商品概要調湿効果 ■エコカラットの吸放湿量吸放湿量は珪藻土の4〜5倍、調湿壁紙の15倍以上（当社実験比）。 300 VOC低減効果吸湿吸放湿特性に優れた素材は、室内の湿度を一定に保とうとする働き（調湿性）にも優れています。エコカラットの吸放湿量は珪藻土壁の4〜5倍、調湿壁紙の15倍以上。調湿性がある他の建材に比べ、非常に優れた調湿性をもつことが確認されています。脱臭効果 200 木材珪藻土壁調湿壁紙 0 12 24 36 ※当社試験（ECO-303/H1で測定） ●試験方法エコカラットの吸湿量試験体を25℃、50％RHの恒温恒湿槽中で平衡にさせます。この試験体を25℃、90％RHの恒温恒湿槽に入れて、吸湿量を24時間にわたって測定します。次に25℃、50％RHの恒温恒湿槽に入れて、放湿量を測定します。吸放湿量はg/m2で表します。吸湿基本物性評価 25℃・50％RH ※「エコカラット」張りの押し入れと、合板張りのクローゼットで平均吸収量を測定。エコカラットの上手な使い方放湿 25℃・90％RH ■湿度変動の抑制室内の湿度変化を安定させ、結露や過乾燥を抑制します。 100 90 エコカラットは、優れた吸放湿特性で室内の湿度変動を安定させ、結露やカビ、ダニの発生を抑制するとともに、冬期に問題となる過乾燥を抑制し、快適空間を維持する効果があります。当社実験によると、エコカラットによって湿度変動が大幅に抑えられ、結露や過乾燥がなく、肌やノドにもやさしい快適な状態（40〜70％RH）に維持されていました。お手入れ方法結露ビニールクロス 80 相対湿度︵％︶ 70 エコカラット 60 50 40 30 ■エコカラットの吸放湿機能 20 過乾燥 0 乾燥すると… 12 24 36 48 時間（h） ●試験方法湿気を吸収 48 時間（h）合板の吸湿量その他の効果エコカラット吸放 150 湿量︵ 100 ｇ/㎡︶ 50 0 吸湿量は木の4倍放湿 250 15℃、60％RHで平衡にさせた試験体を密閉容器に入れて、恒温恒湿槽の温度を5℃から25℃の間で24時間周期で変化させます。温湿度計で密閉容器内部の温湿度を測定します。湿気を放出湿度が高くなると… 3 温湿度計恒温恒湿槽密閉容器室内の相対湿度上昇を抑え、窓結露水量は1/15以下（当社実験比）。エコカラットは、湿度が高くなるほど湿気を吸うので、室内の相対湿度の上昇を抑え、窓面に発生する結露を抑制する効果があります。エコカラットを施工した部屋とビニールクロス張りの部屋で窓面の結露水量を比較したところ、ビニールクロス張りが470gだったのに対し、エコカラットではその 1/15以下のわずか30g。また、結露発生日数においても20日間の測定でビニールクロス張りが16日、エコカラットでは2日と、顕著な差が見られました。 ※ 住まい方、気象条件、家具や建材による調湿などによって、結露を抑制する効果が変わることがあります。エコカラット施工前窓壁紙壁や窓には結露がこんなにびっしょり。エコカラット施工後窓エコカラット壁や窓の結露がほとんど見られません。 ■窓面の結露日数比較 ●試験方法 20 夕方から朝まで人が在室すると想定して17：30から翌8： 30まで加湿を行い、朝8：30に窓面の結露の有無および結露水量の測定を行います。全測定日数は20日で、測定期間中の結露水の総量および日数で評価しました。 16日 15 結露日数︵日︶窓面結露加湿 10 ●実験棟の概要【建物の概要】 5 2日 0 エコカラット施工ビニ−ルクロス施工【室内の概要】所在地：愛知県常滑市構造：木造1階6畳（室容積20m3）エコカラット施工部屋：エコカラット腰壁 8m2、エコカラット施工部屋：残りはビニールクロスビニールクロス施工部屋：壁全面ビニールクロスその他内装：化粧セッコウボード（天井）その他内装：フローリング（床）表面に結露が現れにくく、壁面結露を抑制します。【壁の構造】中窓（アルミサッシ）セッコウボード外装材掃き出し窓換気扇（アルミサッシ）エアコン気密シート断熱材ドア知っ得情報結露するしくみ気体状態の湿気が液体の水になるには、十分な量の湿気が集まる必要があります。吸放湿性のない材料は、湿気が表面に滞留するために凝縮して結露水になるのに対して、エコカラットは吸った湿気を材料内部に拡散させるので、液体の水（結露水）になるだけの湿気が表面に溜まりにくく、壁面結露を抑える効果があります。壁面結露でお困りの札幌市E邸におけるモニター試験では、エコカラットを施工いただいてから、壁面に結露が発生しにくくなったとご好評をいただいています。湿気を含んだ暖かい空気が急に冷やされ、空気中の水蒸気が水滴になったものが結露です。