むつざわスマートウェルネスタウン拠点形成事業 落札者決定基準 平成28

むつざわスマートウェルネスタウン拠点形成事業
落札者決定基準
平成28年10月
睦
沢
町
目
次
1.
本書の位置づけ ....................................................................................................................................... 1
2.
事業者選定の概要 ................................................................................................................................... 1
(1)
事業者選定方式 ............................................................................................................................. 1
(2)
事業者の選定方法と選定の体制 .................................................................................................... 1
3.
審査の手順 ............................................................................................................................................... 3
4.
入札参加資格審査 ................................................................................................................................... 4
5.
入札書類審査 ........................................................................................................................................... 4
6.
(1)
入札書類の確認 ............................................................................................................................. 4
(2)
基礎項目審査 ................................................................................................................................. 4
(3)
加点項目審査(性能評価点の算定) ............................................................................................. 4
(4)
価格評価点の算定.......................................................................................................................... 5
(5)
優秀提案の算定 ............................................................................................................................. 5
落札者の決定 ........................................................................................................................................... 5
添付資料
別紙1 基礎項目審査の評価基準
別紙2 加点項目審査の評価基準
1. 本書の位置づけ
むつざわスマートウェルネスタウン拠点形成事業落札者決定基準(以下「落札者決定基
準」という。)は、PFI方式によりむつざわスマートウェルネスタウン拠点形成事業(以下
「本事業」という。)を実施する民間事業者(以下「事業者」という。)の募集・選定を
行うに際し、入札参加希望者に配付する入札説明書と一体のものである。
落札者決定基準は、落札者を決定するにあたって、最も優れた提案を行った入札参加者
を選定するための方法及び評価基準等を示し、入札参加者の行う提案等に具体的な指針を
示すものである。
2. 事業者選定の概要
(1) 事業者選定方式
本事業を実施する事業者には、施設を整備し、その後の維持管理及び運営業務を通じ
て、効率的かつ効果的に、併せて安定的かつ継続的なサービスの提供を求めるものであ
り、事業者の幅広い能力及び経営ノウハウ等を総合的に評価して選定することが必要で
ある。そこで、事業者の選定に当たっては、入札価格に加え、本町の要求するサービス
水準との適合性並びに維持管理及び運営業務における遂行能力や事業計画の妥当性、更
に資金調達計画の確実性やリスク負担能力等を総合的に評価し、落札者を決定する総合
評価一般競争入札方式により行う。
(2) 事業者の選定方法と選定の体制
事業者の選定は、入札参加資格審査及び入札書類審査により行う。
入札参加資格審査においては、入札参加者の参加資格について睦沢町(以下「本町」
という。)が審査を行う。なお、入札参加資格審査の結果は、入札書類審査の対象とな
る入札参加者の資格要件のみを審査し、入札書類審査における評価には反映させないこ
ととする。
入札書類審査においては、基礎審査項目の充足の有無の審査を本町が行い、本事業の
各業務に関する具体的な提案内容の審査は、本町が設置した学識経験者等で構成するむ
つざわスマートウェルネスタウン拠点形成事業事業者選定委員会(以下「審査委員会」
という。)が入札参加者から提出された入札書類審査に関する提出書類(提案書)の加
点項目審査を行い、優秀提案を選定し、本町に選定結果を報告する。
本町は、審査委員会からの報告を受けて、落札者を決定する。
なお、付帯事業の提案については審査対象外とするが、落札者決定後、協議のうえ、
本町が許可した場合に限りこれを実施することができるものとする。
審査委員会の委員は、以下のとおりである。
1
【審査委員会
委員】
氏名
所属
委員長
宮本
和明
東京都市大学都市生活学部
教授
副委員長
柳澤
要
千葉大学大学院工学研究科
教授
委
員
藤澤
研二
江戸川大学社会学部経営社会学科
委
員
宮﨑
登身雄
睦沢町
副町長
委
員
鈴木
庄一
睦沢町
総務課長
2
教授
3. 審査の手順
審査の手順は、次のとおりとする。
審査開始
(1) 入 札 参 加 資 格 審 査
資格等が本町の要求を満たしていないと評価された者は、
入札に参加することはできない。
資格等が本町の要求を満
たしている
(2) 入 札 書 類 審 査
失格
No
Yes
本町は提案書に記載される基礎審査項目が充足されている
かを確認する。基礎審査項目が充足されていない提案につ
いては、失格とし、加点項目審査の評価対象としない。
基礎項目審査
要求水準を充足?
