LanScope Cat6 - エムオーテックス株式会社

LanScope Cat6
リリースノート
エムオーテックス株式会社
※記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(5.7.0.0:2008年3月7日 16:36:38) EPMgr(6.0.0.0:2008年3月7日 14:51:16) INVMgr(6.0.0.0:2008年3月10日 15:03:50)
TSKMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:47:20) REVMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:44:36) FDLMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:42:10)
WACMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:48:20) SVRMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:45:36) DTCMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:38:00)
Webcsl(6.0.0.0) MR(6.0.0.0:2008年3月5日 13:27:26) SA(6.0.0.0:2008年1月30日 10:53:30) DA(6.0.0.0:2008年3月6日 13:15:38)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
アプリケー
ション
ID監査機能
(オプション)
1.オプション機能としてアプリケーションID監査機能を追加しました。
-アプリケーションID監査機能の概要アプリケーションID監査機能は、IDとパスワードを入力して利用するアプリケーションに対し、IDの作成、
IDの変更、ログインの情報を取得します。
監視対象のアプリケーションに対するIDの新規作成数、ログイン回数、ログイン名の情報をログや集計
2008/3/24
で表示します。
※アプリケーションID監査機能をご利用いただくには、オプション機能を購入いただく必要があります。
※アプリケーションID監査は、タスクイベントサブマネージャとMRで情報収集を行ないます。
標準パッケージを構築している場合は、専用プログラムを追加でインストールする必要
はありません。
Web
アクセス
監視機能
(オプション)
2.ブラウザでのファイルアップロード操作をログ取得する機能を追加しました。
-ファイルアップロードログの概要ブラウザからファイルをアップロードする操作をログ取得します。
例えば、Webメールにファイルを添付する場合や、掲示板等へのファイルのアップロードの操作を行っ
2008/3/24
た場合にWebアクセスログに表示します。
※以下の環境に対応しています。
対応OS:Windows XP、Windows 2000
対応ブラウザ:Internet Explorer 5.0以上(IE以外のブラウザには対応していません)
アプリケーショ
3.禁止設定している操作を行った場合に本人に通知する機能を追加しました。
ン禁止
-本人通知機能の概要(標準)
禁止アプリケーションの起動、閲覧を禁止しているサイトの閲覧、外付けデバイスを禁止している端末
Webアクセス
監視機能
2008/3/24
にデバイスを挿入する という操作を行った場合に本人にポップアップで禁止操作であることを通知し
(オプション)
ます。
デバイス
従来は、アラーム発生時には、管理者にアラームメールで通知する方法でしたが、管理者へのアラー
制御機能
ム通知だけでなく禁止行為に該当する操作した本人にも通知し、より高い抑止効果を期待できます。
(オプション)
Ver6.0.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■改良点
項目
日付
内容
1.バックアップ機能に自動バックアップ設定を追加しスケジューリングできるように改良しました。
【内容】
従来、統合コンソールの環境設定から設定するバックアップは手動バックアップのみでしたが、
日時を指定して自動的にバックアップできる設定を追加しました。
自動バックアップ設定により、指定した時刻になると指定したフォルダに自動的に統合マネージャのデ
ータをバックアップすることができます。
バックアップ
2007/10/15
自動バックアップの実行時刻は、
・深夜0時
・スケジュール設定の実行時刻
・CSVバックアップの設定時刻
以外の時間で設定してください。
自動バックアップの保存先は、
・システムドライブ以外のドライブ
を保存先に指定してください。
タスクスケジュールにバッチファイル
を設定してバックアップを行っている
場合は、タスクスケジュールの設定
を解除して使用してください。
2.Webアクセスログの取得情報を強化しURL情報を取得できるようになりました。
【内容】
インターネットで閲覧したサイトのURL情報を取得します。
従来のWebアクセスログは、閲覧したサイトのウインドウタイトルの情報のみを取得していました。
Cat6からは、ウインドウタイトルだけでなく、閲覧したサイトのURL情報を併せて取得します。
Webアクセス
URL情報が取得できるため、統合コンソールやWebコンソールからの操作でURLを開き内容を確認する
監視機能
2007/10/15
ことができます。
(オプション)
また、警告、禁止、フィルタといったキーワード設定でURL情報をキーワードに設定することができ、イン
ターネット操作の管理が行ないやすくなります。
※以下の環境に対応しています。
対応OS:Windows98、WindowsNT4.0、Windows2000、WindowsXP、Windows2003、WindowsVista
対応ブラウザ:Internet Explorer5.0以上(IE以外のブラウザには対応していません)
※Cat6バージョンアップの注意点
Cat6にバージョンアップすると、全てのサブマネージャのデータベーステーブルの項目が英語表記に変更になります。
そのため、サブマネージャのデータベーステーブルからデータを抽出するシステムを構築されている場合は、データベースの
テーブル項目変更にご留意願います。
Ver6.0.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が高い修正点/LanScope Cat5からの修正点 )
項目
日付
内容
HotFix管理
1.クライアントPCにインストールしているHotFixの情報がHotFix管理画面に表示されない問題の修正
【内容】
クライアントPCにインストールしているHotFixの情報がHotFix管理画面で表示されない場合があり
ます。
【影響】
HotFixがインストールされていてもMRが情報を取得できません。そのため、HotFixがインストール
されていても、CatのHotFix管理画面ではインストール状況が「○」にならず、インストールされてい
ない表示となります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上のMRを使用している場合
【発生条件】
・HotFixの名称に「SP」という文字列を含んでいる場合
2008/2/21
【回避方法】
回避方法はありません。MRのアップデートが必要です。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
Ver5.7.0.0のバージョンで、Microsoft.Net Framework のVer1.1のHotFix情報を取得できるように修
正を行った経緯があります。レジストリから情報を取得する際の判断として「SP」という文字列が含
まれるキーは、HotFixの情報ではないため取得しないという修正を行いました。
その処理が、HotFix全てに適用されるため、HotFixの名称に「SP」という文字列を含んでいる情報
を取得できません。
【対策】
情報取得の条件を変更し、HotFixの名称に「SP」の文字列があり、且つそのHotFixの名称が3文字
以下の場合は情報を取得せず、それ以外の条件の名称のものはHotFixの情報として取得するよう
に修正しました。
サーバ監視
機能
(オプション)
2.サーバ監視機能を使用している環境で統合マネージャのメモリ使用量が上昇する問題の修正
【内容】
サーバ監視機能を使用している環境で統合マネージャのメモリ使用量が上昇しメモリ不足のアプリ
ケーションログが出力される場合があります。
また、この現象が発生すると、Webコンソールのアラーム件数は正しいですが、アラームメールの
一部が送信されなくなります。
【影響】
統合マネージャのメモリ使用量が上昇し、統合マネージャのプロセスが終了する場合があります。
終了したプロセスは、LspSrvAny.exeによって再起動されるため自動復旧します。また、自動復旧に
よってメモリが開放されてメモリ使用量が少なくなります。
また、アラームメールが一部送信されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上のサーバ監視機能を使用している場合
【発生条件】
サーバ監視機能を使用していて、サーバサブマネージャから統合マネージャへのアラームログ送
信が同時に2件以上発生し続ける場合
2008/3/5
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのアップデートが必要です。
もしくは、失敗アラーム、削除アラームの設定を解除し、アラームログが発生しない設定で運用す
る方法で回避できます。
【原因】
統合マネージャはサーバ監視のアラーム情報を受信するメモリを2つ保有しています。
Webコンソールのアラームログ情報を格納するメモリとアラームメール送信用の情報を格納する
メモリです。
アラームメール送信用のメモリに同時に2件のアラームログを受信すると、1ログ目の処理でずれ
が発生し2ログ目以降のログが正しく読み込めずメモリ上に残ったままとなります。
そのため、同時に2件以上のログを受信する状態が続くとメモリ使用量が上昇します。
また、2件目以降のログはメモリの読み込みが正しく行えないため、アラームメールが送信できな
くなります。
【対策】
統合マネージャがサブマネージャからサーバファイル操作ログを同時に2件以上受信した場合で
も正常に処理するように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が高い修正点/LanScope Cat5からの修正点 )
項目
不正PC検知
機能
(オプション)
日付
内容
3.検知エージェントのメモリ使用量が増加する問題の修正
【内容】
検知エージェントの稼働時間に比例して検知エージェント(Lspcda.exe)のメモリ使用量が増加しま
す。
【影響】
検知エージェントのメモリ使用量が増加するため、検知エージェントをインストールしている端末で
操作が重くなる場合があります。
特に、連続稼働させているサーバ等に検知エージェントをインストールしている場合にメモリ使用量
が増加しつづけ端末の反応が遅くなる可能性があります。
メモリ使用量が増加し、検知エージェントのプロセスが停止した場合は、LspSrvAny.exeが検知エー
ジェントを自動起動させるため、長期間プロセスが落ち続けることはありません。
100ノードで1日あたり約10MB程度検知エージェントのメモリ使用量が増加します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.1.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【発生条件】
条件は特になく、検知エージェントが稼働していると発生します。
【回避方法】
2008/3/5
定期的に検知エージェントのサービスの再起動を行っていただくことでメモリ使用量の上昇が回避
できます。
【原因】
DHCPでIPアドレスがかわったタイミングで、接続を許可しているノードが禁止やアラームにならない
ようにするために、検知エージェントは接続を許可しているIPアドレスのリストを起動時と1分ごとの
ON通信のタイミングで受け取り、そのアドレスに正常ARPを送信しています。
ARPの受信時や定期存在チェックのタイミングでリストに存在するIPアドレスや、既存のIPアドレス
でMACアドレスが変わっている場合にリストを更新してDHCP環境でも設定通り動作するようにして
います。
許可IPアドレスのリストは検知エージェントの起動時と1分ごとのON通信時にマネージャから受け
取っていますが、初回起動時に受け取ったリストのみを使用して変化をチェックしています。
1分ごとのON通信で受け取るリストを使用する必要がない場合、メモリから削除されずに残ったま
まとなりメモリ使用量が1分ごとに増加します。
【対策】
検知サブマネージャから受け取る許可IPアドレスのリストを使用しない場合(起動時以外に受けと
った場合)は受信後にメモリから削除するようにし、検知エージェントのメモリ使用量が増加しない
ように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
1.ライセンスを付与していないエージェントとのIP重複アラームが発生する問題の修正
【内容】
資産ポリシーのIP重複アラームは、資産管理サブマネージャのデータベーステーブルの中に複数
のエージェントで同じ値のIPアドレス情報が書き込まれた場合に発生します。
統合コンソール上でライセンスを付与していないエージェント(アイコンがグレーになっているエージ
ェント)がデータベース上に保有しているIPアドレスと重複した場合でもIP重複の対象となり、PCの
起動時に毎回不要なIP重複アラームが発生する場合があります。
【影響】
ライセンスを付与しておらず、管理対象としていないエージェント(実際には使用していないエージ
ェント)とのIP重複アラームが発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2007/12/18
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・MRをインストールしているPCの入替の際に、コンソールから古いアイコンを削除せずにライセン
スを外している場合
・資産ポリシーで、IP重複アラームを取得している場合
【回避方法】
IPが重複しているエージェントのアイコンを削除すると、アラームの発生は解消します。
【原因】
IPアドレス重複アラームの条件を、複数のエージェントで同じIPアドレスの情報が資産管理サブマ
ネージャのデータベーステーブルに書き込まれた場合としていますが、ライセンスを登録している、
していないは判断していないため、ライセンスが付与していなくても比較対象となって発生します。
【対策】
統合コンソール上で行うライセンスの登録情報を資産管理サブマネージャにも通知して、資産管理
サブマネージャでエージェントのライセンス登録が判断できるようにし、ライセンスが登録されていな
いエージェントについては、IP重複のアラームの比較対象としないように修正しました。
資産管理
2.資産ポリシーの新規アプリケーションでHotFixをアラーム除外設定していてもアラームになる問題の修正
【内容】
資産ポリシーの新規アプリケーションインストールアラームの項目で、HotFixの新規インストールを
アラームから除外する設定をしているにもかかわらず、HotFixのインストールがアラームになる場
合があります。
【影響】
HotFixのインストール時に資産アラームが発生し、資産アラームとしてカウントされます。
また、アプリケーション管理画面で、「不許可アプリケーション欄を標準とする」を選択し、HotFix等の
文字列を含むものを許可する設定にしている場合、不許可アプリケーションとして登録されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のMRを使用している場合
【発生条件】
インストールアプリケーションの名称に「HotFix」、「ホットフィックス」、「Internet Explorer Q」、「更新」
の文字列を含まないHotFixをインストールした場合
2008/1/11
例:「WindowsXP(KBxxxxxx) セキュリティ問題の修正プログラム」等
【回避方法】
資産ポリシーの設定画面で、新規アプリケーションインストールの設定を解除する
インストールアプリケーション許可設定画面で、不許可アプリケーションを標準とする以外の設定にする
【原因】
インストールされたアプリケーションがHotFixであると判断する条件を、アプリケーション名で判断し
ています。
アプリケーションの名称に、「HotFix」、「ホットフィックス」、「Internet Explorer Q」、「更新」という文字
列があれば、HotFixであると判断しているため、上記の文字列を含まないHotFixはHotFixではない
と判断されてアラームとなります。
【対策】
インストールアプリケーションの名称に「セキュリティ問題の修正プログラム」という文字列が含まれ
ている場合もHotFixであると判断するように条件を追加し、該当するHotFixをインストールしても新
規アプリケーションインストールのアラームが発生しないように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
資産管理
日付
内容
3.インストールしていないOfficeのプロダクトID情報がOffice管理画面に表示される問題の修正
【内容】
「Microsoft Office Project Professional 2003」 をインストールしている場合、Office2003がインスト
ールされていると判断され、MS Office管理画面にプロダクトID情報が表示されます。
【影響】
インストールされていないOfficeのライセンスがカウントされるため、Office2003のライセンス管理が
正しく行えなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5のMRを使用している場合
【発生条件】
クライアントPCに「Microsoft Office Project Professional 2003」をインストールしている場合
【回避方法】
2007/12/18
回避方法はありません。MRをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
Office2003がインストールされていると判断する条件として、
アプリケーション名に「Microsoft Office」と「2003」の両方が含まれて「Visio」が含まれていない、さ
らに、「Professional」、「Standard」、「Personal」のいずれかの文字列が含まれている場合としてい
ます。
「Microsoft Office Project Professional 2003」というアプリケーションがこの条件に合致するため、
Office2003がインストールされていると判断してプロダクトIDの情報を取得して発生します。
【対策】
Office2003のインストール判断の条件に「Project」という文字列でのチェックを追加し、上記名称の
アプリケーションがインストールされていてもOffice2003ではないと判断するように修正しました。
4.ファイル配布設定のグループ作成時に配布用のグループが上書きされる問題の修正
【内容】
ファイル配布ポリシーの配布設定画面で配布グループが作成できますが、このグループの数が
255を超えると既存の配布グループが上書きされてなくなります。
【影響】
既に設定しているファイル配布の配布対象エージェントの情報が書き変わります。そのため、配
布グループが上書きされて消された配布グループに対するファイル配布の配布が完了していな
い場合、上書きされたグループに対してファイルが配布されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5のMRの全バージョン
【発生条件】
ファイル配布 2008/11/8
以下の条件に該当する際に発生します。
ファイル配布ポリシーの設定画面で、配布グループが255個あり、256個目のグループを新規作
成した場合
【回避方法】
配布グループの数を255個までにして運用することで回避できます。
【原因】
配布グループのNOの上限が255までとなっており、256番目の配布グループをNO1として処理し
ているため発生します。
【対策】
配布グループNOの上限を32767まで拡張し、万が一上限値をこえた数のグループを作成しよう
とした場合は、「配布グループはこれ以上作成することはできません。」というメッセージを表示
し、NO1のグループに上書きされないように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
5.リアルタイムイベントサブマネージャでアプリケーションエラーが出力される問題の修正
【内容】
リアルタイムイベントポリシーのアラームタブの機密フォルダに指定しているフォルダ内のファイル
を操作した場合に、イベントビューアのアプリケーションログに以下のエラーログが出力される場合
があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat5 - RevMgr
種 類:データベースエラー
説 明:機密ファイルNOの取得に失敗しました。行1:'s'の近くに無効な構文があります。
【影響】
ログの取得には影響がありませんが、エラーとなった時のアラームログが、Webコンソールの
「ファイルエキスパート管理」画面の「機密フォルダファイル診断」画面に表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のMRを使用している場合
2007/11/5
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・リアルタイムイベントポリシーのアラーム設定で「機密フォルダアクセスアラーム」を設定し、設定
しているフォルダ名やその中のファイル名に「'」が含まれていて、そのフォルダやファイルに2回以
上アクセスした場合
【回避方法】
機密フォルダに指定するフォルダ名やその中のファイル名に「'」を含まないようにする
【原因】
機密フォルダの情報をデータベースに挿入する際に、「'」(シングルクオーテーション)の対策は行
っていますが、登録されたファイルにアクセスしてフォルダパスを取得する際に「'」(シングルクオー
テーション) の対策を行っていないため発生します。
【対策】
リアルタイム
「'」(シングルクオーテーション)を含んだ機密フォルダや機密フォルダ内のファイルにアクセスした
イベント
際に、「'」の情報を正しく変換し、エラーが発生しないように修正しました。
6.ファイル操作時にファイル操作ログが取得できない問題の修正
【内容】
フロッピーディスク上のファイルを開き、フロッピーディスクに名前を付けて保存した場合にファイル
作成のログが取得できない場合があります。
【影響】
フロッピーディスクへのファイル保存時のファイル操作ログ(ファイル作成)が取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3 Ver3.4.0.0以上、LanScope Cat5のMRを使用している場合
【発生条件】
フロッピーディスク内のファイルを開き、名前を付けて保存を選択して同じ名前でフロッピーディスク
にファイルを保存した場合
2007/11/5
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
フロッピーディスクに名前を付けて保存をすると、ファイル作成のログが発生することが本来の動
作ですが、ファイル作成の判断に利用するファイルの作成日時がフロッピーディスクの場合は更
新されないため、ファイルが新規作成されたという判断ができずに発生します。
【対策】
名前を付けてファイルを保存する時の保存先のドライブタイプがRemovableの場合、更新日時の
値を確認して新規作成されたファイルであることを判断するようにするようにし、フロッピーディスク
にファイルを名前を付けて保存した際にファイル操作ログ(ファイル作成)が取得できるように修正
しました。
Ver6.0.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
7.ファイル操作ログを取得する設定を行っている場合にFAXが送信できない問題の修正
【内容】
FAX送信処理でWordファイルの内容をFAXイメージ作成用のプリンタドライバに出力し、FAXサー
バにデータを送信する動きをするFAXアプリケーションを使用している環境で、リアルタイムイベン
トポリシーのファイル操作ログを取得する場合にFAXが送信できなくなります。
※独自のFAX送信アプリケーションで、上記の方法で送信する場合に発生する例を確認していま
す。
【影響】
FAX送信アプリケーションを利用したFAXの送信ができなくなります。
また、FAXが送信できない現象が発生した後、ファイル操作ログが取得できなくなります。
【発生バージョン】
リアルタイム
LanScope Cat3 Ver3.4.0.0以上、LanScope Cat5のMRを使用している場合
2008/2/13
イベント
【発生条件】
FAX送信アプリケーションを使用するPCにMRをインストールしてファイル操作ログを取得する設定
を行っている場合
【回避方法】
現象が発生する場合は、ファイル操作ログを取得する設定を解除することで回避できます。
【原因】
ファイル操作ログを取得する際の処理が止まり、FAX送信アプリケーションも送信途中で止まって
しまうため発生します。
【対策】
ファイル操作ログを取得する際の処理方法を変更しました。
ファイル操作ログ取得時の処理方法の変更によって現象の発生が解消したため、処理方法の変更
を対策としました。
8.統合マネージャのアップデートが失敗する問題の修正
【内容】
統合マネージャをVer5.6.0.0以上のバージョンにアップデートする場合にエラーが発生してアップデ
ートができない場合があります。
―エラーメッセージ―
xxxxxxx.sqlの実行に失敗しました。
セグメントNOが既に存在します。
検知設定が既に存在します。
DAGTDSPが既に存在します。
SEGMSTが既に存在します。
【影響】
統合マネージャのアップデートが完了できません。
【発生バージョン】
アップデート 2008/2/13
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0未満の統合マネージャをVer5.6.0.0以上にアップデートする場合
【発生条件】
Ver5.4.0.0未満のバージョンの統合マネージャをVer5.6.0.0以上の統合マネージャにアップデート
する場合
【回避方法】
アップデート失敗の原因となっている不要なデータをバッチ処理で削除してからアップデートを実
行する方法で回避できます。
【原因】
Ver5.6.0.0へのアップデート時にデータベーステーブルの型を変更する処理を実行しますが、アッ
プデート時に一時的に使用するテンポラリテーブルが既に存在する場合に発生します。
【対策】
アップデート時に既に同じ名前のテンポラリテーブルが存在する場合は、テンポラリテーブルを
一旦削除する処理を追加し、テンポラリ用のテーブルがアップデート時に既に存在する場合でも
統合マネージャのアップデートが成功するように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
9.メッセージポリシーの回答画面が2回連続して表示される問題の修正
【内容】
メッセージポリシーを利用している場合に 、クライアントPC上でメッセージの回答画面が2回表示さ
れリトライ回数が2回分減る場合があります。
現象として、回答した後にもう一度回答画面が表示される場合と同時に2つの回答画面が表示され
る場合を確認しています。
【影響】
2回連続で回答画面が表示される場合、1回目の回答画面で回答した後次に表示された回答画面
でキャンセルを選択して送信すると、キャンセルした情報が資産管理サブマネージャに送信される
ため、一度回答した内容が空白で上書きされます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5のMRの全バージョン
【発生条件】
以下の条件に該当する際に発生する場合があります。(必ずしも発生する現象ではありません)
2007/11/8
・ポリシー配信設定で、最新の資産情報を取得する設定でポリシー配信を実行した時点で終了して
いたクライアントPCが起動した場合
・MRの起動時にON通信が成功せずにリトライを繰り返した場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
資産情報を受信したエージェントNOを格納しているメモリリストの格納方法に原因があります。
MRから資産情報を受信すると、メモリリストに格納してメッセージを実行していきますが、同じクライ
アントPCから2回資産情報を受信した場合にメモリリストに2件データを格納する形となり、2回メッセ
ージの要求を行う構造になっているため発生します。
【対策】
資産情報を受信したエージェントNOをメモリリストに格納する際に、同じエージェントNOが既に格納
されている場合はリストに格納しないようにし、同じPCでメッセージの回答画面が繰り返し表示され
ないように修正しました。
メッセージ
10.メッセージを設定しているにもかかわらずクライアントPC上で回答画面が表示されない問題の修正
【内容】
資産管理サブマネージャからMRの受信ポート(TCP38004)に接続できる環境で、メッセージポリシ
ーでメッセージを設定しているにも関わらず、クライアントPC上に回答画面が表示できないままリト
ライ回数が減り、メッセージ機能が利用できない場合があります。
【影響】
メッセージ機能でクライアントからの回答を得ることができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5のMRの全バージョン
【発生条件】
RAS接続する低速回線や同時接続の許容数が少ないOSのクライアントPCで発生する場合があり
ます。(必ずしも発生する現象ではありません)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
2007/11/8
メッセージの回答画面は、MRからのON通信を受け取った後に資産管理サブマネージャがMRに対
して送信しています。
資産管理サブマネージャからクライアントにメッセージの回答画面を送信する際の通信にリトライ
処理を設けていないため、通信が1度失敗すれば送信失敗と判断します。次回起動時にリトライに
よって再配信しますが、この通信が常に失敗してしまう場合、クライアントPCには回答画面が表示
されずにリトライ回数が減少します。
【対策】
資産管理サブマネージャからMRへの回答画面送信の通信に最大10回のリトライ処理を設け、通信
成功の精度を上げました。
従来
資産管理サブマネージャ → MR / 1回×最大10回のリトライ(環境設定での設定値) 対策
資産管理サブマネージャ → MR / 最大10回×最大10回のリトライ(環境設定での設定値) 1回の通信にリトライを設け、一時的な通信回線の問題や、クライアントPCで一時的に受信できない
状況でもメッセージの回答画面の送信精度が高くなるように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
11.スケジュール設定でアプリケーションタスク月集計の収集に時間がかかる問題の修正
【内容】
オフラインタイプのエージェントがオフライン時に収集したアプリケーションタスクのログの件数がサ
ブマネージャ上に大量に存在する場合、毎月2日のスケジュール更新時にアプリケーションタスク
月集計の収集に時間がかかる場合があります。
【影響】
スケジュールの更新に時間がかかります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン
【発生条件】
オフラインタイプのエージェントがオフライン時に取得したアプリケーションタスクログの量が多い場
合
【回避方法】
2007/8/10
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【原因】
タスク月集計のデータは、スケジュール更新時に前回の成功日を確認し、成功日翌日の同月分の
データと、前回更新に成功した月以前にまだスケジュール更新されていないオフライン時のデータ
を更新しています。
本来スケジュール更新で統合マネージャにデータ更新が完了した場合は、収集済みと判断するた
めに収集済みのフラグを更新する動きが正しい動きですが、当月分のデータを更新した後に収集
済みのフラグを更新していませんでした。
そのため、毎月2日になると、前月に収集フラグが更新されてなかったオフラインのデータが全て更
新対象となり、2ヶ月分のデータ更新が実行されるため発生します。
【対策】
当月分のデータの更新の後に収集フラグを更新し、一度収集が成功したデータが翌月2日に再度
収集対象にならずスケジュール更新に時間がかからないように修正しました。
スケジュー
ル
設定
12.スケジュール設定で(サーバ)のスケジュール更新が失敗する問題の修正
【内容】
スケジュール設定で、(サーバ)の「セキュリティログファイル名マスタ」の更新時が失敗してスケジュ
ール更新が失敗する場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat5 EPMgr
種 類:データベースエラー
説 明: サーバサブマネージャのLSPMMS_SMST..SSECEVFILEMSTテーブルから統合マネージャの
SECEVFILEMSTテーブルへの更新が失敗しました。(DB_SVRmgrToEPmgr_SECEVFILEMST)
タスクの実行失敗がレポートされました。
PRIMARY KEY 違反、制約 'PK_SECEVFILEMST': オブジェクト 'SECEVFILEMST' には
重複したキーは挿入できません。
【影響】
サーバ監視機能のスケジュール更新が失敗し、最新のサーバセキュリティログが表示できません。
また、現状復旧のためには失敗の原因となっているファイルNOの情報を削除する必要があるため、
収集したデータの一部が欠落する影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上のサーバ監視機能を使用している場合
【発生条件】
2008/2/18
ファイルのマスタ情報を格納しているSSECEVFILEMSTテーブルにファイルNOが重複したレコード
が挿入される場合に発生します。
複数のレコードに同じファイルNOが書き込まれる現象が発生する条件は不明です。
【回避方法】
ファイルNOが重複したレコードをテーブルから削除する方法で、復旧します。
【原因】
ファイルNOの情報は、SENVSETテーブルに最新のファイルNOの情報を格納しています。新しく
ファイルマスタが追記されると、SENVSETテーブルのMAXファイルNOの値+1の値でSSECEVFI
LEMSTテーブルのファイルNOを更新した後にSENVSETテーブルのMAXファイルNOの値を更新し
ています。
この動きの中で、SENVSETテーブルのMAXファイルNOの更新が何らかの理由で行えなかった
場合、SSECEVFILEMSTに新しいファイルマスタを追加する時にSENVSETから1つ前のNOを取得
することになります。
この時、SSECEVFILEMSTテーブルに同じファイルNOで別々のファイルマスタのレコードが存在す
る状態となり、スケジュール更新時にエラーとなります。
【対策】
ファイルNOの更新方法を変更し、ファイルマスタが新しく追記される場合は、先にSENVSETの
MAXファイルNOの値を更新してからSSECEVFILEMSTの値を更新するようにし、SSECEVFILEMST
テーブルに同じファイルNOでファイルマスタレコードを格納しないように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
13.スタンドアロンMRの終了時にアプリケーションタスクログが取得できない問題の修正
【内容】
PCのシャットダウンなどでスタンドアロンMRを終了する際に、同じタイミングで終了するプロセス
(MRのプロセス等)のアプリケーションタスクログが取得できません。
【影響】
スタンドアロンMRのLSPCMR.EXEのアプリケーションタスクログが取得できないため、バージョン
管理画面で最新のMRのバージョン情報が確認できません。
その他のPCの終了時に終了するプロセスのアプリケーションタスクログのバージョン情報も取得
できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョンのスタンドアロンMR
【発生条件】
以下の条件に該当する際に発生します。
スタンドアロ
2007/12/18
スタンドアロンMRを適用している場合
ンMR
【回避方法】
回避方法はありません。スタンドアロンMRをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
MRの終了時にアプリケーションタスクログを取得する条件として、資産管理サブマネージャへの
登録が完了し資産管理サブマネージャのIPアドレスの情報を自身のレジストリに保持していること
としています。
しかし、スタンドアロンMRの場合、レジストリ上の資産管理サブマネージャのIPアドレスの値が空
白のため、取得条件に該当せずログを取得しません。
【対策】
スタンドアロンMRの場合は、資産管理サブマネージャのIPアドレスの値が空白であっても終了時
にアプリケーションタスクログを取得するように修正しました。
アプリケーションタスクログが取得できるため、バージョン情報も取得できます。
Ver6.0.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
14.統合マネージャを別サーバに移行すると自社登録MR識別用のデータが上書きされる問題の修正
【内容】
統合マネージャを別のサーバに移行してバックアップデータをリストアすると、自社登録MR許可設
定の識別に使用するMR確認キー1の中のMACアドレスの情報が旧サーバの情報だけになり、新し
いサーバの確認キーがデータベースからなくなる場合があります。
【影響】
環境設定の検知エージェントタブの検知設定で「自社登録しているMRのみ接続を許可する」設定
をしている場合に、MRがインストールされて登録されていてもネットワークに接続できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
統合マネージャサーバを別サーバに移行しバックアップデータをリストアする場合
リストアした後、リストアする前に作成したMRSETUP.EXEでMRをインストールする場合
【回避方法】
2008/1/22
リストア後にMR確認キー1のMACアドレスの情報を手動で書き換えることで回避できます。
また、MRをインストールする場合は、MR確認キーの値を変更した後にMRSETUP.EXEを作成して
MRのインストールを行ってください。
【原因】
MR確認キーは、過去の変更履歴を含めて3つデータベースに保存し、サーバを変更してサーバの
MACアドレスが変更になった場合は、新しいMACアドレスの情報をMR確認キー1に書込み、1に記
述されていた値をMR確認キー2、2のものを3に追記して自社登録情報を管理しています。
データをリストアする際に、リストア元のバックアップデータのMR確認キーの2、3の値がNULLの
値になっている場合、MR確認キー2、3にデータが追記されず、MR確認キー項目の値が最新の情
報でなくなります。
【対策】
バックアップデータをリストアする際に、リストア元のデータのMR確認キーの項目がNULLの場合
でも、データのリストア時にMR確認キー1に最新のMACアドレス、確認キー2に1つ前のMACアドレ
ス、確認キー3に2つ前のMACアドレスの情報を追記し、サーバを移行してデータを復元した後も自
社導入MRの識別が正しく行えるように修正しました。
不正PC検知
15.MRをインストールしているノードがMR未稼働と判断されてアラームになる問題の修正
【内容】
自社導入MRをインストールしているノードの接続のみを許可する設定で運用している環境で、MR
の起動時にMR未稼働と判断されてアラーム、接続禁止状態になる場合があります。
【影響】
自社登録しているMRをインストールしているにもかかわらず、不正接続アラームが発生したり、接
続が禁止される場合があります。
ARPの発行時にMR稼働チェックが実行されるため、しばらくするとMR稼働と判断されて正常に運
用できます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【発生条件】
以下の条件に該当する際に発生します。(必ずしも発生する現象ではありません)
環境設定の検知エージェントタブにある検知設定で、自社に登録しているMRの場合のみ接続を
許可する設定にしている場合に、MRをインストールしているPCの環境に依存して発生します。
依存するPC環境として、PCの起動時にMRのサービス開始までに時間がかかる場合での発生を
確認しています。
2008/2/1
【回避方法】
回避方法はありません。検知エージェントをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
※検知エージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要
となります。
【原因】
自社登録しているMRかどうかをチェックするために、MRはMR稼働チェック時に保持している確認
キーを検知エージェントに返信し、検知エージェントはMRから受け取った確認キーの値と自身が
保持する確認キーの値をチェックし、合致すれば自社登録MR、合致しなければ他社登録MRと判
断しています。
MRの起動時に確認キーの読み込みが完了するまでの間は、確認キーを保持せず空白の状態と
なります。
この間に検知エージェントから稼働チェックが発生すると、確認キーの値を空白の値で返信します。
検知エージェントは空白で返ってきた確認キーの値と自身が保持する確認キーの値を比較する形
になり、値が合致しないため自社登録のMRではないと判断して発生します。
【対策】
MR稼働チェック時にMRから空白の確認キーが返信された場合はチェック失敗と判断し、MR確認
キーの値をリトライで再取得するようにして、確認キーを取得した上で比較するように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
不正PC検知
日付
内容
16.統合コンソールのセグメント表示画面に存在しないセグメントアイコンが表示される問題の修正
【内容】
統合コンソールのセグメント表示画面に、存在しないセグメントアイコンが登録され、セグメント名が
セグメントNOで表示される場合があります。
【影響】
複数のセグメントで同じ現象が発生した場合、全て同じセグメントの検知エージェントとして登録され、
複数のセグメントのノードが混在した状態でマネージャに登録されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【発生条件】
既に登録済みの検知エージェントをインストールしているPCからネットワークケーブルを1分以上外
した状態にしてそのままスタンバイ状態にします。その後、ネットワークケーブルを接続してスタンバ
イから復帰させ、セグメント情報更新を実行した場合に発生します。
【回避方法】
検知エージェントをインストールしているPCをスタンドアロン状態にしたり、スタンバイ状態にしない
2008/2/8
方法で運用することで回避できます。
上記の条件で不要に作成されたセグメントアイコンは統合コンソールから削除しても問題ありません。
【原因】
検知エージェントが保持するネットワークアドレスの情報が空の状態でもON通信を行うパターンがあ
るため発生します。
検知エージェントは、起動時、1分ごとのON通信時に毎回自身のネットワークアドレスを取得していま
すが、その時にネットワークアドレスが取得できなければマネージャにON通信を送信しません。
しかし、スタンバイ状態から復帰した場合はネットワークアドレスが取得できていない状態でもON通信
を行うため、ネットワークアドレスの情報が空白の状態でマネージャに登録されて発生します。
【対策】
検知エージェントをインストールしているPCがスタンバイ状態から復帰してON通信を送信する際に、
ネットワークアドレスの情報が空白の場合はON通信を送信しないように修正しました。
また、検知サブマネージャが検知エージェントから受信したON通信のデータのネットワークアドレス
情報が空白の場合は、失敗と判断してデータベースに書込しないようにし、不正なアイコンを登録しな
いように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
MR
日付
内容
17.MRのCPU使用率が100%になる問題の修正
【内容】
評価版を導入し、MRをオフラインタイプで評価してオフライン時に取得したログがクライアントPC
上に残っている状態で、製品版を購入してサブマネージャをアンインストールした場合、存在し
ないサブマネージャに対してオフライン時のログを送信し続ける状態となり、MRのCPU使用率
が100%の状態が発生します。
プリントログ、アプリケーション禁止ログ、アプリケーションタスクログ、リアルタイムイベントログ、
ファイル操作ログ、Webアクセスログ
が発生対象のログとなります。
【影響】
MRをインストールしているPCのCPU使用率が100%になるため、PCの動作が遅延します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上のMRを使用している場合
【発生条件】
評価版等でWebアクセスサブマネージャを導入し、MRをオフラインタイプで運用してWebアクセスの
オフライン時のログがクライアントPCに残っている状態で、Webアクセスサブマネージャをアンインスト
ールするか、製品版に移行してWebアクセスサブマネージャを構築しない環境に切り替えた場合
もしくは、標準パッケージの機能を評価していてサーバ監視機能のみを製品購入し、MRをアンインス
2008/3/1
トールせずに標準のサブマネージャをアンインストールした場合
【回避方法】
MRのプロセスを停止し、MRのインストールフォルダ内のLocallogフォルダ内にある、オフライン時の
ファイル「LspOffxxx.txt」を削除すると回避できます。
【原因】
評価版から製品版に切り替える前に購入しない機能のポリシーを解除せずに不要となったサブマネ
ージャをアンインストールした場合、ポリシー設定の情報が残ったままとなり、MRは該当するポリシ
ーのログを取得し続けます。
Ver5.7.0.0以上のMRの場合、別のログが送信されるタイミングで全てのオフライン時のログを各サブマ
ネージャに送信するため、オフライン時の「LspOffxxx.txt」が存在する場合はこのデータを送信します。
データを受け取るサブマネージャが存在していない場合、オフライン時のログの書き込みと送信を
繰り返す状況が発生し、MRのCPU使用率が100%の状態となります。
【対策】
統合コンソールでライセンスキーを入力する際に、購入していないパッケージのポリシー設定を解除
するようにし、評価版から製品版に切り替えて使用しなくなった機能のログは、ライセンスキーの入力
後、MRをインストールしたPCの再起動やポリシー配信後に取得しないように修正しました。
また、該当するポリシーに登録されていない場合は、オフライン時に取得したログをサブマネージャに
送信しないようにし、CPUを占有しなくなるように修正しました。
18.MRのプロセス停止時にOracle 9i Database のサービスが停止する問題の修正
【内容】
Oracle 9i Database をインストールしている環境にMRをインストールしている場合、MRをサービスや
LspStop.exeで停止すると、Oracle 9i Database の「Oracle IraHome92Agent」というサービスも終了し
ます。
Oracle 9i Database のサービスを開始するためにOSの再起動が必要となります。
【影響】
Oracle 9i Database のエージェントサービスを使用している環境に影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3 LanScope Cat5 の全バージョンのMR
【発生条件】
Oracle 9i Databaseをインストールしている環境にMRをインストールしていて、
2008/3/1
Cat3MRの場合は、サービス画面からLSPSERVICE_MRを停止した場合
Cat5MRの場合は、LspStop.exe でMRのプロセスを停止した場合
【回避方法】
MRのプロセスを故意に停止しないことが回避方法となります。
【原因】
MRは終了する際にプロセスリストに存在する「CMD.EXE」を全て終了させています。ファイル情報を
取得する際にCMD.EXEを起動させていますが、MRの終了時にMRが正常終了できるようにCMD.EXE
を全て停止するようにしています。このCMD.EXEの停止処理が、Oracle 9i Databaseの動作に影響し、
Oracleのプロセスが終了します。
【対策】
ファイル情報の取得時に起動させるCDM.EXEのプロセスIDを記憶しておき、MRが終了する際は、全
てのCMD.EXEではなく記憶しているプロセスIDを持つCMD.EXEのみを終了するようにし、Oracle 9i 等
のアプリケーションに影響がでないよう修正しました。
Ver6.0.0.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
19.サブマネージャのデータベースにログが書き込めない問題の修正
【内容】
SQLServerの起動時にログをデータベースに書込みが失敗し、書き込み失敗のログを保存するフォルダ
にテキストファイルでログを保存する場合があります。
以下のアプリケーションエラーログを出力します。
―アプリケーションエラーログ内容1―
ソース: LanScope Cat - xxxMgr (※xxx1の部分はサブマネージャの名称が入ります。)
種 類: その他データベースエラー
説 明:xxxxxログのデータベースへの書き込みが失敗しました。FAILURELOGフォルダに保存しました。
データベース ID xx が見つかりませんでした。データベースがまだアクティブになって
いないか、アクティブになる途中の可能性があります。
D:\Program Files\MOTEX\LanScope Cat xxxMgr\FAILURELOG\LOGxxxxxxxxxx.txt
※Webアクセスログは、WACLOGLOSTフォルダ内に出力されます。
サブマネー
ジャ
2008/3/1
―アプリケーションエラーログ内容2―
ソース: LanScope Cat - xxxMgr (※xxx1の部分はサブマネージャの名称が入ります。)
種 類: データベースエラー
説 明:(xxxxxxxイベント)xxxxデータベースへの接続に失敗しました。
ログイン 'LSPMMS_xxxx\yyyymmdd' で要求されたデータベースを開けません。
ログインは失敗しました。
【影響】
SQLServerの起動が完了するまでサブマネージャのデータベースにログが書込みされないため、アプリ
ケーションエラーログに出力された分のログ、集計、アラームが各コンソールで表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 の全バージョン
【発生条件】
SQLServerの起動に時間がかかる場合に発生することがあります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【原因】
サブマネージャのデータベースは、MAINDBとLOG用の日付DBに分かれています。サブマネージャは
起動時にデータベース起動のチェックを行いますが、この時、MAINDBに接続できれば起動していると
判断しています。
しかし、ログの保存日数が長く、データベースの起動に時間がかかるような環境で、MAINDBが起動
していても、LOG用の日付DBが起動していない状態が発生することがあります。
その場合にログがデータベースに書き込めない状況となり発生します。
【対策】
サブマネージャの起動チェックの方法を変更し、MAINDBの接続可否のチェックだけでなく当日の日付
DBの接続の可否もチェックするようにし、両方のデータベースに接続できればマネージャ起動と判断
するようにしました。
チェック方法を変更し、サブマネージャの起動直後に受信するログもサブマネージャのデータベース
に正しく書込みできるように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
資産管理
日付
内容
1.SPインストールパッケージ作成機能で作成したファイルでインストールができない問題の修正
【内容】
SPインストールパッケージ作成機能で作成したファイルをネットワークドライブ上で実行するとエラ
ーが表示されてインストールができません。
―エラーメッセージ内容―
「インストールファイルを指定した権限で起動できませんでした(3)」
【影響】
SPインストールパッケージ機能を利用したアプリケーションがインストールできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3 3.3.4.0以上、LanScope Cat5の全バージョン
【発生条件】
SPインストールパッケージ作成機能で作成したファイルをネットワークドライブ上で実行する場合
【回避方法】
・ネットワークドライブを開いてアクセスするのではなく、フルパスを指定してアクセスしてLspSet.exe
2007/8/10
を実行する。
・LspSet.exeと該当のアプリケーションの両方をローカルにコピーして実行する。
【原因】
ネットワークドライブ上のLspSet.exeを実行する場合、LspSet.exeと該当のファイルの両方をローカル
にコピーして実行するようにしています。
リモートに存在するファイルかどうかを判断する際に、ファイルパスの先頭に「\\」があるかないかで
判断しています。
そのため、ファイルパスを指定してアクセスする場合はインストールできますが、ネットワークドライブ
からアクセスすると、ドライブレターが割り振られるためリモートのファイルという認識ができず、イン
ストールができません。
【対策】
ファイルパスの判断処理の際に、取得したファイルパスをUNC変換してネットワークパスを取得する
ようにし、リモートのファイルであれば、ネットワークドライブからアクセスした場合でも「\\」で始まる
パスに変換してリモートであることを判断してインストールを実行するように修正しました。
2.資産管理一覧画面からデータの編集ができない問題の修正
【内容】
統合コンソールの資産管理一覧画面から、部署名2の情報を削除し、更新ボタンをクリックするとエ
ラーメッセージが表示されてデータベースが更新できません。
―エラーメッセージ内容―
「データベースの更新が正しく完了しませんでした。」
【影響】
部署名2のデータを削除することができません。
エラー発生後OKボタンをクリックすると、部署名2、部署名3、部署名4、部署名5の情報は元に戻る
ため、運用上の影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 の全バージョン
【発生条件】
2007/11/13
部署名2の下に部署名3もしくは、部署名4や5といった部署が存在する状態で、資産管理一覧画面
から部署名2のデータを削除し、更新ボタンをクリックした場合
【回避方法】
部署名の変更時に資産インポート、もしくはクライアント表示画面からドラッグアンドドロップで部署
を移動する方法で回避できます。
もしくは、資産管理一覧画面で、部署名2以降の部署を先に削除してから部署名2を削除する方法
でも回避できます。
【原因】
部署名2のデータを削除する際に部署名3~5のデータを削除していますが、その処理に問題があり
更新処理が完了できなくなります。
【対策】
部署名3~5のデータが存在していても資産管理一覧画面から部署名2のデータを削除して部署名
を変更できるように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
3.ポリシー配信画面の設定に時間がかかる問題の修正
【内容】
ポリシー配信画面で、設定後に設定ボタンをクリックすると画面がしばらく固まり設定完了までに時
間がかかる場合があります。
【影響】
設定が完了するまでに時間がかかりますが、動作上の影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5の全バージョン
【発生条件】
以下の条件に該当する際に発生します。
2007/12/18
管理台数が数千台規模の環境で、ポリシー配信画面で項目をソートしてポリシー配信を実行する
場合
【回避方法】
ポリシー配信画面で項目のソートを行わずに配信を実行する場合は発生頻度が低くなります。
【原因】
エージェントを検索する際に、サブマネージャNOの情報を毎回取得して検索しているため、ソート
をしたり、エージェント台数が増えるとその分サブマネージャNOの取得回数も増えるため設定に
時間がかかります。
【対策】
エージェントの検索時にサブマネージャNOの情報を何度も取得しないようにし、ソート時やエージ
ェント台数増加の影響を受けずに設定が完了するように修正しました。
プリントポリ
シー
4.プリント集計をデータエクスポートするとエージェントNOが不正な値で出力される問題の修正
【内容】
統合コンソールでプリントポリシーのプリント集計のドキュメント別集計のデータを統合コンソール
からデータエクスポートすると、エージェントNOが全て1244808という値で出力されます。
【影響】
エージェントNOが不正な値になりますがそれ以外の情報は正しく出力されるため、エージェントNO
の値を運用上必要とされない場合は影響はありません。
エージェントNOを2次利用される場合は、データが利用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5の全バージョン
【発生条件】
2008/2/11
プリント集計範囲設定で「月報」を選択している状態で、プリント集計のドキュメント別画面のデータ
を統合コンソールからデータエクスポートする場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
もしくは、集計範囲設定で、「日報」、「週報」を選択してデータエクスポートする方法では発生しない
ため、日報、週報単位の出力で回避できます。
【原因】
ドキュメント別集計を月報でデータエクスポートする際に、エージェントNOを取得する処理を行って
いないため発生します。
【対策】
ドキュメント別集計の月報でデータエクスポートする際にエージェントNOが正しく取得できるように
修正しました。
Ver6.0.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
5.アプリケーション別タスク集計画面の日付別の稼働率の値が不正になる問題の修正
【内容】
サブマネージャ間移動している場合に、アプリケーション別タスク集計画面のアプリケーション別画
面と日付別画面で稼働率の値が一致しない場合があります。
【影響】
日付別の画面から表示した稼働率が実際の稼働率と異なった値で表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5の全バージョン
【発生条件】
サブマネージャ間移動しているエージェントが存在し、そのエージェントと元々登録しているエージ
ェントが同じ日に同じアプリケーションのアプリケーションタスクログが発生した場合
2007/10/23
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【原因】
日付別のアプリケーション別タスク集計は、指定した期間内の日付の数を取得し、稼働率を算出
する際に取得した日付の数で割って算出しています。
サブマネージャ間移動しているエージェントが集計対象の中に存在する場合、サブマネージャ毎
に日付の数を取得して集計する処理を行っており、稼働率の算出の際に実際の2倍の値で稼働率
を算出するため、稼働率の値が実際の稼働率より少ない値で表示されます。
【対策】
サブマネージャ間移動して同じ日付で同じアプリケーションのアプリケーションタスクログが存在す
る場合でも、アプリケーション別タスク集計の日付別稼働率を正しく表示するように修正しました。
アプリケー
ション稼働
6.アプリケーション別タスク集計のデータエクスポートの出力結果が実際の値と異なる問題の修正
【内容】
アプリケーション別タスク集計画面をデータエクスポートする場合、サブマネージャ間移動している
エージェントの情報が出力されず、出力結果が統合コンソールの結果と異なった値になります。
【影響】
サブマネージャ間移動しているエージェントの情報が出力されません。
また、エクスポートした出力結果がサブマネージャ間移動していないエージェントのみの情報にも
かかわらず、統合コンソールの集計結果と異なった値で出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5の全バージョン
【発生条件】
2007/10/23
サブマネージャ間移動した移動先のサブマネージャ上に、移動したエージェントと同じエージェント
NOのエージェントが登録されていて別のグループに所属している場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【原因】
サブマネージャ間移動しているエージェントを出力対象として処理できていないこと、また、集計時
にはエージェントNOのみで集計しているため、同じエージェントNOを持つ別々のエージェントが同じ
エージェントとして集計されるため発生します。
【対策】
サブマネージャNOが異なる場合は別のエージェントと識別して集計するようにし、サブマネージャ
間移動しているエージェントがエクスポートの対象になっている場合でも、正しく集計して出力でき
るように修正しました。
7.ファイル配布やHotFix配布の配布設定時にエラーが発生する問題の修正
【内容】
ファイル配布ポリシーの配布設定画面やHotFix配布設定画面で、設定完了時に設定ボタンをクリ
ックすると、エラーが表示されて配布設定できない場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5の全バージョン
【影響】
ファイル配布、HotFix配布の設定ができません。
【発生条件】
設定画面の配布先フォルダのフォルダ名の欄に入力する文字列の最後が以下の文字列の場合
ファイル配布 2008/1/17
「ソ、―、Ⅸ、噂、欺、圭、構、蚕、十、申、曾、貼、能、表、暴、予、禄」
【回避方法】
配布先に指定するフォルダ名の最後に「\」マークを記述することで回避できます。
【原因】
設定ボタンをクリックした際に、配布先フォルダの最初と最後に「\」マークがある場合は削除して
データベースに配布先フォルダ名を書き込みます。
上記の文字列の場合、「\」マークの文字コードと一致する文字列に該当するため、文字列の真ん
中でデータを切り取り、文字化けした状態でデータベースに書き込むためエラーになります。
【対策】
設定するフォルダ名の最後も文字列が2バイトの場合は、「\」マークではないと判断し、切り取りせ
ずに2バイトのままデータベースに書き込み、設定が完了するように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
8.ノード管理一覧画面から任意項目名を変更するとデータベースエラーが発生する問題の修正
【内容】
統合コンソールの画面上にセグメント表示画面を表示させない状態で、ノード管理一覧画面から任
意項目名の変更画面を表示させ、OKボタンをクリックするとエラーが発生します。
―エラーメッセージの内容―
「データベースへのアクセスが失敗しました。」
【影響】
エラーメッセージは表示されますが、項目名は変更できるため、運用上の影響はありません。
【発生バージョン】
2007/10/2
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【発生条件】
セグメント表示画面とノード管理一覧画面を同時に表示させた状態で、クライアント表示、ポリシー
表示サーバ表示などの画面に切り替えてセグメント表示画面を表示しないようにしてから、任意項
目の変更画面を表示してOKボタンをクリックした場合
【回避方法】
セグメント表示画面を表示させた状態で任意項目名変更画面を表示することで回避できます。
【対策】
セグメント表示画面を表示させていない状態で任意項目名変更画面で変更を行ってもエラーが発生
しないように修正しました。
9.検知ポリシー設定画面でソートを行った場合にアルファベット順にソートできない問題の修正
【内容】
検知ポリシー設定画面に表示される項目でソートを行った場合、名称に大文字、小文字が混在し
ていると大文字が優先され、アルファベット順にソートできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【影響】
以下の項目で現象が発生します。
不正PC検知
ノード別許可設定画面
2007/10/19
ノード名、MACアドレス、ホスト名、部署名、説明、任意項目
検知エージェント別設定適用状況
検知エージェント
【発生条件】
ソートする項目の名称に、大文字と小文字の文字列が混在する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【対策】
ソートの実行時に、大文字、小文字を区別するようにし、文字列の種類に関係なくアルファベット
順でソートするように修正しました。
10.ノード管理一覧画面でエラーが発生する問題の修正
【内容】
ノード管理一覧画面で編集ボタンをクリックすると、エラーメッセージが表示され、OKボタンをクリック
してもメッセージが表示され続ける場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【影響】
統合コンソールが終了できなくなります。
2008/1/11
【発生条件】
ノード管理一覧画面を2度開いたときに、1度目に表示した時のノード管理一覧画面の件数よりも2度
目に表示した時のノード管理一覧の件数の方が少ない場合で、かつ1度目にしか表示されないノー
ドの情報を編集していた場合
【回避方法】
ノード一覧管理画面上でダブルクリックする方法で編集すると回避できます。
【対策】
ノード管理一覧画面で、画面情報を編集してもエラーメッセージが表示されないように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
不正PC検知
日付
内容
11.セグメント表示のノードアイコン上で右クリックして操作できない問題の修正
【内容】
セグメント表示のノードアイコン上で右クリックしてメニュー表示した際に操作できなくなる場合が
あります。
・ノード管理一覧を選択すると、「ノード情報がありません」というメッセージが表示されます。
・名前変更を選択して名前変更をすると、再表示後に元の情報に戻ります。
・削除を選択して削除すると、再表示後にアイコンが再度表示されます。
・許可/不許可設定で設定を変更すると、再表示後に元の設定内容に戻ります。
・セグメントツリーの表示アドレスを「NO」で表示すると、ノードアイコンのNOがマイナスで
表示されます。
【発生バージョン】
2008/2/4
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【影響】
ノードアイコンから操作した内容がデータベースに反映されないため、設定変更等が有効になり
ません。
【発生条件】
ノードアイコンのノードNOが32768以上の値で登録された場合に発生します。
※ノードアイコンの削除、再登録を繰り返すとノードNOが累積されて32768以上になります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【対策】
ノードアイコンの削除、再登録を繰り返してノードNOが32768以上で登録されてもメニューで設定
した内容がデータベースに正しく書き込まれるように修正しました。
12.検知エージェントの自動バージョンアップ時にレジストリのバージョン情報が更新できない問題の修正
【内容】
検知エージェントをDA自動バージョンアップでバージョンアップした場合、検知エージェントのレジ
ストリに保持しているバージョン情報の値が更新されず、EXEとレジストリのバージョン情報が一致
しなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上の不正PC検知機能を使用している場合
【影響】
レジストリの記述バージョンと統合コンソール上のバージョン情報が一致しませんが、動作上影響
2008/2/27
はありません。
【発生条件】
DA自動バージョンアップ機能で検知エージェントのバージョンアップを実行する場合
【回避方法】
回避方法はありません。検知エージェントをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
※検知エージェントのアップデートが必要なため、マネージャのアップデートも必要となります。
【対策】
検知エージェントの起動時に、レジストリのバージョンとLSPCDA.EXEのバージョンを比較し、レジス
トリの値がLSPCDA.EXEのバージョン情報よりも古い場合は、EXEのバージョンと同じ値をレジストリ
に書き込み、EXEとレジストリのバージョン情報が一致するように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
13.ウイルス対策ソフト管理画面のデータが正しくCSV出力できない問題の修正
【内容】
Webコンソールのウイルス対策ソフト管理画面の情報をCSV出力すると、項目がずれて出力される
場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5のWebコンソールを使用している場合
【影響】
ウイルス対策ソフト管理の検索エンジンとプログラムの項目がずれて出力されます。
【発生条件】
ウイルス対策ソフト(ウイルスバスター)をインストールしていない場合や、MRのインストール直後で
2007/11/6
ウイルス対策ソフトのパターンファイルの値に空白がある状態でWebコンソールのウイルスソフト管
理画面からCSV出力した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
パターンファイルの値が空白の場合、CSV出力の処理時に不要なコンマが追記されて出力されるた
めパターンファイルより後ろの項目が1つずつずれて出力されます。
【対策】
パターンファイルの値が空白のデータが存在している場合でもWebコンソールからCSV出力が正しく
出力できるように修正しました。
Web
コンソール
14.Webコンソールでアプリケーションバージョン管理画面のデータが表示できない問題の修正
【内容】
Webコンソールのアプリケーションバージョン管理画面のエージェント一覧画面で、「次へ」をクリック
して次の画面を表示した時に、サブマネージャ間移動しているエージェトの情報が一番上に存在して
いる場合、「前へ」のボタンをクリックして画面を前の画面に戻すと「データがありません。」というメッ
セージが表示され、データが表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5のWebコンソールを使用している場合
【影響】
1つ前の画面のデータが表示できなくなります。
【発生条件】
2007/11/14
サブマネージャが複数存在している環境でサブマネージャ間移動しているエージェントがいる状態
で、アプリケーションバージョン管理画面のエージェント一覧画面で「次へ」のボタンをクリックして次
の画面を表示した際に、一番上に表示される情報がサブマネージャ間移動しているエージェントの
情報になっている場合に「前へ」のボタンをクリックした場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【原因】
「前へ」のボタンをクリックしてデータを元に戻す際の処理にサブマネージャ間移動しているケース
を想定した処理になっていないため発生します。
【対策】
「前へ」のボタンをクリックして前のデータに戻すことができるように修正しました。
15.ポリシー構成画面でキーワードやアプリケーション名の一部が表示できない問題の修正
【内容】
Webコンソールトップページのポリシー構成画面上に、統合コンソールで設定したキーワードやアプ
リケーションの情報が一定数を超えると全て表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のWebコンソールを使用している場合
【影響】
統合コンソールで設定しているキーワードやアプリケーションの情報が正確に確認できません。
Webコンソールの表示上の問題で、動作上には影響はありません。
【発生条件】
以下のいずれかの条件に該当する場合に発生します。
2007/11/26
・禁止アプリケーションに設定しているアプリケーションの数が128個以上ある場合
・Webアクセスポリシーのアラーム、禁止のキーワードを256個以上設定している場合
【回避方法】
回避方法はありません。ただし、禁止アプリケーション設定数を127個まで、Webアクセスアラーム
のキーワード数を255個までで運用している場合は発生しません。
【原因】
キーワードやアプリケーション数を一時的に格納する変数が、127、255までしか格納できない型を
使用しているため発生します。
【対策】
キーワードやアプリケーション名の数を一時的に格納する変数の型を変更し、キーワードと同じ
999個まで格納できるように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 21 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
16.ポリシー構成画面でフィルタキーワード設定数の名称が別の名称で表示される問題の修正
【内容】
Webコンソールトップページのポリシー構成画面で、Webアクセスポリシーのフィルタキーワード設
定数の項目が、アラーム設定数という別の名称で表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のWebコンソールを使用している場合
【影響】
2007/12/21
Webコンソールの表示上の問題で、デバイス制御機能の動作上には影響はありません。
【発生条件】
発生条件はありません。ポリシー構成画面を表示する場合です。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
ポリシー構成画面の表示を「アラーム設定数」から「フィルタキーワード設定数」に修正しました。
Web
コンソール
17.ポリシー構成画面でオフラインデバイス禁止の設定内容が正しく表示できない問題の修正
【内容】
Webコンソールトップページのポリシー構成画面上に、統合コンソールで設定したオフラインデバイ
ス禁止設定の内容が正しく表示できません。
「オフラインデバイス禁止(Windows95、98、Me、NT及びCat3エージェント端末)」の設定内容が、
「オフラインデバイス禁止(Windows2000、XP、2003、Vista)」の設定内容として表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のWebコンソールを使用している場合
【影響】
2007/12/21
統合コンソールのポリシー構成画面でデバイス禁止の設定情報が正確に確認できません。
Webコンソールの表示上の問題で、デバイス制御機能の動作上には影響はありません。
【発生条件】
オフラインデバイス禁止設定画面で、「オフラインデバイスへのアクセスを禁止する(95、98、Me、NT
及びCat3エージェント端末)」の項目で禁止設定を行っている場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
統合コンソールで設定しているデバイス制御の設定内容とWebコンソールのポリシー構成に表示す
る内容が一致するように修正しました。
18.Webコンソールでデータの集計表示に時間がかかる問題の修正
【内容】
Webコンソールのアプリケーション稼働管理画面のアプリケーションTOP20のデータ表示を、ネットワ
ーク全体以外のグループを表示対象にして表示する場合に時間がかかる場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 のWebコンソールを使用している場合
【影響】
アプリケーションTOP20のグラフ表示に時間がかかります。表示時間はかかりますがデータは正しく
表示されるため、運用上の影響はありません。
【発生条件】
2008/1/24
アプリケーションTOP20のグラフ表示の対象をネットワーク全体以外のグループを選択してグラフ表
示する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.0.0にアップデートしていただく必要があります。
【原因】
ネットワーク全体以外のデータを集計する際に取得する表示サブマネージャNOの項目にインデックス
を張っていないため、データ量の増加に比例してデータの集計結果の表示に時間がかかります。
【対策】
表示サブマネージャNOの項目にインデックスを作成し、データ量が多くなった場合でも集計結果の表
示に時間がかからないように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 22 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
日付
内容
19.Webコンソールのプリント管理のプリント比較でエージェント台数の表示が正しくない問題の修正
【内容】
Webコンソールのプリント管理画面のプリント比較画面で、グラフ画面下に表示されるエージェント
の台数が実際の台数と一致しません。
また、エージェント台数の情報をCSV出力すると、Webコンソール上に表示される台数とCSVで出
力されるエージェント台数が一致しません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のWebコンソールを使用している場合
【影響】
プリント比較で表示されるエージェントの台数が実際より少ない台数で表示されます。
【発生条件】
サブマネージャを複数構築している環境で、サブマネージャ間移動しているエージェント存在し、
2008/2/7
かつ集計範囲に選択したグループの中にそのエージェントとエージェントNOが同じ場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要がありま
す。
【原因】
複数のサブマネージャの同じエージェントNOのエージェントを、同じエージェントと判断して集計す
る処理を行っているため発生します。
【対策】
エージェントNOが同じでもサブマネージャNOが違う場合は別のエージェントと判断して集計し、エ
ージェント台数を正しく表示するように修正しました。
また、CSV出力時にも同様に、エージェントNOが同じでもサブマネージャNOが違う場合は別のエ
ージェントと判断してCSV出力するように修正しました。
Web
コンソール
20.Webコンソールでリアルタイムイベントログのデータが表示できない問題の修正
【内容】
Webコンソールのファイルエキスパート管理機能で、データを検索して表示されたリアルタイムイ
ベントの一番上のログの「操作」アイコンをクリックした場合に「データがみつかりません」という表
示が出てログが表示できない場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のWebコンソールを使用している場合
【影響】
リアルタイムイベントログが表示できません。
2008/2/9
【発生条件】
操作アイコンから表示しようとするログが、日付をまたいで発生したリアルタイムイベントログが、
翌日の0時10分までに終了したログの場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要があり
ます。
【対策】
日付をまたいで発生したリアルタイムイベントログの「操作」アイコンをクリックしてもリアルタイム
イベントログが表示できるように修正しました。
21.Webコンソールの週報画面からアプリケーション禁止データが正しく出力できない問題の修正
【内容】
サブマネージャを複数台構築している環境で、Webコンソールのクライアント週報画面から「アプリ」
アイコンをクリックして表示されるアプリケーション禁止ログをCSV出力すると、別のサブマネージャ
のアプリケーション禁止ログが出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のWebコンソールを使用している場合
【影響】
アプリケーション禁止ログのCSV出力時に別のサブマネージャに登録しているエージェントのデー
2008/2/12
タが出力されます。
【発生条件】
サブマネージャを複数台構築している環境で、Webコンソールのクライアント週報画面からサブマ
ネージャNO2以外のサブマネージャの階層からアプリケーション禁止ログをCSV出力した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要が
【対策】
サブマネージャを複数インストールしている環境で、Webコンソールのクライアント週報画面でサブ
マネージャの階層からアプリケーション禁止ログをCSV出力した場合でも正しくCSV出力できるよう
修正しました。
Ver6.0.0.0 - 23 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-01
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/3/24
LanScope Cat Ver6.0.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点/LanScope Cat5からの修正点)
項目
Web
コンソール
日付
内容
22.Webコンソールのファイル追跡レポートで操作情報が正しく表示できない問題の修正
【内容】
Webコンソールのファイル追跡レポートで、追跡する履歴が2件以上存在する場合にファイルの
変更元、変更先の操作情報が1つ目に表示した内容で表示されます。
「ファイルの流出追跡の場合」
追跡の履歴が2件以上存在する場合、2つ目のログのファイルの操作イベントが1つ前の操作
イベントの情報で表示されます。(1つ目がファイル移動元の場合、2つ目もファイル移動元)
「ファイルの流入追跡の場合」
追跡の履歴が2件以上存在する場合、2つ目のログのファイルの操作イベントが1つ前の操作
イベントの情報で表示されます。(1つ目がファイル移動先の場合、2つ目もファイル移動先)
【発生バージョン】
LanScope Cat5 のWebコンソールを使用している場合
【影響】
ファイル移動元、移動先、変更元、変更先といったファイルの操作内容の表示が実際の操作と
2008/2/14
異なった内容で表示されます。
Webコンソールの表示上の問題であり、実際のログには正しい操作を書き込んでいるため、動作
上は影響はありません。
【発生条件】
1つのファイルで2回以上別のファイル操作を行った場合
1回目:ファイル移動、2回目:ファイル名変更 等
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要がありま
す。
【原因】
ファイル追跡のログを表示する際の処理に問題があり発生します。
【対策】
ファイル追跡時の操作情報(ファイル移動元、移動先等)の情報が正しく表示できるように修正しま
した。
23.WebコンソールでCSV出力すると項目がずれて出力される問題の修正
【内容】
Webコンソールのファイルトレース画面やファイルエキスパート管理画面のデータに「,」(半角コンマ)
が含まれている場合、CSV出力すると「,」(半角コンマ)以降のデータがずれて出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のWebコンソールを使用している場合
【影響】
WebコンソールからCSV出力したデータの項目がずれて出力されます。
【発生条件】
以下の部分に「,」(半角コンマ)がふくまれたデータをWebコンソールからCSV出力する場合
・ファイルトレースのトレース履歴のフルパス
・機密ファイルアクセス一覧の部署名、エージェント名、ログオンユーザ名
2008/2/26
・エージェント別セキュリティ操作集計の部署名、エージェント名
・操作ログ検索の部署名、エージェント名、ログオンユーザ名、ウィンドウタイトル
【回避方法】
回避方法はありません。WebコンソールをVer6.0.0.0にアップデートする必要があります。
※Webコンソールをアップデートするため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
CSV出力する際にコンマ区切りで項目を分けています。そのため、CSV出力するデータにコンマが
含まれている場合は、その値をダブルクオーテーションで囲んで処理しています。
その処理が、上記の部分に反映していないため発生します。
【対策】
上記の部分に半角コンマの文字列が含まれている場合は、他の部分と同様に値をダブルクオーテ
ーションで囲み、半角コンマが含まれていても正しくCSV出力できるように修正しました。
Ver6.0.0.0 - 24 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-02
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/6/3
LanScope Cat Ver6.0.1.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.0.1.0:2008年5月12日 10:23:00) EPMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:27:20) INVMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:42:32)
TSKMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:47:20) REVMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:44:36) FDLMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:42:10)
WACMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:48:20) SVRMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:44:40) DTCMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:26:20)
Webcsl(6.0.0.0) MR(6.0.1.0:2008年5月12日 10:17:20) SA(6.0.0.0:2008年1月30日 10:53:30) DA(6.0.0.0:2008年3月6日 13:15:38)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.0.0.0 からの機能追加はありません
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.0.0.0 からの改良点はありません
Ver6.0.1.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-02
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/6/3
LanScope Cat Ver6.0.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
MR
日付
内容
1.MRをインストールしているPCでInternet Explorerが正常起動できない問題の修正
【内容】
Internet Explorer(以下IE)が起動できない場合があります。
現象として、
・IEが起動後に固まり、画面が真っ白になる
・IEが起動できない
・IEの終了時にエラーメッセージが出る 等の現象の発生を確認しています。
【影響】
IEが使用できません。
【発生バージョン】
・Ver6.0.0.0のMRを使用している場合
【発生条件】
2008/4/15
アクセスポリシーで、Webアクセスログを取得する設定に該当する端末である場合
【回避方法】
Webアクセスログを取得しない設定にすれば回避できますが、対策はMRのアップデートが必要です。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
Cat6からファイルのアップロードログを取得する機能を追加していますが、アップロード行為を判断す
るためにIEの起動直後にDLLファイルをIEに対して取り付けています。
IEの起動時に特定のフォルダ情報を取得するAPIが応答しなくなる場合があり、その場合にIEに取りつ
つけているDLLファイル自体の動作も停止しIEが正常起動できなくなります。
【対策】
IEの起動時にファイルアップロード情報を取得するDLLファイルを取り付ける処理を、IE起動直後では
なく起動後20秒経過してから取り付けるように修正しました。
また、アップデート行為を判断するためのフォルダ情報の取得タイミングをIEの起動時ではなく、アップ
ロード行為を判断した時に変更し、IEが正常起動できるように修正しました。
2.ファイルを削除した場合にファイル削除ログが取得できない場合がある問題の修正
【内容】
ファイルを削除した場合に、リアルタイムイベントのファイル削除ログに「ファイル削除」のログが取得
できないパターンがあります。
【影響】
ファイルを削除してもファイル削除のログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 Ver6.0.0.0のMRを使用している場合
【発生条件】
ファイル、フォルダを別フォルダにコピーし、30秒以内にコピー元のファイル、またはフォルダを削除し
た場合
リアルタイムイ
【回避方法】
ベント
2008/4/15
(ファイル操作
回避方法はありません。MRのアップデートが必要です。
ログ)
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
ファイルを移動した場合に、移動元のファイルが削除されたと判断して不要なファイル削除のログを
同時に取得する問題があり、Ver5.7.0.0のMRでこの問題の対策を行っています。この対策により、ファ
イルを別のフォルダにコピーした後にコピー元のファイルを削除した場合に取得しなくてもいいログとい
う判断になっているため、上記条件の操作を行った場合にファイル削除のログが取得できません。
【対策】
ファイルを移動する場合に同時に発生するファイル削除の情報は取得せず、ファイルをコピーした
後に実際にファイル削除をする場合はファイル削除のログを取得するように、ファイルのコピーと
移動時の識別方法を別にし、ファイルコピーの後にコピー元のファイルを削除した場合はファイル
削除ログを正しく取得するように修正しました。
Ver6.0.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-02
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/6/3
LanScope Cat Ver6.0.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
マネージャ
日付
内容
3.サブマネージャの日付更新処理が失敗し、保存日数を超過したデータが削除できない問題の修正
【内容】
サブマネージャは深夜0時、プロセスの起動時に日付更新処理という処理を実行し、保存日数を超過し
たログや情報を削除する処理を行っています。
検知サブマネージャとサーバサブマネージャで、日付更新処理がタイムアウトによって処理が中断され、
下記のアプリケーションエラーが発生する場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat6 - DTCMgr (もしくは、LanScope Cat6 - SRVMgr)
種 類:その他データベースエラー
説 明:日付更新処理が失敗しました。
【影響】
エラーメッセージが発生する場合、以下の影響があります。
不正PC検知機能をご利用の場合
・環境設定の保存日数を超過した集計データがサブマネージャのデータベースから削除され
ません。
サーバ監視機能をご利用の場合
・環境設定の保存日数を超過した集計データがサブマネージャのデータベースから削除され
ません。
2008/4/24
・環境設定の保存日数以上前から更新されていないファイル名、ユーザ名、ファイル名マスタ
のデータがサブマネージャのデータベースから削除されません。
データベースに上記データが残ったままとなるため、サブマネージャのデータベースが大きくなり、制
限容量を超過する可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0の不正PC検知機能、もしくは、サーバ監視機能を使用している場合
【発生条件】
検知サブマネージャ、サーバサブマネージャのログ保存期間を超過したデータの削除が完了するまで
30秒以上必要となる場合
※不正PC検知機能、サーバ監視機能のCat3やCat5から運用していてCat6にアップデートするなど
特にサーバ監視のファイルマスタのレコード数が多い場合に発生頻度が高くなります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのアップデートが必要です。
【原因】
日付更新処理のタイムアウト値は60分で設定していますが、Cat6より、検知サブマネージャ、サーバ
サブマネージャのタイムアウト値が30秒で設定されているため発生します。
【対策】
他のサブマネージャと同じように日付更新処理のタイムアウト値を60分に修正し、データ量が多くても
保存日数を超過して削除されるべきデータは正しく削除できるように修正しました。
Ver6.0.1.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-02
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/6/3
LanScope Cat Ver6.0.1.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
1.アップロード禁止設定を行っていてもアップロードが禁止できない問題の修正
【内容】
Webアクセスのポリシー設定でファイルのアップロードを禁止する設定を行い、クライアントPCでポリシ
ーが適用されているにも関わらず、アップロードが禁止できない場合があります。
【影響】
Webアクセスログではアップロード禁止のログが表示されますが、端末上ではファイルのアップロード
が禁止できません。
※アップロード禁止の通知設定を行っている場合は、禁止できないが通知は届きます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0のMRを使用している場合
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
Webアクセス
・Windows 2000 Professional、Windows 2000 Severのいずれかの環境で、Yahoo!メールでファイルを
監視
2008/4/14
添付する場合
(オプション)
※条件に合致しても必ずしも発生する現象ではありません。
【回避方法】
回避方法はありません。MRのアップデートが必要です。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
ファイルのアップロードの行為を判断するためにブラウザの命令を監視し、命令のパターンに応じて
アップロードと判断して禁止しています。
上記環境で禁止できない場合は、アップロードと判断する命令のパターンの後にもう一度同じ命令が
発生しており、この時にアップロードが禁止できなくなります。
【対策】
アップロードの判断方法を変更し、従来のアップロード判断の命令パターンの後、5分以内にもう一度
同じ命令がきてもアップロードと判断するように修正し、アップロード禁止時はアップロードが禁止でき
るよう修正しました。
MR
2.禁止通知機能で通知設定していても禁止通知のポップアップが表示できない問題の修正
【内容】
禁止設定している操作を行った場合に本人にポップアップで通知することができますが、Windows NT
4.0の環境で禁止操作を行った場合、ポップアップのメッセージが表示できません。
【影響】
禁止操作を行ってもポップアップのメッセージ画面が表示されず本人通知ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のMRを使用している場合
【発生条件】
統合コンソールで禁止操作時に通知する設定を行っており、Windows NT4.0の端末で禁止操作を
行った場合
2008/4/15
禁止アプリケーションの起動、Webアクセスの禁止キーワードに抵触、ダウンロード、アップロード禁止
デバイス禁止設定している環境でデバイスを挿入した場合が該当します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRのアップデートが必要です。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
禁止時にポップアップ通知する際の読み込み処理がWindows NT4.0環境で失敗するため通知画面が
表示できません。
【対策】
通知メッセージの内容を読み込む処理を修正し、Windows NT4.0の環境でも、禁止設定した操作を行っ
た際に通知メッセージが正しく表示できるように修正しました。
Ver6.0.1.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-02
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/6/3
LanScope Cat Ver6.0.1.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
1.検知エージェントがバージョンアップできない問題の修正
【内容】
DA自動バージョンアップ機能で検知エージェントがバージョンアップできない場合があります。
DA自動バージョンアップ機能で、1度目の配信が失敗するとリトライ配信ができなくなり、DA自動
バージョンアップ画面の配布状況の画面が空白のままとなります。
【影響】
検知エージェントが起動しているにも関わらず、検知エージェントがバージョンアップできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0の不正PC検知機能を使用している場合
【発生条件】
不正PC検知
2008/4/22
DA自動バージョンアップ機能で検知エージェントをバージョンアップし、1回目の配信が失敗した場合
(オプション)
※1回目の配信の定義
・DA自動バージョンアップ設定時に配布対象の検知エージェントが起動していて配信される場合
・DA自動バージョンアップ設定時に配布対象の検知エージェントが終了していて、次に起動した
タイミングで配信される場合
上記いずれかの1回目の配信で配信が失敗した場合に以降リトライで配布できなくなります。
【回避方法】
検知サブマネージャのサービス(LSPSERVICE_DTCMgr)を再起動すると、配信できるようになります。
【対策】
DA自動バージョンアップで1回目の配信が失敗した場合でも、次回のエージェント起動時にはリトライ
で配布が実行できるように修正しました。
マネージャ
2.マネージャサーバのアプリケーションエラーログにエラー内容が正しく出力できない問題の修正
【内容】
統合マネージャサーバ、サブマネージャサーバに以下のアプリケーションエラーが出力される場合
があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat6 - EPMgr (もしくは、LanScope Cat6 - INVMgr)
種 類:その他データベースエラー
説 明:xxマネージャサーバへのデータベース接続に失敗しました。(CheckScrUpdateData)
モジュール'LSPMMS_xMgr'のアドレス0047FF07でアドレス00000000に対する読み込み
違反がおきました。
【影響】
本来出力されるべきエラー内容が正しく表示できず、どういうエラーが発生しているのか確認する
2008/5/8
ことができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0のマネージャを使用している場合
【発生条件】
特定の条件はありません。
日付更新処理、スケジュール設定の実行時に例外エラーが発生すると出力される場合があること
を確認しています。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのアップデートが必要です。
【対策】
マネージャの処理中に例外エラーが発生した場合でも、アプリケーションエラーログの内容が正し
く出力できるように修正しました。
Ver6.0.1.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-03
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/7/17
LanScope Cat Ver6.0.2.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.0.2.0:2008年7月14日 13:13:44) EPMgr(6.0.2.0:2008年7月14日 13:14:58) INVMgr(6.0.2.0:2008年7月14日 13:14:34)
TSKMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:47:20) REVMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:44:36) FDLMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:42:10)
WACMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:48:20) SVRMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:44:40) DTCMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:26:20)
Webcsl(6.0.0.0) MR(6.0.1.0:2008年5月12日 10:17:20) SA(6.0.0.0:2008年1月30日 10:53:30) DA(6.0.0.0:2008年3月6日 13:15:38)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.0.1.0 からの機能追加はありません
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.0.1.0 からの改良点はありません
Ver6.0.2.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-03
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/7/17
LanScope Cat Ver6.0.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
ポリシー情
報全般
日付
内容
1.新規登録したエージェントのポリシー情報が別のエージェントに適用されて不整合が発生する問題の修正
【内容】
複数のサブマネージャを構築しており、各サブマネージャにエージェントを新規インストールした状態
でエージェント情報更新を行うと、新規登録されたエージェントに設定されるべきポリシーが別のエー
ジェントに設定され、統合コンソールでのポリシー設定の内容とエージェントに適用されるポリシー情
報に不整合が発生するケースがあります。
【影響】
1.ポリシーの設定内容が別端末のポリシーに変わってしまう影響があります。
デバイス制御の設定が解除されたり、禁止アプリケーションが使用できる状況が発生します。
例えば、サブマネージャNo1にエージェントNo15、サブマネージャNo2にエージェントNo10で新規
エージェントが登録された場合、サブマネージャNo1のエージェントNo10に対して、サブマネージャ
NO2のエージェントNo10のポリシーが適用され、サブマネージャNO2のエージェントNo10のポリシ
ーは設定されません。
※デバイス制御(デバイス禁止、書込み制限共)、アプリケーション禁止、Webアクセス禁止の禁止
系の機能では、該当端末で禁止設定が解除される影響があります。
2.ポリシー設定時にエラーが発生する場合がある。
3.資産インポートや再構築でエラーとなり、失敗する場合がある。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0~6.0.1.0のマネージャを使用している場合
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
1.サブマネージャを2台以上構築している
2.エージェント情報更新後、複数のサブマネージャで新規にエージェントアイコンが表示がされた状
態である
※統合コンソールからアイコンを削除した後、MRがインストールされたままの端末を再起動して各サ
ブマネージャに再度登録された場合も、上記条件に合致し発生の対象となります。
2008/7/16
【回避方法】
エージェント情報更新ではなく、スケジュール更新で資産管理サブマネージャの情報を収集する方法
であれば発生しません。
【既に上記条件に該当する操作を行っている場合の回避方法】
1.全サブマネージャを再登録して同期を取る
もしくは、
2.LSPMMS_IMAINのIPRNCNTALMLOGのデータを削除し、全てのポリシーを再設定する
手順で復旧する方法があります。
ただし、復旧後に上記条件でエージェント情報更新を実行すると、問題が再発するため、Ver6.0.2.0 に
アップデートしてのご利用を推奨いたします。
【原因】
エージェント情報更新を実行すると、新規登録されたエージェントへポリシーを設定するために新規
登録エージェントのリストを取得し、統合マネージャのデータベースに保存しているポリシー設定を元
に、各サブマネージャのデータベースに接続してポリシー情報を書き換えます。その際、接続先の指
定をサブマネージャ毎に切り替える必要がありますが、接続先の指定を切り替えないままポリシーの
変更処理を行っていました。
そのため、本来設定すべきエージェントとは異なるサブマネージャのエージェントに対してポリシー情
報が設定され、不整合が発生します。
【対策】
新規登録されたエージェントに対してポリシーを設定する際に、接続先の指定を切り替え、エージェン
トが新規登録されたサブマネージャに対して正しくポリシー設定を書き込むように修正しました。
【アップデートの動作仕様】
Ver6.0.2.0にアップデートを実行すると、統合マネージャ上の正しいポリシー情報をサブマネージャに
ダウンロードし、不整合を復旧します。
ただし、プリントポリシーのプリントカウントアラームをご利用の場合、設定が一旦クリアされます。
そのため、プリントカウントアラームについてはチェックをつけ直して再設定を行っていただく必要が
あります。
Ver6.0.2.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-04
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/7/24
LanScope Cat Ver6.0.2.1
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.0.2.1:2008年7月23日 10:35:00) EPMgr(6.0.2.0:2008年7月14日 13:14:58) INVMgr(6.0.2.1:2008年7月23日 10:34:36)
TSKMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:47:20) REVMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:44:36) FDLMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:42:10)
WACMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:48:20) SVRMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:44:40) DTCMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:26:20)
Webcsl(6.0.0.0) MR(6.0.1.0:2008年5月12日 10:17:20) SA(6.0.0.0:2008年1月30日 10:53:30) DA(6.0.0.0:2008年3月6日 13:15:38)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.0.2.0 からの機能追加はありません
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.0.2.0 からの改良点はありません
Ver6.0.2.1 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-04
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/7/24
LanScope Cat Ver6.0.2.1
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
サブマネー
ジャ
日付
内容
1.資産管理サブマネージャの負荷が高くなり、統合コンソールの設定反映や情報取得ができない問題の修正
【内容】
資産管理サブマネージャが多数のMRエージェントから資産の情報を大量に取得すると、資産管理サブ
マネージャの負荷が高くなり、統合コンソールで行った設定情報が各端末に反映できない場合がありま
す。また、各端末の資産情報も表示できない場合があります。
【影響】
統合コンソールから行った設定の情報が各端末に反映されません。また、資産情報が取得できない(資
産データの一部が空白になる等)現象が発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0、Ver6.0.1.0、Ver6.0.2.0のマネージャ
【発生条件】
下記のような資産管理サブマネージャが多数のMRエージェントから資産の情報を大量に取得する場合
に発生します。
・ログオンスクリプトなどで、多数のエージェントを新規インストールする場合
・ポリシー配信で最新の資産情報を取得する、またはタスクトレイから資産管理サブマネージャアイコン
を右クリックして「資産情報再収集」を選択して、資産管理サブマネージャが多数のエージェントから資
産情報を取得する場合
2008/7/23
・ログオンスクリプトやファイル配布等を利用し、MRSETUP.EXEで多数のエージェントを上書きインストー
ルする場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.2.1にアップデートする必要があります。
【原因】
資産管理サブマネージャで資産情報の書き込み処理が遅延するため発生します。
MRが資産管理サブマネージャに資産情報を送信する際、資産管理サブマネージャから応答がない状
態が30秒続くと、MRは資産情報をリトライで再送します。書き込み遅延の状態が続き、資産管理サブマ
ネージャが応答できずにエージェントからのリトライが増えていくと、資産管理サブマネージャの処理時
間が更に延び、処理遅延が発生して負荷が高くなります。
書き込みの遅延が発生する原因は、資産情報を受信した際に資産管理サブマネージャが、インストール
アプリケーション情報、HotFix情報が既にデータベースに書き込まれているか確認する処理を行ってい
ますが、この確認処理に時間がかかるため発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャで対策を行いました。
書き込み遅延の原因となっている、インストールアプリケーション情報とHotFix情報のデータ存在確認の
処理をなくし、資産情報の書き込み性能を改善する修正を行いました。
Ver6.0.2.1 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-05
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/12
LanScope Cat Ver6.0.2.2
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.0.2.2:2008年8月4日 11:07:30) EPMgr(6.0.2.0:2008年7月14日 13:14:58) INVMgr(6.0.2.2:2008年8月4日 11:03:44)
TSKMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:47:20) REVMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:44:36) FDLMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:42:10)
WACMgr(6.0.0.0:2008年3月6日 15:48:20) SVRMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:44:40) DTCMgr(6.0.1.0:2008年5月12日 10:26:20)
Webcsl(6.0.2.2) MR(6.0.2.2:2008年8月8日 20:07:22) SA(6.0.0.0:2008年1月30日 10:53:30) DA(6.0.0.0:2008年3月6日 13:15:38)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.0.2.1 からの機能追加はありません
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.0.2.1 からの改良点はありません
Ver6.0.2.2 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-05
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/12
LanScope Cat Ver6.0.2.2
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
アプリケー
ションID
監査機能
(オプション)
日付
内容
1.アプリケーションID監査機能を利用するとキー入力に時間がかかる問題の修正
【内容】
アプリケーションID監査機能で監査設定を行った場合に、キー入力に時間がかかり、パスワード入力欄が
マスクされずにパスワードが見える場合があります。
【影響】
キー入力に時間がかかるため、パソコンの操作性が著しく落ちます。
また、パスワード入力欄でパスワードがマスクされずに見えてしまう場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のアプリケーションID監査機能を利用している場合
【発生条件】
・アプリケーションID監査機能を設定している状態で、パスワード入力欄がある画面を表示した場合
※必ずしも発生する現象ではありません。
【回避方法】
回避方法はありません。MRのアップデートが必要です。
2008/7/12
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
アプリケーションID監査機能で一般アプリケーションの情報を取得する場合、取得対象に設定している、し
ていないに関係なく、取得対象のEXE名とウインドウタイトルが一致すればMRはアプリケーションの情報を
取得しメモリに保持しています。
パスワードのようにマスク文字が設定されている項目の情報を取得する場合、一時的にマスク文字を解除
して情報を取得していますが、端末やアプリケーションによっては処理が多くなり、アプリケーションの反応
速度が落ちて再度文字をマスクする処理に時間がかかり、パスワードが見える場合があります。
【対策】
一般アプリケーションの情報取得は、情報取得の対象となっている画面の取得対象となっている項目のみ
の情報を取得するようにし、ログ取得に必要な画面のみ処理を行うように修正しました。
※不要な処理を行わないように対策を行っていますが、パスワード入力画面を取得設定する場合、Ver
6.0.2.2のMRを適用した後もパスワードがマスクされずに見える状況が発生することがあります。そのた
め、パスワード入力画面は取得対象から外してアプリケーションID監査機能をご利用いただくことをお願
いします。
2.アプリケーションID監査機能でログが取得できない場合がある問題の修正
【内容】
アプリケーションID監査機能で、情報を取得する設定を行っていてもログが取得できないケースがあります。
例:)Lotus Notesのログオン情報を取得するために、タイトルを「Lotus Notes」で部分一致、EXE名を
「NLNOTES.EXE」で完全一致で設定を行った場合にログオンの情報が取得できないことがあります。
【影響】
取得対象に設定している画面のアプリケーションID監査ログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のアプリケーションID監査機能を利用している場合
【発生条件】
情報取得対象の画面でエンターキーを入力するまでに、取得設定の条件に合致する別のタイトル情報が
表示される場合
【回避方法】
2008/7/12
回避方法はありません。MRのアップデートが必要です。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
アプリケーションID監査機能で一般アプリケーションの情報を取得する場合、取得対象に設定している、し
ていないに関係なく、取得対象のEXE名とウインドウタイトルが一致すればMRはアプリケーションの情報を
取得しメモリに保持しています。Enterキーやボタンクリックなどトリガと設定した操作を行った直前に取得し
ている情報をログとしますが、MRがこのトリガとなる操作を捕捉するのが遅れる場合があります。
この際Lotus Notesのように同じEXEが同じようなウインドウタイトルで別画面を表示するアプリケーションだ
と、次に表示される別画面がログ取得条件と一致するため、その別画面の情報をログとして送信しようとしま
すが、設定されている項目とは違う情報のためログを取得できずに発生します。
【対策】
一般アプリケーションの情報取得は、EXE名やウインドウタイトルだけでなく、画面の項目まで取得対象であ
るかを判断した上で取得するように修正しました。
Ver6.0.2.2 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-05
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/12
LanScope Cat Ver6.0.2.2
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス
制御機能
(オプション)
日付
内容
3.デバイス制御機能でデバイス禁止の設定を行っていてもデバイスが使用できる問題の修正
【内容】
デバイス制御機能で外付けデバイスを禁止設定している端末にUSBデバイスを接続すると、デバイスが
使用でき、データの読み込み、書込みができる場合があります。
【影響】
デバイスを禁止している端末で、デバイスが使用できデータの読み取りや書込みが可能な状況が発生し
ます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のMRで、デバイス禁止機能を利用してい
る場合
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生する場合があります。
「環境」
OS:Windows Vista
2008/7/8
デバイス接続時のデバイス認識が遅く、デバイスの画面表示に時間がかかる場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRのアップデートが必要です。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
デバイス禁止端末でデバイスを接続した場合、 デバイスの停止処理の前にデバイスのドライブのウイン
ドウが開いていれば閉じる処理を行っています。 これは、Windows Vista端末では禁止対象のデバイス
のドライブのウインドウが開いている場合、 デバイスの停止ができないためです。
デバイス停止処理で禁止対象のデバイスのドライブのウインドウを閉じる処理が失敗すると、リトライを行
ないますが、2回目以降のリトライ時にはウインドウを閉じる処理が実行されないため、デバイスが停止で
きず発生します。
【対策】
デバイス停止処理時にウインドウを閉じる処理が失敗してリトライが発生した場合でも、停止対象のデバ
イスのドライブのウインドウを閉じて デバイスが停止できるように修正しました。
Ver6.0.2.2 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-05
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/12
LanScope Cat Ver6.0.2.2
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
1.資産管理一覧画面のドライブ空容量の情報が更新されない問題の修正
【内容】
資産管理一覧のドライブ空容量の情報が、初回登録時に取得した値のまま更新されず、最新のドライブ
空容量の情報が統合コンソール、Webコンソール上に表示できません。
最新の空容量を取得するには、ポリシー配信で最新の資産情報を取得する必要があります。
【影響】
空容量の情報が最新の情報に更新されません。
資産アラームで「HDD容量不足アラーム」を設定している場合、設定値を超えてもアラームが発生しませ
ん。
逆に、HDD容量不足アラームが発生したため空容量を確保した後でもHDD容量不足アラームが発生し続
けます。
【発生バージョン】
2008/7/30
LanScope Cat6 のマネージャを利用している場合
【発生条件】
MRのバージョンに関係なく、Cat6のマネージャを利用している場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのアップデートが必要です。
【原因】
エージェントは、資産情報に変化があった場合に差分を資産管理サブマネージャに送信しています。
エージェントからドライブ情報のドライブ数に変更がなく、ディスク容量の情報のみを受け取った場合、空
容量の情報を更新する処理をサブマネージャ側で行っていないため発生します。
【対策】
ドライブ数に変更がなくドライブ情報を受け取らずにディスク容量の情報のみを受け取った場合でも空容
量の情報を正しく更新するように修正しました。
Web
コンソール
2.Webコンソールでデータが表示できない場合がある問題の修正
【内容】
Webコンソールで、データ量が多い場合にデータが表示されなくなる場合があります。データは表示でき
ませんが、画面上のCSV出力をクリックすると、CSV出力は成功します。
データ表示できなくなる場合がある機能
・ファイルエキスパート 操作ログ検索
・ファイルエキスパート ファイル追跡レポート
・リアルタイムイベントアラームログ
・アラームログ(週報画面右上の各アラームログデータ)
【影響】
上記画面のデータが表示されないか、「データの取得に失敗しました。」というエラーメッセージが表示さ
れる場合があります。
2008/8/11
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のWebコンソールを利用している場合
【発生条件】
データ量が多く、選択したデータを表示するのに5分以上所要する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのアップデートが必要です。
【原因】
WebコンソールのSQLコマンドのタイムアウト値は3600秒(60分)ですが、上記4つの画面について、タイム
アウト値を300秒(5分)としており、5分以上空容量の情報を更新する処理を行っていないため発生します。
【対策】
上記4画面についてもSQLコマンドのタイムアウト値を3600秒(60分)に変更し、データ量が多くてもデータ
が表示できるように修正しました。
Ver6.0.2.2 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.0.3.0:2008年9月1日 15:22:06) EPMgr(6.0.3.0:2008年7月28日 14:19:34) INVMgr(6.0.3.0:2008年8月29日 17:01:56)
TSKMgr(6.0.3.0:2008年7月28日 13:22:46) REVMgr(6.0.3.0:2008年7月28日 13:26:12) FDLMgr(6.0.3.0:2008年7月28日 16:06:28)
WACMgr(6.0.3.0:2008年9月1日 11:39:46) SVRMgr(6.0.3.0:2008年8月1日 14:52:26) DTCMgr(6.0.3.0:2008年8月25日 9:47:48)
Webcsl(6.0.3.0) MR(6.0.3.0:2008年9月1日 15:26:48) SA(6.0.3.0:2008年8月25日 9:51:18) DA(6.0.3.0:2008年8月1日 14:48:56)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.0.2.2 からの機能追加はありません
■改良点
項目
日付
内容
1.デバイスの書込み制限機能が利用できるデバイスを追加しました。
デバイスの書込み制限機能が、以下の環境で利用できるようになりました。
・PC内蔵のSDメモリカード(Panasonic製PC) (対応OS:Windows Vista)
・PC内蔵のメモリスティック(SONY製PC) (対応OS:Windows Vista)
・PCカードにSCSI接続される外付けHDD (対応OS:Windows2000、XP、2003、Vista)
デバイス制
・PCカードにeSATA接続される外付けHDD (対応OS:Windows2000、XP、2003、Vista)
御
2008/8/27
【注意点】
機能
デバイス禁止機能には対応しておりません。
(オプション)
上記のデバイスで制限機能を利用するには、MRのバージョンがVer6.0.3.0以上の環境が
必要です。
MRをVer6.0.3.0にアップデートするため、マネージャもVer6.0.3.0にアップデートする必要
があります。
対応デバイスの詳細は、LanScope Cat6 技術情報資料 Vol.12 をご確認ください。
Ver6.0.3.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/4/14
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
1.MRのアイコン削除時に削除対象のエージェント情報が残る問題の修正
【内容】
ファイル情報ポリシーを利用している場合、資産管理サブマネージャのデータベースにエー
ジェント毎にテーブルを作成してファイル情報のデータを保有していますが、統合コンソール
のクライアント表示画面からエージェントアイコンを削除した場合、資産管理サブマネージャ
上のファイル情報をエージェント毎に格納しているテーブルが削除されず、残ったままになり
ます。
【影響】
ファイル情報ポリシーを使用している環境で、PCを入れ替えてMRを多数新規登録する場合、
資産管理サブマネージャのデータベース容量が大きくなり、上限値まで肥大する可能性が
あります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
2008/6/23
統合コンソールのクライアント表示画面からファイル情報を収集しているエージェントアイコン
を削除する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
エージェントアイコンを削除する場合に、資産管理サブマネージャのデータベーステーブルで
あるIFILELISTxxxxx(xxはエージェントNO)を削除していないため発生します。
【対策】
統合コンソールのクライアント表示アイコンを削除する場合に、資産管理サブマネージャのデ
ータベーステーブルIFILELISTxxxxxを削除するように修正しました。
既に残ったままになっているテーブルは、手動で削除する必要があります。
残ったままのテーブル削除するツールを保守ユーザー専用サイト上に用意しております。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/obstacle014.shtml
削除ツールの利用方法は当社サポートセンターにお問い合わせください。
スケジュー
ル設定
2.スケジュール更新時にサブマネージャから統合マネージャにデータが更新できない問題の修正
【内容】
スケジュール設定でスケジュール更新の処理は成功するにも関わらずログが統合マネージャ
に更新できない場合があります。
【影響】
リアルタイムイベントログ、アプリケーション稼働ログ、Webアクセスログ、サーバファイル操作
ログ、接続ログ(不正PC検知機能)、アプリケーション監査ログ(アプリケーションID監査機能)
のログが統合マネージャに更新できない場合があります。
また、統合マネージャに更新されないまま保存日数を超過したログは、CSVバックアップで保
存することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3 Ver3.3.0.0以上、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6のマネージャ
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャを Ver6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
統合マネージャとサブマネージャは、日付更新処理の際に、起動した日付をデータベーステー
2008/6/3
ブル(DAYRENテーブル)に書き込んでいます。スケジュール更新の際は、DAYRENテーブル
に書き込まれた日付を元にサブマネージャからログの更新対象とする日付DBを判別し、統合
マネージャにデータを更新しています。
問題は、サブマネージャの日付更新処理の際にDAYRENテーブルに起動日の情報の書込み
が失敗した場合に発生します。
DAYRENに起動日が書き込めなかった場合、書込みに失敗した日の日付DBのデータはスケ
ジュール更新の対象と判断できなくなり、ログが統合マネージャに更新されません。
【復旧方法】
ログの保存日数以内のデータのみ統合マネージャに再収集し復旧することができます。
サブマネージャのデータベーステーブル(DAYREN)を確認し、起動日が記述されていない日
付分の0時以降のログを統合マネージャのデータベースから一旦削除します。ログを再収集し
たい日付をサブマネージャのDAYRENに記述してスケジュール設定を実行すると収集できます。
復旧方法の詳細は、当社サポートセンターにお問い合わせください。
【対策】
スケジュール更新時に更新対象の日付DBを判別する方法を変更し、サブマネージャのデータ
ベーステーブル(DAYREN)に万が一起動日の日付が書き込まれない状況が発生しても、その
日のログが統合マネージャに更新できるように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
MR
3.LspQuest.exeのCPU使用率が占有される問題の修正
【内容】
Windowsログオン後にLspQuest.exeのCPU使用率が占有され続ける場合があります。
また、LspQuest.exe がアプリケーションエラーを出力しプロセスが停止する場合があります。
【影響】
CPU負荷が占有されるため、該当PCの動作が重くなる影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
「環境」
OS:WindowsNT4.0、Windows2000
「操作」
Explorer.exe のプロセスが複数起動している端末で、任意レジストリキー取得設定を利用して
2008/6/23
「HKEY_CURRENT_USER」以下のキーを取得する場合
※必ず発生する現象ではありません。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
サービス起動するMRが「HKEY_CURRENT_USER」以下のキーを取得する場合、MRが
Explorer.exeからログオンユーザの権限を取得し、その時取得した権限でLspQuest.exe起動
させて情報取得しています。
Explorer.exeが複数起動している場合、起動数と同じ数のLspQuest.exeが起動するため、メモリ
違反が発生し、CPUが占有される状態が発生します。
【対策】
MRがLspQuest.exeを起動する際にExplorer.exe が複数起動していた場合でも、LspQuest.exe
は1度しか起動しないように修正しました。
デバイス
制御機能
(オプション)
4.デバイスの書込み制限を設定している端末でデバイスが使用できなくなる問題の修正
【内容】
デバイスの書込み制限を設定している端末にデバイス機器を挿入した場合、1回目は制限状態
で動作しますが、その後デバイスを抜き挿しすると、端末再起動するまで禁止状態になりデバイ
スが使用できなくなる場合があります。
【影響】
端末を再起動するまでデバイスが使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.2.0.0以上、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
OS:Windows2000、WindowsXP、Windows2003
端末:「CDROM」と「FDD」のサービスが停止しているか、もしくはデバイスがついていない端末
「操作」
CDとFDD以外の外付けデバイスを抜き挿しした場合
【回避方法】
2008/4/4
・端末を再起動すると、1回目の接続時は制限機能が有効になり、読み込みできます。
・該当端末にCDやFDD、USBメモリー等の別のデバイスを接続している間は使用できます。
対策にはMRをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
デバイスの書込み制限時に取り付けるフィルタドライバが、OSのメモリ領域に読み込まれず、
ドライバが存在しないと判断されてデバイスが認識できない状態になるため発生します。
【対策】
フィルタドライバの種類と取り付け条件を変更し、デバイス制限の端末でデバイスを抜き挿し
しても禁止状態にならないように修正しました。
【注意事項】
Ver6.0.3.0未満のMRを利用してデバイスの書込み制限を設定している環境で、MRをVer6.0.3.0
にアップデートした後にUSB、IEEE接続のデバイスを接続すると、以前に使用したことがあるデ
バイス、新規接続のデバイス共にアップデート後1回目の接続時にデバイスが使用できなくな
ります。
新規接続のデバイス、以前に接続したことがあるデバイス共に、デバイスを抜いて再接続す
ると使用可能になります。
Ver6.0.3.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
5.デバイスの書込み制限を設定している端末で書込みができる問題の修正
【内容】
デバイスの書込み制限を設定している端末で、SDカード等の特定のデバイスに書き込みで
きる状況が発生します。
【影響】
デバイス書込み制限を設定しているにもかかわらずデバイスへの書き込みが成功します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
OS:Windows Vista
2008/4/4
「操作」
接続形式がUSB、IEEE、PCカードでないCD、FDD以外のデバイスに書き込みを行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
デバイスの書き込み制限を行う場合、デバイスにフィルタドライバを取り付ける処理を行いま
すが、Windows Vistaの場合、他のOSとは違う取り付け方法を採用しています。
この取り付け方法の場合、上記条件に該当するデバイスについては、フィルタドライバを取り
付けることができないため、制限の対象外となって書き込みができる状況になります。
【対策】
Windows Vista での書き込み制限の際のフィルタドライバの取り付け条件を変更し、SDカード
等のデバイスでも書き込みが制限できるように修正しました。
デバイス
制御機能
(オプション)
6.デバイス制限設定を解除した後でデバイスが認識されずに使用不可になる問題の修正
【内容】
デバイスの制限設定を解除した後で端末を再起動しても、デバイスが認識されずに使用不可
の状態になる場合があります。
【影響】
デバイスの制御を解除してもデバイスが使用できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
過去にデバイスを接続したことがある端末
「操作」
デバイスの書き込み制限の設定を解除し、ポリシー配信でエージェントにポリシーを適用した
2008/5/26
後すぐに端末を再起動してデバイスを接続した場合
※必ず発生する現象ではありません。
【回避方法】
現象が発生した場合は、もう一度デバイスの制限設定と解除設定を行い、解除から1分以上
後に端末を再起動する方法で回避できます。
【原因】
デバイスの制限を解除するとフィルタドライバを取り外しますが、取り外し処理が全て完了す
る前にPCを再起動すると、フィルタドライバが登録されたままとなり、デバイスが使用できなく
なります。
※取りはずしの処理に時間がかかるのは、デバイスを新規挿入した時のレジストリ情報の作
成が既に完了しているにも関わらず、未完了と判断されて待機処理が発生するためです。
【対策】
書き込み制限を解除する時にフィルタドライバの取り外し前の待機処理をなくし、設定の解除
後すぐにフィルタドライバが取り外しできるようにしてデバイスが使用不可にならないように修
正しました。
Ver6.0.3.0 - 4 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
7.検知サブマネージャのメモリ使用量が上昇し検知エージェントが正常動作できなくなる問題の修正
【内容】
検知サブマネージャのメモリ使用量が上昇して負荷が高くなり、検知エージェントからの
ON通信が失敗して検知エージェントが正しく動作できなくなります。
【影響】
検知サブマネージャのメモリ使用量が上昇し、検知処理が設定通り動作できなくなります。
「統合コンソールで設定を変更した場合」
・検知エージェントに設定が反映されない
「検知エージェントを再起動した場合」
・検知エージェントが接続ログを取得しなくなり接続ログが表示されなくなる
・新規ノードを検知できなくなる
・禁止ノードがネットワークに接続できる
【発生バージョン】
2008/4/4
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の不正PC検知機能
【発生条件】
検知エージェントの登録台数が多い環境で検知サブマネージャを連続稼働させた場合
【回避方法】
検知サブマネージャを定期的に再起動すると、メモリが開放されるため一次回避できます。
対策には、マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
検知サブマネージャは検知エージェントから1分間隔でON通信を受け取り統合マネージャ
にONの情報を送信しています。
この処理の中で、検知サブマネージャが不要にメモリを作成する処理があるため、統合マ
ネージャにON情報を送信するごとにメモリ使用量が上昇します。
【対策】
検知サブマネージャが検知エージェントから受け取ったON情報を統合マネージャに送信
する際に不要なメモリを作成しないように修正しました。
不正PC検知
機能
(オプション)
8.インストールした検知エージェントのアイコンが統合コンソールに表示できない問題の修正
【内容】
統合コンソールからセグメントアイコンを削除した後、検知エージェントを新しくセグメントに
インストールして登録すると、登録が成功してもセグメント情報更新を実行しても統合コンソ
ールにセグメントアイコンが表示されません。
【影響】
セグメントアイコンが統合コンソール上に表示できないため、該当のセグメントで不正PC検
知の管理ができません。
※更に別のセグメントに検知エージェントを新規インストールした場合、後から登録した
セグメントアイコンは統合コンソール上に表示でき管理できます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の不正PC検知機能
【発生条件】
以下の手順で発生します。
①複数のセグメントアイコンが統合コンソールに登録されている状態で、セグメントNo1
のセグメントアイコンを削除する
②新しいセグメント、もしくは、アイコンを削除したセグメントに検知エージェントをインス
トールして登録する
2008/4/4
この場合、登録は成功しますが、セグメント情報更新を実行してもアイコンが表示され
ません。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
検知サブマネージャは、データベーステーブルに検知エージェントの登録Noの情報を保
持して登録台数を管理しており、アイコンを削除した後も登録Noを累積で更新しています。
しかし、アイコンを削除した後に新しいセグメントに検知エージェントを登録した場合、登録
台数を保持している値がずれ、新規登録したエージェントが再びセグメントNo1で登録され
ます。
セグメント情報更新は、統合マネージャにも保持している登録Noより大きい値の検知エー
ジェントをセグメント情報更新で更新しますが、削除後新規セグメントに登録した検知エー
ジェントはNo1で登録されるため、更新の対象でないと判断されて統合マネージャに更新
されません。
【対策】
検知エージェントを削除した後も検知エージェントの登録Noを保持しているテーブルの値
が正しく更新できるように修正し、登録が成功した検知エージェントは、セグメント情報更新
後統合コンソールにアイコンが表示できるように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
資産管理
日付
内容
1.サブマネージャを追加登録した場合に任意レジストリキー取得の情報が取得できない問題の修正
【内容】
サブマネージャを追加登録した場合、任意レジストリキー取得の設定情報が追加したサブ
マネージャにダウンロードされないため、追加したサブマネージャに登録したエージェントの
レジストリキー取得結果が未取得のままになります。
【影響】
追加したサブマネージャに登録されたエージェントのレジストリキー情報が取得できません。
統合コンソールからレジストリ設定を変更した場合も、サブマネージャの追加前に設定して
いた情報がダウンロードされないため、追加前に設定したレジストリキーの情報が取得でき
ません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
任意レジストリキー取得設定を設定している環境でサブマネージャを追加登録した場合
2008/3/28
※追加したサブマネージャに登録したエージェントのレジストリ情報が取得できません。
【回避方法】
サブマネージャを追加登録した後、任意レジストリキー取得設定を全て解除して再設定す
ると、追加したサブマネージャに登録されたエージェントのレジストリキー情報が取得でき
ます。
※既に取得していたレジストリキー情報が一旦全て削除されますのでご注意ください。
【原因】
サブマネージャを追加登録した場合に、既存のレジストリキー取得設定を追加したサブマ
ネージャにダウンロードする処理を行っていないため発生します。
【対策】
サブマネージャの登録時に統合マネージャのレジストリキー取得設定の情報をダウンロー
ドするようにし、レジストリキー取得を設定している状態でサブマネージャを追加した場合
は追加したサブマネージャに登録したエージェントのレジストリキーの情報が取得できる
ように修正しました。
2.メッセージ機能の回答画面で漢字変換ができない問題の修正
【内容】
メッセージ機能の回答画面で変換候補にひらがなとカタカナしか表示されず、漢字変換が
できなくなる場合があります。
Microsoftサポートオンライン「Office IME 2007 で入力した文字を漢字に変換できない場合
の対処方法」を実施しても改善されません。
【影響】
漢字変換ができないため、漢字での回答ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
発生条件は不明です。
2008/4/1
Windows Vista の環境で発生を確認しています。
【回避方法】
漢字入力で回答するには、別のアプリケーションに入力した文字列を回答画面にコピーす
る方法で漢字で回答できます。
【原因】
メッセージの回答画面は、Lspcmr.exeがLspQuest.exeをログオンユーザの権限で起動させ
て表示する処理を行っています。
この権限変更の処理がIMEの漢字変換に影響を与えて発生します。
【対策】
LspQuest.exeの起動方法を変更しました。
SYSTEM権限で動作するLspcmr.exeではなく、LspQuest.exeと同じログオンユーザの権限
で起動するStartmr.exeがLspQuest.exeを起動させるように修正しました。
この処理変更により、該当端末で漢字変換できることを確認しており、対策としています。
Ver6.0.3.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
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作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
資産管理
日付
内容
3.MS Office管理画面のOfficeインストール情報が正しく表示できない問題の修正
【内容】
Micosoft Office 2000 Standardをインストールしている端末のプロダクトID情報が、統合コンソ
ールのMS Office管理画面のOffice 2000 Personalの欄に書き込まれ、Microsoft Office 2000
Personal をインストールしている端末のプロダクトIDの情報がOffice 2000 Standardの欄に書
き込まれ、インストール状況が反対に表示されるケースがあります。
【影響】
統合コンソール、WebコンソールのMS Office管理画面、CSV一括出力のOfficeインストール
の情報が実際のインストール状況と異なる内容となります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
Office 2000 Standard、Office 2000 Personalのいずれかをインストールしている端末をCatマ
2008/6/11
ネージャに登録後にOfficeアップデート等を行ない、Officeの情報に変更が発生した場合
【回避方法】
ポリシー配信の資産情報収集で資産情報を取り直すと復旧しますが、その後で登録された
エージェントやOfficeアップデートを実行したエージェントの情報は正しく表示できません。
Office管理の情報を正しい情報にするには、マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要
があります。
【原因】
資産管理サブマネージャがクライアントからOffice情報を受け取り、データベースに情報を書
き込む際に、Office2000 StandardとOffice2000 Personal の情報を逆に取得してデータベー
スに書き込むため発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャのOffice情報の更新処理を修正し、Officeアップデート等でインスト
ール済みのOffice情報が更新された後もOfficeのインストール情報が正しく表示できるように
修正しました。
4.統合コンソールやWebコンソールの画面表示に時間がかかる問題の修正
【内容】
統合コンソールへのログインやエージェント情報更新処理、あるいは、統合コンソールの画面
表示やWebコンソールでの資産情報の表示に時間がかかる場合があります。
【影響】
表示する画面の項目数が多い場合に影響があります。
資産管理一覧画面、エージェント情報更新、資産CSV一括出力、リアルタイムイベント解析、
HotFix管理、MS Office管理 の画面表示に時間がかかります。
統合
【発生バージョン】
コンソール
LanScope Cat6のマネージャ
2008/7/25
【回避方法】
Webコンソー
回避方法はありません。マネージャを Ver6.0.3.0にアップデートする必要があります。
ル
【原因】
データを取得する際に、データベースにアクセスして呼びだしたデータをリストで管理し、その
リストのデータから検索してデータを表示していますが、表示項目が多くなるとリストからデー
タを検索するのに時間がかかり、統合コンソールやWebコンソールの画面表示に時間がかか
ります。
【対策】
リストではなく直接データベースからデータを呼び出し、表示項目が多い場合でも表示に時間
がかからないように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 7 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
5.共有設定している外付けのドライブを削除すると「共有」のアラームが発生する問題の修正
【内容】
共有設定を行っている外付けDVDやUSBメモリを取り外したり、電源を切ったりするとリアル
タイムイベントログに「共有」アラームが発生します。
【影響】
共有アラームは、ローカル共有フォルダの作成や書込みをアラームと判断する機能ですが、
作成や書込みを行っていない操作がアラーム扱いとなりアラーム件数としてカウントされます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
2008/6/11
共有設定している外付けデバイスの電源を切ったり、デバイスの取り外しを行う場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
共有アラームの判断は、共有フォルダ操作時に発生するイベントに「作成」、「削除」、「先」と
いう 文字列が入っている場合、共有アラームと判断しています。
共有ドライブを削除した場合、「削除ドライブ」というイベントが発生し、この「削除」の文字列が
アラームの条件に合致するため、共有アラームになります。
【対策】
共有アラームの判断条件に「削除ドライブ」という文字列を追加し、削除ドライブのイベントが
発生する場合は共有アラームにならないように修正しました。
6.ファイル操作時にリアルタイムイベントポリシーのファイル操作ログが取得できない問題の修正
【内容】
フォルダを上書きコピー、移動した時のファイル操作ログが取得できない場合があります。
また、フォルダに対して同じ操作を行った場合にログが取得できない場合があります。
【影響】
ファイル操作を行ってもファイル操作ログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・フォルダ階層が2階層以上あり、1階層目直下でファイルが存在しない空のフォルダを、2階
層目までフォルダがある同じ名称のフォルダに上書きコピーや上書き移動を行った場合
リアルタイム
イベント
フォルダA(ファイルなし)
フォルダA
フォルダA2(ファイルあり)
フォルダA2
上書きコピー
移動して上書き
2008/6/11
1.上書きコピー、移動先がWindows XP、2003、Vistaのデスクトップの場合
1回目の操作ではファイル作成ログが発生し、2回目以降ログが取得できません。
2.上書きコピー、移動が1以外の場合
毎回ファイル作成ログが発生します。
※Ver5.7.0.0未満のMRの場合、全てファイル作成のログとなります。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
親フォルダにファイルがないフォルダをドラッグアンドドロップした場合にフォルダのコピー、
移動を検知しない処理を行っているため、ファイル作成のログが発生します。
また、デスクトップ以外にコピー、移動した場合に2回目以降ログが取得できないのは、ログ
重複を回避するために保持するフィルタ用のリストをクリアしていないため、フィルタの対象
と判断されてログが取得できなくなります。
【対策】
フォルダをコピーした場合の処理を変更し、上記条件に該当する構成でフォルダをコピーし
た場合は、フォルダコピー、移動した場合は、フォルダ移動のイベントとしてログを取得でき
るように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
7.リアルタイムイベントサブマネージャでメモリリークが発生する問題の修正
【内容】
ウインドウタイトルの文字列が520バイトを超える不正なログをリアルタイムイベントサブマネ
ージャが受信した場合は、ログとして取得しないように処理していますが、メモリに残ったま
まとなるため、520バイトを超える不正なログを大量に受信する場合にメモリリークが発生し
ます。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat6 - REVMgr
種 類:その他エラー
説 明:(リアルタイムイベント受信)エージェントNo xx から不正な情報を受信しました。ログ数1
【影響】
リアルタイムイベントサブマネージャのメモリ使用量が上昇し、プロセスが停止する可能性が
あります。
プロセスが停止する場合、メモリ上に溜めていたリアルタイムイベントログが欠損します。
リアルタイム
【発生バージョン】
2008/7/18
イベント
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
リアルタイムイベントサブマネージャが、ウィンドウタイトル(DB上名称はフルパス)の文字列
が520バイト以上になる不正なログをエージェントから受け取った場合
※文字列が520バイト以上になる条件は不明です。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
不正なログを受信した場合、ログを破棄する処理を行っていますが、破棄処理の後にメモリ
を開放する処理を行っていないため、不正なログが大量に発生するとメモリ使用量が上昇し
ます。
【対策】
ウィンドウタイトル(DB上名称はフルパス)の文字列が520バイト以上になる不正なログを受
信した場合、ログを廃棄すると同時にメモリ情報も開放するようにし、メモリリークが発生しな
いように修正しました。
スケジュー
ル
設定
8.スケジュール更新が時々失敗する問題の修正
【内容】
スケジュール更新が突然失敗し、統合マネージャサーバを再起動すると再び成功するように
なる場合があります。
※スケジュール更新が失敗してもアプリケーションログにエラーが出力されません。
【影響】
これまでに以下の項目で失敗を確認しています。
エージェント情報、資産情報、ハードウェア情報、Office管理情報、リアルタイムイベントログ
失敗した場合は、最新の情報が統合マネージャに更新されませんが、統合マネージャサー
バの再起動によって再び成功するため、データの保存には影響ありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のマネージャ
2008/7/25
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャを Ver6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
統合マネージャは、スケジュール更新を実行する際、サブマネージャのデータベースに接続
し、テーブルの各列からデータを読み込んで統合マネージャのデータベースに情報を書き込
んでデータを更新しています。
各テーブルの列名情報は統合マネージャの起動時にメモリ情報に格納していますが、この情
報が書き変わる場合があり、その時にスケジュール更新が失敗します。
※メモリ情報が書き変わってしまう原因は不明です。
【対策】
格納しているメモリ情報が書き変わってしまう原因は不明ですが、上記の5つの項目について
は、起動時にメモリ上に保持する方法ではなく、スケジュール更新の処理時にメモリに格納し
て処理する方法に変更し、スケジュール更新が失敗しないように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
9.アプリケーションID監査ログがCSVバックアップ機能で520バイトまでしか出力できない問題の修正
【内容】
CSVバックアップ機能の保存形式を高速バージョンで設定していると、アプリケーションID監
査機能の「アプリケーション監査ログ」の「取得値1」、「取得値2」の項目の値が520バイトで
切り取られて出力されます。
【影響】
取得値1、取得値2の情報が途中で途切れた内容でCSVファイルに出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2008/4/1
・CSVバックアップの保存形式の設定で、高速バージョンを設定している
・アプリケーションID監査のアプリケーション監査ログの「取得値1」、「取得値2」の値が520バ
イト以上ある
【回避方法】
保存形式の設定を高速バージョン以外の形式に設定すると回避できます。
【原因】
CSVバックアップでDTS出力する際にアプリケーションID監査ログの「取得値1」、「取得値2」
の値を520バイトと指定して出力する処理を行っているため発生します。
【対策】
CSVバックアップでDTS出力する際の最大バイト長を、520バイトから2500バイトに拡張し、ア
プリケーション監査ログの「取得値1」、「取得値2」の内容が途中で途切れないように修正しま
した。
CSV
バックアップ
10.CSVバックアップの出力が設定通りに出力できない問題の修正
【内容】
CSVバックアップの保存形式を「1日分を5万件ごとに複数のファイルに分けて保存する」
設定で出力する設定を行っている場合、1ファイル目が5万件未満の状態で次のファイル
に出力される場合があります。
【影響】
CSVバックアップの対象のログは全てCSVに出力されるため、ログがCSVに出力できない
影響はありません。正常時よりも出力されるファイル数が多くなるという影響です。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・サブマネージャを複数台構築している
2008/6/11
・CSVバックアップの設定で、保存範囲をカレンダー指定で1日分のみ出力する設定にして
いる、もしくは、特定日指定を設定している
・サブマネージャNo2以降のマネージャにリアルタイムイベントログ、アプリケーションタスク
ログ、Webアクセスログ、サーバファイル操作ログ、接続ログ、アプリケーション監査ログの
いずれかのログが1日5万件以上存在している場合
【回避方法】
保存範囲をカレンダー指定で複数費分保存するように設定すると回避できます。
【原因】
5万件ごとにログを出力する場合、別のサブマネージャのログ件数を累積でカウントして出
力する処理を行っているため、サブマネージャNo2以降のデータが5万件未満の状態で次
のファイルに出力されます。
【対策】
出力対象のサブマネージャが変わった時に、出力したログ件数の情報を初期化するように
し、サブマネージャNo2以降のデータも5万件分正しく出力するように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
アラーム通
知
メール
日付
内容
11.スケジュール設定アラームのメール内容が別のイベント内容で通知される問題の修正
【内容】
アラーム通知メールの「スケジュール設定アラーム」を設定している状態で、不正PC
検知機能、アップロードログ、アプリケーションID監査機能のスケジュール更新が失敗
した場合、実際に失敗した内容と異なる内容のアラームメールが届きます。
例:)アップロードログの更新が失敗した場合にCSVバックアップ失敗アラームの内容
でアラームメールが届く等
【影響】
スケジュール設定で実際に失敗した項目がアラーム通知メールから正しく確認できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
アラーム通知メール設定の、「スケジュール設定アラーム」を設定している状態で、以
下の項目のスケジュール更新が失敗した場合
【Webアクセスサブマネージャ】
2008/4/7
アップロードログ
【タスクイベントサブマネージャ】
AP監査ID別月集計、AP監査ID別集計、AP監査エージェント別月集計
AP監査エージェント別集計、AP監査ID情報、AP監査ログ
【検知サブマネージャ】
検知ノード集計、接続ログ集計、接続ログ、検知エージェント稼働情報
ノード情報、セグメント情報、検知エージェント情報
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
アラーム通知メールのスケジュール設定アラームの「データベース情報」を格納してい
るリストが、LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以降に追加されたオプション機能の項目に対応し
ていないため発生します。
【対策】
「データベース情報」を格納しているリストに上記項目を追加し、アラーム通知メールの
内容が正しく通知できるように修正しました。
12.ファイル配布サブマネージャの未稼働アラームメールが発生する問題の修正
【内容】
アラーム通知メール設定の「サブマネージャ未稼働アラーム」を設定している場合、ファ
イル配布サブマネージャが起動しているにも関わらず、ファイル配布サブマネージャの
未稼働アラームメールが発生する場合があります。
【影響】
ファイル配布サブマネージャが起動しているにも関わらず、ファイル配布サブマネージャ
の未稼働アラームメールが発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
深夜0時~1時の間にファイル配布を複数の設定で実行しており、ファイル配布サブマネ
ージャの日付更新処理が深夜1時以降にずれて実行される場合
2008/6/6
【回避方法】
深夜0時の時点でファイル配布を実行しない運用方法に変更すると回避できます。
【原因】
深夜0時の日付更新処理のタイミングで、統合マネージャに起動の通知を行っています。
この通知が深夜1時になっても統合マネージャが検知できない場合に未稼働アラームが
発生します。0時~1時の間ファイル配布の実行が続くと、ファイル配布の処理を優先して
日付更新処理がファイル配布の完了後に実行されます。サブマネージャ未稼働アラーム
は、深夜1時の時点でサブマネージャから起動通知がなければ未稼働と判断してアラー
ムにしているため、日付更新処理が1時まで実行できなかった場合に発生します。
【対策】
配布中に日付更新処理が発生した場合、配布対象のエージェントへの配布が完了後、次
の配布を行わずに日付更新処理を優先するようにし、日付更新処理後にファイル配布を再
開するようにしてサブマネージャ未稼働アラームが発生しないように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
13.サブマネージャの再登録が失敗する問題の修正
【内容】
登録が完了しているサブマネージャをアプリケーション起動し、タスクトレイからアイコンを右
クリックすると再登録することができますが、この再登録が失敗する場合があります。
【影響】
サブマネージャの再登録、同期が失敗し登録が完了できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
再登録するサブマネージャのテーブルのレコード数が多い場合
資産管理サブマネージャのファイル情報のレコード数が多い場合に資産管理サブマネージャ
の登録に失敗するケースを確認しています。
【回避方法】
2008/4/1
再登録が失敗するサブマネージャをアンインストールして再インストールすると登録が成功
します。
※サブマネージャをアンインストールするため、統合マネージャに更新されていないログ等
の情報が削除されます。
【原因】
サブマネージャの登録処理では、タイムアウト値が30秒あります。サブマネージャを再登録
する場合に、30秒の間に登録処理が完了せずに時間切れで失敗する場合があります。
サブマネージャを再登録すると、情報の更新、削除を行いますが、テーブルのレコード数が
多く、この処理が30秒以内に完了しない場合に発生します。
【対策】
サブマネージャの再登録時に行っていた、情報の更新、削除の処理が、サブマネージャを
