システムキッチン

システムキッチン
i600
取付店様用
取付説明書
このたびは当社商品をご採用いただき誠にありがとうございました。
取付前にこの説明書をよくお読みのうえ正しく取り付けてください。
この説明書に書かれている注意事項は、必ず守ってください。
不適切な取付けにより事故が生じた場合、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
もくじ
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・22
●安全上のご注意〈必ずお守りください〉・
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・1 ●オプションユニットの取付け・
1.食器戸棚セット(片面タイプ)の取付け・
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・22
●工事区分 ・
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・4
2.食器戸棚セット(両面タイプ)の取付け・
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・24
●電気工事業者様へ ・
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・5
3.家電収納ユニットの取付け ・
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・26
●取付例と各部のなまえ・
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・6
4.サービスカウンターセット(片面タイプ)の取付け・
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・28
●取付フロー ・
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・7
5.サービスカウンターセット(両面タイプ)の取付け・
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・29
●取付前の確認 ・
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・8
6.アッパーユニット(両面タイプ)の取付け ・
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・31
1.部材の確認 ・
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・8
7.ウォールユニット用間口調整フィラーの取付け ・
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・33
2.取付現場の確認 ・
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・8
8.ウォールユニット用不燃間口調整フィラーの取付け・
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・35
3.取付けに必要な工具 ・
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・9
9.フロアユニット用間口調整フィラーの取付け ・
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・38
4.同梱部品の確認 ・
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・10
10.小口フィラーの取付け ・
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・41
5.墨出し・
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・11
11.冷蔵庫上部用アッパーユニットの取付け ・
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・42
6.連結用下穴加工位置参考図 ・
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・12
12.サイドパネルの取付け ・
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・43
●I型プランの取付け・
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・13
13.天井幕板の取付け ・
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・47
1.ウォールユニットの取付け ・
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・13
14.チョイ置きオープンシェルフの取付け・
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・48
2.レンジフードの取付け ・
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・17
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・49
3.フロアユニットの取付け ・
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・17 ●取付後の調節・
1.扉の調節 ・
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・49
4.ワークトップの取付け ・
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・18
2.引き戸扉の調節 ・
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・51
5.水栓金具・排水器具の取付け ・
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・20
3.引出し前板の調節 ・
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・52
6.機器類の取付け ・
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・21
4.感震ロックの調節 ・
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・54
7.防熱板の取付け(人造大理石ワークトップのみ)・
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・21
5.チョイ置きオープンシェルフの調整・
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・55
8.扉取っ手の取付け ・
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・21
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・56
9.棚板の取付け・
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・21 ●取付後の確認・
1.点検・清掃 ・
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・56
10.コーキング・
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・21
2.養生・
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・56
11.配管・配線の接続・
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・21
3.残材処理 ・
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・56
09081)
安全上のご注意〈必ずお守りください〉
■ここでは、取付作業者の方が、安全にシステムキッチンの取付作業を行って頂けるように、
取付作業中の事故を回避するための注意事項と、取付後ご使用になる方が、システムキッチ
ンを安全にご使用頂けるように、使用中の事故を回避するための取付上の注意事項をあげて
います。
この安全上の注意事項をよくお読みの上、正しく取付けを行ってください。
●取付完了後、取付後の確認事項に従って各部の点検を行い、異常の無いことを確かめてください。
●本体に同梱されている取扱説明書は、お客さまにお渡しする大切な書類です。
紛失や汚れが生じないように大切に保管し、取付完了後、お引き渡し時にお客さまにお渡しください。
■警告表示の見方
●表示内容を無視して誤った取付けをした時に生じる危害や損害の程度を、次の表示で区分し、説明しています。
警告
この表示の覧は「使用者または取付作業者が死亡または重傷などを負う
可能性が想定される」内容です。
注意
この表示の覧は「使用者または取付作業者が傷害を負う可能性または
物的損害のみが発生する可能性が想定される」内容です。
●お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。
(下記は絵表示の一例です。)
この絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。
この絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。
警告
水道、ガス、電気工事は、関連する法
令・規程に従って必ず「有資格者」
(例.電気工事の場合は「電気工事士」)が
行ってください。
※誤 っ た 接 続 や 固 定 方 法 で 行 う と 漏
水・発煙・火災・感電の原因となり
ます。
1
人造大理石ワークトップの接続に使用す
る接着剤は、接着剤に付属の取付説明書
(注意表示)に従って正しく使用し、後
処理してください。
※誤った使い方・後処理をすると人体
に影響が出たり、発火の原因になり
ます。
ウ
る
以
を
※
に、
ッチ
て
警告
ウォール・アッパーユニットを取り付け
る取付木(厚み30mm以上、幅90mm
以上)が指定通りに使用されていること
を確認してから取り付けてください。
※取付木に十分なねじ保持力がないと使
用中にユニットが落下し、ケガをする
恐れがあります。
ウォール・アッパーユニットは必ず商品
に同梱している専用のねじで取り付けて
ください。
※適切なねじを使用せずに取り付けると、
ねじの緩みが原因で使用中にユニット
が落下し、ケガをする恐れがあります。
。
う
注意
ユニットの運搬時には、ユニットの背と
底の部分に手を掛け運搬してください。
※ユニットの桟木・幕板を持って運搬す
ると、破損してケガをする恐れがあり
ます。
取付途中のユニットの上に乗ったり、も
たれ掛かったり重量物を載せたりしない
でください。
※ユニットが破損または落下してケガを
する恐れがあります。
ステンレスワークトップの端部等でケガ
をしないよう注意してください。
※力強く触れると手を切る恐れがありま
す。
水栓金具・排水部品(浅型ゴミ収納器・
他)の取付部・接続部のナットは十分に
締付けを行ってください。
※ナットの締付けが不十分な場合、使用
中に取付部から漏水する恐れがありま
す。
2
注意
排水ホース・パイプはねじれ・折り曲げ
がないように建築側排水管との接続を確
実に行ってください。
※使用中の漏水の原因となります。
取付完了後は、扉の傾き、ガタつき、蝶
番の緩みがないことを確認してください。
また、確認、調節後は全ての扉の指定の
ねじを固く締め付けてください。
※締付けが不十分な場合、使用中に扉が
落下しケガをする恐れがあります。
棚受けダボは側板に完全に差し込み、棚
板をセットし確実に棚板が固定されてい
ることを確認してください。
※棚板が落下してケガをする恐れがあり
ます。
ビルトイン機器(換気用機器・加熱調理
機器・その他の機器)については、それ
ぞれに付属の説明書・注意表示をご覧い
ただき、正しく取付けを行ってください。
※誤った取付けを行うと、思わぬ事故や
故障の原因となる恐れがあります。
■
シス
事前
取付完了後は、アッパーユニット・ウォ
ールユニットなどの水平・垂直を水準器
等を用いて必ず確認してください。
※水平が出ていない場合、感震ロックが
誤動作することがあります。
キッ
取付
事後
注記
3
工事区分
警告
建設工事は、関連する法令・規定に従って法的有資格者による工事が必要
になります。
流通業者さま(販売店さま等)を通して本体の取付け・設置を行う場合は、
「建設工事部分」と「システムキッチン本体取付・設置」を区別して行っ
てください。
■「キッチン本体取付・設置」とシステムキッチンの工事区分
事前工事
設置前工事
キッチン本体取付・設置
事後工事
設置後工事
大工工事
電気工事
管工事
建具工事
搬入・開梱
取付・設置
検 査
