320 ヤード飛ばす!!元キャディのゴルフ上達法

320 ヤード飛ばす!!元キャディのゴルフ上達法!
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こんにちは高橋 健次です。
私はキャディとして沢山の人のスイングを見てきました。
沢山の人のスイングを見ることで飛ばすためには
何が必要で何をしたらいけないのか。
正確に打つためには何をして何をしてはいけないのか。
そういったスイングのヒントを得ることが出来ました。
このメールマガジンではゴルフの悩みや疑問を分析、
解決しゴルフ上達のために有益な情報提供を
行っていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
高橋
健次
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第25回
こんにちは
パッティングとドライバー
高橋健次です。
今回も前回に引き続き衝撃的なスイングについて話したいと思います。
みんさんはパターとドライバーにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
例えば
ドライバーは14本のクラブの中で1番距離を求められるもの
パターは14本のクラブの中で1番正確性を求められるもの
といった認識をお持ちでしょうか?
1
求めるものが全く違うので全く別ものという考でしょうか。
ですが、私はそう考えません。
パターもドライバーも同じもの
「パターもドライバーも同じもの、ただスイングスケールが違うだけ」
と考えるのです。
ドライバーはドライバーの打ち方
パターはパターの打ち方
さらに人によっては
アイアンはアイアンの打ち方
フェアウェイウッドはフェアウェイウッドの打ち方
アプローチはアプローチの打ち方
というように複数の打ち方で打っている方も見受けられます。
これではただでさえ難しいとされるゴルフスイングが
とてつもなく難しいものになってしまいます。
本当はそんなに難しいものではないはずなのですが
わざわざ難しくしてしまっているのです。
簡単に打つには
こう考えた事はありませんか?
2
「もし?パターのような正確性でドライバーショットが打てたら。」
さらにこう考えた事はありませんか?
「パターのように正確でいまよりもっと飛ぶドライバーショットが打てたら。」
ですがそう思っても
「まあ出来る分けないし………そんな事考えるよりまじめに練習しよ。」
といつもと同じような練習を繰り返していませんか?
ですがちょっと待ってもらいたいのです。
考え方を変える
ちょっと考え方を変えればパターのような正確性で今よりももっと飛ぶ
ドライバーショットが打つことが出来ます。
さらにアプローチの技数は爆発的に増えコントロールショットも
自由に打てるようになるのです。
ちょっと驚かれたかもしれません。
アプローチやコントロールショットまでも打てるようになるとは意外
だったかも知れません。
ですがこれは本当です。
基本を身につけたら応用の道は爆発的に増える
私はこのメルマガのタイトルどおり、ドライバーで 320 ヤード飛ばす事は
3
すでに触れていますが
アプローチやコントロールショットの引き出しも多いのです。
「グリーン奥の左足下がりでピンの近いアプローチを柔らかいロブショット
で寄せる」
ゴルフ歴の長い方ならこのアプローチがどれほど難しいかすぐに分かると思います。
こんなこともちょっと考え方を変えた練習をする事でだれでも可能に
なるのです。
ちょっと言い過ぎだと思われるかもしれませんが
言い過ぎではなく、順を踏んで練習をしていけばだれでも当たり前のように
出来るようになります。
さてその考え方とは?
「パターをすべてのスイングの基本としすべてのスイングはその応用である。」
と考えるのです。
いかがでしょう?
ちょっとにわかには信じられないし、納得出来ないかもしれません。
ですが、
「パターのように正確で今よりも飛ぶドライバーショット」
を打つ為にはパターを基本としたドライバーショットを身につけた方が
早いと思いませんか?
