1 - NTT西日本|セキュリティ対策ツール サポート情報

こんなときには、このマニュアル
使う前に
フレッツ・光プレミアム
もしくは
フレッツ・v6アプリ
設定マニュアル
使い始めたら
ガイドブック
「自分に合った使いかたをしたい。
でも、面倒な設定はしたくない。
」
という方にピッタリ。
使いかたに合わせた設定を簡単に
説明しています。
本書です
しっかり活用するなら
こまったときは
「とにかく、
インストールして早く使い始めた
い!」
という方にピッタリ。これ1冊で、
簡単
にインストールできます。
※ フレッツ・光プレミアム設定マニュアル、
フレッツvアプリ設定
マニュアルはお申し込み時にNTT西日本より送付しております。
ヘルプ
本ツールの画面には[この画面の説明]というボタンがあります。このボタンをク
リックすると、その画面に関するヘルプトピックが表示されます。また、メイン画面
の[ヘルプとサポート]をクリックして表示することもできます。
セキュリティ対策ツールのインストールや設定、ウイルス情報などに関するお問い合わせ
NTT西日本セキュリティサポートセンタ
お問い合わせフォーム
http://flets-w.com/sec/qa/
0120-248303(携帯電話・PHSからもご利用になれます)
※ 受付時間 9:00 ∼ 18:00
(土・日・祝日も受付)
年末年始12月29日∼ 1月3日は休業とさせていただきます。
目次
はじめに
1. セキュリティ対策ツールでできること ..................................................................6
2. これからご利用になる方へ ..........................................................................................8
3. オンラインユーザ登録する ....................................................................................... 13
4. 本ツールの起動とメイン画面の表示.................................................................... 17
5. 本ツールの画面構成 ...................................................................................................... 19
6. アップデートする ........................................................................................................... 21
7. ウイルスやスパイウェアを検索する.................................................................... 23
基本的な使いかた
8. ウイルスやスパイウェアの被害に遭わないようにするには? .............. 27
9. 不正侵入を監視し、ネットワークを管理するには? .................................... 30
10. Webサイトやメールを用いた犯罪や
有害情報による被害を防ぐには?......................................................................... 32
11. ご家庭のネットワークに繋がったパソコンを管理する ........................... 43
12. こんな機能もあります ................................................................................................. 45
13. 複数のパソコンにインストールするには? ..................................................... 49
14. 登録したメールアドレスを変更する.................................................................... 50
こんなときは
15. メッセージが表示されたときは?......................................................................... 55
16. ネットワークへの接続で困ったときは? .......................................................... 63
17. インストール前のことについて知りたい .......................................................... 67
18. インストールやバージョンアップについて知りたい ................................. 69
19. オンラインユーザ登録について知りたい .......................................................... 72
20. その他のことについて知りたい ............................................................................. 74
21. よくあるお問い合わせ早見表 .................................................................................. 88
用語集 ............................................................................................................................................ 90
索引 ................................................................................................................................................ 99
困ったときには ........................................................................................................................102
1
セキュリティ対策ツールでできること
はじめに
セキュリティ対策ツールは、ウイルスやスパイウェア、フィッシング詐
欺、不正アクセス、個人情報の流出など、様々な危険からパソコンとお客
さまを保護する総合セキュリティツールです。
バージョン17の新機能
お子さまがネットワークを安心して利用できる環境を実現
お子さまがネットワークを安全に利用するための機能が「有
害サイト規制」に集約されました。
12
9
3
6
有害情報を扱うホームページの表示の規制や、ネットワー
クの利用時間帯の設定、個人情報の流出防止などの機能を、
Windowsユーザーアカウントごとに設定できます。
ホームネットワークをビジュアル管理(ホームネットワーク管理)
「ホームネットワーク管理」では、ホームネットワー
クに接続されたパソコンの管理を視覚的に行えるよ
うになりました。
パソコンへの接続の許否の設定や、ネットワーク経
由でのウイルス検索やアップデートの実行、各種設定の変更をネットワーク
経由で行うことができます。
より軽快な使用感
メモリ使用量を旧バージョン(Ver.16)よりも削減しました。パソコンへの
負荷が下がるため、より軽快な使用感を得られます。
全画面表示中のポップアップ制御
全画面モードでゲームやDVDなどを楽しんでいるときはポップアップメッ
セージの表示を保留し、邪魔になりません。
その他のセキュリティ機能
ウイルスから保護します
ウイルスが侵入しないよう常に監視するのはもちろんのこと、もしウイルス
が侵入してしまっても適切に処理できます。また、自動アップデート機能に
より、日々進化するウイルスにいち早く対応します。
スパイウェアから保護します
個人情報を盗み出そうとしたり、迷惑な広告を表示したりするスパイウェア
の活動を常に監視します。スパイウェアとの関連が疑われる不審な動作も
見逃しません。また、Webブラウザやインスタントメッセンジャーの履歴な
どを削除して、スパイウェアによる悪用に備える機能もあります。
不正アクセスから保護します
パソコンとネットワークとのデータのやり取りを常に監視して、ネットワー
クを使った不正アクセスや攻撃からパソコンを保護します。接続している
ネットワークの構成が変わっても、新しい構成に適した設定へと自動変更す
る機能があるので、設定し直すわずらわしさがありません。
フィッシング詐欺から保護します
金融機関やクレジットカード会社のWebサイトを装って、パスワードやクレ
ジットカード番号をだまし取ろうとするフィッシング詐欺への対策も行い
ます。フィッシング詐欺メールの判定、フィッシング詐欺サイトの警告や表
示防止など、二重三重の対策が講じられています。
迷惑メールを判定します
大量に届く迷惑メールの中から通常のメールを探し出すのは至難の業。送
られてきたメールが迷惑メールであるかどうかを判定し、疑いがあるものは
「迷惑メールフォルダ」に自動的に振り分けます。
個人情報の流出を防止します
パスワードやクレジットカードの番号が、悪意のある第三者に知られてしま
うと一大事。外部に流出してはならない個人情報をしっかりブロックでき
るので安心です。
2
これからご利用になる方へ
セキュリティ対策ツールの準備がお済みでない方は、準備の流れやプロ
グラムの動作環境などをご確認ください。
ご利用開始までの流れ
本ツールのインストールの基本的な流れは以下のとおりです。
1. 動作条件を確認する
はじめに動作条件を確認してください(9ページ)。
2. 本ツールをインストールする
設定マニュアルの手順に従って本ツールをインストールします。
3. オンラインユーザ登録をする
インストールに続いて、オンラインユーザ登録を行います。13ページか
らの手順に従って手続きを行います。
オンラインユーザ登録が完了すると、アップデートを行えるようになります。
4. ウイルスやスパイウェアを検索する
インストールが完了したら、アップデートを行い(21ページ)、ウイルス
やスパイウェアの検索を行ってください(23ページ)。本ツールのイン
ストール前に侵入していたウイルスやスパイウェアがある場合、この検
索で発見、処理できます。
以上でインストールの手順は完了です!
セキュリティ対策ツールの動作環境
セキュリティ対策ツールを使用するうえでの動作環境(2009年5月現在)に
ついて説明します。
はじめに
対応しているOS
(オペレーティングシステム)やその動作環境は、変更され
ることがあります。セキュリティ対策ツールに付属しているReadmeファ
イルやNTT西日本の公式ホームページ(http://flets-w.com/)などで最新の
情報を確認のうえ、使用してください。記載されていない環境で使用すると、
セキュリティ対策ツールが正しく機能しない場合があります。あらかじめ
ご了承ください。
対応OS
• Microsoft Windows XP Home Edition / Professional
(Service Pack 2、およびService Pack 3に対応)
ご注意
• いずれのOSも日本語版のみの対応です。
• Windows Vista では32ビット環境と64ビット環境の両方で動作します。
• Windows XP Professional x64 Editionには対応していません。
基本的な使いかた
• Microsoft Windows Vista Home Basic / Home Premium / Business / Ultimate
(Service Packなし、Service Pack 1、およびService Pack 2に対応)
• 記載されていないOS(Windows 95 / 98 / Me(Millennium Edition)/ NT、Mac OS
など)では使用できません。
• Service Pack(サービスパック)については上記のバージョンを適用してください。
CPU
• Windows XPの場合:Intel Pentium 450MHz以上または同等の互換プロセッサ
• Windows Vistaの場合:800MHz以上の32ビット(x86)または64ビット(x64)プロ
セッサ(1GHz以上を推奨)
• Intelハイパースレッディングテクノロジに対応しています。
• NEC PC-9800/9821シリーズには対応していません。
こんなときは
ご注意
• デュアルコアプロセッサに対応しています。
• マルチプロセッサでの動作は確認されていません。
メモリ
• Windows XPの場合:256MB以上(512MB以上を推奨)
• Windows Vistaの場合:512MB以上(1GB以上を推奨)
ハードディスク
• 900MB以上のハードディスク空き容量
ご注意
• RAID-0/RAID-1に対応しています。その他のRAIDレベルはサポートしていません。
• インストールファイルをダウンロードする場合は、これを保存するための空き容量
も加えて必要になります。
ディスプレイ
• 解像度1024×768以上、High Color(65536色)以上
ご利用に関するご注意
• すでにほかのセキュリティ対策製品(ウイルス対策、ファイアウォール)
をお使いの場合は、これらの製品をアンインストールしてからセキュリ
ティ対策ツールをインストールしてください。
• 動作環境(システム要件)に記載されているOSの種類やハードディスク
容量などは、OSのサポート終了、弊社製品の改良などの理由により、予告
なく変更される場合があります。
• 必要メモリ容量およびハードディスク容量は、パソコンの環境によって
異なる場合があります。また、実際のご利用に必要な容量は、ログファイ
ルのサイズ、パターンファイルのサイズなど利用状況に応じて変化しま
すのでご注意ください。
• セキュリティ対策ツールをお使いになる前に、使用許諾契約書を必ずお
読みください。
• セキュリティ対策ツールの仕様は予告なく変更される場合があります。
• セ キ ュ リ テ ィ 対 策 ツ ー ル を イ ン ス ト ー ル す る とWindows Defender
(Windowsのスパイウェア対策機能)が無効に設定されます。
• フィッシング詐欺対策機能および有害サイト規制機能では、Webサイト
が安全かどうかの判定のために、お客さまがアクセスしたURLの情報を
暗号化してトレンドマイクロ社のサーバに送信します。
10
• 「ソフトウェア安全性評価サービス」では、プログラムが安全かどうかの
判定のために、プログラムの情報を暗号化して技術供与元であるトレン
ドマイクロ社のサーバに送信します。
• パーソナルファイアウォール機能を利用する際には、Windows ファイア
• セキュリティ対策ツールのパターンファイルのアップデート、オンライ
はじめに
ウォールも含めた他社のファイアウォール製品を無効にすることをおす
すめします。
ンユーザ登録、サポート情報サイト、お役立ちサイトなどをご利用になる
には、パソコンをフレッツ・v6アプリを契約している回線またはフレッ
ツ・光プレミアムに正しく接続する必要があります。また、カテゴリ指
定によるURLフィルタ機能、フィッシング詐欺対策機能、ソフトウェア安
全性評価サービス機能、迷惑メール対策ツールにおけるオンライン判定
サービス機能とリンク判定機能、セキュリティ情報の閲覧、検出されたウ
イルスやスパイウェアの情報閲覧、およびMicrosoft Updateのご利用に
は、インターネット接続が必要です。
ソナルファイアウォールドライバがアップデートされる場合、ネット
ワーク接続が終了されることがあります。再接続には、パソコンの再起
動が必要な場合があります。
• Windowsのサービスパックに関しては、必ず9ページの対応オペレー
基本的な使いかた
• セキュリティ対策ツールのインストール、アンインストールおよびパー
ティングシステムをご確認ください。
各機能に対応するWebブラウザおよびメールソフト
本ツールの各機能は、次のソフトウェアおよびサービスにおいて正しく動作
することを確認しています。記載されていないソフトウェア、またはサービ
スをご利用の場合、各機能の動作はサポート対象外となります。
• Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 2(Microsoft Windows XPの場合)
• Microsoft Internet Explorer 7.0
• Microsoft Internet Explorer 8.0
こんなときは
Webブラウザ
• Mozilla Firefox 2.0
• Mozilla Firefox 3.0
11
送受信メール検索に対応するメールソフト
• Microsoft Outlook Express 6.0 Service Pack 2
• Microsoft Outlook 2000、2002、2003、2007
• Microsoft Windows メール
• Mozilla Thunderbird 1.5、2.0
Webメール検索に対応するサービス
• AOLメール
• Yahoo!メール
• MSN Hotmail / Windows Live Hotmail
* Microsoft Outlook Express、Microsoft Outlook、またはMSN Explorerを使って
Hotmailを受信する場合、Webメール検索の対象にはなりません。
迷惑メール対策ツールに対応するメールソフト
• Microsoft Outlook Express 6.0 Service Pack 2
• Microsoft Outlook 2000、2002、2003、2007
• Microsoft Windows メール(Microsoft Windows Vistaの場合)
個人情報保護機能に対応するインスタントメッセンジャー
• MSN Messenger 7.5(Microsoft Windows XPの場合)
• Windows Live Messenger 8.5
• ICQ 5.1、ICQ Lite
• AOL インスタント・メッセンジャー 5.1
• Yahoo!メッセンジャー 7.0
メッセンジャー検索に対応するインスタントメッセンジャー
• MSN Messenger 7.5(Microsoft Windows XPの場合)
• Windows Live Messenger 8.1
12
3
オンラインユーザ登録する
はじめに
セキュリティ対策ツールのインストールが完了したら、すぐにオンライ
ンユーザ登録を行ってください。オンラインユーザ登録をしないと、セ
キュリティ対策ツールのアップデート機能が使えません。
オンラインユーザ登録について
オンラインユーザ登録とは、お客さまがご利用になるパソコンの利用登録を
ネットワーク経由で行うことです。1つのシリアル番号(1ライセンス)につ
き、1つのパソコン(OS)のみを登録できます。
パターンファイルなどのアップデート機能は、オンラインユーザ登録が済ん
だパソコンでのみ利用できます。
2台目のパソコンに、1台目と同じシリアル番号でセキュリティ対策ツールを使用する
と、利用登録が切り替わるためパターンファイルのアップデートなどの各種機能が正
常に動作しなくなり、お客さまのパソコンがウイルスなどの脅威にさらされる危険が
あります。
基本的な使いかた
ご注意
フレッツ・光プレミアムなど
フレッツ・光プレミアムお
よびv6アプリに標準で1つ付
属するシリアル番号をご利
用いただけます。
2台目
1台目とは別のシリアル番号をご利
用ください。
「セキュリティ機能ライ
センス・プラス」
(有料)をお申し込
みいただくと、シリアル番号を追加
できます(49ページ)。
こんなときは
1台目
13
オンラインユーザ登録する
ご注意
オンラインユーザ登録をしていただくためには、ご利用になるパソコンをフレッツ・
v6 アプリを契約している回線またはフレッツ・光プレミアムに正しく接続する必要が
あります。
1 デスクトップ左下の[スタート]をクリック。
Windows Vista
Windows XP
[スタート]
スタートメニューが表示されます。
2[すべてのプログラム]→[NTTW]→[セキュリティ対策ツール]→[セ
キュリティ対策ツールを起動]の順にクリック。
セキュリティ対策ツールのメイン画面が表示されます。
3[現在の状況]画面から[登録する]をクリック。
[登録する]
オンラインユーザ登録画面が表示されます。
14
4 Webサイトの案内に従って、オンラインユーザ登録に必要な「お客様
ID」、
「アクセスパスワード」などの情報を入力する。
登録状況に応じて次のいずれかの画面が表示されます。
はじめに
新規でオンラインユーザ登録をするときの画面
基本的な使いかた
オンラインユーザ登録するパソコンが変更になるときの画面
こんなときは
15
ご注意
利用登録するパソコンを変更すると、同じシリアル番号を今まで利用していたパソコ
ンではオンラインユーザ登録が解除され、アップデート機能が利用できなくなります。
ヒント
お客様IDとは、NTT西日本が契約者回線ごとに付与する8けたの英数字で構成される契
約者回線識別情報です。また、アクセスパスワードとは、お客さまがオンラインユーザ
登録などでお客様IDを入力する際に、お客様IDとくくり付けて認証に用いる6 ∼ 12け
たの英数字から構成されるパスワードです。お客様IDとアクセスパスワードは、フレッ
ツ・光プレミアムまたはフレッツ・v6アプリの1契約につき各1つずつをNTT西日本か
らお客さまに発行し、<フレッツサービス お申込内容のご案内>でお知らせします。
なお、お客様IDはお客さまからのお申し出などにより変更することはできません。
5 オンラインユーザ登録が完了すると、アップデート機能が利用できる
ようになります。
オンラインユーザ登録が完了したら、すぐに最新版にアップデートすること
をおすすめします。
ご注意
オンラインユーザ登録の完了前に、パターンファイル、プログラムファイルなどをアッ
プデートするかどうかを確認する画面が表示される場合があります。これは、オンラ
インユーザ登録が完了していなくても、1回に限り最新版にアップデートできるように
なっているためです。
ただし、それ以降は、オンラインユーザ登録が完了するまでアップデートを実行できま
せんのでご注意ください。
16
4
本ツールの起動とメイン画面の表示
はじめに
本ツールは、パソコンが起動すると自動的に起動してパソコンの保護を
開始します。メイン画面を開くと、ウイルスやスパイウェアの検索を行っ
たり、設定を変更したりできます。
本ツールの起動
本ツールは自動的に起動します。このため、起動するための操作は通常必要
ありません。
本ツールが動作している間は、デスクトップ右下の通知領域(タスクトレイ)
に本ツールのアイコンが表示されます。
ヒント
• 手動で起動する場合は、以下の「メイン画面を表示する」と同じ手順を行ってくださ
基本的な使いかた
セキュリティ対策ツールのアイコン
い。
• 通知領域(タスクトレイ)のアイコンは、本ツールの動作状況によって表示が切り替
わります。詳細については、
「通知領域(タスクトレイ)のアイコン」
(20ページ)をご
覧ください。
メイン画面を表示する
Windows Vista
Windows XP
[スタート]
こんなときは
1 デスクトップ左下の[スタート]をクリック。
スタートメニューが表示されます。
17
2[すべてのプログラム]→[NTTW]→[セキュリティ対策ツール]→[セ
キュリティ対策ツールを起動]の順にクリック。
メイン画面が表示されます。
ヒント
メイン画面は通知領域(タスクトレイ)にある本ツールのアイコンをダブルクリックして
も表示できます。
メイン画面を閉じるには?
