エコカーへの関心度は

2012.08.31 Vol.4
世界16都市生活者の「エコカー」に対する関心度
■エコカーへの関心度は、7割台から1割台まで、都市によって大きな差。
・台北、ソウル、メトロマニラでは東京(61.1%)以上に関心が高い。
■タイプ別では、「電気自動車」と「ハイブリッド車」が認知・関心ともに高い。
・サンパウロの関心度1位は「フレックス車」。 「燃料電池車」の認知はまだ低い。
■関心はあっても、実際の車購入時に環境配慮を重視するのは東京のみ。
博報堂では、グローバル市場でのマーケティング戦略に活用するためのオリジナル生活者調査『Global HABIT(グローバルハビッ
ト)』を、2000年より毎年、アジアと欧米の主要34都市で中・上位収入層を対象に実施しています。
今年は、最新(2011年実施)のGlobal HABIT調査のデータをもとに様々な角度から分析を行い、日本企業がグローバル市場で
戦うためのヒントを全10回シリーズでご紹介しています。
第4回レポートでは、世界中の自動車メーカーがしのぎを削る「エコカー」について、世界16都市の生活者の関心度や認知度につ
いて分析した結果をご報告いたします。
※この調査では、次の7つのタイプ(電気自動車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車、水素エンジン車、クリーンディー
ゼルエンジン車、フレックス/バイオ燃料エンジン車)をエコカーと定義し、調査しました(p.2参照)。
※調査16都市= 香港、台北、ソウル、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、メトロマニラ、ジャカルタ、ホーチミンシティ、デリー、
北京、東京、モスクワ、フランクフルト、ニューヨーク、サンパウロ
1.エコカーへの関心度
エコカーに対する関心度は、最も高い都市(台北・73.6%)から最も低い都市(ホーチミンシティ・14.7%)まで、都市によって大き
く差がある。台北、ソウル、メトロマニラの関心度は7割前後で、東京(61.1%)以上に関心が高い。ニューヨーク、香港でも6割を
超えている。
2.エコカーのタイプ別認知度
エコカーの各タイプの認知度について4段階評価*で聞いたところ、「特徴や内容をよく知っていた」と「ある程度知っていた」の合
計値が高かったのは「電気自動車」と「ハイブリッド車」であった。この2タイプを比較すると、「ハイブリッド車」に関しては半数以上
の生活者が「知らなかった」と答えた都市が複数あり(電気自動車はゼロ)、「電気自動車」が一歩リードしていると言えそうである。
「日本再生戦略」の環境分野で注目される「燃料電池車」は、認知度レベルにおいては低めにとどまっている。
( * 4段階:特徴や内容をよく知っていた、ある程度知っていた、名前だけは聞いたことがあった、知らなかった)
3.エコカーのタイプ別関心度
エコカーのタイプ別に興味/関心の程度について5段階評価*で尋ね、「非常に関心がある」と「ややある」の合計値をタイプ別に
比較してみたところ、「電気自動車」の関心度が最も高く、全ての都市でトップ3に入った。次いで関心が高かったのは「ハイブリッ
ド車」。多くの都市で「電気自動車」と「ハイブリッド車」が関心度1・2位を競っている。
一方、サンパウロでは「フレックス/バイオ燃料エンジン車」が関心度1位となっている。
( * 5段階:非常に関心がある、やや関心がある、どちらともいえない、あまり関心がない、全く関心がない)
4.自家用車購入時の「環境対応」重視度
車保有者が車を購入する際に重視した点のランキングを見てみると、「環境に配慮している」がトップ10に入ったのは、東京の
みであった。東京以外の都市では、「環境に配慮している」ことは、実際の車購入時には重視されていない様子が伺える。
また、「燃費が良い」は10都市でトップ10入りしており、うち9都市はアジアであった。アジアでは「環境への配慮」よりも「燃費の
良さ」が重視されていると言える。
株式会社 博報堂 / 研究開発局
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1
<調査結果の詳細>
1.エコカーへの関心度
•エコカーに対する関心度を5段階評価で尋ね、「非常に関心がある」と「やや関心がある」の合計を見てみると(図:棒グラフ)、最も高い
都市(台北・73.6%)から最も低い都市(ホーチミンシティ・14.7%)まで、都市によって大きく差がみられた。