4
正確でなければ飛距離は成立しない
「飛ばないんじゃ意味がない」
と思われた方、安心してください。
正確性と飛距離は両立するのです。
もっと正確に言えば
「正確でなければ飛距離は成立しないのです。」
体系的なスイング理論
ここしばらくは「パターを基本にしたドライバーショット」を
メルマガではお送りしていきたいと思います。
パターを基本にしたドライバーショットを説明していくなかで
様々なゴルフのヒントが出てくると思います。
それだけでもかなり有益な情報になるかと思いますので
ぜひ楽しみにしていてください。
連載中にアプローチのようにドライバーを打つと言い換える場合も
あるかもしれません。ですが基本は同じです。この場合アプローチと言った方が
相応しいと判断したんだなと思ってください。
また、このパターを基本にしたドライバーショットは前回も述べた
芯で捉えるスイングと同じ事を述べています。
このスイング理論を簡単に体験する練習法はブログトップの
「飛距離を最大化する」バナーからダウンロード出来るように
なっています。以下からダウンロード出来ます。
5
http://www.logologos.jp/muryolesson01/download_01.html
ダウンロードページに直接行けるようになっていますので、
いままで面倒だと思われていた方も簡単にダウンロード出来ます。
ダウンロードページのリンクを右クリックしてハードディスクに保存
していただければいつでもご覧になれますので、皆さんダウンロード
してください。
当たり前のことを当たり前に出来る事がこれほど重要なのかという事を
実感出来ると思います。
また、この練習法は全体の理論を分かりやすく体験する為のものです。
思ったような結果がでない場合もあります。
100人いれば100通りのスイングがありますから
効果を実感出来ない場合もあるのです。
すでに身につけているスイングがスクエアでない場合にこの問題は起こります。
その場合メルマガで連載するゴルフ理論をひととおり学び直してから行ってください。
きっと効果を実感出来るはずです。
ご意見ご感想はこちら
高橋健次
[email protected]
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320 ヤード飛ばす!!元キャディのゴルフ上達法!
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こんにちは高橋 健次です。
私はキャディとして沢山の人のスイングを見てきました。
沢山の人のスイングを見ることで飛ばすためには
何が必要で何をしたらいけないのか。
正確に打つためには何をして何をしてはいけないのか。
そういったスイングのヒントを得ることが出来ました。
このメールマガジンではゴルフの悩みや疑問を分析、
解決しゴルフ上達のために有益な情報提供を
行っていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
高橋
健次
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第26回
前回
パッティングとドライバー
パッティングのようにドライバーを打つという事を
書きました。
これからしばらくはそのスイング理論を順を追って解説して
行きます。
目指すスイングとは
まず、最初にどのようなスイングを身につけるのかを
解説したいとおもいます。
7
どこまでも高いまっすぐな弾道で今までより飛距離を伸ばす。
明らかに勢いの違う伸びのある弾道で高い高いストレートボールに
なります。飛距離も格段に伸びるでしょう。
スイングテンポを調整する事で無段階に飛距離を調整出来る。
スイングテンポを上げるという一つの要素を調整する事で
可能な限り飛距離を伸ばすことが出来ます。
パターからドライバーまで同じスイング理論で打てるようになる。
一つのスイング理論のなかで飛ばす、曲げる、上げる、止める
といったボールコントロールを身につけます。
クラブごとに打ち方を変える必要はありません。
すべてのクラブですべてのスイングスケールを打つことができる
(ドライバーやフェアウェイウッドでハーフショットを打つ等)
練習法ですべてのクラブでのすべてのスイングスケールを
身につけます。
フックスライスを打ち分けることができる。
スクエアで応用の効くシンプルなスイングのため曲げる
のも簡単です。
弾道の高低を打ち分けることができる。
スイングを身に付ける過程で体の使い方と
クラブコントロールで弾道の高低を打ち分けられるように
なります。
8
スピン量を調整することができる。
コックの調整でスピン量の調整法を身につけます。
多彩なアプローチを打てるようになる。
以上のようなスイング理論を応用して多彩なアプローチを身につけます。
シンプルだから強力なスイング理論
このように一つのスイング理論を身に付ける事でかなりいろんな事が
出来るようになります。
ですが身に付けるスイング理論は色々な分析から成り立っていますが
一度身に付けてしまえばとてもシンプルだと感じるはずです。
石川遼プロもプロになってから爆発的にさまざまなショットを身につけ
ましたが、応用の効くシンプルなスイングだからこそ可能なのです。
「シンプルだから応用が効きシンプルだから強力」
そんなスイング理論です。
芯を射抜くパッティングとは
このメルマガでは、
パターでは簡単に芯で打つことが出来て、ドライバーでは芯で打つ事
が難しいという趣旨の事を何度か書いたことがあります。
ですが実際にはほとんどの人がパターでも芯で打つ事が出来ていません。
9
ドライバーと同じようにショットマーカーで確認してみると打点が
ばらけてるのを確認出来ると思います。
この場合スプレータイプのショットマーカーかボール側にチョークで印を付けて
打っても確認出来ます。
芯で打つにはルールがある
なぜ、パターのようにスイングスケールの小さなスイングでも芯で打つ事が
難しいのでしょうか?
芯で打つ為にはいくつかのルールが必要なのです。
そのルールを守らなければ芯で打つ事は出来ません。
そのルールとは?
ではそのルールとは何でしょうか?
