Rapid Recovery 6.1 Microsoft Azure 用レプリケーションターゲット

Dell Data Protection | Rapid Recovery™ 6.1
Microsoft Azure 用レプリケーションターゲットセットアップガイド
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Dell、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使用されているその他すべての商標および名
称は、各社の商標である場合があります。 Microsoft、Azure、Windows、Windows PowerShell、および Windows Server は、米国およびその他の国
における Microsoft Corporation の登録商標または商標です。
凡例
注意: 注意アイコンは、指示に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失を招く可能性があることを示します。
警告: 警告アイコンは、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
重要、メモ、ヒント、モバイル、またはビデオ: 情報アイコンは、サポート情報を示します。
2016 - 12
バージョン - 6.1
Rev. A00
目次
1 Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットの概要..................................................... 4
本書について.....................................................................................................................................................................4
Microsoft Azure での操作................................................................................................................................................5
Azure インタフェースの免責事項.......................................................................................................................... 5
レプリケーションターゲット用の Azure 仮想マシンの作成について...........................................................5
Microsoft Azure のマニュアル................................................................................................................................. 6
Azure アカウントからの仮想マシンへのアクセス................................................................................................... 7
Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM のデスクトップの探索.........................................................8
2 AppAssure 5.4.3 レプリケーションターゲットからのアップグレード........................................................10
リポジトリのアーカイブ.............................................................................................................................................. 10
Azure VM でのターゲット Core のアップグレード................................................................................................. 11
Azure VM での設定スクリプトのアップデート........................................................................................................11
Azure VM でのアップデート済み設定スクリプトの実行...................................................................................... 12
他のターゲット Core のアップグレード................................................................................................................... 12
Azure VM にレプリケートするソース Core のアップグレード............................................................................13
3 レプリケーションターゲット VM のセットアップ...................................................................................... 14
Azure VM へのストレージの追加................................................................................................................................ 14
VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行........................................................................................... 16
Internet Explorer で互換表示を無効にする................................................................................................................ 16
4 ライセンスについて.....................................................................................................................................18
Rapid Recovery ライセンスについて.......................................................................................................................... 18
デルの営業担当へのお問い合わせ........................................................................................................................19
ライセンスの詳細について.................................................................................................................................... 19
Rapid Recovery ライセンスのアクティブ化..............................................................................................................19
付録 A: ターゲット Core へのデータのシーディングに関する考慮事項.........................................................21
Microsoft Azure Import/Export サービスを使用した Azure へのデータのシーディング................................ 22
デルについて..................................................................................................................................................23
デルへのお問い合わせ..................................................................................................................................................23
テクニカルサポート:..................................................................................................................................................23
目次
3
1
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケー
ションターゲットの概要
『Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットセットアップガイド』へようこそ。
このガイドの内容を理解し、どのように構成されているのかを確認するには、「本書について」を参照してください。
この概要には以下のトピックが含まれます。
トピック:
•
本書について
•
Microsoft Azure での操作
•
Azure アカウントからの仮想マシンへのアクセス
•
Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM のデスクトップの探索
本書について
この文書は、オンプレミスのバックアップを Rapid Recovery バージョン 6.x Core からクラウドにレプリケートする必要がある
MicrosoftRapid Recovery Azure™ のユーザー向けです。簡素化するため、Microsoft のクラウドコンピューティングプラットフォー
ムである Azure で提供されるセキュリティおよび冗長性の利点を活用しています。
この文書では以下を前提としています。
•
Rapid Recovery Core 6.x ユーザーであること。
この文書では、ユーザーの企業のバックアップ、レプリケーション、およびリカバリソリューションに Rapid Recovery Core 6.x
ソフトウェアを使用すること(または使用予定であること)を前提としています。
DellRapid Recovery の詳細については、「http://software.dell.com/products/rapid-recovery/」を参照してください。
•
Microsoft Azure のサブスクリプションを取得していること。
Azure クラウドプラットフォームの詳細、またはサインアップの詳細については、「http://azure.microsoft.com/en-us/」を参照
してください。
•
レプリケーションターゲットとして使用する VM を Azure で作成している(または作成する予定である)こと。
Azure Marketplace ギャラリーから、事前に設定されている仮想マシンを選択してアカウントに追加できます。それには、Rapid
Recovery Replication Target VM in Azure を検索します。この VM を Azure アカウントに前提条件として追加します。
詳細については、「レプリケーションターゲット用の Azure 仮想マシンの作成について」を参照してください。
•
Microsoft Azure の使用方法を知っていること。
Microsoft では Azure の使用に関する数多くのマニュアルを用意しており、それらはドキュメントセンターで利用することがで
きます。詳細については、「Microsoft Azure のマニュアル」を参照してください。
•
空のディスクを Azure VM に接続する方法を知っていること。
ソース Core からレプリケートする VM のセットアップの一部として、レプリケーションターゲット VM に関連付けられている
Azure アカウント専用のストレージが必要です。詳細については、「Azure VM へのストレージの追加」を参照してください。
4
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットの概要
このセットアップガイドは次の項で構成されています。
•
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットの概要。本項には Azure レプリケーションターゲットに関する
概念的な情報が含まれています。これには、Microsoft Azure プラットフォームで行う必要のある必須タスクへのリンクと、リ
ソースへのリンクが含まれています。また、作成した VM へのアクセス方法と、新しく作成されたレプリケーションターゲッ
ト VM のデスクトップについて説明しています。
•
AppAssure 5.4.3 レプリケーションターゲットからのアップグレード。Azure レプリケーションターゲット仮想マシン(VM)を
AppAssure 5.4.3 から Rapid Recovery 6.x にアップグレードする場合は、本項に記載されている特別な考慮事項を参照してくださ
い。アップグレードしない場合、本項は省略してください。
•
レプリケーションターゲット VM のセットアップ。セットアップはシンプルかつ迅速に行われ、すべての手順は 30 分未満で完
了します。本項では、新規またはアップデートされたレプリケーションターゲットを Azure でセットアップする方法について説
明します。また、ストレージボリュームの追加、同梱されている設定ユーティリティの実行、および Internet Explorer での互換
表示を無効にする方法ついての手順も含まれています。
•
ライセンスについて。Azure VM に Core を設定した後に、ソフトウェアライセンスを登録する必要があります。本項には Rapid
Recovery ライセンスの詳細、ライセンスをアクティブにする方法、関連マニュアルおよびリソースへの参照が含まれています。
•
ターゲット Core へのデータのシーディングに関する考慮事項。この付録では、ソース Core からレプリケートされた Core にデ
ータをシーディングするプロセスについて説明します。Azure のレプリケーションターゲットに固有の手順について説明し、レ
プリケーションに関するその他の内容を参照します。
Microsoft Azure での操作
Microsoft® Azure™ は、サブスクリプションベースのクラウドコンピューティングプラットフォームです。次の情報が Dell Rapid
Recovery のお客様に提供され、容易に弊社の製品で Azure を使用できるようになります。
関連するリンク
Azure インタフェースの免責事項
レプリケーションターゲット用の Azure 仮想マシンの作成について
Microsoft Azure のマニュアル
Azure インタフェースの免責事項
Microsoft® Azure™ のインタフェースは変更される可能性があります。
この文書に記載された、Azure で必要となる手順に関する情報は、公開日時点で最新の情報です。この情報は、Azure を使用する際
の前提条件とともに、お客様をサポートするためのサービスとして提供されます。
ただし、Azure に関する操作を行う場合は、Azure 固有のステップに注意してください。URL だけではなく Azure のインタフェース
にも、常時変更が加えられる可能性があります。このような変更は弊社では予期することができません。
Azure のアカウントに関する手順の実行に問題が生じた場合は、Microsoft Azure の担当者にアドバイスを求めてください。
レプリケーションターゲット用の Azure 仮想マシンの作成に
ついて
Azure をオンプレミス Core のレプリケーションターゲットとして使用するには、まず Azure アカウントで、事前に設定された VM
を作成する必要があります。それには、Azure アカウントにログインして、Azure Marketplace で Rapid Recovery Replication Target
VM in Azure 製品を検索します。その製品を選択して、Azure アカウントで VM を作成します。このプロセスでは、仮想マシンとス
トレージのプロビジョニングに Azure Resource Manager を使用します。
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションタ
ーゲットの概要
5
メモ: Azure のインタフェースは変動する場合があるため、Azure Marketplace で VM を作成する特定の手順については本書に
記載されていません。この VM を作成する手順(出版日時点で最新)については、Dell Data Protection | Rapid Recovery の
Knowledge Base 記事 197356「How to Create a virtual machine to use for Rapid Recovery Replication Target VM in Azure」
(Azure 内で Rapid Recovery Replication Target VM 用に使用する仮想マシンの作成方法)を参照してください。Azure
Marketplace からの VM 購入でサポートが必要な場合は、Azure マニュアルを参照するか、または Azure テクニカルサポートに
お問い合わせください。
Azure クラウドで Rapid Recovery Core のレプリケーション用に作成する VM は、特定の属性を用いて事前設定されます。たとえ
ば、次のとおりです。
Azure Marketplace からこの製品を選択する際に作成される VM には、本書で頻繁に参照されるデスクトップのショートカット
と設定スクリプトが含まれています。
•
詳細については、「Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM のデスクトップの探索」を参照してください。
•
Rapid Recoveryore には、VM のデフォルト OS である Windows Server 2012 R2 などの堅牢な Microsoft Windows® サーバが必要
です。
•
設計上、特定のポート(8006、8007、8009、80、81)は、レプリケーションやライセンス管理などの必要なネットワーク操作
のために VM で開かれています。
•
Azure にはアプリケーションをサポートする特定の設定が用意されています。この設定には、特定のプロセッサ数、RAM、ディ
スクサイズなどが含まれます。Azure VM へのレプリケーションに推奨される最小設定は D3 です。ほとんどの企業では、レプ
リケーションのニーズに D3、D4 および D14 を使用します。より多くのリソースを有する VM 設定を使用するに越したことはあ
りません。
Azure の設定と価格の詳細については、Azure ウェブサイトの「Virtual Machines の価格」ページを参照してください。Microsoft ウ