【関心度:高】台北、ソウル、メトロマニラでは、東京(61.1%)以上に関心が高い。ニューヨーク、香港も6割を超えている。
【関心度:中】北京、バンコク、フランクフルト、クアラルンプール、ジャカルタ、サンパウロ、約3~4割の関心度。
【関心度:低】ホーチミンシティ、シンガポール、モスクワ、デリーは1~2割台と低く、エコカーへの関心が高くない様子が伺える。
•自家用車の購入意向者ベースで見てみると(図:折れ線)、各都市とも都市平均よりエコカーへの関心度は高まる。特に、バンコクで
は都市の全体平均よりも3割以上、シンガポールでは2割以上、香港、北京、フランクフルト、ジャカルタ、デリーは1割以上高い結果
となっている。
<補足>
この調査結果については、各国の法規制や税制の違い、「エコカー」の定義が国によってまちまちである点などに留意しておく必要がある。
•欧州ではCO2 排出量規制が始まっており、2012年から2018年までに目標値を達成できなかった場合、自動車メーカーは罰金を支払
わなければならないため、排気量の少ない車種の生産が進められている。このため欧州では、「CO2排出量の低さ」が車を購入する時の
判断基準の1つとなっていると言われている。この調査では、フランクフルトのエコカー関心度は約4割だが、仮に『CO2排出量が低い車』と
いう表現で質問した場合には、より高い関心を示した可能性がある。
•一方、シンガポールでは、車は交通手段としてよりも嗜好品としての側面が強いと言われている。交通渋滞緩和を目的とした車両総量
規制政策が実施される中で、車購入価格は日本の2倍近くなるとも言われている。車購入には高い費用がかかるため、「環境に配慮した
車」よりも「グレードが高く、カッコイイ車」を志向する傾向が高いという見方もできる。
Q : 電気自動車やハイブリッド車などのエコカーについて、どの程度関心がありますか。(5段階)
全体=非常に興味/関心がある
全体=やや興味/関心がある
車購入意向者(興味/関心がある計)
(%)
100
90
80
75.2
70
計73.6
73.4
76.5
67.7
65.1
計61.1 計60.9 計60.2
50.6
75.1
計69.6 計68.9
60
50
76.3
47.0
52.8
53.4
41.8
41.1
40
46.0
43.4
43.9
計41.4 計39.8
30
38.5
20
10
23.0
22.6
29.4
計36.6
29.4
27.8
15.1
17.5
16.3
2.9
0
10.4
7.2
計33.7
47.4
46.4
44.5
40.9
26.2
計31.8 計30.9
30.8
26.0
2.9
5.8
16.9
計28.8
25.5
24.1
5.4
4.7
計21.3
14.6
6.7
計19.8
計14.7
16.1
13.9
3.7
0.8
<Global HABIT調査におけるエコカー(eco-conscious car)のタイプと定義>(対象者に呈示)
■電気自動車:100%電気を使い、「モーター」で走行する自動車
■ハイブリッド車:ガソリンやディーゼルやLPGを燃料とする「エンジン」と、電気で動く「モーター」を組み合わせて走行する自動車
■プラグインハイブリッド車:家庭用電源で充電が可能なハイブリッド車
■燃料電池車:水素と酸素を反応させて発電した電気で「モーター」を回転させ、走行する自動車
■水素エンジン車:ガソリンの代わりに水素を燃料として、「エンジン」で走行する自動車
■クリーンディーゼルエンジン車:もともとガソリンエンジン車に比べて燃費がよく、二酸化炭素排出量も少ないディーゼルエンジン
車を、窒素酸化物の排出量においても改良した自動車
■フレックス/バイオ燃料エンジン車:とうもろこしやサトウキビ、木材など主に植物を原料として作られるバイオエタノールや、
動植物性の油脂を分解してつくるバイオディーゼルなどを燃料として走行する自動車
(参考データ) 都市別の「自家用車保有率」と「自家用車購入意向率」(割合/N数)のデータをp8に掲載しています。
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2
2.エコカーのタイプ別認知度
•各都市におけるタイプ別の認知度について4段階評価(特徴や内容をよく知っていた、特徴や内容をある程度知っていた、名前
だけは聞いたことがあった、知らなかった)で聞いたところ、タイプによって認知度に大きく差があった。「認知度TOP2」(特徴や