それは
リズムと軸です。
このリズムと軸が上手く機能するようにスイングすれば芯で打つ事が
できます。
そしてこのリズムと軸こそがパターのようにドライバーを打つスイング理論の
核心なのです。
次回
芯で打つパッティング
です。
お楽しみに。
10
〜お知らせ〜
ブログを更新しました。
現在ダウンブローについて更新中です。
練習法や打ち方について
あと何回か更新します。
お楽しみに。
http://www.logologos.jp/cp-bin/blog/index.php
また質問募集中です。
ダウンブローのあとの質問が来ていませんので
すぐお答え出来ると思います。
https://www.form-answer.com/applications/3Y88R
〜編集後記〜
現在毎週日曜11:30から放送中の石川遼スペシャル
に草野仁さんが出演されています。
わたしが勤めていたゴルフ場にもいらっしゃった事があります。
その時はキャディとしてつく事は出来なかったのですが、
とても色白だった事を鮮明に覚えています。
あの色白さだとあまりゴルフはやられてないのだろうなぁと思います。
ご意見ご感想はこちら
高橋健次
[email protected]
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こんにちは高橋 健次です。
私はキャディとして沢山の人のスイングを見てきました。
沢山の人のスイングを見ることで飛ばすためには
何が必要で何をしたらいけないのか。
正確に打つためには何をして何をしてはいけないのか。
そういったスイングのヒントを得ることが出来ました。
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解決しゴルフ上達のために有益な情報提供を
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よろしくお願いします。
高橋
健次
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第 27 回 芯を射抜くパッティング
さて前回「芯を射抜くパッティング」では軸とリズムが必要であると書きました。
パッティングスタイルは人それぞれたくさんあります。
ですがこの軸とリズムはどのようなパッティングスタイルにも
共通なものです。
私がキャディとして見てきた沢山のゴルファーも
パッティングの上手い人は軸とリズムをとても上手く使って
パッティングをしています。
12
さて具体的にこの
「軸とリズム」
はどの様にすれば機能するのかを解説していきます。
アドレスが一番大事
軸とリズムを機能させる上で絶対条件となるものが
「アドレス」
です。
よくアドレスを見ればその人の実力やそのショットが成功するのか
失敗するのかまでわかると言います。
これはかなりの確率で本当の事だと思います。
多くのゴルファーは構えを見るだけでその人が上手いのか下手なのか
そしてどのようなショットを打とうとしているのかがわかります。
やはり上手い人というのはアドレスが格好いいですし
リズムが良くそしてリラックスしています。
すべてのショットに共通するアドレス
ここで解説するアドレスはパッティングのようにドライバーを打つという
基本的な考えどおり全てのショットに共通する基本になります。
リラックスしてリズムよく打つ為には軸が狂わずスムーズに打
てるようにする 工夫が必要です。
しっかりと理解して実践してください。
13
〇アドレスの基本
まず最初にこの基本のアドレスを作ってください。
1リラックスして直立します。
2足を肩幅に開きます。
3膝を軽く曲げます。
4背筋を伸ばしたまま股関節から腰を折ります。
高い椅子に腰掛けるようにしてお尻を軽く突き出します。
5腕を重力に任せてだらんと垂らします。
6そのままグリップします。
ボールの位置は両目の中央になるようにします。
このアドレスでは触れていない箇所もあります。
例えばどのようにグリップするかや、肘の曲げ方などです。
それらは自分のやりやすいようにしていただいて構いません。
ポイントをおさえたアドレスであれば問題はありません。
不動の下半身
つぎに下半身はスイング中動かないようにします。
少し工夫することで動きにくくできます。
その方法を紹介します。
1足は肩幅に開きます。
14
2つま先を内側に向け内股にします。
足は肩幅に開きますが、つま先を内側に向け内股にします。
こうすることで、膝が固定され動きにくくなります。
つま先を開いた時と内股にした時
で実際に左右にストロークして体がぶれなくなる事を
確かめてください。
ここまでが基本になる所です。
下半身がぶれにくくなり、上半身がリラックスしたアドレスが
出来ました。
しかしこのままでは軸とリズムが機能するアドレスとは
言えません。
ここからがとても重要なポイントになります。
首の裏からクラブを吊る
腰を入れ背すじを伸ばしたアドレスのまま
腕とクラブを吊るようにします。
ちょうど首の裏側を中心に
両肩、両腕、クラブと吊るのです。
クラブの重みを感じながら振りましょう。
〇クラブの重みを感じるのは肩甲骨
ここで非常に重要なポイントがあります。
それはストローク中にクラブの重みを感じるのは
15
手でも腕でもなく
「肩甲骨」
であるということです。
体の後ろの筋肉で軸を支えながら肩甲骨で
腕及びクラブの重さを感じるのです。
「この感覚は非常に重要です。」
そのまま肩と腕を左右に振りストロークしてみましょう。
首から振り子がぶら下がっているつもりで左右にストロークします。
肩や腕が何にもじゃまされずにスムーズに動きますか?