付属品取付
大工工事
電気工事
管工事
内装工事
・ 取付下地工事
・ 事前給排水工事
・ 事前電気工事
・ 事前ガス工事
建設工事外区分
・ 給排水接続工事
・ 電気配線接続工事
・ ガス接続工事
・ 内装仕上げ工事
システムキッチン本体工事区分
※新築の場合を想定
建設業区分
工程
区分
大工管
作業名称(区分)
大工
工事業
管工事業
外壁の開口工事
○
○
建築壁の下地処理工事
○
排気ダクトの関連工事
キッチンパネルの下地処理工事
事前工事
電気
キッチン本体 建築工事
取付設置
区分外
事後工事
建築物の事前ダクト配管等の工事
キッチンパネルを貼る為の建築壁の下地処理工事
建築の屋内配線と配線器具(コンセント)の工事
IHヒーターの電源アース工事
○
IHヒーター専用200Vの事前電気工事
ウォールキャビネットの電気工事
○
屋内配線と配線器具(照明)の接続、検査工事
電動昇降機の電源工事
○
電動昇降機の専用電源・アース工事
○
食器洗い乾燥機用の専用電源・アース工事
○
キッチン排水用の所定位置排水管の立ち上げ工事
給水・給湯配管の立ち上げ工事
○
キッチン専用の所定位置配管の立ち上げ工事
食器洗い乾燥機用の給排水配管工事
○
食器洗い乾燥機用の専用給水給湯排水事前工事
ガス調理機器のガス配管
□
ガス機器用の事前ガス配管工事
キッチンパネルの取付け
□
製品を加工して建築下地への取付け
製品間のシリコン充填
□
製品間の隙間を仕上げる処理作業
レンジフードの取付け
□
本体および化粧パネルを取付ける作業
ウォールキャビネットの取付け
□
所定の建築仕上げ壁へ取付ける作業
電動昇降ウォールキャビネットの取付け
□
電動昇降ウォールキャビネットを壁へ取付ける作業
ベースキャビネット・天板の取付け
□
キャビネット・天板の組立て・調整して設置す る作業
キッチン排水部品の組立て
□
排水トラップ部品とシンクの組立て
水栓の組立て・天板の取付け
□
水栓、浄水器同梱部材の組立て(天板への取付け)
ビルトイン機器の取付け
□
ビルトイン機器のキッチン本体への組込作業
試運転、完成品検査(注記1)
□
電気配線器具の取付け
レンジフードとダクトの接続工事
完成後の試運転、性能確認検査
○
事前配線の電源線と照明器具の接続、検査
○
スイッチ、
コンセント等の電気配線工事
○
電化機器と電源線、
アースの接続工事
○
ガス調理機器のガス管接続
給水・給湯配管と水栓の接続
管
○
○
その他電化機器の工事
ガス
作業内容
レンジフードのダクト用の建築壁の穴あけ工事
○
ウォールキャビネット照明器具の工事
電気
キッチン
取付
レンジフードの電源アース工事
排水配管の立ち上げ工事
ガス
ガス設備
キャビネット等の取付のための壁下地処理工事
○
食器洗い乾燥機の電源・アース工事
管
建設業外
電気
工事業
建築ダクトとレンジフードの接続、検査
□
ガス機器とガス配管の配管接続工事
○
給水・給湯の一次側と水栓の接続、検査
給水・給湯配管とオプション機器の接続
○
オプション機器と一次側給排水の接続、検査
建築側排水管への接続工事
○
キッチン排水管と建築排水管の接続、検査
注記1)製品の完成品検査、試運転は、事後工事完成後行う場合が多い。
4
電気工事業者様へ
■ 取付けの前に、下記の注意事項を必ずお読みのうえ、正しく取り付けてください。
■ 各機器ごとの取付方法詳細は、本取付説明書もしくは機器付属の取付説明書を参照ください。
警告
配線工事は関連する法令・規定にしたがって、必ず「電気工事士」が行ってください。
機器用配線および屋内配線の電源相互の接続は、電線接続用部品である銅線用裸圧着
スリーブ等を屋内配線用電線接続工具(JIS C 9711)を用いて圧力を加え、導体と接
続部を変形させて接続する方法等で確実に結線してください。
※接続や固定が不完全な場合は火災や漏電の恐れがあります。
アース工事を確実に行ってください。D種接地工事を施した接地線と接続してください。
※故障や漏電ときに感電する恐れがあります。
電源ケーブルを束ねたまま配線しないでください。
※発熱して火災になる恐れがあります。
電源ケーブル等、機器の配線は発熱する器具から離して設置してください。
※器具の熱で配線が溶断し、火災や漏電の恐れがあります。
直接接続の場合
不適切な接続例
単線と単線、単線とより線、より線とより線の直接接続(ねじり接続等)の場合、ろう付け(ハンダ付け)をしない接続
は違法行為であり、結線部より発火する可能性があります。
また、絶縁被覆付閉端接続子、絶縁被覆付圧着スリーブ等を屋内配線で使用することは違法行為であり、結線部より発火
する可能性があります。
絶縁被覆付閉端接続子
より線
時間が経過す
ると、発火の
可能性あり。
絶縁被覆付圧着スリーブ
単線
ろう付けなし
正しい接続例
単線と単線、単線とより線、より線とより線の場合、接続
する各々の電線に適合した裸圧着スリーブを用いて規定の
圧着工具で確実に接続し、適切な絶縁処理を実施してくだ
さい。
単線と単線の場合、接続する各々の電線に適合した差込形
コネクタを用いて確実に差し込んで接続してください。
●端末先端が底に突き当たるま
で必ず確実に差し込んでくだ
さい。
●正確に接続しているか否か一
本ごとに必ずしっかり引っ張
って確認してください。
端子台への接続の場合
正しい接続
・指定太さの電源線を指定長さに被覆を剥がし1本ずつ端子台の電源線差込穴へ奥まで差し込みます。
・正しく接続されているか1本ずつ引っ張り確認します。
※差込みが不十分な場合には、接触不良により感電、火災の恐れがあります。
5
取付例と各部のなまえ
下図は取付例の参考図です。
商品・種類によって、左右勝手・扉・シンクなどが下図と異なります。
さい。
■I型プラン
感震ロック
棚板
扉
ビルトイン機器(レンジフード)
ウォールユニット
底板
水栓金具
浅型ゴミ収納器
ワークトップ
防熱板
シンク
バックガード
ビルトイン機器(加熱機器)
ビルトイン機器(食器洗い乾燥機)
引出し(前板)
続
火
フロアユニット
引出し(側板部)
サイドギャラリー
けこみ
形
一
張
6
取付フロー
取付前の確認
P8
部材の確認
P8
取付現場の確認
P8
取付けに必要な工具
P9
同梱部品の確認
P10
墨出し
P11
I型プランの取付け
7
P13
ウォールユニットの取付け
P13
レンジフードの取付け
P17
フロアユニットの取付け
P17
ワークトップの取付け
P18
水栓金具・排水器具の取付け
P20
機器類の取付け
P21
防熱板の取付け
P21
扉取っ手の取付け
P21
棚板の取付け
P21
コーキング
P21
配管・配線の接続
P21
オプションユニットの取付け
P22
取付後の調節
P49
取付後の確認
P56
点検・清掃
P56
養生
P56
残材処理
P56
取付前の確認
1.部材の確認
荷受けした商品について、送り状(部材品番明細表)を基に、品番・数量をチェックしてください。
※システムキッチンは部材点数が多く間違え易いので、入念に行ってください。
※開梱する前に、商品にキズや破損がないか確認してください。
2.取付現場の確認
別紙取付(設備)図面通りに、一次工事ができているか、以下の項目について、チェックしてください。
〈チェック項目〉
(1)設置場所の間口寸法、床の水平、壁の垂直、コーナー部の直角度
※水平が出ていない場合、感震ロックが誤作動することがあります。
(2)窓枠や建具の位置と寸法
(3)ウォール・アッパーユニット取付木の位置および寸法(厚さ30mm以上、幅90mm以上)
※取付木は、硬い木材(広葉樹、強度のある針葉樹および合板)で、虫くいやくされのないものを使用
してください。
注意
ウォール・アッパーユニットを取り付ける取付木(厚さ30mm以上、幅90mm以上)が指
定通りに使用されていることを確認してから取り付けてください.。
※取付木に十分なねじ保持力がないと、使用中にユニットが落下し、ケガをする恐れがあ
ります。
(4)必要な給排水・ガス管・電源等の位置と接続方法(現場取付図参照)
(5)レンジフード用開口の位置および寸法
(6)レンジフード取付木の位置および寸法(厚さ30mm以上、幅90mm以上)
レンジフード用
電源(1口コンセント)
レンジフード用
取付木(30X90)
レンジフード用開口
(開口枠内寸法□300)
フロアユニット
取付木(30X90)
ガス管
給水
500
480[470]
給湯
815
2350(ウォールユニット上端標準取付高さ)
2290
ウォールユニット
取付木(30X90)
100
[200]
50±5
80
排水管(50A)
キッチン設置間口寸法
〈 例 〉I型キッチン(シンク左配置/ワークトップ高さ850mm/ウォールユニット上端取付高さ2350mm)
8
範囲内およびレンジフードとの間が1000mm
未満には、可燃物があってはならないと規定
されています。
斜線の範囲内に設置されるウォールユニット
や、レンジフードに隣接するウォールユニッ
トについては不燃仕様のものを使用してくだ
さい。
これ以上に規制されている地域もありますの
で、地域の条例に従ってください。
不燃仕様ウォールユニット
シン
その
レンジフード
ウォールユニット
1000
(7)火災予防条例(東京都)では、右図の斜線の
フロアユニット
150
(1
150
寸法
3.取付けに必要な工具
工
具
(6
名
主
1
スケール(メジャー)
2
下げ振り
垂直墨出し用
3
レーザー墨出し器
水平墨出し用
4
墨つぼ
基準墨出し、取付位置墨出し用
5
水準器
6
脚立
7
ドライバー(+)
8
電動ドライバー(+)
9
小型ドライバー(+)
用
途
寸法
9
扉(蝶番)調節、水栓金具取付け用
150mm幅ユニットの扉(蝶番)調節用
10
アングル型電動ドライバー(+) 150mm幅ユニット壁固定用
11
万力
連結仮固定用
12
木工用ドリル刃(φ6)
ユニット壁固定ねじ・連結ねじ下穴用
13
木工用ドリル刃(φ10)
アイテムスペース付ウォールの照明用電気配線取出下穴用
14
木工用ドリル刃(φ1
アッパーユニット(両面タイプ)吊りボルト下穴用
15
ホルソー(φ30)
16
ホルソー(φ38)
排水プレート
17
自在キリ
コンロユニット、ガス管及び電源コード取出し穴用
18
かなづち
天井幕板取付け用
19
のみ
アイテムスペース付ウォールの照明用電気配線取出溝用
20
のこぎり(丸鋸)
サイドパネル、天井幕板、間口調整フィラー切断用
21
かんな
天井幕板小口仕上げ用
22
スパナ(17mm)
アッパーユニット(両面タイプ)吊りボルト六角ナット(M10)固定用
23
専用工具(HG-1A)
浅型ゴミ収納器の取付け用
24
専用工具(KG-23)
水栓金具(KSF-C423S/SNのみ)の取付け用
1〜12) 止水栓(給水給湯管)・ガス管取出穴用
※扉
に
4 .同梱部品の確認
シンクフロアユニット内に、基本セットの取付けに必要な部品および扉取っ手の数量をまとめて同梱しています。
その他部品は、使用するユニットに同梱してありますので、取付けを開始する前に必ず確認してください。
(1)ワークトップ固定ねじ
寸法:AトラスTP 4×12
(6)間口調整用
フィラー取付桟取付ねじ
寸法:丸木ねじ 3.5×32
(2)ユニット連結ねじ
寸法:連結TP 4×28
(化粧キャップ付)
(3)ユニット壁固定ねじ
寸法:平頭コーススレッド 5.3×60
(化粧キャップ付)
(7)床固定金具A
(8)床固定金具B
NKP3040
寸法:25×25×L40
NKP3046
寸法:35×35×L20
※取付ねじ付
(4)棚受けダボ
数量:4個/棚板
(9)サイドパネル固定用ねじ
(5)ユニット固定ねじ
寸法:皿木ねじ 4×32
(10)高さ制限具
NKP6073
寸法:連結TP 4×40
(化粧キャップ付)
※扉取っ手の同梱数量は、各ユニットの扉数量に同じです(標準取っ手の場合、マグネットラッチ付の扉(W150)
には、取っ手はつきません)。
10
5.墨出し
7
(1)基準墨出し
①3:4:5の直角三角形の原理(または、差金)を利用して直角を出し、床に仮墨を打ちます。
②1m程度の間隔で下げ振りを下ろし、下げ振りから壁までの寸法を測定し、最も突出した部分を探し出
します。
※墨出しの基準は、壁に隣接するユニットの両端を基準にしてください。
(2)取付用墨出し
500, 600, 700
970, 870, 770
(1020, 920, 820)
①仕上がり床面を基準に、フロアユニットの上端、ウォールユニットの下端(または上端)の位置に墨
出しします。
また、設置する個々のユニット外形に合わせて墨出ししておくと取付けがしやすくなります。
※床の仕上げは、システムキッチンを取り付ける前に完了していることが原則です。
※キッチン取付けの後、床を仕上げる場合は、仕上材の厚みを考慮して取付位置を決めないと、ビル
トイン機器のメンテナンスができなくなります。
②墨出し終了後、排気口・窓枠等高い精度が要求される寸法を再度チェックします。
壁の一番突出した所を探します。
ウォールユニット上端
ウォールユニット下端
2350
仮墨
フロアユニット上端
※830
床の一番高い所
を探します
下げ振り
下げ振り
ユニットの間口寸法に
合せて縦墨を打ちます
レーザー墨出し器
※カウンター高さ
850mmの場合を示す。
《標準取付高さ》
取付木(30×90mm以上)
H500mmウォールユニットの場合
11
60
800
2350
900
F.L.
H600mmウォールユニットの場合
F.L.
H700mmウォールユニットの場合
900
830
850
900
830
2350
900
830
F.L.
