ロサンゼルス遠征Ⅱ2004レポート

ロサンゼルス遠征記
2004
トップジュニア育成推進委員会
野々川正人
ポッカカップ12歳以下の上位入賞者を引率して、ロサンゼルス遠征を行いました。
ロサンゼルス国際空港から、サンタモニカ湾に沿って南に車で約30分、トーランスと
いう町が拠点となります。この町のビジネスパークには日本の企業も多く、南東のロン
グビーチはトヨタ・ホンダをはじめサンペドロ湾から水揚げされています。空港と港の
中央に位置するトーランスは、教育レベルも高く日本の企業で働く人も多くて日本のマ
ーケット、ショッピングモールも在り日本食に困ることはありません。東のアナハイム
にはディズニーランドリゾート、北のハリウッド、ビバリーヒルズを越すと、ユニバー
サルスタジオ・ハリウッドが在ります。トーランスの山手高級住宅街に、ジャッククレ
ーマークラブが在り、ピートサンプラス、リンゼイダベンポート、トレーシーオースチ
ンなどが育った環境があり、空港近くの
マンハッタンクラブでも対校試合と練
習をしました。ウイルソンパーク(3 面無
料コート)を中心に車で 6 分の中に、クレ
ーマークラブ、サウスハイスクール(土
日 4 面無料コート)、プラザホテル、ミ
ツワマーケット、河本さん宅(元ヨネッ
クス駐在員)、平沢さん宅(ヨネックス
国際選手担当)が在り便利な所です。
今回は小学生で基本的には初めての海
外遠征としてよい場所、理想的な環境を
アレンジしてもらいました。ホテルでも、日本食フードコートでも日本語OKで、ハワ
イのオアフ島よりも日本に近いという感じで、安心感を持てた遠征でした。今回、木曽
川ローンテニスクラブの引率コーチとして、加藤久コーチが練習、トレーニング、英会
話、ご父兄へのメール等全ての面でサポートしてもらいましたので感謝しています。5
年前以前に 5 回遠征しているのですが、以前はとても大きな町に思えたトーランス市が、
今回は小さな田舎町に思えました。少しは周りが見えるようになったのかもしれません。
今回参加選手全員、宝石でした、可能性に満ちて素晴らしいです。
これからの 5 年間がどんなプレーヤーになっていくのか楽しみです。
最後に、スポンサーのポッカ(株)様 ジュニア育成推進委員会の皆様、ポッカカップ
本戦の開会式でポッカ株式会社、社長の内藤様のお言葉に、ウインブルドンに参加する
選手を育ててくださいと、私達が応援に行ける機会を作ってほしいと、ポッカ社として
サポートする理由をお聞きして、目前に明確な目標を示されたことに感動して今回の遠
征がスタートしました。遠征に参加できたことに感謝いたします。ありがとうございま
した。
LA 遠征報告書
加藤
久
やっぱり今日は朝から雨でした。午前中の予定を変えてミーティングを行い、その後
近くのモールでショッピングをしました。残念ながら加藤はミーティングには参加しない
で病院に行っていました。(また注射を撃たれてこれで3本めです。おかげでかなり元
気になりました。)
内容は野ノ川コーチによると、今日まで見てきた感想を言われたようです。その後一
人づつ質問と目標を討論したそうです。
午後は JKC に行って練習をしました。ボレーの基本を中心にネットをとる練習をしま
したがやはりまだアイディアが少なく、ロブやドロップショットなどコートを広く使うことを
考えて欲しいです。
夕方からは地元の Jrと一緒にレッスンを受けました。22人の生徒を4つのクラスに分
けて4面で行われました。各コート4∼6人なのでやはり日本よりはいい環境です。内
容は最初は基本的なボール出しで後はゲーム形式がほとんどです。1時間半ずっと
動いているような内容なのでかなり疲れると思います。いつもスコアを数えて勝敗を
意識させて練習をしていて、選手のやる気を引き出しているようです。また昨日は全
部通訳を入れましたが今日はコートの外で見ていたのでコーチに呼ばれた時だけ通
訳しました。それでも皆はわからないながらに頑張っていたのでよかったと思います。