肩や腕が力んでいたりするとスムーズに動きません。
このような場合クラブに代えて重い物をもってストロークをすることで
スムーズに動かせるようになります。
手ごろなところでは2L のペットボトルをクラブの代わりに持ち替えて
ストロークしてみるとよいでしょう。
左右の肩甲骨が伸びるのを感じながらストロークします。
左肩でリードする。
ストロークする時には左肩でリードするようにします。
1 バックスイングは左肩と左手を一緒に動かします。
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2 切り返しではバックスイング方向へ動き続ける腕と
クラブの重みで、左肩甲骨が伸びるのを感じながら切り返します。
3 そのまま左肩甲骨に腕とクラブの重さを感じながら
左肩をアドレスの位置に戻すようにストロークします。
左肩でスタートして左肩をアドレスの位置に戻す事でストロークするのです。
左手で引っ張る
このスムーズなストロークの間左手は甲側を飛球線方向に向けながら
クラブを引っ張るように動かします。
決して右手で押してはいけません。
右手は全ての準備が整った最後に出番がやってきます。
クラブは押すより引いたほうがぶれが少なくなります。
例えば、1 メートルぐらいの棒を引く場合と押す場合では
引いていったほうが先端のぶれは少なくなり収束されていきます。
逆に押していくとぶれは拡大し制御するのが大変になります。
これと同じことがスイング中にも起こります。
しっかりと左手で引くようにしましょう。
リズム良く振る
体の後ろ側の筋肉を使いクラブを吊る様にして左肩リードで
ストロークします。
17
右、左と連続でリズム良くストロークしましょう。
スムーズにまるで振り子が振れるようにストローク出来ましたか?
途中で止まったり急にストロークが早くなったりすること無くリズムよくストロークしま
す。
〇右手で押す
ここまで来ると最後に右手の出番です。
リズム良く左肩リードでストロークするとインパクトからフォローにかけて
右手が自然と伸びるようになります。
「右肩甲骨が自然と伸びる」のを感じながら右手でボールを押すのです。
するとインパクトが点ではなくゾーンになります。
パターヘッドを低く長く動かしながらボールを押せるのです。
〇タッチ
右手がこのように自然に使えるようになるとストロークの距離感を
右手のひらで感じることが出来るようになります。
まるで右手でボールを転がしているかのような絶妙な距離感を
感じることが出来るのです。
〇フェース感覚
右手で押すことが出来るようになると最後にパターヘッドを
自分の右手のひらでコントロールすることができます。
右手のひらでパターのフェースを操ることが出来ます。
18
この右手を使い
パターヘッドを低く長く動かし最後に
「フェースをまっすぐ出す」
のです。
〇まとめ
いかがですか?
これが芯を射抜くパッティングです。
軸がぶれることなくリズム良く繰り返し芯で打つことが
出来るパッティングストロークです。
そして全てのクラブの基本となり
パッティングのようにドライバーを打つスイング理論の
核心部分になります。
1クラブを吊るアドレスを作り
2左サイドでリードする
3リズム良く振る
4右手で押す
この順序通りにストロークできれば芯を射抜くパッティングが
できます。
この順序が入れ替わってはいけません。
とたんにスイングは崩壊し調子が悪くなります。
19
必ず順序を守ってストロークしましょう
カンの良い方はこのパッティングの要素を抽出し
ドライバーショットに応用して今までにないショットを今すぐ
打てるようになるかもしれません。
いやいやもう少しじっくりと学びたいという方も
これからしばらくこのスイング理論を詳細に解説
していきますので、時間をかけて今までにない
スイングを身に付けていきましょう。
今回のレッスンを
ブログトップの PDF レッスン「飛距離を最大化する」
に組み込んで実践したらとても効果があると思います。
http://www.logologos.jp/cp-bin/blog/
レッスンが進むにつれてこの PDF レッスンがたびたび
登場すると思いますので、予習しておくとより効果的だと思います。
次回
左サイドが方向性を司る!です。
このパッティングストロークはどのように機能しているのか
を解説します。
ご意見ご感想はこちら
20
実践してみた感想をいただけるとありがたいです。
レッスンに反映させていただきます。
高橋健次
[email protected]
〜お知らせ〜
ブログを更新しました。
ダウンブローについての回答4です。
土の上から打ったときに出来る削り後で
あなたの本当のスイングが判るという内容です。
初めて図を使ってみました。
参考になったらランキングバナーをクリックしてください。
http://www.logologos.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=25
〜質問募集中です〜
ダウンブローのあとの質問が来ていませんので
すぐお答え出来ると思います。
質問の回答はブログを中心に回答していきます。
https://www.form-answer.com/applications/3Y88R
〜編集後記〜
マイナビ ABC チャンピオンシップでは
21
石川遼選手が惜しい 2 位となりました。