600
600
850
1000
600
850
2350
60
60
700
480
600
580
60
60
380
60
500
取付木(30×90mm以上)
取付木(30×90mm以上)
7
連結用下穴加工位置参考図
ユニットの側板に、連結用ねじの下穴(φ6)をあけます。
※下記は、ユニット内部底板・側板端面からの寸法です。
し出
注意
下記推奨位置での下穴加工をお勧めします。指示位置で連結が難しい場合は、
位置をずらすか、隣のユニット側から下穴をあけてください。
に墨
●メインフロア
45
60
50
60
シンクフロア以外/開き戸・スライド
60
50±10
3段引出し側
(コンロフロアIH用も含む)
60
50
60
50
45
コンロフロア/ベーススライド
コンロフロア/ベーススライド+3段引出し一体
50
ビル
シンクフロア/ベーススライド
240
シンクフロア/開き戸
50±10
60
55
60
60
55
加熱機器側
50±10
145
50±10
60
50±10
60
●ウォール・周辺アッパー
シンクフロア以外/ベーススライド
標準
アイテムスペース付
梁対応
60
50
50±10
食洗機下部フロア
30
35
30
35
60
115
35
115
35
35
35
115
35
185
60
50±10
30
35
60
35 35
30
60
隣のユニットから固定または、
( ※ダウンウォール取付時、
)
ダウンウォールの金具を避けてください。
●周辺ミドル
●周辺フロア
食器戸棚
35
50±10
45
50
45
90
50±10
35
ベースライド
50
35
引き戸の場合
35
60
30
開き戸
30
35
35
60
家電収納トール
30
35
※[ ]内寸法/引き戸
50±10
45
50±10
45
※家電収納フロアは、
下部2箇所のみ
55
55
60
55
90[35]
30
35
[60]
60
60
[30] [35]
※[ ]内寸法/
オープンタイプ
12
I型プランの取付け
(1
1.ウォールユニットの取付け
注意
ウォールユニットを取り付ける取付木(厚さ30mm以上、幅90mm以上)が指定通りに使
用されていることを確認してから取り付けてください。
※取付木に十分なねじ保持力がないと、使用中にウォールユニットが落下し、ケガをする恐
れがあります。
取付途中のウォールユニット内・外に工具等の重量物を載せたり、もたれ掛かって力を加え
たりしないでください。
※取付中のユニットが落下または破損して、ケガをする恐れがあります。
ウォールユニットは必ず商品に同梱している専用のねじで取り付けてください。
※適切なねじを使用せずに取り付けると、使用中にウォールユニットが落下し、ケガをする
恐れがあります。
ユニットの運搬時には、ユニットの背と底の部分に手を掛け運搬してください。
※ユニットの桟木・幕板を持って運搬すると、破損してケガをする恐れがあります。
取付完了後は、ウォールユニットの水平・垂直を水準器等を用いて必ず確認してください。
※水平が出ていない場合、感震ロック及びチョイ置きオープンシェルフ(オプション)が誤
動作することがあります。
■感震ロック(オプション)とは、
万一の地震(震度4〜5程度)の揺れに対し、自動的にロックがかかり、収納物の不意な飛び
ラッチ受け
出しを防止する機構です。
ロック部品
ロック部品
天板
天板
センサー
扉
ラッチ
【ロック動作確認】
センサー
ラッチ受け
通常開閉時
扉
ラッチ
ロック作動時
本体底部のラッチ機能確認穴に細い棒を挿入しラッチが下がることを確認します。
(※2箇所穴があり、どちらの穴でも動作確認が可能です。)
ロック部品
天板
センサー
ラッチ
【注意】
① 感震ロックは、全ての地震(小さな震度の場合等)に対して、ロックが作動するものでは
ありません。また、びん等が倒れ扉に当たった程度の揺れに対しても、作動しません。
、ユニットの使い方等により性
② ロック機構は、建物の構造、収納物の収納状況(積載過多)
能を十分に発揮しない場合があります。
【ロックの解除方法】
地震がおさまりましたら、通常の使用状態に戻ります。
※ ユニット本体と扉の間にびん等がはさまってしまった場合や、びん等が扉に寄りかかった
状態では、 扉が少し開いた状態でロックが維持されます。扉を一度閉めてロックを解除し、
扉に寄りかかった収納物等が倒れて、落下しないように、ゆっくり扉を開いてください。
13
(1)壁固定用の下穴加工
1)標準ウォール
ウォールユニットの背板に、壁固定用ねじの下穴(φ6)をあけます。
①3枚扉(W1400,1350,1200,1050mm)
②1枚および2枚扉
※W1400,1350,1200mmダウン機構付、引き戸を含む
※W900,150mmを除く
※W750,600mmダウン機構付、引き戸を含む
4−φ6穴あけ
45
45
45
45
8−φ6穴あけ
45
45
750,600,450,300
45
45
1400,1350,1200,1050
③2枚扉(W900mmの場合)
※W900mmダウン機構付、引き戸を含む
④1枚扉(W150mmの場合)
⑤3枚扉アイテムスペース付
2−φ6穴あけ
7-φ6穴あけ
45
45
6−φ6穴あけ
45
45
45
45
150
900
45
45
45
60
45
45
45
1400,1350,1200
⑥2枚扉アイテムスペース付
45
45
60
45
4(5※)-φ6穴あけ
※W900の場合は、上部中央に1穴追加します。
900(※),750
2)梁対応ウォール
4−φ6穴あけ
45
45
45
45
750,600,450,300
2−φ6穴あけ
45
45
6−φ6穴あけ
③1枚扉(W150mmの場合)
45
②2枚扉(W900mmの場合)
45
①1および2枚扉
※W900,150mmを除く
45
45
150
900
※側板内寸法の間口中央に、
下穴を加工します。
し、
14
(2)照明用電気配線取出溝の加工
①背板裏面の配線処理は、下図を参照し加工を行います。
深さ10mm(参考)
深さ10mm(参考)
配線取出し用溝
配線取出し用溝
背板(裏面)
背板
(裏面)
幅12〜15mm
(参考)
側板
側板
〔アイテムスペース付ウォールの場合〕
幅12 〜15mm(参考)
〔アイテムスペース付ウォール以外の場合〕
※配線取出し用の溝が、背板上部でも必要な場合は、加工してください。
②アイテム用配線の取出し方は、①で加工した溝を使用し下図のように、ユニット内もしくは、ユニッ
ト下へ取り出します。
背板
(裏面)
背板(裏面)
配線
配線
側板
側板
〔アイテムスペース付ウォールの場合〕
〔アイテムスペース付ウォール以外の場合〕
(3)ユニットの取付け
①天井幕板を取り付ける場合はウォールユニットを取り付ける前に、取付桟の取付けを行います。
※天井幕板取付桟の取付けはP.47を参照してください。
②基準となるユニットを決め、水準器・下げ振り等を利用してユニット壁固定ねじで壁面へ取り付けます。
※壁側のユニットより設置してください。
A
水準器
横墨
ユニット壁固定ねじ
平頭 5.3×60
(化粧キャップ付)
A
下げ振り
15
縦墨
※梁対応ウォールの場合は、現場の梁寸法(D×H)に合わせ、側板上部をあらかじめ切断しておい
D
てください。
扉
最大 250mm
D
最大 300mm
700
梁
H
側板
切断
背板
取付木(9 0×30)
梁対応ウォール
350
連結ねじ
連結TP 4×28
(化粧キャップ付)
③ユニット本体前面、下面が合うように、次のユニットを連結
ねじで連結します。
※連結位置はP.12を参照してください。
前づらと下づらが合うように
壁固定ねじ
平頭 5.3×60(化粧キャップ付)
④レベルを調節しながらウォールユニットをユニット壁固定ねじで壁面に仮取付けします。
⑤以下③④を繰り返して取り付けます。
※壁面が垂直でない場合、扉に段差が生じます。壁面とユニットとの間にスペーサー等(現場調達品)を
入れ調節しながら、隣接するユニットの前面、下面(底板面)が一直線になるようユニット壁固定ねじ
を締め付けます。
⑥間口調整フィラーの取付けを行う場合はP.33を参照してください。また、不燃間口調整フィラーの取
付けを行う場合はP.35を参照してください。
す。
900
棚板部
600/700
⑦※チョイ置きオープンシェルフ設置の場
合チョイ置きオープンシェルフ(オプシ
ョン)の取付前に
部のスペースがあ
るか確認して下さい。
※チョイ置きオープンシェルフに付属し
ている取付説明書に基づいて取り付け
ます。
20mm以下
昇降部
窓枠
16
2.レンジフードの取付け
注意
レンジフードを取り付ける取付木(厚さ30mm以上、幅90mm)が指定通りに使用され
ていることを確認してから取り付けてください。
※取付木に十分なねじ保持力がないと、使用中にレンジフードが落下し、ケガをする恐れ
があります。
●レンジフードに付属の取付説明書に基づき、取り付けます。
3.フロアユニットの取付け
注意
取付途中のフロアユニット上に乗ったり、もたれ掛かったり重量物を載せたりしないでく
ださい。
※ユニットが破損して、ケガをする恐れがあります。
フロアユニット(シンクフロア・ベーススライドタイプコンロフロア等)は、必ず壁面に
ねじ固定してください。
※固定が不十分であったり、されていないとユニットが使用中に転倒し、ケガをする恐れ
があります。
引出し取外しの際は、取り外した引出しを落下させないようしっかりと引出し側板部を持
って行ってください。また、サイドギャラリー付引出しの場合は、左右のパイプ部を持た
ないようにしてください。
※サイドギャラリーが外れて引出し本体が落下し、ケガをする恐れがあります。
引出しを取り付けた後は、数回引出しを開閉させ正確に取り付けられている(ガタつき・
異音がしないか)ことを確認してください。
※正確に取り付けられていないと、引出しが使用中に外れてケガをする恐れがあります。
※ビルトイン機器の設置がある場合は、機器の間口寸法を確保してください。
※床の仕上げは、システムキッチンを取り付ける前に完了していることが原則です。
※キッチン取付けの後、床を仕上げる場合は、仕上材の厚みを考慮して取付位置を決めないと引出しが使用
できなくなったり、ビルトイン機器のメンテナンスができなくなります。
4
(1)引出しを取外します。取外し方法は、引出しが止まるところまで引出し、上に持ち上げてください。
(2)図面(ユニット配置図)に基づき、ユニットを仮設置し、連結する側板を決めます。
(3)シンク・コンロユニットの背板へ、ホルソー・自在キリ等を利用して、止水栓・ガス機器用配管の取出
穴をあけます。
※建築躯体側の立上がり位置を確認し、取出穴をあけ間違えないように注意してください。
給水、給湯取出穴(φ30)
(図は壁出しの場合)
(1)
ガス管取出穴
(φ100〜Φ120)
シンクユニット
17
コンロユニット
(4)横引き配管の場合は、配管が通るユニットの側板を切り欠きます。
(5)ユニットの上端の墨(カウンター高さ850の場合、上端は830mm)を基準に、水準器等で水平レベ
ルを確認しながら全てのユニットを連結ねじで連結します。
※床のレベルが出ていない場合は、スペー
縦墨
(ユニット間口寸法墨)
サー等(現場調達品)を使用し調節して
4-φ6穴あけ(深さ15mm)
ユニット上端墨
ください。
※連結位置はP.12を参照してください。
※シンク下ベーススライド開き扉一体型ユ
水準器
ニットにスペーサーを使用する場合、中
仕切り板の下にもスペーサーを使用し、
調節してください。
前づらと上づらが
合うように
床に不陸があり、ユニットのレベルが出ていない場合、
木片などを利用したスペーサー(現場調達)で
水平レベルを出してください。
連結ねじ
(AトラスTP 4×25[頭白色塗装])
2−φ6穴あけ
15
(6)フロアユニットに、背板上部に壁固定ねじ
の下穴(φ6)をあけ、壁固定ねじで壁
面に固定します。
壁固定ねじ
