IR通信 (2013年4月1日~2014年3月31日)

株主・投資家の皆様へ
第 61期 IR 通信
2013年4月1日 2014年3月31日
h ttp : //w w w . s h i n k o - s j . c o . jp
証券コード:8141
F u t u r e T e c h n o l o g y
01
02
SHINKO SHOJI IR REPORT
たとえばパソコン、スマートフォン、タブレットなど様々なスクリーンを通して、人々に情報をより分かりやすく伝える
ために実は新光商事の画像・音声技術、幅広い製品やソリューションが使われていたりします。また、今や
「走る電子機
器」
となっている自動車の快適な走りの裏側でも新光商事が取扱うデバイス、電子部品、システム製品が活躍しています。
見えないところで人々の暮らしとビジネスを支える――私たちはお客さまの課題解決に向けた企画・コンサルティングが
できるエレクトロニクス専門商社です。
新光商事の取扱う製品は多
産業機器関連
●
●
●
●
●
EMS測定器 ● RAID装置 GPS装置 ● 指紋認証機器 インバータ ● モーター制御 電力メータ ● FAロボット ナンバー読取装置
OA機器関連
●
●
●
●
●
LBP ● インクジェット・プリンタ
MFP ● サーマルプリンタ
ストレージ機器 液晶プロジェクタ PCカメラ
民生機器関連
●
●
●
●
●
HDDオーディオ ● カーオーディオ
シリコン・オーディオ
地上波デジタルTV
DSC ● APSカメラ
Viewer ● リモコン
彩な分野で活躍しています。
娯楽機器関連
●
●
●
●
●
パチンコ台 ● 携帯ゲーム
ジョイスティック
コントローラ
対戦型ロボット
アーケードゲーム
自動車関連
●
●
●
●
●
エンジン ● トランスミッション
エアコン ● サスペンション制御
ジャイロセンサ
パワーウインドウ
キーレスエントリー ● ABS
健康機器関連
●
●
●
●
●
体脂肪計 マッサージ器 電子体温計
造影剤注入器 ● 線量計
人工透析装置
03
04
SHINKO SHOJI IR REPORT
トップインタビュー
株主の皆様へ
株主の皆様には、平素より当社への格別のご理解とご支援を賜り、誠に
ありがとうございます。
当社第61期
(2013年4月1日から2014年3月31日まで)
の経営成績がまと
目指すはエレクトロニクス領域の総合プロバイダー
「企画提案企業」の具現化を目指し、営業体制を刷新
まりましたので、ここにご報告申し上げます。当期の連結経営成績は、前
期に娯楽機器関連の受注が集中した反動のため、減収となりましたが、自
動車・産業機器など幅広い分野で需要の回復が見られるなど、当社グルー
プの事業活動は概ね順調に推移しております。
株主の皆様におかれましては、今後も引き続きご支援を賜りますよう心
注減は前期の反動によるものです。その他の事業はきわめ
社
(以下、ルネサス)製品の販売が大幅に伸びており、ルネ
よりお願い申し上げます。
て順調に推移しておりますのでご理解いただければと存じ
サス製品の販売額は2013年3月期の450億円から、当期は
ます。
575億円に増加しています。ルネサスにて、自動車電装分
野と産業、通信分野に経営資源を集中するという同社の構
当期
(2014年3月期)
の経営成績について
ご解説ください。
造改革方針が成功していることに加え、従来からの当社の
当期の主な取り組みと
その成果をご紹介ください。
注力分野とも重なっていることから、非常に良い循環が生
まれつつあります。
先ほども申し上げたとおり、当期は自動車電装関連や産
当社は今後もルネサスの特約代理店としての地位をさ
当期の国内景況は、アベノミクス効果などが広がり、株価の上昇や円
業・OA機器関連の販売が非常に好調でした。とくに当社グ
らに強固なものにしていく方針で、こうした考えに伴い、
安の進展などによって回復基調をたどりました。当社グループにおいて
ループの主仕入先であるルネサスエレクトロニクス株式会
2014年2月28日付で、三谷商事株式会社の100%子会社で
も、新興国市場では設備投資の鈍化の影響がやや見られたものの、産業
機器関連はおおむね回復基調にあり、自動車電装関連も北米市場の回復
などによって順調に推移しました。一方で娯楽機器関連は、リサイクル
