t分布の密度関数のグラフを書く

 t 分布の密度関数のグラフを書く
• (1) 実習例
• (2) 完成表
• (3) 手順 (i) 日本語のみ・(ii) 表による説明
実習 9-2 t 分布の密度関数のグラフ Next Page
1
1 実習例
エクセル VBA を使って、自由度 n の t 分布の密度関数をグラフ化す
る。
異なる自由度のグラフを同時に書く。
実習 9-2 t 分布の密度関数のグラフ Next Page
2
2 完成表
行
A
B
1
C
D
1
3
2
x
N(0,1)
t1
t2
3
-4
0.00013
0.01872
0.00916
4
-3.75
0.00035
0.02113
0.01136
5
-3.5
0.00087
0.02402
0.01422
···
···
···
···
···
31
3
0.00443
0.03183
0.02297
32
3.25
0.00203
0.02753
0.01798
33
3.5
0.00087
0.02402
0.01422
34
3.75
0.00035
0.02113
0.01136
35
4
0.00013
0.01872
0.00916
グラフは次ページ
実習 9-2 t 分布の密度関数のグラフ Next Page
3
それぞれ, 標準正規分布 (青), 自由度 1 の t 分布 (赤), 自由度 3 の t 分布 (黄緑) の密度関数。
自由度が大きくなると、どんどん青に近づく。
実習 9-2 t 分布の密度関数のグラフ Next Page
4
3 手順 (i) 日本語のみ・(ii) 表による説明
まず VBA エディタで次のプログラムを打ち込んで、関数 tpdf を作
る。(小文字で入力すればよい。)
Function tpdf(x, n)
With WorksheetFunction
lnfx=.GammaLn((n+1)/2)-0.5*.Ln(n) _
-.GammaLn(n/2)-.GammaLn(1/2) _
-(n+1)/2*.Ln(1+xˆ2/n)
tpdf=Exp(lnfx)
End With
End Function
実習 9-2 t 分布の密度関数のグラフ Next Page
5
ワークシートに戻って、
A2:D2
順に、x・N(0,1)・t1・t2
C1:D1
順に、1・3
A3:A35
順に、-4 から 4 まで 0.5 づつ
B3
=NORMDIST(A3,0,1,FALSE)
入力後、右クリック→コピー
B3:F35
選択して、
右クリック→貼り付け
C3
=tpdf($A3,C$1)
入力後、右クリック→コピー
C3:D35
選択して、
右クリック→貼り付け
A3:D35
選択して、
挿入→グラフ→散布図
実習 9-2 t 分布の密度関数のグラフ Next Page
6
行
A B 1
2
3
4
5
···
33
34
35
7
C D 行
A B 1
2
x
N(0,1)
3
4
5
···
33
34
35
7
C D 1
3
t1
t2
行
A B 1
2
x
3
-4
4
-3.75
5
-3.5
···
···
33
3.5
34
3.75
35
4
N(0,1)
7
C D 1
3
t1
t2
行
A B 1
2
x
N(0,1)
3
-4
=NORMDIST(A3,0,1,FALSE)
4
-3.75
5
-3.5
···
···
33
3.5
34
3.75
35
4
7
C D 1
3
t1
t2
行
A B 1
2
x
N(0,1)
3
-4
=NORMDIST(A3,0,1,FALSE)
4
-3.75
↑
5
-3.5
↑
···
···
↑
33
3.5
↑
34
3.75
↑
35
4
↑
7
C D 1
3
t1
t2
行
A B 1
C D 1
3
t2
2
x
N(0,1)
t1
3
-4
=NORMDIST(A3,0,1,FALSE)
=tpdf($C3,C$1)
4
-3.75
↑
5
-3.5
↑
···
···
↑
33
3.5
↑
34
3.75
↑
35
4
↑
7
行
A B 1
C D 1
3
2
x
N(0,1)
t1
t2
3
-4
=NORMDIST(A3,0,1,FALSE)
=tpdf($C3,C$1)
←
4
-3.75
↑
↑
←
5
-3.5
↑
↑
←
···
···
↑
↑
←
33
3.5
↑
↑
←
34
3.75
↑
↑
←
35
4
↑
↑
←
あとは、A3:D35 を選択して、挿入→グラフ→散布図 で完成
実習 9-2 t 分布の密度関数のグラフ Next Page
7
End
Push Esc key
(C)KADODA Tamotsu (角田 保)
@ Daito Bunka Univ. (大東文化大学)
Last Modified: January 31, 2003
8