ここまで何度と無く優勝争いに絡んできているのを
見ると本当に日本を代表するゴルファーとしての
実力がついてきたのだなと思います。
今期の石川選手はパッティングのショートが多く
見受けられました。
優勝を左右するパッティングでもショートすることが
ままあり、これが無ければすでに 4 勝ぐらいしていても
おかしくないと思います。
ただ、最近の石川選手のパッティングを見ていると
しっかりと強めに打てているのでシーズン終盤に向けて
しっかりと調整してきたことが伺えます。
金選手との賞金王争いがとても面白くなってきました。
今回のパッティングを身に付けるために
e-PUTT BALL 90
というボールを使ってみたらいかがでしょうか。
私も使っています。
ただ重いだけのボールですが芯で打たないとすぐわかりますし、
しっかりとしたストロークでないと上手く打てません。
きっと効果があると思います。
http://www.gdoshop.com/gdoshop/ex/product/do/ldp/10/pfi/5350891/mfg/0
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高橋健次
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沢山の人のスイングを見ることで飛ばすためには
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正確に打つためには何をして何をしてはいけないのか。
そういったスイングのヒントを得ることが出来ました。
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解決しゴルフ上達のために有益な情報提供を
行っていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
高橋
健次
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第 28 回
左サイドが方向性を司る!
前回のメルマガでは芯を射抜くパッティングの具体的な方法を
解説しました。
またこれはパッティングのようにドライバーを打つための
基本になるということも解説しました。
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今回はこのパッティング理論の方向性を司る左サイドについて
解説して行きたいと思います。
そしてこの左サイドをしっかりと理解し実践しながら
ショットのレッスンへと移行して行きたいと思います。
〇スムーズに動かすためには止める動かすのメリハリが大事
このスイング理論の要は肩から先がスムーズに動くアドレスが出来るかに
かかっています。
その為には動かすところと動かさないところのメリハリがとても大事です。
そしてこのスムーズに動くアドレスが方向性を左右するのです。
〇動かさないところ
動かさないところは
両足
両膝
首付け根裏
の 5 箇所です。
この 5 箇所が常にアドレスの位置にとどまるようにします。
パッティングでは内股にすることで足の動きを抑える方法も
説明しました。
〇動かすところ
動かさない箇所をしっかりとアドレスの位置に維持することが出来たら
初めて動かすところがスムーズに動きます。
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この場合肩より先の
両肩
両腕
クラブ
になります。
クラブを吊るようにして首付け根裏を中心にして動かします。
〇体の裏側の筋肉で吊る
クラブを吊るようにアドレスし尚且つ軸をぶらさ無いようにするためには
体の裏側の筋肉で支える必要があります。
それは
背筋
大臀筋
です。
このパッティングの練習をしたあと背筋と大臀筋が
筋肉痛になるようであれば大正解です。
普段使わない筋肉ですから筋肉痛になるということは
しっかりと使えている証拠です。
〇肩甲骨でクラブの重みを感じる
そしてこの吊ったアドレスから左右にリズム良くストロークします。
このときに肩甲骨でクラブの重みを感じるようにしましょう。
バックスイングでは左肩甲骨が伸び
切り返しでは左肩甲骨でクラブの慣性による重みを感じます
25
そしてフォロースルーでは右肩甲骨が伸びるのです。
〇軸を維持しながら左に振れる体勢が優れた方向性を生み出す
スムーズにストローク出来るアドレスの中でも方向性を左右するのが左サイドです。
左足
左ひざ
そして首の付け根裏
をアドレスの位置に維持する事と
左肩と左手をアドレスの位置にスムーズに戻す
事が出来るかどうかが方向性に直結します。
たとえば左ひざが伸びたり前後にうごいたりすると
まっすぐ打つ事は出来ません。
打ったあとにすぐヘッドアップする方を見かけますが
これも方向性を乱す動きです。
特に左肩をアドレスの位置に戻す動きは体が起き上がりやすい
動きです。
首の付け根裏の位置を維持したまま左肩を戻せるように
注意しましょう。
右を見て左に振る
うまく出来ない場合の練習法を紹介します。
バックスイングで顔を右に向けボールの後方 50 センチぐらいを
26
見ます。
そのまま肩と手を戻します。
すると体の起き上がりを防ぎながらしっかりと左に振る事が出来ます。