ェブサイトのその他の有用なリファレンスへのリンクについては、Microsoft Azure のマニュアル を参照してください。
このセットアップガイドの以前のエディションでは、既存の Microsoft Azure VM を設定して AppAssure 5.4.3 Core のレプリケーシ
ョンターゲットとして使用する方法について説明しています。該当するエディションやその他の AppAssure のマニュアルについて
は、「https://support.software.dell.com/appassure/5.4.3/release-notes-guides」を参照してください。
Microsoft Azure のマニュアル
Microsoft では Azure の使用に関する数多くのマニュアルを用意しており、それらはドキュメントセンターで利用することができま
す。
Azure アカウントの作成、Rapid Recovery または AppAssure Core で使用するための VM のスピンアップ、ストレージアカウントの
追加などの詳細については、「https://azure.microsoft.com/en-us/documentation」で Microsoft のマニュアルを参照してください。
たとえば、Windows VM のプロビジョニングや管理の詳細については、
「https://azure.microsoft.com/en-us/documentation/services/
virtual-machines/windows/」を参照してください。
Azure の使用に関するオンラインビデオは、「http://azure.microsoft.com/en-us/get-started/」を参照してください。
メモ: Azure ウェブサイトでは、ウェブアドレスの言語と国コードを使用してコンテンツの表示に反映されます。たとえば、
https://azure.microsoft.com/[国コード]/[宛先]/ などです。
本書全体で使用する Azure の URL には、米国における英語の国コードが含まれます。その他の言語の場合、お使いのコンピュ
ータの設定および Microsoft から提供されているコンテンツによって、これらのコードに基づく URL は異なる場合があります。
関連する Microsoft リンク
Microsoft のウェブサイトにある関連記事の一部は次のとおりです。
•
Azure ログインページ(米国)
•
Microsoft Azure ホームページ
6
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットの概要
•
Microsoft ドキュメントセンター
•
Windows Virtual Machines のドキュメント
•
ビデオ:Azure を使ってみる
•
Azure 仮想マシンの価格
•
地域別の Azure サービス
•
Azure ストレージアカウントについて
•
Azure ストレージアカウントの作成
•
Azure ポータルで Windows VM にデータディスクを接続する方法
•
Microsoft Azure Import/Export サービスを使用した Blob Storage へのデータの転送
•
Import/Export の料金
•
Storage: Import/Export Hard Disk Drives to Windows Azure(ストレージ: Windows Azure へのハードディスクドライブのインポ
ート / エクスポート)(ブログ投稿)
Azure アカウントからの仮想マシンへのアクセス
前提条件
この手順では、Microsoft Azure アカウントがあり、Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM がすでに Azure アカウントに
作成されていることを前提としています。
Azure ログインには JavaScript が必要です。JavaScript を有効にするか、必要に応じてブラウザのセキュリティ設定を調整しなけれ
ばならない場合があります。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
必要に応じて、新しくプロビジョニングされた VM の互換表示を Internet Explorer ウェブブラウザの設定で無効にすることもできま
す。詳細については、「Internet Explorer で互換表示を無効にする」を参照してください。
Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM にアクセスするには、次の手順に従います。
手順
1
次のステップで説明するとおり、Azure アカウントにログインします。
メモ: Azure にログインする正確な手順、URL、ユーザーインタフェースは変更される場合がありますが、この手順の主な
目的は Microsoft アカウントにログインし、Azure アカウントを表示することです。
a
ウェブブラウザから Azure ログイン URL を入力します。
このウェブアドレスの形式は、https://azure.microsoft.com/[国コード]/account/ です。
たとえば、米国の場合、「https://azure.microsoft.com/en-us/account/」に移動します。
b
c
d
e
2
Azure アカウントの管理 ページが表示されます。
Azure ポータル をクリックします。
Microsoft Azure ログインページにリダイレクトされます。
ユーザー名のテキストボックスに、Microsoft アカウントに関連付けられているメールアドレスまたは電話番号を入力し
ます。
パスワードのフィールドに Microsoft パスワードを入力します。
サインイン をクリックします。
Azure.com で追加のストレージの使用を許可するように求めるメッセージが表示される場合は、はい を選択します。
初期 Azure VM にはオペレーティングシステムに十分な空き容量のみがあります。このプロンプトを確定すると、VM のストレ
ージを拡張できます。たとえば、VM でスクリプトを実行して、ソース Core からレプリケートされたリカバリポイントを保存
するストレージの場所としてリポジトリを作成するなど、Rapid Recovery Core を設定できます。
3
Azure ダッシュボードの左側のナビゲーションメニューで、
4
仮想マシンのリストで、Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM の名前をクリックします。
仮想マシン をクリックし、仮想マシン ページを開きます。
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションタ
ーゲットの概要
7
5
選択した VM の詳細ペインで、パブリックインターネットプロトコル(IP)アドレスまたはドメインネームシステム(DNS)
名のラベルをメモします。
たとえば、ReplicationVM1.cloudapp.net などです。
6
VM を新しいブラウザウィンドウで開くには、ブラウザの場所フィールドに URL を https://<IP or DNS>:8006(<IP or DNS> パ
ラメーターは Azure アカウントに表示される IP アドレスまたは DNS 名、8006 はポート番号)の形式で入力します。
前述の例を使用する場合、VM の URL は https://ReplicationVM1.cloudapp.net:8006 になります。
レプリケーションターゲット VM が表示されます。
7
Windows セキュリティのプロンプトが表示される場合は、適切な証明書を選択してウェブサイトに進みます。
Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM の
デスクトップの探索
このタスクについて
このトピックでは、セットアップ前後に Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM に表示される項目について説明します。
手順
1
Server Manager ウィンドウの右上にある X をクリックして Server Manager を閉じます。
Rapid Recovery 仮想マシンは、Windows Server 2012 R2 オペレーティングシステムを使用します。この OS を使用する仮想マシ
ンまたは物理マシンが起動するたびに、Windows で Server Manager ユーティリティが開きます。
2
Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットの設定 ショートカットがデスクトップにあることを確認します。
このショートカットをダブルクリックし、Core を設定または Core の仮想ディスクをフォーマットするスクリプトを起動しま
す。起動する前に、まず Azure アカウントで適切なストレージを選択する必要があります。詳細については、「Azure VM への
ストレージの追加」を参照してください。
設定スクリプトの実行の詳細については、「VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行」を参照してください。
メモ: Azure Marketplace からストレージを追加してスクリプトを実行する前に VM に接続する場合は、仮想ディスクが自動
的に Rapid Recovery リポジトリの格納先として設定されます。また、追加ストレージを接続するときはいつでもスクリプ
トを再度実行してディスクをフォーマットし、リポジトリのストレージ場所として追加できます。
3
Dell Rapid Recovery ライセンスポータル ショートカットがデスクトップ上にあることを確認します。
このショートカットをダブルクリックすると、ウェブブラウザで Dell Data Protection | Rapid Recovery ライセンスポータルが開
き、ここで Rapid Recovery ライセンスを管理することができます。各 Core がライセンスポータルに登録されている必要があ
ります。
このライセンスポータルは以前、DellAppAssure ライセンスポータルと呼ばれていました。AppAssure で使用したライセンスポ
