UAE主要内外政動向 (除、ドバイ・北部首長国) (2010年9月3日~9月

UAE主要内外政動向
UAE主要内外政動向
(除、ドバイ
ドバイ・
北部首長国)
・北部首長国
)
(2010
10年
日分当地
当地報道取
報道取り
2010
年9月3日~9月9日分
当地
報道取
り纏め)
平成22年9月9日
在アラブ首長国連邦日本国大使館
1.要人往来
要人往来
(1)当国要人の外国訪問
2日~
パキスタンに派遣されているUAE赤新月社のムハンマド・カムジー事務局長
3日
が,パキスタンの保健相と会談し,洪水の被害での保健分野の状況やUAEの
支援などについて協議。また,3日にはギラーニ首相とも会談し,UAEがす
でに5機の航空機で支援物資を運んでいるなど支援状況を説明。
3日
UAE外務省のヌアイミー・アフリカ部長が,セネガルを訪問し,ニョン外相
と会談。
7日
ガルガーシュ外務担当国務相,カーシミー対外貿易相及びターイル財務担当国
務相が,ジッダを訪問し,第116回GCC閣僚級会合に出席。友好国との自
由貿易協定(FTA)の交渉の進捗状況などについて協議。また,同会合では,
バーレーンの安定と安全を脅かす企てを非難。
(2)外国要人の当国訪問
2日
アブダビ警察のレイシー少将が,当地を訪問したロンドン警視庁のオズボーン
副司令官補と会談し,両国間での専門知識の交換などについて協議。
2.アブダビ王
アブダビ王族の動向(
動向(除、要人往来
要人往来、
往来、外政)
外政)
2日
ハムダーン西部州知事(故ザーイド大統領4男)が,当地を訪問したスーダン
の Islamic Call Organization のアブドゥル・ラーマン・アル・ダハーブ氏と
会談し,同組織の慈善活動などについて説明を受ける。
4日
ナヒヤーン・ザーイド慈善人道奉仕基金代表(故ザーイド8男)が,当地を訪
問したスーダンの Islamic Call Organization のアブドゥル・ラーマン・アル・
ダハーブ氏と会談。
7日
サイフ副首相兼内相(故ザーイド9男)が,環境にやさしいグリーン・エミレ
ーツ移動プラネタリウムを設置し,同施設を視察。
7日
ムハンマド・アブダビ皇太子(故ザーイド3男)が,23歳以下のサッカーの
UAEナショナルチームのメンバーの表敬を受けたほか,生活科学と世界経済
の将来と題した講義に出席。
7日
ハムダーン西部州知事兼UAE赤新月社会長が,赤新月社の理事会を主催し,
1
同社の活動を賞賛。
7日
ハリーファ大統領は,ラマダン明けの大祭を前にオマーンのカブース国王と電
話で挨拶を交わす。
8日
ハリーファ大統領が,ラマダン明けの大祭を前にサウジのアブドッラー国王及
びジブチのゲレ大統領と電話で挨拶を交わす。また,ハリーファ大統領は,ア
ラブ・イスラム各国の首脳に対しラマダン明けの大祭を祝う祝電を送る。
9日
ハリーファ大統領が,ラマダン明けの大祭を前にクウェートのサバーハ首長,
エジプトのムバラク大統領,ヨルダンのアブドッラー2世国王,カタールのハ
マド首長,バーレーンのハマド国王,イエメンのサーレハ大統領及びパレスチ
ナのアッバース大統領と電話で挨拶を交わす。
3.外政(
外政(除、要人往来)
要人往来)
4日
在ニュージーランドUAE大使館が,ニュージーランドで発生した地震に関
し,同国に滞在するUAEの学生全員の無事を確認。
4日
ハムダーン西部州知事が,在UAEカタール大使と会談し,二国間関係につい
て協議。
5日
ハリーファ大統領が,当地で10月末にUAE・アフガニスタン両外相が出席
して,アフガン支援に関する官民連携会合を開催すると発表。
5日
ガルガーシュ外務担当国務相が,新任のスウェーデン大使及びスイス大使から
信任状を受け取り,離任するイタリア大使の表敬を受ける。また,当地英国大
使及びアゼルバイジャン大使とも会談。
6日
ムハンマド副大統領兼首相が,バーレーンのハマド国王に電話し,バーレーン
での安全と安定を守るために取られる手続きを支持する旨を表明。
7日
新任のファイヤーズ在UAEイラン大使が,当地英字紙ナショナルとのインタ
ビューに答え,イランは国連の制裁決議に不服なるものの,UAEが決議を尊
重する立場を理解していると述べる。
7日