明日は営業時間の都合上、朝からユニバーサルスタジオに行きます。夕方には帰っ
てきて夜9時ぐらいまで練習をする予定です。みんなすごく楽しみにしてるみたいなの
で気をつけて行って来ます。
日本は寒いですか?子供達も情報や応援のメッセージを待ってますからお願いしま
す。それではまた連絡します。
ところで皆さんの所にメールは届いてますか?できれば確認のメールを下さい。お願
いします。
遠征2日目を終了して初メールです。子供達はみんな元気です。というのは加藤は時
差ぼけか風邪か高熱と下痢にうなされて病院に行きました。注射を2本も撃たれてだ
いぶ回復しましたが・・・といった理由で初日にメールを送れなくてすいませんでし
た。
LA は何十年ぶりかの寒さらしく、天気も雨と曇りで寒いです。なんとか練習はできて
ますが明日からも心配です。
初日は厳重な警戒の中入国し、さすがに子供達も疲れた様子でしたが、近くにある日本の
マーケットで昼食を取り午後からは軽めに練習をしました。最初は体も重そうでしたが、
汗をかいたら元気になってきたようです。
2日目は午前は公共のコートで練習をと思ったんですが、コートが取れなくて、その公園
でファーマズマーケットをしていたので果物を買ってランニングをした後、早めにジャッ
ククレーマーTC(JKC)に行って練習をしました。
午後は JKC のコーチでサンプラスやダベンポートを教えていたというデニス・リザコーチ
のレッスンを受けました。コーチが言うにはストロークはみんな上手だがボレーに出るこ
とを怖がっている。とのことです。やはり積極的に前に出てポイントを取ることの重要さ
を少しでもこの遠征で肌で感じてくれればいいと思います。また、サーブを一人づつチェ
ックしてもらいました。それぞれに改善点があるのでそれを少しでも自分の物にしてくれ
たらいいと思います。
今後のスケジュールとしては、8日の夕方に地元の Jr と一緒にレッスンを受けます。
9,10日は JKC で練習どちらかで夕方からディズニーランドにでも行こうかと思ってい
ます。11日は JKC で交流試合、12日はマンハッタン CC との交流試合を予定していま
す。
子供達にも伝えますので応援のメールでも送ってください。それではまた連絡します。
みなさんご心配をおかけしましたが加藤は完全復活しました。励ましのメールありがとう
ございました。
今日は子供達の日ごろの行いがいいのか、悪いのかユニバーサルスタジオに行くという日
になって初めての快晴となりました。パーク内はかなり空いててほとんどの乗り物に乗れ
てみんな大満足だったと思います。
(僕が皆をだまして新しくできたホラーハウスに連れて
行ったらみんなびびりまくりで女子は泣くし、男も・・・。)
夕方からは近くの公園のコートで練習をしました。公共のコートなのに無料でナイターも
使えてしかもきれい。公園にはバッティングセンター、野球場、ローラーホッケー場、BBQ
テーブルなど・・緑も多くてすばらしい所です。
皆もだいぶこちらの環境に慣れてきて、個々のいいところが出始めてきたと思います。皆
すごく一生懸命にコーチの言うことを聞いてくれるのでこちらとしても頑張ってみんなに
少しでも何かを吸収してくれればと力がはいります。
明日は特別な予定はないので(当然1日中練習です)、今日はみっちりトレーニングをしま
した。夜ご飯の時には早くも足が上がらない子も何人か・・・まー明日には皆元気になっ
てるでしょう。それではまた連絡します。みなさんのメッセージは伝えましたので、また
いつでも送ってください。
もう日本は12月らしくなってきたでしょうか?こっちはとにかく暑い一日でした。
雲ひとつないぴーかんで、これぞ LA って感じでした。みんなも顔を真っ赤にして、汗をび
っしょりかいて練習、練習にも身が入った様子でした。
午前は公園のコートで練習。球出しをしたり、基本練習を中心にしました。
午後は JKC で練習。明日から対抗戦が始まるので試合形式を中心に行いました。日を増す