ータルアカウントがすでにある場合は、そのアカウント情報を使用します。以前のライセンスポータルユーザーは Rapid
Recovery 用に新しいアカウントを登録する必要はありません。
ライセンスに関する情報については、
『Rapid Recovery License Portal 6.0.1 User Guide』
(Rapid Recovery ライセンスポータル 6.0.1
ユーザーガイド)を参照してください。
4
Dell Software サポート のショートカットがあることを確認します。このショートカットをダブルクリックして、Dell サポート
サイトで技術製品のマニュアルを表示します。
サポートポータルには、問題を自主的にすばやく解決するために使用できるセルフヘルプツールがあり、24 時間 365 日ご利用
いただけます。また、サポートポータルでは、オンライン上のサービスリクエストシステムを介して製品サポートエンジニア
に直接アクセスできます。
5
Rapid Recovery 30-day trial key.lic ファイルがデスクトップにあることを確認します。
このファイルは Rapid Recovery Core の 30 日間の一時ライセンスです。このライセンスファイルは、Core の初回起動時にイン
ポートできます。ライセンスの詳細については、
「ライセンスについて」を参照してください。ライセンスをアクティブにする
手順については、「Rapid Recovery ライセンスのアクティブ化」を参照してください。
6
Rapid Recovery のマニュアル のショートカットがあることを確認します。このショートカットをダブルクリックして、Dell サ
ポートサイトで技術製品のマニュアルを表示します。
8
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットの概要
Dell Rapid Recovery 製品のマニュアルは、デルサポートポータル(「https://support.software.dell.com/rapid-recovery/6.1.0/
release-notes-guides」)でホストされています。
7
設定スクリプトの初回実行後に Core Console ショートカットがデスクトップに表示されます。
このショートカットをダブルクリックすると Rapid Recovery Core Console が開きます。設定した Rapid Recovery Core をレプ
リケーションターゲットとして使用できます。この Azure VM を宛先またはターゲット Core として使用し、Rapid Recovery ソ
ース Core からレプリケートされたマシンをホストします。
Core Console を初めて開くときは、ライセンスキーを関連付けるよう促すメッセージが表示されます。一時キーをデスクトッ
プで使用することも、Dell から永久ライセンスを取得して、その情報を入力することもできます。
次の手順
•
Azure VM は自己管理ターゲット Core と見なされます。レプリケーションターゲットの設定など、Rapid Recovery バージョン
6.1.x の使用に関する詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data Protection | Rapid Recovery
ユーザーガイド)の、特にトピック「Replicating to a self-managed target core」
(自己管理ターゲットコアへのレプリケート)を
参照してください。
•
ライセンスに関する情報については、
『Rapid Recovery License Portal 6.0.1 User Guide』
(Rapid Recovery ライセンスポータル 6.0.1
ユーザーガイド)を参照してください。
Microsoft Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションタ
ーゲットの概要
9
2
AppAssure 5.4.3 レプリケーションターゲットか
らのアップグレード
このトピックは、DellAppAssure バージョン 5.4.3 の Microsoft Azure 用レプリケーションターゲットのユーザーにのみ適用されま
す。Azure VM を AppAssure バージョン 5.4.3 から Rapid Recovery 6.x にアップグレードしない場合は、トピック「レプリケーショ
ンターゲット VM のセットアップ」に進んでください。
注意: AppAssure バージョン 5.4.3 は、次の言語にローカライズされています。中国語(簡体字)、フランス語、韓国語、ドイツ
語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、およびスペイン語(国際)。
Core Console および PowerShell モジュールを含む Rapid Recovery リリース 6.0.1 は、英語でのみ提供されています。他の言語
で 5.4.3 Core を実行している場合、直接 Rapid Recovery リリース 6.0.2 または 6.1.x にアップグレードすることをお勧めします。
これらのリリースは、(英語以外に)同じく 7 種類の言語にローカライズされています。
注意: AppAssure 5.4.3 Core のレプリケーションターゲットである VM が Azure 上にある場合に、オンプレミス Core を Rapid
Recovery 6.x にアップグレードするには、ソース Core より先にターゲット Core をアップグレードする必要があります。
トピック:
•
リポジトリのアーカイブ
•
Azure VM でのターゲット Core のアップグレード
•
Azure VM での設定スクリプトのアップデート
•
Azure VM でのアップデート済み設定スクリプトの実行
•
他のターゲット Core のアップグレード
•
Azure VM にレプリケートするソース Core のアップグレード
リポジトリのアーカイブ
ターゲット Core のリポジトリをアーカイブする際は、次の点を考慮してください。
メモ: このトピックでは AppAssure バージョン 5.4.3 Core のアップデートについて説明するため、最初の参照先はリリース
5.4.3 の『Dell AppAssure User Guide』(Dell AppAssur ユーザーガイド、リビジョン B)にリンクしています。
•
時間やリソースの制約があるためにアーカイブしないことを選択するユーザーもいますが、デルではアーカイブすることをベス
トプラクティスとして推奨しています。
•
また、Azure のデータストアにアーカイブすることをお勧めします。ただし、他の任意の場所にアーカイブすることもできま
す。
•
Azure から別のソースにデータを送信すると、Microsoft から料金が請求されることに注意してください。
•
アーカイブの詳細な手順については、
『Dell AppAssure User Guide』
(Dell AppAssur ユーザーガイド)の「Creating an archive」
(ア
ーカイブの作成)を参照してください。これらの手順に従う際は、以下の点にご注意ください。
•
1 回限りのアーカイブはこのような場合に適切です。
•
Azure アカウントにアーカイブするには、Azure アカウントを Core に接続するための資格情報を追加する必要があります。
AppAssure Core バージョン 5.4.3 でこの作業を実行する場合の詳細については、「Adding a cloud account」(クラウドアカウ
ントの追加)を参照してください。
•
10
Azure クラウドアカウントを追加した後、Core Console でアーカイブする場所を選択する際に、クラウド オプションを選択
します。
AppAssure 5.4.3 レプリケーションターゲットからのアップグレード
•
•
1 回限りのアーカイブのオプションを定義する場合、Microsoft Azure のクラウドアーカイブは自動的に 200 GB のセグメント
に分割されることに注意してください。
•
最良の結果を得るには、アーカイブに リカバリポイントチェーンを構築する(孤立の修復) オプションを選択します。
AppAssure Core バージョン 5.4.3 でのアーカイブの詳細については、『Dell AppAssure User Guide』(Dell AppAssur ユーザーガイ
(保持とアーカイブ)、
「Understanding archives」
(アーカイブについて)、および「Creating
ド)で、特に「Retention and archiving」
an archive」(アーカイブの作成)のトピックを参照してください。
Azure VM でのターゲット Core のアップグレード
前提条件
Dell Data Protection | Rapid Recovery ライセンスポータル Core インストーラをダウンロードするには、Rapid Recovery の資格情報が
必要です。
このタスクについて
ターゲット Core をアップグレードする一般的な手順は、次のとおりです。
Core インストールのアップグレードの詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery Installation and Upgrade Guide』(Dell
Data Protection | Rapid Recovery インストールおよびアップグレードガイド)を参照してください。
手順
1
お使いの Azure VM から、ライセンスポータルの https://licenseportal.com にログインし、ダウンロード ページに移動して
ください。
2
Windows ベースのアプリケーション領域の ダウンロード ページで、テーブル内を Core インストーラ とラベル表示された行ま
で下にスクロールします。末尾の列にある ダウンロード をクリックします。
メモ: Core ウェブインストーラは使用しないでください。
実行可能 Core インストーラファイルが指定した場所にダウンロードされます。
3
Core インストーラを右クリックし、管理者として実行 を選択します。
