被災地からの生還 - 山形県漁業協同組合

№
299
/7
平成23年
漁民と手をつなぐ広報紙
月号
山形県漁業協同組合
広報誌
被災地からの生還
宮城県気仙沼市で東日本大震災により被災した第85若潮丸(山形県船友漁撈長会所属)
が函館での修繕を終え酒田
港に入港しました。現在は北海道沖合いで漁撈長、乗組員ともに元気に操業中です。
第 回通常総代会は、 月 日㈯
午前 時より本所講堂において、総
代 名︵うち 名が委任出席︶の出
席と来賓の会田庄内総合支庁長を始
め、各関係機関代表者のご臨席のも
とに開会されました。
通常総代会では冒頭、五十嵐組合
長が挨拶を行い、続いて来賓として
吉村美栄子山形県知事︵会田稔夫庄
内総合支庁長代読︶、阿部寿一酒田
市長︵本間正巳副市長代読︶、時田
博機遊佐町長、倉田幹士農林中央金
庫山形支店長︵増田数弘副支店長代
読︶がそれぞれご祝辞を述べられま
した。
次に、飛島地区の渡部源一郎氏が
議長に選出され、第 号議案の平成
年度事業報告及び損失処理案、第
号議案の平成 年度事業計画の設
定、第 号議案の新中期経営計画の
設定など 議案が審議され、いずれ
も可決承認されました。この後、
﹁燃油税制にかかる特別措置に関す
る特別決議案﹂が上程され、満場一
致で可決承認されました。
10
3
8
23
平成
年度の事業概況
7
ため貯貸率では ・ % となりま
した。
⑵ 共済事業
8
94
小型いか釣漁業の好漁と中型い
か釣船による冷凍いかの取扱高増
加となりましたが、地先漁業での
刺網漁業やはえなわ漁業等の大幅
な落ち込みにより、総水揚高は
億 千 百万円となりました。
一方、買取販売では県外中央卸
売市場向け鮮魚買取と冷凍品の買
取販売を含め、 億 千万円の取
扱いにより、計画を上回ることが
できました。
2
3
2
5
28
6
3
1
⑴ 信用事業
2
8
6
1 28
﹁浜のくらしを守る金融﹂を中
期ビジョンに掲げ、家計メイン口
座化の推進を展開した結果、貯金
残高は 億 千 百万円となり、
計画を大幅に上回ることができま
した。
一方、貸出金残高は 億 千
百万円となり、設備投資意欲の低
迷から計画を下回りました。この
5
月 日に発生した東北地方太
平洋沖地震と、それに伴う巨大津 長期共済のチョコー・くらしで
波により、東北地方の太平洋沿岸
は、年度計画を %達成すること
ができましたが、高齢化等による
は甚大な被害を受けました。昨年
秋以降、緩やかな回復基調にあっ
満期解約等の増加により、保有伸
た我が国経済は、一転して景気低
張率の低下となりました。
迷の要因ともなりました。このよ
⑶ 購買事業
うな状況下、当組合の経営状況は、
沿岸漁業を中心とした漁獲量の大 主要品目の石油類は、工事作業
幅な減少が回復せず、総水揚高は
船等員外向けA重油の減少と企業
億 千 百万円となり、計画を
向け白灯油の大幅な減少が影響し、
計画を下回りました。
億 百万円下回りました。
この大幅な水揚減少が、経済事 一方、県外いか釣船の入港隻数
業の収支に大きく影響しましたが、 増加により、魚箱の取扱高は計画
事業管理費等の削減に努めた結果、 を大幅に上回ったことにより、石
事業利益は 千 百万円、経常利
油類の減収分を補うことができま
した。
益は 千 百万円を計上し、最終
的な当期剰余金は 百万円を計上
⑷ 販売事業
することができました。
9
22
11
6 2
58
9
JFマリンバンクではじめよう!
●
3
3
10 46
90
2 22
平成 23 年 7 月 ⑵
すい さ ん 山 形
第 299 号
第46回
通常総代会
会場風景
1
6
25
五十嵐組合長
すいさん 山 形
⑶ 平成 23 年 7 月
第 299 号
⑸ 製氷事業
県外いか釣船による需要増とな
りましたが、地先漁業での不振に
より、計画を若干下回りました。
⑹ 加工事業
大口取引先の取引不調に加え、
製品コストで主要原料の大半を占
める冷凍いかの高値推移が影響し
たことにより、計画を大幅に下回
りました。
⑺ 指導事業
資源管理と栽培漁業は沿岸漁業
安定のための両輪と位置付け事業
を展開しました。併せて各種団体
の指導育成と技術の習得に努めま
した。
役員選任投票風景
お知らせ
無保証人型漁業融資促進事業、
漁船・養殖施設整備緊急融資利子補給事業のご案内
1.無保証人型漁業融資促進事業(新規)
*昨年度末で終了した国の緊急保証対策に代わる事業です
事 業 対 象 者 ・中小漁業者(漁船 3,000トン以下)
・漁業又は水産加工事業資金に係るものと他の資金に係るものとの収入及び支出並びに資
産、負債を区分管理できる者
近 代 化 資 金
一 般 資 金
融資限度額
9,000万円
1億2,000万円
保証対象資金
近代化資金に該当する資金
すべての事業資金
貸 付 利 率
1.50%(平成23年7月11現在)
2.75%
0.47%(漁信基保証)
0.94%(漁信基保証)
総事業費の20%の自己資金が必要
100%
保
証
料
保 証 割 合
保
証
担
人
徴求しない
保
漁業又は水産加工業に使用する資産以外の担保徴求は行なわない
平成28年3月末まで
貸 出 期 間
2.漁船・養殖施設整備緊急融資利子補給事業(拡充)
事 業 対 象 者 認定漁業者で償還期間中は事業を継続し、経営改善に向けた努力を行なっている者
(認定漁業者とは、5年間の漁業経営改善計画を県に示し、県から認定を受けた漁業者のことです)
融 資 限 度 額 5,000万円(20トン未満)
保証対象資金 漁業近代化資金 1∼5号資金(漁船建造、漁船購入、機関換装、機器購入資金等)
貸 付 利 率 利子助成は、最大2% 実質 無利子
保
証
料 0.47%(漁信基保証) そ
の
他
・漁業近代化資金ですので、総事業費の20%以上の自己資金が必要です
・利子助成は、後払い方式となります
貸 出 期 間 平成25年3月末まで
*くわしくは、漁協までお問合せ下さい。
●
公共料金のお支払いは漁協へ!!