連結TP 4×28
(化粧キャップ付)
シンクユニット
(7)間口調整フィラーの取付けを行う場合は、P.38を参照してください。
用
4.ワークトップの取付け
注意
出
ステンレスワークトップの端部等でケガをしないよう注意してください。
※力強く触れると、手を切る恐れがあります。
(1)ワークトップの仮設置
●人造大理石・ステンレスワークトップの場合ワー
クトップをフロアユニットの上に仮設置し、ワー
クトップと、フロアユニット両側面の収まりが左
右均等になるよう振り分けて合わせます。
※シンク裏面に貼られた防露マットが破れないよう
に注意してワークトップを仮設置してください。
シンク付ワークトップ
フロアユニット
18
背板
(2)ワークトップの取付け
①ユニットに仮設置したワークトップ(裏面補強木)
へワークトップ固定ねじを使用しユニット内よ
り固定します。
※フロアユニットの内側奥(2隅)に付いてい
るワークトップ固定金具A(1ヶに付き)を通
し、ワークトップ固定ねじ1本で固定してく
ださい。
ワークトップ固定金具A
側板
扉 ワークトップ固定金具B
ワークトップ固定金具A
ユニット背板
(1
ユニット側板
ワークトップ固定ねじ
(AトラスTP4×12)
(2
(3
背板
※W450IH用コンロユニットは右図の位置
でワークトップと固定します。
側板
人造大理石ワークトップ
ワークトップ裏面補強木
ワークトップ固定金具
ステンレスワークトップ
ワークトップ固定金具A
ワークトップ固定金具A
側板
ワークトップ固定ねじ
(AトラスTP4×12)
〔人造大理石ワークトップの場合〕
ワークトップ裏面補強木
側板
ワークトップ固定ねじ
(AトラスTP4×12)
〔ステンレスワークトップの場合〕
②ユニット前面(前幕板)上部のワークトップ固
定金具Bからもワークトップを固定します。
※シンク裏面に貼られた防露マットが破れない
ように注意してワークトップを取付けてくだ
さい。
ワークトップ裏面補強木
前幕板
ワークトップ固定金具B
ワークトップ固定ねじ
(AトラスTP4×12)
19
5.水栓金具・排水器具の取付け
注意
水栓金具・排水部品(浅型ゴミ収納器等)の取付部・接続部のナットは十分に締付けを行っ
てください。
※ナットの締付けが不十分な場合、使用中に取付部から漏水する恐れがあります。
排水ホース・パイプはねじれ・折り曲げがないように建築側排水管と確実に接続を行ってください。
※使用中の漏水の原因となります。
(1)水栓金具の取付け
エルボ
三角パッキン
水栓金具に付属の施工説明書に基づき、取り付け
ます。
ナット
ナット
(2)浄水器・料理用整水器の取付け
排水
プレート
商品に付属の施工説明書に基づき、取り付けます。
(3)排水器具(浅型ゴミ収納器)の取付け
三角パッキン
エルボ
三角パッキンの向きに
注意してください。
三角パッキン
ステンレス
カゴ
スリップ
ワッシャー
①浅型ゴミ収納器は、右図の順序で取り付けます。
締付ナットは専用締付工具(HG-1A/別途手配)
を必ず使用し、その他のナットは手で漏水のな
いように確実に取り付けます。
ねじ山
スリップワッシャー
山型方向
ナット
トラップ
スリップワッシャー
シンク
三角パッキン
黒パッキン
排水ホース
本体
防臭キャップ
エルボ
山型方向
三角パッキンの向きに
注意してください。
締付ナット
専用締付工具(HG-1A)
※場合によっては、排水器具のエルボを切断して設置して下さい。
②排水プレートに排水ホース用の下穴(φ38)を排水位置に合わせてあけます。
※排水ホース用の下穴位置は、現場の排水管立上げ位置を実測してください。
③排水ホースを浅型ゴミ収納器に取り付けます。
④漏水確認を行います。
排水器具に同梱されている「漏水確認手順書」にしたが
って漏水確認を行ってください。
排水プレート
水10
排水管
(別途工事)
※漏水確認は必ず行ってください。
ビニール袋
防臭キャップ
排水トラップ接合部
漏水確認後、同梱の
「締め付け確認済シール」
を貼ります。
管工事
ジャバラ管
バケツ
防臭キャップ
Sトラップ接合部
締め付け確認済シール
〈漏水確認の概略図〉
床
ジャバラ接合部
排水管
①排水ホースを建築側排水管に入れ、接続部分に防臭キャップを取り付けて確実
に固定します。
注意
排水ホースは曲がり、たるみがないように差し込んでください。
※排水ホースが破損し、漏水の原因となります。
排水ホースは適切な長さに切断してください。
※ホース先端が排水管によりふさがり、水の流れが悪くなる場合があります。
20
オ
6.機器類の取付け
●各機器に同梱されている取付説明書(設置工事説明書)に基づき、取り付けます。
7.防熱板の取付け(人造大理石ワークトップのみ)
●ワークトップに同梱の防熱板(付属)の取付説明書に基づき、取り付けます。
8.扉取っ手の取付け
シンクフロアユニットに同梱の取っ手を、専用取付ねじを使用し、扉に取り付けます。
※鏡面扉には、「すりキズ防止用」の養生シート(透明)が張り付けてありますので、全ての扉表面及
び上下小口面の養生シートをはがし、取っ手を取り付けてください。
9.棚板の取付け
注意
棚受けダボは側板に完全に差し込み、棚板をセットし確実に棚板が固定されていることを確
認してください。
※棚板が落下してケガをする恐れがあります。
(1)ユニット内部のゴミをはき出し、よく絞った柔らかい布で水ぶきします。
(2)棚板を所定の位置にセットします。
①側板のダボ穴に棚受けダボを
完全に差し込みます。
②上方から棚板を棚受けダボに
セットします
③棚板のセット完了
10.コーキング
フロアユニット側面にサイドパネルを設置しない場合、ワークトップとシンクフロアユニ
ットの接合部分にシリコン(現場調達品)コーキングを行います。(シンク側のみの場合)
※必ずマスキングテープを貼ってから行ってください。
※コーキングが不十分な場合、水が浸入しフロアユニット等の腐食の原因となります.。
※コンロ側は対応出来ません。必ずサイドパネルを設置してください。
11.配管・配線の接続
警告
水道・ガス・電気工事は、関連する法令・規定に従って必ず「有資格者」(例.電気工事の
場合は「電気工事士」)が行ってください。
※誤った接続や固定方法で行うと、漏水・発煙・火災・感電の原因となります。
専門の工事業者に依頼し、給水、給湯管、ガス管、電気配線の接続を行います。
21
ワークトップ
シリコンコーキング
シンクフロアユニット
(1
オプションユニットの取付け
1.食器戸棚セット(片面タイプ)の取付け
注意
食器戸棚セットを取り付ける取付木(厚み30mm以上、幅90mm以上)が指定通り
に使用されていることを確認してから取り付けてください。
※取付木に十分なねじ保持力がないと、食器戸棚セットが使用中に転倒し、ケガをする恐れ
があります。
食器戸棚セットを設置する場合、必ず壁面に固定するか、壁面に固定されている隣接する他
のユニットと連結してください。
※固定が不十分であったり、されていないと食器戸棚セットが使用中に転倒し、ケガをする
恐れがあります。
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
375
60
取付木
取付木 90×30
90
30
アッパーユニット
815
890
フロアユニット
815
875
1790
1910
1790
1910
2290
2335
2290
2350
ミドルユニット
F.L.
30
395
425
〔標準タイプ〕
グ
ット
350
〔薄型タイプ〕
(1)フロアユニットの取付け
①図面(ユニット配置図)に基づき、フロアユニットを仮設置します。
②フロアユニットの上端の墨(H830)を基準に、水準器等で水平レベルを確認しながら隣接する
ユニットを連結ねじで連結します。
※連結位置はP.12を参照してください。
側板
付属ねじ
※床のレベルが出ていない場合は、スペーサー等(現
(AトラスTP4×40)
場調達品)を使用し調節してください。
③オープンフロアがエンドにくる場合、床固定
床固定金具B
付属ねじ
金具B を用いて付属のねじで固定します。
(AトラスTP4×12)
22
前づらと上づらが合うように
(2)引き戸用フィラーの取付け
4
(引き戸食器棚セットの場合)
フィラーアタッチメント
前桟
取付ねじ
(AトラスTP
4×12)
①側板のパッキンを上端から35mm切断し、フィ
ラーアタッチメントをフロアユニットの上端に
固定します。
4
フロアユニット
引き戸用フィラー
②フィラーアタッチメントに引き戸用フィラーの
上端をひっ掛けてから、下端をたたき込んで取
付けます。
フィラーアタッチメント
側板
エンドキャップ
③フィラーの左右にエンドキャップをはめ込みます。
エンドキャップ
フロアユニット
(3)ミドルユニット・アッパーユニットの取付け
①ユニットの背板に、壁固定用ねじの下穴(φ6)をあけます。
※天井幕板設置の場合、天井幕板取付桟の取付け(P.46参照)を行います。
ミドルおよびアッパーユニットの側板に、連結用ねじの下穴(φ6)をあけます。(下図参照)アッ
パーユニットとミドルユニットを上下連結するため、ミドルユニットの天板に連結用ねじの下穴(φ
6)をあけます。
②ユニット本体前面・下面が合うように、ユニットを連結します。(下図参照)
※H1850タイプの場合、同梱されている小口化粧材(L470mm)をカットして側板上面に貼ってく
ださい。
A
A
45
45
4−φ6
45
45
4−φ6
45
45
アッパーユニット
アッパーユニット
フロアーユニット
A
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
4−φ6
45
45
4−φ6
45
45
ミドルユニット
壁固定ねじ
平頭コーススレッド
φ5.3×60(化粧キャップ付)
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
A
壁固定ねじ
平頭コーススレッド
φ5.3×60(化粧キャップ付)
フロアユニット
ワークトップ固定ねじ
下げ振り
〔フロアユニットとミドルユニットが一体の場合〕
下げ振り
〔フロアユニットとミドルユニットが分割の場合〕
(4)壁面への固定
水準器・下げ振り等を利用して、垂直レベルを確認しながら壁固定ねじで壁面に固定します。
23
(1)
2.食器戸棚セット(両面タイプ)の取付け
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
〔吊りボルト位置〕
475
900《750》
(600)
[450]
60
45
810《660》
(510)
[360] 45
70
355
60
60
285
70
355
60
475
アッパーユニット
吊りボルト用下穴
ミドルユニット
取付木
4-φ11〜12
4-φ11〜12
45
天板
30
側板
フロアユニット
※吊りボルトは、必ず1 ユニット当たり
4 本ずつ使用してください。
(1)フロアユニットの取付け
①図面(ユニット配置図)に基づき、フロアユニットを仮設置します。
②壁固定ねじの下穴(φ6)を壁面に隣接するユニット側板に穴あけし、壁面に固定します。
※下穴位置はP.12を参照してあけてください。指示位置で連結が難しい場合は、位置をずらすか、隣の
ユニット側から下穴をあけてください。蝶番、レール、オプション品等と干渉しない位置で連結してく
ださい。
③フロアユニットの上端の墨(H830)を基準に、水準器等でレベルを確認し、梱の床固定桟(□20×L300)
を使用し、床へ固定(壁面と接しない側)します。
〔床固定桟取付位置〕
42
5
16(側板厚)
ップ付)
15
15
150
335
150
ユニット床固定桟(□20)
425(本体奥行寸法)
けこみ巾木
床固定桟固定ねじ
平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
2−φ4穴あけ
床固定桟固定ねじ
