各地域間連系設備の運用容量算定結果の公表

各地域間連系設備の運用容量算定結果の公表
平成26年4月7日
一 般 社 団 法 人
電力系統利用協議会
標記については、「電力系統利用協議会ルール
第12章
供給信頼度評価ルール」に
基づき、供給信頼度評価報告書に併せて5月末日までに公表しております。
この度、東日本大震災をきっかけとした電力需給の逼迫が継続している状況を鑑み、
地域間連系設備の運用容量については系統利用者のみならず多方から注目されているため、
平成26年度供給信頼度評価報告書の公表に先行して算定結果を公表させていただきます。
以 上
各地域間連系設備の運用容量算定結果
- 平成26年度 -
平成26年4月
電力系統利用協議会
各地域間連系設備の運用容量算定結果(平成26年度)
地域間連系線名称
北海道本州間連系
設備
潮流向
4月
5月
6月
7月
8月
9月
前半
9月
後半
北海道向
10月
11月
12月
1月
2月
(単位:万kW)
3月
3月
前半
後半
60(①)
東北向
60(①)
東北東京間連系線
注3)
東北向
70(④)
東京向
320(①)
東京中部間連系設備
(新信濃,佐久間,
東清水周波数変換設備)
東京向
120(①)
中部向
120(①)
中部向
250(④)
156(④) 152(④) 158(④) 174(④) 184(④) 172(④) 154(④) 151(④) 156(④) 175(④) 196(④) 182(④) 172(④) 162(④)
<182(④)> <169(④)> <179(④)> <201(④)> <201(④)> <203(④)> <179(④)> <171(④)> <176(④)> <200(④)> <225(④)> <198(④)> <194(④)> <180(④)>
中部関西間連系線
中部北陸間連系
設備
北陸関西間連系線
注1)
関西中国間連系線
関西四国間連系線
中国四国間連系線
関西向
65(④)
300(①)
335(①)
70(④)
335(①)
65(④)
495(①)
455(②)
70(④)
365(②)
北陸向
30(①)
中部向
30(①)
北陸向
130(④)
関西向
160(②)
関西向
中国向 注2)
380(②)
400(③)
380(②)
445(②)
75(④)
435(②)
80(④)
455(①)
435(①)
410(③)
70(④)
385(②)
380(②)
270(①)
関西向
140(①)
四国向
140(①)
中国向
80(④)
注4)
120(①)
24(④)
120(①)
<27(④)> 注4)
219(④) 211(④) 218(④) 241(④) 259(④) 248(④) 220(④) 211(④) 158(④) 248(④) 271(④) 262(④) 251(④) 238(④)
<252(④)> <239(④)> <250(④)> <278(①)> <278(①)> <278(①)> <259(④)> <243(④)> 注4) <278(①)> <278(①)> <278(①)> <278(①)> <264(④)>
45(④)
56(④)
52(④)
51(④)
48(④)
45(④)
44(④)
46(④)
52(④)
55(④)
52(④)
46(④)
44(④) <51(④)> 51(④)
<51(④)> <49(④)> <51(④)> <58(④)> <62(④)> <59(④)> <52(④)> <49(④)> 注4) <57(④)> <62(④)> <57(④)> <55(④)> <52(④)>
四国向
中国向
中国九州間連系線
九州向
9月前半:9/1~9/15,9月後半:9/16~9/30 3月前半:3/1~3/15,3月後半:3/16~3/31
運用容量は,当協議会ルールで定める平日昼間帯(8~22時)の運用容量を示す。なお,< >は平日昼間帯(8~20時)を示す。
( )内の数字は,運用容量決定要因(①熱容量,②系統安定度,③電圧安定性,④周波数維持)を示す。
注1)北陸関西間連系線等の故障時に中部北陸間連系設備に流れている潮流が北陸関西間連系線に回り込むことを考慮のうえ,運用容量を算出する。
注2)関西中国間連系線の潮流は,中国向きとなる現実性が低いため,少なくとも1ルートの熱容量が最も小さい西播東岡山線の1回線熱容量限度相当で系統安定度,
電圧安定性に問題ないことを確認した。このため,算出した運用容量は技術的限度を示したものではない。
注3)本報告書は運用容量最小値を記載している。系統情報サービスでは空容量最小時の運用容量を記載しているため,本報告書の値と異なる場合がある。
注4)当該月は関連流通設備の1ヶ月連続作業のため,作業時の運用容量を示す。
全国系統の概念図および平成26年度(8月平日昼間帯)における運用容量算定結果
北海道エリア
・運用容量とは、当該地域間連系設備において安定的に送電できる上限であり、すでに送電している分が含まれるため、
応援融通可能量ではない。
・運用容量は、当協議会ルールで定める平日昼間帯(8~22時)の値を示す。
・各エリア内数値は、平成25年度8月最大需要電力実績(H1)を表す。
・【 】内の数値は、地域間連系設備(全設備健全時)の熱容量を表す。
中国九州間連系線
【556万kW】
→ 259万kW
← 55万kW
北陸関西間連系線
【556万kW】
↑ 130万kW
↓ 160万kW
関西中国間連系線
【1,666万kW】
→ 400万kW
← 270万kW
1,126万kW
九州エリア
中国四国間連系線
【240万kW】
↑ 120万kW
↓ 120万kW
北海道本州間連系設備
【60万kW】
↑ 60万kW
↓ 60万kW
東北エリア
北陸エリア
1,334万kW
527万kW
中部北陸間連系設備
【30万kW】
↑ 30万kW
↓ 30万kW
中国エリア
1,647万kW
454万kW
関西エリア
2,923万kW
中部エリア
2,668万kW
四国エリア
新信濃FC
東京エリア
佐久間FC
551万kW
沖縄エリア
(-)
東北東京間連系線
【1,262万kW】
↑ 65万kW
↓ 495万kW
関西四国間連系線
【140万kW】
→140万kW
←140万kW
中部関西間連系線
【556万kW】
→ 250万kW
← 184万kW
東清水FC
東京中部間連系設備
【120万kW】
→ 120万kW
← 120万kW
5,436万kW