ごとに皆の動きもよくなり、マッチ練習でも目を見張るショットが何本も出るようになり、
明日からの試合が楽しみです。
夜には元ヨネックスの LA で働いてみえた川本さんのお宅で BBQ をしました。大きな骨付
きカルビにかぶりつき、大きなゆでたジャガイモにバター、とうもろこし・・・とアメリ
カを満喫っていったところでしょうか。本当においしく、皆も大大満足って感じでした。
今回の遠征では川本さんには大変お世話になっていて本当に感謝のかぎりです。
たっぷり栄養もつけたし、明日の試合は頑張れっ!と願って寝ることにします。
それではまた報告します。
今日はいよいよ試合だー!と意気込んで起きてみると、どうも皆眠そうな感じです。
聞いてみると昨日の夜、寝たのが12時を過ぎてるとのこと。確かに帰ったのはいつもよ
り遅くなりましたが、明らかに試合への準備ということを考えてないようでした。朝から
ガックリとしましたが、午前の練習前にここへは何しに来たのか?何をしなければならな
いのか?をもう一度確認させました。やはり LA の生活にも慣れてきて緊張感がなくなって
きてるようで、それが試合の日に出てしまったことが残念です。
午前中は近くの高校のコートで練習をしました。4面あって学校がないときは自由に使え
るそうです。高校の駐車場では(生徒も車で通うからめちゃくちゃ大きいです。
)フリーマ
ーケットも行われていて、近所の人達もテニスをしに来たり、のどかな雰囲気です。
試合前のウォームアップの目的、方法などを確認してそれを実践させ、セカンドサーブの
練習、ポイント練習と最終調整をしました。もう皆もすっかり元気で天気もめちゃくちゃ
よく、汗びっしょりです。
午後の対抗戦、最初に向こうのコーチにベストのメンバーが組めなかったので申し訳ない。
と言われました。強い選手は試合に勝ち残っていてこっちに来る事ができないとのことで
す。残念ですが仕方ありません。でも皆には他の国の人と試合ができるということがよい
経験になってくれるでしょう。結果は予想どおり日本チームは一人3試合ぐらいしました
が1敗(誰とはいいませんが・・・でもタイブレークでした。)
だけで圧勝といったところです。内容のいい試合も何試合かあり皆も自信をつけたみたい
でよかったです。
明日の午後はマンハッタン CC というところで対抗戦です。伝統のあるクラブらしく襟付き
の服でないとプレーできないようです。今日の自信をそのまま持って明日もいいプレーを
見せて欲しいものです。
ところで、スンドゥブって知ってますか?最近日本で話題の韓国料理ですが。今日はそれ
を食べて来ました。こっちでは5∼6年前からあるそうです。店はすごく流行っていてす
ごくならんでいます。ちょっと辛いですがすごくおいしかったですよ。詳しくは帰ってか
ら子供達から聞いてください。
その帰りに住宅地一帯がクリスマスデコレイトをしているので車から眺めて帰りました。
すごく有名なところで土曜日ということもあって大渋滞でした。皆もすごくはしゃいでい
てやっぱりまだ小学生ってとこでしょうか(大人も十分楽しみましたけど・・・)。
それではまた報告します。なんかいつも食べ物の話ばかりですいません。
朝食の時、里絵が気持ち悪いと言ってほとんど食べてませんでした。車でも寝ていて
大丈かなぁと心配していたのですが、練習が始まるといつもどおりだったので安心し
ました。他の皆は毎日の僕の愛のムチ?にもめげずにすごく元気です。
今日は一日中曇っていて暑すぎずテニス日よりといったところです。午前中は、高校
で練習をし、午後からはマンハッタン CC で対抗戦を行いました。
マンハッタン CC は以前にはプロの試合も行われたことがあるところで、そのセンター
コートでは伊達公子がサバティーニに勝ったところだそうです。すごくきれいなクラ
ブでゴルフ場とも一緒にあり、プール、ジム、ジャグジーと高級感が漂っています。
試合のほうはこちらのクラブも強い選手が試合に勝ち残っていて(予定外らしい)少
