qNano ナノ粒子マルチアナライザー

qNano
ナノ粒子マルチアナライザー
TEMと同等の
高精度サイズ分布計測を実現
ポリスチレン粒子の計測事例
右のグラフは、220、330、410nmのポリスチレンパーティクルをそれぞ
れ個別に計測した事例です。
qNanoやDCSはTEMの計測結果との相関が非常に高く、高精度のサイ
ズ分布を得ることができます。一方、光散乱法を採用したDLS、PTAでは
実際とは異なるブロードなサイズ分布しか得ることができません。
TEM
DLS
透過型電子顕微鏡
動的光散乱法
TRPS
Tunable Resistive Pulse Sensor (qNano)
PTA
DCS
Particle Tracking Analysis
Differential Centrifugal Sedimentation
【関連文献】
Will Anderson, Darby Kozak, Victoria A. Coleman, Åsa K. Jämting, Matt Trau
A comparative study of submicron particle sizing platforms: Accuracy, precision and
resolution analysis of polydisperse particle size distributions.
Journal of Colloid and Interface Science, Volume 405, 1 September 2013, Pages
322–330
濃度(個数/mL)を定量評価
再現性高く定量濃度評価
Certificated Mean Diameter 400nm のNIST 標準粒子(ポリスチレン)を
TRISバッファーに1000倍希釈したサンプルを5度に渡りqNanoで測定し
再現性が得られるかを検証したデータです。
【測定条件】NP200(推奨測定範囲100nm-400nm)使用、
Voltage: 0.46V/Stretch: 45.42mm/Pressure 9で測定
Run
Measured Mean
Diameter
Measured
Concentration
1
2
3
4
5
400.2 nm
398.3 nm
397.1 nm
397.9 nm
399.2 nm
2.5e + 11 particles/mL
2.4e + 11 particles/mL
2.5e + 11 particles/mL
2.6e + 11 particles/mL
2.4e + 11 particles/mL
1粒子毎の表面電荷を計測
図A
1粒子毎のゼータ電位(mV)を定量化
従来のDLS技術を利用した表面電荷計測装置では、全分布の平均表面
電荷量の計測しかできませんでした。qNanoはTRPS技術により、粒子
1つの表面電荷を計測することができ、従来のDLS技術と相関を持った
表面電荷量計測(右表B)と同時に粒子1つ1つの表面電荷量も計測す
ることも可能となりました。(右図A)
【関連文献】
Kozak et al.
Simultaneous Size and ζ-Potential Measurements of Individual Nanoparticles in Dispersion Using
Size-Tunable Pore Sensors.
ACS Nano, Just Accepted Manuscript DOI: 10.1021/nn3020322, Published Online: July 18, (2012).
1
表B
原理も操作もシンプルなナノ粒子計測器
stretch
電流値(nA)
サンプルの光学特性や形状に影響されません。
stretch
時間(msec)
電気抵抗ナノパルス方式
① ナノポアを挟んだ電解溶液中に電圧をかけると電流が流れます。
② 粒子がナノポアを通過すると電気抵抗ナノパルスが発生します。
③ ナノパルスの長さは粒子の体積を示しており、大きな粒子であるほど長い
電気抵抗ナノパルスを生じます。上図では赤く大きな粒子が一番長いナノ
パルスを発生させ、緑の小さな粒子のナノパルスは短くなります。
最小サンプル30μLから、
④ 専用の測定・解析ソフトはナノパルスを1つずつカウントして、それぞれナノ
ピペットを使用したシンプル操作
粒子の体積から径を算出してサイズ分布を求めます。
特許技術 チューナブルナノポア
50nm∼10μmの粒子測定が可能
● 独自技術の可変調整(チューニング)できるナノポアを採用
● ポアサイズのチューニングは目詰まり防止に有効です。
● 測定粒子サイズに応じて、各種ポアサイズを用意しています。
ナノポア種類
推奨測定範囲
推奨濃度
NP 100