使用の増加により、大幅な減収となりました。
こうした結果、当社グループの当期の連結経営成績は、売上高が
1,406億52百万円
(前期比8.8%減)
、営業利益が40億75百万円
(前期比
売上高
経常利益
(単位:百万円)
200,000
150,000
123,023
133,489
154,233
140,652
当期純利益
(単位:百万円)
4,800
4,264
4,088
3,600
代表取締役社長
小川 達哉
年に一度、大規模な更新需要が発生し、その他の年度は、リサイクル使
100,000
2,400
50,000
1,200
用によるモジュール製品の売上減少傾向が顕著になっており、当期の受
0
11/3
2,718
2,313
2,400
2,672
2,127
1,600
3.0%増)
、経常利益が40億88百万円
(前期比4.1%減)
、当期純利益が27
億18百万円
(前期比17.5%増)となりました。娯楽機器関連業界では数
(単位:百万円)
3,200
12/3
13/3
14/3
0
1,126
1,370
800
11/3
12/3
13/3
14/3
0
11/3
12/3
13/3
14/3
05
06
SHINKO SHOJI IR REPORT
トップインタビュー
ある株式会社ケィティーエル
(以下KTL)
に対し、日本テキサ
くキャッチし、当社グループのソリューションを自動車や
づき、
連結業績については、
売上高が1,400億円
(前期比0.5%
子部品のフィールドにとどまらず、多様な領域でお役に立
ス・インスツルメンツ株式会社
(以下日本TI)の販売代理店
産業機器、OA機器、医療関連などあらゆる分野へと提供し
減)
、営業利益が40億円
(前期比1.9%減)
、経常利益が40億円
つ
「エレクトロニクスの総合プロバイダー」としての役割を
事業を譲渡いたしました。日本TI製品の取り扱いを強化し
ていく方針です。
たいKTLと、自社商品の流通網の強化を進める日本TIと協議
同時に設置した
「アミューズメント営業部」も、今後の当
ほぼ横ばいの予想となっています。これは当期に発生した日
株主の皆様には引き続きご支援を賜りたくよろしくお願
を重ねた結果、事業譲渡が互いの発展のために最善な手段
社の成長には欠かせない組織となります。娯楽機器関連は
本TI事業の譲渡益の影響を除いた実質ベースでは、当期利益
い申し上げます。
であるとの結論に達しました。事業譲渡によって年間90億
前期の反動から足下の経営成績は減収となっていますが、
水準もほぼ同等となる見通しですので、何卒ご理解を賜りた
円相当の売上高を失うことになりますが、従来以上にルネ
中長期的に成長が期待できる市場であるとの認識に変わり
くお願い申し上げます。
サス製品をはじめ、多様な電子デバイスの販売に注力する
はありません。営業部を新設することでさらに受注体制を
ことで、充分に成長できると考えております。
強化するとともに、同営業部のトップが、アッセンブリ事
業を統括する
「EMS推進部」のトップも兼任する体制にした
今後の成長戦略について
お聞かせください。
ことで、娯楽機器へのアッセンブリ製品の供給体制をさら
(前期比2.2%減)
、当期純利益が23億円
(前期比15.4%減)と
最後に、株主の皆様にメッセージを
お願いします。
に強化することを狙っています。
社長就任から一年が過ぎ、当社の60年という長い歴史は、
アッセンブリ事業を強化するべく、昨年2月に買収した
数多くの仕入先や取引先の皆様、株主の皆様、そして従業
昨年の社長就任以来、私が注力してきたのが
「企画提案企
中国のEMS
(電子機器の受託製造サービス)子会社
「SHINKO
員やその家族など、本当に多くのステークホルダーの方々
業」への進化です。お客様が開発しようとしている商品の情
ASSEMBLY CHINA
(SAC)
」は当社グループ初のメーカーで
によるご支援の賜物であることを痛感しております。当社
報をいち早く入手し、部品の調達だけでなく半導体やソフ
あります。この工場への追加設備投資も実施し、最新鋭の
グループは今後も、お客様に必要とされる商社として、電
トウェアの設計、さらにアプリケーションやコンテンツな
設備を導入するなどして生産能力を約1.5倍に増強、さらに
どあらゆるソリューションをパッケージとして提供してい