登録し直して運用する上で必須ではないため、この処理をなくし、テーブルのレコード数が
多い場合でも再登録が成功するように修正しました。
マネージャ
14.統合マネージャがメモリ違反のアプリケーションログを出力する問題の修正
【内容】
統合マネージャが不定期にメモリ違反のアプリケーションログを出力する場合があります。
―アプリケーションエラーログの内容―
・「リストのインデックスが範囲を超えています。」
・「モジュール'Lspcepmgr.exe'のアドレス00401F13でアドレス78652E72に対する読み込み
違反がおきました。」
・「無効なポインタ操作」
のいずれかのエラーを出力します。
【影響】
統合マネージャがサブマネージャから受信するログ等の情報を受信できません。
Webコンソール用のアラームログがデータベースに書き込まれない、アラームメールが送
信されません。
【発生バージョン】
2008/7/25
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のマネージャ
【発生条件】
発生する条件は不明です。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。 【原因】
統合マネージャの起動時に、サブマネージャから受信するデータを一時的に格納するため
のリストを生成します。
このリストにデータが存在していないか定期的にチェックし、データが格納されていればデー
タを処理し、処理が完了したらデータを開放しています。
データの開放処理の箇所でメモリエラーが発生する場合があり、この場合にアプリケーショ
ンログにエラーを出力します。
【対策】
データの開放処理が失敗した場合、リストを作り直すようにし、アプリケーションログにメモリ
違反のエラーが出力されないように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
15.WebコンソールからCSV出力すると部署情報が正しく出力できない問題の修正
【内容】
Webコンソールの週報画面上の「Web」アイコンをクリックして表示されるWebアクセスアラー
ムのログをCSV出力した場合、部署名が全て同じ部署名で出力されます。
【影響】
Webアクセスアラームログに複数のグループのエージェントが存在する状態でCSV出力す
ると、CSV出力したログの部署名が全て同じ部署名で出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のWebコンソール
【発生条件】
2008/6/11
週報画面の「Web」アイコンをクリックし、複数の部署のエージェントのアラーム情報が表示
されているWebアクセスアラームログをCSV出力した場合
【回避方法】
1部署ずつWebアクセスアラームログを表示してCSV出力する方法で回避できます。
【原因】
CSV出力の際、部署名を取得してリストに保持する処理を行っていますが、部署名の取得
を1回しか実行しないため、Webコンソール上の一番上のログのエージェントが所属する部
署名で出力されます。
【対策】
部署名を取得する処理を修正し、WebアクセスアラームログをCSV出力した場合に部署名
が正しく出力できるように修正しました。
Web
コンソール
16.Webアクセス管理画面で同じタイトルの情報が重複して表示される問題の修正
【内容】
WebコンソールのWebアクセス管理画面のタイトル別比較画面で、URLのリンクがない同じ
タイトルの情報が複数行表示される場合があります。
【影響】
タイトル別比較画面上でアクセス時間、アクセス回数、エージェント数が別々に算出されて
表示されます。
同様に、グラフやCSV出力の結果も同じ情報が別々に表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のWebコンソール
【発生条件】
以下の条件に全て合致している場合に発生します。
Cat5の時に閲覧したことがあるサイトと同じサイトをCat6にアップデート後に閲覧し、Cat5の
2008/6/11
時に取得済みのタイトルと同じタイトルのログ(URLリンクなし)がCat6の環境で発生した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
重複したタイトルの情報を集計する場合は、それぞれのレコードの値を合計してしてください。
【原因】
Cat6からURL情報が取得できるようになり、データベースのテーブルにURLの項目を追加し
ています。
タイトルを集計する際に、Cat5で取得していたタイトル情報(URL情報なし)とCat6にアップデ
ートした後に取得したURLリンクのない同じ名称のタイトルを別々のタイトルと判断して集計
するため、同じタイトルの情報が重複して表示されます。
【対策】
Cat5の時に取得しURL情報がないタイトル、Cat6の時に取得しURL情報がないタイトルを同
じタイトルとしてまとめて集計するように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
Web
コンソール
日付
内容
17.エージェント稼働実績画面の稼働時間が実際よりも長くなる問題の修正
【内容】
Webコンソールのエージェント稼働実績画面の稼働時間が実際よりも長くなる場合があります。
例えば、朝8時に端末を起動した場合、実際の稼働時間より8時間長い値が稼働時間となる
場合があります。
【影響】
Webコンソールのエージェント稼働実績画面から表示できる稼働時間の値が不正な値になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
端末を1日2回以上起動する環境で、1回目のPC終了時のOFF通信が失敗し、2回目の起動時
にOFF情報の補正処理が発生する場合
2008/7/18
例:) 8:00 起動 12:00 終了(OFF通信失敗) 13:00 2回目起動(OFF補正処理実施)
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
エージェントの終了時に送信するOFF通信を資産管理サブマネージャが受け取れずに終了時
刻が書き込めなかった場合、次回のエージェント起動時に前回の終了時刻を補正しています。
前回のエージェント終了時に資産管理サブマネージャがOFF情報を受け取れなかった場合、
前回終了時刻が0時となります。この時、0時から初回起動の時刻までの時間が稼働時間とし
てカウントされるため、稼働時間が実際よりも長くなります。
【対策】
OFFの補正時に稼働時間を算出する際に、終了時刻ではなく前回の起動時刻を確認し、前回
の起動時刻から補正された終了時刻の差を稼働時間として算出するように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
MR
日付
内容
18.Webコンソールの週報画面でOFF時刻が実際の終了時刻よりも遅い時刻になる問題の修正
【内容】
Webコンソールの週報画面でエージェント別にON、OFFの時刻を表示していますが、OFFの
時刻が、実際に端末を終了した時刻よりも遅い時刻で表示される場合があります。
【影響】
Webコンソールの週報画面のON、OFFの時刻と、エージェント稼働実績画面のON、OFFイベ
ントログ画面の両方に実際の終了時刻ではない時刻が表示されます。
また、ON、OFFイベントログ画面に表示される稼働時間が正しい値になりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 の全バージョン、LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
前回OFF通信が失敗し、OFFの補正が発生する条件になった状態で、次回起動時にON通
信に時間がかかる場合
端末の起動時にON通信がつながりにくいモバイル端末等の環境で発生する可能性があります。
2008/6/11
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
エージェントの終了時のOFF通信を資産管理サブマネージャが受け取れなかった場合、次回
のON通信の成功時に前回の終了時刻を補正しています。
前回の終了時刻は、レジストリに書き込んでいる稼働時間の値を元に「何時間前」にエージェン
トが終了したのかを計算し、その値を終了時刻として補正しています。
ON通信が成功せずに何度もリトライを繰り返すような状況が発生した場合、「何時間前」とい
う計算で算出するOFFの時刻情報が実際の時刻よりも後ろの時刻で算出されるため、Webコン
ソールのOFF時刻が実際の終了時刻より遅い時刻で表示されます。
【対策】
エージェントの前回終了時刻の計算方法を修正しました。
MRの起動時から「何時間前に終了」という情報に、MRが起動してからON通信が成立するまで
の経過時刻を加算して前回終了時刻を算出するようにし、MRのON通信がずれても前回終了
時刻は正しい時刻で補正され、稼働時間も正しい値になるように修正しました。
19.MRのアンインストール実行後にブルースクリーンが発生してOSが起動できなくなる問題の修正
【内容】
管理者権限を持たないユーザでログインしている状態でMRをアンインストールした場合、
アンインストールの実行後端末を再起動すると、ブルースクリーンになってOSが起動でき
なくなる場合があります。
【影響】
端末の再起動後にブルースクリーンになりOSが起動できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
デバイス制御機能の制限を設定している端末に管理者権限以外の権限でログインしてMR
をアンインストールしてPCを再起動した場合
2008/6/16
※必ず発生する現象ではなく環境に依存して発生することを確認しています。
【回避方法】
MRをアンインストールする場合に、管理者権限でログインしてアンインストールを行うと発生
しません。
【原因】
管理者権限以外のユーザでMRをアンインストールした場合、アンインストールの処理が失
敗して途中で停止しますが、一部処理が実行されてしまう場合があり、OSが起動できなくな
る状態が発生します。
【対策】
アンインストールの実行時にログオンユーザの権限チェックを行い、管理者権限でないユー
ザの場合は、警告メッセージを表示してアンインストールできないようにし、管理者権限での
みアンインストールできるように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
MR
日付
内容
20.サブマネージャサーバのCPU負荷が高くなる問題の修正(MRの修正)
【内容】
資産管理サブマネージャが多数のMRエージェントから資産の情報を大量に取得すると、資
産管理サブマネージャの負荷が高くなり、統合コンソールで行った設定情報が各端末に反
映できない場合があります。また、各端末の資産情報も表示できない場合があります。
【影響】
統合コンソールから行った設定の情報が各端末に反映されません。また、資産情報が取得
できない(資産データの一部が空白になる等)現象が発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0、Ver6.0.1.0、Ver6.0.2.0のマネージャとMR
【発生条件】
下記のような資産管理サブマネージャが多数のMRエージェントから資産の情報を大量に取
得する場合に発生します。
・ログオンスクリプトなどで、多数のエージェントを新規インストールする場合
・ポリシー配信で最新の資産情報を取得する、またはタスクトレイから資産管理サブマネージャ
アイコンを右クリックして「資産情報再収集」を選択して、資産管理サブマネージャが多数の
エージェントから資産情報を取得する場合
2008/6/23
・ログオンスクリプトやファイル配布等を利用し、MRSETUP.EXEで多数のエージェントを上書
きインストールする場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャとMRをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
資産管理サブマネージャで資産情報の書き込み処理が遅延するため発生します。
MRが資産管理サブマネージャに資産情報を送信する際、資産管理サブマネージャから応答
がない状態が30秒続くと、MRは資産情報をリトライで再送します。書き込み遅延の状態が続き、
資産管理サブマネージャが応答できずにエージェントからのリトライが増えていくと、資産管理
サブマネージャの処理時間が更に延び、処理遅延が発生して負荷が高くなります。
書き込みの遅延が発生する原因は、資産情報を受信した際に資産管理サブマネージャが、イ
ンストールアプリケーション情報、HotFix情報が既にデータベースに書き込まれているか確認
する処理を行っていますが、この確認処理に時間がかかるため発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャの対策はVer6.0.2.1で対策を実施しております。
Ver6.0.3.0ではMRで対策を実施しました。
資産情報の通信が失敗した場合のタイムアウト値を30秒から120秒に拡張し、資産管理サブマ
ネージャへの資産情報のリトライ負荷を抑える対策を行いました。
21.ネットワーク上のEXEを実行するとWebアクセスポリシーのダウンロードアラームに抵触する問題の修正
【内容】
Webアクセスポリシーの「ファイルのダウンロード」を設定している状態で、Windows Vista
の端末からネットワーク経由のEXEを実行すると、ファイルのダウンロードのアラームに抵
触する場合があります。(100%発生する現象ではありません。)
【影響】
ファイルのダウンロードをアラームに設定している場合はアラームとなり、ファイルのダウン
ロードを禁止している場合は、ネットワーク経由のEXEの実行ができなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 のMR
【発生条件】
Webアクセスポリシーの「ファイルのダウンロード」を設定している状態で、Windows Vista
Webアクセス
の端末からネットワーク経由のEXEを実行する場合
監視機能 2008/4/23
【回避方法】
(オプション)
回避方法はありません。MRをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも合わせて必要となります。
【原因】
ダウンロードアラームは、「ファイルのダウンロード」というウィンドウタイトルを検知してアラ
ームにしています。Windows Vista の端末でネットワーク経由でEXEを実行すると、「ファイ
ルのダウンロード」というタイトルが発生するためアラームと判断されます。
【対策】
「ファイルのダウンロード」というタイトルの表示はExplorer.exeが表示するものとIEが表示す
るものがあります。
Windows Vistaの環境で、「ファイルのダウンロード」というタイトルを表示させるアプリケーシ
ョンがIEの場合はダウンロードアラームに抵触すると判断し、ネットワーク経由のEXEを実行
する際にExplorerが表示するファイルのダウンロードのタイトルはアラームと判断しないよう
に修正しました。
Ver6.0.3.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
22.アプリケーションID監査機能で休日操作アラームの設定解除後もアラームが発生する問題の修正
【内容】
アプリケーションID監査機能で、休日操作アラームで設定日を指定した状態で休日操作
の設定を解除した後、設定日で設定した日に監査対象のアプリケーションを操作すると、
アラームと判断されてアラームが発生します。
【影響】
休日操作アラームの設定を解除後も不要なアラームが発生し、アラーム通知メールで通
知されたり、Webコンソールでアラーム件数としてカウントされます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0、Ver6.0.1.0、Ver6.0.2.0のマネージャ
【発生条件】
アプリケーションID監査機能の休日設定アラームで設定日を登録した状態で、休日操作、
2008/4/18
もしくは、業務時間外操作アラームの設定を解除(チェックをはずす)した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
タスクイベントサブマネージャにアラームの設定日の情報を書き込む際に、休日操作アラ
ーム、業務時間外操作アラームの設定を行っている、行っていないを判断する処理を行っ
ていないため、サブマネージャに書き込まれている設定日に操作が発生した場合はすべ
てアラームという判断になるため発生します。
【対策】
休日アラームの設定を解除した場合はタスクイベントサブマネージャに書き込まれた休日
設定の情報を削除し、休日操作のアラーム設定を解除した後はアラームにならないように
修正しました。
アプリケー
ション
ID監査機能
(オプション)
23.新規登録したエージェントにアプリケーション監査ポリシーが適用できない問題の修正
【内容】
新規登録したエージェントにアプリケーション監査のポリシーが適用できずにアプリケーショ
ン監査ログが取得できないケースがあります。
【影響】
アプリケーションID監査の情報が取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の手順で操作を行った場合に発生します。
・アプリケーションID監査ポリシーに登録されていないグループを作成し、そのグループに所
属するようにエージェントを登録する
・エージェントを登録後、エージェント情報更新を行う前に該当のグループをアプリケーション
2008/7/24
監査ポリシーに登録する
・グループをポリシーに登録した後エージェント情報更新を行ない、統合コンソールにアイコン
を表示する
【回避方法】
統合コンソールにエージェントアイコンが表示された後にアプリケーション監査ポリシーを再設
定するとポリシーが適用されて情報が取得できるようになります。
【原因】
エージェント情報更新時に統合マネージャ上に保持しているポリシーの設定情報を各サブマネ
ージャにダウンロードしていますが、アプリケーションID監査機能のダウンロードを行っていない
ため発生します。
【対策】
エージェント情報更新時に、統合マネージャが保持しているアプリケーションID監査のポリシー
設定の情報をサブマネージャにダウンロードし、上記手順でもポリシーが適用できるように修正
しました。
Ver6.0.3.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
24.サーバサブマネージャで重複キー違反のアプリケーションエラーログが出力される問題の修正
【内容】
サーバ監視機能を利用している環境で、ドライブ情報のデータベース書込み失敗のアプリケー
ションエラーログが出力される場合があります。
―アプリケーションエラーログ―
ソース:LanScope Cat6 SVRMgr
説 明:ドライブ情報のデータベースの書込みが失敗しました。
Description:制約'PK_DRVDSP'のPRIMARY KEY違反。オブジェクト 'dbo.SDRVDSP' には重複
したキーを挿入できません。
【影響】
ドライブ情報は10分に1回情報を更新しています。そのため、連続してエラーが発生していなけ
れば影響はありません。
連続して発生し続けている場合は、ドライブ情報が最新の情報に更新されていません。
【発生バージョン】
サーバ監視
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6 のサーバ監視
機能
2008/7/25
【回避方法】
(オプション)
回避方法はありません。マネージャを Ver6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
ドライブ情報の書込みは、
①既存のドライブ情報の削除
②サーバエージェンから受け取った「ドライブ情報」を書き込む
③サーバエージェントから受け取った「共有ドライブ情報」を書き込む
という処理を行っていますが、①の処理でタイムアウト等で削除が失敗しても②の処理が実行さ
れます。①でデータが消えていないため、重複キー違反のエラーが発生します。
【対策】
一時的にデータベースにアクセスできないことは回避できないため、プログラムの修正は行って
いませんが、削除に失敗したため重複が発生していることが分かるようにエラーログを追加しました。
上記原因の①で削除処理が失敗した場合にアプリケーションエラーログを出力するようにし、
①削除失敗のアプリケーションエラー
②重複キー違反のアプリケーションエラー
を出力させるようにして、重複キー違反発生の原因が分かるようにしました。
Ver6.0.3.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
1.資産管理一覧画面でデータの編集が失敗する問題の修正
【内容】
資産管理一覧画面の「導入日」、「購入日」、「期限」の項目に値を書き込んだ場合にエラー
になるケースがあります。
【影響】
「導入日」、「購入日」、「期限」の項目のデータが更新できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6のマネージャ
2008/3/26
【発生条件】
資産管理一覧画面の「導入日」、「購入日」、「期限」の項目に、「yy/mm/dd」の形式で値を
入力し更新ボタンをクリックした場合
【回避方法】
yyyy/mm/ddもしくは、yyyy/m/dの形式で入力すると更新できます。
【対策】
yy/mm/ddや、mm/ddの形式でデータを入力した場合、yyyy/mm/ddの形式に変換してか
ら更新処理を行い、更新が成功するように修正しました。
資産管理
2.資産情報CSV一括出力の出力設定画面で出力する項目に移動するとエラーになる問題の修正
【内容】
資産情報CSV一括出力の設定画面で、「部署名4」、「部署名5」の項目を画面右側の「出力
する項目」に移動すると「リストのインデックスが範囲を超えていますというエラーメッセージ
が表示されて設定できないケースがあります。
【影響】
資産情報CSV一括出力の出力設定ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6のマネージャ
【発生条件】
2008/6/12
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
・「部署名4」が画面左側の2行目にある状態で、1行目の項目を選択せずに「部署名4」を「出
力する項目」に移動する場合
・「部署名5」が画面左側の2行目にある状態で、1行目の項目を選択しない、もしくは、3行目
にある状態で2行目を選択しないで「部署名5」を「出力する項目」に移動した場合
【回避方法】
「部署名4」、「部署名5」の項目を、画面左側の2行目、3行目以外の行に移動してから「出力
する項目」に移動すると成功します。
【対策】
上記条件で「部署名4」、「部署名5」の項目を「出力する項目」に移動した場合でもエラーが発
生せずに出力設定が成功するように修正しました。
3.メッセージポリシーの質問内容と選択回答画面で画面の情報が見づらくなる問題の修正
【内容】
メッセージポリシー設定の質問設定の「■質問内容」欄や選択形式の回答欄では文字列
列を1行分しか入力することができないため、質問や選択回答の文字数が長くなると、設
定画面では質問内容が確認しづらくなり、回答画面では質問内容や選択回答の内容が
途中で途切れて全体が確認できなくなります。
【影響】
表示上の問題で、実際には入力した情報でメッセージの回答を行うことができるため運用
に影響はありませんが、文字数の多い質問を送ったり回答することが行ないにくくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6のマネージャとMR
【発生条件】
メッセージポリシーの設定画面で、「■質問内容」や選択形式の回答の選択項目に数十文
2008/6/12
字の情報を入力する場合
【回避方法】
質問内容や選択形式の回答項目に入力する文字列を短くする必要があります。
【対策】
質問内容と選択形式の回答項目の入力欄を拡張しました。
・「■質問内容」欄の対策
質問内容の内容を改行して入力できるようにし、4行目以降はスクロールできるようにし
て質問内容が確認しやすくなるように修正しました。
設定画面と回答画面共にスクロールで全体を確認できます。
※質問内容を4行以上にしてメッセージを配信した場合、MRがVer6.0.3.0未満の場合は
回答画面の質問文は3行目までしか表示されません。
・回答画面の「選択回答」欄の対策
選択形式の回答画面の幅を広げ、全角40文字まで画面に表示できるように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
アラーム
通知メール
日付
内容
3.ライセンスを保有していないオプション機能のアラーム通知メールが送信される問題の修正
【内容】
評価版でオプション機能をインストールし、スケジュール設定、CSVバックアップ設定で
オプション機能のデータを収集する設定を行っている状態で、オプション機能を持たない
ライセンスで製品を購入し、ライセンスがなくなったサブマネージャをアンインストール、
アラーム通知メール設定で「スケジュール失敗アラーム」、「CSVバックアップ失敗アラー
ム」を設定して運用していると、保有しないオプション機能のスケジュール設定アラーム、
CSVバックアップ失敗アラームのメールが送信されます。
【影響】
スケジュール設定、CSVバックアップの実行後に購入していないオプションのアラーム通
知メールが送信されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
「環境」
・評価版でオプション機能をインストールし、スケジュール設定、CSVバックアップ設定で
オプション機能のデータを収集する設定を行う
・アラーム通知メールでスケジュール失敗、CSVバックアップ失敗アラームを設定する
・スケジュール設定、CSVバックアップで収集設定しているオプション機能を購入せず
2008/4/22
サブマネージャをアンインストールする
「操作」
スケジュール設定、CSVバックアップ設定で購入していないオプションの情報を収集する
【回避方法】
スケジュール設定、CSVバックアップ設定をオールクリアし、再度設定を行うと回避でき
ます。
ただし、Ver6.0.3.0未満の環境で再設定後に「今すぐ取得」でスケジュール収集する場合
はアラーム通知メールが発生します。
【原因】
ライセンスがなくなったサブマネージャをアンインストールをしても、スケジュール設定、
CSVバックアップの設定情報と登録情報が統合マネージャのデータベース上に残ったま
まになるため発生します。
【対策】
現在保持しているオプション機能を確認し、保持しているオプション機能の情報のみデー
タを更新するように修正しました。
「今すぐ取得」を選択した場合、ライセンスを保有しているオプション機能のデータのみを
更新するようにし、既に設定済みのスケジュール設定、CSVバックアップ設定については、
ライセンスを保有しないオプション機能の設定を削除するようにし、ライセンスを保有して
いる機能のみデータを収集するように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
4.サーバセキュリティ画面でエラーが表示される問題の修正
【内容】
サーバセキュリティ画面のログオンユーザ別表示画面、ログオンユーザをクリックして表示
される操作一覧の画面で、「>>」で次の画面を表示した後に「<<」の戻る矢印のアイコンをク
リックするとエラーが発生します。
【影響】
元の画面に戻ることができなくなります。
【発生バージョン】
2008/5/15
LanScope Cat6のWebコンソール
【発生条件】
ログオンユーザ別表示画面で「>>」ボタンで次の画面を表示した後に「<<」ボタンで前の画面
に戻る場合
【回避方法】
トップページからサーバセキュリティ画面を表示し直す必要があります。
【対策】
ログオンユーザ別表示画面で「>>」ボタンをクリックした後「<<」ボタンをクリックすると、元の
データが表示できるように修正しました。
Web
コンソール
5.ファイルエキスパート管理の検索からリアルタイムイベントログが表示できない問題の修正
【内容】
ファイルエキスパート管理の検索結果の画面で「操作」ボタンをクリックすると、関連するリ
アルタイムイベントログの画面が表示できますが、日付をまたいだログを表示する場合、「検
索に一致するデータはありません」というメッセージが表示されて検索したログを確認するこ
とができなくなります。
【影響】
日付をまたいだ操作ログが表示できません。
【発生バージョン】
2008/6/11
LanScope Cat5 Ver5.2.0.0以上、LanScope Cat6 のWebコンソール
【発生条件】
ファイルエキスパートでファイルを検索した後に表示される結果から日付をまたいでいるログ
の「操作」アイコンをクリックする場合
【回避方法】
日付をまたいだログをファイルエキスパートではなくリアルタイムイベントログの画面から表示
すると表示できます。
【対策】
日付をまたいだログについてもファイルエキスパート管理の検索からリアルタイムイベントログ
が正しく表示できるように修正しました。
6.セキュリティ診断レポートの表示設定ができない問題の修正
【内容】
不正PC検知のみのライセンス構成の場合、Webコンソールのページ設定画面からセキュリ
ティ診断レポートの表示設定を行うことができません。
【影響】
ページ設定画面で一度でも「デフォルトに設定」を設定すると、以降ログイン時にセキュリティ
診断レポートが表示されなくなり、設定変更ができなくなります。
【発生バージョン】
2008/7/4
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 のWebコンソール
【発生条件】
LanScope Catのライセンス構成が、不正PC検知機能のみの場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【対策】
ライセンス構成が不正PC検知機能のみの場合でも、セキュリティ診断レポートの設定変更が
できるように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 21 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
7.セキュリティ診断レポートの不正接続データが表示されない問題の修正
【内容】
Webコンソールの表示権限設定で、不正PC検知機能のみ表示する設定にすると、セキュリ
ティ診断レポート上で「不正接続データ」の情報が表示できなくなります。
【影響】
セキュリティ診断レポートで、「不正接続データ」の情報が表示できません。
※データベース上にはデータは存在しており、表示上の問題です。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 のWebコンソール
2008/7/5
【発生条件】
LanScope Catのライセンス構成が、標準パッケージ+不正PC検知機能の環境で、Webコン
ソールの表示権限の設定で「セグメント」部分にのみ表示権限を付与した場合
【回避方法】
不正PC検知機能以外の機能に表示権限を付与すると表示できます。
【対策】
ライセンスの構成が標準パッケージ+不正PC検知機能の構成で、不正PC検知機能のみ表
示権限を付与した状態でもセキュリティ診断レポートの不正接続データの数字が正しく表示
できるように修正しました。
Web
コンソール
8.セキュリティ診断レポートで表示権限がない機能のセキュリティ度が100%で表示される問題の修正
【内容】
セキュリティ診断レポートで、表示権限がない機能のデータは「―」で表示されることが正し
い表示方法ですが、表示権限のない機能のセキュリティ度が100%で表示されます。
【影響】
表示権限のない機能のセキュリティ度が100%になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.3.0.0以上、LanScope Cat6 のWebコンソール
【発生条件】
各データについて、以下の機能に表示権限がない場合に発生します。
2008/7/7
「環境データ」
: 「資産」、「稼働」、「プリント」
「効率データ」
: 「操作」
「セキュリティデータ」 : 「プリント」、「操作」
「メールデータ」
: 「メール」
「不正接続データ」 : 「接続データ」
【回避方法】
上記発生条件に該当する機能に表示権限を付与すると回避できます。
【対策】
上記条件に合致する表示権限を設定した場合でも、データがない項目については、セキュ
リティ度を「―」で表示するように修正しました。
9.メッセージの回答画面で資産データ更新を実行すると結果一覧が表示できなくなる問題の修正
【内容】
メッセージ結果一覧画面の右下にある「資産データ更新」を実行した後、「メッセージ結果が
ありません。」というダイアログが表示されたり、別の部署のメッセージ結果が表示される場
合があります。
【影響】
メッセージ結果一覧画面を表示することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5 の全バージョン、LanScope Cat6 のWebコンソール
【発生条件】
2008/7/31
以下の手順で操作を行った場合に発生します。
①メッセージポリシーで部署名を取得し、メッセージ結果一覧画面を表示する
②メッセージ結果一覧画面で「資産データ更新」を実行する
資産データ更新の実行によってエージェントの登録先の部署が変わる場合に発生します。
【回避方法】
メッセージ結果一覧の画面を、メッセージポリシー内のグループアイコンからではなく、ポ
リシーアイコンから表示する方法で表示できます。
【対策】
資産データ更新により、メッセージ結果一覧画面に表示されたエージェントの登録先が変
更になる場合、メッセージ結果一覧画面を終了するダイアログを表示するようにし、メッセ
ージ結果がないという表示が発生しないように修正しました。
Ver6.0.3.0 - 22 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
10.統合コンソールのWebアクセスログ画面で稼働時間が正しく表示できない問題の修正
【内容】
統合コンソールのWebアクセスログ画面で、連続稼働時間が24時間を越えた閲覧サイト
のログの稼働時間が、実際の稼働時間よりも少ない稼働時間で表示されます。
また、CSV出力した場合も稼働時間が24時間単位で丸めた値で出力されます。
例:)稼働時間 25:00:00の場合 ⇒ 稼働時間 1:00:00
稼働時間 50:00:00の場合 ⇒ 稼働時間 1:00:00
【影響】
連続稼働が24時間を超過したサイトの稼働時間が実際の稼働時間と異なる値で表示さ
れます。
Webアクセスログ画面で右クリックしてCSV出力した場合、CSVファイルの稼働時間も24
時間単位で丸めて表示されます。
CSVバックアップ機能でCSV出力したログは、正しい稼働時間で出力します。
2008/4/18
※統合コンソールの表示上の問題です。データベースには正しい稼働時間でデータを保
持しています。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5の全バージョン、LanScope Cat6のマネージャ
【発生条件】
統合コンソールで、稼働時間が24時間以上のWebアクセスログ、Webアクセスアラームロ
グを表示した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
24時間を超過した場合、24時間単位で丸めて表示する処理を行っているため発生します。
【対策】
稼働時間が24時間を超過した場合でも正しい稼働時間で画面表示、CSV出力できるように
修正しました。
Web
アクセス
監視機能
(オプション)
11.Webアクセスモニタのデータベース書き込みが失敗する問題の修正
【内容】
Webアクセスポリシーで、「リアルタイムにアクセスログを取得する」設定を行っている場合、
Webアクセスモニタログがリアルタイムで統合マネージャに送信されますが、データベース
書き込みエラーが発生してアプリケーションログにエラーが出力され、Webアクセスモニタ
ログが表示できない場合があります。
―エラーメッセージ内容―
「Webアクセスログのデータベースへの書き込みが失敗しました。
FAILURELOGフォルダに保存しました。」
挿入エラー:列名または列数の値がテーブルの定義と不一致です。
LanScope Cat EPMgr\FAILURELOG\BRTWALOGLIST200xxxxxxxxxxxxxxxx.TXT」
【影響】
Webアクセスモニタログが取得できません。
Webアクセスモニタログは取得できませんが、WebアクセスサブマネージャにはWebアクセ
スログが通常通り書き込まれており、スケジュール更新によって最新のWebアクセスログが
更新されます。そのため、Webアクセスログの取得には影響ありません。
2008/5/15
【発生バージョン】
LanScope Cat6のマネージャ
【発生条件】
Webアクセスポリシーで、「リアルタイムにアクセスログを取得する」設定を行っている場合
※必ず発生する現象ではありません。
【回避方法】
Webアクセスポリシーで、「リアルタイムにアクセスログを取得する」設定を解除するとエラー
は解消します。
【原因】
統合マネージャのデータベースにログを書き込む際に、いったんテキストファイルに保存し、
そのデータを一括してデータベースに書き込む処理(BULKインサート処理)をしています。
このBULKインサート処理で書き込みが失敗した場合、テキストファイルのデータを1行ずつ
データベースに書き込むようにしていますが、この処理がCat6で追加したURLの項目に対応
していないため発生します。
【対策】
BULKインサートの処理が失敗して1行ずつデータを書き込む際に書き込みが成功するように
修正しました。
Ver6.0.3.0 - 23 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-06
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/8/31
LanScope Cat Ver6.0.3.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
12.検知エージェントの登録が失敗する問題の修正
【内容】
新規のセグメントに検知エージェントをインストールして登録を行う場合、1度目の登録が失
敗し、再度登録を行うと成功する場合があります。
【影響】
1度目の登録が失敗しますが、再度登録すると成功するため運用に影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の不正PC検知機能
【発生条件】
2008/8/8
検知エージェントが検知サブマネージャにセグメントNo2で登録される場合
※検知エージェントをCDからインストールし、登録画面で登録する場合は、登録失敗のダ
イアログが表示されます。その後再度登録すると成功します。
検知エージェントをDASETUP.EXEからインストールする場合、1度目の登録は失敗しま
すが、リトライによって登録が成功します。
【回避方法】
CDからインストールして登録が失敗する場合は、再度登録を行うと登録が成功します。
【対策】
2つ目の新規セグメントに検知エージェントを登録する場合に登録が成功するように修正し
ました。
13.検知サブマネージャでデータベース登録失敗のエラーログが出力される問題の修正
【内容】
サブマネージャは深夜0時、もしくは起動時に接続ログを格納するための日付データベー
不正PC検知
スの登録を確認し、登録されていない場合は作成して登録を行っています。
機能
日付データベースの作成時に登録失敗のエラーがアプリケーションログに出力される
(オプション)
場合があります。
【影響】
日付データベースの登録が失敗したという内容のエラーですが、リトライ処理によって
その後登録が成功するため、運用に影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の不正PC検知機能
【発生条件】
サーバの負荷が高く日付データベースの登録に時間切れになる環境で発生する可能性
があります。
2008/8/18
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.0にアップデートする必要があります。
【原因】
日付データベースを作成する、しない(既に作成済み)という判断は、各サブマネージャ
のDBMasterが存在するかしないかで判定し、ない場合に日付データベースを作成して
データベース登録を行っています。
検知サブマネージャの場合、タスクイベントサブマネージャのデータベースに対して存
在を確認する処理を行っており、毎回存在しないという判断となります。そのため、深夜
0時や起動時に既に存在するデータベースを再度作成して登録する処理が発生します。
この時にサーバの負荷が高くデータベース登録が時間切れで失敗すると、エラーログ
が出力されます。
【対策】
検知サブマネージャのDBMasterの存在確認をタスクイベントサブマネージャではなく
検知サブマネージャ自身に行うように修正し、不要なDB作成処理が発生しないように
修正しました。
Ver6.0.3.0 - 24 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-07
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.0.3.1
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.0.3.1:2008年9月12日 14:27:04) EPMgr(6.0.3.3) INVMgr(6.0.3.0:2008年8月29日 17:01:56)
TSKMgr(6.0.3.0:2008年7月28日 13:22:46) REVMgr(6.0.3.0:2008年7月28日 13:26:12) FDLMgr(6.0.3.0:2008年7月28日 16:06:28)
WACMgr(6.0.3.0:2008年9月1日 11:39:46) SVRMgr(6.0.3.0:2008年8月1日 14:52:26) DTCMgr(6.0.3.0:2008年8月25日 9:47:48)
Webcsl(6.0.3.0) MR(6.0.3.0:2008年9月1日 15:26:48) SA(6.0.3.0:2008年8月25日 9:51:18) DA(6.0.3.0:2008年8月1日 14:48:56)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
※2009年1月10日にEPMgrが変更になり差し替えました。
修正内容は、「Ver6.0.3.1 - 3 -」を参照してください。
項目
日付
内容
Ver6.0.3.0 からの機能追加はありません
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.0.3.0 からの改良点はありません
Ver6.0.3.1 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-07
エムオーテックス株式会社
作成日:2008/9/16
LanScope Cat Ver6.0.3.1
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
スケジュー
ル設定
日付
内容
1.スケジュール更新処理に時間がかかる問題の修正
【内容】
スケジュール更新を実行した場合、リアルタイムイベントログ、タスクイベントログ、Webアクセス
ログの更新に時間がかかるケースがあります。
【影響】
スケジュール更新に時間がかかるため、CSVバックアップの実行等が設定時刻より遅い時間
に実行される可能性があります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 Ver6.0.3.0のマネージャ
【発生条件】
オフラインタイプのMRを利用しており、サブマネージャのデータベースにオフライン時に操作
したログが大量に書き込まれている場合に発生します。
※リアルタイムイベントログを90日保存しており、オフライン時の操作ログが22万件サブマネー
2008/9/16
ジャのデータベースに存在する環境で、リアルタイムイベントログの更新が45分程度所要
する症例を確認しております。(上記環境では通常5分程度で完了します)
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.0.3.1にアップデートする必要があります。
【原因】
オフライン状態で発生したエージェントのログをスケジュール更新で収集する際、既に統合
マネージャにデータ更新が完了しているログは更新しないように差分更新を行うことが本来
の処理ですが、スケジュール更新時に毎回サブマネージャ上の全ての日付データベースを
参照し、既に統合マネージャに収集済みのオフラインログを毎回取得しているため、時間が
かかります。
【対策】
スケジュール更新の際、既に統合マネージャに収集済みの日付のデータベースは参照せず、
更新がされていない日付データベース以降のデータベースを参照するようにし、オフライン時
のログを差分で取得するようにして不要な時間がかからないように修正しました。
Ver6.0.3.1 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-07
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.0.3.1
※2009年1月10日にEPMgrが変更になり差し替えました。以下の内容を修正しております。
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
2.統合コンソールでライセンスキーを入力するとデバイスの設定が外れる問題の修正
【現象】
統合コンソールのライセンス管理画面でライセンスキーを入力して「ライセンスの更新」を
クリックすると、アクセスポリシーに登録されていたグループアイコンが削除され、デバイス
の設定が解除されるケースがあります。
【影響】
デバイスの設定が解除され、デバイスが使用できるようになってしまいます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
Webアクセス監視機能のライセンスがなく、デバイス制御機能のライセンスを保有している
デバイス制
環境で、統合コンソールのライセンス管理画面でライセンスキーを入力し、「ライセンス更新」
御
2008/12/16
をクリックした場合
(オプション)
※Cat5からCat6にアップデートする際にライセンスキーを入力するケースでは発生しません。
Cat6の環境では、ライセンスに変化がなくてもライセンスキーを入力して更新する場合も
発生します。
【復旧方法】
条件の操作時に現象の発生を回避する方法はありません。
ライセンス更新を行った後、アクセスポリシーのデバイス設定を再登録する必要があります。
【原因】
ライセンスの更新時に、Webアクセス監視機能がない場合にデバイスのライセンスもなしと
判断し、デバイスの設定情報をクリアする処理を行っているため発生します。
【対策】
ライセンス更新時のライセンスの判断条件を見直し、ライセンス更新時に保有しているライ
センスを正しく判断して更新するように修正しました。
アプリケー
ション稼働
3.日付更新処理時にアプリケーションタスク集計のデータが削除されてしまう問題の修正
【現象】
アプリケーション稼動ポリシーで収集するアプリケーションタスク集計データは、13ヶ月間
保存する仕様ですが、2009年1月1日以降、2009年12月以前のデータが削除され1ヶ月分
しか保存されません。ただし、2009年2月1日からは2009年1月以降のデータは保存されます。
【影響】
コンソール・Webコンソールの画面で12月以前のタスク集計データが表示できなくなります。
「統合コンソール」
アプリケーション稼働ポリシー-アプリケーション別タスク集計画面
-エージェント別タスク集計画面
「Webコンソール」
アプリケーション稼働管理
【発生バージョン】
2009/1/5
・LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上の統合マネージャ
【発生条件】
LanScope Cat6の統合マネージャが1月に日付更新処理を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートするか対策版を適用
する必要があります。
【原因】
年が変わった1月のデータ削除処理に問題があり、前年の12月以前のデータを全て削除
する処理を行っているため発生します。
例えば、日付更新の実行日が2009年1月5日の場合、2007年12月5日以前のデータを削除
しなければいけないにも関わらず、2008年12月5日以前のデータを削除してしまいます。
【対策】
1月の日付更新処理時に、2年前の12月以前のデータを削除するようし、13か月分のアプリ
ケーションタスク集計データを保存するよう修正しました。
Ver6.0.3.1 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.1.0.0:2008年12月19日 15:46:58) EPMgr(6.1.0.0:2009年1月9日 15:22:03) INVMgr(6.1.0.0:2009年1月8日 20:56:56)
TSKMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 20:06:18) REVMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 16:41:50) FDLMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 09:01:53)
WACMgr(6.1.0.0:2008年12月25日 09:34:24) SVRMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 16:42:08) DTCMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 9:02:55)
Webcsl(6.1.0.0) MR(6.10.0:2008年12月26日 16:19:44) SA(6.1.0.0:2008年10月23日 17:26:47) DA(6.1.0.0:2008年12月22日 9:25:16)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
動作環境
日付
内容
1.マネージャが Oracle Database に対応しました。
【内容】
統合マネージャ、サブマネージャを Oracle Database 環境で運用することができます。
統合マネージャは、Oracle Database 10g (Release 2) Standard Editon One、サブマネ
ージャは、Oracle Database 10g Express Edition に対応します。
2009/1/26
※マネージャサーバを1台で構成する場合は、
Oracle Database 10g (Release 2) Standard Editon Oneで構築する必要があります。
Ver6.1.0.0以降の対応データベースは、SQL Server、Oracle Database の2つとなります。
SQL Serverをご利用のユーザ様は、SQL Serverのままで今後も引続きCat6をご利用い
ただくことができます。
2.リモートコントロール機能をオプション機能に追加しました。
【内容】
リモートコントロール機能をオプション機能に追加しました。
リモートコントロールを使えば、離れた場所にいるユーザーのPC画面を管理者のPCで
表示し、遠隔コントロールすることができます。
リモート
電話だけに頼ったサポートと異なり、管理者とユーザーは同一のPC画面を見ながら、
コントロール 2009/1/26
また相手の操作状況を見ながらやり取りできますので、伝達ミスを減らしサポート時間
機能
を削減できます。
新しいリモートコントロール機能は、株式会社オーシャンブリッジ(開発元:XLAB社)の
「ISL Online(アイエスエル・オンライン)」を採用しています。
リモートコントロール機能の詳細は、下記よりご確認いただくことができます。
http://www.motex.co.jp/cat6/function/remoto_control.html
■改良点
項目
日付
内容
1.外付けデバイスを接続した時のデバイス名が分かるようになりました。
【内容】
外付けデバイスを接続すると、ドライブ追加ログが発生しますが、ドライブ追加ログの
内容に、デバイスコンポーネントで表示されるデバイス名を表示するようにし、ドライブ
追加の情報がより詳細に分かるようになりました。
デバイス名が表示されるため、誰がどんなデバイスを接続したのかを確認できるように
なり、外付けデバイスの利用に対するセキュリティ度をより高めることができます。
【対応OS】
Windows2000、WindowsXP、WindowsServer 2003、Windows Vista
【必要となる環境】
Ver6.1.0.0以上のMRに対応しています。
リアルタイム
【制限事項】
イベントログ
2009/1/26
万が一デバイス名が取得できなかった場合は、デバイス名は(不明)と表示します。
(ファイル
【画面イメージ】
操作ログ)
Ver6.1.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/22
LanScope Cat Ver6.1.0.0
※2009年1月22日に「4.アプリケーションID監査のWebコンソールレポートを追加しました」を追加しました。
■改良点
項目
日付
内容
2.デバイスの設定画面に設定情報のインポート、エクスポートボタンを追加しました。
【内容】
デバイスの設定画面にインポート、エクスポート機能を追加し、複数のエージェントのデバイ
ス設定がまとめてできるようになりました。
これまで1台ずつチェックを入れる、はずすという操作が必要でしたが、エクスポートして編集
し、インポートする方法で設定が反映できるため、設定の工数が短縮できます。
インポートによって設定できる項目は、内蔵、外付け、制限のデバイス設定の項目のみです。
設定値は、「1」、もしくは「0」で設定でき、「1」が設定する、「0」が設定しないという意味です。
【詳細】
MRのバージョンに関係なく設定できます。
【画面イメージ】
デバイス
制御機能 2009/1/26
(オプション)
【エクスポート】
設定画面をエクスポートし、デバイスの設定を
編集することができます。
【インポート】
デバイスの設定をCSVファイルからインポート
資産管理
3.ウイルス対策ソフト管理画面でウイルスバスター2009の情報を管理できるようになりました。
【内容】
ウイルス対策ソフト管理機能で、ウイルスバスター2009の情報を管理できます。
管理できる項目は、製品名、パターンファイルバージョン、検索エンジンバージョン、プログ
ラムバージョンです。
2009/1/26
【必要環境】
ウイルスバスター2009の情報を管理する場合は、MRのバージョンをVer6.1.0.0以上でご利
用いただく必要があります。
MRをVer6.1.0.0にアップデートする場合は、マネージャもVer6.1.0.0にアップデートする必要
があります。
4.アプリケーションID監査のWebコンソールレポートを追加しました。
【内容】
新たに3つのアプリケーションID監査のWebコンソールレポートが利用できます。
1.ID監査レポート
ID監査の適正率と監査に必要な情報をアプリケーションごとに集計値で表示します。
「画面イメージ」
アプリケー
ションID監査 2009/1/26
(オプション)
2.ID使用ユーザ一覧レポート
どのエージェントからどんなIDでアプリケーションを使用しているかが確認できます。
「画面イメージ」
3.特権ユーザ操作一覧レポート
監査対象のアプリケーションIDを管理している管理者の管理履歴が確認できます。
Ver6.1.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/6/9
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■改良点
項目
日付
内容
5.アプリケーション監査ログの取得精度を強化しました。
【内容】
アプリケーションID監査のログの取得精度を強化しました。
1.キーボード操作でトリガ操作を行った場合でもログを取得するようにしました。
従来のバージョンでは、トリガに指定したボタンをクリックした場合にログを取得し、キー
ボードからAlt+()内のキーを操作して決定した場合はログを取得しませんでした。
Ver6.1.0.0から、キーボードからAlt+()内のキーでトリガに指定したボタンと同じ操作を
行った場合にもアプリケーションID監査ログが取得できるようになります。
「注意事項」
「Ctrl + 文字」や「F1」~「F12」などのショートカットキーによる操作は取得できません。
2.ID削除の操作を補完してID削除ログが取得できるように改良しました。
アプリケー
ID削除に設定した画面でID削除の操作を行うと、削除IDを入力して送信する専用画面
ションID監査 2009/1/26
を表示させ、ID削除のログの取得精度を改良しました。
(オプション)
「画面イメージ」
削除するID、ユーザ名を入力
して送信すると、ID削除ログが
発生します。
【必要となる環境】
Ver6.1.0.0以上のMRに対応しています。
MR
6.MRの登録時のエージェントNO重複やMACアドレス入力画面の発生を回避できる仕様を追加しました。
【内容】
MRの初回登録時にMACアドレスを取得してそのMACアドレスをキーにしてエージェントNO
を割り振って登録を行ないますが、以下の現象が発生することがあり、MRが正常に登録で
きない場合がありました。
■現象1
認証系のVPNソフト等を端末にインストールしていると、その端末に仮想のMACアドレス
を割り当てるケースがあります。その場合、同じMACアドレスを割り当てられることがあ
り、該当する端末が全て同じエージェントNoで重複して登録される場合があります。
■現象2
MRは内部に6桁のベンダーコードを保持しており、MRの初回登録時にこのコードに合致
しない数字のみのアドレスを取得した場合、MACアドレスでないと認識してMACアドレス
の登録画面を表示します。そのため、MRSETUP.EXEの実行やログオンスクリプトでMR
を自動インストールしたい場合でもMACアドレスを入力して登録する必要があります。
上記の現象への対策として、iniファイルでフィルタして仮想MACアドレスを割り当てないよう
にしたり自動認識して登録を完了できる仕様を追加しました。
自動取得しないアドレスや、MACアドレスとして自動取得させるベンダーコードを書き込むと、
MRがその情報を読み込んで仮想MACアドレスを認識しないようにしたり、表示させずに登録
2009/1/26
できるようになります。
【利用方法】
LanScope Cat Console\MRFilesのフォルダ内にmrconf.iniという名称でファイルを作成し、
文字列を記述してMRSETUP.EXEを作成してインストールを実行してください。
※NAT変換対応のMRを使用している場合、同じ名称のファイルを使用するため、上書きイン
ストールする際はファイルの設定にご注意ください。
【mrconf.iniファイルのイメージ図】
【FilterUniqueKey】
MRの登録時に、入力されたMACアドレスに合
致するMACアドレスを取得した場合は、MACア
【VenderCode】
MRの登録時に、入力されたベンダーコードに
合致するベンダーコードを取得した場合に、
MACアドレス入力画面を表示させずにMRが登
Ver6.1.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/6/9
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■改良点
項目
日付
内容
7.製品ヘルプから保守サイトの情報にアクセスできるようになりました。
【内容】
これまで製品ヘルプの情報は、操作ガイドのみの情報を掲載していましたが、操作ガイドの
情報だけでなく、保守サイトの様々な情報にアクセスできるように改良しました。
【画面イメージ】
その他
性能改良
2009/1/26
8.SQL Server版のサブマネージャのデータ書込み処理を改良しサーバ負荷を低減しました。
【内容】
2009/6/9
サブマネージャがSQL Serverにデータを書き込む際の処理を見直し、サブマネージャの書込
み性能を上げ、サブマネージャ全体のCPU負荷を低減しました。
対Ver6.0.0.0比で約3倍、対Ver6.0.3.0比で約2倍の負荷を低減しました。
Ver6.1.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
スケジュー
ル設定
日付
内容
1.スケジュール更新処理に時間がかかりデータベースの負荷が高くなる問題の修正
【現象】
スケジュール更新に時間がかかり、SQL Server のCPU使用率が占有される、アプリケー
ションログが出力される 現象が発生する場合があります。
―アプリケーションログ内容―
種類:その他データベースエラー
説明:xxxマネージャのxxxxテーブルから統合マネージャのxxxxテーブルへの更新が
失敗しました。
この操作を完了するのに十分な記憶域がありません。
または、このシステムでは、これ以上のスレッドを作成できません。
【影響】
スケジュール更新が完了しない、失敗する、SQL ServerのCPU使用率が占有されるとい
う現象が発生し、最新のデータが確認できない、サーバ負荷が高い状態が続きます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、 LanScope Cat6 Ver6.1.0.0未満の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
資産管理サブマネージャのデータベースに書き込まれた、ファイル情報のデータ量が
多い場合
症例として、サブマネージャ1台につき300万件以上のファイル情報が存在する場合に
2008/9/15
発生するケースを確認しています。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル情報のデータを更新する際にメモリ確保が行われずに処理が遅延する状況が
発生することが原因です。
ファイル情報のデータを更新する際、統合マネージャのデータを一旦削除し、サブマネ
ージャから全てのデータをSQLServerのDTS処理を利用して一括で更新しています。
ファイル情報のデータ量が多くなると、統合マネージャで使用するメモリ、SQL Server
で使用するメモリが共に大きくなり、メモリ確保が効率的に行えなくなり、処理が遅延す
る場合があります。
処理の遅延によってSQLServerのCPUが占有されたり、その後のDTS処理用のメモリ
が確保できなくなって更新が失敗します。
【対策】
スケジュール更新時のファイル情報のデータ更新方法を変更しました。
従来は、資産管理サブマネージャのデータベースに存在するファイル情報のデータを
一括で統合マネージャに更新していましたが、ファイル情報を格納しているテーブル
の数が、1100件以上存在する場合は、300件ずつ分割してDTS処理を行ってデータを更
新し、ファイル情報のデータ量が多くなってもデータ更新が成功するように修正しました。
2.ファイル操作ログが取得できない問題の修正
【現象】
大量のファイルをまとめてコピーや移動する場合に、ファイル操作ログが一部取得できない
場合があります。
【影響】
ファイルをコピーした場合のログが取得できません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
リアルタイム
Windows Vista SP1
2008/12/26
イベント
「操作」
数百件程度のファイルをまとめてコピーや移動する場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
大量のファイルをまとめてコピーや移動する場合に表示するウィンドウタイトルの情報から
コピー中であることを判断していますが、Windows Vista SP1の場合、コピー中と判断する
タイトルに合致しない情報が表示されるため発生します。
【対策】
コピー中と判断するウィンドウタイトルの条件を追加し、上記環境で大量のファイルをコピー、
移動した場合もファイル操作ログが正しく取得できるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
アプリケー
ション稼働
デバイス制
御
(オプション)
日付
内容
3.日付更新処理時にアプリケーションタスク集計のデータが削除されてしまう問題の修正
【現象】
アプリケーション稼動ポリシーで収集するアプリケーションタスク集計データは、13ヶ月間
保存する仕様ですが、2009年1月1日以降、2009年12月以前のデータが削除され1ヶ月分
しか保存されません。ただし、2009年2月1日からは2009年1月以降のデータは保存されます。
【影響】
コンソール・Webコンソールの画面で12月以前のタスク集計データが表示できなくなります。
「統合コンソール」
アプリケーション稼働ポリシー-アプリケーション別タスク集計画面
-エージェント別タスク集計画面
「Webコンソール」
アプリケーション稼働管理
【発生バージョン】
2009/1/5
・LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上の統合マネージャ
【発生条件】
LanScope Cat6の統合マネージャが1月に日付更新処理を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートするか対策版を適用
する必要があります。
【原因】
年が変わった1月のデータ削除処理に問題があり、前年の12月以前のデータを全て削除
する処理を行っているため発生します。
例えば、日付更新の実行日が2009年1月5日の場合、2007年12月5日以前のデータを削除
しなければいけないにも関わらず、2008年12月5日以前のデータを削除してしまいます。
【対策】
1月の日付更新処理時に、2年前の12月以前のデータを削除するようし、13か月分のアプリ
ケーションタスク集計データを保存するよう修正しました。
4.デバイス制御の設定処理に時間がかかる問題の修正
【現象】
統合コンソールで、デバイスの禁止や制限の設定を行うと設定処理が完了するのに時
間がかかる場合があります。
【影響】
管理台数が多い環境で、デバイスの設定を変更して設定ボタンをクリックすると、設定
が完了するまでに時間がかかります。
設定が完了するまでに時間がかかりますが、設定結果は正しく反映できるため、デバ
イスの使用には影響がありません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2008/9/5
管理台数が多い環境で発生します。
1500台程度の環境で、Cat5では10~15秒程度で設定完了していたものが、Cat6では
80~90秒程度所要する症例を確認しております。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
デバイス制御の設定を行う場合、データベースのクエリを変換する処理が発生します
が、この変換処理はクエリが発行される毎に毎回実行されます。そのため、管理台数
が多くなると変換処理の件数が比例して大きくなり処理に時間がかかります。
【対策】
クエリ変換の処理の方法の中で不要な処理を省き、管理台数が多くなっても設定に時
間がかからないように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/21
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
5.統合コンソールでライセンス更新を行うと特定ポリシーが解除される問題の修正
【現象】
オプション機能やクライアントライセンスを追加し、統合コンソール上でライセンスキーを入力
してライセンスの更新を行うと、以下のポリシーに登録されていたグループアイコンが消え、
設定が解除されます。
・アクセスポリシー(デバイス使用制限機能、Webアクセス監視機能の両方)
・アプリケーション監査ポリシー
【影響】
ライセンス更新の結果が成功か失敗かで、影響範囲が異なります。
■ライセンス更新が成功した場合
デバイス使用禁止、制限の設定が解除され、エージェントが再起動するタイミングでデバ
イスが使用可能になります。
■ライセンス更新に失敗した場合
「ライセンスが正しくありません。入力されたライセンスを確認してください。」というメッセー
ジが表示された場合、アプリケーション監査ポリシーの設定が解除され、ログが取得でき
なくなります。また、アクセスポリシー(デバイス使用制限機能、Webアクセス監視機能の
両方)の設定が解除される場合があります。この場合、エージェントが再起動するタイミン
グでWebアクセスログが取得できなくなり、Web閲覧を禁止できません。また、デバイスが
使用可能になります。
デバイス制
【発生バージョン】
御
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上の全バージョンのマネージャ
(オプション)
【発生条件】
2009/1/20
■デバイス使用制限機能が解除される場合
アプリケー
Webアクセス監視機能を購入しておらず、デバイス使用制限機能をご購入いただいている
ションID監査
環境で、統合コンソールからライセンス更新を行い成功する場合、アクセスポリシーで登
(オプション)
録されていたグループアイコンが消え、設定が解除されます。
■アプリケーション監査ポリシー、アクセスポリシーの設定が解除される場合
統合コンソールからライセンス更新を行った時に「ライセンスが正しくありません。入力さ
れたライセンスを確認してください」と表示された場合、アプリケーション監査ポリシーの設
定とアクセスポリシー設定が解除されます。
Webアクセス監視機能、デバイス使用制限機能のライセンスがないCat5のライセンスキー
を入力した場合は、アプリケーション監査ポリシーに加えアクセスポリシーで登録されて
いたグループアイコンが消え、設定が解除されます。
※「ライセンスが正しくありません」とだけ表示された場合は、上記現象は発生しません。
※Cat5からCat6にアップデートする際にライセンスキーを入力するケースでは発生しません。
【復旧方法】
条件の操作時に現象の発生を回避する方法はありません。
ライセンス更新を行った後、アクセスポリシーのデバイス設定を再登録する必要があります。
【原因】
ライセンスの更新時に、特定ポリシーのライセンスがなしと判断し、特定ポリシーの情報を
クリアする処理を行っているため発生します。
【対策】
ライセンス更新時のライセンスの判断条件を見直し、ライセンス更新時に保有しているライ
センスを正しく判断して更新するように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
不正PC検知
機能
(オプション)
日付
内容
6.不正PC検知機能でMRをインストールしているにも関わらずMR稼働が×となる問題の対策
【現象】
不正PC検知機能のノード管理一覧画面で、MRがインストールされている端末はMR稼働の
状態が○となりますが、MRがインストールされているにも関わらずMR稼働の状態が×とな
る場合があります。
【影響】
接続を禁止する設定で運用している場合、MRをインストールしているにも関わらず不正
接続と判定されてネットワークに接続できなくなります。
また、アラームとして運用している場合、不正接続のログが発生してアラームとなります。
【発生バージョン】
2008/9/5
・LanScope Cat5Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンの不正PC検知機能
【発生条件】
発生条件は不明です。環境に依存して発生するケースがあります。
【回避方法】
任意許可MACアドレスに登録すると許可端末として認識されます。
【対策】
Ver6.1.0.0以降もMR稼働が×となる現象が発生する可能性はあります。
今回は、現象が発生した時に原因特定が行ないやすくする対策を行いました。
MRのインストールフォルダ内に検知エージェントとMR間の通信処理を出力し、万が一現
象が発生した場合に原因特定の時間短縮を図る対策を行いました。
7.検知エージェントのキャプチャドライバの登録がはずれて検知機能が動作しなくなる問題の修正
【現象】
検知エージェントのNICに登録しているキャプチャドライバがはずれ、ARPパケットが取
得できなくなり、検知機能が動作できなくなる場合があります。
【影響】
ARPパケットが取得できなくなるため、ネットワークに接続しているノードが検知できず、
接続ログが取得できない、禁止ノードが禁止できない、アラームノードを検知できない
という影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 全バージョンの不正PC検知機能
【発生条件】
検知エージェントをインストールしている端末が以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
不正PC検知
OS:Windows2000、Windows XP、Windows Server 2003
機能
2008/12/16
「操作」
(オプション)
ネットワーク設定のプロパティ画面を開き、「OK」ボタンをクリックし、検知エージェント、
もしくはOSを再起動した場合
※検知エージェントが再起動するまでは検知機能は動作できます。
【復旧方法】
条件に合致する操作を行った場合に現象の発生を回避する方法はありません。
現象が発生した場合に復旧させるには、LspcConfig.exeを実行し、NICにキャプチャドライバ
を再登録し端末を再起動する方法で復旧します。
【原因】
OKボタンをクリックした場合にドライバの登録が解除される原因は不明ですが、ドライバ
の登録が解除されてしまった場合の復旧処理がないため発生します。
【対策】
検知エージェントの起動時に、キャプチャドライバの登録状態を確認し、登録されていな
ければ登録して検知機能が正常動作するように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
アプリケー
ション
ID監査
(オプション)
日付
内容
8.文字変換でEnterキーをクリックするとアプリケーション監査ログが発生する問題の修正
【現象】
一般アプリケーションのアプリケーション監査ログは、トリガーに指定したボタンをクリック
するか、Enterキーをクリックするとログが発生しますが、入力した文字を漢字変換して
Enterキーを押したタイミングでもログを取得するため、監査の必要のない入力途中の情
報がログとなります。
【影響】
本来取得したい情報でない情報も取得されます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのアプリケーション監査機能
【発生条件】
一般アプリケーションで登録しているアプリケーションの画面で漢字変換後にEnterキー
をクリックする場合
2008/8/1
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
一般アプリケーションのアプリケーション監査ログが発生するタイミングは、
1.トリガに設定したボタンをクリックした時
2.アプリケーションに文字を入力する箇所でEnterキーをクリックした時
です。
アプリケーション上でEnterキーを押すと、ログを送信する信号を送るため、文字変換の
後にEnterキーを押した場合でもログが発生します。
【対策】
Enterキーを押したタイミングでログを送信するのではなく、文字変換の決定時にEnterが
押された場合はログを上げる信号を送信しないようにし、不要なログの発生を抑える対策
を行いました。
※文字変換以外にEnterキーを押して決定するような操作を行う場合は、ログが発生します。
Ver6.1.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
統合コンソー
ル
1.エージェント検索で検索条件に合致するエージェントが検索できない問題の修正
【現象】
エージェント検索機能で、部署名を検索条件に入れて検索を行った場合、検索する部署の
直下に登録されているエージェントしか表示できません。
例:AA\AAA\エージェント1 という部署構成でAAで検索した場合にエージェント1が検索
結果にヒットしません。
【影響】
検索条件に指定した部署内の直下に登録されているエージェントのみが検索の対象となる
ため、検索結果に表示されるエージェントの数が実際よりも少ない台数で表示されます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2008/9/3
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
クライアント表示の部署構成で2階層以上の部署構成にしている環境で、エージェント検索
機能でエージェントが直接登録されていない部署を指定して検索した場合
※グループ検索の場合は正しく表示できます。
【回避方法】
部署名以外の項目でエージェントを検索していただく方法で正しく検索できます。
【原因】
検索条件に指定した部署名に直接登録されているエージェントのみを検索対象にしている
ため発生します。
【対策】
部署名で検索を行う場合、指定したグループだけでなくその親グループと子グループの名称
も検索対象に含めて検索するようにし、指定した部署に所属するエージェントが全て検索対
象として結果に表示できるように修正しました。
資産管理
2.資産管理一覧の「期限」のデータが別のデータに書き変わる問題の修正
【現象】
サブマネージャを複数台構築している環境で資産管理一覧の「期限」の項目の値を更新した
後、スケジュール更新を実行すると、スケジュール更新後にサブマネージャ1の「期限」のデ
ータが別のサブマネージャのエージェントのデータに書き変わります。
【影響】
期限の項目に入力していた値が書き変わるため、リース切れアラームを設定している場合
はリース切れに該当しない端末でリース切れアラームが発生したり、実際はリース切れに
なっているのにアラームが発生しないという影響があります。
【発生バージョン】
・ LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2008/9/29
サブマネージャを複数台構築していて、資産管理一覧の「期限」の項目に値を新規入力した
り更新した後にスケジュール更新を実行した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
資産管理一覧項目の「期限」の項目を更新する場合、資産管理サブマネージャとの接続を
解除する処理を行っておらず、スケジュール更新の際にその接続を利用してスケジュール
更新で資産情報の更新を行っているため、期限の情報が全てサブマネージャ1の項目に上
書きされる状態となって発生します。
【対策】
スケジュール更新の際、各サブマネージャに接続してスケジュール更新を行うようにし、「期
限」のデータを更新した後にスケジュール更新を実行しても正しく更新ができるように修正し
ました。
Ver6.1.0.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
資産管理
資産管理
日付
内容
3.新規アプリケーションインストールの資産アラームログが取得できない問題の修正
【現象】
資産ポリシーの新規アプリケーションインストールアラームを設定している環境で、新規ア
プリケーションをインストールしても資産アラームログが取得できないケースがあります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat EPMgr
種類:データベースエラー
説明:MR 資産アラームログのデータベースへの書き込みが失敗しました。
Description:文字列データまたはバイナリ データが切り捨てられます。
※もしくは、STRINGまたはBINARYデータは切り詰められました。と出力されます。
【影響】
統合コンソール、Webコンソールの資産アラームログに新規アプリケーションインストール
のアラーム情報が取得できません。
インストールしたアプリケーションの情報はアプリケーション管理画面で取得できます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョン
【発生条件】
2008/9/9
資産ポリシーの新規アプリケーションインストールアラームを設定している環境で、
アプリケーションの名称が半角79Byte以上のアプリケーションを新規インストールした場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
資産アラームログのアラーム内容は、100Byteまでデータベースに書き込みできます。
新規アプリケーションの名称が79Byte以上になると、新規アプリケーションインストール
アラームログは全体で100Byte以上の長さになります。100Byte以上の長さになる場合に
データの切捨て処理を行っていないため、データベース書き込みが失敗します。
【対策】
資産アラームログのアラーム内容の100Byteから255Byteまで拡張し、かつ、255Byte以上
の内容になる場合は255Byteまでに切り捨ててデータベースに書き込むようにしました。
※資産アラームの内容は255Byteまで拡張していますが、インストールアプリケーションの
情報は、100Byte以上になると100Byteに切り捨ててデータベースに書き込みます。
そのため、アプリケーション名が100Byte以上になるアプリケーションが新規アプリケー
ョンインストールアラームの対象となった場合、アラームログのアプリケーション名は100
Byteまでの情報となります。
4.資産管理一覧のCPUタイプの情報が正しく取得できない問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面のCPUタイプの情報が空白になったり実際のタイプと異なる情報になる
場合があります。
例1:「Intel Core2 Duo CPU [email protected]」のCPUタイプが「PentiumⅢ」と表示される
例2:「Intel Pentium(R)Dual CPU E***@*GHz」のCPUタイプが空白で表示される
【影響】
統合コンソール、Webコンソールの資産管理一覧画面でCPUタイプの情報が正しく表示され
ません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョン
【発生条件】
CPU名を取得する処理の条件に合致しないCPUタイプの場合や、マネージャが保持している
CPUタイプマスタの情報に対応していないパターンのCPUタイプの場合
【回避方法】
2008/10/31
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
CPUタイプは、取得した値を元に処理関数を使用してCPU名を取得して表示しています。
しかし、新しいCPUタイプで処理関数が対応していない場合、異なるCPUタイプを表示したり空
白になったりします。
【対策】
CPUタイプの取得方法を変更して対策を行いました。
今回の対策によって、新しいCPUタイプの情報も取得できるようになります。
これまで、OSから取得してきたCPU名をデータベースに格納し、資産管理一覧画面等に表示
させる場合は、CPU名取得関数を通してCPU名を取得していました。
Ver6.1.0.0以降はOSによって表示方法を変更しました。
■Windows2000、XP、2003、Vistaの場合
OSから取得したCPUNameをこれまでの処理関数を使用せずにそのまま表示します。
■Windows95、98、Me、NT4.0の場合
これまでと同じ、CPU名取得関数を使用してCPU名を表示します。
Ver6.1.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
アラーム通
知メール
日付
内容
5.サブマネージャが稼働していてもサブマネージャ未起動アラームが発生する問題の修正
【現象】
サブマネージャ未起動アラームを設定している状態で、サブマネージャが起動しているにも
関わらず、サブマネージャ未起動アラームが発生する場合があります。
【影響】
サブマネージャが起動していてもアラームになるため、起動している、していないという正し
い判断ができません。サブマネージャ稼働管理で稼働確認日時が更新できれば、運用上
影響はありません。更新されない場合は、サブマネージャの起動を確認してください。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、 LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
サブマネージャが深夜0時に統合マネージャに対して送信している起動確認通信を、統合マ
2008/8/7
ネージャが受け取れずサブマネージャの起動を確認できなかった場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
各サブマネージャは統合マネージャに対して深夜0時に起動確認の通信を送信します。
統合マネージャは深夜1時になるとサブマネージャから送信された起動確認の情報を参照
し、起動確認の情報がかきこまれていないサブマネージャを未起動と判断してアラームメ
ールを送信します。
サブマネージャが統合マネージャに送信する起動確認の通信に、リトライ処理がないため、
通信が失敗すれば1時間後に未起動と判断されるため発生します。
【対策】
起動確認の通信を最大で5回まで送信するようにし、日付更新処理時の起動確認の通信が
万が一失敗してもリトライが発生して現象が発生しなくなるように修正しました。
6.キーワードに抵触する操作が発生してもアラーム通知メールが発生しない問題の修正
【現象】
アラーム通知メールを設定し、エージェントにオフラインMRを適用している環境で、オフ
ライン時にキーワードに抵触したログがマネージャに送信された場合、アラーム通知メ
ールが発生しない場合があります。
【影響】
キーワードに抵触した操作のアラーム通知メールが発生しません。
※ログは正しく取得できています。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、 LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
MRが起動して資産管理サブマネージャと通信ができない状態で、アラーム通知設定さ
アラーム通
2008/11/20
れているアラームが発生した場合
知メール
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
MR起動後、サブマネージャと通信を行いポリシーの設定など動作情報をうけとります。
サブマネージャと通信できない場合、前回受信した動作情報をレジストリから読み込み、
その設定で動作します。
しかし、この際アラーム通知メール設定を読み込まないため、アラームメールが送信さ
れません。(アラームログとしては判断されます。また、ログの欠損もありません。)
【対策】
MR起動時にレジストリから動作情報を読み込む場合、アラーム通知メール設定を読み
込み、アラームメールが送信されるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 12 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
7.CD書込みをしていないのにCD書込みの内容でファイル操作ログが発生する問題の修正
【現象】
CDドライブ以外のドライブ上でファイルを操作した場合に、CD書込みのファイル操作ログ
が発生する場合があります。
【影響】
CD書込みを行っていないにも関わらずCD書込みという内容のファイル操作ログが発生し
ます。
デバイス書込みアラームを設定している場合はアラームの対象となってアラーム件数が
カウントされます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、 LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
発生条件は不明です。
一度発生すると、MRを再起動するまで発生する可能性があります。
CDドライブ以外のドライブにファイルのコピー、移動、フォルダ作成の操作を行った場合
に発生する可能性があります。
リアルタイム
【回避方法】
2008/10/31
イベント
MRを再起動すると、一時的に解消しますが、再発する可能性があります。
そのため、MRをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
ファイル操作を行った際にCD書込みかどうかの判断をファイル操作ログの2種類の情報か
ら確認しています。どちらか一方の条件に合致すればCD書込みと判断してCD書込み用
の値をメモリ上に書込みます。どちらの条件にも合致しない場合は既に書き込まれた値を
利用します。
マネージャにファイル操作ログを送信する時このメモリの値を確認し、CD書込みを示す値
であればCD書込みとしてログを送信します。
2つのどちらの条件にも合致しない場合、既に書き込まれている値を読み込んでログを送
信します。このメモリ上にCD書込みの時と同じ値が書き込まれている場合があり、その時
にCD書込みの内容でファイル操作ログが発生します。
【対策】
CD書込みと判断している条件に合致しない場合、既に書き込まれているメモリの値をその
まま読み込むのではなく値を0に書き換えるようにし、CDドライブ以外のファイル操作がCD
書込みのログにならないように修正しました。
8.ファイル作成のファイル操作ログが取得できない問題の修正
【現象】
EXCELのデータを名前を付けて保存した場合にファイル作成のログが取得できないことが
あります。
【影響】
ファイルを作成した場合に発生するファイル操作ログが発生しません。
【発生バージョン】
LanScope Cat Ver3.4.0.0以上、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件でデスクトップにファイルに名前をつけて保存した場合
「環境」
リアルタイム
OS:Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista
2008/11/25
イベント
アプリケーション:EXCEL95、EXCEL97、EXCEL2000、EXCEL2002、EXCEL2003、EXCEL2007
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
EXCELのファイルをデスクトップに名前をつけて保存をする場合、OSからファイルの作成と
削除の通知が発生し、16進数8桁の名前のファイルが作成されます。
同じファイル名でファイル作成と削除の通知が連続する場合は相殺し、また16進数8桁の名
前のファイル作成はフィルタしているためログが取得されません。
【対策】
ファイルの作成と削除、16進数8桁の名前のファイル作成が連続して発生する場合は、一度
相殺した作成のイベントを取得してファイル作成ログを取得するようにしました。
Ver6.1.0.0 - 13 -
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リリースノート番号 Cat6000-08
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
9.同じ内容のファイル操作ログが2回発生する問題の修正
【現象】
ネットワークドライブに割り当てている共有フォルダ上でファイルを操作すると、同じ内容の
ファイル操作ログが2回繰り返し発生する場合があります。
【影響】
同じ内容のログが2回発生するため、アラームに抵触する操作を行った場合はアラームが
2回発生します。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3 Ver3.4.1.0以上、LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
「OSがWindows XP、2003、Vistaの場合」
ネットワークドライブのウィンドウを開いた状態で、UNCパス(「\\」からはじまるファイル
パス)で開いたネットワークドブのフォルダを表示させ、そのフォルダ上でファイルを操作
リアルタイム
した場合
2008/11/13
イベント
「OSがWindows 2000の場合」
ネットワークドライブのフォルダをUNCパス(「\\」からはじまるファイルパス)で開き、その
フォルダ上でファイルを操作する場合
【回避方法】
UNCパス(「\\」からはじまるファイルパス)で開いたフォルダではなく、ネットワークドライブの
フォルダ上でファイルを操作すると発生しません。
【原因】
上記の条件下でファイルを操作すると、UNCパス(「\\」からはじまるファイルパス)とネットワ
ークドライブの両方からファイル操作の通知が発生するため、ファイル操作ログが2重で発生
します。
【対策】
最初にUNCパスのログ、次にネットワークドライブのログという順番でファイル操作の通知
が発生しているため、ネットワークドライブのログが発生した場合、前回発生したログと同じ
ウィンドウタイトルであれば、フィルタしてログが重複しないように修正しました。
アプリケー
ション稼働
10.アプリケーションタスクログのデータベース書込みが失敗する問題の修正
【現象】
アプリケーションタスクログのデータが、タスクイベントサブマネージャのデータベースへの
書込みに失敗し、アプリケーションログにエラーが出力される場合があります。
― アプリケーションログ内容 ―
ソース:LanScope Cat6 TSKMgr
種 類:データベースエラー
説 明:APTSKイベントのTLOGデータベースへの書き込みが失敗しました。残りリトライ
回数は*回です。文字列'****'の前で引用符が閉じていません。
Description: 行*: '****' の近くに無効な構文があります。
【影響】
エラーの件数分のアプリケーションタスクログがデータベースに書き込めずロストします。
2008/12/3
データベースへの書き込みが失敗したログは、タスクイベントサブマネージャのフォルダ内
にLostTaskLogyyyymmdd.txtで保存します。
【発生バージョン】
LanScope Cat Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
アプリケーションタスクログを取得する際に、プログラム名、バージョン、会社名の情報を
取得しますが、この情報の中にNULL文字が含まれている場合、マネージャ上でNULL文字
を除去する処理を行っていないため発生します。
【対策】
タスクログを受け取る際にNULL文字を除去し、データベースにログを書き込めるように修正
しました。
Ver6.1.0.0 - 14 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
メッセージ
11.メッセージ結果一覧画面で回答済みの回答結果が空白になる問題の修正
【現象】
統合コンソールのメッセージ結果一覧画面で、回答結果が空白で回答あり「*」の状態にな
る場合があります。
【影響】
エージェントで回答を送信したにも関わらず、メッセージ結果一覧画面で、回答必須の項目
の回答結果が空白で回答あり「*」の表示になります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の手順で操作した場合に発生します。
1.複数のエージェントに対してメッセージを送信する
2.一部のエージェントから回答を受け取り、スケジュール更新を実行する
3.別のエージェントから回答を受け取り、スケジュール更新は実行しない。
4.メッセージ結果一覧画面を表示し、回答結果を編集する
5.結果一覧画面をソートし、表示順序を初期値と変更し、更新する
2008/11/11
6.更新後にメッセージ結果一覧画面を表示する⇒現象が発生する
【回避方法】
ソートを行わずにメッセージ結果一覧のデータを編集して更新すれば発生しません。
既に現象が発生して回答結果がクリアされている場合は、該当のエージェントに対して
再度メッセージを送信する必要があります。
【原因】
メッセージ一覧画面を表示したタイミングで表示されている結果の情報をメモリに保持し
データを編集して更新する際は、メモリに保持した初期データと編集した情報とを上から
順番に確認し、変更がある部分のみ更新しています。
結果一覧画面でソートを行い、表示の順番が異なった場合も、一番最初に表示したメモリ
の情報でソート後の情報を順番にチェックするため、実際は編集していないエージェント
のデータが編集されていると判断し、空白のデータを上書きしてしまうため発生します。
【対策】
メッセージ一覧画面を表示した時にサブマネージャNoとエージェントNoの情報を合わせ
て保持しておき、更新ボタンをクリックした際はサブマネージャNOとエージェントNOをキー
にして編集チェックを行うようにし、ソートがかかって初回起動時と更新時で画面の並び
順が変わっていても変更した箇所を正しく編集できるように修正しました。
HotFix配布
12.HotFix配布で既に適用済みのHotFixが配布される問題の修正
【現象】
配布しようとするHotFixが既にエージェントに適用済みであれば、配布せずに結果ログに
「エージェントで適用済みのHotFixです」と出力しています。
しかし、上記の結果で未配布と判断された端末が再起動した後に、HotFixが配布される場
合があります。
【影響】
既に適用されているHotFixが配信、実行されても、端末に影響はありません。これは、
HotFixが適用されていればインストールしないようになっているためです。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
HotFix配布設定で、配布するHotFixの名称を「KBxxxxxx」のようにMRが取得するHotFix名
と同じ名称にして配布し、未配布と判断された後に端末を再起動した場合
※必ず発生する現象ではありません。
【回避方法】
2008/8/9
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
サービス起動するMRの資産情報取得のタイミングによって発生します。
MRは起動時に起動情報、ログオン後に資産情報を取得しています。
HotFixの配布を行う場合、配布するHotFixの情報をエージェントに送信し、適用済みかどう
かをMRが自身のメモリから確認し、適用されていない場合に配布を行っています。
HotFixの情報は端末にログオンしたタイミングで取得するため、起動した後ログオンしない
場合、資産情報を取得しないためメモリに保持していない状態となり、適用済みのHotFix
が適用されていないと判断されて配布処理が発生します。
【対策】
ファイル配布サブマネージャが送信しようとしているHotFixが端末に適用済みかどうかを
判断する方法を変更し対策を行いました。
MRのメモリ上の情報だけでなく、起動後に作成されるMRのレジストリ内に保持している
HotFixの情報も確認するようにし、起動してログオン前の状態であっても適用済みの場合
は適用済みと判断し、配布処理が実行されないように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 15 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-08
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作成日:2009/1/10
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
MR
Web
コンソール
日付
内容
13.MRのインストール時にバージョン確認用のファイルが作成されない問題の修正
【現象】
MR自動インストール機能で作成したMRSETUP.EXEを実行すると、Windowsフォルダ内に
「LSPxxxx.ver」というバージョン確認用のファイルを作成します。「同一バージョンのMRが
インストールされている場合はインストールしない」という設定でMRをインストールする場合、
このファイルの存在をチェックしてインストールする、しないを判断するようにしています。
ファイル配布機能を利用してMRSETUP.EXEを配布した場合に「LSPxxxx.Ver」ファイルが作
成されない場合があります。
【影響】
MR自動インストールウィザードのログオンスクリプトで配信する設定で、「同一バージョンの
MRがインストールされている場合はインストールしない」を設定していても、その設定が効か
ず、ログオン時に毎回MRのインストールが発生します。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、 LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生する場合があります。
Windows XP、2003、Vistaの端末にVer5.6.0.0以上のMRをMRSETUP.EXEでインストールす
2008/9/9
る時に、MRのインストールフォルダ内、もしくはWINDOWSフォルダ内にPSAPI.DLLファイルが
存在している場合
【回避方法】
回避方法はありません。Ver6.1.0.0にアップデートし、Ver6.1.0.0のMRSETUP.EXEを実行する
必要があります。
【原因】
MRSETUP.EXEでMRをインストールする場合、一時フォルダに展開したMRの構成ファイルを
MRのインストールフォルダに移動しています。その際、MRのインストールフォルダ内のファ
イルを削除してから移動し、成功したら.Verファイルを作成します。
MRのインストールフォルダ、もしくはWINDOWSフォルダ内にPSAPI.DLLファイルが存在し、そ
のファイルが削除できなかった場合に、インストール失敗と判断して.Verファイルを作成しない
ため発生します。
Ver5.6.0.0~Ver5.7.0.0未満の場合:WINDOWSフォルダのPSAPI.DLLが削除できない場合
Ver5.7.0.0~Ver6.0.4.0未満の場合:MRインストールフォルダのPSAPI.DLLが削除できない場合
【対策】
MRSETUP.EXEでMRを上書きインストールする際に、MRのインストールフォルダ内にPSAPI.DLL
ファイルが存在し、削除ができなかった場合も.Verファイルを作成してインストールするように
修正しました。
14.アラームアイコンのアラーム件数とログ件数が一致しなくなる問題の修正
【現象】
キーワードに抵触する操作を行った場合、サブマネージャから統合マネージャにリアル
タイムでアラーム情報を送信していますが、アラーム件数のデータベース書き込みが失
敗し、Webコンソール週報画面の禁止アイコンのアラーム件数とログの件数が一致しな
くなる場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat EPMgr
種類:データベースエラー
説明:リアルタイムxxxxxxxxのデータベースへの書き込みが失敗しました。
Description:PRIMARY KEY 違反、制約'PK_RAGTSUM':オブジェクト'RAGTSUM'には
重複したキーは挿入できません。
【影響】
週報画面のアラーム件数が、実際のアラーム件数よりも少ない値で表示され、アイコンを
クリックした際に表示されるログの件数とアラーム件数が一致しません。
資産アラーム、リアルタイムWebアクセスアラーム、プリントアラーム、新規アプリケーショ
2008/9/9
ンアラーム、アプリケーション禁止アラーム
で発生する場合があります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
資産アラーム、Webアクセスアラーム、プリントアラーム、新規アプリケーションアラーム、
アプリケーション禁止アラームを設定しており、アラームが発生する場合
※アラーム発生時に必ず発生する現象ではありません。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
統合マネージャとサブマネージャが、同時にアラーム件数を集計している統合マネージャ
のデータベーステーブル(LSPMMS_MAIN..RAGTSUM)に同じ内容の情報を書き込み、主
キー違反が発生するためです。
【対策】
統合マネージャとサブマネージャが同時に同じデータを書き込んで主キー違反が発生した
はエラーを消して別の方法でデータベースに値を書込み整合性がとれるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
15.ファイルアップロードのアラーム情報がデータベースに書き込めない問題の修正
【現象】
アラームが発生すると、サブマネージャから統合マネージャのWebコンソール用のデータ
ベースにリアルタイムでアラーム情報を送信していますが、ファイルアップロードのアラー
ムが発生した時に統合マネージャのデータベースへの書き込みが失敗し、アプリケーショ
ンログにエラーが出力されてWebコンソールにアラーム情報が表示できない場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat EPMgr
種類:データベースエラー
説明:リアルタイムWebアクセスアラームのデータベースへの書き込みが失敗しました。
Description:文字列',1)'の前で引用符が閉じていません。
行1:'x'の近くに無効な構文があります。
【影響】
Webアクセス監視機能を利用しているユーザ様で影響があります。
アプリケーションログでエラー出力された分のログが、WebコンソールのWebアクセスアラ
ームに表示されません。
Webアクセスサブマネージャのデータベースには、ファイルアップロードログが書き込まれ
ているため、スケジュール更新後にWebアクセスログ画面上に表示されます。また、CSV
2008/9/19
バックアップでもWebアクセスログが出力されます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・Webアクセス監視機能を利用しており、ファイルアップロードアラームを利用している
・ファイルアップロードログのフルパスにシングルクオーテーション「'」の文字列が含まれ
ている場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
Webアクセスサブマネージャから統合マネージャにリアルタイムで送信するファイルアッ
プロードアラームログのフルパスの項目に対してシングルクオーテーションの対策を行
っていないため発生します。
【対策】
Webアクセスサブマネージャから統合マネージャにリアルタイムで送信するファイルアッ
プロードアラームログのフルパスの項目に対してシングルクオーテーションの対策を行
い、データベース書き込みが成功するように修正しました。
Web
コンソール
16.セキュリティ診断レポートで環境データの情報がデータベースに書き込めない問題の修正
【現象】
プリントログの件数情報が資産管理サブマネージャのデータベースに書き込めず、Webコン
ソールのセキュリティ診断レポートの環境データの件数とプリントログの件数が合致しなく
なる場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat INVMgr
種類:データベースエラー
説明:プリントイベントのデータベースへの書き込みが失敗しました。
PRIMARY KEY違反、制約 'PK_ILOGCOUNT':オブジェクト'ILOGCOUNT'には重複し
たキーは挿入できません。
Description:PRIMARY KEY違反、制約 'PK_ILOGCOUNT':オブジェクト'ILOGCOUNT'には
重複したキーは挿入できません。
【影響】
2008/9/19
上記エラーが発生した分のセキュリティ診断レポートの環境データの全体数が実際のデータ
数よりも少なくなります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
資産管理サブマネージャが、同じエージェントからプリントログとON通信、もしくは、プリントロ
グと資産情報を同じタイミングで受信した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
資産管理サブマネージャのLSPMMS_IMAIN..ILOGCOUNTテーブルにデータを書き込む処理
が2種類ありますが、2つの処理が同時に発生した場合、主キー違反になり発生します。
【対策】
処理が重複してエラーが発生した場合は、再度処理を実行し集計値を正しく更新できるように
修正しました。
Ver6.1.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
(サーバ監
視)
17.サーバアクセス管理画面の情報がエラーで表示できない問題の修正
【現象】
サーバアクセス管理画面の「ログオン名別ファイルアクセスTOP20」、「ファイル名別アクセス
TOP20」のグラフ表示をクリックすると、「データの取得に失敗しました」というエラーが発生し
グラフ表示できない場合があります。
※集計期間を短くすると表示できる場合があります。
【影響】
集計レポートが表示できません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
2008/11/14
【発生条件】
サーバファイル操作ログのログ件数が多い環境で発生する場合があります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
ログ件数が多く、集計がタイムアウトするために発生します。
【対策】
集計のタイムアウト値を300秒から3600秒に拡張して対策を行いました。
タイムアウト値が長くなるため、グラフ表示のボタンをクリックしてからデータが表示される
までに時間がかかる場合があります。
グラフ表示に時間がかかる場合は、集計期間を短くして実行してください。
Web
コンソール
(アプリケー
ションID監
査)
18.Webコンソールでアプリケーション監査ログが表示できない問題の修正
【現象】
Webコンソール用に保存しているアプリケーション監査ログのデータが、環境設定で設定し
ているログの保存日数分保存できず、アプリケーションID監査:監視レポートの週報画面
に表示されるアイコンのログ件数をクリックした場合に、「ログがありません」と表示される
場合があります。
【影響】
アプリケーションID監査機能を利用し、アプリケーション監査ログの保存日数を、256日~
344日の間で設定している場合に影響があります。
例えば、保存日数を257日で設定している場合、保存期間が1日となり、1日分のログしか
参照できません。
※Webコンソール用のデータは削除されますが、統合マネージャにログが正しく保存でき
ているため、統合コンソールでは設定した保存日数分のログが参照できます。
また、CSVバックアップも保存日数分CSV出力の対象にできます。
2009/1/5
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
アプリケーションID監査機能を利用し、環境設定でアプリケーション監査ログの保存日数
を256~344日の間で設定している場合
【回避方法】
アプリケーション監査ログの保存日数を、256日以内で設定する方法で回避できます。
※現象が発生している場合、保存日数を256日以内に設定しなおしても削除された期間の
ログは表示できません。
【原因】
統合マネージャから取得する保存日数を、255までしか扱えない「Byte型」で格納して処理
しているため発生します。
【対策】
同期処理時に統合マネージャから取得する保存日数を「smallint型」で格納し、Webコンソ
ール用のアプリケーション監査ログの保存日数が正しい値で反映できるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-08
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作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
デバイス制
御
(オプション)
19.外付けデバイスを禁止設定していてもIEEE接続のHDDが禁止できない問題の修正
【現象】
外付けデバイスを禁止する設定を行っている端末にIEEE接続のHDDを接続した場合に、
HDDが使用でき、データの読み込み、書き込みができる場合があります。
【影響】
外付けデバイスを禁止設定していても、特定のIEEE接続のHDDが禁止できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5 LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
外付けデバイスを禁止設定しているWindows 2000、XP、2003、Vista の端末にSBP2準
2008/9/2
拠のIEEE1394接続のHDDを接続する場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
SBP2準拠の外付けデバイスを禁止対象デバイスと判断していないため発生します。
【対策】
SBP2準拠の外付けデバイスを禁止対象デバイスにするようにし、外付けデバイス禁止
設定時には禁止できるように修正しました。
※今回の修正により、HDD以外のSBP2準拠IEEE接続のデバイス(プリンタ、スキャナ等)
が禁止される可能性がありますので、キーワードフィルタを利用してご利用ください。
サーバ監視
機能
(オプション)
20.スケジュール更新で「セキュリティログファイル名マスタ」の更新が失敗する問題の修正
【現象】
サーバ監視機能を導入している環境で、スケジュール更新が失敗し、サーバファイル操作ログ
が参照できなくなる場合があります。
スケジュールの結果ログで、(サーバ)の「セキュリティファイル名マスタ」が失敗となります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat EPMgr
種類:その他データベースエラー
説明:サーバサブマネージャのLSPMMS_SMST..SSECEVFILEMSTテーブルから統合マネージャの
SECEVFILEMSTテーブルへの更新が失敗しました。
タスクの実行失敗がレポートされました。ステートメントは終了されました。
PRIMARYKEY 違反、制約、'PK_SECEVFILEMST'オブジェクト'SECEVFILEMST'には
重複したキーは挿入できません。
【影響】
統合コンソール、Webコンソールそれぞれでログが参照できず、CSVバックアップが出力されません。
■統合コンソール上での現象
サーバファイル操作一覧、サーバファイル操作アラーム一覧画面が真っ白になります。
■Webコンソール上での現象
サーバセキュリティ画面でファイル別、ログオンユーザ別をクリックしてもデータが表示
されません。
■CSVバックアップ
結果は成功になりますが、サーバファイル操作ログのデータが出力できません。
2008/9/2
現象が発生した場合、問題の原因となっているファイルマスタの情報を削除して対処する
必要があるため、取得したデータの一部が表示、出力できなくなる影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 LanScope Cat6 のサーバ監視機能
【発生条件】
サーバエージェントが起動してサーバサブマネージャにログを送信している状況で、統合、
サブの両方のマネージャサーバを入替して移行したり、リストア等を行う場合
※サーバ移行時に必ず発生する現象ではありませんが発生する可能性が高くなります。
【回避方法】
サーバ移行時に問題発生を回避する方法
マネージャサーバを移行したり、バックアップデータをリストアしてデータを入替する際はサ
ーバエージェントを停止させ、サーバサブマネージャにログを送信しない状態にして移行する
と問題発生を防ぐことができます。
【原因】
サーバサブマネージャのファイルマスタを格納するデータベーステーブルに同じファイルNO
が2行以上書き込まれ、スケジュール更新時に重複キー違反が発生するためです。
【対策】
サーバエージェントからログが送信されている状況でサーバサブマネージャを再登録を行っ
ても、サーバサブマネージャのファイルマスタを格納するデータベーステーブルに同じNoの
レコードが書き込まれないように修正しました。
※Ver6.1.0.0未満の環境で上記の現象が発生した場合、該当のファイルマスタデータを削除
する必要があるため、取得したデータの一部が参照できなくなります。
Ver6.1.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
サーバ監視
機能
(オプション)
日付
内容
21.ファイルを保存した場合に「削除」のサーバファイル操作ログが発生する問題の修正
【現象】
監視対象のフォルダ内のファイルを操作し、「名前を付けて保存」を行った場合に、ファイルを
削除していないにも関わらず「削除」のサーバファイル操作ログが発生する場合があります。
例
テキストファイルを名前を付けて保存すると、「書込」、「削除」、「読出/書込」のログが
発生します。
【影響】
削除を行っていないファイルの削除のログが発生します。
削除アラームを設定している場合はアラームの対象としてカウントされます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのサーバエージェント
【発生条件】
「環境」
監視対象となるのファイルサーバのOSがWindows2000、XP、2003、NT4.0
「操作」
2008/9/9
監視対象のフォルダ内にファイルに名前を付けて保存を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。サーバエージェントをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※サーバエージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要
となります。
【原因】
サーバファイル操作ログは、OSのセキュリティログの出力方法を解析してログを取得しています。
名前を付けて保存を行った際にセキュリティログにDELETEのログが発生するため、削除のログ
を取得しています。
【対策】
名前を付けて保存する場合に削除のログが発生しにくくなる対策を行いました。
名前を付けて保存する操作を行うと一定の法則でセキュリティログが発生するため、その条件
に合致する削除のログをフィルタして取得しないようにしました。
・同一時刻で、「書込」、「削除」とログが続く場合
・同一時刻で、「読出/書込」、「削除」とログが続く場合
・同一時刻で、「削除」、「読出/書込」とログが続く場合
・同一時刻で、「削除」、「書込」とログが続く場合
22.セグメント情報更新を実行してもノードアイコンがすぐに表示できない問題の修正
【現象】
セグメント内にMRがインストールされていないノードが多数存在する環境に検知エージェン
トを導入した場合、MR稼働の処理が完了するまでに時間がかかり、統合コンソール上にノ
ードアイコンが表示されるのが数時間後になる状況が発生します。
― 発生する現象 ―
セグメントにMRをインストールしていないノードが300台稼働している場合、MRの稼働チェッ
クが完了するまで約300分(5時間)必要となり、ノードアイコンの表示に5時間必要となります。
【影響】
アイコンの登録に時間がかかるため、検知エージェントの導入後すぐに運用できません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の検知エージェント
【発生条件】
検知エージェントを新規導入するセグメント内に、MRがインストールされていないノードが多
不正PC検知
数存在する場合
2008/7/11
(オプション)
【回避方法】
回避方法はありません。検知エージェントをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※検知エージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要
となります。
【原因】
監視対象となるセグメントのノードにMRがインストールされている、されていないをチェック
する処理に時間がかかるため発生します。
検知エージェントは、ノードに対してMR稼働のチェックを行ない、MR稼働の応答がない場
合は、最大10回までリトライし、リトライでも反応がない場合にMRがインストールされてい
ないと判断してノードが登録されます。
この処理を1台ずつ実施しているため、MRがインストールされていない端末の台数が多く
なると、ノードアイコンの登録に時間がかかるため、発生します。
【対策】
MR稼働のチェックを1台ずつではなく、最大10台に同時にチェックするようにし、MR稼働の
チェックが完了までの時間を短縮させる対策を実施しました。
Ver6.1.0.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
不正PC検知
(オプション)
日付
内容
23.MRがインストールされた端末をセグメントに新規接続するとMR未稼働と判断される問題の修正
【現象】
検知エージェントを新規導入したセグメントにMRがインストールされている端末を移動し、
ネットワークに接続できる状態で端末を起動すると、MRが未稼働と判断される場合があ
ります。
【影響】
MRが未稼働と判断されるため、MR未稼働端末をアラームや禁止する設定を行っている
と、アラームが発生したりネットワークに接続できなくなる影響があります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の検知エージェント
【発生条件】
端末が起動してからMRが起動するまでに時間がかかり、その間に検知エージェントによる
MR稼働のチェックが終了する場合
【回避方法】
2008/9/2
回避方法はありません。検知エージェントをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※検知エージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要と
なります。
【原因】
MR稼働の判断は、検知エージェントとMR間の通信で判断しています。
検知エージェントは、ノードに対して通信を行ない、反応がないと5秒間隔で最大10回リト
ライを行い、それでも反応がない場合にMR未稼働と判断します。
起動直後のMRは、検知エージェントからのMR稼働チェックを受け付けるのに数十秒必要
となる場合があるため、MR稼働チェックが10回リトライを行ってもその間に応答できない
状態になると発生します。
【対策】
新規検知ノードに対しては、MR稼働チェックのリトライを5秒間隔で10回実行しますが、
10回目は5秒ではなく30秒待つようにし、起動直後のMRが検知エージェントからの通信
に反応しやすくなる対策を行いました。
24.MR未稼働の新規ノードの接続を禁止しているセグメントでMR稼働のノードが禁止される問題の修正
【現象】
MR未稼働の新規ノードの接続を禁止しているセグメントにMRがインストールされている端
末を接続すると、そのノードが禁止状態となり、すぐにネットワークに接続できない状況が発
生する場合があります。
【影響】
MRがインストールされていてもネットワークに接続できなくなる場合があります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の検知エージェント
【発生条件】
MRがインストールされていないノードを新たに検知した場合に禁止する設定を行っているセ
グメントに、MRがインストールされている端末を新規接続した場合
【回避方法】
ネットワークに接続できない状態の端末で、コマンドプロンプトから「ARP -d」のコマンドを実
不正PC検知
2008/9/25
行してARPキャッシュをクリアすると接続できるようになります。
(オプション)
根本対策として、検知エージェントをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
※検知エージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要とな
ります。
【原因】
MRがインストールされていないノードの新規接続を禁止する設定を行っている場合、新規接
続したノードは一旦禁止処理を行ない、その後のMR稼働チェックでMRのインストールを確認
できれば接続を許可するようにしています。
MR稼働チェックによって禁止ノードから許可ノードに判定が変わった場合に、許可ARP情報を
検知エージェントが送信しないため、ARPキャッシュから禁止MACアドレスの値がなくなるまで
ネットワーク接続できない状態が続きます。
【対策】
MR未稼働ノードの接続を禁止しているセグメントにノードが新規接続された場合に、ノード台数
分の許可ARPを送信し、新規接続したノードがリアルタイムでネットワークに接続できるように
修正しました。
Ver6.1.0.0 - 21 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
アプリケー
ションID監査
(オプション)
日付
内容
25.オフライン状態で取得したアプリケーションID監査ログがマネージャに送信されない問題の修正
【現象】
オフラインMRを適用している場合マネージャと接続ができない時はエージェントのローカ
ルにアプリケーションID監査のログをテキストファイルで保存しますが、テキストファイルが
MRのローカルに残った状態でOSを再起動すると、テキスト上のログがマネージャに送信さ
れません。
また、再起動後に発生したアプリケーションID監査のログがテキストファイルに保存できなく
なります。
※ただし、Webアクセス監視機能のWebアクセスログがローカル上に存在している場合は、こ
の現象は発生しません。
【影響】
オフライン時に取得したアプリケーションID監査のログがマネージャに送信されないため、コ
ンソールからログが確認できず、CSVバックアップにも出力されません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 全バージョンのアプリケーションID監査機能
【発生条件】
2008/9/2
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・Windows95、98、Meの端末でオフラインMRを適用している場合
・オフライン状態でアプリケーションID監査ログを取得し、エージェント端末上にLspOffItc.txt
のファイルが存在している状態で端末を再起動した場合
【回避方法】
回避方法はありません。エージェントをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※エージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
オフライン状態で取得し、エージェントのローカルに保存したファイルは、改ざん防止のため
にロックをかけており、データを書き込む時や送信時にロックを解除して処理しています。
MRの起動時にもロックをかけますが、その後ロックの解除を行っていないため、ログの送信
や追加の書き込みができなくなります。
【対策】
MR起動時にロックを解除し、LspOffItc.txt のファイルがローカルに残った状態で端末を再起
動した場合にマネージャにログが正常に送信され、かつ、テキストファイルに追加で書き込み
できるように修正しました。
26.新規インストールした端末にアプリケーション監査ポリシーが適用できない問題の修正
【現象】
新規インストールした端末に対してアプリケーション監査ポリシーが適用できない場合があり
ます。
新規登録した端末がアプリケーション監査ポリシーのグループに登録されていても、ポリシー
配信画面のAP監査の項目が「―」のままとなり、ポリシー配信や端末の再起動を行っても適
用されない状態となります。
【影響】
MRがインストールされていてもネットワークに接続できなくなる場合があります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の検知エージェント
【発生条件】
アプリケーション監査ポリシーに登録されたグループに新しいグループが自動作成される
アプリケー
場合に発生します。
ションID監査 2008/9/25
\AAA\BBBというグループが存在し、そのグループがアプリケーション監査ポリシーに登録
(オプション)
されている状態で、AAAの中に新しいグループが新規作成されるようにMRを登録します。
(例:AAA\BBB\CCCやAAA\CCC等)
その後、エージェント更新、もしくはスケジュール更新を実行すると発生します。
【回避方法】
該当のエージェントが登録されているグループをアプリケーション監査ポリシーから一旦はずし
て再設定を行うと適用することができます。
【原因】
エージェント情報更新やスケジュール更新を実行すると、グループ情報を更新し、統合マネー
ジャが新しく検知したグループに対してその親グループのポリシーを適用しますが、アプリケー
ション監査ポリシーがその処理の対処外となっているために発生します。
【対策】
エージェント情報更新やスケジュール更新の実行時に新しいグループを検知した場合に、アプ
リケーション監査ポリシーが適用できるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 22 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
サブマネー
ジャ再登録
日付
内容
27.検知サブマネージャを再登録した時の同期処理が失敗する問題の修正
【現象】
LanScope Cat6の環境で検知サブマネージャを再登録した場合に同期処理でエラーが発生
し同期処理が失敗します。
―エラーメッセージ―
リストのインデックスが範囲を超えています(0)
データベースの同期が失敗しました。統合マネージャへ再登録しなおしてください。
【影響】
同期処理を行う一番最後の項目の接続ログ集計の件数確認でエラーになっており、ダウン
ロードするべき設定情報は全てダウンロードが成功しているため、そのまま運用しても影響
はありません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンの検知サブマネージャ
【発生条件】
「環境」
2008/9/9
データベースがSQL Server7 もしくは、MSDE1.0 でLanScope Cat6を運用している
「操作」
検知サブマネージャを再登録して同期をとる場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートして再登録同期を行う必要が
あります。
【原因】
接続ログ集計の同期処理ではSQL ServerのDTS処理を利用してデータのダウンロードを
行っています。
SQL Server7、もしくはMSDE1.0のDTS処理で処理件数が取得できない問題があるため、別の
方法で件数を取得するようにしていますが、件数を取得するための接続を検知サブマネージャ
ではなく統合マネージャに接続しているためエラーが発生します。
【対策】
件数取得時の接続先を検知サブマネージャに修正し、SQL Server7、MSDE1.0のデータベー
スを利用していても検知サブマネージャの同期処理が成功するように修正しました。
28.リアルタイムイベントサブマネージャを再登録した時の同期処理が失敗する問題の修正
【現象】
LanScope Cat6の環境でリアルタイムイベントサブマネージャを再登録した場合に同期処理
でエラーが発生し、サブマネージャにデータがダウンロードできません。
―エラーメッセージ―
リストのインデックスが範囲を超えています(0)
データベースの同期が失敗しました。統合マネージャへ再登録しなおしてください。
【影響】
リアルタイムイベントサブマネージャのファイル操作機密ファイルアクセス集計、ファイル操作
アラーム指定日設定情報、リアルタイム解析の情報のダウンロードができません。
休日アラームで休日を設定していた場合、エラーの後に休日に操作をしてもアラームが発生
しなくなります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのリアルタイムイベントサブマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生する場合があります。
サブマネー
2008/10/31
「環境」
ジャ再登録
データベースがSQL Server7 もしくは、MSDE1.0 でLanScope Cat6を運用している
「操作」
リアルタイムイベントサブマネージャを再登録して同期をとる場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートして再登録同期を行う必要が
あります。
【原因】
ファイル操作機密ファイルアクセス集計の同期処理ではSQL ServerのDTS処理を利用してデ
ータのダウンロードを行っています。
SQL ServerのDTS処理で処理件数が取得できない問題があるため、別の方法で件数を取得
するようにしていますが、件数を取得するための接続をリアルタイムイベントサブマネージャ
ではなく統合マネージャに接続しているためエラーが発生します。
【対策】
件数取得時の接続先をリアルタイムイベントサブマネージャに修正し、SQL Server7、MSDE1.0
のデータベースを利用していてもリアルタイムイベントサブマネージャの同期処理が成功する
ように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 23 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
サブマネー
ジャ再登録
日付
内容
29.資産管理サブマネージャの再登録同期時にデータがダウンロードできない問題の修正
【現象】
資産管理サブマネージャの再登録を行って同期をとる場合に、同期処理の結果は成功
と表示されるにもかかわらず、MS Office管理の情報、プリントポリシーの枚数アラーム、
ファイル情報ポリシーの設定情報、アプリケーションID監査の許可エージェントの設定が
資産管理サブマネージャにダウンロードできません。
【影響】
サブマネージャを再インストールして再登録同期を取る場合に影響があります。
MS Office管理、プリントログの印刷枚数カウントアラーム、ファイル情報ポリシーの設定
情報、アプリケーションID監査のアラーム設定がダウンロードできないため、以下の影響
があります。
「MS Office管理情報の影響」
同期処理の後、端末のOFFICEインストール環境が変化して資産情報を送信した場合、
該当端末のMS Office管理の情報が不正なデータになります。
「プリントポリシーの影響」
印刷枚数アラームを設定している場合に影響があります。
再登録前に印刷枚数アラームを設定して運用していた場合、同期処理の後、印刷枚数
アラームが発生しなくなります。
「ファイル情報ポリシーの影響」
運用上影響はありません。
「アプリケーションID監査機能の影響」
許可エージェントを設定している場合に影響があります。
再登録同期をとった後、許可エージェントに登録しているエージェントが不許可と判断
されてアラームが発生します。
2008/12/9
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 全バージョンのマネージャ
【発生条件】
資産管理サブマネージャを再登録して同期を取る場合
【復旧方法】
「MS Office管理情報の復旧方法」
ポリシー配信画面から最新の資産情報を取得するか、資産管理サブマネージャで
資産情報再収集を実行した後スケジュール更新すると正しい値に復旧できます。
※管理台数が多い場合、ポリシー配信で最新の資産情報を取得すると、サーバの負
荷が高くなることがあるため、分割して配信してください。
「プリントポリシーの印刷枚数アラームの復旧方法」
同期処理を行った後、プリントポリシー設定から印刷枚数アラームを再設定してくだ
さい。
「ファイル情報ポリシーの復旧方法」
そのまま運用いただくこともできますが、ファイル情報ポリシーを再設定してください。
再設定により、EXE情報を取得するという設定情報をダウンロードします。
「アプリケーション監査ポリシーの復旧方法」
同期処理を行った後、アプリケーション監査ポリシーを再設定してください。
【原因】
同期処理を行う際に、ダウンロードの対象とするべきデータの判断に誤りがあり、ダウン
ロードするべきデータがダウンロードできないため発生します。
【対策】
同期の際にダウンロードの対象とするデータの判断方法を修正し、同期をとった場合に
資産管理サブマネージャに正しくデータがダウンロードできるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 24 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
サブマネー
ジャ再登録
日付
内容
30.ファイル配布サブマネージャの再登録同期時にデータがダウンロードできない問題の修正
【現象】
ファイル配布サブマネージャを再インストールして同期を取る場合に、環境設定で設定する
配布の残りリトライ回数の設定情報がファイル配布サブマネージャにダウンロードできず、
再登録後に配布設定を追加すると、結果ログの残りリトライ回数が0回になる場合があります。
【影響】
ファイル配布、HotFix配布の残りリトライ回数がダウンロードできず、再登録後に配布設定
を追加すると、残りリトライ回数が0回になります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2008/12/9
「環境」
統合マネージャとサブマネージャを別々のサーバで構築している
「操作」
ファイル配布サブマネージャを再インストールして統合マネージャと同期を取る場合
【復旧方法】
ファイル配布サブマネージャの再登録後に環境設定でリトライ回数を再設定し、その後
ファイル配布、HotFix配布を再設定してください。
【原因】
同期処理を行う際に、ダウンロードの対象とするべきデータの判断に誤りがあり、ダウン
ロードするべきデータがダウンロードできないため発生します。
【対策】
同期の際にダウンロードの対象とするデータの判断方法を修正し、同期をとった場合に
ファイル配布サブマネージャに正しくデータがダウンロードできるように修正しました。
31.再登録同期時にアプリケーション監査ログの保存日数が正しく反映できない問題の修正
【現象】
タスクイベントサブマネージャを再登録して同期を取った際に、サブマネージャ上のアプリ
ケーション監査ログの保存期間が統合コンソールの環境設定で設定している日数よりも短
い値で設定される場合があります。
【影響】
アプリケーションID監査機能を利用し、アプリケーション監査ログの保存日数を、256日~
344日の間で設定している場合に影響があります。
例えば、保存日数を256日で設定している場合、再登録同期時にサブマネージャの保存
期間が0日となり、日付更新処理やサブマネージャ再起動でログが削除されてしまいます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 全バージョンのマネージャ
サブマネー
【発生条件】
2008/12/29
ジャ再登録
アプリケーションID監査機能を利用し、環境設定でアプリケーション監査ログの保存日数
を256~344日の間で設定している状態でタスクサブマネージャを再登録して同期を取っ
た場合
【復旧方法】
再登録後、サブマネージャを再起動する前に環境設定からアプリケーション監査ログの
保存日数を再設定する方法で正しい値が反映できます。
【原因】
同期処理時に統合マネージャから取得する保存日数を、255までしか扱えない「Byte型」
で格納してデータベースの値を更新するため発生します。
【対策】
同期処理時に統合マネージャから取得する保存日数を「Integer型」で格納し、タスクサブ
マネージャ上のアプリケーション監査ログの保存日数が正しい値で反映できるように修正
しました。
Ver6.1.0.0 - 25 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
サブマネー
ジャ再登録
日付
内容
32.再登録同期後にメッセージポリシーの回答結果が取得できなくなる問題の修正
【現象】
エージェントNoが256以上のエージェントをメッセージポリシーに登録している環境で、資産
管理サブマネージャを再登録して同期を取った場合、エージェントNo256以上のエージェン
トの情報が資産管理サブマネージャにダウンロードできません。
【影響】
資産管理サブマネージャの再登録同期後、再登録前に設定していたメッセージに対して
エージェントNo256以上のエージェントの回答結果を取得することができません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 全バージョンのマネージャ
【条件】
2009/1/8
エージェントNo256以上のエージェントに対してメッセージの取得を行っていて、未回答に
なっている状態で、資産管理サブマネージャを再登録して同期を取る場合
【復旧方法】
再登録後、メッセージポリシーを再設定する方法で復旧できます。ただし、メッセージポリ
シーを再設定すると、取得している情報もクリアされますのでご注意ください。
【原因】
同期処理時に統合マネージャから取得するエージェントNoを、255までしか扱えない「Byte型」
で格納してデータベースの値を更新するため発生します。
【対策】
同期処理時に統合マネージャから取得するエージェントNoの値を「Smallint型」で格納し、
タスクサブマネージャ上のアプリケーション監査ログの保存日数が正しい値で反映できる
ように修正しました。
33.タスクイベントサブマネージャの日付更新処理が失敗する問題の修正
【現象】
タスクイベントサブマネージャの日付更新処理が失敗し、保存期間を超過した集計用の
データがデータベースに残ったままになる場合があります。
―アプリケーションログ内容―
種類:データベースエラー
説明:日付更新処理が失敗しました。
Description:時間切れになりました。
【影響】
保存期間を超過した集計用のデータがデータベースに残ったままになります。
集計用データベースはログと同程度のレコードを保持するため、ディスク容量を圧迫し
サブマネー
たり、データベース容量の上限値まで肥大する可能性があります。
2008/12/13
ジャ
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 全バージョンのマネージャ
【発生条件】
集計用のデータベースサイズが大きく、30秒以内にデータ削除処理が完了しない場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
30秒のタイムアウト値を設けていますが、30秒以内でデータの削除処理が完了しない
ため発生します。
【対策】
タスクイベントサブマネージャのタイムアウト値を3600秒に延長し、日付更新処理がタイ
ムアウトしないように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 26 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
1.スタンドアロン管理マネージャに登録されているエージェントアイコンが削除できない問題の修正
【現象】
統合コンソールからスタンドアロンMRのエージェントアイコンを削除すると正しく削除できません。
エラーが発生したり、関係ないエージェントのファイル情報のデータが削除されます。
現象1
スタンドアロンMR管理マネージャに登録されているエージェントアイコンを削除するとエラー
メッセージが表示されて削除できません。
―エラーメッセージ―
データベースの削除に失敗しました。このログインで要求されたデータベース'LSPMMS_IMAIN'
を開けません。ログインに失敗しました。
現象2
スタンドアロンMR管理マネージャに登録されているエージェントアイコンを削除すると、アイ
コンの削除は成功しますが、関係のないエージェントのファイル情報がデータベースから削
除されます。
【影響】
現象1:スタンドアロンMRのエージェントアイコンが削除できません。
現象2:スタンドアロンMRの登録Noと同じNoで登録されたエージェントのファイル情報のデータ
がデータベースから削除されます。
2008/6/19
※一旦削除されますが、次回のファイル情報取得時に再取得されるため、再取得後
に統合コンソール上に表示されます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョン
【発生条件】
現象1:資産管理サブマネージャと統合コンソールが別々のマシンにインストールされている場合
現象2:資産管理サブマネージャと統合コンソールが同じマシンにインストールされている場合
【回避方法】
現象1、2共に回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
スタンドアロンMRではファイル情報を取得していないため、アイコンを削除する際にファイル情
報のデータを削除する必要はありませんが、削除処理が行われるため発生します。
現象1は、ファイル情報のデータを削除するために資産管理サブマネージャに接続しようとし、
データベースが存在しないためエラーとなります。
現象2は、資産管理サブマネージャに接続できるため、削除対象のスタンドアロンMRと同じエー
ジェントNoで登録されているネットワーク型MRのファイル情報のデータを削除していまいます。
【対策】
スタンドアロンMRのアイコンを削除する際に、資産管理サブマネージャのファイル情報のデータ
を削除しないようにし、削除対象のエージェントのデータのみを削除するように修正しました。
統合
コンソール
2.統合コンソールのポリシー設定画面で設定ボタンをクリックするとエラーが発生する問題の修正
【現象】
ポリシーの設定画面を表示した状態でスケジュール更新を実行し、スケジュール更新完了後に
ポリシーの設定ボタンをクリックすると、「データベースへのアクセスに失敗しました。」というエラ
ーメッセージが表示されて設定が反映できません。
【影響】
ポリシー設定の設定内容が反映できません。設定変更前の状態となります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョン
【発生条件】
統合コンソールのポリシー設定画面が表示されている状態でスケジュール更新の実行が完了
し、そのままポリシー設定画面から設定ボタンをクリックする場合
【回避方法】
2008/7/3
統合コンソールを再起動し、ポリシーを再設定するとポリシーの設定情報を変更することがで
きます。
【原因】
スケジュール更新の処理が完了する時に統合コンソールが起動している場合、統合マネージャ
は統合コンソールに完了通知を行い、統合コンソールはクライアント表示画面のグループの再
構築を行います。
ポリシー設定画面の表示中にクライアント表示の情報を再構築すると、ポリシー設定画面用の
メモリに保持している情報が無効になり、設定ボタンをクリックした場合に内部エラーが発生す
るためエラーとなります。
【対策】
発生条件にあてはまる場合は、設定ボタンをクリックした場合は、設定内容を保存できなかった
内容の警告メッセージを表示し、ポリシーの再設定を促すメッセージを表示するように修正しま
した。
Ver6.1.0.0 - 27 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
統合
コンソール
統合
コンソール
日付
内容
3.アプリケーション監査ポリシー設定画面を表示するとエラーが発生する問題の修正
【現象】
アプリケーション監査ポリシーの設定画面を表示するとエラーが発生する場合があります。
―エラーメッセージ内容―
モジュール'Lspccsl.exe'のアドレス0046E4ACでアドレス00000004に対する読み込み違反が
おきました。
【影響】
エラーの発生後、OKボタンでエラーメッセージを終了し、その後再度ポリシー設定画面を開くと
設定して端末に適用できるため、運用上影響はありません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
クライアント表示のツリー情報の再構築完了と同じタイミングでアプリケーション監査ポリシーの
設定画面を表示する場合
クライアント表示のツリー情報の再構築が発生するのは次の場合です。
2008/7/31
・資産インポートで部署情報をインポートする時
・グループの再構築を行う時
・スケジュール更新の完了時
です。
【原因】
スケジュール更新の処理が完了する時に統合コンソールが起動している場合、統合マネージャ
は統合コンソールに完了通知を行い、統合コンソールはクライアント表示画面のグループの再
構築を行います。
ポリシー設定画面の表示中にクライアント表示の情報を再構築すると、ポリシー設定画面用の
メモリに保持している情報が無効になり、設定ボタンをクリックした場合に内部エラーが発生す
るためエラーとなります。
【対策】
他のポリシー設定画面を表示する処理と同様、エラーメッセージを表示しないよう修正しました。
再度、ポリシー設定画面を選択することで表示できます。
4.休日操作アラームの設定内容が表示できない問題の修正
【現象】
リアルタイムイベントポリシー、アプリケーション監査ポリシーで休日操作アラームの設定があり
ますが、休日として設定した設定日が設定画面に表示できないケースがあります。
WindowsNT4.0にインストールされた統合コンソール上で発生する現象です。
WindowsNT4.0以外のOSにインストールしている統合コンソールで休日を設定した後、Windows
NT4.0の統合コンソールから休日設定画面を開くと設定日が空白で表示されます。
また、WindowsNT4.0の統合コンソールから休日操作アラームを設定し、設定
後に設定画面を再度表示すると、設定日が空白で表示されます。
【影響】
データベースには設定情報が格納されており、表示上の問題で、設定内容は反映できます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
2008/9/29
【発生条件】
WindowsNT4.0にインストールしている統合コンソールから休日設定アラーム画面を開いて設定
を行う場合
【回避方法】
WindowsNT4.0以外のOSで統合コンソールの休日設定を表示する方法で回避できます。
【原因】
休日に設定した日付をデータベースから取得して表示する際に、日付の取得形式を統一して
いないため発生する現象です。
2008年10月1日を休日に設定すると、WindowsNT4.0ではyy/mm/ddの形式で変換され、それ
以外のOSではyyyy/mm/dd形式で変換しているためです。
【対策】
データベースから休日の値を取得する際に全てyyyy/mm/ddの形式に統一して取得するよう
にし、どのOSから休日設定画面を表示しても、設定内容が正しく表示できるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 28 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
統合
コンソール
日付
内容
5.パスワード設定画面の入力欄に規定文字数以上入力しようとした場合の対処方法の修正
【現象】
パスワード変更の設定画面で規定文字数以上を入力した場合、ビープ音を発して入力できないよ
うにしています。しかし、消音にしているとビープ音が分からないため、設定ミスに気づきにくくなり
ます。
【影響】
設定ミスに気付かず、登録したと思っているパスワードが有効でない場合があります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
2008/10/31
【発生条件】
パスワードを規定文字数以上で設定しようとする場合
【回避方法】
規定文字数以内で設定していることを確認してからパスワードを設定
する方法で設定ミスを防ぐことができます。
【対策】
規定文字数以上のパスワードを入力しようとした場合、ビープ音だけでなく、規定文字数以上入力
できないい内容のエラーメッセージを表示するように修正しました。
6.統合マネージャがフリーズする問題の修正
【現象】
登録が完了していないデータベースがある状態で統合マネージャがサービスで起動すると、
統合マネージャがフリーズします。
【影響】
・スケジュール更新、CSVバックアップが実行できません。
・統合マネージャまでリアルタイムで送信される情報を取得できません。
・Cat6の統合コンソールが起動できません。(Cat5の場合は起動します)
【発生バージョン】
統合
・LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
2008/10/31
マネージャ
【発生条件】
統合マネージャがサービス起動する際に統合マネージャのデータベースのうち1つでもデータベー
ス登録がされていない場合
【回避方法】
統合マネージャをアプリケーションで起動させて、データベース登録画面を表示させてデータベー
ス登録を完了させる方法で回避できます。
【対策】
登録されていないデータベースが存在する状態で統合マネージャがサービス起動した場合、デー
タベース登録されていないため起動できないという内容のメッセージを表示させ、データベース登録
の完了を促す対策を行ないました。
サブマネー
ジャ
7.資産管理サブマネージャで重複キー違反のアプリケーションログが出力される問題の修正
【現象】
資産管理サブマネージャで以下のアプリケーションログが出力される場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
種類:データベースエラー
説明:MR On情報のデータベースへの書き込みが失敗しました。PRIMARY KEY 違反、
制約 'PK_RAGTWORKLOG':オブジェクト'RAGTWORKLOG'には重複したキーは挿
入できません。
Description:PRIMARY KEY 違反、制約 'PK_RAGTWORKLOG':オブジェクト'RAGTWOR
KLOG'には重複したキーは挿入できません。
【影響】
2008/9/29
同じデータを2回書き込もうとして失敗した内容のエラーのため運用上影響はありません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
厳密な発生条件は不明です。
資産管理サブマネージャがMRからOn通信/Off通信を受信し、RAGTWORKLOGテーブルに
ON/OFF情報を書き込む際に、既に全く同じレコードがテーブルに存在する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
RAGTWORKLOGテーブルにデータを書き込む際に主キー違反が発生した場合にアプリケー
ションログを出力しないように修正しました。
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
8.アプリケーションログの説明の情報が空白で出力される問題の修正
【現象】
サブマネージャで通信のエラーが発生してイベントビューアのアプリケーションログに出
力さるアプリケーションログの説明の情報が空白になる場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
種類がWinsockエラーの場合
説明の部分が、「が失敗しました。」という内容で出力されます。
通信タイムアウトエラーの場合
説明の部分が、空白で出力されます。
本来は、「xxxMgr-EPMgr登録通信」のようにエラーになった通信内容を出力します。
【影響】
サブマネー
どの通信が失敗しているのかが分かりません。
2008/10/24
ジャ
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
サブマネージャが通信を受け取ってから通信ヘッダ部分を取得するより前にエラーが
発生した場合やメッセージが登録されていない通信を受け取った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
通信ヘッダ部分を取得するより前にエラーが発生した場合は、データの中身を確認す
ることができないため、内容を表示することができません。ただし、データを受け取って
も説明箇所にメッセージを書き込んでいない通信については内容を書き込むように修
正しました。
9.ファイル配布サブマネージャでアプリケーションログにエラーが出力される問題の修正
【現象】
ファイル配布サブマネージャで、HotFix配布書込み失敗のアプリケーションエラーが出力さ
れる場合があります。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat6 FDLMgr
種 類:その他データベースエラー
説 明:HotFix配布ログの書込みが失敗しました。BOF と EOF のいずれかが Trueになって
いるか、または現在のレコードが削除されています。要求された操作には、現在のレ
コードが必要です。
【影響】
HotFix配布の結果ログの書込みが失敗します。
サブマネー
2008/12/19
【発生バージョン】
ジャ
LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
発生条件は不明です。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
HotFix配布の結果ログは、リトライ回数を確認するために配布リストのデータを確認します。
この時に配布リストのデータテーブルからレコードがなくなっていた場合にエラーが発生し
ます。
【対策】
リトライ回数の確認時に、配布リストのデータベーステーブルに対象のレコードの有無を確
認するようにし、エラーが出力されないように修正しました。
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
資産管理
10..NET FrameworkのHotFixがHotFix管理画面で表示できない問題の修正
【現象】
.NET FrameworkのHotFixを適用しているにも関わらず、HotFix管理画面で表示できな
い場合があります。
.NET FrameworkのKB947317のHotFix情報が該当します。
【影響】
インストールされているHotFixの情報が、HotFix管理画面で管理できません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.3.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
2008/9/17
.NET Framework のKB947317のHotFixを適用している場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
.NET FrameworkのHotFixのインストール情報はレジストリから取得していますが、
KB947317をインストールした場合に構成されるキー構成が、MRが情報取得する
条件に合致していないため情報取得できません。
【対策】
.NET FrameworkのHotFixインストール情報を取得する条件を追加し、KB947317の
HotFix情報を取得できるように修正しました。
資産管理
11.インストールアプリケーションの情報が取得できない問題の修正
【現象】
インストールしているアプリケーションの情報がデータベースに書き込むことができず、アプリ
ケーション管理画面に表示されない場合があります。
【影響】
インストールしているアプリケーションの情報がアプリケーション管理画面に表示されません。
また、条件に合致するアプリケーションの後から資産管理サブマネージャに送信されるインス
トールアプリケーションの情報もデータベースに書き込まれず情報取得できません。
例えば、アプリケーション情報を4つ資産管理サブマネージャに送信する状況で、2番目に送信
されるアプリケーションの情報が発生条件に該当する場合、3番目、4番目のアプリケーション
のインストール情報もデータベースに書き込まれません。
2008/9/24
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
インストールしたアプリケーションのアプリケーション名の長さが100Byte以上あり、100Byte目
の文字列が全角文字になる場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
インストールアプリケーションのアプリケーション名の100Byte目が全角文字の1Byte目に該当
する場合は、99Byteまでに切り捨ててデータベースにインストールアプリケーション情報を格納
するように修正しました。
資産管理
12.アンインストールしたアプリケーションの情報が削除されずに残ったままになる問題の修正
【現象】
インストールしていたアプリケーションをアンインストールしても、コンソールのアプリケーショ
ン管理画面からデータが削除されずに残ったままになる場合があります。
【影響】
アンインストールしたアプリケーションの情報が、統合コンソールやWebコンソールのアプリケ
ーション管理画面に表示され続けます。
また、条件に合致するアプリケーションの後から資産管理サブマネージャに送信されるアンイ
ンストールしたアプリケーションの情報もデータベースに書き込まれません。
例えば、アプリケーションのアンインストール情報を4つ資産管理サブマネージャに送信する状
況で、2番目に送信されるアプリケーションの情報が発生条件に該当する場合、3番目、4番目
2008/9/24
のアプリケーションのアンインストール情報もデータベースに書き込まれません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
インストールアプリケーション名にシングルクオーテーション「'」が含まれたアプリケーションを
アンインストールした場合
【回避方法】
ポリシー配信機能で、最新の資産情報を取得しなおすと、アンインストールしたアプリケーショ
ンがデータベースから削除され、アプリケーション管理画面からも表示されなくなります。
【対策】
アプリケーション名にシングルクオーテーション「'」が含まれているアプリケーションをアンインス
トールした場合でもアンインストール情報が正しく取得できるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 31 -
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リリースノート番号 Cat6000-08
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
資産管理
13.資産情報CSV一括出力機能で出力したデータの最後の行に不要な改行が入る問題の修正
【現象】
資産情報CSV一括出力機能で資産情報を出力した場合、出力したデータの一番最後の行に
不要な改行が出力されます。
【影響】
出力するデータに影響はありません。CSVのデータを外部データにインポートする場合等に
改行によってインポートが失敗する場合があります。
2008/10/31
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LaScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
統合コンソールから、資産情報CSV一括出力機能でCSV出力する場合
【回避】
出力されたデータの一番最後の行を手動で削除すると、本来出力されるべき形になります。
【対策】
エクスポートしたデータの最後の行に不要な改行が入らないように修正しました。
資産管理
14.資産インポートによってエージェント名が空白になる問題の修正
【現象】
資産インポートで空白のエージェント名がインポートできてしまい、エージェント名が空白にな
ります。
【影響】
Webコンソールの週報画面のエージェント名が空白になり、Webコンソールから資産情報の
データを表示することができなくなります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
2008/11/8
【発生条件】
エージェント名が空白、半角スペース、全角スペースになっているCSVデータを資産インポー
トでインポートする場合
【回避方法】
エージェント名に値を入れて資産インポートを実行することで発生を回避できます。
【対策】
資産インポートのインポート元データのエージェント名に該当する項目の値が空白、半角ス
ペース、全角スペースの場合はデータベースの値を更新しないように修正しました。
※エージェント名以外の項目は、空やスペースになっていてもそのデータをインポートするた
め、空のデータで更新します。
資産管理
15.リース切れアラームが設定とおり発生しない問題の修正
【現象】
リース切れアラームは、資産ポリシーでのリース切れ項目で設定した期日になると、アラー
ムが発生しますが、資産アラームログの何日前という表示がずれたり、アラームが発生し
なくなります。
【影響】
・○日前の日数が実際よりも1日少なく表示されます。
・期限を越えているにも関わらず、○日前と表示されます。
・リース期限が一定期間を過ぎるとアラームが発生しなくなります。
2008/12/9
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
リース切れアラームを利用する場合
(資産管理一覧の「期限」の項目にリース期限日を設定し、資産ポリシーでリース切れアラ
ームを設定している場合)
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