(皿木ねじ4×32)
16(側板厚)
ユニット間口寸法
33
5
ねじ
〕
ユニット床固定桟
(□20×L300)
けこみ巾木
※片側が壁と隣接する場合は、ユニット内より壁面に固定してください。
④壁面側へ設置したユニットに、隣接するユニットを連結ねじ(連結TP4×28〔化粧キャップ付〕)で連結
します。
床のレベルが出ていない場合は、スペーサー等(現場調達品)を使用し調節してください。
24
(2)ミドルユニット・アッパーユニットの取付け
※天井幕板設置の場合は、天井幕板取付桟の取付け(P.47参照)を行ってください。
※アッパーユニットは、「6.アッパーユニット(両面タイプ)の取付け(P.31)」同様に、天井より吊り
ボルトで固定を行ってください。
①アッパーとミドルユニットの上下連結をするため、ミドルユニットの天板に、連結用ねじの下穴(φ6)
をあけ、ユニット本体前面・下面が合うように連結します。
ミドルユニット・アッパーユニットの側板(壁面に隣接するユニット)に、壁固定用ねじの下穴(φ6)
をあけます。
②フロアユニット内部からミドルユニット(底板)をワークトップ固定金具を通し、ワークトップ固定ねじ
で固定します。
壁面側へ設置したワークトップに隣接するユニットを連結ねじで連結します。
壁固定ねじ
平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
A
ッ
て
吊りボルト(M10)
連結ねじ
連結TP4×28(化粧キャップ付)
アッパーユニット
(1
ミドルユニット
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
フロアユニット
A
ワークトップ固定ねじ
下げ振り
連結ねじ
連結TP4×28(化粧キャップ付)
壁固定ねじ
平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
(3)壁面への固定
水準器・下げ振り等を利用して、垂直レベルを確認しながら壁固定ねじ(平頭コースレッド5.3×60〔化粧
キャップ付〕)で壁面へ取り付けます。
25
(2
3.家電収納ユニットの取付け
6)
トールタイプの取付け
※両面タイプはあわせて「サービスカウンターセ
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
ット(両面タイプ)の取付け」
(P.29〜)を参照し
取付木 90×30
てください。
アッパーユニット
〔標準設置寸法と
取付木の位置〕
アースターミナル付
接地極付コンセント
(125V、15A、
ユニット内、現場調達)
〔コンセント取付位置〕
470
425
取付木 90×30
2口コンセント付属
153
電源コード(2本)・アース線取出口
100
100
WFケーブル
600
フロアユニット
153
2口コント付属
1180
850
787.5
500
815
WFケーブル
450
100
電源コード(2本)
・
アース線取出口
1805
1910
2290
2350
ねじ
〔コンセント取付位置〕
1300
6)
サービスカウンタータイプの取付け
1117.5
835
吊り
600/(750)/[900]
30
図は蒸気排出ユニット付、片面タイプの場合です。
600/(750)/[900]
395
425
(1)フロアユニットの取付け
①図面(ユニット配置図)に基づき、フロアユニットを仮設置します。
②フロアユニットの背板に、壁固定用ねじの下穴(φ6)をあけます。
③フロアユニットの背板にある電気配線取出開口部から、電気配線を取り出します。
④他のユニット(食器戸棚等)が隣接する場合は、ユニットの上端の墨を基準に、水準器等で水平レベルを
確認しながら隣接するユニットを連結ねじで連結し、壁面に壁固定ねじで固定します。
※連結位置はP.12を参照してください。
※床のレベルが出ていない場合は、スペーサー等(現場調達品)を使用し調節してください。
⑤オープンタイプのユニットは、ユニットに同梱の床固定金具
Bを使用し、側板下部と床を床固定用ねじ、ワークトップ固
定ねじで固定します。
側板
金具同梱ねじ
(AトラスTP4×40)
床固定金具B
100
金具同梱ねじ
(AトラスTP4×12)
(2)ワークトップの取付け(サービスカウンタータイプの場合)
化粧
家電収納ユニット用ワークトップをフロアユニッ
ト上に仮設置し、連結ねじでユニット内より固定
します。
※ワークトップとフロアユニット両側面の収まり
が左右均等になるよう振り分けてください。
ワークトップ
固定金具
トラス TP4×12
壁固定ねじ TP5.3×60
(化粧キャップ付)
皿木ねじ4×32
壁固定ねじ TP5.3×60
(化粧キャップ付)
26
(3)アッパーユニットの取付け(トールタイプの場合)
①ユニットの背板に、壁固定ねじ用の下穴(φ6)をあけます。
②他のユニット(食器戸棚等)が隣接する場合は、隣接するユニットの側板に連結ねじ用下穴(φ6)をあけ、
連結ねじで連結します。
③アッパーとフロアユニットを上下連結するため、フロアユニットの天板に連結ねじ用下穴(φ6)をあけ、
ユニット本体前面・左右側面が合うようにユニットを連結します。
※H1850タイプの場合、同梱されている小口化粧材(L470mm)をカットして側板上面に貼って下さ
い。
A
4-φ6穴あけ
45
45
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
100
85
壁固定ねじ
平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
45
45
アッパーユニット
コンセント取付位置
15
電源接続開口部
フロアユニット
(1
A
壁固定ねじ
平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
下げ振り
(4)蒸気排出ユニットの取付け(蒸気排出ユニット付きの場合のみ)
蒸気排出ユニットに付属の取付説明書に基づき、取り付けます。
警告
配線工事は、関連する法令・規程に従って必ず「有資格者」が行ってください。
※ 誤った接続や固定方法で行うと、発煙・火災・感電の原因となります。
(2
27
4.サービスカウンターセット(片面タイプ)の取付け
あけ、
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
取付木(30×90)
アッパーユニット
あけ、
2290
サービスカウンター用
ワークトップ
1710
450
815
フロアユニット
※フロアユニットに家電収納ユニ
ットがあるプランの場合は、あ
わせて「家電収納ユニットの取
付け(P.26〜)」を参照して
下さい。
2350
下さ
F.L.
30
395
425
(1)フロアユニットの取付け
①図面(ユニット配置図)に基づき、フロアユニットを仮設置します。
②下図を参照し、ユニットの背板上部に壁固定ねじ用の下穴(φ6 )をあけます。
③フロアユニットの上端の墨(H830mm)を基準に、水準器等で水平レベルを確認しながら隣接するユニ
ットを連結ねじで連結し、壁面に壁固定ねじで固定します。
※連結位置はP.12を参照してください。
※床のレベルが出ていない場合は、スペーサー等(現場調達品)を使用し調節してください。
④フロアユニット(下部オープン/底板なし)
側板
がオープンエンドになる場合、オープン側の
金具同梱ねじ
(AトラスTP4×40)
側板下部を、同梱の床固定金具Bを使用し、
床固定用ねじ・ワークトップ固定ねじで固定
します。
床固定金具B
100
金具同梱ねじ
(AトラスTP4×12)
(2)ワークトップの取付け
フロアユニット内部からワークトップ固定金具を通し、ワークトップ固定ねじで固定します。
※ワークトップとフロアユニット両側面の収まりが左右均等になるよう振り分けてください。
28
(3)アッパーユニットの取付け
「1.ウォールユニットの取付け(P.13)」を参照し、取付けを行います。
壁固定ねじ平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
45
4−φ6穴あけ
45
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
45
A
ウォール
ユニット
4−φ6穴あけ
壁固定ねじ
平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
ワークトップ
45
壁固定ねじ平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
フロア
ユニット
ワークトップ固定ねじ
(AトラスTP4×12)
A
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
下げ振り
5.サービスカウンターセット(両面タイプ)の取付け
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
475
取付木(30×90)
850
830
サービス
カウンター
F.L
35
355
35
425
注意
サービスカウンターセットを設置する場合、必ず壁面に固定するか、壁面あるいは床面に固定され
ている他のユニットと連結してください。
固定する壁面がない場合は、所定の取付方法にて床面との強度が十分であることを確認してください。
※固定されていないと、使用中にサービスカウンターセットが転倒しケガをする恐れがあります。
(1)フロアユニットの取付け
①図面(ユニット配置図)に基づき、フロアユニットを仮設置します。
②壁固定ねじ用の下穴(φ6)を壁面に隣接する側板に穴あけし、壁面に壁固定ねじで固定します。
※連結用下穴位置は、「2.食器戸棚セット(両面タイプ)の取付け/(1)フロアユニットの取付け
(P.24)」を参照してください。
29
③フロアユニットの上端の墨(H830mm)を基準に、水準器等で水平レベルを確認し、同梱の床
固定桟(□20×L300mm)を使用し、床へ固定(壁面と接しない側)します。
※ベーススライドタイプは、底板と床を壁固定ねじで固定(4ヶ所)します。
〔床固定桟取付位置〕
42
15
15
150
335
150
ユニット床固定桟(□20)
425
(本体奥行寸法)
けこみ幅木
5
床固定ねじ
平頭コーススレッド
φ5.3×60
(化粧キャップ付)
ザグリ加工
対面ユニット用固定ねじ
(皿木ねじ4×32)
16(側板厚)
16(側板厚)
ユニット間口寸法
33
※片側が壁と隣接する場合は、ユニット内より壁面に固定してください。
5
ユニット床固定桟
(□20×L300)
けこみ巾木
④壁面側へ設置したユニットに、隣接するユニットを連結ねじで連結します。
※床のレベルが出ていない場合は、スペーサー等(現場調達品)を使用し調節してください。
※ユニット側面にパネルを取り付ける場合、取り付ける側板にザグリ加工を行い、ねじ頭が側板より控え
る(出ない)ようにしてください。
●サービスカウンターセット(両面タイプ)をアイランド設置する場合
サイドパネル
床固定桟
サイドパネル
底板から床固定
床固定桟
[開き戸+ベーススライドの場合]
[開き戸+開き戸の場合]
注意)必ずサイドパネルを両側に設置してください。
・ベーススライドユニットは、底板と床を壁固定ねじで固定(4ヶ所)します。
・開き戸ユニットは両側を床固定桟を使用し、床固定します。
(ただし開き戸+開き戸の組合せの場合は、図のように計3ヶ所にて床固定桟を使用し床固定します。)
[床固定桟取付位置]
平頭5.3×60(化粧キャップ付)
けこみ巾木
リアパネル
ザグリ加工
床固定桟 45
10
45
10
ザグリ加工
30
30
・床固定桟とユニット側板を固定する際は、
けこみ巾木から45mm、高さ10mmの位置で取り付けます。
(側板にザグリ加工を行ってください)
・床固定桟と床を固定する際は、