メイン画面を閉じるには、画面右上の (閉じる)をクリックしてください。
なお、メイン画面を閉じても、本ツールは終了せず、パソコンの保護が維持さ
れた状態となります。
[閉じる]
ヒント
本ツールを終了するには?
本ツールの終了は、ウイルスの侵入や不正アクセスからパソコンを保護できなくなる
ためおすすめしません。やむを得ず終了する場合は、
「本ツールを終了するには?」
(74
ページ)をご覧ください。
18
5
本ツールの画面構成
メイン画面の構成
はじめに
本ツールでは、操作や設定の変更をメイン画面で行います。ここでは、本
ツールの画面構成の概要について説明します。
[マイコン
ピュータ]タブ
[ホームネット
ワーク管理]タブ
カテゴリボタン
[アップデート
開始]
[検索開始]
[マイコンピュータ]タブ
基本的な使いかた
総合セキュリ
ティ状況
メイン画面を開いているパソコンで使用できる機能が表
示されます。
ホームネットワークを通じて接続されているパソコンの
[ホームネットワーク管理] 接続の可否を設定したり、ほかのパソコンにインストール
タブ
されているセキュリティ対策ツールを設定したりできま
本ツールの機能が5種類のカテゴリに分類されています。
カテゴリボタン
それぞれのボタンをクリックすると、カテゴリの機能が
画面の右側に表示されます。
総合セキュリティ状況
検索開始
アップデート開始
こんなときは
す。
パソコンの保護の状況を確認できます。
ウイルスやスパイウェアの検索とセキュリティ診断を行
います(23ページ)。
本ツールのアップデートを行います(21ページ)。
19
各カテゴリの画面について
各カテゴリの設定画面では、各種機能の有効と無効の切り替えや確認、設定
の変更などができます。
クリックして各機能の詳細を表示したり、非表示にしたりしま
/
す。
/
各機能の状態です。クリックして有効と無効を切り替えること
ができます。
ヒント
それぞれの画面については、
[ヘルプとサポート]からヘルプを表示したり、それぞれの
画面に用意されている[この画面の説明]をクリックして表示される画面で確認してく
ださい。
通知領域(タスクトレイ)のアイコン
デスクトップ右下の通知領域(タスクトレイ)に表示されている本ツールの
アイコンは、状態に応じて、次の5種類に切り替わります。
通常の状態です。本ツールが正常に動作しています。
ウイルスなどの検索や本ツールのアップデートが行われています。この
アイコンが表示されている間は、パソコンの電源を切ったり再起動したり
しないでください。
有効にすることを推奨している機能が無効になっているなど、設定になん
らかの問題があります。メイン画面の[現在の状況]画面を確認して問題
を解決してください。
緊急ロック(64ページ)が有効になっています。
お客さまのお申し出によりサービスの利用を一時中断している状態です。
この状態ではアップデート機能をご利用いただけません。利用を再開す
20
る場合は0120-116-116までご連絡ください。
6
アップデートする
はじめに
パソコンを危険にさらすウイルスやスパイウェアなどの脅威は日々進化
しています。本ツールをアップデートして、最新の脅威に対応できるよ
うにしてください。
初期設定では自動アップデート機能が有効になっています
本ツールの初期設定は、アップデートを自動的に行う「インテリジェント
アップデート」という機能が有効になっています。このため、通常は手動で
アップデートする必要はありません。インテリジェントアップデートの設
定を変更する方法についてはヘルプを参照してください。
ご注意
たはフレッツ・光プレミアムに正しく接続する必要があります。
手動でアップデートする
ご注意
基本的な使いかた
アップデート機能をご利用になるパソコンを、フレッツ・v6アプリを契約している回線ま
アップデートをする前に、以下のことを確認してください。
• ネットワークに接続していますか?
アップデートを実行するためには、アップデートを実行するパソコンが、フレッツ・
光プレミアムまたはフレッツ・v6アプリを契約している回線に正しく接続されて
いる必要があります。通信機器の電源や接続をご確認ください。
• オンラインユーザ登録は完了していますか?
オンラインユーザ登録が完了していないと、アップデートはできません。アップ
ついての詳細は、
「オンラインユーザ登録する」
(13ページ)を参照してください。
こんなときは
デートの前に、オンラインユーザ登録を行ってください。オンラインユーザ登録に
21
1 メイン画面を表示して(17ページ)、[アップデート開始]をクリック。
[アップデート開始]
アップデートがはじまり、進行状況が表示されます。
アップデートが完了すると進行状況の画面が自動的に閉じて、メイン画面に
戻ります。
ヒント
「Windows ファイアウォールを有効にしますか?」と表示されたときは?
アップデートの内容によっては、一時的にパーソナルファイアウォールを終了する必
要があるため、その間は代わりにWindows ファイアウォールを有効にするかどうかを
確認する画面が表示されます。この場合は、画面の案内に従ってWindows ファイア
ウォールを有効にしてください。
「今すぐコンピュータを再起動してもよろしいですか?」と表示されたときは、
アップデートの内容によっては、パソコンの再起動を促す画面が表示されます。この場
合は、画面の案内に従ってパソコンを再起動してください。
22
7
ウイルスやスパイウェアを検索する
こんなときには手動での検索が必要です
はじめに
インストールとオンラインユーザ登録、アップデートが完了したら、ウイ
ルスやスパイウェアの検索を行ってください。
本ツールの初期設定は、リアルタイムでウイルスやスパイウェアの侵入を監
視する状態になっています。通常、手動で検索する必要はありません。
ただし、以下のような場合はパソコンにウイルスやスパイウェアが潜んでい
る可能性があるので、手動で検索を行ってください。
• 本ツールをインストールした直後
• しばらくアップデートを行わなかったとき
ご注意
検索する前に、アップデートを行ってください(21ページ)。
基本的な使いかた
手動で検索する
1 メイン画面を表示して(17ページ)、[検索開始]をクリック。
こんなときは
[検索開始]
[検索進行状況]画面が表示されます。
23
検索が完了すると、検索結果が表示されます。
2 検索結果に応じて処理を行う。
ウイルスやスパイウェアなどが見つからなかった場合、初期設定ではそのま
ま検索が終了しますので、手順2と手順3の処理は必要ありません。
ウイルスやスパイウェアなどが検出された場合は「ウイルスやスパイウェア
が見つかったときは」
(25ページ)を参照して処理を行ってください。
ヒント
手順1の[検索進行状況]画面で[何も見つからなかった場合は、自動的にこの画面を閉
じる]のチェックボックスをオフにした場合は、ウイルスやスパイウェアなどが見つか
らなくても処理結果を示す画面が表示されます。
3 処理が完了したら[閉じる]をクリック。
[閉じる]
24
メイン画面に戻ります。
ヒント
クッキーが削除されているのは?
クッキー(cookie)は、Webサイトがユーザの識別や入力情報の保存などの目的でユー
ザ側のパソコンに一時的に記録する情報です。一般的にはWebサイトの利便性の向上
ンに被害を与えることはありませんが、個人情報の保護という観点からは不適切と思
われる使われかたをしているクッキーはスパイウェアの一種として検出され、ウイル
はじめに
のために使われますが、広告の効果測定に使われることもあります。クッキーがパソコ
ス/スパイウェア検索を実行すると自動的に削除されます。
ウイルスやスパイウェアが見つかったときは
1[処理が必要なセキュリティ脅威]に表示されているウイルスやスパイ
ウェアのチェックボックスをオンにする。
[未処理のウイルスや
スパイウェア]
基本的な使いかた
[処理が必要な
セキュリティ脅威]
手動で対応が必要なウイルスやスパイウェアは、
[処理が必要なセキュリティ
脅威]パネルに表示されます。
こんなときは
[解決済みのセキュリティ脅威]パネルに表示されている項目は、すでに対応
が完了しています。手動での対応は必要ありません。
25
2[今すぐ解決する]をクリック。
[今すぐ解決する]
選択した項目が削除されます。
削除しても問題ないかどうかがわからない場合は、画面右側の詳細情報を確
認してください。
ご注意
見つかったスパイウェアが、すべて害のあるものとは限りません。スパイウェアを削除
する場合は、必ず詳細情報を確認してください。
26
8
ウイルスやスパイウェアの被害に
遭わないようにするには?
セキュリティ対策ツールは、ウイルスやスパイウェアの被害からパソコ
ンを保護します。
はじめに
基本的な使いかた
ウイルスやスパイウェアはパソコンに悪影響を与える不正ソフトウェア
の一種で、パソコンを利用するうえでの脅威として代表的なものです。
ウイルスやスパイウェアの基礎知識
ウイルスやスパイウェアはパソコンの動作に悪影響を与えるソフトウェア
です。これらのソフトウェアはネットワークやデータの受け渡しなどを通
じてパソコンに侵入し、データを改ざんしたり、情報を流出させたりすると
いった活動を行います。
ウイルスやスパイウェア対策の設定は、
[ウイルス/スパイウェア対策]画面
で行います。
[ウイルス/スパイウェア対策]画面は、
[ウイルス/スパイウェアの監視]、
[不
正変更の監視]、
[予約検索/カスタム検索]、
[隔離ファイルの管理]で構成さ
れています。
基本的な使いかた
「ウイルス/スパイウェア対策」カテゴリの機能で対策できます
ここでは各項目の概要についてご説明します。詳細はヘルプを参照してく
ださい。
こんなときは
27
ヒント
ヘルプは、
[ヘルプとサポート]画面の[ヘルプ]を選択すると表示されます。
詳細な設定方法は[ウイルス/スパイウェア対策を実行する]内の[ウイルス/スパイウェ
ア対策画面の見かたと使いかた]を参照してください。
ウイルス/スパイウェアの監視(初期設定で有効)
パソコンで使用しているソフトウェアやファイルの操作、ネットワークから
のダウンロード、メールの送受信などを常に監視し、ウイルスやスパイウェ
アの侵入を防ぎます。
「履歴クリーナー」では、パソコンから履歴情報を削除
できます。
ヒント
• ウイルスやスパイウェアが見つかった場合は、ポップアップメッセージでお知らせ
することがあります(55ページ)。
• 履歴クリーナーによって削除された情報は元に戻せませんので、設定画面で削除さ
れる内容をよくご確認ください。
28
ご注意
Microsoft Windows Vistaでは、Internet Explorer 8.0の一時ファイルを履歴クリーナー
で削除することができません(2009年5月現在)。
スパイウェアとの関連が疑われる、ソフトウェアの不審な挙動を監視しま
す。
はじめに
不正変更の監視(初期設定で有効)
不正な変更が見つかった場合は、ポップアップメッセージでお知らせします
(58ページ)。
ウイルス/スパイウェアの定期的な検索(予約検索)を実行するように設定し
たり、任意の時点で検索(カスタム検索)を実行できます。また、セキュリティ
ホールの検出(セキュリティ診断)も実行できます。
基本的な使いかた
予約検索/カスタム検索
ヒント
• 予約検索はパソコンの電源が切れている状態やスリープしている状態では実行さ
れません。
隔離ファイルの管理
ウイルス/スパイウェア検索によって隔離したファイルを確認、処理できま
す。また、過去に削除したスパイウェアを削除前の状態に復元します。
こんなときは
• ウイルスやスパイウェアが見つかったときは、処理を求める画面が表示されます
(25ページ)。
29
9
不正侵入を監視し、
ネットワークを管理するには?
