治的な対立が続
く限り経済状況の改善は望みにくいことなどから、ロシ
ア市場が落ち着くには今しばらく時間がかかる可能性が
高く、注視する必要があります。
出所:ブルームバーグ、IMF 『World Economic Outlook
Database, October 2014』、UNCTADおよび
Datastreamが提供するデータを基にみずほ投信投資
顧問が作成。
※上記グラフは、将来における主要国の原油貿易収支等を示
唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
3/7
【消費者信頼感指数※とガソリン価格の推移】
◆米国の状況
米国は原油の消費国と産出国の両面をあわせ持って
おり、原油価格の下落は、経済に対してプラス、マイ
(2013年12月31日~2014年12月26日)
(米ドル/ガロン)
5.0
消費者信頼感指数(月次):左軸
4.5
ガソリン価格(日次):右軸
4.0
105
100
ナス双方の影響があります。
95
近年、シェール革命によって産油国としての立場を
90
3.5
強めてきてはいるものの、石油収支は赤字で純輸入国
85
3.0
であるため、原油価格の下落は貿易収支の改善につな
80
2.5
がります。
75
2.0
70
1.5
また、原油安に伴うガソリン価格の低下は、個人の
65
13/12
可処分所得の増大につながるため、個人消費の拡大に
寄与することが期待されます。とりわけ、生活に車が
14/3
14/9 (年/月)
14/6
1.0
※消費者信頼感指数は2014年11月まで。
不可欠な米国では、ガソリン価格下落の影響は大きく、
消費への大きなプラス効果が見込まれます。
【主要な米国石油会社の地域別石油・
天然ガス操業費用、探鉱・開発費用】
上記の理由等により、原油価格の下落は、米国経済
(米ドル/バレル)
全体にとってプラスの影響の方が大きいと考えられま
直接採掘費用
す。
米国
しかしながら、原油価格の下落は石油開発業者には
マイナスに作用します。1バレル=60米ドル以下の水
生産税
9.85
操業費用
4.90
探鉱・開発費用
総計
14.75
29.45
44.20
-
陸上
-
-
-
24.61
洋上
-
-
-
64.53
-
米国外
3.36
10.87
18.93
29.80
40.41
11.90
0.43
12.33
28.08
準は、新規の開発が難しくなる水準であるため、原油
欧州
8.69
3.02
11.71
61.98
73.69
低迷が続いた場合、今後シェールオイルの開発・生産
旧ソ連
6.84
2.18
9.02
10.55
19.57
44.21
活動が減退する可能性があります。そのため、エネル
ギー関連などの一部の業種には、マイナスの影響を与
えることが見込まれます。
カナダ
7.51
アフリカ
7.27
4.12
11.39
32.82
中東
5.53
6.31
11.84
5.17
17.01
その他東側諸国
6.21
4.27
10.48
12.57
23.05
その他西側諸国
4.32
2.49
6.81
27.60
34.41
8.62
4.08
12.70
24.10
36.80
世界計
(注)操業費用は08年、探鉱・開発費用は06~08年
ただし、石油・ガス開発関連投資(機器・構築物)
がGDPに占める割合は、全体で1%程度であり、米国
の設備投資に与えるマイナスの影響は限定的なものに
とどまると見込まれます。
また、シェール革命の核心的な部分であるガス開発
【原油価格と天然ガス価格の推移】
(2009年1月末~2014年12月末:月次)
(米ドル/バレル)
(米ドル/百万BTU)
120
9.0
100
7.5
80
6.0
60
4.5
40
3.0
に関しては、国内需給に左右されること等から、原油
価格の下落で行方が注目されるシェールオイルの生産
に対する懸念※はあっても、シェール革命全体に与える
影響は、想定ほど大きなものとはならない可能性があ
ります。
※開発や生産コストの高い地域でシェールオイル開発を行う中
小企業の経営は、原油価格の低下に脆弱であると見込まれま
す。そのため、資金調達先への悪影響が及ぶ可能性があり、
20
0
09/1
原油(WTI)価格:左軸
天然ガス(HH)価格:右軸
10/1
11/1
12/1
13/1
1.5
0.0
14/1
(年/月)
注意が必要と考えられます。
出所:ブルームバーグおよび米エネルギー省が提供するデータを基に
みずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における消費者信頼感指数とガソリン価格の推
移等を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
4/7
3.米国のハイイールド債券市場に与える影響
と今後の見通し
【米国ハイイールド債券市場の動向】
(2013年12月31日~2014年12月26日:日次)
110
◆足元の動向
米国ハイイールド債券市場は、原油価格の下落を受け
て、エネルギーセクターが主導する形で大きく値を下
げました。
米国ハイイールド債券市場におけるエネルギー関連
105
100
公益セクター
ヘルスケアセクター
エネルギーセクター
ハイイールド債市場
95
銘柄の比率は15%程度であり、比較的大きなウェイト
を占めています。そのため、原油価格の下落に伴い、
90
※2013年12月末=100として指数化
エネルギー関連企業の業績が悪化するとの懸念が高
まったこと等から、エネルギー関連銘柄の価格が下落