検査機器なども増強し、より高品質な製品を競争力の高い
ける、
「総合プロバイダー」としての能力が、これからの商
価格で提供できるようになりました。
社には必要だと考えています。
こうした考え方を具現化するステップとして、4月1日付
で
「ソリューション技術部」を
「自動車ソリューション技術
部」と
「デバイスソリューション技術部」に分割・改組しまし
来期
(2015 年 3 月期)
の事業計画と
業績予想についてお聞かせください。
た。自動車とデバイスの両ソリューション技術部内には、
「マ
事業環境はおおむね良好に推移すると見ており、娯楽機器
ーケティング課」を設けており、この部隊が中心となってお
関連のリサイクル使用の増加と事業譲渡による売上減をほ
客様の開発部隊の懐に飛び込んでお客様のニーズをいち早
ぼ補う水準になると予想しております。こうした見通しに基
果たすべく邁進してまいります。
配当について
前期
当社は安定的な配当の継続を基本として、実質配当額向上
の観点から株主資本利益率の向上に努め、中期的な連結配当
性向の目標値を30%としております。
当事業年度の期末配当金につきましては、1株当たり15円
の普通配当に加え、事業譲渡に伴う特別利益を計上したこと
中間配当金
15 円
期末配当金
15 円
年間配当金
30 円
などから特別配当10円を上乗せし、合計で1株当たり25円
とさせていただきました。中間配当金1株当たり15円と合わ
せ、年間配当金は1株当たり40円となります。
当期
15 円
25 円
(普通配当15円+特別配当10円)
40 円
120,000
07
102,556
SHINKO SHOJI IR REPORT
107,555
112,632
08
90,000
60,000
ひと目でわかる
決算チェックポイント
自動車・産業機器など幅広い分野で需要は着 実に回復。業績は期初計画を上まわって推移いたしました。
30,000
0
12/3
13/3
■ 電子部品事業売上高
アッセンブリ事業
14/3
(単位:百万円)
電子部品事業
120,000
■ アッセンブリ事業売上高 (単位:百万円)
112,632
50,000
102,556
107,555
42,654
90,000
40,000
売上高
23,756
百万円
( 前期比44.3% )
60,000
30,000
25,871
売上高
23,756
10,000
0
アッセンブリ製品
12/3
13/3
14/3
12/3
13/3
14/3
■ アッセンブリ事業売上高 (単位:百万円)
50,000
■
その他の事業売上高
42,654
6,000
(単位:百万円)
40,000
5,061
国内においては、娯楽機器関連において、部材リサイクルが加速
し、昨年度の好調に比べ、減少いたしました。また、海外において
4,263
30,000
4,023
25,871
も、上記理由により娯楽機器関連向け売上高は減少いたしました。
23,756
4,000
以上の結果、アッセンブリ製品の売上高は237億56百万円
(前期比
20,000
44.3%減)
となりました。
その他の事業
0
12/3
13/3
3.0%
14/3
6,000
4,263
4,023
4,000
4,263
その他電子部品
20.8%
2,000
33.8%
0
12/3
12/3
13/3
14/3
自動車電装向けマイクロコンピュータのソフトウェア受託開発が
順調に推移いたしました。以上の結果、電子機器及びマイクロコン
ピュータのソフトウェア受託開発の売上高は42億63百万円
(前期比
6.0%増)
となりました。
14/3
回路部品
13.0
集積回路
売上高
LCD等
5,265
百万円
25,871
23,756
(前期比39.1% )
14/3
その他電子部品
20,000
47,577
10,000
百万円
13/3
■ その他の事業売上高
(単位:百万円)
6,000
5,061
出展 ルネサスエレクトロニクス(株)
4,023
4,000
4,263
国内において、通信関連・自動車電装関連・産
業機器関連が堅調に推移し、増加いたしました。
海外においてはアジア向けおよび北米向け自動車
2,000
電装関連が好調に推移いたしました。
以上の結果、
集積回路の売上高は475億77百万円
(前期比9.5
%増)