床固定桟の端から30mmの位置で取り付けます。
300
365
皿木ねじ4×32
30
(2)ワークトップの取付け
フロアユニット内部からワークトップ固定金具を通し、ワークトップ固定ねじで固定します。
※ワークトップとフロアユニット両側面の収まりが左右均等になるよう振り分けてください。
壁固定ねじ平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
吊りボルト(M10)
A
連結ねじ
連結TP4×28(化粧キャップ付)
アッパーユニット
(両面タイプ)
ワークトップ
フロア
ユニット
A
ワークトップ
固定ねじ
(AトラスTP4×12)
下げ振り
壁固定ねじ
平頭コーススレッドφ5.3×60
(化粧キャップ付)
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
6.アッパーユニット(両面タイプ)の取付け
※同梱の補強吊り金具セット(補強L型金具・化粧カバー)を使用し取付けを行ってください。
※吊りボルト(別途手配品)の長さは、あらかじめ取付高さに合わせて切断調節しておいてください。
注意
吊りボルトは吊り重量(180kg)に十分耐えられるよう、補強工事を行ってください。
※補強工事が十分でなく吊り重量に耐えられない場合、使用中にユニットが落下し、ケガを
する恐れがあります。
〔吊りボルト位置〕
900 (750) [450]
810 (660) [360]
4-φ11〜12
45
45
70
45
475
285
天板
70
30
吊りボルト用下穴
側板
4-φ11〜12
※吊りボルトは、必ず1ユニット当たり4本ずつ使用してください。
31
(1
(1) ①天井より吊り下げられている吊りボルト位置(間
天板
隔・長さ)を測定し、隣接するユニット側板ま
たは壁面との吊りボルト位置を確認します。
吊りボルト用下穴(4-φ11〜12)
補強L型金具
取付ねじ
(ナベTP3.5×16)
30
側板
②吊りボルトの位置に合わせて、ユニット天板に
吊りボルト用の下穴(φ11〜12)をあけ、ユ
ニット本体へ同梱の補強L 型金具を取り付けま
す。
※吊りボルト用の下穴は、必ずユニット内部よ
り行ってください(下穴周囲のカケ防止)。
70
補強桟
③アッパーユニット(両面タイプ)、食器戸棚セット(両面タイプ)が隣接設置される場合は、隣接する側
の側板にあらかじめ連結ねじ用の下穴(φ6)をあけておきます。
※連結位置はP.12を参照してください。
④ユニットを下図のように、吊りボルトにて固定してください。
45
吊りボルト(M10)
天板
33
15
側板
補強L型金具
48
バネ座金
平ワッシャー
補強桟
六角ナット
⑤化粧カバー(同梱)を取り付けます。
※隣接設置されるユニットがある場合、化粧カバーを取り付ける前に、ユニットの連結を行ってください。
天板
化粧カバー
化粧カバー
35
側板
取付ねじ
(AナベTP4×12)
51
補強桟
32
7.ウォールユニット用間口調整フィラーの取付け
※フィラーの間口調整可能範囲:150〜40mm
※フィラーはパーツで現場納入されます。以下の手順で加工・組立・設置してください。
(1)同梱部材を確認します
〔部材明細〕
(4
●扉面材(扉同色)
:150×500[600](700)
×1枚
●フィラー本体用前板 :150×485[585](685)×t15
×1枚
●フィラー本体用底板 :150×350×t15
×1枚
●フィラー本体用側板 :100×485[585](685)×t15
×1枚
●取付桟
:□20×L485[585](685)
×2本
●扉面材取付ねじ
:連結TP4×28(化粧キャップ付)
×6本
●取付桟取付ねじ
:丸木ねじ 3.5×32
※カッコなし寸法はユニットH500mm、[
H700mmの場合を示します。
×18本
]内寸法はH600mm、(
)内寸法は
(2) 隣接するユニットを仮設置し、壁面との寸法(間口)A,B,Cを測定します。
A
基準面
フィラー上端
フィラー
D
隣接ユニット
壁面
フィラー前方下端
B
C
フィラー後方下端
(5
(3) フィラー本体用前板と扉面材を下図を参照し下穴(φ4)をあけた後、扉面材取付ねじ(4本)を使用し取
り付けます。
扉面材
前板
扉面材
扉面材取付ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
150
基準面
33
500[600](700)
485[585](685)
前板
4-φ4穴あけ
※フィラー本体用前板と扉面材の取付ねじ固定位置は最終的に仕上げるフィラーの間口寸法を基に決めてく
ださい。
後の作業(4)でフィラー本体用前板+ 扉面材を必要とする間口寸法で切断しますが、その際、のこぎ
り等の刃が取付ねじを引っ掛ける恐れがありますので注意してください。
※フィラーの間口寸法が狭い場合、縦1 列の2ヶ所(上、下端)に取付ねじを使用し取り付けてください。
(4) 測定した寸法(A , B , C)より隣接するユニット
基準面
A
の間口寸法(D)を引き、フィラー本体用前板+
扉面材、フィラー本体用底板の2 部材を基準面よ
り必要間口寸法に切断します。
※フィラー本体用側板の切断加工は不要です。
D
A-D
フィラー
隣接ユニット
壁面
基準面
切断
B-D
B
扉面材
A-D
切断
B-D
基準面
前板
C-D
B-D
(フィラー後方下端部)
(フィラー下端部)
〔前板+扉面材の切断〕
〔底板の切断〕
A-D
(5) 取付桟をフィラー本体用前板、
し取
底板、側板の裏面に取付桟取付
ねじ(14本)を使用し取り付け
ます。
※[ ]内寸法はH600用の場合、
(
) 内寸法は、H700
用の場合。
取付桟
取付桟取付ねじ
(丸木ねじ
3.5×32)
側板
前板
取付桟取付ねじ
(丸木ねじ3.5×32)
切断面
C-D
底板
34
(6) ユニット本体前面とフィラー本体前板前面および下面を合わせフィラーを同梱の扉面材取付ねじ(2本)を
(2
使用し取り付けます。
※隣接するユニットへフィラー本体を取り付けるねじの下穴(φ4)をあらかじめあけておいてください。
2-φ4穴あけ
隣接ユニット
前づらと上づらが合うように
側板
50
50
扉面材
扉面材取付ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
フィラー本体
(3
(7) フィラーを隣接するユニットに取り付けた後、「1.ウォールユニットの取付け/(3)ユニットの取付け
(P.15)」の手順に基づき、ユニットを壁面へ取り付けます。
8.ウォールユニット用不燃間口調整フィラーの取付け
※フィラーの間口調整範囲:150〜50mm
※フィラーはパーツで現場納入されます。以下の手順で加工・組立・設置してください。
(1)同梱部材を確認します
〔部材明細〕
●扉面材(扉同色)
:150×500[600](700)
×1枚
●フィラー用底板(不燃板)
:135×350×t15
×1枚
●フィラー用側板(不燃板)
:300×350×t15
×1枚
●固定金具
:L型(25×25)×40
×4個
●扉面材・底板・側板固定用木ダボ :φ7.8×L25
×9本
●壁固定ねじ
:A トラスTP 4 ×40
×6本
●金具固定ねじ
:A トラスTP 4 ×12
×10本
※カッコなし寸法はユニットH500mm、[
H700mmの場合を示します。
35
]内寸法はH600mm、(
)内寸法は
)を
(2) 壁面との寸法(間口)A, B, Cを測定します。
A
基準面
フィラー上端
。
不燃フィラー
不燃ウォール
レンジフード
壁面
フィラー前方下端
フィラー後方下端
B
C
基準面
(3) 測定した寸法(A, B, C)より隣接するレン
付け
ジフードの間口寸法(D)と15mm(側板/
不燃板厚さ)を引き、底板(側面にダボ穴の
ない側)と扉面材の2部材を基準面より必要
間口寸法に切断します。
※扉面材の間口寸法切断時は、設置場所を確
認の上、左右切断間違えのないように注意
してください。
※側板(t15不燃板)の切断加工は不要です。
A
D
A- D
不燃フィラー
レンジフード
不燃ウォール
壁面
。
B-D
B
A-D
切断
C-D-15
切断
350
B-D
B-D-15
底板(不燃板)
基準面
基準面
※図は、レンジフード右設置の場合を示します。
※図は、レンジフード右設置の場合を示します。
〔底板の切断〕
〔扉面材の切断〕
36
(4) 切断した底板、扉面材および側板に固定金具を取り付けます。
金具固定ねじ
(AトラスTP 4×12)
固定金具
A-D
金具固定ねじ
40
(AトラスTP 4×12)
B-D-15
50
切断面
固定金具
50
C-D-15
(1
基準面
〔フィラー用底板〕
切断面
金具固定ねじ
(AトラスTP 4×12)
B-D
固定金具
木ダボ用下穴(裏面)
基準面
〔扉面材〕
300
350
〔フィラー用側板〕
(5) ①底板を壁面にねじ(A トラスTP4×40)で固定します。また、底板正面および側面のダボ穴に、必要本
(2
数の木ダボを差し込みます。
②側板小口面(固定金具を取り付けた側)のダボ穴に、木ダボを差し込みます。
③底板の木ダボに、側板の下穴を合わせ取り付けます。
④底板および側板の木ダボに、扉面材裏面の下穴を合わせ取り付け、扉面材裏面上端に取り付けた固定金具
を通し、壁面にねじ(A トラスTP4×40)で固定します。
⑤最後に、フィラー内側より側板に取り付けた固定金具と扉面材をねじ(A トラスTP4×12)で固定しま
す。
金具(扉面材)固定ねじ
(AトラスTP 4×12)
壁固定ねじ
(AトラスTP 4×40)
壁固定ねじ
(AトラスTP
4×40)
扉面材
側板(不燃板)
(3
底板(不燃板)
不燃フィラー(底板)
取付下端高さ
木ダボ
37
基準面
9.フロアユニット用間口調整フィラーの取付け
※フィラーの間口調整範囲:150〜40mm
※各部材は、ワークトップ高さ900mmの場合で設定してあります。高さ900mm以外の場合は、高さ方向
についても切断加工(けこみ巾木部)が必要となります。
※フィラーは、シンク・コンロ・W150小引出し付ユニット設置兼用となります。
※フィラーは、パーツで現場納入されます。以下の手順で加工・組立・設置してください。尚、手順は左設
置の場合で説明してありますので、右設置の場合には、注意してください。
(1)同梱部材を確認します
〔部材明細〕
●扉面材(扉同色)
×1枚
●フィラー本体用前板 :150×730×t15
×1枚
●フィラー本体用底板 :135×100×t15
×1枚
●フィラー本体用側板 :100×880×t15
×1枚
●けこみ巾木取付用板 :150×150×t15
×1枚
●けこみ巾木
:150×150×t15
×1枚
●取付桟
:□20×L715
×2本
●扉面材取付ねじ
:連結TP4×28(化粧キャップ付)
×6本
●取付桟取付ねじ
:丸木ねじ 3.5×32
×18本
(2) 隣接するユニットを仮設置して、壁面との寸法(間口)A , Bを測定します。
シンクユニット
B
隣接ユニット
コンロユニット
B
C(150) A
A−C
壁面
フィラー
A−C
フィラー
W150
小引出し付ユニット
730
しま
フィラー
C
壁面
730
隣接ユニット
730
金具
A
壁面
A−C
100
C
基準面
基準面
100
基準面
A
100
要本
:165×700
B
※図はワークトップ高さ850mmの場合です。
〔シンク/コンロユニット(右設置時)〕 〔ベーススライド付コンロユニット(右設置時)〕 〔W150小引出しユニット(右設置時)〕
(3) 測定した寸法(A, B)より隣接するユニットの間口寸法(C)を引き、フィラー本体用前板+ 扉面材、フィ
ラー本体用底板、けこみ巾木取付用板、けこみ巾木の4 部材を基準面より、必要間口寸法に切断します。ま
た、隣接するユニットのけこみ巾木高さ(E)を測定し、フィラー本体用側板のけこみ巾木部を(E)寸法