設定した期限通りの内容でリース切れアラームが発生するように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 32 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
資産管理
16.資産インポート後にエージェントがサブマネージャ直下に移動する問題の修正
【現象】
資産インポートで部署名をインポートした場合、インポート後にサブマネージャ直下にエージェ
ントアイコンが移動する場合があります。
【影響】
グループに所属しなくなるため、適用していたポリシーが外れます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
部署名をインポートする再のCSVデータを以下のパターンでインポートした場合に発生します。
2008/12/19
エージェントの部署名を
・全角ひらがなと全角カタカナの同じ名称にする(例:あああとアアア等)
・全角カタカナと半角カタカナの同じ名称にする(例:アアアとアアア等)
・大文字アルファベットと小文字アルファベットの同じ名称にする(例:AAAとaaa等)
・全角の記号と半角の記号の同じ名称にする(例:$と$等)
【回避方法】
同じ階層の名称を同じ内容にしてインポートする方法で回避できます。
【対策】
上記条件で部署名をインポートした場合でも指定した内容で部署が構成できるように修正し
ました。
ファイル配布
17.ファイル配布設定の配布グループが正しく削除できない問題の修正
【現象】
ファイル配布ポリシーの配布設定で配布グループを作成できますが、作成した配布グループを
削除してもデータベースに残ったままになったり、別の配布グループが削除される場合があり
ます。
【影響】
配布グループを削除してもグループ情報が残ったままになったり、削除指定していない配布
グループが削除されます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LaScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
■削除した配布グループが削除されない条件
配布グループを複数作成している状態で、1つ削除した後にグループを選択せずに続けて
削除ボタンをクリックして削除した場合
2008/8/9
⇒後から削除したグループが残ったままになります。
■削除した配布グループと別のグループが削除される条件
配布グループを複数作成している状態で、1つ削除した後に削除したグループより下に表
示されたグループを削除した場合
⇒削除した1つ上のグループが削除されます。
【回避方法】
配布グループを複数削除する場合は、グループ選択画面で下に表示されている順に削除
を行うと正しく削除できます。
【原因】
配布グループを削除する際に内部メモリに保持している情報を削除していないため、選択した
グループが正しく削除できません。
【対策】
配布グループを削除する際に内部メモリの情報も削除し、配布グループが正しく削除できるよ
うに修正しました。
18.スタンドアロンMRのプリントログが表示できない問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRのプリントログを表示すると、プリントログがあるにもかかわらず「プリントログ
情報がありません。」と表示されてスタンドアロンMRのプリントログが表示できない場合があり
ます。
【影響】
条件に合致する操作を行った場合に表示できなくなり、コンソールを再起動すると表示できる
ため影響はありません。
【発生バージョン】
プリントログ 2008/11/12
・LanScope Cat3、LaScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
プリントポリシーからプリントログを表示した後、スタンドアロン管理マネージャからスタンドアロ
ンMRのグループを選択してプリントログを表示する場合
【回避方法】
コンソールを再起動後に表示できるようになります。
【対策】
プリントポリシーからプリントログを表示した後もスタンドアロンMRのプリントログが表示できる
ように修正しました。
うに修正しました。
Ver6.1.0.0 - 33 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
MR
MR
MR
日付
内容
19.MRのインストールが完了せずに資産情報やログが取得できない問題の修正
【現象】
MRのインストール後、資産情報の取得が失敗して登録が完了せず、資産管理サブマネージャ
へのON通信が繰り返し送信され続け、資産情報やログが取得できない場合があります。
【影響】
該当の端末ではインストールが完了していないため、資産情報が取得できません。また、ポ
リシーが適用されず、ログが取得できません。禁止機能も設定が有効になりません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LaScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
これまでの症例として、CPUのクロック数の取得が失敗する端末で発生したケースがあります。
2008/10/31
発生頻度は極めてまれです。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
今回のケースでは、CPUのクロック数を取得する際に外部例外エラーが発生しており、資産
情報の取得が完了しなかったため発生します。
【対策】
外部例外エラーが発生した場合は、例外エラーを無視して情報を取得しないようにし、次の
情報取得の処理に進むように修正しました。
CPUクロック数の取得が外部例外エラーで失敗した場合、資産管理一覧画面で、CPUクロッ
ク数は0で表示されます。
20.禁止時に禁止ポップアップの通知画面が表示できない問題の修正
【現象】
禁止操作時にポップアップ通知する設定を行っている状態で、禁止操作を行ってもポップ
アップが表示されない場合があります。
【影響】
禁止設定している操作は禁止されますが、通知画面が表示されません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
発生条件は不明です。
2008/9/9
発生したケースとして、サブマネージャに登録されている全てのエージェントに対して設定が
反映されません。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
ポップアップの通知設定の情報をデータベースから取得する際に内部エラーが発生し、
設定情報がエージェントに適用されないため発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャがポップアップ通知設定の情報をデータベースから取得する
際のクエリを変更し、内部エラーが発生しないように修正しました。
21.サイボウズ社のサイボウズOffice6リマインダーのメッセージボックス通知が表示されない問題の修正
【現象】
エージェントをインストールしている端末で、マウスやキーボードを操作しているにも関わらず
サイボウズOffice6のリマインダーが「離席中」となり、リマインダーの「メッセージボックス通知」
が表示できなくなる場合があります。
【影響】
サイボウズOffice6のリマインダーが正しく動作しなくなります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのMR
2008/11/21
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・アプリケーションID監査ポリシーを設定している
・サイボウズ社のOffice6リマインダーをインストールしている
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【対策】
アプリケーションID監査ポリシーを適用している端末にサイボウズ社のリマインダーがインス
トールされていてもリマインダーの機能が正しく動作できるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 34 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-08
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作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
22.スタンドアロンMRで同じHotFix情報を取得し統合コンソールへのインポートに失敗する問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRで取得した資産情報を統合コンソールにインポートする際にHotFix情報の
インポートが失敗する場合があります。
【影響】
HotFix情報のインポートが失敗しますが、それ以外の情報はインポートが成功します。
そのため、スタンドアロンMRのHotFix管理情報が空白になります。
【発生バージョン】
・LaScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
発生条件1:MRが同じタイプ(OS、もしくはIE)の同じ名称のHotFix情報を取得した場合
HotFixが適用されたWindows Vistaの端末にスタンドアロンMRをインストールし、そのデ
ータを統合コンソールにインポートする場合
発生条件2:端末にOSとIEで同じ名称のHotFixが存在する場合
OSとIEで同じ名称のHotFix情報が存在している端末のデータを統合コンソールにインポ
ートする場合
【回避方法】
発生条件1の回避方法
「LspStnHotFix.txt」に書き込まれた同じ名前のHotFixの情報を削除し、その後にインポ
スタンドアロ
ートするとインポートできます。
ン
2008/7/24
発生条件2の回避方法
MR
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
発生条件1の原因
HotFixのインストール情報を格納している、「LspStnHotFix.txt」に同じ名称のHotFixが書
き込まれるため、データベースへのインポート時に主キー違反が発生して失敗します。
同じ名称のHotFixの情報が書き込まれるのは、HotFixのインストール情報を取得している
「WMI」の情報に、同じ内容のHotFixが2つ登録される場合があるためです。
発生条件2の原因
HotFixの情報は、HotFix名とHotFixタイプ(OS、IE)のデータを取得し、同じHotFix名でも
HotFixタイプが異なれば、別のHotFixと判断しています。
しかし、HotFix情報をデータベースに書き込む際に、HotFixタイプによる識別を行っていな
いため、HotFix名が同じ場合に同じデータと判断されて主キー違反が発生して失敗します。
【対策】
発生条件1の対策
「WMI」から取得するHotFix情報に対して重複チェックを行ない、MRが同じ名称のHotFix
情報を複数取得しないように修正しました。
発生条件2の対策
HotFixの情報をデータベースに書き込む際に、HotFixタイプも識別の条件に追加し、同じ
HotFix名でもHotFixタイプが異なれば、別のHotFixと判断してデータベースにインポート
出来るように修正しました。
23.スタンドアロンMRのデータをインポートするとエラーが発生する問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRのデータをインポートする際にMRが稼働している端末のMRのインストール
パスを指定すると、I/Oエラーが発生し続けます。
【影響】
スタンドアロンMRのデータがインポートできません。
【発生バージョン】
スタンドアロ
・LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、LanScope Cat6 全バージョンのMR
ン
2008/11/20
【発生条件】
MR
統合コンソールとMRが同居している環境で、統合コンソールからMRのインストールフォルダを
指定する場合
【回避方法】
MRのLocallogのフォルダをインストールフォルダ以外のパスにコピーし、そのデータを
インポートすると回避できます。
【対策】
インポート対象のファイルが別のプロセスに握られて開くことができない場合は、インポー
ト結果にファイルが開けません というメッセージを表示するように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 35 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
24.アラーム通知メールを設定するとエラーが発生して設定できない問題の修正
【現象】
アラーム通知メールの設定画面で設定を行い、設定ボタンをクリックするとエラーメッセージ
が表示されて設定できない場合があります。
【影響】
発生条件に合致する場合のアラーム通知メールの設定ができません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3、LaScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
発生条件は2種類あります。
発生条件1:アラーム通知メール設定画面の以下の項目にシングルクオーテーション「'」
が入力されている場合
「認証アカウント」、「認証パスワード」、「アカウント」、「表示名」、「返信用アドレス」
発生条件2:評価版でオプション機能を利用し、製品購入時にそのライセンスを購入せず、
不要となったサブマネージャをアンインストールしている場合
【回避方法】
発生条件1の回避方法
設定画面のアカウント、表示名、返信用アドレスにシングルクオーテーション「'」を含め
アラーム通
ずに設定すると設定できます。
知
2008/10/31
発生条件2の回避方法
メール
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
発生条件1の原因
「認証アカウント」、「認証パスワード」、「アカウント」、「表示名」、「返信用アドレス」が
シングルクオーテーション「'」に対応していないため発生します。
発生条件2の原因
サブマネージャを登録すると、LSPMMS_MAIN..SUBMGRDSPに登録情報を書き込みます。
この情報は、サブマネージャをアンインストールしても残ったままになります。
アラーム通知メールの設定を行うと、SUBMGRDSPに書き込まれているサブマネージャ
に接続してアラーム通知を設定しているため、アンインストールされたサブマネージャに
接続できずにエラーが発生します。
【対策】
発生条件1の対策
「認証アカウント」、「認証パスワード」、「アカウント」、「表示名」、「返信用アドレス」に
シングルクオーテーション「'」が書き込まれても設定できるように修正しました。
発生条件2の対策
アラーム通知メールの設定を行う時に、現在利用しているライセンスを確認し、ライセン
スが存在するサブマネージャのデータベースにのみ接続して設定が完了するように修
正しました。
Ver6.1.0.0 - 36 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
25.キーワードに抵触する操作が発生してもアラーム通知メールが発生しない問題の修正
【現象】
アラーム通知メールを設定し、エージェントにオフラインMRを適用している環境で、オフ
ライン時にキーワードに抵触したログがマネージャに送信された場合、アラーム通知メ
ールが発生しない場合があります。
【影響】
キーワードに抵触した下記の操作のアラーム通知メールが発生しません。
■Windows95、98、Meの場合
ウインドウタイトル、デバイス書込、リモートPC書込、ローカル共有、CSVファイル出力
ドライブ追加、機密フォルダアクセス、ファイル操作カスタマイズ
■WindowsNT4.0、2000、XP、2003の場合
ウインドウタイトル
※ログは正しく取得できています。
【発生バージョン】
アラーム通
・LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、 LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
知
2008/11/20
【発生条件】
メール
MRが起動して資産管理サブマネージャと通信ができない状態で、アラーム通知設定さ
れているアラームが発生した場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
MRは起動時にCatマネージャから動作設定情報を受け取ってその設定に従い動作します。
しかし、Catマネージャと通信できない状態で端末が起動したときは、動作設定情報を受
け取れないため、前回レジストリに保存された設定情報を読み込みます。
レジストリから前回の設定情報を読み込んだ場合に、アラーム通知メールの設定を読み
込んでいないため、通知メールが設定されていない状態となって発生します。
【対策】
レジストリから設定情報を読み込む時にアラーム通知の設定情報を読み込むようにし、
オフライン状態でアラームが発生してもアラーム通知メールが送信されるように修正し
ました。
Web
コンソール
26.セキュリティリスク推移画面でログの保存日数を超えた日のデータを表示する時のメッセージを修正
【現象】
セキュリティリスク推移画面で、ログの保存期間を超えた日付についてもアラーム件数で
リンクをはっており、クリックできるようになっています。この保存日数を超過した日のアラ
ームをクリックした場合、「○○/○/○/にはアラームがありません。」というメッセージ
が表示されるため、その日にアラームが発生していないと誤解する場合があります。
【影響】
運用上の影響はありませんが、選択した日にアラームが発生していないと誤解してしまう
場合があります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
2008/2/22
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・統合コンソールでセキュリティ警告設定を設定している
・リアルタイムイベントログの保存日数を61日以下に設定している
・Webコンソールのセキュリティリスク推移画面で保存日数を超えた日付のデータを参照する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
保存日数を超えた日付のアラーム情報を参照した場合に表示するメッセージの内容を下記
の表現に変更しました。
■修正後のメッセージ内容
「ログ保存日数を超えているため○年○月○日にはアラームログはありません。」
Web
コンソール
27.WindowsOS管理画面でOS別エージェント一覧の情報がCSV出力できない問題の修正
【現象】
WindowsOS管理画面のOS別エージェント一覧画面のデータをCSV出力すると、空データ
が出力されます。
【影響】
OS別エージェント一覧のデータがCSVファイルに出力できません。
【発生バージョン】
2008/11/6
・LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
WindowsOS管理画面のOS別エージェント一覧画面のデータをCSV出力する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
OS別エージェント一覧のデータがCSVファイルに出力できるように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 37 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
28.ノード管理一覧画面のウィンドウタイトル情報が更新されない問題の修正
【現象】
ノード管理一覧画面を表示すると、セグメント名を記載したウィンドウタイトルが表示され
ますが、複数のノード管理一覧画面を表示した場合に一番最初に表示させたセグメント
のタイトルのまま更新されません。
例:セグメントA(192.168.100.0)のノード管理一覧を開いた後にセグメントB(192.168.101.0)
のノード管理一覧を表示した場合、セグメントAのタイトルで一覧を表示します。
【影響】
表示の問題で運用上影響はありません。
不正PC検知
【発生バージョン】
2008/10/31
(オプション)
・LanScope Cat6 の全バージョンの不正PC検知機能
【発生条件】
複数のセグメントに検知エージェントをインストールしている環境で、各セグメントのノード
管理一覧画面を表示する場合
【回避方法】
統合コンソールを再起動した後、表示させたいセグメントのノード管理一覧を表示すると
正しいウィンドウタイトルで表示されます。
【対策】
複数のノード管理一覧画面を表示する場合に、ノード管理一覧画面のウィンドウタイトル
が正しく表示できるように修正しました。
29.ノード管理一覧画面の編集後にノード管理一覧画面がネットワーク全体で表示される問題の修正
【現象】
特定のノードのノード管理一覧画面を表示し、「編集」ボタンをクリックした後に「編集取消」
をクリックすると、ネットワーク全体のノード管理一覧画面が表示されます。
【影響】
表示の問題で運用上影響はありません。
不正PC検知
【発生バージョン】
2008/12/18
(オプション)
・LanScope Cat6 の全バージョンの不正PC検知機能
【発生条件】
現象の手順で操作を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
上記の操作を行っても、ノード管理一覧画面を正しく表示するように修正しました。
30.DA自動バージョンアップの配信失敗時にアプリケーションログにエラーが出力される問題の修正
【現象】
DA自動バージョンアップが失敗した場合に、以下のアプリケーションログが出力される場
合があります。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat DTCMgr
種 類:その他データベースエラー
説 明:ファイル配布ログの書き込みが失敗しました。書式文字列'**'は正しくないか引数
の型と一致しません。
不正PC検知
【影響】
2008/12/27
(オプション)
エラーログは出力されますが、配信に影響はありあせん。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンの不正PC検知機能
【発生条件】
検知エージェントの自動バージョンアップで、検知エージェント起動時のPULLリトライ配布
が失敗した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
上記の操作を行っても、もともと表示していたノード管理一覧画面を表示するように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 38 -
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リリースノート番号 Cat6000-08
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
31.休日操作アラームの「早朝」、「深夜」のアラームがリアルタイムイベントログと一致しない問題の修正
【現象】
業務時間外アラームと休日アラームを両方設定している状態で、アラームに該当する日時
にアプリケーションを操作した場合、リアルタイムイベントの休日操作アラームでは「深夜」、
アプリケーションID監査ログでは「早朝」となり、アラームの内容が異なります。
例:業務時間を18:00~23:00、休日を設定した状態で、休日の17:00にアプリケーションを
操作すると、リアルタイムイベントログのアラームでは「深夜」アラーム、アプリケーション
ID監査ログでは「早朝」アラームとなります。
【影響】
同じ時間の操作で「早朝」、「深夜」のアラームに分かれます。
リアルタイムイベントログ、アプリケーションID監査ログともにアラームは発生するため、運用
上影響はありません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
アプリケー
業務時間外と休日設定の両方の設定を行い、両方のアラーム条件に合致する日時に操作
ション
2008/4/23
した場合
ID監査
・アプリケーション監査ポリシーとリアルタイムイベントポリシーの業務時間外アラームで業務
(オプション)
時間の範囲を午前中、もしくは午後のみ の時間帯で設定する
・休日設定で設定した日に業務時間外となる時間帯でアプリケーションを操作する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
リアルタイムイベントログとアプリケーションID監査ログとでアラーム発生時の確認方法が
異なるため発生します。
リアルタイムイベントログは、休日かどうかの確認を優先し、休日の場合は12:00以降の操作
が「深夜」アラームとなります。アプリケーションID監査ログは、業務時間の確認を優先して
いるため、12:00以降の操作でも業務時間前の時間帯であれば「早朝」アラームとなります。
【対策】
アプリケーションID監査ログの休日アラームの仕様を、リアルタイムイベントログと同じ仕様
に変更しました。
休日に設定した日に12:00より前に操作すれば「早朝」アラーム、12:00以降に操作すれば
「深夜」アラームと表示するように修正しました。
32.監査対象のアプリケーションの設定画面のインポート時にエラーが発生する問題の修正
【現象】
監査アプリケーションの登録時に.itcファイル(アプリケーション監査の設定ファイル)を統合
コンソールにインポートするとエラーが発生してインポートができません。
―エラーメッセージ―
「不正な浮動小数点演算命令.」
【影響】
アプリケーションID監査で監査するアプリケーションの画面情報が登録できません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのアプリケーションID監査機能
【発生条件】
アプリケー
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
ション
2008/8/31
・Windows98の端末から画面登録するWebアプリケーションの画面を最小化した状態でitc
ID監査
ファイルを作成する場合
(オプション)
・画面登録するWebアプリケーションの画面をプライマリモニタ以外の画面で設定し、.itcファ
イルを作成する場合
【回避方法】
画面登録するWebアプリケーションの画面を最小しない状態でitcファイルを作成する、また
は、プライマリモニタ上でitcファイルを作成するとインポートが成功します。
【原因】
設定画面の画面情報がない状態でitcファイルが作成されるため発生します。
【対策】
画面情報のないファイルをインポートする際のメッセージの内容を変更する対策を行いました。
※画面情報のないデータをインポートできるようになる対策ではありません。
メッセージが表示される場合は、.itcファイルを作成し直していただく必要があります。
Ver6.1.0.0 - 39 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-08
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/1/10
LanScope Cat Ver6.1.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
アプリケー
ション
ID監査
(オプション)
日付
内容
33.操作回数アラームで設定した操作回数分操作してもアラームにならない問題の修正
【現象】
アプリケーションID監査機能では、1日の操作回数をアラームにすることができますが、操作
回数アラームを「1日1回以上」と設定していると、オフラインMRがオフライン状態で操作した場
合に2回以上操作しないとアラームになりません。
【影響】
オフライン状態で取得したログからの操作回数アラームが、本来2件発生するべきものが1件
しか発生しません。
※1日2回以上で設定している場合は設定した回数でアラームが発生します。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのアプリケーションID監査機能
2008/8/8
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
・アラーム設定で、操作回数アラームを「1回」以上と設定している
・オフラインMRを適用している
「操作」
オフライン状態で監査対象のアプリケーションを1回操作する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
1日1回以上操作すればアラームにする設定を行っている場合は、オンライン、オフラインの
いずれも1回以上の操作でアラームが発生するように修正しました。
34.Webアクセスモニタのデータが保存期間を超えてもデータベースに残ったままになる問題の修正
【現象】
Webアクセスモニタのデータは最新の2日分のデータを保存していますが、アップロードログ
のデータがモニタ用のデータベーステーブルから削除されずに残ったままになります。
【影響】
Webアクセスモニタ画面に2日以上前のアップロードログが表示されます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンのWebアクセス監視機能
【発生条件】
Webアクセスのポリシー設定で、「リアルタイムにアクセスログを表示する」設定を行っている
Webアクセス
2008/11/17
場合
(オプション)
【回避方法】
既にデータが残っている場合は、マネージャをVer6.1.0.0にアップデートする必要があります。
まだ発生していない場合は、「リアルタイムにアクセスログを表示する」設定を行わなければ
発生しません。
【原因】
WebアクセスモニタのデータベーステーブルでWebアップロードログを削除する処理を行って
いないため発生します。
【対策】
Webアクセスモニタのデータベーステーブルから2日以上前のWebアップロードログを削除し、
最新の2日分のみ保存するように修正しました。
Ver6.1.0.0 - 40 -
LanScope Cat6
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作成日:2009/4/6
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EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.1.1.0:2009年3月12日 12:52:50) EPMgr(6.1.0.0:2009年1月9日 15:22:03) INVMgr(6.1.1.0:2009年3月12日 10:42:30)
TSKMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 20:06:18) REVMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 16:41:50) FDLMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 9:01:53)
WACMgr(6.1.0.0:2008年12月25日 09:34:24) SVRMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 16:42:08) DTCMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 9:02:55)
Webcsl(6.1.0.0) MR(6.1.1.0:2009年3月12日 10:41:26) SA(6.1.0.0:2008年10月23日 17:26:47) DA(6.1.1.0:2009年3月30日 9:38:44)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.1.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.1.0.0からの改良点はありません。
Ver6.1.1.0 - 1 -
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リリースノート番号 Cat6000-09
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/4/6
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■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
1.エージェント検索に時間がかかる問題の修正
【現象】
統合コンソールのエージェント検索機能の検索が、Ver6.1.0.0未満の統合コンソールに比べて
時間がかかります。
【影響】
バージョンアップ後にエージェント検索の検索結果の表示に時間がかかるようになります。
Ver6.1.0.0未満とVer6.1.0.0の1000台環境でエージェント名の検索を行った場合、Ver6.0.3.1の場
合:約0.7秒、Ver6.1.0.0の場合:約3秒 という違いがあります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
2009/2/7
・エージェント検索時に部署名を含めずに「全ての条件を満たす」、または、「いずれかの条件
を満たす」で検索する場合
・エージェント検索時に部署名を含めて「いずれかの条件を満たす」で検索する場合
【回避方法】
検索条件に部署名を含め、「全ての条件を満たす」方法で検索すると検索時間が短くなります。
【原因】
Ver6.1.0.0で、部署名で検索する場合に直下にエージェントがある部署名で検索した場合しかエ
ージェントが表示できない問題を修正しましたが、この修正により、部署名で条件付けせずに検
索をかけた場合でも、親の部署を含めてデータの参照を行うようになっており、検索結果を表示
するのに時間がかかります。
【対策】
検索時に、検索条件に関係のないデータを参照せずに検索するように修正しました。
統合
コンソール
2.エージェント検索のグループ検索で検索結果の部署構成が不正になる問題の修正
【現象】
エージェント検索画面でグループ検索を行った場合、検索結果で表示される部署の構成が存
在しない部署構成で表示される、また、検索結果をダブルクリックすると、クライアント表示画面
で該当グループが展開されますが、その時に別のグループが展開対象となる場合があります。
例) AAA\KKK\CCCいう部署を構成している状態で、CCCで検索した場合、検索結果で
AAA\BBB\CCCという部署名になって表示される場合があります。
【影響】
グループ検索で検索したいグループ情報が正しく表示できない、クライアント表示画面で、検索
対象のグループが展開できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanSope Cat6の全バージョン
【発生条件】
2009/2/9
グループを作成すると、データベース上にグループNoを付与してグループ情報を管理していき
ますが、グループNo256以上で登録されているグループ名を検索する場合
【回避方法】
エージェントを検索する場合は、エージェント検索のタブから検索する方法で検索対象のエージ
ェントを検索することができます。
グループを検索する場合は、回避方法はありません。
【原因】
グループ検索時にグループNoを格納する変数の型が256以上の値に対応していないため、グル
ープNo257はグループNo1、No258はグループNo2というように、No256以上の番号が再クリック
されて値を格納するため、検索結果の部署構成がくずれます。
【対策】
グループNoを格納する変数の型をByte型からSmallint型に変更し、グループ検索の結果が正し
く表示できるように修正しました。
Ver6.1.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-09
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/4/6
LanScope Cat Ver6.1.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
3.エージェント別リアルタイムイベントログの表示に時間がかかる問題の修正
【現象】
Ver6.1.0.0のMRが稼働しているエージェントのエージェント別リアルタイムイベントログを取得
すると、イベントログの転送に時間がかかり、ログ表示に時間がかかる場合があります。
【影響】
エージェント別リアルタイムイベントログの表示に時間がかかります。
Ver6.1.0.0未満のMRの場合に数秒で表示されていた情報が、数分かかります。
また、MRがLocalLogフォルダに書き込んでいる詳細ログのファイルサイズが大きくなります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 Ver6.1.0.0 のMR
【発生条件】
MR
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
(エージェン
Ver6.1.0.0のMRのインストールフォルダが、ウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャンの対
ト別リアルタ 2009/2/16
象になっている場合
イムイベン
【回避方法】
ト)
MRのインストールフォルダに対するウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャンの設定を解
除する方法で回避できます。
【原因】
Ver6.1.0.0のMRから不正PC検知機能のMR稼働チェック用にMRのLocallogフォルダ内に詳
細ログを出力しています。
ウィルス対策ソフトのリアルタイムスキャンが動作していると、詳細ログの書き出し処理に時
間がかかります。その結果、MRからリアルタイムイベントサブマネージャへのデータ送信に
時間がかるため発生します。
【対策】
エージェント別リアルタイムイベントログ、ファイル配布、HOTFIX配布の3つ通信については
詳細ログに出力するメッセージをフィルタして出力回数を抑え、ログ表示に時間がかからな
いように修正しました。
4.MRが稼働していないノードでMRが稼働していると誤判断される問題の修正
【現象】
MRが稼働していないノードにも関わらずMRが稼働していると判断されてMR稼働が○になり、
ノードアイコンが青くなる場合があります。
【影響】
1.MRがインストールされていないノードを検知した場合にアラーム、または、禁止にする設
定を行っていてもアラームが発生しない、接続が禁止されない。
2.MRがインストールできないノードのMR稼働が○になり、セグメントツリー上のノードアイコ
ンが青くなる。
3.許可ノードとして接続したプリンタ等の機器が一時的にMR稼働と判断された後、MR未稼
働ノードと判断されると、MR稼働⇒MR未稼働に切り替わるためアラームや禁止対象のノ
ードと認識される。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 Ver6.1.0.0 の検知エージェント
【発生条件】
以下の条件で発生する場合があります。
セグメント内のノード数が多く、定期存在チェックや朝の起動時等、MR稼働チェックが集中し
て発生する場合
※症例として、クラスBのセグメントに700ノード存在し、うち100台がプリンタという環境での発
不正PC検知
2009/3/26
生を確認しています。
機能
【回避方法】
回避方法はありません。検知エージェントをVer6.1.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.1.0.0の検知エージェントから実装している、MR稼働チェックのマルチタスク化の処理に
問題があり発生する現象です。
マルチスレッド化の処理では、MR稼働チェック開始処理とMR稼働チェック終了処理を繰り返
し行っています。チェックの結果を書き込む際は、チェックしたスレッドのNoと、リスト上で同じ
Noを持っているレコードのデータを更新し、マネージャに結果を送信した後リストを削除してい
ます。MRがインストールされている端末からMR稼働の結果が返ってこない場合は、チェック
開始から5秒後に未稼働と判断して内部リストを削除しています。
この処理において、MRが未稼働であると判断して内部リストから該当ノードの情報を削除する
よりも前に、同じスレッドNoで別のノードの稼働チェックを実行する状況が発生します。
MR稼働チェックの結果は、実行したスレッドNoと同じNoを持っているリストデータの値を更新
しているため、別のノードの結果を取得して結果を書き込む時に、完了処理待ちになっていた
ノードのレコードにもMR稼働という結果を書き込みます。そのために発生します。
【対策】
MR稼働をチェックするリストにレコードを追加する際にSEQNNOを割り当ててレコードを追加し
ました。リストに稼働チェックの結果を書き込む際はスレッドNoではなくSEQNOをキーにして書
き込むようにし、チェックしたノードが、別のノードの情報に書き変わらないように修正しました。
Ver6.1.1.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-09
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/4/6
LanScope Cat Ver6.1.1.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
メッセージ
機能
1.再構築を行うとメッセージポリシーのエージェント選択の設定が解除される問題の修正
【現象】
統合コンソールで再構築を実行すると、メッセージポリシーの「実施するエージェント」として
設定していたエージェントの設定が解除される場合があります。
【影響】
メッセージを実施するように設定していたエージェントにメッセージが配信できなくなります。
また、取得していたメッセージ結果一覧の情報がなくなります。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
・サブマネージャが複数台あり、サブマネージャ間移動しているエージェントがメッセージポ
リシーでメッセージ通知する対象になっている
・移動先のサブマネージャ上で所属しているグループと同じグループNoのグループが元々
登録したサブマネージャ側にも存在しており、そのグループがメッセージポリシーに登録
されていない、または、別のメッセージポリシーグループに登録されている
「操作」
2009/2/9
統合コンソールから、再構築、資産インポート、メッセージ結果一覧画面から資産データ更
新、資産管理一覧画面から部署名を変更して再構築が実行される場合
【回避方法】
回避方法はありません。現象発生時はメッセージポリシーを再設定していただく必要があり
ます。
【原因】
再構築処理では、グループ移動でメッセージポリシーから外れた、または、別のポリシーに
変更になったエージェントのメッセージポリシーの設定を削除しています。削除対象のエー
ジェントを判断する際に、エージェントが所属しているグループがメッセージポリシーに登録さ
れているかどうかを確認していますが、ポリシーの登録状況を確認する際に、移動先のサブ
マネージャのグループではなく、元々の登録先のサブマネージャのグループから確認してい
るため、登録先のサブマネージャのグループがメッセージポリシーに登録されていないと、設
定が解除されます。
【対策】
エージェントがメッセージポリシーに登録されているかどうかを確認する際に、登録先サブマ
ネージャのグループではなく、移動先のサブマネージャのグループから確認するようにし、サ
ブマネージャ間移動しているエージェントのメッセージポリシー設定が解除されないように修
正しました。
本人通知
機能
2.禁止時に本人通知する設定を解除した後も通知メッセージが表示され続ける問題の修正
【現象】
統合コンソールで、禁止時に本人に通知する設定を行っている状態から設定を解除した場合、
設定の解除後も禁止操作を行うと通知メッセージが表示され続けます。
【影響】
禁止操作を通知する全ての機能で発生し、別のポリシーグループに登録し直したり、ポリシー
を再設定しても解除できません。
【発生バージョン】
・ LanScope Cat6 Ver6.1.0.0
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
2009/1/14
マネージャがVer6.1.0.0、MRがVer6.0.0.0以上の環境で、禁止時に本人通知する設定を行って
いる
「操作」
禁止時に本人通知する設定を解除する場合
【回避方法】
現象を回避するには、禁止通知設定を解除した状態でMRの再インストールが必要です。
【原因】
Ver6.1.0.0 で、禁止時に禁止ポップアップの通知画面が表示できない問題の修正を行いました
が、この修正により、通知設定を解除した場合にマネージャからMRに対して解除の情報を送ら
ない状態になっているため発生します。
【対策】
本人通知の設定を解除する場合に、資産管理サブマネージャからMRに対して解除の情報を
送信し、設定が解除できるように修正しました。
Ver6.1.1.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-09
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/4/6
LanScope Cat Ver6.1.1.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
資産管理
日付
内容
3.インストール済みアプリケーションが新規アプリケーションインストールアラームになる問題の修正
【現象】
端末にインストールされていてマネージャにも登録済みのアプリケーションが新規アプリケーション
インストールアラームになる場合があります。
【影響】
新規インストールではないのに、アラーム通知メールが送信される、統合コンソール、Webコンソー
ルに資産アラームログとして表示されます。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生する場合があります。
・ポリシー配信画面で最新の資産情報を取得する設定を行い配信する
・MRが送信する資産情報を資産管理サブマネージャがDBに書き込むのに時間がかかりリトライが
続く
・リトライが続いている間に該当端末のインストールアプリケーション情報が変化した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.1.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
インストールアプリケーション情報は、インストールした場合に差分の情報のみを資産管理サブマネ
ージャに送信していますが、ポリシー配信画面で「最新の資産情報を取得する」設定を行っている場
2009/2/13
合は全ての情報を送信しています。そのため、資産管理サブマネージャのデータベース書込みに時
間がかかります。
1エージェントの書込み完了に数分かかり、資産情報のリトライが発生する状況で発生する
場合があります。
資産情報の書込み終了の通知が資産管理サブマネージャからMRにこない場合、MRはタイムアウト
(タイムアウト値:30秒 ※Ver6.1.0.0以上は120秒)と判断して送信リトライを行います。
リトライ時に同じエージェントから前回と同じデータサイズの情報が届いた場合、資産管理サブマネ
ージャは受信せずに失敗という結果を返すため、エージェントは再度リトライ送信します。
リトライの最中に端末にアプリケーションをインストールしたり、アンインストールすると、資産情報の
データ量が前回送信時と違うため、資産管理サブマネージャは受信してデータを書き込みます。
この時に既に受信していたアプリケーション情報が書き込み中であった場合、後から受け取ったイン
ストールアプリケーション情報を書き込む時に書込み途中のインストールアプリケーション情報を削
除してから書き込むため、後から書き込む情報の一部がアラームの対象となるため発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャがMRから送信される資産情報を受け取るのか、受け取らずに失敗の結果
を返すのかを判断する条件を変更しました。
従来はエージェントから送信されるデータサイズの違いで判断していましたが、現在書き込み処理中
かどうかを判断し、書込み処理中であれば受信せずにリトライさせる、書込み処理中でなければ受信
して書き込むようにし、既にインストールされているアプリケーションが新規インストールと判断されな
いように修正しました。
Ver6.1.1.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-09
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/4/6
LanScope Cat Ver6.1.1.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
資産管理
日付
内容
1.ウイルス対策ソフト管理画面を開くとエラーが表示される問題の修正
【現象】
統合コンソール、Webコンソールでウイルス対策ソフト管理画面を開くとエラーメッセージが表示され、
ウイルス対策ソフト管理画面が表示できない場合があります。
―エラーメッセージ―
「"は整数ではありません」
【影響】
ウイルス対策ソフト管理画面が表示できません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 の全バージョンの統合コンソール、Webコンソール
【発生条件】
2009/2/28
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
・ウイルス対策ソフトの情報を格納しているデータベーステーブルのPatternVerの項目に空 文字が存
在する。
・ウイルス対策ソフトの情報を格納しているデータベーステーブルのPatternVerの項目にピリオド、数
字以外の文字が存在する
【回避方法】
回避方法はありません。
【原因】
空文字の整数変換に失敗する、ピリオド・数字以外の文字の変換に失敗するためエラーが発生します。
【対策】
パターンファイルのバージョンがNULL、空文字、ピリオド・数字以外の文字が含まれていても変換して
情報が表示できるように修正しました。
Ver6.1.1.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-10
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/5/11
LanScope Cat Ver6.1.2.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.1.1.0:2009年3月12日 12:52:50) EPMgr(6.1.0.0:2009年1月9日 15:22:03) INVMgr(6.1.1.0:2009年3月12日 10:42:30)
TSKMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 20:06:18) REVMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 16:41:50) FDLMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 9:01:53)
WACMgr(6.1.0.0:2008年12月25日 09:34:24) SVRMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 16:42:08) DTCMgr(6.1.0.0:2008年12月29日 9:02:55)
Webcsl(6.1.0.0) MR(6.1.1.0:2009年3月12日 10:41:26) SA(6.1.0.0:2008年10月23日 17:26:47) DA(6.1.1.0:2009年3月30日 9:38:44)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.1.1.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.1.1.0からの改良点はありません。
Ver6.1.2.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-10
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/5/11
LanScope Cat Ver6.1.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
1.Office製品のファイルを保存した場合にファイル作成ログが発生しない問題の修正
【現象】
EXCELやWORDのファイルを名前を付けて保存した場合に本来発生するべきファイル作成
のファイル操作ログが発生しない場合があります。
【影響】
ファイルが新しく作成された情報を取得することができません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3 Ver3.4.0.0以上、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
Office製品のファイルを名前を付けて保存する場合
【回避方法】
リアルタイム
2009/3/28
回避方法はありません。MRをVer6.1.2.0以上にアップデートする必要があります。
イベント
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
名前を付けて保存する際にファイル作成ログを取得するという判断は、ファイルを保存し
た際に一時的に作成されるファイルとWindowsのファイル操作発生の通知情報から判断
しています。
Office製品で名前を付けて保存した場合、Windowsからの通知が発生しないため、ファイ
ル作成ログをあげることができずに発生します。
【対策】
Windowsからの通知が発生しない原因が不明であるため、ファイルを保存した際に一時
的にファイルを作成するフォルダを監視するようにし、そこにファイルが作成された場合に
ファイル作成と判断してファイル作成ログを取得するようにしました。
2.デスクトップ上のファイルを開くと不要なファイル作成ログが発生する問題の修正
【現象】
デスクトップ上のEXCELファイルを開いた場合に、ファイルを作成していないにも関わら
ずファイル作成ログが発生します。
【影響】
ファイルを作成していないのにファイル作成のログが発生します。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
・WindowsXP、2003、Vista の端末で、開くだけでファイルの更新を行うアプリケーション
のファイルをデスクトップ上で開く場合
症例として、EXCELのファイルを開いた場合に発生することを確認しています。
【回避方法】
リアルタイム
2009/3/28
回避方法はありません。MRをVer6.1.2.0以上にアップデートする必要があります。
イベント
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
上記のOSの場合、ファイル操作ログの取得精度をあげるためにデスクトップ上のファ
イルを監視しており、ファイルが更新された場合にファイルが作成されたと判断してファ
イル作成ログを取得しています。そのため、EXCELなど、ファイルを開いただけでファイ
ルを更新するアプリケーションの場合は、この条件でファイルが作成されたと判断され
るため、不要なファイル作成ログが発生します。
【対策】
デスクトップ上のファイルが更新された場合にファイル作成ログを作成する条件がなく
ても、デスクトップ上にファイルの作成やコピーを行った場合に、正しくファイル作成ロ
グが取得できるため、デスクトップ上のファイルが更新されたかどうかを判断しないよう
にし、デスクトップ上でファイルを開くだけで不要なファイル作成ログが発生しないよう
に修正しました。
Ver6.1.2.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-10
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/5/11
LanScope Cat Ver6.1.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
3.リムーバブルディスク内のEXCELファイルを開くと不要なファイル作成ログが発生する問題の修正
【現象】
リムーバブルディスク上に保存されているEXCELファイルを開いた場合に、ファイルを作成
していないにも関わらずファイル作成ログが発生します。
【影響】
ファイルを作成していないのにファイル作成のログが発生します。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
開くだけでファイルの更新を行うアプリケーションのファイルをリムーバブルディスクから開
いた場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.2.0以上にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
Ver6.0.0.0からファイル操作ログの取得条件を変更していますが、その変更の影響によって
発生します。
リアルタイム
2009/3/28
リムーバブルディスクに名前を付けてファイルを保存した場合に、ファイル作成ログが取得
イベント
できない問題があったため、Ver6.0.0.0より、リムーバブルディスク上にファイルを保存した
場合にファイルの更新日時を確認するようにし、更新日時が現在時刻から20秒以内であれ
ばファイル作成ログとして取得するようにしています。
的にファイルを作成するフォルダを監視するようにし、そこにファイルが作成された場合に
ションのファイルを開くとファイルの更新日時が更新され、ファイル作成と判断してファイル
作成のログが発生します。
【対策】
リムーバブルディスクに名前を付けて保存した際のファイル作成ログ取得の判断を変更し
対策しました。
ファイル作成ログは、作成日時が現在時刻から20秒以内であればログとする仕様ですが、
リムーバブルディスクでファイルを削除してから同名のファイルを15秒以内に作成すると作
成日時が削除した方のファイルの日時になります。(OS側のリムーバブルディスクの仕様)
そのため、「ファイル削除」「ファイル移動元」「ファイル名変更前」のログを60秒間メモリに記
憶し、名前を付けて保存されたファイルが、記憶されたリスト上にあれば更新日時を確認、
そうでなければ作成日時が現在時刻より20秒以内か確認する処理に変更し、リムーバブ
ルディスク上からファイルを開いた場合に不要なファイル作成ログが発生しないように修正
しました。
4.フォルダの上書きコピーを行った場合にコピーしていないファイルのコピーログが発生する問題の修正
【現象】
フォルダの上書きコピーを行った場合に、コピーしていないファイルのコピーログが発生す
る場合があります。
【影響】
実際に上書きコピーしていないファイルのコピーログが発生します。
【発生バージョン】
・LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
フォルダをコピーする際に、親フォルダのみが上書コピーとなり、その下にあるフォルダや
リアルタイム
ファイルはコピー先に存在しないため上書きコピーではなく通常コピーとなる場合
2009/4/28
イベント
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.2.0以上にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
上書きコピーを行った場合、コピー前から存在しているフォルダやファイルの有無を確認せ
ずにコピー先のフォルダの中にあるフォルダやファイルの情報もログ取得しているため発生
します。
【対策】
上書きコピー時に、コピー先のフォルダの中のフォルダやファイルと、コピー元のフォルダ
の中のフォルダやファイルを比較し、同じ名前のフォルダやファイルがある場合のみコピー
ログを取得するように修正しました。
Ver6.1.2.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-10
エムオーテックス株式会社
作成日:2009/5/11
LanScope Cat Ver6.1.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
5.名前変更したファイルを開くと不要なファイル作成ログが発生する問題の修正
【現象】
ファイルを名前変更した後すぐにそのファイルを開いた場合に、ファイル名変更ログの後
にファイル作成ログが発生する場合があります。
【影響】
ファイルを作成していないのにファイル作成のログが発生します。
【発生バージョン】
・LanScope Cat3 Ver3.4.0.0以上、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の操作を20秒以内に全て行った場合に発生します。
1.右クリックでファイルを作成する、または、ファイルをコピーしてOffice製品のファイル
を新規作成する。
2.新規作成したファイルの名前を変更し、そのファイルを開く
Office製品以外でも、ファイルを開くだけで一時ファイルが作成されるアプリケーション
リアルタイム
2009/4/28
の場合に同様の現象が発生します。
イベント
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.2.0以上にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
一時フォルダにファイルが作成され、Windowsからファイル作成の通知が発生すると、
ファイル作成ログを取得する処理が発生します。この時、ファイルの作成日時が現在
的にファイルを作成するフォルダを監視するようにし、そこにファイルが作成された場合に
作成直後のファイルや、移動、コピーされたファイルの場合、直前にログが発生した
ためフィルタしてファイル作成ログが発生しないようにしていますが、直前に名前変更
していた場合はフィルタしていないため、不要なファイル作成ログが発生します。
【対策】
一時フォルダにファイルが作成された場合、直前に名前変更のログを取得していれば
フィルタするようにし、名前変更直後にファイルを開いた場合に不要なファイル作成ロ
グが発生しないように修正しました。
MR
6.Windows Vista端末でLspEvmon.exeのメモリ使用量が上昇する問題の修正
【現象】
Windows Vistaの端末で、同じウィンドウタイトルの画面を複数表示している場合に、
LspEvmon.exeのメモリ使用量が上昇し続けます。
また、メモリが上昇した後、画面を終了してもメモリ使用量は減少しません。
症例として、同じウィンドウタイトルの画面を2つ表示し30分放置した場合、LspEvmon.exe
のメモリ使用量が通常の約2MBから約48MBにまで上昇することを確認しています。
【影響】
メモリ使用量が上昇し続けるため、端末の動作が遅くなる場合があります。
また、一度発生すると、OSの再起動を行うまで復旧しません。
【発生バージョン】
・LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のMR
【発生条件】
Windows Vistaで、リアルタイムイベントポリシーのファイル操作ログを取得する設定
を行っており、ウィンドウタイトルが同じ画面を2つ以上表示している場合
※画面を最小化している場合も発生します
2009/4/28
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.1.2.0以上にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
Ver6.1.0.0でWindows Vista端末でファイルを大量にコピーした場合にファイル操作ログ
が取得できない問題があり対策を行いましたが、この対策の影響によって発生します。
ファイルのコピーを判断するために、コピーダイアログのタイトルの発生を監視してい
ます。この処理において、ウィンドウをメモリに保管していますが、ウィンドウタイトルが
同じ場合、リストに追加せずにメモリ上から開放するよるようにしています。しかし、一
部の領域のみで開放しているため、開放されない領域にメモリが残ります。
同じウィンドウタイトルの画面を起動し続けている場合、開放すべきメモリが開放され
ずに蓄積されていくため発生します。
【対策】
同じウィンドウタイトルが発生している場合の開放処理を修正し、同じウィンドウタイトル
の画面を複数起動し続けてもLspEvmon.exeのメモリ使用量が上昇しないように修正し
ました。
Ver6.1.2.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.2.0.0:2009年6月8日 20:32:02) EPMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 14:29:28) INVMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:50:52)
TSKMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:46:42) REVMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:48:48) FDLMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:54:30)
WACMgr(6.2.0.0:2009年5月30日 10:45:06) SVRMgr(6.2.0.0:2009年6月5日 20:01:16) DTCMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:55:18)
Webcsl(6.2.0.0) MR(6.2.0.0:2009年5月28日 21:11:46) SA(6.2.0.0:2009年6月5日 11:02:12) DA(6.2.0.0:2009年5月28日 21:13:48)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
動作環境
1.Windows Server 2008に対応しました。
【内容】
LaScope Catのマネージャ、エージェントがWindows Server 2008 に対応しました。
対応OSとしてご利用いただくことができます。
また、対応OSの増加に伴い、プロダクトID管理画面やHotFix管理画面でWindows Server 2008の
情報を管理することができます。
2009/6/29
【Windows Server 2008 での注意点】
以下の製品には対応しておりません。ご注意ください。
エージェントプログラム:検知エージェント
データベース: Oracle Database 10g Express Edition
データベースをOracle Database、サブマネージャサーバをWindows Server 2008で構築する場合、
Oracle DatabaseはStandard Edition が必要となります。
Oracle Database Express Edition は Windows Server 2008に対応しておりませんのでご注意ください。
動作環境
2.仮想化環境へのサポート対応を開始しました。
【内容】
仮想化環境のサポート対応を開始しました。
マイクロソフト社のHyper-V、ヴイエムウェア社のVMware ESX による仮想化環境でのLanScope Cat
2009/6/29
のサポートを開始しました。
マネージャサーバを仮想化環境で構築いただくことができ、サーバの導入コスト、ランニングコ
スト、メンテナンス等の作業工数を削減することができます。
また、MR、SA(サーバエージェント)、DA(検知エージェント)も仮想化OS上にインストールして
ご利用いただくことができます。
動作環境
3.エージェントの64bitOSへの対応を開始しました。
【内容】
Windows Server 2003 x64 Edition、Windows Server2008 x64 Edition 環境に対応しました。
32bit互換モードに対応し、以下の内容で動作します。
2009/6/29
マネージャ :標準機能、オプション機能共に対応しています。
エージェント:サーバエージェントとMRが対応しています。(MRは一部取得できない情報があります)
64bitOSでMRが取得できる情報、取得できない情報については、
標準操作ガイド 「導入第1部 第1章 1-2.インストールに必要なソフトウェア環境の確認」の
1-2-5 に掲載しています。
Ver6.2.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■改良点
項目
日付
内容
1.集計グラフをエクセルファイルにレポート出力できるようになりました。
【内容】
Webコンソールのレポートには、集計結果をグラフ表示するレポートがあります。これまでこのグラ
フ情報は出力することができませんでしたが、Ver6.2.0.0のWebコンソールからグラフとレポート用
のフォーマットを出力できるようになりました。
また、レポートを出力するだけでなくレポートのフォーマットをエクセルファイルで自由に変更、保存
できるため、任意の報告用資料を作成することもできます。
※Webコンソールでグラフ集計できるものはGuardのデータも含めて全てレポート出力できます。
【画面イメージ】
Web
コンソール
2009/6/29
【レポート出力を利用する場合の注意点】
Ver6.2.0.0でレポート出力機能を利用する場合、利用するために必要な設定や注意点があります。
[Webコンソールを操作する端末に必要なアプリケーション]
・MS-EXCEL2000、2002、2003、2007のいずれかが必要です。
・ブラウザのセキュリティ設定(ActiveXの実行許可設定)が必要です。
[レポート出力の対応ブラウザ]
・レポート出力はIEエンジンに対応したブラウザでのみ実行できます。
Internet Explorer5.0以上
[Webコンソールのインストールサーバで必要となる設定]
・フォルダセキュリティの設定(report フォルダのIUSERフルコントロールの設定)
・IISの動作設定(report フォルダのプロパティ設定)
特に、マネージャをVer6.2.0.0未満のバージョンからVer6.2.0.0にアップデートする場合に
アップデート手順に注意してください。
アップデート後にInternetExplorer、IIS、フォルダのセキュリティを設定変更する必要があ
ります。
レポート出力に必要な設定の詳細は、操作ガイドを参照してください。
Ver6.2.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■改良点
項目
日付
内容
2.アラーム通知メールの通知項目を追加しました。
【内容】
アラーム通知メールで以下の項目が通知できるようになりました。
1.日付更新失敗アラーム
統合マネージャやサブマネージャの日付更新処理(保存日数を超過したデータの削除)
が失敗した場合にメールで通知します。
(Catのシステム管理者への通知設定が推奨です)
2009/6/29
2.MR未稼働アラーム
PC稼働情報画面の起動アラーム日数設定(画面右クリックで表示できます)で設定して
いる日数以上起動していない端末をアラームで通知します。
3.早朝サーバ操作アラーム、深夜サーバ操作アラーム、サーバ接続失敗アラーム
サーバ監視機能のアラームです。
業務時間外に監視対象のサーバにアクセスした場合やサーバへのログオンが失敗した
場合にメールで通知します。
アラーム
通知メール
3.アラーム通知メールの通知先とアラームメール本文の内容を改良しました。
【内容】
[アラーム通知メールの通知先の改良]
アラーム通知メールの送信先をグループ別に設定できるようになりました。
従来のアラーム通知メールは、ネットワーク全体で発生する全てのアラームを、アラーム通知
メールの通知先に指定している管理者に送信していましたが、Ver6.2.0.0から、グループ単位で
アラームメールの送信先を設定できるようになり、グループで発生したアラームをグループ内
の管理者に通知することができるようになりました。
例えば、グループAで発生したアラームは管理者AAに送信する、グループBで発生したアラー
ムは管理者BBに送信する ということができます。
[アラーム通知メールの内容の改良]
従来のアラームメールの本文は、内容を改行せずに記述して通知していましたが、Ver6.2.0.0
からは、項目ごとに改行し、アラームの内容が分かりやすくなるように改良しました。
2009/6/29
【画面イメージ】
[アラーム通知メールの設定画面イメージ] [アラームメール内容イメージ]
日付: 2008/02/06
時刻: 14:08:38
部署: MOTEX-SUB1¥大阪¥システム
エージェントNO: 2
エージェント名: MOTEX-0282
アラーム項目: 資産アラーム
アラーム内容: HDD容量不足
詳細項目: HDD容量不足アラーム – D
/空き容量 16%
4.CSVバックアップ設定からCSV出力できるログの種類を追加しました。
【内容】
CSVバックアップ設定で以下のログがCSV出力できるようになりました。
1.エージェントOnOffログ(標準パッケージ)
Webコンソールのトップページのエージェント階層で表示されるON、OFFの時刻をCSV
CSV
ファイルに出力できます。
2009/6/29
バックアップ
※出力は1日単位で1日ずつファイルを作成します。
2.ドメインログオンログオフログ(サーバ監視機能)
ドメイン環境でドメインにログインした時刻、ログオフした時刻をCSVファイルに出力でき
ます。
※出力は1日単位で1日ずつファイルを作成します。
Ver6.2.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■改良点
項目
日付
内容
5.統合コンソールの表示画面の画面状態を保存できるようになりました。
【内容】
従来の統合コンソールは、クライアント表示画面、ポリシー表示画面、サーバ表示画面、セグメ
ント表示画面で、「表示アドレスの変更」からアイコンの表示名を一時的に変更することができ、
統合コンソールを終了すると設定がクリアされて初期値のエージェント名での表示に戻るよう
になっていました。
Ver6.2.0.0から、統合コンソールの起動時に表示する画面内容を保存することができるようにな
2009/6/29
り、統合コンソール起動時の画面の表示内容を自由に設定できます。
【詳細】
以下の表示設定を保存することができます。
・ツールバーの表示アイコンの情報
・ツリー表示画面の情報
・ツリー表示画面の展開状態
・「表示アドレスの変更」で変更した表示方法(MACアドレスやIPアドレス等)
・統合コンソールの画面サイズ
6.エージェントアイコンを複数まとめて移動、削除できるようになりました。
【内容】
従来、統合コンソールのクライアント表示画面に表示されるエージェントアイコンを削除する場
合は1台ずつアイコンをクリックして削除する方法でした。
また、グループを移動する場合も1台ずつドラッグアンドドロップする、もしくは、資産インポート
でまとめて移動する方法でした。
Ver6.2.0.0から、エージェント一括移動・削除画面を用意し、画面上からチェック形式で複数の
エージェントアイコンをまとめて削除したり、特定のグループにまとめて移動することができる
ようになりました。
一括削除機能を利用することにより、エージェントアイコンの削除や移動の作業時間を短縮す
ることができます。
【画面イメージ】
2009/6/29
統合
コンソール
7.統合コンソールの表示アプリケーション名設定の設定画面を改良しました。
【内容】
統合コンソールの表示アプリケーション名設定は、アプリケーションのEXE名の名称を管理し
やすい名称に変更して登録することができる設定画面です。アプリケーション名を変更して登
録すると、ログに表示されるアプリケーション名を登録した名称で表示することができます。
(例:Lspccsl.exe を統合コンソールと登録すると、統合コンソールという名称でログを表示します。)
従来の表示アプリケーション名設定では、エージェントから取得した全てのEXEを一覧で表示
するようにしており、目的のEXEが見つけにくい、EXE名が多いとメモリ不足やデータベースアク
セス失敗のエラーが出て画面を表示できなくなる場合がありました。
Ver6.2.0.0から、表示アプリケーション名設定画面にアプリケーション名の検索やインポートと
いった操作を追加し、従来よりも操作しやすくなりました。
【画面イメージ】
2009/6/29
[Ver6.2.0.0からの設定画面] [Ver6.2.0.0未満の設定画面]
EXE名を検索できます。イン
ポートで一括設定できます。
Ver6.2.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
第5版更新日: 2012/7/19
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■改良点
項目
資産情報
Web
アクセス
監視
機能
(オプション)
日付
内容
8.資産ポリシーの新規アプリケーションインストールアラームがフィルタできるようになりました。
【内容】
資産ポリシーの「新規アプリケーション」を設定すると、端末で新しくアプリケーションをインス
トールした場合にアラームにすることができます。
従来は、HotFixやセキュリティ問題の修正プログラムといったOSやIEのセキュリティパッチの
2009/6/29
インストール情報はアラームにしないように設定できましたが、Ver6.2.0.0からフィルタキーワ
ードの設定項目を追加し、OSやIEのセキュリティパッチの他に、任意のアプリケーションも名
称の一部をキーワードとして登録し、アラームの対象にしないようにすることができるようにな
りました。
フィルタ機能の搭載により、管理する上で必要のない新規アプリケーションインストールアラ
ームの発生を防ぐことができます。
9.Webアクセス監視機能の対応ブラウザの種類が増えました。
【内容】
従来のWebアクセス監視機能では、Internet Explorer、NetScape、FireFox の3種類のブラウ
ザからインターネットを閲覧した場合に情報を取得することができましたが、Ver6.2.0.0から対
応ブラウザの種類を10種類に増やし、多数のブラウザからのインターネット閲覧を管理するこ
とができるようになりました。
【対応ブラウザ一覧】
①Internet Explorer、②NetScape、③FireFox、④Opera、⑤Google Chrome、⑥Sleipnir、
⑦LunaScape、⑧Donut Q、⑨Donut RAPT、⑩unDonut+mod
【注意点】
※新しいブラウザの操作情報を取得するには、MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
Webアクセス監視機能では、タイトル情報の取得、URLの取得、ダウンロードのアラーム・禁止、
アップロードのアラーム・禁止 を行うことができますが、利用するブラウザによって取得できる
2009/6/29
内容に違いがあります。
対応ブラウザ一覧の詳細は、Ver6.2.0.0 の統合コンソールで確認することができます。
アクセスポリシーのWebアクセスタブにある「対応ブラウザ一覧」で確認することができます。
【画面イメージ】
(2012/7/19 追記)
2009/6/29 10.Webアクセス監視機能が、Internet Explorer8に対応しました。
11.MR稼働チェックの方法を改良しチェックの精度を上げました。
【内容】
検知エージェントはノードにMRがインストールされている、されていないをチェックし、チェック
結果によってノードのネットワーク接続の許可、アラーム、禁止を判断し、ノード管理一覧画面
のMR稼働欄に「○」、「×」で表示しています。
Ver6.2.0.0より、MR稼働のチェック方法を改良してより精密に判定できるように改良しました。
「従来の判定方法」
MRの受信ポート(TCP38004)に接続し、接続結果で判定しています。接続が確立できればMR
がインストールされている、接続が確立できなければリトライし、リトライでも確立できなければ
MRがインストールされていないと判定しています。
不正PC
「Ver6.2.0.0からの判定方法」
検知機能 2009/6/29
MRの受信ポート(TCP38004)への接続確認と統合マネージャのデータベース上での確認で判
(オプション)
定します。
MRの受信ポート(TCP38004)に接続し、接続が確立できればMRがインストールされていると判
定します。MRの受信ポート(TCP38004)に接続できず、リトライでも接続が確立しなかった場合、
統合マネージャのデータベースの確認を行います。データベースから該当のエージェントの登録
情報とMRの稼働状況を確認し、MRの登録情報が存在し、かつ、前日の0時以降に起動している
ことが確認できればMRがインストールされていると判定して、MR稼働を「○」にします。
【注意点】
データベースのチェックを行う際に、エージェントの登録情報が存在していても、2日前からMRの
稼働が確認できない場合はMRがインストールされていないと判定し、MR稼働欄は「×」になります。
※詳細は、操作ガイド 「不正PC検知操作ガイド 第6部 第6章」に記載しています。
Ver6.2.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
第4版更新日: 2010/7/6
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■改良点
項目
日付
内容
12.ドメインへのログオン、ログオフの履歴をログ取得できるようになりました。
【内容】
ドメインを構築している場合に、ドメインへのログオン、ログオフの履歴をログ取得できるようになり
ました。
ログの画面では、ドメイン名、ホスト名、IPアドレスといった情報を表示するため、ドメインにログオン
した場合に、いつ、どの端末から、どんなIDでどのドメインにログオンしたのかを確認することがで
2009/6/29
きます。
【画面イメージ】
画面イメージはWebコンソールでドメインログオンログオフログを表示した時のイメージです
サーバ監視
機能
(オプション)
13.監視対象フォルダが1000個まで設定できるようになりました。
【内容】
従来、1台のサーバエージェントにつき、監視フォルダに登録できるフォルダ数は200個まででし
たが、Ver6.2.0.0から、1台のサーバエージェントにつき1000フォルダまで登録することができます。
2009/6/29
監視フォルダ数の上限値が200個の場合、親フォルダを監視フォルダに登録して、階層が下の
方にあるフォルダの情報は親フォルダの中から情報を確認するケースが多くありましたが、監視
フォルダの登録数の増加によって、本来監視対象にしたいフォルダを直接監視フォルダに登録し
やすくなり、情報を確認したいフォルダの情報をスポットで確認しやすくなりました。
14.監視対象のサーバに対するログオンの情報やアクセスした端末の情報を取得できるようになりました。
【内容】
従来のサーバ監視機能では、サーバのフォルダやファイルを操作した情報をログ取得し、ログオ
ンユーザ名の情報を元に誰が操作したのかを把握できましたが、Ver6.2.0.0からは監視対象のサ
2009/6/29
ーバにアクセスする際のログオン、ログオフの履歴もログ取得することができるようになります。
また、どの端末からサーバのフォルダやファイルを操作したのかが分かるように、ホスト名とIPア
ドレスの情報やアクセスの成功、失敗の情報も取得できます。そのため、サーバファイル操作ロ
グの画面で誰が「どの端末から」いつサーバにログオンしてどんなファイルを操作していつログオ
フしたのかまで管理できるようになります。
15.サーバ監視機能に新しいアラーム項目を追加しました。
【内容】
Ver6.2.0.0からサーバ監視機能に新しいアラームを2種類追加し、サーバへのアクセスやファイル
の操作に対する監視と警告を強化しました。
2009/6/29
1.業務時間外アラーム
設定した業務時間以外の時間帯や統合コンソールで設定する休日に、サーバのフォルダや
ファイルを操作した場合にアラームが発生します。
2.サーバ接続失敗アラーム
監視対象のサーバへのログオンが失敗した場合にアラームが発生します。
Ver6.2.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
第4版更新日: 2010/7/6
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■改良点
項目
日付
内容
16.サーバのファイル操作から端末のリアルタイムイベントログを確認することができるようになりました。
【内容】
Webコンソールのサーバファイル操作のログから該当端末のリアルタイムイベントログを確認する
ことができるようになり、サーバのファイルにアクセスして端末からどんな操作を行ったのかを詳細
に確認することができるようになりました。
例えば、サーバのAというファイルをBBの端末にコピーした場合、従来のバージョンではサーバ監
視のログとリアルタイムイベントログを別々に確認する操作方法でしたが、Ver6.2.0.0のWebコンソ
ールを利用すると、サーバ監視機能の集計画面から、該当端末のリアルタイムイベントログを一連
の操作で表示することができ、サーバのファイルに対する端末での操作内容を確認することができ
ます。
【画面と操作イメージ】
ログオンユーザ別にアクセス数
の月集計を一覧表示します。
(サーバ監視機能)
サーバ監視
機能
2009/6/29
(オプション)
集計値をクリックすると、
その日のサーバでのファイル
操作履歴が確認できます。
(サーバ監視機能)
をクリックすると、該当端末の
リアルタイムイベントログが確
認でき、端末上でのファイルの
操作内容までを把握できます。
(標準パッケージ)
サーバ上でのファイルの操作、サーバから各端末にファイルをコピーや移動した後の端末での
ファイルの操作内容を一連の流れで確認することができます。
MR
17.Windows Vista端末へのログオンスクリプトによるMRのインストールに対応しました。
【内容】
Windows Vista端末へのログオンスクリプトによるMRのインストールは、これまで未対応として
いましたが、Ver6.2.0.0のMRよりログオンスクリプトによるMRのインストールに対応しました。
Vista端末のUACが有効になっていても、MRSETUP.EXEの作成時に権限を付与する際に、ドメ
インのAdministrator(ビルトインアカウント)を指定すると、UACのダイアログを表示させずにMR
をインストールすることができます。
2009/6/29
【注意点】
Windows Vista端末へのログオンスクリプトによるインストールは、Ver6.2.0.0のMRから対応してい
ます。Ver6.2.0.0未満でのログオンスクリプトによるインストールは未対応です。
Ver6.2.0.0未満のMRでも上記の方法でログオンスクリプトでインストールを行うことができますが、
1台あたりインストールが完了するまでに数分(5~10分程度)時間がかかります。
そのため、Vista端末へのログオンスクリプトによるMRのインストールについては、Ver6.2.0.0以上
のMRでインストールを行ってください。
Ver6.2.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
1.スケジュール設定の実行に時間がかかる問題の修正
【現象】
スケジュール設定の実行に時間がかり、カレンダー画面の結果が未実行、もしくは、開始
時刻がグレーのまま変化しない場合があります。
一度発生すると、未実行や実行中の状態が続きます。
深夜に開始したにも関わらず、(資産)の結果ログでファイル情報の更新時刻が23時台で
表示されている場合が該当します。
【スケジュール設定の結果ログ】
深夜2時に実行を開始し、ファイル
情報の更新が23時に実行されて
いる場合の結果ログです。
スケジュー
ル
設定
2009/5/1
【影響】
スケジュール設定の実行に時間がかかるため、前日の最新情報を統合コンソールやWeb
コンソールで確認することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
エージェントから収集したファイル情報のレコード件数が多い場合に発生します。
エージェントから送信されたファイル情報を、資産管理サブマネージャはエージェント別に
テーブルに格納し、深夜23時に1つのテーブルにまとめています。スケジュール設定では、
まとめたファイル情報のデータを統合マネージャに更新しています。
ファイル情報のレコード件数が多い場合、ファイル情報の更新処理で大量にメモリを消費
する状態となり、更新に時間がかかります。
Ver6.1.0.0でエージェント別テーブルの数が1100個以上ある場合に300個ずつに分割して
メモリを大量に消費しない方法で更新する対策を行っていますが、1100個未満の場合で
もファイル情報のトータルのレコード件数が多くなった場合に発生します。
【対策】
万が一現象が発生した場合、iniファイルの操作でファイル情報を分割するしきい値を変更
して更新できるように対策を行いました。
統合マネージャのインストールフォルダに「conf.ini」のファイルがなければ、Ver6.1.0.0と
同様にエージェント別のファイル情報格納用テーブル件数が1100個以上なら300個ずつ
に分割して更新を行う、「conf.ini」が存在していれば、その中の値で分割して更新するよう
に修正しました。
※「conf.ini」ファイルは、自動で作成されません。手動で作成する必要があります。
「conf.ini」ファイルは、Ver6.2.0.0以上でもファイル情報のスケジュール更新に時間がか
かり、スケジュール設定が完了しない現象が発生する場合のみ設置してください。
ファイルを設置する場合、閾値(Divideの値)を小さくすると分割される回数が多くなります。
あまり分割回数が多くなると全体の処理時間が遅くなる場合があるため、まずは下の図
に近い値で設定をおこなってください。
「Conf.iniファイルの記述例」
左図の場合、
ファイル情報を格納するテーブル数が
700個以上の場合に200個ずつ分割して更新する
Ver6.2.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-11
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第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
サブマネー
ジャ
日付
内容
2.リアルタイムイベントログの書き込みが遅延する問題の修正
【現象】
リアルタイムイベントサブマネージャは、エージェントから送信されたログをテキストファイルで
保存し、BULKINSERTという処理でデータベースに書き込んでいますが、受信したリアルタイム
イベントログをサブマネージャのデータベースに書き込む処理が遅延する場合があります。
現象が発生した場合、以下の問題が発生します。
1.サブマネージャが受信したログが数十分~数日遅れてサブマネージャのデータベースに
書き込まれる。
2.同じログがサブマネージャの複数の日付別データベースに書き込まれ、スケジュール設
定の実行が失敗する
3.サブマネージャにログを書き込む順番が前後し、スケジュール設定で統合マネージャに
更新できないログが発生する
【影響】
症例としてリアルタイムイベントサブマネージャでの発生を確認していますが、データベースに
ログを書き込む際にBULKINSERTを行っているサブマネージャで発生する可能性があります。
リアルタイムイベントサブマネージャ、タスクイベントサブマネージャ、サーバサブマネージャ、
検知サブマネージャで発生する可能性があります。
発生頻度は極めてまれです。発生した時の影響が大きいため、影響度を高としています。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.2.3.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
明確な発生条件は不明です。
【回避方法】
2009/2/9
現象が発生した場合、サブマネージャのインストールフォルダ内の日付別フォルダの中から
OUTFILENAMELIST.txtとINFILENAMELIST.txt というファイルを手動で削除すると書き込み遅
延の状態は解消します。
現象の発生を防止するために、マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
BULKINSERT処理でログをデータベースに書き込んでいく際に削除すべきテキストファイルが
削除できなくなり、新しいログデータの書き込み処理が遅延することが原因です。
BULKINSERT処理でログをデータベースに書き込む処理として、受信したログデータのファイル
名をINFILENAMELIST.txtに書き込みます。1秒間隔でOUTFILENAMELIST.txtの存在を確認し、
OUTFILENAMELIST.txtがなければINFILENAMELIST.txtをOUTFILENAMELIST.txtにリネーム
します。
OUTFILENAMELIST.txtに書き込まれたログデータのファイル名を読み込み、OUTFILENAME
LIST.txtファイルを削除した後、読み込んだファイルのログデータをデータベースに書き込んで
います。
この処理の中でOUTFILENAMELIST.txtが削除できなくなる状況が発生する場合があり、その
場合に発生します。
【対策】
ログを書き込む前に削除している、OUTFILENAMELIST.txtの削除方法を変更して対策を行い
ました。
従来は、ファイルを読み込んで閉じた後すぐにファイルを削除していましたが、すぐに削除せず
に50ミリ秒の待ち時間を設け、50ミリ秒後にファイルを削除する処理に変更しました。
また、OUTFILENAMELIST.txtのプロパティを確認するようにして、更新日時が取得できないか、
20秒以上前のファイルであればファイルを読み込まずにRLOGLISTフォルダを参照してBULK
INSERTするテキスト一覧を取得するようにして書き込みが遅延しなくなるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
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第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
1.ライセンス編集後に新規登録エージェントのライセンスを一括で登録できなくなる問題の修正
【現象】
新規にエージェントを登録すると、ライセンス設定画面の新規エージェント数に台数をカウン
トし、「登録設定」ボタンをクリックすると、カウントしている全てのエージェントにまとめてライ
センスを付与することができます。
新規登録して新規エージェント数にカウントしているエージェントがある状態で、ライセンス編
集画面からライセンスを編集して更新すると、新規エージェント数にカウントしていたエージェ
ント数が0になって一括設定できなくなり、ライセンス編集画面から個別に設定する必要があ
ります。
【影響】
新規登録されたエージェントのライセンスをまとめて登録することができなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
エージェント(MR、SA、DA)を新規登録し、ライセンス管理画面の新規エージェント数に新規
登録台数がカウントされている状態でライセンス編集画面からライセンスを編集する場合
2009/1/26
【回避方法】
ライセンスを編集する際に新規エージェント数が1以上になっている場合は、「登録設定」で新
規エージェントにライセンスを付与した後、ライセンス編集画面からライセンスを編集する方法
で回避できます。
【原因】
エージェントのライセンスは、ライセンス未設定(新規登録)、ライセンス未登録、登録という3種
類のフラグで管理しています。
ライセンス編集画面でライセンスを編集して終了する際に、未設定のエージェントについては意
図的にライセンスを付与しなかったものと判断し、登録フラグを未設定から未登録に変更してい
るため発生します。
【対策】
ライセンス編集画面でライセンスを編集する際の処理を変更して対策を行いました。
ライセンス編集時にライセンス未設定のエージェントの登録フラグを未登録に変更しないように
し、ライセンス編集時にライセンスを登録しなかった未設定のエージェントについてはライセンス
編集後も新規エージェント数としてカウントし続け、ライセンスの編集後も「登録設定」でまとめて
ライセンス登録できるように修正しました。
資産情報
2.メモリサイズを変更していない端末でメモリ変更アラームが発生する問題の修正
【現象】
エージェント端末でメモリサイズを変更していないにも関わらず資産管理一覧画面のメモリサイ
ズが変動し、メモリサイズ変更の資産アラームが発生する場合があります。
【影響】
資産アラームでメモリサイズ変更アラームを設定している場合に影響があります。
メモリサイズを変更していないのにメモリサイズ変更アラームが発生し、Webコンソールの資産
アラームにカウントされます。また、アラーム通知メールを設定している場合は、アラームメール
が発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョン
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
2009/2/9
【原因】
端末のメモリサイズは、WindowsのAPI関数から取得しています。
マイクロソフト社のドキュメントにも記載されていますが、このAPIで得られる値が同じ結果になら
ないことがあります。
そのため、前回取得した値と異なった値を取得した場合はメモリサイズが違う値になるため、メモ
リサイズ変更アラームが発生します。
【対策】
メモリサイズ変更アラームの判断基準を変更してアラームが発生する可能性を低減する方法で
対策を行っています。
従来では、前回取得したメモリサイズから1MB以上違っていればメモリサイズ変更アラームにし
ていましたが、前回取得した値との差が+-5%よりも大きい場合にメモリサイズ変更アラームに
するようにしました。
今回の対策により、取得したメモリサイズに多少の差があってもアラームにならず、実際にメモリ
サイズを変更した時にアラームが発生するようになります。
Ver6.2.0.0 - 10 -
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LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
資産情報
3.インストールしているアプリケーションがアプリケーション管理画面に表示されない問題の修正
【現象】
端末にインストールしているアプリケーションが、統合コンソールやWebコンソールのアプリケー
ション管理画面に表示されない場合があります。
【影響】
アプリケーションのインストール情報が確認できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
MRがインストールアプリケーション情報を取得している形式に合致しない形式でアプリケーショ
ンがインストールされる場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
2009/2/10
【原因】
MRは端末のレジストリからインストールアプリケーションの情報を取得していますが、MRが情
報を取得するレジストリ以外の箇所にインストール情報を記述するアプリケーションの場合に
その情報を検知できないため発生します。
【対策】
インストールアプリケーションの情報を取得する方法を変更して対策を行いました。
マイクロソフト社のサイトに記載されているインストールアプリケーションの取得方法の情報を
元にして取得条件を追加し、従来取得しているレジストリ以外の箇所に記述されているインスト
ールアプリケーションの情報も取得できるように修正しました。
※MRのアップデート後、インストールアプリケーションの取得方法が変わります。
そのため、今まで取得できていなかったインストールアプリケーションの情報を新しく取得す
る可能性があります。
資産ポリシーで、新規インストールアプリケーションのインストールをアラームに設定してい
る場合、新規インストールアプリケーションアラームが発生する場合があります。
資産情報
4.IPアドレス変更アラームにIPアドレスが127.0.0.1のアドレスでアラームが発生する問題の修正
【現象】
資産ポリシーの資産アラームログで、IPアドレスが127.0.0.1の内容でIPアドレス変更アラーム
が発生する場合があります。
【影響】
資産ポリシーのIPアドレス変更アラームを設定している場合に影響があります。
IPアドレスを変更していないにも関わらずIPアドレス変更アラームが発生し、Webコンソールの
アラーム件数にカウントされます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
端末の起動直後でIPアドレスが確定していない時にMRがIPアドレスを取得した後、マネージャ
へのON通信が成功した場合
無線LAN環境で発生する可能性が考えられます。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
2009/2/17
【原因】
MRは起動時にIPアドレスを取得してマネージャに送信しています。
IPアドレス変更アラームは、資産管理サブマネージャがエージェントから受け取ったIPアドレス
の情報が、データベーステーブルに書き込んでいる前回までのIPアドレスと異なっている場合
にアラームが発生します。
エージェントの起動時にIPアドレスが取得できなかった場合、ON通信の送信前にIPアドレスを
取得し直していますが、IPアドレスが取得できなかった直後にIPアドレスが確定して通信が可
能になる場合があります。その場合、127.0.0.1のIPアドレスが資産管理サブマネージャに送信
されて発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャがエージェントから送信されるIPアドレスの情報をデータベースに書
き込む際の処理を変更して対策を行いました。
既に登録済みのエージェントから送信されるIPアドレスの値が127.0.0.1の場合は、そのIPアドレ
スの値をデータベーステーブルに書き込まないようにして、127.0.01というIPアドレスに関するIP
アドレス変更アラームが発生しないように修正しました。
※新規インストールの際に12.7.0.0.1のIPアドレスの値を受け取った場合はその値を書き込みま
す。
Ver6.2.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
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第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
5.プリントログをCSV出力するとドキュメント名が改行されて出力される問題の修正
【現象】
プリントログをCSV出力するとドキュメント名の部分が改行されて出力される場合があります。
【影響】
プリントログをCSVファイルに出力する場合に影響があります。
CSV出力した場合にドキュメント名が改行されて出力されるため、CSVファイルを別のツール等
にインポートして利用する場合に、インポートすることができません。
統合コンソールやWebコンソールの画面上では改行されずに表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
PrimoPDFというPDF出力するソフトでPDF出力し、システムログのドキュメント名に改行文字が
含まれた場合
※必ず発生する現象ではありません。
【回避方法】
プリントログ 2009/2/23
改行されているデータをCSVファイルで編集して改行を消す方法で回避できます。
発生を防止するために、マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
WindowsNT4.0、2000、XP、2003、Vista の場合、プリントログはOSのシステムログから取得して
いますが、システムログに書き込まれた情報をそのままデータベースに書き込んでいます。その
ため、システムログのデータが改行されている場合はデータベースの情報も改行される状態とな
って発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャがプリントログを受信する際の処理を変更して対策を行いました。
プリントログを受信する際に、「プリンタ名」と「ドキュメント名」の値を確認し、問題が発生する文字
列は別の文字に置き換えてデータベースに書き込むようにしました。
・タブ文字を半角空白に置き換える
・改行文字を取り除く
という処理を行い、データベースに改行の原因となる文字列が書き込まれないように修正しました。
※アップデート前に改行されていた値については、アップデート後も改行されて出力されます。
アプリケー
ション稼働
6.アプリケーション別タスク集計のデータエクスポートに時間がかかる問題の修正
【現象】
アプリケーション別タスク集計画面のデータをデータエクスポートすると、エクスポートに時間が
かかります。
【影響】
データエクスポートの処理に時間がかかります。統合コンソールがフリーズする場合もあります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
アプリケション別タスク集計の週報、または月報のデータをデータエクスポートする場合
(表示選択の集計方法で「週報」、もしくは「月報」を選択している場合)
【回避方法】
2009/1/26
週報、月報のデータエクスポートを早くする方法はありません。
集計方法を日報にして画面を表示し、そのデータをデータエクスポートする場合はエクスポート
に時間がかかりません。
【原因】
日報をエクスポートする場合と、週報・月報をエクスポートする場合の処理に違いがあるため週
報と月報のエクスポート時に発生します。
日報の場合、集計データを取得するための処理をアプリケーション全体で1回だけ実行していま
すが、週報や月報の場合はアプリケーション毎に1回ずつ集計しているため、アプリケーションの
数が多くなると集計時間が長くなって発生します。
【対策】
週報、月報のデータをデータエクスポートする際に1回のクエリで全てのアプリケーションの集計
データを取得する方法を変更し、データエクスポートに時間がかからないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
アプリケー
ション稼働
リアルタイム
イベント
日付
内容
7.エージェント別タスク集計をエクスポートすると集計値が実際の2倍で出力される問題の修正
【現象】
エージェント別タスク集計のデータを「日付別出力」でデータエクスポートすると、エクスポート
したデータの一部の集計値が実際のデータの2倍の数値になって出力される場合があります。
【影響】
エージェント別タスク集計のデータを「日付別出力」で出力した結果が実際の値と異なります。
※集計方法は日報、週報、月報のいずれの場合でも同じ現象が発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
・アプリケーションタスクの集計データが13ヶ月分ある
2009/2/26
「設定」
・エージェント別タスク集計の集計範囲が年をまたぎ、かつ「開始月=<終了月」になっている
(例:2008年2月~2009年4月で集計するなど)
・エージェント別タスク集計のデータエクスポートを「日付別出力」でエクスポートする
【回避方法】
集計範囲を変更する(年をまたぐ場合は、開始月>終了月で設定する)、もしくは集計範囲の
開始年と終了年の差を2年以上に設定すると正しい集計値で出力することができます。
【原因】
集計範囲で年をまたいで重複する月(上記発生条件の例では2月~4月)のデータを2回集計
しているため、年をまたいで集計範囲が重複する月の集計値が実際の値の2倍になって出力
されます。
【対策】
上記の条件のような集計範囲で集計した場合に同じ月のデータを2回集計しないようにし、集
計値を正しく取得してデータエクスポートできるように修正しました。
8.ネットワークドライブを切断すると不要なフォルダ削除ログが発生する問題の修正
【現象】
ネットワークドライブを切断した場合に、不要なフォルダ削除ログが発生する場合があり、ネット
ワークドライブの切断時に発生する削除ドライブログと不要なフォルダ削除ログの2つのログが
発生する場合があります。
【影響】
ネットワークドライブを使用し、かつファイル操作ログを取得する設定を行っている場合に影響が
あります。
ネットワークドライブを削除した場合に本来は発生しないフォルダ削除のログが発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
エクスプローラでネットワークドライブのディレクトリを開いた状態でネットワークドライブを切断
する場合
2009/4/1
※必ず発生する現象ではありません。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャもアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル操作ログはWindowsの通知を利用してログ取得していますが、ネットワークドライブを
開いた状態でそのネットワークドライブを削除した場合にフォルダ削除の通知が発生する場合
があるため発生します。
【対策】
フォルダ削除のログを取得する条件を変更して対策を行いました。
OSからフォルダ削除の通知を受け取った場合に、フォルダパスの文字数を確認するようにし、
フォルダパスが4文字以上の場合のみフォルダ削除のログを送信するように修正しました。
この対策により、「Z:\」のような3文字で表示されるフォルダの削除の通知はフォルダ削除では
ないと判断し、フォルダ削除のログを取得しなくなります。
Ver6.2.0.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
9.リモートデスクトップで操作すると同じ内容のログが重複して発生する問題の修正
【現象】
リモートデスクトップで接続した端末を操作したり、インターネットを閲覧すると、同じ内容のリア
ルタイムイベントログやWebアクセスログが発生し、ログが重複する場合があります。
同じ内容でイベント日時が少し違うログが2件データベースに書き込まれるか、アプリケーション
ログにPRIMARY KEY違反のエラーが出力される場合があります。
Webアクセスログが重複してデータベースに書き込めなかった場合は、アプリケーションログに
エラーを出力します。
―アプリケーションログ内容(Webアクセスログの場合)―
ソース:LanScope Cat - WACMgr
種 類:データベースエラー
説 明:WebアクセスログのWWALOGデータベースへの書き込みが失敗しました。
制約'PK_WWALOG'のPRIMARY KEY違反。オブジェクト'dbo.WWALOG'には重複したキー
を挿入できません。
Description: ステートメントは終了されました。
※リアルタイムイベントログはエラーログが出力されません。
【影響】
リモートデスクトップを利用する場合に影響があります。
リアルタイムイベントログ、Webアクセスログ(オプション)を取得している場合に影響があります。
同じ内容のリアルタイムイベントログ、Webアクセスログが重複して発生するため、ログの件数
リアルタイム
が通常の2倍程度になります。
イベント
重複によってデータベースに書き込みできないエラーであるため、ログの欠損はありません。
【発生バージョン】
Web
2009/2/26
LanScope Cat5 Ver5.0.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
アクセス監
【発生条件】
視
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
機能
「環境」
(オプション)
・OS:WindowsXPで簡易ユーザ切り替え機能がOFFになっている端末
「操作」
・誰もログオンしていない端末に別の端末からリモートデスクトップで接続し、リモートデスクトッ
プ上で端末の操作やインターネットを操作する場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
エージェントの2つのEXEが同じログを取得するため発生します。
リモートデスクトップで接続して端末を操作した場合や、XPのユーザ切り替えで別のユーザで
端末を操作した場合、Lspcmr.exeでのログ取得を停止してLspEvmon.exeがログを取得します。
リモートデスクトップ接続の場合、MRのログ停止処理の途中で処理がループして停止処理を
実行できません。そのため、Lspcmr.exeとLspEvmon.exeの両方が同じログを取得する状態と
なって発生します。
【対策】
MRのログ取得停止の処理を変更し、Lspcmr.exeとLspEvmon.exeの2つのEXEが同じログを取得
しないように対策しました。
MRのログ取得停止の処理の途中でループする現象に対して10秒のタイムアウト値を設け、10
秒後にループを抜けてMRのログ取得処理が停止できるようし、リモートデスクトップ接続して操
作した場合もログが重複して発生しないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
10.ファイルをアップロードしていないのにファイルアップロードログが発生する問題の修正
【現象】
ブラウザでファイルをアップロードしていないにも関わらず、ファイルアップロードログが発生
する場合があります。
【影響】
Webアクセスログを取得している場合に影響があります。
ファイルをアップロードしていないのにアップロードログが発生します。そのため、アップロード
の禁止時に本人通知する設定を行っている場合は、該当の端末上でポップアップ通知が繰
り返し発生します。
アップロードをアラームにしている場合は、Webコンソールのアラーム件数がカウントされます。
【発生バージョン】
Web
LanScope Cat6 の全バージョンのMR
アクセス監
【発生条件】
視
2009/5/26
アップロードアラーム、または、アップロード禁止が適用されている端末にフルーツメールツー
機能
ルバーがインストールされている場合
(オプション)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
フルーツメールツールバーをインストールしている場合、MRがファイルアップロードを取得する
パターンに合致する情報が通知されるため、アップロードログが発生したとMRが認識してアッ
プロードログが発生します。
【対策】
フルーツメールツールバーをインストールしている場合に特定のフォルダ上に作成されるログ
についてはアップロードログとして取得しないようにフィルタし、実際にアップロードを行った場
合のみアップロードログを取得するように修正しました。
11.Webアクセスログを取得する端末でLspEvmon.exeのメモリ使用量が上昇する問題の修正
【現象】
Webアクセスログを取得している端末のメモリ使用量が上昇し、端末の動作が遅くなる場合が
あります。
【影響】
Webアクセスログを取得している場合に影響があります。
IEでファイルをアップロードするごとにメモリ使用量が100KB~200KB程度上昇します。
ファイルのアップロードが繰り返し発生すると、メモリ使用量が上昇するため、端末の動作が
遅くなる場合があります。
Web
【発生バージョン】
アクセス監
LanScope Cat6 の全バージョンのMR
視
2009/5/26
【発生条件】
機能
Webアクセスログを取得する設定を適用している端末で、IEでファイルをアップロードする場合
(オプション)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
アップロードのログを取得した後でメモリの開放処理が正しく実行できていないため、メモリが
残ったままとなり、ファイルをアップロードするごとに蓄積されて発生します。
【対策】
アップロードログを取得した後にメモリを正しく開放するようにし、IEでアップロードを行っても
LspEvmon.exeのメモリ使用量が上昇しないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
デバイス制
御
機能
(オプション)
日付
内容
12.書込み制限を設定している端末でSDカードに書き込みができる問題の修正(1)
【現象】
デバイスの書込み制限を設定している端末に初めて挿入するSDカードに対して書込みが成功
する場合があります。
【影響】
書込み制限を設定しているにも関わらず、データの書込みが成功します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.3.0以上のMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
OS:WindowsVista
「設定」
デバイス制御で書込み制限を設定している端末
「操作」
制限設定が有効になっている端末に対して、一度も挿入したことがないSDカードを挿入し、ド
2009/2/9
ライブ情報が再表示される前にフォルダを開いた場合
※ドライブ情報の再表示とは、デバイスを挿入した際に、マイコンピュータなどにドライブが追
加された後で表示が消え、再表示される動きを意味しています。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
書込み制限に必要な専用ドライバが有効にならないため発生します。
書込み制限を有効にするためには、専用ドライバを取り付けた後でデバイスの再接続が必要
となりますが、再表示前にデバイスのフォルダを開いた場合、デバイスの再接続ができなくな
ります。そのため、専用ドライバは取り付きますが有効にすることができないため、書込みで
きる状況が発生します。
【対策】
書込み制限に必要な専用ドライバを取り付ける際の処理を変更して対策を行いました。
デバイスの挿入時に開くデバイスのフォルダ画面を閉じ、フィルタドライバを取り付けた後でデ
バイスを再起動してフィルタドライバーの取り付けが有効になるようにし、書込み制限を設定し
しているVista端末にSDカードを新規挿入した場合に書込みができないように修正しました。
13.書込み制限を設定している端末でSDカードに書き込みができる問題の修正(2)
【現象】
デバイスの書込み制限を設定している端末に初めて挿入するSDカードに対して書込みが成功
する場合があります。
【影響】
書込み制限を設定しているにも関わらず、データの書込みが成功します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
OS:Windows2000、WindowsXP、Windows Server 2003
「設定」
デバイス制
デバイス制御で書込み制限を設定している
御
「操作」
2009/4/23
機能
制限設定が有効になっている端末に一度も挿入したことがないSDカードを挿入した時に
(オプション)
SDカードのドライブ情報が表示される場合
※SDカードを挿入しなくてもSDカードのドライブが表示されている端末では発生しません。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
書込み制限に必要な専用ドライバが有効にならないため発生します。
デバイスの書込み制限時は、専用のドライバを取り付けていますが、取り付けたドライバが
有効にならないため書込みができる状況が発生します。
【対策】
書込み制限に必要な専用ドライバを取り付ける際の処理を変更して対策を行いました。
SDカードのデバイスコンポーネントに表示されるボリュームに専用ドライバを取りつけた後
でデバイスを再読み込みするようにし、書込み制限を設定している場合は、初めて挿入した
SDカードにも書き込みができないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
デバイス
制御機能
(オプション)
14.書込み制限を設定している端末で書き込みができる問題の修正
【現象】
デバイスの書込み制限を設定している端末に初めて挿入するデバイスに対して書込みが成功
する場合があります。
【影響】
書込み制限を設定しているにも関わらず、データの書込みが成功します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
OS:Windows 2000,XP,2003,Vista
「設定」
デバイス制御で書込み制限を設定している端末
「操作」
制限設定が有効になっている端末に対して、一度も挿入したことがないデバイスを挿入し、ド
ライブ情報が表示されたままになる場合
2009/3/7
※外付けHDD、PCカードのメモスティックリーダでの発生を確認しています。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
制限設定を行っている端末に初めて挿入されるデバイスは、禁止処理を行い、再起動後に
書込み制限が有効になるようにしています。
WindowsVista端末ではデバイスが使用されている場合、デバイスの取り外しができないよう
になっているため、デバイス禁止を設定している場合は、デバイスの挿入時に表示される画
面を閉じてデバイスを停止しています。
書込み制限を設定している端末で新しい外付けデバイスを認識した時にこの処理を行ってい
ないため、デバイス挿入時に画面が表示されたままになり、デバイスを停止することができず
に書き込める状況が発生します。
【対策】
デバイスの使用を禁止している場合、書込みを制限している、いずれの場合もデバイスが挿
入された時に表示される画面を終了するようにし、書込み制限を設定している端末に書込み
できないように修正しました。
デバイス
制御機能
(オプション)
15.書き込み制限を設定した状態でMRをアンインストールするとデバイスが使用できなくなる問題の修正
【現象】
デバイス設定で書き込み制限を設定したままの状態でMRをアンインストールした場合に、端
末の再起動後にデバイスが使用できなくなる場合があります。
【影響】
MRをアンインストールした端末でデバイスを使用することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.0.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
明確な発生条件は不明ですが、MRの停止に時間がかかる端末で発生する可能性があります。
症例として、MRの停止に3分程度かかる端末での発生を確認しています。
【回避方法】
現象が発生した場合、MRの再インストール、アンインストールを実施する方法でデバイスを認
2009/4/1
識し、デバイスが使用できるようになります。
【原因】
MRのアンインストール後にデバイスが使用できるように、アンインストール時に一旦ドライバを
登録した後でその登録を解除する処理を行っています。
Lspcmr.exeが停止する前にアンインストール処理が実行された場合、解除後に再び登録が行わ
れてしまい、ドライバファイルが削除されて存在しないにも関わらず、ドライバを登録している状態
が発生してデバイスが使用できなくなります。
【対策】
MRのアンインストール時の処理を2点変更して対策を行いました。
アンインストール時にMRを停止する際にLspcmr.exeのプロセスを監視し、MRの停止が完了した
後でアンインストールを実行するようにし、MRが60秒以内に停止しない場合はメッセージを表示
してアンインストールを実行しないように修正しました。
また、アンインストール時のLspcmr.exe終了処理ではドライバの再登録処理を行わないようにし、
存在しないドライバを登録しているという状況が発生しないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
スケジュー
ル
設定
日付
内容
16.スケジュール設定が途中で終了する問題の修正
【現象】
データベースへの接続失敗によってスケジュール設定の実行が失敗した場合、失敗した時点
でスケジュール設定が終了し、更新対象のサブマネージャの情報が統合マネージャに更新で
きなくなる場合があります。
例えば、統合コンソールからサーバサブマネージャのアイコンを削除しないまま、サーバサブ
マネージャをアンインストールし、(サーバ)のスケジュール設定の設定情報が残ったままにな
っている場合、サーバサブマネージャのスケジュール設定が失敗し、そこでスケジュール設定
が完了します。
【影響】
失敗したサブマネージャと同じ日時で更新設定していたサブマネージャのうち、更新が失敗し
たサブマネージャの後に更新されるサブマネージャの情報が統合マネージャに更新されませ
ん。
また、スケジュール設定のカレンダー画面では、更新が実行されていないサブマネージャの
時刻が青くなりますが、結果ログが出力されません。
スケジュール設定アラームを設定している場合、失敗したサブマネージャの情報は通知され
ますが、実行されていないサブマネージャの情報は送信されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2009/5/11
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
1.(Webアクセス)、(サーバ)、(検知)のいずれかのサブマネージャのデータベースに接続
できずに失敗した場合
2.(タスク)、(リアルタイムイベント)の更新時に統合マネージャ上のデータベースに接続で
きずに失敗した場合
※1、2共に失敗したサブマネージャと同じ日時に更新する設定を行っていたサブマネージャ
で現象が発生します。
【回避方法】
データベース接続が失敗したサブマネージャのスケジュール設定をクリアしてスケジュール
設定を実行する方法で未実行のサブマネージャのデータを更新することができます。
【原因】
スケジュール設定の実行が失敗した場合、アプリケーションログを出力する処理を行います
が、この処理でメモリ違反のエラーが発生した場合にスケジュールの処理が終わるため発
生します。
【対策】
存在しないデータベースに接続しようとしてスケジュール設定の実行が失敗した場合にアプ
リケーションログを出力する方法を変更し、メモリ違反のエラーが発生しないように修正しま
した。
また、万が一アプリケーションログの出力がエラーになっても更新対象の全てのサブマネー
ジャから情報を更新してスケジュール設定が終了するように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
17.セキュリティ診断レポートで不正PC検知機能のアラーム情報が不正な値で表示される問題の修正
【現象】
セキュリティ診断レポートではイベントの発生件数やアラームの発生件数を数値化しています
が、不正PC検知機能を利用している場合に表示される「不正接続データ」の数字が、実際の
数字と異なった値で表示されます。また、セグメント別ワースト3のセグメントの情報が全て同
じ情報になります。
【影響】
不正PC検知機能を利用し、複数のセグメントに検知エージェントをインストールしている場合
に影響があります。
セキュリティ診断レポートの「不正接続データ」と「セグメント別ワースト3」の情報が正しい値
で表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンの不正PC検知機能
【発生条件】
・不正PC検知機能で複数のセグメントを管理している場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
2009/1/30
【原因】
セキュリティ診断レポートの「不正接続データ」に関する集計値を検知サブマネージャのデー
タベーステーブルに格納する方法に問題があるため発生します。
セキュリティ診断レポート用の集計データは、深夜0時、サブマネージャの起動時の日付更新
処理の際に、前日分のデータを集計して格納しています。
本来セグメント別に集計してセグメント毎の値を格納するべきですが、1つのセグメントの集計
結果をセグメント数コピーしてレコードを作成して格納しているため、集計結果がセグメント数
分乗算される結果となり発生します。
【対策】
集計時の処理を修正して対策を行いました。
検知サブマネージャの日付更新処理時に集計する際に、セグメント別に正しく集計してデー
タベーステーブルに格納し、セキュリティ診断レポートの不正PC検知の集計値とワースト3の
情報が正しい値で表示できるように修正しました。
※マネージャがVer6.2.0.0になっている状態から前日分のデータを正しく集計するように対策
しています。既に集計済みのデータを復旧することができません。
Ver6.2.0.0にアップデートし、接続ログの保存日数を全て超過した後から正しい集計値が表示
できます。
Web
コンソール
18.エージェント稼働実績のON/OFFイベントログの時刻や稼働時間が不正になる問題の修正
【現象】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログに表示されるON/OFFの時刻が実際の端末終了
時刻ではない時刻になったり、前日の稼働時間が実際と異なる時刻になる場合があります。
スタンバイ設定や休止状態の設定を利用している端末で発生する場合があります。
【影響】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログに表示されるON/OFFの時刻と稼働時間が実際
の時刻や稼働時間とは異なる値になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
・スタンバイ状態や休止状態の端末が深夜0時を越え、スタンバイや休止状態から復旧した後
1分以内に端末をシャットダウンする場合
例:画面を閉じるとスタンバイ状態になるように設定しているノートパソコンを、シャットダウンし
ている途中で画面を閉じます。そのままスタンバイ状態で日付が変わった後で画面を開き、
2009/1/30
スタンバイ状態から復旧後、1分以内にシャットダウンした場合
【回避方法 】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
MRは1分間隔でレジストリにタイムスタンプを書き込んでおり、資産管理サブマネージャにON
通信を送信する際に前回のOFF時間からの経過時間を送信して、Webコンソールに表示する
OFF時刻を補正しています。
MRの起動時にもレジストリに時刻を書き込んでいますが、深夜0時のON通信の送信時には
書き込んでいません。
そのため、スタンバイから復旧後の日付更新のON通信から1分以内に端末が終了して再起動
すると、スタンバイ開始時の時刻を前回終了時刻と判断して補正するため、終了時刻と稼働時
間が実際よりも短くなります。
【対策】
日付更新時のON通信の後もレジストリにタイムスタンプを書き込むようにし、上記条件で端末
を操作した場合でもON時刻、OFF時刻、稼働時間が正しく取得できるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
19.エージェント稼働実績画面のON時刻が実際の起動時刻と異なる時刻になる問題の修正
【現象】
エージェント端末を深夜0時よりも後の時間帯で起動したにも関わらず、エージェント稼働
実績画面やトップページの週報、月報画面に表示されるエージェントのON時刻が0時と表
示される場合があります。
【影響】
Webコンソールトップページの週報、月報画面のエージェントのON時刻、エージェント稼働
実績画面のON/OFFイベントログ画面のON時刻が0時と表示され、エージェント端末の正し
い起動時刻が表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3 Ver3.4.1.0、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
・端末の前回終了時のOFF時刻よりも次回起動時のON時刻の方が古い場合
例えば、前回終了時の端末のローカルシステム時刻が5月1日18時、次回起動時のローカ
ルシステム時刻が5月1日10時などのように古い時刻になる場合
2009/2/19
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
MRが起動してON通信を送信する際に、前回終了時刻を補正するための情報を資産管理
サブマネージャに送信しています。
端末の起動時刻が前回終了時刻よりも古い場合、送信する情報の値が負の値(-)となります。
資産管理サブマネージャはMRから送信される補正の値が負(-)の場合は、深夜0時のON
通信と判断しているため、ON通信を受信したタイミングで起動時刻が0時になります。
【対策】
正規の深夜0時のON通信の際は、MRは-1の値を送信しており、資産管理サブマネージャ
は負の値情報を受け取ったということでそのエージェントの起動時刻を0時にする処理を行
います。
そのため、エージェントから送信される値が-1であれば深夜0時のON通信、-1以外の負の
値であれば起動時のON通信と判断するようにし、上記条件で起動時のON通信を受け取っ
た場合もON時刻を正しい時刻で書き込めるように修正しました。
Web
コンソール
20.エージェント稼働実績画面のOFF時刻と稼働時間が不正な値になる問題の修正
【現象】
MRを新規インストールした日のON/OFFイベントログのOFF時刻が正しく取得できない場合
があります。
例:)9:00にインストールして18:00:00に端末を終了した場合、
ON時刻=9:00、OFF時刻=18:00 となるべきですが、ON時刻=9:00、OFF時刻=9:00と
なることがあります。
【影響】
Webコンソールトップページの週報、月報画面のエージェントのON時刻、エージェント稼働
実績画面のON/OFFイベントログ画面のOFF時刻がMRをインストールした時刻になります。
そのため、稼働時間も実際の稼働時間よりも短い時間になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
「環境」
・OS:WindowsNT、2000、XP、2003、Vista
「操作」
・MRを新規インストールした当日に端末を再起動しない場合
(MRのインストール後にMRからのON通信が発生しない場合)
2009/2/19
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
MRが起動してON通信を送信する際に、前回終了時刻を補正するための情報を資産管理
サブマネージャに送信しています。
Ver5.7.0.0よりMRのインストールが完了した後すぐにサービスで起動するようにしています。
この時、アプリケーションで起動していたMRを終了してサービスで再起動しています。
サービスでの起動時に前回終了時刻をレジストリから確認してOFF時刻を補正する処理を
行っていますが、前回終了時刻の値がないため現在時刻を取得します。
現在時刻を取得した場合、端末の起動時刻が前回終了時刻よりも古い状態となり、送信す
る情報の値が負の値(-)となります。資産管理サブマネージャはMRから送信される補正
の値が負(-)の場合は、深夜0時のON通信と判断します。この場合、ON時刻の書込み処
理が実行されず、端末終了時のOFF時刻も書き込まれないため発生します。
【対策】
正規の深夜0時のON通信の際は、MRは-1の値を送信しており、資産管理サブマネージャ
は負の値情報を受け取ったということでそのエージェントの起動時刻を0時にする処理を行
います。
そのため、エージェントから送信される値が-1であれば深夜0時のON通信、-1以外の負の
値であれば起動時のON通信と判断するようにし、上記条件で起動時のON通信を受け取っ
た場合もON時刻を正しい時刻で書き込めるように修正しました。 ※19.と同じ対策です。
Ver6.2.0.0 - 20 -
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リリースノート番号 Cat6000-11
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第1版作成日:2009/6/11
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
Web
コンソール
日付
内容
21.エージェント稼働実績のON/OFFイベントログのON時刻が不正な時刻になる問題の修正
【現象】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログに表示されるONの時刻が実際のON時刻と異
なる時刻になる場合があります。
【影響】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログに表示されるONの時刻が、正しい時刻で表示
されません。
表示される時刻は不正な値ですが、稼働時間は正しい時間を表示しています。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・MRのON通信の条件
深夜0時に起動しているエージェントがON通信を送信した時に資産管理サブマネージャに
ON通信が送信できなかった、もしくは、マネージャが前日の日時でエージェントのON通信
を受信した場合
・MRのOFF通信の条件
深夜0時以降に端末を再起動し、その時に資産管理サブマネージャがOFF通信を受信でき
なかった場合
2009/2/24
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログのONの時刻を取得する方法に問題があるため
に発生します。
MRは、端末の起動時、深夜0時に起動している場合は深夜0時に資産管理サブマネージャに
ON通信を送信しています。
MRが起動時に送信するON通信と深夜0時に起動している場合に送信するON通信は、資産
管理サブマネージャ上で別々のフラグにしてデータを保持しています。
1日の中で一番最初に起動したON時刻を取得する際に、週報画面のON時刻については、深
夜0時のON通信が発生していないかを確認しており、深夜0時にON通信が発生していれば、
0:00:00を起動時刻に書き込みます。
しかし、エージェント稼働実績のON/OFFイベントログのONの時刻については、深夜0時のON
通信の有無を確認せずに端末の起動時に発生したON通信のみで判断しています。そのため、
端末を再起動した時刻が一番最初に起動した時刻という判断になり、ON/OFFイベントログの
ONの時刻が端末を再起動した時刻になります。
【対策】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログのONの時刻を取得する際に、週報画面と同じよ
うに深夜0時のON通信の有無も含めて確認するようにし、深夜0時に起動した情報があれば、
ON/OFFイベントログのONの時刻が0:00:00となるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 21 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
Web
コンソール
日付
内容
22.エージェント稼働情報に表示されるON/OFFの時刻の差と稼働時間が一致しない問題の修正(1)
【現象】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログに表示されるON/OFFの時刻の差と稼働時間の
値が一致しなくなる場合があります。
例:)ON時刻=10:33:25 OFF時刻=23:59:59 稼働時間=14:54:55 等
【影響】
起動したまま深夜0時をまたいだ端末のON/OFFイベントログで発生する可能性があります。
深夜0時の時点で起動している端末は、0時になると資産管理サブマネージャにON通信を送信
します。そのため、ONの時刻は0:00台で表示されるべきですが、深夜0時以降に再起動した時
刻をON時刻として取得する場合があり、ON時刻が実際の初回起動時刻とは異なる時刻で表示
されます。
ON/OFFイベントログをCSV出力する場合もON時刻は実際の初回起動時刻ではない時刻で
出力されます。
なお、Webコンソールの画面、CSVファイルの稼働時間は正しい値を表示しています。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
0時の時点で起動している端末から深夜0時のON通信を受け取れなかった、または、資産管理
サブマネージャサーバのシステム時刻が日付変更前の日付の時にON通信を受信する。
かつ、翌日の端末のシャットダウン時の終了通信を資産管理サブマネージャが受信できない。
2009/3/17
かつ、その後の再起動時に前回のOFF時刻の補正を行う前にリアルタイムイベント以外のアラ
ームログを資産管理サブマネージャが受信した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
資産管理サブマネージャは、エージェントからON通信を受信した場合に前回のOFF時刻を補
正しています。この処理において、その日まだON通信を受信していなければ、0:00:00の起動
時刻をLSPMMS_MAINのRAGTWORKLOGテーブルに書き込んでいます。
その日にON通信を受信しているかどうかのチェックは、LSPMMS_MAINのRAGTSUMテーブル
のレコードの有無で判断しており、先にアラームログを受信すると、RAGTWORKLOGテーブル
にはレコードがなく、RAGTSUMテーブルにはレコードがある状況が発生します。
この場合、RAGTWORKLOGテーブルに0:00:00の起動時刻を書き込む処理を行っていないた
めON時刻が再起動した時刻で表示されます。
【対策】
エージェントからのON通信受信時の前回のOFF時刻の補正処理の方法を変更して対策を行い
ました。
ON通信を受け取り前回のOFF時刻を書き込む際に、RAGTSUMテーブルにレコードが存在して
いてもRAGTWORKLOGテーブルにその日のON時刻の情報が書き込まれていなければ、ON時
刻に0:00:00の情報を書き込み、ON/OFFイベントログの起動時が0:00:00となるように修正し
ました。
Ver6.2.0.0 - 22 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
23.エージェント稼働情報に表示されるON/OFFの時刻の差と稼働時間が一致しない問題の修正(2)
【現象】
エージェント稼働実績のON/OFFイベントログに表示されるON/OFFの時刻の差と稼働時間の
値が一致しなくなる場合があります。
例:)ON時刻=10:33:25 OFF時刻=23:59:59 稼働時間=14:54:55 等
【影響】
起動したまま深夜0時をまたいだ端末のON/OFFイベントログで発生する可能性があります。
深夜0時の時点で起動している端末は、0時になると資産管理サブマネージャにON通信を送信
しており、ONの時刻は0:00台で表示されるべきですが、深夜0時以降に再起動した時刻をON時
刻として取得する場合があり、ON時刻が実際の初回起動時刻とは異なる時刻で表示されます。
ON/OFFイベントログをCSV出力する場合もON時刻は実際の初回起動時刻ではない時刻で
出力されます。
なお、Webコンソールの画面、CSVファイルの稼働時間は正しい値を表示しています。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
0時の時点で起動している端末から深夜0時のON通信が送信されない、または資産管理サブ
サブマネージャサーバのシステム時刻が日付変更前の日付の時にON通信を受信する。
かつ、翌日に端末を再起動し、終了時の終了通信と再起動時のON通信の両方を資産管理
2009/3/17
サブマネージャが正しく受信できた場合。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
資産管理サブマネージャは、エージェントからON通信を受信した場合に前回のOFF時刻を補
正しています。この処理において、その日まだON通信を受信していなければ、0:00:00の起動
時刻をLSPMMS_MAINのRAGTWORKLOGテーブルに書き込んでいます。
その日にON通信を受信しているかどうかのチェックは、LSPMMS_MAINのRAGTSUMテーブル
のレコードの有無で判断していますが、Ver6.0.0.0より、必ずON通信を受信していると判断する
処理を行っているため、RAGTWORKLOGテーブルに0:00:00の起動時刻を書き込みません。
そのため、起動した時刻が0:00:00であるにもかかわらず、ON時刻が再起動した時刻で表示
されます。
【対策】
エージェントからのON通信受信時の前回のOFF時刻の補正処理の方法を変更して対策を行い
ました。
ON通信を受け取り前回のOFF時刻を書き込む際に、RAGTSUMテーブルにレコードが存在して
いてもRAGTWORKLOGテーブルにその日のON時刻の情報が書き込まれていなければ、ON時
刻に0:00:00の情報を書き込み、ON/OFFイベントログの起動時が0:00:00となるように修正し
ました。
Web
コンソール
24.トップページからアラームログの情報が時間切れで表示できない問題の修正
【現象】
トップページ画面の右上で機能別にアラームの件数をカウントしており、アラーム件数をクリ
ックするとその機能の全てのアラームログを表示しますが、アラーム件数をクリックした時に
タイムアウトが発生してアラームログが表示できない場合があります。
【影響】
アラームのログを表示することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
ログ件数が多い場合
2009/5/14
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
データベースからデータを抽出する際に、Webコンソールの表示権限用のデータベーステー
ブル(LSPMMS_MAIN..WEBGRACL)の情報と結合してデータを抽出しています。
この処理に時間がかかり、ログ件数が多い場合にタイムアウトが発生します。
【対策】
Webコンソールの表示権限用のデータベーステーブル(LSPMMS_MAIN..WEBGRACL)のグル
ープNOの列にインデックスを張り対策を行いました。
この対策により、1時間のタイムアウトによって表示できなかったログが1分程度で表示できる
ようになります。
Ver6.2.0.0 - 23 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
マネージャ
入替
日付
内容
25.統合マネージャの入替後に設定済みのメッセージとレジストリキー取得が実行できなくなる問題の修正
【現象】
メッセージポリシーとレジストリキー取得を設定している状態で、統合マネージャの入替を行
った場合、資産管理サブマネージャ上の取得結果と設定情報がクリアされ、統合マネージャ
の入替後にメッセージやレジストリキーの情報が取得できなくなります。
※統合マネージャの入替前に統合マネージャに収集された取得結果は、統合マネージャの
入替後も統合コンソール画面に表示することができます。
【影響】
メッセージポリシーとレジストリキー取得を設定している場合に影響があります。
メッセージポリシー
エージェント端末でメッセージの回答画面が表示されず、リトライ回数も変化しません。
レジストリキー取得
レジストリキーの取得結果が(未取得)のまま変化しません。
【発生バージョン】
・メッセージポリシーの問題が発生するバージョン
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
・レジストリキー取得の問題が発生するバージョン
LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/4/21
「設定」
メッセージポリシー、もしくは、レジストリキー取得を設定している
「操作」
統合マネージャのみを入れ替える場合
【回避方法】
入替作業の後、入替時点で取得したバックアップデータを統合マネージャにリストアし、サブ
マネージャを再登録して同期を取る方法で、入替前の設定を反映させることができます。
【原因】
サブマネージャを登録する際に、統合マネージャにデータが存在しない場合は、新規登録と
判断して資産管理サブマネージャのメッセージポリシー、レジストリキー取得の設定情報と結
果の情報をクリアしているため発生します。
※サブマネージャの登録時に統合マネージャが新規インストールの場合に資産管理サブマ
ネージャのデータをクリアしているのは、統合マネージャを分割して既存のサブマネージャ
を再登録する場合を想定しているためです。
【対策】
サブマネージャを統合マネージャに登録する際に、統合マネージャにデータがある場合のみ
資産管理サブマネージャ上に存在する上記のデータを削除するようにし、統合マネージャが
新規インストールでデータがない場合は、サブマネージャのデータを削除しないようにし、統
合マネージャのみを入替えた後もメッセージ、レジストリキー取得の情報を継続して取得でき
るように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 24 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
マネージャ
入替
日付
内容
26.統合マネージャの入替後に不正PC検知機能の任意許可設定が無効になる問題の修正
【現象】
不正PC検知機能では、MRをインストールすることができないノードのネットワーク接続が禁
止されたり、アラームにならないように、接続を許可するノードのMACアドレスとIPアドレスを
事前に登録して接続を許可することができます。
不正PC検知機能のポリシー設定で任意許可設定を行っている状態で、統合マネージャの入
替を行った場合、検知サブマネージャ上の許可設定の情報がクリアされて無効になり、統合
マネージャの入替後に許可設定に設定している条件に該当するノードがアラームや禁止に
なります。
【影響】
不正PC検知機能の任意許可設定でMACアドレスやIPアドレスを登録している場合に影響が
あります。
統合マネージャを入替え後、任意許可設定で接続を許可しているノードの接続がアラーム
になったり、禁止されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/4/21
「設定」
不正PC検知機能で任意許可設定でMACアドレスやIPアドレスを設定している
「操作」
統合マネージャのみを入れ替える場合
【回避方法】
入替作業の後、入替時点で取得したバックアップデータを統合マネージャにリストアしてサブ
マネージャを再登録して同期を取る方法でサブマネージャに設定情報をダウンロードすること
ができます。
または、入替作業後に任意許可を再設定する方法で復旧できます。
【原因】
サブマネージャを登録する際に、統合マネージャにデータが存在しない場合は、新規登録と
判断して検知サブマネージャの任意許可設定の情報をクリアしているため発生します。
※サブマネージャの登録時に統合マネージャが新規インストールの場合に検知サブマネー
ジャのデータをクリアしているのは、統合マネージャを分割して既存のサブマネージャを再登
録する場合を想定しているためです。
【対策】
新規インストールした統合マネージャに既存の検知サブマネージャを登録する場合、検知サ
ブマネージャ上に存在する任意許可設定の設定情報を削除しないようにし、統合マネージャ
のみを入替えた後も任意許可設定が有効に動作するように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 25 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
サブマネー
ジャ再登録
日付
内容
27.サブマネージャの再登録時にアプリケーション禁止の設定情報がダウンロードできない問題の修正
【現象】
資産管理サブマネージャを再登録して同期を取る場合、アプリケーション禁止ポリシーの
システムアプリケーション禁止設定の情報がサブマネージャにダウンロードされません。
【影響】
設定情報がサブマネージャにダウンロードできないため、システムアプリケーション禁止を設
定している環境でサブマネージャを入替て同期をとる場合に影響があります。
サブマネージャを入替えた後、システムアプリケーションで禁止しているアプリケーションを起
動しても禁止されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.2.1.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
1.「アプリケーション禁止設定」タブの画面で「起動済アプリケーション禁止」にチェックが入っ
ていない状態で資産管理サブマネージャを再登録して同期を取る場合
⇒システムアプリケーション禁止設定の「起動済アプリケーション禁止」の設定がダウンロ
ードされません。
2.「アプリケーション禁止設定」タブの画面で「任意アプリケーション禁止」にチェックが入って
2009/5/26
いない状態で資産管理サブマネージャを再登録して同期を取る場合
⇒システムアプリケーション禁止設定の「任意アプリケーション禁止」の設定がダウンロード
されません。
【回避方法】
再登録で同期処理が完了した後、以下のいずれかの操作を行う方法で復旧できます。
1.アプリケーション禁止ポリシーを再設定する
2.統合コンソールで再構築を行う
3.部署名を含んだ情報を資産インポートでインポートする
4.資産管理一覧画面で部署名の編集を行い一部情報を更新する
5.メッセージポリシーで部署名の情報を収集し、取得結果を資産情報に更新する
【原因】
「アプリケーション禁止設定」タブ画面の「起動済みアプリケーション禁止」、「任意アプリケーショ
ン禁止」にチェックがない場合はシステムアプリケーション禁止設定の情報をダウンロードしない
ように処理しているため発生します。
【対策】
再登録時の処理を変更し、上記条件に合致する状態で資産管理サブマネージャを再登録して
同期をとった場合にシステムアプリケーション禁止の設定情報が資産管理サブマネージャに
ダウンロードされ、サブマネージャの入替後もシステムアプリケーション禁止で設定しているア
プリケーションが起動できないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 26 -
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■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
MR
28.レジストリに書き込んでいる資産管理サブマネージャのIPアドレスの情報が消える問題の修正
【現象】
MRは資産管理サブマネージャに登録しています。登録が成功すると、各サブマネージャのIP
アドレスの情報をレジストリに保持しており、そのIPアドレスに対して情報を送信しています。
登録が完了して運用している環境で、レジストリの中に書き込んでいる資産管理サブマネージャ
のIPアドレスの情報が空白になり、ON通信や資産情報が送信できない、PC稼働情報が更新で
きない、ログが取得できないという現象が発生する場合があります。
【影響】
MRがレジストリに書き込んでいる資産管理サブマネージャのIPアドレスの情報が空白になると、
端末の起動時にON通信の送信先がわからないため、ON通信や資産情報が送信できません。
また、ON通信が送信できないためポリシーの情報がダウンロードできなくなり、適用しているポ
リシーの情報を取得したり、設定を有効にすることができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3 Ver3.2.1.0以上、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
明確な発生条件は不明です。
2009/1/9
【回避方法】
レジストリから資産管理サブマネージャのIPアドレスの値が消える現象が発生した場合は、以
下に資産管理サブマネージャのIPアドレスの値を書き込む方法で復旧できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MOTEX\LanScope Cat MR\CurrentVersion\InvInfo
現象の発生を防ぐためには、MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
上記のレジストリの値を読み取る際に、Lspcmr.exeでは、
・MRのレジストリに対して、Administrator権限とログオンユーザに対するフルコントロールの
権限の付与を行わない
・InvInfoの値を取得できない状況が発生した場合InvInfoのレジストリキーを作成しない
という処理を行っています。
しかし、LspQuest.exeでこの処理を行っていないため、レジストリの値が消える可能性があります。
【対策】
Lspcmr.exe で対策している、原因の2点の処理をLspQuest.exeでも対策するようにし、レジストリ
の値が消えないように修正しました。
MR
29.レジストリに書き込んでいる資産管理サブマネージャのIPアドレスの情報が消える問題の修正
【現象】
MRSETUP.EXEでMRをインストールする場合、MR.ini というファイルから登録先のサブマネージャ
のIPアドレスの情報を読み取って登録し、登録が成功した後、各サブマネージャのIPアドレスの
情報をレジストリに保持しており、そのIPアドレスに対して情報を送信しています。
MRをインストールしている端末でMRSETUP.EXEを実行して上書きインストールする際に、MR.ini
ファイルの読み取りが失敗し、レジストリの中に書き込んでいる資産管理サブマネージャのIPアド
レスを空白で上書きしてしまう場合があります。その場合、ON通信や資産情報が送信できない、
PC稼働情報が更新できない、ログが取得できないという現象が発生する場合があります。
【影響】
MRがレジストリに書き込んでいる資産管理サブマネージャのIPアドレスの情報空白になると、端
末の起動時にON通信の送信先がわからないため、ON通信や資産情報が送信できません。
また、ON通信が送信できないためポリシーの情報がダウンロードできなくなり、適用しているポリ
シーの情報を取得したり、設定を有効にすることができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのMR
2009/1/28
【発生条件】
MRをインストールしている端末でMRSETUP.EXEを実行して上書きインストールした際に、MR.ini
の読み取りに失敗した場合
MRSETUP.EXEを連続で何度も実行する場合に発生する可能性があります。
【回避方法】
レジストリから資産管理サブマネージャのIPアドレスの値が消える現象が発生した場合は、以
下に資産管理サブマネージャのIPアドレスの値を書き込む方法で復旧できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MOTEX\LanScope Cat MR\CurrentVersion\InvInfo
現象の発生を防ぐためには、MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
MR.iniに書き込まれている資産管理サブマネージャのIPアドレス情報の読み取りに失敗すると、
資産管理サブマネージャのIPアドレスを空で取得し、レジストリのInvInfoの値に空白の値を書き
込むため発生します。
【対策】
MRSETUP.EXEでMRをインストールする際に、MR.ini のSUBMGRIPの読み取りが失敗した場合
はレジストリのInvInfoの値を変更しないようにし、IPアドレスの情報が消えないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 27 -
LanScope Cat6
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LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
MR
日付
内容
30.英語OSの端末でネットワークドライブを追加するとドライブ追加アラームが発生する問題の修正
【現象】
ドライブ追加アラームを設定している場合、ネットワークドライブの割り当てを行ってもドライブ
追加アラームは発生しないのが正しい仕様ですが、英語OSでネットワークドライブの割り当て
を行った場合にドライブ追加アラームが発生します。
【影響】
リアルタイムイベントポリシーのアラーム設定で、「ドライブ追加をアラームにする」を設定し、
英語OSにMRをインストールしている環境で影響があります。
本来アラームではないログがアラームになり、Webコンソールのアラームにカウントされる、
アラーム通知メールを設定している場合はアラームメールが発生するという影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/3/4
・リアルタイムイベントポリシーのアラーム設定で、「ドライブ追加をアラームにする」を設定して
いる場合
・MRをインストールしている英語OSの端末でネットワークドライブを割り当てた場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
ドライブ追加が発生した際にネットワークドライブを判断するための文字列の合致判断を行っ
ていますが、英語OSの場合に変換処理を行うとパス名の情報が文字化けして合致しなくなる
ため発生します。
【対策】
半角、全角、ひらがな、カタカナに関係なくアラームにできるように文字列を変換して合致判断
していましたが、変換後の文字列が文字化けし、変換前の文字列は文字化けしないため、変換
前のパス情報でネットワークドライブかどうかを判断するようにし、英語OSで不要なドライブ追加
アラームが発生しないように修正しました。
31.スタンドアロンMRインポートの実行によって変更していたエージェント名が元に戻る問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRは、統合コンソールのスタンドアロンMR管理マネージャの中にアイコンを登録
して管理でき、エージェント名を統合コンソール上で任意に変更することができます。
エージェント名を変更した状態でスタンドアロンMRの情報をインポートすると、統合コンソールで
変更していたエージェント名が元の名称に戻ります。
【影響】
管理者の意図で統合コンソールでエージェント名を変更して管理していても最新の情報をインポ
ートするごとにエージェント名が元の名称に戻ってしまうため、インポート後に毎回エージェント名
を変更し直す必要があります。
スタンドアロ
【発生バージョン】
ン
2009/2/27
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
MR
【発生条件】
スタンドアロンMRインポートを実行してエージェントの情報を統合コンソールで表示した後、統合
コンソールでエージェント名を変更し、その後で再度スタンドアロンMRインポートを実行する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
統合コンソールでスタンドアロンMRインポートの実行時に毎回エージェント名を更新しているため
発生します。
【対策】
スタンドアロンMRのデータをインポートする時に、エージェント名の情報を更新する、しないを選択
できるようにし、インポート時にエージェント名が更新できなくなるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 28 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-11
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第1版作成日:2009/6/11
第4版更新日: 2010/7/6
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
1.DA自動バージョンアップの結果ログが表示できなくなる問題の修正
【現象】
不正PC検知機能の検知エージェントをアップデートする際に利用する、DA自動バージョンア
ップ設定画面で、設定を行った後や配布を実行した後で設定画面を閉じると、配布設定日時、
配布バージョン、配布状況の情報が空白になって表示できなくなります。
【影響】
配布した日時や配布状況が表示できないため、アップデートを設定した検知エージェントの
アップデート状況が確認できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
2009/1/9
【発生条件】
DA自動バージョンアップで配布設定し、配布実行時刻よりも後でDA自動バージョンアップ
設定画面を開く場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
設定したファイルが配布される前に統合コンソールを開く場合のみ結果を表示するように処
理しているため、配布を実行した後の結果が表示できません。
【対策】
一度画面を閉じても最新の結果ログを表示できるように修正しました。
また、配布前の設定については、配布状況に「配布設定済」と表示するようにしました。
資産情報