内容をよく知っていた、ある程度知っていた)の割合が5割以上の都市と、「知らなかった」割合が5割以上の都市の数をそれぞ
れカウントし比較すると(下表)、「電気自動車」と「ハイブリッド車」の2タイプがリードしている状況がわかる。
・「電気自動車」は、「認知度TOP2」5割以上が計6都市、「知らなかった」5割以上の都市はゼロであったことから、最も認知が進
んでいるエコカーのタイプと言えそうである。
・「ハイブリッド車」は、「認知度TOP2」5割以上は5都市で、「知らなかった」5割以上は4都市となっており、「電気自動車」に比べ
ると、まだ認知が進んでいない都市が多い結果となっている。
・「プラグインハイブリッド車」は2都市(香港・台北)、「クリーンディーゼルエンジン車」は1都市(香港)、「フレックスバイオ燃料エン
ジン車」は1都市(サンパウロ)で「認知度TOP2」が5割以上だが、「知らなかった」5割以上も、各5都市以上と少なくない。
・「燃料電池車」、「水素エンジン車」は、「認知度TOP2」が5割を超えた都市は1都市もない結果であった。
これらの結果は、既に製品化が進み販売されているモデルの有無、モーターショーをはじめとしてメディアで取り上げられる機会
の多さ等が強く影響していると考えられる。
また、「日本再生戦略」の環境分野で2015年までに市場投入すると明記されている「燃料電池車」は、認知度レベルにおいては
低めにとどまっている。
タイプ別認知状況分類表
認知度TOP2が5割以上
(特徴や内容をよく/ある程度知っていた計)
「知らなかった」割合が5割以上
<6都市>
台北、香港、ソウル、ニューヨーク、東京、北京
電気自動車
ハイブリッド車
プラグイン
ハイブリット車
<5都市>
台北、ニューヨーク、フランクフルト、ソウル、東京
<4都市>
ジャカルタ、ホーチミンシティ、デリー、サンパウロ
<2都市>
香港、台北
<5都市>
シンガポール、ジャカルタ、ホーチミンシティ、
デリー、サンパウロ
<6都市>
シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、
ホーチミンシティ、デリー、モスクワ
<7都市>
シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、
ホーチミンシティ、デリー、北京、モスクワ
<7都市>
シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、
ホーチミンシティ、デリー、モスクワ、サンパウロ
<8都市>
シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、
ホーチミンシティ、デリー、北京、モスクワ、サンパウロ
<1都市>
香港
クリーンディーゼル
エンジン車
<1都市>
フレックス/バイオ燃料 サンパウロ
エンジン車
燃料電池車
水素エンジン車
※「電気自動車」「ハイブリッド車」の認知度詳細
特徴や内容をよく知っていた
電気自動車
0
10
20
30
40
台北
20.2
53.2
18.8
54.4
15.9
ソウル
17.1
ニューヨーク(2010)
東京
37.8
5.3
21.9
フランクフルト(2010)
10.8
38.6
メトロマニラ
11.1
28.1 計39.2
バンコク
デリー
6.1
28.9 計35.0
9.9
21.8
モスクワ 3.9
シンガポール
23.5
20.3
クアラルンプール
1.9
サンパウロ(2010)
ホーチミンシティ
ジャカルタ
3.0
計27.4
23.7
2.4
計26.1
計22.2
12.0
10.8
0.3
8.1
1.0
計31.7
20.3
15.6
11.5
64.0
計61.8
55.7
計53.5
30.7
70
計73.4
計54.9
48.2
北京
60
計73.2
45.9
購入意向者(認知度TOP2)
ハイブリッド車
(%)
50
香港
(都市別)(全体ベース/購入意向者ベース)
特徴や内容をある程度知っていた
計52.6
90
75.2
100
0
10
66.0
43.7
42.7
37.3
41.0
45.3
40
14.1
香港
10.6
37.9
モスクワ
5.7
30.4
10.7
クアラルンプール
デリー
サンパウロ(2010)
棒グラフ計11.1
ジャカルタ
棒グラフ計9.1
ホーチミンシティ
Inc., All Rights Reserved.