2 リットルのペットボトルをクラブに持ち替えて右を見て左へ
振る練習も効果的でしょう。
この左サイドが正確なドライバーショットを生む
この左サイドをじっくりと身につけて下さい。
今後身に付ける全てのショットの方向性はこの左サイドに
かかっています。
この左サイドがしっかりとしていれば、いる程ショットは曲がりません。
原理はパッティングと変わりありません。
左足、左ひざ、首の付け根裏をアドレスの位置に維持する事
左肩、左手をアドレスの位置に戻す事
この 2 つがすべてのショットの方向性を決定するのです。
ロレーナオチョアが右を向きながら左に振るスイングをしますが
これも軸を保ちながら左に振るために自然と身に付についた
動きでしょう。
強力な左サイドが出来たら右手が使える
あなたがこの左サイドを身に付ける事が出来れば
右手を使う事が出来る様になります。
この右手を使える段階に来るとパワー,コントロール
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全てで異次元のショットを打つ事が出来る様になるのです。
右手の使い方については、パッティングの理論の中でも最後に解説しましたが
ショットでもスイング理論の後半で解説しますので
それまでこの左サイドをしっかりとマスターしましょう。
次回 低い弾道のアプローチを打つ アドレス編
です。パッティング理論を基本にアプローチを
打ちます。
低い弾道の 30 ヤードのアプローチです。
このアプローチはかなり地味なショットですが、
今後身に付ける全てのショットの基本になります。
片山晋呉選手が調子が悪くなった時自分には戻るべき
ホームがある。
それが 30 ヤードのアプローチだと言っています。
宮里藍選手のコーチであるお父さんの優さんも 30 ヤードのアプローチに
ショットの全てがつまっていると言う程です。
私もその通りだと思います。
次回はあなたのホームとなる 30 ヤードのアプローチです。
お楽しみに
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実践してみた感想をいただけるとありがたいです。
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高橋健次
28
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ブログを更新しました。
ダウンブローについての回答4です。
土の上から打ったときに出来る削り後で
あなたの本当のスイングが判るという内容です。
初めて図を使ってみました。
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〜編集後記〜
池田勇太選手が中国で行なわれている HSBC 選手権で 3 位という好スタートを切りました。
決めたらすぐに打つパッティングは有名ですが、はまると強いのでしょうね。
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高橋健次
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第 29 回 低い弾道のアプローチ アドレス編
今回からいよいよショットのレッスンに移っていきたいと思います。
ですが、いきなりショットの練習を始めるわけにはいきません。
このスイング理論はアドレスにかかっていると書いてきましたが、
やはりアドレスは 1 番重要です。
アドレスがうまく出来なけれはじまりません。
そこで、パッティングのようにドライバーを打つための
アドレスを解説します。
31
アドレスの基本
1 リラックスして立ちます。足は肩幅に開きます。
2 ひざを軽く曲げます。
3 背すじを伸ばして股関節から腰を折ります。
4 高い椅子に腰掛けるようにお尻を軽く突き出します。
5 両腕は肩から力を抜いてダランと垂らします。
6 垂らした両手のひらを合わせるようにしてグリップします。
7 グリップは左股関節の前に構えます。
ここまでがアドレスの基本です。
いかがでしょうか?
かなりパッティングのアドレスの基本と同じである事がわかると思います。
グリップを左股関節の前にする意味
ここで違うのはグリップの位置を左股関節の前に構える点です。
これはグリーン上と違い地面の上のボールをダウンブロー
で捉える必要があるからです。
左股関節の前にグリップを構えると必然的にクラブヘッドが
遅れた形になります。
これはショートアイアンで顕著になります。
クラブにはもともとプル角度という設計がされており、
グリップに対してヘッドが遅れるように出来ているのです。
この構造通りに左股関節の前で構えると左股関節前を中心に
クラブヘッドが回転するとクラブヘッドの最下点がボールより先になります。
32
アドレスの段階ですでにダウンブローに打つ形になっているのです。
グリップ
グリップはフックグリップにします。
クラブをグリップ側から見た時にフェースに対して右に 30 度から 45 度
のところに左手の親指を乗せるようにして握ります。
右手も同じように 30 度から 45 度回転させて握ります。
左右の手のひらは常に平行になるようにしましょう。
30 度にするか 45 度にするかは自分のスイングの
個別差に合わせて調整して下さい。
なぜフックグリップか?