2.資産管理一覧画面のドメイン名の情報が正しく取得できない問題の修正
【現象】
エージェント端末がActive Directoryドメインに所属している場合に、資産管理一覧画面の
ドメイン名の情報が空白になったり短縮された状態で表示される場合があります。
WindowsNTドメインに属している場合は正しく取得できます。
【影響】
資産情報でドメイン名を表示する画面全てでドメイン名の情報が正しく表示できません。
例:)資産管理一覧画面、資産情報CSV一括出力画面等
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャとMR
【発生条件】
2009/2/23
エージェント端末がActive Directoryドメインに所属している場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャとMRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
ドメイン名の情報を取得する際に、WindowsNTドメインに属している場合のドメイン名のみ
を取得しているため、ActiveDirectoryドメインの情報を取得できません。
【対策】
ActiveDirectoryドメインに属している場合はActiveDirectoryのドメイン名を取得するように
し、WindowsNTドメインとActiveDirectoryドメインの両方の情報が取得できた場合は、
ActiveDirectoryドメインのドメイン名を優先して取得するようにし、NTドメイン、ActiveDirectory
のどちらのドメインに所属している場合でも、資産管理一覧画面で正しいドメイン名が表示
できるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 29 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
第4版更新日: 2010/7/6
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
資産情報
3.資産管理一覧画面のメモリサイズが実際よりも大きい値で表示される問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面のメモリサイズが実際に搭載しているメモリサイズよりも少し大きい値
で表示されます。
例:)512MBのメモリを搭載している端末のメモリサイズが514MBと表記される 等
【影響】
資産情報のメモリサイズを表示する画面にメモリ情報が正しい値で表示できません。
例:)資産管理一覧画面、資産情報CSV一括出力画面等
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャとMR
【発生条件】
MRをインストールしている端末で必ず発生します。
【回避方法】
2009/2/23
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要となります。
【原因】
メモリサイズの情報は、WindowsのAPI関数を利用して取得していますが、取得した値をMB
に変換する際に1024と1000で割って算出しているため発生します。
※正規の計算式で算出した場合、スペックの低い端末のメモリ容量が推奨スペック以下の
メモリ容量になり、資産管理一覧上で推奨スペック以下のメモリ容量を表記する場合が
あるため、上記の方法で算出しています。
【対策】
メモリサイズを算出する際に、APIで取得した値を1024で2回割るようにして正しいメモリサイ
ズを取得できるように修正しました。
また、MRをアップデートするとメモリサイズが変わりメモリサイズ変更アラームが発生する
ため、前回取得したメモリサイズとの差がプラスマイナス5%より大きい場合にメモリサイズ
変更アラームとするように変更しています。
アプリケー
ション稼働
4.アプリケーション別タスク集計画面で集計範囲外のデータが集計される問題の修正
【現象】
アプリケーション別タスク集計を月報形式で表示し、日付別タブの情報を表示した場合に、
集計期間外のデータが集計値に含まれる場合があります。
例えば、2008年1月から2009年2月のデータがある状態で、2008年1月から2009年2月まで
を集計期間にして集計画面を表示した場合、2008年1月と2009年1月のデータが1ヶ月分の
データとして合計されて表示されます。
【影響】
13ヶ月前の集計データが存在する月の日付別の集計値が実際の集計値よりも大きい値に
なります。
また、データエクスポートした場合も実際よりも大きい値で出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/4/7
・年が異なる同じ月の集計データが存在する(2008年1月と2009年1月等)
・アプリケーション別タスク集計を月報で集計し、日付別画面を表示する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
アップデート後にエクスポートすると、正しく表示できます。
【原因】
アプリケーションの集計データは、月ごとに12個のデータベースがあり、最大で13ヶ月分
のデータを保持しています。そのため、13ヶ月前のデータと当月の2年分のデータを1つの
データベーステーブル内に保持しています。
アプリケーション別タスク集計画面を月報表示する際に、年数を考慮して集計せずに2年
分のデータをまとめて集計しているため、2年分のデータを保持している月の集計値が実
際の値よりも大きい値となります。
【対策】
集計を行う際に年数別に集計するようにし、月ごとに正しく集計値を表示するように修正し
ました。
Ver6.2.0.0 - 30 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
アプリケー
ション稼働
5.エージェント別タスク集計をエクスポートすると対象外のエージェント情報が出力される問題の修正
【現象】
エージェント別タスク集計画面のデータを「ユーザ別出力」でデータエクスポートすると、
画面表示しているグループに所属していないエージェントの情報が出力される場合があ
ります。
【影響】
エージェント別タスク集計画面を表示しているグループに所属していないエージェントの
情報が出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・同じサブマネージャに登録しているグループを1つのアプリケーション稼働ポリシーに2つ
以上登録しており、各グループのエージェントのアプリケーションタスクログが存在している
2009/4/8
・1つのグループのエージェント別タスク集計を表示してユーザ別出力でエクスポートする
場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
アップデート後にエクスポートすると、正しく出力できます。
【原因】
ユーザ別出力を行う際に、ポリシーNOとサブマネージャNOでユーザを抽出しているため、
登録先のサブマネージャと登録しているポリシーグループが同じ場合、そのグループに登
録しているエージェントが出力の対象となり、表示していないグループのエージェントの情
報も出力されます。
【対策】
ユーザ別出力を行う際に、ポリシーNO、サブマネージャNO、グループNOで抽出するよう
にし、画面表示しているグループに登録しているエージェントの情報のみをエクスポート
するように修正しました。
アプリケー
ション稼働
6.エージェント別タスク集計のエクスポート結果と統合コンソールの表示内容が異なる問題の修正
【現象】
エージェント別タスク集計画面をデータエクスポートした場合、画面に表示している内容と
エクスポートした結果が異なる場合があります。
エージェント別タスク集計を週報で集計し、「ユーザ別出力」でエクスポートすると月報で
の集計結果がエクスポートされます。
エージェント別タスク集計を週報または月報で集計し、「部署別出力」でエクスポートする
と日報での集計結果がエクスポートされます。
【影響】
エージェント別タスク集計の表示結果とデータエクスポート結果の内容が異なります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2009/4/7
以下の条件のいずれかに合致する場合に発生します。
・エージェント別タスク集計の集計方法を週報で集計し、「ユーザ別出力」でエクスポート
する場合
・エージェント別タスク集計の集計方法を週報または月報で集計し、「部署別出力」でエク
スポートする場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
アップデート後にエクスポートすると、正しく出力できます。
【原因】
データをエクスポートする際に画面表示している範囲を正しく認識できない状態でエクスポ
ートしているため発生します。
【対策】
データエクスポートの際に画面表示されている範囲を正しく認識してエクスポートするように
し、画面に表示されている内容とエクスポートの出力結果が一致するように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 31 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
メッセージ
日付
内容
7.統合コンソールでエージェント名が空白になる問題の修正
【現象】
メッセージポリシーを利用してエージェント名を収集する際に、エージェント端末の回答画面
でエージェント名を空白で回答した場合、「メッセージ結果一覧」のエージェント名が空白にな
ります。
この状態で「資産データ更新」を実行すると、エージェントアイコンのエージェント名が空白に
なります。
【影響】
統合コンソールのクライアント表示画面でエージェント名が空白になり、再表示するとコンピ
ュータ名が表示されます。
また、資産管理一覧やログ画面でエージェント名が空白になります。
Webコンソールのトップページでエージェント名のリンクがなくなり資産情報が表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の手順で操作した場合に発生します。
2008/12/29
・メッセージポリシーで、「エージェント名」を質問に設定し、エージェントに配信する
・エージェント端末で、「エージェント名」を空白で回答する
・スケジュール設定を実行し、メッセージ結果一覧のエージェント名の項目が空白になって
いる状態で、「資産データ更新」を実行する
【回避方法】
現象が発生した場合、統合コンソールからエージェント名を入力すると元に戻ります。
現象発生を回避するにはマネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
「資産データ更新」を実行する際に、本来であれば、メッセージ回答結果一覧のエージェン ト名が『空、または半角/全角スペースのみの場合』はそのエージェントの資産データは更
新しないことが正しい仕様ですが、『NULLまたは半角/全角スペースのみの場合』という
条件で判断しているため、エージェント名が空の場合に資産データ更新が実行され、エー
ジェント名が空白になります。
【対策】
資産データ更新の判断条件を、「エージェント名が空、または半角/全角スペースのみ」の
場合に変更し、エージェント名が空白で回答された場合、そのエージェントのデータは資産
管理一覧画面に更新しないように修正しました。
8.ファイル配布で配布対象でないエージェントにファイルが配布される問題の修正
【現象】
ファイル配布を行う際に、配布対象に設定していないエージェントに対してファイルが配布
される場合があります。
【影響】
配布対象に選択していないエージェントにファイルが配布され、結果ログにも表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の手順で操作した場合に発生します。
ファイル配布ポリシーに登録し、ファイル配布グループで配布対象に設定しているエージェ
ントが再構築処理によって別の部署に移動し、ファイル配布ポリシーから外れる。
ファイル配布 2009/1/15
エージェントがファイル配布ポリシーから外れた後、同じ配布ポリシーの同じ配布グループ
で配布設定する
【回避方法】
ファイル配布ポリシーを一度全て削除し、ファイル配布ポリシーを再設定すると配布対象の
エージェントのみに配布できるようになります。
【原因】
クライアント表示画面からグループを移動してファイル配布ポリシーから外れた場合は、ファ
イル配布の設定情報を書き込んでいるデータベーステーブルの情報を削除していますが、
再構築処理によってグループ移動してファイル配布ポリシーから外れた場合に設定情報を
削除していないため発生します。
【対策】
再構築処理によってグループ移動した場合もファイル配布の設定情報を削除するようにし、
ファイル配布ポリシーから外れたエージェントにファイルが配布されないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 32 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
9.結果ログ画面でファイルを配布していないエージェントの配布結果が成功と表示される問題の修正
【現象】
ファイル配布でファイルをエージェントに配布した結果を結果ログ画面で確認することができます。
EXEファイルを実行形式で配布した場合、結果ログの画面で配布結果が未配布、実行結果が成
功というように、配布していないのにEXEを実行したという内容の結果を表示する場合があります。
【影響】
配布結果と実行結果の整合性がとれないため、正しい配布結果を確認することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
OS:Windows Vista
「操作」
ファイル配布の設定でEXEファイルを実行形式で配布し、配布先のフォルダでファイルの上書き
ファイル配布 2009/4/23
が失敗した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャとMRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
Windows VistaとWindows Vista 以外のOSで、配布の実行結果とEXEの実行結果をマネージャ
に返答する処理が違うためVista端末でのみ発生します。
配布の実行結果とEXEの実行の結果はMRがファイル配布サブマネージャに返答しています
が、WindowsVista以外のOSでは、Lspcmr.exeが配布されたファイルを実行し、実行結果を返
答していますが、Vistaの場合はLspQuest.exeが配布を実行し、Lspcmr.exeが配布結果を返答
しています。Vista端末での返答結果をLspcmr.exeが返答する際に、配布の実行結果を返答し
ていません。その結果、ファイル配布サブマネージャが配布の実行結果を判断できないため、
配布結果が未配布となります。
【対策】
Vista端末にEXE形式のファイルを配布した際に配布結果が正しく表示できるように修正しまし
た。
10.検知ポリシー設定の任意アドレス許可設定の設定情報が削除できない問題の修正
【現象】
検知ポリシー設定画面で、接続を許可するためにMACアドレスやIPアドレスを任意に登録す
ることができますが、「インポート」で登録した場合、「設定」ボタンを押す前に「全て削除」で削
除すると削除できないというメッセージが表示されてインポートで登録した情報が削除できま
せん。
【影響】
インポート後に設定ボタンをクリックし、設定を一旦反映させた後で削除できるため、影響は
ありません。
不正PC検知
【発生バージョン】
機能
2009/4/14
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
(オプション)
【発生条件】
検知ポリシー設定画面の任意アドレス許可設定画面で、MACアドレス、または、IPアドレス
をインポートボタンでインポートした後、設定ボタンをクリックする前に「全て削除」で削除す
る場合
【回避方法】
インポート後に設定ボタンをクリックした後、任意アドレス許可設定画面を表示して「全て削除」
を実行する方法で回避できます。
【対策】
インポートした後、設定ボタンをクリックしなくても「全て削除」から登録情報を削除できるように
修正しました。
Ver6.2.0.0 - 33 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
サーバ監視
機能
(オプション)
11.フォルダアクセスが失敗した場合にフォルダアクセス失敗のログが発生しない問題の修正
【現象】
サーバファイル操作ログでは、フォルダへのアクセスが失敗した場合にフォルダアクセス失敗
のログが発生しますが、フォルダへのアクセスが失敗した場合に失敗ログが発生しない場合
があります。
【影響】
フォルダへのアクセスが失敗した情報を取得することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのサーバエージェント
【発生条件】
以下の条件でサーバ上のフォルダアクセスに失敗した場合に発生します。
サーバのOS:Windows 2000、Windows Server 2003、Windows Server 2008
サーバにアクセスする端末のOS:Windows Vista、Windows Server 2008
2009/6/1
【回避方法】
回避方法はありません。サーバエージェントをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
サーバエージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
サーバファイル操作ログは、サーバエージェントがプログラム内に組み込んでいるセキュリティ
ログの組み合わせと実際に発生するセキュリティログの組み合わせが合致した場合にログを
取得しています。Windows Vista、2008の端末からサーバのフォルダにアクセスする際に発生
するセキュリティログの組み合わせがサーバエージェントのプログラムにない組み合わせとな
っていてフォルダアクセスと判断できないため発生します。
【対策】
サーバエージェントがプログラム内に組み込んでいるセキュリティログの組み合わせの種類
を追加し、上記条件でサーバ上のフォルダへのアクセスが失敗した場合にフォルダアクセス
失敗ログが発生するように修正しました。
Web
アクセス監
視
機能
(オプション)
12.禁止時に本人に通知する設定を行っている端末で禁止操作を行っても通知されない問題の修正
【現象】
Cat5のWebアクセスポリシーでキーワードに抵触するサイトの閲覧の禁止、ダウンロードの
禁止を設定している状態でCat6にアップデートすると、禁止設定が継承されて禁止時に本人
通知する設定になります。しかし、Cat6にアップデート後に禁止対象の操作を行った場合、
禁止されますが、ポップアップのメッセージが通知されません。
【影響】
Cat5でキーワードに抵触するサイトの閲覧の禁止、ダウンロードを禁止する設定を行ってい
てCat6にアップデートしている場合に影響があります。
統合コンソール上では禁止時に本人通知する設定になっており、禁止対象のサイトの閲覧
やダウンロードは禁止されますが、ポップアップのメッセージが表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の手順で発生します。
2009/6/2
1.Cat5のWebアクセスポリシーでキーワードに抵触するサイトの閲覧禁止、または、ダウン
ロード禁止を設定している状態でCat6にアップデートする。
2.アップデート後に禁止サイトの閲覧、または、ダウンロードを行った場合
【回避方法】
Cat6にアップデートした後でWebアクセスポリシーを再設定すると、本人通知の設定がエー
ジェントに適用され、禁止操作を行った場合にポップアップで通知することができます。
【原因】
Cat5で、キーワードに抵触するサイトの閲覧禁止、ファイルのダウンロード禁止を設定してい
る状態でCat6にアップデートすると、禁止設定と本人通知の設定を適用することが正しい仕
様ですが、マネージャのアップデート時に本人通知の設定情報をサブマネージャのデータ
ベースに書き込んでいないため、設定されていない状態となり、発生します。
【対策】
Ver6.2.0.0にアップデートする際に本人通知の設定情報をデータベースに書き込むようにし、
Webアクセスポリシーで、禁止時に本人に通知する設定をおこなっている場合は、マネージャ
をVer6.2.0.0にアップデート後に禁止時にポップアップのメッセージが表示できるように修正し
ました。
Ver6.2.0.0 - 34 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
13.アプリケーション監査ポリシー設定で設定を追加しても設定情報が更新されない問題の修正
【現象】
アプリケーション監査ポリシー詳細画面設定から設定を追加し、「閉じる」ボタンをクリックして
設定を保存した場合、設定は適用されますが、アプリケーション監査ポリシー詳細設定の設
定画面数が更新されません。
また、「×」ボタンをクリックして設定を保存した場合、設定は適用されますが、アプリケーショ
ン監査ポリシー詳細設定の設定画面数とアプリケーション監査ポリシー設定画面の画面数
が更新されません。
アプリケー
【影響】
ションID監査
2009/4/24
設定画面数の表示上の問題であり、設定した内容は正しく適用されるため運用上影響はあ
機能
りません。
(オプション)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのアプリケーションID監査機能
【発生条件】
上記の方法で画面設定を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
設定画面を追加した場合は、設定画面数が正しく更新できるように修正しました。
Web
コンソール
14.セグメント管理のセグメント別不正アクセス比較画面でエラーが発生する問題の修正
【現象】
セグメント管理のセグメント別不正アクセス比較画面の下に表示される一覧部分で、「次へ」
ボタンをクリックした場合に「データの取得に失敗しました。」というエラーが発生する場合があ
ります。
【影響】
不正PC検知機能を導入している場合に、ログ一覧が表示できない影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
2009/1/15
セグメント管理画面の集計対象で「ノード」を選択してセグメント別ノード比較グラフを表示し、
画面下の一覧部分で「次へ」ボタンで次の画面を表示する場合
【回避方法】
ページ設定でノード表示のデータ表示件数を増やし、一覧部分に「次へ」ボタンを表示させな
い方法で回避できます。
【原因】
データを取得する際の処理がエラーになるため発生します。
【対策】
データを取得する際の処理を変更し、「次へ」をクリックした場合に正しくデータが表示でき
るように修正しました。
Web
コンソール
15.サーバセキュリティのログオンユーザ別のログが正しくCSV出力できない問題の修正
【現象】
サーバセキュリティのログオンユーザ別のログをCSV出力した場合にCSVファイルに正しく
出力できない場合があります。
データベースがSQL Serverの場合は、列名のみのファイルが出力され、Oracle Database
の場合は、同一ユーザの違うログが出力されます。
【影響】
サーバセキュリティログがCSVファイルに正しく出力できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
2009/2/19
【発生条件】
サーバセキュリティでログオンユーザ別のログを表示し、ファイルパス検索で、半角英数、
記号以外の文字で検索したログをCSV出力する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
CSV出力を行う際に実行するコマンド文が文字化けして実行できなくなるため発生します。
【対策】
CSV出力を行う際の処理を変更し、コマンド文が正しく実行できCSVファイルに正しく出力で
きるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 35 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
16.サーバセキュリティのファイル名別ログが表示できない問題の修正
【現象】
サーバセキュリティのファイル名別のログを表示しようとすると「データがありません」という
メッセージが表示されてログが表示できない場合があります。
【影響】
存在するログが表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
2009/4/9
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・データベースがOracle Databaseの場合
・サーバセキュリティ画面を、ネットワーク全体ではなく、「サーバ表示」や「フォルダ表示」
から表示し、ログオンユーザ別のログを表示した後、ファイルパスのリンクからファイル別
のログを表示する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
ファイル名別のログを表示するための処理を変更し、上記条件でファイル名別のログが表
示できるように修正しました。
Web
コンソール
17.サーバアクセス管理のファイル別アクセスTOP20の表示に時間がかかる問題の修正
【現象】
サーバアクセス管理画面のファイル名別アクセスTOP20の画面表示に時間がかかり、デー
タ量が多い場合にCGIタイムアウトエラーが発生して画面が表示できない場合があります。
【影響】
サーバ監視機能を利用している場合に影響があります。
画面の表示に時間がかかる、もしくは、CGIタイムアウトエラーで画面が表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
2009/4/28
サーバ監視機能を利用している場合
【回避方法】
集計範囲をサーバエージェント単位やフォルダ単位で絞り込む、または、集計期間を短くす
る方法で表示までの時間を短縮することができます。
【原因】
集計データを取得する際に、画面上に表示するための情報も含めて集計する処理を行って
おり、この処理に時間がかかるため発生します。
【対策】
集計データを取得する際の処理方法を変更して対策を行いました。
データ取得用の集計と画面表示用の集計を別々に処理するようにし、データ表示に時間が
かからないように修正しました。
Web
コンソール
18.アプリケーションID監査の監査アラームログがCSV出力できない問題の修正
【現象】
アプリケーションID監査の監視レポートの「削除」アイコンをクリックして監査アラームログを
表示し、このログをCSV出力すると、「CSVファイル作成に失敗しました。」というエラーが発生
してCSVファイルに出力することができません。
【影響】
監査レポートから表示する監査アラームログをCSVファイルに出力することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0のWebコンソール
2009/4/30
【発生条件】
アプリケーションID監査機能を利用している場合に影響があります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
CSVファイルを出力する際の処理に問題があるため発生します。
【対策】
CSVファイルを出力する際の処理を変更し、上記の手順で監査アラームログをCSV出力
ができるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 36 -
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■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
19.セキュリティ警告のデータが正しくスクロールできない問題の修正
【現象】
セキュリティ警告の各画面のデータを「次へ」ボタンでスクロールした場合に次の画面に
データが表示されない場合があります。
【影響】
「次へ」のボタンで表示されるべきデータを表示することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
2009/5/1
【発生条件】
画面上の一番最後のデータの部署名、もしくは、エージェント名にシングルクオーテーシ
ョンを含んでいる場合
【回避方法】
ログの表示件数を変更する方法で回避できます。
【対策】
部署名やエージェント名にシングルクオーテーションが含まれている場合でも「次へ」ボ
タンをクリックして次のデータが表示できるように修正しました。
Web
コンソール
20.ファイル進入経路トレース画面の検索条件から「アップロード」のチェックがはずれる問題の修正
【現象】
ファイル操作が発生している場合、ファイル操作をトレースすることができますが、検索条件
でアップロードを検索対象にした状態で検索して結果を表示した後で再度検索を行った場合、
操作指定のアップロードのチェックが自動的に外れます。
【影響】
検索条件からアップロードのチェックが外れるため、そのまま検索するとファイルトレースの
結果にファイルアップロードの情報が表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
2009/4/28
【発生条件】
以下の手順でファイルトレース結果を表示する場合に発生します。
1.機密フォルダアラームからファイル進入経路トレース画面を表示する
2.画面上の検索ボタンをクリックする
3.検索結果で表示されたログをクリックする
【回避方法】
アップロードログの検索チェックが外れた場合は、再度チェックを入れて検索する方法で回
避できます。
【対策】
上記手順でファイル進入経路トレース結果の検索を繰り返しても、検索条件の「アップロード」
の設定が解除されないように修正しました。
データベー
ス
21.データベースのインストールが失敗する問題の修正
【現象】
SQL Server2005 をインストールする時に作成する「sa」のパスワードに「"」(ダブルクオーテー
ション)が含まれているとインストールの途中でエラーメッセージが表示され、インストールが
失敗します。
【影響】
データベースのインストールが失敗します。
【発生バージョン】
LanScope製品のパッケージに添付している、SQL Server2005 Standard Edition
LanScope製品のパッケージに添付している、SQL Server2005 Express Edition
【発生条件】
「sa」 のパスワードを設定する際に、「"」(ダブルクオーテーション)を含めて設定した場合
【回避方法】
2009/3/30
「sa」 のパスワードを設定する際に、「"」(ダブルクオーテーション)を含めずに再インストール
する方法で回避できます。
【原因】
マイクロソフト社のパスワード制限情報に記載されている情報を元に、LanScopeのインストーラ
でバスワードチェックを行う際に13種類の文字列に対してチェックを行っています。
「'」(シングルクオーテーション)や「"」(ダブルクオーテーション)はチェック対象ではないため
チェックを行っていませんが、これらの文字列を使用するとパスワードが認識できないため発生
します。
【対策】
LanScopeのデータベースのインストーラのパスワードチェックの方法を変更して対策を行いま
した。
SQL Server2005 、Oracle Database共に、パスワードチェックの際にシングルクオーテーション、
ダブルクオーテーションもチェックするようにし、これらの文字列が含まれている場合は、インス
トール前にエラーメッセージを表示してインストールが実行できないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 37 -
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LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
マネージャ
22.Oracle Databaseで構築しているマネージャで保存日数を超過したログが削除できない問題の修正
【現象】
Oracle Databaseでマネージャを構築している場合に、マネージャの日付更新処理が失敗し、
アプリケーションログにエラーが出力される場合があります。
―アプリケーションログ―
イベントソース:LanScope Cat TSKMgr(EPMgr)
種 類:その他データベースエラー
説 明:日付更新処理の実行が失敗しました。データをフェッチ中にエラーが発生しました。,
ORA-01851:分は0から59の間で指定する必要があります。
ORA-06512:"CATDBCONNAUTH.NUMBER_TO_TIMESTAMP",行*
【影響】
日付更新処理が失敗するため、保存日数を超過したデータがデータベースに残ったままに
なります。
2009/2/25
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ(Oracle Database版)
【発生条件】
Number_To_TimeStampに-0.00...001(小数点以下43桁目が1)より小さく、-0.00...001
(少数点以下133桁目が1)よりも大きな値が入る場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
Number_To_TimeStampは「0~59」の値が有効な値ですが、「時:分:秒、秒」の値を変換する
際に、Number_To_TimeStampの有効範囲である「0~59」以上の60という値が入る場合にエラ
ーになるため発生します。
【対策】
「時:分:秒、秒」の値を変換する前に値をチェックし、変換後に最大59になるように処理するよ
うにし、Number_To_TimeStampの「時:分:秒、秒」に無効な値が入らないように修正しました。
マネージャ
23.Oracle Databaseで構築している統合マネージャがデータベースに接続できなくなる問題の修正
【現象】
Oracle Databaseで統合マネージャを構築している場合に、統合マネージャがOracle Database
に接続できなくなり、アプリケーションログにエラーが出力される場合があります。
―アプリケーションログ―
種 類:その他データベースエラー
説 明:統合マネージャのデータベース接続に失敗しました。(CheckScrUpdateData)接続で
きません。,ORA-12516:TNS:リスナーは、一致するプロトコル・スタックが使用可能
なハンドラを検出できませんでした。
【影響】
統合マネージャがデータベースに接続できなくなるため、以下の影響があります。
・統合コンソールが起動できない
・Webコンソールに接続できない
・スケジュール設定の実行が失敗する
・CSVバックアップ設定の実行が失敗する
・データベースバックアップの実行が失敗する
2009/5/26
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ(Oracle Database版)
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・Oracle Databaseでマネージャを構築している
・Webアクセスポリシーで、「リアルタイムにアクセスログを表示する」にチェックを入れた状態
でアップロードログが発生する場合
【回避方法】
現象が発生している場合は、「リアルタイムにアクセスログを表示する」にチェックをはずし、
統合マネージャを再起動する方法で回避できます。
【原因】
アップロードログをリアルタイムで統合マネージャのデータベースに書き込む処理に問題が
あるため発生します。
【対策】
アップロードログをリアルタイムで統合マネージャのデータベースに書き込む際の処理を変
更し、統合マネージャがデータベースに接続できなくならないように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 38 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
第4版更新日: 2010/7/6
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
MR
24.Windows Vistaの端末に対するマネージャからの通信が失敗する問題の修正
【現象】
Windows Vistaの端末で、MRが使用しているTCP38004のポートがブロックされて、マネー
ジャや検知エージェントからVista端末への通信が失敗する場合があります。
【影響】
エージェントの使用ポートがブロックされるため、以下の機能を利用した場合に情報の取
得が失敗します。
メッセージ機能、ファイル配布、HotFix配布、MR自動バージョンアップ、ポリシー配信、
エージェント別リアルタイムイベントログ、定期存在確認(不正PC検知機能)
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
Windows Vistaの端末のネットワーク設定がパブリックネットワーク設定になっている場合
※パブリックネットワークになる条件
・Vistaのインストール時にネットワークの場所設定で「公共の場所」を選択する
2008/12/25
・ネットワークのプロパティの「カスタマイズ」から「場所の種類」で「パブリック」を選択する
【回避方法】
ネットワークの設定を変更する方法で回避できます。
・ネットワークのプロパティの「カスタマイズ」から「場所の種類」で「プライベート」を選択する
・Vista端末でMRを初回起動したときに表示される通信ブロックの確認で、「解除」を選択する
・管理ツールから「セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール」のパブリックプロ
ファイルをオフにする
【原因】
Windows Vistaでは、「セキュリティが強化されたファイアウォール」が追加され、プロファイ
ルが、プライベート、ドメイン、パブリックの3つになっていますが、MRは、プライベートとドメ
インの場合に例外登録しており、パブリックネットワークに設定していると例外登録できない
ためTCP38004がブロックされて発生します。
【対策】
Windows Vista端末の場合、プライベート、ドメイン、パブリックの3つのプロファイルに対して
例外登録を行うようにし、MRの使用ポートがブロックされないように修正しました。
MR
25.ウイルスチェック付きUSBメモリーが取り外しできない問題の修正
【現象】
MRをインストールしている端末にウイルスチェック付きのUSBメモリーを挿入すると、「ハード
ウェアの安全な取り外し」からUSBメモリーの取り外しを行う際にエラーが発生し、取り外しが
できない場合があります。
―エラーメッセージ(例)―
デバイス'汎用ボリューム'を今停止できません。後でデバイスの停止をもう一度実行してくだ
さい。
【影響】
端末を起動した状態でデバイスを取り外すことができません。端末を終了した後で取り外し
ができます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の 全バージョンのMR
【発生条件】
アプリケーション稼働ポリシーに登録している端末にウイルスチェック付きUSBメモリーを
挿入し、「ハードウェアの安全な取り外し」から取り外す場合
【回避方法】
2009/1/28
ウイルスチェック付きのUSBメモリーを挿入した際に起動するEXE名を、アプリケーション稼働
ポリシーの「取得しないアプリケーション」に登録してフィルタする方法で回避できます。
症例として、「tmsync.exe(ウイルスバスターでチェックしている場合)」を取得しない設定にす
る方法で回避した例があります。
【原因】
MRがUSBメモリー上で起動しているEXEのバージョン情報を取得する処理が影響して発生し
ます。
アプリケーション稼働ポリシーに登録されると、MRがタスクマネージャのプロセスに表示され
るEXEを監視し、プロセスからEXE名の表示が消えたタイミングでそのEXEのバージョン情報
を取得しています。
デバイスの取り外しを行うとウイルスチェック用のEXEが終了します。この時にMRはバージョ
ン情報を取得するためにUSBメモリー上にあるEXEにアクセスします。この動作によってデバ
イスが停止できなくなるため発生します。
【対策】
MRがEXEのバージョン情報を取得するタイミングを変更して対策を行いました。
従来は、EXEがプロセスから終了した後にバージョン情報を取得していましたが、プロセスに
新しく表示された時にバージョン情報を取得するように変更し、ウイルスチェック付きUSBメモ
リーの取り外しができるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 39 -
LanScope Cat6
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リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
第4版更新日: 2010/7/6
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
MR
26.MRの終了時にアプリケーションエラーが発生する問題の修正
【現象】
指紋認証を導入している端末で、MRの終了時にアプリケーションエラーが発生する場合が
あります。
―アプリケーションエラー―
"0x6f5a0c8c"の命令が"0x02381ef4"のメモリを参照しました。メモリが"read"になることは
できませんでした。
プログラムを終了するには[OK]をクリックしてください
【影響】
エラーが発生しますが、運用上の影響はありません。
OKボタンをクリックしてエラーメッセージを終了すると端末はシャットダウンできます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 全バージョンのMR
【発生条件】
2009/1/28
指紋認証機器で使用されるソフトウェアをインストールしている端末にVer6.0.0.0以上のMR
をインストールしている場合
※症例として、Silex Technology社製のFUS-200N で使用されているSX-Biometrics Suite
をインストールしている環境で発生例があります。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
Ver6.0.0.0で機能追加したWebアクセスログのURL情報の取得とアプリケーションID監査機能
でWebアプリケーションを監査するため.dllファイルの取り付け、取り外しを行っています。
dllファイルの取り付け、取り外しの際にAPI関数を使用して実行していますが、この時にメモリ
違反となるため発生します。
【対策】
.dllファイルの取り付け、取り外しを実行する際に使用するAPI関数を別の関数に変更し、MR
の終了時にエラーが発生しないように修正しました。
MR
27.XP端末でユーザ切り替え後にファイルアップロードログとID監査ログが取得できなくなる問題の修正
【現象】
Windows XP端末で簡易ユーザ切り替えを行うと、LspEvmon.exeのプロセスが終了し、Web
アクセス監視機能のファイルアップロードログ、アプリケーションID監査機能の監査ログが
取得できなくなる場合があります。
【影響】
WindowsXP端末で簡易切り替えを設定しており、Webアクセス監視機能、アプリケーション
ID監査機能を利用している場合に影響があります。
端末の起動後に切り替えを繰り返し、一番最初にログオンしたユーザに切り替えた場合に
そのユーザのファイルアップロードログ、アプリケーションID監査ログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6の 全バージョンのMR
【発生条件】
「環境」
OS:WindowsXP ユーザ簡易切り替え機能を有効にしている
「設定」
ファイル操作ログを取得しない設定にしており、Webアクセスログ、もしくは、アプリケーション
ID監査ログを取得する設定を行っている
「操作」
端末を起動してログオン、ログオフして別のユーザを切り替えた後、最初にログオンしたユ
2009/4/22
ーザに切り替え、そのユーザでファイルのアップロードや監査対象のアプリケーションを操
作した場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャもVer6.2.0.0にアップデートする必要が
あります。
【原因】
ユーザ切り替え後にLspEvmon.exeを起動する条件に問題があるため発生します。
ユーザ切り替えのためログオフする際にLspEvmon.exeを終了し、切り替え後にログオンし
た後で再起動するようにしています。一番最初にログオンしたユーザに切り替える場合、
LspEvmon.exeを起動する条件を「ファイル操作ログを取得する設定にしている場合」として
います。そのため、ファイル操作ログを取得する設定にしていない場合にLspEvmon.exeが
起動しなくなり発生します。
【対策】
端末の起動後一番最初にログオンしたユーザに切り替える場合のLspEvmon.exeの起動条
件を変更して対策を行いました。
従来は、ファイル操作ログを取得する設定の場合に起動するようにしていましたが、ファイル
操作ログ、Webアクセスログ、アプリケーション監査ログのいずれかが取得する設定になって
いる場合にLspEvmon.exeを起動するようにして上記条件で操作した場合もアップロードログ、
アプリケーション監査ログが取得できるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 40 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-11
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/6/11
第4版更新日: 2010/7/6
LanScope Cat Ver6.2.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
28.スタンドアロンMRのデータのインポートが失敗する問題の修正
【現象】
統合コンソールからスタンドアロンMRインポートを実行した際に、インポートが失敗し、MR
をインストールしている端末を再起動後にインポートが成功する場合があります。
【影響】
スタンドアロンMRのデータがインポートできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanSocpe Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのスタンドアロンMR
【発生条件】
明確な発生条件は不明です。
症例として、スタンドアロンMRが作成している「LspStnHdp.txt」へのデータの書き込みが失敗
スタンドアロ
し、そのファイルのインポートが失敗するため発生した例を確認しています。
ン
2009/2/16
【回避方法】
MR
症例では、スタンドアロンMRの端末を再起動し「LspStnHdp.txt」のデータを再度書き込み直す
方法で現象が収束しました。
現象の発生を防ぐためには、MRをVer6.2.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャもアップデートする必要があります。
【原因】
「LspStnHdp.txt」のファイルには、端末のハードウェアの情報を書き込んでいますが、ファイル
へのデータ書き込みが何らかの原因で失敗した場合に発生します。
【対策】
スタンドアロンMRをのデータをインポートする際には、以下の4つのファイルが必要です。
「LspStnAgtdsp.txt」、「LspStnInvdsp.txt」、「LspStnMsofficedsp.txt」、「LspStnHdp.txt」
これらのファイルを保存する際にエラーが発生した場合にMrInst_Mr.logファイルに失敗の情報
を書き込むようにし、問題発生時の原因が特定しやすくなるための対策しました。
29.スタンドアロンMRのバージョン管理の情報が正しく表示できない問題の修正
【現象】
特定のエージェントNo、グループNoを持っているスタンドアロンMRのバージョン管理を表示
した場合に正しく表示できない場合があります。
【影響】
スタンドアロンMRのバージョン管理の情報が正しく表示できません。
バージョン管理画面のバージョン情報が空白になるか、別のエージェントのバージョン情報が
表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのスタンドアロンMR
【発生条件】
スタンドアロンMRのエージェントNoが256以上、もしくはグループNoが256以上のグループに登
スタンドアロ
録しているスタンドアロンMRエージェントのバージョン管理画面を表示する場合
ン
2009/2/25
「エージェントNoが256以上の場合」
MR
バージョン情報が空白になります。
「グループNoが256以上の場合」
別のグループに登録しているエージェントのバージョン情報が表示されます。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.2.0.0以上にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャもアップデートする必要があります。
【原因】
スタンドアロンMRのエージェントNoとグループNoを、255までしか扱えないByte型で格納して
処理しているため発生します。
【対策】
スタンドアロンMRのエージェントNoとグループNoをネットワーク型MRと同じ「SmallInt型」で格
納するようにして256以上の値が書き込まれた場合も正しく処理できるように修正しました。
Ver6.2.0.0 - 41 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-12
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/7/29
LanScope Cat Ver6.2.1.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.2.1.0:2009年7月25日 10:24:56) EPMgr(6.2.1.0:2009年7月25日 10:21:46) INVMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:50:52)
TSKMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:46:42) REVMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:48:48) FDLMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:54:30)
WACMgr(6.2.0.0:2009年5月30日 10:45:06) SVRMgr(6.2.0.0:2009年6月5日 20:01:16) DTCMgr(6.2.0.0:2009年5月29日 13:55:18)
Webcsl(6.2.1.0) MR(6.2.0.0:2009年5月28日 21:11:46) SA(6.2.0.0:2009年6月5日 11:02:12) DA(6.2.0.0:2009年5月28日 21:13:48)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.2.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.2.0.0からの改良点はありません。
Ver6.2.1.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-12
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/7/29
LanScope Cat Ver6.2.1.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
Web
コンソール
日付
内容
1.レポート出力ボタンでレポートを出力するとエラーが発生して出力できない問題の修正
【現象】
Webコンソールのレポート出力機能で「レポート出力」を実行すると、エラーメッセージが表
示されてレポート出力ができない場合があります。
「-エラーメッセージ-」
レポート出力に失敗しました。
ファイル template_report.xls にアクセスできません。
次の理由が考えられます。
・ファイルが存在しません。
・ファイルへのアクセス権がありません。
・アクセスの集中により失敗しました。
【影響】
レポート出力機能に影響があります。
レポート出力が実行できる全ての機能でレポートが出力できません。
※Guardと統合している場合は、「メール管理」のデータも出力できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0、LanScope Guard3 Ver3.0.0.0のWebコンソール
【発生条件】
Webコンソールマネージャをインストールしているサーバで、複数のネットワーク接続が有
効になっており、Webコンソールで使用するネットワークアダプタよりも別のネットワークア
ダプタの優先度の方が高くなっている場合
【回避方法】
ネットワークアダプタの優先度を変更する方法で回避できます。
「ネットワークアダプタの優先度を変更する手順」
1.ネットワークのプロパティを開く
2.ネットワーク接続画面上部の「詳細設定」をクリックし、「詳細設定」を選択する
3.「アダプタとバインド」タブの画面上部の「接続」画面でWebコンソールで使用するネッ
2009/7/24
トワークの優先度を一番上にする
【原因】
Webコンソールのレポート出力の実行時に、毎回WebコンソールマネージャのIPアドレスを
取得していますが、複数のネットワーク設定が有効になっている場合、優先度が一番高い
ネットワークアダプタのIPアドレスに接続します。そのため、ネットワークアダプタが複数あ
り、Webコンソールで使用するアダプタ以外のアダプタの優先度が高くなっていると、アクセ
スに失敗し、発生します。
【対策】
Webコンソールの登録時に統合マネージャのデータベースに書き込まれるWebコンソール
のIPアドレスの値を取得して接続するようにし、ネットワークアダプタが複数あってWebコン
ソールで使用するネットワークアダプタの優先度が下になっている環境でもWebコンソール
に正しく接続してレポート出力が成功するように修正しました。
※Ver6.2.1.0の環境でも上記のエラーメッセージが発生する場合の対処方法
1.Webコンソールのインストールフォルダのアクセス権を確認してください。
アクセス権の設定は、「Webコンソール操作ガイド 第2部第3章」 を確認してください。
2.Webコンソールの登録IPアドレスを確認してください。
Webコンソールのトップページから「システム設定」⇒「統合マネージャIPアドレス再
登録」を選択し、「現在の設定」のIPアドレスを確認します。
IPアドレスがWebコンソールマネージャのIPアドレスの値になっていない場合、Web
コンソールマネージャのサーバでWebコンソールで使用するネットワークアダプタ
以外のアダプタを無効にしてWebコンソールを再登録してください。
※再登録が完了したら、ネットワークアダプタを有効に戻してください。
3.再起動を実施してください。
アクセス権とWebコンソールの登録IPアドレスの情報が正しくなっている状態で、レ
ポートが出力できることを確認してください。
Ver6.2.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-12
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/7/29
LanScope Cat Ver6.2.1.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
2.Webアクセスログがスケジュール設定を実行しても統合マネージャに更新できない問題の修正
【現象】
オフラインMRを適用している端末がオフライン状態の時に取得し、Webアクセスサブマネー
ジャに送信したWebアクセスログが、スケジュール設定を実行しても統合マネージャに更新
できない場合があります。
【影響】
URLの情報が含まれるWebアクセスログが統合マネージャに更新できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
・マネージャのデータベースがSQL ServerでWebアクセス監視機能を利用している場合
Web
・オフラインMRを適用している端末でオフライン時にインターネットを閲覧し、その時のWeb
アクセス監
アクセスログにURLの情報が含まれている場合
視
2009/7/24
【回避方法】
機能
回避方法はありません。マネージャをVer6.2.1.0にアップデートする必要があります。
(オプション)
※マネージャをアップデートしても、Ver6.2.0.0からVer6.2.1.0にアップデートするまでにWeb
アクセスサブマネージャに書き込まれた「URL情報が含まれるオフライン時のWebアクセ
スログ」は統合マネージャに更新できません。
そのため、条件に合致する場合はアップデート後に収集ツールを実行してください。
収集ツールは、ユーザサイトの下記に掲載しています。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/obstacle044.shtml
【原因】
Ver6.2.0.0より統合マネージャのWebアクセスログの項目を追加していますが、スケジュール
設定の実行時にこの項目に対してURLの情報を書き込む処理になっていました。そのため、
サブマネージャのデータベースにURLの情報が書き込まれているWebアクセスログは、統合
マネージャのデータベースへの書込みに失敗してエラーが発生します。
【対策】
統合マネージャのスケジュール設定の更新処理を修正し、Webアクセスサブマネージャから
正しくデータを更新できるように修正しました。
Ver6.2.1.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.3.0.0:2009年9月4日 14:07:44) EPMgr(6.3.0.0:2009年9月15日10:04:26) INVMgr(6.3.0.0:2009年8月24日 13:09:28)
TSKMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:10) REVMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:04) FDLMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:40)
WACMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:14) SVRMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:44) DTCMgr(6.3.0.0:2009年8月31日 9:59:16)
Webcsl(6.3.0.0) MR(6.3.0.0:2009年9月4日 10:15:42) SA(6.3.0.0:2009年8月17日 14:38:52) DA(6.3.0.0:2009年8月17日 14:38:32)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
1.コンソール、マネージャ、エージェントの対応環境を増やしました。
【内容】
Ver6.3.0.0より、以下のOS、ServicePack、プラットフォーム、データベースに対応しています。
1-1.OS、ServicePackの新規対応
動作環境
2009/9/28
【主な制限事項】
「サーバ監視機能」
ドメインコントローラサーバがWindows Server 2008 R2の場合、ドメインログオン/ログオフログ
に対応していません。
1-2.64bitデータベースの新規対応
対応環境の詳細情報は、当社サイトのOS対応表を確認してください。
http://www.motex.co.jp/cat6/systemcompose/oslist.html
2.インテル社のvProテクノロジーを搭載している端末を管理することができます。
【内容】
インテル社のvProテクノロジーを搭載している端末をコンソールで管理することができるように
なりました。
【vProテクノロジー対応の主な特長】
1.MRがインストールされていなくてもvProテクノロジーを搭載している端末を検知し、コンソー
ル画面にアイコンを表示して管理することができます。
2.vProテクノロジーを搭載している端末の資産情報を取得し、資産台帳を作成することができ
ます。
3.vProテクノロジーを搭載している端末の起動、終了、再起動を統合コンソールから実行する
ことができます。
【画面イメージ】
動作環境
2009/6/29
vProテクノロジー搭載端末の資産情報を取得し、
資産台帳が作成できます。
vProテクノロジー搭載端末の電源をリモートで
操作することができます。
Ver6.3.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■機能追加
項目
日付
内容
3.Webコンソールに長期レポート機能を追加しました。
【内容】
Webコンソールに長期レポート機能を追加し、レポート機能を強化しました。
【画面イメージ】
Web
コンソール
2009/9/28
【長期レポート機能の主な特長】
1.データが最大で5年間保存でき、過去5年間の社内ネットワークのセキュリティ推進の結果や動向
をレポーティングすることができます。
レポートは、「診断レポート」、「現状把握」、「問題抽出」、「データ管理」の要素で情報を参照すること
ができます。
詳細は、Ver6.3.0.0バージョンアップ情報を参照してください。
Ver6.3.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■改良点
項目
日付
内容
1.ファイル配布機能の実行機能を強化しました。
【内容】
ファイル配布機能の実行機能を2点強化し、ファイル配布機能が更に利用しやすくなりました。
1.EXEファイル以外のファイルを配布後に実行することができます。
従来は、EXEファイルのみが配布後に実行できましたが、Ver6.3.0.0より、ファイルの拡張子
に関係なく配布後にファイルを実行することができます。
2.ファイルを実行する際の実行権限を設定して配布することができます。
従来、EXEファイルの実行は、LOCALSYSTEMの権限でのみ実行できましたが、Ver6.3.0.0
より、LOCALSYSTEMかログオンユーザのどちらで実行するかを選択できます。
ログオンユーザでファイルを実行できるため、Windows Vista で配布後にファイルを開くこと
ができます。
3.ファイルを実行する際の実行パラメータを設定して配布することができます。
ファイル配布 2009/9/28
ファイルに実行パラメータを設定し、インストール、アンインストールまでを自動的に実行さ
せることができるようになります。
【画面イメージ】
・ファイルを実行することができます。
・ファイルを実行する権限を選択できます。
・実行パラメータが設定できます。
2.表示権限がないグループ、サーバ、セグメントの登録情報を表示しないように改良しました。
【内容】
Webコンソールでは、ログオンするユーザ毎に、閲覧できる情報、閲覧できない情報を設定し、
表示権限がない情報にはアクセスできないように制御することができます。
従来のWebコンソールでは、表示権限がないグループ、サーバエージェント、セグメント、メール
グループ(Guard統合時)の名称をWebコンソールの週報画面や集計範囲の選択画面などに表
示していましたが、Ver6.3.0.0のWebコンソールより、表示権限のないグループ、サーバエージェ
ント、セグメント、メールグループの情報を画面上に表示しないようにして、グループ会社等での
導入を行いやすくなるように改良しました。
【画面イメージ】
表示権限の設定例 Ver6.3.0.0以降の表示権限利用イメージ
Web
コンソール
2009/9/28
表示権限があるグループのみ画面上に表示し、
権限のないグループは表示しません。
上記の例の場合、東京本部のみ表示します。
Ver6.3.0.0未満の表示権限利用イメージ
表示権限がなくても
グループ名を表示します。
Ver6.3.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■改良点
項目
日付
内容
3.資産情報のデータベースへの書込み処理を改良して資産情報の受信性能をアップさせました。
【内容】
MRから送信される資産の情報は、資産管理サブマネージャが受信してデータベースに書込
みます。従来のバージョンでは、受信したスレッドを利用してデータベースへの書込みを行っ
ており、書込み待ちの状況になると、受信用のスレッドが全て使用中の状況となって、MRから
送信される資産情報を受信できずリトライが発生するケースがありました。
2009/9/28
Ver6.3.0.0より、資産管理サブマネージャのデータベースにデータを書き込むための専用スレ
ッドを用意し、MRからデータを受け取るスレッド、MRから受け取ったデータをデータベースに
書き込むスレッドを別々に処理するように改良し、受信スレッドがいっぱいにならないように
改良しました。
この改良により、ポリシー配信機能で数百台の端末から同時に最新の資産情報を取得する
ことができます。
資産管理
サブマネー
ジャ
4.資産管理サブマネージャの処理をログに出力して保存する仕組みを追加しました。
【内容】
資産管理サブマネージャは、MRの起動、終了、資産情報の受信、データベースへの書込み
等々、たくさんの処理を行っています。
Ver6.3.0.0より、資産管理サブマネージャの処理を全てログに出力するようにし、MRが登録で
きない場合や資産情報が取得できない場合等の状況が発生した時に原因が特定しやすくな
るように改良しました。
【詳細】
2009/9/28
・資産管理サブマネージャの起動、日付更新処理
・資産管理サブマネージャの通信処理
・エージェントのデータベース登録処理
・エージェントからの資産情報のデータベース書込み処理
・エージェントの起動時、終了時の通信処理
・エージェントからのファイル情報の受信処理
といった情報を、資産管理サブマネージャのインストールフォルダ内の「Detaillog」フォルダに
出力し、31日分保存します。
Ver6.3.0.0第2版にて、本項目を更新:2010/8/31
5.サブマネージャのログの書き込み処理を変更しました。
【内容】
サブマネージャサーバでの書き込み処理を変更し、ログ受信時のチェック通信を行うように改良
しました。
負荷などでマネージャに繋がりにくい環境では、エージェントがログを送信したにも関わらず、
マネージャから応答がないために再度同じログを送信することがありました。
ログ受信の完了通知を加えることで不要なログを再送しないようにしました。
2009/9/28
【詳細】
以下のサブマネージャとログが改良の対象です。
・資産管理サブマネージャ
⇒プリントログ
・タスクイベントサブマネージャ
⇒アプリケーションタスクログ、アプリケーション禁止ログ、アプリケーション監査ログ
・リアルタイムイベントサブマネージャ
⇒リアルタイムイベントログ、ファイル操作ログ
サブマネー
ジャ
・Webアクセスサブマネージャ
⇒Webアクセスログ、Webアップロードログ
・検知サブマネージャ
⇒接続ログ
6.サブマネージャ終了時の動作を改良し、サービス停止時のメモリ内のログもデータベースに
書き込めるようにしました。
【内容】
サブマネージャはエージェントからのデータを、データベースに書き込むまでの間、自身の
メモリに保存します。サブマネージャのサービスを停止時にメモリがクリアされることで、ごく
わずかなログが欠損する場合がありました。Ver6.3.0.0よりサブマネージャのサービス停止時
の処理を改良し、ログの欠損を防ぐようにしました。
2009/9/28
【詳細】
Ver6.3.0.0よりサブマネージャ停止時の動きは以下のようになります。
①LSPSRVANY.exeがサービス停止の命令をサブマネージャに送ります。
②停止命令を受け取ったサブマネージャは以降のログ受信処理を停止します。
③メモリ内のログデータを全て書き込むまで稼動します。
④メモリ内のログを全て書き込んだタイミングで終了します。
※アプリケーション起動ではこの処理は行いません。
Ver6.3.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
資産情報
1.端末のDMI情報が取得できず資産管理一覧画面でDMI情報が空白になる問題の修正
【現象】
端末でDMI情報(マシンシリアル、マシン名、マシンベンダ、BIOSバージョン)が取得できず、
資産管理一覧画面の「マシンシリアル」、「マシン名」、「マシンベンダ」、「BIOSバージョン」
の情報が空白になる場合があります。
【影響】
資産管理一覧画面で「マシンシリアル」、「マシン名」、「マシンベンダ」、「BIOSバージョン」
の4つの項目が全て空白になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、 LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
MRがDMIの情報を取得する際に例外エラーが発生して取得できなかった場合
【回避方法】
2009/7/6
回避方法はありません。MRをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
DMI情報は、Windowsから情報を取得していますが、情報を取得する際に例外エラーが発
生した場合に処理が終了するため発生します。
また、DMI情報は4つ全ての取得処理が終わった後で情報をマネージャに送信するように
しているため、処理が途中で終了すると4つの情報が全て送信されない状況となって発生
します。
【対策】
DMI情報を取得する過程でエラーが発生した場合の対処方法を変更して対策を行いました。
情報を取得する際にエラーが発生した場合、エラーが発生した項目に対して対処し、取得
できる項目の情報は取得後に資産管理サブマネージャに送信するようにしました。
この対策により、エラーが発生した項目以外のDMI情報を資産管理一覧画面で表示でき
るように修正しました。
アプリケー
ション禁止
2.オフライン時に取得したアプリケーション禁止ログがサブマネージャに送信されない問題の修正
【現象】
オフラインMRを適用している場合、サブマネージャと接続できない間の端末の操作につ
いては端末のローカルディスクにテキストファイルで保存し、サブマネージャと接続できる
ようになった時にテキストファイルのログをサブマネージャに送信してデータベースにログ
を書き込んでいます。
この処理において、マネージャと接続ができる状況であっても、エージェント端末のローカ
ルに保存されたアプリケーション禁止のログがサブマネージャに送信されず、統合コンソ
ールやWebコンソールからログが確認できない場合があります。
【影響】
アプリケーション禁止で設定しているアプリケーションをオフラインの時に起動した場合に
影響があります。
オフライン時に禁止アプリケーションを起動しようとした履歴が「アプリケーション禁止ログ」
に表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
アプリケーション禁止設定で、アプリケーション禁止設定画面で何も設定せずに、システム
2009/7/21
アプリケーション禁止設定画面の「起動済みアプリケーション」、「任意アプリケーション禁止」
のみで禁止アプリケーションを設定している
【回避方法】
アプリケーション禁止設定画面でアプリケーションを禁止する方法で回避できます。
アップデートして解決する場合は、MRをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
エージェント端末のローカルに保存されたオフライン時のログを送信する時は、該当するポ
リシーが適用されていることを確認して適用されている場合に送信しています。
アプリケーション禁止のログを送信する、しないを判断する際に、「アプリケーション禁止設定」
画面の設定状況のみを確認して判断しているため、「システムアプリケーション禁止設定」
のみ設定している場合は、ポリシーが適用されていないと判断してローカルに保存したログ
をマネージャに送信しません。
【対策】
オフライン時に取得した「アプリケーション禁止ログ」をサブマネージャに送信する際に、「ア
プリケーション禁止設定」、「システムアプリケーション禁止設定」の両方の設定を確認する
ようにし、どちらかの画面でアプリケーションの起動を禁止するように設定されていれば、
ローカルに保存しているログをサブマネージャに送信するように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
MR
3.端末の起動時にLspOffDev.exeのCPU使用率が100%になる問題の修正
【現象】
端末の起動時に、LspOffDev.exeのプロセスが2つ起動し、両方のCPUがそれぞれ50%程度
使用する状態になり、CPU使用率が100%近くまで上昇する場合があります。
【影響】
CPU使用率が100%近くまで上昇するため、端末の動作が重くなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
デバイス制御機能で、デバイスの書き込み制限を設定している端末で、端末の起動時に、
デバイス名の情報が取得できない場合に発生します。
2009/7/9
【回避方法】
現象が発生した場合、デバイスの書き込み制限の設定を解除し、端末を再起動するとCPU
使用率の情報は解消します。ただし、デバイスへのファイルの書き込みができる状態となり
ますので、現象が発生する場合は、マネージャ、MR共にVer6.3.0.0にアップデートして対策
する必要があります。
【原因】
端末の起動時にデバイス名を取得する際にデバイス名の文字列のサイズを取得し、その後
に文字列を取得していますが、サイズの情報が取得できなかった場合に処理がループする
ため発生します。
【対策】
デバイス名の文字列のサイズ情報を取得することができない場合は、次の処理に移行して
CPUの使用率が上昇しないように修正しました。
Webアクセス
監視機能
(オプション)
4.Webメールでファイルをアップロードしてもアップロードログが取得できない問題の修正
【現象】
IEでファイルをアップロードすると、Webアクセスログでアップロードログが取得できますが、
最新版のG-Mail、Yahoo!メール(β版)でファイルをアップロードした場合に、アップロード
ログが取得できません。
【影響】
Webアクセス監視機能で、アップロードログの取得、禁止を設定している場合に影響があり
ます。
・ファイルをアップロードしても、アップロードログが取得できない
・ファイルのアップロードアラームを設定している場合、アラームにならない
・ファイルのアップロードを禁止するように設定している場合、アップロードが禁止されない
という影響があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
2009/7/8
以下の条件のいずれかに合致する場合に発生します。
・OSがWindows XPの端末から、最新版のG-Mailでファイルをアップロードする場合
・OSがWindows2000、または、XPの端末からYahoo!メール(β版)でファイルをアップ
ロードする場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
アップロードログは、ブラウザから実行されるWindows APIのパターンを解析して取得して
いますが、最新版のG-MailとYahoo!メール(β版)でファイルをアップロードした時のAPIの
パターンが取得条件のパターンと異なっているため取得できません。
【対策】
最新版のG-MailとYahoo!メール(β版)からファイルをアップロードした時に実行されるAPI
のパターンを取得条件に追加し、上記のWebメールでファイルをアップした時もアップロード
ログが取得できるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
5.検知エージェントをインストールしている端末で不定期にOSのSTOPエラーが発生する問題の修正
【現象】
検知エージェントをインストールしている端末で不定期にOSのSTOPエラーが発生し、自動的
に端末が再起動される場合があります。
【影響】
端末の再起動が発生します。
STOPエラーが発生した後、端末の再起動が行われなかった場合、再起動するまで検知エー
ジェントが正常動作できなくなり、端末の検知、アラーム、禁止の処理を行うことができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンの不正PC検知機能
【発生条件】
明確な発生条件は不明です。
2009/7/15
症例として、1年に1回の頻度での発生を確認しています。
【回避方法】
回避方法はありません。検知エージェントをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
※検知エージェントのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
検知エージェントは、OSがスタンバイやスリープモードになる時や1時間以上パケットが取得
できていない場合に、ドライバの再起動を行っています。
ドライバの再起動の処理とパケットの情報を読み込む処理が同時に実行される場合にエラー
が発生する可能性があります。
【対策】
ドライバの再起動処理とパケットの情報を読み込む処理が同時に実行されないように処理を
変更し、STOPエラーが発生しないように修正しました。
不正PC
検知機能
(オプション)
6.MRが稼働しているにも関わらず未稼働と判断されアラーム・禁止ノードになる問題の修正
【現象】
Ver6.2.0.0より、ネットワークに接続されたノードを検知エージェントがMR未稼働と判断した
場合に、検知サブマネージャが統合マネージャにあるMR起動情報をチェックして前日より
後に起動されていればMR稼働と判断する修正を行いましたが、前日に起動していたとして
もMR未稼働と判断される場合があります。
【影響】
・MRが稼働しているAゾーン端末が禁止されネットワークから遮断されます。
・MRが稼働しているAゾーン端末のアラームログ・禁止ログが発生しアラームメールが送信
されます
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2009/8/28
以下の条件にすべて合致する場合に発生します。
・MRが稼働している端末で、検知エージェントからのMR稼働チェックの全てで失敗した場合
・その日中で、MRからのON通信・アラームログ送信が発生しておらず、当日分の起動情報
がデータベースにない場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
MRが稼働している条件として前日以降に起動しているかを判定するところが、「前日」が含ま
れておらず、当日以降に起動しているかを判定する処理になっていました。
そのため当日の起動情報がない場合にMR未稼働と判定されます。
【対策】
検知サブマネージャがMR起動情報をデータベースから判断する基準として、前日以降での
MR起動が確認された場合に「MR稼働」と判断するように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
サブマネー
ジャ
7.エージェントからのログを格納する日付DBの作成が失敗した時にエラーが出力されない問題の修正
【現象】
各サブマネージャは日付の変更時、もしくは、起動時にエージェントから送信されるログを格納する
日付DBを当日分と翌日分の2日分作成していますが、作成が失敗した場合にアプリケーションログ
にエラーが出力されず、日付DBの作成失敗が発生したことが分からない状態になる場合があります。
【影響】
日付DBの作成が失敗した場合、エージェントから送信されるログをデータベースに書き込むことが
できません。
アプリケーションログが出力されないため、日付DBの作成が失敗した原因を特定できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
マネージャサーバのデータベースがSQL Serverの場合(Editionの違いはありません)
リアルタイムイベントサブマネージャ、Webアクセスサブマネージャの日付DB作成処理時に、
2009/8/19
masterDBへの接続に失敗した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
リアルタイムイベントサブマネージャ、Webアクセスサブマネージャの日付DBを作成する際に、
masterDBというデータベースに接続する処理がありますが、このmasterDBへの接続が失敗した
場合に発生します。
【対策】
データベースへの接続が失敗してエラーが発生した場合は、アプリケーションログにエラーを出力
するようにし、日付DBの作成が失敗していることをエラーから判明できるように修正しました。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat6 xxxMgr
種 類:その他データベースエラー
説 明:日付データベースの確認処理に失敗しました。詳細:(エラー内容)
サブマネー
ジャ再登録
8.ファイル配布サブマネージャの再登録時に登録画面が表示されず登録できない問題の修正
【現象】
サブマネージャはアプリケーションで起動し、タスクトレイに表示されたアイコンを右クリック
して再登録を行うことができますが、サブマネージャサーバのIPアドレスを変更した後、ファ
イル配布サブマネージャの再登録する場合に、登録画面が表示されずに再登録できない場
合があります。
この場合、アプリケーションログにエラーが出力されます。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat FDLMgr
種 類:データベースエラー
説 明:配布先エージェント情報を最新の情報に更新することができませんでした
Description:接続文字列の属性が正しくありません
【影響】
ファイル配布サブマネージャの再登録ができません。
再登録ができないため、サブマネージャサーバのIPアドレス変更後にファイル配布機能を使
用することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
サブマネージャサーバのIPアドレスを変更してサブマネージャを再登録する場合
2009/7/8
【回避方法】
保守契約ユーザサイトに掲載しているパッチを適用する方法で再登録をすることができます。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/document/procedure.shtml
環境変更のサーバ環境変更手順書の圧縮ファイル内にあります。
【原因】
ファイル配布サブマネージャはリンクサーバという処理を利用して定期的に資産管理サブマ
ネージャのデータベースにアクセスしています。
サブマネージャのIPアドレスが変わってもリンクサーバのIPアドレスの情報が書き変わらない
ため、ファイル配布サブマネージャと資産管理サブマネージャ間で処理待ちの状況が発生し
ます。処理を待っている間は、サブマネージャアイコンを右クリックして再登録を選択しても
画面が表示できないため発生します。
【対策】
サブマネージャの再登録時は、サブマネージャをアプリケーション起動した状態で実施でき
ます。そのため、ファイル配布サブマネージャがアプリケーションで起動しているときは資産
管理サブマネージャのデータベースへの定期的なアクセスを行わないようにし、サブマネー
ジャのIPアドレス変更後にファイル配布サブマネージャの再登録が実施できるように修正し
ました。
※ファイル配布サブマネージャがアプリケーションで起動している間はファイル配布機能
が使用できません。そのため、ファイル配布サブマネージャの再登録後にサービスで起動
させてください。
Ver6.3.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
サブマネー
ジャ再登録
日付
内容
9.サーバサブマネージャの再登録同期時に一部の情報がダウンロードできない問題の修正
【現象】
サーバサブマネージャの再登録同期時に、「サーバエージェント情報」のデータがサーバサブ
マネージャのデータベースにダウンロードされない場合があります。
【影響】
サーバ監視機能を利用していて、サーバサブマネージャを再登録する場合に影響があります。
ダウンロードが失敗したエージェントからのアラームログが発生しなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・マネージャサーバのデータベースがOracle Databaseの場合
・Ver6.2.0.0未満のサーバエージェントを利用している場合
2009/8/25
※Ver6.2.0.0未満のサーバエージェントの情報のダウンロードが失敗します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.2.0.0からサーバエージェントのバージョン情報をデータベースに格納するようにしています。
Ver6.2.0.0未満のサーバエージェントを利用している場合、サーバエージェントのバージョン情報
を格納しているデータベースのテーブルの値が「NULL」となります。
この状態で同期を取ると、バージョン情報の書き込み処理が失敗し、発生します。
※マネージャサーバがSQL Serverの場合、NULL文字に対する対処が自動で実施されるため、
SQL Serverの場合は正しく処理できます。
【対策】
サーバエージェントをVer6.2.0.0未満で利用している環境で再登録同期を行った場合に同期処理
が成功してサーバエージェント情報が正しくサブマネージャに書き込めるように修正しました。
10.サーバサブマネージャの再登録同期時に一部の情報がダウンロードできない問題の修正
【現象】
サーバサブマネージャの再登録同期時に、「セキュリティイベント集計情報」のデータがサーバ
サブマネージャのデータベースにダウンロードされない場合があります。
【影響】
サーバ監視機能を利用していて、サーバサブマネージャを再登録する場合に影響があります。
セキュリティイベント集計のデータがサブマネージャにダウンロードされないため、再登録同期
を行った当日のセキュリティイベント集計の情報が、実際の値よりも少ない値で表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2009/8/25
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・マネージャサーバのデータベースがOracle Databaseの場合
・統合マネージャとサーバサブマネージャを別々のサーバで構築している場合
・サーバサブマネージャを再登録して同期を取る場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
「セキュリティイベント集計情報」をサブマネージャに格納する際の処理に問題があり発生します。
【対策】
同期処理で「セキュリティイベント集計情報」を検知サブマネージャのデータベースに正しくダ
ウンロードできるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
1.新規アプリケーションの除外キーワードの登録時にエラーが発生する問題の修正
【現象】
資産アラームポリシーの新規アプリケーションインストールアラームでは、アラーム対象と
しないアプリケーションの名称を登録してアラームから除外することができます。
キーワード設定画面で、フィルタする文字列を登録する時に「データベースへのアクセスに
失敗しました」というエラーメッセージが表示されて登録できない場合があります。
【影響】
アラームから除外する文字列の登録が失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
マネージャのデータベースがOracle Database
サブマネージャが複数台あり、データベースにOracle Databese Express Editionを使用
「操作」
2009/6/18
資産ポリシー設定画面の「キーワード設定」で、全角、半角カタカナを含んだ100Byte以上
の文字列でキーワードを登録する場合
【回避方法】
キーワードは部分一致で有効になるため、100Byte未満の文字列でキーワードを登録する
方法で回避できます。
【原因】
統合コンソールで設定するキーワードは、全角カタカナ1文字が2Byte、半角英数字や
半角カタカナ1文字は1Byteで扱われます。インストールアプリケーションの情報は100Byte
までデータベースに格納するため、サブマネージャでキーワードを格納する列の文字サイ
ズを100Byteにしていましたが、Oracle Database Express Editionでは、全角カタカナ1文字
が2Byte、半角英数字1文字が1Byte、半角カタカナ1文字が3Byteで計算されるため、半角
カタカナを含んで100Byte以上の文字列をキーワードに登録すると、データベースへの書き
込みが失敗するため発生します。
【対策】
資産管理サブマネージャの新規アプリケーションインストールの除外キーワードを書き込
むデータベースの列のサイズを300Byteに拡張して対策を行いました。
統合
コンソール
2.エージェント検索機能で検索条件に合致するエージェントが検索結果に表示されない問題の修正
【現象】
エージェント検索機能でエージェントを検索した場合に、検索条件に合致するエージェント
が検索結果に表示されない場合があります。
【影響】
検索条件に合致するエージェントの情報を表示することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.3.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
エージェント検索機能で、CPUタイプと以下の項目を「いずれかの条件を満たす」で検索
する場合に発生します。
2009/7/7
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
上記の条件で検索する際に、項目名に2、3の番号がつく項目が検索対象になっていな
いため発生します。
【対策】
上記の条件で検索する際に項目名に2、3のつく項目も検索対象にして検索し、条件に
合致するエージェントが検索結果に表示できるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
3.統合コンソールが画面からずれて表示される問題の修正
【現象】
Ver6.2.0.0の統合コンソールから、前回終了した時の画面状態で起動できるようになってい
ますが、統合コンソールの画面を最大化した状態で終了して起動したときに、画面からずれ
て表示される場合があります。
【影響】
画面がずれて表示されますが、運用上影響はありません。
【発生バージョン】
2009/7/28
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0のマネージャ
【発生条件】
WindowsXPで画面デザインをWindowsXPスタイルに設定している端末で統合コンソールを
最大化して終了した後、統合コンソールを再起動する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
統合コンソールの画面を最大化して終了しても、次の起動時に画面からずれないで表示で
きるように修正しました。
統合
コンソール
4.統合コンソールの起動時にサーバ表示の画面が表示される問題の修正
【現象】
統合コンソールを最小化した状態で終了した後で再起動すると、保存設定の内容に関係なく
必ずサーバ表示の画面が起動します。
【影響】
運用上の影響はありません。
統合コンソールの起動時にサーバ表示画面で起動されるため、画面を切り替える必要があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2009/8/17
サーバ監視機能を利用していて、統合コンソールを最小化した状態で終了した後で再起動
する場合
【回避方法】
最小化したまま統合コンソールを終了しない方法で回避できます。
【原因】
一番最後に表示していたツリーの情報を保存していますが、画面を最小化している場合は、
どの画面も表示されていないと判断しており、どのツリーも表示されていない場合はサーバ
表示の画面を保存するように処理しているため発生します。
【対策】
ツリー表示の保存方法を変更し、最小化した状態から統合コンソールを終了して起動した時
も前回終了時に表示していたツリー表示の画面が復元できるように修正しました。
5.統合コンソールが起動できなくなる問題の修正
【現象】
pcAnywhereで統合マネージャサーバに接続して統合コンソールを起動すると、起動した後す
ぐに終了して統合コンソールが利用できなくなる場合があります。
【影響】
統合コンソールを起動することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2009/8/18
Symantec社のpcAnywhereで統合Mgrサーバにリモート接続して統合コンソールを起動した場合
【回避方法】
統合コンソールのEXEを何度かクリックすると起動することができます。
【原因】
通信スレッドが初期化される前に統合マネージャに通信をおこなっているため、スレッド不足の
状態となって発生します。
【対策】
統合コンソールが統合マネージャへ通信を行う前に、通信スレッドの初期化が完了するまで
最大で1分待ってから処理を行うようにして対策しました。
1分待っても初期化が完了しない場合は、初期化失敗のメッセージを表示して終了します。
Ver6.3.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
6.スタンドアロンMR管理マネージャの右クリックメニューからアプリケーション管理画面を表示できない
問題の修正
【現象】
スタンドアロンMR管理マネージャを右クリックしてアプリケーション管理画面を呼び出すと
「クライアント表示でサブマネージャ、またはグループアイコンを選択してください。」 と
情報ダイアログが表示され、アプリケーション管理画面を呼び出すことができません。
【影響】
アプリケーション管理画面を表示することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2009/8/5
スタンドアロンMR管理マネージャの右クリックメニューからアプリケーション管理を呼び出し
た場合
【回避方法】
・スタンドアロンMR管理マネージャを選択して、上部メニューやツールボタンからアプリケー
ション管理を呼び出す
・スタンドアロンのグループもしくはエージェントを選択してアプリケーション管理を呼び出す
【原因】
スタンドアロンMR管理マネージャの右クリックメニューから画面を表示する処理に問題があり
発生します。
【対策】
スタンドアロンMR管理マネージャの右クリックメニューからアプリケーション管理を呼び出せ
るように修正しました。
資産管理
7.資産ポリシーのアラームログ設定の項目に NIC-C が記載されていない問題の修正
【現象】
資産ポリシーでは、NICに変更があったことをアラームとする設定「NIC-A・NIC-B・SCSI・モデム」
がありますが、ここにNIC-Cの記載がありません。
【影響】
NIC-Cの記載はありませんが、NIC-Cに変更があった場合は資産アラームログは送信されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
2009/7/27
【発生条件】
以下の条件のいずれかに合致する場合に発生します。
・統合コンソールで資産ポリシー設定を開いた場合
・Webコンソールのポリシー構成画面で資産ポリシー設定を表示した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
アラーム設定の表記を「NIC・SCSI・モデム」に変更しました。
8.資産情報をCSV出力した際の「MACアドレス」の出力形式が統一されていない問題の修正
【現象】
資産情報の「MACアドレス」「MACアドレス2」「MACアドレス3」「識別キー」について
統合コンソールやWebコンソールから資産情報をCSV出力した際に、データが空で
あった時の出力形式が異なります。
2009/8/18
【影響】
出力結果が統一されていませんが、出力されたデータに間違いはありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
統合コンソールやWebコンソールから資産情報をCSV出力した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
統合コンソールの資産管理一覧からの出力、統合コンソールの資産情報CSV一括出力から
の出力、Webコンソールの資産管理表示からの出力において、MACアドレスや識別キーの
値が空の場合は、空でCSV出力されるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
9.資産管理一覧画面の表示項目選択画面で表示する項目に移動するとエラーになる問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面の表示項目の選択画面で、「部署名5」の項目を画面右側の「表示する
項目」に移動すると、「リストのインデックスが範囲を超えています」というエラーメッセージ
が表示されて設定できない場合があります。
【影響】
資産管理一覧画面で表示する項目に設定できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
2009/7/23
【発生条件】
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
・「部署名5」が画面左側の3行目にある状態で、「部署名5」を表示する項目に移動する場合
・「部署名5」が画面左側の2行目にある状態で、「部署名5」を表示する項目に移動する場合
【回避方法】
「部署名5」の項目を、画面左側の2行目、3行目以外の行に移動してから「出力する項目」
に移動すると成功します。
【対策】
上記条件で「部署名5」の項目を「表示する項目」に移動した場合でもエラーが発生せずに
表示項目に選択できるように修正しました。
資産管理
10.ファイル情報のデータを資産管理サブマネージャに書き込む際にエラーが発生する問題の修正
【現象】
ファイル情報のデータを資産管理サブマネージャのデータベースに書き込む際に、アプリ
ケーションログにエラーが出力される場合があります。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat6 INVMgr
種 類:その他データベースエラー
説 明:ファイル情報のデータベースへの書き込みが失敗しました。(ファイルパス)
OIP-04136:次元は無効です。
【影響】
アプリケーションログにエラーを出力しますが、運用上の影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/8/19
・マネージャサーバのデータベースがOracleDatabaseの場合
・ファイル情報ポリシーの設定を「指定したアプリケーションのファイル情報のみ取得する」
設定にし、「取得するアプリケーションファイルの指定」で端末に存在しないアプリケーショ
ンを指定した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル情報は、データベースにデータを格納する前に、テキストファイルで保存しますが
フィルタによって取得するファイル情報がなかった場合、データ数が0件の空のテキストファ
イルを作成しています。
データ数が0のファイルをデータベースに書き込む際に上記のエラーが出力されます。
【対策】
OracleDatabaseの場合、データベースにファイル情報のデータを書き込む前にテキストファ
イルのログ件数を確認し、0件の場合はデータベース書き込みの処理を行わないようにして
エラーが出力されないように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
11.ファイルの移動時に不要な削除ログが発生する問題の修正
【現象】
ファイルやフォルダを移動した時に、削除していないのにファイルやフォルダの削除のログ
が発生する場合があります。
【影響】
削除していないファイルのファイル削除ログが発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
WindowsXP、2003、Vista、2008の端末で、デスクトップ以外のフォルダとデスクトップ間で
ファイルを移動した場合
リアルタイム
※必ず発生する現象ではありません。
2009/7/24
イベント
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要になるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
エージェントがOSからファイル削除の通知を受け取った場合、移動による削除かどうかを
確認し、移動によるファイル削除の場合は、ファイル移動のログだけを送信するようにして
いますが、処理がそこで終了せずに移動によって発生した削除の情報もログとして取得
してしまうため発生します。
【対策】
ファイルの移動時にファイルの削除を受け取った場合、ファイルの移動のログのみを送信
して処理を終了するようにし、ファイルの移動時にファイル削除のログを送信しないように修
正しました。
12.プリントカウントアラームの設定を変更しても設定がリセットされない問題の修正
【現象】
プリントカウントアラームで印刷枚数のカウント数を設定すると、印刷枚数をカウントし、
プリントカウントアラーム画面で残りカウント数を確認することができます。
統合コンソールのプリントポリシー設定の画面でカウント枚数と設定日を設定でき、
設定を変更すると残りカウント数がリセットされますが、設定を変更しても残りカウント数
がリセットできない場合があります。
【影響】
プリントカウントアラームの設定を変更しても残りカウント数がリセットできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5 LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
プリントログ 2009/7/29
・プリントカウントアラーム設定の「設定日」だけ変更して「設定」をクリックした場合
・プリントカウントアラームのチェックをはずした後、再度チェックをつけて「設定」を
クリックした場合
・プリントカウントアラームの設定値を変更前と同じ値で設定して「設定」ボタンをク
リックした場合
【回避方法】
・設定日を変更する場合は設定値と一緒に変更する
・設定値を変更する場合は、一旦違う値で設定して保存し、その後、設定したい値を
設定する
方法で回避できます。
【対策】
上記条件でプリントカウントアラームを変更した時に、残りカウント数がリセットされて
変更した値でカウントしなおすことができるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
13.閲覧の禁止対象にしているURLの設定情報が閲覧禁止からアラームに変わる問題の修正
【現象】
Webアクセス監視機能では、タイトルとURLの2種類の情報でそれぞれアラーム、閲覧禁止
を設定することができますが、閲覧禁止に設定しているURLの情報が、資産管理サブマネー
ジャの再登録後にアラームの対象に変わり、再登録後に禁止しているURLのサイトが閲覧
できてしまう場合があります。
【影響】
Webアクセス監視機能を利用しており、URLで禁止設定している場合に影響があります。
閲覧の禁止対象にしているURLの情報が、サブマネージャの再登録後にアラームの対象
として閲覧できるようになります。
アラーム種別の情報が、「禁止」ではなく「アラーム」と表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/8/21
「環境」
・マネージャサーバのデータベースがSQL Serverの場合
・Webアクセス監視機能を利用し、URLの禁止設定を設定している場合
「操作」
・資産管理サブマネージャを再登録して同期をとる場合
【回避方法】
資産管理サブマネージャの再登録後にアクセスポリシーのアラーム、禁止の設定を再設定
する方法で回避できます。
【原因】
同期処理時に資産管理サブマネージャに設定情報をダウンロードする際に、設定情報が
アラーム設定している時の値に書き変わってしまうため発生します。
【対策】
Webアクセス監視機能のポリシー設定の情報を資産管理サブマネージャのデータベース
に書き込む際の処理方法を変更し、再登録後に同期をとっても設定情報が書き変わらない
ように修正しました。
Web
アクセス
監視機能
(オプション)
14.閲覧を禁止しているURLのサイトが閲覧できてアラームにもならない問題の修正
【現象】
Webアクセス監視機能では、タイトルとURLの2種類の情報でそれぞれアラーム、閲覧禁止
を設定することができますが、URLの閲覧を禁止しているアクセスポリシーに登録している
部署にエージェントを新規インストールした場合に、URLのアラーム、禁止の設定が反映で
きず、アラームにしているURLや禁止にしているURLを閲覧することができ、かつアラーム
にならない場合があります。
【影響】
Webアクセス監視機能を利用しており、URL情報で禁止設定している場合に影響があります。
禁止の対象となっているURLのサイトを参照することができ、アラームにもなりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
・マネージャサーバのデータベースがSQL Serverの場合
2009/8/23
・Webアクセス監視機能を利用し、URLの禁止設定を設定している場合
「操作」
・MRを登録する際に、URLの禁止設定を行っているグループ名を含めて登録し、エージェント
情報更新、または、スケジュール設定の実行後に自動的にグループに所属する場合
※上記の条件でMRを登録し、MRの再起動、ポリシー配信でポリシーが適用された場合
【回避方法】
アクセスポリシーを再設定する、または、統合コンソール上に新しく表示されたエージェント
端末にポリシーを適用する前に別の部署に一旦移動して戻す方法で回避できます。
【原因】
エージェント情報更新やスケジュール設定の実行時に、新しく登録された端末にポリシーを
ダウンロードして設定情報を反映させていますが、ポリシーをダウンロードする際にアクセス
ポリシーのURL禁止設定の情報がアラームなしの内容でデータベースに書き込んでしまう
ため発生します。
【対策】
Webアクセス監視機能のポリシー設定の情報を資産管理サブマネージャのデータベースに
書き込む際の処理方法を変更し、URLを禁止しているグループに対してエージェントを新規
登録しても正しくポリシーが適用できるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
アプリケー
ションID監査
(オプション)
日付
内容
15.アプリケーションID監査の登録ID一覧レポートの情報が更新されない問題の修正
【現象】
クライアントの操作により、アプリケーションID監査を設定したアプリケーションにログイン
したりIDの削除を行った場合に、アプリケーションID監査の登録ID一覧レポートにある、
最終利用日時、最終利用者の情報が更新されない、またはIDが削除された情報が更新
されない場合があります。
【影響】
・WebコンソールのアプリケーションID監査の登録ID一覧レポートにある、「最終利用日時」
「最終利用者」の情報が更新されない
・削除されたIDが、登録ID一覧レポート上で残ったままになる
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
「環境」
・マネージャサーバのデータベースがOracle Databaseの場合
・複数サブマネージャが存在する場合
「操作」
・クライアントでアプリケーションID監査を設定しているアプリケーションのID作成画面から
2009/8/3
ID作成を行う。
・別のサブマネージャに所属しているクライアントで、先のIDでログインする、もしくは、
ID削除画面でこのIDの削除を行う。
※上記の条件で「別のサブマネージャ」としているサブマネージャは統合マネージャとは
別サーバである場合に限ります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
クライアントの操作によって作成・ログイン・削除されたID情報はタスクサブマネージャに
格納され、統合マネージャがスケジュール更新時に、各タスクサブマネージャにあるID
情報を他の全てのタスクサブマネージャのデータベースに書込む処理を行っていますが、
このID情報を書込む処理において、統合マネージャとタスクサブマネージャが別サーバ
の場合に書込まれない処理となっていたために発生します。
【対策】
統合マネージャとタスクサブマネージャが別サーバの場合でも、ID情報が全てのタスク
サブマネージャのデータベースに書込まれるよう修正を行いました。
※この対策では、IDを削除したのにデータベースに残ったままのID情報は削除され
ません。統合コンソールのアプリケーション監査ポリシー詳細設定のID一覧から
該当のIDを削除してください。
Ver6.3.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
スケジュー
ル
設定
MR
日付
内容
16.スケジュール設定で(資産)の「プリントイベントログ集計」のデータ更新が失敗する問題の修正
【現象】
スケジュール設定で(資産)の「プリントイベントログ集計」の更新が失敗し、アプリケーション
ログにエラーが出力される場合があります。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat EPMgr
種 類:その他データベースエラー
説 明:資産管理サブマネージャのIPRNSLOGテーブルから統合マネージャのPRNSLOGテ
ーブルへの更新が失敗しました。OIP-04119:データは変更されています。
【影響】
統合コンソールのプリント集計の集計値に影響があります。
更新が失敗した日の印刷枚数が集計画面に反映されません。
更新が失敗しても、その後のスケジュール設定の実行で更新が成功すれば失敗した日の
集計データも統合マネージャに更新され、集計画面に反映できます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/7/29
・マネージャサーバのデータベースがOracle Databaseの場合
・スケジュール設定でプリントイベントログに更新処理中にプリントイベントログが発生し、
資産管理サブマネージャのデータベーステーブルにプリントイベントの集計の情報が書
き込まれた場合
【回避方法】
プリントイベントログ集計のスケジュール設定の実行が失敗した後、端末の操作が少ない
時間帯で(資産)のスケジュール設定を実行し、成功すれば回避できます。
【原因】
データの更新中に更新元のデータが更新された場合、更新処理の開始時とデータが異な
ってエラーが発生するため、集計テーブルは内部的にエラーを無視して更新処理を実行し
ていますが、プリントイベントログ集計のテーブルに対してエラーを無視する処理を行って
いないため、このテーブルの更新中にテーブルの値が更新されるとエラーが発生して失敗
します。
【対策】
全ての集計テーブルに対し、スケジュール設定の実行中はサブマネージャのデータが更新
されないようにロックし、サブマネージャで書き込みを待機させ、更新完了後に書き込むよう
にしました。
また、万が一ロックが外れていてもエラーを無視して更新処理を実行するようにして、スケジュ
ール設定中に集計データを受信しても集計データの更新が失敗しないように対策しました。
17.Windows98の端末にメッセージやHotFixを配布するとMRが強制終了する問題の修正
【現象】
Windows98の端末に対して、メッセージポリシーでメッセージを配信したり、HotFix配布で
HotFixを配布すると、以下のメッセージが表示されてMRが強制終了する場合があります。
―メッセージ内容―
このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます。
すべてのプログラムを終了して、コンピュータを再起動してください。
強制終了できない場合は、プログラムの製造元に連絡してください。
【影響】
この現象が発生すると、MRのプロセスが終了するため、情報を取得したり、設定を反映さ
せることができません。
メッセージポリシーを設定していて発生する場合は、端末の起動時に発生し続けます。
HotFix配布で発生する場合は、HotFixの実行ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のMR
2009/8/20
以下の条件にすべて合致する場合に発生します。
「環境」
・OS:Windows98
・設定:アプリケーション監査ポリシーに登録されている
「操作」
・メッセージポリシーでメッセージを配信する、または、HotFixを配布する
・メッセージの上にマウスでカーソルをあてる
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
※MRのアップデートが必要となるため、マネージャのアップデートも必要です。
【原因】
MRが表示させるメッセージ画面のフォームにアプリケーションID監査機能で使用する.dll
ファイルが取り付けられるによって発生します。
【対策】
メッセージを表示させるアプリケーションをLspcmr.exeからLspQuest.exeに変更し、メッセー
ジやHotFixの配布を行ってもMRが強制終了しないように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
アラーム通
知メール
日付
内容
18.アラームが発生してもアラーム通知メールが送信されない問題の修正
【現象】
サーバ監視機能で時間外アラームが発生した時に、「早朝サーバ操作アラーム」、「深夜サ
ーバ操作アラーム」のアラームメールが送信されない場合があります。
【影響】
「業務時間外操作アラーム」を設定し、アラーム通知メール設定で、「早朝サーバ操作
アラーム」、「深夜サーバ操作アラーム」を設定している状態で該当するアラームが発
生してもアラーム通知メールが届きません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のサーバ監視機能
【発生条件】
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
2009/8/11
・サーバ監視設定で、「業務時間外操作アラーム」を設定している(休日設定含む)
・アラーム通知メール設定で、「早朝サーバ操作アラーム」、「深夜サーバ操作アラーム」
のいずれかを設定し、「サーバファイル操作アラーム」を設定していない
【回避方法】
サーバファイル操作アラームを設定すると、その後発生するアラーム情報をメールで
通知することができます。
【原因】
「早朝サーバ操作アラーム」、「深夜サーバ操作アラーム」が発生した場合に「サーバファ
イル操作アラーム」を設定しないとメールを送信しない処理になっているため発生します。
【対策】
サーバ監視機能のアラーム通知メールの処理を変更し、アラーム発生時にアラーム通知
メールが送信できるように修正しました。
19.アップデート管理のHotFix管理画面でIE8の端末を選択して表示できない問題の修正
【現象】
アップデート管理のHotFix管理画面では、OSの種類とInternetExplorerのバージョンでフィル
タして情報を表示することができますが、IEの選択項目にInternetExplorer8の項目がないた
め、IE8の端末をフィルタして表示することができません。
【影響】
IE8の端末を選択して表示したい場合に表示することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のWebコンソール
2009/7/11
【発生条件】
Ver6.2.0.0のWebコンソールで、HotFix管理画面からIEのバージョン別にフィルタする場合
【回避方法】
その他を選択して表示するとIE8をインストールしている端末の情報を表示することができます。
【原因】
Ver6.2.0.0よりIE8に対応しましたが、HotFix管理のフィルタ項目にIE8の情報を追加できていな
いため発生します。
【対策】
HotFix管理画面のIE別フィルタの選択項目にIE8の情報を追加し、IE8をインストールしている
端末を選択して表示することができるように修正しました。
Web
コンソール
20.サーバセキュリティ画面でサーバエージェント名が正しく表示されない問題の修正
【現象】
Webコンソールのトップページからサーバセキュリティアイコンをクリックすると、登録している
サーバ毎に操作の集計が表示できます。
この画面に表示されるサーバエージェントの名称が別のサーバエージェントの名称で表示さ
れる場合があります。
【影響】
サーバエージェントの名称が別のサーバエージェントの名称で表示されるため、同じサーバ
エージェントが複数登録されているように見えます。また、サーバセキュリティの画面をCSV
出力した時も別のサーバエージェントの名称で出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のWebコンソール
2009/7/29
【発生条件】
サーバサブマネージャが複数台あり、それぞれのサブマネージャにサーバエージェントが
登録されていて同じエージェントNoのサーバエージェントが複数存在する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
サーバエージェント名を表示する際の処理で、サブマネージャNoごとにサーバエージェント
名を表示するように処理していないため、サブマネージャNoが異なりエージェントNoが合致
するエージェントが存在すると、別のエージェントの名称を取得してしまい発生します。
【対策】
エージェント名を取得する際にサブマネージャNo別に取得するようにし、サーバエージェント
の名称を正しく取得して表示できるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
21.資産管理表示画面にスタンドアロンMRの資産情報が表示される問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRの情報は統合コンソールでのみ表示することができますが、スタンドアロン
MRの情報を統合コンソールにインポートすると、Webコンソールの資産管理表示画面にスタ
ンドアロンMRの資産情報が表示されてしまいます。
【影響】
本来表示しない情報が表示されますが、運用上影響はありません。
2009/8/3
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
スタンドアロンMRを利用しており、統合コンソールにスタンドアロンMRの情報をインポートした場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
WebコンソールにスタンドアロンMRの資産情報を表示しないように修正しました。
Web
コンソール
22.サーバアクセス管理のログオン名別ファイルアクセスTOP20の表示に時間がかかる問題の修正
【現象】
サーバアクセス管理の「ログオン名別ファイルアクセスTOP20」のグラフ表示に時間がか
かる場合があります。
【影響】
サーバ監視機能を利用している場合に影響があります。
画面の表示に時間がかかります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
2009/7/29
【発生条件】
サーバ監視機能を利用している場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【原因】
レポート用のデータを集計する際に、集計データではなくログデータから集計を行ってい
るため、ログの件数が多くなると表示に時間がかかり発生します。
【対策】
レポート用のデータの集計する際に、ログデータではなく集計データから集計する方法に
変更し、データの表示に時間がかからないように修正しました。
23.Webコンソールのライセンスを追加してもライセンスが追加されない問題の修正
【現象】
CatのWebコンソールとGuardのWebコンソールを同じサーバにインストールしている環境
で、CatのWebコンソールの追加してもライセンスが追加されない場合があります。
【影響】
追加したライセンスが反映されません。そのため、追加したライセンス分のユーザを作成
することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.3.0.0以上、LanScope Cat6 の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
CatのWebコンソールとGuardのWebコンソールを同じサーバにインストールしている状態
2009/8/11
で、GuardのWebコンソールが保有しているライセンス数と同じ数のライセンスをCat Web
コンソールに追加する場合
例:Cat Webコンソール 5ライセンス、 Guard Webコンソール 1ライセンスを保有している
状態で、Cat Webコンソールを1ライセンス追加する場合
【回避方法】
Cat Webコンソールのライセンスを追加した後、Guard Webコンソールをアンインストール
して再インストールする方法で追加したライセンスが反映できます。
【原因】
Cat Webコンソールのライセンスを更新する処理に問題があるため、発生します。
【対策】
Cat Webコンソールのライセンスを追加する際の処理を変更し、Cat Webコンソールのライ
センスが正しく追加できるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-13
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/9/15
LanScope Cat Ver6.3.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
サブマネー
ジャ
24.サーバサブマネージャのアプリケーションログの説明の内容が正しく出力されない問題の修正
【現象】
サーバ監視機能でアラームのログが発生した場合、サーバサブマネージャから統合マネージャ
に対してアラーム情報が送信されますが、その際にサブマネージャから統合マネージャへの通
信が失敗した時に出力されるアプリケーションログの説明文が「が失敗しました。」という内容で
出力され、内容が確認できません。
【影響】
アラームのログの送信が失敗したことが確認できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のWebコンソール
2009/8/12
【発生条件】
サブマネージャが受信したアラーム情報を統合マネージャに送信した時に統合マネージャの
起動が確認できない場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0にアップデートする必要があります。
【対策】
アプリケーションログのエラー内容を変更し、下記のエラーを出力するように修正しました。
―アプリケーションログ内容―
ソース:LanScope Cat6 SVRMgr
種 類:WINSOCKエラー
説 明:アラームセキュリティイベント通信が失敗しました。
サブマネー
ジャ再登録
25.検知サブマネージャの再登録同期時に一部の情報がダウンロードできない問題の修正
【現象】
検知サブマネージャの再登録同期時に、「DA自動バージョンアップスケジュール設定情報」
のデータが検知サブマネージャのデータベースにダウンロードされない場合があります。
【影響】
DA自動バージョンアップ設定で「配布日を指定する」に設定している場合に影響があります。
自動バージョンアップの配布設定がサブマネージャにダウンロードされず、サブマネージャの
設定情報が初期化されるため、再登録同期後、指定していた日時にアップデートが実行され
ません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2009/8/25
以下の条件に全て合致する場合に発生します。
・マネージャサーバのデータベースがOracle Databaseの場合
・不正PC検知機能を利用しており、DA自動バージョンアップ設定で配布日を指定している場合
・検知サブマネージャを再登録して同期をとる場合
【回避方法】
再登録同期を行った後、「DA自動バージョンアップ設定」を再設定する方法で回避できます。
【原因】
DA自動バージョンアップスケジュール設定情報をサブマネージャに格納する際の処理に問題
があり発生します。
【対策】
同期処理で「DA自動バージョンアップスケジュール設定」を検知サブマネージャのデータベー
スに正しくダウンロードできるように修正しました。
Ver6.3.0.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-14
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/10/28
LanScope Cat Ver6.3.1.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.3.1.0:2009年10月22日 21:20:30) EPMgr(6.3.1.0:2009年10月22日 21:20:40) INVMgr(6.3.1.0:2009年10月22日 11:43:02)
TSKMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:10) REVMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:04) FDLMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:40)
WACMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:14) SVRMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:44) DTCMgr(6.3.0.0:2009年8月31日 9:59:16)
Webcsl(6.3.0.0) MR(6.3.0.0:2009年9月4日 10:15:42) SA(6.3.1.0:2009年10月22日 19:36:10) DA(6.3.0.0:2009年8月17日 14:38:32)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.3.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.3.0.0からの改良点はありません。
Ver6.3.1.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-14
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/10/28
LanScope Cat Ver6.3.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
資産情報
日付
内容
1.一部の端末の資産情報が取得できない問題の修正
【現象】
一部端末の資産情報の取得、更新ができず、資産情報一覧画面から最新の資産情報が確認できな
い場合があります。また、この場合ポリシー配信画面の「資産情報取得時刻」が更新されません。
【影響】
統合コンソール、Webコンソールから最新の資産情報が確認できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0のマネージャおよびMR
【発生条件】
以下の条件にすべて合致する場合に発生します。
・サブマネージャサーバ上で、資産管理サブマネージャからデータベースへ接続できなくなった場合
・マネージャとMRのバージョンが両方ともVer6.3.0.0の場合
※マネージャがVer6.3.0.0でも、MRがVer6.3.0.0未満の場合では本現象は発生せず、資産情報を取得
することができます。
2009/10/19
【回避方法】
―現象が発生した場合の回避方法―
資産管理サブマネージャのサービスを再起動することで、現象が改善します。
現象の発生を防止するには、マネージャをVer6.3.1.0にアップデートする必要があります。
―マネージャはVer6.3.0.0だが、MRをVer6.3.0.0へアップデートしていない場合の対処方法―
マネージャをVer6.3.1.0へアップデートしてからMRをアップデートしてください。
【原因】
Ver6.3.0.0で資産情報受信性能の改良を行っています。この改良では、データ書込み専用のスレッドを
追加することによって性能を向上させていますが、データベースへ接続できない状態になった場合に、
このスレッドがデータベースに接続できる状態と誤認識することがあります。
その結果、資産情報のデータベース書込みに失敗するため発生します。
【対策】
データ書込み専用のスレッドを使用して資産情報をデータベースに書き込む際、資産情報を受信した
端末ごとにデータベースへ再接続処理を行うことで、正しく資産情報を書き込むように修正しました。
2.サーバ監視機能でサーバへの接続/切断ログが取得できない問題の修正
【現象】
サーバ監視機能で取得することができるサーバへの接続/切断ログが、取得できない場合があります。
【影響】
該当サーバに対する接続/切断ログがすべて取得できません。
また、Webコンソールのサーバ監視機能の各種ログ画面から、同じ時間帯のリアルタイムイベントログ
への参照ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0のサーバエージェント(SA)
【発生条件】
サーバエージェントをインストールしている監視対象サーバのOSがWindows NT/2000/XPの場合
サーバ監視
【回避方法】
2009/10/22
(オプション)
回避方法はありません。マネージャとサーバエージェントをVer6.3.1.0以上にアップデートする必要があ
ります。
―マネージャはVer6.3.0.0だが、SAをVer6.3.0.0へアップデートしていない場合の対処方法―
マネージャをVer6.3.1.0へアップデートしてからSAをアップデートしてください。
【原因】
Ver6.3.0.0でWindows Server 2008R2へ対応する際、Windows Server 2008R2では不要な接続/切断ロ
グが発生するために、フィルタリングしてログにしない修正を行っております。
しかし、上記発生条件に当てはまる環境の場合に、すべての接続/切断ログがフィルタリングの条件に
合致してしまうため発生します。
【対策】
フィルタリングの条件を修正し、上記発生条件下でも正しく接続/切断ログが取得できるように修正しまし
た。
Ver6.3.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-14
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/10/28
LanScope Cat Ver6.3.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
3.vPro端末の端末情報のスケジュール収集に失敗する問題の修正
【現象】
以下の4つの現象が発生します。
1.vPro端末の端末情報のスケジュール収集に失敗します。
⇒統合コンソールのスケジュール設定画面の結果ログで「端末情報(vPro)」の項目が「失敗」となる。
2.統合マネージャサーバのアプリケーションログに、以下のエラーが発生します。
―アプリケーションログの内容―
ソース:LanScope Cat6 - EPMgr
種類:その他データベースエラー
説明:統合マネージャのVAGTDSPテーブルから資産管理サブマネージャのVVAGTDSPテーブルへ
の更新が失敗しました。
3.統合コンソールのクライアント表示上で、vPro端末ではないクライアント端末をvPro端末であると誤
認識する場合があります(水色のアイコンで表示される)。
4.統合コンソールのvPro未登録端末一覧画面に表示されている端末が、同画面上に表示されなくな
ります。
【影響】
以下の3つの影響があります。
1.vPro端末の最新の資産情報が確認できません。
(MRが取得する資産情報は問題なく閲覧することができます。)
2.未登録のvPro端末を登録することができません。
(既に登録されているvPro端末には影響ありません。)
3.統合コンソールのクライアント表示画面上、最大2端末までvPro端末ではないクライアント端末をvPro
端末であると誤認識する場合があります。
(誤認識した端末は、vPro端末管理機能の電源情報やvPro資産情報の取得ができません。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0のマネージャ
vPro端末管
2009/10/21
【発生条件】
理
以下の条件にすべて合致する場合に発生します。
・新規に検知された未登録のvPro端末が存在し、その端末のMACアドレスが空である場合
・MRをインストールしている端末の資産情報の「MACアドレス」「MACアドレス2」「MACアドレス3」のいず
れかに空文字(NULLではない)のデータが存在する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
クライアント端末とvPro端末の関連付けの方法に問題がありました。
MRをインストールしているクライアント端末とvPro端末の関連付けはMACアドレスで判断しています。
資産情報を取得する前のvPro端末のMACアドレスは空で、登録後に資産情報を収集する動きです。
そのため、MRが何らかの理由により空のMACアドレスを取得した場合、全ての未登録vPro端末と
不正に同一端末と関連付けてしまいます。そのため、vPro端末ではないクライアント端末をvPro端末で
あると誤認識します。未登録のvPro端末はすべてMACアドレスが空になるので、すべての未登録のvPro
端末が空のMACアドレスを取得したクライアント端末と不正に関連付き、vPro未登録端末一覧画面に表
示されなくなります。また、スケジュール収集実行時には、統合マネージャ側に保存しているvPro端末の
資産情報を資産管理サブマネージャへ同期します。このとき、空のMACアドレスを取得したクライアント
端末が2台以上あると、同期処理に失敗し、統合マネージャサーバ上でアプリケーションエラーが発生し
ます。
【対策】
クライアント端末とvPro端末が同一端末かどうかの判断の際、以下の条件にすることで正しく情報が取得
できるように修正しました。
・クライアント端末のMACアドレスが空でないこと
・vPro端末の資産情報が取得できていること
※上記対策は、バージョンアップ後の現象発生を防ぐための修正です。
既に現象が発生している場合は、データベース内部の情報を修正する必要があります。本現象が発生
した場合は、弊社サポートセンター宛([email protected])にお問い合わせください。
Ver6.3.1.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-14
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/10/28
LanScope Cat Ver6.3.1.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
1.長期レポートのデータ更新に失敗した内容のエラーが発生する問題の修正
【現象】
長期レポート(Webコンソール)のデータ保存に失敗する内容のエラーが発生します。
アラーム通知メール機能で「長期レポート保存アラーム」を設定している場合はアラームメールが送
信されます。また、統合マネージャサーバのアプリケーションログにエラーを表示します。
―アプリケーションログの内容―
ソース:LanScope Cat6 - DataShift
種類:データベースエラー
説明:LDTCLOGテーブルへの更新に失敗しました。(DB_Translate_LDTCLOG)
【影響】
長期レポートの保存失敗のエラーが発生しますが、長期レポートのデータ保存と情報閲覧に影響は
ありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0のマネージャ
【発生条件】
Webコンソー
2009/10/19
以下の条件にすべて合致する場合に発生します。
ル
・不正PC検知機能を使用しており、かつ長期レポートで接続ログを保存する設定を行っている場合
・ホスト名が15byte以上のノードが存在する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
不正PC検知機能のノード情報一覧画面で表示される「ホスト名」は15byte以上の名前が保存できる
ようにデータベースを用意していますが、長期レポート用のデータベースには「ホスト名」が15byteま
でしか保存できない設定となっています。
長期レポート用のデータベーステーブルに対して、スケジュール設定終了時にログデータをコピーし
ていますが、そのときコピー元のデータベースに15byte以上のホスト名が存在する場合、長期レポ
ート用のデータ保存処理が失敗するため発生します。
(現在長期レポートでは不正PC検知機能の情報を表示しないため、影響はありません)
【対策】
長期レポートのデータ保存処理でホスト名を収集しないように修正しました。
※Ver6.4.0.0で15byte以上のホスト名を正しく保存できるように修正します。
Ver6.3.1.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-15
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/11/17
LanScope Cat Ver6.3.1.1
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.3.1.1:2009年11月16日 10:45:26) EPMgr(6.3.1.1:2009年11月16日 10:45:34) INVMgr(6.3.1.0:2009年10月22日 11:43:02)
TSKMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:10) REVMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:04) FDLMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:40)
WACMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:14) SVRMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:44) DTCMgr(6.3.0.0:2009年8月31日 9:59:16)
Webcsl(6.3.0.0) MR(6.3.0.0:2009年9月4日 10:15:42) SA(6.3.1.0:2009年10月22日 19:36:10) DA(6.3.0.0:2009年8月17日 14:38:32)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.3.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.3.0.0からの改良点はありません。
Ver6.3.1.1 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-15
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/11/17
LanScope Cat Ver6.3.1.1
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
1.Oracle Database環境でスケジュール設定実行時に集計情報が正常に更新されない問題の修正
【現象】
Oracle Databaseを使用している環境でスケジュール設定を実行すると、1回の実行につき集計情報が100件
までしか更新されない、または更新に失敗します。
統合コンソールやWEBコンソールで以下の項目の集計件数が実際より少なく表示されます。
・100件までしか更新されない情報(計13件)
リアルタイムイベント解析、リアルタイムイベント集計、ファイル操作機密ファイルアクセス集計、
接続ログ集計、検知アラーム集計、Webアクセスログ集計、セキュリティイベントログ集計DB
アプリケーション稼働ログ日集計(*)、アプリケーション稼働ログ月集計(*)
アプリケーション監査 エージェント別日集計(*)、アプリケーション監査 エージェント別月集計(*)
アプリケーション監査 ID別日集計(*)、アプリケーション監査 ID別月集計(*)
(* 対象はオフラインログの集計のみ)
スケジュー
2009/11/17
ル設定
・データ更新に失敗する情報(計1件)
プリントログ集計
【影響】
統合コンソールやWEBコンソールで上記項目の集計件数が実際より少なく表示されます。
※ログの欠損などはありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0もしくはVer6.3.1.0のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全てに合致する場合に100%発生します。
・Oracle Databaseを使用している場合
(SQL ServerまたはMSDEを使用している場合は発生しません)
・上記の集計情報に更新対象のデータが100件以上存在する場合
(通常の運用では100件以上の情報が存在します。)
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.1.1以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.3.0.0で修正したスケジュール収集の修正内容に問題がありました。
Ver6.3.0.0未満のバージョンで「スケジュール更新中にサブマネージャがクライアントからのデータを受信し、
更新対象のデータベースの内容が変わるとスケジュール更新が失敗する」という問題がありました。
上記問題を修正するために、Ver6.3.0.0でスケジュール更新処理(①)実行時に、更新するデータベース
の内容が変わらないように、更新対象のデータに行ロックをかける処理(②)を追加しましたが、①②の処理
を同時に行うとOracleへの接続用ミドルウェアの不具合により101行目以降のデータの収集ができなくなって
おりました。
【対策】
スケジュール更新の処理をさらに改良し、OracleDBの不具合に影響されずに正常に更新が完了できるよう
にしました。Ver6.3.1.1にアップデート後のスケジュール更新後で不足している情報を収集します。
Ver6.3.1.1 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-16
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/12/04
LanScope Cat Ver6.3.2.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.3.2.0:2009年12月1日 9:17:56) EPMgr(6.3.2.0:2009年12月1日 9:18:00) INVMgr(6.3.1.0:2009年10月22日 11:43:02)
TSKMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:10) REVMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:04) FDLMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:40)
WACMgr(6.3.0.0:2009年8月25日 11:01:14) SVRMgr(6.3.0.0:2009年9月2日 13:14:44) DTCMgr(6.3.0.0:2009年8月31日 9:59:16)
Webcsl(6.3.0.0) MR(6.3.0.0:2009年9月4日 10:15:42) SA(6.3.1.0:2009年10月22日 19:36:10) DA(6.3.0.0:2009年8月17日 14:38:32)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.3.1.1からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.3.1.1からの改良点はありません。
Ver6.3.2.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-16
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/12/04
LanScope Cat Ver6.3.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
CSVバック
アップ
日付
内容
1.CSVバックアップ設定のバックアップ対象日付がずれてしまう問題の修正
【現象】
CSVバックアップ設定を無期限設定にしていた場合に、設定後366日経過すると保存対象日付が2日ずれて
しまう。
例)2009年11月4日にCSVバックアップを無期限設定した場合
設定後 | 実行日付 ||バックアップ対象日付
------------------------------364日目|2010-11-03 ||2010-10-03
------------------------------365日目|2010-11-04 ||2010-10-04
------------------------------366日目|2010-11-05 ||2010-10-03 ←本来は10-05が入るべき
------------------------------367日目|2010-11-06 ||2010-10-04 ←本来は10-06が入るべき
------------------------------【影響】
CSVバックアップのバックアップ対象日が2日ずれて出力されます。
※ログの保存日数の設定によって影響範囲が変わります。
1.ログの保存日数をCSVバックアップの対象日と同じもしくは1日だけ多く設定していた場合、
CSVバックアップの設定から366日経過後より空のデータでCSVバックアップが実行されます。
2009/12/2
(ログの保存日数を31日か32日、CSVバックアップの対象日を31日前にしていた場合、
バックアップ実行時に既にデータベースより削除されているため。)
2.ログの保存日数をCSVバックアップの対象日よりも2日以上多く設定していた場合、
CSVバックアップの設定から366日経過後から、設定よりも2日遅れて保存されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て当てはまる場合に必ず発生します。
1.SQLServer版を利用している場合
2.CSVバックアップのスケジュール設定で「無期限に設定」にしている場合
【回避方法】
再度CSVバックアップを無期限設定することで365日分は正しい設定に戻ります。
ただし再設定を行った場合、その日の前日分と前々日分は手動でCSVバックアップを行う必要があります。
【原因】
Ver6.0.0.0で改良したCSVバックアップの無期限設定を行っていた場合の、日付更新処理に問題がありま
した。
無期限設定を行った場合、最初に365日分の設定を行い、その後、日付が変わるタイミングで366日目の
設定を追加する処理を行います。その際、本来であれば365日目の設定と同じ設定で追加すべきところ
ですが、その処理が誤っており、本来より2日少ない日付で追加していました。
【対策】
日付更新処理を修正し、366日経過後も正しい日付でバックアップされるようにしました。
Ver6.3.2.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-16
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/12/04
LanScope Cat Ver6.3.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
2.デバイス禁止・制限設定が解除されてしまう場合がある問題の修正
【現象】
クライアントツリーの「グループ」を削除すると、ポリシーに所属する全てのエージェントのデバイス禁止・
制限設定が解除される場合がある。
【影響】
クライアント側でデバイス禁止・制限設定が解除されます。
【発生バージョン】
Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件を全て満たす場合に100%発生します
・クライアントツリーでグループを削除する
・削除したグループに、デバイス禁止・制限設定を持つエージェントが所属している
※デバイス禁止・制限設定をしている時、もしくは、設定をしていて、アクセスポリシーに所属していない
グループに移動していた時も該当します。
上記2条件を満たした時に、アクセスポリシーのデバイス禁止・制限のチェックが全てはずれます。
2009/12/2
その後、以下の条件を満たすとデバイス禁止・制限設定が解除されます。
・チェックが全て外れた状態で、デバイス禁止・制限設定画面の設定ボタンを押す
・設定ボタンを押した後に、エージェントが再起動するもしくはポリシー配信を行う
【回避方法】
・グループを削除せずに、エージェント1台ずつ削除すると現象は発生しません。
・チェックが外れた状態で設定ボタンを押す前に再設定をすることで、クライアントの禁止・制限設定は
解除されません。
【原因】
Ver6.0.0.0で改良したグループ削除時の処理に問題がありました。
グループ削除した場合にそのグループに所属するエージェントのデバイス禁止・制限設定テーブルを削除
する処理があります。
本来、削除するグループに所属するエージェントのデバイス禁止・制限設定のみを削除すべきところが、
全エージェント分の設定を削除する処理になっていました。
【対策】
グループ削除処理を修正し、削除するグループに所属するエージェントのデバイス禁止・制限設定のみ
削除するようにしました。
Ver6.3.2.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-16
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2009/12/04
LanScope Cat Ver6.3.2.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
アプリケー
ション管理
日付
内容
1.アプリケーションバージョン管理情報が不必要に削除されてしまう問題の修正
【現象】
クライアントツリーの「グループ」を削除すると、アプリケーション稼働ポリシーのバージョン管理情報が
不必要に削除され、一時的に情報が見えなくなる場合がある
【影響】
アプリケーション稼働ポリシー内のバージョン管理情報が削除され、「データがありません」と表示されます。
※サブマネージャには情報が残っているので、スケジュール更新を行うことで復旧します。
※スタンドアロンMRで現象が生じた場合は、再度スタンドアロンMRインポートを行うことで復旧します。
【発生バージョン】
Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の①と②の条件または①と③の条件を満たす場合に必ず発生します。
①クライアントツリーでグループを削除する
②削除したグループが所属するサブマネージャで、サブマネージャNOと同じ値をグループNOに持つグル
ープにエージェントが所属し、かつそのグループがアプリケーション稼働ポリシーに所属していた場合
2009/12/2
(サブマネージャNO 3 の、あるグループを削除した場合に、グループNO 3 のグループにエージェント
が存在した場合) ③スタンドアロンの場合は、削除したグループの配下にいるエージェントのアプリケーションバージョン管理
情報が存在する場合
【回避方法】
現象発生後、スケジュール更新を行うと再度サブマネージャからデータが収集され、バージョン管理情報
が閲覧可能となります。
【原因】
Ver6.0.0.0で改良したグループ削除時の処理に問題がありました。
クライアント表示のグループを削除した際に、そのグループに所属するエージェントのアプリケーションバー
ジョン情報を削除する処理がありますが、その処理に誤りがあり、サブマネージャNOと同一のグループNO
を持つグループに所属するエージェントが1台でも存在すると、そのサブマネージャにあるアプリケーション
バージョン情報が全て削除される処理になっていました。
【対策】
グループ削除処理を修正し、削除するグループに所属するエージェントのアプリケーションバージョン情報
のみ削除するように修正しました。
Ver6.3.2.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.4.0.0:2010年1月15日 09:17:51) EPMgr(6.4.0.0:2010年1月20日12:00:40) INVMgr(6.4.0.0:2010年1月20日 21:53:34)
TSKMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:06) REVMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:02) FDLMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:54)
WACMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:09) SVRMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:04) DTCMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:49)
Webcsl(6.4.0.0) MR(6.4.0.0:2010年1月22日 14:17:18) SA(6.4.0.0:2009年12月14日 09:57:57) DA(6.4.0.0:2009年12月14日 09:57:21)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
動作環境
日付
内容
1.SQL Server 2008に対応しました。
【内容】
Ver6.4.0.0より、マネージャサーバのデータベースがSQL Server 2008に対応しました。
統合マネージャサーバ、サブマネージャサーバ共にSQL Server 2008のデータベースで構築す
2010/1/26
ることができます。
SQL Server 2008 Standard Edition、SQL Server 2008 Express Editionに対応しています。
SQL Server 2008 Express Editionは、管理台数200台未満のマネージャサーバ、または、サブ
マネージャ専用サーバのデータベースとして利用することができます。
2.MRがインストールできない機器の資産情報を統合コンソールで管理できるようになりました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、MRをインストールしているWindowsOSの端末の資産情報、または、
vPro端末のvPro資産情報を管理することができました。Ver6.4.0.0より、資産情報の管理対象を
拡張し、MRがインストールできないOSやプリンタ、ルーターやHUBなど、オフィスに存在する機
器の資産情報も統合コンソールに登録して管理することができるようになりました。
統合コンソール上で管理するだけでなく、データをエクスポートして資産台帳を作成することも
できます。
【画面イメージ】
クライアント表示部分イメージ
資産管理
2010/1/26
管理画面のイメージ
画像は、MRがインストールされている端末とインストールできない機器を、
資産管理一覧画面で管理した時のイメージです
3.ドメイン情報を統合コンソールで管理できるようになりました。
【内容】
統合コンソールからドメインコントローラサーバへ通信を行うことにより、
ドメインコントローラサーバで管理されているユーザ情報を取得します。
Windowsのタスクスケジューラを利用することで定期的にユーザ情報の取得と更新を行うこともできます。
【画面イメージ】
ドメイン情報
2010/1/26
管理機能
Ver6.4.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
第2版更新日:2010/7/06
第3版更新日:2011/3/18
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■改良点
項目
統合
コンソール
Web
コンソール
資産サブ
マネージャ
統合
コンソール
統合
コンソール
CSVバック
アップ
日付
内容
1.アクセスポリシーをWEBアクセスポリシーとデバイスポリシーに分割しました。
【内容】
統合コンソールのポリシー表示のアクセスポリシーをWEBアクセスポリシーとデバイスポリシーに分割
2010/1/26
しました。今まではアクセスポリシー内でWEBアクセスとオフラインデバイスという2つのタブに分かれて
いましたが、より分かりやすくするためポリシー自体を分けました。尚、バージョンアップした場合でも
今までの設定は全て引き継がれます。
2010/1/26
2.デバイスポリシー設定画面で表示項目を増やしました。
【内容】
デバイスポリシー設定画面で表示項目を3個増やし、設定したいエージェントをより見つけやすく
改良しました。
3.CSVバックアップ設定で保存日数を過ぎた日付の空のデータで上書きしないよう改良しました。
【内容】
CSVバックアップ設定では保存する日付は任意で設定ができますが、その指定で対象ログの
保存日数を過ぎた日付を指定すると、空のCSVファイルがエクスポートされます。その際、以前の実行で
その日付のデータが正常にエクスポートされていても、そのファイルを上書きしてしまい、CSVファイルが
2010/1/26
空になってしまっておりました。
今回の改良で対象のログの保存日数を過ぎた日付を指定した場合はエクスポートしないようにしました。
(出力対象のログが0件の場合はエクスポートしないようにしました。)
例)リアルタイムイベントの保存日数を14日に設定。CSVバックアップを特定日指定で「前日、7日前、31日前」
の設定をしていた場合、31日前のCSVバックアップは実行しません。
4.HotFix管理のインポート・エクスポート機能を追加、表示項目選択画面を改良しました。
【内容】
HotFix管理の説明文設定画面に、インポート・エクスポート機能を追加しました。
統合
コンソール
2010/1/26
また、HotFix管理、MSOffice管理、資産管理の表示項目の選択画面、
資産情報CSV一括出力、レジストリキー管理の取得設定に、
先頭・最後尾に一気に移動できるボタンを追加しました。
レジストリキー管理の取得設定以外は、複数選択・複数同時移動も出来るようになりました。
5.ログの画面に表示される情報から直接アラームキーワードへの登録やコピーができるようになりました。
【内容】
ログ画面上に表示される情報を右クリックしてアラームのキーワードに登録したり、気になる
ログの項目やレコードをクリップボードにコピーすることができるようになりました。
キーワードの入力を行わなくてもアラームの設定ができたり、気になるログや項目をスポット
で抽出して関係者に提出しやすくなります。
【フィルタ方法の仕様】
アラームのキーワードに登録できるログと内容
統合
コンソール
2010/1/26
クリップボードにコピーできるログと項目
6.長期レポートの問題抽出の検索条件を改良しました。
【内容】
長期レポート 2010/1/26
長期レポートの問題抽出の検索条件で、印刷枚数を選択したときに「が次の値以上」「が次の値以下」が
条件に指定できるようになりました。
Ver6.4.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■改良点
項目
日付
内容
7.日付データベース作成失敗時に、アラームメールで通知ができるようになりました。
【内容】
アラームメー
サブマネージャの日付データベースの作成が失敗したことを、アラームメールでお知らせします。
2010/1/26
ル
従来の日付更新失敗アラームの一部として、日付DB作成失敗を追加しました。
Ver6.4.0.0より、日付更新処理時にチェックを行い、作成できていなかったら
「日付更新失敗アラーム」メールを送信し、また日付更新アラームにエラー内容を表示します。
8.バックアップの対象と保存先を、通常ログ(システムデータ)と長期レポートデータで選択可能になりました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、通常ログ(システムデータ)と長期レポートデータのどちらかのみ
バックアップ・リストアを行う設定、また、2種類のデータの保存先を別の場所にする設定が行えませんでした。
この仕様により、LanScope Cat用のシステムサーバの容量肥大を回避することができませんでした。
Ver6.4.0.0では、2種類のデータのどちらを保存するかを選択することができ、
且つ、それぞれ別の保存先を指定することができます。バックアップは自動・手動共に対応します。
(※SQL版のみで対応)
【画面イメージ】
バックアップ 2010/1/26
MR
9.MRのインストール時にファイルの解凍画面を表示させずにインストールできるようになりました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、MR自動インストール機能で作成したMRSETUP.EXEやMRINST.EXE
でインストールすると、ファイルの解凍画面が表示されてインストールされますが、Ver6.4.0.0より、
ログオンスクリプトでインストールする場合は、解凍画面を表示せずにサイレントでMRをインスト
ールすることができるようになりました。
2010/1/26
ログオンスクリプトによるMRのインストールを実行した時にサイレントでインストールできるように
なるため、不明な解凍画面の表示に対して端末の利用者からネットワーク管理者に問い合わせ
が発生することを回避することができます。
【解凍画面を表示せずにインストールできる条件】
Ver6.4.0.0以上のMRをログオンスクリプトでインストールする場合に対応しています。
MRSETUP.EXEやMRINST.EXEを端末でクリックしてインストールする場合、MR自動バージョン
アップを実行する場合は、従来と同じようにファイルの解凍画面が表示されます。
MR
10.スタンバイや休止状態で利用する端末の稼働時間の取得方法を改良しました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、OSのスタンバイ・休止・スリープ状態もエージェントの稼働時間としていましたが、
Ver6.4.0.0より、スタンバイ・休止・スリープ状態になることをエージェントのOFF、
スタンバイ・休止・スリープ状態からの復帰をエージェントのON、という仕様に改良しました。
【ON/OFFイベントログの仕様】
Webコンソール-エージェント稼働実績より見ることができる、エージェントのON/OFFイベントログについて、
2010/1/26
ON/OFFイベントログの「ON」には、スタンバイ・休止・スリープ状態から復帰した時刻、
ON/OFFイベントログの「OFF」には、スタンバイ・休止・スリープ状態になった時刻が含まれます。
スタンバイ・休止・スリープ状態と、エージェントのOFFを同一視するため、ON/OFFイベントログから、
スタンバイ・休止・スリープ状態にしたのか、シャットダウンしたのかの判別はできません。
【追加される通信】
スタンバイ・休止・スリープ状態は、通常のPCシャットダウン及びPC起動と同一視するため
スタンバイ・休止・スリープ状態になる時にタスクログの送信、
スタンバイ・休止・スリープ状態から復帰する時に、資産情報の送信、メッセージの表示を行います。
MR
2010/1/26
11.HotFix配布時に空白のタスクバーが出ないよう改良しました。
【内容】
HotFix配布機能を使用してHotFixをクライアントに適用している間に空白のタスクバーが表示されてお
りましたが、表示しないよう改良を行いました。
Ver6.4.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■改良点
項目
日付
内容
