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平成27年度
事業番号2-7
事業シート(概要説明書)
予算事業名
上位施策事業名
根拠法令等
事務区分
特別支援教育児童生徒サポート事業
事業開始年度 平成19年
特別支援教育を充実する
担当局・部名 教育指導部
学校教育法・スクールアシスタント配置実施要項
担当課・係名
学校教育課
特別支援教育係
■自治事務 □法定受託事務
作成責任者
大西 隆博
実施の背景
平成19年度の学校教育法の改正により、通常学級に在籍する発達障害を含む障がいのある児童生徒が特別支
援教育の対象となり、学習や適応で困っている児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた支援が求められてい
る。 また、障がいへの理解や適切な対応がされない場合、ひきこもり、不登校、いじめなどの二次障がい、学級が機
能しない状態に陥る場合もあり、早期の適切な対応が必要である。
目 的
・教室からの飛び出しやパニック等行動面で著しく不安定な児童及びその児童が在籍する学級を支援することで、対象
児童の安定・社会性の獲得を促すともに、対象学級の円滑な学級経営を目指す。
・全校園に特別支援教育コーディネーターを指名し、各校園の特別支援体制を充実させることで、全教職員の特別支援
教育に関する資質の向上を目指す。
・困難ケースについて、専門委員会など関係機関と連携・協力し、学校園・保護者が適切な助言が受けることができる
体制づくりを目指す。
(何をどうしたいのか)
対 象
対象者数(全住民に対する割合)
全小中養護学校児童・生徒
(誰・何を対象に)
22,927
人 ( 8.59
% )
■直接実施
実施方法
□業務委託 又は □指定管理 (委託先又は指定管理者: )
□補助金〔直接・間接〕(補助先: 実施主体:
)
□貸付(貸付先: )□その他( )
事業内容(箇条書き)
事
業
概
要
事業費
・スクールアシスタントの配置
事業内容
(手段、手法など)
・コーディネーターネットワーク会議・研修会の
開催
・専門委員会の開催
活動指標
60,245
千
円
配置人数
120
千
円
開催回数
0
千
円
開催回数
千
円
関連事業
(同一目的事業等)
27年度(予算)
事業費合計
事
業
コ費
ス
ト
人
件
費
事業費内訳
(平成26年度分)
担当正職員
臨時職員等
人件費合計
総事業費
国県支出金
財源
地方債
内訳
その他特財
一般財源
財源合計
26年度(決算)
61,025 千円
60,476 千円
25年度(決算)
24年度(決算)
60,367 千円
53,758 千円
1,932 千円
千円
1,932 千円
0.25 人 1,932 千円
人
千円
0.25 人 1,932 千円
0.25 人 1,932 千円
人
千円
0.25 人 1,932 千円
62,957 千円
62,408 千円
62,299 千円
55,690 千円
千円
国県支出金の内容
千円
千円
その他特財の内容
62,957 千円
62,957 千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
62,408 千円
62,408 千円
62,299 千円
62,299 千円
55,690 千円
55,690 千円
報酬(非常勤職員報酬)
51,899千円
共済費(社会保険料)
8,345千円
報償費(研修会講師等謝金)
120千円
費用弁償(児童校外行事引率旅費) 112千円
0.25 人
人
0.25 人
1,932 千円
千円
1,932 千円
0.25 人
人
0.25 人
-95-
平成27年度
事業番号2-7
事業シート(概要説明書)
予算事業名
特別支援教育児童生徒サポート事業
【活動指標名】(実績値/目標値)
事
業
実
績
活動実績
単位当たりコスト
成果目標
(指標設定理由等)
事
業
成
果
成果
(目標達成状況)