ネットワークへの接続中は、外部からの攻撃に備えておく必要がありま
す。また、様々なソフトウェアがネットワークを利用します。
セキュリティ対策ツールでは、ネットワークを監視して、危険を排除でき
ます。
ネットワーク監視の基礎知識
ネットワークを利用して外部のパソコンと接続できるということは、外部の
パソコンもこちらのパソコンと接続できるということです。ネットワーク
を利用するときは不正侵入などの外部からの攻撃に備えておく必要があり
ます。
また、Webブラウザやメールソフトのような、ネットワークを利用するため
のソフトウェアがネットワークに接続するのは当然ですが、最近はアップ
デートや情報更新などの目的でネットワークを活用するソフトウェアが増
えています。
どのソフトウェアがどのような目的でネットワークを利用しようとしてい
るのかについてきちんと確認することも必要です。
「パーソナルファイアウォール」カテゴリの機能で対策できます
不正侵入の監視の設定は、
[パーソナルファイアウォール]画面で行います。
[パーソナルファイアウォール]画面は、
[ パーソナルファイアウォール]、
[ネットワーク接続状況(緊急ロック)]で構成されています。
ここでは各項目の概要についてご説明します。詳細はヘルプを参照してく
ださい。
30
はじめに
ヘルプは、
[ヘルプとサポート]画面の[ヘルプ]を選択すると表示されます。
詳細な設定方法は[パーソナルファイアウォールを実行する]内の[パーソナルファイ
アウォール画面の見かたと使いかた]を参照してください。
パーソナルファイアウォール(初期設定で有効)
基本的な使いかた
ヒント
ネットワークからの不正アクセスや攻撃からパソコンを守ります。
ネットワークウイルス感染の拡大や、外部のパソコンからの不正アクセスを
防ぐために、インターネットを含むすべてのネットワークへの接続を一時的
に切断できます。
こんなときは
ネットワーク接続状況(緊急ロック)
31
10
Webサイトやメールを用いた犯罪や
有害情報による被害を防ぐには?
フィッシング詐欺は、あらかじめ用意した金融機関などの偽のWebサイ
トへ誘導し、クレジットカード情報などの個人情報をだまし取る犯罪で
す。セキュリティ対策ツールは、フィッシング詐欺で使われる偽のWeb
サイトへのアクセス制限や、一方的に送られてくる迷惑メール・詐欺メー
ルの判別を行うなどの複数の手段で被害を防止します。
また、お子さまがいるご家庭でも安心してパソコンをご利用いただける
ように、有害な情報を遮断したり、Webサイトの利用時間を制限するこ
ともできます。
フィッシング詐欺の基礎知識
フィッシング詐欺とは、金融機関などを装ったメールを送りつけるなどして
偽のWebサイトへと誘導し、ログイン情報やクレジットカード情報などをだ
まし取ろうとする詐欺のことです。
フィッシング詐欺の被害に遭わないようにするには、送られてきたメールや
表示したWebサイトが本物かどうかということをきちんと見分けることが
重要となります。
迷惑メールや詐欺メールの基礎知識
迷惑メールは、宣伝を目的として不特定多数に一方的に送信されるメールの
総称です。
また、詐欺メールは詐欺行為を目的として送信されるメールの総称です。最
近では、フィッシング詐欺のメールが特に問題になっています。
ヒント
迷惑メールや詐欺メールの判定は常に正しく行われる?
迷惑メールや詐欺メールは、送信元の情報やメールの内容などをもとに多角的に分析
して判定していますが、迷惑メールや詐欺メールを正常なメールと判定することや、正
常なメールを迷惑メールや詐欺メールと判定することもあります。
32
個人情報の漏えいの基礎知識
「有害サイト/迷惑メール対策」カテゴリの機能で対策できます
はじめに
普段から名前や住所、クレジットカード番号などの個人情報の取り扱いに気
をつけていても、お子さまがうっかり個人情報を漏らしてしまうことや、友
人から送られてきたメールを転送しようとして友人の個人情報を漏らして
しまうようなことは充分に考えられます。
フィッシング詐欺、迷惑/詐欺メール、個人情報漏えい、有害サイトへ対策す
るための設定は、
[有害サイト/迷惑メール対策]画面で行います。
[有害サイト/迷惑メール対策]画面は、
[フィッシング詐欺対策]、
[迷惑/詐欺
メールの判定]、
[有害サイト規制]、
[個人情報の保護]で構成されています。
ここでは各項目の概要についてご説明します。詳細はヘルプを参照してく
ださい。
基本的な使いかた
こんなときは
ヒント
ヘルプは、
[ヘルプとサポート]画面の[ヘルプ]を選択すると表示されます。
詳細な設定方法は[有害サイト/迷惑メール対策を実行する]内の
[有害サイト/迷惑メー
ル対策画面の見かたと使いかた]を参照してください。
33
フィッシング詐欺対策
フィッシング詐欺で使われる偽装サイトなどの危険なWebサイトの表示を
制限して、詐欺などの危険から守ります。
※ フィッシング詐欺対策機能は技術供与元であるトレンドマイクロ社が提供する
機能となります。トレンドマイクロ社が定める使用許諾契約書(http://www.
trendmicro.co.jp/products/uf/nttwest/agreement.asp)に同意いただいたうえで
本機能をご利用ください。
フィッシング詐欺対策の判定レベル
フィッシング詐欺対策の判定レベルは次の中から選択します。通常は、
「中」
(初期設定)に設定してください。
高
安全性が高いと評価されているWebサイトのみを表示できます。それ以
外のWebサイトへのアクセスはブロックされるため、フィッシング詐欺
やその他のWebサイトからの脅威に対してセキュリティレベルが高くな
ります。
中
多くのWebサイトへのアクセスをブロックすることなく、フィッシング
詐欺やその他のWebサイトからの脅威に対して対策を行います。
低
安全性が非常に低いと評価されているWebサイトのみを表示できないよ
うにすることで、フィッシング詐欺やその他のWebサイトからの脅威に
対して最低限必要な対策を行います。
34
迷惑/詐欺メールの判定
Microsoft Outlook、Microsoft Outlook Expressお よ びMicrosoft Windows
はじめに
メール専用のツールとして、
「迷惑メール対策ツール」を利用するかどうかを
設定できます。迷惑メール対策ツールは、送られてきたメールが迷惑/詐欺
メールであるかどうかを判定し、疑いがあるものは「迷惑メールフォルダ」に
自動的に振り分けます。
基本的な使いかた
ご注意
「迷惑/詐欺メールの判定」を有効にすると、本機能に対応するメールソフトを起動して
これは本機能がメールソフトの起動時に迷惑メールの検索を行っているためです。本
機能は「受信トレイ」内および本機能が作成する「迷惑メールフォルダ」内の未読メール
を対象に検索を行うため、これらの未読メールを既読にするか削除して検索対象を減
らすと、動作が改善する場合があります。
こんなときは
から操作できるようになるまで、時間がかかる場合があります。
35
迷惑メールの判定レベル
迷惑メールの判定レベルと、判定のために最新の情報をオンラインデータ
ベースに問い合わせる機能(オンライン判定サービス)の設定が行えます。
※ 迷惑メール対策ツールにおけるオンライン判定サービス機能は技術供与元であるト
レンドマイクロ社が提供する機能となります。トレンドマイクロ社が定める使用許
諾 契 約 書(http://www.trendmicro.co.jp/products/uf/nttwest/agreement.asp)に
同意いただいたうえで本機能をご利用ください。
迷惑メールの判定レベルは次の中から選択します。通常は、
「中」
(初期設定)
に設定してください。
高
最も厳しい基準で判定する設定です。迷惑メールと判定できる要素が少
しでもあれば迷惑メールと判定します。正常なメールを迷惑メールとし
て判定する確率が高くなります。
中
推奨する設定です。適切に判定する確率が最も高くなります。
低
最もゆるい基準で判定する設定です。迷惑メールと判定できる要素がい
くつもそろったときに迷惑メールと判定します。正常なメールを迷惑
メールとして判定する確率は低くなります。
ご注意
詐欺メールには、迷惑メールの判定とは異なる判定基準が用いられます。
36
リンク判定
※ 迷惑メール対策ツールにおけるリンク判定機能は技術供与元であるトレンドマイ
クロ社が提供する機能となります。トレンドマイクロ社が定める使用許諾契約書
はじめに
受信したメールからリンクしているWebサイトをオンラインデータベース
に照合することで、迷惑/詐欺メール対策を強化します。セキュリティ上危
険なコンテンツへリンクしているメールは、迷惑メールフォルダに移動され
ます。
(http://www.trendmicro.co.jp/products/uf/nttwest/agreement.asp)に同意いた
だいたうえで本機能をご利用ください。
基本的な使いかた
リンクの判定レベルは次の中から選択します。通常は、
「中」
(初期設定)に設
定してください。
高
有害なWebサイト、オンライン詐欺の疑いのあるWebサイト、評判の低い
Webサイトへのリンクが含まれているメールをすべて検出します。
中
有害なWebサイト、オンライン詐欺の疑いのあるWebサイトへのリンク
が含まれているメールを検出します。
有害なWebサイトへのリンクが含まれているメールのみを検出します。
こんなときは
低
37
許可するアドレス
友人や企業からのお知らせなどのメールアドレスを登録して、信頼できる相
手から送られてくるメールを誤って迷惑メールまたは詐欺メールと判定され
ないようにできます。
禁止するアドレス
迷惑メールを繰り返し送ってくる相手のメールアドレスを登録して、必ず迷
惑メールまたは詐欺メールとして判定されるようにできます。
38
有害サイト規制
わいせつな内容や暴力的な内容など、有害な情報を含むおそれのあるWebサ
イトにアクセスしないようにしたり、Webサイトの利用時間を制限できま
す。
はじめに
有害サイト規制
有害サイト規制の有効と無効の切り替えや、ユーザごとの設定の管理を行う
ことができます。また、
[許可するWebサイト]の設定と組み合わせて特定の
Webサイトのみを表示できるようにしたり、
[ 禁止するWebサイト]の設定
を組み合わせて指定したWebサイトを表示しないようにしたりできます。
基本的な使いかた
ヒント
ザーアカウントの設定が必要です。詳しくはWindowsのヘルプをご覧ください。
こんなときは
有害サイト規制でユーザごとに異なる設定を行うためには、あらかじめWindows ユー
39
URLフィルタ
カテゴリを指定して包括的にWebサイトの表示を禁止することができま
す。
※ カテゴリ指定によるURLフィルタ機能は、技術供与元であるトレンドマイクロ
社が提供する機能となります。トレンドマイクロ社が定める使用許諾契約書
(http://www.trendmicro.co.jp/products/uf/nttwest/agreement.asp)に 同 意
いただいたうえで本機能をご利用ください。
Webアクセスのスケジュール
曜日と時間帯でWebサイトへのアクセスを制限できます。
ご注意
制限された時間帯では、Webサイトへアクセスできないだけでなく、Webブラウザ
以外のソフトウェアが行うhttp通信も遮断される場合があります。
40
個人情報の保護
表示を許可するWebサイトのURLを登録します。ここに登録されている
Webサイトは、
[禁止するカテゴリ]で表示が禁止されているカテゴリに属し
ていても表示させることができます。
基本的な使いかた
許可するWebサイト
はじめに
個人情報が無断で外部に送信されないよう、保護したい個人情報をあ
らかじめ設定しておき、Webブラウザ、メール、インスタントメッセン
ジャーでその情報が外部に送信されるのを防ぎます。ここでの設定は42
ページの「個人情報の保護」とは異なり、設定中のユーザにのみ有効とな
ります。
こんなときは
41
禁止するWebサイト
表示を禁止するWebサイトのURLを登録します。ここに登録されている
Webサイトは、
[禁止するカテゴリ]で表示が禁止されていないカテゴリに属
していても表示されなくなります。
個人情報の保護
個人情報が無断で外部に送信されないよう、保護したい個人情報をあらかじ
め設定しておき、Webブラウザ、メール、インスタントメッセンジャーでその
情報が外部に送信されるのを防ぎます。
[個人情報の保護]の
[設定]をクリックすると、
[個人情報の保護]画面が表示
されます。この画面で保護したい個人情報を登録したり削除したりできま
す。
それぞれの項目についての詳細はヘルプを参照してください。
42
11
ご家庭のネットワークに繋がった
パソコンを管理する
はじめに
「ホームネットワーク管理」機能では、本ツールがインストールされてい
るローカルエリアネットワーク(LAN)上のパソコンに対して、ウイル
ス/スパイウェア検索、本ツールのアップデートなどのセキュリティ対策
を一元管理できます。
ホームネットワーク管理の基礎知識
ご家庭のネットワークに複数のパソコンが接続されている場合は、1台のパ
ソコンがウイルスやスパイウェアの侵入を許すと、ネットワークを通じてほ
かのパソコンにも被害が及ぶ可能性があります。ご家庭内のすべてのパソ
コンに対して最新のセキュリティ対策を行うことが重要です。
「ホームネットワーク管理」機能で対策できます
「ホームネットワーク管理」機能は、
[ホームネットワーク管理]画面から利用
します。ここでは機能の概要についてご説明します。詳細はヘルプを参照
してください。
基本的な使いかた
また、無線LANをご利用の場合は、ご家庭のネットワークに不審なパソコン
が接続される危険性が高いため、ネットワークの状況を定期的に確認するこ
とをおすすめします。
こんなときは
43
ヒント
ヘルプは、
[ヘルプとサポート]画面の[ヘルプ]を選択すると表示されます。
詳細な設定方法は[アップデート/その他の設定を行う]内の[ネットワーク上のパソコ
ンのセキュリティを管理する (ホームネットワーク管理)]を参照してください。
不審なパソコンが接続されていないか確認する
ホームネットワーク管理画面には、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)上のパソコンやネットワーク機器が画面
左側に表示されます。パソコンのアイコンを選択すると、
そのパソコンの詳細情報が画面右側に表示されます。
接続されているパソコンの中に、不審なものがあれば、そ
のパソコンからの接続を拒否することができます。
[選択中のコンピュータからの接続を遮断する]
接続されているパソコンを遠隔で管理する(リモート管理)
ほかのパソコンにインストールされているセキュリティ
対策ツールに対して以下の操作を行えます。
[このコンピュータをスキャン]
クリックすると、選択したパソコンのウイルス/スパイ
ウェア検索およびセキュリティ診断が実行されます。
[このコンピュータをアップデート]
クリックすると、選択したパソコンにインストールされた
本ツールのアップデートが実行されます。
[このコンピュータのセキュリティ対策状況]
クリックすると、
[プロパティ]画面が表示され、選択した
パソコンにインストールされている本ツールの情報が表
示されます。詳しくは、
「[プロパティ]画面の設定項目」を
参照してください。
ご注意
• リモート管理を実行するには、管理したいパソコンのセキュリティ対策ツールに共
通のパスワードを設定しておく必要があります。パスワードの設定方法について
は、ヘルプを参照してください。
• リモート管理の対象は、Ver.17もしくはVer.16のセキュリティ対策ツールのみです。
44
12
こんな機能もあります
その他の設定はこの画面で!
はじめに
セキュリティ対策ツールには、ここまでに紹介してきた機能のほかにも
便利な機能があります。
アップデート、オンラインデータベースサービス、ポップアップメッセージ、
パスワードなどの設定、ログ(履歴)の表示は[アップデート/その他]画面で
行います。
ここでは各項目の概要についてご説明します。詳細はヘルプを参照してく
ださい。
基本的な使いかた
ヘルプは、
[ヘルプとサポート]画面の[ヘルプ]を選択すると表示されます。
詳細な設定方法は[アップデート/その他の設定を行う]内の[アップデート/その他画面
こんなときは
ヒント
の見かたと使いかた]を参照してください。
45
アップデート
アップデートとはセキュリティ対策ツールで監視するウイルスなどの情報
を集めたファイルを最新のファイルに更新することです。あらたに出現し
たウイルスなどを検出して対応するためには、常にファイルを最新の状態に
アップデートしておく必要があります。初期設定ではパソコンの起動後と3
時間ごとに自動でアップデート(インテリジェントアップデート)されます
が、最新版へのアップデートの自動実行周期や、確認メッセージの表示など
を設定できます。
オンラインデータベースサービス
「ソフトウェア安全性評価サービス」を有効にしていると、お使いのソフト
ウェアが安全かどうかをオンラインデータベースに照会します。
※ ソフトウェア安全性評価サービス機能は、技術供与元であるトレンドマイクロ社が
提供する機能となります。トレンドマイクロ社が定める使用許諾契約書(http://
www.trendmicro.co.jp/products/uf/nttwest/agreement.asp)に同意いただいた
うえで本機能をご利用ください。
46
ポップアップメッセージなどの設定
基本的な使いかた
パスワード
はじめに
ウイルスやスパイウェアが見つかったときなどに、確認のポップアップメッ
セージを表示するかどうかや、DVD視聴中など全画面表示状態ではポップ
アップメッセージの表示やスキャンを行わない設定ができます。また、セ
キュリティレポートを生成する周期を設定できます。
ほかの人に設定内容を変更されたり、セキュリティ対策ツールをアンインス
トールされたりしないように、パスワードを設定できます。
こんなときは
47
ヒント
次の機能をご利用いただくには、パスワードの設定が必要です。
• 有害サイト規制
• ホームネットワーク管理
ご注意
パスワードを忘れると本ツールの再インストールが必要になります。パスワードのヒ
ントを設定することをおすすめします。
ログ(履歴)
各機能の動作履歴(ログ)を表示したり、一定期間経過したログを自動的に削
除するように設定できます。
48
13
複数のパソコンにインストールするには?