に切断します。また、底板・けこみ巾木取付用板・けこみ巾木の切断は、シンク・コンロ・W150小引出し
付ユニット共に、同じ手順となります。
38
(4) フィラー本体前板と扉面材を下図を参考に、下穴(φ4)をあけた後、扉面材取付ねじ(4本)を使用し取
(7
り付けます。
【シンク/コンロユニット(右設置時)の場合
切断
前板
切断
基準面
30
A−C
730
700
扉面材
扉面材固定ねじ
連結TP 4×28
(化粧キャップ付)
B−C
150
下小口面を合わせる
基準面
(5) 必要間口寸法に切断した、けこみ巾木とけこみ巾木取付用板を扉面材取付ねじ(2本)を使用し取り付けま
す。
基準面
基準面
150
15
切断
E
化粧面
150
切断
(8
切断
E
切断
100
15
D
12
135
135−(B-C-15*)
*フィラー本体用側板厚さ15mm
150
150
B-C(けこみ巾木下端部)
〔底板の切断〕
〔けこみ巾木取付用板の切断〕
B-C(けこみ巾木下端部)
〔けこみ巾木の切断〕
12
けこみ巾木取付用板
基準面
B-C
E
E
扉面材取付ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
15
けこみ巾木裏面
小口化粧面
(9
(6) 取付桟をフィラー本体用前板、底板、側板の裏面に取付桟取付ねじ(14本)を使用し取り付けます。
※高さ方向についても切断加工(けこみ巾木部)が必要となります。[(5)参照]
基準面
A-D
側板
前板+扉面材
取付桟取付ねじ
(丸木ねじ
3.5×32)
100
前板+扉面材
側板
切断面
取付桟
(□20)
100
底板
39
D
取付桟取付ねじ
(丸木ねじ3.5×32)
底板
し取
(7) 前工程(6)で固定した前板+ 扉面材、底板、側板に、(5)で固定したけこみ巾木+けこみ巾木取付用板
を取り付けます。
※高さ方向についても切断加工(けこみ巾木部)が必要となります。
[(5)参照]
取付桟取付ねじ
(丸木ねじ3.5×32)
基準面
小口化粧面
取付桟
けこみ巾木+
けこみ巾木取付用板
底板
前板+扉面材
取付桟取付ねじ
(丸木ねじ3.5×32)
側板
取付桟
けま
(8) ユニット本体前面とフィラー本体前板前面およびユニット上面を合わせ同梱の扉面材取付ねじ(2本)を使
用し取り付けます。
前づらと上づらが合うように
50
隣接ユニット
)
50
2-φ6穴あけ
50
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
側板
フィラー本体
(9) フィラーを隣接するユニットに取り付けた後、「3.フロアユニットの取付け(P.16)」の手順に基づき、
ユニットを設置します。
40
10.小口フィラーの取付け
前面と上面が合うように
(A)フロア用小口フィラーの取付け
①小口フィラーを取り付ける側のユニット側板(手前
上下2ヶ所)に連結用の下穴(φ6)をあけます。
※連結用下穴は、必ずユニット内部より穴あけしてくだ
さい。
②ユニット本体前面とフィラー前面を合わせ、連結ね
じ(2本)で連結します。
※フロア用小口フィラーは標準で高さ900用となってい
ます。それ以外の高さについては現場でカットしてご
使用ください。
隣接ユニット
小口フィラー
95
60
側板
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
45
350
(B)ウォール用小口フィラーの取付け
700
側板
A
隣接ユニット
小口フィラー
A
※同部材寸法は、W20(30)×D350×H700mmで現
場納入されます。取り付けるユニット高さによっては、
切断加工が必要となります。
①取り付けるウォールユニット②ウォールユニットの連結
と同様に、側板に連結ねじ用の下穴(φ6 )をあけます。
の高さ寸法に合わせ、フィラーを切断します。
※連結用下穴位置は、P.14を参照してください。
③ユニット本体前面とフィラー前面を合わせ、連結ねじ(4
本)で連結します。
切断
350
前面と上面が合うように
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
(C)食器戸棚セット用小口フィラーの取付け
フィラー
(ミドル、アッパーユニット用)
830
1520
※フィラーは、2分割のパーツで現場納入されますので以
下の手順に基づき設置してください。
①小口フィラーを取り付ける側のユニット側板(手前
上下2ヶ所)に連結用の下穴(φ6)をあけます。
※連結用下穴は、必ずユニット内部より穴あけしてくだ
さい。
②ユニット本体前面と、フィラー前面を合わせ、ユニ
ット同梱の連結ねじ(4本)で連結します。
90
フィラー
(フロアユニット用)
90
前づらが合うように
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
41
11.冷蔵庫上部用アッパーユニットの取付け
注意
アッパーユニットを取り付ける取付木(厚さ30mm以上、幅90mm以上)が指定通りに使
用されていることを確認してから取り付けてください。
※取付木に十分なねじ保持力がないと、使用中にアッパーユニットが落下し、ケガをする
恐れがあります。
〔標準設置寸法と取付木の位置〕
取付木
350
60
45
②冷蔵庫用サイドパネルとの連結
ユニット側板に連結ねじ用の下穴(φ6)をあけ、
連結用ねじで連結します。
※連結位置はP.12を参照してください。
4-φ6
45
45
①右図の寸法を参照し、冷蔵庫上部用アッパーユニッ
トの背板に壁固定ねじ用の下穴(φ6)をあけ、壁
固定ねじで壁面に取り付けます。
45
ィラー
FL+2060
610
230
90
60
30
ト用)
42
12.サイドパネルの取付け
(1)フロアユニット用およびサービスカウンターセット用の取付け
〔サイドパネルの収まり〕
605(パネル奥行)
600
850(カウンター高さ)
55
バックガード
5
フロアユニット
(
〔奥行600mmワークトップの場合〕
※ワークトップ高さ800mmの場合は
サイドパネル高さをカットして使用します。
(パネル上下向きに注意してください。)
※図はワークトップ高さ850の場合。
455(パネル奥行)
485(パネル奥行)
450
5
サイドパネル
5
855(パネル高さ)
5
5
850(サービスカウンター高さ)
フロアユニット
475
サイドパネル
フロアユニット
855(パネル高さ)
5
850(サービスカウンター高さ)
サイドパネル
905(パネル高さ)
5
〔奥行450mm片面サービスカウンターセットの場合〕 〔奥行475mm両面サービスカウンターセットの場合〕
①フロアユニットの連結と同様に、側板に連結ねじ用の
下穴(φ6)をあけます。
※連結位置はP.12を参照してください。
②ユニットとサイドパネルを連結ねじ(4本)で連結し
ます。
サイドパネル
ワークトップ
フロアユニット
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
43
③ワークトップとサイドパネルとの接合部、サイドパネルの
床設置部分にシリコン(現場調達品)コーキングを行います。
※コーキング終了後、直ちにマスキングテープははがして
ください。
※コーキングが不十分な場合、水が浸入しフロアユニット
等への腐食の原因となります。
ワークトップ
サイドパネル
シリコンコーキング
壁側オープンの場合は
こちらもコーキング
フロアユニット
シリコンコーキング
(2)ウォールユニット・アッパーユニット用の取付け
※パネルの高さは、1000mmあります。現場に応じて切断してください。
※スイングオープンの場合下面にあわせてカットしてください。
〔ユニットとの収まり〕
天井幕板高
吊りボルト 天井幕板高
ウォールユニット
天井面
天井面
アッパー
ユニット(両面タイプ)
サイドパネル
サイドパネル
R仕上げ
R仕上げ
R仕上げ
20
下面を合わせる
20
下面を合わせる
425
20
465
350
〔ウォールユニットの場合〕
〔アッパーユニット(両面タイプ)の場合〕
①ウォールユニットの連結と同様に、側板に連結ねじ用の下穴(φ4)をあけます。
※連結位置はP.12を参照してください。
合〕
②ウォール・アッパーユニット下面から天井面までの寸法(A , B)を測定し、測定寸法に合わせ
パネルを必要高さに切断します。
天井幕板高
ウォールユニット
吊りボルト 天井幕板高
天井面
天井面
A
B
扉
A
B
扉
下面
350
〔ウォールユニットの場合〕
下面
425
アッパー
ユニット(両面タイプ)
〔アッパーユニット(両面タイプ)の場合〕
44
③ウォールユニットの連結と同様に、ユニットに同梱
の連結ねじで連結します。
(4
サイドパネル
B
天井幕板高
切断
ウォールユニット
A
20
側板
下面が合うように
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
(3)食器戸棚セット用の取付け
※パネルの高さは、2700mmで現場納入されます。現場に応じて切断してください。
〔ユニットとの収まり〕
天井幕板高
サイドパネル
20
445
天井面
最大高さ2700
ユニット
ユニット
サイドパネル
20
370
ユニット
サイドパネル
〔片面タイプの場合〕
①必要に応じてパネル高さを切断します。
※各セットのみ(天井幕板なし)に取付けを行う場合、
パネル全高は2350mmまたは1850mmになり
ます。
吊りボルト
天井幕板高
天井面
最大高さ2700
最大高さ2700
天井面
20
20
465
〔両面タイプの場合〕
サイドパネル
天井幕板高
食器戸棚セット
20
②ユニットの連結と同様に、側板に連結ねじ用の下穴(φ
6)をあけ、ユニット内部より連結します。
※連結位置はP.12を参照してください。
側板
最大高さ2700
天井幕板高
連結ねじ
連結TP4×28(化粧キャップ付)
45
(4)冷蔵庫用サイドパネルの取付け
※パネルの高さは、2700mmで現場納入されます。現場に応じて切断してください。
①必要に応じてパネル高さを切断します。
②隣接するユニットと連結するため、ユニット側板に連結ねじ用の下穴(φ6)をあけ、ユニット内部より
連結します。
※連結位置はP.12を参照してください。
③冷蔵庫用サイドパネルがオープンエンドとなる場合は、パネルの下端を同梱の床固定金具Cを使用し、固
定ねじ(8本)で床とパネルを固定します。
サイドパネル
冷蔵庫上部用
アッパーユニット
ウォールユニット
連結ねじ
連結TP4×28
(化粧キャップ付)
(オープンエンド)
サイドパネル
サイドパネル
床+パネル固定ねじ
(AトラスTP4×1 2 )
床
床固定金具C
フロアユニット
床固定金具C
46
(2
13.天井幕板の取付け
※ 天井幕板取付桟の取付ねじおよびかくし釘は、現場調達品です。
※ 天井幕板の高さは、300mmで現場納入されます。現場に応じて切断してください。
(1)取付桟の取付け
※ ユニット類を建築躯体に取り付ける前に、取付桟をユニットに取り付けてください。
①取付桟を下図を参考にユニットごとに切断します。
ユニット本体の間口寸法に対し20mm程度短く、奥行寸法に対し100mm程度短く切断します。
〔取付桟の取付位置〕
■ウォールユニットの場合
取付桟(W100〜150)
20
20
間口方向 50
取付桟
取付桟
50
20
ユニット本体
奥行寸法(350)
ユニット間口寸法
〔間口方向(正面図)〕
〔奥行方向(側面図)〕
■アッパーユニット(両面タイプ)の場合
取付桟(W100〜150)
20
20
50
50
ユニット間口寸法
〔間口方向(正面図)〕
〔奥行方向(側面図)〕
●
47
(2)天井幕板の取付け
L
天井
①天井幕板の取付け間口(L)、高さ(A〜
Dの数ヶ所)を測定します。
取付桟
B
C
D
A
壁面
壁面
②測定した寸法に合せて、間口・高さに切断します。