Azure VM での設定スクリプトのアップデート
前提条件
AppAssure 6.x にアップデートする Azure VM には、Rapid Recovery バージョン 5.4.3 Core が必要です。
このタスクでは、元の設定スクリプトがデスクトップ上に存在している必要があります。設定スクリプトを移動した場合は、この
手順を実行する前にデスクトップに戻します。
この手順で使用するアップデータスクリプトをダウンロードするには、Dell Data Protection | Rapid Recovery ライセンスポータルの
資格情報が必要です。
このタスクについて
AppAssure 5.4.3 Core で使用する Azure レプリケーションターゲット VM がすでにある場合は、この手順を使用して設定スクリプト
を更新することができます。それ以降は、設定スクリプトを実行すると Rapid Recovery 6.x Core がインストールされ、Core 上の
DVM リポジトリのストレージ場所として VM に接続されているすべてのディスクが設定されます。
手順
1
お使いの Azure VM から、ライセンスポータルの https://licenseportal.com にログインし、ダウンロード ページに移動して
ください。
2
Windows ベースのアプリケーション領域の ダウンロード ページで、Azure レプリケーションターゲット設定ユーティリティア
ップデータ とラベル表示されたテーブルの行まで下にスクロールします。末尾の列にある ダウンロード をクリックします。
RR_Azure_Rep_TGT_Config_Util_Updater.zip という名前の圧縮ファイルが、指定した場所にダウンロードされます。
3
圧縮されたアップデートユーティリティファイルを右クリックして すべてを解凍 を選択し、既定値を使用して 解凍 をクリッ
クします。
AppAssure 5.4.3 レプリケーションターゲットからのア
ップグレード
11
解凍されたフォルダ RR_Azure_Rep_TGT_Config_Util_Updater が、デスクトップに保存されます。フォルダ内に、実行可能フ
ァイル(RR_Azure_Rep_TGT_Config_Util_Updater.exe)が表示されます。
4
実行可能ユーティリティファイルを右クリックして、管理者として実行 を選択します。
5
WinRAR 自己解凍アーカイブ ダイアログボックスで、デフォルトの格納先フォルダ(通常は C:\Program Files\AppRecovery
\Core\PowerShellScripts\VM_FTBU)をそのままにし、既定値を使用して インストール をクリックします。
6
既存のファイルを置換するように促すプロンプトが表示される場合は、表示されるプロセスに従ってすべてのファイルの置換
を確定します。
Windows PowerShell® スクリプトが開始されます。スクリプトを実行すると、複数のウィンドウが表示される可能性がありま
す。
7
実行ポリシーの変更を許可するように促すプロンプトが表示される場合は、表示されるプロセスに従って変更を確定します。
ウィンドウが閉じ、スクリプトの実行が完了します。
これで、Azure VM デスクトップ上の設定スクリプト内のパラメーターが、適切な値を使用するように更新されました。
Rapid Recovery Core の 30 日間のライセンスキーがデスクトップ上に表示されます。
8
必要に応じて、開いている不要なウィンドウを閉じます。
9
必要に応じて、2 つのキーを混同しないように以前のライセンスキーを移動またはアーカイブします。
次の手順
Core の初回開始時に新しいライセンスキーを使用します。Core の使用を継続する場合は、長期的なライセンスを取得する必要があ
ります。ライセンスの詳細については、
「ライセンスについて」を参照してください。ライセンスをアクティブにする手順について
は、「Rapid Recovery ライセンスのアクティブ化」を参照してください。
Azure VM でのアップデート済み設定スクリプトの実
行
アップデートスクリプトの実行後、設定スクリプトを実行して Core の設定をアップデートできます。追加ストレージを Azure VM
に接続した後に、アップデート済みの設定スクリプトを実行することもできます。これにより、DVM リポジトリ内の別のストレー
ジ場所としてストレージボリュームが追加されます。
詳細については、「VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行」のトピックを参照してください。
他のターゲット Core のアップグレード
ベストプラクティスは、ソース Core をアップグレードする前にすべてのターゲット Core をアップグレードすることです。
Azure VM ターゲット以外のターゲット Core がある場合、ソース Core をアップデートする前にこれらの Core をアップデートしま
す。
Core ソフトウェアのアップグレードの詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery Installation and Upgrade Guide』(Dell
Data Protection |Rapid Recovery のインストールおよびアップグレードガイド)の親トピック「Upgrading to Rapid Recovery」
(Rapid
Recovery へのアップグレード)と、そのすべてのサブトピックを参照してください。
レプリケーション使用時のアップグレードなど、アップグレードに関するベストプラクティスの詳細については、『Dell Data
Protection | Rapid Recovery Installation and Upgrade Guide』(Dell Data Protection | Rapid Recovery インストールおよびアップグレー
(アップグレードの考慮事項)を参照してください。
ドガイド)のトピック「Upgrading factors to consider」
12
AppAssure 5.4.3 レプリケーションターゲットからのアップグレード
Azure VM にレプリケートするソース Core のアップ
グレード
ベストプラクティスは、ソース Core をアップグレードする前にすべてのターゲット Core をアップグレードすることです。ベスト
プラクティスの詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery Installation and Upgrade Guide』(Dell Data Protection | Rapid
(アップグレードの考慮事項)を
Recovery インストールおよびアップグレードガイド)のトピック「Upgrading factors to consider」
参照してください。
Azure VM でターゲット Core をアップグレードした後で、Azure にレプリケートするソース Core をアップグレードすることができ
ます。
Core ソフトウェアのアップグレードの詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery Installation and Upgrade Guide』(Dell
Data Protection |Rapid Recovery のインストールおよびアップグレードガイド)の親トピック「Upgrading to Rapid Recovery」
(Rapid
Recovery へのアップグレード)と、そのすべてのサブトピックを参照してください。
AppAssure 5.4.3 レプリケーションターゲットからのア
ップグレード
13
3
レプリケーションターゲット VM のセットアッ
プ
Azure でレプリケーションターゲットの仮想マシンをセットアップするには、次のタスクを行います。
トピック:
•
•
•
Azure VM へのストレージの追加
VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行
Internet Explorer で互換表示を無効にする
Azure VM へのストレージの追加
前提条件
この手順では、Microsoft Azure アカウントがあり、Rapid Recovery レプリケーションターゲット VM がすでに Azure アカウントに
作成されていることを前提としています。
このタスクについて
Azure Marketplace から仮想マシンを作成すると、オペレーティングシステムに予約されているメモリの容量のみが VM に含まれま
す。Azure アカウントから、追加のデータディスクを少なくとも 1 つ、レプリケーションターゲット VM に接続する必要がありま
す。
注意: 任意の 1 枚のディスクに対して現在 Marketplace から購入可能な最大ストレージサイズは 1,023 GB(便宜上、本書では 1
TB とします)です。Rapid Recovery レプリケーションターゲットで作業する場合に最良の結果を得るためには、1 TB 単位でス
トレージディスクを追加することをお勧めします。レプリケートされたターゲット Core にさらに大きな容量のストレージが
必要な場合は、追加の 1 TB ディスクを Azure VM に接続できます。
Rapid Recovery レプリケーションターゲットをセットアップする前、またはセットアップ後の任意の時点で、Azure VM にストレー
ジを追加できます。簡潔にするために、デルではストレージを先に追加することを推奨しています。設定スクリプトを使用してレ
プリケーションターゲット Core を設定する前にストレージを追加すると、リポジトリのストレージ場所としてリポジトリが自動的
に定義されます。
Core が設定された後にストレージを VM に接続する場合は、設定スクリプトを再実行してそのストレージを自動的にリポジトリに
関連付けることができます。また、VM の Core Console GUI から既存の Rapid Recovery DVM リポジトリに新しいストレージの場所
を追加することもできます。詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data Protection | Rapid