40 ー
320 nm
1.00E+10
NP 150
60 ー
480 nm
5.00E+09
NP 200
80 ー
640 nm
2.00E+09
NP 300
115 ー 1150 nm
1.00E+09
NP 400
155 ー 1550 nm
5.00E+08
NP 800
320 ー 3200 nm
1.00E+08
NP1000
400 ー 4000 nm
5.00E+07
NP2000
800 ー 8000 nm
5.00E+06
NP4000
1600 ー 16000 nm
5.00E+05
ナノポア
粒子1つ1つを測定して高精度な解析を実現
専用のソフトウェア上で粒子1つ1つのナノパルスを記録しており、測定後に1つ1つの粒子に対して確認が行えます。
粒子1つ1つのナノパルスを確認
2
機能性・高性能化DDS開発に
高 分 子 修 飾リポソーム 測 定
洗浄殺菌や新規DDSの開発に
ウルトラファインバブル計測
バブルの分散状態と濃度を計測
PEGを加える前後で、リポソームの表面修飾変化をqNanoで捉えるこ
とができます。上図はPEGの修飾により、リポソームの電気泳動移動
度(粒子の表面電荷量)に低下がみられ(緑棒)、表面電荷が減少してい
ることを示しています。
Drug D
eli
v
表面修飾による電荷量変化の測定
m
e
t
s
y
S
y
er
1μm以下の微細な気泡のナノバブルは、気泡を
形 成しているガスの 種 類 によって、
殺菌効果
や 生理活性作用、DDSなど、今後の産業分野
への応用が期待されています。
● リポソーム
● ミセル
● 脂質
● PLGA, PLG
● ナノバブル
● マイクロバブル
● カプセル
● L-b-Lポリマー
● エマルション
(水ベース)
粒度分布が幅広いナノバブルですが
それらを正確に個数分布を分析
することが可能です。
詳細は
5ページ
迅速診断・疾病マーカーの開発に
エクソソーム測定
広がるqNan
● エクソソーム
● 血小板
● 赤血球
● 血漿
血液
尿・血清中の
エクソソームを測定
● 血清
学・
● ベシクル
血液や尿、唾液等の体液中に存在
● 細胞
する微小胞のエクソソームは体内の
様々な部位から発生し、その疾病由来
マーカーとして期待されています。
qNanoは様々な体液からその存在をサイズ
分布と濃度、抗体反応で測定することができます。
左図は尿中のエクソソームを測定したグラフです。
迅
速
詳細は
6ページ
I situで分子間の相互作用を
In
リアルタイムモニタリング
ナノポアを粒子が通過する時間は粒子の表面電荷量によって変化しま
す。
この変化量を見ることで、粒子と分子の相互作用を測定します。
右図は、マイナス電荷のカルボキシル化ポリスチレン粒子の計測10分後に
プラス電荷のアビジンを滴下した時のナノポア通過時間を計測したグラ
フです。アビジンの吸着により通過時間が長くなったことを示しています。
詳細は
8ページ
3
高分子粒子とタンパク質の相互作用測定
診断
海洋環境で測定
採取した海水を直接測定可能です。
qNanoでは最小20mMからのNaCl溶液で測定することが可能です。
単細胞シアノバクテリア
バクテリアサイズ:680 nm
濃度 = 5.6 x 10 8 個/mL
採 取した 海 水 を 直 接 測 定 も可 能 で 、海 水 中 に 含まれるウィルス や
ナノバクテリア、海洋有機物の測定が可能です。
海洋中ナノ有機物の測定
水浄化やプロテインスキマーの評価
詳細は
7ページ
参考文献
Roverts GS, Yu S(Izon Science Ltd), Zeng Q (マサチューセッツ工科大学), et., al,
Tunable Pores for Measuring Concentrations of Synthetic and Biological Nanoparticle
Dispersions
Biosensors and Bioelectronics, Volume 31, Issue 1,15 January 2012, Pages 17-25
微生物
・ウ
イ
ル
● バクテリア
● ウイルス
アデノウイルス
サイトメガロウイルス
バキュロウイルス
バクテリオファージ等
食品の評価
質
パク
タン
ス・
大腸菌、乳酸菌
海洋バクテリア等
● ウイルス様粒子(VLP)
ワクチン
食品
タンパク質結晶
海洋ナノバクテリア粒度測定
標 準 的 なミルク(青 棒)に はカゼインミセル やラク
トース、脂肪球などが含まれており、幅広い粒度分布
を示します。
加工ミルク(緑棒)には粒子サイズが大きい成分が
少 な いことが わ かります。しかし標 準 的 なミルクの
ピークに近いところにピークを確認することができる
ことから、