フックグリップの意味はテークバックでの動作にあります。
左手の親指がすでに右方向へ回転している事で、
クラブを振り上げる方向と肩を回転させる方向の差を少なくして
スムーズに上げやすくなるからです。
30 パーセントの力で握る
グリップはよく
「小鳥が逃げない程度の強さで握る」
「力を抜くが形が崩れるほど力を抜いてはいけない」
など様々な表現がありますが、どれも正しいとおもいます。
ここでは、30 パーセントの力で握るようにして下さい。
いきなり 30 パーセントと言われてもわからないと思いますので
33
力の入れ方のコツを解説します。
まず思いっきりグリップを握って下さい。
そこから 70 パーセント力を抜いて下さい。
すると自然と力の抜けた理想的な力加減になります。
グリップに関しては後ほど詳細に解説します。
グリップに関しては、それだけで一章できてしまうぐらい
奥が深いのですが、今回はフックグリップにするという事と 30
パーセントの力で握るという事だけにしておきます。
腕とクラブを吊る
体の後ろの筋肉を使い腕とクラブをつります 。
肩甲骨をリラックスさせ腕とクラブの重みを感じます。
背筋と大臀筋でクラブと腕を吊ります。
ミニマムスイングでスムーズに動くか確認する
アドレスがしっかりと機能するか確認しましょう。
時計の針の 4 時から 8 時の範囲をリズム良く左右に振ります。
気をつけるポイントは
両足
両ひざ
首の付け根裏
の 5 ヶ所をアドレスの位置に維持したまま振る事です。
5 ヶ所を維持したまま、肩より先の部分をリズム良く左右に振ります。
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この時軽くマットを連続でこすり続けるようにしましょう。
うまく吊る事が出来れば出来るはずです。
肩甲骨の伸びを感じる
肩より先がリラックス出来て左右にスムーズに振る事が出来ると
左右の肩甲骨が伸びます。
バックスイングでは右側に振ると左肩甲骨が伸びます。
また切り返しでは左肩甲骨に腕とクラブの重みを感じます。
そしてフォロースルーでは右肩甲骨が伸びます。
このように左右の肩甲骨がしっかりと伸びているか確認しましょう。
背筋で支える
ミニマムスイングでスムーズに振ると左右の背筋に力が加わるのが
分かります。
バックスイングでは左背筋が伸び右背筋で支え、
フォロースルーでは右背筋が伸び左背筋で支えます。
体の後ろの筋肉で肩より先を吊るスイングが出来ると
このように左右の背筋に力が入ります。
確認しましょう。
左サイドをチェックする
このミニマムスイングで左サイドをチェックしましょう。
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バックスイング方向にはスムーズに振る事が出来る方でも
フォロースルーの左方向への振りが上手く出来ない方が多いと思います。
特にスライサーの人にこの傾向が多いです。
普段あまり左に振り抜けず、体が開いたり起き上がったり
しているためです。
ここではしっかりと左への振り抜きを確認します。
感覚的には左ひざの高さを維持したまま、その前をグリップが
追い越して行くイメージです。
これは方向性に直結しますからしっかりと行いましょう。
これが左の壁
よくレッスンなどで出てくる「左の壁」とはこのことです。
ミニマムスイングで左ひざの高さを維持したまま、グリップが
追い越すように振れると左足がしっかりと踏ん張りながら上体が
回転しているのを感じるはずです。
これが左の壁が出来ている状態なのです。
ゴルフ雑誌などで
「フォローでは左の壁を作る」
などと書かれているので、そのままフォローで左に壁を
作ろうとしても出来ません。
そもそも、準備が出来ていませんしスイング中いきなり壁を作っても
バランスやらタイミングやらいろいろとおかしいので上手く機能しません。
このスイング理論のようにアドレスの位置を維持し続ける事に
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集中すればそれだけで絶妙な左の壁が出来てしまうのです。
〇2 リットルのペットボトルを振る
上手く機能するアドレスを作るために 2 リットルのペットボトルを
クラブの代わりに持ち替えて振ってみましょう。
クラブの数倍重いので筋肉の使い方が良くわかります。
数々のゴルフキーワードが出来てしまう不思議
左の壁だけではありません。
フォロースルーで頭がボール位置より後方に残る
「ビハインドザボール」
フォローで両腕がしっかりと伸びる
「大きなスイングアーク」
インパクト以降右かかとが浮き上がらずインサイドに蹴れる
「右足の蹴り」
などなど、良いスイングには必ずと言っていいほど出てくるゴルフキーワード
がこのアドレスから生み出されているのがわかります。
他にもまだまだありますが、回を進めるごとに明らかになっていきます。
このミニマムスイングにたくさんの良いスイングのヒントが隠されています。
体重移動とは何か?