12.アプリケーションライセンス管理機能を追加しました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、WindowsOS・Office製品以外のアプリケーションの
ライセンス管理ができませんでした。
Ver6.4.0.0では、アプリケーションのグルーピングと保有ライセンスの入力を行うことで、
LanScope Catが既に取得しているエージェントのインストールアプリケーションの情報をもとに
自動で集計を行い、使用数と過不足数をコンソールに表示します。
【画面イメージ】
資産管理
2010/1/26
13.ウイルス対策ソフト管理機能で管理できる製品と情報を強化しました。
【内容】
ウイルス対策ソフト管理機能でトレンドマイクロ社の「ビジネスセキュリティ6.0(32bit/64bit)」、
「ウイルスバスター2010(64bit)」、「ウイルスバスター2009(64bit)」の情報が新しく管理できる
ようになりました。
また、管理対象となる各製品でスマートスキャン検索に対応し、従来型スキャン、スマートス
キャンのどちらで検索する場合でもパターンファイルの情報を管理することができるようになり
ました。
従来の検索方法で取得したパターンファイルの情報は「パターンファイルバージョン」、
スマートスキャンの検索方法で取得したパターンファイルの情報は「スマートスキャンパターン
ファイルバージョン」の項目で別々に管理します。
【画面イメージ】
資産管理
2010/1/26
【最新のパターンファイルの判定方法】
従来型スキャンのパターンファイルは「パターンファイルバージョン」、スマートスキャン型のパ
ターンファイルは「スマートスキャンパターンファイルバージョン」の項目に取得した情報を表示
します。
「パターンファイルバージョン」の情報と「スマートスキャンパターンファイルバージョン」の情報
は最新のパターンファイルの判断を別々に行います。
Ver6.4.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■改良点
項目
日付
リアルタイム
2010/1/26
イベント
内容
14.ファイル操作ログ画面で「ファイルサイズ」の情報が確認できるようになりました。
【内容】
リアルタイムイベントポリシーのファイル操作ログでは、ファイルやフォルダのコピー、移動、削
除、作成、名前変更といったファイルの操作履歴を確認することができますが、Ver6.4.0.0より、
操作したファイルのファイルサイズの情報が確認できるようになります。
ファイルサイズを取得することによって、操作したファイルの情報をより厳密に把握することが
できます。
【画面イメージ】
【ファイルサイズが取得できる条件】
ファイルサイズは、「ファイル作成」、「ファイルコピー」、「ファイル移動」、「ファイル名変更」の
操作の際に取得し、リアルタイムイベントログ、ファイル操作ログ、リアルタイムイベントモニタ、
エージェント別リアルタイムイベントの画面上にファイルサイズの情報を表示します。
15.業務時間外操作アラームの業務時間が日付をまたいで設定できるようになりました。
【内容】
LanScope Catのリアルタイムイベント、サーバ監視機能では、業務時間を設定し、設定した時
間外に操作が発生した時に業務時間外のアラームを発生させることができます。
2010/1/26
サーバ監視
従来のバージョンでは、21:00~3:00というように日付をまたいで業務時間を設定することが
機能
できませんでした。Ver6.4.0.0より、21:00~3:00というように日付をまたいで業務時間が設定
(オプション)
できるようになり、日付をまたぐ深夜の時間帯が正規の業務時間となる環境でも業務時間が
設定できるようになりました。
リアルタイム
イベント
16.プリントログとして取得する必要のない印刷情報をフィルタできるようになりました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、PDFファイルを作成した時もプリントログが発生しますが、Ver6.4.0.0
よりプリントログにフィルタ機能を追加し、プリントログとして取得する必要のないログを取得しな
いようにすることができます。
フィルタ機能は、フィルタするプリンタの名称を登録し、該当するプリンタからの印刷行為をフィル
タする方式です。
プリントポリシーの設定画面で設定することができます。
この改良により、PDF作成等、実際に印刷していない操作のログ取得を回避することができます。
【画面イメージ】
フィルタ設定画面のイメージ
プリントログ 2010/1/26
【フィルタ方法の仕様】
プリントログは、イベントビューアの各保管場所にある、スプール情報から取得しています。
・Windows NT / 2000 / XP / 2003 / Vista / 2008
対象ログ:システムログ
イベントID:10
・Windows 7 / 2008R2
対象ログ:「アプリケーションとサービスログ」-「Microsoft」-「PrintService」-「Operational」
イベントID:307
フィルタ設定を行う場合は、上記場所に記載のプリンタ名を設定してください。
フィルタチェック判断は部分一致で行い、大文字小文字は区別しません。
Ver6.4.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■改良点
項目
日付
内容
17.印刷したプリンタのIPアドレスの情報がプリントログ画面で確認できるようになりました。
【内容】
印刷したプリンタのIPアドレスの情報を取得し、プリントログの画面やプリント集計画面からプリ
ンタのIPアドレスの情報が確認できるようになりました。
また、プリント集計画面に「プリンタIP別集計画面」を追加し、プリンタのIPアドレス別に印刷結果
が集計できます。
プリンタのIPアドレスの情報を取得することにより、ネットワーク上に同じ名称のプリンタが複数
存在している場合でも、どこのプリンタから印刷されたのかが把握しやすくなります。
【画面イメージ】
プリントログ 2010/1/26
【IPアドレスを取得できる条件】
プリンタのIPアドレスの情報は、OSがWindowsNT、2000、XP、2003、Vista、2008(R2含む)、7
のいずれかで、印刷するポートを「Standard TCP/IP Port」で設定している場合に取得できます。
18.大容量のファイルの配布やアプリケーションのサイレントインストールができるようになりました。
【内容】
ファイル配布機能を強化し、大容量ファイルの配布やアプリケーションのサイレントインストール
ができるようになりました。
従来の配布機能では、ファイルの配布や配布したファイルの実行を行うことができました。
Ver6.4.0.0より、これまでの配布機能に加え、アプリケーションのインストールプログラムを該当
端末にダウンロードさせて配布し、インストール操作を事前に設定した手順で自動で進めること
ができるようになります。
また、配布方式としてMicrosoft社がWindowsアップデート機能で使用している方式を採用し、大
容量のファイルもネットワークを占有することなくバックグラウンド処理で配布することができます。
インストールに関してはイメージスクリプトを利用する方式を搭載し、どんなアプリケーションも
サイレントでのインストールの実行処理を実現しました。
【画面イメージ】
ファイル配布 2010/1/26
19.ファイル配布、HotFix配布、MR自動バージョンアップの配布先エージェントの指定をランダム化させました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、エージェントNoが連続した環境へ順番に配布を行っていたので、
複数の拠点に配布を行った場合などに、ネットワーク帯域の細い拠点のエージェントへの
ファイル配布 2010/1/26
配布が完了するまで他のエージェントへの配布がなかなか行われない、という現象が発生しておりました。
Ver6.4.0.0より、配布先のエージェントをランダムに選択し配信するため、
回線の細いエージェントへの配布が集中する確率が下がり、
他のエージェントへの配布がなかなか行われない問題が解消されます。
Webアクセス
20.WEBアクセス監視機能でLunaScape6に対応しました。
監視機能 2010/1/26
【内容】
(オプション)
WEBアクセス監視機能でLunaScape6でのタイトルログが取得できるようになりました。
Ver6.4.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■改良点
項目
日付
デバイス
制御機能 2010/1/26
(オプション)
内容
21.デバイスのシリアルNoと使用者の登録による認証形式のデバイス制御ができるようになりました。
【内容】
デバイス制御機能に「使用を許可するデバイスのシリアルNo」、「デバイスを使用する人」の登
録方式を追加し、登録した人が登録されているデバイスのみを使用できるようになりました。
この方式により、デバイスの使用者に登録されている人が使用が許可されているデバイスを使
う場合は、禁止設定、デバイスの書込み制限の設定をしている場合でも設定に関係なくデバイ
ス内のデータの読み取り、デバイスへの書込みができるようになります。
また、端末に接続されたデバイスの情報を取得し、使用を許可していないデバイスの接続情報
や、使用を許可していない人のデバイスの使用情報を検知することができます。接続履歴のあ
るデバイスの情報を蓄積し、デバイスの資産台帳を作成することもできます。
【画面イメージ】
22.デバイスポリシーに、禁止・制限の一時許可設定を追加しました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、ネットワーク管理者が許可したデバイスは使い終わったら手動で元の設定に戻す
必要がありましたが、Ver.6.4.0.0より許可する時間を前もって指定することができます。
これによって、許可設定の戻し忘れを防ぐことができます。
【画面イメージ】
デバイス制
御機能
2010/1/26
(オプション)
23.デバイスポリシーに初期設定を追加しました。
【内容】
デバイスポリシーはエージェントごとに設定するため、ポリシーが適用されているグループに
所属させた後、ポリシー画面を開き、チェックを付ける必要がありました。
今回の改良により、そのポリシーの初期ポリシーを設定できるようになり、グループに所属した
時点で、「内蔵」「外付」「制限」のチェックが自動的に付けられるようになります。
【画面イメージ】
デバイス制
御機能
2010/1/26
(オプション)
Ver6.4.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.4.0.0第2版にて、本項目を追加:2010/7/06
24.外付けデバイスの制限時に、除外設定ができるようになりました。
【内容】
デバイス制御機能で外付けデバイスを制限設定している際、「許可フィルタ設定」にて、除外設定が
できるようになりました。
このフィルタ機能により、禁止と制限両方の場合において、キーワードで許可デバイスを設定する
ことができます。
設定するキーワードは、デバイスコンポーネント名に対応しています。
許可対象の外付けデバイスのデバイスコンポーネント名を確認し、設定する必要があります。
デバイス
制御機能 2010/1/26
(オプション)
※デバイスを制限状態で、除外フィルタ設定を行う際、CD/DVDドライブやフロッピーディスクドライブ
として認識されるものは除外設定の対象外のため、設定をしても書き込みができません。
【画面イメージ】
Ver6.4.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が高の修正点)
項目
統合
コンソール
MR
日付
内容
1.スタンドアロンMRのMACアドレスが更新されない問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRの資産管理一覧でMACアドレスがインストール時から更新されない。
【影響】
正しいMACアドレスが把握できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
スタンドアロンMRを利用し、MR導入時からMACアドレスが変更になった場合に100%発生します。
【回避方法】
2010/1/26
回避方法はありません。MRをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
スタンドアロンMRは導入時のMACアドレスをそのまま識別キーとして使用しておりました。
識別キーとしての値は固定である必要があるため、一度取得したMACアドレスの取り直しは
行っておりませんでした。
このため、端末のMACアドレスが変更になっても、以前のままのMACアドレスが表示されておりました。
【対策】
スタンドアロンMRでも識別キーとは別にMACアドレスの取得を行うよう修正を行いました。
これにより、端末のMACアドレスが変更になった場合、正しい情報を資産管理一覧画面で
表示できるようになります。
2.WEBコンソールで戻るボタンが効かない問題の修正
【現象】
Webコンソールでブラウザの戻るボタン、もしくは、BackSpaceキーを押すと、
「Webページの有効期限が切れてます」というページが表示される。
【影響】
ブラウザの更新をするまでページが表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のWebコンソール
Web
【発生条件】
コンソール
2010/1/26
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のWebコンソールを使用した場合100%発生します。
【回避方法】
長期レポート
ブラウザの戻るボタンを使用しないことで回避できます。
【原因】
Ver6.3.0.0で対応した長期レポートで、キャッシュを残すとログオフできない場合があったため、
Webコンソールではキャッシュを 残さないように変更したことが原因で発生しておりました。
【対策】
長期レポートからログオフする際のリンクに現在時刻を含めることでキャッシュを使わずに
ログオフできるように修正しました。それに伴いWebコンソールではキャッシュを残すように
Ver6.3.0.0以前の処理に戻し、現象を修正しました。
MR
3.64bit端末でクライアントのPC使用率が高くなる場合がある問題の修正
【現象】
64bit端末でCPU使用率が常に20~50%ほどWMIPrvSE.exeというモジュールに占有されてしまう。
【影響】
クライアント端末での操作が遅くなる可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
64bit端末にMRをインストールした場合
【回避方法】
2010/1/26
回避方法はありません。MRをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
64bit端末で稼動するMRはアプリケーション稼働の情報を取得するためにWMIPrvSE.exeを
介して情報を取得しております。
しかし、WMIPrvSE.exeを介しても情報を取得できない場合があり、その場合には0.5秒間隔で
取得処理のループが発生しておりました。
そのため、WMIPrvSE.exeのCPU使用率が使われることになっていました。
【対策】
フルパスの取得処理を1アプリケーション1度の起動につき、1度だけ行うように修正を行いました。
この修正によりWMIPrvSE.exeのCPU使用率を0~1%に抑えております。
Ver6.4.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が高の修正点)
項目
日付
内容
4.長期レポートのデータ移行時にサーバ監視機能の保存に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
長期レポートのデータ移行時にセキュリティイベントログの保存に失敗する場合があります。
統合マネージャのアプリケーションログに以下のエラーログが出力されます。
イベントソース:LanScopeCat6 - DataShift
種類:データベースエラー
説明:LSECEVLOGテーブルへの更新に失敗しました
Description:注意:オブジェクト名の一部を変更すると、スクリプトやストアドプロ
長期レポート 2010/1/26
【影響】
長期レポートのセキュリティイベントログの閲覧ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て当てはまる場合100%発生します。
①ホスト名が同じでエージェントNOが異なるMRが存在する場合
②①に当てはまるMRで前回起動日が同じ場合
③①に当てはまるMRがインストールされている端末いずれかからのサーバ接続ログが存在する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
上記条件での長期レポート保存処理に問題がありました。サーバ監視ログ内のホスト名と一致する
サブマネージャNO、エージェントNOを紐付ける処理の中で、ホスト名での主キー違反が起こっておりました。
【対策】
同処理内で主キー違反が発生しないよう修正しました。
ホスト名が同じMRのデータがある場合・・・前回起動日が一番新しいMRの情報が入ります。
ホスト名が同じMRで前回起動日も同じデータがある場合・・・サブマネージャNO、エージェントNO
の大きなMRの情報が入ります。
5.マネージャサーバを移行すると、完了済みのファイル配布・HOTFIX配布の設定が再度有効になり、
ファイルを配信しようとする問題の修正
【現象】
サーバ移行のタイミング(サブを新規インストールし、登録同期処理後)で、移行前に設定していた
ファイル配布設定、 HotFix配布設定が有効になってしまう。そのため以下の現象が生じます。
・設定は有効になるが移行後のサーバには、配信するファイルがないので配布は行われない。
・すでに配信が完了しているものも動き出し、結果ログが上書きされる
ファイル配布の場合・・「サブマネージャでファイル取得に失敗しました」
HotFix配布の場合・・・「エージェントで他のHotFixをインストール中のため配布できません」
・過去の全ての設定が有効になるので、それが大量にある場合、新たに配布設定をおこなっても、
それがなかなか 実行されなくなる
【影響】
新しく配布設定をおこなっても以前の設定分が全て完了するまで、配布されません。
ファイル配布 2010/1/26
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
サーバ移行でサブマネージャを移設(もしくは再インストール)した場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル配布サブマネージャの同期処理に問題がありました。
既に旧サーバで完了済みの配布設定が、新サーバでの同期処理の実行時に完了前の
状態に戻ってしまっており、再度配布されるようになっておりました。
【対策】
ファイル配布サブマネージャの同期処理時に、ファイル配布・HOTFIX配布の設定は同期しない
ように修正しました。この修正によりサーバ移行後は以前の設定は引き継がないようになります。
配布設定のスケジューリングなどしていた場合は再度設定を行う必要があります。
Ver6.4.0.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
日付
内容
1.アプリケーション稼働管理のエージェント別タスク集計からユーザ別出力を行うとエラーになる場合
がある問題の修正
【現象】
アプリケーション稼働管理のエージェント別タスク集計からユーザ別出力を行うと、
「プロジェクトLspccsl.exeがEoleExeptionクラスの例外を生成しました。」というエラーメッセージが表示され
データエクスポートができません。
【影響】
アプリケーション稼動管理のエージェント別タスク集計からユーザー別出力を正常に行えません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
統合コンソー
【発生条件】
2010/1/26
ル
下記条件に全てあてはまる場合に100%発生します。
①アプリケーション稼動管理のエージェント別タスク集計を選択したグループの配下に多数の
グループが存在する
②①で開いた画面を右クリックし、ユーザー別出力でデータエクスポートする
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.2.0.0でこの画面のデータエクスポート処理の修正を行いましたが、その修正内容に問題があり
上記現象が発生しておりました。
【対策】
上記問題を修正し、ユーザー別出力でも正常にデータエクスポートできるように修正しました。
2.長期レポート画面でアプリケーションID監査ログが正しく表示されない問題の修正
【現象】
長期レポートの問題抽出画面で、アプリケーションID監査の不正ID作成の抽出条件に
時間外操作が含まれておらず、アラームログが正しく表示されておりませんでした。
【影響】
長期レポートの問題抽出画面時間外操作によるID作成、ID削除のアラームログが表示されません
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のマネージャ
長期レポート 2010/1/26
【発生条件】
上記バージョンであれば100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
不正ID作成、不正ID削除を抽出する条件に時間外アラームを含めておりませんでした。
【対策】
不正ID作成、不正ID削除の抽出する条件に時間外アラームを含めるよう修正しました。
MR
3.WindowsVista/7で、MRのインストールに失敗する場合がある問題の修正
【現象】
Windows Vista 及び Windows 7 の新機能 『多言語ユーザーインターフェース機能』 を使用した場合、
MRが表示言語を正しく認識できないため、インストール時のMACアドレス取得に失敗する。
また、表示言語とは別の言語でMACアドレス入力画面が表示される。
【影響】
エージェントのインストールに失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
Windows Vista 及び Windows 7 の新機能 『多言語ユーザーインターフェース機能』 を使用し、
日本語OSで表示言語を英語に設定 もしくは 英語OSで表示言語を日本語に設定 している場合に
発生します。
2010/1/26
【回避方法】
OSの表示言語(システムロケール)とログオンユーザごとの表示言語(ユーザーロケール)を
合わせる
【原因】
MRはインストール時にOSの表示言語(システムロケール)を取得して、表示言語が日本語か
それ以外(英語)かを判断することで、MACアドレス取得の為のIPCONFIGの結果を日本語で
読むか、英語で読むか決めております。
しかし、 『多言語ユーザーインターフェース機能』 はOSの表示言語(システムロケール)とは
別にログオンユーザごとの表示言語(ユーザーロケール)を選べる機能であるため、IPCONFIG
の結果を本来の表示言語とは別の言語で読んでしまい、MACアドレスの取得に失敗しておりました。
【対策】
MRは今までに取得していたOSの言語(システムロケール)とは別に、ログオンユーザごとの
表示言語(ユーザーロケール)を レジストリから取得して、ログオンユーザごとの表示言語
(ユーザーロケール)があれば、そちらを使うように修正しました。
Ver6.4.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が中程度の修正点)
項目
ポリシー設
定
日付
内容
4.資産管理サブマネージャの再登録/同期処理で不要なフィルタ設定がダウンロードされてしまい、
ログが取得できなくなる問題の修正
【現象】
資産管理サブマネージャの再登録/同期処理を行った際に、各種ポリシーのフィルタ設定で
大元のチェックが外れているにも関わらず、フィルタ設定内でチェックが入っているアプリケーション
がフィルタされてしまいます。該当の設定は以下の4つです。
・アプリケーション稼動ポリシーのフィルタ設定/アプリケーション新規起動アラームのフィルタ設定
・リアルタイムイベントポリシーのイベントフィルタ設定/ファイル情報ポリシーのフィルタ設定
【影響】
フィルタ内に設定されているアプリケーションからのログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
2010/1/26
【発生条件】
以下の条件を全て満たす場合に100%発生します。
①各ポリシー内でフィルタ設定を行ってから大元のチェックを外します。
②資産管理サブマネージャの再登録/同期を行います。
【回避方法】
各ポリシー内で再設定を行うことで回避することができます。
【原因】
資産管理サブマネージャの同期処理に問題がありました。
本来大元のチェックが付いているフィルタ設定のみダウンロードすべきところをチェックが付いて
いないフィルタ設定もダウンロードしておりました。
【対策】
資産管理サブマネージャの同期処理を修正し、上記4つの設定でも大元のチェックが付いて
いる場合のみ同期処理でダウンロードするよう修正しました。
5.サーバ移行後、サーバ監視機能の休日操作アラームが上がってこなくなる問題の修正
【現象】
サブマネージャ再登録後、サーバ監視機能で設定した休日操作アラームが上がってこなく
なります。
【影響】
再登録同期後、サーバ監視機能の休日アラームが上がってこなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0
【発生条件】
サーバ監視
下記条件に全てあてはまる場合に100%発生します。
機能
2010/1/26
①サーバ監視機能の休日操作アラームを設定している
(オプション)
②サーバサブマネージャの再登録/同期を行う
【回避方法】
サーバ監視機能のアラーム設定タブで再度休日設定を行うと復旧します。
【原因】
サーバサブマネージャの再登録同期を行った際に、統合マネージャに設定されている
休日設定の情報がサブマネージャにダウンロードされないことが原因でした。
※同期処理のログ内では完了しているように見えております。
【対策】
サーバサブマネージャの同期処理を修正し、再登録同期時に休日設定をダウンロードする
よう修正しました。これによりサーバ移行後も正常に休日操作アラームが取得できます。
Ver6.4.0.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
1.サーバ監視機能のフォルダ表示の操作で統合コンソールが操作できなくなる問題の修正
【現象】
フォルダ表示のファイルサーバを選択し、「*」キーを押すと統合コンソールが操作できなくなる
場合があります。
【影響】
統合コンソールが操作できなくなります。統合コンソールを強制終了する必要があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンの統合コンソール
【発生条件】
監視対象のサーバのフォルダが大量にある状態で、フォルダ表示のサーバエージェントを選択して
2010/1/26
「*」キーを押すことで発生する場合があります。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
「*」キーをクリックすることでフォルダ表示のツリーを全て表示する処理になっており、
この場合大量のフォルダ情報取得の処理が行われるため、コンソールが操作できなくなっていました。
他のツリー表示は1階層のみ表示する制御を行っておりますが、フォルダ表示のみ制御ができて
おりませんでした。
【対策】
フォルダ表示でも「*」キーを押しても1階層のみ展開しないよう制御を加えました。
統合
コンソール
2.WEBアクセスログからアラームキーワードを設定しようとするとエラーになる場合がある問題の修正
【現象】
サブマネージャ間移動をしているエージェントを含むグループからWEBアクセスログを表示し、
右クリックでアラームキーワードを設定しようとすると「アラームキーワードの追加に失敗しました。」
と表示される場合があります。
【影響】
WEBアクセスログ画面上からのアラームキーワードの追加ができなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の全ての条件を満たした場合に100%発生します。
2010/1/26
①サブマネージャ間移動しているMRを、同一サブマネージャに属しているMRが存在しない
ポリシーに適用する
②WEBアクセスログの右クリックメニューから設定したアラームキーワードを削除する
③再度右クリックメニューから②と同じアラームキーワードを設定しようとする
【回避方法】
WEBアクセスポリシー内からアラームキーワードを設定する
【原因】
アラームキーワードの削除処理に問題がありました。削除する際に対象となるサブマネージャNO
を誤っており、削除すべきキーワードが残ったままになっておりました。
【対策】
削除処理を修正し、正しくサブマネージャNOを判断し、上記エラーが出ないようにしました。
統合
コンソール
3.クライアント表示とポリシー表示でグループの並びが一致しない場合がある問題の修正
【現象】
クライアント表示のグループの並び替えを行った場合に、ポリシー表示内のグループの
並びが変わらず、二つの表示で並びが一致しなくなります。
【影響】
表示上の問題であり、影響はございません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
2010/1/26
以下のいずれかの操作を行った場合に発生します。
1.クライアント表示でグループの並び換えを行った場合
2.親グループへの移動を行った場合
【回避方法】
統合コンソールを開きなおすことで正しい並びで表示されます。
【原因】
クライアント表示のグループ並び替え、親グループへの移動を行った場合に、再表示処理を
行っていなかったため発生します。
【対策】
上記操作を行った場合も再表示処理を行うよう修正しました。
Ver6.4.0.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
4.プリント集計画面のプリンタ別集計で同じ日のログが集計されない問題の修正
【現象】
統合コンソールのプリント集計画面のプリンタ別集計タブで、右側のグリッドに表示される集計で
同じ日付に上げたプリントログが集計されません。
(例:プリンタA、Bで印刷したログ)
2009/12/05 12:00 プリンタA 2
枚
2009/12/05 13:00 プリンタA 3
枚
(今回の誤った集計)
2009/12/05 プリンタA 2
枚
2009/12/05 プリンタA 3
枚
印刷した時刻が違うだけで
集計が分けられる
(本来の正しい集計)
2009/12/05 プリンタA 5
枚
2009/12/06 プリンタB 6
枚
印刷した時刻が違っても日付
が同じなら集計される。
【影響】
プリンタ別集計画面の集計が、印刷した時刻で分かれて集計されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件を全て満たす場合に100%発生します。
1.OracleDatabase版をご使用のユーザー様(SQLServer版では発生いたしません。)
2.プリント集計画面で日報表示をしている
3.同日に同じ内容のプリントログが2件以上発生
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
プリントログの集計を行う際に日付を集計するクエリに問題があり、時刻まで含めて集計してしまっており
全てのログが別々の集計をされておりました。
【対策】
上記問題を修正し、正しく日付で集計されるように修正しました。
統合
コンソール
2010/1/26
統合
コンソール
5.プリント集計画面にある右クリックメニューから集計画面の切り替えができない問題の修正
【現象】
プリント集計画面でログデータを右クリックを押したときに表示されるメニューから他の集計画面を
選択しても 選択した集計画面が表示されない場合がありました。
【影響】
プリンタ集計画面の右クリックでの集計画面切り替えができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
2010/1/26
【発生条件】
各集計画面の左側の画面に表示されるログデータが5001件以上存在する場合に100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
プリントログの集計画面の右クリックした際の処理に問題があり、画面の切り替えができて
おりませんでした。
【対策】
上記処理を修正し、正常に画面の切り替えができるようにしました。
統合
コンソール
6.資産管理一覧画面でフィルタ後のいくつかの資産項目が正しく表示されない問題の修正
【現象】
①資産管理一覧画面で、フィルタを実行すると「プラットフォーム」のデータが数字で表示されます。
※32bitの場合は「0」で、64bitの場合は「1」で表示されます。
②資産管理一覧画面で、フィルタを実行すると日付で表示している項目(「期限」「登録日」「導入日」
「購入日」)が日付形式で表示されません。
【影響】
資産管理一覧画面で正しく情報が把握できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0のマネージャ
2010/1/26
【発生条件】
以下の条件を全て満たす場合に100%発生します。
・資産管理一覧画面に「プラットフォーム」「期限」「登録日」「導入日」「購入日」を表示させている場合
・資産管理一覧画面上で右クリックし、フィルタを行った場合
・現象②はOracleDatabase版でのみ発生します
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
フィルタ後の画面表示処理に問題があり、正しい表示ができておりませんでした。
【対策】
上記問題を修正し、正しく表示されるよう修正しました。
Ver6.4.0.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
統合
コンソール
資産管理
Web
コンソール
日付
内容
7.ウィルス対策ソフト画面のパターンファイルバージョンが最新判断が正常にできない場合がある問題の修正
【現象】
①ライセンスを与えられていないMRが最新のパターンファイルバージョンであった場合に、
ウィルス対策ソフト管理画面の行が全て赤く表示されてしまいます。(最新でないと判断されるため)
②ライセンスを与えられていないMRもしくはスタンドアロンMRが最新のパターンファイルバージョンで
あった場合に、WEBコンソールの「ウィルス対策ソフト管理画面」の最新パターンファイル番号にその
バージョンが表示されてしまいます。
【影響】
最新のパターンファイルバージョンがウィルス対策ソフト管理画面から確認できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
2010/1/26
【発生条件】
ライセンスが与えられていないMR、
もしくはスタンドアロンMRのパターンファイルバージョンが最新であった場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
パターンファイルが最新かどうかの判断対象にライセンスが与えられていないMRやスタンドアロン
MRも対象に含めておりました。
【対策】
パターンファイルが最新かどうかの判断対象にライセンスが与えられていないMRやスタンドアロン
MRも対象から外すよう修正しました。
8.WEBコンソールの表示権限設定が部分的にしか反映されない場合がある問題の修正
【現象】
クライアント表示のグループ数が多いと、Webコンソールの表示権限設定画面で全てチェックしても
途中までしか設定されず、再度表示権限画面を開くと下のほうのグループにチェックが入っていない
場合がありました。
【影響】
表示権限を与えたはずのグループの情報が閲覧できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
発生条件の詳細は不明です。環境に依存する形で発生することを確認しています。
2010/1/26
例: Win2003 IIS6.0 ・・・ 1300グループ以上程度で生じる
Win2008 IIS7.0 ・・・ 250グループ以上程度で生じる
※上記例は参考値です。必ずしもこの数以上とは限りません
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
部署数が多くなるとIISで処理するデータ数が比例的に大きくなります。
環境によって一度に処理できるデータ量に限度があり、処理し切れなかったグループ設定が
されておりませんでした。
【対策】
処理するデータ量を分割処理することでグループ数が多くなっても問題なく設定できるよう
修正しました。
9.統合マネージャ、資産管理サブマネージャのアップデートに失敗する問題の修正
【現象】
Ver6.3.0.0環境から、それ以上のバージョンにアップデートする際、Interop.WSMan.Automation.dll
の上書きが失敗し マネージャのアップデート処理が失敗します。
【影響】
1度失敗しても再度アップデートを実行することで成功します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.1.0
【発生条件】
発生条件の詳細は不明です。環境に依存する形で発生することを確認しています。
アップデート 2010/1/26
【回避方法】
再度アップデートを実施することで成功します。
【原因】
アップデート時にはマネージャのサービスを停止するが、サービスを停止してもInterop.WSMan.Automation.dll
が開放されるまでに若干のタイムラグが発生しておりました。そのため、該当ファイルを上書きしようとしても
共有違反になるため失敗しておりました。
【対策】
アップデート開始前にそのマネージャが持つ各プロセスが終了していることを確認する処理を追加しました。
また統合マネージャと資産管理サブマネージャについてはDLLの開放を待つため、1秒待機する処理も
加えております。
Ver6.4.0.0 - 15-
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
10.長期レポート保存失敗時のアラームメールが不要なタイミングで送信される問題の修正
【現象】
長期レポート保存失敗時に送信されるアラームメールが、当日初回スケジュール更新後以外
(2回目以降のスケジュール更新完了後)にも送信されてしまいます。
長期レポートの保存処理は1日に1回(初回のスケジュール更新完了後)のみ行われるため、
アラームメールも初回スケジュール更新失敗後のみ失敗した場合に送信されるべきところが、
1回目の長期レポートデータ保存に失敗していた場合には2回目以降のスケジュール更新
完了後にもアラームメールが送信されてしまう現象となります。
【影響】
不要なアラームメールが送信されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
長期レポート 2010/1/26
【発生条件】
以下の全ての条件を満たす場合に100%発生します。
1.長期レポート保存失敗のアラームメール送信設定を行っている
2.長期レポート保存失敗が発生した場合
3.失敗した当日中に再度スケジュール更新設定を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
スケジュール更新実行完了後の処理に問題があり、2回目以降のスケジュール更新時にもアラームメール
を送信しておりました。2回目以降のスケジュール更新実行時には長期レポートの保存処理は行われておら
ず、1回目の失敗の結果を誤ってアラームメールとして送信してしまっておりました。
【対策】
2回目以降のスケジュール更新完了後にはアラームメールを送信しないよう修正しました。
11.長期ログ保存日数が小さい場合にDB自動バックアップの保存でAPエラーが発生する問題の修正
【現象】
長期レポートのデータ保存日数を8日未満に設定している場合に、データベースの自動バックアップ
保存処理でDBが存在しないため、バックアップに失敗し、以下のアプリケーションログが出力されます。
イベントソース:LanScopeCat6-EPMgr
種類:データベースエラー
説明:LSPMMS_LLOG*********のバックアップに失敗しました。
Description:エントリがデータベース'LSPMMS_LLOG********'の
sysdatabasesに見つかりませんでした。
長期レポート 2010/1/26
【影響】
アプリケーションログにエラーが出力されます。※既にバックアップ済みのデータベースのため、エラーが
出ていても問題は発生しません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6のVer6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の全ての条件に当てはまる場合に100%発生します。
①長期レポートのデータ保存日数が8日未満である
②SQLServer版である
③統合コンソールの環境設定で自動バックアップ設定を行っている
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にする必要があります。
【原因】
自動バックアップの実行時に既に削除されている日付のデータベースの保存処理を行おうとしていた
ことが原因で発生しておりました。
【対策】
自動バックアップ実行時にデータベースが存在するかどうかをチェックしてから実行するように修正
しました。
Ver6.4.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
12.長期レポートの「問題抽出」のログ画面で印刷枚数の情報が正しくソートできない問題の修正
【現象】
長期レポートの「問題抽出」のログ画面で印刷枚数の項目をソートすると、数値の昇順、降
順ではなく文字列でソートされ、印刷枚数の多い順、少ない順に並び替えることができませ
ん。
本来のソート :1/2/3/4/5/6/7/8/9/10
発生する現象:1/10/2/3/4/5/6/7/8/9
【影響】
印刷枚数の多い順、少ない順に並び替えることができません。
【発生バージョン】
長期レポート 2010/1/26
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上の長期レポート
【発生条件】
1回の印刷で10枚以上印刷したログが存在する状態で、問題抽出のログ画面から印刷枚数
でソートを行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
印刷枚数を文字列でソートするように処理しているため発生します。
【対策】
画面の表示は文字列で行い、ソートする際は数値型でソートするように変更し、印刷枚数の
多い順、少ない順に表示できるように修正しました。
13.長期レポート画面のアプリケーションID監査の情報が正しく表示されない問題の修正
【現象】
長期レポートのアプリケーションID監査の以下のデータが正しく表示されません。
・操作回数超過のチェックを入れると不正エージェント操作のデータが表示されます。
・不正エージェント操作のチェックを入れると操作回数超過のデータが表示されます。
【影響】
不許可エージェントによるID作成、ID削除のログ、
操作回数超過によるID作成、ID削除のログは表示されますが、
時間外操作によるID作成、ID削除のログが表示されません。
【発生バージョン】
長期レポート 2010/1/26
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
アプリケーションID監査のアラーム設定で操作回数アラームと不許可エージェントの設定を行い、当該
画面を表示した場合に100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
操作回数超過と不正エージェント操作のチェックを判断する条件が逆になっておりました。
【対策】
上記条件を正しく判断するよう修正しました。
14.CSVバックアップ設定の保存先にネットワークドライブを指定することができる問題の修正
【現象】
CSVバックアップ設定の保存先に指定できるドライブは、統合マネージャサーバのローカル
ドライブのみ指定できることが正しい仕様ですが、ネットワークドライブに割り当てたドライブ
を保存先に指定して設定することができてしまいます。
【影響】
割り当てたネットワークドライブを保存先に指定している場合、CSVバックアップの実行が失
敗し、CSVファイルが作成されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
CSV
2010/1/26
【発生条件】
バックアップ
統合マネージャサーバにネットワークドライブを割り当て、そのネットワークドライブをCSVバ
ックアップの保存先に指定する場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
保存先に指定したパスがネットワークドライブの場合、ドライブレターが適用されてローカル
ドライブと判断するため、保存先に指定することができるようになっています。
【対策】
保存先に指定したパスをUNCパスに変換してローカルドライブ、ネットワークドライブのどち
らであるかを判断し、ネットワークドライブの場合は設定できないように修正しました。
Ver6.4.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
スケジュー
ル
設定
15.スケジュール設定の実行が失敗する問題の修正
【現象】
スケジュール設定の実行時にWebアクセス、リアルタイムイベントの更新が失敗する場合
があります。
【影響】
最新のWebアクセスログ、Webアクセスアラームログ、リアルタイムイベントログの情報
が統合コンソール、Webコンソールから確認することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat Ver6.1.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
データベースがOracle Databaseの環境で、以下のいずれかの条件に合致する場合に発生します。
1.タイトル、または、URLに255バイトを超える文字列が書き込まれたログがWebアクセスサ
ブマネージャに書き込まれている
2010/1/26
2.アップデートログのフルパスに520バイトを超える文字列が書き込まれたログがWebアク
セスサブマネージャに書き込まれている
3.リアルタイムイベントログのフルパスに520バイトを超える文字列が書き込まれたログが
リアルタイムイベントサブマネージャに書き込まれている
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
データサイズを切り捨てる処理に問題があり、統合マネージャに格納できないサイズで
データを書き込もうとして失敗するため発生します。
【対策】
データサイズを切り捨てる処理を変更し、上記条件のログがサブマネージャに格納されて
いる場合でもスケジュール設定の際に統合マネージャのデータベースへの書込みが成功
するように修正しました。
CSV一括出
力
16.資産情報CSV一括出力が実行できない問題の修正
【現象】
統合コンソールのクライアント表示画面を右クリックして「資産情報CSV一括出力」を選択した
り、コマンドアイコンから「資産情報CSV一括出力」を選択しても「資産情報CSV一括出力」の
設定画面が表示されない場合があります。
【影響】
資産情報CSV一括出力機能からデータをエクスポートすることができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
発生条件の詳細は不明です。環境に依存する形で発生することを確認しています。
2010/1/26
【回避方法】
統合コンソールのインストールフォルダ内にある「LspInvCsv.exe」を直接クリックする、または、
統合コンソールを別の端末にインストールして「資産情報CSV一括出力」を実行する方法で
回避できます。
【原因】
資産情報CSV一括出力機能は、統合コンソールからLspInvCsv.exeを起動させて実行してい
ますが、LspInvCsv.exeを呼び出す際に指定するフルパスにダブルクオーテーションを付与し
ていないことに起因してLspInvCsv.exeが起動できないため発生します。
【対策】
統合コンソールからLspInvCsv.exeを呼び出すためにフルパスを指定する際に、ダブルクオー
テーションを付与するように変更し、統合コンソールから資産情報CSV一括出力が実行でき
るように修正しました。
Ver6.4.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
MR
17.アプリケーションID監査でLspEvmonのメモリ使用量が一時的に増大する場合がある問題の修正
【現象】
アプリケーションID監査機能で、WEBアプリケーションの監査を設定している場合に、LspEvmon.exe
のメモリ使用量が一時的に増大する場合がありました。
【影響】
クライアント端末上でメモリ使用量が一時的に増大し、端末操作が重くなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のMR
【発生条件】
2010/1/26
発生条件の詳細は不明です。環境に依存する形で発生することを確認しています。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
アプリケーションID監査機能でのWEBアプリケーションのログ取得処理に問題がありました。
LspEvmon.exeはWEBアプリケーションで取得した情報をタブ区切り文字で分割して処理を行っています。
ごくまれにタブ区切り文字の文字列判断が正確に行われない場合があり、データの分割ができていなかった
ため、LspEvmon.exeのメモリ使用量が増大する場合がありました。
【対策】
タブ区切り文字判断の処理を改良し、上記現象が発生しないよう修正しました。
MR
18.Hotfix配布の配信後の実行に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
Hotfix配布の配信後の実行に失敗し、以下のエラーメッセージが表示される場合があります。
「コマンドラインオプションの構文エラーです。Command/?を入力するとヘルプが表示されます。」
【影響】
Hotfixが正常に実行されません。(統合コンソールの結果ログの実行結果は「成功」となります。)
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
2010/1/26
Hotfix配布設定を使用し、以下の条件を全て満たす場合に100%発生します。
1.配布先フォルダのフォルダパスに全角文字が含まれている場合
2.配布先フォルダのフォルダパスに半角スペースが含まれていない場合
【回避方法】
配布先フォルダを変更し、上記条件に合致しないフォルダを指定する
【原因】
実行ファイルのファイルパスを”ダブルクォーテーションで囲っていなかったために発生しておりました。
【対策】
実行ファイルのファイルパスを”ダブルクォーテーションで囲むよう修正しました。
MR
19.配布後の実行に失敗すると、それ以降に配布されたファイルの配布後の実行が行われない場合がある
問題の修正
【現象】
Ver6.3.0.0のMRで配布実行に失敗すると、それ以降のファイルの配布実行が
実行されなくなる場合があります。
配布実行に失敗したファイルは実行結果が「失敗」の結果が表示され、 それ以降に配布されたファイルの
結果ログについては配布は「成功」になるが実行は未実行を表す「-(ハイフン)」になります。
実際にクライアント側でも配布されたファイルの実行は行われません。
【影響】
ファイル配布とHotfix配布にて、配布に成功するが実行されません。MRが再起動するまで継続します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のいずれかの条件に当てはまる場合に発生します。
2010/1/26
①Vista以降のOS(32bit / 64bit)にてファイル配布で実行ファイルの拡張子がクライアントで 関連づけが
されていない場合
②Vista以降の64bitOS環境にて、ファイル配布とHotfix配布を行った際に実行前に行うIntellactive Service
Detection(対話型サービスを表示するサービス)を起動させる際にエラーが発生した場合
【回避方法】
現象が発生している該当の端末(MR)を再起動させることで正常な状態に戻ります。
その場合、実行されなかった配布設定は再度配布設定をし直す必要があります。
【原因】
Ver6.3.0.0のMRにてファイルの実行が失敗した場合の処理に問題がありました。
MRではVista以降のOSでの配布実行の際には、実行させる配布ファイルの情報をリストで保持しています。
本来実行が失敗した場合には、実行処理を中止し、そのリストから該当のファイルの情報を削除する必要が
ありましたが、削除ができておりませんでした。そのため、MRが再起動するまで何度も該当のファイルの実行
処理を行い、新たに追加された配布ファイルの実行処理ができておりませんでした。
【対策】
上記問題を修正し、1つのファイル実行が失敗した場合でも次のファイルの実行ができるようにしました。
Ver6.4.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
MR
20.ファイル配布でIE8からファイルを開く場合、一部のファイルが正常に表示されない場合がある問題の修正
【現象】
Vista以降のOSへIE8で開くファイルの配布実行を行った場合に、一部のファイルが正常に開かない場合が
あります。その際、クライアント側でファイルが表示できない旨のエラーメッセージが表示されます。
【影響】
クライアント側でファイルが開くことができない旨のエラーメッセージが表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の条件を全て満たした場合に発生する場合があります。
・Vista以降のOSへの配布実行
2010/1/26
・実行ファイルに関連付けられたアプリケーションがIEの場合
(ただし、Ver.8.0.6では発生せず、Ver.8.0.7で発生したことを確認しております。)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
配布したファイルを実行する際の実行文字列に半角スペースが入るように内部処理されておりました。
ほとんどのファイルは半角スペースが入っていても問題なく実行できておりましたが、IE8(Ver8.0.7)の
場合は半角スペースが正しく読み込めないため、正常に実行ができておりませんでした。
【対策】
上記処理を修正し、半角スペースが入らないよう処理を行うようにしました。
MR
21.ファイル配布の配布結果が正しく表示されない問題の修正
【現象】
ファイル配布機能で、配布対象のPCとは別のPCにファイルを配布しようとする場合があります。その際、
配信結果が未配布、実行結果が成功、詳細説明が「配布したエージェントのIPアドレスは、現在別の
エージェントが使用中です」となります。
【影響】
配布結果が正しく表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の全ての条件に当てはまる場合に発生します。
①端末Aで配布/実行が成功する
2010/1/26
②端末AのIPアドレスは、端末Bが前日に使用していた(DHCP環境などで起こりえます。)
③端末Bは当日に起動していない
④端末Bに対して配布設定を行うと、端末Aに配布設定が届くため、結果ログが現象のようになります。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.4.0.0以上にする必要があります。
【原因】
送信対象のMRのエージェントNOが、ファイル配布サブマネージャから受け取った通信にある
エージェントNOと異なる場合、そのエージェントは配布を受け取りませんが、
その際のマネージャへの応答処理が初期化しておらず、前回の実行結果をそのまま返しておりました。
【対策】
ファイル配布、HotFix配布ともに、受け取った端末のエージェントNOと通信に含まれるエージェントNOが
一致しない場合の応答処理で実行結果の初期化を行うよう修正しました。
MR
22.HotFix配布の実行中メッセージが1秒で閉じてしまい、実行完了のメッセージが出てしまう問題の修正
【現象】
HotFix配布で実行中メッセージを表示するようにしていると、実行中メッセージは表示されるが
すぐに閉じてしまい、実行後メッセージが表示される場合があります。
【影響】
実行完了していないにも関わらず実行完了のメッセージが出てしまうため、実行中にOS再起動を
行い、適用に失敗する可能性が考えられます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
2010/1/26
以下の条件を全て満たす場合に100%発生します。
1.クライアントのOSがWindows2000、XP、2003である場合
2.HotFix配布実行時に実行権限を付与している場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
実行中メッセージは実行するHotfixがタスクマネージャのプロセスに上がっている間表示される仕様ですが、
HotFixの起動途中(まだプロセスに上がっていない)状態で、プロセスチェックをしてしまい、
終了したと誤判断してしまっておりました。
【対策】
Hotfixプロセスのチェック方法を変更し、上記問題を修正しました。
Ver6.4.0.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
MR
日付
内容
23.ファイル配布機能で配布後の実行に失敗しても結果が成功になる場合がある問題の修正
【現象】
ファイル配布機能の配布後の実行で、一部の拡張子のファイルが実行に失敗しても結果が成功に
なる場合があります。
①以下の組み合わせの場合は実行はしますがクライアント側に何も表示されません。
「.cab」(キャビネットファイル)・・・Win7、Win2008R2、Win2008、WinVista、WinXP、Win2000、Win98SE
「.lzh」(圧縮ファイル) ・・・Win7、Win2008R2、Win2008
「.zip」(圧縮ファイル) ・・・Win7、Win2008R2、Win2008、WinVista
②以下の組み合わせの場合は実行はしますがエラーダイアログが表示されます。
「.eml」(E-Mailファイル) ・・・WinXP、Win2000、WinNT、Win98SE
「.nws」(Outlook Expressのニュースメッセージファイル)・・・WinXP、Win2000、WinNT、Win98SE
【影響】
クライアント側でファイルの実行ができていないことが結果ログから把握できません。
【発生バージョン】
2010/1/26
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
アプリケーションと拡張子が関連付けられていない状態の環境に配布した場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.4.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.3.0.0で実装しましたパラメータつきの実行処理の中で、
以下のパラメータは正しく実行できておりませんでした。
・「/idlist,%I,%L」⇒「<ファイルパス+パラメータ>」
・「 :%1」⇒「:<ファイルパス+パラメータ>」
・「 ,%1」⇒「,<ファイルパス+パラメータ>」
・「,%L」⇒「,<ファイルパス+パラメータ>」
【対策】
上記パラメータも正しく実行できるよう修正しました。
24.Ver6.2.0.0で新しく対応したブラウザのWEBアクセスログが取得できない場合がある問題の修正
【現象】
Ver6.2.0.0で新しく対応した以下のブラウザで閲覧したWEBアクセスログが取得できない場合があります。
①NetScape、②FireFox、③Opera、④Google Chrome、⑤Sleipnir、
⑥LunaScape、⑦Donut Q、⑧Donut RAPT、⑨unDonut+mod
【影響】
この現象が発生した場合はWEBアクセスログが取得できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
Webアクセス
以下の条件①かつ②、①かつ③、①かつ④のいずれかに当てはまる場合に発生します。
監視
2010/1/26
① 同じポリシーに所属しているエージェントが同一サブ内で1台のみの場合
(オプション)
② 「資産情報を取得する」にチェックを付けてポリシー配信を行った場合
③ 新規インストール時にポリシーがあたっていてエージェントが所属していない部署にインストールした場合
④ デュアルブートを行える環境で、それぞれのOSにMRをインストールしている状態で
OSを切り替えて起動した場合
【回避方法】
MRを再起動することで正しくポリシーが適用され、WEBアクセスログが取得できるようになります。
【原因】
MRにポリシーを適用させる処理の一部に問題があり、新しく対応したブラウザのログを取得する
上記条件ではポリシーが適用されておりませんでした。
【対策】
ポリシーの適用処理を修正し、正しくポリシーが適用されるよう修正しました。
Ver6.4.0.0 - 21 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-17
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/1/26
LanScope Cat Ver6.4.0.0
■修正点(影響度が小さい修正点)
項目
日付
内容
25.業務時間内のアプリケーションの操作が業務時間外アラームになる問題の修正
【現象】
アプリケーションID監査機能の業務時間外アラームを設定している環境で、業務時間内の
アプリケーションの操作が業務時間外アラームになる場合があります。
【影響】
どの時間にアプリケーションを操作しても業務時間外アラームと判断されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
アプリケー
業務時間外操作アラームの業務時間を日付をまたいで設定した場合
ション
2010/1/26
例:)業務時間の設定を「21:00~3:00」で設定した場合
ID監査機能
この場合、0:00~21:00の操作が早朝アラーム、21:00~23:59:59の操作が深夜アラーム
(オプション)
になります。
【回避方法】
業務時間を日付をまたがないように設定する方法で回避できます。
【原因】
業務時間は日付をまたいだ時間帯で設定することができますが、アラームの判定が日付を
またいだ場合を考慮した処理を行っていないため発生します。
【対策】
業務時間を日付をまたいだ時間帯で設定していても、アラームの判定が正しくできるように
修正しました。
Ver6.4.0.0 - 22 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.4.1.0:2010年2月22日 16:46:56) EPMgr(6.4.1.0:2010年2月23日 9:05:06) INVMgr(6.4.0.0:2010年1月20日 21:53:34)
TSKMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:06) REVMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:02) FDLMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:54)
WACMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:10) SVRMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:04) DTCMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:50)
Webcsl(6.4.1.0) MR(6.4.1.0:2010年2月22日 16:46:52) SA(6.4.0.0:2009年12月14日 9:57:58) DA(6.4.0.0:2009年12月14日 9:57:22)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.4.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.4.0.0からの改良点はありません。
Ver6.4.1.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が高の修正点)
項目
日付
内容
1.資産インポートを行うと、異なるエージェントのデータに更新されてしまう問題の修正
【現象】
サブマネージャが2台以上ある環境でMR端末のインポート機能を使用し、「エージェント名」
「エージェントタイプ」「期限」のデータインポートを行うと、インポートファイル内にある同一
エージェントNOの最後のエージェントNOのデータで上書きされてしまいます。
統合マネージャのデータベース
サブマネージャのデータベース
サブ
エージェント エージェント エージェント
マネージャNO
NO
名
タイプ
サブ
エージェント エージェント エージェント
期限
マネージャNO
NO
名
タイプ
1
1
井上
6
2010/1/1
2
1
山田
1
2012/2/1
3
1
佐藤
4
2011/5/1
1
イン
ポー
ト
1
佐藤
4
期限
2011/5/1
サブ
エージェント エージェント エージェント
期限
マネージャNO
NO
名
タイプ
2
1
佐藤
4
2011/5/1
サブ
エージェント エージェント エージェント
期限
マネージャNO
NO
名
タイプ
3
1
佐藤
4
2011/5/1
【影響】
資産管理一覧の「エージェント名」「エージェントタイプ」「期限」のデータが、異なる
エージェントのデータになります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て当てはまる場合に100%発生します。
1.サブマネージャが2台以上存在する場合
2.異なるサブマネージャで同じエージェントNOを持つエージェントを対象に資産インポートを行った場合
3.資産インポート後、1回でもスケジュール更新もしくはエージェント情報更新を行った場合
【回避方法】
資産インポート実行後、スケジュール更新もしくはエージェント情報更新をする前に
資産管理サブマネージャの再登録同期処理を行うことで回避することができます。
【原因】
Ver6.4.0.0で改良した資産インポートの処理に問題がありました。
「エージェント名」「エージェントタイプ」「期限」の項目については資産インポートで
資産管理サブマネージャにもデータをインポートします。
このとき、本来はサブマネージャNOとエージェントNOを元にデータをインポートする必要が
ありましたが、エージェントNOのみでデータをインポートしていたため、同一エージェントNOの
データで上書きしておりました。
【対策】
「エージェント名」「エージェントタイプ」「期限」のインポート時に
所属するサブマネージャNOとエージェントNOを元にデータインポートするよう
改良しました。
資産
インポート
2010/2/26
スケジュー
ル設定
2.スケジュール設定で資産管理サブマネージャの「セキュリティ警告(資産)」が失敗する問題の修正
【現象】
スケジュール設定で資産管理サブマネージャの「セキュリティ警告(資産)」が失敗します。
失敗すると統合マネージャのアプリケーションログに以下のエラーログが出力されます。
~アプリケーションログの内容~
種類:その他データベースエラー
説明:統合マネージャのSECALTLOGテーブルへの更新が失敗しました。
(DB_EPMGR_SECALTLOG_I)"は整数ではありません
【影響】
WEBコンソールのセキュリティ警告画面の「ウィルス対策ソフト未更新」のデータが更新されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0のマネージャ
2010/2/26
【発生条件】
ウィルス対策ソフトがインストールされている状態かつ、パターンファイルバージョンが空であるMRが
1台でも存在する状態で、スケジュール更新を行うと100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.1.0にアップデートする必要があります。
【原因】
ウィルス対策ソフトがインストールされている状態で、パターンファイルバージョンが空であった場合の
エラー制御ができておりませんでした。
パターンファイルのバージョンが最新かどうかを判断するために、スケジュール更新時にバージョンを
数値に変換しておりますが、このときバージョンが空の状態で変換しようとしていたためエラーとなって
おりました。
【対策】
パターンファイルの最新判断でバージョンが空であれば無視するように修正しました。
Ver6.4.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が高の修正点)
項目
日付
内容
3.Oracle版で長期レポートのアップデートに失敗する場合がある問題の修正
【現象】
Ver6.4.0.0で長期レポートのアップデートを行うと以下のエラーが発生し、アップデートに失敗する場合があり
ます。
~エラーメッセージ内容~
「接続できません。, ORA-12516: TNS: リスナーは、一致するプロトコル・スタックが使用可能なハンドラを
検出できませんでした。データベースの接続に失敗しました。」
【影響】
長期レポートのアップデートができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
アップデート 2010/2/26
以下の条件に当てはまる場合に発生する場合があります。
・OracleDatabaseを使用している
・長期レポートのログが1ヶ月以上存在する(1ヶ月はあくまで目安です。)
【回避方法】
回避方法はありません。Ver6410のアップデートプログラムを使用してアップデートする必要があります。
【原因】
OracleDataBaseでの長期レポートのアップデート処理に問題がありました。
アップデートを行う際にOracleDatabaseに対してセッションを生成します。本来生成したセッションは
処理完了後に開放する必要がありますが、開放ができておりませんでした。そのためセッション数
が増え続け、接続できる上限を超えてしまうことで上記のエラーが発生しておりました。
【対策】
アップデート実行時に処理完了後はセッションを開放するように修正しました。
MR
4.USB接続のモデムが使用できなくなる場合がある問題の修正
【現象】
Ver6.4.0.0のMRが稼動している端末でUSB接続のモデムを使用すると、ダイヤル接続の途中で
モデムからの応答がなく、ネットワーク接続できなくなります。
【影響】
USB接続モデムの機能が使用できません。主にネットワーク接続ができなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0のMR
【発生条件】
以下の条件に全て当てはまる場合に発生する場合があります。
2010/2/26
・Ver6.4.0.0のMRが稼動している(ポリシー設定の有無は関係ありません。)
・USB接続の機器を接続する(接続したまま使用している機器も対象となります。)
・USB接続の機器にMRが取得する対象の情報(ベンダー名やシリアルNOなど)が存在しない。
【回避方法】
回避方法はありません。Ver6.4.1.0以上のMRにアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.4.0.0のMRは、OS起動時とUSB機器接続時にUSB接続されている機器の情報を取得し、
USB資産情報としてマネージャに送信します。問題の応答がなくなるUSB接続のモデムにおいては、
その機器の詳細情報をMRが取得することで現象が発生します。
【対策】
MRが取得するUSB機器の詳細情報が存在しない場合には、その情報を取得しないよう修正しました。
Ver6.4.1.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が高の修正点)
項目
MR
日付
内容
5.クライアント端末でLspBits.exe、LspEvmon.exeが複数起動し、端末の操作が重くなる問題の修正
【現象】
Ver6.4.0.0のMRが稼動している端末で、ログオン時にLspBits.exeとLspEvmon.exeのプロセスが
複数起動(※)し、端末の操作が重たくなる場合があります。
※事例としてLspBits.exeが50個、LspEvmon,exeが10個程度起動しておりました。
【影響】
クライアント端末が重くなり、操作が一時的に行えなくなります。
※上記事例ではログオン後40分程度操作が行えませんでした。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0のMR
【発生条件】
以下の条件に全て当てはまる場合に発生する場合があります。
・クライアント端末がWindows2000以上のOS
・リアルタイムイベントポリシーとファイル配布ポリシー両方に属している
2010/2/26
【回避方法】
該当のMRをリアルタイムイベントポリシーもしくはファイル配布ポリシーから外し、再起動することで
回避できます。
【原因】
Ver6.4.0.0でのLspBits.exe、LspEvmon.exeの起動処理に問題がありました。
Lspcmr.exeが2つのプログラムの起動パスをテキストファイルに書き出し、Startmr.exeがその
起動パスを読み込んで、起動処理を行います。テキストファイルには起動パスが複数行書かれる
場合があるため、Startmr.exeは1回のみ起動処理を行うようフィルタを行っておりましたが、
Ver6.4.0.0でのLspBits.exeの起動処理が新たに増えた際に、そのフィルタが正常に行えておりませんでした。
そのため、複数行起動パスが存在する場合、その全ての行数分の起動を行うことで現象が発生しておりま
した。
【対策】
Startmr.exeの処理を修正し、テキストファイルに複数行起動パスがある場合でも、1回のみ起動するよう
修正しました。
Ver6.4.1.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
6.長期レポートのデータ移行時にサーバ監視ログの更新に失敗する問題の修正
【現象】
長期レポートのデータ移行時にサーバ監視のセキュリティイベントログの更新に失敗し、
統合マネージャサーバのアプリケーションログに以下のエラーが出力されます。
~エラー内容~
ソース:LanScopeCat6 Datashift
説明:LSECEVLOGテーブルへの更新に失敗しました。(DB_Translate_LSECEVLOG)
Description: 注意: オブジェクト名の一部を変更すると、スクリプトやストアド プロシージャが
機能しなくなる可能性があります。
【影響】
失敗した日付の長期レポートのセキュリティイベントログの閲覧ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のマネージャ
長期レポート 2010/2/26
【発生条件】
サーバ監視機能を使用しており、以下の条件に全て当てはまる場合に発生します。
①長期レポートの保存対象日にセキュリティログ(SECEVLOG)にデータが存在する
②ログオンログオフの情報を格納するデータベース(SECONOFFLOG)に保存対象日から
10日以内に重複したログオンIDが存在する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのバージョンをVer6.4.1.0以上にする必要があります。
【原因】
長期レポートのサーバ監視ログの保存処理に問題がありました。
同一ログオンIDがあった場合に、長期レポート保存用のデータベース内で重複キーエラーが発生
しており、保存処理に失敗しておりました。
【対策】
長期レポートの保存処理を修正し、重複キーエラーが発生しないよう修正しました。
7.長期レポートのデータ移行時に不正PC検知の接続ログの保存に失敗する問題の修正
【現象】
長期レポートのデータ移行時に不正PC検知の接続ログの保存に失敗し、統合マネージャサーバに
以下のアプリケーションログが出力されます。
~エラー内容~
ソース:LanScopeCat6 - Datashift
説明:LDTCLOGテーブルへの更新に失敗しました。(DB_Translate_LDTCLOG)
Description: 注意: オブジェクト名の一部を変更すると、スクリプトやストアド プロシージャが
機能しなくなる可能性があります。
【影響】
統合マネージャサーバにアプリケーションエラーが出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
長期レポート 2010/2/26
不正PC検知機能を使用しており、以下の条件に全て当てはまる場合に発生します。
①長期レポートの保存設定を行っており、全てのログを保存する設定にしている
②ホスト名に15バイトを超えるノードが存在する
③SQLServerを使用している
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのバージョンをVer6.4.1.0以上にする必要があります。
【原因】
Ver6.3.0.0で発生した同現象の障害に対して、Ver6.3.1.0ではホスト名を保存しない対策を行い、
Ver6.4.0.0で根本対策としてデータベースのホスト名のサイズを255バイトに拡張し、ホスト名を保存するよう
修正を行いました。
しかし、長期レポートのデータ移行時に保存用プログラムが一時的にデータを格納する際の
ホスト名の列サイズを15バイトとしていたため、現象が発生しておりました。
【対策】
長期レポートの保存処理を修正し、重複キーエラーが発生しないよう修正しました。
Ver6.4.1.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
8.ドメイン情報管理の情報取得処理で失敗する問題の修正
【現象】
ドメイン情報管理で情報取得を行った際にエラーが発生し、失敗する場合があります。
~エラー内容~
次のドメインでユーザ情報更新に失敗しました。”****”(文字列データまたはバイナリデータが切り捨て
られます。・・・)
****にはドメイン名が入ります。
【影響】
ドメイン情報管理に最新のドメイン情報が表示できません。
ユーザー情報が表示されないため、デバイスシリアル管理のドメインユーザーでの各種設定ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
ドメイン情報
【発生条件】
2010/2/26
管理
ActiveDirectryに登録されているユーザー情報が以下の条件のいずれかに当てはまる場合に100%発生
します。
①「電話番号」の情報が40バイト以上である場合
②「表示名」の80バイト目、「説明」の255バイト目が2バイト文字(全角文字)の1バイト目になっている場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのバージョンをVer6.4.1.0以上にする必要があります。
【原因】
ドメイン情報を取得するプログラムのデータベースへの格納処理に問題がありました。
データベースの上限サイズよりも大きいデータを取得した場合でも、全てのデータを格納しようと
していたため、問題が発生しておりました。
【対策】
ドメイン情報を取得するプログラムを修正し、データベースの上限を超えるデータを取得した場合には、
上限までで切り捨ててエラーが出ないよう修正しました。
MR
9.Windows7でデバイスの取り外しをするとLspEvmon.exeがエラーを出す問題の修正
【現象】
Windows7でデバイスの取り外しを行った場合にLspEvmon.exeが以下のようなエラーを
出力する場合があります。
~エラー内容~
ウィンドウタイトル:LspEvmon.exe-ディスクがありません
内容:ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブ*:に挿入してください。
*にはドライブ文字が入ります。
【影響】
クライアントPCに上記のエラーメッセージが表示されます。
メッセージが表示されている間はリアルタイムイベントが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生する場合があります。
2010/2/26
・OSがWindows7である
・マイコンピュータにドライブ表示されるようなデバイスを端末に接続する
・表示されたドライブを右クリックし、「デバイスの取り出し」を実行する
【回避方法】
回避方法はありません。MRのバージョンをVer6.4.1.0以上にする必要があります。
【原因】
Windows7におけるファイル操作ログの取得処理に問題がありました。
ファイル操作ログではOSからファイルパスの変更通知を受けた際に、
そのパスにアクセスしに行く処理があります。Windows7ではドライブの追加/削除があった場合にも
同様の変更通知を受けるようになっておりました。そのためデバイスの取り出し操作を行った場合にも、
LspEvmon.exeはアクセスしにいきますが、既にそのデバイスは取り外されているため
現象のエラーメッセージを出しておりました。
【対策】
OSからドライブの変更通知を受けた場合は、そのドライブにはアクセスしないようにし、エラーメッセージが
表示されないように修正しました。
Ver6.4.1.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
10.デバイスの一時許可設定をしているとクライアント表示の再構築処理に失敗する問題の修正
【現象】
デバイスポリシーで一時許可設定が行われている場合にクライアント表示の
再構築処理に失敗します。
以下の操作を行った場合に発生します。
・資産インポートで「部署1~5」を対象にデータをインポートした場合
・資産情報一括表示画面、資産管理一覧画面で「部署1~5」のデータを更新した場合
・メッセージ結果一覧画面で「部署1~5」を対象に資産データ更新を行った場合
・クライアント表示のネットワーク全体を右クリック-再構築を行った場合
【影響】
上記操作での部署移動ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0のマネージャ
【発生条件】
デバイスポリシーのオフラインデバイスの一時許可設定を行っているエージェントが
1台以上存在する場合に100%発生します。
【回避方法】
オフラインデバイスの一時許可の設定を一旦解除して再構築を行うと正常に更新が完了します。
【原因】
Ver6.4.0.0で追加されたデバイスポリシーの一時許可設定を行っていた場合の再構築処理
に問題がありました。資産管理サブマネージャのデータベース更新の処理で誤りがあり、
失敗しておりました。
【対策】
再構築処理を修正し、デバイスポリシーの一時許可設定を行っていた場合でも
正常に更新が完了するようにしました。
デバイス制
御
2010/2/26
デバイス
シリアル管
理
11.デバイスシリアル管理でドメインユーザーに対する設定が反映されない問題の修正
【現象】
デバイスシリアル管理でドメインユーザに対する設定がクライアントに正しく反映されない場合があります。
具体的には以下のような現象が発生します。
①統合コンソールでドメインユーザに対してUSBシリアル許可設定を行い、クライアント端末にて
該当ドメインユーザでログインしているにも関わらず、USBデバイスが使用可能にならない。
②コンソールでドメインユーザに対して責任者の設定を行い、該当ドメインユーザでログインした
クライアント端末で右下のタスクトレイに表示されるはずの責任者設定ツールのアイコンが表示されない。
【影響】
使用できるはずのUSBデバイスがクライアントPCで使用できません。
責任者で設定されているにも関わらず、デバイス責任者設定ツールを使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
2010/2/26
【発生条件】
ドメイン情報管理で登録されているドメインに関して、NetBios名がActiveDirectryドメイン名の
左端の構成要素と一致しない場合に発生します。
例:)ActiveDirectoryドメイン名[local.motex.co.jp]、NetBiosドメイン名[MOTEX]となっていると発生する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのバージョンをVer6.4.1.0以上にする必要があります。
【原因】
MRは自身のログオンユーザー名をNetBios名+ユーザー名を取得し、マネージャに送信しておりました。
マネージャではActiveDirectryドメイン名+ユーザー名でドメインユーザーの識別を行っているため、
一致したドメインユーザーとみなされておりませんでした。
【対策】
MRが取得する自身のログオンユーザー名をActiveDirectryドメイン名+ユーザー名で取得するように
変更しました。
Ver6.4.1.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
12.Oracle版で統合マネージャをアンインストールした際に長期レポート用データベースが残ってしまう
問題の修正
【現象】
Oracle版で長期レポートの保存設定を行っている状態で、統合マネージャをアンインストールすると
LSPMMS_LSUMYYYY.dbfのファイルが削除されません。
【影響】
本来削除されるべきデータベースファイルが残ります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
長期レポート 2010/2/26
以下の条件に全て当てはまる場合に100%発生します。
・OracleDatabaseを使用している
・長期レポートの保存設定を行っている
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのバージョンをVer6.4.1.0以上にする必要があります。
【原因】
統合マネージャの削除処理に問題があり、データベースファイルが残ってしまっておりました。
【対策】
統合マネージャの削除処理を修正し、長期レポートのデータベースファイルも
正常に削除するよう修正しました。
資産管理
13.ウィルス対策ソフト管理の最新パターンファイルバージョンの判断が正しくない場合がある問題の修正
【現象】
ウィルス対策ソフト管理画面で最新パターンファイルバージョンの判断が正しくない場合があります。
【影響】
ウィルス対策ソフト管理画面で最新パターンファイルバージョンの判断ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/2/26
以下の条件のいずれかにあてはまる場合に発生する場合があります。
①ウィルス対策ソフト管理画面のパターンファイルバージョンが全て6桁表示となっている場合
②スマートスキャンパターンファイルバージョンにデータがある場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのバージョンをVer6.4.1.0以上にする必要があります。
【原因】
パターンファイルバージョンの最新判断に誤りがありました。
【対策】
パターンファイルバージョンの最新判断を修正し、正しく判断できるようしました。
資産管理
14.ウィルス対策ソフト管理でスマートスキャンパターンファイルバージョンの値が正しく表示されない
問題の修正
【現象】
①ウィルス対策ソフト管理画面スマートスキャンパターンファイルバージョンの値が「0..」と表示されます。
②スケジュール更新時にセキュリティ警告(資産)でエラーが発生し、失敗します。
【影響】
ウィルス対策ソフト管理画面で最新パターンファイルバージョンの判断ができません。
WEBコンソールのセキュリティ警告画面の「ウィルス対策ソフト未更新」のデータが更新されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
クライアントにウィルスバスタービジネスセキュリティVer6以上、
ウィルスバスターコーポレートエディションVer10.0がインストールされている環境で、
2010/2/26
従来型スキャンからスマートスキャンに切り替え直後、まだレジストリキーが更新されていない状態の時に
MRが資産情報を取得した場合に発生します。
【回避方法】
クライアントがスマートスキャンサーバに接続を行ったらレジストリキーの値が更新され、
現象は発生しなくなります。
【原因】
MRのスマートスキャンパターンファイルバージョンの取得処理に問題がありました。
従来型スキャンからスマートスキャンに切り替えた直後は、
スマートスキャンパターンファイルバージョンの値が「0..」と取得されます。
「0..」を取得した場合の最新スマートスキャンパターンファイルバージョン比較処理の中で、
「0..」を数値に変換しようとして、エラーが発生しておりました。
【対策】
上記の場合の処理を修正し、正しい値を取得できるようにしました。
Ver6.4.1.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
パッケージ
配布
日付
内容
15.クライアント端末でBITSのバージョンが古い場合の結果ログが正しくない問題の修正
【現象】
①クライアント端末でBITSのバージョンが古いとパッケージ配布機能が使用できません。
②またその際の結果ログが配布完了となり、誤った結果を表示しておりました。
【影響】
クライアント端末にパッケージが配布されません。
結果ログが配布完了となるため、配布されていないことが分かりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0のMR
【発生条件】
クライアント端末のBITSのバージョンが2.0未満では100%発生します。
発生する可能性があるバージョンは以下のとおりです。
・Windows2000 SP3、SP4
・WindowsXP SPなし、SP1
・WindowsServer2003 SPなし
【回避方法】
2010/2/26
BITS2.0以上が含まれているServicePackを適用する
【対策】にあるHotFixを適用する
【原因】
①パッケージ配布で使用しているプロトコルがBITS2.0未満では対応しておりませんでした。
②MRのエラーチェックに問題があり、配布されていないにも関わらず配布完了としておりました。
【対策】
①以下のHotFixを適用することでBITS2.0が適用されパッケージ配布が利用可能となります。
<Windows2000用>
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=3EE866A0-3A09-4FDF-8BDB-C906850AB9F2&displaylang=ja
<WindowsXP用 >
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=B93356B1-BA43-480F-983D-EB19368F9047&displaylang=ja
<Windows2003用 >
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=3FD31F05-D091-49B3-8A80-BF9B83261372&displaylang=ja
②BITSのバージョンが古く配布が出来ない場合は、結果ログの詳細に以下のように記録するようにしました。
BITSのバージョンが古いため、BITSのダウンロードジョブを作成できません。
BITSのバージョンを2.0以上にあげてください。
[qmgr.dll:6.0.2600.0 (xpclient.010817-1148)]
Ver6.4.1.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-18
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/2/26
LanScope Cat Ver6.4.1.0
■修正点(影響度が低い修正点)
項目
資産管理
日付
内容
16.ウィルス対策ソフト画面のパターンファイルバージョンが最新判断が正常にできない場合がある問題の修正
【現象】
①ライセンスを与えられていないMRが最新のパターンファイルバージョンであった場合に、
ウィルス対策ソフト管理画面の行が全て赤く表示されてしまいます。(最新でないと判断されるため)
②ライセンスを与えられていないMRもしくはスタンドアロンMRが最新のパターンファイルバージョンで
あった場合に、WEBコンソールの「ウィルス対策ソフト管理画面」の最新パターンファイル番号にその
バージョンが表示されてしまいます。
【影響】
最新のパターンファイルバージョンがウィルス対策ソフト管理画面から確認できません。
【発生バージョン】
2010/2/26
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
ライセンスが与えられていないMR、
もしくはスタンドアロンMRのパターンファイルバージョンが最新であった場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.4.0.0で修正した内容が不足していたため、現象が発生しておりました。
【対策】
修正内容を追加し、パターンファイルが最新かどうかの判断対象にライセンスが与えられていないMRや
スタンドアロンMRを対象から外すよう修正しました。
17.ドメイン情報管理の登録・編集処理で失敗する問題の修正
【現象】
ドメイン情報管理でドメインの新規登録、または情報更新を行う際にエラーが発生し、
失敗する場合があります。
~エラー内容~
ドメイン情報の編集に失敗しました。STRINGまたはBINARYデータは切り詰められました。
UPDATE LSPMMS MAIN_ADSDCDSP SET ドメイン名 = '****' , 接続名 = '****' , ログオンユーザ名 = '****' , ログオンパスワード = '****'
【影響】
ドメイン情報の登録が行えません。
ドメイン情報が取得できず、デバイスシリアル管理でActiveDirectryユーザごとの設定が行えません。
【発生バージョン】
ドメイン情報
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
2010/2/26
管理
【発生条件】
ドメイン情報登録画面(または編集画面)のログオンパスワード入力欄に、16文字以上を入力し、
登録ボタンを押した場合に100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ドメイン情報のパスワードを格納するデータベースのサイズ設定に問題がありました。
コンソールで入力可能な文字数より、データベースのサイズが小さかったため、大きなデータが格納できずに
失敗しておりました。
【対策】
ログオンパスワードを格納するデータベースのサイズを最大まで拡張しました。
また、コンソールのドメイン情報登録(編集)画面でデータベースのサイズの上限である118文字以上を
入力した場合、「パスワードは118文字以上入力できません」というダイアログを表示するようにしました。
Ver6.4.1.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-19
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.1.1
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.4.1.1:2010年3月6日 16:34:58) EPMgr(6.4.1.0:2010年2月23日 9:05:06) INVMgr(6.4.0.0:2010年1月20日 21:53:34)
TSKMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:06) REVMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:02) FDLMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:54)
WACMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:10) SVRMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:04) DTCMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:50)
Webcsl(6.4.1.0) MR(6.4.1.1:2010年3月5日 10:43:02) SA(6.4.0.0:2009年12月14日 9:57:58) DA(6.4.0.0:2009年12月14日 9:57:22)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.4.1.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.4.1.0からの改良点はありません。
Ver6.4.1.1 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-19
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.1.1
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
デバイス制
御
1.デバイスポリシーの一時許可設定が正常に動作しない問題の修正1
【現象】
デバイス制限設定を適用している状態で、デバイスポリシーの一時許可設定を行い、
一時許可が有効な時間で再起動をするとデバイスが使用できなくなります。
マイコンピュータにドライブが表示されず、デバイスマネージャに!マークが付きます。
【影響】
・内蔵デバイス(CD・DVDなど)の使用ができなくなります。
・外付けデバイスでもデバイスを挿したまま再起動すると使用できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の全ての条件に当てはまる場合に100%発生します。
1.デバイス制限設定を行います。
2.一時許可設定を行います。
2010/3/9
3.一時許可の有効時間内で端末を再起動します。
【回避方法】
・デバイスの使用許可を一時許可ではなく、禁止/制限のチェックを外して行う。
・外付けデバイスに関しては一旦抜いて再度挿入する。
【原因】
Ver6.4.0.0で新しく追加したデバイスポリシーの一時許可設定を行っている場合のMR起動処理に
問題がありました。一時許可の設定が有効になっているかを確認する前に、デバイス制限の処理で
ある制限用ドライバの登録を行っておりました。
しかしながらこのときドライバサービスは無効になっており、ドライバの登録は失敗します。
結果、デバイスが使用できない状態になっておりました。
【対策】
MR起動時に一時許可の設定が有効になっている場合は制限用デバイスの登録を行わないように
修正しました。
デバイス制
御
2.デバイスポリシーの一時許可設定が正常に動作しない問題の修正2
【現象】
デバイス制限/禁止設定を適用している状態で、デバイスポリシーの
一時許可時間内でも端末再起動後に資産管理サブマネージャと通信が
取れないと許可されません。
【影響】
デバイスポリシーの一時許可設定が有効になりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の全ての条件に当てはまる場合に100%発生します。
1.デバイス禁止/制限設定を行います。
2.一時許可設定を行います。
2010/3/9
3.一時許可の有効時間内で、資産管理サブマネージャと通信が取れない状態で端末を再起動します。
【回避方法】
デバイス禁止設定の場合は、資産管理サブマネージャと通信が取れる状態で端末の再起動をすると
一時許可が有効になります。
※デバイス制限設定の場合は、内蔵デバイス・挿したままの外付けデバイスが禁止される上記1の障害が
同時に発生するため、デバイスは使用できません。
【原因】
デバイスポリシーの一時許可設定の処理に問題がありました。
一時許可設定を有効にするタイミングが資産管理サブマネージャと通信が取れてからになっており、
通信が取れない場合は有効にしておりませんでした。
【対策】
一時許可設定を有効にするタイミングを資産管理サブマネージャとの通信をとる前に変更し、
オフライン状態でも問題なく一時許可設定が有効になるよう修正しました。
Ver6.4.1.1 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-20
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.1.2
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.4.1.1:2010年3月6日 16:34:58) EPMgr(6.4.1.2:2010年4月5日 13:24:54) INVMgr(6.4.1.2:2010年4月5日 21:22:58)
TSKMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:06) REVMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:02) FDLMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:54)
WACMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:10) SVRMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:05:04) DTCMgr(6.4.0.0:2010年1月14日 16:04:50)
Webcsl(6.4.1.0) MR(6.4.1.1:2010年3月5日 10:43:02) SA(6.4.0.0:2009年12月14日 9:57:58) DA(6.4.0.0:2009年12月14日 9:57:22)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.4.1.1からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.4.1.1からの改良点はありません。
Ver6.4.1.2 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-20
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/6/8
LanScope Cat Ver6.4.1.2
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
プリントログ
プリントログ
日付
内容
1.オフライン状態で発生したプリントログがスケジュール更新で更新されない問題の修正
【現象】
オフライン状態で発生したプリントログがスケジュール更新で更新されません。
【影響】
1.オフライン状態で発生したプリントログが統合コンソール、Webコンソール、長期レポートで確認できません。
その他のログに影響はありません。
2. 31日経過後、該当のプリントログがサブマネージャから削除されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0 ~ Ver6.4.1.1の環境(SQL Server版のみ)
【発生条件】
統合マネージャのバージョンが6.4.0.0 ~ 6.4.1.0で100%発生します。
MRのバージョンは関係ありません。
2010/3/9
【回避方法】
回避方法はありません。
統合マネージャを対策版にアップデートする必要があります。
※ お使いの環境に合わせて、Ver6.4.0.2またはVer6.4.1.2をご適用ください。
【原因】
Ver6.4.0.0で改良したプリンタIPアドレスの情報が影響し、現象が発生しておりました。
オフライン状態で発生したプリントログの収集処理の中でプリンタIPアドレスの列名の指定ができておらず、
内部的にエラーを起こしておりました。そのため該当のログはサブマネージャ上に保持されたままで、統合
マネージャに上がってこない状態となっておりました。
【対策】
統合マネージャを修正し、オフライン状態のプリントログを正常に収集できるよう修正しました。
2.プリントログの書込に失敗し、アプリケーションログにエラーが出力される場合がある問題の修正
【現象】
資産サブマネージャと統合マネージャにて、プリントログの書込に失敗し、浮動小数点演算や引用符
のエラーなど以下のような説明文のAPエラーが出力される場合があります。
APエラーについて、一度発生すると失敗したログのリトライ処理が行われるため、同じエラーが一時的
に複数発生します。
1.
説明:
プリントイベント(ローカル保存)のデータベースへの接続に失敗しました。
不正な浮動小数点数演算命令
2.
説明:
文字列 '*.*.*.*' の後で引用符が閉じていません。(1)
Description: '*.*.*.*' 付近に不適切な構文があります。
3.
説明:
文字列 '*.*.*.*' の後で引用符が閉じていません。
Description: 文字列 '*.*.*.*' の後で引用符が閉じていません。
【影響】
エラーとなった分のプリントログが取得できません
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0 ~ Ver6.4.1.1の環境
【発生条件】
2010/3/9
以下の条件に全て当てはまる場合に発生します。
・ MRが既に資産管理サブマネージャのDBにあるプリントログを再送してきた場合
・ MRが一度に複数のプリントログを送信した場合(オフライン状態のログなど)
【回避方法】
回避方法はありません。
資産管理サブマネージャを対策版にアップデートする必要があります。
※ お使いの環境に合わせて、Ver6.4.0.2またはVer6.4.1.2をご適用ください。
【原因】
Ver6.4.0.0で追加したプリンタIPアドレスのデータベース書き込み処理に問題がありました。
上記の条件では再送されてきたプリントログは既にDB上にあるため、資産管理サブマネージャが破
棄し、次のログを書き込む処理を行いますが、破棄した後にログの最後に追加されているプリンタIP
アドレスを破棄しておらず、次のログの最初のデータとして読み込んでしまうため、ログデータにずれ
が生じておりました。
本来格納されているべきデータがないため、現象のようなエラーが発生します。
【対策】
再送されたプリントログの破棄を行う際にプリンタIPアドレスまで含めて破棄を行うことでずれをなくし、
正常にデータベースに書き込めるよう修正しました。
Ver6.4.1.2 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.4.2.0:2010年5月13日 17:01:24) EPMgr(6.4.2.0:2010年5月19日 14:47:04) INVMgr(6.4.2.0:2010年5月12日 13:50:08)
TSKMgr(6.4.2.0:2010年4月30日 10:26:22) REVMgr(6.4.2.0:2010年4月30日 9:48:56) FDLMgr(6.4.2.0:2010年4月30日 9:48:48)
WACMgr(6.4.2.0:2010年4月30日 9:49:02) SVRMgr(6.4.2.0:2010年4月30日 9:48:58) DTCMgr(6.4.2.0:2010年4月30日 9:48:42)
Webcsl(6.4.2.0) MR(6.4.2.0:2010年5月12日 13:50:02) SA(6.4.2.0:2010年3月16日 11:47:52) DA(6.4.0.0:2009年12月14日 9:57:22)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.4.1.2からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.4.1.2からの改良点はありません。
Ver6.4.2.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
資産管理
日付
内容
1.クライアント表示のウィンドウがない状態でのグループ再構築に失敗する問題の修正
【現象】
クライアント表示のウィンドウがコンソールにない状態で再構築処理を行うと、「不正なインデックス」
というエラーメッセージが表示され、再構築に失敗します。
以下の操作を行った場合に発生します。
・資産インポート機能で部署を変更した場合
・資産管理一覧画面で部署名1~5を変更した場合
・資産情報一括表示画面で部署名1~5を変更した場合
※メッセージポリシーでの部署変更では発生しません。
【影響】
・クライアントツリーの部署名と資産管理一覧画面の部署名が異なって表示されます
※ポリシーが解除されるようなことは発生しません。
2010/5/26
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
統合コンソールでクライアント表示を非表示にした状態で上記の操作を行うと100%発生します。
【回避方法】
クライアント表示を表示させた状態で上記操作を行うと成功します。
【原因】
再構築の処理の中で、クライアント表示の描画状態を削除する処理を行っていますが、クライアント表示
が表示されていない状態でも描画状態を削除しようとしており、エラーが発生しておりました。
【対策】
クライアント表示が表示されている時のみ描画状態の削除を行うよう修正を行いました。
2.特定の条件を満たした端末から資産情報が取得されなくなる問題の修正
【現象】
特定の条件を満たした端末からの下記の項目以外の資産情報が更新できなくなります。
新規インストール時に条件を満たしている場合は下記の資産項目以外の項目が全て空白で表示されます。
資産管理
2010/5/26
<特定条件下でも取得可能な項目>
サブマネージャNO、エージェントNO、エージェント名、IPアドレス、エージェントタイプ、MACアドレス、
識別キー、登録日、部署名、登録サブマネージャ名、前回起動日
【影響】
・資産情報が更新されません。
・メッセージ配布機能が使用できません。
・デバイス責任者であってもデバイス責任者管理ツールが立ち上がりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3,LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
・レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall以下にキーがあり、
DisplayNameの種類がREG_SZ、REG_EXPAND_SZ以外の場合に発生します。
発生事例)
「Adobe Acrobat 9 Pro」の海外版をインストールしていた端末で発生を確認しております。
DisplayNameの型がREG_MULTI_SZになっておりました。
【原因】
MRのインストールアプリケーション情報の取得処理に問題がありました。
インストールアプリケーションの情報はレジストリから取得しますが、レジストリに想定外の型で
値が入っていた場合に値が取得できておりませんでした。
また、この場合内部的にエラーが発生し、資産情報を送信する処理がキャンセルされておりました。
【対策】
MRを修正し、レジストリの型に関わらず文字列であれば値を取得するようにしました。
また、万が一取得できないデータがあった場合でもその後の資産情報を送信する処理は行えるよう
修正しました。
Ver6.4.2.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
3.WEBコンソールの表示権限設定により、アラームアイコンが表示されない場合がある問題の修正
【現象】
WEBコンソールの週報画面で、特定条件で表示権限の設定をしていると、表示権限のある部署の
週報画面上にアラームアイコンが表示されません。
<WEBコンソール週報画面の下記表示で発生する>
・クライアント【グループ表示】【グループ階層表示】
・クライアントセキュリティ【グループ表示】【グループ階層表示】
・メールセキュリティ【グループ表示】【グループ階層表示】
【影響】
特定部署で上記画面のアラームアイコンが表示されません。
※セキュリティ診断レポート、長期レポートの集計値には影響ありません。
【発生条件】
WEBコンソールのシステム設定内の表示権限設定で以下のような設定をした場合に発生します。
「同階層の部署で画面上位に表示されている部署に権限が外されており、その下位に存在する
部署に権限が付いている場合」
この場合、下位に存在する部署の週報表示でアラームアイコンが表示されません。
Web
コンソール
2010/5/26
例)
営業部…権限あり
総務部…権限なし
技術部…権限あり
上記の設定を行うと技術部の週報画面にアラームアイコンが表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.2.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.3.0.0で改良した週報の表示処理に問題がありました。
Ver6.3.0.0の表示権限の改良において、表示権限のない部署は週報画面には表示しないようにしま
したが、この際、その部署以下に表示される表示権限のある部署のアラームアイコンを表示する処
理が正常に行われておりませんでした。
【対策】
週報画面の表示処理を修正し、正常にアラームアイコンが表示されるよう修正しました。
Web
コンソール
4.WebコンソールのUSBファイル書き込み一覧にファイル操作ログが表示されない機器がある問題の修正
【現象】
WebコンソールのUSBファイル書き込み一覧画面で選択したUSB機器がUSB複合デバイスの場合、操作
したログがあるにも関わらずファイル操作ログが表示されません。
【影響】
WebコンソールのUSBファイル書き込み一覧にログが表示されません。
※通常のファイル操作ログとしては問題なく表示されます。
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に100%発生します。
・WindowsXP/2003である
・ユーザー権限でログインしている
・USB複合デバイスと認識されるデバイスを挿入する(暗号化USBメモリなど)
・そのデバイスにファイルを書き込む
【発生バージョン】
2010/5/26
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【原因】
外付けデバイスの禁止処理でUSB複合デバイスの仕組みに対応できていないことが原因で発生して
おりました。
デバイスシリアルでデバイスを許可する処理は、物理的なUSB機器のシリアルと許可したい仮想デバ
イスのひも付けを行うことで実現しています。
暗号化USBメモリをユーザー権限の状態で端末に挿入すると、「USB複合デバイス」として認識され、
OS上は親デバイスの配下に複数の仮想デバイスが表示されます。
この場合、物理的なシリアルと仮想デバイスをひも付けることができず、ログを表示させることができま
せんでした。
【対策】
USB複合デバイスに対する処理を改良しました。
物理的なUSB機器のシリアルから仮想デバイスをひも付けられなかった場合は親デバイスとひも付け
するようにし、ログを表示するよう改良しました。
Ver6.4.2.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
5.USB接続した特定のPDA端末が使用できなくなる問題の修正
【現象】
USB接続した特定のPDA端末が使用できなくなることがあります。
デバイス制
御
2010/5/26
<現象が確認できているPDA端末の機種>
「CASIO カシオペア DT-5100」、「CASIO ハンディターミナル DT-930」
【影響】
特定のPDA端末をUSB接続してActiveSyncを介してデータ同期を行う際に、PDA端末がActiveSync
で認識されず、使用できなくなってしまいます
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生することがあります。
(100%発生するわけではありません。)
・クライアントPCのOSがWindowsXPであること
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【原因】
Ver6.4.0.0で新しく追加したUSBデバイスのシリアル情報取得処理が影響して現象が発生しておりまし
た。
該当のPDA端末がUSB接続された際に、MRがシリアル情報を取得しようとするとPDA端末が応答しな
くなり、使用できなくなっておりました。
【対策】
発生する機器の情報をデータベースに登録し、それらの機器についてはシリアル情報を取得しない、
USB機器の除外フィルタ機能を追加しました。
発生機器情報はバージョンアップのタイミングでデータベースに追加します。
登録用のツールも用意しますので、任意の登録も可能です。
(注意)フィルタ登録を行った機器については情報取得を行わないので、使用履歴等の情報も取得
できなくなります。
6.USB機器の文字列情報が正しく取得できない場合がある問題の修正
【現象】
端末にUSBメモリなどの機器を挿入した際に、その機器情報(ベンダー名/プロダクト名/シリアル
ナンバー)が正しく取得できないことがあります。
デバイス制
御
2010/5/26
統合コンソールの未登録USB一覧画面に、正しいUSB情報が表示されません。
WEBコンソールのUSB資産レポートに、正しいUSB情報が表示されません。
【影響】
・デバイスシリアル管理で許可設定したデバイスであるにも関わらず、使用することができません。
・統合コンソールの未登録USB一覧画面に不正なUSB情報が残ります。
・WEBコンソールのUSB資産レポートに不正なUSB情報が残ります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
明確な発生条件は不明ですが、以下の条件で発生を確認しております。
≪発生確認OS≫
・Windows XP、Windows 7の環境で発生しています。
※その他のOSでも発生する可能性はあります。
≪発生確認機器≫
・主にLanScope専用USBメモリ「ED-S2/AMOT」
「ED-S3/MOT」で発生が確認できています。
≪備考≫
・ごく稀に(約50回に1回程度の頻度で)発生します。
【原因】
Ver6.4.0.0から端末にUSB機器が挿入された際に、その機器情報(ベンダー名/プロダクト名/シリ
アルナンバー)を取得する処理を追加しましたが、取得するタイミングが早すぎることにより以前
の情報が一部残ってしまったり、全て情報が書き込まれる前に取得してしまい、現象が発生していた
と考えられます。
【対策】
MRの取得タイミングを変更し、USB機器が挿入されてから0.1秒待機するよう修正しました。この修正
により、現象が発生しなくなったことを確認しております。
Ver6.4.2.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
7.USB接続した特定のデジタルカメラからデータが読み取れなくなる問題の修正
【現象】
USB接続した特定のデジタルカメラからのデータの読み出しや書き込みができなくなることがありま
す。
デバイス制
御
2010/5/26
<現象が確認できているデジタルカメラの機種>
「FUJIFILM FX-Z33WP」
【影響】
デジタルカメラ内部にあるデータの読み書きができません。
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生することがあります。(100%発生するわけではありません。)
・クライアントPCのOSがWindowsXPであること
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【原因】
Ver6.4.0.0で新しく追加したUSBデバイスのシリアル情報取得処理が影響して現象が発生しておりま
した。
デジタルカメラをUSB接続した際に、MRがシリアル情報取得の処理を行います。
その処理がデジタルカメラの処理に影響を与えることにより、現象が発生しておりました。
【対策】
以下2点の修正を含めることで、障害現象の発生率を10%以下に抑えるよう対策しました。
1.今まではWindowsからデバイス変更通知が送られてくる度にUSB情報取得処理を実行していました
が、タイマーを用いて1秒間に1回以上は実行しないようにすることで、必要以上にUSB情報取得
処理を行わず、情報取得回数を最小限に抑える改良を行いました。
2.WindowsXPの場合のみ、USB機器接続後しばらくしてから(約10秒後に)情報取得を実行するように
変更することでUSB機器の処理に影響を与えないようにしました。
(100%改善されるものではなく、対策後でも10回に1回の割合で発生します。)
・デジタルカメラを100%使用できるようにしたい場合には、除外フィルタ機能を使用してください。
(フィルタ対象USB機器の情報は取得されなくなるのでご注意ください。)
デバイス制
御
8.WindowsXPで外付けデバイス禁止設定時にデバイスシリアル管理で許可した暗号化USBメモリが許可
されない問題の修正
【現象】
Windows XPの端末で外付けデバイス禁止設定をしている状態で、管理者権限を持たないユーザがデ
バイスシリアル管理で許可されている暗号化機能付きUSBメモリを挿入すると、ドライブの中は閲覧で
きますが、認証用プログラムを実行したタイミングで禁止されてしまいます。
【影響】
デバイスシリアル管理で許可しても暗号化USBメモリが使用できません。
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生することがあります。
・WindowsXP/2003である
・ユーザー権限でログインしている
・USB複合デバイスと認識されるデバイスを挿入する(暗号化USBメモリなど)
【発生バージョン】
2010/5/26
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【原因】
外付けデバイスの禁止処理でUSB複合デバイスの仕組みに対応できていないことが原因で発生して
おりました。
デバイスシリアルでデバイスを許可する処理は、物理的なUSB機器のシリアルと許可したい仮想デ
バイスのひも付けを行うことで実現しています。
暗号化USBメモリをユーザー権限の状態で端末に挿入すると、「USB複合デバイス」として認識され
ます。OS上は親デバイスの配下に許可したいデバイスとともに複数のデバイスが認識されます。
この場合、物理的なUSB機器のシリアルから許可したいデバイスをひも付けすることができず、デバ
イスシリアルで許可していても許可することができておりませんでした。
【対策】
USB複合デバイスに対する処理を改良しました。
物理的なUSB機器のシリアルから仮想デバイスをひも付けられなかった場合は親デバイスとひも付け
するようにし、配下のデバイスに関しても許可できるように改良しました。
Ver6.4.2.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
9.端末で初めて使用する暗号化USBメモリの場合にデバイス禁止で除外登録していても除外されない問題
の修正
【現象】
端末上で初めて使用されるUSB機器の場合デバイスポリシーの除外キーワードに登録されている機器
であっても禁止されてしまう場合があります。
【影響】
使用できるはずのデバイスが使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の条件にあてはまる場合に発生することがあります。
・クライアントOS…WindowsVista、WindowsServer2008、Windows7
(その他のOSでは発生しておりません。)
・対象機器…①該当端末で一度も使用されたことがない
②暗号化USBメモリ(複数ドライブが作成されるデバイス)である
【回避方法】
・多くの場合はデバイスを挿し直すことで正常に使用できるようになります。
2010/5/26
・複数回接続しても使用できない場合は、デバイス情報が中途半端に作成されてしまっている可能性
があります。デバイスマネージャから該当デバイスを一度削除してから挿し直しすることで正常に使
用できるようになります。
【原因】
Ver6.4.0.0でUSB機器の検知のタイミングを変更したことに問題がありました。
Ver6.3.0.0では「ディスクドライブ」の追加/削除のみ検知対象としていましたが、Ver6.4.0.0から
「USB機器」の接続/切断も検知対象としていました。
初めて使用されるUSB機器の場合、今まではOSのデバイス情報が取得された後にディスクドライブが追
加されてデバイス制御の処理が実行されていましたが、Ver6400からOSのデバイス情報ができる前にデ
バイス制御の処理を実行する動作になっていて、デバイス名が取得できないため除外対象と認識されず、
禁止/制限対象となって使用できなくなっていました。
【対策】
検知対象を「ディスクドライブ」の追加/削除のみに戻すことで、初回使用機器であっても除外対象と認識
されるよう対策しました。
デバイス制
御
10.デバイス制限でUSBハブ経由のUSB機器に対して 書き込みができてしまう問題の修正
【現象】
デバイス制限設定を行っている端末にUSBハブを接続して、そのUSBハブにUSBメモリ等の機器を
接続すると制限が有効にならず書き込みができてしまいます。
【影響】
デバイス制限が行われていてもUSBハブが使用できる環境では、自由にデバイスへの書き込みが
できてしまいます
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
Ver6.4.0.0以降のMRが導入されていてデバイス制限設定と除外キーワードの有効設定が適用され
ている端末で、USBハブ(USB差込口があるUSB機器)を経由してUSBメモリやUSB接続HDDを接続
すると、100%の確率で発生します。
【回避方法】
2010/5/26
デバイスポリシーの除外キーワード一覧からデフォルトで設定されている「USB HUB」「USB ハブ」
等のキーワードを削除する、または除外キーワードの設定を解除することで、USBハブを介した機器
も制限可能になります。ただし、除外キーワードを削除することで禁止設定では、USBハブが禁止さ
れ利用できません。
【原因】
Ver6.4.0.0よりデバイス制限も除外キーワードの対象機能になりましたが、除外対象かどうかの判断
処理に問題がありました。判断の際に、制限対象のデバイス(ディスクドライブ)のデバイス名を参照
しているのですが、除外キーワードと合致しなかった際に親デバイスのデバイス名も遡って参照する
処理になっていたため、親デバイスに除外キーワードを含むデバイス(USBハブ)が存在すると、その
配下の機器がすべて除外されるようになっていました。
【対策】
除外対象の判断の際に親デバイスを参照しないよう修正し除外キーワードに「USB HUB」や「USB
ハブ」が存在する場合でも、USBハブ経由のUSB機器が除外されないよう対策しました
Ver6.4.2.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
11.サーバ監視機能でON通信が失敗し、サーバエージェント再起動後からログが取得できなくなる場合
がある問題の修正
【現象】
サーバ監視機能で以下のようなアプリケーションエラーログが発生することがあります。
○説明: ON情報の更新処理が失敗しました。オブジェクトが閉じている場合は、操作は許可され
ません。(-1)
○説明: ON情報の更新処理が失敗しました。非同期実行中に操作を行うことはできません。(-1)
○説明: ON情報の更新処理が失敗しました。リストのインデックスが範囲を超えています (1)(1)
このエラーが出た後に、サーバエージェントを再起動するとその後のログ取得ができなくなります。
【影響】
サーバサブマネージャのバージョンにより影響が異なります。
○Ver6000以上~Ver6200未満
・SAに対して監査フォルダ設定を変更した情報が適用されているにも関わらずコンソールで
監査フォルダ設定画面を開くと背景が黄色(未適用)で表示される場合がある。
サーバ監視
機能
2010/5/26
○Ver6200以上~Ver6420未満
・サーバサブがSAからのON通信受信時に右記のアプリケーションログを書き出す場合がある。
・SAからのON通信が通らなくなるため、CSLでの設定変更がSAに降りなくなる。また、SAを再
起動するとそれ以降ログが取得されなくなる。
【発生条件】
複数のサーバエージェントが稼働している環境で発生する場合があります。
※サーバエージェントが1台のみの場合は発生しません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【回避方法】
サーバサブマネージャを再起動することで復旧します。
【原因】
サーバサブマネージャのサーバエージェントから送信されるON通信の処理に問題がありました。
サーバサブマネージャはサーバエージェントからのON通信を受けると統合マネージャにその情報を
上げます。
Ver6.0.0.0以降のバージョンでは複数のサーバエージェントから同時にON通信が上がってきた場合
に、処理がバッティングし、内部的にエラーが発生しておりました。
このとき、Ver6.2.0.0未満であれば内部的なエラーがあっても監査フォルダ情報をサーバエージェ
ントに返しておりましたが、Ver6.2.0.0以上のバージョンではアプリケーションエラーを出力し、
サーバエージェントにも監査フォルダ情報を返しておりませんでした。
そのためエラーが出た後サーバエージェントが再起動すると監査フォルダ情報がクリアされログが
取得できなくなっておりました。
【対策】
サーバサブマネージャを修正し、サーバエージェントからのON通信の処理をVer6.0.0.0未満の処理
に戻しました。
Ver6.4.2.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
1.WEBコンソールのプリント管理のプリンタ比較画面でCSV出力に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
WEBコンソールプリント管理画面のプリンタ比較で集計範囲にネットワーク全体以外にチェックを入れて
画面を表示した状態で、CSV出力を行うと「CSVファイル作成に失敗しました」というエラーが表示され、
出力できません。
【影響】
WEBコンソールからサブマネージャ・グループを集計したプリンタ比較画面のCSV出力ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
プリントログ 2010/5/26
WEBコンソールのプリンタ管理内のプリンタ比較画面で集計範囲をネットワーク全体以外で集計した状態で
CSV出力をすると100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。
マネージャをVer6.4.2.0以上にアップデートしてください。
【原因】
プリンタ比較画面の集計範囲をネットワーク全体以外を選択した場合のCSV出力を行う処理に問題がありま
した。CSVデータとして出力する際のプログラムに誤りがあり、出力に失敗しておりました。
【対策】
上記問題を修正し、正常にCSV出力できるようにしました。
デバイス制
御
2.部署の再構築に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
デバイスシリアル管理を利用している環境下においてクライアント表示の部署再構築処理で
「データベースへのアクセスに失敗しました」というエラーが発生し、再構築に失敗する場合があります。
以下の操作を行った場合に発生します。
・資産インポート機能で部署を変更した場合
・資産管理一覧画面で部署名1~5を変更した場合
・資産情報一括表示画面で部署名1~5を変更した場合
・メッセージポリシーのメッセージ結果一覧画面で、部署変更した資産データを更新した場合
【影響】
上記操作での部署変更ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
2010/5/26
【発生条件】
以下の全ての条件に当てはまる場合に100%発生します。
1.デバイスシリアルポリシーを利用しており、管理部署を設定している
2.資産インポート/資産管理一覧編集/メッセージ資産データ更新にて新規グループが作成される
3.新規作成されるグループの親グループが既に管理部署として設定されている
【回避方法】
デバイスシリアルポリシー設定で管理部署設定を一旦解除してから、資産インポートなどの操作を
行うことで部署の変更が行えます。
【原因】
グループ再構築の処理の中でデバイスシリアルポリシー内の管理部署情報を更新する処理があるが
その処理の中で新規グループが作成される場合に誤りがあり、再構築に失敗しておりました。
【対策】
グループ再構築の処理で新規グループが作成される場合でも正しく管理部署設定が反映され、再構
築が正常に完了するよう修正しました。
Ver6.4.2.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
3.パッケージ配布で実行時刻になってもクライアント選択の画面が表示されず、パッケージが実行できない
問題の修正
【現象】
パッケージ配布でクライアント側から実行を選択できるようにする設定を行っている場合に、指定した
実行日時(時刻)になっても実行選択の画面が表示されません。そのため、パッケージの実行ができ
ません。
・パッケージ設定で「実行日時」を指定している場合は、クライアント側の選択画面は表示されません。
・パッケージ設定で「実行時刻」を指定している場合は、実行時刻になった時は選択画面が表示されません
が、翌日以降に実行時刻より前に起動した時に選択画面が表示されます。ただし、実行するパッケージを
選択してもすぐには実行されず、再度実行時刻になった時に実行されます。
【影響】
上記設定でのパッケージ実行ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のMR
ファイル配布 2010/5/26
【発生条件】
以下の全ての条件に当てはまる場合に100%発生します。
1.パッケージ設定で「実行時刻」もしくは「実行日時」を設定している
2.パッケージ設定で「クライアント側から実行を選択できるようにする」を設定している
【回避方法】
回避方法はありません。
MRをVer6.4.2.0以上にアップデートしてください。
【原因】
MRの「クライアント側から実行を選択できるようにする」を動作させる場合の時刻判断処理に問題が
ありました。パッケージ選択画面を表示する際の実行時刻を過ぎているかどうかの判断が逆になって
いたため、実行時刻より前なら画面を表示するようになっておりました。
【対策】
MRの実行時刻判断を実行時刻を過ぎていれば画面を表示するよう修正しました。
サーバ監視
4.サーバ監視機能のサーバファイル操作ログが重複して表示される問題の修正
【現象】
サーバ監視機能のサーバファイル操作ログが重複して表示されます。IPアドレスとホスト名のみ異なる
ログが複数表示されます。
【影響】
①以下の画面でログが重複して表示されます。
統合コンソールのサーバファイル操作一覧
WEBコンソールのサーバセキュリティ
CSVバックアップのサーバセキュリティログ
②Ver6410未満のマネージャでは長期レポートのセキュリティイベントログの保存処理に失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
ファイルサーバのセキュリティログのログオンIDに36bit整数が入っている場合に発生します。
2010/5/26
※36bit整数・・・0x2f636cdfe 32bit整数・・・0x6469d2
【回避方法】
回避方法はありません。
サーバエージェントをVer6.4.2.0以上にアップデートしてください。
【原因】
サーバエージェントが取得するログオンIDは32bit整数で処理しており、36bit整数が入っていた場合に
数値変換が出来ず、ログオンIDを0として取得しておりました。そのため、セキュリティイベントログと
接続ログ(IPアドレス/ホスト名)の結びつけでログオンID0のデータが全て結びついておりました。
【対策】
サーバエージェントのセキュリティログログオンID取得の処理を修正しました。
ログオンIDを取得する際一度64bit整数に変換します。
取得したログオンIDが32bit整数の最大値以下であればそのまま数値変換し、ログオンIDとして扱います。
取得したログオンIDが32bit整数の最大値以上であれば、取得したログオンIDを32bit性数の最大値で割った
余りをログオンIDとして扱います。
この修正によりログオンIDが64bit整数の最大値まで正常に取得可能となります。
Ver6.4.2.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
5.統合マネージャのスケジュール更新処理でログオンログオフログの収集に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
統合マネージャのスケジュール更新処理でログオンログオフログの収集に失敗する場合があります。
その際統合マネージャサーバに以下のようなアプリケーションエラーが表示されます。
説明:資産管理サブマネージャのIADSLOGONLOGテーブルから統合マネージャのADSLOGONLOGテーブルへの
更新が失敗しました。(DB_INVmgrTo_ADSLOGONLOG)
Description:列名'SubMgrNO'が無効です。
(列名は他にEventTime、AgtNOが表示されます)
【影響】
資産管理サブマネージャのスケジュール更新が失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の全ての条件に当てはまる場合に100%発生します。
2010/5/26
・複数のMRからまったく同時にログオン情報が送信された場合
・そのログオン情報が統合マネージャのデータベース内で最新のイベント日時となった場合
(以上の情報は画面表示されないため、確認することはできません)
【回避方法】
回避方法はありません。
マネージャをVer6.4.2.0以上にアップデートしてください。
【原因】
MRからまったく同時のログオン情報が上がってきた場合のスケジュール更新処理に問題がありました。
同時にログオン情報が上がってきた場合、重複を防ぐために統合マネージャ側のデータを一旦削除する
処理を行っておりますが、その削除処理に誤りがあり現象が発生しておりました。
【対策】
スケジュール更新の処理を修正し、まったく同じにログオン情報が上がっても正常に更新できるよう
修正しました。
資産管理
6.エージェント一括移動・削除画面のライセンス編集で正しくライセンスが編集されない問題の修正
【現象】
エージェント一括移動・削除画面のライセンス編集タブで、ソートをかけた状態でライセンス編集を行うと、
正しくライセンスが更新されません。
1.ライセンス付与したいエージェントに対しライセンスが付与できません。
2.ライセンス解除したいエージェントに対しライセンスが解除できません
【影響】
ライセンスが与えられていないエージェントは、長期レポートのデータ保存がされません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の手順で操作した場合に100%発生します。
2010/5/26
1.エージェント一括移動・削除画面のライセンス編集画面でライセンス編集を行う
2.画面内のいずれかの項目で並び替えを行う
3.設定ボタンを押し、設定する
【回避方法】
回避方法はありません。
マネージャをVer6.4.2.0以上にアップデートしてください。
【原因】
エージェント一括移動・削除画面でのライセンスのチェックを付け外しを行う処理に問題がありました。
画面で並べ替えを行ったときに、内部的に並べ替え前のチェックの状態を保持してしまい、
画面に表示されているチェックと実際に設定されるチェックが異なっておりました。
【対策】
上記の処理を修正し、並べ替えを行っても正常にライセンスの更新ができるよう修正しました。
Ver6.4.2.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
7.資産一括表示画面の「アプリケーション情報」の項目で、指定されたアプリケーションが入っていない
MRのセルに○が表示されてしまう問題の修正
【現象】
資産一括表示画面の「アプリケーション情報」の項目で指定されたアプリケーションが入っていない
MRのセルに○が表示されてしまうことがあります。
【影響】
資産一括表示画面上でインストールしていないアプリケーションがインストールしているように表示
されます。※その他の画面では正確に表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件をすべて満たした場合、100%発生します。
①資産一括表示画面で、「アプリケーション情報」のタブから項目を選択して複数行表示を行う
2010/5/26
②①で選択した「アプリケーション情報」の項目が全て入っていない(アプリケーション情報の項目
部分が全て空)のMRの行が一部○が付いているMRの行の下に表示されている場合
【回避方法】
資産情報CSV一括出力で出力したデータを参照します。
【原因】
Ver6.4.0.0での新画面である資産情報一括表示画面の表示方法に問題がありました。
この画面では表示項目にあるアプリケーションがインストールされていれば○、されていなければ
‐を表示するようにしております。エージェントを上から順番に表示していく中で、表示アプリケーシ
ョンをまったくインストールしていなかった場合に、初期化をしておらず1つ前のエージェントの情報
がそのまま表示されておりました。
【対策】
上記問題を修正し、正しく表示できるようにしました。
スケジュー
ル設定
8.スケジュール設定アラームのメール内容に正しくない場合がある問題の修正
【現象】
「スケジュール設定」のアラームメール本文の「データベース情報」に、収集が”失敗”もしくは
”更新なし”のデータベース情報とは関係のない情報が記載されることがあります。
例)「USBマスタ情報」の収集に失敗しているのに「機密フォルダアクセスアラーム」と記載される。
【影響】
スケジュール設定の更新で以下の項目が失敗してもデータベース情報に記載されません。
68) ドメインログオンログオフログ
69) サーバ接続切断ログ
70) エージェント情報(vPro)
71) 資産情報(vPro)
72) 端末情報(vPro)
73) パッケージ配布エージェント結果ログ
74) パッケージ配布結果ログ
75) パッケージ配布実行結果ログ
76) ドメインログオンユーザマスタ
77) ログオンログオフログ
78) USBデバイス接続ログ
2010/5/26
79) USBデバイス接続ログ集計
80) USBデバイスエージェント別集計
81) USBデバイスユーザ別集計
82) USBマスタ情報
83) USB使用エージェント情報
84) USB使用ユーザ情報
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
次の全てを満たす場合に100%発生します。
・アラームメール通知の「スケジュール設定アラーム」を設定している
・機能Noが上記の68~84(計17項目)のいずれかのデータ収集に”失敗”または”更新なし”となる
【原因】
アラームメール本文に記載するための文字列として、統合マネージャ内に「機能No」と「データベース
情報」の対応情報をもっているが、上記17項目についてVer6.2.0.0以降追加しておりませんでした。
機能Noが1~84までのデータベース情報をもつべきところを、1~67までしか持たせておりませんでした。
【対策】
「スケジュール設定」のアラームメール本文作成処理に使う、 「機能No」と「データベース情報」の対応
情報に上記17項目を追加し、正しい内容のアラームメールを送れるよう修正しました。
Ver6.4.2.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
マネージャ
9.全マネージャでメモリリークが発生する問題の修正
【現象】
データベースにアクセスする全モジュールが、データベースにアクセスする際にメモリリークが発生します。
■1日あたりのリーク量の目安
統合マネージャ・・スケジュール設定の更新にて、1000台あたりおおよそ数MB
資産管理サブマネージャ・・1000台のMRのON通信と、資産トラップ(全資産)で、18MB
タスクイベントサブマネージャ・・1000台×200ログ=20万ログ(1日) で、20MB
サーバサブマネージャ・・SAの台数によらず、1000クライアントで1日100万ログとすると、29MB
【影響】
マネージャサーバのメモリ使用量の上限に達した場合マネージャが落ちることがあります。
その場合、直前に受信した数件のログがロストします。
※この場合でもマネージャプログラムは自動復旧により再度起動し、正常動作に戻ります。
【発生バージョン】
2010/5/26
LanScope Cat6 Ver6.1.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
・SQLServer版でのみ発生します。
・データベースにアクセスする処理があれば発生します。
(起動していればほぼ発生しております。)
【原因】
Ver6.1.0.0でデータベース接続・参照の性能改良を行った影響で発生しておりました。
データベースの値を複数回参照する場合、データベースの接続を再利用していますが、その再利用の際に
問題がありメモリに開放されない部分がありました。参照するたびに16バイトずつ使用メモリが増えておりま
した。
【対策】
内部メモリの開放を明示的に行うよう処理を修正しました。
サーバ監視
10.サーバ監視でセキュリティログが重複して表示される場合がある問題の修正
【現象】
セキュリティログが重複して表示されることがあります。
(ホスト名、IPアドレスのみが異なる)
【影響】
以下の画面でログが重複して表示されます。
・統合コンソールのサーバファイル操作一覧
・WEBコンソールのサーバセキュリティ
・CSVバックアップのサーバセキュリティログ
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/5/26
①セキュリティログの保存対象日にログが存在し、且つ保存対象日の10日前から保存対象日の期間
までで、接続切断ログに重複するログオンIDが存在する。
かつ、セキュリティログのログオンIDと接続切断ログで同一のログオンIDが存在する。
→CSVバックアップ、統合コンソール上でログが重複します。
② ホスト名が同じでエージェントNOが異なるデータが存在する。且つ、同一日の最新起動日時が存在する。
→WEBコンソールでログが重複します。
【原因】
同一のログオンIDがデータベースに存在した場合の処理に問題がありました。
【対策】
①同じログオンIDが存在した場合一番新しい日付の接続切断ログとひも付けるよう修正しました。
②セキュリティイベントログのMRサブマネージャNO、MRエージェントNOをセキュリティイベントログに
紐付ける際、前回起動日が一番大きい時のサブマネージャNO、エージェントNOで紐づけを行います。
Ver6.4.2.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
11.WEBコンソールの資産情報一覧画面で「資産情報更新日時」列の表示が正しく行われない問題の修正
【現象】
WEBコンソールの資産情報一覧画面で資産情報更新日時が空白となります。
【影響】
WEBコンソールの資産情報一覧画面で資産情報更新日時が確認できません。
※統合コンソールでは正しく表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
Webコンソー
資産情報を自動で取得し、手動編集を一度も行っていない場合に発生します。
2010/5/26
ル
【回避方法】
資産情報の手動編集を一度でも行えば以降は発生しません。
【原因】
資産情報更新日時を表示させる場合の最新判断処理に問題がありました。
資産情報更新日時は資産情報が手動で更新された時間と、自動で資産トラップが上がった時間とを比較
して大きな時間を表示します。このとき、手動で更新がされていないときは、「手動更新日時」がNULLにな
っており、この片方の値がNULLだった場合の考慮ができていなかったため、空のデータが表示されており
ました。
【対策】
資産情報更新日時列の表示にて、手動更新がなかった場合での比較判断も考慮するように修正する。
12.WEBコンソールの資産情報一覧画面で「資産情報更新日時」列が表示されていると、CSV出力に失敗する
問題の修正
【現象】
WEBコンソールの資産情報一覧画面で資産情報更新日時を表示項目に選択し、CSV出力をクリックすると
「CSVファイルの作成に失敗しました。」とエラーが表示され出力に失敗します。
【影響】
該当画面のCSV出力ができません。
【発生バージョン】
Webコンソー
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
2010/5/26
ル
【発生条件】
WEBコンソールの資産情報一覧画面で資産情報更新日時を表示項目に選択している場合に100%発生しま
す。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.4.2.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
資産情報更新日時列を表示させていた場合のCSV出力処理に問題があり、出力に失敗しておりました。
【対策】
上記問題を修正し、資産情報更新日時列を表示させていた場合も正しくCSV出力できるようにしました。
Ver6.4.2.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
MR
日付
内容
13.MRインストール時に、ファイアウォールの例外登録ダイヤログが表示される問題の修正
【現象】
Ver6.4.0.0にてファイアウォールの例外登録ダイヤログを表示しない改良を行ったにも関わらず、特定の条件
でMRをインストールした場合に表示が出てしまいます。
【影響】
クライアントPCの画面上に以下のダイヤログが表示されます。
<画像>
※表示はされても例外登録は内部的に行われているため、機能的な影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
2010/5/26
以下の条件に全て当てはまる場合に100%発生します。
1.MRのインストーラにインストール権限指定を行っている場合(MRINST.EXEでインストールした場合)
2.クライアントPCにユーザー権限でログインしていた場合
【原因】
ファイアウォールの例外登録処理はAdministrator以上の権限が必要ですが、インストール実行ユーザーを
指定して、ユーザー権限でインストールすると、MRは最初ログオンしているユーザの権限で起動し、ファイア
ーウォールの例外登録を実行しようとしておりました。
その際、ログオンしているユーザーがユーザー権限しか持っていない場合に例外登録に失敗しており、画面
が表示されておりました。
(その後MRは自動的にSYSTEM権限で立ち上がるため、その際に正常に登録されます。)
【対策】
ユーザー権限でログインしていた場合でも正常に例外登録できるように修正しました。
Ver6.4.2.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
デバイス制
御
プリント
サブマネー
ジャ稼働管
理
日付
内容
1.デバイス制限を適用するとデバイスが使用できなくなる場合がある問題の修正
【現象】
デバイス制限設定を適用すると、本来は読み込み可能で書き込み禁止となりますが、特定のデバイス※で
使用できない状態になります。
※現在発生を確認しているデバイス
機種名:NEC Versapro vm-6
ソフト:WinDVD for NEC
【影響】
デバイス制限設定であるにも関わらず特定のデバイスが使用できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5以上のMR
【発生条件】
2010/5/26
制御の対象となるデバイスのレジストリの記述が不正な形式であった場合に発生する可能性があります。
【回避方法】
現象が発生した場合、下記の手順を実行することで復旧可能です。
・デバイスマネージャ上から該当のデバイスの項目を削除して、デバイスの再接続を行う
【原因】
MRはデバイス制限設定で、該当のデバイスのレジストリに専用のドライバを取り付けます。
適用する際にレジストリからデバイスの情報を読み取っていますが、デバイスからの情報が
不正な形式であった場合にドライバの取り付けに失敗することがありました。そのため、その
デバイスのドライバが正常でない状態となり、認識できない状態になっておりました。
【対策】
MRのデバイス制御処理を改良し、不正な形式のデータでも処理ができるよう修正し、正常にデバイス
制限ができるよう修正しました。
2.WEBコンソールのプリント管理プリンタ比較画面で列名が不正になる問題の修正
【現象】
WEBコンソールのプリント管理プリンタ比較画面で表示するデータがない場合にテーブルの
列名に「@HEADER」と表示されます。
【影響】
列名に「@HEADER」と表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/5/26
プリンタ比較画面の集計範囲内にデータが存在しない場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。
マネージャをVer6.4.2.0にアップデートする必要があります。
【原因】
表示するデータがない場合の処理が誤っておりました。
本来「@HEADER」をプリンタ名もしくはプリンタIPアドレスと変換すべきところが表示データが1件も
ない場合に変換が出来ておりませんでした。
【対策】
表示するデータがない場合でも、プリンタ名、プリンタIPアドレスと表示するよう修正しました。
3.サブマネージャ稼働管理の更新時にCPU使用率が上昇する場合がある問題の修正
【現象】
特定の環境でサブマネージャ稼働管理の情報を更新すると更新完了までCPU使用率が100%になります。
【影響】
タイムアウトになり、使用可能になるまで通信がとれないサブマネージャの数×20秒間でCPU使用率が
100%になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3,LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
統合コンソール- 統合マネージャ - サブマネージャ間の通信が非常に細い、または通信ができない状
態になっている場合に発生します。
2010/5/26
統合コンソール - 統合マネージャ間の通信に問題がある場合は、統合コンソールのみCPUが上がります。
統合マネージャ - サブマネージャ間の通信に問題がある場合は、統合コンソール・統合マネージャ両方
のCPUが上がります。
【原因】
統合コンソールがサブマネージャの稼働状況を確認する通信を開始し、サブマネージャからの返答の通
信が来ると確認完了となりますが、サブマネージャからの返答が来るまで、間隔を置かずに返信結果を
チェックする処理になっており、繰り返し確認通信を行っておりました。
そのためサブマネージャからの返答通信がない場合にCPU使用率が上昇しておりました。
【対策】
返信結果をチェックする処理を1回実行されるごとに10ミリ秒待つ処理を追加することによってCPU使用率
が上がらないよう修正しました。
Ver6.4.2.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
マネージャ
日付
内容
4.サブマネージャが停止しない場合がある問題の修正
【現象】
サブマネージャのサービスを停止したにも関わらず、サブマネージャのプロセスが落ちないことや
落ちるまでに時間がかかることがあります。
【影響】
プロセスを強制終了する際のログ数件がロストする可能性があります。
(リアルタイムイベント以外のログ)
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
サブマネージャのサービスを停止する際にエージェントからログを受信している場合
【回避方法】
2010/5/26
回避方法はありません。マネージャをVer6.3.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.3.0.0よりログのDB書込み精度をあげるため、サブマネージャはサービス停止時に、自身が内
部メモリにもっているログを全てDBに書込んでから終了するようにしております。
ただし、終了しようとしている時にログを受信し続けたままでは終了することができないため、サービ
ス停止命令がきた際に、受信処理を停止するようにしております。
しかしながら、リアルタイムイベントサブマネージャではその受信停止処理が組まれていたが、他の
マネージャではその処理を含めておりませんでした。
そのため断続的に大量のログが上がり続ける環境では、内部メモリが空にならず常に追加されてい
くため、リアルタイムイベント以外のサブマネージャは終了できておりませんでした。
【対策】
すべてのサブマネージャに受信停止処理を加え、正常に停止できるよう修正しました。
5.パッケージ配布で、配布/実行に失敗しても結果ログが失敗にならない場合がある問題の修正
【現象】
パッケージ配布機能で配布/実行に失敗した際に、エラーメッセージ内にシングルクォーテーション
が含まれている場合に結果ログの書き込みに失敗します。
結果ログの表示は配布中もしくは実行中のままとなります。
【影響】
配布/実行に失敗したことが把握できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0のマネージャ
【発生条件】
パッケージ配布の配布もしくは実行が失敗し、かつ以下の条件のいずれかに当てはまる場合に発
ファイル配布 2010/5/26
生します。
・配布元もしくは配布先のファイルパスにシングルクォーテーションが含まれる場合
・イメージスクリプトで実行した画面のタイトルにシングルクォーテーションが含まれる場合
【回避方法】
回避策はありません。マネージャをVer6.4.2.0にアップデートしてください。
【原因】
ファイル配布サブマネージャがエラー内容をデータベースに書き込む処理でシングルクォーテーシ
ョンが含まれている場合の考慮が抜けておりました。
【対策】
ファイル配布サブマネージャを修正し、シングルクォーテーションが含まれている場合でも、正常に
結果ログに表示できるようにしました。
Ver6.4.2.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-21
エムオーテックス株式会社
第2版作成日:2010/5/26
LanScope Cat Ver6.4.2.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
6.ファイル配布機能の設定時にCPU使用率が上昇する場合がある問題の修正
【現象】
特定の環境でファイル配布機能の設定を行うとCPU使用率が100%になります。
HotFix配布、MR自動バージョンアップ機能でも同様の事象が発生します。
【影響】
タイムアウトになり、使用可能になるまで通信がとれないサブマネージャの数×20秒間でCPU使用率が
100%になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3,LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
統合コンソール- 統合マネージャ - サブマネージャ間の通信が非常に細い、または通信が出来ない状
態になっている場合に発生します。
ファイル配布 2010/5/26
統合コンソール - 統合マネージャ間の通信に問題がある場合は、統合コンソールのみCPUが上がり
ます。統合マネージャ - サブマネージャ間の通信に問題がある場合は、統合コンソール・統合マネージ
ャ両方のCPUが上がります。
【原因】
ファイル配布機能で設定を行うとその設定情報をサブマネージャまで送信します。サブマネージャはそ
の設定情報を受け取ると統合マネージャに返信しますが、統合コンソールがサブマネージャからの返
信が来るまで、間隔を置かずに返信結果をチェックする処理になっており、繰り返し設定情報を送信し
ておりました。そのためサブマネージャからの返答通信がない場合にCPU使用率が上昇しておりました。
【対策】
返信結果をチェックする処理を1回実行されるごとに10ミリ秒待つ処理を追加することによってCPU使用
率が上がらないよう修正しました。
7.長期レポートデータのみの自動バックアップができない問題の修正
【現象】
自動バックアップの設定で、システムデータの保存先・保存するかどうかのチェックが空欄で、長期レ
ポートデータのみ保存設定をしている場合、自動バックアップが実行されません。
【影響】
長期レポートデータのみのバックアップができません。
※エラーなどは発生せず、実行時刻になってもバックアップが実行されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0のマネージャ
【発生条件】
以下の設定を行った場合に100%発生します。
・自動バックアップ設定において、システムデータ
長期レポート 2010/5/26
⇒保存先のパス、「システムデータを保存する」のチェックボックスともに空。
・長期レポートデータ
⇒保存先のパスを設定し、「長期レポートデータを保存する」のチェックボックスにチェック。
の状態で自動バックアップを設定する。
【原因】
統合マネージャでは、自動バックアップを行う前に、システムデータ・長期レポートデータの保存先の
パスが空かどうか判断して、空だった場合はそこで処理を終了するようにしています。
2箇所ある保存先のパスを確認する処理の片方が、システムデータの保存先のパスのみを確認して
いました。そのため、初回から長期レポートデータのみ保存先を設定していた場合、システムデータ
の保存先のパスが空なので、自動バックアップが実行されず、処理を終了していました。
【対策】
システムデータ・長期レポートデータの保存先のパスが空かどうか判断する処理において、システム
データ・長期レポートデータ両方の保存先のパスが空だった場合のみ処理を終了するよう修正しました。
Ver6.4.2.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.5.0.0:2010年6月18日 15:14:46) EPMgr(6.5.0.0:2010年5月26日 9:50:56) INVMgr(6.5.0.0:2010年5月26日 9:51:06)
TSKMgr(6.5.0.0:2010年6月3日 10:16:24) REVMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:48) FDLMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:46)
WACMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:54) SVRMgr(6.5.0.0:2010年5月26日 9:51:16) DTCMgr(6.5.0.0:2010年5月26日 9:50:54)
Webcsl(6.5.0.0) MR(6.5.0.0:2010年6月22日 14:56:06) SA(6.5.0.0:2010年6月1日 10:38:04) DA(6.5.0.0:2010年5月26日 9:50:48)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
1.統合コンソールに同時アクセスができるようになりました。
【内容】
従来のLanScope Catでは、統合コンソールへのアクセスは同時にアクセスができず一人だけ
アクセスできました。Ver6.5.0.0より、アカウントを設定することにより複数人の管理者が同時に
アクセスを行い、エージェントの管理やポリシーの設定を行うことが可能です。
コンソール
【コンソールアカウント】
統合コンソールにアクセスする為のアカウントです。
2010/6/25
【パスワード】
統合コンソールにアクセスする為に必要なパスワードです。
2.統合コンソールのアクセスに対して権限を設定することができるようになりました。
【内容】
Ver6.5.0.0より、統合コンソールへの同時アクセスが可能になり、アクセスする管理者に対して
権限を設定することが可能になりました。これにより、機能ごとに管理者を設定することが可能に
なります。例えば、Aさんは資産管理のみを行い、Bさんは操作ログの監視だけを行うといった
権限分散を行う運用が可能になりました。
【権限内容一覧】
①基本設定管理②構成設定管理 ③資産情報閲覧④リモートコントロール機能⑤資産ポリシー
⑥アプリケーション稼働ポリシー⑦アプリケーション禁止ポリシー⑧リアルタイムイベントポリシー
⑨プリントポリシー⑩ファイル情報ポリシー⑪メッセージポリシー⑫ファイル配布ポリシー
⑬Webアクセスポリシー⑭デバイスポリシー⑮アプリケーション監査ポリシー⑯サーバ監視機能
⑰不正PC検知機能
【画面イメージ】
コンソール
2010/6/25
3.不正PC検知の対応環境を増やしました。
【内容】
Ver6.5.0.0より、以下のOS、プラットフォームへの対応を追加しました。
動作環境
2010/6/25
Windows XP x64
Windows Server 2003