となりました。
0
国内・海外とも娯楽機器関連において、部材リ
サイクルが加速し、昨年度の好調に比べ、減少い
たしました。以上の結果、回路部品の売上高は
122億49百万円
(前期比9.5%減)
となりました。
売上高
40,000
0
電子機器及びマイクロコンピュータの受託開発、
ソフトウェア製作
13/3
42,654
(前期比9.5% 12/3
)
0
国内において、産業機器関連が堅調に推移いた
しました。海外においては、自動車電装関連が堅
調に推移し増加いたしました。以上の結果、半導
体素子の売上高は182億56百万円
(前期比19.3%
増)
となりました。
百万円
50,000
%
8.7%
百万円
12,249
■ アッセンブリ事業売上高 (単位:百万円)
半導体素子 回路部品 18,256
(前期比19.3% )
(前期比9.5% )
30,000
品種別 売上高
構成比 (連結)
売上高
売上高
60,000
30,000
LCD等
107,555
90,000
80.1%
16.9%
3.8%
百万円
( 前期比6.0% )
112,632
電子部品事業 アッセンブリ事業
14/3
(単位:百万円)
5,061
売上高
(単位:百万円)
集積回路 12/3
13/3
■ その他の事業売上高
その他の事業
■ 電子部品事業売上高
120,000
102,556
10,000
2,000
0
112,632
百万円
( 前期比4.7% )
20,000
30,000
0
半導体素子
12/3
13/3
14/3
国内・海外とも娯楽機器関連において、部材リサ
イクルが加速し、昨年度の好調に比べ、減少いた
しました。以上の結果、LCD等の売上高は52億65
百万円
(前期比39.1%減)
となりました。
売上高
29,283
百万円
(前期比10.0% )
国内においては、娯楽機器関連において、部材リ
サイクルが加速し、昨年度の好調に比べ、減少いた
しましたが、海外において、産業機器関連・自動車
電装関連が大幅に伸長いたしました。以上の結果、
その他電子部品の売上高は292億83百万円
(前期比
10.0%増)
となりました。
09
10
SHINKO SHOJI IR REPORT
グローバルネットワーク
世界3極体制 2014
〜各地域からのご報告〜
E U R O P E
Sp ai n
A S I A
N O R T H
A M E R I C A
America
China
電子部品商社として60年以上の歴史を持つ新光商事は、早く
から海外との取引にも注力し、海外の優れた製品を日本へ、ま
Taiwan
た日本の高性能な商品を海外へと送り出す窓口としての役割を
Thailand
Malaysia
S 欧州
ingapore
果たしてきました。近年は、お客様の海外生産シフトに伴って
当社グループも海外への拠点を相次いで開設しており、現地で
の部品組み立てまで手がけるなど、従来の商社の枠組みを超え
た事業活動も拡大しています。
当社グループが欧州、アジア、北米の3極で展開している海
外事業の売上高は年々増加しており、2014年3月期の海外現地
法人売上高は過去最高の564億円に達しました。日系メーカー
への商品供給にとどまらず、現地メーカーとの取引が拡大する
など、当社グループのグローバル事業は新たな成長局面に入っ
ています。世界3極から、グローバルビジネスの最新状況をご
報告いたします。
欧州
欧州販売会社が本格的に稼働、
アジア
サービスを開始
欧州の事業拠点となるのは、2012年2月にスペイン
北米
に設立したノバラックスヨーロッパ。日系の自動車電
装品メーカーへの商品供給を中心に、順調な立ち上が
海外現法売上推移
りを見せています。欧州経済は停滞気味ですが、現地
(億円)
600
常に有望な市場です。当社グループは、日系の自動車
メーカーとの豊富な取引実績を活かし、将来的には現
400
200
0
には有力な完成車メーカーも数多く、中長期的には非
240
247
304
2010
2011
2012
460
2013
564
地企業からの受注も獲得していきたいと考えています。
アジア
活況を呈するアジアビジネス
北米
アジア地域は、新光商事の海外事業の主戦場。中国ではノバラックス
香港と上海の現地法人を始め、深セン、東莞、長沙、広州、大連、天
