シラバス - 藤田保健衛生大学

平 成 28 年 度 ( 2016)
シラバス
看護学科編
(1年生用)
シラバス(Syllabus)の活用について
このシラバスでは、各 学 科 の授 業 科 目 について、その概 要 、 到 達 目 標 、学 習 内
容 ・方 法 、評 価 の方 法 とオフィスアワー(学 生 が教 員 を訪 問 して質 問 できる曜 日 ・時
間 帯 など)、教 材 ・テキスト・参 考 書 、準 備 学 習 ・履 修 上 の注 意 点 などが記 載 されて
います。学 生 諸 君 はこれを よく閲 覧 して効 率 的 にまた主 体 的 に学 習 する道 標 としてく
ださい。
シラバスの目 的 は学 生 のためだけでなく教 員 のためでもあり、授 業 計 画 の進 捗 状
況 と、設 定 された目 標 を学 生 が達 成 し、学 習 効 果 をあげているかを総 括 できます。学
生 と教 員 お互 いのコミュニケーションのツールとして是 非 活 用 してください。
大 学 で は、高 等 学 校 まで 学 生 諸 君 が受 けていた受 身 の与 え られ る姿 勢 で の学 習
ではなく、自 分 で問 題 点 ・重 要 点 を探 し、調 べ、学 び取 っていく能 動 的 な学 習 が求
められ ます。逆 に言 えば大 学 教 員 は必 要 な学 習 情 報 が何 かを 示 しますが、それ を直
接 細 か く 情 報 伝 達 す るこ と を 主 目 的 と は せ ず 、あ く ま で 、 学 生 諸 君 が 効 率 的 に 将 来
有 効 な重 要 な情 報 や技 術 を 会 得 す る こ とを 支 援 する こ とを 目 的 とし ま す 。 こ の シ ラバ
スを自 己 の学 習 の羅 針 盤 に見 立 て効 率 よい学 習 に役 立 ててください。
では、医 療 科 学 部 での 4 年 間 の学 習 で、将 来 の各 医 療 職 のエキスパートとして成
長 する、その基 礎 固 めがで きるよう、充 実 した学 生 生 活 を送 れるよう願 っています。私
達 、教 職 員 はそのための支 援 の向 上 を今 後 も図 っていきます。
平成 28 年 4 月
医療科学部長
-i-
金田
嘉清
看護学科の3方針
1.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
藤田保健衛生大学医療科学部のアドミッションポリシーに基づき、看護学科では次の
ような素養もつ者を入学者として求めます。
1)人の生命のかけがえのなさを理解し、誠実で責任ある態度で臨む人
2)今日の社会に深い関心をもち、さまざまな文化と価値観を受け入れることができる
人
3)他者の言葉に耳を傾け、相手を理解しようとする姿勢と協調性のある人
4)自分の意見や考えを、臆することなく人に伝えられる自己表現の能力をもつ人
5)自由な発想と独創的な探究心によって、医療の課題とその解決に自主的に取り組む
ことができる人
6)看護を通じて社会に貢献することを望み、困難な課題にもくじけない意思をもつ人
選抜方法については、医療科学部のアドミッションポリシーに準じます。看護学科で
は他学科と比べて幅広い分野の学修が必要となるため、基礎的学力の評価として一般入
試、センター利用入試では外国語(英語)を必須とし、数学、理科(物理・化学・生物)
に国語を含めた科目選択式の選抜試験を実施しています。
2.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
藤田保健衛生大学医療科学部のカリキュラムポリシーに基づき、看護学科では、自らの
専門性をもって医療の質向上とチームの一員として活躍できる人材を育成するため、以下
のような指針に基づいて教育課程(カリキュラム)を編成しています。
1)看護の対象である人を総合的に理解するために、人間性・倫理性・自発性・柔軟な
論理的思考および創造性を育む教育を行う。
2)保健医療福祉のチームの一員としての責任感と協調性をもつとともに、看護の責任
と役割に基づいて自律的な看護を実践できる人を育成する教育を行う。
3)アクティブラーニングなど多様な学習形態を活用しつつ、個別指導の充実を目指し
- ii -
た教育を行う。
4)実習だけでなく講義や演習においても、臨床現場の看護者と一体化した教育を行う。
5)国際的な視点を身につけ、多様な文化や価値観をもつ人たちとコミュニケーション
をできる能力を高める教育を行う。
3.学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
藤田保健衛生大学医療科学部のディプロマポリシーに基づき、看護学科に 4 年以上在
籍授業科目より卒業要件を満たす単位を修得したうえ、卒業試験を合格した者に「学士
(看護学)
」の学位を授与します。
卒業試験は下記の能力が身についていることを総合的に判断するものです。よって、看
護学科を卒業し、学位を授与された者は以下の能力を修得していることになります。
1)看護の対象である人を総合的に理解し、基礎的な看護を実践できる。
2)保健医療福祉のチームに関わる人たちと協調し、リーダーシップやフォロワーシッ
プを発揮することができる。
3)人権を擁護する看護の責任と役割、および自律性を認識し、看護職としての責任あ
る言動をとることができる。
4)専門職業人としての自己をみつめ、自主的かつ持続的な学習を生涯継続していく姿
勢を身につける。
5)看護師国家試験に合格できる水準に知識と技能が達している。
6)保健師課程の履修者は保健師国家試験に合格できる水準に知識と技能が達してい
る。
- iii -
看護学科の教育理念・教育目標について
1.教育理念
看護学科は、本学の「獨創一理」の建学理念を踏まえ、人間の生命を尊重する倫理観と
心豊かな幅広い人間性を培い、看護の知識・技術の修得を基に、統合した看護を提供でき
るジェネラリストを養成します。
本学科は流動的な社会情勢に応じて、人々の健康ニードに対応できる理解力と思考力、
判断力、想像力、実践力、不断の努力、冷静沈着な態度を養い、健康ニードを充足するた
めの問題解決能力を開発します。また本学のアセンブリ精神に則り、保健・医療・福祉チ
ームの一員として社会的責任を自覚し、協同性をもって社会に貢献できる人材を育成しま
す。
さらに本学科は、時代の変化に対応できるよう教育と研究を通し看護学の発展に努め、
その成果を教育に反映させ、公共の福祉の向上に寄与します。
以上をまとめると、下記の能力を育成します。
① 独創的な精神をもとに、真理を探究する姿勢をもちつづけることができる。
② 豊かな感性を培い、生命倫理、看護の知識・技術を基に社会に貢献できる。
③ 総合医療系大学の特徴を活かし、保健・医療・福祉チームのなかで協働し責任を遂
行できる。
2.教育目標
看護学科の教育目標は、本学の教育理念を踏まえて、次のとおりとします。
① 看護の対象を総合的に理解し、基礎的な看護を実践できる。
② 看護の責任と役割を認識し、看護の自律性を身につけ、責任ある行動をとることが
できる。
③ 国際的な視点を身につけ、豊かな感性を培い、多様な文化や価値観をもつ人々との
コミュニケーション能力を身につける。
④ 対象の人権を尊重し擁護する行動をとることができる。
- iv -
⑤
看護の社会的ニーズを認識し、保健・医療・福祉チームの一員として協働する能力
を身につける。
⑥
看護の向上をめざして、リーダーシップ能力を発揮することができる。
⑦
専門職業人としての自己を見つめ、自主的な学習を生涯継続していく姿勢がとれる。
3.教育課程の主要概念:下位概念
【人間】
①
人間は、成長し、生涯発達する存在である。
②
人間は、生物的・精神的・社会的・スピリチュアル(霊的)な側面をもつ統合体で
ある。
③
人間は、信念・価値観などの固有の自己概念をもち、自己決定することができる。
【環境】
①
環境は、人間を取り巻くすべてのものであり、人間と環境は相互に関係している。
②
環境は、自然的環境・社会的環境で構成される。
③
環境は、時間的・空間的に変化するものである。
【健康】
①
健康は、個体要因と環境要因の関わりの中で成り立ち、個別的で時とともに変化し
ている。
②
健康は、人間が Well-being(安寧)をめざす、連続した状態である。
【看護】
①
看護は、あらゆる健康段階にある人間(個人・集団)を対象とする。
②
看護は、Well-being(安寧)をめざし、健康の増進、疾病の予防、治療およびリハ
ビリテーション、ターミナル期における生活支援プロセスである。
③
看護は、対象との相互作用を通して、対象の意思決定や自己概念を尊重し、全人的
に働きかけ、自己実現をめざすものである。
平成 28 年 4 月
看護学科
-v-
学科長
三吉 友美子
CAP制について
(平成 27 年度入学者から適用)
医 療 科 学 部 では、学 生が1年 間 に履 修 科 目として登 録 することができる単 位 数の上 限 を
定 め、学 修 すべき授 業 科 目 を精 選 することで各 授 業 科 目 について十 分 な学 修 時 間 (1単
位当たり必要 な 45 時間 )を確 保し単 位の実 質化 を図ることを目 的に平 成 27 年度 よりCAP
(キャップ)制 を導 入 します。
医療 科 学部における上 限 単位 は、年間 49 単位 (ただし、自 由 科 目を除く)です。これを
超えて履 修登 録することはできませんので注意 してください。
GPAについて
(平成 28 年度入学者から適用)
1.GPAとは
GPA(ジー・ピー・エー)は Grade Point Average(グレード・ポイント・アベレージ)の略称であり、
成績評価を GP(グレード・ポイント)で置き換え、単位数を掛けたものの総和を総履修登録単位数
で割った値です。数値が高いほど良い成績を得ていると言えます。
2.目的
GPA の活用により、学生の学習意欲を高めるとともに、本学における教育の質の保証について
一層の具体化を進め、適切な修学指導に資することを目的とします。
3.利用方法
クラス担任による修学指導に利用します。
4.通知方法
保護者への成績発送時(10 月、3 月)に当該時点の GPA を記載し、通知します。
- vi -
5.評価およびGPA
成績の評語、および GP は、次表のとおりとします。
評語
GP
(評価点)
100 点満点での評点範囲
評価基準
S
4
100 ~ 90 点
到達目標を達成し、極めて優秀な成績を
おさめている
A
3
89 ~ 80 点
到達目標を達成し、優秀な成績をおさめて
いる
B
2
79 ~ 70 点
到達目標を達成している
C
1
69 ~ 60 点
到達目標を最低限達成している
D
0
60 点未満
到達目標を達成していない
F
0
無資格科目
科目授業時間数の 3 分の 1 以上を欠席し
た科目
N
-
認定科目
他大学等で修得した単位を本学において
修得したものとみなすと判断された科目
6.GPAの算出式
(Sの修得単位数×4)+(Aの修得単位数×3)+(B の修得単位数×2)
GPA =
+(C の修得単位数×1)+(D,F の単位数×0)
総履修登録単位数 ※
※
・小数点第2位までの数値で表記
・小数点第3位は四捨五入
7.GPAに含まれない科目
・卒業要件に含まれない自由科目
・本学において修得したものとみなすと判断された認定科目
- vii -
D,F の単位数も含む
看護学科・保健師国家試験受験資格に関して
1.保健師国家試験受験資格に必要な履修科目および単位数
看護師及び保健師国家試験受験資格必要修得は、共に看護学科教育課程に示す単位を修
得しなければならない。
保健師国家試験受験資格必要履修単位は、看護学科教育課程表の内「保健医療福祉行政
論」
、
「保健統計学演習」
、「疫学」
、「公衆衛生看護学概論Ⅱ」、「地域診断論」、「学校保健・
産業保健」
「地域ケアシステム論」
、
「公衆衛生看護援助方法論」、
「公衆衛生看護実践論Ⅰ」、
「公衆衛生看護実践論Ⅱ」、
「健康教育論」、「公衆衛生看護管理論」、「公衆衛生看護学実習
Ⅰ」
、
「公衆衛生看護学実習Ⅱ」の単位を必ず修得しなければならない。
なお、養護教諭二種免許の申請を希望するものは、「日本国憲法」、「情報機器の操作」、
「スポーツ・健康科学」
(必修2単位)の単位を必ず修得しなければならない。
2.保健師課程の選抜
1)保健師課程の選抜対象学生
対象は3年生である。ただし、3年次までに修得しなければならない保健師教育課程に
必要な科目を修得し、かつ保健師国家試験受験資格を希望する人とする。
2)選抜人数
定員の 15%程度とする。
3)選抜時期および選抜方法
3年前期までの専門教育科目(看護師課程および保健師課程を含めた専門基礎分野と専
門分野)の成績の平均点が上位の人を選出する。
3年前期終了後、選抜結果を看護学科3年生の掲示板に発表する。選出から外れた学生
については、保健師課程に関する科目のみ、年度途中の辞退を認める。ただし、辞退して
も卒業要件(卒業時 124 単位以上修得)を満たす場合に限る。
その後、何らかの事情により、定員数の 15%未満になった場合、保健師課程の科目を選
択している人の中から追加する可能性がある。
- viii -
看護学科・教育課程
平成 28 年の入学生(1 学年)には、平成 28 年度の教育課程に従った授業が行われます。
医療科学部 看護学科 教育課程
系列分野
学
2
理
学
2
教
育
学
2
基
礎
分
倫
学
1 1
学
1 1
学
1 1
学
2 2
学
2
話
2
自
然
生
人
科
物
間
行
動
科
手
語
2
看
護
英
語
Ⅰ
2
看
護
英
語
Ⅱ
2
ド
イ
ツ
語
Ⅰ
2
ド
イ
ツ
語
英
Ⅱ
2
語
2
英
会
話
環
文
境
数
ガ
ル
会
化
物
人
類
理
化
理
日
解
経
基
本
国
憲
済
礎
合 計
2
2
2
2
2
2
2
2
学
1
学
2
学
2 2
学
2
学
2 2
法
2
ミ
2
1
2
2
2
1
学
ゼ
但し、20単位のうち
語学2単位以上は選択
必修とする
2
語
124単位
必修 104単位
選択 20単位以上
2
国
ト
備 考
卒業要件
2
中
ル
4年
2
哲
理
3年
2
1 1
論
2年
2
学
社
の
理
文
ポ
野
命
1年
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
心
生
人
間
の
理
解
単位数
授 業 科 目
その-1
1
2
2
14 32
24
- ix -
13
4
5
医療科学部 看護学科 教育課程
系列分野
人
理
間
解
の
専
門
基
礎
分
野
環
境
の
理
解
単位数
授 業 科 目
2年
人
体
形
態
学
2
2
人
体
機
能
学
2
2
医 療 関 係 法 規
1
社
会
福
祉
論
1
社
会
保
障
論
1
1
1
1
1
保健医療福祉行政論Ⅱ
2
2
情 報 機 器 の 操 作
2
健
統
計
学
1
1
疫
学
2
法
1
1
楽
療
環
境
科
学
論
公
衆
衛
生
学
2
1
1
1
1
2
微
学
1
物
1
1
スポーツ・健康科学
生
2
1
保 健 統 計 学 演 習
音
1
2
1
免
疫
学
1
1
生
化
学
1
1
栄
養
学
1
1
薬
理
学
1
1
病
理
学
1
1
看護のための病態生理
1
1
成 人 期 疾 病 論 Ⅰ
1
成 人 期 疾 病 論 Ⅱ
1
成 人 期 疾 病 論 Ⅲ
1
小 児 期 疾 病 論
1
精
1
神
疾
病
論
1
1
1
1
1
診断のための検査学
1
放
学
1
医 用 機 器 管 理 論
1
医
1 1
射
線
療
医
論
コンプリメンタリーセラピー
合 計
4年
1
保健医療福祉行政論Ⅰ
保
3年
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
生 活 環 境 方 法 論
健
康
の
理
解
1年
その-2
1
1
1
1
23 16
1
17
-x-
15
4
3
備 考
医療科学部 看護学科 教育課程
系列分野
専
門
分
野
成
人
看
護
学
系
小
児
看
護
学
系
2年
論
1
1
1
1
基 本 看 護 技 術 Ⅰ
2
2
基 本 看 護 技 術 Ⅱ
2
2
看 護 過 程 展 開 論 Ⅰ
1
1
看 護 過 程 展 開 論 Ⅱ
2
看
全
1
基 礎 看 護 学 実 習 Ⅰ
1
基 礎 看 護 学 実 習 Ⅱ
2
成 人 看 護 学 概 論
1
成人クリティカル・周手術期看 護方法論
1
1
1
護
護
学
と
概
安
3年
4年
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
2
1
1
2
1
成人セルフケア方法論
1
成人がん・難病・ターミナル看 護方法論
1
成 人 看 護 学 演 習
2
成人看護学実習(クリティカル・周手術)
3
3
成人看護学実習( セルフケア)
3
3
小 児 看 護 学 概 論
1
成 長 発 達 保 健 論
1
小 児 実 践 看 護 Ⅰ
1
1
小 児 実 践 看 護 Ⅱ
1
1
小 児 看 護 学 実 習
2
母
性
看
護
学
系
母性セルフケア看護Ⅰ
1
母性セルフケア看護Ⅱ
2
母性セルフケア看護Ⅲ
1
母 性 看 護 学 実 習
2
精
神
看
護
学
系
精 神 看 護 学 概 論
1
精 神 保 健 看 護 論
1
精 神 看 護 学 方 法 論
2
精 神 看 護 学 実 習
2
老 年 看 護 学 概 論
1
老 年 看 護 学 援 助 論
2
老年看護実践方法論
1
老 年 看 護 学 実 習 Ⅰ
1
老 年 看 護 学 実 習 Ⅱ
3
老
年
看
護
学
系
1年
対 人コ ミ ュ ニ ケ -シ ョ ン
看
基
礎
看
護
学
系
単位数
授 業 科 目
その-3
1
2
1
1
2
1
2
1
2
1
1
2
2
1
2
1
1
3
- xi -
備 考
医療科学部 看護学科 教育課程
系列分野
在
宅
看
護
学
系
専
門
分
野
公
衆
衛
生
看
護
学
系
統
合
看
護
単位数
授 業 科 目
1年
2年
その-4
3年
4年
必修 選択 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
在 宅 看 護 学 概 論
1
在 宅 看 護 学 方 法 論
2
在 宅 看 護 学 演 習
1
在 宅 看 護 学 実 習
2
公衆衛生看護学概論Ⅰ
1
1
2
1
2
1
公衆衛生看護学概論Ⅱ
1
地
論
1
学校保健・産業保健
1
地域ケアシステム論
1
公衆 衛 生 看 護 援 助方 法 論
2
公衆衛生看護実践論Ⅰ
2
公衆衛生看護実践論Ⅱ
2
健
論
2
公衆衛生看護管理論
1
1
公衆衛生看護学実習Ⅰ
4
4
公衆衛生看護学実習Ⅱ
1
家
1
域
康
族
診
断
教
育
と
看
護
1
1
1
1
2
2
2
2
1
1
災
害
看
護
1
国
際
看
護
1
1
リハ ビ リ テ ー シ ョン 看 護
1
1
看 護 研 究 方 法 論
1
1
看 護 研 究 方 法 Ⅰ
2
看
統
護
合
管
理
実
合 計
総 合 計
1
2
4
4
看 護 研 究 方 法 Ⅱ
備 考
学
1
1
習
2
2
67 23
12
25
33
20
104 71
53
53
41
28
卒業要件 124単位
(注)必要がある場合、授業科目の配置は教授会の議を経て変更することができる。
- xii -
- xiii -
医療科学部 看護学科 履修系統図 (平成28年度入学者から適応)
1年生
人間の理解
基
礎
分
野
2年生
前期
後期
心理学
教育学
3年生
前期
後期
前期
手話
看護英語Ⅰ
看護英語Ⅱ
文学
ドイツ語Ⅰ
ドイツ語Ⅱ
中国語
哲学
英会話
ポルトガル語
倫理学
自然科学
生物学
英語
環境の理解
社会学
文化人類学
数学
物理学
化学
日本国憲法
基礎ゼミ
人間の理解
人体形態学
人体機能学
情報機器の操作
社会福祉論
医療関係法規
保健統計学演習
保健統計学
保健医療福祉行政論Ⅰ
社会保障論
生活環境方法論
保健医療福祉行政論Ⅱ
疫学
環境の理解
専
門
基
礎
分
野
公衆衛生学
微生物学
免疫学
成人期疾病論Ⅰ
医療論
生化学
成人期疾病論Ⅲ
健康の理解
成人期疾病論Ⅱ
精神疾病論
小児期疾病論
放射線医学
栄養学
診断のための検査
薬理学
コンプリメンタリーセラピー
病理学
看護のための病態生理
スポーツ・健康科学
基礎看護学系
看護学概論
基本看護技術Ⅱ
看護過程展開論Ⅱ
対人コミュニケーション
看護過程展開論Ⅰ
基礎看護学実習Ⅱ
基本看護技術Ⅰ
基礎看護学実習Ⅰ
成人看護学概論
成人クリティカル・
周手術期看護方法論
成人がん・難病・ター
ミナル看護方法論
成人看護学演習
成人看護学系
成人セルフケア方法論
小児看護学概論
小児看護学系
専
門
分
野
成長発達保健論
小児実践看護Ⅰ
小児実践看護Ⅱ
母性セルフケア看護Ⅰ
母性看護学系
精神看護学系
精神看護学概論
老年看護学系
老年看護学概論
母性セルフケア看護Ⅱ
母性セルフケア看護Ⅲ
老年看護学援助論
老年看護実践方法論
在宅看護学方法論
在宅看護学演習
精神保健看護論
在宅看護学概論
在宅看護学系
公衆衛生看護学概論Ⅰ
精神看護学方法論
公衆衛生看護学概論Ⅱ
学校保健・産業保健
公衆衛生看護実践論Ⅰ
公衆衛生看護実践論Ⅱ
公衆衛生看護援助方法論
公衆衛生看護学系
家族と看護
地域診断論
国際看護
リハビリテーション看護
看護研究方法論
統合看護
- xiv -
必修科目
選択科目
3年生
4年生
後期
前期
後期
ディプロマ・ポリシー
生命倫理学
人間行動科学
経済学
DP1.看護の対象であ
る人を総合的に理解
し、基礎的な看護を実
践できる
環境科学論
DP2.保健医療福祉
のチームに関わる人
たちと協調し、リー
ダーシップやフォロ
ワーシップを発揮する
ことができる
音楽療法
医用機器管理論
看護と安全
DP4.専門職業人とし
ての自己をみつめ、自
主的かつ持続的な学
習を生涯継続していく
姿勢を身につける
成人看護学実習(クリ
ティカル・周手術期)
成人看護学実習
(セルフケア)
小児看護学実習
DP5.看護師国家試
験に合格できる水準
に知識と技能が達して
いる
母性看護学実習
精神看護学実習
老年看護学実習Ⅰ
老年看護学実習Ⅱ
在宅看護学実習
地域ケアシステム論
公衆衛生看護管理論
健康教育論
公衆衛生看護学実習Ⅰ
看護管理学
公衆衛生看護学実習Ⅱ
DP6.保健師課程の
履修者は保健師国家
試験に合格できる水
準に知識と技能が達
している
災害看護
統合実習
看護研究方法Ⅰ
看護研究方法Ⅰ
看護研究方法Ⅱ
- xv -
学
士
(
看
護
学
)
(
DP3.人権を擁護する
看護の責任と役割、お
よび自律性を認識し、
看護職としての責任あ
る言動をとることがで
きる
看
護
師
国
家
試
験
受
験
・
免
許
取
得
保
健
師
国
家
試
験
受
験
・
免
許
取
得
)
シラバスを読むにあたって
1.シラバスのページ構成について
シラバスは授業科目の学習内容を示した学習のためのガイドである。
1ページに半期分の情報を掲載することを原則として構成してある。通年科目は2ページに渡り
掲載される。臨地実習や卒業研究は通年であるが1ページで記載される場合がある。また、授業
科目によっては2ページ以上に渡る場合がある。
定員数が多い学科では、学年を2~4グループに分けて授業を実施することがある。その際、グ
ループ毎に異なるシラバスを掲載する場合がある。また実習/実験科目では班毎にローテーショ
ンで授業を実施することがあるため、シラバスの記載に注意すること。
2.シラバスの各項目について
シラバスの各項目の意味、「凡例」について示す。
 科目名
授業科目の名称をページの左上に示す。
 科目名(英語)
科目名の下に授業科目の英語名称を示す。
 合同授業
授業科目が複数の学科により合同で開講される「合同授業」である場合、ページ右上にその旨
を示す。
 学年
授業科目の開講対象の学年。複数学年に渡って受講し、評価する科目もある。
 分野
授業科目は「基礎」、「専門基礎」、「専門」の分野に大別される。
 専攻
「理学療法士専攻」、「作業療法士専攻」、共通の「理学/作業療法専攻」の分類。リハビリテー
ション学科のみ。
 必選
「必修」科目は卒業のために履修が必須の科目で全員が履修する。「選択」科目は卒業のため
に一定数以上の履修が必要となる科目で、受講には履修届が必要となる。「自由選択」科目は
卒業要件に関係しない選択科目である。
なお、選択科目において受講人数が一定数より少ない場合には開講しないことがある。
 単位数
該当科目の単位数。卒業には一定数以上の単位を修得する必要がある。ただし、学年ごとに
- xvi -
一定の合計単位数より多く選択科目を履修することはできない(CAP 制)。
 時間数
該当科目を学習するために必要となる最低限の学習時間。原則として1回の学習あたり 2 時間
(講義等の授業 1.5 時間、予習復習 0.5 時間)と換算する。時間数以上に授業の実施予定が組
まれている科目もある。
 開講
「前期」科目、「後期」科目はそれぞれ前期、後期に開講される半期の科目である。「通年」科目
は前期・後期を通して開講される。通年科目で前期に実施されるものは「通年(前期)」、後期に
実施されるものは「通年(後期)」と記載してある。
授業科目の開講曜日・時限も記載してある。科目によっては一定期間毎日開講する、あるいは
不定期に開講する場合がある。
授業日程については、新入生/在学生ガイダンスで配布される時間割、各学科・学年の掲示
板を必ず確認すること。

評価担当/担当教員
授業を担当する全教員の氏名を列挙している。評価担当は科目の最終的な成績評価の責任
者である。担当教員欄が空欄の場合は評価担当1名で授業が行われる。
....