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」のお申し込みについて
はじめに
セキュリティ機能ライセンス・プラス(有料)を申し込む手順をご案内し
ます。
フレッツ・光プレミアムもしくはフレッツ・v6アプリに付属するシリアル
番号は1ライセンス分のみです。複数のパソコン端末でセキュリティ対策
ツールをご利用されるには、
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」のご契
約が必要です。大切なパソコンをウイルスなどから守るためには、常に最新
のパターンファイルに更新されている必要があり、端末1台につき、1ライセ
ンスが必要となります。
※ 1つのシリアル番号を複数パソコン端末でご利用をされると、最後にオンライン
※ セキュリティ機能ライセンス・プラスをご契約の場合は、すべてのパソコンにおい
てオンラインユーザ登録が必要です。
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」は、
「スタートアップツール」の[サー
ビス申込]ボタンからお申し込みいただけます。
「スタートアップツール」
基本的な使いかた
ユーザ登録された端末のみアップデート機能が有効になります。
「かんたんお申し込みサイト」
[サービス申込]
お申し込みサイト」をご利用いただけない場合があります。
※ 「かんたんお申し込みサイト」にアクセスするには「お客様ID「
」 アクセスパスワー
こんなときは
※ フレッツ・光プレミアムまたはフレッツ・v6アプリ開通から2 ∼ 3日は「かんたん
ド」が必要です。
※ 「お客様ID」
「 アクセスパスワード」は、お申し込み時にNTT西日本よりお送りした
<フレッツサービス お申込内容のご案内>をご覧ください。
「かんたんお申し込みサイト」からお申し込みいただくと、約30分程で追加シ
リアル番号がご利用いただけます。
49
14
登録したメールアドレスを変更する
オンラインユーザ登録でご登録いただいたメールアドレスが変わった場
合は、速やかに変更操作をお願いします。
メールアドレスを変更する
ご登録いただいているメールアドレスには、セキュリティに関するお知らせ
をお届けします。重要なお知らせもございますので、ご利用になるメールア
ドレスが変わった場合は、以下の手順で新しいメールアドレスをご登録くだ
さい。
ご注意
メールアドレスの変更手続きには、ご利用になるパソコンをフレッツ・光プレミアムま
たはフレッツ・v6アプリを契約している回線に正しく接続する必要があります。
1 スタートアップツールを起動する。
デスクトップにある[スタートアップツール]のショートカットをダブルク
リックしてください。
ヒント
スタートアップツールは、デスクトップ左下の[スタート]メニューから[すべてのプロ
グラム]→[NTTW]→[スタートアップツール]→[スタートアップツール]の順にクリッ
クしても起動できます。
50
2[設定・変更]をクリック。
はじめに
[設定・変更]
3[ユーザー情報変更]をクリック。
[ユーザー情報変更]
基本的な使いかた
ヒント
スタートアップツールを利用していない場合
以下のURLへアクセスしてください。
http://henkou.uketsuke.fletsnet.com/top
※ Adobe Readerで本書を表示している場合は、URLをクリックするとWebブラウザ
が自動的に起動します。
こんなときは
51
4[各種情報の確認・変更はこちら]をクリック。
[各種情報の
確認・変更
はこちら]
5[お客様ID]と[アクセスパスワード]を入力して[ログイン]をクリック。
[お客様ID]
[アクセス
パスワード]
[ログイン]
ヒント
お客様IDとは、NTT西日本が契約者回線ごとに付与する8けたの英数字で構成される契
約者回線識別情報です。また、アクセスパスワードとは、お客さまがオンラインユーザ
登録などでお客様IDを入力する際に、お客様IDとくくり付けて認証に用いる6 ∼ 12け
たの英数字から構成されるパスワードです。お客様IDとアクセスパスワードは、フレッ
ツ・光プレミアムまたはフレッツ・v6アプリの1契約につき各1つずつをNTT西日本か
らお客さまに発行し、<フレッツサービス お申込内容のご案内>でお知らせします。
52
6 セキュリティメールアドレスの[登録・変更・削除]をクリック。
はじめに
7 メールアドレスを変更するシリアル番号のチェックボックスをオンにして
[次へ]
をクリック。
こんなときは
メールアドレスを
変更するシリアル
番号のチェック
ボックスをオンに
する。
基本的な使いかた
[登録・変更・
削除]
[次へ]
53
8 新しいメールアドレスを入力して、[次へ]をクリック。
[新メール
アドレス]
[次へ]
9 内容を確認して[登録]をクリック。
[登録]
54
続いて完了画面が表示されれば、変更の手続きは終わりです。
15
メッセージが表示されたときは?
メッセージの種類
はじめに
こんなときは
本ツールは、何らかの危険を見つけたときや処理を行ったときにメッセー
ジを表示します。危険性の高さはメッセージの枠の色で確認できます。
危険性が高いときのメッセージ - 赤色の枠
危険性が高いときは赤色の枠でメッセージが表示さ
れます。
注意を要するときは黄色の枠でメッセージが表示さ
れます。
問題が見つかったものの正常に処理できたときなど
の報告は青色の枠でメッセージが表示されます。
こんなときは
報告のみのメッセージ - 青色の枠
基本的な使いかた
注意を要するときのメッセージ - 黄色の枠
55
その他のメッセージ
指定された有害サイトや偽装サイトを表示しようとしたときは、Webサイト
が以下のような内容に置き換えて表示されます。
ウイルスやスパイウェアに関するメッセージ
ウイルス(トロイの木馬プログラム、スパイ
ウェアの疑い)が見つかりました
ウイルスまたはトロイの木馬、スパイウェアの疑い
があるソフトウェアが見つかり、自動で駆除または
隔離できない場合に表示されます。
処理方法
1 ウイルスまたはトロイの木馬、スパイウェアの名
前をクリック。
2 ウイルスデータベースで特徴や処理方法などを
確認。
3 手動で処理。
56
スパイウェアの疑いが見つかりました
スパイウェアの疑いがあるソフトウェアが見つかっ
た場合に表示されます。
処理方法
2 ウイルスデータベースで特徴や処理方法などを
確認。
はじめに
1 スパイウェアの名前をクリック。
3 処理を選択。
コンピュータを再起動して脅威の削除を完了
する
トロイの木馬またはスパイウェアが見つかり、ファ
イル削除の処理や、改変されたシステム情報の修復
を行うために、再起動が必要な場合に表示されます。
セキュリティ上の脅威と思われるものが見つ
かりました
基本的な使いかた
通常は[今すぐ再起動する]をクリックしてください。
ファイルから潜在的な危険が見つかった場合に表示
されます。
処理方法
1 名前をクリック。
2 ウイルスデータベースで特徴や処理方法などを
確認。
こんなときは
3 手動で処理。
57
メールのセキュリティ上の脅威が見つかりま
した(ブロックされました)
メールに添付されているファイルから潜在的な危険
が見つかった場合に表示されます。
処理方法
1 名前をクリック。
2 ウイルスデータベースで特徴や処理方法などを
確認。
3 手動で処理。
ハードドライブ(ネットワークドライブ、リ
ムーバブル媒体)にセキュリティ上の脅威が
見つかりました
接続したハードドライブまたはネットワークドライ
ブ、リムーバブル媒体から潜在的な危険が見つかっ
た場合に表示されます。
[今すぐ検索します]をクリックしてください。
疑わしい動作や不審な変更に関するメッセージ
疑わしい動作を検出しました
パーソナルファイアウォールにより、ネットワーク
を通じてデータを受信または送信しようとしている
ソフトウェアが見つかった場合に表示されます。危
険度に応じて赤色、黄色、青色の枠で表示されます。
処理方法
1 [詳細を表示]をクリックしてソフトウェアの情
報を確認。
2 処理を選択。
58
疑わしい動作を検出しました
処理方法
1 [詳細を表示]をクリック。
はじめに
パソコンの設定に対して、スパイウェアとの関連が
疑われる不審な変更が行われた場合に表示されま
す。危険度に応じて赤色または黄色の枠で表示され
ます。
2 プログラムの詳細を確認。
3 処理を選択。
ヒント
ソフトウェアのインストール中に表示された場合は、イン
ストールに伴う設定の変更である可能性があるため、変更
を許可することをおすすめします。
[見つかった変更]をクリックし、表示された[見つかった変
更]画面を使用します。
不審な変更が見つかりました
基本的な使いかた
拒否したあと、元に戻す場合は、メイン画面(17ページ)から
[ウイルス/スパイウェア対策]にある[不正変更の監視]の
パソコンの設定に対して、スパイウェアとの関連が
疑われる不審な変更が行われた場合に表示されま
す。危険度に応じて赤色または黄色の枠で表示され
ます。
処理方法
1 [変更を管理する]をクリック。
3 手動で処理。
ヒント
ソフトウェアのインストール中に表示された場合は、イン
こんなときは
2 変更された内容を確認。
ストールに伴う設定の変更である可能性があるため、変更
を許可することをおすすめします。
拒否したあと、元に戻す場合は、メイン画面(17ページ)から
[ウイルス/スパイウェア対策]にある[不正変更の監視]の
[見つかった変更]をクリックし、表示された[見つかった変
更]画面を使用します。
59
Hostsファイルの変更が見つかりました
Hostsファイルの記述の変更が見つかった場合に表
示されます。Hostsファイルの記述を変更した覚え
がない場合は[削除]をクリックしてください。
ご注意
Hostsファイルが書き換えられると、Webブラウザに正しい
URLを入力しても詐欺サイトなどの別のWebサイトに誘導
されるおそれがあります。
その他のメッセージ
自動復旧のお知らせ
本ツールをアップデートした影響によりパソコンの
動作に支障が出ていると判断し、パターンファイル
を前回のアップデート時のものに自動復旧した場合
に表示されます。自動復旧は完了しているため、操
作の必要はありません。
オンラインユーザ登録を行ってください
オンラインユーザ登録が完了していない場合に表示
されます。このままではアップデートが行えません
(13ページ)。
60
リアルタイム検索は有効です
リアルタイム検索を有効に切り替えた場
合に表示されます。
ネットワーク接続がブロックされま
した
はじめに
このポップアップメッセージを非表示に
することはできません。
緊急ロックの有効/無効を切り替えた場
合に表示されます。
このポップアップメッセージを非表示に
することはできません。
受信メールを検索しました
このポップアップメッセージは、
[ポップ
アップメッセージなどの設定]画面で非
表示にすることができます(47ページ)。
送信メールを検索しました
基本的な使いかた
受信メール(POP3)の検索が開始された
場合に表示されます。
送信メール(SMTP)の検索が開始された
場合に表示されます。
このポップアップメッセージは、
[ポップ
アップメッセージなどの設定]画面で非
表示にすることができます(47ページ)。
Webメールを検索しました
Webメールの添付ファイルのダウンロー
このポップアップメッセージは、
[ポップ
アップメッセージなどの設定]画面で非
表示にすることができます(47ページ)。
こんなときは
ドが開始された場合に表示されます。
61
パーソナルファイアウォールのプロ
ファイルが切り替わりました
パーソナルファイアウォールのプロファ
イルを切り替えた場合に表示されます。
このポップアップメッセージを非表示に
することはできません。
新しいセキュリティレポート
新しいセキュリティレポートが生成され
た場合に表示されます。
このポップアップメッセージは、
[ポップ
アップメッセージなどの設定]画面で非
表示にすることができます(47ページ)。
ウイルス/スパイウェア検索を開始
しました
予約検索が開始された場合に表示されま
す。
このポップアップメッセージを非表示に
する場合は、ポップアップメッセージを
クリックしてください。
ウイルス/スパイウェア検索中
カスタム検索を開始し、
[バックグラウン
ドで実行する]ボタンをクリックした場
合に表示されます。
このポップアップメッセージを非表示に
する場合は、ポップアップメッセージを
クリックしてください。
アップデート中です
インテリジェントアップデートが開始さ
れた場合に表示されます。
このポップアップメッセージを非表示に
する場合は、ポップアップメッセージを
クリックしてください。
62
16
ネットワークへの接続で
困ったときは?