ミルクの主成である脂質球が含まれている
ことが推測できます。
牛乳と加工乳の比較
色素A
機
色素B
顔料の評価
2種類の色素の測定評価の結果です。
色素Aは550nm付近、色素Bは220nm付近に
ピーク値 が 存 在します。2 つ の 色 素で サイズ
分布とサイズ毎の濃度に大きな違いがある
ことがわかります。
色素の分散比較
無
● 高分子ビーズ
ポリスチレン
NIPAM
● 磁性粒子
● セラミクス粒子
シリカ
チタニア
●フィルター濾過水
● 洗浄液
材料
oの測定事例
有
機・
多分散ポリマービーズ
4 種 類 の 大きさの ポリスチレン粒 子を混 ぜ た 懸 濁 液を
測定した結果です。qNanoは粒子1個ずつを計測する電気
抵 抗ナノパ ルス 法 を 採 用しているた め 、粒 径レンジ の
広い多分散サンプルでも高分解能で測定が可能です。
測定粒子のSEM画像
多分散サンプルでも高分解能にサイズ分布を検出
4
Drug Delivery System
ナノキャリア :リポソーム、
シリカ、
ナノバブル等々
ドラッグデリバリーシステム(DDS)研究において、
ナノキャリアが安定的に均一なサイズを保持する事は重要な要素であり、また
ド
体内滞留性の向上のための粒子表面への修飾や、薬効評価のため定量濃度評価等、様々なパラメーターの測定が求められます。
qNanoはTEMに近い高精度でサイズ計測、表面電荷の評価、定量濃度評価ができるため、DDS研究において最適です。
リポソーム
■凍結前のリポソーム
■凍結後のリポソーム
リポソームの凍結前後をサイズと濃度で比較
左のグラフは凍結前と後のリポソームの粒子サイズと濃度を示しています。
単分散であったリポソームは凍結によって凝集量が増加し、多分散になっている
ことがわかります。また凝集量の増加によりサイズ別の濃度も大きく変化している
ことがわかります。
サンプル
濃度(particles/mL)
リポソーム
3.5×10 13
リポソーム(凍結後)
2.9×10 13
全体濃度から凝集割合の評価
凍結前と凍結後のリポソームの粒子濃度を示したのが上表です。
リポソームは
凍結によってアグリゲーション量が増加し濃度が薄くなっている事がわかります。
リポソーム表面の電荷計測
左のグラフはリポソームとPEG修飾リポソームの計測結果です。
右下の2Dグラフは横軸にサイズ、縦軸に表面電荷量をゼータポテンシャ
ルで定量化したものを示しています。
それぞれ、サイズと電荷量別に濃度を算出することができます。
Concentration(particles/mL)
Concentration(particles/mL)
新規DDSの開発
Particle Diameter(nm)
ナノバブルの分散状態と濃度を測定
1μm以下の微細な気泡のナノバブルは、気泡を形成している
ガスの種類によって、殺菌効果や生理活性作用、DDSなど、
今後の産業分野への応用が期待されています。
従来の光学的測定手法では再現性が悪く、測定が難しかった
のですが、qNanoでは粒度分布が幅広いナノバブルを正確に
測定することができます。
5
Particle Diameter(nm)
エマルションのサイズ・濃度計測
食品・化粧品・医薬品等様々な分野で利用されるエマルション
ですが、近年エマルション技術を応用したDDSキャリア開発
が期待されています。
エクソソーム 採取場所:尿、血清、培養細胞等々
qNanoは他手法では規定値外の低濃度サンプルでも計測ができ、濃度を絶対値で算出することができます。また、1回の測定で
必要なサンプル量は、30μLと少量でもサイズ・濃度を定量化します。
濃度不明のエクソソームを計測する場合が多いですが、qNanoでは対象サンプルが低濃度の場合でも計測不能となることなく
絶対値で濃度を出すことができます。貴重なサンプルを無駄にすることがありません。
▼ エクソソームの関連文献
▼ 当社qNanoと他手法との比較
比較項目
qNano
他社
Takeshi Katsuda, Reiko Tsuchiya, Nobuyoshi Kosaka, Yusuke Yoshioka, Kentaro Takagaki, Katsuyuki Oki,
( 電気抵抗ナノパルス法)(ナノ粒子トラッキング法) Fumitaka Takeshita, Yasuyuki Sakai, Masahiko Kuroda & Takahiro Ochiya
測定
サンプル濃度
低濃度でも
測定ができます
必要サンプル量
30μL
規定値
Human adipose tissue-derived mesenchymal stem cells secrete functional neprilysin-bound exosomes.