体重移動と言うとどの様なイメージがあるでしょうか?
石川遼選手のように右に移動した体重をボールにぶつけるとか
アクティブに動かすイメージではないでしょうか。
このイメージでいると絶対ゴルフは上達しません。
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このスイング理論では体重移動を積極的にはしないと何度か書いています。
体の反射で行うとも書きました。
では体重移動や体の反射とはどういうことでしょうか?
機能するミニマムスイングで解説します。
ミニマムスイングで左右にリズム良く振っていると
背筋に力が入ると書きましたが、ここでは絶妙な体重移動も
行なわれています。
バックスイング方向では右足に体重が多くかかり
フォロースルー方向では左足に体重が多くかかっています。
左右に振りながら確認しましょう。
これが「体重移動」です。
決してイチローの振り子打法のように行うものではありません。
そんな事したら、まっすぐ飛びません。
体重移動をスイングとは別物に語るレッスンがありますが
これがスイングを混乱させているのです。
言っているレッスンプロなどは体重移動を別物として語っても
自分自身は打ててしまいます。
だからよけいややこしいのです。
レッスンプロは長年の練習で身についた
「ボールを芯で打つ感覚」
で調整して打ててしまうのです。
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この感覚を身に付けるのは一般のアマチュアにはとても難しく
なかなか上手くいきません。
また、ゴルフが上手くなるのにとても時間がかかる理由なのです。
ですが、この理論のように芯で打つ事に集中し続ける事が
大前提ならば、無理やりにねじ込む体重移動などの
理論ではなく、体が勝手に反応して自然で絶妙な動きを引き出す
事が出来ますから、難しい事をいくつもやらずに済むのです。
体重移動やその他諸々の事はあくまでもリズム良く振られる中
で行われるのです。
体重計で試してみる
体重移動を確認するために、片足だけ体重計に乗ってスイングします。
左足だけ体重計に乗ります。
そしてミニマムスイングを行います。
すると切り返しからインパクトフォロースルーにかけて
左の体重計の針が大きく振れるのがわかります。
決して思いっきり踏みこむなどする必要はありません。
このミニマムスイングのテンポを徐々に上げて行きましょう。
アドレスの位置に足、ひざ、首裏を留めるようにしてテンポを上げます。
すると切り返しで自然な
「打つ体勢」
になるのがわかります。
この時、大きな力が左足にかかっているはずです。
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これが本当に必要なフットワークや体重移動です。
フットワークや体重移動など考えもしてないと思います。
そしてこれが
「体の反射」
です。
歩ける人なら人がバランスをとるために自然と行う反応です。
この体の反射はテンポを上げる事で行いますから
スイングのスピードバランス、タイミング全てにピッタリと
マッチします。
やっぱりアドレス
しっかりと機能するアドレスがあればテンポを上げるだけで、
良いスイングの条件を満たしてしまうのです。
みなさんも、ゴルフ雑誌やいろんなレッスンを引っ張り出して
このミニマムスイングと照らし合わせて下さい。
「なんだ!そうゆう事だったのか!」
とひざを打つ事しきりでしょう。
当然ここに挙げた項目以外に沢山ありますので
それは後々解説して行きます。
次回
低い弾道のアプローチ
スイング編
次回はいよいよスイング編です。
機能するアドレスで低い弾道のアプローチを打ちます。
全てのショットの土台となる重要なアプローチです。
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お楽しみに。
ご意見ご感想はこちら
実践してみた感想をいただけるとありがたいです。
レッスンに反映させていただきます。
高橋健次
[email protected]
〜質問募集中です〜
ダウンブローのあとの質問が来ていませんので
すぐお答え出来ると思います。
質問の回答はブログを中心に回答していきます。
https://www.form-answer.com/applications/3Y88R
〜編集後記〜
キャディーの業務後、コースラウンドすることが出来ます。
そのころ乗用カートではありませんでしたからお客さんとともに
歩きます。
その後のラウンドはもちろんバックを担いで目土を持ってのラウンドです。
今思えばかなりしんどいラウンドですね。
足腰を鍛えられたことは言うまでもありません。
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