事業開始年度 平成19年
単位
H26年度
H25年度
H24年度
スクールアシスタントの配置人数
人
28/28
28/28
25/25
特別支援教育コーディネーターの指名
人
61/61
61/61
61/61
ネットワーク会議・研修会の開催回数
回
10/10
10/10
10/10
特別支援教育専門委員会の開催回数
回
10/9
9/9
9/9
千円
313
312
279
総事業費
/
授業日数
(200日)
特別支援教育を推進することで、一人一人のニーズに対応し、困り感のある児童生徒が充実した学校生
活を送ることができるようになり、保護者もその成長を感じ、安心して通学させることができる。しか
し、児童の意欲や保護者の安心感等を数値化して指標とすることは難しいため、スクールアシスタント配
置校に実施した活用状況調査及び市民意識調査の「特別支援教育の内容」の満足度を成果指標とした。
【成果指標名】(実績値/目標値)
単位
H26年度
H25年度
スクールアシスタントの配置で教育的効果があっ
たとしている学校数
校
28/28
28/28
市民意識調査「特別支援教育の内容」の満足
度
%
49.2/100
H24年度
■拡充 □維持 □縮小 □改善 □統合 □廃止 □休止 □完了
事
業
の
自
己
評
価
事務事業
評価結果
今後の事業
の方向性、
課題等
各校において、特別支援教育コーディネーターを中心に支援体制を充実させるとともに、個別の支援の
あり方について校内委員会で検討するとともに、全教職員で取り組み、一人一人の障害に応じた教育を行
うことができた。
また、スクールアシスタントについては、平成25年度に全ての小学校に配置することができ、最も困り
感のある児童及びその学級に対し、適切な支援を行うことができた。しかしながら、市内の小中学校通常
学級において支援を必要とする児童生徒に対して、現状では十分な対応ができているとは言い難い。
平成24年度に文部科学省が実施した「通常の学級に在籍する発達障がいの可能性のある特別な教育的
支援を必要とする児童生徒に関する調査」によると、6.5%の割合で在籍しているとの結果が出てお
り、今後もそのような児童生徒は増加傾向にあると考えられる。
そこで、研修会等をとおして、市内の全教職員の特別支援教育についての専門性を更に高めるととも
に、授業のユニバーサルデザイン化を行うことで、全ての児童生徒にわかりやすい教材の作成や授業を
行っていく。また、スクールアシスタントの追加配置について、学校からの増員希望も多く、市として組
織的、計画的、継続的な支援体制を発展、充実させていくことが必要である。
近隣市町のスクールアシスタントの配置状況
加古川市:小学校28校に28名配置、中学校12校に 0名配置
明 石 市:小学校28校に45名配置、中学校13校に17名配置
比較参考値
高 砂 市:小学校10校に10名配置、中学校 6校に 1名配置
(他自治体での類似 稲 美 町:小学校 5校に 8名配置、中学校 2校に 2名配置
播 磨 町:小学校 6校に 6名配置、中学校 2校に 2名配置
事業の例など)
月給165,000円(週29時間)
時給1,160円(週29時間)
時給1,050円(日6時間)
時給990円(日7時間)
月給145,000円(週29時間)
加古川市における不登校・いじめ等の問題行動への対策のために非常勤嘱託員を配置
メンタルサポーター 中学校12校に12名配置 日給8,000円 要教員免許
特記事項
-96-
要教員免許
要教員免許
要教員免許
要教員免許
要教員免許
平成27年度特別支援教育児童生徒サポート事業実施要項
加古川市教育委員会
1
平成27年度事業計画
(1)事業目的
ADHD(注意欠陥多動性障害)等による行動面の不安定な児童をはじめ、特別な
支援が必要な児童が、個々のニーズに応じた教育的支援及び指導を受けられるよう
にするとともに、その児童が在籍する学級に対しても適切な支援及び指導が行える
ようにすることを目的とする。
(2)事業概要