失格
No
Yes
加点項目審査の過程において、要求水準を充足していない
ことが判明した場合には失格とする。
加点項目審査(最大800点)
予定価格を超過する提案については、失格とする。
開札
予定価格以下?
Yes
価格評価点の算定(最大200点)
総合評価点の算定
優秀提案の選定
落札者の決定
3
失格
No
4. 入札参加資格審査
入札参加者の代表企業、構成企業及び協力企業が、入札説明書に示す参加資格の要件を
満たしているかどうかを審査し、要件の未達項目があれば失格とする。
5. 入札書類審査
(1) 入札書類の確認
提出された入札書類審査に関する提出書類がすべて入札説明書の指定どおりに揃っ
ているかを本町において確認する。
(2) 基礎項目審査
入札参加者の提案内容が、「別紙1
基礎審査項目の評価基準」に掲げる基礎審査項
目を充足しているかについて本町が審査を行う。基礎審査項目を充足している場合は適
格とし、充足していない場合は失格とする。
(3) 加点項目審査(性能評価点の算定)
基礎項目審査において適格とみなされた提案について、審査委員会において性能評価
として加点項目審査を行う。加点項目審査は、入札参加者の提案内容について、以下に
示す加点審査項目について加点基準に応じて得点(加点)を付与する。加点項目審査は
最大800点とし、その内訳は「別紙2
加点審査項目の評価基準」に示す。なお、加点項
目審査に基づく性能評価点の計算に当たり、小数点以下がある場合は第2位を四捨五入
するものとするが、その過程において、要求水準を充足していないことが判明した場合
には失格とする。
加点審査項目
配点
備考
①
事業計画に関する事項
140 配点の割合:最大800点中17.5%
②
設計業務に関する事項
150
〃
18.8%
③
建設・工事監理業務に関する事項
30
〃
3.8%
④
維持管理業務に関する事項
90
〃
11.3%
⑤
運営業務に関する事項
240
〃
30.0%
⑥
入札者独自の提案に関する事項
90
〃
11.3%
⑦
民間提案に関する事項
60
合
800
計
4
〃
7.5%
評価
評価内容
採点基準
A
特に優れている
配点×1.00
B
AとCの中間程度
配点×0.75
C
優れている
配点×0.50
D
CとEの中間程度
配点×0.25
E
優れている点はない
配点×0(加点なし)
(4) 価格評価点の算定
総合評価点を算定する際の価格評価点(最大200点)については、入札書に記載され
た入札価格で行うものとし、入札価格に対して、次式により価格評価点を算定する。
価格評価点の計算に当たっては、小数点以下第2位を四捨五入し、価格評価点の上限
を200点とする。なお、予定価格は、2,570,000千円(消費税等相当額を除く。)とし、
予定価格を超える場合は失格とする。
価格評価点=200
×
提案のうち最も低い入札価格
当該入札参加者の入札価格
(5) 優秀提案の算定
性能評価点と価格評価点を、次式に基づいて加算した値を総合評価点とし、これが最
大となった提案を優秀提案として選定する。
総合評価点=性能評価点(加点項目審査:最大800点)+価格評価点(最大200点)
6. 落札者の決定
本町は、入札書類審査の結果に基づいて審査委員会により選定された優秀提案を踏まえ、
落札者を決定する。ただし、優秀提案が複数ある時(総合評価点が同点の時)は、性能評
価点が最も高い者を落札者とする。
5
別紙1 基礎項目審査の評価基準
基礎審査項目
Ⅰ.事業計画
審査基準
主な対応様式番号
・ 実現可能な事業工程となっているとともに、事業条件
が満たされていること
・ 提案書(事業計画全般に関す
る事項、事業スケジュール)
・ 特別目的会社の出資内容が明記され、出資条件が満た
されていること
・ 提案書(事業収支等提案書
類)
・ サービス購入費の算定方法に誤りがなく、支払条件が
満たされていること
・ 提案書(事業収支等提案書
類、提案価格等提案書類)
・ 事業者に義務づけている保険が付保され、必要な費用
が収支計画に算入されていること
・ 提案書(事業計画全般に関す
る事項、事業収支等提案書
類、提案価格等提案書類)
・ 必要な資金が確保されていることが、金融機関等の関
心表明書等により確認できること
・ 提案書(事業収支等提案書
類)