Scientific Reports 3 Article number:1197 (doi: 10.1038/srep01197)
107 個数/mL 以上
でないと計測自体不能
500μL
Shimbo K, Miyaki S, Ishitobi H, Kato Y, Kubo T, Shimose S, Ochi M.
Exosome-formed synthetic microRNA-143 is transferred to osteosarcoma cells and inhibits their migration.
Biochem Biophys Res Commun. 2014 Mar 7;445(2):381-7. doi: 10.1016 / j.bbrc.2014.02.007. Epub 2014 Feb 10.
エクソソームのサイズ・濃度を定量評価
エクソソーム診断デバイスの開発を目指し、qNanoを用いてエクソソー
ムの濃度・粒径分布を計測した事例です。
上のグラフはヒト血清を110,000×g,70 minで超遠心した後に、220nm
のフィルターにかけて抽出したエクソソームを計測した結果です。
【資料御提供】
東京大学 大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻
一木 隆範 様
新製品
qEV エクソソーム抽出キット
血清、血漿、唾液、尿、培養液から
エクソソームを抽出
15分でエクソソーム回収が可能
エクソソーム、extracellular vesiclesを短時間で分離・精製(通常15分)
非破壊で、生物学的機能を維持した状態で、分離・精製できます。
以下を除去し、EVの高度濃縮ができます。
●
●
●
バックグラウンドタンパク質
バックグラウンド脂質とサンプルから出るその他溶質
細胞残屑と他の微粒子
上のグラフの■で示したグラフは抗体がエクソソームに結合す
ることで、エクソソームの表面電荷量が変化し、ナノポアの通過
時間が遅くなっていることを示しています。
エクソソームのみ(■)とエクソソームに非特異的な抗体を混ぜて
計測したサンプル(■)と比較してもナノポアの通過時間が遅くなっ
ています。回収された粒子が疾病由来のエクソソームであること
が確認できます。q N a n o で は 抗 体 を 使 用して計 測した 生 体 粒
子 の 特 定 や 抗 体 の 評価ができます。
新製品
IZON 試薬キット
ナノポアへの非特異的結合を
抑えるIZON塗布液(ICS)付属
試薬はすべて調整されていて、
すぐに使用できます
新しいソフトウェア(IZON Control Suite Ver. 3.2)に追加されたア
シスタント機能に対応しています。最適化されたキャリブレーショ
ンサンプルやバッファーで人為的エラーやコンタミを極限まで抑
えられます。
また、ナノポアへの非特異的な結合を抑えるIZON塗布液も付属
しています。新ソフトウェア(Ver.3.2)、qEV エクソソーム抽出キット
と合わせて、エクソソームの抽出から測定までトータルにプロト
コルをご提供できます。
6
微 生 物 測定事例:バクテリア(大腸菌、乳酸菌、海洋バクテリア)、酵母、藻類
qNanoでは微生物のサイズ別の濃度を計測することができます。ナノレ ベ ル の 高 精 度 サイズ 分 布 別 の 濃 度 計 測 により、
微生物の種類や成熟別に濃度計測が可能になり、従 来 の 吸 光 法より高 精 度 に、コロニ ーカウント法より簡 便で 短 時 間 な
計測が実現しました。表面電荷計測により微生物接着の解析もできます。
形状の異なるバクテリアの確認
枯草菌と芽胞
Concentration(Particle/mL)