すいさん 山 形
第 299 号
水 揚 表 彰
平成 2 2年 度
平成22年度
平成22年度 山形県漁協水揚優秀船表彰
漁 業 種 類
船凍県内中型船 50t以上
船凍県外中型船 50t以上
15∼20t
底曳網
ほか
10∼15t
5∼10t
5t未満
はえ縄
一本釣・刺網
1∼3t
定 置 網
磯 見
1t未満
船 名
第38正徳丸
第85若潮丸
第28廣德丸
羽 前 丸
第5平安丸
萬 龍 丸
第21末廣丸
第2漁吉丸
清 徳 丸
福 傳 丸
弥 恵 丸
第28長寿丸
第5多喜丸
第18仁豊丸
白 山 丸
幸 進 丸
第11えびす丸
船主名
佐藤 桃恵
石垣漁業㈱
池田 亀五郎
五十嵐 容子
五十嵐 安哉
飛塚 美和
㈲末廣水産
阿部 清浩
佐藤 清紀
阿部 昌樹
佐藤 正美
鈴木 重作
渡部 伸二
㈲ 仁 三 郎
榊原 昭夫
榊原 英樹
佐藤 清八郎
平成 23 年 7 月 ⑷
平成22年度 酒田市水揚表彰
所属支所等
豊浦支所
根室漁協
さかた市場
念珠関支所
念珠関支所
念珠関支所
念珠関支所
さかた市場
念珠関支所
さかた市場
温海支所
豊浦支所
さかた市場
由良支所
由良支所
由良支所
温海支所
漁 業 種 類
船凍いか釣 50t以上
船凍いか釣 30t以上
5t以上
底 曳 網
5t未満
5∼30t
い か 釣
5t未満
3∼5t
地 先
3t未満
磯 見
漁 業 種 類
沖合
50t以上
10t以上
5∼10t
3∼5t
沿岸漁業
平成22年度 水揚優秀船漁撈長表彰
県内船
県外船
表 彰 者 名
齋 藤 梅 三
佐 藤 長悦郎
本 間 健
3t未満
所属支所等
第81白山丸
第38正徳丸
第85若潮丸
船主名
石垣漁業㈱
㈲白山丸水産
池田亀五郎
阿部 昌樹
池田 敏行
齋藤 仁
齋藤 安一
佐藤喜代一
讃岐 利行
渡部 伸二
渡部源一郎
渡部 和夫
所属支所等
根室漁協
さかた市場
さかた市場
さかた市場
さかた市場
飛島支所
飛島支所
さかた市場
飛島支所
さかた市場
飛島支所
飛島支所
平成22年度 鶴岡市水揚表彰
底 曳 網
表彰基準
船 名
第85若潮丸
第81白山丸
第28廣德丸
福 傳 丸
第18睦 丸
栄 幸 丸
第25春光丸
第12善宝丸
金毘羅丸
第5多喜丸
幸 福 丸
寿 和 丸
定 置 網
磯 見
1t未満
船 名
第38正徳丸
羽 前 丸
第5平安丸
萬 龍 丸
清 徳 丸
第2千祥丸
第8住吉丸
弥 恵 丸
伝 栄 丸
第28長寿丸
喜 久 丸
第18仁豊丸
白 山 丸
幸 進 丸
第11えびす丸
船主名
佐藤 桃恵
五十嵐容子
五十嵐安哉
飛塚 美和
佐藤 清紀
佐藤 与一
今野 富男
佐藤 正美
齋藤 和男
鈴木 重作
佐藤 元治
㈲ 仁 三 郎
榊原 昭夫
榊原 英樹
佐藤清八郎
所属支所等
豊浦支所
念珠関支所
念珠関支所
念珠関支所
念珠関支所
由良支所
念珠関支所
豊浦支所
加茂支所
豊浦支所
念珠関支所
由良支所
由良支所
由良支所
温海支所
「海のお掃除」に助成します!