なく、圧勝でした(残念ながらまたもや1敗が・・・)。試合をマネージしてくれた
コーチが気をつかってくれて、他のコートでクラブ同士の対抗戦を行っていたのです
が、その試合が終わった選手と試合をさせてもらえました。14歳の選手達でしたが
レベル的にはちょうどいいぐらいでした。
今日もこっちのコーチや親とも話していたのですが、日本と違ってクラブではなく、
コーチに選手が集まるという感じです。一人のコーチが見ている選手は限られ、他の
コーチにお願いして選手を集めなければならないのです。そのためたくさんの選手を
集めるのは面倒であるし、難しいとのことです。またこの時期のトーナメントは2週
にまたがっていることが多いようです(今回もそのために出ることができませんでし
た)。次回の遠征にはそのあたりのことを考えた上で、スケジュールを考えなければ
ならないでしょう。
2人のコーチと何人かの親と話しましたが、皆うまいし、楽しそうにテニスをしてい
ると言ってました。僕も鼻高々に「THANK YOU!」と答えておきました。
夜は夕食もかねてモールでショッピングをしました。みなさんもお土産を楽しみにし
ていてください。
明日はいよいよ練習最終日です。明日までの宿題をだしておいたのでそれ見てから練
習を考えたいと思います。夕方にはマンハッタン CC で地元の Jr と一緒にグループレッ
スンです。
それではまたおやすみなさい。
いよいよ実質的には最後の日です(明日は7
時にはホテルを出発です)。早かった
なぁと感慨深くなってる間もなく、今朝も里
絵が気持ち悪いと言って食事をあまりと
りませんでした。結局午前中の練習を始めて
すぐに止めてしまい車で寝て過ごしまし
た。最後の日にこうなってしまってすごく残
念です。しかし薬を飲んで寝ていたらす
ごく回復したようで、昼にはハンバーガーを食べ、午後には元気いっぱいでした。本
人も完全に治ったと言っていて逆にこっちが心配なくらいです。
昨日の宿題ですが、皆に今日の試合で何ができたらもっとよかったか?何ができるように
なりたいか?を書くようにいいました。ほと
んどの子はチャンスボールを決めたい、ボレ
ーを決めたい。とありました。今回の遠征で
は主に3つのことを言い続けました。1つは
決してあきらめない。100%取れないとわ
かっていても必ず追いかける。2つめはすこ
しでもネットプレーを多くする。3つめは
色々な種類のボールを使い、コートを広く使
う。この3つは毎日洗脳するかのように言い
続け、失敗してもトライしていれば誉めまし
た。この遠征でどれだけの成果が得られたかはわかりませんが、少なくとも現時点ではこ
の3つのことは頭には入っていると信じています。
午前中は公園で練習。皆の希望どおりチャンスボール、ネットプレーを中心に行い、午後
にはマンハッタン CC でサーブとマッチ練習をしました。皆デニスコーチにサーブをチェッ
クされたところがすごく気になってるみたいで、熱心に練習していました。
夕方からはグループレッスンを受け、夕食では吉野家(前回ではメインイベントと聞いて
いたので・・・)で牛丼を食べて全日程終了です。
今回の遠征はほとんどの子が始めて会う子ばかりですこし不安な面もありましたが、いつ
もと違うコーチだから緊張していたのか本当に皆一生懸命で、言うこともよく聞いてくれ、
苦労も少なかったです。今となっては帰って皆ばらばらになるのも少しさみしいぐらいで
す。各クラブに戻ってこの遠征で受けた刺激を少しでも長く持ちつづけて、ますます上達
してくれたらなによりです。
また、テニスはもちろんですが、ユニバーサルスタジオ、色々な食べ物、英語・・・と、
少しでも多くの LA らしいことを体験させたいと思ってスケジュールを組みました。子供達
も自分達で注文するようになったし、挨拶もするようになり、英語への興味も持ったよう
です。そういったところでは僕も野ノ川コーチも大変満足しています。また今後改善しな
ければならないところも見えてきたので次回にに生かしていけたらと思います。