Recovery ユーザーガイド)のトピック「Adding a storage location to an existing repository」(既存リポジトリへのストレージ場所の
追加)を参照してください。
メモ: Azure VM にストレージを追加する正確な手順やユーザーインタフェースは変動する可能性がありますが、この手順の主
な目的はレプリケーションターゲット VM にデータディスクを少なくとも 1 つ接続することです。Azure ドキュメントセンタ
ーで関連記事を検索することもできます。たとえば、
「Azure ポータルで Windows VM にデータディスクを接続する方法」を参
照してください。
Azure アカウントで以下の手順を実行し、ストレージをレプリケーションターゲット VM に接続します。
手順
1
Azure VM にログインします。
2
14
Azure ダッシュボードの左側のナビゲーションメニューで、
レプリケーションターゲット VM のセットアップ
仮想マシン をクリックします。
仮想マシン ページが表示されます。
3
仮想マシンのリストで、レプリケーションターゲット VM の名前をクリックします。
さらに 2 つのペインが表示されます。最初のペインには選択した VM の詳細情報が、2 番目のペインには VM の設定が表示さ
れます。
4
設定 ペインで、
ディスク をクリックします。
ディスク ペインが展開されます。
5
ディスク ペインの上部メニューで、
新規接続 を選択します。
新しいディスクの接続 ペインが表示されます。
6
ストレージディスクの属性を指定するには、次の表に記載されている値を入力します。
オプショ
ン
説明
名前
ストレージディスクに適した名前を入力します。
たとえば、ReplicationVM1_StorageVolume1 と入力します。
タイプ
適切なディスクタイプを選択します。
スタンダードディスクは標準的な磁気ディスクを使用します。プレミアム(SSD)ディスクはソリッドステートド
ライブを使用し、レイテンシを低く抑えます。
デルでは、転送レートが高い場合やレプリケーションが頻繁な場合は、Azure でプレミアムディスクを使用するこ
とをお勧めします。
サイズ
(GiB)
適切なディスクサイズを入力します。
デルでは、1,023 GB ディスク(Azure の現在の最大容量)を使用することを強くお勧めします。
メモ: 設定ユーティリティを実行すると(「VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行」のトピックを参
照)
、Azure VM に接続されている空のストレージディスクがすべて自動的に DVM リポジトリとして Core に追加さ
れます。複数のディスクが接続されている場合は、DVM リポジトリ内の個別のストレージ場所としてそれぞれ設定
されます。複数のストレージディスクを最初に追加する場合は、設定スクリプトを実行する前にすべて追加します。
後で Azure VM にストレージを追加する場合は、設定スクリプトを再度実行し、自動的に新しいディスクをエクス
テント(ストレージ場所)として既存の DVM リポジトリに追加できます。
また、Core Console 内から DVM リポジトリにストレージ場所を追加し、手動で新しいディスクを追加することもで
きます。詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data Protection | Rapid Recovery
ユーザーガイド)のトピック「Adding a storage location to an existing repository」
(既存リポジトリへのストレージ場
所の追加)を参照してください。
場所
デフォルトの場所を確認します。
ホストキ 適切なホストキャッシングオプションを選択します。
ャッシン
メモ: デフォルト(なし)を選択できます。
グ
7
新しいディスクに指定した情報を確認し、OK をクリックします。
少し待つと新しいディスクが ディスク ペインに表示されます。
8
必要に応じて任意のディスクを追加する場合は、この手順のステップ 5 ~ 7 を繰り返します。
9
必要に応じてディスク管理またはデバイスマネージャーなどのユーティリティを使用して、接続した各ストレージボリューム
が VM で認識されているかどうかを検証します。認識されていないボリュームがある場合、Microsoft では、すべてのストレー
ジドライブがアクセス可能になるように、VM を再起動することをお勧めしています。
10
必要に応じて、Azure アカウント情報を用いてブラウザを閉じることができます。
次の手順
セットアッププロセスの次のステップ「VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行」に進みます。
レプリケーションターゲット VM のセットアップ
15
VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行
前提条件
このタスクでは、Azure レプリケーションターゲット VM のデスクトップ上のショートカットから設定スクリプトを実行するプロ
セスについて説明します。Dell では、Azure VM にストレージを最初に接続した後と、VM に追加のストレージを追加するたびに、
このプロセスを繰り返すことを推奨しています。このスクリプトを実行すると、通常、約 5 分後にコマンドウィンドウが閉じます。
•
Rapid Recovery レプリケーションターゲット仮想マシンのライセンスを Azure Marketplace から取得する必要があります。この
プロセスは、その結果得られた VM で実行されます。
•
VM の初期設定後に Azure Marketplace から追加のストレージを接続する場合、このスクリプトを実行するとリポジトリのスト
レージ場所として仮想ディスクが設定されます。
このタスクについて
Azure VM のデスクトップでこの手順を実行し、Rapid Recovery Core ソフトウェアを設定します。
注意: このスクリプトの実行中にドライブをフォーマットするよう促すダイアログボックスが表示された場合は、キャンセル を
選択する必要があります。スクリプトにより、適切な設定を使用してストレージドライブがフォーマットされます。
手順
1
Azure VM デスクトップで、Azure 用 Rapid Recovery レプリケーションターゲットの設定 ショートカットを右クリックし、コ
ンテキストに応じたメニューから 管理者として実行 を選択します。
管理者: Windows PowerShell というタイトルの付いたコマンドウィンドウが表示され、スクリプトの実行が開始されます。い
くつかの操作が順番に行われ、スクリプトの進行状況がコマンドウィンドウに記録されます。
2
使用する前にディスクをフォーマットするよう促す Microsoft Windows ダイアログボックスが表示された場合は、キャンセル
をクリックします。
スクリプトの実行が続行し、Rapid Recovery Core を使用するうえで最も効率的な方法でストレージドライブがフォーマットさ
れます。スクリプトが完了すると、コマンドウィンドウが閉じます。ユーザーが簡単に Rapid Recovery Core Console を起動で
きるように、Core Console ショートカットがデスクトップ上に表示されます。
次の手順
レプリケーションを行う前に、Internet Explorer ウェブブラウザで互換表示機能を無効にする必要があります。詳細については、
「Internet Explorer で互換表示を無効にする」を参照してください。
Internet Explorer で互換表示を無効にする
このタスクについて
このタスクでは、Internet Explorer の互換表示オプションを無効にするプロセスについて説明します。この手順は、Azure VM で
Rapid Recovery Core Console を使用する場合に必要です。
Internet Explorer には互換表示機能が含まれています。この機能の目的は、古いバージョン(バージョン 7 以前)の Internet Explorer
に合わせて最適化されたウェブサイトの表示を修正することです。このオプションは通常、デフォルトですべてのイントラネット
サイトに対して有効になっていますが、最新のウェブインタフェースを表示する場合に問題が生じる可能性があります。
Internet Explorer で Rapid Recovery Core Console を使用する場合は、このトピックで説明するとおりに互換表示オプションを無効に
します。
手順
1
Azure VM で Internet Explorer ウェブブラウザウィンドウを開きます。
たとえば、VM デスクトップ上で Core Console ショートカットをダブルクリックします。
Internet Explorer ウェブブラウザウィンドウが開きます。コンテンツが表示されない場合、次のように互換表示機能を確認して
無効にします。
2
16
Internet Explorer で
ツール アイコンをクリックし、互換表示設定 を選択します。
レプリケーションターゲット VM のセットアップ
互換表示設定 ダイアログボックスが表示されます。
3
4
互換表示設定 ダイアログボックスで、以下の設定をクリアします。
オプション
説明
イントラネットサイトを互換表示で表示
する
すべてのウェブサイトを互換表示で表示
する
このオプションをオフにする必要があります。このオプションは Internet Explorer
のすべてのバージョンで表示されます。
このオプションがお使いの Internet Explorer のバージョンで表示される場合は、オ
フにします。
閉じる をクリックします。
これで、ダイアログボックスが閉じ、互換表示が無効になりました。
レプリケーションターゲット VM のセットアップ
17
4
ライセンスについて
各 Core には、ライセンスポータルで登録するソフトウェアライセンスが必要です。
次のトピックでは、ライセンスに関する情報について説明しています。
トピック:
•
Rapid Recovery ライセンスについて
•
Rapid Recovery ライセンスのアクティブ化
Rapid Recovery ライセンスについて