津、蘇州、武漢、厦門、重慶に販売拠点を構えております。今後も中国
の内需拡大が予想されますので、ローカル企業への拡販も行ない、拠点
拡充を目指して参ります。また、ASEAN地域は、日系顧客の移管によ
り急速に活性化しており、新たな現地法人設立も考えております。
2013年に買収して設立した中国のEMS子会社であるSHINKO ASSEMBLY CHINA(SAC)では、このほど最新の生産ラインや検査設備なども新た
に導入して生産能力を1.5倍に増強しました。現在は、中国・華南地区
を中心に華東地域へ、更に新たな市場として中国東北部へEMS事業の拡
大を図って参ります。また、中国リスクの分散、China+プラス1の考
2014
えからタイへEMS事業を展開しております。更に、アッセンブリ事業の
拡大に向けて、ASEAN各国に協力工場を拡充致します。
欧州
アジア
北米
北米市場の回復により
自動車電装関連は好調に推移
ノバラックスアメリカ
(ジョージア州)を拠点とする
北米事業では、自動車電装関連の受注が伸びています。
日系完成車メーカーが現地生産シフトを一層強化して
いることに加え、完成車メーカーにモジュール部品を
供給している電装品メーカーも現地化を加速していま
す。当社グループは北米の拠点からこうしたお客様へ
の商品供給と関連サービスをさらに強化していくこと
で、北米市場での事業規模を今後も拡大していく方針
です。
11
12
SHINKO SHOJI IR REPORT
詳細な財務情報は、当社IRサイトよりご覧いただけます。
新 光 商 事 IR
検索
クリック!
ひと目でわかる
連結財務諸表
連結貸借対照表
(単位:百万円)
資産の部
前期末(2013 年 3 月 31 日)
負債の部
当期末(2014 年 3 月 31 日)
前期末(2013 年 3 月 31 日)
連 結 キャッシュ・フロー 計 算 書
(単位:百万円)
当期
(2013 年 4 月 1 日~2014 年 3 月 31 日)
当期末(2014 年 3 月 31 日)
現金及び
現金同等物に
係る換算差額
投資活動による
キャッシュ・フロー
1,061
資産合計
79,752
流動資産
資産合計
80,086
負債純資産合計
流動負債
流動負債
79,752
24,934
22,308
固定負債
4,211
純資産
50,312
固定資産
現金及び
営業活動による
現金同等物の
キャッシュ・フロー
期首残高
80,086
22,059
53,566
● 流動資産
これは主に、現金及び預金が69億47百万円、受取手形及び売掛金
が15億6百万円減少したものの、有価証券が69億99百万円、商品及
び製品が6億60百万円、原材料が4億86百万円、未収入金が5億42
百万円増加したこと等により、前期末に比べ4億69百万円増加いた
しました。
6,433
連結損益計算書
(単位:百万円)
前期(2012 年 4 月 1 日~2013 年 3 月 31 日)
売上高
154,233
売上総利益
11,604
営業利益
3,956
当期(2013 年 4 月 1 日~2014 年 3 月 31 日)
売上高
経常利益
140,652
4,264
当期純利益
2,313
売上総利益
11,667
△860
財務のポイント
純資産
固定資産
6,569
△1,075
財務活動による
キャッシュ・フロー
322
現金及び
新規連結に伴う
現金同等物の
現金及び現金同等物の
期末残高
増加額
21,931
固定負債
4,504
流動資産
73,652
73,183
負債純資産合計
423
営業利益
4,075
● 固定資産
これは主に、有形固定資産のその他(純額)が1億69百万円、投資
有価証券が3億1百万円増加したものの、投資その他の資産のその他
が5億37百万円減少したこと等により、前期末に比べ1億35百万円
減少いたしました。
● 流動負債
これは主に、1年内返済予定の長期借入金が5億円、未払法人税等
が3億22百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が33億6百万
円減少したこと等により、前期末に比べ26億26百万円減少いたし
ました。
経常利益
4,088
当期純利益
2,718
● 固定負債
これは主に、繰延税金負債が2億10百万円増加したものの、長期借
入金が5億円減少したこと等により、前期末に比べ2億92百万円減少い