ラーシド環境・水資源相が,在UAEトルコ大使と会談し,環境,水及び農業
分野での両国の協力について協議。
4.政令・
政令・人事・
人事・機構改編
6日
アブダビ投資庁が,米GM社のチーフエコノミストのテッド・チュー氏を同庁
のチーフエコノミストに任命したと発表。
5.連邦国民評議会(
連邦国民評議会(FNC)
FNC)の動向
4日
連邦国民評議会が,アラビア語のドメイン・アドレス(「emarat」)を持つウェ
ブサイトを開設。
8日
グレイルFNC議長が,市民に民主主義について理解を深めてもらうために,
2
メディアとFNCとの戦略的なパートナーシップ構築を促す。
6.その他国内政府機関等
その他国内政府機関等の
他国内政府機関等の動き
4日
アブダビ教育評議会(ADEC)が,2010年度の新学期が9月15日から
開始されると発表。
5日
連邦政府及びアブダビ政府等の当地官公庁が,8日~12日までの予定でラマ
ダン関連の休暇に入ると,当地国営通信WAMが報道。
5日
ハリーファ慈善基金が,ラマダン月明けの大祭に際し,UAEでの刑期を終え
母国に送還される囚人200名の帰国旅費を支出。
6日
アブダビ司法庁が,アブダビ首長国で今年上半期に559名がイスラム教に改
修し,去年の同時期の486人に比べ25%増加したと発表。
6日
UAE救助・探索チームが,EUでのトレーニングを受けるために,イギリス
に向け出発。
7日
ザーイド慈善基金が,刑期を終えて母国に送還される32名の囚人の航空券を
提供。
8日
アブダッラー外相が,UAE外務省に新たに入省した125人の外交官(男性
73人,女性52人)の入省式に出席。
7.国内外における
国内外における国内人道支援機関
における国内人道支援機関の
国内人道支援機関の活動
4日
ザーイド慈善基金が,ラマダン月のイフタールの食事をコモロ連合ののべ3,
000家庭に提供。
5日
ファーティマ・故ザーイド大統領夫人が,UAE国内外の子どもたちへの支援
として1000万ディルハム(約2億4千万円)を寄付。
5日
ドバイ・イスラム銀行系の財団が,パキスタンの洪水被害者に対し1500万
ディルハム(約3億6千万円)を寄付。
5日
UAE赤新月社が,パキスタンのペシャワールから食料などの物資を積んだト
ラック7台を洪水被害を受けた村や仮設キャンプに派遣。
5日
スルターン・シャルジャ首長が,パキスタンへの洪水被害支援物資を運ぶ航空
機の派遣を指示。
6日
UAE赤新月社が,ラマダン明けの大祭のために困窮する国内の8474家庭
や国外60ヶ国の対象者へ総額700万ディルハム(約1億6千万円)をザカ
ートとして配布。
6日
UAE赤新月社が,パキスタンの Khyber Pakhtoon Khawa 市などの洪水被害者
に対し,引き続き食糧支援などを行う。
6日
ザーイド慈善基金が,北部首長国の6万人及びガザの1500以上の家族にイ
フタールを提供。
7日
ザカート基金が,ユニオン・ナショナル・バンク傘下のアル・ウィファク金融
3
会社より270万ディルハムの喜捨を受け取る。
7日
UAEが,エミレーツ世界人道フィールドホスピタルをパキスタンのシンダー
地域に派遣し,子どもの診療に当たる。8日には,200件の患者を診療。
8日
UAE赤新月社が,パキスタンの洪水被害者の子どもや女性7万9千人への予
防接種を完了。
9日
UAE赤新月社が,パキスタンの洪水被害者に対し,ラマダン明けの大祭を祝
うためのトラック12台分の物資を配布するキャンペーンを開始。
8.労働政策
特になし
9.治安情勢
5日
アブダビ警察が,アブダビ西部州のプロジェクト・サイトからディーゼル用の
石油200ガロンを盗もうとしたシリア人2人を逮捕したと,当地英字紙ガル
フ・ニュースが報道。
10.
10.その他
その他
8日
世界経済フォーラム(WEF)が,UAEの世界での競争力を25位などとす
る報告書を発表。
8日
ダーヒリー司法相が,当地でのラマダン明け及びイードは10日から始まると
発表。
9日
バンコク医療センター病院(BMC)が,UAE人の入院患者10名を金銭ト
ラブルのために退去させ,在バンコクUAE大使館が別の受け入れ先病院を探
す事態になっていると,当地英字紙ガルフ・ニュースが報道。
(了)
4