Rapid Recovery、AppAssure、または Dell DL シリーズのバックアップおよびリカバリアプライアンスソフトウェアの任意のバージョ
ンを使用および管理するには、次の 2 点が必要です。
1
Dell Data Protection | Rapid Recovery ライセンスポータルのアカウント。
ライセンスポータルのアカウントは無料です。新規ユーザーの場合は、
「https://licenseportal.com」で登録してください。登録
する際は、デルの営業担当のファイルに記録されているメールアドレスを使用します。試用版からアップグレードする場合
は、その試用版に関連付けられているメールアドレスを使用します。別のメールアドレスを使用する必要がある場合は、デル
の営業担当に連絡してサポートを受けてください。
メモ: このライセンスポータルは以前、DellAppAssure ライセンスポータルと呼ばれていました。AppAssure で使用したラ
イセンスポータルアカウントがすでにある場合は、そのアカウント情報を使用します。以前のライセンスポータルユーザ
ーは、Rapid Recovery 用に新しいアカウントを登録する必要はありません。
ライセンスポータルの詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery ライセンスポータル User Guide』(Dell Data
Protection | Rapid Recovery ライセンスポータルユーザーガイド)を参照してください。
2
ソフトウェアライセンス。
バックアップ、レプリケーション、またはデータ復元を中断されることなく実行するには、Rapid Recovery Core ソフトウェア
に有効なソフトウェアライセンスが必要です。
有効な期間中は試用版ライセンスを使用することができます。ただし、試用版ライセンスの有効期限が切れると、有効な長期
ライセンスを取得して登録するまで、Rapid Recovery Core はスナップショットの作成、レプリケート、復元を停止します。一
時的または長期的なライセンスを登録するには、トピック「Rapid Recovery ライセンスのアクティブ化」の手順に従います。
•
Rapid Recovery Core。Rapid Recovery Core の試用版を登録すると、すぐに使用できる試用版ライセンスでインストーラが
設定されます。試用版ライセンスは 14 日間有効ですが、グループ管理者は 1 回に限りライセンスの試用期間を 28 日に延
長できます。
•
ターゲット Core へのレプリケーション。ターゲット Core へのレプリケーションを行う場合、ターゲット Core に有効なレ
プリケーション専用のライセンスが必要です。
Microsoft Azure のレプリケーションターゲットを使用している場合は、VM に Rapid Recovery 30-day trial key.lic ファイル
(VM デスクトップに保存される)が同梱されています。試用版ライセンスの有効期限が切れた後もレプリケーションを続
行するには、永続的なレプリケーション専用ライセンスを取得して登録する必要があります。このタイプのライセンスは、
Rapid Recovery Core または AppAssure Core のライセンスユーザーに無料で提供されます。長期的なレプリケーション専
用ライセンスを取得するには、デルの営業担当にお問い合わせください。
•
Dell DL バックアップおよびリカバリアプライアンス。
Dell DL バックアップおよびリカバリアプライアンスを購入した場合、アプライアンスで Core を初めて起動すると自動的に
アクティブになる 30 日間の一時ライセンスでアプライアンスが設定されます。
18
ライセンスについて
ソフトウェアまたは Dell DL アプライアンスを購入すると、電子メール経由で長期的な(非試用版)ライセンスファイルま
たはライセンスナンバーを受信します。販売注文時に指定した場合、ライセンスはエンドユーザーのメールアドレスに送
信されます。それ以外の場合、長期間なライセンスは販売注文時の連絡用メールアドレスに送信されます。
一時的または長期的なライセンスの登録プロセスはまったく同じです。
デルの営業担当へのお問い合わせ
Contact Dell Software(Dell ソフトウェアへのお問い合わせ)ウェブサイト(「http://software.dell.com/company/contact-us.aspx」)
から、デルの営業担当に連絡できます。
ライセンスの詳細について
Rapid Recovery ライセンスの詳細については、次のリソースを参照してください。
•
一時的または長期的なライセンスを登録するには、トピック「Rapid Recovery ライセンスのアクティブ化」の手順に従います。
•
Rapid Recovery(Dell Data Protection | Rapid Recovery ライセンスポータル)を使用し、広範囲に渡って Rapid Recovery ライセン
スを管理できます。このポータルを使用するには、アカウントを作成する必要があります。
•
ライセンスポータルの使用方法の詳細については、適切な『License Portal User Guide』(ライセンスポータルユーザーガイド)
を参照してください。
•
Rapid Recovery Core Console から Rapid Recovery ライセンスを管理する方法の詳細については、『Dell Data Protection | Rapid
Recovery User Guide』
(Dell Data Protection | Rapid Recovery ユーザーガイド)のトピック「Managing licenses」
(ライセンスの管
理)を参照してください。
ライセンスをアップグレードした後は、Core とライセンスポータル間の接続を更新することをお勧めします。詳細については、
ユーザーガイドのトピック「Contacting the Dell Data Protection | Rapid Recovery License Portal server」(Dell Data Protection |
Rapid Recovery ライセンスポータルサーバへの問い合わせ)を参照してください。
Rapid Recovery ライセンスのアクティブ化
Rapid Recovery Core ソフトウェアには、ソフトウェアライセンスが必要です。次の手順に従って、Rapid Recovery Core Console に
初めてログインする際に Rapid Recovery Core ライセンスをアクティブにします。
前提条件
Rapid Recovery Core を Azure VM で受信レプリケーションターゲットとして使用する前に、互換モードを無効にしておく必要があ
ります。詳細については、「Internet Explorer で互換表示を無効にする」を参照してください。
このタスクについて
このプロセスを使用して 30 日間の一時ライセンスをアクティブにするか、デルの営業担当から受け取った永久ライセンスをアク
ティブにします。
メモ: 一時ライセンスを選択し、導入期間が終了した後も Rapid Recovery Core の使用を継続する場合は、有効なソフトウェア
ライセンスを取得する必要があります。詳細については、「Rapid Recovery ライセンスについて」を参照してください。
手順
1
Azure VM のデスクトップで、Core Console ショートカットアイコンをダブルクリックします。
互換表示が無効になっている場合は、最初に Core Console を開く際にライセンスファイルをアップロードするか、ライセンス
キーを入力するよう促すプロンプトが表示されます。
2
ライセンスファイルをアップロードするには、次の手順を実行します。
a
ライセンスファイルを選択またはライセンスキーを入力 フィールドで、ファイルの選択 をクリックします。
b
アップロードするファイルの選択 ダイアログボックスが表示されます。
ライセンスファイルの場所に移動し、ファイル名を選択します。
c
たとえば、デスクトップに移動し、Rapid Recovery 30-day trial key.lic ファイルを選択します。
アップロードするファイルの選択 ダイアログボックスで、開く をクリックし、ライセンスファイルの選択を確定します。
ライセンスについて
19
ダイアログボックスが閉じ、ライセンスファイルを選択またはライセンスキーを入力 フィールドにライセンスのファイ
ル名が表示されます。
3
4
デルのサポート担当者から受け取ったライセンスキーを入力するには、次の手順を実行します。
a
ライセンスファイルを選択またはライセンスキーを入力 フィールドに、ライセンスキーを正確に入力します。
b
正確なキーを入力する必要があります。キーをコピーして ライセンスファイルを選択またはライセンスキーを入力 フィ
ールドに貼り付ける場合は、キーの前後にスペースが含まれていないことを確認します。
入力したライセンスキーが正しいことを確認します。
ライセンスファイルまたはキーを確認するには、続行 をクリックします。
ライセンス ダイアログボックスが閉じ、ライセンスが Core に適用されます。Rapid Recovery Core Console ユーザーインタフェ
ースが表示されます。Rapid Recovery Core Console で、Core クイックスタートガイドへようこそ ! ダイアログボックスが表示
されます。これで、お使いのソフトウェアライセンスが適切な期間に登録されました。
次の手順
•
設定スクリプトを実行する前にストレージを Azure VM に接続した場合は、スクリプトによって自動的に仮想ディスクがフォー
マットされ、リポジトリのストレージ場所として使用されます。Core が完全に設定され、リポジトリを他の Core からの受信レ
プリケーションとして使用する準備ができます。
•
ストレージを接続する前に設定スクリプトを実行した場合、または後で追加のストレージを接続する場合、仮想ディスクをフォ
ーマットしてリポジトリに追加するには、設定スクリプトを再び実行する方法が最も簡単です。詳細については、次を参照して
ください。 VM デスクトップからの Core 設定スクリプトの実行
•