ネットワークに接続できなくなった
はじめに
本ツールのインストール後、ネットワークに接続できなくなった場合は、
以下の点を確認してください。
本ツールの設定によってはネットワークに接続できなくなることがありま
す。以下の点をご確認ください。
1. ウイルスやスパイウェアの検索を行う
「ウイルスやスパイウェアを検索する」
(23ページ)の手順に従って、ウイ
ルスやスパイウェアの検索を行ってください。
「緊急ロックの設定を確認する」
(64ページ)に従って、緊急ロックの設定
を確認してください。
基本的な使いかた
2. 緊急ロックの設定を確認する
3. パーソナルファイアウォールの設定を確認する
こんなときは
「パーソナルファイアウォールの設定を確認する」
(64ページ)の手順に
従って、パーソナルファイアウォールの設定を確認してください。
63
4. フィッシング詐欺対策の設定を確認する
特定のWebサイトが表示できない場合は「フィッシング詐欺対策の設定
を確認する」
(65ページ)の手順に従って、フィッシング詐欺対策の設定
を確認してください。
5. 有害サイト規制の設定を確認する
特定のWebサイトやソフトウェアが利用できない場合は
「有害サイト
規制の設定を確認する」
(66ページ)の手順に従って、有害サイト規制の
設定を確認してください。
6. 以上を確認しても接続できない場合は……
本ツール以外の原因によるものと推測されます。NTT西日本のIPカスタ
マサポートへご相談ください。
緊急ロックの設定を確認する
デスクトップ右下の通知領域(タスクトレイ)にある本ツールのアイコン(20
ページ)が
になっている場合、緊急ロックが有効になっています。
緊急ロックが有効になっていると、ネットワークに接続できません。このア
イコンを右クリックすると表示されるメニューから[緊急ロックを解除]を
選択し、緊急ロックを解除してください。
パーソナルファイアウォールの設定を確認する
パーソナルファイアウォールが適切に設定されていないために、ネットワー
クが利用できなくなる場合があります。
以下の手順でいったんパーソナルファイアウォールを無効にして、ネット
ワークに接続できるようになるか確認してください。
ご注意
パーソナルファイアウォールを無効に設定すると、警告が表示されることがあります。
64
1
2
3
メイン画面を表示する(17ページ)。
画面左側の[パーソナルファイアウォール]をクリック。
[パーソナルファイアウォール]の[設定]をクリック。
[パーソナルファイアウォール]画面が表示されます。
[パーソナルファイアウォールを有効にする]のチェックボックスをオ
フにする。
5
[OK]をクリック。
はじめに
4
パーソナルファイアウォールが無効になります。
この状態で、ネットワークに接続できない場合は、別の原因が考えられます。
[パーソナルファイアウォールを有効にする]のチェックボックスをオンに
戻してください。
パーソナルファイアウォールを無効にしてネットワークに接続できるよう
になった場合は、
[パーソナルファイアウォール]画面の[この画面の説明]を
クリックしてヘルプを表示し、以下の設定を確認してください。
ワークに接続できない場合は、プロファイルを切り換えてみてください。
• メールソフトでは接続できないが、Webブラウザでは接続できるという
ように、一部のソフトウェアでネットワークに接続できなくなっている
場合は、パーソナルファイアウォールの例外ルールの設定を確認してく
ださい。
基本的な使いかた
• Webブラウザやメールソフトなど、種類の異なるソフトウェアでネット
フィッシング詐欺対策の設定を確認する
フィッシング詐欺対策が適切に設定されていないために、特定のWebサイト
が表示できなくなる場合があります。
以下の手順でいったんフィッシング詐欺対策を無効にして、Webサイトが表
示できるようになるかどうか確認してください。
メイン画面を表示する(17ページ)。
画面左側の[有害サイト/迷惑メール対策]をクリック。
[フィッシング詐欺対策]の[設定]をクリック。
[フィッシング詐欺対策]画面が表示されます。
4
5
こんなときは
1
2
3
[フィッシング詐欺対策を有効にする]のチェックボックスをオフにする。
[OK]をクリック。
この状態で、Webサイトが表示できない場合は、別の原因が考えられます。
65
[フィッシング詐欺対策を有効にする]のチェックボックスをオンに戻して
ください。
フィッシング詐欺対策を無効にしてWebサイトが表示されるようになった
場合は、
[フィッシング詐欺対策]画面の[この画面の説明]をクリックしてヘ
ルプを表示し、設定を確認してください。
有害サイト規制の設定を確認する
有害サイト規制が適切に設定されていないために、特定のWebサイトやソフ
トウェアが利用できなくなる場合があります。
以下の手順でいったん有害サイト規制を無効にして、Webサイトやソフト
ウェアが利用できるようになるかどうか確認してください。
1
2
3
メイン画面を表示する(17ページ)。
画面左側の[有害サイト/迷惑メール対策]をクリック。
[有害サイト規制]の[設定]をクリック。
[有害サイト規制]画面が表示されます。
4
5
[有害サイト規制を有効にする]のチェックボックスをオフにする。
[OK]をクリック。
この状態で、Webサイトやソフトウェアが利用できない場合は、別の原因が
考えられます。
[有害サイト規制を有効にする]のチェックボックスをオンに
戻してください。
有害サイト規制を無効にしてWebサイトやソフトウェアが利用できるよう
になった場合は、
[有害サイト規制]画面の[この画面の説明]をクリックして
ヘルプを表示し、設定を確認してください。
ネットワークを利用するソフトウェアが使えない
「ネットワークに接続できなくなった」
(63ページ)の手順に従って原因を確
認してください。この手順で原因を特定できない場合は、ソフトウェアの販
売元にお問い合わせいただくことをおすすめいたします。
メールが送受信できなくなった
「ネットワークに接続できなくなった」
(63ページ)の手順に従って原因を確
認してください。この手順で原因を特定できない場合は、プロバイダにお問
い合わせいただくことをおすすめいたします。
66
17
インストール前のことについて
知りたい
パソコンを買い換えたときに必要なことは?
はじめに
インストール前に不明な点や困ったことがあった場合は以下の内容をご
覧ください。
新しいパソコンに、以前のパソコンで使用していたシリアル番号で本ツール
をインストールしてください。あらたなシリアル番号は必要ありません。
インストール後は再度オンラインユーザ登録が必要です(13ページ)。
パソコンを買い増したときに必要なことは?
「セキュリティ機能ライセンス・プラス」のお申し込みが必要です。ヘルプ
とサポートメニュー内の「お役立ちサイト」、スタートアップツールの[サー
ビス申込]ボタン(49ページ)、
「0120-116-116」からお申し込みいただけま
す。
基本的な使いかた
本ツールは、1つのシリアル番号で、複数のパソコン、複数のOSに本ツールを
インストールすることはできません。
ご注意
セキュリティ対策ツールは1つのシリアル番号(1ライセンス)につき、1つのOSにのみ
インストールできます。
Windowsの再インストールやリカバリのときに必要なことは?
Windowsをバージョンアップしたり、サービスパック(SP)を適用したりする場合に必要なことは?
Windowsをバージョンアップしたりサービスパック(SP)を適用する場合
こんなときは
再インストールやリカバリの完了後に、本ツールのインストールとオンライ
ンユーザ登録の手順を行ってください。
は、以下の手順で行ってください。
1
本ツールが新しいWindowsやサービスパック(SP)に対応しているか確
認してください。
本ツールの動作環境について最新の情報は、NTT西日本の公式ホームペー
ジ(http://flets-w.com/)をご覧ください。
67
2
<対応していない場合>
対応するまで新しいWindowsやサービスパック(SP)のご利用はお控え
ください。
<対応している場合>
ホームページで案内する手順に従い、新しいWindowsやサービスパッ
ク(SP)に対応する準備をしてください。セキュリティ対策ツールのア
ンインストールが必要な場合があります。
3 Windowsをバージョンアップまたはサービスパック(SP)を適用する。
ご注意
セキュリティ対策ツールをインストールしたままWindowsをバージョンアップしたり
サービスパック(SP)を適用したりすると、セキュリティ対策ツールが正常に動作しな
くなるおそれがあります。この場合、Windowsの再インストールが必要になる場合が
あります。事前に対応情報をご確認ください。
ヒント
現在使用しているセキュリティ対策ツールのバージョンがわからない場合は、メイン
画面上部のタイトル部分をご覧ください。
68
18
インストールやバージョンアップに
ついて知りたい
最新版のプログラムを入手するには?
はじめに
インストールやバージョンアップに関する疑問や困ったことについては
以下の内容をご覧ください。
セキュリティ対策ツールの最新版は、NTT西日本の公式ホームページから入
手できます。
http://flets-w.com/hikari-p/download/index.html
※ Adobe Readerで本書を表示している場合は、URLをクリックするとWebブラウザ
が自動的に起動します。
インストールのときにメッセージが表示された
「セキュリティ対策ツールの動作環境」
(9ページ)を参照して、お使いのパソ
コンが本ツールの動作要件を満たしているかどうか確認してください。
「(他のソフトウェアを)アンインストールしてもよろしいですか?」と表示
された場合
基本的な使いかた
「動作要件を満たしていません」と表示された場合
アンインストールしない場合、本ツールが正常に動作しないおそれがありま
す。画面の案内に従って、指定のソフトウェアをアンインストールしてくだ
さい。
「コンピュータにフレッツ接続ツールがインストールされています。」と表示
された場合
フレッツ接続ツールVer2.*.* の場合
こんなときは
フレッツ接続ツールをセキュリティ対策ツールと同時利用する際には、フ
レッツ接続ツールの設定を「フィルタドライバ」から「プロトコルドライバ」
に変更してください。
フレッツ接続ツールを起動し、
「基本設定」→「設定」→「共通設定」→「ネット
ワークアクセスの[Filter Driver]を[Protocol Driver]に変更」→「適用をク
リック」→パソコンの再起動を行います。
69
セキュリティ対策ツールのアンインストール方法について
アンインストールは以下の手順で行ってください。
ご注意
アンインストールを行うときは、本ツールのメイン画面を閉じてください。
1
デスクトップ左下の[スタート]メニューから[すべてのプログラム]→
[NTTW]→[セキュリティ対策ツール]→[削除(アンインストール)]の
順にクリック。
[セキュリティ対策ツール インストーラ]画面が表示されます。
2
画面の案内に従ってアンインストールを行う。
セキュリティ対策ツールがアンインストールされます。
ヒント
本ツールに設定したパスワードを忘れてしまったときは?
あらかじめ設定したヒントを参照しても思い出せない場合は、NTT西日本セキュリティ
サポートセンタ(102ページ)までお問い合わせください。
旧バージョンからバージョンアップするには?
本ツールの新バージョンが提供される場合は、スタートアップツールおよ
びNTT西日本の公式ホームページによりお知らせしますので、画面の案内に
従ってインストールしてください。なお、現在お使いのバージョンを手動で
アンインストールする必要はありません。
シリアル番号を無くしてしまったときは?
セキュリティ対策ツールのシリアル番号は、お申し込み時にNTT 西日本から
送付した<フレッツサービス お申込内容のご案内>に記載されています。
<フレッツサービス お申込内容のご案内>を紛失された場合は、
「0120116-116」にお問い合わせください。
70
自動でバージョンアップされる?
自動ではバージョンアップされません。バージョンアップのための操作が
必要になります。
関連するお問い合わせ
はじめに
ヒント
• 最新版のプログラムを入手するには?(69ページ)
• 旧バージョンからバージョンアップするには?(70ページ)
バージョンアップした場合に何が引き継がれる?
旧バージョンのセキュリティ対策ツールから新バージョンのセキュリティ
対策ツールにバージョンアップした場合の設定やオンラインユーザ登録情
報の引き継ぎについては、次のようになります。
• Ver.16からバージョンアップする場合は、一部を除きお客さまが変更し
た設定は引き継がれます。詳しくは「最初にお読みください」に記載され
ている「セキュリティ対策ツール Ver.16から引き継がれる設定内容」をご
覧ください。
基本的な使いかた
• オンラインユーザ登録情報は引き継がれますが、登録の確認が必要です。
13ページを参考に必ずオンラインユーザ登録の確認を行って下さい。
• 旧バージョンのセキュリティ対策ツールの使用中に作成されたログ(履
歴)情報を、新バージョンのセキュリティ対策ツールで確認することはで
きません。
ヒント
「最初にお読みください」は、セキュリティ対策ツールをご利用いただくにあたっての
注意事項などを記載したテキストファイルです。デスクトップ左下の[スタート]メ
読みください]の順にクリックすると表示されます。
ご注意
新バージョンのセキュリティ対策ツールを以前インストールしていたことがあると、
こんなときは
ニューから[すべてのプログラム]→[NTTW]→[セキュリティ対策ツール]→[最初にお
オンラインユーザ登録が必要になる場合があります。オンラインユーザ登録を促す
ポップアップが表示されるときは、
[アップデート/その他の設定]→
[オンラインユーザ
登録]→[登録する]ボタンをクリックしてオンラインユーザ登録を実施してください。
71
19
オンラインユーザ登録について
知りたい
オンラインユーザ登録に関する疑問や困ったことについてはこちらをご
覧ください。ページの「よくあるお問い合わせ早見表」とあわせてご
覧ください。
オンラインユーザ登録画面が正しく表示されない場合は?
以下についてご確認ください。
オンラインユーザ登録画面でエラーが表示される
オンラインユーザ登録時、
「サーバが見つかりません」などのエラーが表示さ
れる場合は、ご利用のブラウザの接続設定が誤っている可能性があります。
セキュリティ対策ツールでは、プロキシサーバの設定がなされている場合、
最新版へのアップデートが実行できない場合があります。プロキシサーバ
の設定は必ず、オフにしてください。
プロキシサーバの設定をオフにするには、次の手順に従ってください。
1
2
3
メイン画面を表示する(17ページ)。
画面左側の[アップデート/その他の設定]をクリック。
[アップデート]の[設定]をクリック。
[最新版にアップデート]画面が表示されます。
4
5
[プロキシ設定]タブを選択。
6
[OK]をクリック。
[ネットワーク接続にプロキシサーバを使用する]のチェックボックス
をオフにする。
ヒント
ここでの設定は[パーソナルファイアウォール]→[パーソナルファイアウォール]のプ
ロファイルの設定内の[プロキシ]タブの[プロキシ設定]と連動しています。
ご注意
Internet Explorerのプロキシサーバの設定もオフにする必要があります。
72
再インストール時には再度オンラインユーザ登録が必要ですか?
1
2
メイン画面を表示する(17ページ)。
はじめに
セキュリティ対策ツールを同じパソコンで再インストールした際は、再イン
ストール前と同じシリアル番号を使う限り改めてオンラインユーザ登録を
実行する必要はありません。オンラインユーザ登録が完了しているかどう
かは以下の手順で確認できます。
[オンラインユーザ登録]の右にある表示を確認する。
「登録済み」になっていればオンラインユーザ登録は完了しています。
ご注意
• ほかのパソコンにセキュリティ対策ツールをインストールし直した場合は、同じシ
リアル番号を今まで利用していたパソコンではオンラインユーザ登録が解除され、
アップデート機能が利用できなくなります。
• 過去に新しいバージョンのセキュリティ対策ツールをインストールしたパソコン
キュリティ対策ツールにバージョンアップした場合、再度オンラインユーザ登録が
必要です。
「登録済み」になっていればオンラインユーザ登録は完了しています。
ヒント
「未登録」の場合は「未登録」の文字をクリックして表示される画面をご確認ください。
基本的な使いかた
に、旧バージョンのセキュリティ対策ツールをインストールし、新バージョンのセ
「アップデート機能が有効になりました」と表示されれば登録はすでに完了していま
す。
お客様IDとアクセスパスワードがわからない
セキュリティ対策ツールのオンラインユーザ登録に必要な「お客様ID」と「ア
クセスパスワード」は、お申し込み時にNTT西日本から送付した<フレッツ
サービス お申込内容のご案内>に記載されています。
こんなときは
<フレッツサービス お申込内容のご案内>を紛失された場合は、
「0120116-116」にお問い合わせください。
73
20
その他のことについて知りたい
ほかのトピックで解決しなかった疑問や困ったことについてはこちらを
ご覧ください。ページの「よくあるお問い合わせ早見表」とあわせて
ご覧ください。
操作や設定についてのよくあるお問い合わせは、ヘルプにも記載されて
います。
本ツールを終了するには?
本ツールを終了すると、ウイルスの侵入や不正アクセスなどからパソコンを
保護できません。パソコンの電源が入っている間は、本ツールを常に起動し
ておくことをおすすめします。
やむを得ず終了する場合は、デスクトップ右下の通知領域(タスクトレイ)に
ある本ツールのアイコン
了]を選択してください。
を右クリックし、表示されたメニューから[終
ヒント
本ツールの終了後、再び起動したい場合は、
「メイン画面を表示する」
(17ページ)の手順
を行ってください。
ウイルス/スパイウェアの監視を一時的に停止するには?
デスクトップ右下の通知領域(タスクトレイ)にある本ツールのアイコン
を右クリックし、
[ウイルス/スパイウェアの監視]をクリックしてチェッ
クをはずしてください。
再開するには同じ操作を繰り返して、チェックを付けてください。
セキュリティ対策ツールのアイコンに「!」マークがついたのはなぜ?
セキュリティ対策ツールは動作していますが、以下のいずれかの問題があり
ます。
• アップデートが1回も行われていない。
• アップデートが7日間行われていない。
• 推奨機能が無効になっている。
74
デスクトップ右下の通知領域(タスクトレイ)にある本ツールのアイコン
をダブルクリックしてメイン画面を開き、
[現在の状況]画面の上部に表
示されるメッセージに従って対処してください。
フィッシング詐欺対策機能とソフトウェア安全性評価サービス(オンライン
データベースサービス)を有効にすると、より迅速に最新の脅威に対応でき
るようになります。
はじめに
さらにセキュリティを向上させるためにはどのような設定を行えばよいですか?