・ 資金調達の方法、金額、条件等が明示されていること
・ 収支計画全体の計算に誤り等がないこと
・ 各種発生費用の項目及び算定方法に誤りがなく、市場
価格と極端に乖離していないこと
・ 提案書(提案価格等提案書
類)
・ 年度ごとの資金不足がないこと
・ 提案書(事業収支等提案書
類)
Ⅱ.設計及び建
設・工事監理
・ 要求水準を満たしていること
・ 提案書(設計業務に関する事
項、建設・工事監理業務に関
する事項、計画図面等提案書
類、事業スケジュール表)、
基礎審査項目チェックシート
Ⅲ.維持管理
・ 要求水準を満たしていること
・ 提案書(維持管理業務に関す
る事項、事業スケジュール
表)、基礎審査項目チェック
シート
Ⅳ.運営業務
・ 要求水準を満たしていること
・ 提案書(運営業務に関する事
項、事業収支等提案書類、事
業スケジュール表)、基礎審
査項目チェックシート
Ⅴ.付帯事業(任 ・ 付帯事業実施に当たっての基本的考え方について、主
意)
体事業の趣旨、目的を踏まえていること。
・ 安定的、効果的な運営を行ううえで、適切な事業実施
体制、事業計画、資金計画、収支計画が示されている
こと。
・ 付帯事業における事故等の発生を想定し、保険等の適
切な備えがなされていること。
・ 付帯事業の実施状況について、町が逐次状況を把握で
きるような仕組みが提案されていること。
・ 提案書(付帯事業提案書類)
別紙2 加点項目審査の評価基準
加点審査項目
Ⅰ 事業計画全般に関する (1) 本事業への基本的な考え方
事項
① 目的・基本理念の考え方
配点
評価視点
主な対応様式
入札書類審査に関する提出書類、提案書
20
(事業計画全般に関する事項、事業収支
本事業の基本理念を理解し、事業者独自のノウハウや 等提案書類、提案価格等提案書類、事業
アイディアを取り入れた事業実施の基本方針及び計画 スケジュール表)
(10) が練られているか
② 総括管理業務・業務遂行体制・
セルフモニタリングの考え方
総括管理業務について具体的なアイディアが提案さ
れているか(事業を円滑に進めるためのチェックポイン
ト等)
本事業を確実かつ効果的に実現できる適切な業務遂
(10) 行体制が確立されているか
各構成員等の役割設定、セルフモニタリングの方法等
において、事業の継続性確保に寄与する工夫がされ
ているか
(2) 資金・収支計画
一時的な資金需要の集中に対する備えを含めて、資
金計画の安定化のための方策が工夫されているか
運転資金の不足に対する対応策、その他事業安定の
ための独自の工夫が提案されているか
40
不測の資金需要に対する予備的資金の確保等、
キャッシュフロー不足への対応策が工夫されているか
料金収入や各費用の算定根拠が明確であり、地域特
性や近隣施設の状況等を踏まえた妥当な計画が提案
されているか
(3) リスク管理
80
① リスク管理方針と対策
各業務の履行に係るリスクが適切に想定されており、そ
れらのリスクに対するリスクマネジメント策が構築されて
いるか
(40)
② 事業継続の方策
各参画企業の業績不振時におけるバックアップ体制等
の方策が工夫されているか
(40)
小 計
リスクファイナンスについて、追加的な付保等のリスク
緩和措置が工夫されているか
140
参画企業のモチベーションの維持に関する方策が工
夫されているか
配点の割合:最大800点中17.5%
加点審査項目
Ⅱ 設計業務に関する事項 (1) 意匠計画の考え方
配点
評価視点
100
① 全体配置・ゾーニング・施設配
置・動線計画
地域特性や敷地全体のバランス、維持管理・運営の方
法及びセキュリティー対策を考慮に入れ、均衡のとれ
た死角の少ない施設の全体配置計画となるよう工夫さ
れているか
利用者・居住者の利便性や施設間の相乗効果に配慮
したゾーニングとなっているか
(10)
② 仕上計画・ユニバーサルデザイ
ン
駐車場出入口位置の適切性や歩車分離の明確化など
利用者・居住者の安全性が確保された計画となってい
るか
入居者・近隣住民のプライバシーに配慮しつつ、コミュ
ニティ形成に配慮した施設配置や動線計画について、
工夫されているか
衛生面や安全面について十分配慮された仕上計画と
なっているか(床、壁面、動線上の出入口、窓、搬出入
口、など)
ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物等の化学物質
を削減する方策、建設時における環境汚染防止等に
ついて提案しているか
漏水防止、結露やカビ防止、断熱や建物の長寿命化
等について工夫されているか
(10)
木材を多様するなど潤いと安らぎのある空間となるよう
工夫されているか
修繕費の低減に向けた具体的なアイディアが提案され
ているか
施設計画及びサイン計画等が子どもから高齢者・障が
い者等を含むすべての利用者にとって、安心・安全か
つ快適に利用できるよう工夫されているか
③ 休憩施設(駐車場、トイレ等)・情
報発信施設(情報発信施設、事
務室等)
夜間でも利用しやすく、快適な空間となるよう配慮され
ているか
(5)
円滑かつ安全に駐停車や出入りができるような計画と
なっているか
「案内・サービス施設」としての多くの利用者に利用し
てもらえるような工夫がされているか
④ 地域振興施設(農産物等小売・
物販施設、加工施設、花卉温
室、飲食施設、交流広場等)
第一次産業、第二次産業、第三次産業、第六次産業
の振興や地域資源の開発、地域の魅力・活力の向上
に資する計画となっているか
安全性、快適性及び衛生管理に配慮した計画となっ
ているか
(20) 地域の交流や活性化に寄与する施設計画上の工夫が
なされているか
魅力的で集客が期待できる施設計画となっているか
維持管理・運営面にも配慮した施設計画となっている
か
本町の観光振興と健康増進の取組みに資する計画と
なっているか
⑤ 温浴施設
安全性、快適性及び衛生管理に配慮した計画となっ
ているか
(20)
各種浴槽の機能は適切かつ魅力的で集客が期待でき
るような構成となっているか
維持管理・運営面にも配慮した施設計画となっている
か
⑥ 健康支援BOO施設
本町の観光振興と健康増進の取組みに資する計画と
なっているか
安全性、快適性及び衛生管理に配慮した計画となっ
ているか
(10) 魅力的で集客が期待できるような構成となっているか
道の駅の各施設との相乗効果が期待できる計画となっ
ているか
維持管理・運営面にも配慮した施設計画となっている
か
⑦ 防災関連施設(防災広場、防災
倉庫、駐車場等)
平常時及び災害発生時の機能が両立できる施設配置
が具体的に示された提案となっているか
(5)
災害時のヘリコプター離発着場やTEC-FORCE派遣
隊の活動拠点としての機能を考慮した計画となってい
るか
主な対応様式
提案書(設計業務に関する事項、計画図
面等提案書類)
加点審査項目
⑧ 地域優良賃貸住宅
配点
評価視点
コミュニティ形成や住宅の管理上支障のない計画と
なっているか
主な対応様式
日照、採光、通風、換気、断熱、防露、防水、遮音、開
放性、バリアフリー性能等快適な居住空間を生み出す
計画となっているか
(15)
街区内及び周辺住環境に対する、日照、採光、通風、
開放性、プライバー、圧迫感等への配慮がなされてい
るか
中長期的な視点から住宅の面積や間取りなど住宅タイ
プの多様化に配慮された計画となっているか
⑨ 共同施設(駐車場、交流施設(集
会場)、広場等)
安全性や快適性、入居者同士の交流を促す空間的な
工夫がなされているか
(5)
多目的な利用が可能な計画となっているか
住棟や周辺環境との連続性・一体性のある広場、散策
路、道路等の計画となっているか
(2) 周辺環境・地球環境への配慮
地域及び敷地周辺との調和を図りつつ、地域に親しま
れる景観となるよう工夫されているか
建設工事中も含めて、周辺への騒音や振動、臭気に
よる影響を最大限抑制するよう工夫されているか
10
施設・設備機器等に関して騒音・振動及び臭気対策の
提案がされているか
環境負荷低減に向け、具体的なアイディアが提案され
ているか
(3) 構造計画の考え方
15
① 耐震安全性の確保
構造体に対し、十分な耐震安全性を確保するよう
工夫されているか
(10)
② 被害軽減対策
(5)
(4) 設備計画の考え方
非構造部材や設備の耐震性確保において工夫され
ているか
設備機器・什器・備品・家具等の転倒防止策等(壁の
設え等)、地震発生時に備えた被害軽減策が講じられ
ているか
15
① 更新性・メンテナンス性の配慮
(5)
② 省エネ・省資源、利便性向上に
向けた工夫
設備の更新性・メンテナンス性について、具体的な方