Blockade Baseline Duration(ms)
芽胞は一部の細菌が形作る、極めて耐久性の高い
細胞構造です。
左側(A)のグラフでは、1.1μm付近に芽胞、2μm付
近に枯草菌が見られます。
サイズ(横軸)と通過時間(縦軸)を表した(B)のグラフ
も、それぞれ芽胞と枯草菌が確認できます。球形に
近い芽胞に比べて、円筒形の枯草菌は通過時間に
ばらつきがあります。
これは、ナノポアを通過する際
に、円筒形の枯草菌の向きによって通過時間が異な
ることから見られます。
Particle Diameter(nm)
Particle Diameter(nm)
▲枯草菌計測グラフ
(A)
▲枯草菌計測グラフ(B)
サイズ(nm)vs 濃度グラフ
(個数/mL)
サイズ(nm)vs 通過時間(ms)
バイオフィルム形成評価
バクテリアのサイズ評価
表面電荷の評価
電気泳動移動度(ms) qNanoはバクテリアのサイズと高精度濃度計測に加えて、最新の事
例でバイオフィルム形成のメカニズム解明とコントロールのために
利用されています。バイオフィルムの第一段階は表面への接着です。
バクテリア付着と表面電荷の影響を決定するためにqNanoでは表面
電荷を電気泳動移動度(ms)から評価することができます。
【関連文献】
Chung MC, Dean S, Marakasova ES, Nwabueze AO, van Hoek ML.
Chitinases Are Negative Regulators of Francisella novicida Biofilms.
PLoS One. 2014 Mar 24;9(3):e93119. doi: 10.1371 / journal.pone. 0093119.
Concentration(Particle/mL)
バクテリアの確認と存在量の比較
左のグラフはqNanoでMethylobacterium sp.(■) と Sphingomonas sp. (■)とその混合物(■)
をqNanoで計測した結果です。サイズが異なるバクテリアでは、それぞれのバクテリアの存在を
高精度のサイズ分布で確認することができます。またその存在を濃度で定量することができ、
殺菌剤の開発や共生時の存在比を簡単に計測することができます。
バクテリア計測グラフ:サイズ(nm) vs 濃度グラフ(個数/mL)
Particle Diameter(nm)
マイクロサイズのバクテリア測定
活性汚泥由来のバクテリア凝集体の評価
単体で1μm程のバクテリア凝集が進むことによって40−60μmまで大きくなったことが測定
データからわかりました。バクテリアなどのミクロンオーダーの粒子の凝集評価が可能となります。
資料御提供:宇都宮大学 工学部 応用化学科 教授 加 藤 紀 弘 様
マイクロサイズ計測は、10ページ
バクテリアの凝集体測定
7
測定事例: 血小板、赤血球、血漿、血清、ベシクル、細胞 迅速診断・タンパク質 アプタマー開発に ターゲット物質との相互作用解析
アプタマーは高い特異性でターゲット分子と結合する核酸やペプチドで、医療診断や環境
モニタリングの分野への応用が期待されています。
アプタマーを修飾したナノ粒子とターゲット分子の相互作用を粒子1つの電気泳動移動
度から解析ができ、粒子サイズと濃度、ゼータ電位の変化をナノモルレベルの感度で検出
することができます。
左図は、DNAアプタマー修飾したナノ粒子とターゲットタンパク質のトロンビンの相互作
用解析です。ナノモーラー(nM)の極低濃度の検出が実現しました。
【関連文献】
Billinge et al.
Monitoring Aptamer–Protein Interactions Using Tunable Resistive Pulse Sensing.