海面や海底など、海の中にある所有者不明のゴミ。操業中にみなさん
の網に引っ掛かったことはありませんか。
「海と渚環境美化推進協会」では青い海・美しい渚を守るためにボラ
ンティアで浜の清掃活動や啓発活動をする団体に、軍手・ゴミ袋の購入
や回収したゴミの処分に要した費用などを助成しています。漂流してい
るゴミや、操業中に網に引っ掛かるゴミの処分費も助成対象となります。
是非この制度を活用してみなさんの海と浜をもっともっときれいにし
ましょう。助成額や手続きについては協会事務局までお問い合わせください。
海と渚環境美化推進協会事務局
(庄内総合支庁水産課内)
☎0234 24 6046
小波渡漁民会
堅苔沢漁業会
●
年金のお支払いは漁協へ
漁協女性部
由良漁港漁場整備促進協力会
組合長就任の挨拶
山形県漁業協同組合
五十嵐
安
哉
新役員
代表理事組合長
5,417,408
代表理事組合長
7月7日現在累計額
五十嵐
安
哉︵再任︶
100,000
常務理事
5,196,606
このたび、役員の任期満了に伴い、改選の結果、不肖、私が
前回募金送金額
田
村
勇
次︵再任︶
20,000
再選され、組合長として二期目の重責を担うこととなりました。
水救 念珠関救難所
理
事
20,000
私は、自らの浅学非才を顧みまして、責任の重さを一層痛感
20,000
水救 豊浦救難所
伊
原
光
臣︵新任︶
水救 由良救難所
しておりますが、これまでの三年間の反省と経験を生かし、本
20,000
理
事
池
田
幸一郎︵再任︶
理
事
佐
藤
喜代一︵再任︶
理
事
佐
藤
峯
男︵新任︶
理
事
本
間
昭
志︵新任 前・監事︶
理
事
本
間
満
︵再任︶
代表監事
富
樫
紘
一︵再任︶
監
事
常
田
勉
︵再任︶
監
事
水救 加茂救難所
県水産業発展のため、意を新たにして組合員の皆様の期待に応
えるよう誠心誠意職務に専念する所存であります。
まずは、本日の通常総代会でご承認いただいた新たな中期経
営改善計画に基づく基本方針・運営方針を念頭に置きまして、
積極的な事業展開を図ってまいりたいと存じます。
何度も申し上げますが、改善計画を着実に実践していくため
には、組合員の皆様の全面的な協力が不可欠となってまいりま
す。
﹁漁協職員が今まで当たり前のようにやっていたことが、実
は組合員の皆さんでもできることではないだろうか⋮。﹂とい
う考え方にお立ち頂き、﹁自助と相互扶助の協同組合の原点に
戻ること﹂が困難を乗り切るキーワードになってくると確信し
ています。
漁業を取り巻く環境は、ますます厳しくなっており、組合の
本
間
元
幸︵新任︶
退任役員
安
藤
定
一︵前理事︶
佐
藤
政
一︵前理事︶
JFマリンバンクではじめよう!
●
220,802
(お詫びと訂正)
前回、全国広域漁船保険組合山形県支所の
30,000円として、本来個別に掲載すると
ころ、募金箱分として集計いたしました。
20,000
合 計
50,000
関係団体 計
20,802
募金 計
ॎ
๏
Ќ
ป
ඎ
遠
藤
勲
︵前理事︶
さかた総合市場
期間:平成23年5月27日∼
平成23年6月23日
水救 飛島救難所
水難救済会 計
自助努力だけでは解決できない諸問題が山積しております。
このようなときに、組合長に再選されたことは、身の引き締
まる思いであり、新しい体制を軸に切磋琢磨し、この難局を打
開するために、初心にかえって漁協経営に取組み、組合員の皆
様から信頼される組合を目指し、役職員一丸となって頑張って
まいる所存でありますので、旧に倍し、皆様方のご支援・ご協
力をお願い申し上げまして就任の挨拶といたします。
皆さん、どうかよろしくお願いします。
5,002 加茂水産高等学校
50,000
がんばれ漁業募金
総額 220,802円
50,000
漁業団体 計
14,548
飛島支所
50,000
1,252 山形県船友漁撈長会
本所
金 額
御 芳 名
金 額
御 芳 名
第 299 号
すいさん 山 形
⑸ 平成 23 年 7 月
すいさん 山 形
第 299 号
平成 23 年 7 月 ⑹
水水産
産産関
関関係
係団
係係
団団体
体体
平
平平成
成成二
二二十
十十二
二二年
年度
年年
度度
水
全国広域漁船保険組合
山形県支所
平成22年度漁船保険事業概況は、普通保険(普通損害保険および満期保険)の引受では、加入隻数が
748隻(前年同期比97.9%)で16隻減少しましたが、保険金額は47億8千万円(同112.8%)と5億4千万
円の増加となり、純保険料6,999万円(同97.6%)で、169万円の減少となりました。
一方、普通保険事故の件数で14件増加の168件(同109.1%)となりましたが、支払保険金においては
4,472万円(同74.0%)と、減少しました。
また、損害率(支払保険金÷純保険料×100)は63.9%でした。その他については下表のとおりです。
表1 普通保険地区別加入実績及び支払実績
地区名
在籍漁船
加入漁船
保険金額
純保険料
13,289,116 円
2,375,300
7,813,051
6,957,883
3,494,014
15,678,540
4,243,475
12,217,491
