アウトが 成立す る 時機は 、 審判員 が 宣 告 した ときではなくて 、 アウト

⑪
⑩
⑨
⑧
⑦
⑥
⑤
④
③
②
①
投 手の 遅 延 行 為
投球する手を口または唇につける
ワ イン ド ア ッ プ ポ ジシ ョ ンの 投 手
ア ピ ー ル の 場 所と 時 期
打 者 の 背 後 に ウ ェ スト ボ ー ル を 投 げ る
オ ブ ス トラ ク シ ョ ン の 厳 格 適 用
次 回の 第 一 打 者
正 式 試 合と な る 回 数
二 死 、 四 球 暴 投 、 決 勝 点で 打 者 一 塁 へ 進 ま ず
最終回裏の決勝点
ア ウ ト の時 機
審 判員が イ ン プレ イのと き 使 用 球 を 受け 取る
目次
⑫
序
こ の 内 規 集 は 、 公 認 野 球 規 則 適 用 上 の ア マ チュ ア 野 球 規 則 委 員 会 の 統 一 解 釈 を 収 録 し た
もので、公認野球規則と同等の効力を持つものである。
なお、この内規は、二〇一一年のルールに基づいたものであり、今後ルール改正があれ
ば、適用上の解釈にも変更が加えられるかもしれないことをお断りしておく。
二 〇 一 一年 二 月
日本 ア マ チュア 野 球規 則委 員 会
アマ チュア 野球 内 規
審 判員が イ ン プレ イのと き 使 用 球 を 受け 取る
( 規 則 適用 上 の 解 釈 )
①
ス リ ー ア ウ ト と 勘ち が い し た 守 備 側 が 、 使 用 球 を 審 判 員 に 手 渡 し た の を 審 判 員が 受 け 取
っ た 場 合 は 、 規 則 三 ・ 一 五 を 準 用 す る 。 審 判 員が 使 用 球 を 受 け 取 る と 同 時 に ボ ー ル デ ッ ド
と し 、 受 け 取ら な か っ たら ど の よ う な 状 態 に な っ た か を 判 断 し て 、 ボ ー ル デ ッ ド 後 の 処 置
を と る 。ま た 、 ベ ー ス コ ー チ が 同 様 の ケ ー スで 試 合 球を 受け 取 っ た 場 合 も 、 受 け 取 る と 同
時 に ボ ー ル デ ッ ド と す る が 、 走 者 は ボ ー ル デ ッ ド に な っ たと き に 占 有 し て い た 塁 に と ど め
ア ウ ト の時 機
る。(規則三・一五)
②
ア ウ ト が 成 立 す る 時 機 は 、 審 判 員が 宣 告 し たと き で は な く て 、 ア ウ ト の 事 実 が 生 じ た と
きで あ る 。 第 三 ア ウ ト が フ ォ ー ス ア ウ ト 以 外 の ア ウ トで 、 そ の ア ウ ト に い た る プ レ イ 中 に
走 者 が 本 塁 に 達 す る と き な ど の よ う に 、 状 況 に よ っ て は 速 や か に ア ウ ト を 宣 告 しな け れ ば
な ら な い 。 ( 規 則 四 ・ 〇 九 a [ 注 一] )
-1-
③
最終回裏の決勝点
正式試合の最終回の裏かまたは延長回の裏に、規則七・〇七規定のプレイで三塁走者に
本 塁 が 与 え ら れ て 決 勝 点 に な る 場 合 に は 、 打 者 は 一 塁 に 進む 義 務 は な い 。 ( 規 則 四 ・ 〇 九
二 死 、 四 球 暴 投 、 決 勝 点で 打 者 一 塁 へ 進 ま ず
b 、 七 ・〇 七 )
④
最終回裏、走者三塁、打者の四球(フォアボール)目が暴投または捕逸となって決勝点
が 記 録 さ れ る と き 、 四 球 の 打 者が 一 塁 へ 進 ま な か っ た 場 合 は 、 規 則 四 ・ 〇 九 ( b ) の よ う
に球審が自ら打者のアウトを宣告して、得点を無効にすることはできない。
打 者 が 一 塁 に 進 ま な いま ま 、 守 備 側 が 何 ら の 行 為 も し な い で 、 両 チ ー ム が 本 塁 に 整 列 す
れ ば 、 四 球 の 打 者 は 一 塁 へ 進 んだ も の と 記 録 さ れ る 。
打 者 を ア ウ ト に す る た め に は 、 両 チ ー ムが 本 塁 に 整 列 す る 前 に 守 備 側 が ア ピ ー ル す る こ
とが必要である(規則七・一〇(d)注二)。しかし、守備側がアピールしても、打者は
一塁への安全進塁権を与えられているので、打者が気づいて一塁に到達すれば、アピール
は認められない。
イ
打 者 が 一 塁 に 進 も う と し た が 途 中 から 引 き 返 し た と き