個人情報の漏えいが心配な場合は、個人情報の保護機能を利用するととも
に、パーソナルファイアウォールのセキュリティレベルを「中」でご利用くだ
さい。
ただし、これらの機能を有効にすると、パソコンの動作速度やポップアップ
メッセージの表示頻度に影響を及ぼす可能性があります。
問題ありません。
クッキー(cookie)は、
Webサイトがユーザの識別や入力情報の保存などの
目的でユーザ側のパソコンに一時的に記録する情報です。
クッキーがパソコンに被害を与えることはありませんが、広告の効果測定な
どの目的で、個人情報の保護という観点からは不適切と思われる使われかた
をしていることもあるため、スパイウェアとして検出しています。
基本的な使いかた
検索するといつもcookieというスパイウェアが見つかる
「ネットワークウイルスを処理しました」と頻繁に表示されるが大丈夫?
この場合は、ネットワークウイルスの処理に成功しているので問題ありませ
ん。
「_restore」フォルダからウイルスが見つかる場合は?
こんなときは
このメッセージは、外部のパソコンに感染したウイルスが、ネットワークを
通じて侵入を試みているときなどに表示されます。
Windows VistaおよびXPの「システムの復元」という機能では、システムが正
常に動作している状態で、オペレーティングシステムやシステムファイルの
バックアップ(復元ポイント)を保存します。
このバックアップが保存されたときに、お使いのパソコンがウイルスに感染
75
していた場合、バックアップされたファイルにはウイルスが含まれてしまい
ます。セキュリティ対策ツールで全ドライブに対してウイルス検索を実行
しても、バックアップされたファイルはパソコンの障害回復に利用される
データが含まれるため、ウイルスを駆除またはこのファイルを削除すること
ができません。そのため、バックアップファイルが保存されているバック
アップフォルダ(例:C:¥System Volume Information¥_restore)からウイ
ルスが検出されてしまいます。
この問題を回避するには、保存されているバックアップファイルをいったん
破棄して、お使いのパソコンに感染ファイルがない状態でバックアップファ
イルを作成する必要があります。
Windows XPで復元ポイントを破棄するには、次の手順に従ってください。
1
デスクトップ左下の[スタート]メニューから[コントロールパネル]を
クリック。
2
3
4
[パフォーマンス]→[システム]の順にクリック。
5
「システムの復元を無効にしますか?」という確認メッセージが表示さ
れたら、
[はい]をクリック。
[システムの復元]タブを選択。
[システムの復元を無効にする]のチェックボックスをオンにして[OK]
をクリック。
これでシステムの復元ポイントが破棄されます。この状態でセキュリティ
対策ツールでウイルス検索を実行します。ウイルスが見つかった場合は、正
しく処理が実行されたことを確認します。
引き続き復元ポイントを再作成します。次の手順に従ってください。
1
デスクトップ左下の[スタート]メニューから[ヘルプとサポート]をク
リック。
[ヘルプとサポートセンター]画面が表示されます。
2
[コンピュータへの変更をシステムの復元で元に戻す]をクリック。
[システムの復元]画面が表示されます。
3
[復元ポイントを作成]を選択し、画面の案内に従って復元ポイントを作
成します。
Windows Vistaを使用したシステムの復元の破棄、および再作成の方法につ
いては、Windowsのヘルプなどを参照してください。
76
ウイルス検索が突然始まる場合は?
1
2
3
メイン画面を表示する(17ページ)。
はじめに
自動的に実行されるウイルス検索やセキュリティ診断は、
「予約検索」と呼ば
れる機能です。初期設定では、3つの検索スケジュールが設定されています。
この設定を変更するには、次の手順に従ってください。手順については、ヘ
ルプにも記載されています。
画面左側の[ウイルス/スパイウェア対策]をクリック。
[予約検索/カスタム検索]の[予約検索]をクリック。
[予約検索]画面が表示されます。
4
5
変更したい検索スケジュールを選択して[編集]をクリックしてくださ
い。もしくは、不要な検索スケジュールのチェックボックスをオフにす
ることもできます。
[OK]をクリック。
バックグラウンドで実行されている処理の状況を表示するには?
ウイルス/スパイウェア検索やアップデートがバックグラウンドで実行され
ている場合は、デスクトップ右下の通知領域(タスクトレイ)にある本ツール
のアイコン
基本的な使いかた
設定内容が保存され、画面が閉じます。
をダブルクリックすると、状況を表示することができます。
シリアル番号を画面で確認したい
本ツールのシリアル番号は[バージョン情報]画面で確認できます。
メイン画面の[ヘルプとサポート]をクリック。
[バージョン情報]をクリック。
[バージョン情報]画面が表示されます。
こんなときは
1
2
シリアル番号
77
受信したメールの添付ファイルが表示されない
Outlook Expressを使用していて、
「 次の添付ファイルは安全でないため、
メールからのアクセスが削除されました」と表示される現象は、本ツールで
はなく、Outlook Expressによるものです。本ツールをインストールしてい
る場合は、以下の手順でOutlook Expressの設定を変更してください。
1 Outlook Expressを起動する。
2 [ツール]→[オプション]の順にクリック。
[オプション]画面が表示されます。
3
[セキュリティ]タブをクリックし、
[ウイルスの可能性がある添付ファ
イルを保存したり開いたりしない]のチェックボックスをオフにして、
[OK]をクリック。
ヒント
添付ファイルを受信したら、
[ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開い
たりしない]のチェックボックスをオンに戻すことをおすすめします。
例外メールが検出されたことを知らせるメールが届いたが?
セキュリティ対策ツールの受信メール(POP3)検索機能では、メールヘッダ
が異常なメールや、壊れたメールなどを受信した場合に、これらのメールを
「例外メール」と判断して処理を実行します。
「 例外メール」と判断された場
合、
「セキュリティ対策ツール:例外メール検出のお知らせ。」という件名の
メールが届きます。
通常メールが迷惑メールとして処理される場合は?
迷惑メール判定機能は、メールの件名や本文に含まれる特定のキーワードな
どを元に迷惑メールを判定します。このため、広告性の強いメールなどの場
合、迷惑メールと判定されることがあります。
これを踏まえたうえで、迷惑メール判定の精度を設定する方法には、次の3つ
があります。
迷惑メール判定レベルを下げる
頻繁に誤判定が起こる場合は、迷惑メールの判定レベルを下げることで対応
できます。
78
判定レベルを下げれば、
「迷惑メール」と判定されていたメールも、通常メー
ルとして受信することが可能になります。
判定レベルを下げる方法は、ヘルプを参照してください。
送信者のメールアドレスを、迷惑メールの監視の例外アドレスとして登録する
はじめに
セールの案内メールなど、広告要素が強く、判定レベルを下げただけでは通
常メールと判断されないような場合、送信者のメールアドレスを例外アドレ
スとして登録できます。
詳細については、ヘルプを参照してください。
メールの判定について報告する
「迷惑メール対策ツール」の判定の結果、誤って判定されたメールを、技術供
与元であるトレンドマイクロ社に報告できます。
1 Microsoft Outlook 、Microsoft Outlook Express または Microsoft
Windows メールの受信トレイ、または迷惑メールフォルダなどから、
2
迷惑メールとして報告する場合は[迷惑メールとして報告]を、安全メー
ルとして報告する場合は[安全メールとして報告]をクリックする。
[迷惑メールとして報告]画面または[安全メールとして報告]画面が表
示されます。
3
基本的な使いかた
誤って判定されたメールを選択する。
画面の内容を確認し、
[はい]をクリックする。
選択されたメールが、トレンドマイクロ社に送信され、画面が閉じます。
ご注意
「迷惑メール対策ツール」において誤検出または検出漏れを報告すると、本ツールの改
良目的および迷惑メールの撲滅のため、技術供与元であるトレンドマイクロ社のサー
バに該当メールを送信します。また、迷惑メールの削減、迷惑メールによる被害の抑制
を目指している政府関係機関に対して迷惑メール本体を開示する場合があります。お
め、お送りいただいたメールに関するご質問などには、サポート窓口などにお問い合わ
せいただいても、回答はいたしかねます。あらかじめご了承ください。
こんなときは
客さまから送信していただいたメールは、システムにより自動処理されます。このた
79
暗号化されたメールのメール検索は?
PGP(Pretty Good Privacy)をはじめとしたデータの暗号化においては、秘密
鍵および公開鍵を持つ同士のみが、決められた鍵を使用してデータの復号を
行う仕組みになっています。
このため、セキュリティ対策ツールのメール検索機能では、暗号化された
データの内容を検証することがでず、ウイルスを検出できません。
なお、メール内にウイルスが含まれていた場合でも、リアルタイム検索が有
効な状態であればデータの復号が実行されたあとにウイルスに対する処理
が行われます。
通知領域(タスクトレイ)にアイコンが見あたらない
セキュリティ対策ツールが終了している可能性があります。本ツールを起
動してください(17ページ)。起動が完了すれば、
レイ)に表示されます。
が通知領域(タスクト
通知領域(タスクトレイ)に表示されるアイコンの形状については、20ページ
をご覧ください。
初期設定で無効になっている機能があるが問題ない?
問題ありません。NTT西日本が推奨する機能はあらかじめ有効に設定され
ています。無効になっている機能は、機能を確認し、必要がある場合にお使
いください。
インストールしたらパソコンの動作が遅くなった
ウイルスの侵入を未然に防止するには、プログラムやファイルの動きを常に
監視する必要があり、そのためにはパソコンに若干の負荷がかかります。こ
のため、ウイルス対策を行っていない環境と比較した場合、多少の動作速度
の差が発生します。
これはウイルスが侵入しないようにするために欠かせない処理であるため、
セキュリティ対策ツールをアンインストールしたり、リアルタイム検索を無
効にすることはおすすめできません。
80
たとえば、リアルタイム検索で検索する対象を変更してみたり、一時的にリ
アルタイム検索を無効にすることは可能です。ただし、リアルタイム検索の
設定をむやみに変更すると、ウイルスが侵入する原因にもなります。設定の
変更は慎重に行ってください。
バージョン情報を調べたい場合は?
メイン画面左側の[ヘルプとサポート]をクリックして[バージョン情報]を
クリックすると、次のような画面が表示されます。
はじめに
現在ご利用中のセキュリティ対策ツールのプログラム、パターンファイル、
検索エンジンなどのバージョンは、セキュリティ対策ツールのメイン画面か
ら確認できます。
バージョン情報
パスワードを忘れると、パスワードで保護されたすべての機能が利用できな
くなります。セキュリティ対策ツールをアンインストールすることもでき
なくなるので注意してください。
基本的な使いかた
パスワードを忘れてしまった場合は?
パスワードを忘れてしまったときは、お客さまが設定したヒントを確認して
ください。それでも思い出せない場合は、サポートツールを使って旧バー
ジョンをアンインストール後、新しいバージョンのインストールを行う必要
があります。
ヒントを表示
こんなときは
サポートツールの使用を誤ると、セキュリティ対策ツールが正しく実行され
なくなる場合がありますので、詳しくはNTT西日本セキュリティサポートセ
ンタ(102ページ)にお問い合わせください。
81
アップデートが失敗してしまう場合は?
最新版へのアップデートの途中でエラーが発生する場合、さまざまな原因が
考えられます。表示されるエラーメッセージの内容をご確認ください。主
な原因と対処方法は以下のとおりです。
アップデートが始まらない(オンラインユーザ登録のエラーが表示される)
• オンラインユーザ登録が完了していない可能性があります。詳しくは、
フレッツ・光プレミアム設定マニュアルまたはフレッツv6アプリ設定マ
ニュアルをご覧ください。
• シリアル番号が解約などの理由で無効になっていないか確認してくださ
い。
• 複数のパソコンに同じシリアル番号を選択してセキュリティ対策ツー
ルをインストールした場合は、最後にインストールしたパソコンでしか
アップデート機能は利用できません。
アップデートが始まらない(ネットワーク関連のエラーが表示される)
• パソコンとネットワーク機器との接続をご確認ください。
• Windowsのネットワーク設定が適切かご確認ください。
• プロキシサーバを利用する設定に変更した場合は、アップデートの設定
からこれを解除してみてください。
それでも通信できない場合は、サーバメンテナンス中の可能性があります。
NTT西日本の公式ホームページから工事情報(http://www.ntt-west.co.jp/
info/construction/)をご確認いただくか、IPカスタマサポートへご相談くだ
さい。
アップデートの途中でエラーが発生した
パソコンを再起動したあとに再度アップデートを実行してください。
それでも問題が解決しない場合は、NTT西日本セキュリティサポートセンタ
(102ページ)へご相談ください。
メモリが不足していると表示された
パソコンを再起動したあとに再度アップデートを実行してください。
ディスクの空き容量が不足していると表示された
Windowsのごみ箱を空にするなどして、空き容量を増やしてください。少
なくとも数十MBの空き容量が必要です。
82
有害サイト規制機能やフィッシング詐欺対策機能で、サーバに送信される情報とは何ですか?
また、これらの機能を有効にしたうえで、コモンゲートウェイインタフェー
スアプリケーション(CGI)を使用しているサーバで構築されているWebサ
イトにアクセスし、ID、パスワードなどを入力した場合には、お客さまがアク
セスしたWebページのURLにお客さまが入力したID、パスワードなどが含ま
れた状態でトレンドマイクロ社のサーバに送信される場合があります。こ
の場合、トレンドマイクロ社では、お客さまがアクセスするWebページの安
全性の確認のため、これらのお客さまより受領した情報にもとづき、お客さ
まがアクセスするWebページのセキュリティチェックを実施します。
はじめに
「フィッシング詐欺対策」および「有害サイト規制」では、Webサイトが安全か
どうかの判定のために、お客さまがアクセスしたURLの情報を暗号化して技
術供与元であるトレンドマイクロ社のサーバに送信します。
「コンピュータが危険にさらされている可能性があります。(
」Windows XPの場合)「
、コンピュータのセキュリ
Windows XP SP2から搭載されたWindows セキュリティセンターにより、
ご利用のパソコンのウイルス対策ソフトの状態が表示されるようになりま
した。
こんなときは
このメッセージが表示された場合、次の原因が考えられます。
基本的な使いかた
ティを確認してください。」
(Windows Vistaの場合)というポップアップメッセージが表示される場合は?
アップデートにともない、セキュリティ対策ツールが再起動している。
アップデートにより、パターンファイルなどを読み込むため、セキュリティ
対策ツール自体が再起動します。このとき、Windows セキュリティセンター
がセキュリティ対策ツールが起動していないと判断するためにメッセージ
が表示されますが、一時的なものであり、問題はありません。
83
パーソナルファイアウォールが無効に設定されている。
Windows セキュリティセンターが次の表示になっている場合、セキュリ
ティ対策ツールのパーソナルファイアウォールが無効に設定されています。
不正アクセスからパソコンを守るために、セキュリティ対策ツールのパーソ
ナルファイアウォールを有効に設定することをおすすめします。
セキュリティ対策ツールに適用されているパターンファイルのバージョン
が10日以上更新されていない。
セキュリティ対策ツールに適用されているパターンファイルのバージョン
が10日以上更新されていない場合、Windows セキュリティセンターが警告
を表示します。また、Windows セキュリティセンターの状態が次のように
表示されます。
警告が表示された場合、セキュリティ対策ツールの手動によるアップデート
を実行し、最新のパターンファイルを適用してください。また、セキュリティ
対策ツールを常に最新の状態に保つために、インテリジェントアップデート
を有効に設定することをおすすめします。
84
個人情報の外部送信が正しくブロックされない場合は?