スポンサーであるポッカさん、JKC のデニスコーチ、マンハッタン CC のマークコーチ、
遠征のサポートをしてくれた平沢さん、河本さん、また各ご父兄に感謝をしてこのレポー
トを終わりたいと思います。
それでは皆さん子供達の元気な姿を待っていてください。さようなら。
遠征をふり返って
杉崎
平
1.自分の目標
ぼくのこの遠征の目標は、<あきらめないこと>あと、<ストロークをもっと安定
させること>でした。
2.よかったこと
試合の時に、どんな球でもあきらめずにくらいついてったことです。でも、あきら
めずにひろっているだけでは、チャンスボールがあがってしまうので、ふられた時こ
そしっかり打つことを考えて打っていたこと、二十分間走の時に自分の一番早く二十
分間を走るスピードを上げたことです。なので、前より体力がついて、コートを十周
するくらい何ともなくなりました。これからも、自主的にランニングをして一セット
の試合が息ぎれしないで終われるぐらいに体力をつけたいです。
3.悪かったこと
ボレーを打つ時に、打つと同時に足を出すのを忘れて球に力がなかったり、ネット
ばかりでした。ダブルスの試合の時も、ボレーのミスが目立ち二試合とも負けてしま
いました。それと、シングルスのせった試合の後半にふんばりがきかなくなっていて
手だけの打ち方になっていたことです。
4.今後の課題
今後は、体力や足腰をきたえていきたいです。そのために、練習前や後にランニン
グをしたりラダーやシャトルランを今まで以上にがんばりたいです。
海外遠征を終えて
三重
松葉
海奈
私は、12 月 6 日から 9 日間、アメリカのロスアンゼルスへ、テニスの遠征に、行かせて
もらい、ジャッククレーマーというテニスクラブへ、練習や試合を、しました。
私が、今回のテニス遠征で、1 番印象に残ったことは、世界で有名な女子のプロ選手をそ
だてたテニスコーチから、「日本の選手は、前に出るのが、にがてだから、自信をもって前
へ出ていったほうが試合で勝てる。
」とアドバイスを、してもらったことです。
そのほかには、外国人の選手と、試合を、した時、体が大きくて、手や足が長いので、
私が、いいボールを打っても、かんたんに、ひろわれたり、ふり回されたりしました。
私は、このままでは、勝てないと思って、スライスやドロップショットを、たくさん打
って、勝ちました。
外国人は、体が大きくて、パワーがあるので、外国人に勝つためには、強いボールを、
きびしいコースに、打たないと勝てないと思いました。
私が、おどろいたことは、マンハッタンクラブで、練習を、した時に、5才ぐらいの子
どもたちが、たくさん、こう式のボールで、練習をしていたことです。
中には、すごく上手な、子がいて、こんな小さいときから、練習が、できて、うらやま
しく思いました。
アメリカでの生活では、毎日テニスができて、うれしかったです。
ご飯も、おいしく、もっともっと長くいたかったです。
また、海外遠征に行きたいです。
この遠征に、いっしょに行った、野々川コーチ、加藤コーチには、いろんなことを、教
えてもらい、ありがとうございました。
ほんとうに、楽しかったです。
武井美樹
私は外国へ行く遠征は一度も経験をした事がないので最初は、不安もありました。
けれど不安に負けない、期待もありました。
飛行機を降り、ロサンゼルスへ着いた時には不安はなく、期待の方が強くなっていました。
着いたその日からもう練習は始まりました。
でも、時差ぼけですごくねむくて、ボールを思うように打てないという初めての体験をしました。
でもだんだん体もなれていきロスという、環境にも慣れてきました。
私たちの練習場所は、高校やウイルソン公園という場所で練習をやりました。
ここのコートは無料で誰でもできるという大変よいコートでした。
練習のほとんどはジャック・クレーマーというものすごく広いテニスクラブでした。
デニスコーチというサンプラスやダべンポートを教えた事がある人のレッスンを受けました。
現地の平沢さんが通訳をしてくれました。