打者が一塁 に進もう と しな いと き
守 備 側 の ア ピ ー ル を 認 めて 打 者 を ア ウ ト に す る 場 合は 、
ロ
正 式 試 合と な る 回 数
で あ る 。 ( 規 則 四 ・ 〇 九 b 、七 ・ 一 〇 d 注 二 )
⑤
審判員が試合の途中で打ち切りを命じたときに正式試合となる回数については、規則四
・一〇(c)に規定されているが、各種大会などでは、この規定の適用に関して独自の特
別 規 則 を設 け る こ と が で き る 。
大会によっては、一定以上の得点差、たとえば、五回一〇点差、七回以降七点差など、
次 回の 第 一 打 者
得点差によってコールドゲームとし、正式試合とする特別規則もある。(規則四・一〇c)
⑥
た と え ば 二 死 、 打 者 の ボ ー ル カ ウ ン ト 二 - 一 後 の 投 球 の と き に 、 三 塁 走 者が 本 盗 を 企て
たが得点とならないで攻守交代になったような場合、
次 回 の第 一 打 者 を 明 ら かに す る た め 、
球 審 は 、 打 者が 三 振 で ア ウ ト に な っ た の か 、 走 者 が 触 球 さ れ て ア ウ ト に な っ た の か を 明 示
オ ブ ス トラ ク シ ョ ン の 厳 格 適 用
しな け れ ば な ら な い。 ( 規 則 六 ・ 〇 一 b 、六 ・〇 五 n )
⑦
捕手または野手が、あらかじめ塁線上およびその延長線上の塁上に位置して(足または
脚を置いて)送球を待つことを禁ずる。違反した場合は、オブストラクションとなる。(規
打 者 の 背 後 に ウ ェ スト ボ ー ル を 投 げ る
則七 ・〇六 a)
⑧
投手がスクイズプレイを防ぐ目的で、意識的に打者の背後へ投球したり、捕手が意識的
に打者の背後に飛び出したところへ投球したりするような非スポーツマン的な行為に対し
ても規則七・〇七を適用し、走者には本塁を与え、打者は打撃妨害で一塁へ進ませる。(規
則七 ・〇七 )
-2-
⑨
ア ピ ー ル の 場 所と 時 期
守 備 側 チ ー ム は 、 ア ピ ー ル の 原 因と な っ た 塁 ( 空 過 ま たは リ タ ッ チ の 失 敗 ) に 触 球 す る
だ け で な く 、 ア ピ ー ル の 原 因 で な い塁 に 進 ん で い る 走 者 の 身 体 に 触 球 し て 、 走 者 の 違 反 を
指摘して、審判員の承認を求める(アピール)ことができる。この場合、アピールを受け
た 審 判 員 は 、 そ の ア ピ ー ル の 原 因 と な っ た 塁 の 審 判 員 に 裁 定 を 一 任 しな け れ ば な ら な い 。
ア ピ ー ル は 、 ボ ー ル イ ン プ レ イ のと き に 行 な わ れ な け れ ば な ら な い の で 、 ボ ー ル デ ッ ド
のときにアピールがあった場合は、当該審判員は「タイム中だ」ということとする。(規
ワ イン ド ア ッ プ ポ ジシ ョ ンの 投 手
則七 ・一〇 )
⑩
ワインドアップポジションをとった右投手が三塁(左投手が一塁)に踏み出して送球す
るこ と は 、 投 球 に 関 連 し た 足 の 動 き を し て 送 球 し た と み な さ れ る か ら 、 ボ ー ク と な る 。
投 手 が 投 球 に 関 連す る 動 作 を し て 両 手 を 合 わ せ た 後 、 再 び 両 手 を ふ り か ぶ る こ と は 、 投
球を中断または変更したものとみなされる。投球に関連する動作を起こしたときは、投球
投球する手を口または唇につける
を 完 了 しな け れ ば な ら な い 。 ( 規 則 八 ・ 〇 一 a )
⑪
規 則 八 ・ 〇 二 ( a ) ( 1 ) の ペ ナ ル テ ィ に 代え て 、 審 判 員 は そ の 都 度 警 告 し て ボ ー ル を
投 手の 遅 延 行 為
交換 さ せ る 。 ( 規 則 八 ・〇 二 a )
⑫
走者がいるとき、投手が投手板から軸足をはずして、走者のいない塁に送球した場合、
または、投手板上からでも軸足を投手板からはずしても、塁に入ろうとしていない野手に
送 球 し た 場 合 に は 、 投 手 の 遅 延 行 為 と み な す 。 ( 規 則 八 ・〇 二 c 、 八 ・ 〇 五 d 、 八 ・ 〇 五
h)
二 〇 一 一年 二 月
日本 ア マ チュア 野 球規 則委 員 会
-3-