3.9
18.0
5.6
1.8
21.1
計29.6
計24.3
5.7 5.2
1.1
41.0
19.8
13.1
56.7
80
74.9
90
100
・車購入意向者ベースで見てみると、
「電気自動車」の認知が都市全体より
も2割以上高いのはクアルンプール、
1割以上高いのは北京、フランクフル
ト、モスクワ、シンガポールであった。
「ハイブリッド車」の認知が都市全体よ
りも2割以上高いのはクアラルンプー
ル、1割以上高いのはバンコク、シン
ガポール、モスクワとなっている。
41.3
48.7
34.7
43.3
計21.2
15.3 計20.9
65.9
58.7
48.3
計36.1
計33.3
13.0
7.1
1.8
60.4
57.5
計48.5
29.3
20.4
3.2
計54.8
計52.4
25.3 計36.0
8.5
計72.0
計57.5
40.7
45.7
北京 4.0
70
33.4 計56.8
6.7
バンコク
(%)
60
50.1
東京
メトロマニラ
50
38.8
23.4
フランクフルト(2010)
棒グラフ計15.0
Global HABIT Ⓒ 2012 HAKUHODO
30
18.7
ニューヨーク(2010)
シンガポール
39.6
20
21.9
台北
81.9
ソウル
58.6
60.2
計49.4
80
30.3
棒グラフ計14.8
棒グラフ計8.9
棒グラフ計6.8
3
エコカーのタイプ別認知度(都市全体)
認知度TOP2(特徴や内容を知っていた)
名前だけは聞いたことがあった
電気自動車
0%
20%
40%
60%
香港
73.2
26.1
台北
73.4
25.3
ソウル
61.8
シンガポール
26.1
クアラルンプール
22.2
バンコク
ホーチミンシティ 11.1
デリー
46.6
54.9
ニューヨーク(2010)
15.0
32.1
38.3
43.3
20%
香港
40%
60%
台北
48.2
48.9
ソウル
80% 100%
34.8
64.3
0.9
0%
20%
40%
11.3
28.3
クアラルンプール
11.1
34.7
54.2
9.5
33.0
メトロマニラ
33.9
ジャカルタ 10.9
ホーチミンシティ
デリー
北京
モスクワ
フランクフルト(2010)
ニューヨーク(2010)
サンパウロ(2010)
東京
63.7
27.8
16.7
44.2
34.3
39.7
20.8
42.9
41.2
Global HABIT Ⓒ 2012 HAKUHODO
44.4
41.2
43.2
49.2
35.4
60%
80% 100%
14.6
56.5
28.9
51.1
72.4
63.6
26.9
41.2
26.1
23.0
65.0
28.8
11.8 17.1
71.1
20.6
20.4
21.6
21.5
34.9
43.6
17.6
50.2
42.4
36.0
13.8
40.7
27.7
29.6
20.1
25.3
58.2
14.8
31.6
48.1
17.1
52.0
30.8
65.2
55.3
47.3
35.2
17.5
6.2
2.9
52.1
45.0
16.2
2.3
58.1
39.6
32.3
34.3
Inc., All Rights Reserved.
40%
16.6
40.5
N.A.
20%
57.6
38.2
36.3
41.9
燃料電池車
3.1
39.3
14.5
60.7
53.0
34.1
56.7
36.3
29.1
22.6
15.6
27.6
26.2
42.6
47.2
32.6
19.4
24.5
20.1
17.8
56.5
26.9
29.6
16.3
39.8
32.7
27.5
14.0 22.4
54.1
13.9
32.0
30.1
22.9
9.1
49.2
34.5
62.0
60.4
34.1
26.5
23.0
4.5
10.2 24.6
56.7
32.4
8.6
16.9
49.2
21.5
22.7
3.7
50.7
57.8
36.3
67.7
69.0
80% 100% 0%
48.6
48.4
40.2
29.1
32.8
60%
73.9
22.5
13.2
30.9
8.8
18.2
9.4 21.6
10.2
53.3
43.7
52.3
5.6 26.7
12.4
38.8
45.7
37.1
29.5
6.6
30.1
31.9
シンガポール
バンコク
40.4
18.0
52.8
41.2
19.2
28.7
52.4
2.9
10.7
51.7
37.6
13.2
16.5
36.6
56.5
28.5
フレックス/バイオ燃料エンジン車
ク リーンディーゼルエンジン車
0%
38.1
57.5
25.6
18.7
57.0
56.8
3.2
2.3
15.2
35.4
14.8
46.7