個人情報保護設定が、正しく実行されていない可能性があります。次の点を
ご確認ください。
たとえばクレジットカード番号が「1234-5678-9012-3456」の場合、保護す
る個人情報を「1234567890123456」と設定していませんか?個人情報保護
機能では、指定した個人情報とまったく同一の文字列が見つかった場合にの
み、送信をブロックします。
はじめに
クレジットカード番号のどの部分をキーワードとして設定しましたか?
「1234567890123456」など、数字の並び順は同一でもハイフン(-)が除かれ
た文字列が外部に送信された場合、データの送信はブロックされません。
半角/全角文字、大文字/小文字の違いはありませんか?
キーワードの途中にスペースや改行が含まれていませんか?
たとえば、キーワードとして「12345678」と設定していた場合、
「1234<ス
ペース>5678」や「1234<改行>5678」などの文字列の送信はブロックされま
せん。スペースや改行も、文字情報の一部として判断されます。
基本的な使いかた
個人情報保護機能では、半角文字と全角文字、大文字と小文字を異なる文字
として識別します。設定した情報が全角数字であった場合、半角数字で記述
された番号の外部送信はブロックされません。
監視の対象に「メール」を含めていますか?
個人情報保護を設定する際には、設定したキーワードを監視する対象を選択
します。
監視の対象には、
「メール」、
「Webブラウザ」、
「インスタントメッセンジャー」
の3つがあります。
「メール」が監視対象として選択されているかを確認して
ください。
個人情報保護機能の動作保証対象外のメールソフトやWebブラウザをご利
用の場合、個人情報の外部送信がブロックされない場合があります。
個人情報保護機能の動作環境については、
「各機能に対応するWebブラウザ
およびメールソフト」
(11ページ)を参照してください。
なお、個人情報保護機能では、指定のブラウザを使用したHTTP通信、ポート
25を使用したSMTP通信、指定のインスタントメッセンジャーを使用した通
信のみを監視対象として設定できます。ほかのポートを使用した通信は監
視されませんのでご注意ください。
こんなときは
対応するメールソフトやWebブラウザを使用していますか?
85
パーソナルファイアウォールのログから攻撃元を判断するには?
送信元IPアドレスから、そのIPアドレスを管理する組織名や連絡先などの情
報を調べることは可能です。
しかし、通常不正アクセスを仕掛ける人物は公開プロキシやほかのパソコン
を中継(踏み台)にしているため、実際の攻撃元を特定することは難しく、ま
たそのIPアドレスにPingなどを試してしまうことによって、逆に攻撃元に自
分の存在を知らせてしまう危険があります。
なお、セキュリティ対策ツールのログに記録されているアクセスはすべてブ
ロックされた記録のため、侵入されている心配はありません。
他社ファイアウォール製品がインストールされた状態でセ
キュリティ対策ツールをインストールした場合は?
他社ファイアウォール製品がインストールされている状態で、セキュリティ
対策ツールをインストールしようとすると、次のような画面が表示されま
す。
[いいえ]をクリックすると、プログラムの競合を防止するため、セキュリ
ティ対策ツールのパーソナルファイアウォール関連機能(パーソナルファイ
アウォール機能、ホームネットワーク管理機能、緊急ロック機能)がインス
トールされません。これらの機能を利用するためには、セキュリティ対策
ツールのインストール時に次の画面で[はい]をクリックし、先に他社ファイ
アウォール製品をアンインストール(削除)してセキュリティ対策ツールの
インストールをする必要があります。
ご注意
他社ファイアウォール製品をアンインストールせずにセキュリティ対策ツールをイン
ストールした場合、パーソナルファイアウォール関連機能を有効にするためには、セ
キュリティ対策ツールと他社ファイアウォール製品を削除したあとに、再度セキュリ
ティ対策ツールをインストールし直す必要があります。
86
パーソナルファイアウォールのログ(履歴)が大量に記録されているが大丈夫?
ただし、パーソナルファイアウォールが必要なアクセスまでブロックしてし
まっている可能性もあります。たとえば、企業で使用している場合に、プロ
ファイルが「家庭内ネットワーク1」に設定されている場合は、
「 社内ネット
ワーク」に変更した方が適切に処理されるようになります(30ページ)。
はじめに
ログに記録されているものはパーソナルファイアウォールがブロックした
アクセスです。ログの記録量が多いからといって、ただちに不正侵入を心配
する必要はありません。
ウイルスなどの検出履歴を見るには?
[アップデート/その他]の[ログ(履歴)]で見ることができます。次の手順で
操作してください。
メイン画面を表示する(17ページ)。
画面左側の[アップデート/その他]をクリック。
[ログ(履歴)]にあるメニューからログの種類を選択して、
[ログ(履歴)
の表示]をクリック。
ログ(履歴)が表示されます。
基本的な使いかた
1
2
3
URLに日本語を含むWebサイトにアクセスしたときURLフィルタ機能は動作しますか?
動作しません。また、
URLフィルタ機能の例外設定において、日本語などの
全角文字(ダブルバイト文字)を含むURLを設定できません。同様に、URL
フィルタ機能の設定画面でWebブラウザの「履歴」や「お気に入り」から日本
語などを含むURLのインポートは行えません。
こんなときは
87
21
よくあるお問い合わせ早見表
本書で解説しているよくあるお問い合わせの一覧です。
ネットワークへの接続で困ったときは?
ネットワークに接続できなくなった ................................................................................63
ネットワークを利用するソフトウェアが使えない...................................................66
メールが送受信できなくなった ..........................................................................................66
インストール前のことについて知りたい
パソコンを買い換えたときに必要なことは? ............................................................67
パソコンを買い増したときに必要なことは? ............................................................67
Windowsの再インストールやリカバリのときに必要なことは? ...................67
Windowsをバージョンアップしたり、
サービスパック(SP)を適用したりする場合に必要なことは?..........................67
インストールやバージョンアップについて知りたい
最新版のプログラムを入手するには? ...........................................................................69
インストールのときにメッセージが表示された........................................................69
セキュリティ対策ツールのアンインストール方法について ...............................70
旧バージョンからバージョンアップするには?........................................................70
シリアル番号を無くしてしまったときは? .................................................................70
自動でバージョンアップされる? .....................................................................................71
バージョンアップした場合に何が引き継がれる?...................................................71
オンラインユーザ登録について知りたい
オンラインユーザ登録画面が正しく表示されない場合は? ...............................72
再インストール時には再度オンラインユーザ登録が必要ですか? ................73
お客様IDとアクセスパスワードがわからない ............................................................73
その他のことについて知りたい
本ツールを終了するには?....................................................................................................74
ウイルス/スパイウェアの監視を一時的に停止するには? ..................................74
セキュリティ対策ツールのアイコンに「!」マークがついたのはなぜ?.......74
88
さらにセキュリティを向上させるためには
どのような設定を行えばよいですか? ...........................................................................75
検索するといつもcookieというスパイウェアが見つかる ...................................75
「_restore」フォルダからウイルスが見つかる場合は? ..........................................75
ウイルス検索が突然始まる場合は? ................................................................................77
はじめに
「ネットワークウイルスを処理しました」と
頻繁に表示されるが大丈夫? ...............................................................................................75
バックグラウンドで実行されている処理の状況を表示するには? ................77
シリアル番号を画面で確認したい .....................................................................................77
受信したメールの添付ファイルが表示されない........................................................78
例外メールが検出されたことを知らせるメールが届いたが? ..........................78
通常メールが迷惑メールとして処理される場合は? ..............................................78
暗号化されたメールのメール検索は? ...........................................................................79
通知領域(タスクトレイ)にアイコンが見あたらない ..............................................80
インストールしたらパソコンの動作が遅くなった...................................................80
バージョン情報を調べたい場合は? ................................................................................81
パスワードを忘れてしまった場合は? ...........................................................................81
アップデートが失敗してしまう場合は? ......................................................................82
基本的な使いかた
初期設定で無効になっている機能があるが問題ない? .........................................80
有害サイト規制機能やフィッシング詐欺対策機能で、
サーバに送信される情報とは何ですか? ......................................................................83
「コンピュータが危険にさらされている可能性があります。」
(Windows XPの場合)、
「コンピュータのセキュリティを
確認してください。」
(Windows Vistaの場合)という
ポップアップメッセージが表示される場合は?........................................................83
個人情報の外部送信が正しくブロックされない場合は? ....................................85
他社ファイアウォール製品がインストールされた状態で
セキュリティ対策ツールをインストールした場合は? .........................................86
パーソナルファイアウォールのログ(履歴)が
大量に記録されているが大丈夫? .....................................................................................87
こんなときは
パーソナルファイアウォールのログから攻撃元を判断するには? ................86
ウイルスなどの検出履歴を見るには? ...........................................................................87
URLに日本語を含むWebサイトにアクセスしたとき
URLフィルタ機能は動作しますか? .................................................................................87
89
用語集
- アルファベット hostsファイル(ホスツ-)
ホスト名(ドメイン名)とIPアドレスの対応が記載されているファイルです。通常、ホス
ト名とIPアドレスの対応はパソコンがDNSサーバに問い合わせることで確認されるた
め、このファイルが使われることはあまりありません。
ただし、Windowsではhostsファイルの記載がDNSサーバへの問い合わせ結果より優
先されます。このため、hostsファイルを書き換えて正規のアドレスを入力しても偽の
Webサイトが表示されるようにする「ファーミング詐欺」に利用されることがあります。
本ツールはhostsファイルの改変も検出できます。
IPv6(アイピーブイシックス)
IPv6は、
「Internet Protocol Version 6」の略です。Internet Protocol
(インターネットプ
ロトコル)とは、インターネットで共通に使われている通信手順
(プロトコル)の名前で
す。現在一般に使われているものは、IPv4
(バージョン 4)ですが、これの次のバージョン
がIPv6です。インターネットの普及に伴い、IPv4で利用できるアドレス空間はあと数年
で枯渇するといわれていますが、128ビットの広大なアドレス空間を持つIPv6を利用す
ることで解決されます。
IPアドレス(アイピー -)
ネットワークにおいて個体を識別するための番号で、IPは、Internet Protocolの略です。
「192.168.0.1」のように、4組の数字で構成されます。
IPアドレスは、外部に接続しないネットワークで使用できるプライベート(ローカル)IP
アドレスと、外部に接続できるグローバルIPアドレスの2種類に分類できます。グローバ
ルIPアドレスはプロバイダなどから割り当てられるものを使用します。
Microsoft Update(マイクロソフトアップデート)
WindowsやMicrosoft Office製品の安定性と安全性を向上させるために、マイクロソフ
ト社が提供しているサービスです。
OS(オーエス)
オペレーティングシステム(93ページ)と同義。
POP3(ポップスリー)
メールソフトがメールサーバに保管されたメールを取得するためのプロトコル(通信手
順の規格)で、Post Office Protocol Version 3の略です。
90
SMTP(エスエムティーピー)
メールソフトからメールサーバまたはメールサーバどうしでメールを転送するための
プロトコル(通信手順の規格)で、Simple Mail Transfer Protocolの略です。
SSID(エスエスアイディー)
無線LANで使用する、ネットワークの識別名です。SSIDが一致している機器どうしでの
み、無線LAN通信を行うことができます。アクセスポイントのSSIDを「ANY」または「空
欄」に設定している場合、どの無線LAN機器からもアクセスできるため、セキュリティ上
の問題があります。SSIDは、判別されにくいものを設定することをおすすめします。
URLフィルタ(ユーアールエル-)
特定のWebサイトの表示を防止するセキュリティ対策ツールの機能です。表示の防止
は、カテゴリの指定やURLの指定により行えます。
Webメール(ウェブ-)
メールの送受信をWebブラウザで行えるサービスです。送受信したメールはサービス
提供会社のサーバに保管されるため、場所を問わずに利用できます。
WEPキー(ウェップ-)
無線LANの通信で使用する暗号化キーのことです。無線LANのアクセスポイントと、接
続元の機器(パソコンなど)で共通のWEPキーを設定することで、暗号化通信を行えま
す。WEPキーが一致しなければ、暗号化されたデータの解読はできません。安全な通信
を行うためには、WEPキーを設定することをおすすめします。
Windows Update(ウィンドウズアップデート)
Windowsの安定性と安全性を向上させるために、マイクロソフト社が提供しているサー
ビスです。
Windows ファイアウォール(ウィンドウズ-)
Windows XP SP2以降に標準で搭載されているファイアウォール機能です。Windows
ファイアウォールでは内部から外部への通信に制限がなく、ファイアウォールとしては
簡易的なものと言えます。
91
-あアクセスパスワード
お客さまがオンラインユーザ登録などでお客様IDを入力する際に、お客様IDとくくり付
けて認証に用いる6 ∼ 12けたの英数字から構成されるパスワードです。アクセスパス
ワードはお客様IDと共に、フレッツ・光プレミアムまたはフレッツ・v6アプリの1契約
につき各1つずつをNTT西日本からお客さまに発行し、<フレッツサービス お申込内
容のご案内>でお知らせします。
アクセスポイント
無線LANの通信を中継する機器です。
圧縮ファイル
データ量を減らすために形式を変換したファイルです。データ量を減らすための変換
を圧縮、元に戻すことを解凍と呼ぶことが一般的です。圧縮形式(変換形式)としてはzip
形式、lzh形式などがあり、圧縮・解凍ソフトで、圧縮および解凍を行えます。圧縮・解凍
ソフトはアーカイブソフト、アーカイバとも呼ばれます。
セキュリティ対策ツールは一般的な圧縮形式に対応しており、圧縮ファイルの中のウイ
ルスも見つけられます。
アップデート
NTT西日本のサーバから最新のパターンファイルや検索プログラムなどをダウンロー
ドし、お使いのツールを最新の状態に更新することです。本ツールのパターンファイル
や、検索プログラムなどをアップデートすることで、新種のウイルスやスパイウェアに
対応できます。
インスタントメッセンジャー
ネットワークを利用して、複数の相手とリアルタイムにコミュニケーションがとれるソ
フトウェアです。メッセージをやり取りしたり、音声通話機能で会話できるほか、ファ
イルを送受信することもできます。