教員氏名にはふりがなを付け、右には「(所属・職位)」または「(所属・部門)」を略称で記載して
ある。
略称
検
看
放
リ
工
経
基
医
専
総
共
疾
七
病1
病2
病3
地
研
本
図
客
所属
略称
職位
臨床検査学科
看護学科
放射線学科
リハビリテーション学科
臨床工学科
医療経営情報学科
基礎教育
医学部
看護専門学校
総合医科学研究所
共同利用研究施設
誉
教
准
講
助
手
兼教
兼准
兼講
兼助
特教
特准
特講
非講
職
名誉教授
教授
准教授
講師
助教
助手
兼任教授
兼任准教授
兼任講師
兼任助教
特任教授
特任准教授
特任講師
非常勤講師
一般職員
略称
部門
疾患モデル教育研究センター
藤田記念七栗研究所
第一教育病院
第二教育病院
第三教育病院
地域包括ケア中核センター
研究支援推進センター
藤田学園法人本部
学事部・図書館
客員教員(外部講師)
看
検
リ
放
薬
相
事
録
訪
人
学
- xvii -
看護部
臨床検査部
リハビリテーション部
放射線部
薬剤部
医療連携福祉相談部
医事課
診療録管理室
訪問看護ステーション
人事部
学術研究支援課
 科目概要
授業科目の概要を説明する。授業科目で何を学ぶのか、その意義、関連する科目について担
当教員から学生へのメッセージとして記載してある。
 到達目標
授業科目を学生が学習することにより成果として得られる知識・理解、思考・判断、関心・意
欲、技能・表現などの面での到達目標を記載してある。
 テーマ
各授業の学習テーマを示す。
 授業内容
各授業の学習内容の概要を示す。到達目標に至るための授業内容である。
 形式
「講 義 」 、「演 習 」 、「実 習 」 、「 実 験 」 、「 SDG 」( 小グ ルー プ討論 ) 、「 PBL」 (Problem-based
Learning)、「GW」(グループ・ワーク)、「VTR」(映像資料学習)、「RP」(ロールプレイ)など、授
業の実施形式を示す。
 担当教員
当該回の授業を担当する教員の氏名を示す。
 評価法・基準
授業科目の成績(評価点)は到達目標に対する達成の度合いを示している。その度合をどのよ
うな手法で測定するのかを表す評価手法・種別(定期試験、実技試験、受講態度、小テスト、レ
ポートなど)と、それぞれが最終評価に占める割合(%)を『評価法』として記載してある。複数の
教員が評価する場合は、教員間の配分も示す。通年科目では、前期と後期の評価配分を記載
する場合もある。
さらに、評価法ごとに到達目標に対する達成の度合いを測定するポイント、何を評価するのか
などを『基準』として記載してある。
授業科目によっては評価に関する特別な注意点、ルール等が記載される場合があるので留意
すること。
 教科書
授業科目で使用する教科書を記載してある。授業に臨む前に必ず購入すること。
 教材、参考書
授業で用いる教材、参考書を記載してある。予習復習のため、より学習を深めるためには参考
書の利用を薦める。

オフィスアワー
授業科目について担当教員が質問等を受付ける時間帯を記載してある。居室の場所は「建物
-階数-部屋名」と略称で記載する場合がある。問い合わせ方法等を記載してある場合がある
ので、連絡前に必ず確認すること。
場所
書式
医療科学部○号館×階△△△室
情報教育棟センター棟×階△△△室
基礎科学実験センター×階△△△室
合同校舎×階△△△室
生涯教育研修センター◯号館×階△△△室
医学部○号館×階△△△室
- xviii -
医科○-×F-△△△
情教棟-×F-△△△
基科セ-×F-△△△
合同-×F-△△△
生涯◯-×F-△△△
医○-×F-△△△
 連絡先
質問や問い合わせ等で電子メールや内線の利用を許可する場合は、電子メールアドレスと内
線番号を記載してある。
 準備学習及
授業を受ける上で必要とされる準備学習(予習・復習等)に必要な時間、あるいはそれに準じる
程度の具体的な学習内容が記載されるので、履修にあたっては遵守すること。
 準備学習及び履修上の注意点
授業を受ける上での指示(持参する文房具、ノートに関する指示など)が記載される場合がある
ので、よく確認すること。
その他には、学習の心構えや私語に関する注意、資格試験に関する事項等、様々な注意点が
記載される。
3.注意事項
 『開講』に掲載される「曜日・時限」はシラバス編集時点の実施予定のため、実際の曜日・時限
は変更される場合がある。
 指定された教科書以外に図書、教材の購入が必要な場合がある。担当教員の指示に従うこと。
- xix -
目
次
シラバス(Syllabus)の活用について -----------------------------------------------
i
看護学科の3方針 -----------------------------------------------------------
ⅱ
看護学科の教育理念・教育目標について ----------------------------------------
ⅳ
CAP 制・GPA について
ⅵ
---------------------------------------------------------
看護学科・保健師国家試験受験資格に関して
-------------------------------------
ⅷ
看護学科・教育課程 ------------------------------------------------------------
ⅸ
看護学科 履修系統図
---------------------------------------------------------
ⅹⅳ
シラバスを読むにあたって -------------------------------------------------------
ⅹⅵ
看護学科 シラバス
(注) 科目は学年ごとに『教育課程』の順で配列してある。
科 目
必選 単位
期
担当教員
ページ
■1年生
心理学
必
2
前
青柳 眞紀子(客・講) -------------------- 2
教育学
必
2
後
石川 道夫(看・特教) -------------------- 3
文学
選
1
前
松村 美奈(客・講) ---------------------- 4
哲学
選
1
前
三谷 竜彦(客・講) ---------------------- 5
論理学
選
1
前
木戸 正幸(客・教) ---------------------- 6
自然科学
選
1
前
長谷川 洋子(看・講) -------------------- 7
生物学
選
2
前
松井 太衛(基・教) ---------------------- 8
英語
必
2
前
ドナルドソン・クリス(基・講) 他 ------------- 9
文化人類学
選
2
後
三木 誠(客・講) ----------------------- 11
数学
選
2
前
久保 明達(基・教) --------------------- 12
物理学
選
2
後
梅沢 栄三(基・准) --------------------- 13
化学
選
2
前
若松 一雅(基・教) --------------------- 14
日本国憲法
選
2
後
大野 正博(客・教) --------------------- 15
基礎ゼミ
必
2
前
久納 智子(看・教) 他 ------------------ 16
人体形態学
必
2
前
長谷川 洋子(看・講) 他 ---------------- 17
人体機能学
必
2
前
盛田 麻己子(看・准) 他 ---------------- 19
- xx -
科 目
必選 単位
期
担当教員
ページ
人体機能学
必
2
前
盛田 麻己子(看・准) 他 ----------------- 20
情報機器の操作
選
2
後
亀井 哲也(経・准) ---------------------- 21
保健統計学
必
1
後
星野 弘喜(基・准) ---------------------- 22
スポーツ・健康科学
必
2
通
羽田 道信(基・教) 他 ------------------- 23
微生物学
必
1
前
今村 誠司(検・講) ---------------------- 25
免疫学
必
1
後
山本 恵申(客・教) ---------------------- 26
生化学
必
1
後
石川 浩章(検・准) ---------------------- 27
栄養学
必
1
後
大橋 鉱二(検・教) ---------------------- 28
薬理学
必
1
後
仙田 典保(病 2・薬) -------------------- 29
病理学
必
1
後
金子 千之(検・講) ---------------------- 30
看護のための病態生理
必
1
後
盛田 麻己子(看・准) -------------------- 31
医療論
選
1
前
松井 茂(看・准) ----------------------- 32
看護学概論
必
1
前
三吉 友美子(看・教) 他 ----------------- 33
対人コミュニケーション
必
1
前
皆川 敦子(看・准) 他 ------------------- 34
基本看護技術Ⅰ
必
2
前
岡島 規子(看・講) 他 ------------------- 35
基本看護技術Ⅱ
必
2
後
社本 生衣(看・講) 他 ------------------- 39
看護過程展開論Ⅰ
必
1
後
皆川 敦子(看・准) 他 ------------------- 41
基礎看護学実習Ⅰ
必
1
後
岡島 規子(看・講) 他 ------------------- 42
成人看護学概論
必
1
後
中村 小百合(看・教) -------------------- 43
精神看護学概論
必
1
後
野中 浩幸(看・教) ---------------------- 44
老年看護学概論
必
1
後
天野 瑞枝(看・教) ---------------------- 45
公衆衛生看護学概論Ⅰ
必
1
後
世古 留美(看・准) ---------------------- 46
―
―
通
アセンブリ活動便覧参照 他 -------------- 48
■特別教育活動
アセンブリⅠ
必 : 必修科目
選 : 選択科目
前 : 前期科目(半期)
後 : 後期科目(半期)
通 : 通年科目
- xxi -
- xxii -
1年生
心理学
Psychology
学年
1学年
分野
基礎
必選
必修
2単位
単位数
時間数
30時間
前期
金・2時限
開講
評価
担当
青柳 眞紀子(客・講) 教員
科目
概要
心理学は、〈心〉がさまざまな〈行動の仕方〉や〈反応〉として表れるのを観察し、そこから法則性を科学的に見いだそうとします。心理的機能が
単に<気持ち>の問題だけでなく、広く人間の日常生活全般に関わるものであること、精神医学に関わるだけが心理学ではなく、心理学の各
領域が人間関係や患者心理の理解にとって基礎となるものであることを例示して考えたいと思います。全体として、いわゆる「人の心を知る」と
いう位置づけではなく、人間の一般的なさまざまな心理機能について講義します。また、医療従事者として重要になってくる人間関係について
は、相手のことを理解することよりもまず自分自身を正しく理解することが大切です。この点についても解説します。
到達
目標
1.心理学についての正しい知識を身につけることができる。
2.対人関係に必要な「ありのままの自分をみつめる」きっかけをつかむことができる。
3.患者への心理的対応を考えることができる。
あおやぎ
ま
き
こ
担当
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
ガイダンス
授業の進め方と注意点、心理学とは・心理学の歴史など 心の仕組みについて
講義
青柳眞紀子
2
心の仕組み①
フロイトが考える心の仕組みについて
講義
青柳眞紀子
3
心の仕組み②
自我の防衛機制について
講義
青柳眞紀子
4
心の仕組み③
心の発達段階について
講義
青柳眞紀子
5
ストレスとタイプA①
ストレスとストレッサーについて、タイプAとは
講義
青柳眞紀子
6
ストレスとタイプA②
メンタルヘルスについて
講義
青柳眞紀子
7
知覚
視知覚を中心に 錯視など
講義
青柳眞紀子
8
学習①
レスポンデント条件づけ オペラント条件づけ
講義
青柳眞紀子
9
学習②
その他の学習理論
講義
青柳眞紀子
10
パーソナリティ
パーソナリティとは、心理検査法について
講義
青柳眞紀子
11
カウンセリングマイン
カウンセラーの3条件(ロジャーズ)について
ド①
講義
青柳眞紀子
12
カウンセリングマイン
カウンセリングの技法(マイクロカウンセリング)
ド②
講義
青柳眞紀子
13
認知症①
認知症とは
講義
青柳眞紀子
14
認知症②
認知症の理解と対応
講義
青柳眞紀子
15
コミュニケーション
コミュニケーションについて
講義
青柳眞紀子
評価法 評価法:定期試験100%
基準 基準:到達目標1~3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 杉本助男 編著『心理学20講』北大路書房
教材 配布資料
参考書 久保田新ら『臨床行動心理学の基礎』丸善
オフィス 質問等は、授業の前後10分程度の間に直接聞きに来てくだ
アワー さい。
連絡先
準備
学習
授業前:講義予定のトピックについて、教
科書の該当部分や配布資料を読んでお 履修上
の
く。
授業後:メモを取れなかった部分を記入 注意点
しながら全体を把握する。
心理学の臨床的テーマに関心があると思うが、基礎的な理解のないまま、臨床・応用ができると思うのは危険で基礎的
な枠組みと臨床・応用が密接につながっている点をよく理解してください。日常的な<人の心>についての常識の範
囲で理解するのではなく、専門的知識として理解できているかどうかが問われるので、その点を十分考えて履修してく
ださい。
毎回、授業を聞きながらメモを取ることになるので、授業に集中し、積極的に自ら学び取ろうという姿勢で臨んでくださ
い。
-2-
教育学
Pedagogy
学年
評価
担当
1学年
いしかわ
分野
み ち お
基礎
必選
必修
単位数
2単位
時間数
30時間
後期
火・2時限
開講
担当
石川 道夫(看・特教) 教員
科目
概要
教育学の分野は、近年、教員養成に関係する「教職教育学」とより広汎で「アカデミックな教育学」の2つに分離している。この講義で
は、後者の立場で、「教育とはなにか」「教育は社会の中でどんな役を果たしてきたのか」「人間の発達とは」「発達を支援する教育とは」
といった基本的なものを、子どもの誕生、母子関係、学校、不適応、特別支援教育、生涯学習などを例にとって講義していく。
到達
目標
1.教育学を語る基本的な言葉、たとえば、成長、発達について説明できる。
2.人の新生児のケアと母子関係の重要性を理解する。
3.人の成長、発達の主だった要因とその様々なケースに触れる。
4.生涯学習の意義について説明することができる。
No.
テーマ
授業内容
教育とは何か。educationの語源。教育されることと、教育すること。
形式
担当教員
講義
石川道夫
1
教育とは何か
2
教育を考えるモデル 発達の三要素と発達課題、有機体論モデルと工芸論モデル。
講義
石川道夫
3
人の子ども、動物の
子ども
講義
石川道夫
4
新生児のケアと母子
新生児の最初の一年間。母性的養育の剥奪。
関係
講義
石川道夫
5
遺伝と環境①
子どもの発達の条件としての遺伝と環境。生まれと育ち。子育ての民衆知。
講義
石川道夫
6
遺伝と環境②
アヴェロンの野生児、カスパー・ハウザー。虐待された子どもたち。
講義
石川道夫
7
教育の始まりとこれ
まで
教育の起源、洞窟の比喩、身分制度と教育、大学の誕生
講義
石川道夫
8
「教育」と教育
学校を通しての「教育」システム。生活の中の教育。シチズンシップ。市民大学。
講義
石川道夫
9
現代社会の中の子
ども
屋根裏部屋の子どもたち。TVとゲーム、インターネットの表と裏。子どもの世界。
講義
石川道夫
10
不適応・不登校の子
不登校の背景、様々なケース。援助の原則。
どもたち
講義
石川道夫
11
「障がい児」の種類
子どもの障害の種類。LD、ADHD、発達障害。
講義
石川道夫
12
特別支援教育
特殊教育から特別支援教育へ。インクルージョン。
講義
石川道夫
13
社会教育と生涯学
習
学校と社会、成人の教育機会。キャリアアップからライフワークへ。
講義
石川道夫
14
世界と日本の教育の
学力の国際比較。PISA。教育の国際化。国際バカロレア。
現在
講義
石川道夫
15
教育の南北問題
講義
石川道夫
ヒトの新生児とサルの新生児。アタッチメント、マザリング。
発展途上国の教育。イリッチ、フレイレ。貧困と豊かさ。
評価法 評価法:定期試験の結果(80%)に、1~2回のレポートの評価 (20%) を加味して評価する。
基準 基準:到達目標1~4の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
田中智志・今井康雄『キーワード 現代の教育学』 東京大学出
教材 版会
参考書 田中智志 『教育学がわかる事典』 日本実業出版社
教科書 使用しない。
大学図書館の分類番号370番台を参照のこと。
オフィス 月火水の昼休み 12:30~13:00、情教育棟-4F-408にて。基
アワー 本的に、事前の連絡が望ましい。
準備
学習
連絡先
この講義は、医療系総合大学の基礎教養としての教育学です。教員免許状の取得
事前に教科書と配布資料を精読、あらま
履修上 のためのものと違い、学校教育やカリキュラム、教育関係法規などを含みません。教
しの理解を持っておくこと。教科書は、各
の
育原論、障がい児教育論、変わっていく世界や私達の社会と教育の関わりなどを
自読んで予備知識として理解しておくこ
注意点 軸に、講義していく予定です。
と。
【合同講義(看護・放射)】
-3-
文学
Japanese Literature
学年
評価
担当
1学年
まつむら
み
基礎
分野
な
松村 美奈(客・講)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
15時間
前期
火・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
この講義では、文学(小説・随筆)作品を通して、人間の心情や様々な行動について学んでいく。特に今年度は「生と死」を描いた日本
及び英米の作家の作品を取り上げる。講義一回につき、短編小説やエッセイを一作品ずつ読み進め、文学においてどのように「生と
死」が表現されているのか、著者や登場人物の心情とともに考察していきたい。様々な作品に触れることで、各自がこれから医療に携
わっていく者として、自分なりの死生観を追求し、生きることの意味をじっくり考えてみてほしい。
到達
目標
1.作品を通して人間の言動を読み取る。
2.文学作品に描かれる「生と死」を通して、自らの「死生観」・「生きる意味」を掘り下げる。
3.自分の考えを文章化し、わかりやすくまとめる。
4.看護師として、病気などで苦しむ人々の心情・悼みを想像し理解する。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
ガイダンス
文学における「生と死」についての概説
講義
松村美奈
2
レベッカ・ブラウン
『体の贈り物』
「姿の贈り物」「悼みの贈り物」を読み、病人と看護者との心の交流を考察する。
講義
松村美奈
3
森鴎外『高瀬舟』
登場人物の心理を読み取り、「安楽死」について各自考察を深める。
講義
松村美奈
4
スウィフト『ガリバー
旅行記』
「第十章」に描かれる「不死の世界」を読み、皆で「死」について議論し合う。
講義
松村美奈
5
重松清『ヒア・カム
ズ・ザ・サン』
当たり前の何気ない毎日をテーマとした小説から登場人物の心の交流について考え
る。
講義
松村美奈
6
ドリアン助川『あん』
様々な境遇の人々の心情を読み取り、生きていく意味について考えを深める。
講義
松村美奈
7
辻村深月『ツナグ』
たった一度だけ、死んだ人と再会できるなら・・そんな物語を通して、「今、ここに生き
ていること」の意味について考える。(DVDも並行して鑑賞する予定。)
講義
松村美奈
8
全体のまとめ
これまで扱った作品内容の整理とともに、「死生観」についての各自の考えをまとめ
る。
講義
松村美奈
評価法 成績は受講態度(10%)、授業当日の意見文(20%)、課題レポート(70%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~4の理解度を計るために、授業内容を考慮したテーマを設定し、レポートを作成する。
教科書
教員側で、本文コピーを準備するので不要。
(進度により扱う作品の順序を入れ替えることもある。)
教材
必要な資料をプリントして適宜配布。
参考書
オフィス 質問などは講義前後10分に行う。また、急な質問などはその
アワー 都度メールで対応する。
準備
学習
連絡先
講義前に扱う作品を必ず30分程度かけ
て読了しておき、どのような話なのかを理
解しておく。講義ではプリントを使用する 履修上 私語は厳禁。「文学」の授業ではあるが、毎時間読むだけでなく、必ず発言を求め
の
が、講義後には、毎回必ず利用した配布
たり、「書く力」を養うために、意見文を書いて提出してもらうので、積極的に授業に
資料と本文を1時間程度読み直し、自分 注意点 臨むこと。
なりの「死生観」についての意見を200字
程度にまとめておくこと。
-4-
哲学
Philosophy
学年
評価
担当
1学年
み た に たつひこ
基礎
分野
三谷 竜彦(客・講)
選択
必選
単位数
1単位
時間数
15時間
前期
金・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
哲学は2500年以上にわたって営まれてきた知的営為である。そこで主に問題とされるのは、我々が生きるこの世界とはどのようなもの
なのか、そして我々はその世界の中でどのように生きるべきなのかである。哲学は深遠で取っつきにくい学問という印象を持たれがち
だが、実際は身近なところから疑問を持ち、それを根本的に問い深めていく営みである。この授業では、現代社会に生きる我々にとっ
て身近な問題で、なおかつなるべく生命に関わる問題をとりあげ、それぞれの問題について問い深めていくことにする。
到達
目標
1.現代社会のさまざまな問題について、基本的な知識を身につける。
2.現代社会のさまざまな問題について、さまざまな意見・見方・考え方などがあることを知る。
3.現代社会のさまざまな問題について、自ら主体的に考察する。
4.現代社会のさまざまな問題について、自ら主体的に調べる。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
動物①
動物園
講義
三谷竜彦
2
動物②
肉食――ヴェジタリアニズム
講義
三谷竜彦
3
動物③
肉食――と畜体験
講義
三谷竜彦
4
動物④
動物をめぐる文化(闘牛、上げ馬神事、ばんえい競馬、外来種)
講義
三谷竜彦
5
自由と平等①
性の多様性、同性婚
講義
三谷竜彦
6
自由と平等②
差別・侮蔑・不快表現、犯罪報道、暴力表現
講義
三谷竜彦
7
自由と平等③
命名、男女差別
講義
三谷竜彦
8
まとめ
上記の内容のまとめと補足
講義
三谷竜彦
評価法 学期末試験84%(到達目標1~4、とりわけ1および3の達成度を評価する)
基準 リアクションペーパー16%(各回の授業内容についての理解度および考察力を評価する)
教科書 使用しない。
教材
必要に応じて紹介する。
参考書
オフィス
授業終了後、教室で。また随時、メールで。
アワー
連絡先
準備
学習
基本的に前回の授業の復習はしないた
め、毎回の授業の前に各自で前回の授
業の復習をしておくように(目安として30
分程度)。
履修上 取り扱うテーマの多くは、新聞やニュースなどでもしばしば報じられている。新聞や
の
ニュースなどでの報道に接した際には、注意深く読んで・見ておくように。そのテー
注意点 マについての最新の情報を得ることができる。
-5-
論理学
Logic
1学年
学年
評価
担当
き
ど
基礎
分野
まさゆき
木戸 正幸(客・教)
必選
選択
単位数
1単位
時間数
15時間
前期
水・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
論理学は「論証」を研究する学問です。論理学を学ぶことをとおして、自らの思考過程を客観的に見直して筋道の立ったものにするた
めの手掛かりが得られ、説得力のある議論を展開するための助けが得られることでしょう。
この講義では、論理学の基本的概念(論証、推論、真・偽・妥当、含意・等値、必然・蓋然など)を理解したうえで、科学の方法としての
仮説演繹法と、科学における蓋然的論証の代表例としての仮説検定(割合の差の検定)の論理的構造を考えます。
受講者自身が、疑問を持ち、自ら考え、積極的に授業に参加することが必要です。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
論証の正しさについて説明することができる。
真理表を活用することができる。
科学の方法としての仮説演繹法の構造を、具体的事例の中に見つけることができる。
仮説検定(割合の差の検定)の論理的構造を説明できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
論証とその構造
根拠と帰結の構造を見つける
講義
木戸正幸
2
文結合子と真理表
文論理学によって論証の構造をとらえる
講義
木戸正幸
3
真理表の応用
真理表によって論証の妥当性をチェックする。
講義
木戸正幸
4
必然と蓋然
論証を構成する文の構造を文結合子によって表す
講義
木戸正幸
5
仮説演繹法1
科学の方法としての仮説演繹法の構造を考える
講義
木戸正幸
6
仮説演繹法2
科学史上のいくつかの事例を、仮説演繹法の観点から考える
講義
木戸正幸
7
蓋然的論証1
仮説検定(割合の差の検定)の論理的構造を理解する
講義
木戸正幸
8
蓋然的論証2
仮説検定(割合の差の検定)を例に、科学における論証の練習をする。
講義
木戸正幸
評価法 成績は,定期試験の結果(80%)と授業態度(20%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~4の達成度を計るための定期試験問題に出題する。
教科書 なし(資料を配布する)
教材
カール・G・ヘンペル『自然科学の哲学』培風館
参考書
オフィス 授業の前後
アワー メールでの質問も歓迎します
連絡先
準備
学習
授業後には、授業内容の復習を30分程 履修上
の
度は行い、疑問点などがあれば整理して
自分の頭で考え、恥ずかしがらずに積極的に質問や発言をしてください。
注意点
次回の授業に臨むこと。
-6-
自然科学
Natural science
学年
1学年
分野
基礎
必選
選択
単位数
1単位
時間数
15時間
開講
前期
木・1時限、金・1時限
評価
担当
長谷川 洋子(看・講) 教員
科目
概要
同じ人間なのに皮膚の色、髪の色、身長、体重などが何故違うのだろう。地球上には多種多様な生物が存在し、それぞれ特徴的な性
質を持っています。しかし、その性質を解析していくと共通する仕組みが見えてきます。地球生命の誕生には、物理的、化学的、生物
的(動物学的)、社会的と様々な因子が影響し合っています。地球に生命が誕生して約38億年と言われます。科学的視点から、ヒトと
生活の関わりに興味を持ち考えていきましょう。
到達
目標
1)自然環境と社会環境と生命との関係を知る。
2)生活の中にある現象を科学的に考える。
3)近代科学の特徴を説明できる。
4)ヒトの進化と病気の変化の関係を理解出来る。
No.
は せ が わ
ようこ
担当
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
地球の誕生
太陽系の誕生 。宇宙と水素
講義
長谷川洋子
2
生命の誕生
地球に生命が誕生した理由。 地球と酸素。
講義
長谷川洋子
3
人類の誕生と進化
霊長類とその進化。 ヒトと炭素。
講義
長谷川洋子
4
生命と環境
生命の連続性と生殖能力。遺伝子と生命体。
講義
長谷川洋子
5
生命技術と現代社
会
人工生産物と安全性。医療と遺伝子操作。遺伝子組み換え作物を調べる。
講義
長谷川洋子
6
生物多様性と生態
系の保全
生物多様性と地球環境の保全。藤田の里の生態系を調べる。
講義
演習
長谷川洋子
7
人間と太陽
体内リズムと脳の関係
講義
長谷川洋子
8
まとめと演習
身近な生活のなかで、光る物質を探る。
講義
演習
長谷川洋子
評価法
定期試験はなし。毎回のレポート課題(30%)、リポートチェックシート(20%)、最終レポート(50%)の総合評価とする。
基準
教科書 講義ごとに資料(レジメ)を配布する。
1)鈴木孝仁監修『視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録』
数研出版.
教材
2)横川洋子『くらしの化学 化学物質の光と陰』学文社.
参考書
3)岩槻紀夫 『生活環境論』南江堂.
4)齋藤成也編 『絵でわかる人類の進化』講談社.
オフィス 生涯セ2-6F-635 火・木・金曜日12:00-13:00、メールでの質
アワー 問受け付けます。
連絡先
準備
学習
毎回、講義資料にもとづいて30分程度の
復習を行うこと。資料の重要事項を重点 履修上 高校時に理科の科目と離れていた学生も受講が出来るような内容である。講義中
の
的に復習し、キーワードを抽出してイン
積極的に質問を受け付ける。
ターネット等で関連事項を調べてみるこ 注意点 毎回のレポートは、ノートに記載するため準備すること。
と。
-7-
生物学
Biology
1学年
学年
評価
担当
ま つ い
基礎
分野
た え い
松井 太衛(基・教)
必選
選択
2単位
単位数
時間数
30時間
前期
火・3時限
開講
担当
教員
科目
概要
生物はどのような物質から成り立ち、そして、どのような生命維持システムを持つのだろうか。生物の成り立ちを、物質的な基盤から細
胞レベルまで概説する。多種多様な生物世界に秘められた共通するシステムを探索し、生命の誕生から死までを理解することで、かけ
がえのない生命を捉え直す。また、iPS細胞や再生医療、クローン動物、遺伝子診断、遺伝子組換えなどといったバイオ技術が一般化
された現代、これらの技術はどのようにして生まれ、そして、医療への応用に至っているのかを講義を通して学ぶ。
到達
目標
1)
2)
3)
4)
5)
No.