3,929,200
69,998,070
71,686,274
738,450 千円
154 隻
128,030
56
427,100
80
325,610
64
164,750
68
751,080
115
212,360
56
544,540
152
1,493,000
3
4,784,920
748
4,242,270
764
97.9 %
112.8 %
185 隻
58
95
72
83
137
79
184
5
898
918
97.8 %
97.6 %
事故件数
16 件
13
17
14
9
50
8
41
0
168
154
109.1 %
支払保険金
損害率
事故率
2,383,700 千円 17.9 % 10.4
23.2
78.5
1,865,005
21.3
42.9
3,354,284
21.9
69.1
4,805,037
13.2
64.5
2,253,007
43.5
121.5
19,043,042
14.3
91.1
3,864,531
27.0
58.6
7,161,261
─
─
0
63.9 % 22.5
44,729,867
84.3 % 20.2
60,441,418
75.8 % 111.4
74.0 %
%
事業 の概要
念珠関支所
温 海 支 所
豊 浦 支 所
由 良 支 所
加 茂 支 所
さかた総合市場
吹 浦 支 所
飛 島 支 所
そ の 他
合
計
前 年 同 期
前年同期比(%)
%
%
%
表2 漁船船主責任保険等加入実績と保険金支払状況
本年度契約金
種 類
隻数
支払保険金
金額(千円) 件数
基本損害 739 198,290,000
漁船船主
乗客損害
責任保険
人命損害
13
種 類
金額(円)
本年度契約金
隻数
1,756,790 漁 船 乗 組 船 主 保 険 527
支払保険金
金額(千円) 件数
444,500
0
金額(円)
0
97
40,860,000
0
0 漁 船 積 荷 保 険
3
92,000
0
0
65
226,000
0
0 プレジャーボート責任保険
76
12,500,000
1
38,850
海外操業漁船損害補償事業
3
91,800
0
0
全国広域漁船保険組合
新体制の紹介
︵全国漁業共済組合
平成二十二年度
無事故漁船
所有者等表彰者
○水産庁長官表彰
︵所有者表彰︶
羽前丸
五十嵐
容
子
○ 漁船保険中央会会長表彰
︵所有者表彰︶
豊
浦
冨士丸
佐
藤
勝
雄
由
良
第十八伊磯丸
佐
藤
伊平治
さかた総合市場
清
丸
長谷川
保
一
飛
島
第三珠喜丸
進
藤
玉
一
以上の方々が、
表 彰されました
公共料金のお支払いは漁協へ!!
全国広域漁船保険組合役員
山
一
夫
組合長理事 景
︵鳥取県︶
門
誠
副組合長理事 大
︵京都府︶
田
稔
専務理事 松
︵員
外︶
本
健
藏
理
事 山
︵秋田県︶
田
幸一郎
理
事 池
︵山形県︶
本
三
郎
理
事 福
︵大阪府︶
越
日出夫
代表監事 生
︵鳥取県︶
田
幸
博
監
事 鎌
︵秋田県︶
事 古
寺
建
二
監
連合会常務理事︶
代 本
間
満
代 本
間
昭
志
代 伊
原
光
臣
総代︵山形県選出︶
総
総
総
池
田
幸一郎
五十嵐
安
哉
本
間
満
本
間
元
幸
本
間
昭
志
佐
藤
峯
男
佐
藤
喜代一
常
田
勉
伊
原
光
臣
山形県支所運営委員
運営委員長
運営委員
運営委員
運営委員
運営委員
運営委員
運営委員
運営委員
運営委員
●
すいさん 山 形
⑺ 平成 23 年 7 月
第 299 号
本県の平成 年度の水揚高は 億
千万円となり、前年度対比で 千万円
の増額となりました。いか一本釣り漁
業と船凍いか釣り漁業の好漁によるも
のです。外の漁業においては総じて水
揚高は減少しており、さらには、 月
日に発生した東日本大震災による経
済環境の悪化は風評被害も絡んで魚価
安を引き起こし漁業経営は一層深刻化
しております。
このような漁業環境にあって、本年
度で 年度目となる﹁ステップ・アッ
プぎょさい﹂ぎょさい総加入で浜を守
る!をスローガンに未加入地区ならび
に低加入契約者へ加入拡大と契約割合
の引上げを中心に推進運動を展開しま
した。
その結果、鶴岡市のかにかご漁船
隻と小型合併漁船 隻及び酒田市の小
型合併漁船 隻の新規加入がありまし
た。加えて本県の加入漁船 隻の中で
隻の契約割合の引上げがありました。
又、休漁補償共済では新規加入が 隻
と 隻の契約割合の引上げがありまし
た。前年度同期比での加入件数は 件
増加し 件となり、共済金額において
は若干の増額を見ることが出来ました。
長期にわたる漁業環境と経済環境の
悪化が﹁ぎょさい﹂への役割とその認
識の高まりが背景にあったものと思わ
れます。
ここにあらためまして、漁業者各位
のご理解とご協力に感謝を申し上げま
す。尚、支払共済金ならびに加入状況
につきましては、下表のとおりとなり
ます。
全国合同漁業共済組合 山形県事務所
21
7
11
2
3
22
7
5
4
5
28
3
1
2
(20都府県 事務所別 平成22年度実績一覧表)
事務所別引受実績
事務所別支払実績
(金額単位:百万円)
事務所
※
秋田県
山形県
福島県
茨城県
東京都