Windows Vista x86
Windows Vista x64
Windows Server 2008
Windows Server 2008
Windows 7 x86
Windows 7 x64
Windows Server 2008
x64
x86
x64
R2
DA
○
○
○
○
○
○
○
○
○
対応環境の詳細情報は、当社サイトのOS対応表を確認してください。
http://www.motex.co.jp/cat6/systemcompose/oslist.html
Ver6.5.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■機能追加
項目
日付
内容
4.インテル社のvProテクノロジー搭載端末及びVNCをインストールしている端末にリモートコントロール
できるようになりました。
【内容】
インテル社のvProテクノロジーを搭載している端末及びVNCをインストールしている端末にコンソールで
リモート管理することができるようになりました。
【ハードウェアリモコン(vPro)の主な特長】
1.MRがインストールされていなくてもvProテクノロジーを搭載している端末を検知し、コンソー
ル画面からリモートで遠隔操作することが可能です。
2.vProテクノロジーを搭載している端末では、以下の状態でもリモート操作することが可能です。
・OSがハングアップ状態でも接続可能
・BIOS画面の設定が可能
・セーフモード起動状態でも接続が可能
・OSのインストール中でも操作可能
【vProテクノロジーに関する注意点】
ハードウェアリモコンを利用するには、vProテクノロジーに対応し「インテルCore i5 プロセッサー」及び
「インテルCore i7プロセッサー」を搭載したシステムが必要です。
【ソフトウェアリモコン(VNC)の主な特長】
MRがインストールされていなくてもVNCをインストールしていることで、コンソール画面からリモート
遠隔操作することが可能です。
対応対象PCの状況
リモートコン
トロール
2010/6/25
リモートコントロール
ソフトウェア ハードウェア
PCが起動している
○
○
PCが起動しているが、
ソフトウェアは起動していない
×
○
PCが未起動状態
×
○
【画面イメージ】
Ver6.5.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■改良点
項目
サーバ監視
デバイス制
御
日付
内容
1.サーバ監視機能で、Active Directory環境でかつホスト名接続を行っていた場合でも接続元IPアドレスを取得
できるようにしました。
【内容】
サーバ監視機能でActive Directory環境でかつホスト名接続を行っていた場合、セキュ
リティログにKerberos認証のログしか残らず、接続元のホスト名やIPアドレスが取得で
2010/6/25
きませんでしたが、Ver6.5.0.0より接続元のIPアドレス取得できるようになりました。
【必要となる環境】
Ver6.5.0.0以上のSAに対応しています。
【制限事項】
ホスト名は取得できません。そのため、サーバ監視ログとリアルタイムイベントログの紐付けが
できません。
Ver6.5.0.0第3版にて、誤記を修正:2010/7/06 2.ユーザー権限でログオンした場合に暗号化USBメモリのデバイス情報が変化しても、1つのデバイスとして
認識できるようにしました。
【内容】
暗号化USBを接続したときに、ユーザー権限であると認証用モジュールを起動したときにデバイスのプロダ
クトID(PID)が変化して、別のデバイスとして認識されます。そのため、今までのバージョンでは許可設定を
行うには両方のシリアルNOを設定していただく必要がありましたが、Ver6.5.0.0の改良により、先に認識され
るほうのシリアルNOを設定するだけで、許可設定されるようになりました。
【必要となる環境】
Ver6.5.0.0以上のMRに対応しています。
【画面イメージ】
2010/6/25
OS上の認識
物理デバイス
管理者
権限時
VID: AAAA
PID: BBBB
Serial: 1234
ユーザー
権限時
VID: AAAA
PID: CCCC
Serial: 1234
Cat上の認識
3.スリープ/スタンバイ/休止状態に入った場合のMRの動作を指定できるようにしました。
【内容】
Ver6.4.0.0の改良でスリープ/スタンバイ/休止状態に入った場合に、MRはOFF状態になるように
しましたが、Ver6.5.0.0でOFF状態にするかどうかを設定できるようにしました。
動作内容をMRCONF.INIで指定し、エージェントのインストールフォルダにMRCONF.INIファイルを
おくことで、設定できます。
【必要となる環境】
Ver6.5.0.0以上のMRに対応しています。
【画面イメージ】
[NOTSTANDBYREBOOT]
MR
2010/6/25
⇒スリープ/スタンバイ/休止状態時に
MR再起動しない。
Ver6.5.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
アプリケー
ション稼働
1.アプリケーション稼働管理機能でアプリケーション名が空のログが上がることがある問題の修正
【現象】
64bitOSでアプリケーション稼働ログのプログラム名が空白になる場合があります。
WindowsVista以降の32bitOSで保護されたプロセスのログ取得ができません。
【影響】
アプリケーション稼働ログのプログラム名が空白になる場合があります。
アプリケーション稼働集計画面で空白のアプリケーションが集計対象となります。
WindowsVista以降の32bitOSで保護されたプロセスのログ取得ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上のMR
【発生条件】
2010/6/25
以下の条件にいずれかに当てはまる場合に発生する場合があります。
①64bitOS端末でイメージ名がsmss.exeのプロセスが上がっている場合
②Vista以降のOSで保護されたプロセスに設定されているアプリケーションがプロセスに上がっている場合
③32bitのVista以降のOSで保護されたプロセスに設定されているアプリケーションがプロセスに
上がっている場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートしてください。
【原因】
上記発生条件下でのアプリケーション稼働ログの取得方法に問題がありました。
【対策】
アプリケーションのプロセス名取得処理を変更して改善しました。
デバイス制
御
2.デバイス制御を行っているVista端末で初回接続の暗号化USBメモリを接続するとデバイスが認識されない
ことがある問題の修正
【現象】
デバイス制限設定を行っている端末で、初めて使用する暗号化USBメモリを接続すると「デバイスドライバ
ソフトウェアは正しくインストールされませんでした。」と表示され、ドライバのインストールに失敗します。
暗号化USBメモリは通常ドライブが2つ表示されますが、そのうち認証用のドライブは表示されません。
デバイスマネージャで確認すると、暗号化USBメモリの2つのドライブのうち1つが無効になります。
【影響】
その端末上で暗号化USBメモリが使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の条件にあてはまる場合に発生することがあります。
1.デバイス制限ポリシーが有効になっている
2010/6/25
2.その端末で使用されたことがない暗号化USBメモリを接続する
3.端末のOSがWindowsVistaの場合に発生することが多いが、その他のOSでも発生する可能性はある
【回避方法】
デバイスマネージャ上で無効になっているドライブを有効にした後、再度デバイスを接続しなおすことで
使用可能となります。
【原因】
デバイス制限用のドライバの取り付け処理に問題がありました。
端末に初めてデバイスを接続する際にはそのデバイスのレジストリが作成され、ドライバのインストールが
行われますが、レジストリが作成完了する前にデバイス制限用のドライバを取り付けようとしてドライバの
インストールが失敗しておりました。
【対策】
デバイスのレジストリが完全に作成完了してからデバイス制限用のドライバを取り付けるように修正しました。
この修正により、初めて端末に接続するデバイスは1回目が禁止となり、
2回目以降の接続から制限となります。
Ver6.5.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
デバイス制
御
3.デバイス制御ポリシーの除外キーワードに登録している暗号化USBメモリが端末で初回接続の場合に
禁止されてしまう問題の修正
【現象】
WindowsXPの管理者権限を持たないユーザーでログインした状態でデバイス制御ポリシーの
除外キーワードに登録している暗号化USBメモリを初めて接続するとマイコンピューター上に
ドライブは表示されますが、認証用のモジュールを実行した時点で禁止されてしまいます。
【影響】
その端末上で暗号化USBメモリが使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の条件にあてはまる場合に発生することがあります。
発生OS・・・Windows2000以降
2010/6/25
発生機器・・・暗号化機能付USBメモリなど初回接続の認識に時間がかかる機器
【回避方法】
数回接続しなおすと正常に許可されるようになります。
【原因】
端末(OS)上で初めてデバイスが使用される際、ドライバインストール等のOSが
デバイスレジストリ(登録情報)を作成しますが、MRのデバイスレジストリ完成判断処理が
不完全であったことと、Ver6400で追加されたUSB情報取得処理によってOSのデバイスレジストリ作成が
遅くなってしまっていたことが原因でした。 これにより、禁止除外判断をデバイス名が作成されていない
状態で行うことになり、禁止対象と判断していました。
【対策】
本現象につきましてはVer6420にて取得処理を改良することにより発生頻度は抑えておりましたが、
Ver6.5.0.0にて根本対策を行いました。デバイスのレジストリが完全に作成されてから禁止除外の
判断処理を行うことにより、正常に禁止除外するようにしました。
サーバ監視
4.サーバ監視機能でファイルサーバがWindows Server 2008 R2だった場合にサーバファイル操作ログが
全てローカル操作になる問題の修正
【現象】
サーバ監視機能でファイルサーバがWindows Server 2008 R2だった場合にリモートアクセスを行った
場合でも全てローカル操作でのログ表示がされてしまいます。
【影響】
サーバファイル操作ログが全てファイルサーバ上で操作したログとして表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のサーバエージェント
2010/6/25
【発生条件】
監視対象のファイルサーバのOSがWindows Server 2008 R2である場合に100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。サーバエージェントをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Windows Server 2008 R2でセキュリティログの項目(アクセス理由)が増えていたため、サーバエージェント
の解析結果に誤りがありました。
【対策】
Windows Server 2008 R2でのセキュリティログの取得方法を修正し、正しく解析できるようにしました。
Ver6.5.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
MR
1.表示言語の影響でMRインストール時にMACアドレスの取得に失敗したりネットワーク情報の取得に
失敗する問題の修正
【現象】
表示言語やシステムロケールの設定がOSインストール時に設定されている言語と異なる場合などに
以下の現象が発生します。
①MRのインストールを行うと、MACアドレスの取得失敗のエラーメッセージが表示される。
②MACアドレスを入力するダイアログがOSの表示言語と異なる言語で表示される。
③登録完了後、DNSサーバ、デフォルトゲートウェイなどのネットワーク情報が取得されない。
④ファイル操作ログが正しく取得されず、ファイルコピーを行ってもファイル作成としてログがあがる。
⑤ファイル操作ログが正しく取得されず、100個のファイルコピー時にログが6件ほどしか上がらない。
【影響】
・MR自動インストール時にMACアドレスの取得に失敗し、MACアドレスの入力ダイアログが表示される。
・MACアドレスの入力ダイヤログなどがOSの表示言語と異なる言語で表示される。
・MACアドレスを手入力し登録完了した後も、DNSサーバなどの情報が取得されない。
・ファイル操作ログが正しく取得されず、操作ログの種類が異なったりログ件数が実際と異なる。
【発生バージョン】
LanScope Cat3,LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
・OSインストール時に設定する言語設定をデフォルトとは異なる設定にした場合など、
HKEY_USERS\.DEFAULT\Control Panel\International のLocaleの値
2010/6/25
「00000409(英語) or 00000411(日本語)」とシステムロケール(コマンドプロンプトの表示言語)とが
異なる場合
・Vista以降のOSにて、言語パックをインストールして設定されている言語とシステムロケールが異なる場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRは端末のレジストリの値を見て表示言語として判断しています。
しかし表示言語とシステムロケール(コマンドプロンプトの表示言語)が異なる場合があり、
その際にMR起動時のIPCONFIG/ALLの実行結果の解析が行えておりませんでした。
MACアドレスの取得に失敗しており、MRのインストールに失敗しておりました。
手動でMACアドレスを入力し、登録完了した後も、同様の理由でネットワーク情報の取得ができません。
またファイル操作ログに関してもファイルコピー時のコピーダイヤログが表示言語が異なることによりコピーと
判断されず、ファイル作成ログで上がり、またコピーが完了する前にログをあげてしまうためログ件数が少なく
なっておりました。
【対策】
ネットワーク情報の取得時に「ipconfig /all」を解析した際に、NIC情報が取得できたかどうかをチェックし
NIC情報が一切取得出来なかった場合には現在の表示言語と 異なる言語(日本語であれば英語、
英語であれば日本語)でネットワーク情報の取得処理を行うように修正しました。
ファイル操作ログではVista以降のOSでは現在ログオンしているユーザーの言語設定を取得するように
修正しました。
SPパッケー
ジ配信
2.Vista端末でSPインストールパッケージ配信が失敗する場合がある問題の修正
【現象】
SPインストールパッケージ機能で権限を付与したパッケージをWindowsVistaで実行すると
「インストールはキャンセルされました。再度実行してください。」というエラーメッセージが表示され
実行に失敗する場合があります。
【影響】
ユーザー権限でログインしているVista端末に、SPインストールパッケージで作成した
サービスパックインストーラのインストールができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
以下の条件にあてはまる場合に発生することがあります。
①統合コンソールのSPインストールパッケージ作成画面で権限を付与したLspSetを作成する
②①のLspSetをWindowsVistaで実行する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
WindowsVista端末ではLspSetにパラメータをつけて権限を昇格させてもう1度実行し、権限が昇格した
LspSetが指定されたEXEを実行するが、同じEXEを権限を付与して多重実行したときに失敗することが
ありました。
【対策】
WindouwVistaの場合にはLspSet自身をProgramDataフォルダにコピーしてから権限付与の実行することで、
同じフォルダ内での多重起動を行わないように修正しました。
Ver6.5.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
MR
日付
内容
3.サブマネージャの同期を行っている間にエージェントからのON通信を受けるとエージェントが
重複することがある問題の修正
【現象】
資産管理サブマネージャ/サーバサブマネージャ/検知サブマネージャの同期を行っている間に
エージェントからのON通信を受けるとエージェントが重複することがあります。
【影響】
クライアント表示に同じ端末のエージェントアイコンが2つ表示されます。
サーバ表示で同じファイルサーバのアイコンが2つ表示されます。
セグメント表示で同じ端末の検知エージェントが2つ表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3,LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
以下の条件に当てはまった場合に発生することがあります。
2010/6/25
①上記サブマネージャの同期を行う
②その間にエージェントからON通信が発生する
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
サブマネージャの同期を行うとまずサブマネージャのデータベースのエージェント登録テーブルを削除
してから統合マネージャのデータをダウンロードします。削除してからダウンロードするまでの間にエー
ジェントがON通信が来ると新規登録されることになります。
その後、統合マネージャからそのエージェントも含んだデータがダウンロードされるため、同じ端末の
エージェントアイコンが2つ作成されることになっておりました。
【対策】
サブマネージャの同期処理中はエージェントからのON通信がきてもデータベースに登録しないように
修正しました。
4.特定の操作、特定の環境でデスクトップを表示したときのログが取得できない問題の修正
【現象】
特定の操作、特定の環境でデスクトップを表示しているときのリアルタイムイベントログが取得できません。
例:
クリックで
アクティブ切り替え
▼
画面
ログ
リアルタイム
2010/6/25
イベント
Explorer
Explorer
デスクトップ
クリックで
アクティブ切り替え
▼
Outlook
Outlook
【影響】
リアルタイムイベントログでデスクトップをアクティブにしていた時間は、デスクトップに切り替える前の
ウィンドウの時間として換算されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3,LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
以下の環境もしくは操作を行った場合に100%発生します。
<環境>
64bit版のWindows7では100%発生します。
<特定操作>
①WindowsVista、7でAlt+Tabでデスクトップに切り替えた場合
②WindowsVista、7でWin+Tabでデスクトップに切り替えた場合
③Windows2000,XP,Vista,7でWin+Dでデスクトップ表示を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
デスクトップ画面を表示させた場合に取得されるウィンドウタイトルが通常「ProgramManager」となるが
上記条件下で64bit版のWindows7ではウィンドルタイトルが空となっていたため、ログとして取得できて
おりませんでした。
【対策】
上記条件下で64bit版のWindows7でのデスクトップ表示はクラス名として「WorkerW」となるので、
「WorkerW」をウィンドウタイトルとして取得するよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
5.多言語ユーザーインターフェース機能を使用している場合にファイル操作ログが正しく上がらない
問題の修正
【現象】
WindowsVista、7、2008、2008R2の「多言語ユーザーインターフェース機能」にVer6.4.0.0にて対応しましたが、
MRのインストールは成功してもLspEvmon.exeが表示言語を取得していないためファイル操作ログが正しく
されない場合があります。
【影響】
ファイル操作ログでファイルコピーを行ってもファイル作成ログとなります。
ファイル操作ログでファイルコピーを行った場合のログ件数が少なく表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3,LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョン
【発生条件】
WindowsVista、7、2008、2008R2の「多言語ユーザーインターフェース機能」を使用して表示言語を
リアルタイム
変更している場合に発生します。
2010/6/25
イベント
【回避方法】
OSの表示言語(システムロケール)とログオンユーザごとの表示言語(ユーザーロケール)を合わせる
ことで現象回避できます。
【原因】
Ver.6.4.0.0 での『多言語ユーザーインターフェース機能』への対応処理にて
『多言語ユーザーインターフェース機能』で設定された言語の取得を行っていますが、 その後に、
再度OSのデフォルトの言語設定を表示言語として取得しておりました。
そのため、表示言語のずれが生じておりました。ファイルコピーの操作の場合は「コピーしています」
というダイヤログを元にコピーの判断をしておりますが、言語が異なることによりコピーと
みなされておりませんでした。
【対策】
多言語ユーザーインターフェース機能への対応処理で取得した表示言語の設定を表示言語として
設定するように修正いたしました。
6.エージェント別リアルタイムイベントログでVer5.1.0.0未満のMRのログを表示できない問題の修正
【現象】
Ver6.4.0.0以上の統合コンソールからVer5.1.0.0未満のMRのエージェント別リアルタイムイベントログを
表示しようとすると「リアルタイムイベントログの読み込みに失敗しました。」というエラーが表示されます。
【影響】
エージェント別リアルタイムイベントログの確認ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャかつVer5.1.0.0未満のMR
【発生条件】
リアルタイム
2010/6/25
上記バージョンであれば100%発生します。
イベント
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver.6.4.0.0の改良でリアルタイムイベントログにファイルサイズを追加しましたが、Ver5.1.0.0未満のMRでの
考慮がされておりませんでした。
【対策】
統合コンソールのエージェント別リアルタイムイベントログの処理を修正し、Ver5.1.0.0未満のMRからのログも
表示できるように修正しました。
Ver6.5.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
パッケージ
配布
7.サブマネージャを追加した場合にパッケージ配布がされない問題の修正
【現象】
配布用のパッケージを作成してからサブマネージャを新しく追加した場合に、そのサブマネージャに
登録しているMRにパッケージ配布設定できるが、状態が「設定通知前」のまま変わらず、配布ができません。
【影響】
新しく追加したサブマネージャに登録されているMRに対して追加前に作成したパッケージが配布できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
サブマネージャを追加する前に作成したパッケージを追加したサブマネージャに登録しているMRに
配布しようとすると100%発生します。
2010/6/25
【回避方法】
追加したサブマネージャのファイル配布サブマネージャの再登録/同期を行うと「設定通知前」の
配布設定で配布されるようになります。
【原因】
パッケージ設定では作成時に統合マネージャとサブマネージャに設定情報を書き込んでいます。
しかしながら新しく追加したサブマネージャはその設定情報を持っていないため、配布設定したMRに
対して設定通知を行うことができませんでした。
【対策】
ファイル配布サブマネージャの登録処理を修正し、統合マネージャに設定されているパッケージ設定の
情報をダウンロードするようにしました。
デバイス制
御
8.複数ユーザーがログオンしている端末で外付けデバイス禁止ができない場合がある問題の修正
【現象】
WindowsXP以降のOSに搭載されている「簡易ユーザー切り替え」を用いて複数のユーザーでログイン
している状態だと、デバイスポリシーで外付け禁止設定が適用されているにも関わらず使用できて
しまう場合があります。
【影響】
USBメモリなどの外付けデバイスが使用できます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
複数ユーザが同時にログオン可能なOSにて、以下の条件を全て満たした場合に発生します。
①複数ユーザでログインしている
②最後にログインしたユーザと、現在アクティブになっているユーザが異なっている
2010/6/25
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
外付けデバイス禁止処理は、ログオンしているユーザと同じ権限で実行する必要があります。
そのため、MRは起動しているExplorer.exeから権限を取得して同じ権限でLspOffDev.exeを起動させて
禁止処理を実行させています。
しかし、複数ユーザがログオンしている環境では複数のExplorer.exeが起動しており、現在アクティブに
なっていないユーザの権限で禁止処理を実行してしまっていた場合に、実際には禁止されずデバイスが
使用可能になっていました。
【対策】
存在するExplorer.exeの中から、現在アクティブなユーザーのExplorerを探し、その権限でLspOffDev.exeを
起動させることで、複数ログオン環境でも外付け禁止が有効になるように対策しました。
Ver6.5.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
9.USBハブを使ってUSB機器を複数接続した場合にUSB機器の文字列情報が正しく取得できない問題の修正
【現象】
USBハブを使ってUSB機器を複数同時接続した場合に、USB機器の文字列情報
(ベンダー名/プロダクト名/ シリアルナンバー)が正しく取得できず、接続ログの
「ベンダー名」「プロダクト名」「シリアルナンバー」の情報が 欠けてしまったり文字化けしてしまったりする
場合があります。
【影響】
USB資産レポート、未登録USB一覧画面でUSB機器のベンダー名、プロダクト名が文字化けします。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
≪発生確認OS≫
2010/6/25
・ Windows Vistaと2008の環境で発生しました。(他のOSでは発生しませんでした。)
≪発生確認機器≫ LanScope専用USBメモリと他社製USBメモリの両方で発生が確認できています。
≪備考≫
・ Vistaでは50回に10回程度、2008では50回に3回程度の頻度で発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
USB機器の情報取得のタイミングによって以前の情報が一部残ってしまったり、全ての情報が書き込まれる
前に取得してしまっていることが考えられます。
【対策】
USB機器接続時の情報取得処理を修正し、不正な情報が取得された場合は最大5回までリトライするよう
にしました。
10.不正PC検知の表示権限を設定しているとWEBコンソールのログインに時間がかかることがある問題の修正
【現象】
不正PC検知の表示権限を設定しているとWEBコンソールのログインに時間がかかることがあります。
例)WEBコンソールの表示権限設定で不正PC検知の100個のセグメントにチェックをつけた場合に
5分程度ログインに時間がかかります。
【影響】
WEBコンソールのログインに時間がかかります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5,LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
Webコンソー
2010/6/25
【発生条件】
ル
登録しているセグメントが多い環境かつ一度に表示権限を変更した場合に発生することが多いです。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
データベースの統計情報の更新がされていないことが原因でクエリの処理に時間がかかっておりました。
【対策】
スケジュール設定での更新処理にデータベースの統計情報の更新を行うよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
11.長期レポートの問題抽出画面の表示でエラーになることがある問題の修正
【現象】
長期レポートの問題抽出画面で「エラーが発生しました。(ERR-M2026C)」とエラーが表示されることが
あります。
【影響】
長期レポートの問題抽出画面の表示ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
Webコンソー
【発生条件】
2010/6/25
ル
表示するデータに制御文字が含まれている場合に発生します。
例)プリントログ内のドキュメント名に制御文字が含まれていることがありました。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
当該画面を表示する際に制御文字が含まれている場合でもそのまま表示しようとして
エラーとなっておりました。
【対策】
表示するデータに制御文字が含まれていた場合は制御文字を省略する形で表示するよう修正しました。
12.長期レポートの保存処理でサーバセキュリティログの保存に失敗することがある問題の修正
【現象】
長期レポートの保存処理でサーバセキュリティログの保存に失敗することがあります。その場合以下の
アプリケーションログが出力されます。
ソース:LanScope Cat6 - DataShift
説明:LSECEVLOGテーブルへの更新に失敗しました。(DB_Translate_LSECEVLOG)
Descriptiion:注意:オブジェクト名の一部を変更すると、スクリプトやストアドプロシージャが機能しなくなる
可能性があります。
【影響】
長期レポートデータが保存されず、最後に成功した後からのサーバ監視のログが長期レポートに
表示されません。アラームメール設定を行っている場合は長期レポート保存失敗の
Webコンソー
アラームメールが送信されます。
2010/6/25
ル
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
サーバ接続切断ログに、ワークステーション名が16Byte以上のログが存在する場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
セキュリティログを格納するテーブルのサイズに問題がありました。ホスト名の列のサイズを15byteに
していたが、この列にはワークステーション名が入り、そのサイズが最大20byteであったためデータを
格納できずエラーとなっておりました。
【対策】
長期レポートのサーバセキュリティログ用テーブルのホスト名列のサイズを20byteに修正しました。
Ver6.5.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
13.アプリケーションライセンス管理画面でデータが表示されない及び不要なデータが表示される問題の修正
【現象】
Webコンソールの「アプリケーションライセンス管理」画面で、サブマネージャ間移動したエージェントの
データが全く表示されず、集計された値が実際の値より少ないことがあります。また、本来表示される
べきではないデータが表示され、実際の値より多くなることがあります。
【影響】
・アプリケーションライセンス管理の「ライセンス一覧」の過不足の集計が実際より少ない、または多くなる
・アプリケーションライセンス管理の「アプリケーショングループ別インストール状況」に表示されるべき
エージェントの行が表示されない。または、選択範囲にいないエージェントの行が表示される。
・Webコンソールの画面から出力できるCSV出力のデータが実際のデータと行の数があわなくなる。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
■ライセンスが多くなる場合
以下の条件に全てあてはまる場合に発生することがあります。
Webコンソー
・表示対象となるグループにサブマネージャ間移動をしたエージェントが属している
2010/6/25
ル
・対象グループと同じグループNOをもつ、別のサブマネージャのグループがある
・別サブのグループの配下にあるグループのNOと同じNOのグループが対象グループの
サブマネージャにもあり、その同じNOのグループに他のエージェントが属している
■ライセンスが少なくなる場合
・表示対象となるグループNOが、別のサブマネージャにはなくそのグループにサブマネージャ間
移動したエージェントが属している場合
【回避方法】
ネットワーク全体か、サブマネージャから表示を行うと、正しいデータが表示されます
【原因】
アプリケーションライセンス管理画面の「ライセンス一覧」画面表示と「アプリケーショングループ別
インストール状況」画面の表示及びCSV出力にて、表示対象範囲を絞り込む際に登録上のして
サブマネージャNOをキーに絞りこんでいました。
【対策】
「ライセンス一覧」画面と「アプリケーショングループ別インストール状況」画面のHTML表示およびCSV
出力でのグループからの絞り込みのクエリを表示サブマネージャNOをキーに絞るように修正しました。
14.アプリケーションライセンス管理画面でCSV出力で○となる情報が空で出力されることがある問題の修正
【現象】
Webコンソールのアプリケーションライセンス管理画面の「アプリケーショングループ別インストール状況」の
画面でCSV出力を行った時、サブマネージャ間移動を行われている場合、対象のアプリケーションを
インストールしていて○と出力されるべきが空で出力されることがあります。
【影響】
Webコンソールの「アプリケーショングループ別インストール状況」画面のCSV出力されたデータが○となる
情報が空で表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
以下の条件に全てあてはまる場合に発生することがあります。
・サブマネージャが複数台あり、サブマネージャ間移動しているエージェントがいる
・「アプリケーショングループ別インストール状況」画面の表示対象の中で、サブマネージャ間移動した
Webコンソー
2010/6/25
エージェントNOより大きなエージェントNOのエージェントが、移動先のサブマネージャのNOより小さな
ル
サブマネージャに属しているとき
(例)
サブマネージャ1のエージェントNO50のエージェントを、サブマネージャ2に移動したとき、
サブマネージャ1にいるエージェントNOが51以上のエージェントの○が出力されません。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
画面に出力するための○or空の判断を行うクエリと、CSV出力にて○or空の判断を行うクエリのソート順序が
異なっていました。画面では表示サブマネージャNOでしたが、CSV出力ではサブマネージャNOに
なっていたため、出力されるべき情報を飛ばしてCSV出力を行う動作になっていました。
【対策】
CSV出力でのクエリのソート順序を表示サブマネージャNOにして、正しく情報が出力されるように
修正しました。
Ver6.5.0.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
コンソール
1.資産情報CSV一括出力がクライアント表示より表示できない場合がある問題の修正
【現象】
資産情報CSV一括出力画面を表示しようとすると、「クライアント表示でスタンドアロンMR管理マネージャ、または
配下のグループ/エージェントアイコンを選択してください。」というエラーが発生する。
【影響】
資産情報CSV一括出力が使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の手順を実行した場合に発生します。
①スタンドアロンMRのエージェントアイコン右クリックより、資産情報CSV一括出力画面を表示する
2010/6/25
②(プリンタやルータなどの)ネットワーク機器アイコン右クリックより、資産情報CSV一括出力画面を表示する
【回避方法】
アイコンが属しているグループやサブマネージャより資産情報CSV一括出力を行う
機能メニューより資産情報CSV一括出力を行う
【原因】
スタンドアロンマネージャ配下かネットワーク全体配下かを判断するチェックの際、
ネットワーク全体配下のネットワーク機器アイコンを直接選択した場合のみチェックが抜けており、
スタンドアロン配下であるという誤判断を起こしていたことが原因です。
【対策】
ネットワーク機器アイコンを直接選択した場合でも、ネットワーク全体を選択している情報を内部的に保持し、
資産情報CSV一括出力画面が表示できるよう修正しました。
コンソール
2.コンソールで資産情報の更新を行うと、クライアントツリーでどの種類の表示アドレスを選択していても、
該当エージェントの表示がエージェント名になってしまう問題の修正
【現象】
メッセージ結果一覧画面、資産情報一括表示画面、資産管理一覧画面で資産情報の更新を行うと、
選択した表示アドレスの種類に関わらず、クライアントツリーの該当エージェントの表示が
エージェント名になってしまいます。
【影響】
クライアントツリーの表示が選択した表示アドレスと異なってしまいます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
①クライアントツリーの表示アドレスにエージェント名以外を選択している
2010/6/25
・メッセージ結果一覧画面の場合は、エージェント名の項目が空欄でない状態にする
・資産情報一括表示画面の場合は、表示項目にエージェント名を設定する
・資産管理一覧画面の場合は、表示項目にエージェント名を設定し、編集を行う
②「更新」ボタンを押し、資産データの更新を行う
【回避方法】
クライアントツリーを表示を表示し直すか、表示アドレスを設定し直すことで正常に表示されます。
【原因】
クライアントツリーで、どの表示アドレスを選択していても、各画面で更新されたエージェント名を再表示する
処理を行っておりました。
【対策】
資産データ更新後も、クライアントツリーの表示名には表示アドレスで選択されている種類のアドレスを
そのまま表示させるよう修正しました。
コンソール
3.エージェント一括移動・削除の移動先部署の一覧の並び順がばらばらになる問題の修正
【現象】
エージェント一括移動・削除の移動先部署の一覧の並び順が、「空白・記号・アルファベット・あいうえお順」
という仕様と異なり、ばらばらになります。
【影響】
部署一覧がばらばらに表示され、選択が行いにくくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
グループが複数の階層に作成されている場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
部署一覧のデータを取得する際、サブマネージャNoと最下層のグループ名だけで並び順を決めていたために
生じます。
【対策】
部署一覧のデータを取得する際には、最下層のグループ名では無く、フルパスに対して
並び順を決定するよう修正いたしました。
Ver6.5.0.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
コンソール
4.スケジュール収集を設定し、ポリシー表示で右クリックメニューを表示させ、リロードされた後にメニューを
選択すると、メモリ違反などが起きる問題の修正
【現象】
ポリシー表示で右クリックメニューを表示している最中に、スケジュール収集の処理が完了した場合、
ポリシー表示がリロードされ、その後にメニューを選択すると、以下の2つの現象が発生します。
A.メモリ違反のエラーが発生し、ダイアログが表示される
B.メニューを選択しても何も起きない
【影響】
A.メモリ違反のエラーが発生しダイアログが表示されますが、その後の操作に問題はありません
B.メニューを選択しても何も起きません
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
2010/6/25
以下の手順を実行した場合に発生します。
①スケジュール収集を設定する
②クライアント・ポリシー表示がリロードされる前に、右クリックメニューを表示させる
③リロード後、メニューを選択する
名前の変更・削除など、ポリシー設定メニュー以外を選択した場合はAの現象が起きます
各ポリシーのポリシー設定メニューを選択した場合はBの現象が起きます
【回避方法】
右クリックメニューを開き直した後、選択することで現象を回避できます
【原因】
スケジュール収集終了後、ポリシーツリーがリロードされる際にメニューの選択状態が解除されるので、
画面表示の際、選択中のノード情報を参照しても情報が無いためにエラーが発生しておりました。
【対策】
ポリシーツリーで選択中のノードが無い場合は、画面表示の際に参照しないよう修正しました。
コンソール
5.データエクスポートダイアログに表示されず、エクスポートできない画面がある問題の修正
【現象】
メインメニュー・ツールバーから呼び出すことができるデータエクスポートダイアログにおいて、
Ver6.3.0.0で追加した「vPro資産管理一覧」と、Ver6.4.0.0で追加した「資産情報一括表示」
「アプリケーションライセンス管理」が表示できておりません。
【影響】
メインメニュー・データコンバートよりデータエクスポートを選択した場合、「vPro資産管理一覧」
「資産情報一括表示」「アプリケーションライセンス管理」の3つが一覧表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
2010/6/25
【発生条件】
メインメニュー、またはデータコンバートよりデータエクスポートを選択した場合に発生します。
【回避方法】
各画面の右クリックメニューより、データエクスポートを選択した場合はエクスポートが可能です。
【原因】
データエクスポート画面が呼び出された際、データエクスポートが可能な画面が現在表示されていれば、
ダイアログにも表示していましたが、該当の3画面に対しては処理が行われておりませんでした。
【対策】
データエクスポートが可能な画面が現在表示されているかの確認の処理に、該当の3画面を追加する
修正を行いました。
コンソール
6.vPro端末にインストールしているMRのエージェントタイプがオフラインMRの場合、クライアントツリーに正しい
アイコンが表示されない問題の修正
【現象】
vPro端末で、かつエージェントタイプがオフラインMRの場合、クライアントツリーでアイコンがvPro用のアイコン
にならず、文字だけ表示される状態になります。
【影響】
統合コンソールのクライアントツリーの表示上の問題になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2010/6/25
①vPro端末であること
②MRのエージェントタイプがオフラインMRであること
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
vPro端末で、かつオフラインMRである場合のアイコンの指定を行う処理に誤りがあり、正しいアイコンが
指定されていなかった為に発生しました。
【対策】
起動時と、エージェントタイプ変更時のクライアントツリーのアイコンの指定部分を正しく判断するように修正
しました。
Ver6.5.0.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
第3版更新日:2011/05/23
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
コンソール
日付
内容
Ver6.5.0.0第2版にて、本項目を更新:2010/7/06 7.統合マネージャサーバ以外にインストールされた統合コンソールでvPro端末を検索すると検索端末が
表示されない問題の修正
【現象】
統合マネージャがインストールされたサーバとは別にインストールしたコンソールで、vPro未登録端末
一覧画面よりvPro端末を検索すると、検索が完了しても「検索端末」の一覧として表示がされません。
ただし、セレクトボックスで「未登録端末」に切り替えると検索で発見した端末が表示されます。
【影響】
検索を行ってもリアルタイムにvPro端末が表示されない為、画面表示を未登録端末に切り替えたり、
画面を一度閉じて開きなおすなどの手間がかかってしまいます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
下記条件を全て満たす場合に発生します。
・統合マネージャがインストールされたサーバ(A)とは別に、コンソールをインストールした端末(B)
を使って、vPro端末の検索を実行する
・統合マネージャがインストールされたサーバ(A)より、コンソールをインストールした端末(B)の時刻
が進んでいる
例)統合マネージャサーバ(A)…15:00
2010/6/25
統合コンソール端末(B)……15:10 ←こちらから検索。
【回避方法】
vPro未登録端末一覧画面の画面表示を「検索端末」から「未登録端末」に切り替えることにより、
検索が完了したvPro端末が表示されます。
【原因】
検索端末の画面表示の条件が不十分なため発生していました。
検索端末の画面表示の条件は、時刻の取得をそれぞれ下記(※)のように行った上で、『vPro端末を
発見した時刻が「現在」の時刻と同じ、若しくは「現在」の時刻より進んでいる』と設定していました。
(※)6500未満の時刻の取得方法と画面表示条件
・vPro端末を発見した時刻…統合マネージャがインストールされたサーバ(A)の時刻
・「現在」の時刻……………コンソールをインストールした端末(B)の時刻
そのため、統合マネージャがインストールされたサーバ(A)より、コンソールをインストールした
端末(B)の時刻が進んでいると、表示条件に一致しない為、画面に表示されませんでした。
【対策】
「現在」の時刻を取得する処理を修正しました。
「現在」の時刻を「コンソールをインストールした端末(B)」の時刻ではなく、統合マネージャがインスト
ールされたサーバ(A)の時刻を取得するよう修正し、vPro端末を発見した時刻と比較するようにしました。
8.グループアイコン上からのエージェントタイプの変更で、「スタンドアロン」のエージェントタイプが選択できる
問題の修正
【現象】
クライアント表示のグループから右クリックで「エージェントタイプの設定」で、エージェントタイプに「スタンド
アロン」を選べてしまいます。ただし、MR側のエージェントタイプは変更されません。
コンソール
2010/6/25
【影響】
①アイコンがオフラインのアイコンに変わるので、エージェントタイプを誤認してしまう。
②MRのエージェントタイプはコンソールで変更後、資産情報を更新しても変更されない。
③統合コンソールの資産管理一覧の資産情報では「常駐」と表示される。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上
【発生条件】
Ver6.4.0.0でクライアント表示のグループあるいはサブマネージャから右クリックで「エージェントタイプの
設定」を行い、エージェントタイプの選択プルダウンをクリックすることにより発生。
【回避方法】
再度スタンドアロン以外の設定をすると表示とMRのエージェントタイプの状態の不一致が解消され、
正常に戻ります。
【原因】
エージェントタイプの設定の項目で、スタンドアロンの表記部分をフィルタできていなかった為に発生しました。
【対策】
エージェントタイプの設定の項目で、スタンドアロンの表示を行わないように修正しました。
Ver6.5.0.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
9.アプリケーションライセンス管理画面のエクスポートで、サブマネージャ直下のエージェントの行がずれて
表示される問題の修正。
【現象】
アプリケーションライセンス管理画面で右クリックメニューから「エクスポート」を行った時、表示する範囲に
サブマネージャ直下のエージェントが含まれている場合、サブマネージャ直下のエージェントの列だけ左に
1マスずれてCSVの出力がされます。
コンソール
2010/6/25
【例】 「VISTACL」というクライアントがで左に1マスずれています
【影響】
「○」or「空」のデータがずれて表示されてしまいます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上
【発生条件】
サブマネージャ直下に属しているエージェントを含む範囲でアプリケーションライセンス管理を開き、
右クリックメニューからエクスポートを行うと、サブマネージャ直下の行だけ左に1マスずれて出力されます。
【回避方法】
左にずれた行を右に1マス分ずらせば正常な配置になります。
【原因】
サブマネージャ直下で表示がされた場合、部署名の表示は空になるのだが、その出力が行われた時に、
カンマを省略する処理をおこなってしまっていた為に発生しました。
【対策】
カンマ区切りの判断方法を修正し、部署名が空でも正しく項目数分カンマをつけるように修正しました。
Ver6.5.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
10.デバイスポリシーで「全てはずす」を選択した場合 一時許可有効期限がクリアされない問題の修正。
【現象】
デバイスポリシーの一時許可設定について、チェックボックスを1つずつ外すと一時許可有効期限はクリア
されるのですが、「全てはずす」のボタンを選択した場合、一時許可有効期限がクリアされずに残ってしまい
ます。Windows 2000,XP,2003,Vista,2008,7,2008R2のCat5,Cat6エージェント端末と95,98,Me,NT及びCat3
エージェント端末の両方の「全てはずす」をクリックすると発生します。また、Windows 95,98,Me,NT及び
Cat3エージェント端末の「全てはずす」ボタンはクリックしても一時許可有効期限だけではなく、一時許可の
チェックもクリアされずに残ってしまいます。
チェックが付いている状態
1つだけチェックを外した状態
「全てはずす」ボタンを押した後
※一時許可のチェックを外すと
※一時許可有効期限はクリアされず
一時許可有効期限もクリアになる
に情報が残ったままになる
コンソール
2010/6/25
【影響】
管理者は「全てはずす」をクリックしても一時許可有効期限だけ消えない為、全て外れたかどうかわかり
ずらいです。内蔵、外付け、制限のチェックははずれている為、ポリシー配信をしてもMRが禁止、制限を
行うことはありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上
【発生条件】
「全てはずす」をクリックすると、100%の確率で発生します。
【回避方法】
一時許可有効期限だけが残ったままの場合、デバイスポリシー設定画面を一度閉じて開くと一時許可
有効期限はクリアされます。
【原因】
デバイスポリシー設定画面の「全てはずす」ボタンをクリックしたときの処理に一時許可有効期限を
クリアする処理が抜けていました。また、Windows 95,98,Me,NT及びCat3エージェント端末の「全てはずす」
ボタンをクリックしたときの処理には一時許可有効期限だけではなく一時許可のチェックボックスをクリア
する処理も抜けていました。
【対策】
デバイスポリシー設定画面の「全てはずす」ボタンをクリックしたときに一時許可有効期限をクリアする
処理を加えました。また、Windows 95,98,Me,NT及びCat3エージェント端末では一時許可有効期限をクリア
する処理と一時許可のチェックボックスをクリアにする処理をクリアする処理を加えました。
11.アラームメールの送信先に存在しないアドレスを指定すると、Webコンソールに一部のアラームログが
上がらなくなる問題の修正
【現象】
アラームメールの送信先に存在しないアドレスを指定すると、アラームメール設定後、2回目以降に上げた
アラームログの一部がWebコンソールから閲覧できなくなります。
【影響】
Webコンソールで一部のアラームが確認できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.3.0.0以上のマネージャ、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
以下の手順を実行した場合に発生します。
Webコンソー
①アラームメールの送信先に存在しないアドレスを指定する
2010/6/25
ル
②何かしらのアラームログを上げる
③資産アラーム・アプリケーション禁止アラーム・プリントアラーム・Webアクセスアラーム
・ウィンドウタイトルアラーム・機密フォルダアクセスアラーム・不正接続アラーム
・アプリケーション監査アラーム・サーバ接続失敗アラーム・新規アプリケーション稼働アラーム
のいずれかのアラームログを上げる
【回避方法】
アラームメールの送信先に実在する送信先を設定を行えば、現象は起こりません。
【原因】
アラームメールの送信先が存在しない場合30分でタイムアウトしますが、その間送信処理が待機状態に
入るため、アラームログが上がってもWebコンソール用のDBに書き込まれていませんでした。
【対策】
送信処理の待機状態の間でも、Webコンソール用のDBに書きこみができるよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
12.Webコンソールで、デバイス制御のライセンスが無くても「USB不正使用レポート」「USB責任者レポート」の
リンクが押せる問題の修正
【現象】
デバイス制御のライセンスが無い場合、Webコンソールで「USB不正使用レポート」「USB責任者レポート」の
タブにはリンクが貼られず見ることができないのが仕様ですが、リンクがクリックでき、
「表示権限がありません」と表示されます。
【影響】
表示権限はあり、ライセンスが無いですが、「表示権限がありません」とメッセージが出ます。
リンクをクリックしても、データは見ることができません。
Webコンソー
2010/6/25
【発生バージョン】
ル
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
デバイス制御のライセンスが無い場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
タブにリンクを貼る条件として、デバイス制御のライセンスの有無を考慮しておりませんでした。
【対策】
デバイス制御のライセンスの有無を確認し、リンクを貼る判断を行うよう修正しました。
13.アプリケーションライセンス管理画面で表示対象が1人しかいないとき、CSV出力を行うとエラーが発生する
問題の修正
【現象】
Webコンソールののアプリケーションライセンス管理画面の、「アプリケーショングループ別インストール状況」
画面で表示される表示対象のエージェントが1人だった場合、CSV出力を行うとエラーが発生し、CSV出力が
行われません。
【影響】
表示対象が1人しかいない場合、CSV出力が実行できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
Webコンソー
2010/6/25
「アプリケーショングループ別インストール状況」画面で表示されたエージェントが1人だけの場合で
ル
「アプリケーショングループ別インストール状況」画面を表示後、CSV出力をクリックした時に必ず発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
対象のアプリケーショングループのアプリケーションがインストールされているかを判定する処理は、
HTML画面の作成、およびCSVの作成と、両方で同じ処理を通しています。HTML画面の場合は、
スクロールを考慮した表示行数を限定する処理があるが、この処理の一部がCSV出力の際にも
行われており、この処理が原因でエラーが発生していました。
【対策】
HTMLとCSVの○or空の判断処理で、HTML画面のときだけにスクロール制御を行うように修正しました。
14.マネージャが英語OS環境の場合、Webコンソールのログインでエラーが発生し、使用できない問題の修正
【現象】
Webコンソールのサーバが英語OSの場合、Webコンソールにログインすると502.2-Bad Gatewayエラーが
発生する。
【影響】
Webコンソールが使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6以上の全マネージャ
Webコンソー
2010/6/25
【発生条件】
ル
Webコンソールのサーバが英語OSであり、地域と言語のオプションが「日本語」以外の場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
地域と言語のオプションが「日本語」以外の場合、日付の形式が異なります。
この異なる形式を日本式の日付形式に変換しようとした際にエラーが発生しておりました。
【対策】
Webコンソール内では、強制的に日本式の日付時刻型になるよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
15.「アプリケーショングループ別インストール状況」画面で ○が1つも表示されていない場合、CSV出力で
データが出力されない問題の修正
【現象】
Webコンソールのアプリケーションライセンス管理の、「アプリケーショングループ別インストール状況」の
画面で○がまったく表示されていないとき、CSV出力を行うと列名の行しか表示されず表示対象となっている
エージェントが一切表示されません。
【影響】
インストールされているものが○にならないわけではないため、出力データの間違いではないが、出力され
るべき項目が出力されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
Webコンソー
2010/6/25
「アプリケーショングループ別インストール状況」画面でアプリケーショングループに設定したアプリケー
ル
ションをインストールしていないエージェントのみを表示し、CSV出力を行って場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
アプリケーション情報の有無を判別する処理で、対象のアプリケーションをインストールしているエージェン
トがまったくいないときに、何も処理せずに終了させてしまっていたため、表示するべきエージェントの情報を
出力する処理が行われていませんでした。
【対策】
○の情報がなくても、表示対象となっている部署情報・エージェントNO・エージェント名を表示させるように
修正しました。
16.グループ名の末尾の2バイト目が「\(5C)」の文字コードと一致する場合、
Webコンソールの週報のツリーにグループ名が空で表示される問題の修正
【現象】
グループ名の末尾の2バイト目が「\(5C)」の文字コードと一致する場合、Webコンソールの週報の
ツリーに該当グループ名以前の階層のグループ名が空で表示されます。
【影響】
ツリーには該当グループ名より下の階層のグループ名しか表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
Webコンソー
【発生条件】
2010/6/25
ル
グループ名の末尾の2バイト目が「\(5C)」の文字コードの場合に必ず発生します。
( ― ソ Ы Ⅸ 浬 欺 圭 構 蚕 十 申 曾 箪 貼 能 表 暴 予 禄 兔 喀 媾 彌 拿 杤 歃 濬 など )
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
コンパイラのバグが原因で発生しておりました。グループ名は「\」で区切って処理していますが、
名前末尾の2バイト目が「\(5C)」の場合、末尾以降は文字が存在しないのに取得してしまい、
空欄が表示されておりました。
【対策】
コンパイラのアップデートを行うことで、今後は上記現象が発生しないようにいたしました。
Ver6.5.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
MR
17.MRが稼動している常時稼動のプリンタサーバでメモリ使用量が増加する問題の修正
【現象】
MRが稼動しているプリンタサーバ(システムログの更新頻度が多い環境)が常時稼動したままの状態で、
MRのメモリ使用量が除々に上昇します。また、MRが停止する場合があります。
【影響】
メモリ使用量が上昇し、端末が重くなります。
MRが固まり、ログが取得できなくなる可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生します。
2010/6/25
①プリントポリシーに属している
②OSがWindowsNT/2000/XP/2003/Vista/2008である
【回避方法】
定期的に該当端末の再起動を行うことで、現象の発生を防ぐことができます。
【原因】
プリントログは、システムログから情報を読み込みます。システムログから最新のイベントログを
読み込む前にログのサイズを取得するためのメモリを確保していますが、そのメモリの開放処理が一部
抜けていたため、メモリ使用量が上昇しておりました。
【対策】
メモリの開放処理を行うよう修正しました。
MR
18.言語パックがインストールされている環境で、MR上書きインストール時のメッセージダイアログが
表示言語と異なる言語で表示されることがある問題の修正
【現象】
Windows Vista/7の機能である「多言語ユーザーインターフェース機能」を使用している場合、
MRが表示言語を正しく認識できずに、表示言語とは別の言語でダイアログを表示します。
【影響】
表示言語と異なる言語で、MR上書きインストールの完了メッセージが表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上のマネージャ、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
Windows Vista/7で「多言語ユーザーインターフェース機能」を使用し、日本語OSで表示言語を日本語以外に
2010/6/25
もしくは英語OSで表示言語を日本語にしている場合に発生します。
【回避方法】
OSの表示言語(システムロケール)とログオンユーザごとの表示言語(ユーザーロケール)を合わせることで
現象を回避できます
【原因】
OSの表示言語(システムロケール)とは別に、ログオンユーザごとの表示言語(ユーザーロケール)を
選択できるため、MRが取得していた言語(システムロケール)と実際の表示言語(ユーザーロケール)が
異なっていたことが原因です。
【対策】
MRはシステムロケールとユーザーロケールの両方をレジストリから取得し、ユーザーロケールがあれば
そちらを使用して表示するよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
MR
19.言語パックがインストールされている環境で、MRアンインストール・停止時のメッセージダイアログが
表示言語と異なる言語で表示されることがある問題の修正
【現象】
Windows Vista/7の機能である「多言語ユーザーインターフェース機能」を使用している場合、
MRが表示言語を正しく認識できずに、表示言語とは別の言語でダイアログを表示します。
【影響】
表示言語と異なる言語で、MRアンインストール・停止メッセージが表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上のマネージャ、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
Windows Vista/7で「多言語ユーザーインターフェース機能」を使用し、日本語OSで表示言語を日本語以外に
2010/6/25
もしくは英語OSで表示言語を日本語にしている場合に発生します。
【回避方法】
OSの表示言語(システムロケール)とログオンユーザごとの表示言語(ユーザーロケール)を合わせることで
現象を回避できます
【原因】
OSの表示言語(システムロケール)とは別に、ログオンユーザごとの表示言語(ユーザーロケール)を
選択できるため、MRが取得していた言語(システムロケール)と実際の表示言語(ユーザーロケール)が
異なっていたことが原因です。
【対策】
MRはシステムロケールとユーザーロケールの両方をレジストリから取得し、ユーザーロケールがあれば
そちらを使用して表示するよう修正しました。
MR
20.MR自動バージョンアップの実行時にエラーが発生し、失敗することがある問題の修正
【現象】
MR自動バージョンアップを設定し配布実行を行った際に、クライアント側で自己解凍書庫の展開時に
「ヘッダーの内容が不正」もしくは「メモリ不足です」というエラーが発生し、自動バージョンアップに
失敗します。
【影響】
MR自動バージョンアップに失敗します。
モジュールの実行には成功しているため、コンソール上では実行結果が「成功」と表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
MR自動バージョンアップ設定時に作成するモジュールの作成に失敗した場合に発生することがあります。
【回避方法】
MR自動バージョンアップを設定し直し、モジュールを作成し直して配布を行う。
【原因】
MR自動バージョンアップモジュールの作成に失敗し、モジュールが不完全でも配布を行ってしまっており、
実行しようとしてもファイル展開時にエラーが発生しておりました。
【対策】
MR自動バージョンアップモジュールの作成時に、圧縮ファイルの作成・自己解凍書庫の作成について正常に
完了したかの判断を行い、失敗していた場合にはエラーを表示し、再度設定を行うよう促す対策をいたしまし
MR自動インストール、DA自動インストール、DA自動バージョンアップ、RC自動インストールについても
同様の対策を施しました。
Ver6.5.0.0 - 21 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
21.資産情報一括表示画面で空の画面が表示される問題の修正
【現象】
資産情報一括表示画面に表示されているエージェント、あるいはネットワーク機器アイコンを全て
クライアントツリーから移動または削除した状態で、資産情報一括表示画面から「編集」を行い、
「編集取消」すると、空白の画面が表示されます。
また、「編集」から「更新」をすると、「データベースへのアクセスに失敗しました。(’’は整数ではありません)」
というエラーが表示されます。
【影響】
エラーによるデータの変更はないため、影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
以下の手順を実行した場合に発生します。
①資産情報一括表示画面を表示する
②表示対象のエージェントアイコン、あるいはネットワーク機器アイコンをクライアントツリーで移動させる
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
資産情報一括出力の「編集取消」時には、編集前の現在のノードの情報を再表示する動きをとっていますが、
ノードにデータが全くない場合の制御ができていませんでした。
【対策】
資産情報一括表示でデータが全くない場合には、表は空欄で表示されますが、
「編集」ができないように修正しました。
資産管理
22.ドメイン情報管理画面で日付の検索を行った場合の検索結果が正しくない問題の修正
【現象】
ドメイン情報管理画面で、最終ログオン日時/アカウント期限/パスワード期限/パスワード変更日時での
検索結果が正しくありません。
【影響】
ドメイン情報管理画面で、最終ログオン日時/アカウント期限/パスワード期限/パスワード変更日時で
検索を行った場合に検索もれが生じる場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
2010/6/25
【発生条件】
最終ログオン日時/アカウント期限/パスワード期限/パスワード変更日時で検索を行った場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
検索を行う際の基準となる日付と時刻の値に誤りがあったことが原因です。
【対策】
検索時の基準を、検索日の0時に修正しました。また、検索日以前を検索する場合、検索日の翌日の0時を
基準とするよう修正しました。
資産管理
23.資産管理一覧画面のフィルタ機能でデータベースアクセスエラーが発生する問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面で資産情報更新日時、もしくはvPro関連項目を1列以上表示させた状態で、
「新規アプリケーション」及び「ハードウェア変更」のフィルタを行うと、データベースアクセスエラーが
発生します。
【影響】
資産管理一覧画面でフィルタが正常に行われません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件にあてはまる場合に発生します。
2010/6/25
①資産管理一覧画面で資産情報更新日時、もしくはvPro関連項目を1列以上表示させる
②「新規アプリケーション」及び「ハードウェア変更」のフィルタを行う
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
「新規アプリケーション」及び「ハードウェア変更」のフィルタ結果を表示させる際に、
データベースの資産情報更新日時、vPro関連項目を参照していませんでした。
【対策】
「新規アプリケーション」及び「ハードウェア変更」のフィルタを行った際に、
データベースの資産情報更新日時、vPro関連項目も表示されるよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 22 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
24.資産管理一覧でフィルタを行うと資産情報更新日時の書式が変わってしまう問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面で、資産情報更新日時を表示させた状態でフィルタを行った際に、資産情報更新日時の
書式が変化し、正しい表示がされません。
【影響】
フィルタ中に、資産情報更新日時を正しく表示することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
2010/6/25
【発生条件】
資産情報更新日時を表示し、フィルタを行えば必ず発生します
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
フィルタの結果を表示させる際に、資産情報更新日時の書式が指定されていなかったことが原因です。
【対策】
書式を指定して資産情報更新日時を表示するように修正いたしました。
資産管理
25.資産管理画面でフィルタするデータが無いのにフィルタを行った場合不要なダイアログが出る問題の修正
【現象】
資産管理画面でフィルタを行い、フィルタに合致するエージェントがいない場合に
「データは見つかりませんでした」と表示されます。
その後、編集状態にして、更新せずに編集取消を押すと、表示するデータがあるにもかかわらず
「データは見つかりませんでした」とダイアログがでます。
【影響】
データの不整合はございません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
2010/6/25
以下の手順を実行した場合に発生します。
①資産管理一覧画面で、フィルタするデータが無いものについてフィルタを行う
②①の後、編集状態にして、更新せずに編集取消を行う
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
編集取消を行った際に、保存されたフィルタ条件で再度DBから値を取得しているため、表示するデータが
見つからず、現象が発生しておりました。
【対策】
フィルタを行った際に表示データが見つからなかった場合は、1つ前の表示が行えた状態に
フィルタ条件を戻し、表示されているデータとフィルタ条件が一致するよう修正しました。
メッセージ
26.メッセージ結果一覧で部署名が順番に並んでいない場合、資産データ更新が行えない問題の修正
【現象】
①下位部署名項目が上位部署名項目より左にあり、且つ下位部署名が空欄の場合、上位部署が空だと
判断され「上位の部署が空白で下位の部署を設定しようとしています。編集後に再度更新を行ってください。」
というエラーが表示され更新できない
②下位部署名項目が上位部署名項目より左にあり、且つ下位部署名に値があり、
上位部署名が空欄の場合、上位部署名が空だと判断されず、
更新しようとしてもデータベース更新エラーが表示され、更新できない
【影響】
メッセージ結果一覧で、資産データの更新ができません。
【発生バージョン】
2010/6/25
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
メッセージ結果一覧で、下位部署名項目が上位部署名項目より左側にある場合に発生します。
【回避方法】
メッセージポリシー設定で質問を作成する際に、部署名を順番通りに並べることで回避が可能です。
【原因】
部署名をチェックする際に、部署名項目の上位・下位に関わらず、左から順番に列を参照していたことが
原因です。
【対策】
列の順番関係なく、部署名項目をチェックすることで上位・下位を判断するように修正しました。
Ver6.5.0.0 - 23 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
27.ファイル操作ログで、ファイルのコピー操作がファイル作成ログになる場合がある問題の修正
【現象】
ファイル・フォルダのコピー/移動を行った操作のログが、ファイル・フォルダ作成ログとして上がる
場合があります
【影響】
機密フォルダアクセスアラームに設定している、ファイルサーバからのコピー操作が
アラームにならない場合があります
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
リアルタイム
2010/6/25
多数のファイル・フォルダを一度にコピー/移動を行った場合に、一部がファイル・フォルダ作成ログとして
イベント
上がる場合があります。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル・フォルダのコピーを行った際、まずファイル作成のイベントを受け取り、その後コピー/貼り付けを
行う情報と参照し、合致したらコピーログに切り替える処理をしていますが、その際の
コピー/貼り付け情報を正しく取得できていなかったことが原因です。
【対策】
ファイル・フォルダのコピー/貼り付け情報は全て保持し、参照する処理を行う際に
抜け無く情報を取得できるよう修正しました。
28.バージョンアップ後に、プリントログの枚数アラームがコンソール上の表示でアラームとして表示されない
場合がある問題の修正
【現象】
バージョンアップを行うと、プリントログの枚数アラームになっていた部分が赤字で表示されず、
アラーム種別も空欄になる場合があります。
Webコンソールのプリントアラームは正常通り表示されます。
【影響】
バージョンアップ前に発生していた枚数アラームの判断が行いにくくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上のマネージャ、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生します。
①LanScope Cat5 Ver5.1.0.0未満の環境からバージョンアップした場合
プリントログ 2010/6/25
②コンソール上で表示するプリントログの最後の行のログがVer5.1.0.0未満の環境で上がった
枚数アラームログの場合、もしくはバージョンアップ以前の環境で上がったプリントログの最後のログが
枚数アラームに抵触するログだった場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver5.1.0.0でDBのアラームタイプという項目が新しく追加されたので、Ver5.1.0.0未満のログは
その項目の内容がありません。その対策として、内容が無い場合はグリッドの「印刷枚数」を参照し
値を入れていましたが、その参照先の指定に間違いがありました。
【対策】
参照先の指定を正しくし、Ver5.1.0.0未満からのバージョンアップを行っても
正常に表示されるよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 24 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
29.Windows7環境で、プリンタ名フィルタを解除した際にフィルタされていたプリントログが上がってくる
問題の修正
【現象】
Windows7環境で、プリンタ名をフィルタ設定にしている状態で印刷を行い、その後フィルタを解除すると、
フィルタされていたプリントログがまとめて上がってきます。
【影響】
フィルタをかけていたプリントログを取得してしまう場合があります。
フィルタをかけていたプリントログを取得してしまった場合、集計に含まれます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
プリントログ 2010/6/25
以下の手順を実行した場合に発生します。
①Windows7の環境でプリントログを取得した場合
②フィルタ設定でフィルタされていたプリンタで印刷を行い、その後フィルタを解除して印刷を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
プリントログの取得はシステムログから行っており、MRがどこまでログを読み込んだかをiniファイルに
記憶していますが、Windows7環境においてこの処理が抜けておりました。
【対策】
Windows7環境で、システムログをどこまで読み込んだかを記憶する処理を追加しました。
30.Windows7環境で、フィルタしているプリンタ名のプリントログが、空のデータで1行取得されてしまう
問題の修正
【現象】
プリンタ名をフィルタした状態で、該当プリンタにて印刷を行うと、部署・エージェントNo・エージェント名・時刻
印刷時刻以外が空白のログが1行取得されてしまいます。
【影響】
空白のログはプリントログ集計にも含まれ、コンソール・Webコンソールの集計に表示されます。
件数としては含まれません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ、MR
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生します。
プリントログ 2010/6/25
①Windows7の環境でプリントログを取得する
②MRをインストールし、フィルタ設定を行い、ポリシーがエージェントに適用された後、
フィルタに合致する印刷が行われた際の最初の1回のみ発生
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Windows7環境で、MRのプリントログ送信時には、0件より多い場合のみ資産管理サブマネージャに
送信する処理が抜けておりました。
また資産管理サブマネージャにおいても0件でも受信してしまっていたことが原因です。
【対策】
MRは0件より多い場合のみプリントログを送信するように、資産サブマネージャも0件より多い場合のみ
受信するよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 25 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
31.プリントログの「ドキュメント名」にシングルクォーテーションがあるとDB書き込みに失敗する場合がある
問題の修正
【現象】
プリントログのDB書き込みに失敗し、ログが欠損します。
アプリケーションエラーログにDB書き込み失敗のエラーが表示されます。
【影響】
資産サブマネージャへのDB書き込みに失敗し、ログが欠損します。
プリントログがアラームに設定されている場合、Webコンソールを設定している場合は統合マネージャへの
DB書き込みに失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
プリントログ 2010/6/25
以下の条件に当てはまる場合に発生します。
①DBへのデータ書き込み時にシングルクォーテーションを2つに変換した際、データが255byteを超える
②変換したデータの256byte目に、増やしたシングルクォーテーションが入る
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
シングルクォーテーションがある場合、1つから2つに変換し、DBに書き込みができるようにしますが、
資産管理サブマネージャへの通信時にはデータが255byteで切り捨てられるので、2つめが
256byte目に入った場合切り捨てられ、シングルクォーテーションが1つと判断されていたことが原因です。
【対策】
資産サブマネージャと統合マネージャのDB書き込みの直前で、シングルクォートが途中で切られていないか
確認を行い、必要ならシングルクォートを加えるよう修正しました。
32.クライアントが起動直後からCPU負荷が約30%で継続される場合がある問題の修正
【現象】
MRフォルダ内にあるログオンユーザ名のテキストファイルの作成・削除が繰り返される動きが続き、
クライアントの起動直後に、マウスカーソルが数秒おきに砂時計の表示になり、
CPU負荷が約30%で継続されます。
【影響】
クライアントPCへ負荷がかかります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生する確率が高くなります。
ファイル配布 2010/6/25
①OSが64bitである
②ファイル配布ポリシーに属している
【回避方法】
クライアント端末の再起動を行うことによって現象を回避できます。
【原因】
MRは起動中のプロセス一覧のチェック時に、パッケージ配布に必要なLspBitsが動いてなければ
テキストを作成して起動させますが、すでに起動している場合にも重複して起動させていた場合があり、
重複分が終了と起動を繰り返していました。
【対策】
MRがプロセス一覧の情報を取得する精度を向上させ、重複起動させないように修正しました。
Ver6.5.0.0 - 26 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
33.設定済みのファイル配布設定を開くと、別グループのエージェントが表示され、変更・設定を行うと
意図していないエージェントにファイルが配布されてしまう問題の修正
【現象】
ファイル配布ポリシー設定画面より、設定済みのファイル配布ポリシー設定を開くと、「配布するエージェント」の
リストに別の配布グループが表示されている
【影響】
「配布するエージェント」に違う配布グループが表示されたまま、「設定」もしくは「変更」ボタンを押してしまうと、
表示されているグループに設定がおりてしまい、意図しないエージェントにファイルが配布されてしまいます。
その時点では未配布で、同じ配布グループが設定されている配布設定全てに、配布グループの変更が
反映されます。
【発生バージョン】
ファイル配布 2010/6/25
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
配布グループNoが256以上の配布グループを対象としている配布設定を、ファイル配布ポリシー設定画面か
開いた場合のみ発生します。
※ 256以上の配布グループが存在しなければ発生しません
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル配布ポリシー設定画面より配布設定を選択し、ファイル配布ポリシー詳細設定画面を開く際に、
「配布するエージェント」を取得し表示させますが、その取得の処理に問題がありました。
【対策】
正しい配布グループNoを取得できるよう、「配布するエージェント」を取得する処理を修正しました。
パッケージ
配布
34.再登録を行い同期処理中にメッセージNo.0の情報がサブマネージャに下りず、その後のパッケージ配布で
表示されるメッセージがデフォルトのものになる問題の修正。
【現象】
パッケージ配布の配布完了、実行前、実行完了時のデフォルトの通知メッセージ(メッセージNo.0)の
内容を変更している環境で再登録を行い同期処理をすると、その後にメッセージNo.0を指定したパッケージ
配布時に表示されるダイアログがインストール時のデフォルトのものになります。
【影響】
ユーザ側に通知されるメッセージが設定時に指定した内容と異なった内容になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上
【発生条件】
2010/6/25
サーバ移行などの作業を行い、ファイル配布サブマネージャの再登録同期処理を行うと発生します。
【回避方法】
新しい通知メッセージを作成するなど、メッセージNo.0以外の通知メッセージで保存しその番号の通知
設定を行うことで回避することが可能です。
【原因】
再登録同期時にサブマネージャでは、同期させるテーブルのすべてのデータを消した後に、統合Mgrの
データを取得し書き込みます。同期処理の際に、統合Mgrのデータを取得する際にデフォルト(メッセージ
No. 0)の設定データは取得しないようになっていました。
【対策】
ファイル配布サブマネージャの同期処理で、メッセージNo.0のデータもサブマネージャに下ろすように処理を
修正しました。
Ver6.5.0.0 - 27 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
パッケージ
配布
35.パッケージ配布の配布グループを削除すると、選択したものとは違う配布グループが削除される
問題の修正
【現象】
選択していない配布グループが削除され、選択した配布グループが削除されません。
【影響】
配布グループの設定は、後で特定のエージェントを呼び出しやすいようにエージェントの情報を保存
しているだけで、配布処理自体はエージェント単位で行っています。
本現象により、設定済みの配布設定が配布されなくなるという動作はございません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
2010/6/25
【発生条件】
以下の条件にあてはまる場合に発生します。
①作成済みの配布グループが256個以上ある場合
②パッケージ配布設定の配布グループ一覧画面から、配布グループが256以上のものを削除した場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
配布グループには内部的に配布グループNoを付与して管理しているが、データベースから配布グループの
削除を行う際のNoの指定に問題がありました。
【対策】
配布グループが256個以上ある場合でも、選択された配布グループが削除されるよう修正しました。
パッケージ
配布
36.パッケージ配布設定画面を開いている間にツリーの再描画が行われた場合、配布設定の操作を行うと
読み込み違反のエラーが発生する場合がある問題の修正
【現象】
パッケージ配布設定画面を開いている間に、スケジュール収集によってツリーの再描画が行われると、
配布設定の操作を行おうとした際に読み込み違反のエラーが発生する場合があります。
【影響】
配布設定画面の機能が使用できなくなります。
「ログ更新」を行わなかった場合は、作成・再利用が使用できません。
「ログ更新」を行った場合は、作成・再利用・エクスポート・削除全て削除が使用できず、
配布状況が空欄になり、配布の状況が確認できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
以下の条件にあてはまる場合に発生します。
①スケジュール収集を実行
②スケジュール収集が完了しない間にパッケージ配布設定画面を開く
③スケジュール収集が完了し、ツリー再描画後に配布設定の操作を行う
【回避方法】
パッケージ配布設定画面を閉じ、開き直すことで正常に操作が行えます。
【原因】
パッケージ配布設定を行う際、ポリシーツリーの情報を保持するが、スケジュール収集が行われると、
クライアント・ポリシーツリーが再描画され、保持していた情報と整合性がとれなくなっていたことが原因です。
【対策】
パッケージ配布設定内でポリシーツリーの情報を参照する場合、設定を継続させないように、
「グループ情報が更新されたため設定を継続できません。設定画面を開きなおしてください。」
というダイアログを出し、設定画面を開き直すことを促すよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 28 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
パッケージ
配布
37.パッケージ情報のエクスポートで、選択しているものと異なる情報が出力されることがある問題の修正
【現象】
パッケージ設定で、ソートをかけた状態でエクスポートを行うと、選択しているものと異なる情報が出力される
場合があります。
【影響】
エクスポートの結果が正しく表示されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
ソートを行っている状態で、デフォルトでの表示時と表示位置が異なる行のエクスポートを
行った場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
対象のパッケージを選択した行数を、デフォルト時(パッケージNo昇順)の表示上の行数として判断し、
エクスポートを行っておりました。
【対策】
選択されたパッケージがデフォルト時に何行目に表示されているかを取得し、そのNoでパッケージを特定し、
エクスポートするよう修正しました。
パッケージ
配布
38.配布先エージェントの削除で、選択しているものと異なるエージェントが配布対象から外れることがある
問題の修正
【現象】
パッケージ配布設定画面で、ソートをかけた状態で配布先エージェントの削除を行うと、
選択しているものと異なるエージェントが配布対象から外れることがあります。
【影響】
意図していないエージェントが配布対象から外れることがあります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
ソートを行っている状態で、デフォルトでの表示時と表示位置が異なる行のエージェントを削除した場合に
発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
対象のエージェントを選択した行数を、デフォルト時(エージェントNo昇順)の表示上の行数として判断し、
削除を行っておりました。
【対策】
選択されたエージェントがデフォルト時に何行目に表示されているかを取得し、そのNoでエージェントを
特定し、削除を行うよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 29 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
サーバ監視
39.サーバサブマネージャが通信を受信しなくなることがある問題の修正
【現象】
コンソールからサーバ監視設定を20回連続で設定すると、サーバサブマネージャがコンソール・SAからの
通信を受信しなくなります。
【影響】
コンソールの設定がSAに反映されなくなります。SAからの通信を受けなくなるのでログの欠損が起こります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2010/6/25
サーバ監視設定を連続で20回設定すると発生します。
【回避方法】
サーバ監視設定を20回連続で更新するまでに、フォルダ監視設定を行えば本現象は発生しません。
サーバサブマネージャの再起動を行うことで、本現象が解消されます。
【原因】
サーバ監視設定をSAに送信後、SAから返答が来た際の処理が抜けていたため、全てのスレッドが
SAからの返答待ちの状態になり、処理が行われなくなっておりました。
【対策】
SAの、サーバサブマネージャに返答を作成・返答する処理、サーバサブマネージャのSAからの
返答を待つ処理は、不要なので削除する修正を行いました。
サーバ監視
40.高速バージョンのCSVバックアップを実行した場合、サーバ監視のログ数が実際のログ数より
少なくなる場合がある問題の修正
【現象】
高速バージョンのCSVバックアップを行った場合、実際のログ数より少ないログが出力される場合があります
【影響】
通常バージョンでCSVバックアップを行った場合は正常に出力されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の条件に全て当てはまる場合に発生します。
①CSVバックアップ設定で、保存形式を高速バージョンに設定する
2010/6/25
②CSVバックアップスケジュール設定で、ログの種類に「サーバファイル操作ログ」を選択
③セキュリティイベントログに同一ログが存在する
(上下関係のあるディレクトリで両方を監査対象にしている時に、下層ディレクトリでファイル操作を行う)
【回避方法】
高速バージョンではなく、通常バージョンでCSVバックアップを行った場合は欠損はございません。
【原因】
高速バージョンのCSVバックアップを行うためのデータの抽出方法に間違いがあり、重複データが削除され、
ログ数が少なくなっておりました。
【対策】
重複データが削除されないよう修正いたしました。
41.設定したDAインストール完了時の動作が実行されない問題の修正
【現象】
実行権限が付与されたDASETUP.EXEで上書きインストールを行った際、インストールウィザードで設定した
インストール完了時の動作が実行されません。
【影響】
インストール結果をダイアログで通知することができません。
OSを強制的に再起動することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のDA
【発生条件】
不正PC検知 2010/6/25
以下の条件にあてはまる場合に発生します。
①Ver6.0.0.0以降のDAが既にインストールされている
②DA自動インストールウィザードで権限を指定したDASETUP.EXEで上書きインストールを行う
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
DAがインストールされているかを判断するレジストリのキーの値が、Ver6.0.0.0以前と以後で一致しておらず、
インストールされていないと判断されていたことが原因です。
【対策】
Ver6.0.0.0以前と以後の両方のキーでDAインストールの判断をするように修正しました。
Ver6.5.0.0 - 30 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
アラーム通
知
42.アラーム通知メール設定で、SMTPサーバが不正な値でも設定できてしまう場合がある問題の修正
【現象】
アラーム通知メールの設定時に、操作の順番によってはSMTPサーバが不正な値でも設定できてしまいます。
不正な値で設定を行うと、アラームメールの送信に失敗します。
【影響】
アラームメールの送信に失敗し、アラームに気づけない可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の手順を実行した場合に発生します。
2010/6/25
①SMTPサーバに不正な値を入力し、「アラーム通知メール機能を利用する」のチェックを外し、
設定ボタン押下後、ダイアログを閉じる
②「アラーム通知設定」画面を開き直し、「アラーム通知メール機能を利用する」にチェックを入れ、
設定ボタンを押し、設定を完了させる
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
「アラーム通知設定」画面を開いた際に、「SMTPサーバ」と「ポート番号」に値が入っていれば、
通信テストを行わなくても「設定」ボタンが押せてしまう処理となっていたことが原因です。
【対策】
通信テストを行わなければアラーム通知設定を行えないよう修正しました。
アラーム通
知
43.長期レポート未対応バージョンから、対応バージョンにアップすると、「長期レポート保存アラーム」に
自動的にチェックが入った状態になる問題の修正
【現象】
Ver6.3.0.0未満からVer6.3.0.0以降にバージョンアップを行った際、Ver6.3.0.0で新規に追加された
「長期レポート保存アラーム」に自動的にチェックが入った状態になります。
しかし、長期レポートの保存に失敗してもアラームメールは送られません。
【影響】
コンソール上では設定されているように見えるにもかかわらず、長期レポートの保存が失敗しても
アラーム通知がされません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0未満のバージョン
2010/6/25
【発生条件】
以下の条件に全てあてはまる場合に発生します。
・Ver6.3.0.0未満からVer6.3.0.0以降にバージョンアップする
・バージョンアップ前にメール送信先を設定している
【回避方法】
アラーム通知メールを設定し直すことで現象を回避できます。
【原因】
コンソールの表示処理で、データベースのアラームフラグ情報の処理判断に問題がありました。 【対策】
コンソールの表示処理を修正し、正しくアラームフラグの処理判断ができるよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 31 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-22
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/06/25
LanScope Cat Ver6.5.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
CSVバック
アップ
44.CSVバックアップの実行でアプリケーションタスクログの出力に異常に時間がかかる場合がある問題の修正
【現象】
通常であれば数分から数十分で完了するはずのアプリケーションタスクログのCSVバックアップ処理が、
不定期に数時間かかる場合があります。
【影響】
タスクログのCSVバックアップ処理に時間がかかり、その後に続くリアルタイムイベントログ等の出力も
遅れて行われます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全マネージャ
【発生条件】
2010/6/25
SQL版のみ発生します。
CSVバックアップで「アプリケーションタスクログ」の出力を行うと発生する場合があります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
CSVバックアップの前でスケジュール収集が行われることによって前日分のログが統合マネージャのDBに
格納されます。しかし、SQLServerの内部処理上は、まだデータが少ないものと誤認識されることがあり、
そのためにクエリの実行方法の最適化が行われず、処理時間がかかっていました。
【対策】
スケジュール収集の処理の際、アプリケーションタスクログのデータの収集後に、データ量の統計情報を
更新する処理を追加いたしました。
同期
45.タスクイベントサブマネージャの同期処理の際に表示されるメッセージが正しくない問題の修正
【現象】
タスクイベントサブマネージャの同期処理の際に出るメッセージが、ダウンロードが完了したのにも
かかわらず、 「~ダウンロード中…」の表示のままになります。
※現象は下記の箇所で発生します
4. アプリケーション集計
5. アプリケーション月別集計
6. AP監査ログエージェント集計
7. AP監査ログエージェント月別集計
8. AP監査ログID集計
9. AP監査ログID月別集計
【影響】
表示のみの問題です。ダウンロードは成功しているため影響はありません。
2010/6/25
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
以下の条件に当てはまる場合に発生します。
①同期処理を実施する月の統合マネージャDBにデータがない
②①且つ前月の統合マネージャDBにデータがある
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
「完了」のメッセージを出す判断基準が、当月のデータがあった場合だったので、前月のデータのみの場合は
完了メッセージを出せていませんでした。
【対策】
当月もしくは前月のいずれかのDBのダウンロードが完了すれば、完了メッセージを出すよう修正しました。
Ver6.5.0.0 - 32 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.5.1.0:2010年9月29日 16:46:30) EPMgr(6.5.1.0:2010年9月21日 9:53:58) INVMgr(6.5.1.0:2010年9月22日 16:06:00)
TSKMgr(6.5.0.0:2010年6月3日 10:16:24) REVMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:48) FDLMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:46)
WACMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:54) SVRMgr(6.5.1.0:2010年9月29日 15:42:24) DTCMgr(6.5.0.0:2010年5月26日 9:50:54)
Webcsl(6.5.1.0) MR(6.5.1.0:2010年9月15日 9:55:44) SA(6.5.1.0:2010年9月29日 14:10:04) DA(6.5.0.0:2010年5月26日 9:50:48)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.5.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
サーバ監視 2010/10/13
内容
1.サーバ監視機能で、Windows Server 2008 R2でのドメインログオンログオフログが取得できるようになりま
した。
Ver6.5.1.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
1.長期レポートの問題抽出画面で「データがありません」と表示される場合がある問題の修正
【現象】
長期レポートの問題抽出画面で、サーバエージェントを対象にログを表示しようとすると、実際にはログが
存在する場合でも「データがありません。」と表示される、または、指定した条件とは違う内容のログが表
示されます。
【影響】
「データがありません」と表示されログが確認できない、または指定した条件とは違う内容のログが表示さ
れます。(表示上の問題であり、ログ自体はデータベース内に存在します。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
長期レポート 2010/10/13
以下の手順でログを表示した場合に発生します。
1.長期レポートの問題抽出画面右上の「サーバ監視」タブをクリック
2.表示対象にサーバエージェントのアイコンを選択
3.推移グラフ、または抽出結果の各日付をクリック
(「人から探す」「ファイルから探す」「カスタム」のいずれを指定しても発生します。)
【回避方法】
表示対象にサーバエージェントの下の各監査フォルダを選択した状態でログを表示してください。
【原因】
上記条件下でログを表示する処理に問題があり、正しい条件でログを表示できないため発生します。
【対策】
設定している条件に合致するログを正しく表示するように修正しました。
MR
2.クライアント端末で特定のUSBマウスが使用できなくなる場合がある問題の修正
【現象】
MRをインストールしているクライアント端末で特定のUSBマウスが使用できなくなります。
【影響】
クライアント端末で特定のUSBマウスが反応せず、マウスの操作ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.0.0以上のMR
(Ver6.4.0.0~6.4.2.0のエージェント(MR)では、特定のマウスが数秒間反応しなくなりますが、その後使用
できるようになります。)
【発生条件】
以下の条件に合致した場合に発生することがあります。
1.クライアント端末のOSがWindows 2000以上の場合
(Windows 2000以上のOSであっても現象が発生しない場合もあります。)
2.以下の情報を持ったUSBマウスを使用している場合
【USBマウス情報】
VID: 0x03EE
PID: 0x6402
Product: Mitsumi Quick Scroll Mouse (USB)
(現在上記以外のマウスでは現象の発生を確認しておりませんが、上記以外のマウスでも現象が発
2010/10/13
生する可能性があります。)
※特に使用する機能やポリシー設定には依存せずに発生します。
【回避方法】
該当のUSBマウスの情報を取得しないようにデータベースへ登録することで、該当のマウスが利用できる
ようになります。 保守契約ユーザ専用サイトにデータベースへ情報を登録するためのツールをご用意し
ております。詳細は、以下の保守契約ユーザ専用サイトを参照してください。
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/obstacle083.shtml
【原因】
Ver6.5.0.0でUSB機器の情報取得処理の修正を行っており、取得した情報が文字化けした場合は再取得
するように処理を変更しました。
対象のマウスに対して情報取得を行った場合、この情報取得処理自体に失敗し、対象のマウスが数秒間
反応しなくなることを確認いたしました。処理に失敗すると、再取得処理を繰り返し実行するため、結果再
取得処理が実行されている間マウスが反応しなくなります。
(Ver6.4.0.0以上~6.4.2.0未満の場合は再取得処理はなく、数秒でマウスが使えるようになります。)
【対策】
USB機器の情報取得処理自体が失敗した場合、再取得処理を行わないように修正しました。
また、該当のUSBマウスをデータベースへUSBフィルタ情報として登録することで、対象のUSBマウスの
情報を取得しないように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
3.プリントポリシーで設定したエージェント枚数アラームの設定が無効になる問題の修正
【現象】
Ver6.4.0.0以上にバージョンアップした後、プリントポリシーで設定したプリント枚数アラームの設定が無
効になります。
【影響】
設定枚数以上のプリントを行った場合でもアラームになりません。
(プリントログ自体の欠損はありません。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1.Ver6.4.0.0未満のバージョンを使用していたときに、プリントポリシーでプリント枚数アラームを設定
していた場合
2.Ver6.4.0.0未満からVer6.4.0.0以上にバージョンアップした後、新規にエージェントを登録し、スケジュ
ール設定で情報を収集した場合
【回避方法】
以下のいずれかの方法で現象を回避することができます。
プリントログ 2010/10/13
・プリント枚数アラームを設定しているプリントポリシーの設定画面を開いて再設定を行う
・プリント枚数アラームを設定しているプリントポリシーに所属しているエージェントを移動し、再度元の
グループに戻す
(操作例:対象エージェントを一度サブマネージャ直下に移動してから、再度元のグループに移動す
る。)
【原因】
スケジュール設定でサブマネージャから統合マネージャに情報を収集する際、新規エージェントが存
在した場合に、その新規エージェントに対するプリントポリシーの設定情報をサブマネージャ側に設定
する処理があります。
このとき、サブマネージャ側のプリント枚数アラームの設定をすべてクリアしてしまうため、設定が無効
になるため発生します。
【対策】
上記条件に合致する場合でも、プリント枚数アラームの設定がクリアされず正しく設定されるように修正
しました。
また、すでに現象が発生している環境への対策として、Ver6.5.1.0以上にアップデートするときに、統合
マネージャ側に保存されているプリント枚数アラームの設定をサブマネージャへ再設定するように修正
しました。
Ver6.5.1.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
4.メッセージ結果一覧から資産データ更新が正常に実行されない問題の修正
【現象】
メッセージ結果一覧画面から画面右下の「資産データ更新」ボタンをクリックした場合、以下のエラーが
発生し更新処理に失敗する場合があります。
「モジュール”Lspccsl.exe”のアドレス xxxxxxxx でアドレス xxxxxxxx に対する読み込み違反が起きま
した。」
また、エラーが発生しなくても、エージェントがサブマネージャ直下に移動してしまう場合があります。
【影響】
・メモリ違反のエラーが発生した場合
資産情報の更新に失敗します。
・メモリ違反のエラーが発生しなかった場合
メッセージ結果に、上位部署が空白である不正な部署構成のエージェントが存在した場合、空白部署
より上位の部署のみ作成され、対象エージェントはサブマネージャ直下へ移動します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.0.0の統合コンソール
【発生条件】
メッセージ機
以下のすべての条件に合致した場合に発生することがあります。
2010/10/13
能
1.メッセージ配信対象のエージェントが6台以上の場合
2.質問事項に部署名1~5が含まれている場合
【回避方法】
メッセージの配信対象のエージェントを5台以下に設定、または質問事項から部署名1~5を削除するこ
とで現象を回避することができます。
【原因】
メッセージ結果一覧画面から資産データ更新を実行した際、エージェント1台ずつ情報を読み込んで処
理します。この際、エージェントごとに回答された部署名1~5の情報をメモリに読み込む前に、前のエー
ジェントの部署名情報を対象メモリから初期化しています。
しかし、このクリア処理に問題があり、初期化すべきではないメモリをクリアしていたために、メモリのア
ドレス違反が発生します。
メモリのアドレス違反は発生しない場合もあります、この場合、資産データの更新は行われます。しかし
上位部署が空白である不正な部署構成のエージェントが存在した場合、対象エージェントがサブマネー
ジャ直下へ移動します。
【対策】
問題となっているメモリの初期化処理を正しく行うように修正しました。
5.配布日時を指定したパッケージ配布が実行されない問題の修正
【現象】
パッケージ配布機能で、配布日時を未来の時間で設定した後、配布時間前に同じファイル配布ポリシー
でファイル配布を設定すると、先に設定していたパッケージ配布が実行されません。
【影響】
パッケージ配布で設定した配布日時を過ぎても配布されません。
(MR自動バージョンアップ機能では、本現象は発生しません。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
パッケージ
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
2010/10/13
配布
1.パッケージ詳細設定画面で、配布日時を指定して設定する
2.1で設定した配布日時になる前に、同じファイル配布ポリシーからファイル配布を設定する
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル配布設定を設定するとき、データベースから既存の設定情報をクリアしてから新たに設定する
内容を書き込む処理を行います。このとき、サブマネージャ側のパッケージ配布設定も削除してしまう
ため、パッケージ配布が実行されなくなります。
【対策】
ファイル配布設定を設定するとき、サブマネージャ側に保存しているパッケージ配布の設定情報を削除
しないように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
6.セキュリティUSBとして使用を許可している特定のデジタルカメラが禁止される問題の修正
【現象】
Ver6.5.0.0未満の環境でセキュリティUSBとして使用を許可しているデジタルカメラが、Ver6.5.0.0以上に
アップデートした後、許可されず禁止されます。
【影響】
セキュリティUSBとして使用を許可している特定のデジタルカメラが禁止されます。
また、該当するデジタルカメラの情報はシリアルナンバーが空の状態でUSB資産情報レポートに表示
され、セキュリティUSBとして登録できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1.Windows 2000 のクライアント端末に特定のデジタルカメラを接続した場合
2.以下のデジタルカメラで現象の発生を確認
・Panasonic LUMIX DMC-FP1
・Canon PowerShot SX200 IS
(上記デジタルカメラ以外でも現象が発生する可能性があります)
デバイス制
2010/10/13
【回避方法】
御機能
デバイスポリシー設定画面下部の除外キーワードにデジタルカメラの名称を登録することで、禁止され
るデジタルカメラを使用することができます。
【原因】
外部デバイスがクライアント端末に接続されたとき、MRはそのデバイスのシリアルナンバーなどの情報
を読み込みます。
Ver6.5.0.0から、取得したデバイスの情報が文字化けしたり文字が欠けたりすることを防ぐため、取得す
る情報のデータサイズと実際に取得した情報のサイズを比較するようにしました。
しかし、一部のデジタルカメラではシリアルナンバーのデータサイズに文字列の終わりを表す終端文字
(NULL文字)が含められていたため、登録した情報のデータサイズと実際に取得した情報のサイズが一
致せず取得に失敗したと判断します。そのため、セキュリティUSBとして設定されているデジタルカメラと
別の機器と判別し、現象が発生します。
【対策】
デバイス情報の文字化けや文字の欠けを検知する処理内容を、「3回取得してすべての情報が同じ」か
つ「取得した文字列がASCII文字である」内容に変更することで、データサイズに終端文字が含まれる機
器でも正しく判断できるように修正しました。
また、文字化けや文字の欠けを検知した場合も、不正なデータが登録されないように修正しました。
7.エージェント一括移動・削除画面からライセンス編集を行った場合に、デバイスポリシーの初回ポリシー
設定が有効にならない問題の修正
【現象】
エージェント一括移動・削除画面からライセンスを付与したエージェントに対して、デバイスポリシー設
定画面の初回ポリシー設定が有効になりません。
【影響】
デバイスポリシーで初回設定の設定内容が有効になりません。
(デバイスポリシー設定画面の表示上も、禁止、制限ともに設定されていない状態で表示されます。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下の手順で操作した場合に発生します。
1.初回ポリシーを設定しているデバイスポリシーに属している部署に所属するようにMRを新規にイン
デバイス制
2010/10/13
ストールする
御機能
2.エージェント情報更新、またはスケジュール設定から情報を収集する
3.エージェント一括移動・削除画面のライセンス編集タブから該当エージェントに対してライセンスを付
与する
【回避方法】
ライセンスを編集する場合は、ライセンス管理画面から実行することで現象を回避することができます。
初回ポリシーが有効になっていないエージェントに関しては、所属しているデバイスポリシーの設定画
面から個別に禁止または除外設定を行ってください。
【原因】
エージェント一括移動・削除画面のライセンス編集タブからライセンスを適用した場合、デバイスポリシ
ーの初回設定を有効にする処理を行っていなかったため、現象が発生します。
【対策】
エージェント一括移動・削除画面のライセンス編集タブからライセンスを適用した場合も、デバイスポリ
シーの初回設定を正しく設定するように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
8.エージェント情報更新時にデバイスポリシーの初回ポリシー設定が有効にならない場合がある問題
の修正
【現象】
エージェント情報更新時に新規に登録されたエージェントが存在した場合、そのエージェントに対してデバ
イスポリシーの初回ポリシー設定が有効にならない場合があります。
【影響】
デバイスポリシーで初回設定を行っているのに、その設定が有効にならず、禁止、制限ともに設定が有
効になりません。
(デバイスポリシー設定画面の表示上も、禁止、制限ともに設定されていない状態で表示されます。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1.以下のようなMRインストール時にMRバージョンやOSバージョンの資産情報がまだ取得されていない
デバイス制
場合
2010/10/13
御機能
・MRインストール後に表示される「MR インストール」画面を表示させたまま放置する
・MRをインストール済みのエージェント端末をイメージコピーで展開した後、ログオンせずに放置する
2.MRを新規インストールし、統合コンソールからエージェント更新を実行してライセンスを付与したエ
ージェントアイコンを初回ポリシー設定を行っているデバイスポリシーに所属させた場合
【回避方法】
スケジュール設定を実行すると、初回ポリシーが適用されます。
【原因】
デバイスポリシーの初回ポリシー設定が適用されるのは、ライセンスが付与されていて、MRのバージョン
とOSのバージョンの資産情報が取得できており、かつデバイスポリシーの設定が行われていないエージェ
ントに対してです。
しかし、エージェント情報更新で資産情報を収集したエージェントに対しては、初回ポリシー設定を設定し
ていなかったため、現象が発生します。
【対策】
エージェント情報更新で資産情報を収集したエージェントに対して、正しく初回ポリシー設定が適用される
ように修正しました。
9.一部の資産情報が取得されていないエージェントに対して、デバイスポリシーの初回ポリシー設定が有
効にならない場合がある問題の修正
【現象】
「MRバージョン」と「OSバージョン」の資産情報がまだ取得されていないエージェントに対して、デバイス
ポリシーの初回ポリシー設定が有効にならない場合があります。
【影響】
デバイスポリシーで初回設定を行っているのに、その設定が有効にならず、禁止、制限ともに設定が有
効になりません。
(デバイスポリシー設定画面の表示上も、禁止、制限ともに設定されていない状態で表示されます。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1.MRインストール時にMRバージョンやOSバージョンの資産情報がまだ取得されていない場合
以下のような場合に資産情報が取得できません
・MRインストール後に表示される「MR インストール」画面を表示させたまま放置する
・MRをインストール済みのエージェント端末をイメージコピーで展開した後、ログオンせずに放置する
2.MRを新規にインストールし、統合コンソールからエージェント更新を実行してライセンスを付与、その
後、そのエージェントを初回ポリシー設定を行っているデバイスポリシーに所属させた後、該当のデバ
デバイス制
2010/10/13
イスポリシー設定画面を開き、設定を行った場合
御機能
【回避方法】
現象が発生しているエージェントの「MRバージョン」と「OSバージョン」の資産情報が取得できている状態
で、再度デバイスポリシーを設定する。
【原因】
デバイスポリシーの初回ポリシー設定は、ライセンスが付与され、MRバージョンとOSバージョンの資産
情報が取得できており、かつデバイスポリシーの設定が行われていないエージェントに対して設定され
るのが正しい処理です。
しかし、デバイスポリシー設定画面では、MRバージョンとOSバージョンの資産情報が取得されていない
エージェントに対してもデバイスポリシーの設定情報をデータベースに保存します。そのため、のちに「M
Rバージョン」と「OSバージョン」の資産情報が取得し、設定情報をデータベースに書き込もうとしても、す
でにデバイスポリシーの設定情報が存在するため、初回ポリシーの設定内容が適用できず、現象が発生
します。
【対策】
MRバージョンとOSバージョンの資産情報が取得されておらず、内蔵または外付けの禁止設定を行って
いないエージェントに対しては、デバイスポリシーの設定画面から設定を更新しても、設定情報をデータ
ベースに書き込まないように修正しました。
(ただし、内蔵または外付けのいずれかでも禁止設定した場合は、初回ポリシー設定よりも優先し、デー
タベースに書き込みす。)
Ver6.5.1.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
10.特定の方法で部署名を更新するとデバイスポリシーの初回ポリシー設定が有効にならない問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面や資産インポート機能から部署名を編集して資産情報を更新した場合、そのエージェ
ントに対してデバイスポリシーの初回ポリシー設定が有効になりません。
【影響】
デバイスポリシーで初回設定を行っているのに、その設定が有効にならず、禁止、制限ともに設定が有
効になりません。
(デバイスポリシー設定画面の表示上も、禁止、制限ともに設定されていない状態で表示されます。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下のいずれかの条件に合致した場合に発生します。
デバイス制
2010/10/13
1.資産情報一覧画面から部署名を編集、更新した場合
御機能
2.資産情報一括表示画面から部署名を編集、更新した場合
3.メッセージポリシーのメッセージ結果一覧画面から部署名を編集、更新した場合
4.資産インポート機能を使用して部署名を編集、更新した場合
【回避方法】
クライアント表示画面、またはエージェント一括移動画面からエージェントを移動する。
【原因】
資産情報一覧画面、資産情報一括表示画面、メッセージポリシーのメッセージ結果一覧画面、資産イン
ポート機能を使用して部署名を変更した場合、初回ポリシー設定が有効にならない処理となっていたた
めに発生します。
【対策】
上記条件を満たす場合でも、デバイスポリシーの初回ポリシー設定が正しく適用されるように修正しまし
た。
11.デバイスポリシーの初回ポリシー設定が本来適用されないエージェントに適用される場合がある問題
の修正
【現象】
デバイスポリシー設定画面で「オフラインデバイスへのアクセスを禁止する/書き込みを制限する」にチ
ェックがついていない場合でも、エージェントに対して初回ポリシーの設定が有効になる場合がありま
す。
【影響】
デバイスの禁止、制限を行う対象ではないエージェントで、デバイスが禁止、または制限されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソールとマネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1.デバイスポリシー設定画面で初回ポリシーを設定している場合
2.デバイスポリシー設定画面で「オフラインデバイスへのアクセスを禁止する/書き込みを制限する」に
チェックをいれずに設定している場合
デバイス制
3.上記1と2の条件に合致するデバイスポリシーに対して以下のいずれかの操作を行う場合
2010/10/13
御機能
・クライアント表示画面上からエージェントが存在するグループを該当のデバイスポリシーに所属さ
せる
・クライアント表示画面上で該当デバイスポリシーに所属するグループに他のグループ、またはエー
ジェントを移動する
・該当デバイスポリシーに所属している新規登録エージェントに対してライセンスを適用する
・該当デバイスポリシーに所属している、OSバージョン、MRバージョンの情報が取得できていないエ
ージェントの資産情報を収集する
【回避方法】
現象が発生しているエージェントが所属しているデバイスポリシー設定画面を開き、再度設定を行いま
す。
【原因】
デバイスポリシーの初回ポリシー設定の「オフラインデバイスへのアクセスを禁止する/書き込みを制
限する」にチェックがついていない場合でも、初回ポリシー設定の内容が有効になるため発生します。
【対策】
デバイスポリシーの初回ポリシー設定の「オフラインデバイスへのアクセスを禁止する/書き込みを制
限する」にチェックがついていない場合、初回ポリシー設定を有効にしないように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
12.サーバ監視で一部の監査フォルダのログがあがらなくなる問題の修正①
【現象】
同一フォルダ上にある2つ以上の監査フォルダについて、一方の監査フォルダの名前が、もう一方の名
前の後に特定の記号を追加して名前をつけられていた場合、そのいずれかの監査フォルダのログが上
がらなくなります。
例: 監査フォルダ 「個人情報」
監査フォルダ 「個人情報(社外秘)」
監査フォルダ 「個人情報(破棄)」
⇒3つのフォルダのうち、1つか2つの監査フォルダのログが取得できなくなります。
【影響】
特定の監査フォルダのログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャとサーバエージェント
【発生条件】
サーバ監視
サーバ監視の監査フォルダに設定している複数の監査フォルダが、以下の条件を満たすと発生します。
2010/10/13
機能
・同一フォルダ上にある場合
・一方の監査フォルダの名称の後に、半角記号を追加した名称の場合
※半角記号・・ !#$%&’()-_ など
【回避方法】
下記のいずれかの方法で回避できます。
1. 現在監査しているフォルダより上位のフォルダを監査フォルダに設定する。
2. 監査フォルダの名称を変更する。
【原因】
サーバファイル操作ログは、設定されている監視フォルダとサーバエージェントから送信されるログがど
の監査フォルダに該当するか確認をしています。Ver6.2.0.0で監査フォルダの設定数を200から1000に
拡張に伴い、 確認方法の性能アップの為に処理を変更していますがこの時の検索処理に問題がありま
した。条件に該当する場合は、監査フォルダがないと判断され、ログが取得できなくなっていました。
【対策】
サーバ監視サブマネージャとサーバエージェントのプログラムを修正しました。監査フォルダを確認
する処理を変更し正しく監査フォルダのサーバファイル操作ログかを判断できるようにしました。
13.サーバ監視で一部の監査フォルダのログがあがらなくなる問題の修正②
【現象】
サーバ監視で、監査フォルダか、それより上位のフォルダに 「’」(シングルクォート)が含まれていると、
その監査フォルダのログが全て上がりません。
※監査フォルダより下位に 「’」 を含むフォルダがあっても、その下位のファイルのサーバファイル操作
ログは上がります。
※ファイル名に 「’」 が含まれていてもログは取得できます。
例: C:\A’A\BB というフォルダがあり、「BB」フォルダを監査フォルダにすると、そのログは上がりませ
ん。
C:\AA\B’B というフォルダがあり、「B’B」フォルダを監査フォルダにすると、そのログは上がりませ
ん。
C:\AA\BB\C’C というフォルダがあり、「BB」フォルダを監査フォルダにすると、全てのログは上が
ります。
【影響】
特定の監査フォルダのログが取得できません。
サーバ監視
2010/10/13
【発生バージョン】
機能
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
サーバ監視の監査フォルダか、それより上位のフォルダに 「’」 が含まれていれば必ず発生します。
【回避方法】
下記のいずれかの方法で回避できます。
1. フォルダ名を変更し、「'」が含まれないフォルダ名にする。
2. 「'」が含まれていない上位フォルダを監査フォルダに設定にする。
【原因】
サーバファイル操作ログは、サーバサブマネージャではサーバエージェントから送られるログが、どの監
査フォルダに該当するか全ての監査フォルダに対して確認を行なっています。その確認の処理に問題が
ありました。「'」が含まれている場合は、監査フォルダと一致しないようになっていました。
【対策】
サーバ監視サブマネージャとサーバエージェントのプログラムを修正しました。
監査フォルダを確認する処理を変更し正しく監査フォルダのサーバファイル操作ログかを判断できるよう
にしました。
Ver6.5.1.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
1.Webコンソールのサーバセキュリティログが表示できない場合がある問題の修正①
【現象】
Webコンソールでサーバセキュリティログを表示しようとすると「データの取得に失敗しました」とエラー
になり、表示できない場合があります。
【影響】
該当の画面からサーバセキュリティログを表示できません。
【発生条件】
下記の手順で表示させると必ず発生します。
1.Webコンソールのトップ画面から「サーバセキュリティ」を選択します。
Webコンソー
2.検索リンクから検索画面を選択します。
2010/10/13
ル
3.ログオンユーザリンクからユーザ名を選択します。
【回避方法】
「ファイルサーバ」が選択された状態でサーバセキュリティログを表示することで回避できます。
例:トップ画面の週報表示からセキュリティアイコンを選択する。
【原因】
データベースからサーバセキュリティログを取得する処理に問題があり、上記条件で正しくログを表示
できないため発生します。
【対策】
ネットワーク全体からサーバセキュリティログを表示する場合でも正しくログを表示するように修正しまし
た。
2.Webコンソールのサーバセキュリティログが表示できない場合がある問題の修正②
【現象】
Webコンソールでサーバセキュリティログを表示しようとすると「データの取得に失敗しました」とエラー
になり、表示できない場合があります。
【影響】
該当の画面からサーバセキュリティログを表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上、Ver6.4.2.0.未満及びVer6.5.0.0のWebコンソール
【発生条件】
Webコンソー
ネットワーク全体からサーバセキュリティログを表示した後、「<<」ボタンをクリックして過去のログを表示
2010/10/13
ル
する場合に発生します。
【回避方法】
「ファイルサーバ」が選択された状態でサーバセキュリティログを表示してください。
【原因】
データベースからサーバセキュリティログを取得する処理に問題があり、上記条件で正しくログを表示
できないため発生します。
【対策】
ネットワーク全体からサーバセキュリティログを表示した後、過去のログを表示する場合でも、正しくログ
を表示するように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
3.長期レポートのアプリケーション禁止ログの保存に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
長期レポートで、アプリケーション禁止ログの保存処理に失敗する場合があります。
統合コンソールの長期レポート保存設定画面の保存結果ログには、ログ保存処理の前日、7日前、31日
前のすべてにおいて、アプリケーション禁止ログのみ「失敗」と記載されます。
【影響】
長期レポートから、保存に失敗したアプリケーション禁止ログが閲覧できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
アプリケーション禁止ログと新規アプリケーションアラームログの双方で、以下の情報がすべて同じ内容
のログであった場合に発生します。
・サブマネージャNO
・エージェントNO
長期レポート 2010/10/13
・日時
・SEQNO
(上記4つの項目は、データベーステーブル上で主キーに設定されています。)
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
アプリケーション禁止ログと新規アプリケーションアラームログは、それぞれ別のデータベーステーブルに
保存されています。しかし、長期レポートでは、双方のログを同じデータベーステーブルに保存しています。
そのため、長期レポート用のデータベーステーブルにログを保存する際、双方で発生条件にある4つの情
報がすべて同じログが存在していたとき、後から保存するアプリケーション禁止ログが主キー違反となり、
保存に失敗するため、現象が発生します。
【対策】
長期レポート用のアプリケーション禁止ログと新規アプリケーションアラームログを保存するデータベース
テーブル(LSPMMS_LLOGyyyymmdd..LSPALMLOG)の「アラームタイプ」の項目も主キーとすることで、主
キー違反が起こらないように修正しました。
4.CD書込みの際に、ファイルパスが260バイト以上のファイルが含まれているとCD書込みログが文字化け、
または、欠損する問題の修正
【現象】
CDライティングソフトを使用して複数のファイルを一度にCDに書込む際に、以下の現象が生じます。
現象①:ファイルパスが260バイト未満のファイルが書き込まれた後にファイルパスが260バイト以上のファ
イルが書かれると、そのCD書込みログが文字化けします。
現象②:現象①の後、ファイルパスが260バイト以上のファイルが書かれると、そのCD書込みログは欠損
します。
CD書込み方法は以下の3種類で、現象発生の有無は次の通りです。
・OS付属のライティング機能・・・現象は発生しません。
・Explorer上でドラッグ&ドロップで書き込めるパケットライティング方式・・・現象は発生しません。
・CDライティングソフトの画面から書き込む方式・・・現象が発生します。
(ただし、260バイト以上のファイルパスを書き込めないソフトでは現象は発生しません)
※ファイルパスが260バイト以上のファイルでも、書き込むファイル全てが260バイト以上の場合、現象は
発生しません。また、CD書込みログ(ファイル操作ログ)は文字化けしますが、CD書込み自体は正常
に行われます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver5.6.0.0以上のMR
リアルタイム
2010/10/13
【発生条件】
イベント
CDライティングソフトの画面から書き込む方式を使用して、下記に当てはまる場合に発生します。
1.ファイルパスが260バイト未満のファイルが書き込まれた後、260バイト以上のファイルが書き込まれる
と文字化けが発生します。
2.1の後で、ファイルパスが260バイト以上のファイルが書き込まれると、ログが欠損します。
【原因】
CD書込み元のファイル名を取得する処理で、ファイル名は最大520バイトまでを取得しています。その際、
ファイル名が省略された形式(短いファイル名形式)であることがあるため、Windows標準の長いファイル
名に置き換える処理を行っています。しかし、置き換え処理の為に用意している文字列領域が260バイト
しかないため、260バイト未満のファイルが書き込まれた後、260バイトを越えるファイル名が書き込まれた
場合は、不定な値となり、文字化けが発生するようになっていました。
ただし、書き込む対象ファイルのファイルパスが全て260バイトを越えている場合は、現象は発生しません。
【回避方法】
書き込むファイルのファイルパスが260バイト未満になるように、ファイルを置くフォルダを調整してからCD
書き込みを行います。
例:書き込むファイルが格納されたフォルダをデスクトップに置く。
【対策】
ファイル名を置き換える処理で用意する文字列領域のサイズを、520バイトに拡張し、文字化けが発生しな
いように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
5.デバイスポリシーの設定時間が、Ver6.4.0.0から遅くなる問題の修正
【現象】
デバイスポリシーの設定時間が、Ver6.4.0.0より前のバージョンと比べ、Ver6.4.0.0では約2倍程度の時間を要
するようになりました。
【影響】
デバイス禁止・許可の設定に時間がかかります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
Ver6.4.0.0以上であれば発生します。
デバイス制
【原因】
2010/10/13
御
デバイスポリシーの設定に関して、各エージェントの設定情報をリストで管理しています。
Ver6.4.0.0未満では、禁止と制限で2つのリストがありましたが、初回ポリシー設定と一次許可設定用のリスト
が増えたため、処理時間がかかるようになりました。
また、リストでの管理は、対象のエージェントの台数が増えるほど、その検索性能が低いために処理時間を
要してしまいます。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
エージェントの設定情報リストを検索性の高い処理に変更しました。Ver6.4.0.0での処理時間にくらべ、3分の
1程度まで性能改善しました。また、Ver6.4.0.0以前のバージョンと比べた場合、約75%の処理時間となるよう
に改善しています。
6.デバイスシリアルポリシーで、ドメインユーザのデバイス許可設定を行っていてもデバイスが許可されないこ
とがある問題の修正
【現象】
・デバイスシリアルポリシーでドメインユーザのデバイス許可設定を行っていてもデバイスが許可されません。
・デバイスシリアルポリシーでアラーム設定していた場合、許可設定していてもアラームが上がります。
・責任者設定でドメインユーザを設定後、そのドメインユーザでログインしたときに起動するはずのデバイス設
定ツールが起動しません。
【影響】
・現象発生時は、該当するドメインユーザのデバイスが許可されません。
・同様に、責任者設定で該当するドメインユーザを設定後、そのドメインユーザの権限でログオンしても、デバ
イス設定ツールが起動しません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
デバイス制
2010/10/13
御
【発生条件】
デバイスの禁止・制限設定時、ドメイン参加でかつDNSサフィックスを変更している状態で、1か2の条件の
いずれかに当てはまるものが該当します。
1.デバイスシリアルポリシーの許可ユーザ設定のドメインユーザ設定にチェックを入れている場合
2.デバイスシリアルポリシーの責任者設定のドメインユーザ設定にチェックを入れている場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ドメイン名を取得するための処理が、発生条件に合致している場合に、DHCPサーバの情報を取得するように
なっていました。そのため、ドメイン名を使用するデバイスシリアル管理では、正しく設定が反映されないよう
になっていました。
【対策】
ドメイン名の取得処理を変更し、正しくドメイン名を取得できるように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
1.MR自動バージョンアップの設定エージェント数が正しく表示されない問題の修正
【現象】
クライアントツリーの再構築処理を行うと、MR自動バージョンアップの設定エージェント数が正しく表示され
ません。
【影響】
MR自動バージョンアップ設定画面の「結果ログ」タブ左下に表示される「バージョンアップ状況」の表記が
「 0人 / 0人 」など実際の設定数よりも少ない数が表示されます。
また、MR自動バージョンアップ設定後すぐに再構築、または資産インポートを実行した場合、MR自動バー
ジョンアップが実行されない場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
統合コンソー
2010/10/13
ファイル配布ポリシーに所属し、かつMR自動バージョンアップを設定しているエージェントが存在する状態
ル
で以下のいずれかの操作を行った場合に発生します。
・クライアント表示画面のネットワーク全体アイコンを右クリックし、「再構築」を実行する
・資産インポートを実行する
【原因】
再構築処理では、ファイル配布で配布対象でないエージェントに配布を実行しないように所属しているファイ
ル配布ポリシーNO以外の設定をクリアしています。この配布設定情報のクリアの際、MR自動バージョンアッ
プの設定情報をクリア対象としていたため、発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
再構築処理では、「対象MRが所属しているファイル配布ポリシーNo」と「MR自動バージョンアップ設定」以
外の設定を削除するように修正しました。
2.資産インポート機能で自動選択を実行しても「導入金額(円)」が関連付けられない問題の修正
【現象】
資産情報CSV一括出力機能で出力したデータを資産インポートするとき、「データベース項目との関係」画
面左下の「自動選択」ボタンを押しても、「導入金額(円)」だけ関連付けられません。
【影響】
資産インポートを行う際に、「データベース項目との関係」画面から「自動選択」ボタンをクリックしても関連
付けられません。
CSVファイルの列名が「導入金額(円)」であるべきものが、「導入金額」となっているため、そのままインポー
トしても「導入金額(円)」の項目だけインポートできません。
【発生バージョン】
統合コンソー
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンの統合コンソール
2010/10/13
ル
【発生条件】
資産情報CSV一括出力機能で、導入金額のあるデータを出力したファイルを資産インポート機能でインポ
ートした場合
【回避方法】
手動で [導入金額] の項目の関連付けを行うことで回避できます。
【原因】
資産情報CSV一括出力で「導入金額(円)」の項目名を「導入金額」として出力していたために、発生します。
【対策】
資産情報CSV一括出力で「導入金額」を「導入金額(円)」に項目名を修正し、資産インポートの関連付けの
際にも、項目名が一致するように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
3.資産情報CSV一括出力機能で「資産情報更新日時」がCSVに出力されない場合がある問題の修正
【現象】
統合コンソールから資産情報CSV一括出力を実行しても、出力したファイル上で一部エージェントの「資
産情報更新日時」が空白で出力される場合があります。
【影響】
資産情報CSV一括出力機能で、一部エージェントの資産情報更新日時のデータ出力されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下の全ての条件に合致する場合に発生します。
1.MRをインストールしてから一度もコンソールから資産情報を編集していない、あるいは資産インポート
されてないエージェントがある場合
2.「資産トラップ受信日時」列にデータが存在する場合
統合コンソー
2010/10/13
(MRがツリーに登録されていれば、基本的に「資産トラップ受信日時」データは存在します。)
ル
【原因】
資産情報CSV一括出力機能で出力する「資産情報更新日時」は、次の2つの情報のうち、日時が新しい
方を出力します。
・資産手動更新日時(統合コンソール上で手動で情報を編集した日時)
・資産トラップ日時(MRから資産情報を受信した日時)
(この2つの情報は別のデータベーステーブルに保存されます。)
しかし、この2つの情報のいずれかがNULLの場合は、日時の比較が正しく行われず、結果的に空白で出
力されるため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
資産情報CSV一括出力処理で、上記条件に合致する場合でも正しく日時を比較して情報を出力するよう
に修正しました。
4.資産任意項目名、またはレジストリ取得表示名に半角イコールが入っていると資産情報CSV一括出力に
失敗する問題の修正
【現象】
資産任意項目名、または、レジストリ取得の表示名に半角イコールが入っていると「出力項目のデータベ
ースの保存に失敗しました」というエラーが表示され、資産情報CSV一括出力に失敗します。
【影響】
・資産任意項目名に半角イコールを含めた名前が設定されていると、資産情報CSV一括出力ができませ
ん。各項目名だけが出力されたCSVファイルを出力します。
・レジストリ取得の表示名に半角イコールを含めた名前が設定されていると以下の影響があります。
(1)資産情報CSV一括出力ができません。
(2)資産情報一括表示画面で「レジストリの値を確認できません」というエラーが発生し、該当のレジスト
リ項目が(未設定)と表示されます。
【発生バージョン】
統合コンソー
2010/10/13
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンの統合コンソール
ル
【発生条件】
資産任意項目名、レジストリ取得表示名に半角イコールを一文字でも含む名前を設定している状態で、
資産情報CSV一括出力画面で出力ボタンをクリックした場合に発生します。
【回避方法】
資産任意項目名、レジストリ取得表示名から半角イコールを削除して設定します。
【原因】
資産情報CSV一括出力の処理内では、資産任意項目名やレジストリ取得の表示名と、実際に表示する
データ名を半角イコールでつないで処理しています。
資産任意項目やレジストリ取得の表示名に半角イコールが含まれると、この内部処理が正しく動作しな
いために発生します。
【対策】
資産任意項目名やレジストリ取得表示名に半角イコールを設定できないように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
5.Webコンソールの集計対象の表示が不正になる問題の修正
【現象】
Webコンソールの各グラフ表示画面左側の集計対象選択部分で、表示権限
のないサブマネージャが、グレーアウト表示で他のサブマネージャのツリー
表示の中に表示されます。
【影響】
ログの欠損などはありません。表示上のみの問題です。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
Webコンソー
2010/10/13
以下の全ての条件に合致する場合に発生します。
ル
1.サブマネージャが2台以上ある環境
2.集計対象画面で表示順が早いサブマネージャに表示権限がない場合
3.上記1のひとつ下に表示されるサブマネージャに表示権限がある場合
4.上記3のサブマネージャ配下グループのひとつに表示権限がある場合
【原因】
Webコンソールの集計対象を表示する処理に問題があるため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。WebコンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
Webコンソールの集計対象の表示を正しく表示できるように修正をしました。
6.Webコンソールの資産項目設定画面で文字化けが起こる問題の修正
【現象】
Webコンソールの資産項目設定画面で文字化けが起こる場合があります。
【影響】
資産項目設定画面で、一部の資産任意項目が文字化けする場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンのWebコンソール
【発生条件】
文字コードの2バイト目に「5F」という情報が含まれる文字を表示名に設定した資産任意項目が存在する
場合に発生します。
Webコンソー
・発生条件の文字の例
2010/10/13
ル
\ ダ ㍉ 雲 垣 祇 契 浩 酸 柔 神 狙 胆 点 農 廟 棒 誉 論 兩 喟 媽 彑 拈 枩 歙 濱 畧 秬 綫 臉 蘋
【回避方法】
回避方法はありません。WebコンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
資産項目設定画面で各資産の項目名を表示する際、項目名に「_」が含まれる場合は「-」に変更する処
理を行っています。(「_」は文字コード上「0x5F」と表すため、この文字データを変換しています)
しかし、漢字などの2バイト文字に対してもこの変換処理を行っていたため、文字コード上、2バイト目が
「5F」の文字も変更してしまい、表示できない文字コードになってしまうため発生します。
【対策】
資産任意項目には、「_」を「-」にする処理は必要ないため、問題の処理を行わないように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
7.ファイル配布サブマネージャを構築しない環境で長期レポートの保存が失敗する問題の修正
【現象】
ファイル配布サブマネージャ未構築の環境では、長期レポートのリアルタイムイベントログのデータ保存に
失敗します。
【影響】
長期レポートのリアルタイムイベントログのデータ保存に失敗します。
(長期レポートの結果ログには「成功」と記載されます。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
長期レポート 2010/10/13
ファイル配布サブマネージャを未構築の状態で長期レポートの保存設定を行っている場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
長期レポートのデータ保存を行う際、保存対象のサブマネージャが登録されているか確認しています。
リアルタイムイベントログのデータ保存の場合には、本来リアルタイムイベントサブマネージャの登録を確
認すべきところを、ファイル配布サブマネージャの登録状態を確認していたため発生します。
【対策】
長期レポートでリアルタイムイベントログを保存する際、正しくリアルタイムイベントサブマネージャの登録
状態を確認するように修正しました。
MR
8.特定のデジタルカメラのデータ保存ができなくなる問題の修正
【現象】
Ver6.4.0.0以上のMRが稼働している端末で、特定のデジタルカメラをUSBで接続すると、対象デジタルカメラ
専用ソフトからデータを保存する時にデジタルカメラが認識されず、データの保存ができません。
【影響】
特定のデジタルカメラからデータ保存ができなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のベンダーIDとプロダクトIDを持ったUSB機器をご利用の場合に、現象の発生を確認しています。
・デジタルカメラ情報
ベンダーID: 0x5CA
プロダクトID: 0x2209
機器名: Ricoh Caplio 400G wide
※デバイス制御機能を使用していない場合(ポリシーを適用していない状態)でも発生します。
【回避方法】
MRにUSB情報を取得しない設定を行うことで、現象を回避することができます。
・設定方法
2010/10/13
1.レジストリエディタを起動します。
2.レジストリエディタの画面左側のツリーから、以下のレジストリを選択します。
・32bitOSの場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MOTEX\LanScope Cat MR\CurrentVersion\OperationSet
・64bitOS
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\MOTEX\LanScope Cat MR\CurrentVersion\
OperationSet
3.右クリックを行い「新規」から「DWORD値」を選びます。
4.新規作成した「DWORD」値の名前を「USBCtrlEnabled」に変更します。
5.USBCtrlEnabledキーの値を「0」にします。
6.OSを再起動します。
※この回避方法を行った場合、接続されたすべてのUSB機器の情報を取得しません。
【原因】
MRは、接続されたUSB機器の情報(ベンダーIDやプロダクトIDなど)を取得しています。
詳しい原因は不明ですが、このUSB機器の情報取得処理が影響して現象が発生します。
【対策】
USB除外フィルタ情報としてデータベースに上記機器の情報を登録することで、情報取得を行わないように
修正しました。
Ver6.5.1.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
MR
9.64bitOSのクライアント端末でエクスプローラの表示がおかしくなる場合がある問題の修正
【現象】
64bitOSの端末のエクスプローラー上で、不特定のフォルダやファイル名が表示されないことがあります。
また、コントロールパネル内の各項目の名前も表示されない場合があります。
【影響】
ファイル名やフォルダ名が表示されなくなります。見えなくなるだけでファイルやフォルダは存在し、選択
もできます。また、名前も変わっていません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.クライアント端末のOSがWindowsXP (64bit)、または、Windows Server 2003(64bit)の場合
2.アプリケーションID監査ポリシーで以下の設定を行った場合
・取得する項目の設定で「SysListView32」の情報を取得する
3.クライアント端末上でエクスプローラーから、ポリシーに該当するフォルダを詳細表示で開いた場合
2010/10/13
※ポリシーの設定によってはEXE名、ウインドウタイトルのどちらかが該当すれば画面の情報を取得す
るようにできるため、部分一致の設定によっては、エクスプロ―ラの情報を取得してしまう可能性があ
ります。
例えば、OR条件でウィンドウタイトルに半角スペースを含むものを取得する場合は、半角スペースを含
むフォルダを開くと本現象が発生します。
【原因】
アプリケーションは内部的に複数の部品(クラス)で構成されており、アプリケーションID監査機能では、
対象アプリケーションのクラスの値を取得しています。
Explorer.exeではSysListView32というクラスを使用しています。64bitOSのExplorer.exe で、SysListView
32の内容を取得する処理の影響で現象が発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
アプリケーションID監査機能では、64bitOSの「EXPLORER.EXE」という名前のアプリケーションから
「LISTVIEW」という名前を含むクラスの内容を取得しないように修正しました。
MR
10.言語設定が日本語なのに、MRが表示する各画面が英語になる場合がある問題の修正
【現象】
クライアント端末で言語設定が日本語なのにMRが表示するメッセージや各画面が英語で表示されます。
【影響】
MRの動作上は、問題ありません。
MRが表示する以下の各種画面がすべて英語で表示されます。
・デバイス管理者セキュリティUSB画面
・パッケージ配布実行可能ファイル一覧表示画面
・メッセージ通知の画面
・Hotfix実行前・中・後の通知メッセージ
・パッケージ配布の配布完了、実行前・後の通知メッセージ
・禁止POPUP通知メッセージ
・MRインストール時のメッセージダイアログ
・MR停止時のパスワード入力画面、メッセージダイアログ
・MRアンインストール時のパスワード入力画面、メッセージダイアログ
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0 以上、LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
2010/10/13
以下のすべての条件に合致している場合に発生します。
・クライアント端末がWindows Vista以上のOSで、言語パックをインストールしていない場合
・クライアント端末の以下のレジストリの値が実際の言語表示と異なる場合
HKEY_USERS\.DEFAULT\Control Panel\International
値:Locale
00000409:英語
00000411:日本語
【原因】
MRは、上記発生条件にあるレジストリの値から、OSの表示言語を判断しています。
しかし、特定の端末では、上記のレジストリの設定値と、OSの表示言語が異なる場合があります。
この場合、MRは、日本語の環境であっても各モジュールは英語環境だと判断してしまうため発生します。
【回避方法】
上記発生条件にあるレジストリの値をOSの表示言語を合わせることで回避できます。
【対策】
MRの各EXEファイルで、OSがWindows Vista以降の場合は、レジストリからではなく、Windows APIを使用
してOSから直接設定言語を取得するように修正しました。
言語パックをインストールしている環境では、これまで通り言語パックの設定から表示言語を判断します。
Ver6.5.1.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
11.資産管理一覧の「ドメイン名(ワークグループ名)」が正しく表示されない問題の修正
【現象】
統合コンソールの資産管理一覧から表示できる「ドメイン名(ワークグループ名)」に、一部のクライアント
でDHCPサーバのドメイン名、または、DNSサフィックス名が表示される場合があります。
【影響】
資産情報一覧のドメイン名(ワークグループ名)の項目に、正しいドメイン名(ワークグループ名)が表示さ
れません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のいずれかの条件に当てはまる場合に発生します。
2010/10/13
1.ワークグループ環境でDHCP接続を利用しておりDHCPサーバがドメイン環境である場合
2.ワークグループ環境でDNSサフィックスを変更している場合
3.ドメイン環境でDNSサフィックスを変更している場合
【原因】
Ver6.2.0.0以上のMRでは、ActiveDirectoryドメイン名をWindows APIを利用して取得していますが、上記
の条件の場合、DHCPサーバのドメイン名やプライマリDNSサフィックス名を取得してしまうため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
MRがドメイン名を取得する処理を、Windows APIからActive Directory Service Interfaces(ADSI)に変更し、
正しく情報を取得できるように修正しました。
アプリケー
ション禁止
12.MR新規インストール時にAP禁止の禁止除外時間の設定が適用されない問題の修正
【現象】
アプリケーション禁止ポリシーに所属しているグループに対して、そのグループに所属するようにMRを新
規インストールした場合、禁止除外時間内であっても対象のアプリケーションが禁止されます。
【影響】
禁止設定を行っているアプリケーションが、禁止除外時間であっても使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
MRの新規インストール時に所属グループを指定しており、かつ、そのグループが禁止除外時間を設定し
2010/10/13
ているアプリケーション禁止ポリシーに所属している場合
【原因】
MRは、インストール後、登録先のサブマネージャと通信し、自身が所属するポリシーの設定情報を受信
します。この際、サブマネージャ側でアプリケーション禁止ポリシーの禁止除外時間を「0:00~0:00」と対
象のMRに通知していたため、発生します。
【回避方法】
エージェントの情報更新、または、スケジュール収集を行って、統合コンソール上にインストールしたエー
ジェントのアイコンを表示させた後、対象のクライアント端末を再起動することで回避できます。
【対策】
上記条件の場合でも、サブマネージャがMRに禁止除外時間の情報を正しく通知するように処理を修正し
ました。
Ver6.5.1.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
13.Ver6.3.0.0以上にバージョンアップ後、ファイル操作ログが表示できなくなる場合がある問題の修正
【現象】
Ver6.3.0.0以上にバージョンアップ後、ファイル操作ログが表示できなくなる場合があります。
【影響】
以下の影響があります。
1.Webコンソールのファイルトレースが見れません。
2.統合コンソールからファイル操作ログが見れません。
3.長期レポートのファイル操作ログが見れません。
(その他の画面では問題なくログを見ることができます)
1
リアルタイム
2010/10/13
イベント
アプリケー
ション稼働
2
3
※Ver6.3.0.0以上にバージョンアップした後に上がってくるログは閲覧できます。
また、表示できないだけでログの欠損はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.マネージャをVer6.3.0.0未満からVer6.3.0.0以上にバージョンアップした場合
2.サブマネージャを複数設置しており、一番小さいサブマネージャNoをもつサブマネージャにリアルタイ
ムイベントログ(ファイル操作ログ含む)が1件も無い場合
3.閲覧性能向上ツールを実行していない場合
【原因】
Ver6.3.0.0より、リアルタイムイベントログおよびファイル操作ログの表示性能向上のため、同ログを保存し
ているデータベーステーブルに対して、新規に列を追加しています。この列にインデックスを設定し、ログ
表示時に使用することによってログの表示性能を改善しています。
そのため、新規に追加した列すべてに情報が存在するかどうかをチェックし、存在していれば新しい表示
処理を使うようにしています。
この新規列をチェックする処理が、一番小さいサブマネージャNOをもつサブマネージャのデータベースの
み実行していたため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
すべてのサブマネージャのデータベーステーブルをチェックするようにし、上記条件のときも閲覧できるよ
うに修正しました。
14.複数の統合コンソールからアプリケーション稼働ポリシーの表示選択画面を表示することができる場合
がある問題の修正
【現象】
アプリケーション稼働ポリシーのアプリケーション別タスク集計画面またはエージェント別タスク集計画面
から表示選択画面を開くとき、表示選択の設定を行っていない初期の状態だと、制限がかからずに複数
の端末から同時に開くことができます。
【影響】
複数の統合コンソールから表示選択画面が表示できてしまいます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2010/10/13
アプリケーション稼働ポリシーで表示選択の設定を一度も行っていない場合に発生します。
【原因】
表示選択画面は、アプリケーション別タスク集計・エージェント別タスク集計をはじめて表示したときに自
動で表示されます。
このとき、統合コンソールが複数同時に起動している場合に、同じ設定画面を同時に表示できないように
制限する処理が実行されないため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
上記条件の場合でも統合コンソールの同時接続制御処理を追加し、複数の統合コンソールで同時に表
示選択画面が表示されないように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
15.ファイル配布ポリシーで、新規配布グループに配布エージェントが自動で追加されてしまう問題の修正
【現象】
ファイル配布ポリシー詳細設定画面で、配布グループ削除後に新しい配布グループを作成すると、削除
した配布グループで配布対象に設定されていたエージェントが、自動的に新規配布グループの配布対
象エージェントに追加されます。
【影響】
配布設定していないエージェントが、配布対象に設定されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、LanScope Cat5、LanScope Cat6の全バージョンの統合コンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1.ファイル配布ポリシー詳細設定画面から配布グループの削除行った後に、新しく配布グループを作
ファイル配布
2010/10/13
成した場合
機能
2.削除した配布グループに現在もポリシーに所属するエージェントがいた場合
【原因】
グループ削除時に、削除した配布グループで設定していた配布対象エージェントの設定情報を削除し
ていませんでした。
そのため、新しく配布グループを作成すると、残っていた配布対象エージェントの設定情報が、新しく作
成した配布グループの設定情報と誤認識するため発生します。
【回避方法】
ファイル配布ポリシー詳細設定画面で配布グループ名入力後に、配布するエージェントの一覧に追加
されたエージェントを削除し、再度配布するエージェントを選択して設定します。
【対策】
ファイル配布ポリシー詳細設定画面から配布グループを削除する際、配布対象のエージェントの情報も
削除するように修正しました。
16.パッケージ配布設定を削除しても、配布エージェント情報が削除されない問題の修正
【現象】
パッケージ配布設定を、「削除」や「全て削除」しても、資産管理サブマネージャに保存されている配布エ
ージェント情報が削除されません。
【影響】
データベースに不要な情報が残りますが、処理などに影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
パッケージ
【発生条件】
2010/10/13
配布機能
パッケージ配布設定で、「削除」や「全て削除」を行うと発生します。
【原因】
パッケージ配布設定画面から設定を削除しても、配布エージェント情報を削除していなかったため発生
します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