細胞の構造を理解し、細胞内の分業体制を説明できる。
生理機能の中心であるタンパク質の立体構造の大切さ、構造異常と病気との関連などを理解する。
遺伝子からタンパク質までの情報の流れを理解して説明できる。
核酸の相補性の意味と、核酸分子に内包された複製能力を理解し説明できる。
現代のバイオテクノロジーの原理と概要を理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
イントロダクション
生物の特徴、生物学の方法、自然発生説、化学進化
講義
松井太衛
2
生体構成物質と生
命の起源
生物の物質的共通点、共通システム、DNAワールド、利己的遺伝子、ヒトの構成成
分、水の性質
講義
松井太衛
3
タンパク質の機能
タンパク質の機能、酵素と活性制御、抗体と免疫、アミノ酸
講義
松井太衛
4
タンパク質の構造異
常と病気
タンパク質の階層構造、コンフォメーション異常症、プリオン病
講義
松井太衛
5
細胞膜の構造と機能 細胞膜の成分と脂質、膜輸送、情報伝達
講義
松井太衛
6
細胞の構造と機能
講義
松井太衛
7
細胞骨格とその機能 細胞骨格の構造とはたらき、モータータンパク質、細胞内共生説
講義
松井太衛
8
生物のエネルギー
獲得戦略
代謝、解糖経路、発酵経路、クエン酸回路、電子伝達経路、生物界のエネルギー共
役
講義
松井太衛
9
遺伝子の発見
メンデルの法則、形質転換、二重らせん、セントラルドグマ
講義
松井太衛
10
核酸と染色体
核酸の構造、染色体の構造、相補性、染色体異常症
講義
松井太衛
11
遺伝情報の転写
mRNAとコドン、RNAポリメラーゼ、プロモーター、スプライシング
講義
松井太衛
12
遺伝情報の翻訳
遺伝暗号、tRNAとアンチコドン、リボソーム、翻訳の過程
講義
松井太衛
13
細胞分裂とDNAの複
体細胞分裂、細胞周期、半保存的複製、岡崎フラグメントと不連続合成
製
講義
松井太衛
14
遺伝子工学と医療
遺伝子組換え、遺伝子診断、クローン動物、ES細胞とiPS細胞、再生医療
講義
松井太衛
15
細胞の老化と死
細胞分裂回数、早老症、テロメア仮説、アポトーシス、死の起源
講義
松井太衛
原核生物と真核生物、細胞内小器官
評価法 評価法:受講態度(10%)、定期試験(90%)に、質問や読書等の積極性を加味して評価する。
基準 基準:受講態度は、居眠りや私語がないこと、定期試験ではキーワードの理解と、到達目標 1)〜5)を考慮して出題する。
山川喜輝『理系なら知っておきたい生物の基本ノート(生化
教科書 学・分子生物学編)』中経出版
講義内容は必ずしも教科書どおりの順番に従わない。
室伏きみ子・小林哲幸『やさしい細胞の科学』オーム社、
教材
黒谷明美『絵でわかる細胞の世界』講談社、
参考書
福岡伸一『生物と無生物の間』講談社など、随時紹介する。
火、水、金曜の4限終了以降(基科セ-1F-102)。
オフィス
電話、メール等でアポを取ってくれれば確実。
アワー
連絡先
質問は、匿名でなければメールでも受けつける。
準備
学習
講義を受けたその日のうちにノートを見
1. 生物の仕組みに興味を持ち、考えること。疑問を持ったら自分で調べる努力をす
返し、20分程度復習する。プリント資料は 履修上 ること。
の
適宜、ノートに切り貼りし、自習内容も書
2. A4、A3版の資料を毎回配付する。A4やB5版のノート、30穴のルーズリーフ、ポ
き込み、試験に使えるオリジナルノートを 注意点 ケットファイルなど自由だが、ノートは贅沢に使う。
作って欲しい。
3. 講義中の私語は他の学生に迷惑なので、外に出てもらう。
-8-
英語-AB
English
学年
評価
担当
1学年
基礎
分野
ドナルドソン・クリス
(基・講)
担当
教員
必選
必修
2単位
単位数
時間数
30時間
開講
前期
水・1時限、3時限
ほりうち
堀内 ちとせ(基・准)
科目
概要
This is a general English course with a focus on speaking and listening combined with reading lessons based on healthcare topics.
Lectures will be given in English and Japanese and students will have the opportunity to develop their ability in each skill area
through active participation and function based learning activities.
到達
目標
1. Develop speaking, listening and reading skills.
2. Gain vocabulary and understanding across a variety of daily conversation and healthcare topics.
3. Become comfortable in simple conversations on familiar topics.
4. Develop general communication skills.
5. 自分なりの課題を持ち日常的に英語に親しむことができる。
6. 英検やTOEICなどの外部試験に積極的に取り組める。
テーマ
No.
授業内容
Course explanation / introduction. Basic introductory activities / getting to know
you.
形式
演習
担当教員
クリス
堀内ちとせ
1
Introduction
2
Unit 1
Talking about yourself
Asking for and giving personal information
演習
クリス
3
Unit 2
Asking about locations
Prepositions of location / singular and plural forms
演習
クリス
4
Unit 3
Talking about jobs and work
Asking about daily routines and lifestyle
演習
クリス
5
Unit 4
Talking about interests and activities
Discussing likes and dislikes / asking for more information
演習
クリス
6
Unit 5
Talking about regular activities
Discussing schedules and timetables / expressing frequency of actions
演習
クリス
7
Unit 6
Discussing neighbourhoods / asking about locations
Talking about places around town
演習
クリス
8
Evaluation
Listening and Written Quiz for units 1-6
演習
クリス
堀内ちとせ
9
Unit 1
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
10
Unit 2
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
11
Unit 3
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
12
Unit 4
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
13
Unit 5
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
14
Unit 6
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
15
Evaluation
まとめ
演習
堀内ちとせ
評価法
基準
40% Listening & Written Quiz (Goals 1,2,3) / 10% Class Participation & Pair Work (Goals 3,4)(クリス)50%
評価法:授業内での取り組み及び努力点(30%程度)、実力点(20%程度) etc. で総合的に評価する。基準:到達目標(1.~5.)の到達度を確認するためにレポート課題、小テストを行う。
達成目標6.については、外部試験による一定スコアを得た場合には成績に加味する。(堀内ちとせ)50%
★2人の担当教員の評価を50%ずつとし、加算結果を最終評価とする。また、再試決定もこれに基づく。
教科書
C. Donaldson 『Eclipse English Course』 Language Point
(クリス)
C. Donaldson 『Healthy English』 Language Point
(堀内ちとせ)
教材
プリント適宜
参考書
オフィス 授業前後10分ほど教室で。来室(情教棟4F406)の場合は、
アワー メール(in English)で事前に確認してください。
準備
学習
★Each week:Vocabulary preview (20mins) Class material
review (20mins)(クリス)★自分で決めた英語活動に日々
励む。授業前は英語を声に出しウォーミング・アップ。授業後は
表現を超えに出しマスター。(堀内ちとせ)
連絡先
★A dictionary is required for this course. Please bring your texbook and
履修上
dictionary to each lesson. Students are expected to make a copy of the
の
appropriate pages if they forget the textbook.(クリス)★辞書・教科書を必ず持参
注意点
すること。毎回、授業に積極的に(受け身ではなく)参加すること。(堀内ちとせ)
-9-
英語-CD
English
学年
評価
担当
1学年
基礎
分野
ドナルドソン・クリス
(基・講)
担当
教員
必選
必修
2単位
単位数
時間数
30時間
開講
前期
水・1時限、3時限
ほりうち
堀内 ちとせ(基・准)
科目
概要
This is a general English course with a focus on speaking and listening combined with reading lessons based on healthcare topics.
Lectures will be given in English and Japanese and students will have the opportunity to develop their ability in each skill area
through active participation and function based learning activities.
到達
目標
1. Develop speaking, listening and reading skills.
2. Gain vocabulary and understanding across a variety of daily conversation and healthcare topics.
3. Become comfortable in simple conversations on familiar topics.
4. Develop general communication skills.
5. 自分なりの課題を持ち日常的に英語に親しむことができる。
6. 英検やTOEICなどの外部試験に積極的に取り組める。
テーマ
No.
授業内容
Course explanation / introduction. Basic introductory activities / getting to know
you.
形式
演習
担当教員
クリス
堀内ちとせ
1
Introduction
2
Unit 1
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
3
Unit 2
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
4
Unit 3
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
5
Unit 4
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
6
Unit 5
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
7
Unit 6
医療・看護系のテキストを用いた文章理解・表現・発音・聞き取り練習
演習
堀内ちとせ
8
Evaluation
まとめ
演習
クリス
堀内ちとせ
9
Unit 1
Talking about yourself
Asking for and giving personal information
演習
クリス
10
Unit 2
Asking about locations
Prepositions of location / singular and plural forms
演習
クリス
11
Unit 3
Talking about jobs and work
Asking about daily routines and lifestyle
演習
クリス
12
Unit 4
Talking about interests and activities
Discussing likes and dislikes / asking for more information
演習
クリス
13
Unit 5
Talking about regular activities
Discussing schedules and timetables / expressing frequency of actions
演習
クリス
14
Unit 6
Discussing neighbourhoods / asking about locations
Talking about places around town
演習
クリス
15
Evaluation
Listening and Written Quiz for units 1-6
演習
クリス
評価法
基準
40% Listening & Written Quiz (Goals 1,2,3) / 10% Class Participation & Pair Work (Goals 3,4)(クリス)50%
評価法:授業内での取り組み及び努力点(30%程度)、実力点(20%程度) etc. で総合的に評価する。基準:到達目標(1.~5.)の到達度を確認するためにレポート課題、小テストを行う。
達成目標6.については、外部試験による一定スコアを得た場合には成績に加味する。(堀内ちとせ)50%
★2人の担当教員の評価を50%ずつとし、加算結果を最終評価とする。また、再試決定もこれに基づく。
教科書
C. Donaldson 『Eclipse English Course』 Language Point
(クリス)
C. Donaldson 『Healthy English』 Language Point
(堀内ちとせ)
教材
プリント適宜
参考書
オフィス 授業前後10分ほど教室で。来室(情教棟4F406)の場合は、
アワー メール(クリス:in English)で事前に確認してください。
準備
学習
★Each week:Vocabulary preview (20mins) Class material
review (20mins)(クリス)★自分で決めた英語活動に日々
励む。授業前は英語を声に出しウォーミング・アップ。授業後は
表現を超えに出しマスター。(堀内ちとせ)
連絡先
★A dictionary is required for this course. Please bring your texbook and
履修上
dictionary to each lesson. Students are expected to make a copy of the
の
appropriate pages if they forget the textbook.(クリス)★辞書・教科書を必ず持参
注意点
すること。毎回、授業に積極的に(受け身ではなく)参加すること。(堀内ちとせ)
-10-
文化人類学
※放射線学科との合同授業
Cultural Anthropology
1学年
学年
評価
担当
み
き
基礎
分野
まこと
三木 誠(客・講)
必選
選択
単位数
2単位
時間数
30時間
後期
金・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
我々人間が無意識のうちに認識し実践している文化は、社会によって極めて多様であり、ある社会にとっての常識が別の社会ではそう
ではないことがめずらしくない。文化人類学とは、そのような文化の多様性を認識しつつ、共通の理解が可能な普遍性も求めていく学
問である。授業では、毎回一定のテーマに沿って様々な文化的事象の解説と事例研究を行い、文化相対主義的な考え方ができるよう
に指導する。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
No.
文化の基本的性質と人間との関係を理解する。
様々な事例を通して、文化の多様性を理解する。
文化相対主義的な考え方を身につける。
異文化理解の手法について、自分なりの考え方が持てるようにする。
テーマ
授業内容
文化人類学という学問の紹介と、文化という概念についての解説を行う。(映像資料
鑑賞を含む。)
形式
担当教員
講義
三木誠
1
イントロダクション
2
性別と社会
性別に関する用語についての解説と、男女の分業の要因についての考察を行う。
(映像資料鑑賞を含む。)
講義
三木誠
3
婚姻と家族(1)
婚姻の意味を解説し、多様な実態について事例研究を行う。(映像資料観賞を含
む。)
講義
三木誠
4
婚姻と家族(2)
様々な婚姻と家族の在り方に関する事例研究を行う。(映像資料観賞を含む。)
講義
三木誠
5
宗教と世界観(1)
宗教の基本的枠組みや定義、呪術などについて解説し、事例研究を行う。(映像資
料観賞を含む。)
講義
三木誠
6
宗教と世界観(2)
民族宗教の諸相について解説し、事例研究を行う。(映像資料観賞を含む。)
講義
三木誠
7
宗教と世界観(3)
民族宗教と世界宗教との融合について解説し、事例研究を行う。(映像資料観賞を
含む。)
講義
三木誠
8
宗教と世界観(4)
イスラム教について解説し、その宗教的実践と社会生活について事例研究を行う。
(映像資料観賞を含む。)
講義
三木誠
9
儀礼と祝祭
民族や地域固有の世界観を表象する様々な儀礼について解説し、事例研究を行
う。(映像資料鑑賞を含む。)
講義
三木誠
10
民族文化の諸相(1)
講義
三木誠
11
民族文化の諸相(2)
遊牧民の生活文化について事例研究を行う。(映像資料鑑賞を含む。)
講義
三木誠
12
伝統文化の継承(1)
伝統的な生活様式を守り続ける社会に関して事例研究を行う。(映像資料鑑賞を含
む。)
講義
三木誠
13
伝統文化の継承(2)
儀礼や祭りの中に残る伝統的な文化に関して事例研究を行う。(映像資料鑑賞を含
む。)
講義
三木誠
14
新たな文化の形成
(1)
異文化接触により形成される文化について事例研究を行う。(映像資料鑑賞を含
む。)
講義
三木誠
15
新たな文化の形成
(2)
新たなタイプの文化形成について事例研究を行う。(映像資料鑑賞を含む。)
講義
三木誠
狩猟採集民の生活文化について事例研究を行う。(映像資料鑑賞を含む。)
評価法 成績は受講態度(10%)、定期試験(90%)を総合して評価する。
基準 授業中に解説した事象に関する基本的知識を問う設問と、到達目標1~4の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 指定しない。
教材
指定しない。
参考書
オフィス
授業前後10分
アワー
連絡先
準備
学習
各回のテーマに関してあらかじめ自分な
りの考えを頭の中で整理し、問題意識を 履修上 特にないが、ノートはきちんととること。授業の後、特に興味を持ったテーマに関して
の
持って授業に臨んでほしい。興味を持っ
は、積極的に自学自習を進めてほしい。
たテーマに関しては、インターネットや文 注意点 【合同講義(看護・放射)】
献を通して調べておけばなおよい。
-11-
数学
Mathematics
1学年
学年
評価
担当
く
ぼ
基礎
分野
あきさと
久保 明達(基・教)
選択
必選
単位数
2単位
時間数
30時間
開講
前期
火・4時限 他
担当
教員
科目
概要
自然の中の現象の中に隠された数学に気付くことからはじめたい。そしてそれらは,医学における数理につながっていくことを学ぶ。
例えば「秘すれば花なり 秘せずば花なるべからず」日本の幽玄の美を著した、世阿弥「風姿花伝」の一節である。この美しい一節には
完璧な論理が秘されている。日本の古典をひもときながら、幽玄の美の世界に秘された完璧なまでの論理性に気付くことができる。
コンピュータをはじめとする情報の中に数理が隠されていることに気づくことができる。
これらの気づきを明確に理解し医学に役立てていく方法について数学を通して学んでいく。
到達
目標
1.医学領域に必要な数学の原理的理解ができる。
2.計算力・論理性・数理的直感・身の回りの現象に対する客観的見方、評価の仕方に習熟する。
3.これらに必要な言語の習得、物事の体系的理解の仕方を学ぶ。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
数学とは
数学と現象
講義
久保明達
2
論理とは
言語の論理性 数学の論理性
講義
久保明達
3
看護数学
看護における数学
講義
久保明達
4
情報数学
コンピュータ・情報単位
講義
久保明達
5
関数①
初等関数
講義
久保明達
6
関数②
三角関数
講義
久保明達
7
関数③
指数関数
講義
久保明達
8
関数④
対数関数
講義
久保明達
9
医学への応用①
指数対数関数の実例I
講義
久保明達
10
医学への応用②
指数対数関数の実例II 対数グラフ
講義
久保明達
11
計算
電卓を用いた計算演習
講義
久保明達
12
微分積分I
微分積分の医学への応用
講義
久保明達
13
微分積分II
微分積分の医学への応用
講義
久保明達
14
演習
まとめ・演習・ノート点検
講義
久保明達
15
まとめ
上記内容の総まとめ
講義
久保明達
評価法 試験成績(80%)、平常点(10%)、ノート(10%)
基準 到達目標1~3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 垣田高夫ら『現象から微積分を学ぼう』日本評論社
教材
参考書
基科セ-1F-104
オフィス 月曜(12時半~13時)火曜(16時半~17時)
アワー 金曜(16時半~17時)
連絡先
の時間帯は、特にウエルカムである。
準備
学習
受講後は、講義ノートを整理・編集しながら、授業内容の復
習に勤めること。なぜならこれによって、講義内容の理解を
深めるのみならず、さらに次の講義に望む準備にもまり、予
習を容易にする。以上に留意し、講義内容を事前に30分
程度学習し、講義履修後30分程度は必ず復習すること。
履修上
の
注意点
ルーズリーフを使わずにノートに講義内容を記し、自分の納得できるノートを講義後に編集しておくこと。すな
わちノートの編集とは、講義後ノートした内容を整理、訂正、追加して完成度を上げることである。なぜならこれ
によって、講義内容の理解を深めるのみならず、さらに次の講義に望む準備をすることにもなり、勉学におい
て最も重要で一貫した基本的姿勢であるといえ、真摯な学生はこれに多くの時間を割くのである。
-12-
物理学
Physics
1学年
学年
評価
担当
基礎
分野
うめざわ えいぞう
梅沢 栄三(基・准)
選択
必選
2単位
単位数
時間数
30時間
後期
水・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
物理の基本的概念や法則を習得するとともに、これを通じて物理の基本的考え方を体得することを目指す。科学的思考(の1つ)を体験
することで、問題解決や問題探求に際しての自分の思考パターンの選択肢を豊かにする、というつもりでも取り組んでもらいたい。高校
での物理の履修は前提としない。扱う内容には、聞けばすぐに分かるものから、理解するためには少し時間をかけて考えをめぐらせる
必要があるものまで含まれている。授業時間に限らず独自によく考え、また友達と議論して欲しい。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
5.
No.
力とベクトルについて理解する。
運動の表し方(運動学)について理解する。
運動の法則(ダイナミクス)、微分方程式としての運動方程式について理解する。
仕事とエネルギーについて理解する。
流体力学の初歩的内容を理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
講義
梅沢栄三
1
序
1-1力とつり合い①
2
1-1 力とつり合い②
質点にはたらく力のつり合い、摩擦力と垂直抗力
1-2 運動の表し方①
講義
梅沢栄三
3
1-2 運動の表し方② 位置、速度と微分、等速直線運動
講義
梅沢栄三
4
1-2 運動の表し方③ 加速度、等加速度運動、落下運動
講義
梅沢栄三
5
1-2 運動の表し方④ 落下運動、重力の位置エネルギーと力学的エネルギー保存則
講義
梅沢栄三
6
1-2 運動の表し方⑤ 座標‐速度‐加速度の関係、積分
講義
梅沢栄三
7
1-2 運動の表し方⑥ 3次元の運動、
1-4 等速円運動①
2次元極座標、弧度法
講義
梅沢栄三
8
1-4 等速円運動②
等速円運動の速度と加速度
講義
梅沢栄三
9
1-4 等速円運動③
三角関数とその微分、合成関数の微分、
等速円運動の座標-速度-加速度
講義
梅沢栄三
10
1-3 運動の法則①
運動の三つの法則、重力と質量、向心力
講義
梅沢栄三
11
1-3 運動の法則②
2-1 放物運動
単位系
運動方程式と放物運動
講義
梅沢栄三
12
2-0 力と運動
2-3 振動
微分方程式と運動方程式
単振動を特徴づける量、フックの力、運動方程式と単振動
講義
梅沢栄三
13
2-4 仕事とエネル
ギー①
位置エネルギーと運動エネルギー
講義
梅沢栄三
14
2-4 仕事とエネル
ギー②
仕事、仕事率、力学的エネルギー保存則、摩擦と熱
講義
梅沢栄三
15
流体力学
圧力、浮力、連続の式、ベルヌーイの定理
講義
梅沢栄三
序、力の表し方、合力と分力、ベクトルと成分
評価法:定期試験(80%)、レポートの提出(20%)。比率は多少変更する場合がある。
評価法
基準:定期試験では授業で扱った内容理解度を問う問題と応用力を問う問題を出題する。レポート問題には講義で扱う内容に関する
基準
演習問題を出題する。
中野正博 『看護・医療技術者のためのたのしい物理』日本理
教材
工出版会
参考書
教科書 原康夫 『基礎物理学』 学術図書出版社
小野文久 『初歩の物理』 裳華房
オフィス 随時(来る直前に電話で在室を確認して下さい)、
アワー 基科セ-1F-103
準備
学習
次回受講するところを予習しておくこと。
教科書のページを予め伝えるので読ん
でおくこと。講義後には配布する演習問
題を解くこと。
連絡先
予習の段階では理解できなくてもよい。「?」と感じている状態で講義を聞くことがで
履修上 きればよい。予習しないで講義を受けると理解できない可能性が高い。1度聞いた
の
だけでは理解できないことも多い。それが当然だと考えてあきらめず執念深く考え
注意点 てください。電子メールでの質問は原則不可(式を使った説明が必要なことが多い
ので)。質問時にはノートを持参すること。
-13-
化学
Chemistry
1学年
学年
評価
担当
わかまつ
基礎
分野
かずまさ
若松 一雅(基・教)
選択
必選
2単位
単位数
時間数
30時間
前期
月・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
化学は物質の構造、性質および反応について学ぶ学問であり、生体も物質で構成されているので、医学関連領域の専門基礎科目を
理解するためには化学的な知識と考え方が欠かせない。この授業では、高等学校で化学を選択しなかった学生にも理解できるよう
に、化学の基礎的な事項を講義する。講義は基礎専門科目の理解に必要最小限な項目にしぼり、前半では特に水溶液の濃度と性質
を理解すること。また、後半では有機化合物の構造について、分子模型を使った授業を展開する。化学に対する興味を喚起するた
め、pHに関するレポート課題を課し、また一コマの実験を1回実施する。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
日常生活や医療の現場で遭遇する物質や現象を化学的に理解できる。
水溶液の濃度の計算ができる。
医療の現場で使用される有機化合物の構造式が書ける。
構造異性体、幾何異性体、光学異性体を説明できる。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
周期表の見方
原子の構造、周期表における位置と元素の性質
講義
若松一雅
2
元素の性質と医療
生体構成元素、有毒元素、医療・環境と化学
講義
若松一雅
3
無機化合物の化学
式
無機化合物・イオンの化学式の書き方
講義
若松一雅
4
水溶液の濃度1
mol、mol/L濃度、mEq/L濃度
講義
若松一雅
5
水溶液の濃度2
mOsm/L濃度、%濃度
講義
若松一雅
6
水溶液の酸性度
(pH)
水のイオン積、酸・塩基のpH、緩衝液のpH
講義
若松一雅
7
有機化合物の特徴と
有機化合物の特徴、官能基に基づく有機化合物の分類
分類
講義
若松一雅
8
有機化合物の性質
有機化合物の構造と性質の関係
講義
若松一雅
9
有機化合物の構造
①
構造異性体、幾何異性体について学ぶ。
講義
若松一雅
10
有機化合物の構造
②
光学異性体について学ぶ。
講義
若松一雅
11
有機化合物の構造
③
実験(有機化合物の構造)の説明
講義
若松一雅
12
(実験)有機化合物
の構造
分子模型を用いて、構造異性体、幾何異性体、光学異性体を理解する。
講義
実験
若松一雅
13
天然有機化合物
テルペン、ステロイド、カロテノイドなど
講義
若松一雅
14
問題演習
章末の問題演習の解説
講義
若松一雅
15
まとめ
上記内容の総まとめ
講義
演習
若松一雅
試験:前期の定期試験。原則として、毎回ミニテストを実施する。
評価法
到達目標1~5の理解度を測るための設問を定期試験に出題する。
基準
評価:定期試験(60%)、ミニテスト・レポート(30%)、受講態度(10%)を総合して評価する。
教科書
若松一雅ら 『医学領域の化学2015年度 改訂版』 藤田保健
衛生大学
オフィス 質問は昼休み時間(12:30〜12:50)や4時限目終了後(16:
アワー 30〜17:00、基科セ-1F-101)にて、メールでも受けつける。
準備
学習
講義開始時に前回の授業内容のミニテ
ストを出題するので、必ず復習を30分程
度すること。すなわち、復習中心に学習
してほしい。
化学実験に関する資料を配布する。実験内容に関するプリン
教材
トを配布する。参考書は特に定めない、むしろ、高等学校の
参考書
教科書を参考にして下さい。
連絡先
1)高校化学未修得者は勿論、修得した学生も履修してほしい、2)講義内容は翌週
履修上
の講義開始時にミニテストを出題するので、必ず復習を30分程度すること。すなわ
の
ち、復習中心に学習してほしい。3)6回目の講義日に、「身近な物質のpH」レポート
注意点
提出、4)12回目の実験は講義室にて実施する。
-14-
日本国憲法
Constitution of Japan
学年
評価
担当
1学年
基礎
分野
お お の まさひろ
大野 正博(客・教)
必選
選択
単位数
2単位
時間数
30時間
後期
金・3,4時限
開講
担当
教員
科目
概要
日本国憲法の基本的理念、特徴について学ぶ。
日本国憲法が定めている統治構造や各種権利保障について理解を深める。
到達
目標
日本国憲法において規定された内容につき、理解するだけでなく、それを踏まえ、具体的なケースに対して、私見を述べられる能力を
習得する。
テーマ
No.