策を提案しているか
光熱水費の低減に向けた具体的なアイディアが提案さ
れているか
設備の省エネルギー、省資源について具体的な方策
を提案しているか
設備計画に当たって、ランニングコストの低減、利便性
(施設の管理、制御、情報ネットワーク、など)向上に向
(10) けた工夫が施されているか
高効率型器具、省エネルギー型器具・設備等が積極
的に採用されているか
修繕費の低減に向けた具体的なアイディアが提案され
ているか
(5)
地震等の自然災害発生時や非常時における安全性の
高い施設とするための提案がされているか
防災安全計画の考え方
火災時の避難安全対策、強風対策及び落雷対策等に
ついて工夫しているか
10
吹抜け部分や共用部分のガラス面等、利用者、特に
子供や高齢者への安全性(衝突安全性、落下防止等)
に十分に配慮した対策について提案しているか
防犯上有効な照明設備や警備システム(監視システム
等)について具体的に提案しているか
小 計
150
配点の割合:最大800点中18.8%
Ⅲ 建設・工事監理業務に
関する事項
加点審査項目
(1) 建設業務全般に係る事項
配点
主な対応様式
評価視点
着工前の手続から施設引渡しまでのスケジュール計画 提案書(建設・工事監理業務等に関する
事項、計画図面等提案書類、事業スケ
について工夫が凝らされているか
ジュール表)
不測の事態が生じた場合にスケジュールを遵守するた
めの信頼できる対策等が提案されているか
十分な安全対策に関する提案がされているか
20
建設工事に伴い想定される騒音、振動、悪臭、粉塵、
交通渋滞等については、近隣住民の生活環境や近隣
商業施設の営業環境に与える影響を勘案し、合理的
に要求される範囲の対応を講じて影響を最小限に抑
えるための工夫を行っているか
廃棄物抑制、リサイクル材利用、CO2発生抑制等、地
球環境保全に配慮した建設計画が提案されているか
(2) 工事監理業務全般に係る事項
工事監理業務について具体的なアイディアが提案さ
れているか(工事監理のチェックポイント等)
10
小 計
Ⅳ 維持管理業務に関する (1) 建築物保守管理業務に係る事項
事項
確実な品質管理に向け、設計者の意図を正確かつ確
実に伝えられるような実施体制が提案されているか
30
10
予防保全を基本とし、維持管理コストの低減に向けた
工夫が提案されているか
10
建築物の性能及び状態を常に最良な状態に保つため
の方策が具体的に提案されているか
10
外構等の性能及び状態を常時適切な状態にしておく
ための方策が具体的に提案されているか
(2) 建築設備保守管理業務に係る事項
(3) 外構等維持管理業務に係る事項
(4) 環境衛生・清掃業務に係る事項
10
(5) 警備保安業務に係る事項
配点の割合:最大800点中3.8%
提案書(維持管理業務に関する事項、計
画図面等提案書類、事業スケジュール表)
環境衛生・清掃業務の管理項目・作業内容・頻度等に
関する適切な業務遂行計画及び方策が具体的に提案
されているか
日頃から事故・犯罪・火災・災害等の未然防止に向け
た工夫が提案されているか
10
(6) 修繕業務に係る事項
緊急時に速やかに現場に急行し、本町及び関係機関
へ通報・連絡を行えるための体制が提案されているか
大規模修繕を見据えた事業期間全体の修繕(保全)計
画は適切に検討されているか(事業期間終了後の修
繕計画も考慮しているか)
建築物、建築設備、外構等の長期修繕(保全)及び更
新計画は、魅力的な施設であり続けるために効果的な
内容となっているか
40
設備の更新計画は、機器の進歩に柔軟に対応できる
ような工夫があるか
大規模修繕や設備等の更新時に本施設の運営に与
える影響を最小限に留めるような工夫があるか
小 計
90
配点の割合:最大800点中11.3%
加点審査項目
Ⅴ 運営業務に関する事項 (1) 運営計画・運営業務実施体制
配点
20
(2) 利用料金・収益性の向上策について
主な対応様式
評価視点
効率的で効果的な運営を行うための具体的な運営計 提案書(運営業務に関する事項、計画図
画の提案がされているか(運営業務を円滑に進めるた 面等提案書類、事業収支等提案書類、事
業スケジュール)
めのチェックポイント等)
運営業務を確実かつ効果的に実現できる適切な業務
遂行体制が確立されているか