デニスコーチのレッスンをうけて感じたことは、日本とはテニスのプレ-スタイルが全然違うという事です。
日本では「ストロークでポイントを取る」というスタイルですが、ここでは前へ出て
「ネットプレ-全般でポイントを取る」という、全く違うスタイルでした。
だから、デニスコーチのレッスンの内容はネットプレー中心でした。
私はいつも試合では、ネットプレーをあまりやれないので、前へ出るという事が
よくわからなかったけど、レッスンを受けて少しわかったような気がします。
ジャック・クレーマーの生徒と練習試合をしました。
それと、マンハッタンクラブの生徒とも試合をさせてもらいました。
試合の中で、デニスコーチに教えてもらったネットプレーなどを
少しでもいいからやってみようと思いました。
少しでも前で出てボレーをすると言うことは、とても相手に
プッレシャーをかけられる事もあるし、試合の展開を有利に進められるという事が
わかりました。でも、イメージ通りには中々行きませんでした。
テニスの練習以外にマラソンやトレーニングがきつかったです。
トレーニングをやるたびに、自分に体力がない事に気づかされました。
練習の合い間には、ユニバーサルスタジオにも連れて行ってもらいました。
平日だったからか、人はほとんどいなくて、日本ほど混んではいませんでした。
乗り物も乗れたし、すごく楽しかったです。
食事ではロスへ行ったら和食はしばらく食べられないと思ったけれど、ホテル
の食事は和食ばっかりでした。ただ一度に出てくる量がとても多く食べきれませんでした。
ホテル以外の食事は、洋食や韓国料理のスンドゥブなどたべさせてもらいました。
河本さんのお宅ではバーべキューもご馳走になりました。すごくすごくおいしかったです。
この遠征でたくさんのコーチから受けたアドバイスを、忘れることなく、これからテニスを続けて行く中でも
どんどん実行して行かなけばならないと思います。
あっという間に過ぎてしまい、もう少しロスという環境で練習を続けたかったくらいです。
こんなに充実した遠征を、企画して下さった皆様に本当に感謝しています。
引率してくれた野々川コーチ、加藤コーチ本当にありがとうございました。
山
香織
12 月 6 日月曜日、その日は海外遠征出発の日でした。
私は、不安と楽しみでいっぱいでした。
今回の遠征は、ライバルばかりでのチームでしたので、
大変緊張しましたが、練習はとても充実したように思います。
特に私の場合は、サーブが課題でしたが、アメリカのデニスコーチに
たくさん指摘してもらい、またいっぱい練習させてもらったので、
少し球が速くなったような気がします。
練習は、朝から夕方まで毎日一日中やり、特にランニングは
きつかったですが、いろいろな事を皆で試したので、とても楽しく、
時間があっという間に過ぎました。
海外の子とも試合や練習を行い、テニスを通じて仲良くなりました。
アメリカの子は、日本と違い、すごくしゃべってくるので、驚きました。
私たちが使ったコートは全てハードコートでしたが、日本のハードコート
より、とても弾むので、最初は慣れるまで大変でした。
でも、とても環境の良い所でした。コートがいっぱいあり、プールもあって、
とてもきれいでした。
また機会があれば、是非行ってみたいと思います。
コーチ達には、実技だけでなく、メンタル的な事や心構えなども教えて
もらい、ユニバーサルスタジオにもつれていってもらい、とても楽しかったです。
良い思い出になりました。
指導してくれた野々川コーチ、加藤コーチに、とても感謝しています。
また、日本でお会いできる事を楽しみにしています。
ありがとうございました。
(西尾
武蔵)
僕は行く前の日なかなか眠れず、どきどきしていました。ロサンゼルスに行く当日も余
計に緊張し、飛行機の中でも眠れず、通路に出てはうろうろ、ロサンゼルスまですごく長
く感じました。ロサンゼルスに着き、少しの休憩があり、練習が始まりました。寝ていな
いので、時差ぼけで体調が悪く最悪でした。眠れる時にしっかり寝なくてはいけないと反