授業内容
担当教員
講義
大野正博
1
日本国憲法とは
2
日本国憲法の成り立
①大日本帝国憲法の制定 ②法制定の経緯と特色
ち
講義
大野正博
3
日本国憲法の制定と
①法の基本原理・基本原則と法改正問題との関係
基本原理・基本原則
講義
大野正博
4
基本的人権
①国民と国会との関係 ②基本的人権の享有
講義
大野正博
5,6
議員内閣制
①天皇と内閣の関係 ②皇位継承法、天皇の国事行為 ③国会と政府の関係
④衆議院・参議院の組織と両院制のあり方 ⑤内閣の構成と権限
講義
大野正博
7
司法と政治
①政治部門と司法部門との関係 ②司法権の意味と限界
③合憲性審査制度のあり方
講義
大野正博
8
財政民主主義
①財政民主主義の原則 ②税制・予算制度と問題点
講義
大野正博
国と地方自治体
①地方自治の原理と構造 ②地方分権 ③地方自治体の組織と機能
④国の法令と条例との関係
講義
大野正博
11
権利保障
①権利保障の方法と限界 ②国際人権保障のしくみ
講義
大野正博
12
幸福追求権、平等権 ①幸福追求権の内容 ②平等権の内容 ③人の自由と私生活の保護
講義
大野正博
13
信教の自由、表現の ①学問・教育等人格形成に関する自由 ②宗教的自由
自由
③表現・放送・情報に関する自由
講義
大野正博
14
経済的自由
①職業の選択、経済活動の自由、財産権の行使 ②労働三権
講義
大野正博
15
まとめ
上記内容の総まとめ
講義
大野正博
9,10
①法の概念、法の解釈
形式
評価法 定期試験(80%)・講義参加度・レポート(20%)
基準 定期試験は、到達目標の理解度を計るため、講義を行った具体的なテーマについて出題する。
教科書 古橋 エツ子 編著『新・初めての人権』(法律文化社・2012年)
教材
適宜、レジュメ・資料等を配布する予定
参考書
オフィス
講義前後10分(非常勤講師控え室にて)
アワー
連絡先
準備
学習
法律を学ぶうえでは、時局問題に関心を
履修上 双方向型の講義を展開する予定ですので、可能な限り、積極的に講義中は発言し
もつことが重要ですので、予復習を兼ね
の
てください。なお、講義の内容は、受講学生の要望により、変更することがあります。
て、「毎日、欠さず」新聞を読んだり、
注意点 ※養護教諭二種免許申請に必要な履修科目である。
ニュースをみるように心がけてください。
-15-
基礎ゼミ
Basic Seminar
学年
評価
担当
1学年
く の う
基礎
分野
と も こ
久納 智子(看・教)
担当
教員
必選
必修
単位数
2単位
時間数
30時間
開講
前期
火・5時限 他
看護学科教員全員(1グループ5人に対し1名の教員)
科目
概要
大学における学びは「聴く力」「話す力」「読む力」「書く力」「調べる力」といった基本的な能力が必要であることを講義やグループワー
クを通して、学習し、各単元ごとに実践しながらその基本を身につける。
また、臨地における看護師と一緒に看護活動に参加(見学)することにより、看護師(専門職)について理解を深め、卒業時における自
身の到達目標(第1段階)を明らかにする。
到達
目標
1)能動的自律的な学習態度、生活態度がとれる。
2)基本的な学習スキルが獲得できる。
①クリティカルシンキングの方法が理解できる ②聞く力・話す力・読む力・書く力の基本が身につく ③レポートの書き方が理解できる。
④プレゼンテーション能力の基本が身につく ⑤問題発見能力、問題解決能力の基本が身につく
3)卒業時における到達目標および解決目標を文章化できる。
テーマ
No.
1
導入
授業内容
基礎ゼミ導入:大学生とは? 自らのことを他者へ説明できる。グループ分け(担当
教員) 自己紹介、大学生活に向けての目標を立てる PBLオリエンテーション
形式
担当教員
GW
看護学科全教員
2
看護を実践するため シナリオから看護を実践する上で必要となる学習事項を抽出し、他の授業科目との
に必要な学習項目 関連を確認する。グループ討議の進め方を学ぶ。
PBL
三吉,盛田,皆川,
長谷川,岡島,
社本,倉田,坂,
廣瀬,竹差,清水,
石亀,杉浦,富田,
梅村,影浦
3
医療者としての倫理
GW
講義
看護学科全教員
4
基本的な学習スキル
クリティカルシンキングとは?聞く力、話す力、読む力、書く力の重要性
その1
講義
石川道夫
5
基本的な学習スキル
レポートの書き方・プレゼンテーションの仕方
その2
講義
石川道夫
演習
実習
GW
看護学科全教員
医学・医療を学ぶ大学生として大切な倫理とは何か グループディスカッション
6・7・ 文献検索、臨地体験 アーリーエクスポージャー(臨床における看護師の役割を知る)、アーリーエクス
8・9・ 学習、パソコンの使 ポージャーのまとめその1(各グループ)、パソコンの使い方、文献検索の仕方(図書
館の使い方)
10・11 い方
アーリーエクスポー
12・13 ジャーのまとめ その アーリーエクスポージャーのまとめ 全体(プレゼンテーション実施)
2
報告会 看護学科全教員
14・15 まとめ(全体)
報告会 看護学科全教員
基礎ゼミの学習により学んだ内容を他者へ伝える (プレゼンテーション実施)
評価法
各単元でのレポートを期限内に提出すること。提出されたレポートの内容(90%)、受講態度(10%)を総合的に評価する。
基準
教科書
江原勝幸著:看護学生のためのレポートの書き方教室 照林
社
教材
石黒圭「論文・レポートの基本」 日本実業出版社
参考書
久納智子:昼休みまたは4時限目終了後(16:10~17:00)、生
オフィス
涯セ-6F-627
アワー
連絡先
その他グループ担当の先生方のご都合に合わせる
準備
学習
各単元の前に提示された課題を必ず実
施してくること。
履修上 アーリーエクスポージャー・文献検索については補習ができないので必ず出席する
の
こと。上記の到達目標が達成できるように、少人数のゼミにおいて個人やグループ
注意点 で課題に取り組む。毎回の単元での振り返りをすること。
-16-
人体形態学
Human Anatomy
1学年
学年
分野
専門基礎
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
開講
前期(1)
火・1時限、木・1時限
評価
担当
長谷川 洋子(看・講) 教員
科目
概要
人体形態学は解剖学ともいわれ、正常な人体の構造とそれを構成している器官や組織の形態を学ぶ学問である。1年生の前期に集中して講
義をする意義は、医療分野での技術と専門知識を修得するために、機能を学ぶ生理学と共に、最も基本となる学問であるためである。学習
方法により肉眼解剖学、組織学、細胞学および発生学の4つに区分されるが、将来の看護師、保健師として業務するうえに、特に必要と思わ
れる肉眼解剖学分野に重点をおき模型標本なども使用しながら講義をすすめる。なお講義とは別に、医療科学部での人体解剖学実習見学
を実施する。ご遺体からの無言の教えは、医療スタッフを目指す諸君達の向学心に大きな影響を与えてくれるであろう。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
5.
No.
は せ が わ
よ う こ
担当
必選
か と う よしみつ
みずたに けんめい
加藤 好光(検・准)、水谷 謙明(七・兼准)
人体の基本構造、すなわち細胞・組織・器官・器官系を説明できる。
内臓の大きさ、形、色、固さ、および位置を説明できる。
内臓諸臓器の構造を肉眼的・組織学的に説明できる。
各器官の構造から示唆される機能を理解する。
献体の医療への貢献、重要性を理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
解剖学とは、人体と
は、細胞と組織
解剖学を学ぶ意義、人体の区分、人体の方向と位置を示す用語、解剖学用語、人
体とその構成(細胞)。
講義
長谷川洋子
2
循環器系Ⅰ
循環器系とは、体循環とは、肺循環とは、血管の分類、心臓
講義
長谷川洋子
3
骨格系Ⅰ
骨格とは、頭蓋、体幹の骨
講義
水谷謙明
4
骨格系Ⅱ
上肢・下肢の骨格、骨の連結、骨標本演習
講義
水谷謙明
5
循環器系 Ⅱ
体循環の動脈・静脈、胎児の循環器系
講義
長谷川洋子
6
循環器系 Ⅲ
リンパ、脾臓、胸腺
講義
長谷川洋子
7
筋系 Ⅰ
骨格筋とは、頭頸部の筋、体幹の筋
講義
水谷謙明
8
呼吸器系
呼吸器系とは、上気道、下気道、肺、胸膜、縦隔
講義
長谷川洋子
9
筋系 Ⅱ
上肢の筋、下肢の筋
講義
水谷謙明
10
消化器系Ⅰ
消化器系とは、口腔、咽頭、食道
講義
長谷川洋子
11
消化器系Ⅱ
胃、小腸、大腸
講義
長谷川洋子
12
消化器系Ⅲ
肝臓、胆嚢、膵臓、腹膜
講義
長谷川洋子
評価法 評価法;定期試験成績90%、受講態度10%で総合評価する。 基準;①定期試験は到達目標の理解度を計るため、各担当教員より筆
基準 記試験を行う。 ②授業(人体解剖見学含)への態度として、到達目標を達成するため理解しようとする積極性を評価する。
1) 渡辺 皓 『解剖学 人体の構造と機能』 医学芸術社
2)高木勇、山田敬喜他 『コメディカルの解剖学』 廣川書店
教材 3)坂井建雄・岡田隆夫 『系統看護学 講座 専門基礎1 人体
参考書 の構造と機能[1] 解剖生理学』 医学書院
4) 高野廣子 『解剖生理学』 南山堂
5) 高橋長雄 『からだの地図帳』 講談社
教科書 藤田恒夫 『入門人体解剖学』 南江堂
長谷川:生涯セ2-6F-635 火・木・金曜日12:00-13:00、メール
オフィス での質問受け付けます。
アワー 水谷:生涯セ2-3F-314 授業の前後10分、その他メールにて
連絡先
対応致します。
準備
学習
①次回授業範囲を予習し、教科書は必ず読んで
おく。②復習は必須であり、形態学は形をイメージ 履修上 ・授業中は積極的に質問を受け付ける。正しい知識の理解と到達目標を自己にて評価すること。 ・
しながら学習し、形と機能が合理的に構成されて
復習は毎回講義で学習した内容をノートに記載し、参考文献等を使い各臓器を立体的な構造として
の
いることを理解する。③長谷川担当講義時は、毎
理解をしていく。ネット上の情報も参考になるが誤りや曖昧な内容がある事も考慮して、教科書や教
回授業の最初に前回の授業内容に係わる小テスト 注意点 材参考書等の書籍で確認すること。
を実施するので復習しておくこと。
-17-
人体形態学
Human Anatomy
1学年
学年
分野
専門基礎
必修
2単位
単位数
時間数
45時間
開講
前期(2)
火・1時限、木・1時限
評価
担当
長谷川 洋子(看・講) 教員
科目
概要
人体形態学は解剖学ともいわれ、正常な人体の構造とそれを構成している器官や組織の形態を学ぶ学問である。1年生の前期に集中して講
義をする意義は、医療分野での技術と専門知識を修得するために、機能を学ぶ生理学と共に、最も基本となる学問であるためである。学習方
法により肉眼解剖学、組織学、細胞学および発生学の4つに区分されるが、将来の看護師、保健師として業務するうえに、特に必要と思われる
肉眼解剖学分野に重点をおき模型標本なども使用しながら講義をすすめる。なお講義とは別に、医療科学部での人体解剖学実習見学を実
施する。ご遺体からの無言の教えは、医療スタッフを目指す諸君達の向学心に大きな影響を与えてくれるであろう。
到達
目標
1.
2.
3.
4.
5.
No.
は せ が わ
よ う こ
担当
必選
か と う よしみつ
みずたに けんめい
加藤 好光(検・准)、水谷 謙明(七・兼准)
人体の基本構造、すなわち細胞・組織・器官・器官系を説明できる。
内臓の大きさ、形、色、固さ、および位置を説明できる。
内臓諸臓器の構造を肉眼的・組織学的に説明できる。
各器官の構造から示唆される機能を理解する。
献体の医療への貢献、重要性を理解する。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
内分泌系Ⅰ
発生学のあらまし、内分泌腺とは、視床下部-下垂体
講義
水谷謙明
14
泌尿器系
泌尿器系とは、腎臓、排尿路
講義
長谷川洋子
15
内分泌系 Ⅱ
甲状腺、上皮小体、膵臓、副腎、松果体
講義
水谷謙明
16
生殖器系 Ⅰ
生殖器系とは、男性生殖器(精巣、精路、外陰部)
講義
長谷川洋子
17
生殖器系 Ⅱ
女性生殖器(卵巣、卵管、子宮、腟、会陰、外陰部)
講義
長谷川洋子
18
神経系 Ⅰ
神経系とは、中枢神経系(脳、脊髄)、末梢神経系(脳神経、脊髄神経)
講義
加藤好光
19
神経系 Ⅱ
自律神経系、伝導路
講義
加藤好光
20
感覚器系 Ⅰ
感覚器とは、皮膚、嗅覚、味覚
講義
加藤好光
21
感覚器系Ⅱ
視覚器(眼球とその付属器)、平衡聴覚器
講義
加藤好光
22
人体解剖学実習見
学
上肢、下肢、体幹、内臓の観察
講義
演習
加藤好光
長谷川洋子
23
人体解剖学実習見
学
上肢、下肢、体幹、内臓の観察
講義
演習
加藤好光
長谷川洋子
評価法 評価法;定期試験成績90%、受講態度10%で総合評価する。 基準;①定期試験は到達目標の理解度を計るため、各担当教員より筆
基準 記試験を行う。 ②授業(人体解剖見学含)への態度として、到達目標を達成するため理解しようとする積極性を評価する。
教科書 藤田恒夫 『入門人体解剖学』 南江堂
1) 渡辺 皓 『解剖学 人体の構造と機能』 医学芸術社
2)高木勇、山田敬喜他 『コメディカルの解剖学』 廣川書店
教材 3)坂井建雄・岡田隆夫 『系統看護学 講座 専門基礎1 人体
参考書 の構造と機能[1] 解剖生理学』 医学書院
4)高野廣子 『解剖生理学』 南山堂
5)高橋長雄 『からだの地図帳』 講談社
加藤:生涯セ2-3F-312 月~金曜日 12:00-13:00
長谷川:生涯セ2-6F-635 火・木・金曜日12:00-13:00、メール
オフィス
での質問受け付けます。
連絡先
アワー
水谷:生涯セ2-3F-314 授業の前後10分、その他メールにて
対応致します。
準備
学習
次回授業範囲を予習し、教科書は必ず読んでお
・授業中は積極的に質問を受け付ける。正しい知識の理解と到達目標を自己にて評価すること。
く。復習は必須であり、形態学は形をイメージしな 履修上 ・復習は毎回講義で学習した内容をノートに記載し、参考文献等を使い各臓器を立体的な構造として
がら学習し、形と機能が合理的に構成されているこ
理解をしていく。ネット上の情報も参考になるが誤りや曖昧な内容がある事も考慮して、教科書や教材
の
とを理解して欲しい。ポートフォリオを通じ、看護の
参考書等の書籍で確認すること。
注意点
視点からの人体形態学を学習する。履修上の注
・人体解剖実習見学では講義で学んだ知識を前提に各臓器を立体構造化して人体の構造と機能を
意点:ポートフォリオで使用する事例は毎回持参。
学習する。
-18-
人体機能学
Physiology
学年
1学年
分野
専門基礎
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
開講
前期(1)
月・1時限、水・1時限
評価
担当
盛田 麻己子(看・准) 教員
科目
概要
生理学である人体機能学は体の機能の科学である。人の体には循環系、呼吸系あるいは中枢神経系といった生命を維持する上で必
須な種々のシステムが協調的に複雑な働き合いをしている。代謝や恒常性に代表される生命活動のしくみの基礎について説明する。
また、人体機能学は体温と体液の恒常性、血液、心臓、肺、消化器官の機能、腎臓の機能、内分泌腺から産生される各種ホルモンの
機能、さらに、神経系、運動機能、感覚器の働きを明らかにする。
到達
目標
No.
も り た
ま
み
こ
担当
必選
は まこじ はる
濱子二冶(経・教)
1.呼吸、血液の循環、生体防御の仕組みを理解し、説明できる。
2.消化と吸収、排泄機能の代謝を理解し、説明できる。
3.神経系、感覚と運動機能を理解し、説明できる。
4.体液、体温、内分泌系の恒常性の調節を理解し、説明できる。
5.健康体のメカニズムを理解し、疾病に対する理解度の布石とすることができる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
呼吸①
内呼吸と外呼吸、呼吸運動、肺胞の機能、肺気量、ガス交換
:身につける学習能力(受講方法)
講義
盛田麻己子
2
呼吸②
ガスの運搬、呼吸中枢、呼吸の調節、呼吸の調節異常、異常呼吸
講義
盛田麻己子
3
心臓①
体循環と肺循環、血圧、血圧異常、血管の調節、心臓反射
:身につける学習能力(シナリオ活用1、学習動機と学習習慣)
講義
濱子二冶
4
心臓②
血液の循環、心筋、刺激伝導系、心周期、心音
講義
濱子二冶
5
心臓③
心拍数、心拍出量、心内圧、心電図の波形の意味
:身につける学習能力(シナリオ活用2、関心とノート作成)
講義
濱子二冶
6
心臓④
心電図の計測、異常心電図波形
:身につける学習能力(行動力)
演習
盛田麻己子
7
体液
体液の区分、電解質組成、出納バランス、物質輸送、間質液とリンパ液
:身につける学習能力(想像力と情報・資料活用)
講義
盛田麻己子
8
血液①
血液の働き、血液成分、血球の種類、赤血球、白血球、血小板、血漿
:身につける学習能力(記憶力=記銘力×保持力×想起力)
講義
盛田麻己子
9
血液②
血液の緩衝作用、血液の凝固と線溶、血液型、輸血
:身につける学習能力(発想する姿勢と知識の活用)
講義
盛田麻己子
10
生体の防御機構
非特異的生体防御、特異的生体防御(免疫系)
:身につける学習能力(シナリオ活用3、先読み力とプロアクティブ)
講義
盛田麻己子
11
消化と吸収①
口腔、食道、胃、膵液、胆汁、腸液
講義
盛田麻己子
12
消化と吸収②
消化管の自律神経支配、小腸の運動、小腸の吸収、大腸、肝臓
:身につける学習能力(シナリオ活用4、展望と論理的思考)
講義
盛田麻己子
評価法:定期試験(80%)、講義ノート作成(15%)、受講態度(5%)で総合的に評価する。
評価法
基準:定期試験では到達目標1~5の理解度を計るための設問を出題する。講義ノート作成では到達目標5の理解度を計るためノート
基準
を作成し、記載内容、提出物の体裁、提出期限厳守を基準とする。
酒井建雄ら 『系統看護学講座 人体の構造と機能[1]解剖生
教科書 佐藤昭夫、佐伯由香 編 『人体の構造と機能』 医歯薬出版
教材 理学』 医学書院
参考書 下 正宗 編 『人体の構造と機能』 医学書院
エレインN.マリーブ 『人体の構造と機能』 医学書院
オフィス 講義後10分およびアポイントメントにより16:10~17:00に対応
アワー する(生涯セ2-6F-636)。
準備
学習
連絡先
受講前に20分程度で、教科書を読み進
この科目は看護の基礎となるため、他の科目と関連づけられるように学習することが
め、配布された講義ノートの空白を埋め、 履修上 必要である。正常なしくみを理解し、次で学習する異常との相違を判断できるように
の
授業の理解に務めること。正常なしくみを
準備しておく。受講後に40分程度学習する。その内容は、講義ノートを完成し、自
理解するため、小テストを実施することが 注意点 己の疑問を思考・解決し、機能を覚え・理解すること。講義ノートは随時講義時に、
あるので準備しておく。
あるいは提出を義務付け確認する。
-19-
人体機能学
Physiology
学年
1学年
分野
専門基礎
必修
単位数
2単位
時間数
45時間
開講
前期(2)
月・1時限、水・1時限
評価
担当
盛田 麻己子(看・准) 教員
科目
概要
生理学である人体機能学は体の機能の科学である。人の体には循環系、呼吸系あるいは中枢神経系といった生命を維持する上で必
須な種々のシステムが協調的に複雑な働き合いをしている。代謝や恒常性に代表される生命活動のしくみの基礎について説明する。
また、人体機能学は体温と体液の恒常性、血液、心臓、肺、消化器官の機能、腎臓の機能、内分泌腺から産生される各種ホルモンの
機能、さらに、神経系、運動機能、感覚器の働きを明らかにする。
到達
目標
No.
もりた
ま
み
こ
担当
必選
はま こ
じ はる
濱子二冶(経・教)
1.血液の循環、呼吸、生体防御の仕組みを理解し、説明できる。
2.消化と吸収、排泄機能の代謝を理解し、説明できる。
3.神経系、感覚と運動機能を理解し、説明できる。
4.体液、体温、内分泌系の恒常性の調節を理解し、説明できる。
5.健康体のメカニズムを理解し、疾病に対する理解度の布石とすることができる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
体温
体温の測定、熱の産生、熱の放散、体温の調節、体温の異常、発汗
:身につける学習能力(シナリオ活用5、仮説と検証)
講義
盛田麻己子
14
腎臓①
腎臓の機能、腎小体の機能
講義
盛田麻己子
15
腎臓②
腎機能の測定、尿生成の調節、尿、蓄尿と排尿
講義
盛田麻己子
16
神経系①
ニューロン、神経の興奮と伝導、シナプス、脊髄反射、脳幹の機能
講義
濱子二冶
17
神経系②
間脳の機能、大脳の機能、脳波睡眠と脳波、脊髄伝導路
講義
濱子二冶
18
神経系③
自律神経の特徴、自律神経の機能、脊髄神経、脳神経
講義
濱子二冶
19
感覚①
視細胞、視覚の伝導経路、色覚とその異常、聴覚
講義
盛田麻己子
20
感覚②
平衡感覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚
講義
盛田麻己子
21
運動
筋線維の分類、骨格筋の構造、骨格筋の筋収縮機構、筋収縮の種類
講義
盛田麻己子
22
内分泌①
内分泌腺とホルモン、ホルモンの構造と作用および調節、視床下部ホルモンの作用
講義
盛田麻己子
23
内分泌②、生殖
下垂体、甲状腺、上皮小体、膵臓、副腎ホルモンの作用と疾患、性の決定と分化、
性周期と妊娠
講義
盛田麻己子
評価法:定期試験(80%)、講義ノート作成(15%)、受講態度(5%)で総合的に評価する。
評価法
基準:定期試験では到達目標1~5の理解度を計るための設問を出題する。講義ノート作成では到達目標5の理解度を計るためノート
基準
を作成し、記載内容、提出物の体裁、提出期限厳守を基準とする。
酒井建雄ら 『系統看護学講座 人体の構造と機能[1]解剖生
教科書 佐藤昭夫、佐伯由香 編 『人体の構造と機能』 医歯薬出版
教材 理学』 医学書院
参考書 下 正宗 編 『人体の構造と機能』 医学書院
エレインN.マリーブ 『人体の構造と機能』 医学書院
オフィス 講義後10分およびアポイントメントにより16:10~17:00に対応
アワー する(生涯セ2-6F-636)。
準備
学習
連絡先
受講前に20分程度で、教科書を読み進
この科目は看護の基礎となるため、他の科目と関連づけられるように学習することが
め、配布された講義ノートの空白を埋め、 履修上 必要である。正常なしくみを理解し、次で学習する異常との相違を判断できるように
の
授業の理解に務めること。正常なしくみを
準備しておく。受講後に40分程度学習する。その内容は、講義ノートを完成し、自
理解するため、小テストを実施することが 注意点 己の疑問を思考・解決し、機能を覚え・理解すること。講義ノートは随時講義時に、
あるので準備しておく。
あるいは提出を義務付け確認する。
-20-
情報機器の操作
Operation of information device
学年
評価
担当
1学年
か め い
分野
て つ や
専門基礎
亀井 哲也(経・准)
必選
選択
単位数
2単位
時間数
30時間
後期
火・5時限
開講
担当
教員
科目
概要
保健医療分野の情報通信技術が急速に求められる中、情報科学の知識、情報機器の操作技術は不可欠なものとなっている。コン
ピュータに慣れ親しみ、機能を理解し、情報処理の道具を充分に活用して、さらに情報科学の保健医療分野にどのように活用されて
いるかの概要を学ぶ。
到達
目標
1.情報科学の基礎的・実践的知識・技能を理解する。
2.コンピュータ操作を理解する。
3.ワード操作法による文書作成の基本・応用を習得する。
4.エクセル操作法によるデータ編集、グラフ作成、統計処理を習得する。
テーマ
情報機器の操作
個人認証
授業内容
・情報実習室を利用して正しく機器を使うことができる。
・個人認証の仕組みを理解し、パスワードの管理ができる。
形式
講義
演習
2
情報の保管・管理
・ファイル、フォルダの定義と仕組みを理解し、適切に利用できる。
・ファイルの作成、削除、コピーができる。
講義
演習
亀井 哲也
3
文書作成の基本
・Wordソフトの基本的な操作ができる。
・正しいタイピングの基本を知り実践できる。
講義
演習
亀井 哲也
4
文書作成の応用
・文字、文書の作成、修飾、作成様式を知り、簡単な書類を作成できる。
講義
演習
亀井 哲也
5
文書の編集
・様々な編集機能を活用して、効率的な文書作成ができる。
講義
演習
亀井 哲也
6
文書作成の応用
・「差込」の仕組みと手順を知り文書、差込文書を作成できる。
・罫線、タブ、外字などの機能を理解し活用できる。
講義
演習
亀井 哲也
7
表計算の概略
・表計算ソフトの概略を理解することができる。
・セルの概念が理解でき、簡単なデータ処理、関数の概略が理解できる。
講義
演習
亀井 哲也
8
相対参照を用いた
計算式
・相対参照を利用した計算処理ができる。
・データの形式を理解でき、適切な形式を選択できる。
講義
演習
亀井 哲也
9
関数の種類
・Excelでの関数の分類、種類を知り、利用できる。
講義
演習
亀井 哲也
10
関数の機能
・ソート、検索などの基本機能を利用できる。
講義
演習
亀井 哲也
11
フィルタ処理
・データのフィルタ処理ができる。
講義
演習
亀井 哲也
12
データ編集
・多様なデータのコピー、移動、削除の方法を利用できる。
講義
演習
亀井 哲也
13
グラフ作成
・グラフの特性を知り、適切なグラフを描画することができる。
講義
演習
亀井 哲也
14
Excelを利用した統
計の基礎
・平均、標準偏差、有意差検定の基本について理解し、説明できる。
・Excelを使用して、それら統計量を求めることができる。
講義
演習
亀井 哲也
15
Excelを利用した統
計の基礎
・調査データなどを用いて集計および解析ができ、統計量をまとめることができる。
講義
演習
亀井 哲也
No.
