ウサギとカメ その後…

平成23年2月28日
園だより №15
札幌市立すずらん幼稚園
782-4350
ホームページ
http://www.suzuran-k.sapporo-c.ed.jp/
ウサギとカメ その後…
教務部長 伊藤 葉子
「今年は、~をしよう!」
「今年こそは~になれますように…」と、新たな気持ちで心に誓った日から、2ヶ月
が過ぎ、3ヶ月目に入ろうとしています。
今年は卯年。図書館に行ってウサギの本を探してみました。そこで手にしたのが“ウサギとカメ…その後”
その後? 見つけた2冊の本をわくわくしながら読み進めました。
『もしもしカメよ カメさんよ 世界のうちでお前ほど歩みののろいものはない どうしてそんなにのろい
のか』で始まるくだりは皆さんよくご存知のことと思います。この話は、
「才能があっても地道さが大切であ
る。
」という話ですが、その後の話では、A本は、負けたウサギがもう一度競走をして欲しいと言い、2回目
の競走を行います。もちろん、2回目はウサギは昼寝なんてしません。予想通り、カメに勝ちます。しかし、
カメは全く悔しがっていません。驚いたウサギが、
「どうして悔しくないのか?」と尋ねると、カメは「きのう
より、早く走れた…」とニッコリします。
B本では、ウサギは、自分より走るのが遅いはずのカメに負けたことが仲間に知られるのを恐れて、カメを
亡き者にします。
両本でわかるのは、ウサギとカメ、それぞれの目的の違いです。ウサギはカメに勝つことを目的としていま
す。一方、カメは頂上を目指すことのみを目的としているのです。ですから、カメはウサギに先を越されても、
昨日より早く頂上にたどり着くことができたことの方を喜んでいるのです。
まもなく、年長の子どもたちは小学校という未知の世界にとびこんでいきます。
今は、自分のランドセル、自分の机がうれしくてたまりません。
「学校に行ったら何をするの?」と尋ねると「お
勉強!」という答えが返ってきます。
わからないことがわかるようになる喜び、知らないことを知る喜び、できなかったことができるようになる
喜びを、ぜひ感じて欲しいと願っています。そして、かめのように着実に一歩一歩前へ進んでいってほしいと
思います。
さて、
“ウサギとカメ…その後”皆さんでしたら、どのようにお話を続けますか?
私は…
カメよりも先に頂上にたどり着いたウサギは、悔しがらないカメに対してとても腹が立ち、
何度も勝負を挑みました。そして、はたと思い付きました。カメが頂上に到着するまでに
自分はいったい何回往復できるのか挑戦してみようと。そして、挑戦が始まります。
今日は何往復できた。明日は何往復できるだろう?
ある日、偶然、ウサギとカメは、一緒にゴールしました。頂上に立った二匹は手を取り合って喜び合いました
とさ。
めでたし、めでたし。
… いかがでしょうか?
3月の行事予定
日
曜
3
木
誕生会(2・3月生まれ)
10時30分より始めますので誕生児の保護者の方は
4
金
幼稚園諸費会計監査
5分前までにホールにお集まりください。
9
水
保健指導『成長の記録』
10
木
11
金
15
火
午前保育
16
水
修了式・閉園式
行事・その他
PTA運営委員会
ランチクロス、カップ、歯ブラシを持たせてください。
詳細は、後日お知らせいたします。
修了式・閉園式全体練習
PTA主催修了お祝いの会
『ありがとうの会』
修了式・閉園式の諸準備により、午前保育とさせて
いただきますので、ご了承ください。
修了式・閉園式につきましては、既に配付して
ございます案内をご確認ください。
交通事故防止のために
○道路を横断する際は、信号機や横断歩道を利用し、青信号であっても必ず立ち止まって左右の安全確認を行う
ようにいたしましょう。
○路上での遊びや飛び出し、車の直前直後の横断や大型車両による巻き込み事故等の危険性について十分理解さ
せるよう、あらゆる機会を通じて知らせましょう。
○幼児の登降園や児童生徒(兄・姉)の登下校の際は、忘れ物等がないように点検し、時間に余裕をもって出か
けたり、送り出したりしましょう。帰宅後に外出する際は、交通事故防止の指導をしっかり行いましょう。
最後の保育参加、2名の保護者の方も一緒でした。
地下鉄の乗り換えにも慣れました。
空いていたので珍しく座ることもできました。
TV撮影も楽しんできました。
たくさんの不思議を体験し、お弁当も食べてきました♡