ストレージの場所を Rapid Recovery Core Console から追加することもできます。詳細については、『Dell Data Protection | Rapid
Recovery User Guide』
(Dell Data Protection | Rapid Recovery ユーザーガイド)のトピック「Adding a storage location to an existing
DVM repository」(既存の DVM レポジトリへのストレージ場所の追加)や「Managing a DVM repository」(DVM リポジトリの管
理)を参照してください。
•
レプリケートされたターゲット Core にフルリカバリポイントチェーンを含める場合は、ターゲット Core 上にデータをシーデ
ィングする必要があります。「ターゲット Core へのデータのシーディングに関する考慮事項」を参照してください。
•
クイックスタートガイドの使用の詳細については、
『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』
(Dell Data Protection | Rapid
Recovery ユーザーガイド)のトピック「Understanding the Quick Start Guide」(クイックスタートガイドについて)を参照して
ください。
•
レプリケーションに関する一般的な情報については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data Protection |
Rapid Recovery ユーザーガイド)のトピック「Understanding replication」(レプリケーションについて)を参照してください。
レプリケーションの設定の詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data Protection | Rapid
(レプリケーションの設定)および「Replicating to a self-managed
Recovery ユーザーガイド)のトピック「Configuring replication」
target core」(自己管理ターゲットコアへのレプリケート)を参照してください。
20
ライセンスについて
A
ターゲット Core へのデータのシーディングに関
する考慮事項
ターゲット Core VM へのレプリケーションを開始すると、ソース Core に保存されている新しいリカバリポイントがすべて Azure
クラウド内の VM でレプリケートされます。
Rapid Recovery でのレプリケーションの詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data Protection |
Rapid Recovery ユーザーガイド)で、親トピック「Understanding replication」
(レプリケーションについて)とトピック「Replication
with Rapid Recovery」(Rapid Recovery でのレプリケーション)を参照してください。
Azure VM へのレプリケーションを開始する前に、ソース Core で 1 つまたは複数のベースイメージバックアップがキャプチャされ
た場合、ターゲット Core でリカバリポイントチェーンが不完全になることがあります。ソース Core からすべてのバックアップデ
ータがターゲット Core に転送され、そのオーファンから完全なリカバリポイントチェーンが作成されるまで、ファイルレベルの復
元以外はできなくなります。
リカバリポイントチェーンおよびオーファンの詳細については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data
(リカバリポイントチェーンとオーフ
Protection | Rapid Recovery ユーザーガイド)のトピック「Recovery point chains and orphans」
ァン)および「When replication begins」(レプリケーションが開始されるタイミング)を参照してください。
レプリケートされたターゲット Core に元のソース Core 上にある以前保存したデータへのアクセス権を付与する場合は、ターゲッ
ト Core をシーディングします。シーディングのプロセスにより、ベースイメージを持つ各増分バックアップが結合し、孤立したデ
ータは完全なリカバリポイントチェーンで修復されます。シーディングには次の 2 つのアプローチがあります。
1
ネットワーク接続を介してターゲット Core にシーディングできます。
2
ソース Core からシードドライブを作成し、外部メディアにバックアップデータを保存してから、初期データをターゲット Core
に転送することもできます。
データ量が大きい場合や接続速度が遅い場合は、この方法でシーディングすると長時間かかることがあります。
シードデータが必要ない場合(たとえば、レプリケーションの開始後にベースイメージをキャプチャする場合、以前のデータへの
アクセスは不要)、ソース Core 上でレプリケーションを完全に実行できます。
適切なシーディングアプローチを決定する際のガイドラインとして、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data
Protection | Rapid Recovery ユーザーガイド)のトピック「Determining your seeding needs and strategy」
(シーディングのニーズと戦
略の決定)および「Performance considerations for replicated data transfer」(レプリケートされたデータ転送のパフォーマンスに関
する考慮事項)を参照してください。
レプリケーションターゲットのデータのシーディングにシードドライブを使用する場合は、シードドライブファイルが含まれてい
るストレージメディアを Microsoft Azure データセンターに送信する必要があります。Azure データセンターの担当者がメディアを
接続し、準備ができると通知します(通常、数時間以内)。その後、ターゲット Core でシードデータを取り込む(またはインポー
トする)ことができます。
Azure のシーディングに固有の情報とリンクについては、
「Microsoft Azure Import/Export サービスを使用した Azure へのデータのシ
ーディング」を参照してください。
データを取り込む詳細な手順については、『Dell Data Protection | Rapid Recovery User Guide』(Dell Data Protection | Rapid Recovery
ユーザーガイド)のトピック「Consuming the seed drive on a target Core」
(ターゲット Core 上でのシードドライブの取り込み)を
参照してください。
ターゲット Core へのデータのシーディングに関する考
慮事項
21
Microsoft Azure Import/Export サービスを使用した
Azure へのデータのシーディング
Azure レプリケーションターゲットにデータをシーディングする場合は、Microsoft Azure Import/Export サービスを使用します。こ
のサービスには特定の前提条件と要件が適用されます。これらは Azure ウェブサイトに記載されており、関連記事へのリンクは下
に示されています。
Azure へのシーディングには、次のようなガイドラインがあります。
•
リポジトリのアーカイブを 1 つまたは複数の 3.5 インチシリアルアドバンスドテクノロジーアタッチメント(SATA)II または
SATA III 内部ハードドライブ(8 TB 以下)に転送します。
•
Microsoft のガイドラインに基づき、最大で 80 TB のデータを転送できます。データのシーディングを行うドライブごとに、
Microsoft からわずかな手数料が請求されます。現在の価格については、Azure ウェブサイトを参照するか、Azure の担当者にお
問い合わせください。
•
既存の Azure サブスクリプションと、Azure Import/Export サービスを使用する 1 つまたは複数のクラシックストレージアカウン
トを用意する必要があります。
Microsoft の前提条件、要件、価格などは変更される場合があるため、常にこの情報を確認してください。
Microsoft Azure Import/Export サービスを使用した価格や手順に関する特定の記事などの詳細については、「Microsoft Azure のマニ
ュアル」を参照してください。
22
ターゲット Core へのデータのシーディングに関する考慮事項
デルについて
デルは、お客様の声に耳を傾け、お客様の信頼に応えて、価値ある革新的なテクノロジ、ビジネスソリューション、およびサービ
スを世界中に提供しています。詳細については、「http://software.dell.com」を参照してください。
デルへのお問い合わせ
セールスまたはその他のお問い合わせについては、「http://software.dell.com/company/contact-us.aspx」を参照するか、+
1-949-754-8000 までお電話ください。
テクニカルサポート:
テクニカルサポートは、有効な保守契約が付属する Dell ソフトウェアを購入している場合、または試用版を保有している場合にご
利用いただけます。サポートポータルにアクセスするには、「https://support.software.dell.com」に移動します。
サポートポータルには、問題を自主的にすばやく解決するために使用できるセルフヘルプツールがあり、24 時間 365 日ご利用いた
だけます。また、サポートポータルでは、オンライン上のサービスリクエストシステムを介して製品サポートエンジニアに直接ア
クセスできます。
サポートポータルでは、次の操作が可能です。
•
サービスリクエスト(ケース)の作成、アップデート、および管理
•
サポート技術情報記事の参照
•
製品通知の取得
•
ソフトウェアのダウンロード。評価版ソフトウェアについては、「http://software.dell.com/trials」を参照してください。
•
コミュニティディスカッションへの参加
デルについて
23