特に冬は、外気で冷やされた窓や壁の表面に室内の暖かい空気が触れて、結露が発生します。水蒸気空気があたたまる ■壁面結露の抑制効果実証例施工前の壁面状態エコカラット施工後の壁面状態窓 ●モニター邸の概要所在地：北海道札幌市構造：RC造マンション 7階建て2階分築年数：12年間取り：3LDK 居住者：4人施工部屋の容積：18m3 エコカラット施工面積：10m2 セッコウボードカビ発生クロス剥がれカビ発生ビニールクロスカーペット 4 調湿効果室内の相対湿度を抑え、カビ・ダニの繁殖を抑制します。 ■カビの発育と湿度水まわりや湿気の多い場所に発生するカビ。カビは壁や床を汚したり、木材を腐敗させるだけでなく、人体にも悪影響を及ぼします。普段私たちが見かけるカビは、湿度80％以上の環境で繁殖します。またアレルギー疾患の要因であるダニも高湿度を好みます。エコカラットを使用すると高湿度になりにくく、カビやダニの繁殖抑制が期待できます。温度 20 人間が快適と︵感じる湿度範囲 ℃ ︶ 10 ■ダニの増殖と湿度多 40 30 0 40 50 60 ダニの増殖カビ発育範囲 70 80 90 100 少人間が快適と感じる湿度範囲ダニの増殖 40 50 相対湿度（％） 60 70 80 90 100 相対湿度（％）エコカラットを張ると、高湿度になりにくく、カビ・ダニの増殖を抑制できます。ビニールクロスエコカラット ●試験方法餅の表面にカビを接種しエコカラットと共に密閉容器に入れ、室内環境試験棟に数日間放置します。試験数は3です。ビニールクロスも同様にして試験しました。この写真は、餅表面のカビの増殖の違いを表しています。カビ繁殖カビ密閉容器試験体餅 ※当社試験 Q＆A 知っ得情報湿気を吸っているのに、カビないのはなぜ？カビの育成には酸素と自由水、栄養の3つが必要です。自由水とは自由に移動できる水のことで、しみ込んで動けない水は吸着水といいます。エコカラットは空気中の湿気を微細な孔でしっかりキャッチして吸着水として閉じ込めるため、カビが生えにくいのです。アレルギーを起こす最大の原因はダニ！ぜんそくや鼻炎、アトピーなどのアレルギー症状の原因の多くは、ダニの死骸や排泄物（ハウスダスト）によるものです。ダニは、湿度が80％以上になると急激に繁殖します。エコカラットを使用すると高湿度になりにくく、ダニの繁殖を抑制することが期待できます。 ※カビは栄養や水といった条件が揃うと生えるため、住まい方や気象条件、換気の状況によって異なります。 ■アトピー患者各種抗原におけるIgE陽性率 100 ダニ 80 60 40 20 スギヒノキブタクサネコのフケ卵白犬の上皮 0 出典：食物抗原と吸入抗原の年度別（1990年代） IgE抗体陽性率（10〜15歳） 5 暮らしてわかったエコカラット効果体験談1 半地下の寝室で、ぐっすり眠れるようになりました。 E様の寝室は、あまり日の当たらない半地下。そのためカビ・ダニ対策には特に配慮し、晴れた日には布団を干し、雨の日にはエアコンで除湿し、空気清浄機も作動させていました。しかし、思った以上の効果はなく、E様は雑誌広告で知った、湿度をコントロールするというエコカラットを張ってみることにしたそうです。張り替えた後は、空気の違いを感じるほどに。「ジメジメ感がなくなり、眠れない日が嘘のようです」と、やっと湿気の悩みから解放されたそうです。体験談2 昔はビショビショ、今はカラッと。毎朝の窓拭きがなくなりました。｢朝、窓の下枠からあふれ出るほどの結露の水を、タオルで拭き取るのが日課でした｣とおっしゃるのはマンションの 6階にお住まいのD様。北側の子供室が特にひどく、｢まず子供室だけエコカラットに張り替えるつもりでしたが、家全体の湿気を調整する方が効果的と聞き、全室張り替えました｣。施工後、驚くばかりの結果が。結露しやすい冬も寝室や子供室の窓の結露発生はゼロになり、リビングも約1/4 に。さらにエコカラットの脱臭効果もあり、｢家中すっきり、さわやか｣とD様はニッコリ。体験談3 娘のアレルギーの心配がなくなりました。マンションにお住まいのＡ様のお宅では、入居後、すぐに親子３人が寝ている寝室にカビ･ダニが発生。加えてお嬢さんが風邪でもないのに変なせきをするようになりました。ぜんそくかと、不安を募らせていたところ、奥さまがエコカラットのことを知り、すぐに改装を決意。寝室の壁面をエコカラットに張り替えました。「張り替えて間もなく、娘がせきをしなくなりました。カビも生えてこないのでほっとしています」とエコカラットの効果に満足げなご様子でした。 6 調湿効果