85
13/12
14/3
し、それが同市場全体のパフォーマンス悪化につなが
月16日には5.6%に拡大しましたが、足元は原油価格
の落ち着きと共に縮小に転じ、5.0%を割り込む水準と
14/9 (年/月)
【米国ハイイールド債券の
対米国国債スプレッド*の推移】
りました。
対米国国債スプレッド*は、11月末の4.6%から12
14/6
(2013年12月31日~2014年12月26日:日次)
(%)
6.0
5.5
なっています。
5.0
◆今後の見通し
4.5
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、2014年10月
に資産購入プログラム(QE3)の終了を決定しました
が、引き続き相当な期間、低金利政策を維持するとし
4.0
3.5
ています。また、原油価格の下落は、米国のインフレ
圧力の低下につながることから、米国の利上げペース
を緩やかなものにする方向に作用すると考えられます。
低金利環境が継続することは、米国のハイイールド債
3.0
13/12
14/3
14/6
14/9 (年/月)
*対米国国債スプレッドはOAS(オプション・アジャステッ
ド・スプレッド)。満期償還前に繰上償還があり得る債券
が繰上償還する場合を考慮した、米国国債との利回り格差。
券市場にとってプラスに寄与すると考えます。
【デフォルト率の推移】
また、原油価格の下落は、企業業績の増加や消費の
拡大に寄与し、米国経済にプラスの影響を与えると見
込みます。良好な米国の経済環境や企業業績を背景に、
12
(%) (2009年11月~2014年11月:月次)
デフォルト率
※発行体数ベース
10
平均
総じてみれば発行体企業の信用状態が改善していくと
考えられることから、対米国国債スプレッドの縮小余
地があると考えています。
8
6
しかしながら、原油価格次第ではエネルギー関連業
種の利回り格差は一段と拡大する可能性があり、従来
以上に業種や銘柄の選別が重要になってくると思われ
ます。
4
2
0
09/11
10/11
11/11
12/11
13/11
14/11
(年/月)
出所:ブルームバーグ、BofAメリルリンチ(使用許諾済)およびJPモルガンが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※米国ハイイールド債券市場の動向はシティ米国ハイイールド市場インデックス、対米国国債スプレッドはBofAメリルリンチ・US ・キャッ
シュ・ペイ・ハイイールド・コンストレインド・インデックスを使用。
※上記グラフは、将来における米国ハイイールド債券市場の各種データを示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
5/7
4.まとめ
【主な産油国の財政・経常収支の均衡原油価格】
(米ドル/バレル)
200
【原油】
金融市場の乱高下のきっかけとなった原油価格につ
いては、当面の間低価格傾向が続くと見込みます。
ただし、中長期的には、①原油価格の下落が需要の
喚起や採掘関連投資の停滞を通じた供給の減少につな
がること、②多くのOPEC加盟国にとって、1バレル
=80米ドル未満の水準は財政上好ましくない水準にあ
ると見込まれるため、加盟国間で減産すべきとの意見
(2015年:IMFによる推計値)
リビア
経
常
収 150
支
が
均
衡 100
す
る
原
油 50
価
格
イエメン
イラク
カタール
オマーン
UAE
サウジ
アラビア
アルジェリア
イラン
バーレーン
クウェート
が高まる可能性があること等の理由により、米国の金
融機関の間では、1バレル=80~90米ドルに戻ると
0
0
の見方もあります。
50
100
150
200
財政収支が均衡する原油価格 (米ドル/バレル)
【米国実質GDPの推移】
【金融市場】
日米欧や中国などの原油のネット輸入国では、原油
(2009年10-12月期~2014年7-9月期:四半期)
(前期比年率、%)
6
価格の下落は、原材料コストの低下などを通じて、企
5
業収益の増加や家計の購買力の向上につながることか
4
ら、消費に対してプラスに寄与することが期待されま
3
す。従って、多くの先進国やアジア新興国の金融市場
2
は、徐々に落ち着きを取り戻すとみています。ただし、
原油安が一部の産油国に与える悪影響には注意が必要
であり、特にロシアの動向は注視していく必要があり
ます。
1
0
-1
-2
-3
09/12
10/12
11/12
12/12
また、米国については、現在の原油の低価格が続い
13/12 (年/月)
た場合、経済全体にはプラスの影響を与えると見込ま
【日米の株価の推移】
れるものの、シェールオイルの開発・生産活動が減少
(円) (2014年9月30日~2014年12月26日:日次)(米ドル)
20,000
18,500
日経平均株価:左軸
する可能性があるため、エネルギー関連などの一部の
業種には注意が必要です。
足元では、米国株式が史上最高値を更新するなど、
12月半ばにかけての急落の影響を取り戻しています。
米国のように、もともと経済環境が良好であり、かつ
19,000
NYダウ:右軸
18,000
18,000
17,500
17,000
17,000
16,000
16,500
15,000
16,000
原油安による恩恵を受けると考えられる国では、再び
株式市場の上昇傾向が明確になると考えています。
日本は、2014年4月の消費増税による悪影響を払
拭できていないものの、企業業績自体は、底堅い米国