神奈川県
静岡県
新潟県
福井県
愛知県
京都府
大阪・和歌山
岡山県
鳥取県
島根県
山口県
高知県
大分県
沖縄県
合 計
積立ぷらす
(金額単位:百万円)
本 年
共済金
66
96
111
105
64
186
249
182
87
242
122
29
40
273
467
416
394
398
106
3,633
前 年
増減
共済金
77 △ 11
45
51
63
48
110 △
5
21
43
133
53
81
168
135
47
50
37
123
119
93
29
113 △ 84
43 △
3
477 △ 204
286
181
352
64
101
293
73
325
108 △
2
2,484
1,149
※
払戻
補填金
21,390
3,930
131,600
18,380
0
16,000
66,610
46,050
47,820
151,620
173,050
8,000
5,290
88,370
30,960
75,990
37,420
41,560
2,020
966,060
32,700
1,360
52,880
11,620
0
0
68,360
5,300
54,300
54,780
219,960
0
7,180
90,740
36,500
115,540
13,360
98,640
4,420
867,640
全国合同漁業共済組合
日の第一回総
29
山形県漁業共済事業運営委員
年6月
22
︿ 運営委員 任期 ﹀
佐
藤
喜代一
平成
五十嵐
安
哉
年6月の通常総代会終
運営委員長
池
田
幸一郎
25
漁業者
積立額
代会後∼
運営委員
本
間
昭
志
平成
運営委員
つなぐちゃん
了時まで
運営委員
日開催の第
本
間
満
年6月
年金のお支払いは漁協へ
25
秋田県
山形県
福島県
茨城県
東京都
神奈川県
静岡県
新潟県
福井県
愛知県
京都府
大阪・和歌山
岡山県
鳥取県
島根県
山口県
高知県
大分県
沖縄県
合 計
運営委員
運営委員の異動について
二回運営委員会において、補
平成
欠選任が行われ、三名の方が
伊
原
光
臣︵新任︶
新しく選任されました。
運営委員
︿就任﹀
安
藤
定
一
佐
藤
峯
男︵新任︶
佐
藤
政
一
運営委員
運営委員
遠
藤
勲
常
田
勉︵新任︶
運営委員
田
村
勇
次
●
23
(単位:千円)
事務所
運営委員
運営委員
︿辞任﹀
運営委員
ぎょさい加入で
安心経営
前 年
本 年
事務所
共済金額 共済金額 増 減
1,072 △ 72
1,000
秋田県
1,900
83
1,983
※ 山形県
5,392
436
5,828
福島県
2,878
98
2,976
茨城県
512 △
3
509
東京都
3,994 △ 246
3,748
神奈川県
6,208
664
6,872
静岡県
3,682 △
4
3,678
新潟県
4,170
285
4,455
福井県
4,076 △ 766
3,310
愛知県
2,861 △ 49
2,812
京都府
2,071
2,331
260
大阪・和歌山
1,545
1,561
16
岡山県
6,607 △ 759
5,848
鳥取県
7,778 △ 312
7,466
島根県
5,627 △ 420
5,207
山口県
7,185
8,155
970
高知県
6,938
8,342
1,404
大分県
1,368 △ 49
1,319
沖縄県
75,864
77,400
1,536
合 計
平成二十二年度は、J F共済が海に生きる、浜に生活する組合員・地域住民の﹁暮らし
の保障﹂に万全を期すことを通じて、美しい海と漁業を守り、豊かに安心して暮らすこと
のできる魅力ある地域づくりに貢献することを目指した﹁海といっしょに。浜といっしょ
に。│ J F共済3ヵ年計画︵二十年度∼二十二年度︶﹂の最終年度でありました。
その中で共済事業におけるコンプライアンスと普及及び実務の研修等による体制整備に
努め、さらに﹁提案型推進の促進﹂﹁恒常・集中推進への支援﹂﹁担当者研修・広報活動
年J F共済キャンペーン﹂を展開してまいりました結果、次の通りの実績となりま
の強化﹂など重要諸施策を積極的に実施すると共に、東北事業本部一体となった﹁ありが
とう
した。
厳しい漁業・事業環境のなか、共済加入等にご協力頂いた皆様に対し深く感謝申し上げ
☆平成22年度共済金支払状況
普通厚生共済(チョコー)
万円
推進本部長・運営委員について
本年六月末で任期満了となる運営委員について、平
成二十三年六月二十五日の山形県漁業協同組合の理事
会において、次の方々が選任、承認されましたのでご
紹介いたします。
推進本部長
田
村
勇
次 ︵重任︶
五十嵐
安
哉 ︵昇任︶
山形県J F共済推進本部運営委員
運営委員
みんなで加入 JF共済
本
間
満 ︵重任︶
つなぐ手と手をはぐくむ JF共済
運営委員
浜の暮らしを守る JF共済
本
間
昭
志 ︵新任︶
笑顔が集う JF共済
運営委員
「ありがとう!60年」
伊
原
光
臣 ︵新任︶
今までも、これからも
るとともに、今後も組合員・地域住民の多様なニーズや信頼にお応え出来るよう、推進本
3,233
運営委員
JFマリンバンクではじめよう!