1
担当教員
亀井 哲也
評価法 評価法:講義中に実施する課題(40%)、実技テスト(50%)、TBLの評価点(10%)
基準 基準:情報科学の基礎的・実践的知識・技能を身につけるため、課題・演習を実施する。
適宜、レジュメ・資料等を配布する予定
教科書 なし
教材 『日商PC検定 データ活用 3級合格教本』技術評論社
参考書 『日商PC検定 文書作成 3級合格教本』技術評論社
『考える 伝える 分かちあう 情報活用力』noa出版社
オフィス
授業終了後、医科9-4F-407にて
アワー
準備
学習
・講義で学んだアプリケーションソフトの
操作法の練習を30分程度行い復習する
こと。
連絡先
・授業前や授業後にも操作法の練習を積極的に行い復習すること。
履修上
・都合により講義の順序を変更することもある。
の
・受講に際し、クラス分けを行いTBLを取り入れる。
注意点
※養護教諭二種免許申請に必要な履修科目である。
-21-
保健統計学
Health Statistics
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
1学年
ほ し の
ひ ろ き
分野
専門基礎
星野 弘喜(基・准)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
15時間
後期
金・3時限
開講
担当
教員
保健に関する統計処理方法を理解し、健康の維持・増進、疾病予防への応用を目的として、保健衛生統計・検定・データの処理の実
際を学ぶ。特に看護師教育では人々の健康に関連した指標、健康被害の予防から、出生・人口・死亡等を数値的に見る能力を養う。
保健師教育では健康診断や健康教育活動等の集計法や、数値の読み取りができる能力を養う。
1. 保健・医療分野の統計学的資料整理・解釈の基本知識を習得する。
2. 正規分布の理解、母平均の仮説検定(標本から母集団の情報の読み取り)の基礎を身につける。
3. 医療人として必要な統計学の基本を十分に身につける。
4. 直感や経験に頼って機械的に公式に数値を当てはめたり、考えもせずにコンピュータを使って統計処理をしてしまうといったような
危険を防ぐことができる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
記述統計①
統計学の目的、度数分布表
講義
星野弘喜
2
記述統計②
平均、中位数、最頻値
講義
星野弘喜
3
記述統計③
分散、標準偏差
講義
星野弘喜
4
記述統計④
相関係数と回帰直線
講義
星野弘喜
5
正規分布①
正規分布の基礎事項
講義
星野弘喜
6
正規分布②
検定①
中心極限定理、母平均の仮説検定
講義
星野弘喜
7
検定②
母平均の仮説検定
講義
星野弘喜
8
保健統計
保健統計におけるさまざまな比率
講義
星野弘喜
評価法 定期試験(90%)、平常点(10%)、但し受講態度不良の場合は減点対象となる。
基準 上記到達目標の理解度を測るための設問を定期試験で出題する。
参考書
教科書 水野恭之 『看護学系の統計入門』 培風館
教材 市原清志 『バイオサイエンスの統計学』 南江堂
参考書 日花弘子 『仕事に役立つ Excel 統計解析』 ソフトバンククリ
エイティブ
オフィス 随時 (まずはメールで連絡を)
アワー 情教棟-4F-401
準備
学習
連絡先
一単位あたり講義と自習で計 45 時間の
履修上 1. 電卓(できれば関数電卓)を使用する。定期試験にて持ち込み可とする。
学習を必要とする。 そのことを踏まえて
の
2. 演習問題や補足事項のプリントを必要に応じて配布する。
講義内容を復習し、教科書やプリントの
注意点 3. 受講生の高等学校での履修状況に応じて講義内容を変更することがある。
演習問題を解くこと。
-22-
スポーツ・健康科学
Sports and Health Science
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
1学年
は
だ
みちのぶ
分野
専門基礎
羽田 道信(基・教)
必修
必選
担当
教員
けい か
ま
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(前期)
水・4時限
開講
き
桂華 麻希(客・助)
生涯健康の視点から、自己のライフステージや心身の状態に適した運動やスポーツを生活の中に取り入れ、安全安心で豊かなライフ
スタイルを形成できるように、ユニバーサルスポーツやアダプテッドスポーツの体験および実践を通し、理解を深める。また、防災や安
全に関して、減災およびバイスタンダーの視点から、より実際的な知識や技術の習得を目指す。
1)スポーツ環境におけるユニバーサルデザインについて理解できるようになる。
2)適度な運動・スポーツを組み立て、日常的に身体活動量を高めながらそれを生涯にわたって継続することの重要性を認識できる。
3)災害の教訓に学び、減災・自助・共助において、自分や家族、地域で何ができるのかを考えることができる。
4)救急法やストレス軽減法など防災力を高め、日常生活において自他共にそれらを実践し、安全安心で健康的な生活を築くことがで
きる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
生涯スポーツ
ユニバーサルスポーツとアダプテッドスポーツについて
講義
羽田道信
桂華麻希
2
生涯スポーツ
①グラウンドゴルフ
②ドッヂビー ※ ① … ABクラス ② … CDクラス
実技
羽田道信
桂華麻希
3
生涯スポーツ
①スカイクロス
②ドッヂビー
実技
羽田道信
桂華麻希
4
生涯スポーツ
①スカイクロス
②車椅子バスケットボール
実技
羽田道信
桂華麻希
5
防災・安全
生涯スポーツ
①手当の基本および搬送の留意点とその実際
②車椅子バスケットボール
講義
実技
羽田道信
桂華麻希
6
防災・安全
生涯スポーツ
①三角巾の取り扱い方および災害時に役立つ結びの留意点とその実際
②シッティングバレーボール
講義
実技
羽田道信
桂華麻希
7
生涯スポーツ
①ショートテニス
②サッカー
実技
羽田道信
桂華麻希
8
生涯スポーツ
①ファミリーバドミントン
②アルティメット
実技
羽田道信
桂華麻希
9
生涯スポーツ
①ファミリーバドミントン
②アルティメット
実技
羽田道信
桂華麻希
10
生涯スポーツ
①ソフトバレーボール
②タグラグビー
実技
羽田道信
桂華麻希
11
生涯スポーツ
①ソフトバレーボール
②タグラグビー
実技
羽田道信
桂華麻希
12
健康安全
熱中症の予防と応急措置
講義
羽田道信
評価法 実技・演習での評価(50%)、授業期間中のレポート(30%)、受講態度(20%)を総合して評価する。
基準 到達目標の理解度を計るため防災・安全についてレポートを作成する。
配付資料
教材 医療科学部「防災・減災ハンドブック」
参考書 羽田道信『防災・救急に役立つ日用品活用法&ロープワー
教科書 なし
ク』風媒社.
火~金曜日の4時間目終了後(16:25~17:00)、情教棟-4F-
オフィス
402、
アワー
連絡先
メール・電話での質問を受け付ける。
運動・スポーツおよび演習の効果は、実践が伴わなければ期待できない。ただ出席
準備
学習
次回の授業内容について予習し、専門
用語の意味や基本的ルール等を理解し
ておくこと。
履修上 するだけではなく、積極的な受講態度や活動が特に望まれる。また、身体の安全確
の
保や運動・スポーツおよび演習の効果や安全の面などから、指示された約束事を
注意点 守ることが単位を認める条件となる。
※養護教諭二種免許申請に必要な履修科目である。
-23-
スポーツ・健康科学
Sports and Health Science
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
1学年
は
だ
みちのぶ
分野
専門基礎
羽田 道信(基・教)
必修
必選
担当
教員
けい か
ま
単位数
2単位
時間数
45時間
通年(後期)
水・4時限
開講
き
桂華 麻希(客・助)
生涯健康の視点から、自己のライフステージや心身の状態に適した運動やスポーツを生活の中に取り入れ、安全安心で豊かなライフ
スタイルを形成できるように、ユニバーサルスポーツやアダプテッドスポーツの体験および実践を通し、理解を深める。また、防災や安
全に関して、減災およびバイスタンダーの視点から、より実際的な知識や技術の習得を目指す。
1)スポーツ環境におけるユニバーサルデザインについて理解できるようになる。
2)適度な運動・スポーツを組み立て、日常的に身体活動量を高めながらそれを生涯にわたって継続することの重要性を認識できる。
3)災害の教訓に学び、減災・自助・共助において、自分や家族、地域で何ができるのかを考えることができる。
4)救急法やストレス軽減法など防災力を高め、日常生活において自他共にそれらを実践し、安全安心で健康的な生活を築くことがで
きる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
13
生涯スポーツ
①ドッヂビー
②グラウンドゴルフ ※ ① … ABクラス ② … CDクラス
実技
桂華麻希
羽田道信
14
生涯スポーツ
①ドッヂビー
②スカイクロス
実技
桂華麻希
羽田道信
15
生涯スポーツ
①車椅子バスケットボール
②スカイクロス
実技
桂華麻希
羽田道信
16
生涯スポーツ
①車椅子バスケットボール
②手当の基本および搬送の留意点とその実際
実技
講義
桂華麻希
羽田道信
17
生涯スポーツ
①シッティングバレーボール
②三角巾の取り扱い方および災害時に役立つ結びの留意点とその実際
実技
講義
桂華麻希
羽田道信
18
生涯スポーツ
①サッカー
②ショートテニス
実技
桂華麻希
羽田道信
19
生涯スポーツ
①アルティメット
②ファミリーバドミントン
実技
桂華麻希
羽田道信
20
生涯スポーツ
①アルティメット
②ファミリーバドミントン
実技
桂華麻希
羽田道信
21
防災・安全
生涯スポーツ
①タグラグビー
②ソフトバレーボール
実技
桂華麻希
羽田道信
22
防災・安全
生涯スポーツ
①タグラグビー
②ソフトバレーボール
実技
桂華麻希
羽田道信
23
防災・安全
減災・自助・共助ための日用品活用法について
講義
羽田道信
評価法 実技・演習での評価(50%)、授業期間中のレポート(30%)、受講態度(20%)を総合して評価する。
基準 到達目標の理解度を計るため防災・安全についてレポートを作成する。
配付資料
教材 医療科学部「防災・減災ハンドブック」
参考書 羽田道信『防災・救急に役立つ日用品活用法&ロープワー
教科書 なし
ク』風媒社.
火~金曜日の4時間目終了後(16:25~17:00)、情教棟-4F-
オフィス
402、
アワー
連絡先
メール・電話での質問を受け付ける。
運動・スポーツおよび演習の効果は、実践が伴わなければ期待できない。ただ出席
準備
学習
次回の授業内容について予習し、専門
用語の意味や基本的ルール等を理解し
ておくこと。
履修上 するだけではなく、積極的な受講態度や活動が特に望まれる。また、身体の安全確
の
保や運動・スポーツおよび演習の効果や安全の面などから、指示された約束事を
注意点 守ることが単位を認める条件となる。
※養護教諭二種免許申請に必要な履修科目である。
-24-
微生物学
Microbiology
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
1学年
分野
いまむら せいじ
専門基礎
今村 誠司(検・講)
担当
教員
必選
必修
1単位
単位数
時間数
15時間
前期
月・3時限
開講
感染症の原因となる微生物にはどのようなものがあり、それがどんな特徴を持っているかを学ぶ。次いで、それらの微生物がどこにいる
のかを知り、感染を未然に防ぐにはどうすれば良いか、伝播をくい止めるにはどうすべきかを学ぶ。その方法として消毒や滅菌法、予
防接種についても学習する。最後に臨床現場での微生物感染症の特徴を理解し、それにもとづいた看護業務のあり方を考える。
1.細菌感染症やウイルス感染症の種類を挙げることができる。
2.日和見感染を説明できる。
3.感染経路別に微生物を挙げることができる。
4.滅菌方法、消毒方法を理解する。
5.抗菌薬の種類とその作用機序を挙げることができる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
微生物による感染症
ヒトに病気を起こす微生物の種類を学ぶ。
①
講義
今村誠司
2
微生物による感染症
感染経路の種類と、その予防策(滅菌・消毒)を学ぶ。
②
講義
今村誠司
3
院内感染
日和見感染を理解し、院内感染の予防策を学ぶ。
講義
今村誠司
4
感染症の現状
食中毒や新興感染症、輸入感染症の種類を学ぶ。
講義
今村誠司
5
抗菌薬
抗菌薬の種類と作用機序を理解する。
講義
今村誠司
6
細菌感染症①
グラム陽性球菌による感染症の種類を学ぶ。
ヒトの身体には膨大な数の微生物が存在することを、実際に培養することで学ぶ。
講義
演習
今村誠司
7
細菌感染症②
グラム陰性菌による感染症の種類を学ぶ。
培養結果を観察し、これらの菌が病原菌になり得ることを理解する。
演習
講義
今村誠司
8
ウイルス感染症
ウイルスによる感染症とその予防について学ぶ。
講義
今村誠司
評価法 評価方法:定期試験(90%)、受講態度(10%)
基準 基準:到達目標1~5の理解度を計る設問を出題する。
教科書
医療情報科学研究所 編集『病気がみえるvol6 免疫・膠原
病・感染症』メディックメディア
教材 藤本秀二 編著『わかる!身につく!病原体・感染・免疫』改
参考書 訂2版南山堂
時間帯:12:30~13:00および4限目終了後
オフィス
場所:研究室(生涯2-3F-305)
アワー
連絡先
電話、メールでアポイントを取ってから質問に来ること。
準備
学習
医療に関する専門用語が多いため、講
微生物は病気の原因となるものの一つです。見えないので理解しにくいですが、看
履修上
義前に講義予定の教科書の範囲を20分
護をする上では十分に理解する必要があります。
の
程度予習し、講義中に理解するよう努め
私語は他の学生に迷惑な行為ですので、退出させることがあります。
注意点
る。
細菌の培養は、準備の都合上実施日を変更することがあります。
-25-
免疫学
Immunology
学年
評価
担当
1学年
分野
やま もと よしのぶ
専門基礎
山本 恵申(客・教)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
15時間
後期
木・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
免疫系は他の生体系にはないユニークな特徴をいくつも持ち、生命科学への知的好奇心をはぐくむためにもっとも適した学問領域の
一つです。本講義では免疫系の機能的、構造的特異性を紹介しながら、学生諸君に免疫学の「面白さ」を体験して貰い、その中でま
ず免疫学の基本的な概念、大枠を理解して欲しいと思います。
到達
目標
1.免疫学の基礎を学ぶことにより、生体防御のシステムが細胞性免疫、体液性免疫機構からなることを理解する。
2.免疫系の仕組みを理解し、検査学との関連性を習得する。
3.免疫担当細胞が生体防御機構に対してどのように関与しているかを理解する。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
免疫とは
免疫のはたらきの特異性とその本質
講義
山本恵申
2
免疫のはたらきを担
う器官と細胞
1)免疫系器官のしくみ
2)免疫系の細胞
講義
山本恵申
3
免疫のはたらきを担
う分子
抗原・抗体について
講義
山本恵申
4
免疫系のはたらき
細胞性免疫・液性免疫などの免疫応答の調節機構(補体・MHC抗原(主要組織適合
抗原)サイトカインなどについて
講義
山本恵申
5
免疫学的な検査法
試験管内の抗原抗体反応
講義
山本恵申
6
免疫と疾病①
アレルギーの分類と発症機序
講義
山本恵申
7
免疫と疾病②
自己免疫と自己免疫疾患
講義
山本恵申
8
輸血と免疫
安全な輸血実施のための基礎的知識と 移植免疫について
講義
山本恵申
評価法 試験(100%):定期試験は60点以上のみを合格とする。再試験は試験成績80%、授業における授業態度20%で評価する。
基準 到達目標1~3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
山田俊幸ら編「最新 臨床免疫学 第3版」講談社サイエンティ 教材
参考書
フィク
オフィス 授業前後10分
アワー 場所:昼休息時間、生涯セ2-3F-303にて
準備
学習
連絡先
講義形式で行いますが、予め学生諸君 履修上
の
が教科書の範囲を30分程度予習してくる
講義で用いたプリントについて15分ほど復習し、要点をノートにまとめること。
注意点
ことを望みます。
-26-
生化学
Biochemistry
学年
評価
担当
1学年
分野
いしかわ ひろ あき
専門基礎
石川 浩章(検・准)
必選
必修
1単位
単位数
時間数
15時間
後期
木・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
3大栄養素であるアミノ酸・タンパク質、糖質、脂質がどのように代謝され、これらの栄養素の代謝過程で、酵素、ビタミンおよび無機質
がどの様に関係をしているかを化学的に学習する。また、遺伝子の構造・働き、核酸の代謝についても学習する。従って、生化学では
生命活動にかかわるすべての分子の正常な代謝について学ぶことを第一の目的とする。そして、これらの代謝を学習することにより、
各種疾患と代謝の関係を理解する。
到達
目標
1.3大栄養素がどの様なものであり、何故大切であるかを理解する。
2.各栄養素の代謝と疾病との関係について理解する。
3.酵素の作用を役割を理解する。
4.ビタミンの作用について欠乏症を踏まえ理解する。
5.核酸代謝について理解する。
6. 無機質やホルモンの作用について理解する。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
講義
石川浩章
1
生体の仕組みと生体
細胞内微細構造とそれらの生化学的役割について
内代謝の概要
2
糖質
①糖質の分類および役割について
②食後の糖質代謝について
③細胞内における糖質代謝経路(解糖系、クエン酸回路と電子伝達系)について
講義
石川浩章
3
脂質
①脂質の種類、構造および代謝について
②リポタンパク質の役割について
③食後の脂質代謝について
④脂肪酸分解反応(β-酸化)について
講義
石川浩章
4
アミノ酸とタンパク質
①アミノ酸の構造と種類、代謝について
②タンパク質の構造、性質について
③食後のタンパク質及びアミノ酸代謝について
講義
石川浩章
①酵素とは何か。
②酵素の働きについて
③酵素の特性について
④補酵素及び補因子の働き及び酵素との関係について
講義
石川浩章
5
酵素
6
ビタミン
①ビタミンの種類及び分類について
②ビタミンの働きについて
③ビタミンの欠乏症について
講義
石川浩章
7
核酸
①核酸の構造と遺伝に関わる役割について
②核酸の働きについて
③核酸代謝について
講義
石川浩章
8
無機質
①体内の電解質成分の役割と代謝について
②酸塩基平衡について
講義
石川浩章
評価法 定期試験(95%)、学習態度(5%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~6の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
三輪 一智ら 系統看護学講座『生化学:人体の構造と機能』
医学書院
オフィス 昼休憩時間や授業終了後
アワー 生涯教育研修センター2号館、2階212
準備
学習
教材
必要に応じて資料を配付する。
参考書
連絡先
講義の内容について、15分ほど復習し、 履修上 本講義の内容は、看護師国家試験の出題される内容なので、積極的に学習するこ
の
要点をノートにまとめること。特に復習に
と。
注意点 質問や意見等をメールで行う場合は、題名に所属・学年・氏名を明記してください。
時間をかけて積極的に取り組むこと。
-27-
栄養学
Nutrition
学年
評価
担当
1学年
おおはし
分野
こ う じ
専門基礎
大橋 鉱二(検・教)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
15時間
後期
月・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
疾患を治療する上で、病態の経過を左右する要因として適切な栄養管理が重要である事が認識され、今や全国の多くの病院でNST
(栄養サポートチーム)が稼働している。NSTでは種々の医療技術スタッフがそれぞれの分野での高い専門性をアセンブルさせることで
高度な機能を発揮させる訳だが、共通の知識である「栄養学」が欠落していては全く意味をなさない。この講義では臨床で活用できる
栄養学に的を絞り、短時間で知識と考え方を習得する。
到達
目標
1.各栄養素の栄養学的な役割が理解できる。
2.必要なエネルギー(カロリー)計算ができる。
3.栄養管理の方法が理解できる。
4.疾患別の適切な栄養管理療法が理解できる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
栄養素-1
授業ガイダンス、消化と吸収、栄養素としての炭水化物(糖質と食物繊維)
講義
大橋鉱二
2
栄養素-2
栄養素としての脂質とタンパク質
講義
大橋鉱二
3
エネルギー代謝
エネルギー代謝の計算、食品のエネルギー、食品交換表
講義
大橋鉱二
4
栄養ケアマネージメ
ント-1
栄養スクリーニング、アセスメント
講義
大橋鉱二
5
栄養ケアマネージメ
ント-2
栄養ケアプラン作成の概略、NSTにおける看護師の役割
講義
大橋鉱二
6
栄養補給法
末梢静脈栄養法・中心静脈栄養法と経腸栄養法、それぞれの特徴と使い分けにつ
いて
講義
大橋鉱二
7
疾患と栄養-1
各種疾患と栄養管理-1(病院における特別食の考え方、肝疾患、胃腸疾患)
講義
大橋鉱二
8
疾患と栄養-2
各種疾患と栄養管理-2(膵疾患、代謝性疾患、再栄養症候群)、まとめ
講義
大橋鉱二
評価法 定期試験(95%)、授業態度(5%)で総合的に評価する。
基準 到達目標1-4の理解度を計る設問を定期試験に出題する。
教材
授業ごとにプリントを配布する
参考書
教科書 『系統看護学講座 栄養学』医学書院
火・金曜日以外の平日のお昼休みの時間帯12:10~13:00は
オフィス 研究室にいます。但し講義準備などで不在の場合もあるた
アワー め、予めメールで時間を打ち合わせてください生涯教育棟2
連絡先
号館2階204
準備
学習
配布する講義ノートを中心に加筆していき、自分のオリジナルノートを作るようにす
配布する講義ノート基に教科書の該当部
履修上 ること。また資料を逐次配布するので散逸しないようにする。講義ノートは括弧内を
分に目を通しておくこと。授業内容に関
の
埋めるだけではなく授業中の説明など空白部分に十分な加筆をすること。私語の
連付けた身近な問題として疑問点を整理
注意点 多い学生、寝る学生はやる気のある学生には迷惑です。退場を命じます(欠席扱
しておくと授業内容の理解に役立つ。
い)。
-28-
薬理学
Pharmacology
学年
1学年
分野
専門基礎
必選
必修
1単位
単位数
時間数
15時間
後期
水・2時限
開講
評価
担当
仙田 典保(病2・薬)
科目
概要
薬理学の基礎理論ならびに各医薬品の作用機序、薬理作用、臨床用途、副作用および病態との関連について現場で役立つよう、臨
床薬理に視点をおき講義する。
到達
目標
1.処方箋の読み方、医薬品を取り扱う際の注意点を理解する。
2.薬物の動態、投与方法、服用時間、相互作用を理解する。
3.各々の薬物の作用機序を理解する。
4.各々の薬物の代表的な副作用、投与後の観察ポイントを理解する。
No.
せ ん だ のりやす
担当
教員
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
薬理学総論
体内動態、受容体、服用時間、投与方法、相互作用
講義
仙田典保
2
中枢神経系に作用
する薬物①
催眠薬、抗不安薬、抗精神病薬、抗うつ薬
講義
仙田典保
3
中枢神経系に作用
する薬物②
パーキンソン治療薬、抗てんかん薬、麻薬性鎮痛薬
講義
仙田典保
4
自律神経系に作用
する薬物
交感神経作用薬、副交感神経作用薬
講義
仙田典保
5
心臓・血管系に作用
心不全、狭心症、高血圧の治療薬
する薬物
講義
仙田典保
6
呼吸器系に作用す
る薬物
気管支喘息治療薬、
アレルギーに対する 抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬
薬物
講義
仙田典保
7
消化器系・物質代謝
消化性潰瘍治療薬、糖尿病治療薬
に作用する薬物
講義
仙田典保
8
抗感染症薬・抗がん
抗生物質、合成化学療法薬、抗がん剤
剤
講義
仙田典保
評価法 授業態度(30%)、定期試験(70%)の結果を総合的に評価する。
基準 到達目標1~4の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 特になし
教材
随時プリント配布
参考書
オフィス
授業後10分
アワー
連絡先
準備
学習
特に最初の講義内容の総論は、それ以
降の内容に関連しているので、よく理解 履修上
講義中に意見を求めるので、積極的に発言すること。
の
しておくこと。
分からないことは、その都度質問すること。
また前回の講義内容をチェックしておくこ 注意点
と。
-29-
病理学
Pathology
学年
評価
担当
1学年
か ね こ
分野
専門基礎
ち ゆ き
金子 千之(検・講)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
15時間
後期
木・2時限
開講
担当
教員
科目
概要
病理学では病気の成り立ちや身体における病的変化がどのようになるのかを理解しなければならない。また多くの医学用語を習得す
ることは重要である。これらの知識が卒業後の、臨床の場、即ち看護業務で直接に役立つ様に講義する。更に病理学に関する知識だ
けでなく、病理学と看護を関連づけて興味を持って学んでほしい。
到達
目標
1.良性腫瘍と悪性腫瘍の定義について説明できる。
2.循環障害や充血、血栓症、炎症について説明できる。
3.壊死、沈着物質および各代謝異常について説明できる。
4.アレルギー、免疫疾患や遺伝子異常について説明できる。
テーマ
No.
授業内容
形式
担当教員
1
病理学で学ぶこと
病理学と看護との関係について
講義
金子千之
2
細胞•組織の障害と
修復
萎縮、肥大、細胞死、変性、肉芽組織について
講義
金子千之
3
循環障害
充血、うっ血、血栓症、塞栓症、ショックについて
講義
金子千之
4
炎症と免疫、移植と
再生医療
炎症、免疫、アレルギー、移植、再生医療について
講義
金子千之
5
感染症
感染と宿主の防御機構、病原体と感染症および治療と予防について
講義
金子千之
6
代謝障害、老化と死 各代謝異常と各臓器の老化や尊厳死について
講義
金子千之
7
先天異常と遺伝子
異常
遺伝の生物学、先天異常、遺伝子の異常と疾患について
講義
金子千之
8
腫瘍
腫瘍の定義、腫瘍の広がり方、診断および治療方法について
講義
金子千之
評価法 評価法:授業への参加度10%、定期試験90%で総合的に評価する。
基準 基準:到達目標1~4の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書 『系統看護学講座 :病理学』医学書院
教材 『カラーで学べる病理学』NOUVELLE HIROKAWA
参考書 病理学 病態形成の基本的しくみ 南山堂
オフィス
昼休み 生涯セ2-3F311
アワー
連絡先
準備
学習
授業前に講義予定の教科書の範囲を30
履修上
分程度予習する。講義で用いた資料に
私語は厳禁である。本講義内容は看護師国家試験に出題される内容を含むので
の
ついては20分ほど復習し、要点としてま
積極的に学習すること。疑問点などは参考書や図書館で確認すること。
注意点
とめること。
-30-
看護のための病態生理
Symptomatology in Nursing
学年
1学年
分野
専門基礎
必選
必修
1単位
単位数
時間数
30時間
後期
月・3時限
開講
評価
担当
盛田 麻己子(看・准) 教員
科目
概要
症状・徴候は、個々の患者の安全と安楽を阻害する因子であり、その人の健康回復を遅延させ、精神的苦痛をもたらし、日常生活行
動に影響を及ぼすものである。したがって、各症状・徴候と疾患との関連や症状・苦痛の緩和のための看護援助を考えるための基礎的
知識として、臨床的に重要な症状・徴候の定義及び発現のメカニズム、症状・徴候を引き起こす原因・誘因などの病態を看護の視点か
ら明らかにする。
到達
目標
No.