景気や為替の円安傾向に支えられ、好調を持続すると
見込みます。また、日銀による金融緩和の継続や、企
業の株主資本利益率(ROE)への意識向上なども株価
のサポート要因となるため、中期的な株価の上昇が期
待できると予想します。
14,000
9/30
15,500
10/31
11/30
(月/日)
出所:IMFおよびブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投
信投資顧問が作成。
※上記は、将来における主な産油国の均衡原油価格、米国実質GDP
および日米の株価の推移を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
6/7
[投資信託のお申込みに際しての一般的な留意事項]
●投資信託に係るリスクについて
投資信託は、主として国内外の株式、公社債および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある証券等
(外貨建資産に投資する場合には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、ファンドの基準価額は変
動します。したがって、投資者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、
損失を被り、投資元金を大きく割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さま
に帰属します。また、投資信託は預貯金と異なります。
投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることか
ら、リスクの内容や性質が異なりますので、お申込みの際は投資信託説明書(交付目論見書)を必ずお読みく
ださい。
●投資信託に係る費用について
みずほ投信投資顧問株式会社が運用する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費用をご負担
いただきます。
■直接ご負担いただく費用
購入時手数料 : 上限3.78%(税抜3.5%)
換金時手数料 : 換金の価額の水準等により変動する場合があるため、あらかじめ上限の料率等を示す
ことができません。
信託財産留保額 : 上限0.5%
■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用
運用管理費用(信託報酬)※ :上限 年2.16%(税抜2.0%)
※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬
額の加算によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額
の水準等により変動するため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。
■その他の費用
上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等で
ご確認ください。
●投資信託は、預金商品、保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。登
録金融機関が取り扱う投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。投資信託の設定・運用は、投資信
託委託会社が行います。
《ご注意》
上記に記載しているリスクや費用の項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率
につきましては、みずほ投信投資顧問株式会社が運用するすべての公募投資信託のうち、ご負担いただくそれ
ぞれの費用における最高の料率を記載しております。
投資信託をお申込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡
しいたしますので、必ずお受け取りになり、投資信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みいただきご
確認のうえ、お客さまご自身が投資に関してご判断ください。
みずほ投信投資顧問株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第398号
加入協会/一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
【本資料のご利用にあたっての注意事項等】
本資料は、みずほ投信投資顧問(以下、当社といいます。)が投資家の皆さまに情報提供を行う目的で作成したものであり、投資
勧誘を目的に作成されたものではありません。本資料は法令に基づく開示書類ではありません。本資料の作成にあたり、当社
は情報の正確性等について細心の注意を払っておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。本資料に記
載した当社の見通し、予測、予想、意見等(以下、見通し等)は、本資料の作成日現在のものであり、今後予告なしに変更さ
れることがあります。また、本資料に記載した当社の見通し等は、将来の景気や株価等の動きを保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
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