省しました。
2日目の午前中は雨でミーティングをしました。一人一人目標を言いました。僕は、素
早く動くフットワークでチャンスボールは絶対に決められるようになりたいと言ったとこ
ろ、野々川コーチに判断力を身につける方法を教えてもらいました。とても勉強になりま
した。
午後から雨もやみボレーを中心に練習しました。最初、ボールをコントロール出来ずあ
せりました。JKC のデニスコーチからネットに詰め、ボレーでポイントを取る練習を受け、
ちょっとづつ上手く出来るようになりました。その日の夕方、テニスクラブの子達と練習
をしました。すべてゲーム形式のポイント練習で楽しくできました。アメリカ人のコーチ
が僕達に分かりやすく教えてくれました。
次の日、ユニバーサルスタジオに行き思う存分遊べました。日本よりもアトラクション
が凝っていて、バンフェルシングは最高でした。
午後から公園のテニスコートで練習しました。あんなところが無料で出来るなんてアメ
リカはいいなと思いました。ストロークとボレーをミスらず、つなげる練習でした。その
後、股関節のトレーニングとダッシュをやりました。
翌日は一日、玉出しの基本練習で、正確なストロークと自分のスイングの勉強をしまし
た。自分のプレースタイルをどうしたらいいか勉強になりました。
JKC のメンバーと対抗戦をしました。3試合行い、すべて勝ちました。チャンスボール
も決まり、良いゲームが出来たと思いました。今回の遠征ではいろんなひとに会え、いろ
んな経験ができました。特に英語が話せたらいいなーと思いました。野々川、加藤コーチ、
本当にありがとうございました。そして、すごい機会を作ってくれた、大島コーチ、ポッ
カの皆さん、ありがとうございました。
中川
航
僕は今回この遠征をとても楽しみにしていました。なぜかというと理由は二つあります。1つは夏の遠征も含めて
今回が二回目で、アメリカ人の人とコミニュケーションが前よりも楽しくなるかもしれないということです。もう1つは、
自分のテニスがアメリカの選手に通用するかどうかということです。ロスに着いて1時間くらいしてからジャッククレー
マークラブで時差ぼけにかかりながら三時間くらい練習しました。充実した練習ができました。毎日練習が終わっ
たらトレーニングです。トレーニングが必要ということは前からわかっていたけどなかなか自主的にはできないので
海外に来て皆でできたのでとても有意義なものでした。これからも続けたいと思います。次の日は午前はウィルソ
ンパークというところで午前を練習しました。そこのコートはすべて無料でしかもナイター設備までついているのでと
ても良かったです。日本にもこういう施設ができればいいなーと思いました。ウイルソンパークは毎週、週に二日
果物や野菜の屋台みたいなものがやっているらしくて僕たちもそこの屋台でりんごを買っていきました。おいしかっ
たです。午後はまたジャッククレーマークラブで練習しました。午後の練習では積極的に前へ出て行く練習をしま
した。サービスラインくらいに上がったボールはドライブボレーで攻めていくようにとコーチに言われました。練習をお
えて夕食は元ヨネックスに勤めていた野の川コーチの友達の河本さん宅におじゃまさせていただいてバーベキュウ
をすることになりました。焼肉は日本とは違った味で、とてもおいしかったです。日本よりおいしい気がしました。4
日目は試合です。午後が試合のため午前は最終チェックのような感じで高校で練習しました。練習の最初に
加藤コーチに試合前の夜の過ごし方について注意されました。それは、試合前の日に次の日の試合で自分の
力が発揮できるようにしっかりと準備をするということです。最終日、ダベンポートなどのトッププロが育ったというマ
ンハッタンクラブで練習試合をしました。この日は試合をいっぱいして、念願のアメリカで初めて?勝ちました。う
れしかったです。この練習試合では日本チームが圧勝しました。前々日のジャッククレーマークラブとの練習試合