1
も り た
ま
み
こ
担当
1.症状・徴候の発現のメカニズム及び原因・誘因を理解し、説明できる。
2.症状・徴候に伴う随伴症状を理解し、説明できる。
3.症状・徴候に伴う苦痛を理解し、説明できる。
4.症状・徴候が精神面及び日常生活行動に及ぼす影響を考え、説明できる。
5.1~4を統合し、症状・徴候を軽減させる看護方法の布石とすることができる。
テーマ
授業内容
消化器の働きとその
消化のしくみ、腹痛、悪心・嘔吐、便秘・下痢
異常①
形式
担当教員
講義
盛田麻己子
2
消化器の働きとその
異常②
吐血・下血、腹部膨満、黄疸
講義
盛田麻己子
3
代謝のしくみとその
異常
黄疸、糖尿、低血糖
講義
盛田麻己子
4
泌尿器の働きとその
異常①
体液のバランスを調節するしくみ、脱水・浮腫
講義
盛田麻己子
5
泌尿器の働きとその
異常②
腎臓の働きを調節するしくみ、多尿、乏尿・無尿、蛋白尿、血尿、排尿障害
講義
盛田麻己子
6
体温調節のしくみと
その異常
体温の恒常性、発熱・解熱のメカニズムと随伴症状
講義
盛田麻己子
7
血液の働きとその異
常
血液の成分と造血のしくみ、貧血、出血傾向
講義
盛田麻己子
8
免疫のしくみとその
異常
免疫機能、生体防御のメカニズム、易感染性の原因、感染を示す症状・徴候
講義
盛田麻己子
9
疼痛のメカニズム
頭痛、関節痛、がん性疼痛
講義
盛田麻己子
10
呼吸器の働きとその
異常①
呼吸困難、胸水
講義
盛田麻己子
11
呼吸器の働きとその
異常②
喀血、咳嗽・痰
講義
盛田麻己子
12
心臓の働きとその異
常①
心臓の働きを調節するしくみ、高血圧・低血圧、胸痛、動悸
講義
盛田麻己子
13
心臓の働きとその異
常②
血液循環維持のメカニズム、心原性ショック
講義
盛田麻己子
14
意識障害のメカニズ
ム
中枢神経と意識、意識障害のメカニズム(意識混濁・意識変容)、意識障害の症状
講義
盛田麻己子
15
感覚器の働きとその
異常
難聴、耳鳴、めまい
講義
盛田麻己子
評価法:定期試験(80%)、講義ノート点検(15%)、受講態度(5%)で評価する。
評価法
基準:定期試験では到達目標1~5の理解度を計るための設問を出題する。講義ノート点検では到達目標1~5の理解度を計るため
基準
事前・講義・事後の思考内容をまとめたノート作成し、記載内容、提出物の体裁、提出期限厳守を基準とする。
教科書
高木永子監修 『看護過程に沿った対症看護 病態生理と看
護のポイント』 学研
山内豊明編『ナーシング・グラフィカ③ 疾病の成り立ち 病態
教材
生理学』 メディカ出版
参考書
他病態学で使用した書籍
オフィス 講義後10分およびアポイントメントにて16:10~17:00に対応す
連絡先
アワー る(生涯セ2-6F-636)。
準備
学習
受講前に20分程度で、教科書を読み進
この科目は看護の基礎となるため、他の科目と関連づけられるように学習することが
め、ノートに定義・メカニズム・影響などを 履修上 必要である。受講後に40分程度で、定義・随伴症状などを覚え、メカニズムや影響
の
まとめ、授業の理解に務めること。症状・
を理解し、自己の疑問を思考・解決すること。また、症状・徴候から、なぜ看護が必
徴候を理解し、なぜ看護が必要となるの 注意点 要となるのかが判断できるように確認すること。講義ノートは随時講義時に、あるい
かが判断できるように準備しておく。
は提出を義務付け確認する。
-31-
医療論
Introduction to Medicine
学年
評価
担当
1学年
ま つ い
専門基礎
分野
しげる
松井 茂(看・准)
必選
選択
1単位
単位数
時間数
15時間
開講
前期
水・2時限,土・1時限
担当
教員
科目
概要
はじめに医学の歴史について概説をする。その後古来より存在した結核、ペスト、ハンセン病といった代表的な疾病や糖尿病が人間
社会に及ぼした多様な影響を分析し、医療と社会状況との変化に満ちた相互関係を考察しながら、各疾病について講義する。
到達
目標
1.医学・医療の歴史について概要を説明できる。
2.各種疾病に関する疫学、病態、予後などの基礎的知識と流行の社会的背景をできる。
3.医学知識のない一般の人にわかりやすく医学、医療の歴史や各種疾病について説明出来る。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
医学の歴史概略(1) 古代から中世の医学について概略を講義する。
講義
松井茂
2
医学の歴史概略(2) 近代から現代の医学について概略を講義する。
講義
松井茂
3
結核の社会史(1)
結核の医学的概要について講義する。
講義
松井茂
4
結核の社会史(2)
結核の流行の背景について講義する。
講義
松井茂
5
ペストについて
ペストの医学的概要と流行の背景について講義する。
講義
松井茂
6
ハンセン病と差別
ハンセン病の医学的概要と差別問題について講義する。
講義
松井茂
7
インフルエンザにつ
いて
インフルエンザの医学的概要とパンデミックについて講義する。
講義
松井茂
8
糖尿病について
糖尿病の医学的概要について講義する。
講義
松井茂
評価法 定期試験(約70%)および授業への参加度(約30%)を勘案し総合的に評価する。
基準 到達目標1から3を評価するための設問を定期試験に出題する。
教科書 講義資料を配布する。
教材 立川昭二『病気の社会史』NHKブックス
参考書 福田眞人『結核という文化』中公新書
オフィス
授業後約10分程度。メールでの質問を受け付ける。
アワー
連絡先
準備
学習
1.医学、医療のあり方は長い時代とともに変遷がみられる。それらの概略を学ぶと
準備学習として該当部分の内容に関して 履修上
ともに、ヒト(社会)との関わりについても考えて欲しい。
の
30分程度の予習を行い、用語の意味を
2.講義中の私語は講義進行の妨げになるので、私語を慎まない学生には教室か
注意点
理解をしておく。
ら退出してもらう。
-32-
看護学概論
Fundamentals of Nursing
学年
1学年
分野
専門
必修
単位数
1単位
30時間
時間数
前期
金・4時限
開講
評価
担当
三吉 友美子(看・教) 教員
科目
概要
本科目は看護学の入り口に位置し、専門領域を学ぶ上の土台となる。「看護とは何か」を考えるための材料を多様な側面から提供す
る。一例としては、看護の現状を知ってもらえるように、臨床現場の具体例を取り入れた授業を行う。最終的に、看護学に興味・関心を
もってもらえることをめざす。また、看護学の学び方を知る機会を提供する。
到達
目標
1)看護の概念および看護の機能、看護の対象についての理解を深め、その学習内容を基にして自己の看護観を述べることができる。
2)看護活動における倫理問題と人間擁護の重要性を理解できる。
3)総合保健医療の中での看護の機能と役割および専門性を理解できる。
4)看護とは何かを追及する姿勢をもつことができる。
み よ し
ゆ
み
こ
テーマ
No.
担当
必選
ま
の
けいこ
いしかわ
え み
こ じ ま
な お こ
眞野 惠子(病1・看)、石川 恵美(病2・看)、小島 菜保子(地・訪)
授業内容
看護とは何か、看護学を学ぶ上の特徴、看護学生としての立ち位置を学ぶ。また授
業の受け方の確認をする。提示された課題を通してレポートの書き方を学ぶ。
形式
担当教員
講義
三吉友美子
1
看護学の学び方
2
看護の理念・定義
言葉から看護の意味を問う。定義や理念、看護の要素
講義
三吉友美子
3
看護実践のための
基準
免許と看護業務、看護実践の職業的及び法的規制
講義
三吉友美子
4
医療・看護現場の動
現代社会における医療事情(医療事故、職種、患者の特性など)
向
講義
眞野惠子
5
在宅療養の側面から 地域で生活する人々の健康、地域での療養生活、地域での医療・福祉サービス、多
看護を考える
職種連携の特徴
講義
小島菜保子
6
看護の対象者である
生活者としての人間、個人・家族・地域社会との係わり、健康障害をもつ対象の理解
人間
講義
三吉友美子
7
健康の側面から看護
健康、病気、ウエルネス(安寧)の定義、健康と病気
を考える
講義
三吉友美子
8
ライフサイクルと健康 成長・発達の概念、小児期から成人期の概念、老年期の概念
講義
三吉友美子
9
保健・医療・福祉シ
ステム
講義
小島菜保子
10
看護の歴史から看護
看護の歴史的変遷、ナイチンゲールと近代看護
を考える①
講義
三吉友美子
11
看護の歴史から看護
第二次世界大戦後の看護の歴史、看護学の発展、21世紀における看護のあり方
を考える②
講義
三吉友美子
12
倫理的側面から看
護を考える
講義
三吉友美子
13
法的側面から看護を
医療事故における法的責任、看護実践に影響を及ぼす法律
考える
講義
石川恵美
14
看護とは何かについ
他者の意見をきいて看護についての考えを深める
て考える
演習
三吉友美子
15
まとめ
講義
三吉友美子
保健・医療・福祉の概念、保健・医療・福祉サービス提供の場のタイプ、保健・医療・
福祉チーム、協働
倫理原則、看護者の倫理綱領、ICN 看護師の倫理綱領
上記内容の総まとめ及び復習
評価法:定期試験70%、課題レポート20%、授業への参加度10%
評価法
基準:定期試験は、到達目標の到達度を計るため授業内容全般から出題する。課題レポートは課題に対する取り組み姿勢と他者にわ
基準
かる文章で自分の考えを述べているかを基準に評価する。
教科書
フロレンス・ナイチンゲール「看護覚え書き -看護であること
志自岐康子ら「ナーシング・グラフィカ基礎看護学①看護学概 教材 看護でないこと」現代社
参考書 ヴァージニア・ヘンダーソン「看護の基本となるもの」日本看護
論」メディカ出版
協会出版会
三吉は生涯セ2-6F-601に月曜日と水曜日の12:10~13:00
オフィス
にいます。また、授業前後とメールでの質問も受け付けます。 連絡先
アワー
三吉以外は授業終了後10分とします。
準備
学習
1.授業前にシラバスを確認し、教科書の
該当する部分を読んできて下さい。
2.授業後には、再び教科書の授業に該
当する部分を読みポイントをまとめるな
ど、20分程度の復習をしてください。
1.授業内容と看護実践との関連を意識して取り組んで下さい。
履修上
2.教科書以外の図書にも自己啓発や、看護に役立つ本がたくさんあります。専門
の
分野以外の本もたくさん読んで下さい。
注意点
3.課題の提出期限は厳守するようにして下さい。
-33-
対人コミュニケーション
Interpersonal Communication
学年
評価
担当
1学年
専門
分野
みながわ あ つ こ
皆川 敦子(看・准)
担当
教員
必選
必修
1単位
単位数
おかじま の り こ
しゃもと い く え
ひ ろ せ だいすけ
に し だ ひろし
時間数
15時間
うめむ ら け い こ
前期
金・3時限
開講
ばん つねひこ
岡島 規子(看・講)、社本 生衣(看・講)、梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)
まえだ かずし
ふ く まる あ さ よ
廣瀬 大輔(看・手)、西田 洋(病1・看)、前田 和志(病1・看)、福丸 麻代(病1・看)
ひらの
み ほ
た の
ま
さ
み
平野 美保(病1・看)、田野 真佐実(病1・看)
科目
概要
対人関係の基盤となるコミュニケーションの基礎について講義する。さらに看護の対象との援助的な人間関係を形成するためのコミュ
ニケーション技法についても講義する。本授業では、臨床場面における具体的な例題のロールプレイングを通して、看護専門職者とし
て適切なコミュニケーションのあり方について説明しコミュニケーションスキルの習得を支援する。
到達
目標
1.看護におけるコミュニケーションの意義を述べることができる。
2.援助的人間関係を成立させる要因を述べることができる。
3.信頼感を高めるコミュニケーションの方法を述べることができる。
4.臨床場面における効果的なコミュニケーション技法の活用方法を述べることができる。
No.
テーマ
1
コミュニケーションと
は
2
授業内容
形式
担当教員
コミュニケーションとは
コミュニケーションの構成要素
言語的コミュニケーション・非言語的コミュニケーション
講義
皆川 敦子
看護におけるコミュ
ニケーション
看護におけるコミュニケーションの意義、援助的人間関係の成立とコミュニケーション
講義
皆川 敦子
3
信頼を高めるコミュ
ニケーション①
好感・信頼感を高めるコミュニケーション
敬意を伝えるコミュニケーション
講義
皆川 敦子
4
信頼を高めるコミュ
ニケーション②
受容と共感のコミュニケーション
分かりやすい説明と同意を得るコミュニケーション
講義
皆川 敦子
5
自己理解と他者理
解
自己理解と他者理解
プロセスレコードによる場面の再構成
講義
皆川 敦子
6
臨床場面におけるコ チームワークとコミュニケーション
ミュニケーション①
臨床場面におけるカンファレンスとその実際
講義
GW
皆川、岡島、社本
梅村、坂、廣瀬
7
臨床場面におけるコ
初対面の人とのコミュニケーションの実際
ミュニケーション②
RP
皆川、岡島、社本
梅村、坂、廣瀬、
西田、前田、福丸
平野、田野
8
臨床場面におけるコ
よりよいコミュニケーションとは(グループディスカッション)
ミュニケーション③
GW
皆川、岡島、社本
梅村、坂、廣瀬
評価法:定期試験(70%)、課題レポート(20%)、受講態度(GW/RP)(10%)
評価法
基準:定期試験は到達目標1~4の理解度を計るため授業内容全般から設問を出題する。課題レポートは提出状況と求められている
基準
内容になっているかで評価する。受講態度はグループワークやロールプレイなどに対する取り組みや参加度を評価する。
教科書
麻生塾ケア・コミュニケーション研究会 編 『ケア・コミュニケー
ション』 ウイネット.
茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学
〔2〕基礎看護技術Ⅰ』 医学書院.
オフィス 昼休み時間や4時限目終了後(16:10~17:00)
アワー 合同-6F-603
準備
学習
1.次回講義予定の教科書の範囲を事前
に読んでおくこと。
諏訪茂樹 『対人援助とコミュニケーション 第2版』 中央法規.
教材 宮本真巳 『感性を磨く技法Ⅰ 看護場面の再構成』 日本看護
参考書 協会出版会.
その他必要に応じて資料配布または提示する。
連絡先
1.対人関係の基本となるコミュニケーション技術が看護実践場面で活用できるよう、日常
履修上 生活や演習場面でも意識してください。
の
2.課題は提出期限を厳守すること。期限内に提出できない場合は評価の対象とはならな
注意点 い。やむを得ない理由で提出期限に遅れる場合は、その旨を必ず申し出ること。
3.講義時に意見を求めますので、積極的に発言してください。
-34-
基本看護技術Ⅰ【ABクラス】
Basic Nursing Skills Ⅰ
学年
1学年
専門
分野
必選
必修
みながわあつこ
単位数
しゃもといくえ
2単位
60時間
時間数
うめむらけいこ
ばんつねひこ
前期(1)
木・2~4時限、土・1~2時限
開講
ひろせ だいすけ
しばさきみほ
皆川 敦子(看・准)、社本 生衣(看・講)、梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、廣瀬 大輔(看・手)、柴崎 美保(病1・看)、
たかはしすみえ
み うら しんたろう
い で あんな
いのうえあつみ
か と う たかひろ
なかにしま み
み わ ひとみ
あまの ち え
高橋 住枝(病1・看)、三浦 慎太郎(病1・看)、加藤 祟洋(病1・看)、中西 真美(病1・看)、三輪 瞳(病1・看)、天野 千笑(病1・看)、
評価
担当
おかじま
の り こ
岡島 規子(看・講)
担当
教員
こ うべ ますみ
ひらまつあさひ
ふじた か な こ
ひろおかかずや
井手 杏南(病1・看)、井上 敦美(病1・看)、河邉 真澄(病1・看)、平松 旭(病1・看)、藤田 可那子(病1・看)、廣岡 和哉(病1・看)、
きたの みお
こしやまけんと
つじちあき
なりた まなえ
ほそい ゆ か
おおた な み
北野 澪(病1・看)、腰山 健人(病1・看)、辻 千明(病1・看)、成田 愛恵(病1・看)、細井 柚伽(病1・看)、太田 奈見(病1・看)、
すみや み き
つづら さゆみ
おかむら
ふゆ
おぜき みなみ
い ば あやみ
いながきひとみ
かばしまさき
やじま み ほ
いしかわゆ い
かなまるさよこ
角谷 美紀(病1・看)、葛籠 紗弓(病1・看)、伊庭 彩美(病1・看)、稲垣 仁美(病1・看)、樺島 沙希(病1・看)、金丸 紗代子(病1・看)、
たむら
岡村 芙由(病1・看)、尾関 陽(病1・看)、田村 あかね(病1・看)、矢嶋 美穂(病1・看)、石川 結衣(病1・看)
科目
概要
到達
目標
No.
看護の対象である人間を生活者としてとらえ、人間にとっての日常生活行動の意味を理解し、対象に応じた日常生活援助を実践する
ための看護技術について講義及び演習を行う。看護場面に共通する技術、日常生活援助技術を中心として、個人及びグループでの
主体的学習により看護技術の修得を目指す。演習では、患者・看護師のロールプレイングを通して、人間の尊厳の尊重、援助的対人
関係のあり方を理解するとともに、患者、看護師双方の安全・安楽を考慮した援助方法とその根拠を学ぶ機会を提供する。
1.看護場面に共通する安全・安楽を守るための基本技術を修得する。
2.生活者である看護の対象者に対する日常生活を援助するための基本技術を修得する。
3.対象者の日常生活を援助する看護技術の根拠・原理を理解する。
4.看護技術の実践を通して人間の尊厳について理解する。
5.看護職者としてふさわしい態度を身につける。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
看護技術の学び方
2
科目ガイダンス,看護技術とは,看護技術の学修方法
講義
岡島規子
看護技術における安 ボディメカニクスの意義と原則,看護におけるボディメカニクス,
全・安楽
日常生活行動とその援助の必要性,安全・安楽・自立と看護技術
講義
岡島規子
3
基本的活動の援助
技術
基本的活動の基礎知識、
基本的活動の援助技術(体位変換・体位の保持,車いすへの移乗・移送)
講義
岡島規子
4
環境調整の援助技
術①
人間と環境、療養生活環境
講義
皆川敦子
5
環境調整の援助技
術②
療養環境調整の必要性と援助技術
講義
皆川敦子
6
基本的活動の援助
技術②
体位変換,移乗・移送(車いす)の援助技術の実際
演習
岡島,皆川,社本,梅村
坂,廣瀬,柴崎,高橋
三浦,加藤,中西,三輪
7
活動・運動の援助技 活動・運動の意義と基礎知識、活動・運動の援助技術、
術
移動・移送の援助技術(歩行・ストレッチャー)
講義
岡島規子
8
感染防止の技術①
感染防止の基礎知識、スタンダードプリコーション
講義
岡島規子
9
環境調整の援助技
術③
ベッドメーキング技術の実際①
演習
皆川,岡島,社本,梅村
坂,廣瀬,天野,井手
井上,河邉,平松,藤田
10
睡眠・休息の援助技
睡眠・休息の意義と生理学的メカニズム、睡眠・休息の援助技術
術
講義
岡島規子
11
感染防止の技術②
感染防止技術の実際(手指衛生,個人防護用具の着脱)
演習
岡島,皆川,社本,梅村
坂,廣瀬,柴崎,高橋
三浦,加藤,中西,三輪
12
環境調整の援助技
術④
リネン交換の援助技術の実際
演習
皆川,岡島,社本,梅村
坂,廣瀬,柴崎,高橋
三浦,加藤,中西,三輪
13
食事の援助技術①
食事・栄養の意義と基礎知識、食事行動の援助技術
講義
岡島規子
14
清潔の援助技術①
清潔援助の基礎知識、清潔の援助技術①(洗髪・口腔ケア)
講義
岡島規子
15
バイタルサイン測定
の技術①
バイタルサインとは、バイタルサイン測定の意義と基礎知識
講義
岡島規子
評価法:定期試験60%、技術テスト10%、レポートなどの提出物10%、受講態度20%(講義・演習への参加度10%、技術向上への取り組み成果10%)を総合して評価す
評価法 る。
基準:到達目標の達成度を測るため、定期試験では講義・演習で説明した重要事項について出題する。また、技術テストでは出題した看護技術項目における受験
基準 者の実践から看護技術達成度を観る。レポートなどの提出物においては、演習の事前・事後に課題を提示し、提出状況や作成した課題の内容から評価する。さら
に、受講態度においては、講義・演習などに対する参加度、及び技術向上への取り組みの成果を評価する。
教科書
1)茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔2〕 基礎看護
技術Ⅰ』 医学書院.
2)任和子ら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔3〕 基礎看護技術 教材
Ⅱ』 医学書院.
参考書
3)三上れつ、小松万喜子編『演習・実習に役立つ基礎看護技術(第4版)』
ヌーベルヒロカワ.
オフィス
岡島規子:合同-6F-607 随時
アワー
準備
学習
必要時、随時提示する。
連絡先
1.履修及び学習上の注意点は、別冊資料『基本看護技術 主体的に学ぶための演習ガイド』を確認
1.看護技術の修得においては、演習時間のみで
すること。特に、演習時は演習にふさわしい服装・身だしなみを整えられない場合、演習には参加でき
はなく、各自で学習計画を立てて、セルフトレーニ 履修上 ない場合がある。
ングを行うこと。
2.講義・演習の詳細は別途資料を配布する。
の
2.講義・演習前には、事前学習として学習内容に 注意点 3.演習の補講は原則として実施しない。やむを得ず欠席した場合は、教員に申し出て指示に従うこ
関する資料と教科書をよく読んで参加すること。
と。
4.技術テストの合格は、基礎看護学実習Ⅰ履修の条件である。
-35-
基本看護技術Ⅰ【CDクラス】
Basic Nursing Skills Ⅰ
学年
1学年
専門
分野
必選
必修
みながわあつこ
単位数
しゃもといくえ
2単位
60時間
時間数
うめむらけいこ
ばんつねひこ
前期(1)
木・2~4時限、土・1~2時限
開講
ひろせ だいすけ
しばさきみほ
皆川 敦子(看・准)、社本 生衣(看・講)、梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、廣瀬 大輔(看・手)、柴崎 美保(病1・看)、
たかはしすみえ
み うら しんたろう
い で あんな
いのうえあつみ
か と う たかひろ
なかにしま み
み わ ひとみ
あまの ち え
高橋 住枝(病1・看)、三浦 慎太郎(病1・看)、加藤 祟洋(病1・看)、中西 真美(病1・看)、三輪 瞳(病1・看)、天野 千笑(病1・看)、
評価
担当
おかじま
の り こ
岡島 規子(看・講)
担当
教員
こ うべ ますみ
ひらまつあさひ
ふじた か な こ
ひろおかかずや
井手 杏南(病1・看)、井上 敦美(病1・看)、河邉 真澄(病1・看)、平松 旭(病1・看)、藤田 可那子(病1・看)、廣岡 和哉(病1・看)、
きたの みお
こしやまけんと
つじちあき
なりた まなえ
ほそい ゆ か
おおた な み
北野 澪(病1・看)、腰山 健人(病1・看)、辻 千明(病1・看)、成田 愛恵(病1・看)、細井 柚伽(病1・看)、太田 奈見(病1・看)、
すみや み き
つづら さゆみ
おかむら
ふゆ
おぜき みなみ
い ば あやみ
いながきひとみ
かばしまさき
やじま み ほ
いしかわゆ い
かなまるさよこ
角谷 美紀(病1・看)、葛籠 紗弓(病1・看)、伊庭 彩美(病1・看)、稲垣 仁美(病1・看)、樺島 沙希(病1・看)、金丸 紗代子(病1・看)、
たむら
岡村 芙由(病1・看)、尾関 陽(病1・看)、田村 あかね(病1・看)、矢嶋 美穂(病1・看)、石川 結衣(病1・看)
科目
概要
到達
目標
No.
看護の対象である人間を生活者としてとらえ、人間にとっての日常生活行動の意味を理解し、対象に応じた日常生活援助を実践する
ための看護技術について講義及び演習を行う。看護場面に共通する技術、日常生活援助技術を中心として、個人及びグループでの
主体的学習により看護技術の修得を目指す。演習では、患者・看護師のロールプレイングを通して、人間の尊厳の尊重、援助的対人
関係のあり方を理解するとともに、患者、看護師双方の安全・安楽を考慮した援助方法とその根拠を学ぶ機会を提供する。
1.看護場面に共通する安全・安楽を守るための基本技術を修得する。
2.生活者である看護の対象者に対する日常生活を援助するための基本技術を修得する。
3.対象者の日常生活を援助する看護技術の根拠・原理を理解する。
4.看護技術の実践を通して人間の尊厳について理解する。
5.看護職者としてふさわしい態度を身につける。
テーマ
授業内容
科目ガイダンス,看護技術とは,看護技術の学修方法
形式
担当教員
講義
岡島規子
1
看護技術の学び方
2
看護技術における安 ボディメカニクスの意義と原則,看護におけるボディメカニクス,
全・安楽
日常生活行動とその援助の必要性,安全・安楽・自立と看護技術
講義
岡島規子
3
基本的活動の援助
技術
基本的活動の基礎知識、
基本的活動の援助技術(体位変換・体位の保持,車いすへの移乗・移送)
講義
岡島規子
4
環境調整の援助技
術①
人間と環境、療養生活環境
講義
皆川敦子
5
環境調整の援助技
術②
療養環境調整の必要性と援助技術
講義
皆川敦子
6
基本的活動の援助
技術②
体位変換,移乗・移送(車いす)の援助技術の実際
演習
岡島,皆川,社本,梅村
坂,廣瀬,柴崎,高橋
三浦,加藤,中西,三輪
7
活動・運動の援助技 活動・運動の意義と基礎知識、活動・運動の援助技術、
術
移動・移送の援助技術(歩行・ストレッチャー)
講義
岡島規子
8
感染防止の技術①
感染防止の基礎知識、スタンダードプリコーション
講義
岡島規子
9
環境調整の援助技
術③
ベッドメーキング技術の実際①
演習
皆川,岡島,社本,梅村
坂,廣瀬,天野,井手
井上,河邉,平松,藤田
10
睡眠・休息の援助技
睡眠・休息の意義と生理学的メカニズム、睡眠・休息の援助技術
術
講義
岡島規子
11
環境調整の援助技
術④
リネン交換の援助技術の実際
演習
岡島,皆川,社本,梅村
坂,廣瀬,柴崎,高橋
三浦,加藤,中西,三輪
12
感染防止の技術②
感染防止技術の実際(手指衛生,個人防護用具の着脱)
演習
皆川,岡島,社本,梅村
坂,廣瀬,柴崎,高橋
三浦,加藤,中西,三輪
13
食事の援助技術①
食事・栄養の意義と基礎知識、食事行動の援助技術
講義
岡島規子
14
清潔の援助技術①
清潔援助の基礎知識、清潔の援助技術①(洗髪・口腔ケア)
講義
岡島規子
15
バイタルサイン測定
の技術①
バイタルサインとは、バイタルサイン測定の意義と基礎知識
講義
岡島規子
評価法:定期試験60%、技術テスト10%、レポートなどの提出物10%、受講態度20%(講義・演習への参加度10%、技術向上への取り組み成果10%)を総合して評価す
評価法 る。
基準:到達目標の達成度を測るため、定期試験では講義・演習で説明した重要事項について出題する。また、技術テストでは出題した看護技術項目における受験
基準 者の実践から看護技術達成度を観る。レポートなどの提出物においては、演習の事前・事後に課題を提示し、提出状況や作成した課題の内容から評価する。さら
に、受講態度においては、講義・演習などに対する参加度、及び技術向上への取り組みの成果を評価する。
教科書
1)茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔2〕 基礎看護
技術Ⅰ』 医学書院.
