すこやか 第6号

すこやか
2016、5、24
11年生の保護者の皆さんへ
秣小保健室
性の学習について
毎日、たくさんの痛ましいニュースがあとを絶ちません。秣小学校では間違った情報に流されず自分や友
だちの心や体、命を大切にできる子どもたちに育ってほしいという願いから性の学習をします。1年生も今
日から坂田先生と勉強を始めました。
<いのちの話>~ 今日勉強した内容です~
◎赤ちゃんは「いのちのたね」 「たまご」が合体してできる。
◎男の子のお腹のなかには「いのちのたね」が、女の子のお腹のなかには「たまご」がある。
◎お腹をけったり叩いたりすると「たまご」
「いのちのたね」が傷ついたり死んだりするかもしれない。
だから絶対に友だちのお腹をけったり叩いたりしてはいけない。
◎お腹の近くには他におしっこをしたりウンコをしたりするところがある。特におしっこをするとこ
ろは、皮膚がやわらかくて傷つきやすい。かいたりさわったりすると、ばい菌も入りやすい。だか
ら毎日、お風呂に入ってきれいなパンツにはきかえて守っている。とても大切なところだから人に
見せたりさわらせてもいけない。
◎時々、「お腹をさわらせて」とか「パンツを見せて」などという大人がいる。危険から自分を守るた
めには、一人で出かけない、暗い道を通らないことなど大切だ。
子どもたちがこれから一歩一歩大人になっていく中で性に関する問題は避けて通れません。以下に、この
時期の子どもたちの成長の特徴と対応のしかたについて載せましたので参考にして下さい。
<小学校1、2年>
この時期は、性に関する意識的な関心が薄く、体型上では男女のちがいはみられません。しかし、知能
がしだいに発達してきますので、なんでも知りたいという欲求が活発になります。この時期は、赤ちゃん
誕生のことや性器のこと、結婚や動植物の生殖などの性的な質問を親にするようになります。このような
性についての質問は、まだ、深い意味はなく、構える必要はありません。むしろ、そのような質問を積極
的にとらえて、ごく自然に明るく、豊かに、そして楽しく率直に教えてあげてほしいと思います。
<ポイント1>
男女平等観と男の子、女の子のちがいや、それぞれがもっているよいところなどを、豊かに教えてあげま
しょう。
<ポイント2>
男の子でよかったね。女の子でよかったね。と、それぞれの性を肯定する子に育ててあげましょう。
<ポイント3>
赤ちゃん誕生を通して、命の大切さや、みんな大事な子であることを知らせ、誰に対しても優しくしてあ
げる子に育てましょう。
<ポイント4>
家族が力を合わせて楽しく生活することがとても大切であることを話してあげましょう。
<ポイント5>
性被害については、子どもの場合、知恵の限界があります。何度もくりかえし教えてあげましょう。
お知らせ(これからの健康診断の予定)1年生にかかわること
5月26日(木)心臓検診 … 夏の体操服
5月27日(金)検尿・ぎょう虫(二次)… 前回忘れた人・再検査の人
6月 2日(木)耳鼻科検診
6月 9日(木)歯科検診