53.5
東京
47.8
67.0
24.3
4.0
12.9
49.9
60.3
33.3
12.0
2.0
26.2
22.2
80% 100%
1.8
5.7
48.8
30.8
20.9
33.9
49.4
フランクフルト(2010)
サンパウロ(2010)
38.7
37.7
60%
47.8
33.8
6.8 26.2
35.4
27.4
モスクワ
8.9
46.1
52.6
北京
36.1
40%
50.5
41.7
45.0
36.0
10.4
44.3
22.2
39.4
28.7
20%
2.7
26.0
54.8
21.2
42.3
44.6
31.7
48.9
29.6
15.8
48.6
80% 100% 0%
60%
72.0
1.2
2.0
50.3
40%
48.5
0.7
27.0
49.2
39.2
9.1
20%
35.0
50.8
35.0
メトロマニラ
ジャカルタ
36.1
38.9
プラグインハイブリッド車
ハイブリッド車
80% 100% 0%
知らなかった
32.7
39.3
53.5
43.1
4
3.エコカーのタイプ別関心度
(※分析対象:エコカー関心度3割以上の計12都市)
•エコカーのタイプ別の関心度について、p2の「エコカー関心度」が3割以上であった12都市について、5段階評価(非常に関心が
ある、やや関心がある、どちらともいえない、あまり関心がない、全く関心がない)の結果をみたところ、「非常に関心がある」と「や
や関心がある」の合算(以下「関心度TOP2」と表記)では、「電気自動車」が全ての都市でトップ3に入り、最も関心が高かった。
次いで「ハイブリッド車」への関心が高い。
•エコカーへの関心度が高い(6割以上)都市(台北、ソウル、メトロマニラ、ニューヨーク、香港、および東京)では、香港以外の都
市で「電気自動車」と「ハイブリッド車」が1・2位を競っている。3位は都市によってバラツキが見られる。
•エコカーへの関心度が中程度(3割以上6割未満)の都市(北京、バンコク、フランクフルト、クアラルンプール、ジャカルタ、サンパ
ウロ)でも、「電気自動車」は全都市でトップ3に入り、関心度の高さが伺える。
※サンパウロでは、「フレックス/バイオ燃料エンジン車」が1位(5割超)となっており、他都市とは明らかに異なる様子を見せている。
これは、ブラジル政府が1931年から展開しているバイオエタノール政策の影響が大きいと考えられる。2003年からフレックス車
の販売が開始され、2005年にはフレックス車が新車販売台数の7割を占めるようになっている。(農林水産政策研究所「ブラジ
ルにおける バイオ燃料政策(2011年8月)」より)。
Q.それぞれのエコカーについて、どの程度興味や関心がありますか。(各都市トップ3)
■エコカーへの関心度が高い(6割以上)都市
台北
ソウル
メトロマニラ
ニューヨーク(2010)
香港
東京※
1
ハイブリッド車
電気自動車
電気自動車
ハイブリッド車
電気自動車
ハイブリッド車
2
電気自動車
ハイブリッド車
ハイブリッド車
電気自動車
プラグイン
ハイブリッド車
電気自動車
燃料電池車
水素エンジン車
クリーンディーゼル
エンジン車
超低燃費
ガソリン車※
3
クリーンディーゼル フレックス/バイオ
エンジン車
燃料エンジン車
※東京:HABIT2011
■エコカーへの関心度が中程度(3割以上6割未満)の都市
北京
バンコク
フランクフルト(2010) クアラルンプール
ジャカルタ
サンパウロ(2010)
クリーンディーゼル フレックス/バイオ
エンジン車
燃料エンジン車
1
電気自動車
電気自動車
ハイブリッド車
電気自動車
2
ハイブリッド車
ハイブリッド車
電気自動車
ハイブリッド車
電気自動車
クリーンディーゼル
エンジン車
3
燃料電池車
クリーンディーゼル
エンジン車
プラグイン
ハイブリッド車
燃料電池車
ハイブリッド車
電気自動車
Global HABIT Ⓒ 2012 HAKUHODO
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5
(参考)各都市のエコカータイプ別関心度
( 台北)
0
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
20.4
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
25.6
40.8
22.7
30.8
14.9
18.0
39.9
5.7
19.4
38.1
21.1
37.7
19.0
39.7
23.0
9.8
35.6
12.4
35.2
36.9
12.5
34.3
11.6
33.9
11.8
35.5
12.7
33.7
7.5
36.3
18.1
N.A.
15.4
3.3
33.9
N.A.