Analytical Chemistry, 2014, 86 (2), pp 1030–1037
測定事例:
高分子ビーズ (ポリスチレン、NIPAM)、磁性粒子、セラミクス粒子 (シリカ、チタニア) 、
フィルタ ー濾過水、洗浄液、ナノワイヤー、カーボンナノホーン
有機・無機物質 サンプルの材質、光学特性、形状に関わらず高精度に計測
0E-5 5E-5 10E-5 15E-5 20E-5 25E-5 30E-5
粒径(nm)
体積(fL)
▲ 極小ポリスチレンビーズ
電気抵抗ナノパルス法により1粒子毎の体積を計測するので、サンプルの材質や光学特性、形状に関わらず高精度に計測が可能です。
粒径だけではなく、体積(fL)でヒストグラム表示・解析させることも可能です。高精度なサイズ分布の計測は、分散剤の開発にも有効です。
▲
カーボンナノホーン
右図はカーボンナノホーンをqNano(TRPS)、DLS、TEMで計測した事例です。
DLSでは、qNanoやTEMと比べて大きなサイズにピーク値が出ており、サイズ
分布も広くなっています。qNanoではTEMと高い相関を持って計測することが
できます。
8
測定事例: アデノウイルス、サイトメガロウイルス、
バキュロウイルス、バクテリオファージ等
ウイルス
ウイルスの凝集状態を高分解能で評価
1量体
電気抵抗ナノパルス方式を使用して、ナノ粒子を1個ずつ測定する
ため、レーザー方式のようなフィッティングが不要で高精度の測定が
可能になりました。左図はアデノウイルスの測定事例です。
ほとんどが90-100nmの範囲にありますが、2番目のピークが2つ
2量体
のウイルスがアグリゲーションした110nm(単一粒子の体積の2倍
に相当)に見られます。
【関連文献】
Robert Vogel, (クイーンズランド大学), et., al,
Quantitative Sizing of Nano/Microparticles with a Tunable Elastomeric Pore Sensor.
Anal. Chem., 2011, 83 (9), pp 3499‒3506
経口ワクチンの品質管理
<qViro-X 測定事例>
経口ワクチンの生産時に品質を評価するために、qViro-Xは使用されています。
下図は、6つの製造容器から経口ワクチンを採取し計測した結果です。qViro-Xでは、試料の分散に関する情報に加えて、正確な検体濃度(個数/mL)
を各サンプルで求めることができます。さらに粒子の平均粒径、全濃度を求めることもできます。製造工程の初期段階で高品質かどうか見極め
ることができます。
▲ 経口ワクチン測定グラフ:サイズ(nm) vs 濃度グラフ(個数/mL)
測定事例(ウイルス)
アデノウイルス 、 MS2ファージ 、 H7N3 、レンチウイルス 、 水痘帯状疱疹ウイルス 、 EV71 、 バキュロウイルス 、
ロタウイルス 、 VLPs 、 HIV 、 CMV 、 HSV(淡水・海洋ウイルス) 、 デング熱ウイルス 、 H1N1
<除染対応モデル>ウイルスや感染性細菌の計測に最適
オートクレーブ可能な除染対応モデル
除染液(次亜塩素酸ナトリウム, Virkon S®)にも対応
qViro-XはqNanoの技術を元にウイルスや感染性細菌の計測のために設計された装
置です。除染のために耐薬品性の高いステンレスボディを採用しております。
またクリーンベンチや安全キャビネット内で操作しやすいよう、さらに小型化された装
置です。
また、
アメリカ食品医薬品局のFDA 21 CFR Part 11の要求項目を満たしたソフ
トウェアを提供することが可能です。
qV ir o-X
生 体 用ナノ粒 子マルチアナライザー
9
【NEW】
FDA21 CFR Part 11に
対応ソフトウェアをリリース
qMicro
マイクロサイズの粒子計測器
測定事例:がん細胞、血液細胞、一般的な細胞生物学、細菌、
環境中汚染粒子、エマルション(水中に油の粒子)、食品中の微生物シ
【qMicro マイクロパーティクル計測器 装置仕様】 計測範囲
試料容量
重 量
データ通信
寸 法
4μm∼300μm
1μL∼1mL
1.5㎏
USB
φ125×140㎜
4-300μmの
粒子サイズと濃度を定量化
● 液中粒子数「0」からの極低濃度サンプル計測