では、前に来た時に試合をした人とまたやりました。前に来た時はコテンパンに負けました。だからこの日は勝って
やろうと思ったのですがまさかの逆転負けでした。こうしてロス遠征は終わりました。この遠征で感じたことが一つ
あります。それは積極的にネットプレーをしにいって自分から決めようとするパターンです。僕はどちらかといえばネ
ットプレーが好きなのでこれからはもっと前へ出て行こうと思います。野の川コーチ、加藤コーチ、アメリカの河本さ
んそれからデニスさん本当にありがとうございました。
小川里絵
今回の遠征で印象に残ったことはデニスコーチのレッスンです。
ゲーム式での練習が多くとても楽しくできました。
デニスコーチは最初自分たちのゲームを見て、もっとボレーに出たほうが良いとアドバイスをさ
れボレー中心のレッスンをしました。
私は、ほとんど試合でボレーに出ることはなかったし、どちらかというと苦手だったので一生懸
命練習をしました。
そのほか、サーブのフォームを見てもらいました。私は上から引くので、最初、ロディック?と
言われてびっくりしました。
足のためができれば、スピードがもっと速くなると言われたので、足をきたえてパワーアップし
たいと思いました。
今回は 2 度目の海外遠征であまりいろいろなことに緊張しなかったので、先回に比べるとあっ
という間に帰国する日になっていました。
外国での練習は、学校のことやほかの事を気にせず一日中テニスに集中できるので、とても良い
と思いました。
遠征のチャンスをくれた人たち、お世話になったコーチやいろいろな人たち、どうもありがとう
ございました。
西尾 友里
7月のロス遠征が終わった時、ロスにはもうしばらく行くことが出来ないだろ
うと思ったけど、ポッカ杯のテニス遠征でまた行くことが出来ました。
一度体験してもう今度は大丈夫と思った飛行機も9時間のフライトには今回も
くたくたになりました。
ロスに到着し飛行場から一歩外に出ると、道路と家の広さにまたロスに来たん
だと実感しました。
そして、前回の遠征が終わったとき、もうしばらく行くことの出来ないだろう
と思われ寂しかった大好きなジャッククレーマーテニスクラブでまたテニスが
でき、とてもうれしかったです。
ジャッククレーマーテニスクラブのデニスコーチのレッスン内容は、ポイント
を取り合うレッスンが大半で、いつも私たちがやっているレッスンと全然違っ
ていてびっくりしました。
ジャッククレーマテニスクラブ以外では、マンハッタンカントリークラブでレ
ッスンを受けましたが、ポイントを取り合う練習が多く、ロスの子供たちは
みんな楽しそうに練習していました。
私たちも、一緒に練習してみるととても楽しく、そして真剣に練習出来とても
良かったです。
今回の遠征では公式試合には出なかったけど、ロスの同じく位の年の子供たち
と何度も対抗戦をしたりしてとても刺激になりました。
私がロスで一番印象に残っている練習は、ジャッククレーマテニスクラブで遠
征メンバーとした練習です。
どのような練習かというと、加藤コーチの考えた練習で、対ブレークで戦うの
ですが、ボレーやスマッシュ、つまりネットプレーでポイントを取ると、ポイ
ントが2倍になるという練習でした。
この練習でネットをとる事の大切さがとてもよくわかり、今の私にはとても大
切な練習だと思いました。
テニス以外では、遠征4日目にはユニバーサルスタジオに遊びに行きました。
加藤コーチにだまされて入った「ヴァンヘルシンク」というお化け屋敷のアト
ラクションは本当に怖くて・・・・・
(涙)でも、これに耐えれたということは
いいメンタルトレーニングになったかも(笑)。
今回の遠征ではいろいろな子達と練習でき、いろんな課題が見つかりました。
今後この課題を克服し、もっと上を目指して頑張っていきたいと思います。
そのためには、このチームでもっと一緒に練習が出来たらといいのになと思い
ました。
野々川コーチ、加藤コーチ、本当にありがとうございました。
またテニス教えてくださいね。