●
83
31
部を中心に漁協と一体となって﹁ふれあい型﹂推進に努めてまいりますので、なお一層の
29
3,125
ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
11
706
年金
短期
計
―
―
―
―
万円
0
29
0 件
11
団体信用厚生共済
(ダンシン)
入院他
火災共済(カサイ)
乗組員厚生共済(ノリコー)
978,730
263,850
長期共済
∼JF共済3か年計画∼(平成23∼25年度)
60
保 有
実 績
8
1 件
0 万円
0件
死亡
5
計
0
2,372
事故
0
計
230
死亡
生活総合共済(くらし)
26 件
3,150 万円
満期
漁業者老齢福祉共済(ねんきん)
230 件
2,372 万円
年金
31,880 万円
620
914
33,414
件
180
4
125
309
金
亡
他
満期・給付
死 入院・通院
計
1,602
266
155,330
21,800
23
44
140,900
747,839
203
21
5
17
373
538
チョコー
くらし
新規
増額
ノリコー
カサイ
共済金額
件数
共済金額
件数
共 済 種 類
(単位:件、
万円)
☆JF共済 平成22年度加入状況
平成 23 年 7 月 ⑻
すいさん 山 形
第 299 号
JF共水連東北事業本部山形支店
すいさん 山 形
⑼ 平成 23 年 7 月
第 299 号
⑴
会員と出資金
⑵
保証業務
田
幹
士
田
茂
実
田
幸一郎
藤
定
一
藤
政
一
間
満
会員数は、新規加入会員はなく、債務完了による脱退会員
が3名で前年度より3名減少して 名となりました。
また、出資金については、本年度増加分はなく、債務完了
等による減少分 万円及び事情による減資分 万円で、前年
度末より 万円減少し、本年度末出資総額は6億7270万
円となりました。近年は、会員数及び出資総額ともに減少傾
向が続いております。
なお、本年度の出資金の払戻の減額率は ・0%でした。
倉
前
池
安
佐
本
年間保証額は、 件9098万円︵うち漁協生活ローン7
件1120万円︶となり、年度末保証残高は 件3億747
0万円となりました。前年度末対比では、件数は6件増加し
たものの、保証残高は 万円減少しております。
なお、資金種類別の保証状況は表のとおりです。
⑶
代位弁済と求償権
事
事
事
事
事
事
代位弁済事故防止に努めた結果、本年度は発生しませんで
した。
回収にあたっては、極めて厳しい情勢の中で積極的な回収
努力と支払協力による回収で1552万円の回収を図ること
ができました。
今後とも債務者ならびに関係機関のご協力をいただきなが
ら回収を図りたいと考えております。
⑷
収
支
退
任
瀧
太
一 理
澤
正 理
田
浩
行 理
田
新
一 理
崎
好
行 理
間
満 監
藤
喜代一
原
光
臣
原
一
司
藤
峯
男
基金等の運用益を中心に経営を行っている当協会は、すべ
て国債等で運用しており、運用資金を有効活用したことによ
り、事業外収益1999万円確保することができました。
一方、支出については、管理費及び内部経費の削減に努め
た結果、経常収支で 万円の赤字計上となりましたが、当期
利益1516万円計上するにいたりました。
今後とも関係機関とも協議しながら、繰越欠損金の解消に
努めてまいりたいと考えております。
大
大
原
前
白
本
佐
伊
菅
佐
⑸
役員の異動
就
任
理 事 長
理
事
理
事
理
事
理
事
理
事
理
事
理
事
代表監事
監
事
山 形 県 漁 業 信 用 基 金 協 会
75
24
80
19
30
(金額単位:千円)
区 分
一 般 資 金
近 代 化 資 金
金 融 公 庫
一 般 緊 急
借 替 緊 急
その他一般資金
小 計
計
前年度末保証残高
保証額
償還額
件 数
金 額
件 数
金 額
件 数
金 額
30
0
0
0
78
78
108
242,161
0
0
0
137,451
137,451
379,612
2
0
0
0
22
22
24
24,780
0
0
0
66,200
66,200
90,980
2
0
0
0
16
16
18
48,410
0
0
0
47,476
47,476
95,886
代弁額
件 数
0
0
0
0
0
0
0
本年度保証残高
金 額
0
0
0
0
0
0
0
件 数
金 額
30
0
0
0
84
84
114
218,531
0
0
0
156,175
156,175
374,706
飛島灯台の気象観測に係るお知らせ
「飛島灯台から情報提供されている気象観測情報と他の灯台(入道崎灯台、
弾崎灯台)からの情報に極端な差(西及び西北西風)が出ている。」
飛島地区の漁業者のみならず、遊漁船関係者や山形県沖合いを航行する船
から前述の情報があり、平成21年6月に酒田海上保安部へ飛島漁港整備協力
会の齋藤辰男会長と山形県漁業協同組合の五十嵐組合長から連名で改善要望
が提出されておりました。
この度、詳細な調査結果ならびに利用者からのアンケート調査による結果
報告がありましたので紙面にて簡単にお知らせいたします。
【推定原因】飛島灯台の西側にある急な崖からの風が吹き上がり、風向風速
計に当たる風が減衰されている。
【暫定対策】①現状観測点を5メートル嵩上げ ②観測点を飛島南灯台に仮移設し観測値を比較
【結果】5メートル嵩上げしても改善されるまでに至らなかった。飛島南灯台に移設した場合も、他の方角風に差異が表われ根
本的な改善にはならない。
以上のことから、「西及び西北西風以外の観測値は他灯台と整合性が認められる。飛島地区においては現状の観測地が妥当で
あり、現状維持としたい。」との判断がされました。
利用者から見れば残念な結果ではありますが、西及び西北西風の時は情報収集に十分注意し活用してください。