たしました。
● 純資産
これは主に、利益剰余金が20億87百万円、その他有価証券評価差
額金が2億27百万円、為替換算調整勘定が9億28百万円増加したこと
等により、前期末に比べ32億54百万円増加いたしました。この結果、
自己資本比率は66.3%
(前期末は62.5%)
となりました。
● 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果使用した資金は、10億75百万円
(前期63億87百万
円の獲得)
となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が44億
85百万円、売上債権の減少26億54百万円の収入等があったものの、
未収入金の増加3億50百万円、たな卸資産の増加16億79百万円、仕
入債務の減少41億94百万円、法人税等の支払13億41百万円の支出
等があったことによるものです。
● 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果獲得した資金は、10億61百万円
(前期9億31百万
円の使用)
となりました。これは主に定期預金の預入による4億63百万
円の支出等があったものの、定期預金の払戻3億8百万円、事業譲渡
による15億22百万円の収入等があったことによるものです。
● 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、8億60百万円
(前期比41.2%減)
となりました。これは主に短期借入金の実行19億50百万円の収入等
があったものの、短期借入金の約定弁済20億97百万円、配当金の支
払7億11百万円の支出等があったことによるものです。
13
14
SHINKO SHOJI IR REPORT
会社の情報 (2014年3月31日現在)
株式の情報 (2014年3月31日現在)
会社概要
商
事業拠点
本
号 新光商事株式会社
Shinko Shoji Co.,Ltd.
本
社 〒141-8540 東京都品川区大崎1-2-2
アートヴィレッジ大崎セントラルタワー13F
ホームページ http://www.shinko-sj.co.jp/
代表電話番号 TEL. 03-6361-8111
設
資
立 1953年(昭和28年)11月
本
株式の状況
金 95億193万円
従 業 員 数 連結832名 単独302名
営 業 品 目 電子部品、アッセンブリ製品及び電子機器の販売
主要取扱商品 メモリ、マイコン、システムLSI、半導体素子、
社
大
阪
支
店
発行可能株式総数
39,700,000株
広
島
支
店
発行済株式の総数
24,855,283株
株主数
5,165名
立
川
支
店
仙
台
支
店
宇
都
宮
支
店
川崎物流センター
塩尻物流センター
玉
支
店
甲
府
支
店
松
本
支
店
有限会社キタイアンドカンパニー
北
陸
支
店
浜
名
松
古
支
屋
支
コンピュータ周辺機器、レーザ装置他
10.3
MELLON BANK TREATY CLIENTS OMNIBUS
955
4.0
店
北井 暁夫
651
2.7
店
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
630
2.6
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(三井住友信託銀行再信託分・ルネサスエレクトロニクス(株)退職給付信託口)
622
2.6
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
604
2.5
グループ会社
株式会社横浜銀行
571
2.4
CBNY DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO
523
2.2
ノバラックスジャパン株式会社
水上 富美子
480
2.0
NT販売株式会社
UBS AG LONDON A/C IPB
SEGREGATED CLIENT ACCOUNT
432
1.8
(2014年6月24日現在)
北
井
国内連結子会社
主な海外連結子会社
暁
夫
[ 香港 ]
NOVALUX H.K. ELECTRONICS LTD.