2)任和子ら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔3〕 基礎看護技術 教材
Ⅱ』 医学書院.
参考書
3)三上れつ、小松万喜子編『演習・実習に役立つ基礎看護技術(第4版)』
ヌーベルヒロカワ.
オフィス
岡島規子:合同-6F-607 随時
アワー
準備
学習
必要時、随時提示する。
連絡先
1.履修及び学習上の注意点は、別冊資料『基本看護技術 主体的に学ぶための演習ガイド』を確認
1.看護技術の修得においては、演習時間のみで
すること。特に、演習時は演習にふさわしい服装・身だしなみを整えられない場合、演習には参加でき
はなく、各自で学習計画を立てて、セルフトレーニ 履修上 ない場合がある。
ングを行うこと。
2.講義・演習の詳細は別途資料を配布する。
の
2.講義・演習前には、事前学習として学習内容に 注意点 3.演習の補講は原則として実施しない。やむを得ず欠席した場合は、教員に申し出て指示に従うこ
関する資料と教科書をよく読んで参加すること。
と。
4.技術テストの合格は、基礎看護学実習Ⅰ履修の条件である。
-36-
基本看護技術Ⅰ【ABクラス】
Basic Nursing Skills Ⅰ
学年
1学年
専門
分野
必選
みながわあつこ
必修
単位数
しゃもといくえ
2単位
60時間
時間数
うめむらけいこ
ばんつねひこ
前期(1)
木・2~4時限、土・1~2時限
開講
ひろせ だいすけ
しばさきみほ
皆川 敦子(看・准)、社本 生衣(看・講)、梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、廣瀬 大輔(看・手)、柴崎 美保(病1・看)、
たかはしすみえ
み うら しんたろう
い で あんな
いのうえあつみ
か と う たかひろ
なかにしま み
み わ ひとみ
あまの ち え
高橋 住枝(病1・看)、三浦 慎太郎(病1・看)、加藤 祟洋(病1・看)、中西 真美(病1・看)、三輪 瞳(病1・看)、天野 千笑(病1・看)、
評価
担当
おかじま
の り こ
岡島 規子(看・講)
担当
教員
こ うべ ますみ
ひらまつあさひ
ふじた か な こ
ひろおかかずや
井手 杏南(病1・看)、井上 敦美(病1・看)、河邉 真澄(病1・看)、平松 旭(病1・看)、藤田 可那子(病1・看)、廣岡 和哉(病1・看)、
きたの みお
こしやまけんと
つじちあき
なりた まなえ
ほそい ゆ か
おおた な み
北野 澪(病1・看)、腰山 健人(病1・看)、辻 千明(病1・看)、成田 愛恵(病1・看)、細井 柚伽(病1・看)、太田 奈見(病1・看)、
すみや み き
つづら さゆみ
おかむら
ふゆ
おぜき みなみ
い ば あやみ
いながきひとみ
かばしまさき
やじま み ほ
いしかわゆ い
かなまるさよこ
角谷 美紀(病1・看)、葛籠 紗弓(病1・看)、伊庭 彩美(病1・看)、稲垣 仁美(病1・看)、樺島 沙希(病1・看)、金丸 紗代子(病1・看)、
たむら
岡村 芙由(病1・看)、尾関 陽(病1・看)、田村 あかね(病1・看)、矢嶋 美穂(病1・看)、石川 結衣(病1・看)
科目
概要
到達
目標
No.
16
看護の対象である人間を生活者としてとらえ、人間にとっての日常生活行動の意味を理解し、対象に応じた日常生活援助を実践する
ための看護技術について講義及び演習を行う。看護場面に共通する技術、日常生活援助技術を中心として、個人及びグループでの
主体的学習により看護技術の修得を目指す。演習では、患者・看護師のロールプレイングを通して、人間の尊厳の尊重、援助的対人
関係のあり方を理解するとともに、患者、看護師双方の安全・安楽を考慮した援助方法とその根拠を学ぶ機会を提供する。
1.看護場面に共通する安全・安楽を守るための基本技術を修得する。
2.生活者である看護の対象者に対する日常生活を援助するための基本技術を修得する。
3.対象者の日常生活を援助する看護技術の根拠・原理を理解する。
4.看護技術の実践を通して人間の尊厳について理解する。
5.看護職者としてふさわしい態度を身につける。
テーマ
授業内容
バイタルサイン測定
バイタルサイン測定の技術
の技術②
形式
担当教員
講義
岡島規子
17
環境調整の援助技
術⑤
ベッドメーキング技術の実際②
演習
坂,皆川,岡島,社本,
梅村,廣瀬,天野,井手,
井上,河邉,平松,藤田
18
バイタルサイン測定
の技術③
バイタルサイン測定の実際(体温・呼吸・脈拍)
演習
岡島,皆川,社本,
梅村,坂,廣瀬,廣岡,北
野,腰山,辻,成田,細井
19・20
バイタルサイン測定
の技術④
バイタルサイン測定技術の実際(血圧測定)
演習
岡島,皆川,社本,
梅村,坂,廣瀬,廣岡,北
野,腰山,辻,成田,細井
21
清潔の援助技術②
清潔の援助技術②(清拭・入浴)
講義
梅村慶子
22
清潔の援助技術③
清潔援助技術の実際(洗髪)
演習
岡島,皆川,社本,
梅村,坂,廣瀬,太田
角谷,葛籠
23
食事の援助技術②
食事援助技術の実際(食事行動の援助・口腔ケア)
演習
坂,岡島,皆川,社本,
梅村,廣瀬,太田,角谷
葛籠
24
衣生活の援助技術
①
衣生活援助の基礎知識、衣生活の援助技術(寝衣交換)
講義
梅村慶子
25
排泄の援助技術①
排泄の意義、自然排尿・自然排便の基礎知識、自然排尿・自然排便の援助技術
講義
岡島規子
演習
梅村,皆川,
岡島,社本,坂,
廣瀬,稲垣,伊庭,樺島
技術テスト
演習
岡島,皆川,社本,梅村
坂,柴崎,廣岡,平松,北野,腰
山,辻,成田,細井,石川
排泄援助技術の実際(床上排泄)
演習
岡島,皆川,社本,梅村
坂,金丸,岡村,尾関
樺島,田村,矢嶋
清潔の援助技術④
26・27 衣生活の援助技術② 清潔・衣生活の援助技術の実際(全身清拭・寝衣交換)
28
技術テスト
29・30 排泄の援助技術②
評価法:定期試験60%、技術テスト10%、レポートなどの提出物10%、受講態度20%(講義・演習への参加度10%、技術向上への取り組み
成果10%)を総合して評価する。
評価法 基準:到達目標の達成度を測るため、定期試験では講義・演習で説明した重要事項について出題する。また、技術テストでは出題した
基準 看護技術項目における受験者の実践から看護技術達成度を観る。レポートなどの提出物においては、演習の事前・事後に課題を提
示し、提出状況や作成した課題の内容から評価する。さらに、受講態度においては、講義・演習などに対する参加度、及び技術向上
への取り組みの成果を評価する。
1)茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学
〔2〕 基礎看護技術Ⅰ』 医学書院.
2)任和子ら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔3〕
教材
教科書
必要時、随時提示する。
参考書
基礎看護技術Ⅱ』 医学書院.
3)三上れつ、小松万喜子編『演習・実習に役立つ基礎看護
技術(第4版)』ヌーベルヒロカワ.
オフィス
岡島規子:合同-6F-607 随時
アワー
準備
学習
連絡先
1.別冊資料『基本看護技術 主体的に学ぶための演習ガイド』を確認すること。特
1.看護技術の修得においては、演習時
に、演習時は演習にふさわしい服装・身だしなみを整えられない場合、演習には参
間のみ ではなく、各自で学習計画を立
履修上 加できない場合がある。
てて、セルフトレーニングを行うこと。
の
2.講義・演習の詳細は別途資料を配布する。
2.講義・演習前には、事前学習として学 注意点
3.演習の補講は原則として実施しない。やむを得ず欠席した場合は、教員に申し
習内容に関する資料と教科書をよく読ん
出て指示に従うこと。
で参加すること。
4.技術テストの合格は、基礎看護学実習Ⅰ履修の条件である。
-37-
基本看護技術Ⅰ【CDクラス】
Basic Nursing Skills Ⅰ
学年
1学年
専門
分野
必選
みながわあつこ
必修
単位数
しゃもといくえ
2単位
60時間
時間数
うめむらけいこ
ばんつねひこ
前期(1)
木・2~4時限、土・1~2時限
開講
ひろせ だいすけ
しばさきみほ
皆川 敦子(看・准)、社本 生衣(看・講)、梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、廣瀬 大輔(看・手)、柴崎 美保(病1・看)、
たかはしすみえ
み うら しんたろう
い で あんな
いのうえあつみ
か と う たかひろ
なかにしま み
み わ ひとみ
あまの ち え
高橋 住枝(病1・看)、三浦 慎太郎(病1・看)、加藤 祟洋(病1・看)、中西 真美(病1・看)、三輪 瞳(病1・看)、天野 千笑(病1・看)、
評価
担当
おかじま
の り こ
岡島 規子(看・講)
担当
教員
こ うべ ますみ
ひらまつあさひ
ふじた か な こ
ひろおかかずや
井手 杏南(病1・看)、井上 敦美(病1・看)、河邉 真澄(病1・看)、平松 旭(病1・看)、藤田 可那子(病1・看)、廣岡 和哉(病1・看)、
きたの みお
こしやまけんと
つじちあき
なりた まなえ
ほそい ゆ か
おおた な み
北野 澪(病1・看)、腰山 健人(病1・看)、辻 千明(病1・看)、成田 愛恵(病1・看)、細井 柚伽(病1・看)、太田 奈見(病1・看)、
すみや み き
つづら さゆみ
おかむら
ふゆ
おぜき みなみ
い ば あやみ
いながきひとみ
かばしまさき
やじま み ほ
いしかわゆ い
かなまるさよこ
角谷 美紀(病1・看)、葛籠 紗弓(病1・看)、伊庭 彩美(病1・看)、稲垣 仁美(病1・看)、樺島 沙希(病1・看)、金丸 紗代子(病1・看)、
たむら
岡村 芙由(病1・看)、尾関 陽(病1・看)、田村 あかね(病1・看)、矢嶋 美穂(病1・看)、石川 結衣(病1・看)
科目
概要
到達
目標
No.
16
看護の対象である人間を生活者としてとらえ、人間にとっての日常生活行動の意味を理解し、対象に応じた日常生活援助を実践する
ための看護技術について講義及び演習を行う。看護場面に共通する技術、日常生活援助技術を中心として、個人及びグループでの
主体的学習により看護技術の修得を目指す。演習では、患者・看護師のロールプレイングを通して、人間の尊厳の尊重、援助的対人
関係のあり方を理解するとともに、患者、看護師双方の安全・安楽を考慮した援助方法とその根拠を学ぶ機会を提供する。
1.看護場面に共通する安全・安楽を守るための基本技術を修得する。
2.生活者である看護の対象者に対する日常生活を援助するための基本技術を修得する。
3.対象者の日常生活を援助する看護技術の根拠・原理を理解する。
4.看護技術の実践を通して人間の尊厳について理解する。
5.看護職者としてふさわしい態度を身につける。
テーマ
授業内容
バイタルサイン測定
バイタルサイン測定の技術
の技術②
形式
担当教員
講義
岡島規子
17
環境調整の援助技
術⑤
ベッドメーキング技術の実際②
演習
坂,皆川,岡島,社本,
梅村,廣瀬,天野,井手,
井上,河邉,平松,藤田
18
バイタルサイン測定
の技術③
バイタルサイン測定の実際(体温・呼吸・脈拍)
演習
岡島,皆川,社本,
梅村,坂,廣瀬,廣岡,北
野,腰山,辻,成田,細井
19・20
バイタルサイン測定
の技術④
バイタルサイン測定技術の実際(血圧測定)
演習
岡島,皆川,社本,
梅村,坂,廣瀬,廣岡,北
野,腰山,辻,成田,細井
21
清潔の援助技術②
清潔の援助技術(清拭・入浴)
講義
梅村慶子
22
衣生活の援助技術
①
衣生活援助の基礎知識、衣生活の援助技術(寝衣交換)
講義
梅村慶子
23
清潔の援助技術③
清潔援助技術の実際(洗髪)
演習
岡島,皆川,社本,
梅村,坂,廣瀬,太田,角
谷,葛籠
24
食事の援助技術②
食事援助技術の実際(食事行動の援助・口腔ケア)
演習
坂,岡島,皆川,社本,
梅村,廣瀬,太田,角谷,
葛籠
25
排泄の援助技術①
排泄の意義、自然排尿・自然排便の基礎知識、自然排尿・自然排便の援助技術
講義
岡島規子
演習
梅村,皆川,
岡島,社本,坂,
廣瀬,稲垣,伊庭,樺島
技術テスト
演習
岡島,皆川,社本,梅村
坂,柴崎,廣岡,平松,北野,腰
山,辻,成田,細井,石川
排泄援助技術の実際(床上排泄)
演習
岡島,皆川,社本,
梅村,坂,金丸,岡村,尾
関,樺島,田村,矢嶋
清潔の援助技術④
26・27 衣生活の援助技術② 清潔・衣生活の援助技術の実際(全身清拭・寝衣交換)
28
技術テスト
29・30 排泄の援助技術②
評価法:定期試験60%、技術テスト10%、レポートなどの提出物10%、受講態度20%(講義・演習への参加度10%、技術向上への取り組み
成果10%)を総合して評価する。
評価法 基準:到達目標の達成度を測るため、定期試験では講義・演習で説明した重要事項について出題する。また、技術テストでは出題した
基準 看護技術項目における受験者の実践から看護技術達成度を観る。レポートなどの提出物においては、演習の事前・事後に課題を提
示し、提出状況や作成した課題の内容から評価する。さらに、受講態度においては、講義・演習などに対する参加度、及び技術向上
への取り組みの成果を評価する。
1)茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学
〔2〕 基礎看護技術Ⅰ』 医学書院.
2)任和子ら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔3〕
教材
教科書
必要時、随時提示する。
参考書
基礎看護技術Ⅱ』 医学書院.
3)三上れつ、小松万喜子編『演習・実習に役立つ基礎看護
技術(第4版)』ヌーベルヒロカワ.
オフィス
岡島規子:合同-6F-607 随時
アワー
準備
学習
連絡先
1.履修及び学習上の注意点は、別冊資料『基本看護技術 主体的に学ぶための
1.看護技術の修得においては、演習時
演習ガイド』を確認すること。特に、演習時は演習にふさわしい服装・身だしなみを
間のみ ではなく、各自で学習計画を立
履修上 整えられない場合、演習には参加できない場合がある。
てて、セルフトレーニングを行うこと。
の
2.講義・演習の詳細は別途資料を配布する。
2.講義・演習前には、事前学習として学 注意点
3.演習の補講は原則として実施しない。やむを得ず欠席した場合は、教員に申し
習内容に関する資料と教科書をよく読ん
出て指示に従うこと。
で参加すること。
4.技術テストの合格は、基礎看護学実習Ⅰ履修の条件である。
-38-
基本看護技術Ⅱ
Basic Nursing Skills Ⅱ
学年
1学年
専門
分野
必選
必修
みながわあつこ
単位数
2単位
おかじま のりこ
時間数
うめむら け い こ
60時間
ばん つねひこ
後期(1)
木・3~4時限
開講
ひろせ だいすけ
皆川 敦子(看・准)、岡島 規子(看・講)、梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、 廣瀬 大輔(看・手)、
ふるはしのりあき
評価
担当
しゃもと
い く え
社本 生衣(看・講)
担当
教員
や の さおり
はりなが ち ほ
なかね よ し み
く ぼ た ふみの
古橋 憲明(病1・看)、矢野 沙織(病1・看)、播永 千穂(病1・看)、中根 佳美(病1・看)、久保田 文乃(病1・看)、
あさくらるい
の だ
たけうち た く や
なが い ひ ろ き
ゆ い
いまむら ゆ か
むらまつけ いた
あ さ の りょう
もりもと な お き
くまだ しおり
朝倉瑠依(病1・看)、野田 祐衣(病1・看)、浅野 亮(病1・看)、森本 直樹(病1・看)、熊田 汐里(病1・看)、
いしたにとものり
いいじま か お り
か と う よしろう
嶽内 卓哉(病1・看)、永井 大貴(病1・看)、石谷 朋紀(病1・看)、飯島 香織(病1・看)、加藤 吉朗(病1・看)、
今村 友香(病1・看)、村松 恵多(病1・看)
科目
概要
到達
目標
No.
本授業では、基本看護技術Ⅰで学んだ看護場面に共通する技術、日常生活援助技術を活用しつつ、診療に伴う援助を実施する上
で必要な専門的知識について講義し、さらに技術を習得できるよう演習を行う。その過程で、対象の安全・安楽を重視し、根拠に基づ
いた援助のあり方をについて説明する。技術演習では、患者・看護師のロールプレイングを通して、人間の尊厳を敬い、援助的対人関
係を理解するとともに、患者・看護師双方の安全・安楽を考慮した援助方法を習得できるよう支援する。また、その根拠や原理について
考えられるよう説明を行う。
1.診療に伴う援助に関する基礎知識を述べることができる。
2. 診療に伴う援助を安全・安楽に実施するための基本技術を習得する。
3.診療に伴う援助を実施するための根拠・原理を理解する。
4.看護技術の学修を通して主体的・探求的な学修態度を身につける。
5.看護職者にふさわしい態度を身につける。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
無菌操作①
無菌操作に必要な基礎知識
講義
社本生衣
2
無菌操作②
無菌操作の実際
演習
社本,皆川,岡島,
梅村,坂,廣瀬
3・4
排泄困難への援助
①
浣腸法に必要な基礎知識〔陰部洗浄の技術含む)
導尿法に必要な基礎知識
講義
皆川敦子
5・6
排泄困難への援助
②
浣腸法、陰部洗浄の実際、
演習
皆川,岡島,社本
坂,梅村,廣瀬
古橋,矢野,播永
7・8
排泄困難への援助
③
導尿法の実際
演習
皆川,岡島,社本
梅村,坂,廣瀬
古橋,矢野,播永
9・10
与薬①
与薬に必要な基礎知識
経管栄養、経口与薬、吸入、点眼、経皮的与薬、直腸内与薬に必要な基礎知識
講義
社本生衣
11・12 与薬②
注射法に必要な基礎知識
講義
社本生衣
13・14 与薬③
注射法の準備の実際
演習
社本,皆川,岡島,
梅村,坂,廣瀬,中根,
久保田,朝倉,野田,
浅野,森本,熊田
15・16 与薬④
1G:筋肉注射法の実際
2G:点滴静脈注射法の実際
演習
社本,皆川,岡島,
梅村,坂,廣瀬,中根,
久保田,朝倉,野田,
浅野,森本,熊田
17・18 与薬⑤
1G:点滴静脈注射法の実際
2G:筋肉注射法の実際
演習
社本,皆川,岡島,
梅村,坂,廣瀬,中根,
久保田,朝倉田,野田,
浅野,森本,熊田
定期試験80%、技術テスト10%、提出物10%
評価法
到達目標1,3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
基準
到達目標2,4,5の到達度を計るための技術テストを実施する。
茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学
〔2〕基礎看護技術Ⅰ』 医学書院.
教科書
任和子ら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔3〕基
礎看護技術Ⅱ』 医学書院.
教材
必要に応じて提示する。または、プリントで配付する。
参考書
オフィス 社本:合同-6F-602
アワー
木曜日終日
連絡先
準備
学習
1.講義時は授業内容に関連した教科書
1.看護技術の修得には繰り返し実施することが必要である。学習計画を立て、セル
の章を事前に読んで参加すること。
履修上 フトレーニングすること。
の
2.各演習開始前に学習内容に関する資
2.演習の詳細については別途資料を配布する.
料と教科書の関連する章をよく読んで参 注意点 3.事前学修課題の実施、評価表の評価項目内容の把握、演習技術の動画視聴を
加すること。
して演習に臨む。
-39-
基本看護技術Ⅱ
Basic Nursing Skills Ⅱ
学年
1学年
専門
分野
必選
必修
みながわあつこ
2単位
単位数
おかじま のりこ
時間数
うめむら け い こ
60時間
ばん つねひこ
後期(2)
木・3~4時限
開講
ひろせ だいすけ
皆川 敦子(看・准)、岡島 規子(看・講)、梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、 廣瀬 大輔(看・手)、
ふるはしのりあき
評価
担当
しゃもと
い く え
社本 生衣(看・講)
担当
教員
や の さおり
はりなが ち ほ
なかね よ し み
く ぼ た ふみの
古橋 憲明(病1・看)、矢野 沙織(病1・看)、播永 千穂(病1・看)、中根 佳美(病1・看)、久保田 文乃(病1・看)、
あさくらるい
の だ
たけうち た く や
なが い ひ ろ き
ゆ い
いまむら ゆ か
むらまつけ いた
あ さ の りょう
もりもと な お き
くまだ しおり
朝倉瑠依(病1・看)、野田 祐衣(病1・看)、浅野 亮(病1・看)、森本 直樹(病1・看)、熊田 汐里(病1・看)、
いしたにとものり
いいじま か お り
か と う よしろう
嶽内 卓哉(病1・看)、永井 大貴(病1・看)、石谷 朋紀(病1・看)、飯島 香織(病1・看)、加藤 吉朗(病1・看)、
今村 友香(病1・看)、村松 恵多(病1・看)
科目
概要
到達
目標
No.
本授業では、基本看護技術Ⅰで学んだ看護場面に共通する技術、日常生活援助技術を活用しつつ、診療に伴う援助を実施する上
で必要な専門的知識について講義し、さらに技術を習得できるよう演習を行う。その過程で、対象の安全・安楽を重視し、根拠に基づ
いた援助のあり方をについて説明する。技術演習では、患者・看護師のロールプレイングを通して、人間の尊厳を敬い、援助的対人関
係を理解するとともに、患者・看護師双方の安全・安楽を考慮した援助方法を習得できるよう支援する。また、その根拠や原理について
考えられるよう説明を行う。
1.診療に伴う援助に関する基礎知識を述べることができる。
2. 診療に伴う援助を安全・安楽に実施するための基本技術を習得する。
3.診療に伴う援助を実施するための根拠・原理を理解する。
4.看護技術の学修を通して主体的・探求的な学修態度を身につける。
5.看護職者にふさわしい態度を身につける。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
19・20
検査・検体採取の介
検査・検体採取の介助に必要な基礎知識
助
講義
岡島 規子
21・22
検査・検体採取の介
採血の実際
助
演習
社本,皆川,岡島,
梅村,坂,廣瀬,中根,
久保田,朝倉,野田,
浅野,森本,熊田
23
罨法①
罨法(コンフォートンケアも含む)
講義
社本生衣
24
包帯法
包帯に必要な基礎知識
講義
岡島 規子
25
26・27
技術テスト
技術テスト
演習
岡島,社本,皆川,坂,
梅村,廣瀬,嶽内,
永井,石谷,飯島,
加藤,今村,村松
安楽な呼吸への援
助
吸入・吸引に必要な基礎知識
講義
梅村慶子
演習
岡島,社本,皆川,坂,
梅村,廣瀬,嶽内,
永井,石谷,飯島,
加藤,今村,村松
演習
社本,皆川,岡島,
梅村,坂,廣瀬
28.29 酸素吸入・気道吸引 酸素吸入法・気道吸引(口腔・鼻腔・気管内)の実際
30
罨法②
罨法(コンフォートケアも含む)の実際
定期試験80%、技術テスト10%、提出物10%
評価法
到達目標1,3の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
基準
到達目標2,4,5の到達度を計るための技術テストを実施する。
教科書
茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学
〔2〕基礎看護技術Ⅰ』 医学書院.
任和子ら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学〔3〕基
礎看護技術Ⅱ』 医学書院.
オフィス 社本:合同-6F-602
アワー
木曜日終日
準備
学習
教材
必要に応じて提示する。または、プリントで配付する。
参考書
連絡先
1.講義時は授業内容に関連した教科書
1.看護技術の修得には繰り返し実施することが必要である。学習計画を立て、セル
の章を事前に読んで参加すること。
履修上 フトレーニングすること。
の
2.各演習開始前に学習内容に関する資
2.演習の詳細については別途資料を配布する.
料と教科書の関連する章をよく読んで参 注意点 3.事前学修課題の実施、評価表の評価項目内容の把握、演習技術の動画視聴を
加すること。
して演習に臨む。
-40-
看護過程展開論Ⅰ
Nursing Processes Ⅰ
学年
評価
担当
1学年
専門
分野
みながわ あ つ こ
皆川 敦子(看・准)
担当
教員
必選
必修
単位数
おかじま の り こ
しゃもと
1単位
時間数
いく え
30時間
うめむ ら け い こ
後期
月・1時限
開講
ばん
つねひこ
岡島 規子(看・講)、社本 生衣(看・講)、 梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、
ひ ろ せ だいすけ
廣瀬 大輔(看・手)
科目
概要
看護を系統的に実践するための思考過程について講義する。その学習過程において、看護観および人間観を振り返るとともに、論理
的な思考力と判断力を身につけられるように関わる。看護過程は、実習の基盤となる思考過程であるため、事例学習を用いて個人
ワークやグループワークでのグループディスカッションを通して問題解決思考を習得できるよう支援する。
到達
目標
1.看護過程の思考プロセスを述べることができる。
2.アセスメントの仕方を説明することができる。
3.看護問題を構成する要素を述べることができる。
4.看護計画に必要な要素を述べることができる。
5. 看護過程における評価の視点を述べることができる。
6. 主体的および計画的な学習姿勢を身につけることができる。
No.
