人で海外へ行き、建物や風景をスケ ッチして、それを作品にし個展を開 い

小山田 慶 次 さん
︵㈶北海道農業協同組合学校・
稲穂町西在住︶
板 橋 美喜子 さん
︵陶芸家・松葉町在住︶
山 野 直 樹 さん
︵家具職人・西の里在住︶
本 禄 哲 英 北広島市長
司会
長 尾 道 子 さん
︵ルポライター・松葉町在住︶
いと思います。
動の内容についてお話しいただきた
ょうか。それでは、まず皆さんの活
にどんな価値を与えてくれるのでし
スローライフは、生き方や暮らし方
にしながら話を伺いたいと思います。
て、
﹁スローライフ﹂をキーワード
さんに﹁自分らしい生き方﹂につい
とをあまり経験せずに生きていると
てから1年間ぐらいしか、会社勤め
には全部一人で。僕は大学を卒業し
ザイン設計、制作、納品まで基本的
山野 平成 年から西の里で木の家
具を作っています。材料選びからデ
わってきました。
ろに比べて、まちの様子は大きく変
年ほど住んでいますが、転居したこ
をしていません。組織の中で働くこ
て、この北広島団地の雰囲気が気に
勉強しました。作品づくりの場とし
うと思い、関西の研究所で基本から
板橋 私は大学在学中から陶芸に興
味を持ち、仕事として陶芸を始めよ
木の家具を考えています。
が豊かになる生活道具という意味で
りというものがあると思います。心
あったり、自分のお気に入りだった
普通の日用品にも、何かこだわりが
す。今、生活の中で使っているごく
山野 僕は、家具の中にも生活を豊
かにできるものがあると考えていま
ことですね。
ないものとして、家具があるという
ます﹂とありますが、日常に欠かせ
服を選ぶように自分の家具を選びた
小山田 農業団体でつくっている学
校に勤めながら、趣味でサイクリン
ころがあります。それが自分なりの
人で海外へ行き、建物や風景をスケ
グや木版画をやっています。今、札
価値観を持つという面で、スローラ
い、そんな家具づくりを目指してい
幌までのサイクリングロードを造っ
イフにつながっているのかと思いま
ッチして、それを作品にし個展を開
ていますよね。自然に親しみながら
す。
長尾 今日は、サイクリングや木版
画を趣味で行っている小山田さんと
皆さんと一緒に走ることができれば
長尾 山野さんのホームページで﹁洋
いたりもしています。北広島には
30
家具職人の山野さん、陶芸家の板橋
と思っています。それから私は、一
元
②