※2枚以上の天井幕板で直線継ぎを行う場合は、ユニットの継ぎ目、あるいは扉割りの位置に合わせてく
ださい。
天井幕板(側面)
天井幕板
コーナー
ウォールユニット
天井幕板(正面)
天井幕板
取付桟
出隅部
〔直線継ぎ部の仕上げ〕
〔出隅部の仕上げ〕
③切断した天井幕板を接着剤および取付ねじまたは、かく
し釘で取り付けます。
イモ継ぎ
〔入隅部の仕上げ(イモ継ぎ)〕
接着剤
取付桟(□20)
取付ねじ等
(現場調達品)
扉
ウォールユニット
④サイドパネルを隣接設置する場合は、右図のように取り
付けます。
天井幕板
サイドパネル
ウォールユニット
14.チョイ置きオープンシェルフの取付け
●チョイ置きオープンシェルフに同梱の取付説明書に基づき、取り付けます。
48
取付後の調節
1 .扉の調節
注意
取付完了後は、扉の傾き、ガタつき、蝶番の緩みがないことを確認してください。
また、確認、調節後は全ての扉(蝶番)のAねじを固く締め付けてください。
※締付けが不十分な場合、使用中に扉が落下しケガをする恐れがあります。
(扉の外し方、はめ方)
外し方
はめ方
1.引っ掛けて
(側板)
(側板)
(扉)
(扉)
内部を押す
2.押す
※はめにくい場合は、蝶番後方の内部を押しながらはめ
てください。その際、確実に取り付けられていること
を確認してください。
取付ねじの役割
以下の要領で扉の調節を行ってください。
Bねじ
このねじをゆるめると
扉を前後に調節する
ことができます。
(扉)
(側板)
49
Cねじ
Aねじ
このねじをゆるめると
扉を左右に調節する
ことができます。
このねじをゆるめると
扉を上下に調節する
ことができます。
●調節方法
扉を閉めた状態
調節方法
1. 扉の高さが上下(垂直方向)にずれている場合 (1)上下2つの蝶番のAねじをゆるめる。
(左へ回す)
(2)ずれている扉の高さを合わせ、
Aねじを締める。
※調節範囲
2. 扉の先端が下がっている〔上がっている〕場合
上下方向に4mm程度
(1)下〔上〕の蝶番のCねじを約1回転ほど締める(右へ回す)。
(2)扉を閉めて確認する。
(3)正しい位置になるまで①〜②をくり返す。
※調節範囲
左右方向へ5mm程度
※上記①〜③の調節で扉と扉のすき間が他のすき間と違ってき
た場合は、上下の蝶番のCねじを同じ割合で回して調節し
てください。
●右へ平行移動する場合 Cねじを右へ回す
す
め
と
●左へ平行移動する場合 Cねじを左へ回す
3. 扉と側板のすき間が上下で違う場合
(1)上の蝶番のBねじを左右へ回し、扉正しい位置にする。
※調節範囲
前後方向へ4mm程度
※1枚の扉だけで調節できない場合は、両隣りの扉も含めて調節してください。
50
2.引き戸扉の調節
注意
引き戸を取り付けた後は上部ローラーを確実に上げ、正しくレールに差し込まれているかを
確認してください。
※締付けが不十分な場合、使用中に扉が落下しケガをする恐れがあります。
引き戸扉を取り付けた後は、数回扉を開閉させ正確に取り付けられている(ガタつき・異音
がしないか)ことを確認してください。
※締付けが不十分な場合、使用中に扉が落下しケガをする恐れがあります。
一般引き戸扉の調節
(1)扉の取外し方法
①奥の扉の内側にあるストッパーピン(左右2ヶ所)を①位
置にスライドさせます【A】。
②ローラーピン(左右2ヶ所)を①位置に下げた状態で、
ストッパーピン(左右2ヶ所)を②位置に戻します【B】。
③扉を奧に倒してキャビネット内に仮置きします。
④手前の扉も同様にして扉を外します。
(奧の扉が落下しないように注意してください。)
⑤奧の扉を取り外します。
ストッパーピン
ローラーピン
(1
【A】
【B】
①
①
②
(2)扉の取付方法
①奥の扉の上部ローラーが格納された状態【B】で下部ロー
ラーを先に下部レールに入れ扉を奧に倒しキャビネット内
に仮置きします。
②手前側の扉も同様にキャビネット内へ入れます。
③扉を垂直に立てた状態で、ストッパーピン・ローラーピン
を①→②→③の順番にずらします【C】。(ローラーが出
た状態でロックされ扉がレールに勘合します。)
④奧の扉も同様に取り付けます。
⑤扉が確実にレールに、スムーズにスライドすることを確認
します。
【C】
①
②
③
(2
(3)調節方法
上下の調節は扉を外し、下部ローラーの高さ調節ねじを回し
調節します。
・扉を上げる場合:ねじを右に回す。
・扉を下げる場合:ねじを左に回す。
※調節範囲:上方向に2mm程度。
51
高さ調節ねじ
3.引出し前板の調節
注意
引出し取外しの際は、取り外した引出しを落下させないようしっかりと引出し側板部を持っ
て行ってください。また、サイドギャラリー付引出しの場合は、左右のパイプ部を持たない
ようにしてください。
※サイドギャラリーが外れて引出し本体が落下し、ケガをする恐れがあります。
引出しを取り付けた後は、数回引出しを開閉させ正確に取り付けられている(ガタつき・異
音がしないか)ことを確認してください。
※正確に取り付けられていないと、引出しが使用中に外れてケガをする恐れがあります。
ン
前板の上下調節後は、必ず「上下調節ねじ」を固く締め付け、ガタつき、ゆるみがないこと
を確認してください。
※締付けが不十分な場合、前板が使用中に外れてケガをする恐れがあります。
(1)調節前の準備
引出し前板間口寸法が600mm以上の引出し前板裏面と
引出し底板の間に、L型金具が取り付けてあります。
引出し調節(前板の傾き調節以外)を行う際は、必ず2
本の固定ねじをゆるめて(金具が動く程度)から行って
ください。
また、調節完了後は必ず固定ねじを締め付け直してくだ
さい。
※ベーススライドタイプの最下段引出しには、金具は付
きません。
底板
前板
固定ねじ
前板
(裏面)
L型金具
引出し底板(裏面)
(2)引出しの取外し方法
引出しを止まるところまで引出し、一度上に少し持ち上
げ、さらに手前へ引き出します。
※取り外す引出しの落下に、十分注意してください。
じ
52
(3)引出しの取付方法
引出しを受けレールの溝部に差し込みます。
※取り付けた後は、数回引出しを開閉させ正確に取り付
けられている(ガタつき・異音がしないか)ことを確
認してください。
※オ
※ウ
ォ
以下
(1
(4)引出し前板の調節
±1.5mm
①左右の調節
・右図のように、左右調節ねじを少しゆるめます。
・前板を左右方向へ調節し、ねじを締めます。
※調節は、左右共に行ってください。
※調節後のねじ締付けは、ねじが空転しないようにし
てください。
※調節範囲:左右方向へ各1.5mm(計3mm)程度。
②上下の調節
・右図のように、Aねじをゆるめます。
・Bねじ(カム式)を回し引出し前板の上下位置を調
節します。
・Aねじを固く締め付けます。
※調節範囲:上下方向に各1.8mm(計3.6mm)程度。
(2
Aねじ
±1.8mm
(3
Bねじ
③前板の傾き調節
カバーを外してから、右図のようにサイドギャラリー
前部(樹脂部)を回し、前板の傾きを調節します。調
節後カバーを元のように取り付けます。
・前板を手前へ倒す場合:左へ(前板正面から見て)
回す
・前板を後方へ倒す場合:右へ(前板正面から見て)
回す
※シンクフロア上段の引出しはイラストが若干異なり
ます。)程度。
53
樹脂部
カバー
(4
4 .感震ロックの調節
※オプション設定品のため、装備されていない場合があります。
※ウォール・アッパーユニットが、壁面および床面に対して垂直・水平に設置されているか確認してください。ウ
ォール・アッパーユニットが傾いていると、感震ロックが作動し、扉が開かなくなる恐れがあります。
以下の要領で調節を行ってください。
基準寸法26.5mm
(調節範囲25.0〜28.0mm )
扉の調節後、感震ロック本体とフック受けが右図のよう
に正常な収まりになっているか確認します。基準寸法の
位置にない場合は、(2)の手順で調節を行ってください。
※フック受けが基準寸法より上の位置にあると、フック
受けが本体に当たり、扉が閉まりにくい場合があります。
また、フック受けが基準寸法より下の位置にあると、
ロック機能が十分に発揮されない場合があります。
2
(1)取付位置
ユニット天板
感震ロック本体
扉
フック受け
フック
(2)調節方法
①フック受けを固定している固定ねじをゆるめ、長穴の
範囲内(上下±1.5mm)で調節し、固定ねじを締め
付けます。
※調節完了後の固定ねじの締付けは、固定ねじを空転さ
せないようご注意ください。
②フック受けを調節してもスムーズに開閉できない場合
は扉の調節(P47参照)を行い、調節してください。
扉(裏面)
フック受け
固定ねじ
(3)作動確認
調節後、以下の手順で適切に調節されているか確認します。
※製品出荷時には、取付中のロック防止のため、テープ
が貼ってあります。ウォール・アッパーユニット取付
後にテープをはがし、以下の確認を行ってください。
扉を開くことにより、フックがフック受けに当たって
スムーズに上がり、扉を閉めることにより、フックが
完全に下りることを確認してください。
ユニット天板
扉
フック
感震ロック本体
フック受け
(4)ロック解除方法
揺れや傾きを感知すると、フックが下りた状態でロック
機能が作動します。
揺れがおさまり、ユニットの傾きが3°以下になると、
ロックは自動的に解除されます。
54
5.
チョイ置きオープンシェルフの調整
注意
チョイ置きオープンシェルフを取り付けた後は、昇降棚を数回昇降させ正確に取り付けら
れていることを確認してください。
※正確に取り付けられていないと、昇降棚が使用中に外れてケガをする恐れがあります。
(1)ロックのかかり確認
ロック
昇降棚を数回昇降させ、ロックのかかりの確認をしてく
ださい。
誤動作やかからない場合は下記の可能性があります。
1
上げてから下げる。
2
昇降棚
昇降棚を無理によせて取り付けている場合
昇降棚の収まりが左右均等(隙間がある状態)
になるよう振り分けてください。
昇降棚
隙間あり
受け金具
水平が出ていない場合
水準器等で水平レベルを確認し、昇降棚の
取り付け位置を調整してください。
正面図
ウォール側板
(2)昇降時の作動性の調整
降棚が重い場合:プラスドライバーで左に回す。
昇降棚が軽い場合:プラスドライバーで右に回す。
昇降棚
受け金具
重くなる
軽くなる
55
バネ調節ねじ
製品
貼ら
取付後の確認
1.点検・清掃
(1)取付完了後、ユニットや扉のホコリ・汚れは、やわらかい布でふきとります。
(2)水栓金具、排水部品が確実に取付けされていることを確認します。
(3)機器類は、付属の取扱説明書に従って、取付後の点検「試運転」を行います。
注意
●取付完了後のユニットや扉の清掃は、家具用ワックスやシンナー・アルコール等の溶剤
また研磨剤の入った洗剤は使用しないでください。
※ 光沢をなくしたり変色したりして、扉やユニットの表面を傷めます。
●ワークトップやシンク内に水道工事等で出た鉄粉、鉄クズ、砂等が落ちている場合は、
必ず水で洗い流してください。
※ もらいサビの原因となります。
2.養生
取付完了後、ユニット・ワークトップ・加熱機器のダンボールやポリシートなどを使用して、汚れ・キズが
付かないように養生してください。
ワークトップに同梱の養生用ラベル
ワークトップ等の
ダンボール
製品に直接テープを
貼らないでください。
注意
ポリ袋等
●テープを使用する場合、
扉・ワークトップ・ユニ
ット等の商品に直接テー
プを貼らないでください。
※商品に糊が残ったり、
悪影響を及ぼす恐れが
あります。
ポリシート
またはダンボール
●加熱機器のトッププレ
ートは特に傷つきやすい
ため、加熱機器のダンボ
ール等を使用して確実に
養生してください。
側面も養生してください。
3.残材処理
不要部材を処分する場合は、必ず公的許可を受けている業者に依頼してください。
56
MEMO
57
MEMO
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PKU-0118(09081)