テーマ
授業内容
看護過程とは、看護過程の構成要素(段階)、問題解決過程、クリティカルシンキン
グ
形式
担当教員
講義
皆川 敦子
1
看護過程の概念
2
アセスメントの枠組
み
ゴードンの機能的健康パターンと中範囲理論の活用
スクリーニングとフォーカスアセスメント、データの種類
講義
皆川 敦子
3
アセスメント(データ
収集・確認・整理)
分析のめざすもの、分析の3つの視点、分析の仕方
データの整理(個人ワーク)
講義
皆川 敦子
4
パターン別にみたア 栄養-代謝、排泄パターンの分析のポイント
セスメント①
栄養-代謝、排泄パターンの情報の解釈と分析(個人ワーク)
講義
皆川 敦子
5
アセスメントの実際
①
GW
皆川、岡島、社本
梅村、坂、廣瀬
6
パターン別にみたア 活動-運動、睡眠-休息、認知-知覚パターンの分析のポイント
セスメント②
活動-運動、睡眠-休息、認知-知覚パターンの情報の解釈と分析(個人ワーク)
講義
皆川 敦子
7
アセスメントの実際
②
GW
皆川、岡島、社本
梅村、坂、廣瀬
8
パターン別にみたア
健康知覚-健康管理、役割-関係、コーピング-ストレス耐性パターンの情報の解釈と分析
セスメント③
講義
皆川 敦子
9
パターン別にみたア
セスメント④
講義
皆川 敦子
10
アセスメントの実際
③
GW
皆川、岡島、社本
梅村、坂、廣瀬
11
統合・看護問題の明 統合の必要性、統合の仕方
確化
看護問題の明確化、優先順位の考え方
講義
皆川 敦子
12
統合・看護問題の明
統合、看護問題の明確化、優先順位の考え方(グループディスカッション)
確化の実際
GW
皆川、岡島、社本
梅村、坂、廣瀬
13
看護計画①
目標を立てる意味、看護問題と看護計画の関連性、看護計画の3側面、看護計画の
立案
講義
皆川 敦子
14
実施と評価
看護計画の実施と評価
講義
皆川 敦子
15
看護過程のまとめ
看護過程のまとめ
ピア評価
講義
演習
皆川、坂、廣瀬
栄養-代謝、排泄の情報の解釈と分析(グループディスカッション)
活動-運動、睡眠-休息、認知-知覚パターンの情報の解釈と分析(グループディス
カッション)
健康知覚-健康管理、役割-関係、コーピング-ストレス耐性パターンの分析のポイント
(グループディスカッション)
自己知覚-自己概念、セクシュアリティ-生殖、価値-信念パターンの分析のポイント
自己知覚-自己概念、セクシュアリティ-生殖、価値-信念パターンの情報の解釈と分析
(個人ワーク)
健康知覚-健康管理、自己知覚-自己概念、役割-関係、セクシュアリティ-生殖、コーピン
グ-ストレス耐性、価値-信念パターンの情報の解釈と分析(グループディスカッション)
評価法:定期試験(60%)、事例課題(30%)、グループワークへの貢献度(10%)
評価法
基準:定期試験は到達目標1~5の理解度を計るために授業内容全般から設問を出題する。事例課題は提出状況と課題の達成度から
基準
評価する。グループワークへの貢献度は、グループワークでのディスカッション中の発言や参加度などから評価する。
茂野香おるら 『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学
〔2〕基礎看護技術Ⅰ』 医学書院.
教科書
マージョリー・ゴードン 『ゴードン博士の看護診断アセスメント
指針 よくわかる機能的健康パターン』 照林社.
教材 佐藤栄子編 『事例を通してやさしく学ぶ中範囲理論入門』 日総研
日本看護診断学会監訳 『NANDA-I看護診断 定義と分類』 医学書院
参考書 高木永子 『看護過程に沿った対症看護 病態生理と看護のポイント』 学研
オフィス 昼休み時間や4時限目終了後(16:10~17:00)
アワー 合同-6F-603
連絡先
準備
学習
1.教科書の次回授業範囲を事前に読ん
1.事例学習における個人ワークは、課題として適宜提出を求める。学生が主体的・
履修上
でおくこと。
計画的に学習を進めること。
の
2.毎回授業の最初に前回授業内容に係
2.グループワークへの参加は課題である個人ワークを完成させていることを必須と
注意点
る質問をするので復習しておくこと。
する。
-41-
基礎看護学実習Ⅰ
Practicum : Basic Nursing Ⅰ
学年
評価
担当
1学年
おかじま
専門
分野
の り こ
岡島 規子(看・講)
担当
教員
必選
みよし
必修
ゆ み こ
1単位
単位数
みながわ あ つ こ
時間数
ふくもと
45時間
ゆ み こ
開講
後期
月~金・1~5時限
し ゃ も と いくえ
三吉 友美子(看・教)、皆川 敦子(看・准)、福本 由美子(看・講)、社本 生衣(看・講)、
うめむ ら け い こ
ばん つねひこ
ひ ろ せ だいすけ
梅村 慶子(看・助)、坂 恒彦(看・手)、廣瀬 大輔(看・手)
科目
概要
本科目は初めての臨地実習であり、実際の臨床現場である病院に出向き、看護師とともに看護活動を行うことを通して、入院患者の生
活環境や療養生活の実際を知ること、さらに看護活動の実際を学べるよう支援する。
到達
目標
1.コミュニケーションがとれる。
2.患者の生活環境を知る。
3.患者の療養生活の実際を知る。
テーマ
No.
4.看護活動の実際を知る。
5.主体的な学習姿勢を養う。
6.看護学生として責任ある行動がとれる。
授業内容
形式
担当教員
実習時間:8:30~16:45 但し、学内の場合は通常の授業時間と同じ。
実習場所:藤田保健衛生大学病院
(病棟および入院患者の療養生活を支える部門)
藤田保健衛生大学坂文種報德曾病院
(病棟および入院患者の療養生活を支える部門)
基礎看護学実習Ⅰ
実習
実習方法:実習を行う病棟は学生1名に対し1箇所とし、看護師の援助活動を通じて
入院患者とのコミュニケーションを図る。また、看護師の指導のもとで
援助活動の一部を実施する。
病棟以外の部門での実習は、食養部からの説明を受ける予定である。
三吉 友美子
皆川 敦子
福本 由美子
岡島 規子
社本 生衣
梅村 慶子
坂 恒彦
廣瀬 大輔
※実習の詳細は実習要項を参照する。
評価法 評価法:実習評価表100%
基準 基準:到達目標1~6の到達状況を計るために実習評価表を用いる。
教科書 なし
教材 看護学概論、基本看護技術Ⅰ、対人コミュニケーションで提
参考書 示した教科書や配布資料とする。
岡島規子:合同-6F-607 随時
オフィス
担当教員の詳細については実習オリエンテーション時に提示 連絡先
アワー
する。
準備
学習
1.基本看護技術Ⅰで修得した看護技術
のすべてにおいて、実習開始までに、知
識面、技術面・患者への配慮面における
1. 基本看護技術Ⅰの技術テストに合格していることを履修の必須条件とする。
復習及びセルフトレーニングをしておくこ
2.実習オリエンテーションには必ず出席すること。
履修上
と。
3.5分前行動を心がけ、時間を厳守する。遅刻は欠席となり補習実習の対象とな
の
2.特に、手指衛生、ベッドメーキング、バ 注意点 る。
イタルサイン測定については、実習にお
4.欠席があった場合や実習目標に到達できていない場合は、補習実習又は再実
いて、いつ何時でも、実践できるレベル
習を行う。ただし、再実習は1回限りとする。"
に到達していることが履修には必要不可
欠である。
-42-
成人看護学概論
Introduction to Adult Nursing
学年
1学年
分野
専門
必修
必選
単位数
1単位
時間数
30時間
開講
後期
火・3時限、金・2時限
評価
担当
中村 小百合(看・教) 教員
科目
概要
成人期にある人を全人的に理解するためにライフサイクルからみた成人の特徴について講義する。また、健康から健康障害が連続体
であると捉え、環境や生活習慣と関連した健康問題を取り上げ、現代社会の特徴と照らし合わせて説明する。さらに、成人看護学の対
象となる人々への援助に必要な理論と看護診断の概要を理解し、成人看護の役割を学ぶことができるように進める。
到達
目標
1.成人期にある人をライフサイクルの視点から理解する。
2.環境や生活習慣に関連する成人期の健康障害を理解する。
3.成人看護の基盤となる諸理論を学び、健康レベルに応じた看護の特徴を理解する。
4.病気をもつ成人の問題を解決するために看護診断過程の基本を理解する。
No.
なかむら
さ
ゆ
り
テーマ
担当
授業内容
成人看護学の概念、ライフサイクルにおける成人期にある人の成長発達(身体的・精
神的・社会的・スピリチュアル)
形式
担当教員
講義
中村小百合
1
成人の理解①
2
成人の理解②
成人各期の発達課題
講義
中村小百合
3
成人の理解③
成人の特徴を身近な事例と理論を通しての理解
講義
中村小百合
4
成人期の健康障害と
人口統計・保健統計学的にみた健康問題に関する社会の動向
看護の役割①
講義
中村小百合
5
成人期の健康障害と
成人を取り巻く環境・生活習慣に関連する健康障害とその予防
看護の役割②
講義
中村小百合
6
成人期の健康障害と
保健医療福祉における看護の役割
看護の役割③
講義
中村小百合
7
クリティカル・周手術期
にある成人の看護①
クリティカル・周手術期にある成人の理解
講義
中村小百合
8
クリティカル・周手術期
にある成人の看護②
クリティカル・周手術期にある成人とその家族に対する看護の特徴
講義
中村小百合
9
セルフケアを必要と
する成人の看護①
セルフケアを必要とする成人の理解
講義
中村小百合
10
セルフケアを必要と
する成人の看護②
セルフケアを必要とする成人とその家族に対する看護の特徴
講義
中村小百合
11
ターミナル期にある
成人の看護①
ターミナル期にある成人の理解
講義
中村小百合
12
ターミナル期にある
成人の看護②
ターミナル期にある成人とその家族に対する看護の特徴
講義
中村小百合
13
看護診断過程①
看護理論とNANDA-I看護診断
講義
中村小百合
14
看護診断過程②
看護診断過程の概要
講義
中村小百合
15
看護診断過程③
看護診断過程の実際
講義
中村小百合
評価法 定期試験100%とする。
基準 到達目標1~4の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
安酸史子ら編 『ナーシング・グラフィカ 成人看護学①成人看護
学概論』 メディカ出版.厚生労働統計協会編 『国民衛生の動向』
佐藤栄子編著 『NANDA-I看護診断 正確な理解と使い方』
厚生労働統計協会.佐藤栄子編 『事例を通してやさしく学ぶ中
教材 日総研.
教科書 範囲理論入門』 日総研.中西純子他編 『成人看護学 リハビリ
参考書 任和子 『看護過程展開ガイド-ヘンダーソン、ゴードン、
テーション看護論』 NOUVELLE HIROKAWA.T.ヘザー・ハード
NANDAの枠組みによる-』 照林社.
マン編,日本看護診断学会監訳『NANDA-I看護診断 定義と分
類』 医学書院.
オフィス
昼休み時間に、生涯セ2-6F-639
アワー
準備
学習
毎回、授業前に講義予定の教科書の範
囲を30分程度予習すること。
連絡先
履修上
日常生活と健康を関連させ、考えながら授業に臨むこと。
の
自主的に調べる習慣をつけること。
注意点
-43-
精神看護学概論
Introduction to Mental Health Nursing
学年
評価
担当
1学年
の な か
専門
分野
ひろゆき
野中 浩幸(看・教)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
15時間
後期
火・3時限
開講
担当
教員
科目
概要
こころ(精神)の健康問題等を知り、精神障がいを予防するために必要とされる知識を講義する。
こころ(精神)に障がいをもつ対象を理解するための知識と、差別が生まれる背景等について説明する。
精神保健の領域から、地域社会生活でのこころ(精神)の健康維持・増進の普及・啓発の必要性を講義する。
精神科救急の概念と精神科救急看護の概要について説明する。
到達
目標
1.ストレス・脆弱性・対処・力量モデルに基づき、精神障がいについての説明ができる。
2.こころ(精神)の健康を妨げるさまざまな要因を知り、述べることができる。
3.現代社会におけるメンタルヘルスの諸問題について知り、説明ができる。
4.精神障がい者の人権問題について考えることができる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
こころ(精神)の健康
精神看護の対象の理解とこころの健康に関する普及・啓発について
(a.精神の健康の概念、b.精神障がいの予防)
講義
野中浩幸
2
精神保健医療福祉
制度の変遷と看護
1.精神保健医療福祉の歴史と看護
2.「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」が制定された背景
講義
野中浩幸
3
精神に障がいをもつ
1.日常生活行動の維持に必要な精神の機能
対象理解に必要な
2. 生物学的側面から見た人間の行動理解
視点
講義
野中浩幸
4
ストレスへの対処と
ストレスマネジメント
1.自我機能の発達と精神健康
(自我の発達と発達課題,ストレス・脆弱性・対処・力量モデル,eustressとdisstress)
2.精神の健康と行動特性
(タイプA型行動特性とストレス,自己抑制型行動特性とストレス)
講義
野中浩幸
5
精神科救急急性期
治療と看護
精神科救急の概念と救急対応が必要な精神症状と看護
講義
野中浩幸
6
精神の病をもつ人の 1.「障がい」について
対人関係上の特徴 (ICFによる障害の概念,精神障がい者の生活能力他)
講義
野中浩幸
7
精神科でのさまざま
な療法Ⅰ
1.精神科領域の各種治療と看護の役割
(生物学的治療法)
講義
野中浩幸
8
精神科でのさまざま
な療法Ⅱ
1.精神科領域の各種治療と看護の役割
(精神療法,生活療法等の特徴)
講義
野中浩幸
評価法 定期試験100%
基準 到達目標1~4の理解度を図るための設問を定期試験に出題する。
教科書
吉松和哉ら 編 『精神看護学Ⅰ -精神保健学―』
ヌーヴェルヒロカワ
川野雅資ら 編 『精神看護学Ⅱ -精神臨床看護学―』
ヌーヴェルヒロカワ
オフィス
生涯セ2-6F-608 火曜日13時~17時
アワー
準備
学習
教材
必要時紹介する。
参考書
連絡先
事前学習・事後学習を行うこと。わからな 履修上
の
いところは必ず担当教員に質問するこ
スマートフォンの使用を禁止する。また、講義中の私語は厳禁とする。
注意点
と。
-44-
老年看護学概論
Introduction to Gerontological Nursing
学年
評価
担当
1学年
あ ま の
専門
分野
み ず え
天野 瑞枝(看・教)
必選
必修
単位数
1単位
時間数
15時間
後期
火・1時限
開講
担当
教員
科目
概要
老年者の身体的、精神的、社会的側面からライフサイクルにおける老年期の特徴と健康課題を講義する。
高齢者の看護を展開するための基礎として、高齢者の身体的・心理的・社会的側面から加齢に伴う変化を捉え、加齢に伴う諸機能の
低下による健康問題を説明する。、また、高齢者の健康維持・疾病の予防のための保健活動や高齢者の自立支援のための保健・医
療・福祉システムについて説明する。老年者のもつ弱みや問題だけでなく、長い人生を生きてきた経験豊かな人生の先輩が、自身の
意思に基づいて自立した質の高い尊厳ある生活を送るための支援を講義する。
到達
目標
1.ライフステージの中の老年期の身体的・心理的・社会的変化を説明できる。
2.高齢者の健康生活に関連する保健福祉サービスについて説明できる。
3.高齢者の健康維持・疾病予防のための保健活動について説明できる。
4.高齢社会における権利擁護について説明できる。
No.
テーマ
1
高齢者の統計学的
特徴
2
授業内容
形式
担当教員
講義
天野瑞枝
高齢者の加齢に伴う
1)加齢に伴う変化の特徴、2)疾病をめぐる特徴
諸機能の変化①
講義
天野瑞枝
3
高齢者の加齢に伴う
3)身体機能の変化、①呼吸器系、②循環器系
諸機能の変化②
講義
天野瑞枝
4
高齢者の加齢に伴う
③消化器系、 ④排泄系、⑤筋・骨格・神経系
諸機能の変化③
講義
天野瑞枝
5
高齢者の加齢に伴う
⑥内分泌系、⑦感覚器系
諸機能の変化④
講義
天野瑞枝
6
高齢者の加齢に伴う
4)精神機能の変化、5)社会機能の変化
諸機能の変化⑤
講義
天野瑞枝
7
高齢社会における権
1)高齢者虐待、2)成年後見制度、地域福祉権利擁護事業
利擁護
講義
天野瑞枝
8
高齢者のための保
健・福祉サービス
講義
天野瑞枝
1)健康指標からみた高齢者の理解
1)老人福祉法、2)高齢者の医療の確保に関する法律 3)健康増進法、
4)介護保険法
評価法 成績は受講態度(20%)、定期試験(80%)を総合して評価する。
基準 到達目標1~4の理解度を測るための設問を定期試験に出題する。
教科書
①中島澄夫『高齢者医療 健康長寿と全人的ケアをめざして』
奥野茂代、大西和子『老年看護学 概論と看護の実践』2 第
オーム社 平成20年
教材
4版、ヌーヴェルヒロカワ
参考書
②厚生統計協会監『厚生の指標(臨時増刊)国民衛生の動
向』 厚生統計協会 2016/2017.
オフィス 質問等は昼休み時間や4限目終了後(16:10~17:00)に生涯
連絡先
アワー セ2-6F606にて、またはメールにて受け付ける。
準備
学習
①授業前にその日の講義予定の教科書
履修上 ①初回の授業では、指定した教科書を2冊もって来ること。それ以降は講義時に指
の範囲を30分程度予習すること。
の
示する。
②授業のテーマに関連する病態生理学
注意点 ②講義の要点は黒板に板書する。板書内容や説明内容をノートにまとめること。
を復習すること。
-45-
公衆衛生看護学概論Ⅰ
Introduction to Public Health Nursing Ⅰ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
1学年
せ
こ
る
専門
分野
み
世古 留美(看・准)
必選
必修
1単位
単位数
時間数
15時間
後期
水・3時限
開講
担当
教員
地域看護とその一部である公衆衛生看護の概念の学びを通して、地域における看護職の役割を学ぶ。特に看護師教育では人々の健
康、取り巻く環境、身体的・精神的・心理的・社会的影響について、公衆衛生の概念を通して地域で生活する人々の健康の保持・増
進、健康回復を考える能力を養う。保健師教育ではあらゆる分野で活動している人々の基本的人権、自立支援、協働、健康危機管理
体制等から公衆衛生の意義、公衆衛生看護の意義について講義する。
1.健康の段階を理解して説明できる。
2.在宅看護・公衆衛生看護・地域看護の違いと共通性を理解することができる。
3.個人・家族・集団を含むコミュニティと看護職の関わりを理解することができる。
4.地域の中における看護師・保健師職の位置づけ、職務内容の関連性を理解することができる。
No.
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
公衆衛生看護学の
概念
講義
世古留美
2
地域保健活動の場、 1)公衆衛生看護活動とは
対象
2)公衆衛生看護の対象
講義
世古留美
3
健康の概念
1)健康とは何か
2)WHOの定義・憲法の定義
講義
世古留美
4
ヘルスプロモーショ
ン
1)プライマリケアとプライマリヘルスケア
2)ヘルスプロモーションの理念
講義
世古留美
5
日本の健康政策
1)健康政策と公衆衛生看護活動にかかわる法的根拠
2)健康政策における看護職の役割
講義
世古留美
6
公衆衛生看護の歴
史
1)近代公衆衛生と公衆衛生看護活動
2)第二次世界戦前後の公衆衛生看護活動
講義
世古留美
7
社会環境と健康問
題
1)社会環境の変化と健康問題
2)現代人の健康課題
講義
世古留美
8
まとめ
1)保健師の就業場所
2)日本型保健師活動モデルと今後の展望
講義
世古留美
1)予防の概念
2)公衆衛生の定義
3)公衆衛生看護の定義と役割
評価法 受講態度(10%)、定期試験(90%) 併せて総合して評価する。
基準 到達目標1~4の理解度を計るための設問を定期試験に出題する。
教科書
眞船拓子ら 『看護教育のための地域看護概説』 ヌーベルヒロ 教材
必要に応じて資料配布または提示する。
参考書
カワ
授業後10分、授業日の昼休憩時間、メールでの質問受付ま
オフィス
す。
アワー
連絡先
生涯セ2-6F-603
準備
学習
日頃から保健・医療・福祉に関心を持つ
こと。
履修上
の
シラバスに沿って次回の講義内容を予習し、復習をすること。
注意点
-46-
特別教育活動
アセンブリⅠ
Assembly Ⅰ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
1学年
分野
特別教育
活動
アセンブリ活動便覧
参照
担当
教員
必選
―
―
単位数
時間数
―
通年(前期)
月・4時限
開講
「アセンブリ活動便覧」参照
アセンブリは、学部及び学校間の壁を乗り越え、学生・教員が共通の目的に向かって一緒に活動することを通して、心身を錬磨し、責
任感と奉仕の精神にあふれた人間形成を目指す。これにより将来、医療の専門職として社会に貢献するのに必要な専門職連携の基
盤を涵養する。
アセンブリⅠは運動、文化、研究の3分野の班構成(42班)であり、学生は各自の関心と希望に応じていずれかの班に所属し、原則とし
て毎週月曜日4時限に班活動を行う。 詳細は「アセンブリ活動便覧」参照。
卒業時の到達目標を「①多様な人とともに、目標に向け、積極的にコミュニケーションがとれる。②主体的に考え、目標に向かって一歩
踏み出すことができる。③目標の達成に向け、問題点を発見し、問題解決を行うなど考え抜く力を発揮できる。④医療に於ける専門職
を意識し、チームの一員として協働できる。」とし、アセンブリⅠ終了時の到達目標は以下のとおりとする。
1. 将来いろいろな医療職に就く学生と多様な経験を有する教員が一緒に活動できる。
2. チームでの活動に主体的に参加できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
1
「アセンブリ活動便
覧」参照
アセンブリオリエンテーション(全学活動)
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
2
「アセンブリ活動便
覧」参照
アセンブリ講演会1 「不老会:医療と献体」(全学活動)
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
3
「アセンブリ活動便
覧」参照
アセンブリ講演会2 「薬物乱用防止」(全学活動)
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
4
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動1あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
5
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動2あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
6
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動3あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
7
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動4あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
8
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動5あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
9
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動6あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
10
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動7あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
11
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動8あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
12
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動9あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
13
「アセンブリ活動便
覧」参照
アセンブリ講演会3(全学活動)
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
* 全学活動講習会:「救急救命」「衛生手洗い」「心理的初期援助」「搬送法」
班活動18回のうち4回は、上記講習会に参加する。(詳細は掲示にて発表)
評価法
評価は班活動70%、全学活動30%とし、参加度、活動内容及び活動状況などを考慮し総合的に評価する。
基準
教科書
「アセンブリ活動便覧」参照
なお、アセンブリ活動便覧は「藤田保健衛生大学 アセンブリ・ 教材
「アセンブリ活動便覧」参照
ポータルサイト http://assembly.fujita-hu.ac.jp/」にて閲覧お 参考書
よびダウンロードすることができる。
オフィス
「アセンブリ活動便覧」参照
アワー
連絡先
・アセンブリは建学の理念に基づき実施される特別教育活動で、単位数には含め
準備
学習
履修上 ないが卒業に必要な教科とする。アセンブリIは1年次で履修する教科であり、他学
アセンブリ精神を理解し、班主任の指示
の
年では履修できない。
に従うこと。
注意点 ・4回行われる全学活動講習会には、全て出席すること。欠席した場合は補講を行
わなくてはならない。
-48-
アセンブリⅠ
Assembly Ⅰ
学年
評価
担当
科目
概要
到達
目標
No.
1学年
分野
特別教育
活動
アセンブリ活動便覧
参照
担当
教員
必選
―
―
単位数
時間数
―
通年(後期)
月・4時限
開講
「アセンブリ活動便覧」参照
アセンブリは、学部及び学校間の壁を乗り越え、学生・教員が共通の目的に向かって一緒に活動することを通して、心身を錬磨し、責
任感と奉仕の精神にあふれた人間形成を目指す。これにより将来、医療の専門職として社会に貢献するのに必要な専門職連携の基
盤を涵養する。
アセンブリⅠは運動、文化、研究の3分野の班構成(42班)であり、学生は各自の関心と希望に応じていずれかの班に所属し、原則とし
て毎週月曜日4時限に班活動を行う。 詳細は「アセンブリ活動便覧」参照。
卒業時の到達目標を「①多様な人とともに、目標に向け、積極的にコミュニケーションがとれる。②主体的に考え、目標に向かって一歩
踏み出すことができる。③目標の達成に向け、問題点を発見し、問題解決を行うなど考え抜く力を発揮できる。④医療に於ける専門職
を意識し、チームの一員として協働できる。」とし、アセンブリⅠ終了時の到達目標は以下のとおりとする。
1. 将来いろいろな医療職に就く学生と多様な経験を有する教員が一緒に活動できる。
2. チームでの活動に主体的に参加できる。
テーマ
授業内容
形式
担当教員
14
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動10あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
15
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動11あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
16
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動12あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
17
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動13あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
18
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動14あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
19
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動15あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
20
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動16あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
21
「アセンブリ活動便
覧」参照
アセンブリⅡ活動報告会2(全学活動)
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
22
「アセンブリ活動便
覧」参照
班活動17あるいは全学活動講習会
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
23
「アセンブリ活動便
覧」参照
アセンブリⅠ活動報告会1(全学活動)
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
24
「アセンブリ活動便
覧」参照
アセンブリⅠ活動報告会2(全学活動)
演習
「アセンブリ活動
便覧」参照
* 講習会:「救急救命」「衛生手洗い」「心理的初期援助」「搬送法」
班活動18回のうち4回は、上記講習会に参加する。(詳細は掲示にて発表)
評価法
評価は班活動70%、全学活動30%とし、参加度、活動内容及び活動状況などを考慮し総合的に評価する。
基準
教科書
「アセンブリ活動便覧」参照
なお、アセンブリ活動便覧は「藤田保健衛生大学 アセンブリ・ 教材
「アセンブリ活動便覧」参照
ポータルサイト http://assembly.fujita-hu.ac.jp/」にて閲覧お 参考書
よびダウンロードすることができる。
オフィス
「アセンブリ活動便覧」参照
アワー
連絡先
・アセンブリは建学の理念に基づき実施される特別教育活動で、単位数には含め
準備
学習
履修上 ないが卒業に必要な教科とする。アセンブリIは1年次で履修する教科であり、他学
アセンブリ精神を理解し、班主任の指示
の
年では履修できない。
に従うこと。
注意点 ・4回行われる全学活動講習会には、全て出席すること。欠席した場合は補講を行
わなくてはならない。
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