● FACSデータにサイズ(nm)、濃度(個数/mL)を付加
● 細胞や食品、水質検査に
qMicroではサンプルの全量(1μL∼1mL)を計測する事ができますので、
1mL中に0個の極低濃度サンプルの計測を行います。100μmの粒子が計
測でき、細胞(血小板、赤血球、癌細胞、T4細胞、幹細胞)や環境水、食品
▲
などの計測に最適です。
マイクロサイズで高分解能な粒度分布を取得
海水培養中における、
フミン様物質の安定性評価
左グラフは精製水(■)と海水培地中(■)におけるフミン様物質を計測した
事例です。海水培地中の方が凝集が進んでいることが分ります。
フミン様物質(腐植物質)は、植物や生物の死骸が微生物により分解され
た高分子有機物で、地球上の有機物の物質循環において重要な構成物質
です。フミン様物質の凝集を解明することで水浄化の研究や膜ファウリン
グの解明に役立ちます。
フローサイトメーターデータにサイズと濃度を定量
% Population (by count)
アポトーシス細胞のサイズを
高精度に定量化
左のグラフは、血液をqMicroとフローサイトメ
SSC
Granulocytes トリー(FCM)で計測した事例です。
qMicroではフローサイトメトリーのFSCから
得られるサイズデータを高精度に定量化する
Monocytes
ことができます。
アポトーシス細胞のような体積が大きく異なる
Iymphocyte
細胞において、FCMで細胞体積あたりの蛍光
強度を正確に求めることができます。
Particle Diameter (nm)
FSC
10
装置仕様
測定範囲
本体
50nm∼10μm
最小試料容量
電源
100 VAC
加圧 /吸引圧範囲
VPM
加圧/吸引圧設定
qNano
ナノ粒子マルチアナライザー
30∼40μL
0.01kPa∼2.0kPa (qNano) / 0.1kPa ∼1.5kPa (qViro-X)
標準モード(0.2kPa∼2.0kPaの範囲) 0.05kPaステップ
微細モード(0.01kPa∼0.2kPaの範囲) 0.05kPaステップ
265 (D) × 140 (W) × 275 (H) mm / 5kg
設置スペース/
重量
(qNano)
300 (D) × 260 (W) × 180 (H) mm / 12kg (qViro-X)
OS Windows® 7 Professional (64bit) 推奨PC仕様
プロセッサ
第四世代 Core i7/i5 推奨
メモリ
8 GB RAM
ビデオメモリ
(VRAM容量)1GB以上 推奨
qViro-X
生体用ナノ粒子マルチアナライザー
HDD
最小50GB以上 推奨
データ通信
USB2.0port
測定範囲
4μm∼300μm
試料容量
1μL∼1mL
本体
qMicro
マイクロパーティクル
計測器
電源
100 VAC
設置スペース/重量
φ125×140㎜ / 1.5kg
新製品
新製品
qEV エクソソーム抽出キット
IZON 試薬キット
血清、血漿、唾液、尿、培養液から
エクソソームを抽出
ナノポアへの非特異的結合を
抑えるIZON塗布液(ICS)付属
関連製品
QCM - D 生体−マテリアルインタラクション解析システム
・完全自動測定
・最大4個のセンサー
・QCM-Dベースモデル
・複合測定用チャンバーも
・フレキシブルに
・顕微鏡やエリプソ
対応可能な送液
メトリーへ搭載可能
接続が可能
Q-Sense Pro
8チャンネル
フルオートモデル
Q-Sense Analyzer
Q-Sense Explorer
4チャンネル 測定モデル
1チャンネル 測定モデル
コーティング/エッチング・クリーニング/局在プラズモン解析システム
プラズマCVDガス蒸着で回り込
みよく、チャージアップの無い
極薄膜を形成
Neoc-Pro
ネオオスミウムコータプロ
大口径φ148㎜
コンパクトサイズ、
ナノマテリアルの分子レベルでの
ダメージレスの
高出力で均一処理が可能
微小変化を検知
ソフトエッチング
SEDE-PFA
大口径ソフトエッチング装置
(オート・マニュアル兼用モデル)
PC450
XNanoⅡ
UVオゾンクリーナー PLUS
局在プラズモン解析システム
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