パッケージ配布設定画面から設定を削除する際、配布エージェントの情報も削除するように修正しまし
た。
17.セキュリティUSBに登録できないUSB機器を登録しようとした際、メッセージが表示されない問題の修正
【現象】
セキュリティUSB新規登録でストレージでない機器(デジカメやiPod touchなど)を接続した際、登録でき
ない内容のメッセージが表示されません。
【影響】
動作上の影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
デバイス制
2010/10/13
統合コンソールからセキュリティUSB新規登録画面を表示している状態で、シリアルNOを持ち、デバイ
御
スのインターフェイスにストレージを含まないもの(イメージデバイスなど)を接続した場合に発生します。
【原因】
シリアルNOがあって、デバイスのインターフェイスにストレージを含まないUSB機器を登録しようとした
場合に表示させるメッセージの表示条件に誤りがあったため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.5.1.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
上記条件にあてはまるUSB機器を登録しようとした場合、正しくメッセージを表示するように修正しまし
た。
Ver6.5.1.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-23
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/10/13
LanScope Cat Ver6.5.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
18.USB責任者設定ツールで一度に101人以上を設定変更すると更新に失敗してしまう問題の修正
【現象】
デバイスシリアル管理機能のUSB責任者設定ツールの使用者設定で、101人以上を一度に設定変更
して「適用」ボタンを押すと、「データの更新に失敗しました。」というエラーダイアログが表示され、101人
目以降は、変更した設定が適用されません。
【影響】
1度に101人以上の設定が行えません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
デバイス制
2010/10/13
USB責任者設定ツールで101人以上の設定を変更している状態で「適用」ボタンをクリックした場合に発
御
生します。
【原因】
本来は、USB責任者設定ツールで101人以上設定変更が行われた場合、負荷軽減のため100人ずつ
データを分割して送信する仕様ですが、処理に問題があり、101人以上のデータが送信されないために
発生します。
【回避方法】
1度に設定変更をする人数を100人以下に分割して設定することで回避できます。
【対策】
USB責任者設定ツールから101人以上の設定を一度に変更する場合でも、正しく100人ずつデータを分
割して送信するように修正しました。
Ver6.5.1.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-24
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/12/7
LanScope Cat Ver6.5.1.1
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.5.1.1:2010年11月27日 18:31:50) EPMgr(6.5.1.0:2010年9月21日 9:53:58) INVMgr(6.5.1.0:2010年9月22日 16:06:00)
TSKMgr(6.5.0.0:2010年6月3日 10:16:24) REVMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:48) FDLMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:46)
WACMgr(6.5.0.0:2010年5月28日 10:07:54) SVRMgr(6.5.1.0:2010年9月29日 15:42:24) DTCMgr(6.5.0.0:2010年5月26日 9:50:54)
Webcsl(6.5.1.0) MR(6.5.1.1:2010年11月27日 18:31:48) SA(6.5.1.0:2010年9月29日 14:10:04) DA(6.5.0.0:2010年5月26日 9:50:48)
RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.5.1.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.5.1.0からの改良点はありません。
Ver6.5.1.1 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-24
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/12/7
LanScope Cat Ver6.5.1.1
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
1.MRが稼働している端末で、特定のUSB機器(USBカメラ)を接続するとMRが終了する問題の修正
【現象】
MRが稼働している端末で、特定のUSB機器を接続するとMRが終了します。
また、MR復帰処理によりMRは起動/終了を繰り返します。
【影響】
・ 特定のUSB機器を接続している間はクライアント端末でのログ取得およびデバイス禁止/制限ができ
ません。
・ 統合コンソールで該当するUSB機器を新規USB登録で登録すると統合コンソールが終了します。
・ 該当機器接続中のMR端末のCPU使用率が高くなることがあります。
※ MRおよび統合コンソールが終了する際にエラーメッセージは表示されません。
※ USB機器は使用可能な状態になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
特定の USB機器(USBカメラ)を端末に接続した場合に発生します。
※ 「Logicool USB Camera (Webcam Pro 9000)」というUSBカメラを接続した場合に現象が発生すること
を確認しています。
【回避方法】
・ Ver6.4.0.0以上Ver6.4.2.0未満では回避方法はありません。
・ Ver6.4.2.0以上のMRの場合はUSB資産情報を取得しない設定にします。
[設定方法]
クライアント端末でレジストリエディタを起動させ、下記のパスにレジストリキーの新規作成を行います。
2010/12/7
[場所]
・ 32bit
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Motex\LanScope Cat MR\CurrentVersion\OperationSet
・ 64bit
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\MOTEX\LanScope Cat MR\CurrentVersion
\OperationSet
[名前]
USBCtrlEnabled
[種類]
REG_DWORD
[データ]
0
レジストリキーを作成し、該当端末の再起動後に設定が有効になります。
※ 設定を変更した端末では、USB資産情報が取得できなくなります。
【原因】
MRがUSB機器(USBカメラ)から情報を取得する処理に問題がありました。 MRはUSB情報を受け取る
ために固定で2000バイトのバッファを用意しています。 該当のUSB機器(USBカメラ)は、2500バイトの
情報が含まれていたため、用意していたバッファを超えていました。そのため、USB情報を取得する際に
内部エラーが発生しMRが終了していたことが原因です。
【対策】
USB情報を受け取るためのバッファサイズを10倍の20000バイトに増加させて、対策を行いました。
Ver6.5.1.1 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-24
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2010/12/7
LanScope Cat Ver6.5.1.1
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
デバイス制
御
2.セキュリティUSB設定からドメインユーザで使用許可していても、 許可されない場合がある問題の修正①
【現象】
統合コンソールのセキュリティUSB設定画面からドメインユーザごとにUSBの許可設定を行っていても、
許可されない場合があります。
【影響】
セキュリティUSB設定画面に登録し使用を許可しているUSBデバイスが制限されます。
(制限設定を行っている端末のみ対象です。禁止設定の場合は正常に稼動します。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1. デバイスポリシー設定画面で「制限」を設定している場合
(「内蔵禁止」「外付け禁止」を設定している場合は発生しません。)
2. セキュリティUSB設定画面から、ドメインユーザごとにUSBの許可設定を行っている場合
3. 上記1と2の条件に合致するクライアントが起動(OS起動)する際に、 登録先の資産管理サブマネー
2010/12/7
ジャと通信ができない場合
【回避方法】
・ MRのバージョンがVer6.4.0.0以上、Ver6.5.1.0未満の場合
資産管理サブマネージャと通信が可能な状態にした後、再度USBを接続します。
・ MRのバージョンがVer6.5.1.0の場合
ネットワーク接続状態で、参加しているドメインに再度ログオンします。
【原因】
セキュリティUSB設定画面でドメインユーザに対して許可設定を行っている場合、 セキュリティUSB設定
情報(どのドメインユーザは、どのUSBデバイスの使用が許可されるか) を各端末のレジストリに保存し
ています。
定情報を確認し動作するようにしていますが、 このとき許可対象のドメインユーザの情報を読み込んでい
なかったため、 許可されるはずのUSBデバイスが書き込み制限されます。
【対策】
上記条件下でも、レジストリから許可対象のドメインユーザの情報を正しく読み込むように修正しました。
デバイス制
御
2.セキュリティUSB設定からドメインユーザで使用許可していても、 許可されない場合がある問題の修正②
【現象】
統合コンソールのセキュリティUSB設定画面からドメインユーザごとにUSBの許可設定を行っていても、
許可されない場合があります。
【影響】
セキュリティUSB設定画面に登録し使用を許可しているUSBデバイスが禁止、または制限されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.1.0のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致した場合に発生します。
1. デバイスポリシー設定画面で「内蔵禁止」「外付け禁止」「制限」のいずれかを設定している場合
2. セキュリティUSB設定画面から、ドメインユーザごとにUSBの許可設定を行っている場合
3. 上記1と2の条件に合致するクライアントが起動(OS起動)したとき、 登録先の資産管理サブマネージャ
に通信できず、所属先のドメインサーバにキャッシュログオンした場合
【回避方法】
2010/12/7
所属しているドメインにログオンできる状態で、 USBデバイスの使用を許可しているドメインユーザで再度
ログインしてください。
【原因】
セキュリティUSB設定画面でドメインユーザに対して許可設定を行っている場合、 セキュリティUSB設定
情報(どのドメインユーザは、どのUSBデバイスの使用が許可されるか) を各端末のレジストリに保存し
ています。
これは、クライアント端末のOS起動時に登録先の資産管理サブマネージャと通信ができず、 最新の設定
内容をダウンロードできない場合を考慮しているためです。
OS起動時に登録先の資産管理サブマネージャと通信ができない場合は、 レジストリに保存している設定
情報を確認し動作するようにしています。
しかし、Ver6.5.1.0でドメイン名の取得方法を変更した影響により、 ネットワークに接続できないなどの状態
でキャッシュログオンした場合は、 ドメイン名が取得できず、 使用が許可されているドメインユーザでログ
インしていないと判断されるため、 現象が発生します。
【対策】
上記条件下でも、ドメインユーザの情報を正しく取得、判断するように修正しました。
Ver6.5.1.1 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
LanScope Cat Ver6.6.0.0
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.6.0.0:2011年3月9日 11:42:58) EPMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:40) INVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:48)
TSKMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:06) REVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:52) FDLMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:44)
WACMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:08) SVRMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:02) DTCMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:38)
Webcsl(6.6.0.0) MR(6.6.0.0:2011年3月9日 11:42:56) SA(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:54) SAE(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:58)
DA(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:34) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
資産管理
1.ソフトウェア資産管理機能を追加しました。
【内容】
SAM(Software Asset Management : ソフトウェア資産管理)の管理手法に対応した、ソフトウェア資
産管理機能を追加しました。
【特徴】
1. 全ソフトウェアの分類、登録が可能です。
導入目的に応じて自動取得したインストールソフトウェアの情報を「有償ソフトウェア」「無償ソフト
ウェア」「不許可ソフトウェア」に分類し、登録することができます。
2. ソフトウェア辞書と連携し、管理工数を削減します。
ソフトウェア辞書機能を使用することで、自動で有償か無償かを判別できるようになります。
3. ライセンス種別と更新プログラムの自動判別が可能です。
HotFixなどの更新プログラムを自動的に判別し、管理対象のソフトウェアとして表示させないよう
にすることができます。また、Microsoft Officeに関しては、以下のようなライセンスの種別を自動
判別し、データに反映します。
2011/3/18
・ エンタープライズ版
・ ボリュームライセンス版
・ 製品版
・ ダウンロード版
・ プリインストール版
※Office XP 以上に対応
4. ライセンス数とライセンスの過不足、不正利用を自動的に計算、表示します。
5. ソフトウェアのインストール媒体(CDやDVDなど)も管理が可能です。
SAMではソフトウェアのライセンスとともに、インストール媒体(インストーラが入っているCDやDV
Dなど)の管理も求められます。ソフトウェア資産管理機能ではインストール媒体とその媒体と関
連するライセンスや管理者などの情報を管理することができます。
6. 5種類の台帳を使用することで、社内利用の申請と実績の差を把握することができます。
各種データを5種類のExcel台帳として出入力することができます。このファイルを社内の利用確認
や申請に使用することでソフトウェアのライフサイクル管理を支援します。
資産管理
2.資産情報自動インポート機能を追加しました。
【内容】
資産情報などのCSVファイルを、自動的にインポートできるようになりました。
社内で独自に作成している資産台帳があったり、他システムで資産情報を管理している場合など、イン
ポートをよく利用される場合、自動的にLanScope Cat6の資産情報を同期することが可能です。
これにより、LanScope以外のシステムや独自に管理している資産台帳との同期がとりやすくなりました。
2011/3/18
【特徴】
・ 毎日、毎週、毎月のいずれかで設定した時間に、設定したフォルダ内のCSVファイルを自動でインポー
トします。
・ MRの資産情報とネットワーク機器の資産情報、どちらも自動インポートできます。
・ 資産情報の自動インポートに失敗した場合、指定したメールアドレスにアラームメールを送信すること
も可能です。
3.NetAppストレージシステムに対するアクセスログを取得できるようになりました。
【内容】
サーバ監視機能(サーバキャット)で、NetAppストレージシステムへのアクセスログを取得できるように
なりました。
サーバ監視 2011/3/18
【対応環境】
・ DataONTAP7.3.4に対応しております。
・ ファイルアクセスログ取得はCIFSプロトコルでの接続のみ対応
Ver6.6.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■改良点
項目
動作環境
日付
内容
1.対応環境が増えました。
【内容】
新たに以下の環境に対応しました。
■SQL Server
・ SQL Server 2008 SP2
・ SQL Server 2005 SP4
2011/3/18
■Windows
・ Windows Server 2008 R2 SP1
・ Windows Storage Server 2008 R2 SP1
・ Windows Storage Server 2008 SP2
・ Windows7 SP1
詳しくは、OS対応表をご確認ください。
2.MR自動インストールの画面をより分かりやすく改良しました。
【内容】
MR自動インストーラ設定画面のデザインを改良しました。
ログオンスクリプトを使用して、MR自動インストーラのみを実行する場合の実行設定をより詳細に設定
できるようにしました。
また、「メール配信によるMR自動インストーラ配布」設定と「MR自動インストール結果ログ」設定を削除
しました。
【画面イメージ】
統合
コンソール
統合
コンソール
2011/3/18
3.新規エージェントへの自動ライセンス付与と未稼働エージェントに対する自動ライセンス解除ができる
ようになりました。
【内容】
統合コンソールの「ライセンス管理」画面に「ライセンス自
動変更設定」画面を追加しました。
この画面から以下の設定が可能です。
・ 新規に登録したエージェントへの自動ライセンス付与
・ 指定日数以上未起動のエージェントに対するライセン
2011/3/18
ス自動解除
Ver6.6.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■改良点
項目
日付
内容
Web
コンソール
4.Webコンソールのレポート出力機能を改良しました。
【内容】
2011/3/18
・ Webコンソールレポートの出力先を任意で指定できるようになりました。
・ Excel 2010でのレポート作成に対応しました。
・ Webコンソールのリアルタイムイベント解析のレポート出力が可能になりました。
サブ
マネージャ
5.サブマネージャが出力するアプリケーションログの内容を改良しました。
【内容】
LanScope Cat6では、さまざまな内部エラーをアプリケーションログに出力しますが、その中には運用上
の問題がないものが多くあります。これらのエラーと、重要な問題となるエラーが同じエラー形式で出さ
れるため、本当に問題となるものがわかりにくくなっていました。
そのため、運用上の問題とならないものを「エラー」ではなく「情報」で出力することで、より運用しやすく
改良しました。
【対象機能】
2011/3/18
・ プリントログ
・ AP稼働ログ
・ AP禁止ログ
・ AP監査ログ
・ Webアクセスログ
・ Webアップロードログ リアルタイムイベントログ
・ オフライン接続ログ
(ログの中で、ローカル保存されサブマネージャに再送されるログが対象です。)
6.資産アラームのリース切れアラームの最大値を365日に延長しました。
【内容】
資産アラーム機能のリース切れアラームの最大値を60日から365日へ延長しました。
資産管理
2011/3/18
7.統合コンソールからもUSB資産管理一覧画面を表示できるようになりました。
【内容】
これまで、USB機器の資産情報はWebコンソールのUSB資産情報レポート画面からのみ表示できました
が、統合コンソールからも表示できるようになりました。
また、この画面からUSB機器を登録、登録解除、削除することができます。
WebコンソールのUSB資産情報レポート画面のほうに、「登録者」「登録日」「資産NO」「導入日」「備考」の
5項目を追加しました。
資産管理
2011/3/18
Ver6.6.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■改良点
項目
日付
内容
8.デバイス制御機能を改良しました。
【内容】
デバイス制御機能で、制御設定がより詳細に、より便利に行えるように改良しました。
【詳細内容】
1. デバイスポリシー設定画面の表示を改良し、設定している内容が分かりやすく、設定しやすくなりま
した。
2. デバイスポリシーから個々のUSBデバイスの使用を許可できるようになりました。
これまで個々のUSBデバイスを使用許可したい場合は、セキュリティUSB設定画面から端末やドメ
インユーザごとに許可する方法のみでしたが、デバイスポリシーごとにUSBデバイスを使用許可す
ることができるようになります。
これにより、部署移動があってもデバイスの使用許可設定を運用しやすくなりました。
デバイス制
御
2011/3/18
3. デバイスの種類ごとに、許可/禁止/読み取り専用 の設定ができるようになりました。
「CD/DVD」「FD」「USB接続機器」「その他の機器」と、デバイスの種類ごとに設定を行うことができ
ます。また、制御対象のデバイスの種類が増えました。
4. セキュリティUSB設定画面から新規にUSBデバイスを登録できるようになりました。
セキュリティUSB設定画面から使用を許可したいUSBデバイスを新規に登録することができるよう
になりました。これにより、各管理責任者が自身の判断で許可デバイスを新規に追加登録できるよ
うになります。
Ver6.6.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
統合
コンソール
日付
内容
1.CSVバックアップでライセンス付与していない、または削除したエージェントのログが削除される問題の修正
【現象】
CSVバックアップ機能でログをCSVファイルに保存する際、1ヶ月前にライセンスをはずした、または統合
コンソール上でアイコンを削除したエージェントのログが消えてしまいます。
【影響】
CSVバックアップを実行した日から1ヶ月前にライセンスをはずした、または統合コンソール上でアイコン
を削除したエージェントは、CSVバックアップを実行した日から最大1ヶ月前までのログがCSVバックアッ
プに残らない可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
CSVバックアップの設定を行っている場合に発生します。
2011/3/18
(特に、7日前や31日前のログを保存する設定を行っている場合に発生します。)
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
CSVバックアップ機能では、以下のすべての条件に合致するエージェントのログを保存しています。
・ライセンスが付与されている
・統合コンソールからアイコンが削除されていない
CSVバックアップで過去のログを保存する際、すでに保存対象の日のCSVファイルが存在している場合、
そのファイル自体を上書きします。上書きする際に上記条件に合致しないエージェントのログは出力し
ないため、過去に出力していたライセンスをはずしたり削除したエージェントのログが消えてしまいます。
【対策】
CSVバックアップ機能でログを出力する際、ライセンス付与していないエージェントや削除したエージェン
トのログも出力するように修正しました。
2.長期レポートでライセンスをはずしているエージェントのログが消える問題の修正
【現象】
ライセンスをはずしたエージェントのログが、長期レポートから消えてしまい、表示できなくなります。
【影響】
長期レポートの問題抽出画面からライセンスをはずしたエージェントのログが消えてしまい、表示できな
くなります。
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
長期レポート 2011/3/18
【発生条件】
ライセンスをはずしたエージェントが長期レポートの保存対象である場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ライセンスをはずしたエージェントは長期レポートのログ保存対象でないため発生します。
【対策】
長期レポートのログ保存対象にライセンスをはずしたエージェントも含めるように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
アプリケー
ション稼働
アプリケー
ション禁止
アプリケー
ション禁止
日付
内容
3.アプリケーション稼働ログが取得できず、アプリケーション禁止機能で禁止できない問題の修正
【現象】
MRが稼働している端末が他のPCからリモートデスクトップ接続をされると、アプリケーションログが取得
できなくなり、またアプリケーション禁止機能も効かなくなる(禁止対象のアプリケーションが禁止されな
い)場合があります。
【影響】
以下の影響があります。
・ アプリケーション稼働ログが取得できません。
・ 禁止対象のアプリケーションを起動することができます。
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.5.0.0のMR
【発生条件】
Windows 7の端末がリモートデスクトップで接続された場合に発生することを確認していますが、詳細な
条件は不明です。
2011/3/18
(上記条件下で必ず発生する現象ではありません。また、Windows Vista/2008/2008R2/7のOSでも発生
する可能性があります。)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
端末上で起動しているアプリケーションの情報を取得するため、MRはプロセスリストの情報を取得して
います。Ver6.5.0.0以上のMRでは、プロセスリストの情報を取得するためにAPIを0.5秒間隔で読み込ん
でいますが、リモートデスクトップで接続された状態だと、このAPI読み込み処理に失敗する場合がある
ため発生します。
【対策】
プロセスリストの情報を取得するためのAPI読み込みを0.5秒間隔ではなく、MR起動時に読み込んだま
ま処理するように修正しました。
また、MR起動時にAPIを読み込めない場合は、0.5秒間隔で再読み込みするようにしました。
4.アプリケーション禁止ポリシーで禁止アプリケーションの名前変更を禁止しても名前が変更できる問題の修正
【現象】
アプリケーション禁止ポリシーで、「禁止アプリケーションの名前変更を禁止する」を設定していても、
禁止対象アプリケーションのEXE名を繰り返し同じ名前に変更する操作を行うと、名前が変更できる場
合があります。
【影響】
禁止対象のアプリケーションのEXE名が変更できます。また名前を変更したアプリケーションは起動す
ることができます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
禁止対象のアプリケーションのEXE名を変更した後、MRによって元のEXE名に戻るが、その後20秒以
内に再度同じEXE名に変更した場合に発生します。
2011/3/18
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル操作ログでファイル名変更の操作を検知した際、その変更前のファイル名がアプリケーション
禁止ポリシーで禁止対象になっている場合は元のファイル名に戻すことで、禁止アプリケーションの名
前変更を禁止しています。
しかし、ファイル操作ログは、20秒以内に同じファイル名に変更する操作を検知した場合、この情報を
破棄します。この場合、20秒以内に同じファイル名に変更した場合は、2回目の操作をファイル名変更
と検知しないため、禁止対象のアプリケーションのファイル名を元に戻す処理が実行されず、発生しま
す。
【対策】
20秒以内に同じファイル名に変更されたファイル変更を検知した場合でも、禁止対象のアプリケーショ
ンかどうかを確認し、合致した場合はファイル名を変更前に戻すように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
パッケージ
配布
日付
内容
5.パッケージ配布機能で設定した実行パラメータが有効にならない問題の修正
【現象】
パッケージ配布機能を使用してファイルを配布実行する際、「バッチを用いて実行ファイルを一括実行
する」設定の場合、1番目に実行するファイルがパラメータなしで実行されます。
【影響】
1番目に実行するファイルについては設定した実行パラメータが無視されるため、以下のような影響が
あります。
・実行ファイルの拡張子が「.msi」「.msu」「.msp」の場合
配布実行時に配布端末側でWindowsインストーラのヘルプダイアログが表示され、実行に失敗します。
・その他の拡張子のファイルの場合
サイレント実行するパラメータなどを設定しても、インストール画面が表示される場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
ファイル配布ポリシーのパッケージ詳細設定画面で、以下のすべての条件に合致する設定を行った場
合に発生します。
1. 実行ファイル設定の実行設定で「実行する」を設定している
2011/3/18
2. 実行ファイル設定で「バッチファイルを用いて実行ファイルを一括実行する」を設定している
3. 実行ファイル設定の実行パラメータの設定で、一番初めに実行するファイルに実行パラメータを設
定している
4. 実行オプション設定で「実行前に通知を行う」を設定している
【回避方法】
ファイル配布ポリシーのパッケージ詳細設定画面で以下のいずれかの設定を行うことで回避できます。
1. 実行ファイル設定で「バッチファイルを用いて実行ファイルを一括実行する」を設定しない
2. 実行オプション設定で「実行前に通知を行う」を設定しない
3. 実行ファイル設定の実行パラメータの設定で、一番初めに実行するファイルに実行パラメータを設
定しない
【原因】
上記条件に当てはまる場合、1番目に実行するファイルのみ実行パラメータを付与せずに実行してしま
うため発生します。
【対策】
上記条件に当てはまる場合でも、1番目の実行ファイルに正しくパラメータを付与して実行するように修
正しました。
Ver6.6.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
パッケージ
配布
日付
内容
6.パッケージ配布機能で実行前ダイアログが表示されない問題の修正
【現象】
パッケージ配布設定で実行前ダイアログを表示する設定にしている場合、実行前ダイアログが表示され
ないことがあります。また、設定によりパッケージの実行ができません。
(「実行するときに毎回確認する」を設定していた場合は、OS再起動後にすぐにログインすると実行前ダ
イアログが表示される場合があります。)
本現象が発生した場合、パッケージ配布の結果一覧は以下の表示のままになります。
・実行前ダイアログが表示されていない場合
:状態が「配布完了」で、詳細が空白
・実行前ダイアログが一度表示されたが「いいえ」をクリックした場合
:状態が「実行中」で、詳細が「ユーザが実行をキャンセルしました」
【影響】
配布したパッケージファイルが実行されません。また、現象発生後、次回起動時は実行前ダイアログの
設定内容によって、発生する現象が違います。
1. 実行前ダイアログの設定が「確認ダイアログ」かつ「再実行するときに毎回確認する」にチェックが入
っている場合
⇒実行前ダイアログで「はい」ボタンをクリックするまでは、配布したパッケージファイルが実行されませ
ん。
2. 実行前ダイアログの設定が「情報ダイアログ」、もしくは「確認ダイアログ」かつ「再実行するときに毎
回確認する」のチェックが入っていない場合
⇒パッケージファイルの配布が完了してからOS再起動すると、ダイアログの表示が行われなくてもパッ
2011/3/18
ケージを実行します。
実行権限の設定が「localsystem」の場合、実行を開始しますが、実行権限の設定が「ログオンユーザ」
の場合、実行に失敗します。失敗した場合、パッケージ配布の結果一覧には、状態が「実行失敗」、詳
細が「ログオフ中のため実行できません」と表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. パッケージ詳細設定画面の実行オプション設定で「実行前に通知を行う」を設定している
2. パッケージ詳細設定画面の実行オプション設定で「クライアント側から実行を選択できるようにする」
を設定していない
3. 配布対象の端末のOSが自動ログインの設定になっていない
【回避方法】
実行前ダイアログの表示設定を行わない、または配布対象の端末でOSのログイン画面が表示されたら
すぐ(5~10秒程度)にログインすることで現象を回避することができます。
【原因】
MRが実行前ダイアログを表示しようとする際、OSにログインしているかチェックを行っていませんでした。
そのため、OSログイン前に実行前ダイアログを表示しようとして失敗するために発生します。
【対策】
MRは配布されたパッケージファイルを実行するとき、OSにログインしているかをチェックし、OSログイン
前であれば実行前ダイアログを表示せず、OSログイン後に表示するように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス
制御
日付
内容
7.ドメインユーザ単位で特定のUSBを使用許可していても該当USBデバイスが許可されない問題の修正
【現象】
デバイスシリアル管理画面からドメインユーザ単位で個々のUSBデバイスを使用許可している場合、
キャッシュログオン(ネットワークに接続していない状態でのログオン)で許可対象のドメインユーザにロ
グインすると、許可対象のUSBデバイスが許可されません。
(Ver6.5.1.1 影響度が高い修正点 NO.2で修正した内容と同じですが、現象発生パターンで対応できない
ものがあったため、再修正しています。)
【影響】
ドメインユーザ単位で使用を許可しているUSBデバイスが、禁止、または読み取り専用となります。
キャッシュログオン後にネットワークに接続しても、現象は改善しません。
(禁止や読み取り専用対象のデバイスについては、正しく禁止、または制限されます。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.1.1のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する設定を行った場合に発生します。
1. デバイスシリアル管理画面から、ドメインユーザに対してUSBデバイスを個別に使用許可している。
2011/3/18
2. 該当端末の起動時に登録先の資産管理サブマネージャと通信ができない場合(キャッシュログオン)
3. ADSIオブジェクトとWMIを使用して取得したドメイン名の文字列が、大文字と小文字の違いがある
【回避方法】
登録先の資産管理サブマネージャと接続できる環境でドメインにログインすることで回避できます。
【原因】
Ver6.5.1.1において、キャッシュログオンした場合は ドメイン名が取得できず、 使用が許可されているドメ
インユーザでログインしていないと判断してしまう問題を修正しました。この修正では、キャッシュログオン
時のドメイン名取得処理をADSIからWMIに変更しています。
(キャッシュログオンでない場合は変わらずADSIを用いて取得しています)
前回ログオン時に取得したドメイン名と、キャッシュログオン時に取得したドメイン名を比較して同じと判断
した場合は、許可対象のUSBデバイスを許可しています。しかし、ADSIとWMIで取得したドメイン名の大
文字と小文字が違う場合、別ドメインであると判断します。
【対策】
上記条件に当てはまる場合でも、1番目の実行ファイルに正しくパラメータを付与して実行するように修正
しました。
Ver6.6.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
1.統合コンソールでエージェントやグループアイコンを移動しようとするとエラーになる問題の修正
【現象】
統合コンソールのクライアント表示画面上でエージェントやグループアイコンを移動しようとすると「データ
ベースへのアクセスに失敗しました」というエラーが発生します。
統合
コンソール
MR
2011/3/18
【影響】
エージェントやグループアイコンが移動できません。
(ポリシーの設定に影響が出るなど、その他の問題は発生しません。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
アプリケーション監視機能を使用できるライセンスを持っており、アプリケーション監査ポリシーをひとつ
以上作成している場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
エージェントやグループアイコンを移動するときにポリシー情報の変更処理を行っていますが、この処理
に問題があり、上記条件下ではエラーになるため発生します。
【対策】
上記条件下でもクライアント表示画面上で正しくエージェントやグループアイコンを移動できるように修正
しました。
2.Lspcmr.exe(MR)のメモリ使用量が上昇し続ける場合がある問題の修正
【現象】
MRをインストールしている端末上で、Lspcmr.exeのメモリ使用量が上昇し続ける場合があります。
(メモリ使用量が一日に数百MBまで上昇することを確認しています。)
【影響】
端末上のメモリ使用量が上昇し、メモリ不足となる可能性があります。そのため該当端末の動作が重くな
る可能性があります。
(Lspcmr.exeのメモリ使用量が上昇すると、Lspcmr.exeのプロセスが終了する場合がありますが、すぐに
自動復旧するため問題はありません。復旧直後はメモリ使用量は正常値となりますが、その後上昇しま
す。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
2011/3/18
1. 該当端末に対してプリントログを取得する設定にしている
2. 該当端末から発生するプリントログからプリンタのIPアドレス情報が取得できない、もしくは「Local Port」
として取得される(USBなどで直接プリンタを接続している)環境である
(常時稼動しているプリンタサーバにMRをインストールしている環境で発生する可能性が高いことを確認
しています。)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRはプリントログ取得の際に、IPアドレス情報をレジストリから取得します。レジストリから取得できない場
合はWindows APIを使用してプリンタのポート情報を取得します。
このWindows APIを使用した処理でメモリを開放していなかったため現象が発生します。
【対策】
Windows APIを使用してプリンタのポート情報を取得する際、正しくメモリを開放するよう修正しました。
Ver6.6.0.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
資産管理
日付
内容
3.Windows VistaのHotFix情報が一部取得できない場合がある問題の修正
【現象】
Windows Vista端末のHotFix情報が、一部取得できない場合があります。
本現象が発生した場合、HotFix管理画面で前日は「○」になっていたHotFixが翌日は「-」となり、さらに
翌月になると再び「○」になっている、という現象が発生します。
【影響】
対象端末のHotFixが適用されているかどうか確認ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、Cat6 全バージョンのMR
【発生条件】
2011/3/18
Windows Vista端末で発生することを確認していますが、それ以外の明確な発生条件は分かっていませ
ん。Vista以上のOSであれば発生する可能性があります。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Windows Vista以上のOSの場合、MRはWMIを使用してHotFix情報を取得しています。
現象発生端末では、WMIでHotFix情報を取得すると、不定期にHotFix情報ではない { } でくくられた文字
情報のみ取得する場合があることを確認しています。このため、現象が発生します。
【対策】
MRがWMIを使用してHotFix情報を取得する際、HotFixと判断できる情報が一件もなかった場合、1度だけ
HotFix情報取得処理をリトライするように修正しました。
4.Windows 7 端末でプリントログのIPアドレス情報が取得できない場合がある問題の修正
【現象】
Windows 7 の端末でプリントログを取得する設定にしている場合、プリンタのIPアドレスの情報が空にな
る場合があります。
【影響】
プリンタのIPアドレスが取得できないため、同機種のプリンタが複数ある場合、どのプリンタで印刷したの
か判別がつきません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
MRは以下のレジストリからプリンタのIPアドレスを取得していますが、その端末では該当のレジストリに
IPアドレスの情報が空であったため発生します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Monitors\Standard TCP/IP Port
\Ports
プリントログ 2011/3/18
値:HostName
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
原因は上記の発生条件と同じです。
すべてのWindows 7端末で発生する現象ではありません。
【対策】
前述の発生条件に記載しているレジストリの該当箇所に情報がない場合、以下のレジストリからも情報
を取得するように修正いたしました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Monitors\Standard TCP/IP Port
\Ports
値:IPAddress
(現象が発生している端末で、上記レジストリにプリンタのIPアドレスが記載されていることを確認しており
ます。)
Ver6.6.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
パッケージ
配布
パッケージ
配布
日付
内容
Ver6.6.0.0 第3版で誤記修正:2011/4/19 5.パッケージ配布機能でファイル実行が失敗する場合がある問題の修正
【現象】
パッケージ配布機能で、ログオンユーザの権限で実行する設定にした際、実行に失敗する場合がありま
す。
【影響】
配布したパッケージファイルの実行に失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. パッケージ詳細設定画面の実行オプション設定で実行権限を「ログオンユーザ アカウントで実行する」
設定にする
2. パッケージファイルの実行時刻になったときOSにログオンしていない状態である、もしくは、実行時刻を
超えた後に配布実行対象の端末を起動する
2011/3/18
(OSのログイン画面表示後すぐ(5-10秒程度)にログオンした場合や自動ログオンの設定が行われて
いる場合は発生しない場合があります)
【回避方法】
次の2通りの方法があります。
1. パッケージ詳細設定画面の実行オプション設定で実行権限を「localsystem アカウントで実行する」
に設定する
2. 配布実行対象のクライアント端末がログオンしている状態で実行されるようにする。
【原因】
配布したパッケージファイルを実行する時、MRはOSにログオンしているかどうかのチェックを行っていませ
んでした。そのため、ログオンユーザの権限で配布したパッケージファイルを実行する場合、ログオンして
いない状態だとファイル実行に失敗するため発生します。
【対策】
配布したパッケージファイルの実行を行う前(実行前通知を行う際は、その通知前)に、OSにログオンしてい
るかどうか確認するようにし、ログオンしていない場合はファイルを実行しないように修正しました。
6.パッケージ配布設定画面およびパッケージ配布詳細設定画面の表示に時間がかかる問題の修正
【現象】
ファイル配布ポリシーに登録しているエージェント数が多いほど、該当のファイル配布ポリシーのパッケー
ジ配布設定画面およびパッケージ配布詳細設定画面の表示に時間がかかります。
【影響】
10000台のエージェントが登録されている場合、該当画面の表示に以下の時間がかかることを確認してい
ます。
・ パッケージ配布設定 : 約2分
・ パッケージ配布詳細設定 : 約1分
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2011/3/18
ファイル配布ポリシーに登録しているエージェント数が多い場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
パッケージ配布設定画面およびパッケージ配布詳細設定画面で各エージェントの資産情報の表示処理
に時間がかかっているため、発生します。
【対策】
パッケージ配布設定画面およびパッケージ配布詳細設定画面で各エージェントの資産情報の表示処理
を改良し、画面表示に時間がかからないように修正しました。
10000台のエージェントが登録されている場合、以下の時間で該当画面を表示できるようになりました。
・ パッケージ配布設定 : 約10秒
・ パッケージ配布詳細設定 : 約5秒
Ver6.6.0.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
パッケージ
配布
7.パッケージ配布詳細設定画面で配布対象エージェント追加処理に時間がかかる問題の修正
【現象】
パッケージ配布詳細設定画面で「選択可能なエージェント」から「配布対象エージェント」へエージェントを
追加する処理に時間がかかる場合があります。
【影響】
1000エージェントを配布対象として追加する際、約25秒かかることを確認しています。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2011/3/18
一度に配布対象エージェントに設定するエージェント数が多い場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
パッケージ配布詳細設定画面で「選択可能なエージェント」から「配布対象エージェント」へエージェントを
追加するするときに、不要な処理が実行されるため時間がかかります。
【対策】
パッケージ配布詳細設定画面で「選択可能なエージェント」から「配布対象エージェント」へエージェントを
追加するするとき処理内で、不要な処理を行わないように修正しました。
サーバ監視
8.Windows Server 2008のサーバファイル操作ログが取得できない問題の修正
【現象】
監視対象のサーバがWindows Server 2008で、別のWindows Server 2008から監視対象フォルダに対
して操作しても、ログが取得できません。
【影響】
ファイル作成のサーバファイル操作ログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のサーバエージェント
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. サーバエージェントをインストールしている監視対象のサーバのOSがWindows Server 2008である
2. 監視対象のサーバに対して、別のWindows Server 2008のサーバからリモートでアクセスする
3. 監視対象フォルダに対して、以下のいずれかの操作をする
2011/3/18
・ 監査フォルダ内にファイルを作成する
・ 監査フォルダ内のファイルを、操作する側のサーバのローカルへコピーする
・ 監査フォルダ内のファイルを、監視対象外のフォルダへコピーする
(監視対象フォルダへコピーした場合はログは取得できます。)
【回避方法】
回避方法はありません。サーバエージェントをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
サーバエージェントはWindowsが出力するセキュリティログからサーバファイル操作ログを取得していま
す。上記条件に合致する操作を実行した場合に発生するセキュリティログが、サーバエージェントが取
得する条件に当てはまらなかったため、発生します。
【対策】
上記条件下でもサーバファイル操作ログを取得できるように、サーバエージェントのセキュリティログ解
析処理を修正しました。
Ver6.6.0.0 - 13 -
LanScope Cat6
LanScope Cat Ver6.6.0.0
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
Ver6.6.0.0第2版にて、【発生条件】3を追加:2011/3/30 9.不正PC検知機能で、MR稼動端末に対してネットワーク接続を禁止してしまう問題の修正
【現象】
不正PC検知機能を使用しており、監視対象のネットワークセグメントに対してMRが稼動しているPCを接続
した場合、ネットワーク接続が禁止されてしまい、接続可能になるまで1~2分程度かかる場合があります。
【影響】
MRが稼動している端末でも、ネットワークから遮断された状態がしばらく続きます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、Cat6 全バージョンの検知エージェントとマネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. 不正PC検知設定で、禁止設定にしている
2. MRが稼動している端末を監視対象のネットワークセグメントに接続する
ネットワーク接続時はOSをシャットダウンした状態で接続後にOSを起動する
3. 接続先セグメントで新規ノードとして検知される
【回避方法】
次の2通りの方法があります。
1. OSを起動した状態でネットワークに接続する
不正PC検知 2011/3/18
2. 現象が発生した場合、コマンドプロンプト上で「arp -d」を実行してから再度ネットワークに接続する
【原因】
不正PC検知機能で検知エージェントは、ネットワークに接続されている端末上でMRが稼動しているかどう
かを確認しています。このMR稼働チェック処理は、該当端末からネットワーク接続時に発信されるARPパ
ケットを検知したときに実行され、最大10回リトライします。
ネットワークに接続している端末を起動する際、OSの起動が早くMRの起動が遅い場合に、検知エージェ
ントによるMR稼働チェック処理が10回のリトライでも失敗することがあります。
このとき、該当端末のネットワーク接続を禁止するため発生します。また、再度該当端末がネットワーク接
続を実施する(ARPパケットを発信する)まで禁止状態が続きます。
【対策】
MR起動チェック処理が10回のリトライでもMR稼動が確認できなかった場合、検知エージェントは検知サブ
マネージャへそのノードのMACアドレス情報を送信します。そのノードのMACアドレスと同じ情報がMRの資
産情報に存在する場合、検知エージェントはネットワークの接続を許可するように修正しました。
また、検知エージェント側でMR稼働チェック処理で禁止ノードとして判断した場合でも、その後180回MR稼
動チェックを継続して実行します。このチェック処理でMRの起動が確認できた場合は、すぐにネットワーク
接続を許可するように修正しました。
10.不正PC検知機能で、MRがインストールされていない端末でMRが稼働していると誤認識する問題の修正
【現象】
固定IP環境でIPアドレスを変更せずにネットワークセグメントを移動した端末があった場合、この端末で
MRが稼働していなくても、MRが稼働していると誤認識してしまう場合があります。
【影響】
以下の影響があります。
・ ノード管理一覧画面で、MRが稼働していない端末のMR稼働が「○」になる
・ 一度許可設定したノードが禁止またはアラーム設定に変わり、禁止の場合はネットワーク接続が禁止
される
⇒固定IP環境でIPアドレスを変更せずにネットワークセグメントを移動した場合、そもそも通信は行えま
せん。そのため、検知エージェントでネットワーク接続を許可されても通信はできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、Cat6 全バージョンの検知エージェント
【発生条件】
以下の手順を実行した場合に発生します。
1. MRが未稼働の端末AをセグメントXからはずす
2. 端末AがセグメントXで使用していたIPを、別端末Bに割り振る
不正PC検知 2011/3/18
3. 端末Aを別セグメントYにIPを変更せずに接続する
4. セグメントYの検知エージェントは、接続された端末Aに対してMR稼働チェックを行うが、端末AのIPは
別端末Bと同じIPのままである。このため、端末BへMR稼働チェックを実行し、結果MR稼働は「○」と
なる。
【回避方法】
端末を別のネットワークセグメントへ移動する場合、IPアドレスを変更してから、移動後のセグメントへ接
続することで回避できます。
また、MR未稼働でも許可したいノードについては、任意許可IPアドレス設定、または任意許可MACアドレ
ス設定を行うことで、 一度許可設定したノードが禁止やアラームに変わることを防ぎます。
【原因】
検知エージェントはMR稼働チェック処理を実行する際、チェック対象の端末のIPアドレスが検知エージェ
ント自身が稼働しているセグメントのものか確認していません。
そのため、上記環境の場合、本来チェック対象ではない端末に対してMR稼働チェック処理を実行するこ
とで発生します。
【対策】
検知エージェントはMR稼働チェック処理を実行する際、チェック対象の端末のIPアドレスが検知エージェ
ント自身が稼働しているセグメントのものか確認し、自身が稼働しているセグメントでない場合はMR稼働
チェック処理を実行しないように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
1.統合コンソールのクライアント表示画面で並び替えが正しく動作しない問題の修正
【現象】
統合コンソールのクライアント表示画面で並び替えを実行しても、正しく並び替わらない場合があります。
(「MACアドレス」「IPアドレス」「エージェント名」「コンピュータ名」「エージェントNO」のいずれの場合にも発
生します)
【影響】
統合コンソールのクライアント表示画面で並び替えを実行しても正しく並び替わりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2011/3/18
並び替えの実行対象の部署配下にエージェントアイコンと資産アイコン(プリンタ、ルータ/HUB など)が混
在する場合に発生します。
【原因】
並び替えの処理ではアイコンのタイプが同じものを比較対象にして並び替えていたため、エージェントアイ
コンと資産アイコンが混在していると、エージェントアイコンと資産アイコンでの比較が行われないため、正
しく並び替えできず発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
並び替え処理で、アイコンのタイプに関係なく比較し、並べ替えるように修正しました。
統合
コンソール
2.スタンドアロンMRのインポート時に対象エージェントの資産情報更新日時が空になる問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRのインポート後に、インポートしたMRの資産情報更新日時が空になる場合があります。
【影響】
資産管理一覧画面で表示することができる「資産情報更新日時」について、現象が発生したエージェント
の情報を確認することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
Ver6.4.0.0未満の統合コンソールを使用してインポートしたスタンドアロンMRのエージェントを、Ver6.4.0.0
2011/3/18
以上にバージョンアップ後に再度インポートした場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
新規にスタンドアロンMRのエージェントをインポートする際は資産情報更新日時の情報を更新していまし
たが、すでに存在するスタンドアロンMRのエージェントの情報を更新する場合には更新していなかったた
め、発生します。
【対策】
すでに存在するスタンドアロンMRのエージェントの情報を更新する場合も、資産情報更新日時を更新す
るように修正しました。
統合
コンソール
3.スタンドアロンMRのインポートに成功しているのに結果が失敗と表示される問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRのインポート時に、インポートは成功しているのに結果ログには失敗と表示される場合
があります。失敗と表示される可能性のある情報は以下の通りです。
・ アプリケーションタスクログインポート
・ リアルタイムイベントログインポート
・ プリントイベントログインポート
【影響】
本件は表示上だけの問題であり、インポート処理自体は成功しています。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6 の全バージョンの統合コンソール
【発生条件】
2011/3/18
スタンドアロンMRをインストールしてログファイルが出力された後、ログの保存日数(31日間)が過ぎると、
ログファイルはあるがファイル内にログの情報が1件もない状態になります。そのログファイルをインポー
トすると発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
スタンドアロンMRのインポート結果ログでは、インポート元のファイルが存在し、かつ1件以上のログがイ
ンポートできたときに「成功」と表示していました。
ログファイルはあるがファイル内にログの情報が1件もない状態の場合は、成功と表示すべきなのに失敗
と表示するため発生します。
【対策】
スタンドアロンMRのインポート時に、インポート元のファイルにログが1件もない場合は、インポート結果を
「成功」と表示するように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
統合
コンソール
4.評価版の使用期限表示画面の表示がおかしくなる場合がある問題の修正
【現象】
評価版を使用している場合、統合コンソールを起動する
と評価版の使用期間を表示します。
この画面の残り使用期間およびライセンス情報が黒く表
示される場合があります。
【影響】
評価版の残り使用期間およびライセンス情報が確認でき
ません。
【発生バージョン】
2011/3/18
LanScope Cat3、Cat5、Cat6 の全バージョンの統合コン
ソール
【発生条件】
評価版を使用し、かつ端末のウインドウの配色をシルバーに設定している場合に発生します。
【原因】
評価版の使用期間表示画面の設定に問題があったため、発生します。
【回避方法】
ウインドウの配色をシルバー以外に設定すると回避できます。
【対策】
上記条件下でも正しく表示されるように修正しました。
統合
コンソール
5.vPro端末の検索を中断した後再検索したとき、アプリケーションログにエラーが発生する問題の修正
【現象】
「vPro未登録端末一覧画面」からvPro端末を検索中に中断し、すぐに再検索するとアプリケーションエラ
ーに「検索中断の確認に失敗しました」というエラーが連続して発生する場合があります。
【影響】
アプリケーションログにエラーが記載されるのみで、検索処理は問題なく実行されます。
また、その他の機能にも影響はありません。
【発生バージョン】
2011/3/18
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
vPro端末検索中に検索を中断し、すぐに再検索した場合に発生する可能性があります。
【回避方法】
検索を中断した場合、検索結果が返ってきてから再度検索するようにすることで回避できます。
【原因】
上記条件で検索を再実行した場合に、DB接続処理に問題がありエラーとなるため発生します。
【対策】
上記条件でもエラーが発生しないようにDB接続処理を修正しました。
6.統合コンソールのクライアント表示上でグループを移動するとデータベースエラーが表示される問題の修正
【現象】
統合コンソールのクライアント表示画面上で、グループをサブマネージャをまたいで移動させると、次のよ
うなデータベースエラーが発生する場合があります。
統合
コンソール
2011/3/18
【影響】
グループが移動できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. サブマネージャが複数登録されている
2. デバイス制御機能を使用している
3. 統合コンソールのセキュリティUSB設定画面で、次のような操作を行う
① 管理部署に サブマネージャ1 の グループa と サブマネージャ2 の グループb を設定する
② クライアント表示画面からサブマネージャ1 の グループa を削除した後、サブマネージャ2の グル
ープb を、サブマネージャ1へ移動する
【回避方法】
統合コンソールのクライアント表示画面から、再構築を実行するとグループが移動できるようになります。
【原因】
上記発生条件でグループを削除した場合、セキュリティUSB設定の管理部署の設定情報が削除できな
いため、発生します。
【対策】
上記条件下でグループを削除した場合でも、セキュリティUSB設定の管理部署の設定情報を正しく削除
するよう修正しました。
Ver6.6.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
Web
コンソール
7.Webコンソールのサーバセキュリティ画面でログオンユーザ名が強調表示されない問題の修正
【現象】
Webコンソールのサーバセキュリティ画面で、ファイル名別表示からユーザ名のリンクをクリックしてログ
オンユーザ名別画面を表示した場合、本来なら対象のログオンユーザ名が強調表示されるはずが、強
調表示されません。
【影響】
対象のログオンユーザ名が強調表示されません。表示内容は正しく表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
2011/3/18
Webコンソールのサーバセキュリティ画面のファイル名別表示からファイルパスのリンクをクリックした後、
画面右側に表示されるクライアントユーザのリンクをクリックしてログオンユーザ別表示を表示した場合に
発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。WebコンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.2.0.0から、ローカル上の操作の場合はログオンユーザ名の末尾に「(Local)」と表示する改良を実施
しましたが、この際ログオンユーザ名を強調表示する処理が行われなくなってしまったため発生します。
【対策】
Webコンソールのサーバセキュリティ画面で正しくログオンユーザ名を強調表示するように修正しました。
Web
コンソール
8.アプリケーションライセンス管理のライセンス一覧画面でCSV出力を行うとCGI Errorが発生する問題の修正
【現象】
Webコンソールのアプリケーションライセンス管理画面内のライセンス一覧画面で、CSV出力を行おうと
すると、CGIエラーが発生する場合があります。
【影響】
アプリケーションライセンス管理画面内のライセンス一覧画面からCSV出力ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
2011/3/18
統合コンソールのアプリケーションライセンス画面で、アプリケーショングループをひとつも作成していな
い状態、または、アプリケーショングループの設定画面上でソフトウェアグループのチェックをすべては
ずしている場合に発生します。
【回避方法】
統合コンソールのアプリケーションライセンス画面で、表示するアプリケーションをひとつ以上設定する
ことで回避できます。
【原因】
ライセンス一覧に表示されるデータがない場合でも、CSV出力ができる状態であるため発生します。
【対策】
ライセンス一覧に表示されるデータがない場合はCSV出力できないように修正しました。
9.長期レポートのログ保存に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
長期レポートのログ保存に失敗し、以下のアプリケーションエラーが発生します。
―エラー内容―
ソース:LanScope Cat - DataShift
イベントID:201
説明:その他エラー
説明:パラメータ取得にてエラーが発生しました。
/ エラー詳細: 'yyyy/mm/dd'は日付または時刻ではありません。
【影響】
長期レポートのログ保存ができません。
この場合、結果ログには容量不足のエラーと記載されます。
長期レポート 2011/3/18
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ、統合コンソール、Webコンソール
【発生条件】
統合マネージャサーバ側のOSの日付形式の設定が「yyyy/mm/dd」といったスラッシュ区切りではない場
合に発生します。
【原因】
OSの日付形式の設定がスラッシュ区切りでない場合、長期レポートのログを保存するアプリケーションが
システムの日付の情報を日付と認識できないため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【対策】
統合マネージャサーバ側のOSの日付形式の設定が「yyyy/mm/dd」といったスラッシュ区切りではなくても
正しく長期レポートのログ保存に成功するように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
10.長期レポートのログ保存処理でサーバセキュリティログの保存に失敗する問題の修正
【現象】
長期レポートのログ保存処理でサーバセキュリティログ(LSECEVLOG)の保存に失敗する場合がありま
す。この場合、以下のアプリケーションエラーが発生します。
―エラー内容―
ソース:LanScope Cat - DataShift
イベントID:201
種類:その他エラー
説明:注意: オブジェクト名の一部を変更すると、スクリプトやストアド プロシージャが機能しなくなる可能
性があります。
【影響】
長期レポートでエラーが発生した保存対象日のサーバセキュリティログが参照できません。
また、統合コンソールやWebコンソールでサーバセキュリティログを表示する画面では、一部のログが重
複して表示される可能性があります。
長期レポート
【発生バージョン】
統合
2011/3/18
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ、統合コンソール、Webコンソール
コンソール
【発生条件】
サーバ接続ログに同じ日付で同じログオンユーザIDのログが複数行存在する場合に発生します。
(発生確率はかなり低いです。)
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、統合コンソール、WebコンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする
必要があります。
【原因】
長期レポートのログ保存処理でサーバセキュリティログを保存する場合、サーバ接続ログのデータベース
テーブルと結合していますが、この結合方法に問題があり、上記条件のログが複数ログに増えてしまうた
め、データベースの書き込みに失敗し、発生します。
また、統合コンソールやWebコンソールでサーバセキュリティログを表示する場合も同じ処理を使用してい
るため、表示上同じログが複数表示されます。
【対策】
上記条件下でもログが重複しないように処理を修正しました。
統合
マネージャ
サブ
マネージャ
11.各マネージャが出力したアプリケーションエラーの説明内容が空になる問題の修正
【現象】
統合マネージャ、および各サブマネージャが出力するアプリケーションエラーログの一部で、説明文が
空になります。
【影響】
アプリケーションエラーの説明文が空になるため、エラーの詳細が分かりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
2011/3/18
【発生条件】
統合マネージャ、および各サブマネージャでWINSOCKエラーに関連するアプリケーションログを出力す
る際に発生します。
【原因】
WINSOCKエラーに関連するアプリケーションエラーログの出力処理に問題があり、説明文を出力しない
ため、発生します。
【対策】
上記条件下でも正しくアプリケーションログの説明文を出力するように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
サブ
マネージャ
12.新規登録したエージェントの資産情報などが表示されない問題の修正
【現象】
新規にエージェントを登録した際、統合コンソールのクライアント表示画面にはアイコンが表示されるが、
資産管理一覧画面やデバイスポリシー設定画面などで、一部エージェントの情報が表示されない場合
があります。また、資産管理サブマネージャから以下のようなアプリケーションログが出力されます。
―エラー内容―
ソース:LanScope Cat INVMgr
種類:その他エラー
説明:[ItfInv],2,,Err.テーブル 'LSPMMS_IMAIN.dbo.INVDSP' の列 'WORD' に値 NULL を挿入できません。
この列では NULL 値が許可されていません。INSERT は失敗します。
【影響】
新規登録したエージェントの情報が、以下の画面に表示されません。
・資産管理一覧画面(資産管理一括表示画面では表示されます)
・プロダクトID管理画面
・MRバージョン管理画面
・ポリシー配信画面
・デバイスポリシー設定画面
・資産情報(Webコンソール)
【発生バージョン】
2011/3/18
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
資産管理サブマネージャのデータベースのLSPMMS_IMAIN内のIAGTDSPテーブルには情報が存在する
が、LSPMMS_IMAIN内のIINVDSP、およびIHDPテーブルには情報が存在しないエージェントがいる場合
に発生します。
上記条件になる具体的な発生プロセスは不明ですが、新規登録となるMRのインストール通信を受信途中
で資産管理サブマネージャが強制終了になった場合発生する可能性が考えられます。
(本現象が発生する可能性は、タイミング的に非常に低いと考えられます。)
【原因】
上記条件のように、資産情報が一部のデータベースに記述されていないエージェントが存在した場合、次
回該当エージェントから資産情報を受信した際に足りない情報を補足する処理を実行しています。
しかし、その足りない情報を補足する処理に問題があったため、補足情報をデータベースに書き込みでき
ずに失敗するため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
現象が発生した端末については、一度統合コンソール上から対象のエージェントアイコンを削除すること
で復旧できますが、取得していた各種ログは削除されてしまいます。
【対策】
不足している資産情報を補足する処理を修正し、上記条件下でも問題が発生しないように修正しました。
サブ
マネージャ
13.新規にサブマネージャを追加した場合、禁止ポップアップの設定がMRに通知されない問題の修正
【現象】
新規にサブマネージャサーバを追加した場合、新規サブマネージャに対して禁止操作時などに表示する
ポップアップ画面の情報が保存されません。
また、各ポリシーを再設定しても、新規サブマネージャに対して設定は適用されません。
【影響】
新規サブマネージャに登録しているエージェント上で、ポップアップが表示されません。
(ログの取得や禁止操作には問題はありません。)
対象となるポップアップポップアップ表示は以下のポリシーです。
・ アプリケーション禁止ポリシー(禁止アプリケーション起動時、禁止アプリケーション名前変更時)
・ Webアクセスポリシー(禁止Webページ閲覧時、ダウンロード禁止時、アップロード禁止時)
・ デバイスポリシー(デバイス禁止時)
・HotFix配布設定(設定したメッセージ)
2011/3/18
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
既存の環境に新規にサブマネージャサーバを追加した場合に発生します。
【原因】
上記の影響があるポリシーをすでに設定している状態で、新規に資産管理サブマネージャを追加登録し
た場合、その情報をダウンロードできないために発生します。
【回避方法】
上記の影響があるポリシーと同じ設定内容の別ポリシーを新規に作成し、そのポリシーに所属させること
で回避できます。
(既存のポリシー再設定では回避できません。)
【対策】
上記条件下でも、正しく設定情報が反映されるように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
MR
14.クライアント側で保存されるログファイルにログが追記できない場合がある問題の修正
【現象】
リアルタイムイベントポリシーで、エージェント別リアルタイムイベントログを保存する設定にしている場合、
MRは自身のインストールフォルダ内にそのログをテキストファイルにして保存します。
このテキストファイルを該当端末側でExcelを使用して開くと、以降のログ情報が追記できなくなります。
【影響】
エージェント別リアルタイムイベントログが取得、閲覧できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
MRのインストールフォルダ内のlocallogフォルダに保存されているエージェント別リアルタイムイベントロ
グのテキストファイル(LspRev.txt、およびLspRevF.txt)を、一度でもExcelで開いた場合に発生します。
(Excel以外のソフトで該当ファイルを開いても、本現象は発生しません。)
【原因】
2011/3/18
エージェント別リアルタイムイベントログのファイルは、他のアプリケーションから書き込めないように、常
にMRがファイルをつかんでいる状態にしています。ログを書き込む際は、つかんでいる状態をいったん解
除し、ログを書き込んだ後に再度ファイルをつかむようにしています。
ログを書き込むタイミングでExcelが同じログファイルを開こうとすると、MRがファイルを開くことができずエ
ラーとなります。このエラー発生後、ファイルハンドル(どのファイルを処理しているかを管理するための
情報)が書き換わってしまうため、MRは該当のログファイルを再度開くことができなくなり、ログも追記でき
なくなるため発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
現象が発生した場合、MRを再起動すると、それ以降のログは書き込まれるようになります。
【対策】
該当ログファイルをExcelで開かれた後もアクセスできるようにファイルハンドルを記憶し、上記条件下でも
ログファイルにログを書き込めるようにしました。
また、ファイルに書き込めなかったログはメモリに保存することで、欠損しないように修正しました。
MR
15.端末のプログラムの追加と削除画面に「LanScope Cat3 MR」と表示される問題の修正
【現象】
MR自動インストール機能を使用したインストール、または上書きインストールを実行した際に、該当端末
のプログラムの追加と削除画面に「LanScope Cat3 MR」と表示される場合があります。
【影響】
正常にMRをアンインストールすることができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
短い間隔でMRのインストールを連続実行すると発生する可能性があります。
【回避方法】
2011/3/18
回避方法はありません。マネージャをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
現象が発生した後にMRをアンインストールする場合、強制アンインストールツールを実行してください。
【原因】
短い間隔でMRのインストールを連続実行すると、インストール処理がバッティングする可能性があります。
MR自動インストール時には、いったん各MRの構成ファイルをTEMPフォルダに展開した上でインストール
フォルダへ移動する処理になっていますが、前述のバッティングにより、必要なファイルがインストールフ
ォルダに移動できない現象が発生します。
これにより、インストール処理が不完全な形で終了してしまうため発生します。
【対策】
MRインストール時、MRインストールフォルダへ各MRの構成ファイルの移動に失敗した場合は、そこでイン
ストール処理を終了し、インストール失敗ダイアログを表示するように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
MR
16.VMwareのゲストOS上で稼働しているMRが通信を実行しなくなる場合がある問題の修正
【現象】
VMwareのゲストOS上でMRが稼働している状態で、このOSに対してRDP接続でVMwareに接続するとMR
が通信を行わなくなる場合があります。
【影響】
該当のMRからログなどが送信されなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
MRが稼働しているVMwareのゲストOSに対して、RDP接続で接続した場合に発生します。
2011/3/18
【回避方法】
該当のゲストOSを再起動することで回避できます。
(ログはLANオフラインの設定になっているため、ローカルに保存されており、欠損はありません。)
【原因】
LANオフラインMRは、LAN接続しているかどうかを判断するため、特定のDLLファイルを使用しています。
しかし、上記条件下では、そのDLLファイルの読み込みに失敗してしまうため、MRがLAN接続していない
状態であると誤認識し、発生します。
【対策】
LAN接続しているかどうかを判断するために必要なDLLファイルの読み込みに失敗した場合、強制的に
LAN接続中と判断するよう修正しました。
(実際にLAN接続できない場合はオフラインにログを保存するため、本修正による影響はありません。)
MR
17.Windows Vista以上の端末で、MRの使用メモリが上昇する問題の修正
【現象】
OSがWindows Vista以上の端末にMRがインストールされている場合、MRが資産情報を取得する処理を実
行するたびにMRの使用メモリが上昇する場合があります。
【影響】
1回の資産情報取得処理につき、200KB程度MRのメモリ使用量が増加します。
そのため、通常は影響はほとんどありません。
しかし、以下のような状況や操作を実行した場合は、MRのメモリ使用量が大きく上昇し、MRのプロセスが落
ちる場合が考えられます。MRのプロセスが落ちた場合は、すぐに復旧しますので、MRの動作自体に問題
はありませんが、使用メモリ上昇中はOSの動作が遅くなる可能性があります。
・ 何らかの原因でMRが資産情報送信に失敗した場合
・ 頻繁にログオンとログオフを繰り返した場合
2011/3/18
・ ポリシー配信画面で資産情報の再取得を繰り返した場合
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. Windows Vista/7/2008/2008R2 にMRをインストールしている
2. MRが資産情報を取得する処理を実行する
・ Windows ログオン時
・ 統合コンソールのポリシー配信画面から、資産情報を取得する設定を行った場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRがHotFix情報を取得する処理に問題があり、使用したメモリを開放していなかったため発生します。
【対策】
MRがHotFix情報を取得する処理で、正しく使用したメモリを開放するように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 21 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
MR
18.MRをアンインストールすると警告ダイアログが表示される問題の修正
【現象】
MRを管理者権限を持つユーザーでアンインストールしようとした際、以下の警告メッセージが表示され
アンインストールできない場合があります。
「現在ログオンしているユーザの権限では削除できません。管理者権限を持つユーザで実行してください」
【影響】
MRがアンインストールできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.3.0以上のMR
【発生条件】
ユーザアカウントのSID情報が1024Byteを超える場合
2011/3/18
(どのような場合にユーザアカウントのSID情報が1024Byteを超えるのかは不明です。)
【回避方法】
管理者権限を持つほかのユーザーでアンインストールできる場合があります。
また、MR強制アンインストールツールを実行することでアンインストールが可能です。
【原因】
MRをアンインストールする際に、アンインストールを実行しているユーザが管理者権限を持っているか確
認する処理がありますが、この処理でSID情報が1024Byteを超える場合に内部的にエラーを起こし、管理
者権限を持つユーザであるか判断できないため発生します。
【対策】
SID情報が1024Byteを超える場合でもエラーにならず、正確に管理者権限を持つユーザかを判断できる
ように修正しました。
資産管理
19.資産インポート機能で、「\」マークを含んだ部署名およびエージェント名をインポートできる問題の修正
【現象】
本来、部署名やエージェント名には「\」を入力できませんが、資産インポート機能からインポートした場合
は「\」を含んだ部署名を設定することができます。
【影響】
具体的な影響は確認しておりませんが、「\」マークは区切り文字として使用されているため、各機能に影
響が発生する可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
2011/3/18
【発生条件】
資産インポート機能を使用して、「\」を含んだ部署名、エージェント名をインポートした場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
資産インポート機能では、 「\」が含まれているか判断する処理がなかったため、発生します。
【対策】
インポート対象のCSVファイル内の部署名、エージェント名に「\」が含まれている場合は、資産インポート
時にエラーメッセージを表示し、インポートできないように修正しました。
資産情報
20.資産インポート時に日付時刻の情報がインポートできない問題の修正
【現象】
資産インポート時に、「購入日」などの日付時刻の情報がインポートできない場合があります。
【影響】
資産インポート自体は成功しますが、インポート対象の日付時刻の情報がインポートできません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
統合コンソールを起動している端末の日付時刻の形式が「yyyy/mm/dd」「hh:nn:ss」という形式の設定でな
い場合に発生します。
2011/3/18
【回避方法】
以下の方法で回避することができます。
・ 日付時刻の形式を「yyyy/mm/dd」「hh:nn:ss」という形式に変更する
・ 日付時刻の形式が「yyyy/mm/dd」「hh:nn:ss」という形式で設定している端末で統合コンソールを起動し、
そこで資産インポートを実行する。
【原因】
OS上の日付時刻の形式と、CSVファイルから読み込んだ日付時刻の情報の形式が一致しないため、デー
タベースに書き込みができず失敗するため発生します。
【対策】
OS上の日付時刻の設定に関わらず資産インポートで日付時刻の情報を書き込めるように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 22 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
21.資産インポート機能で、メディアタイプのインポートに失敗する問題の修正
【現象】
ネットワーク機器の資産インポートを実行して「メディアタイプ」の情報をインポートしようとすると、以下の
エラーが表示され、インポートに失敗します。
【影響】
ネットワーク機器の資産インポートから「メディアタイプ」の情報をインポートすることができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. 「メディアタイプ1」をインポート対象にせず、「メディアタイプ2」以降をインポートする
2. メディアタイプ1~26のうち、連番にせず番号をあけてインポートする
(例: メディアタイプ1~10、15~20 と、一部のメディアタイプをインポートしないようにする)
【回避方法】
メディアタイプ1から順に間を空けず連番でインポートすることで回避することができます。
【原因】
メディアタイプの情報は表示上は「HD」や「RNVD」などの文字だが、データは数値であり、データベースに
書き込む際にCSVファイル上の文字データを数字データに変換する必要があります。
このとき、上記条件に当てはまるとデータ変換処理が行われずにデータベースに書き込もうとするため現
象が発生します。
【対策】
上記条件下でも正しくメディアタイプの情報を資産インポートできるように修正しました。
資産管理
2011/3/18
資産情報
22.資産CSV一括出力機能で、出力した情報の途中から一部の情報が空白になる問題の修正
【現象】
資産CSV一括出力機能で出力したCSVファイル内の途中の行から、一部の情報が空白になる場合があり
ます。
【影響】
資産CSV一括出力機能で出力したCSVファイル内の途中の行から、一部の情報が空白になり、情報を正
しく出力できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
統合マネージャのデータベース LSPMMS_MAIN 内の AGTDSP テーブルには情報があるが、HDPテーブ
ルにはデータがないエージェントが存在する場合、そのエージェント以降の一部データが空白になります。
上記条件になる具体的な発生プロセスは不明ですが、新規に登録するMRのインストール通信を受信途
中で資産管理サブマネージャが強制終了になった場合発生する可能性が考えられます。
(本現象が発生する可能性は、タイミング的に非常に低いと考えられます。)
2011/3/18
※ Ver6.6.0.0 修正点(影響度が低の修正点) NO.10 と同じ条件、原因で発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
資産CSV一括出力処理は、Ver6.4.0.0からHDPテーブルに情報が存在するエージェントを元にデータを出
力するようになっていたため、HDPテーブルに存在しないエージェントの情報が出力されません。
しかし、以下の情報は別処理でデータベースから情報を取得していたため、正常に情報が出力されます。
・ MS OFFICE管理
・ インストールアプリケーション管理
・ アプリケーションバージョン情報
・ HotFix情報
・ ウイルス対策ソフト情報
・ レジストリキー情報
【対策】
AGTDSPテーブルに情報が存在するエージェントを元にデータを出力することで、上記条件下でも正常に
情報を出力できるように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 23 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
資産情報
23.物理メモリのサイズが32Gを超える端末の資産情報が取得できない問題の修正
【現象】
MRをインストールしている端末の物理メモリのサイズが32Gを超える場合、その端末のすべての資産情報
が取得できません。
【影響】
物理メモリのサイズが32Gを超える端末の資産情報がすべて取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6 の全バージョンのマネージャと統合コンソール
2011/3/18
【発生条件】
物理メモリのサイズが32Gを超える端末にMRをインストールした場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャと統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
物理メモリサイズを保存するデータベースの項目が32768以上の値を扱えない設定だったため、発生しま
す。また、物理メモリサイズを表示する画面でも32Gを超える値を扱えないため、表示できません。
【対策】
32G以上の物理メモリの情報を格納、表示できるように修正しました。
資産情報
24.ドメイン情報管理画面で、ドメイン新規登録の実行やユーザ情報更新が失敗する問題の修正
【現象】
統合コンソールのドメイン情報管理画面からドメイン新規登録を実行すると、「ユーザ情報取得に失敗しま
した。サーバにそのようなオブジェクトはありません」というエラーが表示され、失敗する場合があります。
また、ユーザ情報更新を実行しても情報が更新できません。
【影響】
ドメイン情報の新規登録ができません。
また、すでに登録しているドメインでも最新のユーザ情報が更新できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
情報取得先のドメインコントローラでOU名にShift-JISで表現できない簡体字が含まれる場合に発生しま
2011/3/18
す。
(OU名以外の表示名や説明などに簡体字が含まれる場合には本現象は発生しませんが、該当箇所が文
字化けした状態で表示されます。)
【回避方法】
情報取得先のドメインコントローラでOU名にShift-JISで表現できる文字のみ使用することで回避できます。
【原因】
日本語、英語以外のLanScopeでは扱えない文字情報が含まれるために発生します。
【対策】
情報取得先のドメインコントローラでOU名にShift-JISで表現できない簡体字が含まれる場合でも、エラー
にならず、ドメイン情報管理画面で情報を表示できるように修正しました。
(本対応はエラーを回避するためのもので、Shift-JISで表現できない文字は文字化けした状態で表示され
ます。)
資産情報
25.ドメイン情報管理画面の表示に時間がかかる場合がある問題の修正
【現象】
統合コンソールのドメイン情報管理画面を表示するのに時間がかかる場合があります。
【影響】
表示対象のドメインユーザ数が7000程度で、画面を表示するのに30分から1時間程度かかることを確認
しています。また、画面表示中は統合コンソールのCPU使用率が100%近くになります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. ドメイン情報管理画面で表示するドメインユーザの数が多い
2011/3/18
2. ドメイン情報管理画面の表示項目で一番左に表示する項目が、ドメインユーザごとに異なる情報の場
合に発生します。
(一番左に表示される項目が「ドメイン名」ではなく、「ユーザ名」や「SID」などの場合に発生します。)
【回避方法】
ドメイン情報管理画面の表示項目で一番左に表示する項目を「ドメイン名」のように、どの列でも同じ内容
が表示される項目に設定することで回避することができます。
【原因】
ドメイン情報管理画面では、表示項目の一番左の項目で並べ替えをした状態で表示するようにしています
が、この並べ替え処理が遅いため、現象が発生します。
【対策】
ドメイン情報管理画面の並べ替え処理を改良し、表示時間が短くなるように修正しました。
Ver6.6.0.0 - 24 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
26.HotFix管理画面で、Windows Server 2008 R2のHotFix情報が表示できない場合がある問題の修正
【現象】
統合コンソールのHotFix管理画面で、Windows Server 2008 R2のHotFix情報を表示しようとした場合、
HotFix情報がまったく表示できません。
また、HotFix管理画面上部の表記が「Windows Server 2008 R2(x64)・・・」と表示されなければならな
いところが、「Windows Server 2008(x64)・・・」と間違って表示されます。
【影響】
統合コンソールのHotFix管理画面で、Windows Server 2008 R2のHotFix情報が取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
HotFix管理画面から表示しようとしたエージェントのOSがすべて Windows Server 2008 R2 だった場合
に発生します。
【回避方法】
複数種類のOSを含むエージェントを選択した状態でHotFix管理画面を表示してから、HotFix管理画面
のOSフィルタ機能を使用して Windows Server 2008 R2のみフィルタすることで回避できます。
【原因】
HotFix管理画面を表示するとき表示対象エージェントのOSを確認しますが、この際 Windows Server
2008 R2 を Windows Server 2008 と誤認識するため発生します。
【対策】
HotFix管理画面を表示するとき表示対象エージェントのOSを誤認識しないように修正しました。
資産情報
2011/3/18
資産情報
27.資産情報でマシンシリアルが取得できない場合がある問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面などで表示できる「マシンシリアル」情報が取得できない場合があります。
【影響】
Windows 7 の端末で発生を確認していますが、詳細な条件は不明です。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 のVer6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
詳細な条件は不明ですが、Lenovo x100e で、OSがWindows 7の場合に発生を確認しています。
2011/3/18
PCの機種によって発生するものと考えられます。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRは、マシンシリアル情報をWMIの特定の場所から取得していますが、現象が発生した端末ではその取
得箇所にマシンシリアルの情報がなかったため、発生します。
【対策】
現象が発生した端末でマシンシリアル情報が格納されていたWMI上のほかの場所からも情報を取得する
ように修正しました。
28.Roxio DigitalMedia Plus Ver7.2.1 を起動するだけでファイル操作ログが発生する問題の修正
【現象】
MRをインストールした端末でRoxio DigitalMedia Plus Ver7.2.1 を起動すると、CD書き込みしていないの
に、同じ時刻にCD書き込みログが発生します。(pconfig.dcfファイルのCD書き込みログが発生します。)
【影響】
CD書き込みしていないのにCD書き込みログがファイル操作ログとして発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
リアルタイム
2011/3/18
ファイル操作ログを取得する対象のエージェント端末で、Roxio DigitalMedia Plus Ver7.2.1 を起動すると
イベント
発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
CDライティングログはCD書き込みソフトが操作するファイルの情報を元にログとしているが、CDに書き込
まれないファイルはファイル操作ログと判断しないようにフィルタリングしています。
上記条件の場合、ファイル操作ログと判断しないフィルタの条件に当てはまらなかったため発生します。
【対策】
上記条件下でpconfig.dcfファイルのCD書き込みログが発生しないように修正しました。
敗しました。」
Ver6.6.0.0 - 25 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
29.ファイル操作ログでファイルパスが空白のログが発生する問題の修正
【現象】
ネットワークドライブに対するファイル操作ログのファイルパスの情報が空白になる場合があります。
たとえば、ローカルドライブからネットワークドライブへファイルをコピーした場合、ファイルコピー元の情
報は正常に取得できますが、ファイルコピー先のファイルパスが空白になります。
【影響】
ネットワークドライブに対するファイル操作ログのファイルパスの情報が空白になり、操作内容を確認す
ることができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
リアルタイム
2011/3/18
詳細な発生条件は不明ですが、ネットワークドライブに対するファイル操作を行った場合に発生する可
イベント
能性があります。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル操作ログを取得する際、ネットワークドライブに対する操作の場合は、ネットワークドライブのファ
イルパスをコンピュータ名からIPアドレスに変更して表示するため、UNC(汎用命名規則 )からIPアドレス
に変換する処理を行っています。
この変換処理に失敗した場合、ファイルパスが空白になるため発生します。
【対策】
ネットワークドライブに対するファイル操作ログを取得する際、ファイルパスをUNCからIPアドレスに変換
する処理に失敗した場合、UNCパスのままログを表示するように修正しました。
30.リアルタイムイベントログでスクリーンセーバーのウインドウタイトルが不正になる問題の修正
【現象】
リアルタイムイベントログでスクリーンセーバーのログ(「アプリケーション」が.scrのログ)のウインドウタイト
ルが、別のプログラムのウインドウタイトルで表示されてしまう場合があります。
(例: プログラム名が「logon.scr」なのに、ウインドウタイトルが「Outlook Express」となる。)
【影響】
正しいウインドウタイトルが分からないため、操作内容を正確に把握できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
MRをインストールしている端末で、スクリーンセーバから復帰した直後にアプリケーションを起動した場合
に発生する可能性があります。
リアルタイム
【回避方法】
2011/3/18
イベント
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRはアクティブウインドウの切り替わりのタイミングでリアルタイムイベントログを取得しています。
アクティブウインドウが切り替わらずにウインドウタイトルだけ切り替わった際は、変化した後のほうのウイ
ンドウタイトルを保持し、それをログにします。
スクリーンセーバーから復帰してすぐにアプリケーションを起動し、そのアプリケーションのウインドウタイト
ルが空で取得された場合、スクリーンセーバーのプロセスがまだ残った状態だと、MRはウインドウタイトル
が空のスクリーンセーバーのログと誤認識してしまいます。
その後、そのウインドウタイトルが変わるとスクリーンセーバーのウインドウタイトルが別プログラムのウイ
ンドウタイトルと判断するため、発生します。
【対策】
上記条件下でも、アクティブになっているウインドウからプロセス名を取得しなおすことで、スクリーンセー
バーのリアルタイムイベントログと誤認識しないように修正しました。
敗しました。」
Ver6.6.0.0 - 26 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
パッケージ
配布
31.実行前ダイアログを表示している状態でOSをシャットダウンすると、再起動中にパッケージファイルが実
行される問題の修正
【現象】
パッケージ配布機能で、配布実行対象の端末上で実行前ダイアログを表示している状態でOSをシャットダ
ウン、または再起動すると、シャットダウン中にファイルの実行が開始されます。
この場合、配布状況の状態が「失敗」となり、詳細が「ログオフ中のため実行できません」と表示される場合
があります。
【影響】
シャットダウン中に配布されたパッケージファイルが実行された場合、実行中に中断されたり、実行自体に
失敗する可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1. パッケージ配布詳細設定画面の実行オプション設定で、「実行前に通知を行う」にチェックを入れており、
かつ、表示するダイアログタイプを「情報ダイアログ」に設定している
2011/3/18
2. 実行前ダイアログが表示されている状態で、該当端末のOSをシャットダウン、または再起動する
【回避方法】
以下の回避方法があります。
1. パッケージ配布詳細設定画面の実行オプション設定で、「実行前に通知を行う」にチェックを入れる場合
は、表示するダイアログタイプを「確認ダイアログ」に設定する
2. パッケージ配布詳細設定画面の実行オプション設定で、「実行前に通知を行う」にチェックを入れない
3. 実行前ダイアログが表示されている状態で、該当端末のOSをシャットダウン、または再起動しない
【原因】
情報ダイアログ形式で実行前ダイアログを表示する設定している場合、実行前ダイアログが閉じられたら配
布したパッケージファイルを実行する処理となっている。
OSのシャットダウン、または再起動を実行すると、実行前ダイアログがOSによって終了されるます。このタ
イミングでパッケージファイルを実行するため発生します。
(確認ダイアログ形式の実行前ダイアログの場合、「はい」ボタンがクリックされた場合のみ配布したパッケ
ージファイルを実行する処理のため、本現象は発生しません。)
【対策】
実行前ダイアログの種類が情報ダイアログ形式の場合、「はい」ボタンがクリックされたときのみ、配布した
パッケージファイルを実行するように修正しました。
パッケージ
配布
32.パッケージ配布詳細設定画面で、間違った登録サブマネージャ名が表示される問題の修正
【現象】
パッケージ配布詳細設定画面の「選択可能なエージェント」表示部分に「登録サブマネージャ名」を表示す
ることができるが、この内容が間違って表示されます。
【影響】
パッケージ配布詳細設定画面の登録サブマネージャ名の内容が表示サブマネージャ名で表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2011/3/18
パッケージ配布詳細設定画面の「選択可能なエージェント」表示部分に、サブマネージャ間移動をしている
エージェントが表示されている状態で発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
データベースから表示情報を取得する処理に誤りがあり、「登録サブマネージャ名」の表示部分に表示サブ
マネージャ名の情報が表示されてしまうため発生します。
【対策】
パッケージ配布詳細設定画面の「選択可能なエージェント」表示部分で登録サブマネージャ名を正しく表示
するよう修正しました。
敗しました。」
Ver6.6.0.0 - 27 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
パッケージ
配布
33.パッケージ配布が実行されない場合がある問題の修正①
【現象】
パッケージ配布設定対象の端末でパッケージ配布が実行されない場合があります。
この場合、パッケージ配布設定画面の「配布状況」では、状態が「配布通知完了」のままになり、「配布中」
へ移行しません。
【影響】
端末によって、パッケージ配布が実行されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
2011/3/18
【発生条件】
端末側のBitsサービス上に、すでに配布実行が完了しているジョブが残ってしまう場合に発生します。
(処理が完了しているBitsのジョブが残ってしまう現象が発生する原因は分かっておりません。)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
端末側でBitsに、すでに配布実行が完了しているジョブが残った場合に、MRのパッケージ配布準備処理
内部でエラーが発生するため、それ以降の処理が実行されず現象が発生します。
【対策】
上記条件下でも正しくパッケージ配布が実行されるように修正しました。
パッケージ
配布
34.パッケージ配布が実行されない場合がある問題の修正②
【現象】
パッケージ配布設定対象の端末でパッケージ配布が実行されない場合があります。
この場合、パッケージ配布設定画面の「配布状況」では、状態が「配布失敗」、詳細は「BITSの状態を取得
できません」や「ファイルサーバの接続に失敗しました。ネットワークパスが見つかりません。」と表示され
ます。
【影響】
端末によって、パッケージ配布が実行されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
2011/3/18
パッケージ配布対象端末で、OSのログイン直後にパッケージ配布が実行される場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRはパッケージ配布を実行する前に、配布に必要なBITSサービスが起動しているか、配布対象のファイ
ルがファイルサーバに存在しているかなどのチェックを行っています。
パッケージ配布の実行時間を過ぎた状態で、配布対象の端末のOSを起動するとすぐに前述のチェック処
理が実行されますが、この際端末によってはBITSサービスが開始前の状態でチェック処理を実行するため、
そのチェック処理に失敗することで発生します。
【対策】
対象端末のOS起動後5分経過してから、パッケージ配布を実行できるかをチェックする処理を実行するよう
に修正しました。
パッケージ
配布
35.パッケージ配布設定を削除した後も、クライアント側で実行前ダイアログが表示される問題の修正
【現象】
パッケージ配布設定から、実行前ダイアログを表示する設定の配布設定を削除した後も、設定対象のエ
ージェントを再起動するたびに実行前ダイアログが表示され続ける場合があります。
【影響】
端末を再起動するたびに実行前ダイアログが表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下の手順を実行した場合に発生します。
1. パッケージ配布設定で実行前ダイアログを表示する設定にする
2. クライアント端末側で表示された実行ダイアログをキャンセルする
2011/3/18
3. 統合コンソールから該当のパッケージ配布の設定を削除する
【回避方法】
以下の回避方法があります。
1. 表示された実行前ダイアログをキャンセルせずに、配布されたパッケージファイルを実行する
2. 削除したパッケージ配布設定と同じパッケージNOの設定を新規に作成し、現象が発生している端末を
再起動する
【原因】
パッケージ配布設定を削除した場合、その情報をファイル配布サブマネージャがMRに通知します。
しかし、上記条件下ではパッケージ配布設定をMRに通知する際、削除された設定を削除されていない状
態で通知するため、発生します。
【対策】
上記条件下でも、ファイル配布サブマネージャが削除されたパッケージ配布設定をMRに伝えないように修
正しました。
敗しました。」
Ver6.6.0.0 - 28 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
パッケージ
配布
36.パッケージ配布設定で、間違ったアプリケーション情報やHotFix情報が表示される問題の修正
【現象】
パッケージ配布詳細設定画面、およびパッケージ配布設定画面で、アプリケーション情報とHotFix情報が
間違って表示される場合があります。
【影響】
パッケージ配布詳細設定画面、およびパッケージ配布設定画面で、正しいアプリケーション情報とHotFix
情報が確認できません。
(表示上の問題であり、パッケージ配布設定の動作上は問題ありません。)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
2011/3/18
【発生条件】
同じファイル配布ポリシーに所属しているエージェントに、同じエージェントNOを持つものが存在した場合
に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
同じファイル配布ポリシーに所属しているエージェントに、同じエージェントNOを持つものが存在した場合、
同じエージェントNOのエージェントのアプリケーション情報とHotFix情報を混同してしまうため、発生します。
【対策】
上記条件下でも正しくアプリケーション情報とHotFix情報を表示するように修正しました。
パッケージ
配布
37.パッケージ配布設定で表示選択できるアプリケーション情報やHotFix情報の項目が重複する問題の修正
【現象】
パッケージ配布設定画面、およびパッケージ配布詳細設定画面で、アプリケーション情報やHotFix情報を
表示することができます。その表示選択画面で、同じアプリケーション名やHotFix名の項目が重複して表
示される場合があります。
【影響】
表示上の問題だけですので、重複項目のどれを選んでもインストール結果は正しく表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2011/3/18
複数のサブマネージャを構築している場合に発生する可能性があります。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.6.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
パッケージ配布設定画面、およびパッケージ配布詳細設定画面から表示することができるアプリケーシ
ョン情報やHotFix情報の表示選択画面では、複数のサブマネージャから収集したマスタ情報から重複
項目を除かずに表示していました。
そのため、複数のサブマネージャで同じアプリケーションやHotFixが適用されている端末が存在した場合
に表示項目が重複して表示されます。
【対策】
上記条件下でも重複項目を除いて表示するように修正しました。
敗しました。」
Ver6.6.0.0 - 29 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-25
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/03/18
LanScope Cat Ver6.6.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
38.セキュリティUSB設定画面を表示しようとするとエラーが表示される問題の修正
【現象】
統合コンソールのデバイスシリアルポリシ
ーから責任者として設定されている場合、
端末上でセキュリティUSB設定画面を起
動することができます。
このセキュリティUSB設定画面をOS起動
直後すぐに開こうとすると、右のようなエラ
ーメッセージが表示される場合があります。
【影響】
最大15秒間、セキュリティUSB設定画面を
開くことができません。
(その後は通常通り画面を開くことができ
ます。)
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver6.4.2.0以上のMR
2011/3/18
【発生条件】
OS起動後すぐにログインし、タスクトレイにセキュリティUSB設定のアイコンが表示された後、1秒以内に
セキュリティUSB設定画面を開こうとすると、発生します。
(Windows XP端末では、15秒以内にセキュリティUSB設定画面を開こうとすると、発生する可能性があり
ます。)
【回避方法】
現象発生後、数秒(Windows XP では15秒ほど)経過した後、発生したエラーメッセージをすべて閉じて
から、再度セキュリティUSB設定画面を開くことで回避できます。
【原因】
Ver6.4.2.0以上のMRでは、接続されているUSBデバイスの情報を取得する処理を1秒に一回以上実行し
ないように修正しています。(Windows XPではUSBデバイスが接続されてから15秒ほど待機するように
修正しています。)
しかし、この処理が関連して、セキュリティUSB設定画面を表示するソフトが起動した後すぐは、画面の
表示に必要な処理が実行されないため、発生します。
【対策】
USBデバイスの情報を取得する処理の感覚を0.1秒間隔に修正することで、起動後すぐの状態でもセ
キュリティUSB設定画面を表示できるように修正しました。
39.検知サブマネージャの登録に失敗する場合がある問題の修正
【現象】
検知サブマネージャの統合マネージャへの登録に失敗する場合があります。
【影響】
検知サブマネージャの統合マネージャへの登録ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.4.0.0以上、Cat6 の全バージョンのマネージャ
【発生条件】
不正PC検知 2011/3/18
すでに一度統合マネージャに登録されている検知サブマネージャを同じ統合マネージャに再登録する場
合に発生する可能性があります。
【回避方法】
統合マネージャのOSを再起動してから再度検知サブマネージャを再登録することで回避できます。
【原因】
検知サブマネージャを統合マネージャへ再登録する際、データベース接続処理に問題が発生することが
あるため、現象が発生します。
【対策】
上記条件下でも、正しく検知サブマネージャを再登録できるように修正しました。
敗しました。」
Ver6.6.0.0 - 30 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-26
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/05/23
LanScope Cat Ver6.6.1.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.6.1.0:2011年5月10日 9:25:18) EPMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:40) INVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:48)
TSKMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:06) REVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:52) FDLMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:44)
WACMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:08) SVRMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:02) DTCMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:38)
Webcsl(6.6.0.0) MR(6.6.1.0:2011年5月10日 9:25:14) SA(6.6.1.0:2011年5月10日 9:25:22) SAE(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:58)
DA(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:34) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.6.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.6.0.0からの改良点はありません。
Ver6.6.1.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-26
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/05/23
LanScope Cat Ver6.6.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
MR
サーバ監視
日付
内容
1.マイコンピュータからローカルディスクのアイコンが表示されなくなる問題の修正
【現象】
MRをインストールしている端末のマイコンピュータ上からローカルディスクのアイコンが表示されなくなる
場合があります。
【影響】
ローカルディスクのアイコンがマイコンピュータに表示されません。
(フロッピーディスクやCD/DVDドライブなどのアイコンは表示されます。)
アイコンが表示されませんが、直接ファイルパスを指定するなどしてアクセスすることはできます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3 Ver3.3.1.0以上、Cat5、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
MRのバージョンによって発生する条件が異なります。
・ Ver6.6.0.0未満のMRの場合
1.デバイス制御機能で内蔵禁止設定を行っている状態で、内蔵禁止を解除する
2.以下のレジストリキーが存在する
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer
名前: 「NoDrives」の値が1以上
・ Ver6.6.0.0以上のMRの場合
1.MRが起動する、またはポリシー配信を実行した場合
2.以下のレジストリキーが存在する
2011/5/23
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer
名前: 「NoDrives」の値が1以上
※発生条件にある 「NoDrives」の値は、Windows 9x以外のOSでは、通常存在しません。
レジストリ変更ツール(窓の手 など) をインストールして使用している場合に作成されます。
MRもこのレジストリが存在しない場合は、新規に作成しません。
【回避方法】
発生条件にあるレジストリキーの「NoDrives」の値を0にする、もしくは削除してからOSを再起動する
ことで回避できます。
【原因】
発生条件にあるレジストリキーにある「NoDrives」の値を変更することで、マイコンピュータ上からドライブ
アイコンを非表示にすることができます。
Ver6.6.0.0未満のMRでは、内蔵禁止の解除処理で、発生条件にあるレジストリキーにある「NoDrives」の
値が1以上のときに禁止を解除する処理を行っていますが、この処理内でローカルドライブのみを非表示
にする値を書き込むようになっていたため発生します。
Ver6.6.0.0以上のMRでは、デバイス禁止制御処理を改良したため、禁止設定されていない場合は必ず、
発生条件にあるレジストリキーにある「NoDrives」にローカルドライブのみを非表示にする値を書き込むよ
うになっていたため発生します。
【対策】
上記条件下でも、発生条件にあるレジストリキーにある「NoDrives」の値を正しく変更し、マイコンピュータ
上からローカルディスクのアイコンが消えないように修正しました。
2.サーバ監視機能で、名前変更の操作がすべて削除ログと表示される問題の修正
【現象】
サーバ監視機能のログで、名前変更の操作が削除ログとして表示されます。
【影響】
名前変更のログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.2.0.0以上のSA
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.SAをインストールしているサーバが Windows Server 2008 である
2.SAをインストールしているサーバにアクセスする端末のOSが Windows Vsta/7/2008/2008R2 である
3.SAをインストールしているサーバ以外の端末からアクセスする
【回避方法】
回避方法はありません。SAをVer6.6.1.0以上にアップデートし、SAをインストールしているサーバの監視対
2011/5/23
象のフォルダ監視エントリで「属性の読み取り」にチェックを追加して設定する必要があります。
本件は、「技術資料Vol24 サーバ監視機能の技術情報」にも記載しています。
【原因】
サーバ監視機能のログはWindowsのセキュリティログから取得しています。
上記条件下では、ファイル名変更とファイル削除の情報がまったく同じログとしてセキュリティログに出力
されるために発生します。
【対策】
Windowsのセキュリティログに、ファイル削除のログが出力された後、そのログと同時刻、同ユーザ、同一
フォルダの操作で「ReadAttributes」のみのログが出力されていれば、名前変更のログとして判断するよう
に修正しました。
【制限事項】
クライアントのエクスプローラの表示形態や監査フォルダ内のファイルの拡張子によっては、名前変更後
の読み取りイベントが発生しないことがあります。その場合は名前変更ログではなく削除ログが取得されま
す。
フォルダ
Ver6.6.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-27
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/07/22
LanScope Cat Ver6.6.2.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.6.2.0:2011年6月14日 17:32:12) EPMgr(6.6.2.0:2011年6月27日 9:40:28) INVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:48)
TSKMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:06) REVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:52) FDLMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:44)
WACMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:08) SVRMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:02) DTCMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:38)
Webcsl(6.6.0.0) MR(6.6.2.0:2011年6月22日 10:36:56) SA(6.6.1.0:2011年5月10日 9:25:22) SAE(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:58)
DA(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:34) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.6.1.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.6.1.0からの改良点はありません。
Ver6.6.2.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-27
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/07/22
LanScope Cat Ver6.6.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
1.長期レポート保存処理で、資産管理情報の保存が失敗する問題の修正
【現象】
長期レポートの保存処理で「資産管理情報」の項目が失敗する場合があります。
この場合、以下のアプリケーションエラーが発生します。
―エラー内容―
ソース:LanScope Cat - DataShift
イベントID:201
種類:その他エラー
説明:INVDSPテーブルからLINVDSPテーブルへ移行処理(DB_Translate_INVDSP)にてエラーが発生
しました。 / エラー詳細:ステートメントは終了されました。(Microsoft OLE DB Provider for SQL
Server(xxxxxxxx);値 = xxxxx はデータ側 smallint では算術オーバーフローになります。)
【影響】
長期レポートの表示上は資産情報を使用していないため、影響はありません。
しかし、毎日本エラーが発生し長期レポートの「資産管理情報」の保存処理が失敗します。
長期レポート 2011/7/22
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.長期レポートを保存する設定にしている
2.メモリサイズが32GBを超える物理メモリを搭載しているエージェントが存在している
3.Ver6.6.0.0未満のマネージャ環境からVer6.6.0.0もしくはVer6.6.1.0にバージョンアップを実施した
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.6.2.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
長期レポートの資産情報を保存するデータベースが、32G以上のメモリ情報を保存できなかったため発
生します。
【対策】
長期レポートの資産情報を保存するデータベースで32GB以上のメモリ情報を保存できるように修正しま
した。
2.ファイル操作ログが取得できない場合がある問題の修正
【現象】
複数のファイルまたはフォルダを一度にコピー、移動、削除すると、そのファイル操作ログが取得できな
い場合があります。
【影響】
該当のコピー、移動、削除ログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.3.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.MRをインストールしている端末のOSがWindows 7 または Windows Server 2008 R2 である
2.一度に複数のファイルを操作する
以下のファイルを操作した場合に発生することを確認していますが、あくまでも目安の数値です。
・コピー:20個以上のファイルやフォルダ
・移動:11個以上のファイルやフォルダ
・削除:10個以上のファイルやフォルダ
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.3.0.0以上のMR
【回避方法】
リアルタイム
回避方法はありません。MRをVer6.6.2.0以上にアップデートする必要があります。
2011/7/22
イベント
【原因】
MRは、ファイルをコピーしたり移動や削除したりしたときに発生するOSからの通知を確認することでログ
化しています。一度に多くのファイルやフォルダを操作すると、次のようなOSからの通知の一部、または
すべてが来ない場合があるため発生します。
1.コピー、移動の場合
ファイルやフォルダをコピーや移動しようとしたときに発生するOSの通知から、操作対象のファイルの情
報を取得します。また、移動やコピーが完了したときもその内容をOSの通知により取得し、ログ化します。
2.ファイル削除の場合
ファイルやフォルダを削除したときに、削除対象のファイルの情報をOSからの通知により取得し、ログ化し
ます。
【対策】
1.コピー、移動の場合
ファイルやフォルダをコピーや移動しようとした場合のOSの通知は問題なく発生するため、移動やコピー
が完了したときのOSの通知が来なかった場合でも、ファイルの移動やコピーが行われた可能性があると
判断して処理を実行するように修正しました。
2.削除の場合
起動しているExplorerのウインドウを監視し、閲覧しているフォルダの直下にあるファイルやフォルダの情
報を定期的に取得、取得したファイルやフォルダの数が減少するか、開いていたExplorerのウインドウが
閉じられたら、ファイルを削除された可能性があると判断して処理を実行するように修正しました。
フォルダ
Ver6.6.2.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-27
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/07/22
LanScope Cat Ver6.6.2.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
3.デバイスポリシーで許可したセキュリティUSBメモリが許可されない場合がある問題の修正
【現象】
デバイスポリシー設定画面のセキュリティUSB設定から許可したUSBメモリが、読取専用設定時に許可
されず、書き込みが制限される場合があります。
(禁止設定の場合、またデバイスシリアルポリシーのセキュリティUSB設定画面で許可設定した場合は、
現象は発生しません。問題なく許可されます。)
【影響】
デバイスポリシー設定画面のセキュリティUSB設定から許可したUSBメモリが許可されません。
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.6.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
2011/7/22
1.MRがインストールされている端末が、Windows 2000 / XP / 2003であり、ユーザ権限でログインして
使用している
2.ハードウェア暗号化機能を持つUSBメモリなど、接続したPCのユーザ権限によって、USBデバイスの
情報(プロダクトID)が変化する機器を使用する
【回避方法】
デバイスシリアルポリシーのセキュリティUSB設定画面から使用を許可することで回避できます。
【原因】
デバイスポリシーから使用を許可するセキュリティUSBを設定した場合、接続したPCのユーザ権限によ
ってプロダクトIDが変化するUSBデバイスを使用すると、許可するUSBデバイスの判別が正しくできなく
なり、使用を許可するUSBデバイスと認識されないため、発生します。
【対策】
上記条件下でも、正しくセキュリティUSBとして使用を許可したUSBデバイスを使用できるように修正しま
した。
フォルダ
Ver6.6.2.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-27
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/07/22
LanScope Cat Ver6.6.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
1.デスクトップ上のファイルを完全削除すると削除ログが欠損する問題の修正
【現象】
デスクトップやデスクトップ上のフォルダ内にあるファイルやフォルダを複数選択して、一度に完全削除
(Shift + Delete)すると、削除ログが一部または全部欠損する場合があります。
【影響】
ファイルやフォルダの削除ログが一部または全部欠損します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.MRをインストールしている端末のOSが Windows Vista / 7 / 2008 / 2008R2 である
リアルタイム
2.複数のファイルやフォルダを一度に完全削除(Shift + Deleteキーを押して削除)する
2011/7/22
イベント
(およそ80個以上のファイルやフォルダを削除したときに発生を確認していますが、明確な条件は不
明です。)
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.2.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
デスクトップのファイル操作は、デスクトップを監査して、ファイルを操作したときに発生するOSからの通
知をMRが受信することでログ化しています。
デスクトップ上の80個以上のファイルやフォルダを完全削除した場合、OSからの通知がまったく来ない、
または、一部のファイル分しか来ないために発生します。
【対策】
MRはデスクトップにあるファイルやフォルダの情報を定期的に取得、取得したファイルやフォルダの数が
が減少したら、ファイルを削除された可能性があると判断して処理を実行するように修正しました。
2.同じ拡張子で同じファイル名のファイルを2度削除すると、削除ログが欠損する問題の修正
【現象】
同じ拡張子で同じファイル名のファイルを同一フォルダ内で2度削除すると、2回目以降のファイル削除ロ
グが欠損する場合があります。
【影響】
2回目のファイル削除ログが取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、Cat6 の全バージョンのMR
【発生条件】
以下の手順に合致する場合に発生します。
1.以下の方法でファイルAを削除する
・Deleteキーを押す
リアルタイム
・Shift + Deleteキーを押す
2011/7/22
イベント
・ファイルを右クリックして、ポップアップメニューの「削除」を実行する
2.ファイルAと同階層に、ファイルAと同じ拡張子で同じファイル名のファイルを作成する
(これをファイルA'とする)
3.ファイルA'をゴミ箱に ドラッグ アンド ドロップ で削除する
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.6.2.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRはログが重複しないようにフィルタ処理を行っています。
上記手順のようにファイルを削除した場合、このフィルタ処理によってログとして判断されないため、発生
します。
【対策】
上記条件下でもファイル削除ログを取得するように修正しました。
Ver6.6.2.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-27
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/07/22
LanScope Cat Ver6.6.2.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
3.使用を許可設定しているセキュリティUSBが許可されないことがある問題の修正
【現象】
統合コンソールのデバイスシリアルポリシーのセキュリティUSB設定画面から使用を許可している
USBデバイスが、使用許可されず、禁止や読取専用になる場合があります。
【影響】
使用を許可しているはずのUSBデバイスが禁止、または読取専用になります。
(再度USBデバイスを接続しなおすと現象が改善する場合があります。)
【発生バージョン】
LanScopeCat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
特に発生の規則性は見つかっておらず、詳細な発生原因は不明です。
【回避方法】
USBデバイスを再度接続しなおすと現象が解消する場合があります。
2011/7/22
【原因】
調査の結果、以下のような事象が確認できました。OS側で高負荷状態の場合に以下のような事象が
発生する可能性があると考えています。
1.接続したUSBデバイスのシリアルNOをMRが取得する処理で失敗することがあるため、許可対象の
セキュリティUSBであると認識できないため発生します。
2.OS上ではディスクドライブとして認識されている状態なのにUSBデバイス自体は未接続状態と認識
されているため、USBデバイスの情報が取得できず、セキュリティUSBであると認識できないため発
生します。
【対策】
接続されたUSBデバイスが使用を許可しているセキュリティUSBであるかどうかを判断する場合、USB
デバイスから取得したシリアルNOではなく、OS側が保持しているデバイスの情報(インスタンスID)を
元に判断することで、USBデバイスから直接情報を取得できない場合でもセキュリティUSBとして認識
できるように修正しました。
Ver6.6.2.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-28
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/08/10
LanScope Cat Ver6.6.2.1
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.6.2.1:2011年7月29日 13:26:32) EPMgr(6.6.2.0:2011年6月27日 9:40:28) INVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:48)
TSKMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:06) REVMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:52) FDLMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:44)
WACMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:08) SVRMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:51:02) DTCMgr(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:38)
Webcsl(6.6.0.0) MR(6.6.2.1:2011年8月4日 9:26:36) SA(6.6.1.0:2011年5月10日 9:25:22) SAE(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:58)
DA(6.6.0.0:2011年3月7日 9:50:34) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.6.2.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.6.2.0からの改良点はありません。
Ver6.6.2.1 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-28
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/08/10
LanScope Cat Ver6.6.2.1
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス制
御
日付
内容
1.デバイス制御機能でセキュリティUSB設定、もしくはデバイスポリシー設定のセキュリティUSB設定で許可
をしていた場合に機器が許可されない場合がある問題の修正
【現象】
デバイス制御機能でセキュリティUSB設定、もしくはデバイスポリシー設定のセキュリティUSB設定で許可
をしていた場合に機器が許可されず、禁止や制限されてしまうことがあります。
【影響】
今まで許可され、使用できていた機器がLanScopCat6 Ver6.6.2.0のMRバージョンアップ後に許可されず、
使用できなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.2.0のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.「デバイスポリシー」の「デバイスポリシー設定」で[外付け禁止]か[読取専用]に設定している
2.「デバイスポリシー」と「デバイスシリアルポリシー」の「セキュリティUSB設定」のどちらかで該当デバ
2011/8/10
イスを許可している
3.許可しているデバイスの「シリアルNO」情報に空白文字が含まれる
【回避方法】
「デバイスポリシー設定」の「キーワード設定」で該当デバイスを登録することで回避できます。
【原因】
Ver6.6.2.0でデバイスシリアル情報を[USB機器から直接取得する]方式から[Windowsレジストリのデバイ
スID情報を取得する]方式に変更しました。
この時、WindowsレジストリのデバイスID情報は、USB機器のシリアル情報を基に作成されているので同じ
情報になるのですが、シリアル情報に「(空白文字)」が含まれている場合に、デバイスID情報では「_(アン
ダー)バー)」に置き換える動作をしていました。このため、USB機器から直接取得されている許可シリアル
情報とデバイスIDのシリアル情報が一致しなくなり、許可対象と判断されなくなってしまうため、発生します。
【対策】
許可シリアル情報に空白文字が含まれていた場合はアンダーバーに置き換えて比較することで正確に
一致判断ができるように修正しました。
Ver6.6.2.1 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.7.0.0:2011年9月2日 10:19:08) EPMgr(6.7.0.0:2011年8月11日 14:47:50) INVMgr(6.7.0.0:2011年8月12日 11:32:22)
TSKMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:20:22) REVMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:40) FDLMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:34)
WACMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:56) SVRMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:52) DTCMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:26)
Webcsl(6.7.0.0) MR(6.7.0.0:2011年9月9日 9:08:16) SA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:44) SAE(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:48)
DA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:22) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
資産管理
1.SNMP対応機器管理機能を追加しました。
【内容】
SNMP(Simple Network Management Protocol)はインターネット標準のネットワーク管理用
プロトコルです。SNMPは、マネージャが管理対象のエージェントと通信して、MIB(Manage
ment Infomation Base)と呼ばれる一種のデータベースにアクセスすることにより管理を行います。
Ver6.7.0.0では、SNMPを使用し、ネットワーク内のプリンタやルータ、スイッチ/ハブ、 をはじめ
Linux/Unix、Macintoshマシンの機器情報を自動取得することができます。
また、重要なネットワーク機器の死活監視をリアルタイムに行うことで、ネットワークトラブル
に迅速に対応することが可能になります。
※SNMPが有効になっている機器が対象になります。
【特徴】
1.ネットワーク内の機器の情報を自動取得し、レポート化します。
2011/10/3
「資産レポート」表示から、自動取得した下記ネットワーク機器情報を以下のように分類し、
レポート表示することができます。
・プリンタ
・ルータ
・スイッチ/Hub
・Windows端末
・Linux端末
・Macintosh端末
・その他
2.ネットワーク機器の死活監視を行うことができます。
重要なネットワーク機器の死活監視をリアルタイムに行うことで、ネットワークトラブルに
迅速に対応することが可能になります。ネットワーク機器の状態がグラフで表示されるので、
視覚的に状態を確認することができます。
資産管理
2.ログオンログオフログ取得機能を追加しました。
【内容】
2011/10/3
これまでのエージェント端末の電源ON/OFFログに加えて、エージェント端末のログオン、
ログオフログを取得できるようになります。ログオンログオフログはWebコンソール上で
最大366日間の情報が確認できます。またCSVバックアップも可能です。
3.リモート電源管理機能を追加しました。
【内容】
遠隔地にある、エージェント端末の電源のON/OFF管理、また電源管理のスケジュール設定、
統合コンソー
省電力設定を行うことが可能になります。
2011/10/3
ル
※リモート電源ONはクライアント端末がWake On LANに対応しており、有効にする必要があります。
【特徴】
1.遠隔地にあるエージェントの電源管理、スケジューリングができます。
2.エージェント端末の省電力設定ができます。
4.MR登録先自動振り分け機能を追加しました。
【内容】
複数サブマネージャサーバをお持ちの環境で、MRの登録先サブマネージャを、自動的に判断
できるようになります。各サブマネージャ対して、登録するIPアドレス範囲を指定することで、MR
インストール時に自動的に登録先サブマネージャを判断します。
【MR登録先自動振り分け機能イメージ】
統合コンソー
2011/10/3
ル
統合マネー
ジャ
クライアント端
末
①
②
③
サブマネージャ
A
サブマネージャ
B
サブマネージャ
C
①MR登録先設定をしているインストーラを実行する。
②統合マネージャに自端末のIPアドレスを送り、登録先サブマネージャを確認する。
③条件に合致する登録先サブマネージャに登録する。
Ver6.7.0.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■改良点
項目
日付
内容
1.ファイル操作ログで「Secure / Labeling」のラベル情報が取得できるように改良しました。
【内容】
NRIセキュアテクノロジーズ社の「SecureCube / Labeling」に対応しました。
リアルタイムイベントポリシーのファイル操作ログにて「ラベル」項目を追加し、ラベル情報を
確認できるようになります。
【対応環境】
リアルタイム
2011/10/3 Ver6.7.0.0で対応の「SecureCube / Labeling」ソフトのバージョン
イベント
・SecureCube / Labeling Enterprise Version 2.2 以上
・SecureCube / Labeling Standard Version 2.2以上
・SecureCube / Labeling Personal Version 1.3 以上
【NRIセキュアラベル取得のファイル操作ログ例】
(2012/5/23 追記)
2.Webアクセス監視機能を改良しました。
【内容】
閲覧許可禁止設定の改良、Webブラウザへの書込みログ取得対応、ダウンロード時のURL取得
の改良を行いました。また、環境対応として、Internet Explorer9に対応しました。
【特徴】
1.Web書込みログが取得できます。
Web上の掲示板や、業務上不適切なWebサイト等への書き込み、投稿のログを取得できる
Webアクセス 2011/10/3
ようにしました。閲覧は許可するが、書込みについて監視したい、またはアラーム/禁止を
したいというユーザー様にご利用いただけます。
2.ホワイトリストの設定ができます。
これまでのWebアクセス監視機能では、Webサイトの閲覧、アップロード等について、キーワ
ードやURLによるアラーム/禁止設定のブラックリスト方式のみでしたが、Ver6.7.0.0より、ホワ
イトリスト方式の設定に対応しました。
3.ダウンロードを行った際のURLがログ取得できるようになりました。
URLからダウンロード元のサイトを特定することができます。
3.アラームポップアップ通知機能を改良しました。
【内容】
Ver6.7.0.0より、ポリシーで禁止されている操作だけでなく、各種アラーム操作発生時にもクライ
アントPC側にポップアップを表示できるようにしました。
【アラームポップアップ機能概要】
・各ポリシー設定でアラーム/禁止設定を行っている場合、該当の操作があった場合、エージェ
ント端末側にポップアップメッセージを表示する設定ができます。
・エージェント端末のログオン後に、「前回起動日の違反操作一覧」を表示し、件数と履歴を確認
させることができます。
●アラーム通知ポップアップ
画面
MR
●禁止通知ポップアップ画
面
2011/10/3
●前回起動日の違反操作履歴画面
Ver6.7.0.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■改良点
項目
日付
内容
4.ファイル操作ログ取得機能を改良しました。
【内容】
リアルタイム
2011/10/3 リアルタイムイベントポリシーのファイル操作ログで、コマンドプロンプトによるファイル操作
イベント
ログの取得と、Outlook2003/2007/2010のメール添付ログの取得に対応しました。
また、メール添付アラームも取得できます。
資産管理
5.ウイルス対策ソフト管理機能を改良しました。
【内容】
資産管理機能のウィルス対策ソフト管理が、シマンテック社、マカフィー社の製品情報に
対応しました。また、トレンドマイクロ社の対応製品を追加しました。
【ウイルス対策ソフト対応製品】
①トレンドマイクロ社
・ウィルスバスター 2011 クラウド
②シマンテック社
・Symantec Endpoint Protection 11.0
2011/10/3
・Symantec Endpoint Protection Small Business Edition
・Norton AntiVirus 2011
・Norton Internet Security 2011
・Norton 360 バージョン 5.0
③マカフィー社
・McAfee VirusScan Enterprise 8.5i / 8.7i / 8.8
・McAfee SaaS Endpoint Protection
・マカフィー アンチウイルス プラス 2011
・マカフィー インターネットセキュリティ 2011
・マカフィー トータルプロテクション 2011
資産管理
6.資産任意項目を改良しました。
【内容】
①資産管理一覧の「資産任意項目」の上限数を20個から200個まで作成できるように
2011/10/3
しました。
②レジストリキー管理機能で取得した、任意のデータを資産任意項目に反映できる
ようになりました。
資産管理
7.スタンドアロンMRを改良しました。
【内容】
2011/10/3
①スタンドアロンMRのインストール方法に、MR自動インストーラでインストールできる
ようになりました。
②資産管理機能のソフトウェア資産管理がスタンドアロンMRにも対応しました。
資産管理
8.レジストリキー取得機能を改良しました。
【内容】
2011/10/3
資産管理機能のレジストリキー管理で、バイナリ値についても取得できるようになりました。
※取得できるバイナリ値は83バイトまでとなります。84バイト以上の値については、これまで
通り「(バイナリ)」という表示になります。
資産管理
9.資産トラップ方法を改良しました。
【内容】
資産管理機能の資産情報トラップ方法を改良しました。ログイン直後では取得できない場合が
2011/10/3
ある資産情報、NIC情報、ウィルス対策ソフトンパターンファイル情報、インストールAP情報、
MSOffice情報をより正確に取得することができます。
MR端末のログイン後の資産情報トラップ以降、1時間置きに差分情報を送信するようにしました。
エージェント 2011/10/3
10.アンインストール時のメッセージを改良しました。
【内容】
MR、DA、SA、SAEをアンインストールする場合に、再起動を促すメッセージを表示するように
改良しました。
Ver6.7.0.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■改良点
項目
日付
内容
11.ライセンス登録処理を改良しました。
【内容】
複数のサブマネージャを設置されている場合に、1台でもサブマネージャが停止していると
全サブマネージャの配下に登録されているエージェントに対して、「MRライセンス登録」や
統合コンソー
2011/10/3 「MRライセンス編集」「エージェント一括移動・削除」ができませんでしたが、稼働している
ル
サブマネージャ配下のエージェントに対してはできるようになりました。
※以下の条件においては全サブマネージャが稼働していないとライセンス登録ができません。
①ライセンス編集画面・・・ネットワーク全体を対象として選択した場合。
②エージェント一括移動・削除画面・・・ネットワーク全体から画面を呼び出した場合
(2012/4/4、2012/5/23 追記、修正)
動作環境
12.対応環境が増えました。
【内容】
新たに以下の環境に対応しました。
■SQL Server
・ SQL Server 2008 R2 StandardEdition SP1
・ SQL Server 2008 R2 ExpressEdition SP1
2011/10/3
■Windows
・ Windows Storage Server2008/2008R2
■AMT
・Intel vPro AMT7.0
■Officeソフト
・Microsoft Office 2010
■仮想化環境
・Xen Desktop 4.0、5.0SP1
Ver6.7.0.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が高の修正点)
項目
日付
内容
1.ファイル操作ログが取得できなくなる場合がある問題の修正
【現象】
CDライティングソフトでファイルを書き込みしている途中や書き込み直後にライティングソフトの
アプリケーションを終了すると、それ以降からファイル操作ログが取得できなくなる場合があります。
【影響】
次のログが取得できなくなります。
・ファイル操作ログ
・Webアップロードログ
・APID監査ログ
・リアルタイムイベントログ
・Webアクセスログ
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
リアルタイム
2011/10/3
1.ファイル操作ログを取得する設定を行っている
イベント
2.Windows2000以上のOSである
3.ライティングソフトを使用し、CD書き込み処理を開始後1秒以内に、ライティングソフトのプロセスを
タスクマネージャから終了した
4.OS付属ではないライティングソフトを使用した
【回避方法】
CD書き込み処理完了後、しばらくしてからライティングソフトを「閉じる」や「×」で正しく終了することで
回避できます。
※現象が発生した場合は、ログオン・ログオフをし直すか、OSを再起動することで回避できます。
【原因】
CD書き込みログを取得するために、MRはライティングソフトのプロセスを監視しています。
CD書き込みログを検知すると、MRは1秒以上CD書き込みが新たに検知されなくなるまで監視を継続
する待機処理を行いますが、上記発生条件に合致する操作を行うと、待機処理状態のままになり、
MRのファイル操作ログ取得処理が動作しなくなってしまうため発生します。
【対策】
上記条件にあてはまる場合でも、正常にファイル操作ログが取得できるように修正しました。
MR
2.ExplorerでCDドライブを開いたままCDを取り出すと、LspEvMon.exeのエラーが表示される問題の
修正
【現象】
ExplorerでCDドライブの中身を表示した状態でCDを取り出すと、LspEvMon.exeが以下のエラーを
表示します。
■エラー内容
ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブE:に挿入してください。
【影響】
エラー画面が表示されますが、PCの動作やログ取得などに影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.2.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.WindowsVista以上のOSである
2011/10/3
2.CDドライブの中身をExplorerで表示している
3.CDを取り外す
また、現象は書き込み可能なCD/DVDであると再現性が高いことと読み取りのみのCDでまれに
発生することを確認しております。
【回避方法】
Explorerを閉じてからCDを取り出す手順で回避できます。
【原因】
Ver6.6.2.0ではファイル削除ログ取得用エンジンとして、開いているExplorer上で表示されている
フォルダやファイルを確認する処理が含まれています。Explorerを開いたままCDを取り外されると、
フォルダやファイルにアクセスできないため発生します。
【対策】
上記条件でもエラーが発生しないように削除ログ取得用エンジンではCDドライブの中身を判定しない
ように修正しました。
※上記対策により「パケットライト方式で書き込み可能としているCD(DVD)については、複数のファイル
やフォルダを一度に削除すると削除ログがあがらない場合がある」制限事項として発生します。
Ver6.7.0.0 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
1.Webコンソールのファイルトレース機能でメールログが表示できない問題の修正
【現象】
Webコンソールのファイルトレースでメールログを表示した際、データの取得に失敗するエラーが表示
されてメールログを表示できません。
【影響】
Webコンソールのファイルトレース画面からメールログの閲覧ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します
Webコンソー
1.Webコンソールの設定でCatとGuardのログを連携表示する設定をしている
2011/10/3
ル
2.トレース対象のファイルを添付して送信したメールログが存在する
【回避方法】
以下のどちらかの方法で回避できます。
・Webコンソールの設定でCatとGuardのログの連携表示をする設定を解除する。
・Webコンソールのメールセキュリティからメールログを参照する。
【原因】
WebコンソールでCatとGuardの連携表示を行っている場合、Cat側のファイルトレース機能からGuard
側のメールログを表示するために必要な複数の情報をわたす必要があります。
この必要な情報のうちひとつをわたしていなかったため、表示処理がエラーとなり発生します。
【対策】
上記条件下でも正しく情報をわたすように修正しました。
2.Webコンソールの長期レポート機能でセキュリティデータにWebアップデートアラーム件数が含まれて
いない問題の修正(1)
【現象】
長期レポート機能で「診断レポート」のセキュリティデータの「アラーム累計」にはWebアップロードアラー
ム件数が含まれているにもかかわらず、円グラフの件数表示には「Webアップロード」が存在しません。
【影響】
・診断レポートと現状把握の箇所で件数の不一致がおこります。
・正確なアラーム件数が把握できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のWebコンソール
Webコンソー
【条件】
2011/10/3
ル
Webアクセスポリシーでアップロードアラーム、もしくは禁止ログがあがっている環境で長期レポートを
閲覧する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要がありま
す。
【原因】
診断レポートでWebキーワード・アップロード全てを含んだWebアクセスアラーム数を表示する箇所に
Webアクセスアラーム数ではなく、Webキーワードアラーム数を表示していたため発生します。
【対策】
診断レポートのセキュリティデータの円グラフの件数表示に、Webアクセスアラーム数を表示するように
修正しました。
3.Webコンソールの長期レポート機能でセキュリティデータにWebアップデートアラーム件数が含まれて
いない問題の修正(2)
【現象】
長期レポート機能で「現状把握」のセキュリティデータのアラーム件数にWebアップロードアラーム件数
が含まれていません。
【影響】
・診断レポートと現状把握の箇所で件数の不一致がおこります。
・正確なアラーム件数が把握できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のWebコンソール
Webコンソー
【条件】
2011/10/3
ル
Webアクセスポリシーでアップロードアラーム、もしくは禁止ログがあがっている環境で長期レポートを
閲覧する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要がありま
す。
【原因】
現状把握のセキュリティデータのアラーム件数にWebアップロードアラーム件数を含む処理がなかった
ため発生します。
【対策】
現状把握のセキュリティデータのアラーム件数に、Webアップロードアラーム件数を含むように修正しま
した。
Ver6.7.0.0 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
4.Webコンソールの長期レポート画面で期間選択画面の集計値より抽出結果の全ログの件数のほうが
大きくなる問題の修正
【現象】
Webコンソールの長期レポート画面で期間選択画面の集計値より抽出結果の全ログの件数のほうが
大きくなります。
【影響】
正確なログ件数が判断できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
以下の手順で発生します。
1.Webアクセスポリシーを設定し、アラームキーワードを複数個設定する
2.2つ以上のキーワードに対して、キーワードアラームを出す
Webコンソー
3.どの期間のログを長期レポートとして表示させるかの期間を選択する
2011/10/3
ル
4.ログ種別の絞込みでWebアクセス監視のキーワードアラームログを選択し、「絞込み実行」を行い、
長期レポートを表示させる
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、WebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要がありま
す。
【原因】
抽出結果は指定した期間中のログ数を表示しているのに対して、期間選択画面に表示される集計値は、
Webアクセスポリシーで設定した1つのキーワードのキーワードアラーム数をWebアクセス全体のキー
ワードアラームの集計値として表示しており、エージェントが持っているキーワードアラームの件数を
正しい集計値で表示できていなかったために発生します。
【対策】
集計値の取得時に1つのキーワードのキーワードアラーム件数を取得していた処理を、エージェントが
挙げた全てのキーワードアラームを集計値として取得することで、ログ数と集計値の件数に差が生じ
ないように修正しました。
5.WebコンソールのWindows OS管理のライセンス一覧画面でグループを選択した場合にCSV
出力に失敗する問題の修正
【現象】
WebコンソールのWindows OS管理のライセンス一覧画面でグループを選択した場合にCSV
出力に失敗します。
【影響】
WebコンソールのWindows OS管理のライセンス一覧画面でグループ単位でのCSVデータが
出力できません。
【発生バージョン】
Webコンソー
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のWebコンソール
2011/10/3
ル
【発生条件】
集計対象を選択する画面で、グループを選択した場合に発生します。
【回避方法】
ネットワーク全体を選択後、出力することで回避できます。
【原因】
WindowsServer2008をCSV出力するクエリを記述する箇所でWindows7、2008R2をCSV出力
するクエリを記述していたため、cgiの内部でクエリ発行時にエラーが発生し、CSV出力に失敗
していました。
【対策】
上記条件でもCSV出力ができるように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