尚、この件に関する詳細なデータは本所 漁政対策室(0234−24−5612)にて保管しており、閲覧も可能です。
データ収集にご協力いただきました関係者の皆様に感謝申し上げます。
漁政対策室 室長 西村 盛
●
公共料金のお支払いは漁協へ
はじめまし
異体類のヒラメでは人工種苗に多く
では、このような両面有色魚はな
発生しますが、天然での確認は珍し
場に配属とな
ぜ発生するのでしょうか?その答え
て、4月1日
りました工藤
は異体類の発生過程にありそうです。
いとのこと。
充弘です。ま
生まれたばかりの異体類の仔魚は、
から水産試験
だまだ分から
他の魚と同じ左右対称の体で水中を
無眼側
(眼がない側)
ないことが多くご迷惑をお掛けしま
有眼側
(眼がある側)
浮遊しています。そして、海底で生
正常魚
体色異常個体
すが、どうぞよろしくお願いします。
活する時期になると、片方の眼が動
この形態の変化を﹁変態﹂と呼び、
私はカレイ類の研究を担当してい
下の写真は今年6月に測定したヤ
この過程を経て体は平たく、片側に
き始め、頭上を越えて反対の体側面
ナギムシガレイです。写真右側の個
眼が偏った成魚となります。今回の
て、試験場では魚を測定する機会が
体は眼がある面︵有眼側︶が褐色、
ヤナギムシガレイは何らかの原因
に移動します。その時に、色素細胞
眼の無い面︵無眼側︶が白い正常魚
︵ストレス?︶でこの変態が正常に
多いのですが、今回はちょっと変わ
で、左側の写真は両面ともに褐色で
進まなかったものと考えられます。
の増殖および収縮が起こり、有眼側
す。これまで多くのヤナギムシガレ
それにしても、このカレイは海底で
ったカレイに出会ったのでご紹介し
イを測定してきた水試の先輩に聞い
どのような格好で泳いでいたのか気
は褐色に、無眼側は白色になります。
たところ、ヤナギムシガレイでこの
になります・・・。
試験場で働き始めて4ヶ月程経ち
く仕事をさせてもらっています。小
いそうです。発見した時は仲の良い
早速調べてみたところ、体が平た
さな発見からも多くを学び、広い視
ますが、日々の仕事をする中でも今
く両眼が体のどちらか一方に存在す
野を持って仕事に取り組んでいこう
2匹がくっついてしまったのかと思
る異体類において、このように両側
と思います。
回のような小さな発見が多く、楽し
が褐色になることを﹁両面有色魚﹂
工藤
充弘
水産試験場海洋資源部研究員
いました。
ような両面が褐色の個体は大変珍し
たいと思います。
No.75 ĸžDžƢƕƘưƋÂท‫ػ‬໑ÂĹ
というそうです。両面有色魚は同じ
年金のお支払いは漁協へ
●
平成 23 年 7 月 ⑽
すいさん 山 形
第 299 号
すいさん 山 形
⑾ 平成 23 年 7 月
水 揚 情 報
平成23年6月30日現在
(単位:千円)
水 揚 地 内 訳
支所別
水揚合計
区 分
第 299 号
吹 浦
飛 島
酒 田
加 茂
由 良
豊 浦
温 海
念珠関
341,952
16,479
14,161
67,135
31,165
58,631
38,121
20,815
95,445
県内船水揚
218,075
14,564
15,058
40,532
21,306
36,727
27,873
5,940
56,075
県外船水揚
119,343
0
0
88,328
0
22,176
0
0
8,839
合
計
337,418
14,564
15,058
128,860
21,306
58,903
27,873
5,940
64,914
前 年 同 月 水 揚
383,400
19,530
13,329
145,320
18,592
63,381
26,027
9,144
88,077
県内船水揚
551,641
31,043
29,219
105,694
52,471
94,102
65,994
26,755
146,363
県外船水揚
127,729
0
0
90,301
0
23,432
0
0
13,996
合
計
679,370
31,043
29,219
195,995
52,471
117,534
65,994
26,755
160,359
前年度水揚累計
797,452
36,027
32,955
227,073
44,975
148,144
74,309
26,568
207,401
増 減
−118,082
−4,984
−3,736 −31,078
7,496 −30,610
−8,315
本年度水揚計画
2,860,000
143,000
162,000 1,012,000
170,000
387,000
228,000
73,000
685,000
達 成 率
23.7%
21.7%
19.3%
30.8%
30.3%
28.9%
36.6%
23.4%
本年度累計
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
水 揚 金 額
するめ い か
た
い
あ
じ
か き 貝
ほっこくあかえび
ぶり・い な だ
べにずわい
口
細
ひ
ら
め
ほ
っ け
̶ ᇪLjȪȊșȗɄ ̶
(千円)
130,216
26,001
19,548
15,021
14,884
11,625
10,832
8,828
8,488
7,852
月間MVP
漁
獲
量 (㎏)
456,480 するめ い か
77,370
べにずわい
59,024
ぶり・い な だ
54,847
あ
じ
46,356
た
い
45,190
ほ
っ け
34,431
か き 貝
ほっこくあかえび
17,969
は た は た
16,860
た こ
類
10,241
月間MVP
編
後
集
記
た皆様に心よりお見舞い申し上げます。
▼東日本大震災につきまして、被災され
一日も早い復旧・復興をお祈り申し上
JFマリンバンクではじめよう!