①事業内容
対象となる児童への指導補助や対象となる児童が在籍する学校や学
級に対し必要な教育的支援を行う「スクールアシスタント」をすべ
ての小学校に配置する。
②配置人数
各小学校1名(全28名)
③配置期間
平成27年4月1日~平成28年3月31日(但し8月は除く)
(3)スクールアシスタントの勤務要件等
①身分
非常勤嘱託員
②勤務時間
29時間/週(5時間48分/日)
8時30分~15時18分
※勤務時間は、必要に応じて週あたり29時間を超えない範囲で割り
振ることができる。
③資格
④職務内容
幼稚園、小学校、中学校教諭普通免許状のうちいずれかを有する者
・通常学級のADHD(注意欠陥多動性障害)等により行動面での不
安定さや特別な支援が必要な児童への支援及び指導補助
・対象となる児童の在籍する学級に対する指導補助など
2
推進方法等
(1)推進に係る留意事項等
①事業推進に係る校内組織・体制(校内委員会等)を整備し、効果的な補助活動の在
り方等を検討するとともに、その成果を検証する。
②効果的な活用を図るため、重点を置いて支援を行う児童を2~3名程度にし、その
児童及び学級への支援を中心に推進されるように留意する。また、1週間の持ち時
間は24単位時間以内とする。
③市教育委員会と連携を図り、市教育委員会は、必要に応じて指導・助言を行う。
④スクールアシスタントの配置が他の教職員の「持ち時間数」の軽減につながること
が無いように留意する。
-97-
(2)提出書類(別紙様式)
①年度初めに「スクールアシスタント活用推進年間計画書」(別紙様式2)、翌年3
月末日までに「スクールアシスタント活用推進年間報告書」(別紙様式3)を市教
育委員会に提出する。
②毎月5日まで(※3月分については月末まで)に、「スクールアシスタント活動報
告書」(別紙様式1)を市教育委員会に提出する。
(3)スクールアシスタントの研修等
①学校訪問等を通じ指導主事が推進状況を視察し、必要に応じて指導助言を行う。
②スクールアシスタント研修会を適宜実施し、専門性や指導力の向上に努める。
③市教委主催の各種研修会等にも積極的に参加し、専門職としての見識と指導技術の
向上に努める。
-98-
加古川市の特別支援教育に係る支援体制について
学校教育課
コミュニケーションや
対人関係がうまくいか
ないな。
言葉や学習内容の習得
保護者
が思うようにできない
なぁ。
相談
学校園
他の校園内組織
担任
サポート
等をもとに課題や適切な指導等に
相談
まずは、校園内で個別の指導計画
不登校対策
スクール
アシスタント
推進委員会
ついて検討してみましょう
連携・協力
校園内適正就学
校園内特別支援教育推進委員会
指導委員会
(特別支援教育コーディネーター)
報告連絡
相談依頼
個別のケースを協議
巡回教育相談
加古川市教育委員会
学校教育課
特別支援教育係
079(427)9750
紹介
連携・協議
加古川市適正就学指導委員会
特別支援教育専門委員会
(学校生活支援教員)
・通級指導教室
・各種相談機関
◎ 各校園における特別支援に係る相談について
・各種医療機関
1
2
3
4
学校園での支援が必要な幼児・児童・生徒についての
相談
通級指導教室への新規入級希望者についての相談
校園内支援の体制についての相談
保護者からの就学・教育相談
(県立こども発達支援センター等)
・各種療育機関
(市立こども療育センター等)
※紹介等、各手続きにつては、個別にお知らせします。
教育相談(通級指導教室)
《ことば》尾 上小学校(松本)
《自閉症・LD,ADHD 等》
神 吉中学校(石井)
加古川小学校(近藤)
別 府小学校(尾住)
鳩 里小学校(崎尾)
〔421-4561〕
野口南小学校(古林)
〔425-2002〕
〔431-3402〕
〔424-3456〕
〔435-1719〕
〔424-7006〕
平岡南中学校(福永)
平 岡小学校(國本)
平 荘小学校(内橋)
〔437-1880〕
〔424-3460〕
〔428-0014〕
-99-