※東京:HABIT2011
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
10.0
26.4
7.3
28.7
19.8
9.3
14.4
3.7
8.8
3.8
27.6
26.6
21.6
20.8
18.2
4.0
16.8
2.4
22.9
(クアラルンプール)
19.4
3.0
( サンパウロ2010)
( ジャカルタ)
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
15.0
2.3
12.2
3.0
9.6
1.4
11.4
2.6
14.1
2.6
13.6
1.6
6.7
0.9
14.0
1.8
6.9
1.6
5.7
7.1
0.8
13.4
1.4
Global HABIT Ⓒ 2012 HAKUHODO
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
14.0
27.0
7.8
( フランクフルト2010)
0
7.4
11.7
5.7
14.1
4.8
22.9
9.0 14.3
0
21.7
17.4
3.0
16.3
2.7
17.8
4.2
4.6
5.9
42.7
( バンコク)
26.0
5.4
39.9
11.1
18.7
5.3
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0
15.4
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
9.2
32.2
( 北京)
0
0
26.9
4.3
4.9
9.2
40.9
29.3
6.2
10.6
37.6
11.0
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
18.9
40.4
( 東京2011)
( 香港)
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0
18.1
40.9
6.9 20.9
36.4
17.1
19.1
38.9
( ニューヨーク2010)
0
41.0
37.6
39.7
14.2
24.0
18.0
31.3
10.4
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
25.4
6.1
35.0
8.4
0
39.8
20.4
44.6
10.3
( メトロマニラ)
( ソウル)
0
23.0
4.3
16.3
2.8
22.0
Inc., All Rights Reserved.
0
4.2
10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
17.2
16.2
1.6
12.4
2.4
15.8
1.8
13.8
3.2
24.8
3.8
13.8
41.9
6
4.自家用車購入時の「環境対応」重視度
車保有者が車を購入する時に重視した点(選択肢26項目)において、「エコカー」に関連する項目として「環境への配慮」と「燃
費」にフォーカスしてみると、「環境に配慮している」がトップ10入りしたのは、東京のみという結果であった。東京以外の都市では、
「環境に配慮していること」は実際の車購入時には重視されていない様子が伺える。
また、「燃費が良い」は10都市でトップ10に入り、うち9都市がアジアであった。ここ数年ガソリン価格が高騰していることもあり、燃
費の良い車が好まれる傾向が強くなっていると考えられ、アジア各都市では「環境に配慮」よりも「燃費が良い」ことが重視されてい
ると言える。
自家用車購入時の重視点<トップ10>
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
(選択肢26項目)
9位
10位
燃費が良い
環境に配慮
している
香港
安全性が高
い
(86.7%)
評価されてい
るブランドで エンジン性能 燃費が良い
ある
(64.4%)
(63.0%)
(71.1%)
台北
安全性が高
い
(83%)
長距離の移
評価されてい
価格に見合っ 動でも乗って 内装デザイン 長く乗り続け 室内が広々と 乗り降りがし
るブランドで エンジン性能 燃費が良い
ている
いる全員が快
が良い
られる
している
やすい
ある
(66.3%)
(63.0%)
(61.1%)
適に過ごせる
(48.1%)
(45.7%)
(44.7%)
(44.6%)
(66.3%)
(52.8%)
18位
(30.5%)
ソウル
安全性が高
い
(54.0%)
評価されてい
価格に見合っ
室内が広々と 楽に運転が 外観スタイル 雪道や悪路 長く乗り続け
るブランドで
エンジン性能 燃費が良い
ている
している
できる
が良い