「メッセンジャー検索」機能では、インスタントメッセンジャーでファイルを受信すると
きに、ウイルスが潜んでいないかをチェックできます。
インテリジェントアップデート
セキュリティ対策ツールのアップデートを自動的に行う機能です。設定された間隔で
アップデートの有無を確認し、アップデートできる場合は自動で行います。インテリ
ジェントアップデートを利用する場合、パソコンがフレッツ・光プレミアムまたはフ
レッツ・v6アプリを契約している回線に、常に接続されている必要があります。
92
ウイルス
パソコンに悪影響を与える不正ソフトウェアの一種です。どのような悪影響があるか
はウイルスによって異なりますが、典型的な例としては、パソコンに侵入してデータの
破壊などの活動を行い、自らをコピーしてネットワークやメールなどの手段を用いて別
のパソコンへと被害を広げようとするものが挙げられます。本書では、特に記載のない
限り、トロイの木馬を含めてウイルスと表記しています。
お客様ID
(-アイディー)
NTT西日本が契約者回線ごとに付与する8けたの英数字で構成される契約者回線識別情
報です。お客様IDはアクセスパスワードと共に、フレッツ・光プレミアムまたはフレッ
ツ・v6アプリの1契約につき各1つずつをNTT西日本からお客さまに発行し、<フレッツ
サービス お申込内容のご案内>でお知らせします。
なお、お客様IDは、お客さまからのお申し出などにより変更することはできません。
オペレーティングシステム
パソコンを動かすための基本的なソフトウェアです。パソコンの起動時には、パソコン
で使用しているオペレーティングシステムの名前が、最初に画面表示されます。
オンラインユーザ登録
お客さまが本ツールをご利用になるパソコンの利用登録をネットワーク経由で行うこ
とです。1つのシリアル番号(1ライセンス)につき、1台のパソコン
(1つのOS)のみを登
録できます。
パターンファイルなどのアップデートを行うために必要です。
-か拡張子
ファイルの種類を区別するために、ファイル名の最後に付ける文字列のことです。たと
えばMicrosoft Excelを使用して作成したファイルには、
「.xls」などの拡張子が付きます。
お使いのパソコンの設定によっては、拡張子を表示しないように設定されている場合が
あります。詳細については、Windowsのヘルプなどでご確認ください。
隔離
ウイルスやウイルスに感染したファイルが動作しないようにする処理です。隔離した
ものがパソコンに悪影響を与えることはありません。隔離したファイルは[ウイルス/ス
パイウェア対策]画面の[隔離ファイルの管理]で元に戻したり、削除したりできます。
カスタム検索
本ツールの機能の1つです。手軽な操作で、必要なときにウイルス/スパイウェア検索、
セキュリティ診断を実行できます。
93
感染
ウイルスが侵入し、実行されたか実行できる状態にあることです。
キャッシュファイル
Webブラウザなどが、パソコン上に一時的に保存しておくファイルのことです。
緊急ロック
ネットワーク接続を一時的に切断するセキュリティ対策ツールの機能です。ウイルス
感染や不正アクセスの被害拡大を防ぐ目的などで使用します。
駆除
ウイルスを削除したり、ファイルからウイルスを取り除いたりする処理です。駆除に成
功したファイルは安全に開けます。
-さ最初にお読みください
セキュリティ対策ツールをご利用いただくにあたっての注意事項などを記載したテキ
ストファイルです。デスクトップ左下の[スタート]メニューから[すべてのプログラム]
→
[NTTW]→[セキュリティ対策ツール]→[最初にお読みください]の順にクリックす
ると表示されます。
詐欺メール
フィッシング詐欺目的で、金融機関などを装って送りつけられるメールです。メール内
のリンクをクリックすると、あらかじめ用意されている偽サイトに誘導されるので注意
が必要です。
シリアル番号
お客さまがセキュリティ対策ツールをお使いのパソコンにインストールする際に使用
する20けたの英数字で構成されるユニークな識別番号です。シリアル番号はNTT西日
本から<フレッツサービス お申込内容のご案内>でお知らせします。また、同一のシ
リアル番号を2台以上のパソコンでご利用いただくことはできません。2台以上のパソ
コンでセキュリティ機能をご利用になる場合は、
「セキュリティ機能ライセンス・プラ
ス」をご契約いただくことで、追加台数分のあらたなシリアル番号をご提供します。
なお、シリアル番号はお客さまからのお申し出などにより変更することはできません。
スパイウェア
パソコンに悪影響を与える不正ソフトウェアの一種です。ウイルスとの違いは個人情
報の収集や広告表示の強制などを主な目的としている点です。多くのスパイウェアは、
ウイルスが持つようなほかのパソコンへの感染活動は行わず、便利なソフトウェアと称
してインストールを要求するなどして、パソコンに侵入します。
94
セーフモード
Windowsの起動形態の1つで、通常の方法では起動しなくなったときなど、問題が発生
した場合の解決に使用します。最小限のソフトウェア構成で起動するため、問題が起き
ていても多くの場合で起動できます。
セキュリティホール
ソフトウェアの設計ミスなどで生じたセキュリティ上問題のある欠陥です。
-た通知領域(タスクトレイ)
Windowsのデスクトップ右下にある、時計などが表示されている部分のことです。パ
ソコンを起動すると、本ツールのアイコン
す。
が通知領域(タスクトレイ)に表示されま
トロイの木馬
パソコンに悪影響を与える不正ソフトウェアの一種です。パソコンに侵入すると、バッ
クドアと呼ばれる不正な侵入経路を作り、パソコンを外部から操作できるようにするな
どします。
-なネットワークウイルス
OSを始めとするソフトウェアのセキュリティホールに乗じてパソコンに侵入するウイ
ルスです。ネットワークを通じてほかのパソコンに接続し、セキュリティホールを悪用
して感染するため、急速に被害が広がります。Microsoft Updateで提供される更新プロ
グラムをきちんと適用してセキュリティホールをなくしておくことが重要です。
-はバージョンアップ
ソフトウェアの設計や操作性を見直すなどの大きな改定を行ったときに、バージョンを
改めることです。また、古いバージョンのソフトウェアを新しいバージョンのものと入
れ替える作業もバージョンアップと呼ばれます。
パターンファイル
セキュリティ対策ツールを構成するファイルの1つで、既知のウイルスやスパイウェア
の特徴
(パターン)を記録したものです。パターンファイルはセキュリティ対策ツール
がウイルスやスパイウェアの判定を行う際の判定手段となります。
95
ファーミング詐欺
DNSサーバやhostsファイルを改変することで、ユーザが入力した正しいホスト名(ドメ
イン名)を、まったく別のIPアドレスに変換させて偽装サイトに誘い込む詐欺です。
多くの場合、偽装サイトは本物そっくりに作られているため、気がつかないうちにパス
ワードやクレジットカード番号などの個人情報をだまし取られる危険性があります。
ファイアウォール
パソコンとネットワークの間でのデータのやり取りを監視し、パソコンを外部の攻撃な
どから守る機能です。
セキュリティ対策ツールが搭載しているパーソナルファイアウォールは、ソフトウェア
やプロトコル、ポート番号に対し、それぞれ送受信の方向を指定して制御できます。
フィッシング詐欺
金融機関などを装ったメールを送りつけるなどして偽のWebサイトへと誘導し、ログイ
ン情報やクレジットカード情報などをだまし取ろうとする詐欺です。情報を釣り上げ
ることから英語では「fishing」を言い換えた「phishing」と表記します。
セキュリティ対策ツールはフィッシング詐欺に利用されているWebサイトを検出し、警
告を表示します。
不正侵入
不正な手段でパソコンに接続し、パソコン内のデータを抜き取ったり、パソコンを悪用
したりすることです。不正アクセスとも呼びます。
不正変更の監視
本ツールの機能の1つです。スパイウェアの中には、パソコンの設定に不正な変更を加
えたり、ほかのプログラムを介してネットワークに接続したりするものがあります。不
正なものと思われる変更が見つかった場合にポップアップメッセージで警告されるた
め、スパイウェアによる被害を未然に防ぐことができます。
プロキシ
内部のパソコンの代わりに外部サーバへの接続を行い、データのやり取りを仲介しま
す。単にプロキシと呼ぶ場合、WebブラウザとWebサーバとのやりとりを仲介する
HTTPプロキシのことを指す場合がほとんどです。
プロトコル
パソコン同士がデータをやり取りするために必要な手順などを定めた規格のことです。
インターネットの基礎となるデータの転送方法を定めたインターネットプロトコル
(Internet Protocol、IP)、WebブラウザとWebサイトのデータのやり取りについて定め
たHTTP
(Hypertext Transfer Protocol)などがあります。
96
プロファイル
セキュリティ対策ツールでは、通信環境に応じて切り替えられるファイアウォールの設
定を指します。
ポート番号
ネットワーク上の通信で、通信相手のアプリケーションを特定するための番号です。パ
ソコンの各アプリケーションは、あらかじめ定められたポート番号を使用して、データ
をやり取りします。
-まマクロ
ワープロソフトや表計算ソフトなどで一連の処理をあらかじめ記録しておき、あとで実
行できるようにするしくみで、定型処理の自動化などの目的で利用されます。Microsoft
OfficeではVBA(Visual Basic for Application)と呼ばれるソフトウェア開発言語で記録
されており、この言語を使用したウイルスも存在しています。
無線LAN
無線通信でデータを送受信するLANのことです。家庭では無線LANのアクセスポイン
ト機能を持ったルータを設置して利用することが一般的です。LANケーブルによる接
続とは異なり、家の外から第三者に接続されてしまうおそれがあるため、セキュリティ
対策をきちんと施すことが重要です。
迷惑メール
受信者の意思を無視して送りつけられる広告メールなどの総称です。SPAM
(スパム)と
も呼ばれます。
迷惑メール対策ツール
本ツールの機能の1つで、Microsoft Outlook、Microsoft Outlook ExpressおよびMicrosoft
Windows メール専用のアドインツールとして提供されています。迷惑/詐欺メールを判
定し、自動的に「迷惑メールフォルダ」に移動します。
-や有害サイト規制
本ツールの機能の1つで、有害な情報を含むおそれのあるWebサイトにアクセスしない
ようにします。
97
予約検索
ウイルス検索などを設定された周期で行うセキュリティ対策ツールの機能です。スパ
イウェアの検索やセキュリティ診断も行えます。
-らリアルタイム検索
ファイルの読み込みや書き込みを常に監視し、ウイルスに感染している場合は適切な処
理を行うセキュリティ対策ツールの機能です。
ルータ
異なるネットワークの間を接続するための機器です。家庭では、ADSLや光ファイバ接
続
(FTTH)の接続に使用するブロードバンドルータと呼ばれるルータを指すことがほと
んどです。
ルートキット(rootkit)
侵入の痕跡を隠すツールなど、スパイウェアが侵入後に利用するソフトウェアをまとめ
たパッケージのことです。
ログ
セキュリティ対策ツールでは、過去に検出されたウイルスやアップデートの実行日時な
どを記録した履歴を指します。ログによって、セキュリティ対策ツールが過去にどのよ
うな処理を行ったかを確認できます。
-わワーム
ネットワークを経由して、ほかのパソコンに拡散することを目的とした不正プログラム
です。ワームの特徴はその強い感染力にあり、メールなどを利用して自分自身を一気に
拡散させます。ワームは通常のウイルスとは違ってほかのファイルに感染することは
ありませんが、一部のワームはパソコンのシステム情報を改変するため、駆除とともに
システム情報の修復が必要になる場合があります。
98
索引
アルファベット
さ
cookie ........................................ 25, 75
Windows ファイアウォール
............................................................... 22
詐欺メール ....................................... 32
あ
終了 ...................................................... 74
スパイウェア .......................... 23, 27
スパイウェアが見つかったとき
............................................................... 25
アイコン ............................................ 20
セキュリティ機能ライセンス・
アップデート .......................... 21, 46
プラス ................................................. 49
アップデート開始 ........................ 19
総合セキュリティ状況 .............. 19
インテリジェントアップデート
............................................................... 21
ウイルス .................................... 23, 27
ウイルスが見つかったとき ..... 25
た
タスクトレイ .................................. 20
通知領域 ............................................ 20
オンラインデータベース
登録情報の変更 ............................. 50
サービス ............................................ 46
閉じる ................................................. 18
か
は
カスタム検索 .................................. 29
パスワード ....................................... 47
カテゴリボタン ............................. 19
開く ...................................................... 17
画面構成 ............................................ 19
起動 ...................................................... 17
クッキー .................................... 25, 75
フィッシング詐欺 ........................ 32
[ホームネットワーク管理]タブ
............................................................... 19
検索 ...................................................... 23
検索開始 ............................................ 19
個人情報の保護 ............................. 42
ご利用開始までの流れ ................. 8
99
ま
[マイコンピュータ]タブ ......... 19
迷惑メール ....................................... 32
メイン画面 ............................... 17, 19
メッセージの種類 ........................ 55
や
有害サイト規制 ............................. 39
ら
ログ ...................................................... 48
100
輸出規制について
お客様は、本ツールおよびそれらにおいて使用されている技術(以下「本ツール等」という)が、外国為替および外国貿易
管理法、輸出貿易管理令、外国為替管理令および省令、ならびに、米国輸出管理法令に基づく輸出規制の対象となるこ
と、ならびにその他の国における輸出規制対象品目に該当している可能性があることを認識の上、本ツール等を適正な
政府の許可なくして、禁輸国もしくは貿易制裁国の企業、居住者、国民、または、取引禁止者、取引禁止企業に対して、輸
出もしくは再輸出しないものとします。
お客様は、2008年11月現在、米国により定められる禁輸国が、キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、シリアであること、禁
輸国に関する情報が、以下のウェブサイトにおいて検索可能であること、ならびに本ツール等に関連した米国輸出管理
法令の違法行為に対して責任があることを認識の上、違法行為が行われないよう、適切な手段を講じるものとします。
http://www.treas.gov/ofac/
http://www.bis.doc.gov/complianceandenforcement/ListsToCheck.htm
本ツールの利用により、お客様が米国により現時点で禁止されている国の居住者もしくは国民ではないこと、および本
ツール等を受け取ることが禁止されていないことを認識し、お客様は、本ツール等を、大量破壊を目的とした、核兵器、
化学兵器、生物兵器、ミサイルの開発、設計、製造、生産を行うために使用しないことに同意するものとします。
免責事項
・本書の記載内容は予告なく変更することがあります。
・本書における記述は、情報を提供する目的で書かれたもので、保証もしくは推奨するものではありません。
・本書に掲載している画像には開発中のものが含まれるため、実際に表示されるものとは異なる場合があります。
・セキュリティ対策ツールは、全てのコンピュータウイルスの検出及び駆除、スパイウェアの検出及び削除、フィッシン
グ詐欺の防止、第三者によるアクセスの防止、HPの閲覧制限、個人情報送信の防止、迷惑/詐欺メールの検出、Windows
OS及びMicrosoft Office製品の脆弱性診断、不正接続パソコンの検出及び接続制限等を保証するものではなく、セ
キュリティ対策ツールを提供することに伴い発生する損害については、NTT西日本はその責任を負いません。
著作権について
本ドキュメントに関する著作権は、西日本電信電話株式会社およびトレンドマイクロ株式会社へ独占的に帰属します。
西日本電信電話株式会社およびトレンドマイクロ株式会社が事前に承諾している場合を除き、形態および手段を問わ
ず本ドキュメントまたはその一部を複製することは禁じられています。本ドキュメントの作成にあたっては細心の注
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ロ株式会社はいかなる責任も負わないものとします。本ドキュメントおよびその記述内容は予告なしに変更されるこ
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困ったときには
オンラインヘルプで問題解決
本ツールの画面には[この画面の説明]というボタンがあります。このボタン
をクリックすると、その画面に関するヘルプトピックが表示されます。また、
メイン画面の[ヘルプとサポート]をクリックして表示することもできます。
セキュリティ対策ツール サポートページで問題解決
サポートページ
http://security.fletsnet.com/support/
セキュリティ対策ツールに関するよくあるご質問など、困ったときに役立つ
サポート情報を掲載しています。
NTT西日本セキュリティサポートセンタ
お問い合わせフォーム
http://flets-w.com/sec/qa/
0120-248303(携帯電話・PHSからもご利用になれます)
※ 受付時間 9:00 ∼ 18:00
(土・日・祝日も受付)
年末年始12月29日∼ 1月3日は休業とさせていただきます。