CSVバック
アップ
6.CSVバックアップでサーバセキュリティログの出力に異常に時間がかかる場合がある問題の修正
【現象】
CSVバックアップでサーバセキュリティログの出力に異常に時間がかかる場合があります。
【影響】
・CSVバックアップが翌日までかかると、その後のCSV出力されるべき以下の項目が実行されずに終
了する場合があります。
「新規アプリケーション起動ログ」
「エージェントOnOffログ」
「ドメインログオンログオフログ」
・コンソールやWebコンソールで、サーバ監視に関わるデータの表示や更新に時間がかかる場合があ
ります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.2.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2011/10/3
明確な条件は不明です。
サーバエージェント(SA)を複数台利用している環境で発生する可能性があります。
また、導入してからの期間が長いと発生しやくすくなります。
【回避方法】
サーバエージェント(SA)の情報が格納されているデータベーステーブルに対して、以下のクエリを実行
し、インデックスを再構築することで回避できます。
「DBCC DBREINDEX(SAGTDSP,",0)」
【原因】
CSVバックアップ機能でサーバセキュリティログを出力する際、複数のデータベーステーブル内を結合し
て情報を取得していますが、対象のデータベーステーブル内のデータが断片化していると、データベー
ス側でこの処理に非常に時間がかかるため、発生します。
【対策】
スケジュール更新後に、サーバエージェント情報を格納しているデータベーステーブルに対してインデッ
クスの再構築処理を実行するように修正しました。
CSVバック
アップ
7.CSVバックアップでサーバセキュリティログが失敗または時間がかかる場合がある問題の修正
【現象】
CSVバックアップでサーバセキュリティログがタイムアウトで失敗する場合があります。
【影響】
サーバセキュリティログのCSVバックアップに失敗します。
サーバセキュリティログのCSVバックアップが失敗するまで、移行の項目のCSVバックアップ処理が完
了しません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
明確な条件は不明です。
サーバセキュリティログの件数が多い環境で発生する可能性があります。
2011/10/3
【回避方法】
サーバセキュリティログ、サーバ接続ログが格納されているデータベーステーブルに対して、以下のク
エリを実行し、統計情報を更新することで回避できます。
「UPDATE STATISTICS SECEVLOG」
「UPDATE STATISTICS SECONOFFLOG」
【原因】
データベース側には、データベーステーブルのデータに対してインデックスを使用するべきかどうかなど
を管理している、データ分布の統計情報をもっています。
上記条件に合致する場合、この統計情報が自動で更新されなくなることがあるため、データベースから
情報を取得する処理に非常に時間がかかり、発生します。
【対策】
サーバセキュリティログ、サーバ接続ログのスケジュール更新完了後に、統合マネージャが該当のデー
タベーステーブルに対して、統計情報の更新処理を実行するように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
8.ソフトウェア資産管理で自動資産インポートをすると部署別ライセンス数のデータに不整合が発生する
問題の修正
【現象】
ソフトウェア資産管理で自動資産インポートをすると「部署別ライセンス割当」のデータが別部署のデー
タとなります。
【影響】
割り当てているライセンス数の表示が別部署のデータとして表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.ソフトウェア資産管理で、「部署別ライセンス割当」を入力してインポートを行っている
2011/10/3
2.自動資産インポートを設定している
3.自動資産インポート時には部署名をインポートしている
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があ
ります。
【原因】
再構築時にはすべてのグループについて、グループNOが新しく割り振りなおされるので、グループ関連
のデータベーステーブルは、そのすべてでグループNOを処理する必要があります。
しかし、自動資産インポートの際の再構築処理では、部署別ライセンス数割当のデータベーステーブル
の更新処理が行われていなかったため、再構築後でもグループNOが変わらず、別部署の情報になるこ
とで発生します。
【対策】
上記条件下でもライセンス数が正しく割り当てられるように修正しました。
資産管理
9.統合コンソールから特定のvPro端末が検索できない問題の修正
【現象】
統合コンソールのvPro端末検索機能で、特定のvPro端末を検知、登録できない場合があります。
【影響】
特定のvPro端末を検知できず、vPro端末管理の各機能が使用できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
2011/10/3
ホスト名が34byte以上のvPro端末が存在する場合に発生します。
【回避方法】
vPro端末のホスト名を33byte以下で設定することで回避できます。
【原因】
AMTがVersion7になり、vPro端末で使用できるホスト名の最大長が33byteから63byteに拡張されました。
しかし、そのホスト名を格納するデータベース列が33byteまでしか格納できなかったため、33byte以上の
ホスト名を格納できず発生します。
【対策】
vPro端末のホスト名を格納するデータベース列の最大長を33byteから255byteに修正しました。
資産管理
10.スタンドアロンMRのインポート用ファイルがインポートできない問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRのインポート用ファイルのひとつである「LspStnHdp.txt」がヘッダ情報のみ出力されるた
め、統合コンソールからのインポートに失敗します。
【影響】
スタンドアロンMRの登録に失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
2011/10/3
どの端末でも発生する可能性があります。
【回避方法】
MRがインストールされているPCを再起動し、再度テキストを採取することで回避できる可能性があります。
【原因】
スタンドアロンMRは、端末のハードウェア情報を取得し、LspStnHdp.txtへ出力します。
各情報をテキストに出力する際、データベースに格納できないサイズの情報は格納できるサイズに切り詰
めてから出力しています。この切り詰める処理がエラーになる場合があり、エラーになるとヘッダ情報のみ
出力していたため発生します。
【対策】
取得したデータを切り詰める処理でエラーが発生しないように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 9 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
11.パッケージ配布でBITSのダウンロードジョブを作成できず、配布失敗する問題の修正
【現象】
Windows Vista以上のOSで管理者権限以外のユーザがログインしている時に、201個以上の
ファイルを含むパッケージを配布すると、「BITSのダウンロードジョブを作成できません」の配布
失敗結果が出力され、配布に失敗します。
【影響】
パッケージ配布に失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
ファイル配布 2011/10/3
1.配布対象の端末のOSがWindows Vista/7/2008/2008R2である
2.管理者権限以外のユーザアカウントでログインしている
3.配布するファイルが201個以上である
【回避方法】
管理者権限でのログインで200個以下のファイル数でパッケージを配布することで回避できます。
【原因】
Windows Vista以上のOSにインストールされているBITS3.0以上では、配布できるファイル数の
最大数が200個で設定されているため、発生します。
【対策】
上記条件にあてはまる場合、BITSの設定を変更し、配布可能なファイル数の上限を1000個に
するように修正しました。
12.パッケージ配布機能のパッケージ配布結果に「BITSの状態を取得できません。サービスが
開始されているか確認してください。」のエラーで失敗する問題の修正
【現象】
パッケージ配布の結果ログに以下のエラーが出力され、配布が失敗します。
■エラー内容
BITSの状態を取得できません。サービスが開始されているか確認してください。
【影響】
パッケージ配布に失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
パッケージ配布設定で、ネットワーク通信帯域設定で通信帯域の設定をしている場合に発生
ファイル配布 2011/10/3
します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、MRをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
パッケージ配布設定で、通信帯域の設定をしている場合に、MRは通信帯域の設定を反映させ
るためにOSのBITSを起動させます。また、LspBits.exeは配布実行前にBITSの状態を取得します。
この動作処理の中で、LspBits.exeが配布実行時にBITSの状態を取得しようとするタイミングと、
MRがBITSのサービスを再起動しようとして、BITSのサービスを止めたタイミングが同時になる
場合があり、LspBits.exeがBITSの状態の取得に失敗し、発生します。
【対策】
LspBits.exeが起動してからBITSの状態の取得を1分間リトライする処理を追加し、パッケージ配布
が成功するように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 10 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
13.Windowsへのログイン後、パッケージ配布が失敗する問題の修正
【現象】
パッケージ配布機能で、MR端末ではWindowsログインから5分待機してから、LspBitsが起動
する仕様ですが、5分待機せずにWindowsへのログイン直後にLspBits.exeが起動する場合が記
あり、パッケージ配布で下エラーが発生し、失敗します。
■エラー内容
BITSの状態を取得できません。サービスが開始されているか確認してください。
【影響】
パッケージ配布に失敗します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のMR
【発生条件】
明確な発生条件は不明です。
前回の端末シャットダウン時に、locallogフォルダ内にLspBits.exeをStartmr.exeに起動させる
ファイルが残ったままの状態になる場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、MRをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ファイル配布 2011/10/3
パッケージ配布機能では、配布を実行するLspBits.exeを起動させるまでに以下の処理を行っています。
1.LspBits.exeをWindowsログインの5分後に起動する
2.MRはLspBits.exeをログオンユーザ権限で実行するためにStartmr.exeにLspBits.exeを実行させる
3.MRがStartmr.exeにLspBits.exeを起動させる際にはMRインストールフォルダ内にtxtファイルを作成し、
LspBits.exeを起動させるコマンドをテキストに書き込む
4.Startmr.exeはMRのlocallogフォルダ内にtxtファイルが存在すれば、テキスト内に書かれているコマン
ドでLspBits.exeを起動させる
5.MRはLspBits.exeが終了した場合には再度起動をしなおすために、0.5秒間隔でLspBits.exeのプロセ
スを監視し、見つからなければ再び起動をしなおすために、txtファイルに起動コマンドを書き込む
上記処理の中で、端末シャットダウン時には、MRよりも先にLspBits.exeが終了するため、この終了を
検知したMRは、起動コマンドをテキストに書き出し、そのテキストが残った状態のまま、端末を起動すると、
次回のWindowsログイン直後にLspBits.exeを起動するためのテキストが存在した状態のままStartmr.exe
が起動し、ログイン後すぐにLspBits.exeが起動するため発生します。
【対策】
Startmr.exeが立ち上がった際に、MRインストールフォルダ内にあるテキストを削除する処理を加え、端末
起動から5分後にLspBits.exeあがるようにし、上記エラーを発生させることなく配布ができるように修正を
しました。
14.HotFix配布機能でHotFix配布がログオフ中に実行されると、再起動やシャットダウンの設定が実行
されない問題の修正
【現象】
HotFix配布機能でHotFix配布を実行後にOSのシャットダウンや再起動をする設定で実行した場合、
HotFix配布がログオフ中に実行されると、HotFix実行後のシャットダウンや再起動が行われません。
【影響】
夜間にHotFix配布を実行される運用の場合など、PCが立ち上がった状態のままになります。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上、Cat6のすべてのバージョンのMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.OSがWindows Vista/7/2008/2008R2である
ファイル配布 2011/10/3
2.HotFix配布を実行後にシャットダウンや再起動する設定で配布設定をしている
3.クライアント端末でログオフしている時にHotFix配布がされ、HotFixが実行される
【回避方法】
パッケージ配布機能を利用することで回避できます。
【原因】
配布されたHotFixを実行後、そのプロセスが終了するまでの待つ処理の中で、現在のセッション
IDを確認する処理があります。この処理がVista以降のOSでログオフ中であると、セッションIDの
取得ができないため、完了を待つ処理が続くことで、その後に実行されるシャットダウンや再起動
の処理が実行されず、発生します。
【対策】
上記条件でも完了を待つ処理を完了したものとして扱い、シャットダウンや再起動ができるように
修正しました。
Ver6.7.0.0 - 11 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
デバイス制
御
資産管理
日付
内容
15.デバイスポリシー設定画面と許可セキュリティUSB設定画面の、セキュリティUSB設定数が違う問題
の修正
【現象】
デバイスポリシー設定画面より、許可セキュリティUSB設定画面のセキュリティUSB設定数のほうが少
なくなる場合があります。
【影響】
・セキュリティUSB設定画面の未登録一覧画面にセキュリティUSBとして登録されているはずのUSBデ
バイスが表示されます。
・WEBコンソールのデバイス管理レポートで、セキュリティUSBとして登録されているUSBデバイスがセ
キュリティ登録されていないUSBデバイスとして表示される場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
【発生条件】
2011/10/3
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.サブマネージャが複数台ある
2.別のサブマネージャに登録されている複数のエージェント端末で、同じ未登録のセキュリティUSBを
接続したことがある
3.2の未登録USBをセキュリティUSBとして登録する
4.2の後、該当USBデバイスを最後に使用したエージェントとは、違うサブマネージャに所属している
別エージェントで同じUSBデバイスを接続した
【回避方法】
未登録USB一覧画面に表示されるUSBデバイスをすべて登録することで回避できます。
【原因】
上記条件にあてはまる場合、複数のサブマネージャに所属するMRで接続されたUSBデバイスの情報に
不整合が発生するために発生します。
【対策】
上記条件下でも整合性が取れる処理にし、正しくセキュリティUSBの情報が表示できるように修正しました。
(2011/10/05 項目の表記を修正)
16.MRをインストールしているクライアント端末で日立製作所製のデータ通信カードが使用でき
なくなる場合がある問題の修正
【現象】
MR端末で日立製作所製データ通信カード「DATA0*」を使用すると、データ通信カードが破損し、
WiMAXでの通信ができなくなる場合があります。
【影響】
・WiMAXでの通信ができなくなります。
・事象発生後は、MRがインストールされていないPCでも同様にWiMAX通信ができなくなります。
・事象が発生すると機器が破損します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
2011/10/3
MRがインストールされていると発生します。
【回避方法】
該当のデータ通信カードの情報を取得しないようにフィルタ情報をデータベースに登録することで、
回避可能です。データベースへフィルタ情報を登録するためのツールを用意しております。
詳細は以下のURLにアクセス頂き、【対処方法】を参照してください。
■URL
https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/obstacle102.shtml
【原因】
DATA0*の通信カードを端末に接続した場合、WiMAX通信用ファームが自動的にダウンロードされ
ます。このとき、MRが「DATA0*」に対して行うUSB詳細情報取得の処理と競合することがあり、
「DATA0*」側でファームウェアの不正な書き換えが起き、現象が発生致します。
【対策】
データ通信カード「DATA0*」のUSB情報をデータベースに組み込み処理競合がないように修正
しました。
Ver6.7.0.0 - 12 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が中の修正点)
項目
日付
内容
17.不正PC検知機能で自社MR許可設定を行っていても、自社MRが未稼働になる問題の修正(1)
【現象】
不正PC検知機能で、自社MRのみ許可する設定にしていても、MRが未稼働と判断する場合があります。
【影響】
・自社MRの対象PCを禁止またはアラームとして判断します
・統合コンソールのセグメント表示ツリー上で自社MR端末が禁止もしくはアラームアイコンになります
・ノード管理一覧画面の「MR稼働」が「×」になります
・禁止設定にすると、自社MRでもネットワークに接続できなくなります
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.0.0.0以上の統合マネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.統合コンソールの環境設定画面の「検知エージェント」タブで「自社に登録されているMRであれば
不正PC検知 2011/10/3
許可する」を設定している
2.Ver5.7.0.0以前のバージョンからVer6.0.0.0以上のバージョンへアップデートしたあと、資産管理サブ
マネージャの再登録を行っていない
【回避方法】
資産管理サブマネージャの再登録をすることで回避できます。
【原因】
自社MRであるかどうかを判断する情報は、資産管理サブマネージャと検知サブマネージャ、統合マネ
ージャの3箇所のデータベースに保持しています。
そのため、統合マネージャは資産管理サブマネージャと検知サブマネージャをそれぞれで保持している
情報を同期しています。
上記条件に合致する場合、この同期処理が実行されないため発生します。
【対策】
上記条件下でも自社MRであるか判断する情報を資産管理サブマネージャと検知サブマネージャ間で
正しく同期するように修正しました。
18.自社MR許可設定を行っていても、自社MRが未稼働になる問題の修正(2)
【現象】
不正PC検知機能で、自社MRのみ接続許可する設定にしていても、MRが未稼働と判断する場合が
あります。
【影響】
・自社MRの対象PCを禁止またはアラームとして判断します
・統合コンソールのセグメント表示ツリー上で自社MR端末が禁止もしくはアラームアイコンの表示に
なります
・ノード管理一覧画面の「MR稼働」が「×」になります。
・禁止設定にすると、自社MRでもネットワークに接続できなくなります
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.7.0.0以上、Cat6の全バージョンのMR
不正PC検知 2011/10/3
【発生条件】
明確な発生条件は不明です。
対象MRの起動処理が、通常よりも時間がかかる場合に発生する場合があることを確認しています。
【回避方法】
検知ポリシー設定の任意許可設定で、現象が発生するPCのMACアドレスもしくはIPアドレスを設定
することで回避できます。
【原因】
検知エージェントのMR稼働チェック処理では、自社MRのみ接続を許可する設定を行っている場合、
MRが自社MR判断用の確認キーの照合を行っています。MRの起動処理に時間がかかる環境の
場合、MRが自社MR判断用の確認キーをレジストリから取得できないことがあり、検知エー
ジェントがMRから空の確認キーを受けるため、自社MRではないと判断し、発生します。
【対策】
MR起動直後にも、レジストリから自社MR判断用の確認キーを取得するように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 13 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
コンソール
1.「リアルタイムイベント解析」画面でエージェント名で並びかえるとイベント数で並びかわる問題の修正
【現象】
リアルタイムイベント解析画面のエージェント名で並びかえるとイベント数で並びかえられてしまう場合
があります。
【影響】
エージェント名で並びかえができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6の全てのバージョンの統合コンソール
2011/10/3
【発生条件】
詳細な条件は不明です。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要が
あります。
【原因】
グリッドの各列ごとにソート方法を指定していなかったため、発生します。
【対策】
正しく情報を並びかえるよう修正しました。
コンソール
2.ドメイン情報管理画面でユーザ情報更新に失敗する問題の修正
【現象】
ドメイン情報管理画面で「ユーザ情報更新」ボタンをクリックすると、以下のエラーが表示され、ユーザ
情報の更新に失敗します。
■エラー内容
次のドメインでユーザ情報更新に失敗しました。
ドメイン名(ディレクトリのプロパティキャッシュに見つかりません。)
【影響】
対象のドメインコントローラーからユーザ情報を取得することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のコンソール
2011/10/3
【発生条件】
ドメインコントローラーからの情報取得時に値を正常に取得できず、例外が発生した場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要が
あります。
【原因】
ドメインコントローラーから情報を取得する処理でエラーが発生した場合、その時点で情報取得処理
が止まってまうため、情報を更新することができず失敗します。
【対策】
ドメインコントローラーから情報を取得する処理でエラーが発生しても処理を止めず情報を取得できる
ように修正しました。
コンソール
3.Ver6.6.0.0で機能削除した「MR自動インストール結果ログ」画面が表示できる問題の修正
【現象】
Ver6.6.0.0でMR自動インストール画面でMR自動インストール結果ログの機能を削除しましたが、
MR自動インストール結果ログの画面が表示できるようになっていました。
【影響】
表示ができるだけで影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
2011/10/3
【発生条件】
100%発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MR自動インストール結果ログの画面を削除していなかったことが原因です。
【対策】
コンソールのメニューから「MR自動インストール結果ログ」画面を削除しました。
Ver6.7.0.0 - 14 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
コンソール
日付
内容
4.エージェント検索画面のプラットフォームの項目に「0」や「1」が表示される問題の修正
【現象】
エージェント検索画面に表示する「プラットフォーム」項目には、「32bit」等の情報が表示され
ますが、「0」や「1」が表示されます。
【影響】
32bit等のプラットフォーム情報が不明となる。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のコンソール
【発生条件】
以下の手順で発生します。
2011/10/3
1.CPUタイプとプラットフォームを含む検索をする
2.検索条件で「いずれかの条件を満たす」を選択する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする
必要があります。
【原因】
上記条件下では、プラットフォーム情報をデータベースからとりだしたままの情報(数値)で表示
してしまうために発生します。
【対策】
上記条件下でも表記を正しく変換するように修正しました。
5.「HotFix配布詳細設定」画面で画面サイズを変更すると画面が崩れる問題の修正
【現象】
HotFix配布詳細設定画面で以下の現象が発生します。
1.フォームのサイズを広げた際、フォームの大きさに準じて
「配布するエージェント」の表示が大きくなりません。
(右図①)
2.フォームをサイズを小さくした際、説明文に重なり、「配布
するエージェント」の表示が見えなくなります。
(右図②)
コンソール
①
2011/10/3
【影響】
画面に表示されるデータが見えにくくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上の統合コンソール
②
【発生条件】
フォームのサイズを変更した場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。
【原因】
フォームサイズを大きくしたり、小さくした際に画面を調整する処理がなかったため発生します。
【対策】
フォームサイズを大きくしたり、小さくしたりした際に正しく画面表示を調整するように修正しました。
コンソール
6.統合コンソールのクライアント表示画面で並び替えが正しく動作しない問題の修正
【現象】
統合コンソールのクライアント表示画面で並び替えを実行しても、正しく並び替わらない場合が
あります。
(「MACアドレス」「IPアドレス」「エージェント名」「コンピュータ名」「エージェントNO」のいずれの
場合にも発生します)
【影響】
統合コンソールのクライアント表示画面で並び替えを実行しても正しく並び替わりません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2011/10/3
並び替えの実行対象の部署配下にエージェントアイコンと資産アイコン(プリンタ、ルータ/HUB
など)が混在する場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。統合コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
並び替えの処理ではアイコンのタイプが同じものを比較対象にして並び替えていたため、エージ
ェントアイコンと資産アイコンが混在していると、エージェントアイコンと資産アイコンでの比較が
行われないため、正しく並び替えできず発生します。
(Ver6.6.0.0で修正されていた内容が修正されておりませんでした。)
【対策】
並び替え処理で、アイコンのタイプに関係なく比較し、並べ替えるように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 15 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
コンソール
7.各種ポリシー設定画面からポリシー配信画面を表示するとメモリアクセス違反のエラーが表示
される問題の修正
【現象】
ポリシー設定画面を表示中に、クライアントツリーの再表示が行われることがあります。その後、
ポリシー配信画面を表示しようとするとメモリアドレス違反のダイアログが出ることがあります。
■エラー内容
モジュール'Lspccsl.exe'のアドレス'********'でアドレス'********'に対する書き込み違反がおきました。
【影響】
ポリシー設定画面を閉じてもう一度表示させれば、ポリシー配信画面が表示されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.5.0.0以上のコンソール
【発生条件】
以下の手順で発生します。
1.統合コンソールを複数の端末(例:AとB)で開く
2.Aでポリシー配信ボタンがあるポリシー設定画面を開く
3.Aで何らかの設定を行い、設定ボタンを押す
4.Aでポリシー配信ボタンを押し、ポリシー配信画面を表示して、閉じる
5.Bでクライアントツリーの変更を行う
2011/10/3
(エージェントやグループの移動、再構築など)
6.Aでポリシー設定画面を表示したまましばらくすると、「クライアントツリーまたはポリシーツリーが
最新の状態ではありません。再表示を行います。」とダイアログが表示され、設定画面の裏に隠
れているツリーが再表示される
7.Aでポリシー配信ボタンを押すと、メモリ違反のエラーが出力される
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要が
あります。
【原因】
クライアントツリーは1分ごとにデータベースにあるツリー情報が更新されているかを確認する処理が
あり、更新されていればダイアログを表示させる処理があります。また、この処理はポリシー設定画面
などが現在表示されている画面のNOを記憶し、閉じられていれば0として、記憶したNOが0より大きけ
れば再表示処理を通さないという内容でした。
ポリシー配信画面を表示して、ポリシー配信を表示して閉じると、ポリシー画面を表示しているにも関わ
らず、記憶しているNOが0になってしまいます。その際に表示されるべきでないツリーの再表示ダイアロ
グが表示されておりました。ツリーが再表示されると、ツリーの裏でポリシー設定画面に渡されているポリ
シー情報のオブジェクトが不定となるためメモリアクセス違反が発生します。
【対策】
上記条件下でも、メモリアクセス違反のエラーが出ないように修正しました。
コンソール
8.ウイルス対策ソフト管理機能でクライアント表示のネットワーク全体から製品別フィルタの表示/
非表示にスタンドアロンMRの情報が含まれる問題の修正
【現象】
統合コンソールのクライアント表示のネットワーク全体からウイルス対策ソフト管理を表示し、
右クリックで製品別フィルタを表示させるとスタンドアロンMR端末にしかインストールされて
いないソフトウェアについても、製品別フィルタでは選択できてしまいます。
【影響】
ウイルス対策ソフトの製品別フィルタができませんが、選択はできてしまいます。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6の全てのバージョンの統合コンソール
【発生条件】
2011/10/3
以下の条件で発生します。
・スタンドアロン端末にしかインストールされていないウイルス対策ソフトが存在する
・ネットワーク全体からウイルス対策ソフト管理画面を表示する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする
必要があります。
【原因】
インストールしているソフトを列挙するクエリで、サブマネージャNOの指定がないネットワーク
全体ではスタンドアロンMRの処理がなかったため発生します。
【対策】
上記条件でも、スタンドアロンMRのウイルスタ対策ソフトの情報が含まれないように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 16 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
コンソール
9.レジストリキー取得設定画面で「表示名」の前後にスペースを含んだデータをインポート後に、
編集をしても設定が完了しない問題の修正
【現象】
レジストリキー取得設定画面で「表示名」の前後にスペースを含んだデータをインポート後に
「表示名」は変更せずに、他の項目を編集し、OKボタンをクリックすると、以下のダイアログが
表示され、設定を完了することができません。
■ダイアログ内容
同じ表示名が既に設定されています。
【影響】
設定したデータの編集ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5、Cat6の全てのバージョンのコンソール
【発生条件】
2011/10/3
以下の手順で発生します。
1.「表示名」の前後にスペースを含んだデータをインポートする
2.「表示名」の前後にスペースを含んだデータを(1でインポートしたデータ)を編集し、「表示名」を
変えずにOKボタンをクリックする
【回避方法】
以下のいずれかの方法で回避できます。
・「表示名」の前後にスペースを含めずインポートする
・「表示名」の前後のスペースを削除して設定する
【原因】
データ編集の際に編集前の「表示名」と設定する「表示名」が同じかどうかを判断する処理で前後の
スペースを削除した内容と比較していたため、発生します。
【対策】
上記条件でもスペースを削除した内容と比較しないようにし、データ編集ができるように修正しました。
コンソール
10.レジストリキー取得設定画面でデータがない状態でエクスポートを行うとエラーが発生する問題
の修正
【現象】
レジストリキー取得設定画面でデータがない状態でデータエクスポートを行うと以下のエラーが
発生します。
■エラー内容
エラーが発生しました。データエクスポートを中止します。
【影響】
エラーが発生するのみで影響はありません。
【発生バージョン】
2011/10/3
LanScope Cat5、Cat6の全てのバージョンのコンソール
【発生条件】
レジストリキー取得画面でデータがない状態でエクスポートを行うと発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
レジストリキー取得設定画面でエクスポートを行った後、エクスポート前に選択されていたデータを
選択する時にデータがない場合は1行目のデータを選択しようとしてエラーが発生します。
【対策】
上記条件でもエラーが発生しないように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 17 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
11.Webコンソールでメニュー表示のフレームが2つ表示される問題の修正
【現象】
Webコンソールでフレーム表示を選択している状態で、再度「フレームあり」の選択が可能になり、
フレームが二重表示されます。
【影響】
フレーム画面が二重で表示されます。ログの表示などに問題はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、Cat6の全てのバージョンのWebコンソール
【発生条件】
Webコンソー
2011/10/3
以下の手順で発生します。
ル
1.フレームを表示させる
2.セキュリティリスク推移画面に移動し、グラフに表示するアラームを選択する
3.トップページに戻り、「フレーム有り」ボタンを押す
【回避方法】
フレーム無しボタンを押してから再度フレームを表示することで回避できます。
【原因】
上記条件にある操作を行った場合、フレーム表示をしていない状態と誤認識するために発生します。
【対策】
上記条件下でも、フレーム表示の状態を正しく認識するように修正しました。
12.WebコンソールのUSB資産情報レポート画面の表示に失敗する問題の修正
【現象】
WebコンソールのUSB資産情報レポートを表示させようとすると失敗します。
【影響】
WebコンソールでUSB資産情報を確認することができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のWebコンソール
【発生条件】
Webコンソー
USB資産情報のデータ量が多く、データベース情報を取り出す処理に5分以上かかる場合に
2011/10/3
ル
発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよびWebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする
必要があります。
【原因】
Webコンソール側でUSB資産情報レポートを表示するためのタイムアウト値が5分に設定されて
いたために発生します。
【対策】
USB資産情報レポートを表示するためのタイムアウト値を1時間に修正しました。
13.Webコンソールのファイル追跡でログ検索が正しく表示されない問題の修正
【現象】
Webコンソールのファイル追跡画面からログオンユーザ指定によるログ検索を行っても、ファイル
の作成・削除ログが検索結果に表示されません。
【影響】
ファイルの作成・削除ログがログオンユーザ名の検索時に表示できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.1.0.0以上、Cat6の全てのバージョンのWebコンソール
【発生条件】
Webコンソー
以下の手順で発生します。
2011/10/3
ル
1.ファイル追跡レポート画面で「操作指定」のチェックボックスで「作成」「削除」にチェックをする
2.「ログオンユーザ指定」でログオンユーザ名を入力し、検索を実行する
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび、WebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする
必要があります。
【原因】
上記条件に合致する場合、ファイルの作成、削除ログを含まない形でデータベースからログ情報を
とりだしていたために発生します。
【対策】
上記条件下でも、正しくファイルの作成、削除ログを表示するように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 18 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
14.Webコンソールの1週間連続未稼働エージェント画面で表示するエージェント台数が多くなる問題の修正
【現象】
Webコンソールの「エージェント稼働実績」から「1週間連続未稼働エージェント」画面に表示される
台数が、実際に表示されるべきエージェントの台数より多くなります。
【影響】
1週間連続未稼働エージェントの台数表示に、ライセンス付与していないエージェントも含んでしまう
ため、実際のエージェント数より多く表示されます。
【発生バージョン】
Webコンソー
LanScope Cat3、Cat5、Cat6の全てのバージョンのWebコンソール
2011/10/3
ル
【発生条件】
ライセンスが登録されていないエージェントが存在する場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよびWebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要が
あります。
【原因】
ライセンス登録されていないエージェントも台数に含める処理にしていたために発生します。
【対策】
ライセンス登録されていないエージェントを台数に含めないように修正しました。
15.Webコンソールのファイル追跡レポート画面のトレース履歴に表示されてはいけないアップロード
ログが表示される問題の修正
【現象】
Webコンソールのファイル追跡レポート画面のトレース履歴の最後にアップロードログが表示された
場合、それ以降のファイル操作の追跡が無くても、対象ファイルの変更先一覧にアップデートログが
表示されます。
【影響】
・アップロードの操作以降も、ファイルを追跡するリンクが表示されます。
・対象ファイルの変更先一覧で表示されたログのリンクを押した際に、アップロードの履歴が複数
表示されます。
【発生バージョン】
Webコンソー
LanScope Cat6の全てのバージョンのWebコンソール
2011/10/3
ル
【発生条件】
以下の条件で発生します。
1.同じ名前かつ、同じ場所にあるファイルのアップロードを複数回行ったログがある場合
2.1の条件でアップロードしたうち、日付の若いほうのアップロードをファイル追跡レポートで追った場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよびWebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要が
あります。
【原因】
トレース履歴の最後がどの種類のログであっても、それ以降の時刻で変更先一覧を取得する処理と
していたために発生します。
【対策】
上記条件でも対象ファイルの変更先一覧にアップロードログが表示されないように修正しました。
16.Webコンソールで特定の文字列を検索した際に、検索結果が他の文字列で表示されてしまう
問題の修正
【現象】
Webコンソールで特定の文字列を検索した際に、検索結果が他の文字列で表示されてしまいます。
【影響】
・検索結果に入力していない特殊文字が表示されます。
・特殊文字で検索を行った場合、検索にHITしません。
・以下の検索箇所で検索を実施した際に発生します。
1.リアルタイムイベントログ
2.Webアクセスログ
3.操作アラームログ
Webコンソー
4.サーバセキュリティ
2011/10/3
ル
5.ファイルエキスパート
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6の全てのバージョンのWebコンソール
【発生条件】
特殊文字のコードを含む文字列で検索を行うと発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよびWebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする
必要があります。
【原因】
HTML特殊文字をエンコードする関数を組み込んでいなかったために発生します。
【対策】
上記条件でも特殊文字を表示させないように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 19 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
17.Webコンソールの特定ページを開くと、イベントビューアのアプリケーションログに警告イベントが
発生する問題の修正
【現象】
Webコンソールの特定のページを開くと、イベントビューアのアプリケーションログに以下の警告
イベントが発生します。
■警告イベント内容抜粋
危険な可能性のあるRequest.Path値がクライアント(<)から検出されました。
【影響】
イベントビューアのアプリケーションログに警告イベントが発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat3、Cat5、Cat6の全てのバージョンのWebコンソール
【発生条件】
100%発生ではありません。一時ファイルなどを全て削除した後の1回目で下記のページ閲覧を
すると発生しやすいことを確認しております。
■閲覧ページ
・アプリケーション稼働管理
・インストールアプリケーション管理
Webコンソー
2011/10/3
・アプリケーションバージョン管理
ル
・アップデート管理
・プリント管理
・エージェント稼働実績
・ファイルエキスパート管理
・Webアクセス管理
・サーバアクセス管理
・Windows OS管理
・アプリケーションライセンス管理
・セグメント管理
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよびWebコンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする
必要があります。
【原因】
HTMLファイル内にOSが危険なスクリプトが含まれている可能性があると判断する処理が含まれ
ていたため発生します。
【対策】
上記条件でも警告イベントが発生しない処理に修正しました。
統合マネー
ジャ
18.アラーム通知メール送信失敗時に保存するテキストにファイルサイズの情報が出力されない
問題の修正
【現象】
アラーム通知メールは統合マネージャが送信していますが、送信処理に失敗した際、その
アラームメールの内容をテキストファイルに出力します。そのテキストファイル内に、アラームに
抵触したファイル操作のファイル情報が出力されません。
【影響】
アラーム通知メール送信失敗テキストの内容から、操作したファイルのファイルサイズが分かりません。
(統合コンソールやWebコンソールからは確認できます)
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上の統合マネージャ
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.以下のいずれかのアラームに抵触した場合
・オフラインデバイス書込アラーム
2011/10/3
・リモートPC書込アラーム
・CSVファイル出力アラーム
・ローカル共有アラーム
・機密フォルダアクセスアラーム
・ファイル操作カスタマイズアラーム
・早朝操作アラーム
・深夜操作アラーム
2.ファイル作成、ファイルコピー、ファイル移動等、ファイルサイズが出力されるような操作を行った場合
3.アラームメールの送信に失敗した場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
アラームメールの送信に失敗した内容をテキストファイルに書き出す処理に、ファイルサイズの
情報を出力するために発生します。
【対策】
ファイルサイズを書き出すように修正をしました。
Ver6.7.0.0 - 20 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
MR
資産管理
日付
内容
19.ファイル操作によってMRのメモリリークが発生する場合がある問題の修正
【現象】
ファイル操作によってMRのメモリリークが発生する場合があります。
【影響】
微小のメモリ上昇が発生し、端末のリソースを圧迫する可能性があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.2.0以上のMR
【発生条件】
・OSがVista以降である場合
・フォルダを開いたり、閉じたりを繰り返した場合
・同じパスの削除またはフォルダ作成、フォルダ名変更(移動)を繰り返した場合
(削除:15秒以内、フォルダ作成:5秒以内、フォルダ名変更(移動):5秒以内)
・フォルダの作成(移動による作成も含む)を繰り返した場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.6.2.0で追加したファイル移動、コピー、削除の補完処理によってメモリリークが発生します。
2011/10/3
①ファイル削除ログ補完の新エンジンの処理で、エクスプローラー内のファイル数を数えて、前回の
数と比較し、その数が減っていればファイル削除された可能性があるという判断処理を追加してい
ます。この比較の際にエクスプローラーを閉じられていると比較対象がなくなるため、比較用に
クラスを作成していますが、そのクラスの解放処理がなかったため発生します。
②ログ補完処理によって補完されたログと、既存のログの重複を防ぐために同じパスに対する削除、
フォルダ作成、フォルダ名前変更(移動)が行われた場合に、短期間の間、そのパスをリストに
保存しておき、比較して同じパスであれば、ログをあげない動きになっており、この比較の際に
比較用のクラスを作成しているが、この比較用のクラスが、比較の結果リストから同じパスが
見つからなかったときしか開放されていなかったため、短期間に同じパスの削除またはフォルダ
作成、フォルダ名変更(移動)が行われていた場合に発生します。
③上記②のフィルタのうち、フォルダ削除のフィルタについては、フォルダが作成や移動されたタイ
ミングで削除されたフォルダのリストから取り除く処理があるが、このリストから取り除く際に作ら
られているクラスの解放処理が無かったために、フォルダの作成やフォルダ移動が行われた
場合に発生します。
【対策】
上記条件でもクラスを作成した場合には必ず解放を行う処理を追加し、メモリリークが発生しないように
修正しました。
20.資産管理一覧の「OSバージョン」が「XP Proessional」として取得される問題の修正
【現象】
資産管理一覧画面の「OSバージョン」が「XP Proessional」として取得されます。
【影響】
正しい資産情報として取得できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.3.0.0以上、Cat6の全てのバージョンのMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
2011/10/3
1.OS上のWMI上のOS情報が[Microsoft(R)]で始まる
2.Windows2003以外
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
WMIから取得したOSバージョンの文字列をCat用に変換する処理でXP(x64)の情報が2003の情報とし
て扱われていたため、バージョン文字列の処理が正しく行われていなかったためです。
【対策】
上記条件下でも、正しく情報を変換できるように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 21 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
21.スタンドアロンMRのインポート時にエラーがでる問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRをインポート時に空のファイルを読み込むと「リストのインデックスが範囲を
超えています」のエラーダイアログが表示されます。
【影響】
スタンドアロンMRのインポートができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上のコンソール
2011/10/3
【発生条件】
スタンドアロンMRのインポートファイルは存在するが、ファイル内に何も記述されていない。
【回避方法】
ヘッダーを記述する。
【原因】
インポートファイル内のヘッダーの内容が正しいかのチェック処理でヘッダーがないためです。
【対策】
ヘッダのチェック処理時の条件を変更し、失敗するように修正しました。
資産管理
22.スタンドアロンMRのインポート時にループする問題の修正
【現象】
スタンドアロンMRをインポート時、インポートに失敗した場合、インポート処理がループします。
【影響】
スタンドアロンMRのインポートができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.6.0.0以上のコンソール
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
2011/10/3
1.スタンドアロンMRのインポートファイルは存在するが、ファイル内に何も記述されていない。
2.「スタンドアロンMR情報ファイル指定」でディレクトリを指定する際、インポートファイルの直上の
ディレクトリよりも上位のディレクトリを指定する。
【回避方法】
回避方法はありません。LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
「スタンドアロン情報ファイル指定」する際、直下にスタンドアロンMRのインポートファイルがない場合、
内部処理で終了条件を満たすことができないためです。
【対策】
インポートに失敗した際にも終了条件を満たせるように修正しました。
資産管理
23.利用ソフトウェア管理台帳のインポートに成功しても失敗表示される問題の修正
【現象】
統合コンソールのソフトウェア資産管理画面から利用ソフトウェア資産管理台帳をインポート
すると、すべてのデータを更新しても、「一部もしくは全てのデータはインポートされませんで
した」というダイアログメッセージを表示します。
【影響】
インポート処理は成功するため、処理上の影響はありませんが、インポート結果を正しく判断
できません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
【発生条件】
2011/10/3
利用ソフトウェア管理台帳のExcelシートのうち、ライセンスを個別に扱うシートの情報が以下の
すべての条件に合致する場合に発生します。
1.エージェント数が2台以下
2.合計の行までに空白行がある
【回避方法】
3台以上のエージェントを含むExcelファイルをインポートすることで回避できます。
【原因】
ライセンスを個別に扱うシートの情報をインポートする際、エージェントの1行目の情報から合計
の1行前までを一度CSVとして出力してから読み込みを行っています。このとき、空白行があった
場合、インポート処理に失敗するため発生します。
【対策】
空白行があれば、その行のインポート処理を行わないように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 22 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
資産管理
24.ソフトウェア資産管理機能でHotFixのソフトウェア情報がHotFixと判断されない問題の修正
【現象】
ソフトウェア資産管理画面の「種別」項目でHotFixであるにもかかわらず、「HotFix」と入らない
ソフトウェアが登録されます。
【影響】
HotFixであるにも関わらず、「種別」にHotFixが入らないソフトウェアがあるため、何のソフト
ウェアかの判断ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のMR
2011/10/3
【発生条件】
資産情報取得の際に必ず発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
HotFix判断処理を行う際にVBSスクリプトを使用して、HotFixであるソフトウェアを抽出する処理を
行っていますが、VBSスクリプトを起動する際の処理で実行失敗する処理となっていため発生します。
【対策】
上記条件でもHotFixとして判断し、情報取得できるように修正しました。
資産管理
25.ソフトウェア資産管理機能で「Ctrl+マウスホイール」を行うと画面が拡大/縮小する問題の修正
【現象】
ソフトウェア資産管理画面で「Ctrl+マウスホイール」を行うと画面が拡大/縮小します。
【影響】
拡大/縮小するのみでその他影響はありません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
2011/10/3
【発生条件】
ソフトウェア資産管理画面で「Ctrl+マウスホイール」を行ったとき。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャ、コンソールをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
拡大/縮小をさせない処理がなかったため発生します。
【対策】
拡大/縮小をする処理を無効化し、拡大/縮小されないように修正しました。
資産管理
26.ソフトウェア資産管理機能で利用ソフトウェア管理台帳をインポートした際のライセンス管理画面の
初回表示の際に設定内容が反映されない問題の修正
【現象】
ソフトウェア資産管理機能で利用ソフトウェア管理台帳をインポートした際のライセンス管理画面の
初回表示の際に設定内容が反映されません。
【影響】
インポートしたソフトウェア情報のライセンス数がわからなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
【発生条件】
以下の手順で発生します。
1.ソフトウェア資産管理のEXEを起動後、ソフトウェア管理画面のタブを開かずに、利用ソフトウェア
2011/10/3
資産台帳のインポートを行う
2.ソフトウェア管理画面のタブを開く
【回避方法】
ソフトウェア管理画面を開いてから利用ソフトウェア資産台帳をインポートする。
【原因】
ソフトウェア管理画面を開かないと、ライセンス管理の集計情報がデータベースから取得されない
処理を設けており、その状態でインポートを行っても、集計情報がなくインポートした内容の更新
処理が通らないので、画面を開いたときにデータベースに格納されている値を取得して表示して
いるため、発生します。
【対策】
インポートをするときにライセンス管理の集計情報がDBから取得されていなければ取得し、正しい値が
入るように修正しました。
Ver6.7.0.0 - 23 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
資産管理
日付
内容
27.ソフトウェア資産管理機能のライセンス管理画面で日付の形式が日本語形式でないときに
ライセンス設定ができない問題の修正
【現象】
ソフトウェア資産管理機能のライセンス管理画面で日付の形式が日本語形式でないときに
ライセンス設定ができません。
【影響】
ソフトウェア資産管理機能のライセンス管理が画面でライセンス設定ができません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
【発生条件】
2011/10/3
以下のすべての条件に合致する場合に発生します。
1.英語OSを使用している
2.コントロールパネルの「時計、言語、および地域」から日本語以外の形式を選択する
【回避方法】
「時計、言語、および地域」から、形式が日本語以外になっていた場合は日本語設定にします。
※英語OSの場合は回避できません。必ずしもこの回避方法で回避できるとは限りません。
【原因】
日付、時刻の形式を「yyyy/mm/dd」「hh:mm:ss」に指定する処理がなかったために発生します。
【対策】
上記条件でもライセンス設定ができるように修正しました。
28.Office製品を利用したファイル操作で不要なファイル操作ログが取得される問題の修正
【現象】
Office2007、Office2010を利用したファイル操作で不要なファイル操作ログ(一時ファイル)が
取得されます。
【影響】
実際には操作していないファイル操作ログが取得されます。
【発生バージョン】
LanScope Cat5 Ver5.5.0.0以上、Cat6のすべてのバージョンのMR
【発生条件】
以下のOffice製品でファイルを開く、閉じる、上書き保存、名前を付けて保存を行った際に発生
します。
リアルタイム
・2010Word
2011/10/3
イベント
・2010Excel
・2010PowerPoint
・2007Word
・2007Excel
・2007PowerPoint
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.7.0.0以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Office2007、2010で生成される一時ファイルをフィルタする処理がなかったために発生します。
【対策】
Officeが出力する一時ファイルをフィルタリングし、不要なファイル操作ログがあがらないように修正
しました。
Ver6.7.0.0 - 24 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-29
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/03
LanScope Cat Ver6.7.0.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
日付
内容
29.パッケージ配布を設定したMRのCPU使用率が上昇する場合がある問題の修正
【現象】
パッケージ配布設定をしたMRのCPU使用率が上昇し、常に高い状態が続きます。CPUの上昇率
についてはパッケージの設定数が多いほど高くなります。
【影響】
該当PCのCPU使用率が常に高い状態が続きます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
スペックが低いPCにパッケージ配布設定をした場合に発生します。
以下のスペックの端末で現象の発生を確認しています。
CPU:Pentium Ⅱ 400MHz
ファイル配布 2011/10/3
メモリ:256MB
【回避方法】
以下のいずれかの方法で回避できます。
・完了したパッケージの設定を削除する。
・一度に複数のパッケージ設定をしない。
【原因】
MRはパッケージ配布の設定情報を各端末のレジストリに書き込み、かつ、その情報を読み込んで
います。スペックが低い端末では、レジストリの読み込み処理に時間がかかるため、継続してレジ
ストリ読み込み処理を実行し、CPU負荷が上昇するため発生します。
【対策】
ファイル配布ポリシーに所属しているときのみ、レジストリのパッケージ配布設定の情報読み込み
処理を実行し、実行間隔を延ばす修正をしました。
Ver6.7.0.0 - 25 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-30
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/13
第2版作成日:2012/07/25
LanScope Cat Ver6.7.1.0
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.7.1.0:2011年10月12日 23:21:04) EPMgr(6.7.0.0:2011年8月11日 14:47:50) INVMgr(6.7.1.0:2011年10月12日 23:21:10)
TSKMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:20:22) REVMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:40) FDLMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:34)
WACMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:56) SVRMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:52) DTCMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:26)
Webcsl(6.7.0.0) MR(6.7.0.0:2011年9月9日 9:08:16) SA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:44) SAE(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:48)
DA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:22) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.7.0.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
(2012/7/25 追記)
動作環境
1.対応環境が増えました。
【内容】
新たに以下の環境に対応しました。
■データベース
2012/7/25
・ SQL Server 2008 SP3
■リモートコントロール機能(VNCリモコン)
・ UltraVNC(Version1.0.8.2)
■仮想化環境
・VirtualPCCenter(VPCC)
Ver6.7.1.0 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-30
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/13
LanScope Cat Ver6.7.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
統合
コンソール
日付
内容
1.ソフトウェア資産管理画面の表示に時間がかかる問題の修正
【現象】
統合コンソールからソフトウェア資産管理画面を表示するのに時間がかかります。
【影響】
ソフトウェア資産管理画面を表示するのに時間かかります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
ソフトウェア辞書をインポートした環境で発生します。
【回避方法】
2011/10/13
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.1.0以上にアップデートする必要があり
ます。
【原因】
ソフトウェア辞書をインポートした状態でソフトウェア資産管理画面を表示する際、ソフトウェア辞書と関連
付いているソフトウェアを確認する処理を実行します。
この処理では、ソフトウェア辞書のものと同じソフトウェアを1件ずつデータベースへアクセスして確認する
ため、処理負荷がかかり発生します。
【対策】
ソフトウェア資産管理画面を表示する際に行う、ソフトウェア辞書と関連付いているソフトウェアの情報を確
認する処理について、データベースへのアクセスを1回だけ実行するように修正しました。
この修正により、画面表示時間が約十分の一に短縮しました。
Ver6.7.1.0 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-30
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/13
LanScope Cat Ver6.7.1.0
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
2.資産管理サブマネージャでアプリケーションエラーが発生し、ログが欠損する場合がある問題の修正
【現象】
資産管理サブマネージャが以下のようなアプリケーションエラーを出力する場合があります。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat6 - INVMgr
種 類:その他データベースエラー
説 明:xxxxxxxログのデータベースへの書き込みが失敗しました。(エージェントNO:xx SEQNO:xx
日時:yyyy/mm/dd hh:mm:ss)
LostxxxLogyyyymmdd.txtに保存しました。
モジュール 'Lspcinvmgr.exe' のアドレス xxxxxxxx でアドレス xxxxxxxx に対する読み込み
違反がおきました。
このアプリケーションエラーが発生すると、以下のログが欠損します。
・プリントログ
・デバイス接続情報(USB資産管理画面の最終使用者情報を表示する際に使用する情報)
・ON/OFFイベントログ
(Webコンソールの週報画面の「ON」「OFF」アイコン、および同じくWebコンソールのエージェント別稼働
実績画面のON/OFFイベントログが対象です。Ver6.7.0.0から実装されているログオンログオフログに
ついては影響ありません。)
・Webコンソール表示用 資産アラームログ
(Webコンソールの週報画面の「資産」アイコン、および同じくWebコンソールの資産アラームログ画面)
※上記アプリケーションエラーログに記載のあるログが、発生したアプリケーションログの数だけ欠損しま
す。また、ON/OFFイベントログとWebコンソール表示用 資産アラームログについては、アプリケーショ
ンエラーは発生しません。
欠損したプリントログとデバイス接続情報は、以下のテキストファイルに書き込まれ、資産管理サブマネ
ージャのインストールフォルダ内に保存されます。
・LostPrnLog.txt(プリントログ)
・LostDevLog.txt(デバイス接続情報)
また、上記アプリケーションエラーログが発生している場合、以下のアプリケーションログも出力され、資
産管理サブマネージャの日付更新処理にも失敗します。
―アプリケーションエラーログ内容―
ソース:LanScope Cat6 - INVMgr
サブマネー
2011/10/13
種 類:その他データベースエラー
ジャ
説 明:日付更新処理が失敗しました。モジュール 'Lspcinvmgr.exe' のアドレス xxxxxxxx でアドレス
xxxxxxxx に対する読み込み違反がおきました。
【影響】
以下の3つの影響があります。
1. 上記アプリケーションエラーが発生した後、データベースに情報を書き込めなくなります。そのため、
該当の資産管理サブマネージャを再起動するまでは、エラー発生以後のプリントログ、デバイス接続
情報、ON/OFFイベントログ、Webコンソール表示用 資産アラームログがすべて欠損します。
2. 資産管理サブマネージャの日付更新に失敗します。この場合、資産管理サブマネージャ上の保存期
間を過ぎたログが削除されずに残ります。
3. メッセージポリシーで設定したメッセージが配信されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0のマネージャ
【発生条件】
資産管理サブマネージャの内部処理において、以下の機能でデータベースにアクセスする処理と、電源
管理機能でデータベースにアクセスする処理が同時に実行された場合に発生します。
・プリントログ
・USB接続情報
・ON/OFFイベントログ
【回避方法】
現象が発生した資産管理サブマネージャのサービスを再起動することで一時的に回避できます。
(ただし、サービス再起動後に現象が再発生する可能性があります。)
根本的な対応としては、資産管理サブマネージャおよび統合コンソールをVer6.7.1.0以上にアップデート
する必要があります。
【原因】
Ver6.7.0.0で新たに追加した電源管理機能で、内部処理でこの機能用にデータベースに接続するスレッド
を追加しましたが、このスレッド処理が既存の別スレッドで使用するメモリ領域を共有して使用していたた
め、共有するメモリに対して同時アクセスが発生すると、メモリ違反が発生し、ログの書き込みができなく
なるため発生します。
【対策】
電源管理機能のために追加したスレッド用のメモリ領域を確保し、メモリ違反が発生しないように修正しま
した。
Ver6.7.1.0 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-30
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/10/13
LanScope Cat Ver6.7.1.0
■修正点(影響度が低の修正点)
項目
統合
コンソール
日付
内容
1.ソフトウェア資産管理画面からソフトウェア辞書をインポートするのに時間がかかる問題の修正
【現象】
統合コンソールのソフトウェア資産管理画面からソフトウェア辞書のデータをインポートする際に時間がか
かります。
【影響】
ソフトウェア辞書をインポートする際に時間がかかります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6、Ver6.6.0.0以上の統合コンソール
【発生条件】
2011/10/13
ソフトウェア辞書をインポートすると発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャおよび統合コンソールをVer6.7.1.0以上にアップデートする必要があり
ます。
【原因】
ソフトウェア辞書をインポートすると、関連付くソフトウェア情報をデータベースからメモリ上に読み込んで
検索を実行しますが、この検索処理に時間がかかるために発生します。
【対策】
ソフトウェア辞書インポート時に実行する検索処理を修正し、ソフトウェア辞書インポートの処理時間を約
三分の二に短縮しました。
Ver6.7.1.0 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-31
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/12/27
LanScope Cat Ver6.7.1.2
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.7.1.2:2011年12月23日 11:40:23) EPMgr(6.7.0.0:2011年8月11日 14:47:50) INVMgr(6.7.1.0:2011年10月12日 23:21:10)
TSKMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:20:22) REVMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:40) FDLMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:34)
WACMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:56) SVRMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:52) DTCMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:26)
Webcsl(6.7.0.0) MR(6.7.1.2:2011年12月23日 11:40:17) SA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:44) SAE(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:48)
DA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:22) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.7.1.0からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.7.1.0からの改良点はありません。
Ver6.7.1.2 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-31
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2011/12/27
LanScope Cat Ver6.7.1.2
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
1.ログオンユーザ名に、半角スペースが含まれているMR端末のファイル操作ログが欠損する問題の修正
【現象】
ログオンユーザ名に半角スペースが含まれているMR端末のファイル操作ログが、サブマネージャに送信
されず、クライアント端末のMRインストールフォルダのlocallogフォルダに残り続けてしまいデータベース
に書き込まれない状態になります。
【影響】
・ ファイル操作ログが取得されません。
※ウインドウタイトルログは取得されます。
・ サブマネージャに送信されなかったファイル操作ログが、MRインストールフォルダの、locallogフォルダ
内に[OutEvFileLog20111209122741025.txt]といったファイル名のファイルとして多数残った状態になり
ます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
【発生条件】
下記条件にすべて合致した場合に発生します。
・ LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMRがインストールされている場合
・ OSが Windows 2000 / XP / Vista / 7 で32ビットOSの場合(Windows 2000 Serverは含まれません)
リアルタイム
・ ログオンユーザ名に半角スペースを含むユーザでログインしている場合
2012/12/27
イベント
【回避方法】
ログオンユーザ名に半角スペースを含まないユーザでログインしていただく必要があります。
【原因】
Ver6.7.0.0でのファイル操作ログ強化の改良により、Lspcmr.exeでコマンドプロンプトログを取得する機能
改良を行いました。
この改良でLspEvmon.exeが取得する既存のファイル操作ログと、コマンドプロンプトログのログ重複を発
生させないようにするため、「LspEvmon.exeは取得したファイル操作ログを直接はリアルタイムイベントサ
ブマネージャに送信せず、一旦ログをテキストファイルに書き出し、Lspcmr.exeがそのファイルを読み出
し重複チェックを行った後、Lspcmr.exeがリアルタイムイベントサブマネージャへログを送信する」という
改良を行いました。
このとき、LspEvmon.exeがファイル操作ログをテキストファイルに書き出す際にログオンユーザ名をダブ
ブルクォーテーション(“)で囲んでおらず、Lspcmr.exeは(”)で囲われていない文字列に半角スペースを
含んでいた場合には、そこを区切りと判断するため、ログが正常に読み込めずファイル操作ログを取得
できない障害が発生しておりました。
【対策】
・ Lspcmr.exeがログをテキスト出力する際にログオンユーザー名を(”)で囲むよう対策しました。
・ 対策パッチを適用することで、クライアント端末のMRインストールフォルダのlocallogフォルダに残って
いるファイル操作ログもサブマネージャに送信されます。
2.ファイルサイズが2GBを超えるファイルを操作した場合のファイル操作ログが取得されない問題の修正
【現象】
2GB(2,147,483,647バイト)を超えるファイルサイズのファイルファイル操作を行った場合にファイル操作ロ
グが取得されません。
【影響】
・ ファイルサイズが2GBを超えるファイルを操作した操作ログが、取得されません。
・ ファイルサイズが2GBを超えるファイルを操作した直後のリアルタイムイベントログが、取得されません。
※ ファイルの読み込みが途中で終了するため、同テキスト内のログも取得されません。
リアルタイムイベントサブマネージャに送信されなかったログの情報は、
OutEvFileLog[yyyymmddhhnnsszzz].txtファイルに残り続けます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
【発生条件】
下記条件にすべて合致した場合に発生します。
リアルタイム
・ LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMRがインストールされている場合
2012/12/27
イベント
・ メール添付ログ、コマンドプロンプトによるファイル操作ログ以外のファイル操作の場合
・ 操作したファイルのサイズが2GBを超えるファイルである場合
【回避方法】
回避方法はありません。MRをVer6.7.1.2以上にアップデートする必要があります。
【原因】
Ver6.7.0.0からの仕様として、LspEvmon.exeが取得したログはOutEvFileLog[yyyymmddhhnnsszzz].txtとい
うファイルに書き出し、そのファイル内のログをMRが取り込み、ログとしてリアルタイムイベントサブマネー
ジャに送信します。
この障害の原因としてMRが取り込む処理で、2GBを超えるファイルサイズのログの取得が正しく行われ
なかったためログが欠損する場合があります。
【対策】
・ OutEvFileLog[yyyymmddhhnnsszzz].txtからログを取得する処理でファイルサイズが2GBを超える場合
にも正しく取得できる処理に修正しました。
・ 対策パッチを適用することで、MRのlocallogフォルダに残った OutEvFileLog[yyyymmddhhnnsszzz].txt
はMRが起動時に読み取り、オフラインログとして送信されます。
Ver6.7.1.2 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.7.1.3:2012‎年‎5‎月1‎ 0‎日 ‎10:52:10) EPMgr(6.7.1.3:2012‎年‎4‎月‎10‎日 ‎11:28:56) INVMgr(6.7.1.3:‎2012‎年‎5‎月‎10‎日 ‎10:52:14)
TSKMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:20:22) REVMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:40) FDLMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:34)
WACMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:56) SVRMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:52) DTCMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:26)
Webcsl(6.7.0.0) MR(6.7.1.3:‎2012‎年‎5‎月‎29‎日 ‎9:00:30) SA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:44) SAE(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:48)
DA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:22) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.7.1.2からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.7.1.2からの改良点はありません。
Ver6.7.1.3 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
統合
マネージャ
1.データベースのLSPMMS_LOGONのLDFファイルのファイルサイズが肥大化する問題の修正
【現象】
データベースのLSPMMS_LOGONのLDFファイルのファイルサイズが肥大化します。
【影響】
統合マネージャサーバの統合マネージャインストールドライブのHD容量を圧迫します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上の環境で発生します。
2012/6/18
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.7.1.3以上にアップデートする必要があります。
【原因】
LSPMMS_LOGONのプロパティの復旧モデルが「完全」、自動圧縮が「未設定や圧縮しない」であったた
め、SQL Serverのトランザクション処理に使用する復旧用のデータを圧縮せずに持ち続けるため発生し
ます。
【対策】
LSPMMS_LOGONの設定を正しく変更するバッチファイルをエディションごとに作成しました。
また、次期バージョンで、アップデート時に対策バッチの設定を行う処理を組み込みます。
統合
マネージャ
2.定期自動バックアップを設定している場合に長期レポートのバックアップが正常に行われない場合があ
る問題の修正
【現象】
定期自動バックアップを設定している場合に長期レポートのデータ更新処理が完了し、 データが保存
される前に長期レポートのデータバックアップが行われる場合があり、 不完全な状態で保存される場
合があります。
【影響】
定期自動バックアップで保存されている長期レポートのデータベースバックアップファイルが不完全に
なる場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のマネージャ
2012/6/18
【発生条件】
定期自動バックアップで設定されている時刻が、スケジュール設定の長期レポート保存処理が完了す
る時刻よりも、前の時刻で設定されている場合に発生します。
【回避方法】
定期自動バックアップで設定する時刻を、スケジュール設定の長期レポート保存処理が完了する時刻
よりも後の時刻になるように設定することで回避できます。
【原因】
長期レポート保存処理において、他のスケジュール設定によるデータ更新等が行われている場合、同
時実行されないように待機する処理が考慮できておりませんでした。
【対策】
長期レポート保存処理が実行されている間は、定期自動バックアップを実行開始しないように修正しま
した。
Ver6.7.1.3 - 2 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
サブマネー
ジャ
3.ポリシー配信で資産情報を再収集した場合に資産管理サブマネージャのCPU使用率が上昇する場合が
ある問題の修正
【現象】
ポリシー配信で資産情報を再収集した場合に資産管理サブマネージャのCPU使用率がしばらくの間、
上昇する場合があります。
また、ポリシー配信で資産情報を再収集した場合に資産アラームが発生しない場合があります。
【影響】
下記の影響がございます。
・ サブマネージャサーバのCPU使用率が上昇する事でサーバの負荷があがります
・ ポリシー配信で複数台に対して資産情報を再収集しようとしても資産情報の取得がなかなか進まない
場合があります
・ ポリシー配信で資産情報取得時に資産アラームが発生しない場合があります
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
下記条件に合致する場合に、発生する場合があります。
[CPU使用率の上昇]
・ LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上の環境
2012/6/18
[資産アラームが発生しない]
・ LanScope Cat6 Ver6.3.0.0以上の環境
・ ポリシー配信で資産情報取得時に資産情報に変化があった場合
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャをVer6.7.1.3以上にアップデートする必要があります。
【原因】
ポリシー配信時の全資産取得処理の「資産アラームログ取得判断処理」で問題がありました。
「資産アラームログ取得判断処理」では、MRから送信された資産情報データを一旦メモリに読み込むの
ですが、 LanScope Cat6 Ver6.3.0.0で「プラットフォーム」の資産情報が追加された際に 「プラットフォー
ム」の情報を読み込む処理が抜けており、以降のバージョンで追加された資産情報が ずれた状態で読
み込むようになっていました。
そのために、読み込むデータによってはメモリ違反が発生する可能性があり、 その場合に資産アラーム
判断処理が行われず資産アラームログが発生しなくなる可能性があります。
また、資産情報の読み込みがずれる事により、LanScope Cat6 Ver6.6.0.0で追加されたソフトウェア資産
情報 の読み込み時に、ソフトウェア資産の[件数]の情報が不正な値(MAX:2147483647)になり、 大きな
値が入るとその件数分の読み込み処理が行われ、CPU上昇が発生します。
【対策】
「プラットフォーム」の情報も正しくメモリに読み込み、以降の情報も正しく読み込めるように修正しました。
MR
4.Internet Explorerでなんらかの入力を行う際にキーボードの反応が悪くなる場合がある問題の修正
【現象】
Internet Explorerでなんらかの入力を行う際にキーボードの反応が悪くなる場合があります。
【影響】
・ Web画面のテキストボックスへ文字入力する際、テキストの欠損が発生する場合があります。
・ ID/パスワードを素早く入力すると、パスワードが間違いとなる場合があります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
【発生条件】
以下のすべての条件に合致する環境で発生する場合があります。
・ Windows Vista以上のOS
2012/6/18
・ リアルタイムイベントポリシーでファイル操作ログを取得する設定をしている
【回避方法】
リアルタイムイベントポリシーのファイル操作ログ取得設定を外すことで回避可能です。
【原因】
Ver6.6.2.0で設けた、ファイル削除ログを取得するための新エンジンの影響が原因です。
Ver6.6.2.0以降の処理では画面に表示されている全てのExplorerが開いているパスを得るため、 非常に
短い間隔で画面上に表示されているフォルダにアクセスしています。
この処理が影響して問題が発生します。
【対策】
Internet Explorerが最前面に表示されている場合は、画面上のExplorerの数は変わらないと判断できる
ので、 前回取得したExplorerが開いているパス一覧を再利用して削除ログ判断を行う、また、監視のイ
ンターバルを伸ばす事で、入力への負荷がかからないよう対策しました。
Ver6.7.1.3 - 3 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
MR
資産管理
日付
内容
5.MR端末で特定のデバイスが使用できなくなったり、MR端末の動作が重くなる場合がある問題の修正
【現象】
MRをインストールしているクライアント端末で特定のデバイスが使用できなくなったり、MR端末のネット
ワーク経由の動作が重くなる場合があります。
【影響】
・MR端末で下記のデバイスが使用できなくなる場合があります。
日立製作所製データ通信カード「DATA01/02/03/04」
CASIO製赤外線通信ドライバ「CASIO IRXpress USB Infrared」
・MR端末で下記のデバイスを使用していると、ネットワーク経由の動作が重くなる場合があります。
Logicool製のWEBカメラ「HD Pro Webcam C910」
【発生バージョン】
2012/6/18
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMRで現象が発生する場合があります。
【回避方法】
該当のデバイスの情報を取得しないようにフィルタ情報をデータベースに登録することで回避可能です。
データベースへフィルタ情報を登録するためのツールを、対策パッチに含めております。
【原因】
MRがデバイス機器に対して行うUSB詳細情報取得の処理と競合することがあり、現象が発生致します。
【対策】
該当のデバイスをデータベースへUSBフィルタ情報として登録することで、対象の情報を取得しないよう
にします。
6.NICを変更していないにもかかわらず、資産アラームのNIC削除アラームログが発生する場合がある問題
の修正
【現象】
MR端末でNICを変更していないにもかかわらず、資産アラームのNIC削除アラームログが発生する場合
があります。
【影響】
実際には発生していない、資産アラームのNIC削除アラームログが発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のマネージャ
【発生条件】
ポリシー配信で「最新の資産情報を取得する」を設定し、配信に失敗した場合に発生する場合があります。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャのアップデートを行う必要があります。
【原因】
2012/6/18
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0で改良した資産トラップを1時間ごとに行う処理で、資産アラームのチェック処
理が考慮されておらず、障害が発生しておりました。
ポリシー配信画面で「最新の資産情報を取得する」にチェックを入れ、配信を実行した場合、 資産管理サ
ブマネージャは、該当MRからの次の資産トラップ時に全資産情報の更新をチェックします。
また、資産アラームのチェック処理は全資産情報の処理時に行われます。
ポリシー配信が失敗したMR端末で、1時間ごとの資産トラップが行われると資産管理サブマネージャは
差分の資産トラップであっても、全資産情報の処理を行います。この時、資産アラームのチェック処理も
行われ、NIC情報が削除されたと判断し、資産アラームログが発生します。
資産情報については「インストールAP・OSバージョン・コンピュータ名の全てがMRから送信されている場
合」にのみ行う よう考慮されているため、資産情報のクリアは行われません。
【対策】
全資産情報受信時に行われる、資産アラームチェック処理においても、 「インストールAP・OSバージョン・
コンピュータ名の全てがMRから送信されている場合」にのみ行い、 含まれていない場合には通常の差
分情報取得の処理を行うように修正しました。
Ver6.7.1.3 - 4 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
資産管理
プリント
日付
内容
7.定期資産トラップが行われた後にポリシー配信で資産情報を収集すると、HotFix情報が空になる問題の
修正
【現象】
定期資産トラップが行われた後にポリシー配信で資産情報を収集すると、HotFix情報が空になります。
【影響】
以下のコンソール画面でHotFix情報が表示されなくなります。
【統合コンソール】
1:HotFix管理/2:資産情報一括表示/3:資産情報CSV一括出力
【Webコンソール】
1:アップデート管理/2:セキュリティ警告表示(HotFix情報が無いのでHotFix最新未適応台数が実際
よりも少なくなります。)
クライアント端末のログオンのタイミングで資産情報の差分送信を行いますが、 今回の障害により特定
の条件ではHotFixに差分があっても差分なしとして判断され、 HotFix情報が送信されません。
特定の条件とは、不具合が発生した後に、HotFixを適用、または削除して端末のログオフ→ログオンを
2012/6/18
行った場合で、その時、追加または削除したHotFix情報が送信されません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
【発生条件】
定期資産トラップ(前回資産情報トラップから1時間ごと)が行われた後に、ポリシー配信で最新の資産情
報収集を行った場合に発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。マネージャとMRをVer6.7.1.3以上にアップデートする必要があります。
【原因】
定期資産トラップの際に行う、HotFix情報の処理に問題があり、ポリシー配信で最新の資産情報収集を
行った時に、空の情報を取得していました。
【対策】
定期資産情報取得処理の後、ポリシー配信画面での最新の資産情報取得処理を行ったとしても端末に
適用されているHotFix情報が正常に取得できるように修正します。
8.プリントログが過去に印刷したものも含めて、再取得される場合がある問題の修正
【現象】
プリントログが過去に印刷したものも含めて再取得され、大量に発生する場合があります。
【影響】
下記の影響がございます。
・ 実際の印刷日とは異なるプリントログが大量に発生します
・ プリント集計の集計値にも加算されるため、不正なプリント枚数になります
【発生バージョン】
LanScope Cat6の全バージョンのMR
【発生条件】
MR側でプリントログをシステムログから読み込む時に、システムログの読み飛ばしが 発生した場合、読
2012/6/18
み込みを止める基準としているイベントログのレコードNOが一致せず、 システムログの残っている最古
のイベントログまで読み込んでしまい、発生します。
【回避方法】
回避方法はありません。各マネージャとMRをVer6.7.1.3以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRがプリントログを取得するためにシステムログを読み込む処理において、 イベントログの読み飛ばしが
発生した場合に、読み込みを停止する基準としているイベントNOが一致せず、システムログに残っている
最古のイベントログまで読み込み、 既に取得したことのあるプリントログも送信してしまいます。
【対策】
MRがプリントログを取得するためにシステムログから読み込む処理で、読み込みを停止するための基準
としている条件を、イベントNOのみでしたが、イベント日時の情報も保持するように修正しました。
Ver6.7.1.3 - 5 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
プリント
日付
内容
9.プリントログ、HotFix情報、DMI情報、OSバージョンが正常に取得出来なくなる場合がある問題の修正
【現象】
プリントログ、HotFix情報、DMI情報、OSバージョンが正常に取得出来なくなる場合があります。
【影響】
[プリントログ]
・ MR端末起動後、日付を超えて稼働したりポリシー配信を実行したタイミングから取得できなくなります
・ OS再起動後に印刷を行うとそのタイミングで、それまで取得されていなかったプリントログが合わせて
取得されます
[HotFix情報]
・ 取得されていたHotFix情報が、LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以降にアップデートすると取得されなくなっ
たり、件数が非常に少なくなります
[OSバージョン]
・ 資産情報のOSバージョンのエディション情報が取得されない場合があります
[DMI情報]
・ マシンシリアル/マシンベンダー/マシン名/BIOSバージョンの情報が取得されない場合があります
【発生バージョン】
LanScope Cat6のVer6.7.0.0以上のMR
【発生条件】
下記条件に合致する場合に、発生する場合があります。
・ LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上の環境
・ Windows 2000 / XP / Vista / 7 の32ビットOSである
2012/6/18
・ リアルタイムイベントポリシーに属していない、もしくはリアルタイムイベントポリシーに属しているが、
コマンドプロンプトログ、メール添付ログの取得設定がない場合
各障害の条件は、前述の前提条件に加え、下記の通りです。
[プリントログ]
・ Windows 7で発生する
・ MR起動後に行われるON通信からシャットダウンまでの間に2回以上ON通信(ポリシー配信や日付
更新時、スリープ、スタンバイ、休止からの復帰時)が行われると発生する
・ エージェントタイプがオフライン系MRの場合には1回以上のON通信で発生する
[HotFix情報]
・ Windows Vista / 7で発生します
・ OS起動からログオンまでの時間が短い場合に発生します
【回避方法】
リアルタイムイベントポリシーに所属し、コマンドプロンプトログ、メール添付ログを取得する設定を行う
ことで回避できます。
【原因】
プリントログ取得、HotFix情報取得、DMI情報取得、OSバージョン取得処理はいずれもCOMオブジェク
トという Windowsの機能を使用する処理が存在します。
上記COMオブジェクトが使用できない状況が発生するために起きる現象になります。
Ver6.7.0.0で実装しましたファイル操作ログ強化(コマンドプロンプトログ取得/メール添付ログ取得)の内
部処理で、COMオブジェクトを使用できなくしてしまう処理が追加されておりました。
【対策】
ファイル操作ログのCOMオブジェクトに関する内部処理を修正致しました。
Ver6.7.1.3 - 6 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
10.Webアクセス監視機能のポリシーで設定しているキーワード情報がクライアント側に反映されない場合
がある問題の修正
【現象】
Webアクセス監視機能のポリシーで設定しているキーワード情報がクライアント側で反映されない場合
があります。
【影響】
[Webアクセス/ダウンロード/アップロード/Web書込み]、[禁止/アラーム/許可]、[タイトル/URL] いず
れのキーワードについても発生する可能性があります。
Webアクセス監視機能について下記の影響が発生する場合があります。
・ 許可されるはずの操作が行えない
・ 禁止されるはずの操作が行える
・ アラーム/禁止になるべきログが正常ログとして取得される
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
Webアクセス 2012/6/18
【発生条件】
以下の条件を満たす場合に発生する場合があります。
・ Windows 2000以上のOS
・ Webアクセスポリシーでキーワード設定を行っている
【回避方法】
回避方法はありません。各マネージャとMRをVer6.7.1.3以上にアップデートする必要があります。
【原因】
WebアクセスログはWindows 2000以上のOSではLspEvmon.exeが取得しています。
LspEvmon.exeはポリシー情報をレジストリから読み込んで取得します。
Lspcmr.exeはON通信後や資産トラップ後にポリシー情報をレジストリに書き込む処理を行い、
LspEvmon.exeにポリシーを再取得させるため、レジストリOperationSetのEvmonReloadの値を1に更新
します。
【対策】
Lspcmr.exeがEvmonReloadを1に更新する処理を、Webアクセスキーワード情報の書き込み後に行うよ
うに修正しました。
11.Webアクセス監視ポリシーで全禁止機能を設定していると、URLが空で取得された場合に禁止される問
題の修正
【現象】
Webアクセスポリシーで「Webアクセスアラーム/禁止」で、「全てのWebアクセスを禁止にする」 を設定し
ている場合に、WebアクセスログでURLが取得されず空になった場合に、そのWebサイトは禁止されてし
まいます。
【影響】
許可URLに設定されたサイトを閲覧した時に禁止されてしまいます。
※ アップロードログ、ダウンロードログ、Web書込みログの場合は発生しません。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
【発生条件】
以下の条件を満たす場合に発生する場合があります。
Webアクセス 2012/6/18
・ Webアクセスポリシーの「Webアクセスアラーム/禁止」で、「全てのWebアクセスを禁止にする」を設定
している場合
・ Internet Explorerで閲覧した場合
【回避方法】
ブラウザタイトルにURL情報が入っているWebサイトの場合、許可URLに設定したキーワードを 許可タイ
トルに設定することで回避可能です。
【原因】
Webアクセスの全禁止設定の場合において、URLが空で取得された場合は許可URLに一致しないため、
禁止する「仕様」としていたために発生します。
【対策】
「Webアクセスアラーム/禁止」で、「全てのWebアクセスを禁止にする」を設定していた場合に、 「Internet
Explorer」でのWebアクセスで、URLが空で取得された場合は禁止しないようにし、 またURLが空で取得
された場合、次のサイトに移動されるまでの間、0.1秒ごとにURLを取得し直すように修正しました。
Ver6.7.1.3 - 7 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-32
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/06/18
LanScope Cat Ver6.7.1.3
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
デバイス
制御
日付
内容
12.デバイスポリシーのインポートによるポリシー情報更新が一部のMRに反映されない問題の修正
【現象】
デバイスポリシーのインポートによるポリシー情報更新が一部のMRに反映されません。
デバイスポリシー画面表示は反映されているように表示されますが、実際には適用されません。
【影響】
条件に合致するMRでデバイスポリシーが画面表示上の設定と、 実際にMR端末に適用されている設定
が異なってしまいます。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.6.0.0以上のコンソール
【発生条件】
2012/6/18
以下のいずれかのMRが存在する状態でインポートを行った場合に発生します。
・ Ver6.6.0.0以上のMRで Windows 98、NT、またはOSバージョン、MRバージョンが取れていないMR
・ Ver6.6.0.0未満のMR
【回避方法】
回避方法はありません。各マネージャとコンソールをVer6.7.1.3以上にアップデートする必要があります。
【原因】
デバイスポリシーのインポート処理で、Ver6.6.0.0で改良したデバイスポリシー設定を Ver6.6.0.0未満の
MR、Windows 2000未満のOSへ対応させる処理が抜けておりました。
【対策】
デバイスポリシーのインポート処理について、Ver6.6.0.0未満のMR、Windows 2000未満のOSへ対応さ
せる処理を加え、修正しました。
Ver6.7.1.3 - 8 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-33
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/08/16
LanScope Cat Ver6.7.1.4
EXE名(バージョン:ファイル更新日時)
Console(6.7.1.4:2012‎年7‎月5‎日 13:10:54) EPMgr(6.7.1.3:2012‎年4‎ ‎月‎10‎日 ‎11:28:56) INVMgr(6.7.1.4:‎2012‎年7‎月5‎日 ‎12:59:36)
TSKMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:20:22) REVMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:40) FDLMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:34)
WACMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:56) SVRMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:52) DTCMgr(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:26)
Webcsl(6.7.0.0) MR(6.7.1.4:‎2012‎年78月6‎日 11:54:04) SA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:44) SAE(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:48)
DA(6.7.0.0:2011年8月10日 10:16:22) RCMgr(5.0.2.0:2005年9月5日 15:30:00) RCAgt(5.0.2.3:2006年2月13日 13:35:06)
■機能追加
項目
日付
内容
Ver6.7.1.3からの機能追加はありません。
■改良点
項目
日付
内容
Ver6.7.1.3からの改良点はありません。
Ver6.7.1.4 - 1 -
LanScope Cat6
Release Note
リリースノート番号 Cat6000-33
エムオーテックス株式会社
第1版作成日:2012/08/16
LanScope Cat Ver6.7.1.4
■修正点(影響度が高い修正点)
項目
日付
内容
サブ
マネージャ
1.MR端末に特定のデータ通信カードを接続すると、通信カードが破損することがある問題の修正
【現象】
MR端末にデータ通信カード(HUAWEI製 DATA07)を接続するとデータ通信カードが破損することがあり
ます。
【影響】
該当のデータ通信カードが破損して使えなくなります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.4.0.0以上のMR
【発生条件】
2012/8/16
データ通信カード(HUAWEI製 DATA07)をMR端末へ接続した状態で、発生する可能性があります。
(必ず発生する現象ではありません。)
【回避方法】
回避方法はありません。各マネージャとMRをVer6.7.1.4以上にアップデートする必要があります。
【原因】
MRがデバイス機器に対して行うUSB詳細情報取得の処理と競合することがあり、現象が発生致します。
【対策】
該当のデバイスをデータベースへUSBフィルタ情報として登録することで、対象の情報を取得しないよう
に修正しました。
MR
2.コマンドプロンプトログ/メール添付ログを取得する設定を行っている環境でブルースクリーンが発生する
場合がある問題の修正
【現象】
MR端末でファイル操作ログのコマンドプロンプトログまたはメール添付ログを取得する設定を行っている
場合、 ブルースクリーンが発生する場合があります。
【影響】
不定期にブルースクリーンが発生するため、MR端末の強制再起動が必要になります。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
2012/8/16
【発生条件】
コマンドプロンプトログ/メール添付ログを取得する設定を行っている場合に発生します。
【回避方法】
コマンドプロンプトログ と メール添付ログ の取得設定を外すことで回避できます。
【原因】
コマンドプロンプトログ、メール添付ログを取得するためのエンジンであるMRに含まれるドライバが不正
なメモリを参照していたため、アクセス違反となりブルースクリーンが発生しておりました。
【対策】
Create 要求なしにファイルI/O系の要求を受けた場合、メモリにアクセスする前に該当メモリの整合性を
確認し、該当メモリが不正の場合アクセスしないように修正しました。
MR
3.MRアンインストール後に、再起動せず放置するとクライアント端末のメモリ使用量が上昇する場合があ
る問題の修正
【現象】
MRアンインストール後に、再起動せず放置するとクライアント端末のメモリ使用量が上昇する場合があ
ります。
【影響】
クライアント端末のアプリケーションが正しく動かない状態が発生します。
【発生バージョン】
LanScope Cat6 Ver6.7.0.0以上のMR
【発生条件】
コマンドプロンプトログ、メール添付ログを取得する設定がされている状態でMRアンインストール後、
OS再起動をせずに、操作し続けると発生する場合があります。
2012/8/16
※ネットワーク経由のファイル操作を多く行うと発生しやすくなります。
【回避方法】
以下のどちらかの対応で回避が可能です。
■事前の回避策
コマンドプロンプトログ、メール添付ログを両方取得しない設定にする
■事後の回避策
MRアンインストール後に再起動を実施する
【原因】
MRに含まれている、コマンドプロンプトログ、メール添付ログを取得するためのエンジンであるドライバで、
MRアンインストール時にすぐにネットワークログを取得する設定が解除されないために発生しておりました。
【対策】
MRアンインストール時に、すぐにネットワークログについても取得を解除するよう修正しました。
Ver6.7.1.4 - 2 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
LanScope Cat Ver.6.7.2.0
■ファイルバージョン
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
本リリースでは、以下のファイルが変更になっています。
ファイル名
バージョン
ファイル更新日時
Lspccsl.exe
6.7.2.0
2014 年 2 月 21 日 11:20:59
Lspcepmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 2 月 4 日 10:10:32
Lspcinvmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:44:55
Lspctskmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:45:24
Lspcrevmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 2 月 4 日 10:10:39
Lspcfdlmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:44:45
Lspcwacmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:45:29
Lspcsvrmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:45:19
Lspcdtcmgr.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:44:35
Webcsl
6.7.2.0
-
Lspcmr.exe
6.7.2.0
2014 年 2 月 4 日 10:10:24
Lspcsa.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:45:14
Lspcda.exe
6.7.2.0
2014 年 1 月 6 日 17:44:30
Ver6.7.2.0 - 1 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
■ 機能追加
Ver.6.7.1.4 からの機能追加はありません。
■改良点
本リリースには以下の改良点が含まれます。
No
カテゴリ
内容
自動インストーラーを ZIP 形式に改良しました。
【内容】
1
その他
これまで MR 自動インストール機能、および DA 自動インストール機能で作成したインストーラ
ーは LZH 形式による自動解凍書庫を使用していましたが、LZH 形式自体の脆弱性問題などの理
由により、ZIP 形式に変更しました。これにより、自動インストーラー実行時の解凍画面が手
動実行時も含めて完全に表示されなくなります。
デバイス制御機能で内蔵 SD カードリーダーが禁止制御に対応できるようになりました。
【内容】
2
デバイス制御
内蔵カードリーダー(主にノート PC に備えつけのカードリーダー)の読取専用制御は可能で
したが、禁止制御に未対応でした。本バージョンより、禁止対象のデバイスクラスを増やすこ
とで禁止できるようになりました。「その他の機器」の項目として認識し、「禁止」の設定を
行うことで使用を禁止することができます。
Web コンソールの長期レポート画面から出力される UTF-8 エンコードの CSV ファイルを Excel
で開いた際に文字化けしないように改良しました。
3
長期レポート
【内容】
Web コンソールの長期レポート画面から出力された CSV ファイルを直接 Excel で開くと、文字
化けが発生していましたが、出力される CSV ファイルに BOM(Byte Order Mark という Unicode
であるか判別できる情報)を取り付けることで文字化けしないように改良しました。
■機能削除・変更
Ver.6.7.1.4 からの機能削除・変更はありません。
Ver6.7.2.0 - 2 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
■影響度の高い修正点
本リリースには、以下の修正点が含まれます。
No
カテゴリ
内容
LspSNMPMgr.exe の使用メモリが上昇し続ける場合がある問題を修正しました。
【現象】
SNMP 対応機器管理を行う LspSNMPMgr.exe のメモリ使用量が上昇し続けます。
【影響】
・SNMP 機器の検索が行えなくなります。
・PC のメモリが不足し、その他システムへ影響を与えます。
【発生バージョン】
マネージャ:LanScope Cat6 Ver.6.7.0.0 以上
【発生条件】
1
マネージャ
下記の条件に合致した場合に稀に発生します。
・SNMP 対応機器管理画面で死活監視を設定している
【回避方法】
SNMP 対応機器管理画面で死活監視設定を外す、もしくは十分な監視間隔を設定することで回避
可能です。
【原因】
LspSNMPMgr.exe は 1 日 1 回再起動を行う仕様となっています。しかしながら、本来再起動を行
うタイミングで死活監視処理を行っている場合には、再起動されません。
【対策】
日付が変わるタイミングの後、一定期間は新たに監視を行わないようにすることで、再起動が
行われるよう修正しました。
Ver6.7.2.0 - 3 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
1 台の MR エージェントが複数の vPro エージェントに紐づいている状態で資産情報一括表示を
行うと、当該の MR エージェント以降の資産情報が全て空白で表示される問題を修正しました。
【現象】
資産情報一括表示画面において、特定のエージェントより下に表示される資産情報が、全て空
白で表示されます。また、その画面上で編集を行い、更新ボタンをクリックした場合、空白表
示されている全てのエージェントの編集可能な資産情報が全て空白で更新されてしまいます。
【影響】
・資産情報一括表示画面で一部の情報が表示されません。
・この状態で、一部の資産情報の更新を行うと、空白表示されていたエージェントの編集可能
項目すべてが空白で更新されてしまいます。
・以下の画面で同一エージェントが複数行表示される場合があります。
資産管理一覧画面、vPro 端末設定画面、vPro 資産情報取得設定画面、エージェント検索、
資産管理一覧画面のフィルタ設定、デバイスポリシー設定画面
・資産 CSV 一括出力を実行すると途中の行から全てカンマのみの空白状態で出力されます。
2
資産管理
【発生バージョン】
マネージャ:LanScope Cat6 Ver.6.4.0.0 以上
【発生条件】
データベース上、1 台の MR エージェントが複数の vPro エージェントに紐づいている場合に発
生します。
【回避方法】
ありません。
【原因】
端末修理などを行った場合、LanScope Cat で管理する vPro の端末識別情報(UUID)と LanScope
Cat の端末識別情報(MAC アドレス)が 1 対 1 で対応しなくなり、結果、資産情報の表示に不
整合が発生することが原因となっています。
【対策】
vPro エージェントと MR エージェントの紐付けを行う際に、既に何らかの MR エージェントと紐
づいている場合、既存の紐づけをクリアしてから紐づけるように修正しました。
Ver6.7.2.0 - 4 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
サブマネージャに通信を行えない MR 端末がオフラインログを繰り返し送信してしまう問題を
修正しました。
【現象】
社内ネットワークから離れた MR 端末など、サブマネージャに通信を行えない MR 端末が、オフ
ラインログを不必要に繰り返し送信してしまうことで PC の終了のタイミングによってはオフ
ラインログが取得できない場合があります。
【影響】
1 回の発生あたり、最大で 500 ログが取得できません。 対象となるオフラインログの種類は以
下の通りです。
【オフラインログの種類】
・アプリケーション稼働ログ
・アプリケーション禁止ログ
・プリントログ
・リアルタイムイベントログ
・ファイル操作ログ
・デバイス接続ログ
・ログオンログオフログ
・Web アクセスログ
・APID 監査ログ
3
エージェント
【発生バージョン】
MR:LanScope Cat3 以上
【発生条件】
下記の条件が全て合致した場合に発生します。
①
クライアント端末がサブマネージャと通信が行えない状況である
②
クライアント端末がネットワークにつながっている
③
クライアント端末はマネージャサーバとは別の端末である
【回避方法】
ありません。
【原因】
オフラインログを送信する条件は、マネージャに通信が行えることを確認してから行う仕様で
すが、その判断処理に問題あったことが原因です。
【対策】
オフラインログ送信の判断処理を作成し、不必要に送信処理が行われないように修正しまし
た。
Ver6.7.2.0 - 5 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
Ver.6.2.0.0 未満のバージョンの MR で取得された MR の Web アクセスのオフラインログが残っ
ている状態で、Ver.6.2.0.0 以上の MR へアップデートを行うと、Web アクセスのオフラインロ
グが送信されない場合がある問題を修正しました。
【現象】
Ver.6.2.0.0 未満のバージョンの MR で取得された Web アクセスのオフラインログが残っている
状態で、Ver.6.2.0.0 以上の MR へアップデートを行う、オンラインになる前に再起動を行うと
オフラインログが送信されません。
【影響】
以下のオフラインログが送信されない場合があります。
・Web アクセスログ
・Web アップロードログ
【発生バージョン】
MR:LanScope Cat6 Ver.6.2.0.0 以上
4
エージェント
【発生条件】
以下の条件で発生します。
・MR を Ver.6.2.0.0 未満から Ver.6.2.0.0 以上にバージョンアップする。
・当該端末の再起動を行う前に、オフライン状態(マネージャとの通信が行えない状態)にす
る。
・インターネット等に接続し、Webアクセスのオフラインログを発生させる。
・次の社内ネットワーク接続前に、当該端末の再起動を行い、MRのバージョンをVer.6.2.0.0
以上にバージョンアップさせる。
【回避方法】
ありません。
【原因】
Ver.6.2.0.0 以降の MR の Web アクセスオフラインログ送信処理に問題があったことが原因で
す。
【対策】
Web アクセスのオフラインログ送信処理を修正しました。
Ver6.7.2.0 - 6 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
エージェントタイプが「INS オフライン MR」の場合、ログが取得できない問題を修正しました。
【現象】
エージェントタイプに INS オフライン MR を指定した場合、リアルタイムイベントログとファ
イル操作ログが取得できません。
【影響】
・ファイル操作ログが取得できません。
・リアルタイムイベントログとリアルタイムイベント解析の集計情報が取得できません。
【発生バージョン】
MR:LanScope Cat6 Ver.6.4.0.0 以上
5
リアルタイムイ
ベント
【発生条件】
下記の条件が全て合致した場合に発生します。
・LanScope Cat6 Ver.6.4.0.0 以上の MR
・エージェントタイプが INS オフライン MR
【回避方法】
INS オフライン以外のエージェントタイプを使用することで回避できます。
【原因】
オフラインログの項目と INS オフライン MR が処理する項目が一致しなかったことが原因です。
【対策】
項目が一致するよう修正しました。
Ver6.7.2.0 - 7 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
デスクトップ直下のファイル複数個を Shift キー+Delete キーで削除すると、ファイル削除ロ
グが正しく取得されない問題を修正しました。
【現象】
デスクトップ直下にあるファイルを複数個選択し、Shift キー+Delelte キーで完全削除(ご
み箱に入れずに削除)すると、ファイル削除ログが全て取得されない、または一部取得されな
い場合があります。
【影響】
ファイル操作ログが取得できません。
【発生バージョン】
MR:LanScope Cat5 Ver.5.6.0.0 以上
【発生条件】
6
リアルタイムイ 下記の条件が全て合致した場合に発生します。
ベント
・OS が、WindowsVista 以降(Vista、2008、7、2008R2)である
・デスクトップ直下の複数のファイルを複数個選択し、Shift キー+Delete キーを押して完全
削除する。
※右クリックでの削除や、Delete キー、ごみ箱へのドロップでは発生しません。
※デスクトップ上のフォルダ内のファイルを複数する場合は発生しません。
【回避方法】
ありません。
【原因】
デスクトップ上のファイル操作を取得するロジックに問題があり、ファイル削除が取得できま
せんでした。
【対策】
デスクトップ上のファイル操作取得ロジックを修正しました。
Ver6.7.2.0 - 8 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
デバイスポリシーが設定されているエージェントに対して、MR を再インストールした場合にデ
バイスポリシー設定が外れる問題を修正しました。
【現象】
すでにデバイスポリシーが設定されているエージェントに対して、端末の OS 初期化などを行
った後に MR を再インストールすると、従来設定されていたデバイスポリシーが引き継がれず、
デバイスポリシーが設定されていない状態になります。
【影響】
統合コンソールのデバイスポリシー設定画面では設定が適用されているように見えますが、実
際は設定されていないため、デバイスポリシー設定画面での設定とは違う動作をします。
【発生バージョン】
マネージャ:LanScope Cat3 以上
【発生条件】
デバイスポリシー設定をしているエージェントを統合コンソールのクライアントツリー上か
ら削除せずに、MR を再インストールした場合
7
デバイス制御
※
上書きインストールの場合には問題は発生しません。
【回避方法】
統合コンソール上でエージェントの削除を行ってから、MR の再インストールを行ってくださ
い。あるいは再インストール後に、統合コンソールでデバイスポリシーを変更し、改めてポリ
シー配信を行うことで、再度デバイスポリシーが適用されます。(デバイスポリシーを変更せ
ずにポリシー配信を行った場合、内部で変更なしとみなされるためポリシー配信が行われませ
ん。)
【原因】
MR のインストール時には、初期状態でデバイスポリシーを設定していません。また、MR 再イ
ンストールを行ってもマネージャ側では OS 初期化を認識できないため、
「すでに存在している
MR」と認識されます。このためデバイスポリシーに変更がない場合は、ポリシー配信がなされ
ません。
これらにより、クライアント側ではデバイスポリシーが初期化され、かつマネージャからもポ
リシーが配信されないため、デバイスポリシーが未設定の状態となります。
【対策】
MR の再インストールでデバイスポリシーが初期化された場合、再度ポリシーが配信されるよう
修正しました。
Ver6.7.2.0 - 9 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
64bitOS の端末でデバイス制御(読取専用)を設定しても、CD への書き込みが行える場合がある
問題を修正しました。
【現象】
64bitOS の端末に、デバイスポリシーで CD の制御(読取専用)を設定しても 32bit のライティ
ングソフトを使用した場合、CD に書き込める場合があります。
【影響】
読取専用設定が有効になりません。
【発生バージョン】
MR:LanScope Cat6 Ver.6.3.0.0 以上
8
デバイス制御
【発生条件】
下記の条件が全て合致した場合に発生します。
 Wi ndows XP 以降の 64bitOS を利用している
 市販のライティングソフト(32bit アプリケーション)で書き込みをした場合
【回避方法】
ありません。
【原因】
32bit アプリケーションからの CD 書き込み制御に関する不具合が原因です。
【対策】
64bitOS 端末で制御(読取専用)設定にした場合も正しく動作するように修正しました。
Ver6.7.2.0 - 10 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
Web アクセス監視機能でダウンロード全禁止設定を行っているにもかかわらず、ダウンロード
ができる場合がある問題を修正しました。
【現象】
Web アクセス監視機能でダウンロード全禁止設定時に、リンクを右クリックから「対象をファ
イルに保存」を選んでダウンロードを行ったとき、ダウンロードができる場合があります。
【影響】
ダウンロード禁止設定が適用されません。
【発生バージョン】
MR:LanScope Cat5 以上
【発生条件】
下記の条件が全て合致した場合に発生します。
①
Web アクセスポリシーで「全てのダウンロードを禁止にする」設定にチェックしている場
合(Cat のバージョンによっては「ダウンロードを禁止する」にチェックしている場合)
9
Web アクセス
②
①の状態で、Internet Explorer9 以外のダウンロードログ取得対象ブラウザを開いて、PDF
ファイルなどダウンロードを直接指定しているリンクのあるサイトを開いた場合
※左クリックでダウンロードができ、右クリックから「対象をファイルに保存」でもダウ
ンロードができるリンクが対象
③
何度か②の作業を繰り返すと「名前を付けて保存」ダイアログが表示される場合がありま
す。
【回避方法】
ありません。
【原因】
Cat は「ファイルのダウンロード」ダイアログを禁止するよりを行っていますが、データ量の
小さなファイルをダウンロードする場合など、このダイアログが一瞬だけしか表示されず検知
できないことがあります。
【対策】
ファイルのダウンロードの後に表示される「名前を付けて保存」のダイアログを禁止対象とす
ることで禁止動作が正しく行われるよう修正しました。
Ver6.7.2.0 - 11 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
サーバ監視機能でサーバファイル操作ログが取得できない場合がある問題を修正しました。
【現象】
Windows サーバ監視用のサーバエージェント(SA)と NetApp 用サーバ監視用のサーバエージェ
ント(SAE)を 同一のサーバサブマネージャに登録している場合、どちらかのサーバファイル
操作ログが取得できない場合があります。
【影響】
対象のファイルサーバ操作ログが取得されません。
【発生バージョン】
マネージャ:LanScope Cat6 Ver.6.6.0.0 以上
10
サーバ監視
【発生条件】
SA と SAE が同一のサーバサブマネージャに登録されている場合
【回避方法】
ありません。
【原因】
監視対象フォルダの再取得処理に問題がありました。
【対策】
監査対象フォルダの再取得処理を修正しました。
Ver6.7.2.0 - 12 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
No
カテゴリ
内容
不正 PC 検知機能で自社 MR のみ許可する設定の時、正しく許可されない場合がある問題を修正
しました。
【現象】
不正 PC 検知機能で自社 MR のみ許可する設定でセグメントの許可設定がアラームまたは禁止の
とき、MR が入っている端末であるにも関わらず、アラームや禁止になる場合があります。
【影響】
MR が稼働する自社の端末であるにも関わらず、アラームや禁止になります。
【発生バージョン】
MR:LanScope Cat6 Ver.6.7.0.0 以上
11
ネットワーク検
知・不正 PC 遮断
【発生条件】
次の条件のいずれかに合致した場合に発生します。
・Ver6.7.0.0 の CD のインストーラーから MR をインストールした場合。
・Ver5.7.0.0 未満の MR を Ver6.7.0.0 にアップデートした場合。
【回避方法】
ありません。
【原因】
自社 MR の判断処理に問題があったため発生しています。
【対策】
判断処理を修正しました。
Ver6.7.2.0 - 13 -
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リリースノート番号 Cat6720-34
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■その他の修正点
以下の問題を修正しました。
No
カテゴリ
内容
1
統合コンソール
セキュリティ USB 設定画面の左のツリーでの検索機能の一部が正しく検索できない。
2
統合コンソール
エージェント検索画面で検索項目がずれて検索される。
3
統合コンソール
2TB 以上のファイルサイズのログが存在する場合に、CSV バックアップでリアルタイムイ
ベントログの出力が失敗する。
USB 資産管理一覧画面で表示されている USB メモリにチェックを付けて登録し、USB グル
4
統合コンソール
ープを選択後、設定を行うと、選択したグループとは異なるグループに所属する場合が
ある。
5
統合コンソール
パッケージ配布設定画面の表示に時間がかかる場合がある。
6
統合コンソール
7
統合コンソール
8
統合コンソール
9
統合コンソール
長期レポート保存結果ログで、詳細結果に誤った結果ログが表示される場合がある。
10
統合コンソール
長期レポートのバックアップデータベースがリストアできない場合がある。
ネットワーク機器の自動資産インポート設定画面で最後から 3 つの項目がインポート項
目に設定できない。
リモートコントロール機能の VNC 接続でパスワードが 8 文字までしか入力できない。
CSV バックアップに失敗しても、カレンダーの実行時間が青色(成功)で表示される場
合がある。
長期レポートデータで、一時的に少ない日付のバックアップデータをリストアした後、
11
統合コンソール
再度全ての日付のバックアップデータをリストアすると、最初にリストアした少ない日
付分のデータしか表示されなくなる。
12
統合コンソール
13
統合コンソール
統合コンソールのメッセージ結果一覧画面を開くと、読み込み違反が発生する場合があ
る。
統合コンソールからスタンドアロン MR インポートで部署情報をインポートすると部署
情報が正しくインポートされない場合がある。
統合コンソール上でサーバ監視の監査フォルダの設定を行う際に、サーバサブマネージ
14
統合コンソール
ャが複数台の環境で、サーバサブマネージャに存在するサーバエージェントのフォルダ
を別のサーバサブマネージャのサーバエージェントにもドラッグできる。
15
統合コンソール
16
統合コンソール
17
統合コンソール
18
統合コンソール
19
統合コンソール
20
統合コンソール
エージェント検索画面で複数の部署を検索した際に最後の部署だけが表示される。
検知サブマネージャのスケジュール設定によるデータ更新処理でノード情報が収集され
ていても、結果ログが更新なしになる。
統合コンソールのライセンス管理画面でサーバエージェントの登録日が実際の登録日と
異なる場合がある。
デバイスポリシー設定画面の「OS バージョン」の項目で WindowsServer2008R2 が
WindowsServer2008 と表示される。
資産インポート機能で、項目値に改行を含む CSV をインポートした後で資産情報をエク
スポートするとエクスポートした CSV の資産情報の表示が崩れる。
統合コンソールをインストールしている端末の日付形式を変更している場合、統合コン
ソールの一部の画面を表示できない。
Ver6.7.2.0 - 14 -
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21
統合コンソール
22
統合コンソール
23
統合コンソール
統合コンソールから部署を削除した時に配下のエージェント情報が残り、登録されてい
ない vPro 端末が登録済みと判断されて登録できなくなる場合がある。
資産任意項目設定画面のリンク「保守サイトから任意項目活用リストを入手する」 から
移動しても「任意項目活用リスト」が存在しない。
長期レポート保存設定画面で保存先にシングルクォートを含むパスを指定して保存する
とエラーになる。
Windows の日付と時刻の形式の日付の区切り文字を「/」から「-」に変更した後、セキ
24
統合コンソール
ュリティ USB 設定画面で「一時許可」からその他の設定内容に変更しようとしても変更
できない。
25
Web コンソール
26
Web コンソール
27
Web コンソール
28
Web コンソール
29
Web コンソール
30
Web コンソール
31
Web コンソール
32
Web コンソール
33
Web コンソール
34
Web コンソール
35
Web コンソール
36
Web コンソール
37
Web コンソール
38
Web コンソール
Web コンソールの USB 資産情報レポートのログ数よりも CSV 出力のログ数が少なくなる
場合がある。
Web コンソールの「本日稼働」と「連続未稼働」画面が本来利用できる購入ライセンス
構成でも利用できない場合がある。
Web コンソールのソフトウェアライセンス画面でソフトウェアのライセンス過不足数が
正常に表示されず、過不足数が全て「0」で表示される。
Web コンソールのエージェント稼働管理画面で端末の増減が正しく行われない場合があ
る。
WEB コンソールのデバイス管理レポートの USB 不正使用レポートで表示される[アラーム
回数][使用回数]が実際よりも少なく表示される場合がある。
Office2010 の 64bit 版を利用している端末から Web コンソールのレポート出力ができな
い。
リアルタイムイベントログの日時がずれ、ファイル追跡レポートで追跡を行えなくなる
場合がある。
「USB ファイル書き込み一覧」で、コマンドプロンプトでのファイル操作ログが、別の
USB デバイスのログとして表示される場合がある。
Web コンソールの USB 不正使用レポートで、デバイスポリシー設定画面から許可設定し
たセキュリティ USB の接続ログがアラームとして表示されます。
Web コンソールの Web アクセスログ画面で Web 書込みレポートを表示しようとするとエ
ラー画面が表示される。
「アプリケーション比較推移」画面を表示しようとすると「データの取得に失敗しまし
た」というエラーが発生し、画面が表示されない場合がある。
USB 資産管理機能で統合コンソールと Web コンソールで表示される USB の情報が異なる
場合がある。
Web コンソールで Guard と連携した状態でシングルクオーテーションが入った添付メー
ルの送信履歴が確認できなくなる。
Web コンソールのレポート出力で出力したレポートで、Office2007 以降の場合、警告メ
ッセージが表示される。
Ver6.7.2.0 - 15 -
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ファイル追跡レポート機能で「フルパス」もしくは「ラベル」に URL エンコード対象と
39
Web コンソール
なる文字列が含まれていると、トレース履歴に表示される値が URL エンコードされて表
示される。
40
Web コンソール
41
Web コンソール
42
Web コンソール
43
Web コンソール
Web コンソールのファイルトレース機能で、ラベル情報にシングルクォートが含まれて
いると、「フルパス」リンクをクリックしても反応がない。
Web コンソールのグループ別稼働比較画面で、カンマを含むアプリケーション名の CSV
出力結果が正しく出力されない。稼働時間が 0:00:00 になる。
Web コンソールの一部の画面に表示されているグラフの背景が黒く塗りつぶされる。
Web コンソールの Windows OS 管理のライセンス一覧画面で CSV 出力をした際に Windows7
のライセンス数が 0 で出力される。
WindowsServer2008 の登録済みライセンス数が、Web コンソールの WindowsOS 管理におい
44
Web コンソール
45
Web コンソール
46
長期レポート
47
長期レポート
48
長期レポート
49
長期レポート
50
長期レポート
長期レポートの移行処理で Web アクセスログの移行処理に失敗する場合がある。
51
長期レポート
長期レポートの問題抽出画面で APID 監査の ID 削除ログが表示されない場合がある。
52
長期レポート
53
長期レポート
54
長期レポート
て、正しく表示されない。
セキュリティ USB 設定ツールから登録した「登録者」の情報が Web コンソールの USB 資
産情報レポート画面に表示されない。
長期レポート保存処理で「セキュリティログ集計情報」の保存処理が時間切れで失敗す
る場合がある。
長期レポートでライセンスを外したエージェントにおいて、集計値よりもログ件数が多
くなる場合がある。
Web コンソールの長期レポートの問題抽出画面で SQLServer2000 の環境においてエラー
が発生し、ログ参照ができない場合がある。
エージェントの所属部署を変更した後、長期レポートの問題抽出画面で、エージェント
の過去の部署を選択すると、集計値とログが表示されない場合がある。
長期レポートの問題抽出画面で選択したグループ直下に存在するエージェントのログし
か表示されない場合がある。
統合コンソールの「長期レポート保存設定」画面で「残り保存可能日数」の計算結果に
実際より大きい値が表示される。
長期レポート画面の問題抽出画面でアプリケーション稼働ログを表示した際に稼働日数
の表示が存在しない。
長期レポート機能で深夜 0:00 からスケジュール更新処理が開始されるまでの間に削除
55
長期レポート
されたエージェントのログを参照した際に参照したログ数よりも集計値が多くなる場合
がある。
長期レポート保存設定で保存先を指定しないまま、
「設定」を押さずに「閉じる」を押し
56
長期レポート
た後、保存先のフォルダを指定しようとすると、長期レポート保存設定画面全体が閉じ
られる。
Ver6.7.2.0 - 16 -
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ダブルクォートを含むデータを CSV 出力する際に、予期せぬ箇所にダブルクォートが追
57
長期レポート
58
マネージャ
59
マネージャ
60
マネージャ
61
マネージャ
資産管理サブマネージャの再登録処理に失敗する場合がある。
62
マネージャ
統合コンソールのパッケージ配布設定画面の結果ログの更新処理に時間がかかる。
63
マネージャ
64
マネージャ
65
マネージャ
66
マネージャ
加される。
MR と関連づけられている vPro 端末のマザーボードを別の端末で利用し、MR をインスト
ール後に vPro 端末として新規登録をすると新規登録ができない。
デバイスシリアルポリシーの未登録 USB 一覧から初回接続でインターフェースクラスの
情報が取得できない場合に、セキュリティ USB に登録できない。
ファイル配布サブマネージャが同期を取る際に、内部的に主キー違反が起こる場合があ
る。
MR の上書きインストールを行った際に正しくないサブマネージャに登録される場合があ
る。
資産管理サブマネージャの再登録同期を行うと資産情報の NIC 情報の一部が削除される
場合がある。
スケジュール更新の失敗時のアラームメールで、ソフトウェア資産情報とログオンユー
ザの ONOFF ログのアラームメールが別のアラームとして送信される場合がある。
スケジュール更新処理で失敗した場合にリトライが実行されない場合がある。
サーバ移行で、統合マネージャのみ移行し、サブマネージャの移行をしない場合に、新
67
マネージャ
しい統合マネージャサーバでシステムデータをリストアした後にサブマネージャの再登
録をしないと一部情報が取得できなくなる場合がある。
MR の上書きインストール時に登録先サブマネージャがルール通りに登録されない場合が
68
マネージャ
69
マネージャ
70
マネージャ
71
マネージャ
リアルタイムイベントログの CSV バックアップ出力に時間がかかる場合がある。
72
マネージャ
検知サブマネージャのログデータが保存日数を超えても削除されない。
ある。
サブマネージャのサービス停止を行ってもプロセスが起動したままになる場合がある。
資産管理サブマネージャの再登録・同期処理時にファイル配布設定情報のダウンロード
が正しく行われない場合がある。
vPro 端末を登録した NIC を複数の MR 端末で使用した時に、スケジュール設定によるデ
73
マネージャ
ータ更新が行われると、資産管理サブマネージャのデータベースで主キー違反が起こる
場合がある。
74
マネージャ
75
マネージャ
76
マネージャ
77
マネージャ
資産アラームログの新規アプリケーションインストールアラームが取得されない場合が
ある。
サブマネージャ起動時に特定データベーステーブルから情報の読み取りに失敗した場
合、サブマネージャが停止する。
セキュリティ USB 責任者ツールでセキュリティ USB の許可設定を変更した際に作成され
る操作履歴の詳細ログが削除されずに残り続ける。
定期資産情報更新処理でエージェント No が”0”の不要なエージェント情報が上がる場
合がある。
Ver6.7.2.0 - 17 -
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78
エージェント
MR 端末で稀に CPU の使用率が上昇し続け 100%になる場合がある。
79
エージェント
MR インストール時に識別キーが空の状態で MR が登録されてしまう場合がある。
80
エージェント
「非常駐」型の MR で Windows ログイン時に MR が起動しない場合がある。
81
エージェント
LspEvmon.exe が起動時にエラーダイアログを出し、停止する場合がある。
82
エージェント
83
エージェント
84
エージェント
85
エージェント
インストールアプリケーション名が 100 バイト以上の名前の場合に新規アプリケーショ
ンインストールアラームが頻発する場合がある。
MR 端末で PC 稼働中に LspQuest.exe のエラーダイアログが表示される場合がある。
MR 端末で LspEvMon.exe で「ディスクがありません」というメッセージが表示され続け
る場合がある。
クライアント端末がスタンバイから復帰した後、ログが取得できない場合がある。
ファイル情報ポリシーとリアルタイムイベントポリシーのコマンドプロンプトログ取得
86
エージェント
を両方設定されているクライアント端末で、メモリ使用量が上昇し負荷が高くなる場合
がある。
一部の USB 切替器で、USB3.0 の USB 機器を接続すると MR 及び統合コンソール(対象端
87
エージェント
88
エージェント
89
エージェント
90
エージェント
91
エージェント
92
エージェント
USB 資産情報取得機能で KINGMAX の USB メモリの認識に1分ほど時間がかかる。
93
エージェント
端末から SD カード取り出し時に LspEvMon.exe がエラーを出す場合がある。
94
エージェント
95
エージェント
96
エージェント
97
資産管理
98
資産管理
資産管理一覧画面でドメイン名が正しく表示されない場合がある。
資産管理
ソフトウェア資産管理機能で利用ソフトウェア管理台帳を出力し、データをインポート
99
末にインストールされている場合)が停止する。
クライアント端末の日付形式を変更している場合に、ファイル操作のアラームに抵触す
るとファイル操作ログが不正に送信される。
クライアント端末の日付形式を変更している場合にアラームポップアップが表示されな
い。
検知エージェント(DA)と MR のインストール結果ログのファイルサイズが増え続ける。
ログオンログオフログについて、PC 起動時、ログオン前に休止/復帰が行われた場合に
ログオンログが取得されない場合がある。
クライアント端末の日付の区切り文字の形式を「/」以外に設定していると、ファイル操
作ログが取得されない。
MR をインストールすると富士通製独自ポートプリンタで「印刷後ドキュメントを残す」
設定をしているとその設定が外れる。
Lspcmr.exe の CPU 使用率が上昇する場合がある。
ソフトウェア辞書をインポートしても、自動取得したソフトウェアと紐づかない場合が
ある。
する際にエラーになる場合がある。
100
資産管理
101
資産管理
MR 端末の IP アドレス・MAC アドレスを変更した場合に、資産管理一覧画面でホスト名が
空欄になる場合がある。
vPro 未登録端末一覧画面で、登録済の vPro 端末が未登録端末として何度も検知される。
Ver6.7.2.0 - 18 -
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統合コンソールの資産情報閲覧権限がないにも関わらず、メニューの「機能」-「スタン
102
資産管理
103
資産管理
104
資産管理
105
資産管理
106
資産管理
Windows Vista 以降の OS で HotFix 情報が取得されない場合がある。
107
資産管理
SNMP 対応機器画面の機器検索で特定の SNMP 対応機器が検知できない。
108
資産管理
SNMP 対応機器管理で死活監視ログが突然上がらなくなる場合がある。
109
資産管理
110
資産管理
111
資産管理
112
資産管理
113
資産管理
114
資産管理
115
資産管理
116
資産管理
117
資産管理
118
資産管理
119
資産管理
120
資産管理
121
資産管理
122
資産管理
123
資産管理
ドアロン MR 管理」からスタンドアロン MR のソフトウェア資産が閲覧できる。
ソフトウェア資産管理の各設定で改行文字を含む項目があると正しくエクスポートでき
ない。
ソフトウェア資産管理で Office2010 のエディションが取得されない場合がある。
NIC を変更していないにも関わらず、NIC 変更アラームログが不定期に発生する場合があ
る。
統合コンソール上で別のサブマネージャに移動させた全資産管理のアイコンにおいて移
動前に登録していた資産任意項目が表示されなくなる。
MR をインストールしている vPro 端末の vPro 資産情報が更新されない。
資産ポリシーの新規アプリケーションインストールアラームのフィルタ設定が初期設定
に戻ってしまう場合がある。
スタンドアロン MR の資産任意項目に削除したエージェントの資産任意項目の値が表示
される場合がある。
ソフトウェア資産管理機能で「Microsoft Office Home and Business 2010」の「種別」、
「バージョン」が取得されず空になる。
資産管理一覧画面の資産任意項目名に既存の資産項目の名前が設定できる。
Hotfix 管理画面で OS の情報が本来「WindowsServer2008R2」 のはずが「Windows Se」
までで切れた状態で表示される場合がある。
資産情報の「アプリケーション管理」のデータをエクスポートしようとすると、データ
エクスポートに失敗する場合がある。
資産管理一覧画面で資産任意項目に「部署名」が設定でき、その「部署名」を編集する
と再構築処理が行われる。
ソフトウェア資産管理機能で利用ソフトウェア管理画面のエージェント名をクリックし
てもインストールソフトウェア一覧画面が表示されない場合がある。
ソフトウェア資産管理機能で利用ソフトウェア設定画面のライセンス媒体管理番号の並
び順が管理番号順とならない。
アプリケーションライセンス設定のアプリケーショングループの作成画面で選択できる
アプリケーションのリストにデータがあるのに選択ボタンが押せなくなる場合がある。
資産管理一覧画面で右クリックから表示できる「表示項目の選択画面」で、同じ資産任
意項目名の変更を複数ユーザが同時に行った場合にエラーが発生する。
ソフトウェア資産管理機能のソフトウェア辞書画面で数万件のデータを一括で削除する
とアドレス違反のエラーが発生する場合がある。
ソフトウェア資産管理画面でソフトウェア辞書をインポートすると同じソフトウェアが
重複して表示される場合がある。
Ver6.7.2.0 - 19 -
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リリースノート番号
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124
資産管理
125
資産管理
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127
128
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130
資産インポートを行う時にセルの最終列のデータが「”」で囲まれていた場合に、最後の
「”」が残る。
アプリケーションの名称に改行コード「LF」が入っていた場合、統合コンソールや Web
コンソールでエクスポートしたファイル内の行が崩れる。
アプリケーション稼
アプリケーション禁止ポリシー設定画面で禁止設定にチェックがないにも関わらず、登
働・禁止
録済みアプリケーションが禁止されてしまう場合がある。
アプリケーション稼
アプリケーション禁止機能で名前変更禁止設定をしている状態でファイル名変更前と変
働・禁止
更後のファイルが残ってしまう場合がある。
アプリケーション稼
アプリケーション別タスク集計画面を表示の際にシングルクォートを含むアプリケーシ
働・禁止
ョンを表示しようとするとエラーが発生する。
アプリケーション稼
アプリケーション稼働ポリシーの「バージョン管理」画面で、プログラム名、アプリケ
働・禁止
ーション名が空白のレコードが表示される場合がある。
アプリケーション稼
働・禁止
アプリケーション禁止ポリシーに所属しているグループ名で MR の自動インストーラを
新規作成し、端末に展開後、禁止対象で禁止されない、または禁止対象外で禁止されて
しまう場合がある。
Windows7 以降の OS でローカルプリンタを利用している場合に、プリントログの IP アド
131
プリント
132
プリント
過去に収集されたプリントログが再取得される場合がある。
リアルタイムイベン
Windows2000 でファイル移動、フォルダ移動を行った場合に移動ログと一緒に削除ログ
ト
が発生する場合がある。
リアルタイムイベン
ファイル名に全角英字の小文字が入っているファイルをメールに添付しても、メール添
ト
付ログが取得されない。
133
134
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137
138
139
140
141
リアルタイムイベン
ト
レスが空欄になる場合がある。
Windows7 以降の OS で、デスクトップフォルダを C ドライブ直下のフォルダに変更した
状態でリアルタイムイベントログを取得すると、ユーザ操作ではないファイルアクセス
ログが取得される。
リアルタイムイベン
ファイルコピーなどを連続で行っていた場合、多数のファイルをコピーすると一部のコ
ト
ピーログが取得されない場合がある。
リアルタイムイベン
ネットワーク上の共有フォルダを開いたまま切断し、再接続した場合に、共有フォルダ
ト
内に表示されていたファイルやフォルダの削除ログが発生する。
リアルタイムイベン
ファイル操作ログで CD 書込み操作を行っていないにも関わらず CD 書込みログが発生す
ト
る場合がある。
リアルタイムイベン
ト
ファイル操作ログを取得する設定で、ファイルサーバなどのネットワーク上のフォルダ
を開いている時に、ファイルサーバ(および Active Directory サーバ)の負荷が上昇す
る場合がある。
リアルタイムイベン
エージェント別リアルタイムイベントログで時刻形式を変更している場合にログ取得が
ト
失敗する。
リアルタイムイベン
520Byte を越えるフルパスのファイルに対する操作を連続して行ったファイル操作のロ
ト
グが取得されない場合がある。
Ver6.7.2.0 - 20 -
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LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
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リリースノート番号
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第 1 版作成日:2014/03/11
142
143
リアルタイムイベン
ファイルパスの長さが 520 バイトを越えるファイル操作が取得されない。
ト
メッセージ
英語 OS で、「必須項目」の表示が文字化けする。
MR からファイル配布サブマネージャへの通信が送信され続け、ファイル配布、パッケー
144
ファイル配布
ジ配布の進捗が遅くなったり、ファイル配布サブマネージャの負荷が上昇したりする場
合がある。
ファイル配布機能で配布グループを追加すると、配布設定が追加されたように表示され
145
ファイル配布
146
ファイル配布
ファイル配布ポリシーのスケジュール設定で、キー入力ができない場合がある。
147
パッケージ配布
パッケージ配布設定画面の表示に時間がかかる場合がある。
148
パッケージ配布
パッケージ配布設定画面の「結果ログ」の更新が、タイムアウトで失敗する場合がある。
149
パッケージ配布
150
パッケージ配布
る場合がある。
パッケージ配布設定で複数の実行ファイルがある際、2 個目以降のファイルの実行に設
定の約 20 倍時間がかかる。
パッケージ配布機能で BITS 関連のエラーで配布が失敗する場合がある。
電源ロックエージェントに「実行後のシャットダウン/再起動を設定したパッケージを」
151
パッケージ配布
を配布すると、シャットダウン/再起動の時間になった後、端末を再起動するまですべて
のパッケージが実行されない。
152
パッケージ配布
153
パッケージ配布
154
パッケージ配布
155
パッケージ配布
156
パッケージ配布
157
パッケージ配布
158
Web アクセス
159
Web アクセス
160
Web アクセス
パッケージ配布機能の帯域制限の設定内容が 8~18 時の間しか有効化されない。
パッケージ配布設定のログ゙更新に失敗した際に、不明なエラーメッセージが表示され
る。
パッケージ配布設定のエクスポートデータに「NO」「部署」「エージェント」情報が出力
されない場合がある。
「再起動時に配布ファイルを削除する」設定を行い、配布先のフォルダに空のフォルダ
を指定すると、端末の再起動時に配布先のフォルダごと削除される。
ファイル配布サブマネージャの負荷が上昇し、パッケージ配布処理が進みにくくなる。
パッケージ配布でクライアントからファイルサーバへの接続可能な状態であっても接続
失敗し、配布が失敗する場合がある。
Web アクセス禁止ポリシーに抵触した直後のログの稼働時間が異常に大きな数値になる
場合がある。
Web アクセス監視機能でアプリケーションを介したリンクの Web アクセスログ未取得・
禁止有効化がされない場合がある。
Web アクセス監視機能で Web アクセスのダウンロードログがとれずダウンロード禁止も
効かない場合がある。
Web アクセス監視機能の全ダウンロードアラーム設定が有効でポップアップ通知を設定
161
Web アクセス
している環境で、ダウンロード禁止に抵触しなかったダウンロードログのアラームポッ
プアップが表示されない。
162
Web アクセス
Web アクセス監視機能の Web 書込みログで一部 URL アラーム・禁止を行った際に、誤っ
た通知メッセージで通知される場合がある。
Ver6.7.2.0 - 21 -
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LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
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リリースノート番号
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MR の新規インストール時に Web アクセスポリシーの「Web 書き込みログフィルタ設定」
163
Web アクセス
164
デバイス制御
165
デバイス制御
166
デバイス制御
167
デバイス制御
168
デバイス制御
169
デバイス制御
170
デバイス制御
171
デバイス制御
デバイスポリシー設定画面で資産任意項目が正しく表示されない場合がある。
172
デバイス制御
特定の有線マウスと MR がバッティングし、マウスが使えない場合がある。
173
サーバ監視
174
サーバ監視
175
サーバ監視
Windows Server 2008R2 クラスタ環境でサーバ監視のログが取得できない場合がある。
ネットワーク検知・不
検知サブマネージャをアンインストール後にノード一覧からノード名を変更しようとす
正 PC 遮断
ると失敗する場合がある。
ネットワーク検知・不
「セグメント表示」画面内のノードツリーに MAC アドレスが空になっているノードが表
正 PC 遮断
示される場合がある。
ネットワーク検知・不
統合コンソールの「セグメント表示」画面のツリー表示での検知エージェント(DA)の
正 PC 遮断
エージェント名変更ができない場合がある。
ネットワーク検知・不
新規接続されたノードの検知に時間がかかる場合がある。
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が適用されない場合がある。
デバイス制御機能でデバイス禁止設定している環境の端末に対して、接続し続けている
除外デバイスが禁止される場合がある。
デバイス制御機能でデュアルブート環境のデバイスの許可端末に、初回ポリシーが適用
される場合がある。
デバイスポリシー設定で読取専用設定にしている状態で一時許可設定を行った場合、デ
バイスの抜き差しが 2 回必要となる。
一つの機器で「CD/DVD」と「その他」のデバイスクラスとして認識される機器がデバイ
スポリシー設定の CD/DVD の禁止(内蔵・外付け)に設定しても禁止されずに使用できる。
デバイスシリアルポリシーの「セキュリティ USB 設定」画面で設定操作を行うと、別ア
カウントが使用中の場合に表示されるダイアログに IP アドレスが表示されない。
USB 資産管理一覧でシリアル NO にシングルクォートが含まれている場合、USB の削除や
インポートができない場合がある。
デバイス読取専用設定で「大容量記憶装置」などのキーワードによる許可を設定してい
ても、許可されずに書き込みできない場合がある。
サーバ監視機能でクライアント端末からファイルサーバ上のファイルを切り取り、ロー
カルディスクにコピーした場合に削除ログが取得できない。
WindowsServer2008/2008R2 の端末でサーバエージェントを動作させている場合に、サー
バエージェントの CPU 使用率が高くなる場合がある。
正 PC 遮断
アプリケーション ID
アプリケーション ID 監査ポリシー詳細設定画面のグリッドをソートするとメモリアド
監査
レス違反が発生する場合がある。
アプリケーション ID
アプリケーション ID 監査設定で一般的なアプリケーションのボタンをトリガーに設定
監査
した場合に、ログが取得できない場合がある。
アプリケーション ID
アプリケーション ID 監査ポリシーを作成した際に取得アプリケーションのチェックが
監査
付いている場合がある。
Ver6.7.2.0 - 22 -
2014/3/**
LanScope Cat6
リリースノート番号 Cat6720-34
Release Note
リリースノート番号
Cat6000-34
エムオーテックス株式会社
第 1 版作成日:2014/03/11
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アプリケーション ID
アプリケーション ID 監査機能で、業務時間外アラームを設定していても、業務時間外の
監査
ログがアラームにならない場合がある。
アプリケーション ID
アプリケーション ID 監査機能でオフラインログの送信に失敗する場合がある。
監査
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アラームメール通知
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アラームメール通知
アラームメール通知機能でサーバエージェント未稼働アラームを設定していなくても、
サーバエージェント未稼働アラームが送信される場合がある。
アラームメール通知設定で設定していないサーバファイル操作アラームメールが通知さ
れる場合がある。
リアルタイムイベントポリシー系のアラーム通知メール(ローカル共有アラームなど)
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アラームメール通知
を送信する設定で運用中、資産管理サブマネージャの再登録同期やインストールを行う
と、リアルタイムイベントポリシー系のアラームメールが送信されなくなる場合がある。
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アラームメール通知
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アラームメール通知
リアルタイムイベントの早朝・深夜アラームメールを送信する設定で運用中、リアルタ
イムイベントのアラームメールが送信されない場合がある。
アラームメール通知設定で新規に送信者グループを設定すると、 データベースへのアク
セスに失敗する場合がある。
Ver6.7.2.0 - 23 -