利用しやすく利用率の向上につながる料金体系・料金
水準になっているか
30
利用料金の支払方法について利用者の利便性を高め
る工夫がみられるか
その他特筆すべき点、優れた点が見られるか
(3) 情報発信施設運営業務
交通安全情報及び広域観光情報等の発信方法につ
いて具体的な提案がなされているか
10
(4) 地域振興施設運営業務
利用者にとってわかりやすく、魅力的な運営形態につ
いて効果的な提案がなされているか
物販・加工施設運営業務の内容を理解するとともに、
具体的な提案がなされているか。
出荷者協議会からの調達率向上のための工夫及び、
町内で生産、製造された品目の取扱を向上させるため
の考え方等
60
売上向上及び販路拡大への具体的な提案がなされて
いるか
飲食施設運営業務の内容を理解するとともに、地場産
品を活用したメニュー等の具体的な提案がなされてい
るか
花卉温室運営業務の内容を理解するとともに、具体的
な提案がなされているか
(5) 温浴施設運営業務
町内外からの利用を促す等、本町の観光振興と健康
増進の取組みの相互連携が図れるような工夫がなされ
ているか
利用者にとって利便性の高い運営内容となっているか
30
利用者ニーズの変化に柔軟に対応する等、利用者数
確保のための独自の工夫がなされているか
施設全体の利用促進・活性化効果が期待できる内容と
なっているか
(6) 健康支援BOO施設運営業務
町内外からの利用を促す等、本町の観光振興と健康
増進の取組みの相互連携が図れるような工夫がなされ
ているか
利用者にとって利便性の高い運営内容となっているか
30
利用者ニーズの変化に柔軟に対応する等、利用者数
確保のための独自の工夫がなされているか
施設全体の利用促進・活性化効果が期待できる内容と
なっているか
(7) 広報・総務業務
利用者に分かりやすく施設の案内等をするための優れ
た工夫や、インターネットホームページの更新等、常に
最新の情報を提供するための工夫等が見られるか
10
多種多様な媒体を用いて積極的に広報・情報発信を
行う計画となっているか
利用者の意見を施設運営に反映するための工夫がな
されているか
(8) 地域優良賃貸住宅等運営業務
地域優良賃貸住宅運営業務を確実かつ効果的に実
現するための独自の工夫がなされているか
10
交流施設(集会場)の運営業務を確実かつ効果的に
実現するための独自の工夫がなされているか
交流施設(集会場)が、入居者のコミュニティ活動や町
外からの来訪者との交流を行う場となることが期待でき
る提案となっているか
(9) 定住促進・地域活性化業務
本町の定住促進及び地域活性化のモデル事業となる
ような具体的かつ実現性の高い提案となっているか
40
小 計
240
本町の抱える政策課題への対応策について具体的か
つ実現性の高い優れた提案となっているか
配点の割合:最大800点中30%
Ⅵ 入札者独自の提案に
関する事項
加点審査項目
(1) 入札者独自のノウハウやアイディア
(自主運営事業に係る提案 等)
配点
20
主な対応様式
評価視点
提案書(入札者独自の提案に関する事
本事業の主旨に沿った内容で、設計、建設・工事監
理、維持管理、運営業務以外の事業者独自のノウハウ 項、計画図面等提案書類)
やアイディアについて具体的に提案されているか
自主運営事業の実施方針、事業実施体制、経営責任
等の基本方針が明確に計画された提案がされている
か
自主運営事業について、本施設と一体的な連携が可
能で、相乗効果がある提案となっているか
自主運営事業係るリスクが適切に想定されており、そ
れらのリスクに対するリスクマネジメント策が構築されて
いるか
(2) 地域社会・経済への貢献(地元雇
用、地元企業の参画等の地域経済
への貢献 等)
地元雇用への考慮がなされているか
70
地産地消や地元企業の参画等の地域経済への貢献
について具体的な方策が提案されているか
本町への貢献等について具体的な方策が提案されて
いるか
Ⅶ 民間提案に関する事項
・
小 計
民間提案を行った事業者が属する
入札参加グループ
90
60
民間提案を行った事業者が属する入札参加グループ
が含まれているか
配点の割合:最大800点中11.3%
入札書類審査に関する提出書類
小 計
60
配点の割合:最大800点中7.5%
合 計
800
最大800点