が楽に走れる
られる
ある
(41.0%)
(39.2%)
(41.2%)
(36.9%)
(34.9%)
(34.4%)
(32.9%)
(32.9%)
(44.2%)
26位
(7.5%)
シンガ
ポール
安全性が高
い
(77.0%)
長距離の移
評価されてい
楽に運転が 価格に見合っ
乗り降りがし 動でも乗って 長く乗り続け
内装デザイン
運転が楽しい エンジン性能
るブランドで
できる
ている
やすい
いる全員が快
られる
が良い
(67.6%)
(65.7%)
ある
(68.5%)
(68.5%)
(62.9%)
適に過ごせる
(58.7%)
(57.7%)
(58.2%)
(60.6%)
クアラルン
プール
バンコク
安全性が高 価格に見合っ
楽に運転が
燃費が良い エンジン性能 運転が楽しい
い
ている
できる
(44.8%)
(42.0%)
(38.6%)
(51.7%)
(47.0%)
(38.6%)
安全性が高
い
(57.9%)
長く乗り続け 価格に見合っ
燃費が良い
られる
ている
(53.1%)
(54.6%)
(53.5%)
評価されてい
楽に運転が
メトロマニ エンジン性能 るブランドで
できる
ラ
(92.9%)
ある
(88.0%)
(90.2%)
ジャカルタ
ホーチミン
シティ
楽に運転が 価格に見合っ 室内が広々と 走行時の室 外観スタイル 内装デザイン ボディ全体の
できる
ている
している
内の静かさ
が良い
が良い
大きさ
(61.5%)
(61.5%)
(48.1%)
(44.4%)
(42.2%)
(42.2%)
(42.2%)
楽に運転が
できる
(87.0%)
16位
(30.4%)
11位
(56.8%)
長距離の移
評価されてい
長く乗り続け 動でも乗って 内装デザイン 外観スタイル
るブランドで
られる
いる全員が快
が良い
が良い
ある
(35.6%)
適に過ごせる
(35.0%)
(34.4%)
(34.4%)
(35.1%)
21位
(18.3%)
評価されてい
多目的に使え 内装デザイン 楽に運転が 外観スタイル
るブランドで エンジン性能
る
が良い
できる
が良い
ある
(50.9%)
(49.8%)
(49.8%)
(48.7%)
(47.6%)
(51.6%)
長距離の移
安全性が高
価格に見合っ 動でも乗って 乗り降りがし 長く乗り続け
運転が楽しい
い
ている
いる全員が快
やすい
られる
(86.6%)
(87.7%)
(85.8%)
適に過ごせる
(83.1%)
(82.0%)
(83.1%)
走行時の室
内の静かさ
(79.0%)
26位
(28.9%)
20位
(66.8%)
長距離の移
安全性が高
価格に見合っ 多目的に使え 長く乗り続け
動でも乗って 室内が広々と
運転が楽しい
エンジン性能 燃費が良い
い
ている
る
られる
いる全員が快
している
(82.6%)
(76.1%)
(71.7%)
(84.8%)
(80.4%)
(78.3%)
(76.1%)
適に過ごせる
(63.0%)
(65.2%)
内装デザイン 価格に見合っ 楽に運転が
が良い
ている
できる
(75.0%)
(75.0%)
(70.0%)
安全性が高 ステータスが 室内が広々と
燃費が良い
い
ある
している
(60.0%)
(65.0%)
(65.0%)
(60.0%)
評価されてい
多目的に使え 楽に運転が 価格に見合っ
長く乗り続け
安全性が高 内装デザイン 外観スタイル 乗り降りがし
走行時の室
運転が楽しい
るブランドで
エンジン性能
る
できる
ている
られる
い
が良い
が良い
やすい
内の静かさ
(54.9%)
ある
(46.7%)
(63.1%)
(55.4%)
(55.4%)
(50.8%)
(49.2%)
(47.7%)
(47.2%)
(47.2%)
(46.7%)
(50.8%)
北京
エンジン性能
(66.4%)
評価されてい
安全性が高
価格に見合っ 楽に運転が
運転が楽しい るブランドで
い
ている
できる
(61.2%)
ある
(65.5%)
(58.6%)
(57.8%)
(60.3%)
燃費が良い
(57.3%)
12位
(76.6%)
11位
(54.3%)
長く乗り続け 雪道や悪路 外観スタイル
走行時の室
エンジン性能
られる
が楽に走れる
が良い
内の静かさ
(50.0%)
(60.0%)
(50.0%)
(50.0%)
(50.0%)
デリー
22位
(28.6%)
22位
(25%)
20位
(33.8%)
室内が広々と 外観スタイル 雪道や悪路
している
が良い
が楽に走れる
(52.2%)
(52.2%)
(51.3%)
21位
(31.8%)
20位
(37.1%)
モスクワ
長距離の移
評価されてい
安全性が高
楽に運転が 価格に見合っ
乗り降りがし 内装デザイン
動でも乗って 外観スタイル