げます。
▼各所で節電対策が行われている中、季
節は電力使用量のピークである夏とな
りました。筆者の職場でも、お湯の沸
騰に電気ポットを使用しない・不必要
な蛍光灯の消灯など、節電に取り組ん
℃で使用するように呼びかけ
28
でおります。エアコンについても、設
定温度
られています。今年は〝暑い夏〟にな
りそうです。熱中症対策は忘れずに。
日で終了し、デジタルテレビ
24
▼アナログテレビ放送が一部被災地を除
き7月
放送へと移行しました。もう対策はお
済でしょうか?まだの方は、漁協購買
課にてデジタル放送対応テレビの販売
から設置まで行っておりますので、是
非お声掛けください。
円
▼復興策の財源として、たばこ税の増税
が検討されているようです。1箱
増税し、販売量が減らなかった場合、
年2千億円の増収となるようです。こ
れを契機に禁煙できるとよいのですが
⋮。
内浜の情報誌づくりに努めてまいりま
▼すいさん山形は今後とも、充実した庄
すので、よろしくお願い致します。
全国広域漁船保険組合 山形県支所
信也
主任
鈴木
●
50
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
前年対比 増 減 変らず→
→
今あがっている魚
18.0%
187 −47,042
→
月間水揚
5月末迄水揚累計
6月5日㈰、8日㈬、
7月2日㈯、酒田港本
港より中型いか釣船が
今年度の漁に出発しま
した。船は汽笛を鳴ら
し、大漁旗をはためか
せながら出航し、家族
漁師による
炊き出し支援活動
東日本大震災にて被害に遭われた方々に
対し、鈴木剛太さん︵剛雄丸︶他米子の若
い漁師7名が﹁同じ漁師が被害に遭ってい
る。自分たちに何かできないか﹂との思い
から庄内浜文化伝道師協会と協力し、5月
日、自分たちが獲った魚を持ち、宮城県
女川町﹁旅館海泉閣﹂に炊き出し支援活動
にむかいました。途中女川港の甚大な被害
を目の当たりにしながら、参加者一人一人
が思いを込めて﹁鯛の刺身﹂﹁鯛のアラ
汁﹂﹁ウマヅラの野菜あんかけ﹂﹁海老の
唐揚げサラダ﹂ 食分を調理しました。又、
参加漁師の娘さんが通う保育園から預かっ
たメッセージ﹁えがおのプレゼント﹂も子
供達に届けました。
︵写真中央︶
その思いが通じたのか、避難されている
方々が﹁炊き出し
は今まで何件かき
たが一番美味しか
った﹂と感謝の言
葉を口にし、全員
が見送りに出てき
てくれました。こ
れほどの歓迎を受
けるとは思わず、
参加者一同来て良
かったと達成感に
満ちた一日でした。
299/平成23年7月号
編集・発行/ 山形県漁業協同組合 酒田市船場町二丁目二番一号
代表理事組合長 五十嵐 安哉
☎ 0234−24−5611 FAX 0234−22−6455
http://www.kengyokyo.or.jp/
広報誌
や関係者が5色のテー
プを手に﹁いってらっ
しゃい﹂﹁がんばっ
て﹂などの声援で見送
りました。今年度も航
海の無事と、大漁にな
りますようお祈りいた
します。いってらっし
ゃい!
インターネットサイトにて開催中
7月5日㈫、酒田市宮野浦コミセンにて第3回伝統料理レシピ映
像化事業(通称:ままざめ講座)が行われました。この取り組み
は今年度から漁協女性部が担当するもので、具体的には、浜料理
の調理動画・写真をレシピと一緒に「庄内浜文化情報館」ホーム
ページに掲載しています。多くの方に見て頂くことで魚食普及を
図り、庄内浜各地に伝わる伝統料理のレシピを、活字保存ではな
く映像保存という形で遺すのが目的です。
各支部が順番に担当し行われる予定で、第1回は支部長らが担当
しマスのあんかけとマスのお吸い物の2品を、第2回は加茂支部が
担当しイナダの煮つけと刺身、アオサの粕汁の3品を収録しまし
た。7月5日に行われた第3回は酒田支部が担当し、イカめし、イ
カ刺し、イカの姿焼きを調理しました。
ままざめ講座
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中型いか釣船
詳しくは「庄内浜文化情報館」http://www.shonai-hama.net/まで。