楽法洛(上海)貿易有限公司
代表取締役社長
小
川
達
哉
取 締 役 副 社 長
前
野
寿
博
[ シンガポール ]
常
役
佐々木 孝 道
[ 台湾 ]
締
取
締
役
正
木
輝
[ アメリカ ]
取
締
役
稲
葉
淳
一
[ タイ ]
取
締
役
弓
削
文
孝
[ 深セン ]
取
締
役
細
野
克
宏
役
佐
藤
俊
彦
巻
國
男
監
持株数(千株) 議決権比率(%)
2,450
[ 上海 ]
勤
株主名
出入業務並びにこれらに付帯する事業
代表取締役会長
常
当社への出資状況
リ製品及び電子機器の販売、これらに関連する輸
取締役及び監査役
取
個人・その他
新光商事エルエスアイ
デザインセンター株式会社
事 業 内 容 集積回路・半導体素子等の電子部品、アッセンブ
務
株主数別分布状況
大株主(上位10名)
埼
コンデンサ、フェライトコア、カラー液晶、
アッセンブリ製品、一般電子部品、
株式分布状況
査
監
査
役
坂
監
査
役
矢 内 銀次郎
SHINKO(PTE) LTD.
陽耀電子股份有限公司
4,842名 (93.75%)
その他の法人
120名
(2.32%)
外国法人等
143名
(2.77%)
金融機関
32名
(0.62%)
証券会社
27名
(0.52%)
1名
(0.02%)
自己名義株式
所有数別分布状況
個人・その他
8,124,973株 (32.69%)
金融機関
5,641,955株 (22.69%)
外国法人等
6,448,857株 (25.95%)
その他の法人
3,221,027株 (12.96%)
証券会社
自己名義株式
283,740株 (1.14%)
1,134,731株 (4.57%)
(注)1. 大株主(上位10名)は自己名義株式(1,134,731株)を除いて記載しております。
2. 議決権比率は、自己名義株式(1,134,731株)を控除して計算しております。
株価・出来高の推移
株価・出来高の推移
株価(円)
1,000
NOVALUX AMERICA INC.
800
NOVALUX THAILAND CO., LTD.
600
調諧電子科技(深セン)有限公司
400
出来高(万株)
150
100
50
4月
2013年
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2014年
2月
3月
0
株主メモ
ホームページのご案内
事業年度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定時株主総会
毎年6月開催
基準日
定 時 株 主 総 会 毎年3月31日
期 末 配 当 金 毎年3月31日
中 間 配 当 金 毎年9月30日
そのほか必要があるときは、
あらかじめ公告して定めた日
株主名簿管理人
三菱UFJ信託銀行株式会社
同連絡先
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号
TEL.0120-232-711(通話料無料)
特別口座の
口座管理機関
連絡先
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
TEL.0120-782-031(通話料無料)
公告の方法
日本経済新聞に掲載して行う
上場証券取引所
東京証券取引所 市場第一部
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(ご注意)
1. 株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、
原則、口座を開設されている口座管理機関
(証券会社等)で承ることとなっております
ので、口座を開設されている証券会社等にお問い合わせください。
2. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三井住友信託銀行
が口座管理機関となっておりますので、三井住友信託銀行にお問い合わせください。
3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。
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CSRへの取組み
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