運転が楽しい
るブランドで
エンジン性能
い
できる
ている
やすい
が良い
いる全員が快
が良い
(75.0%)
ある
(60.2%)
(80.3%)
(73.8%)
(73.4%)
(61.5%)
(61.1%)
適に過ごせる
(59.4%)
(70.1%)
(60.2%)
11位
(59.0%)
23位
(29.9%)
フランク
フルト
(2010)
外観スタイル 内装デザイン 価格に見合っ 長く乗り続け
先進的な技
運転が楽しい
が良い
が良い
ている
られる
術がある
(31.3%)
(49.8%)
(44.5%)
(35.6%)
(31.6%)
(30.8%)
評価されてい
安全性が高 高速走行性
るブランドで
エンジン性能
い
に優れている
ある
(25.4%)
(28.1%)
(25.6%)
(30.8%)
13位
(22.9%)
25位
(11.4%)
ニュー
ヨーク
(2010)
安全性が高
い
(75.3%)
評価されてい
楽に運転が
多目的に使え 価格に見合っ
雪道や悪路 長く乗り続け 外観スタイル
運転が楽しい
るブランドで エンジン性能
できる
る
ている
が楽に走れる
られる
が良い
(71.7%)
ある
(64.3%)
(74.4%)
(67.6%)
(67.0%)
(58.2%)
(57.8%)
(57.8%)
(66.1%)
11位
(57.5%)
25位
(33%)
サンパウロ
(2010)
楽に運転が
できる
(61.0%)
安全性が高
価格に見合っ 長く乗り続け
運転が楽しい
い
ている
られる
(59.2%)
(59.6%)
(56.5%)
(56.1%)
東京
楽に運転が
できる
(51.6%)
安全性が高
い
(51.1%)
燃費が良い
(43.8%)
Global HABIT Ⓒ 2012 HAKUHODO
評価されてい
多目的に使え 内装デザイン
燃費が良い エンジン性能 るブランドで
る
が良い
(55.2%)
(51.6%)
ある
(42.2%)
(41.7%)
(50.7%)
22位
(15.7%)
長距離の移
外観スタイル 価格に見合っ 環境問題に
動でも乗って 乗り降りがし ボディ全体の
エンジン性能
が良い
ている
配慮している
いる全員が快
やすい
大きさ
(30.9%)
(32.4%)
(31.8%)
(31.7%)
適に過ごせる
(24.0%)
(23.9%)
(28.9%)
Inc., All Rights Reserved.
7
(参考データ)
都市別の「自家用車保有率」と「自家用車購入意向率」(割合/N数)
<自家用車保有率/購入意向率>
(%)
自家用車保有率
購入意向率
100.0
88.6
90.0
80.0
81.3 79.8
77.4
73.7
70.0
80.4
79.7
74.5
71.9
70.2
57.8
60.0
49.3
50.0
44.5
40.8
40.0
47.9
45.2
35.2
39.4
34.6
34.3
30.0
30.3
25.525.9
20.0
23.7
21.7
10.0
900
718
697
502
445
361
2,624
1,527
1,439
900
367
520
501
223
247
900
135
431
500
402
176
540
244
187
900
717
309
北京
バンコク
909
232
235
900
273
213
ホーチミンシティ
540
398
439
クアラル
フランクフルト
モスクワ
(2010)
ンプール
デリー
香港
2.2
ジャカルタ
サンパウロ
(2010)
シンガポール
メトロマ
ニラ
バンコク
東京
北京
ニューヨーク
(2010)
クアラルンプール
台北
モスクワ
ソウル
フランクフルト( 2010
)
香港
サンパウロ( 2010
)
メトロマニラ
東京
ニューヨーク( 2010
)
台北
<サンプル数>
全体
車保有者
購入意向者
8.6
5.1
ソウル
0.0
21.3 21.7
20.9
15.0
シンガ ジャカル
ホーチミ
デリー
ポール
タ
ンシティ
540
213
117
900
46
192
898
195
188
900
20
77
※ニューヨーク、フランクフルト、サンパウロは15-54歳男女。それ以外は15-59歳男女。
Global HABIT Ⓒ 2012 HAKUHODO
Inc., All Rights Reserved.
8
<第4回レポート 調査概要>
【調査都市】 16都市
香港、台北、ソウル、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、メトロマニラ、ジャカルタ、ホーチミンシティ、デリー、
北京、東京、モスクワ、フランクフルト、ニューヨーク、サンパウロ
※フランクフルト、ニューヨーク、サンパウロは2010年データ(15-54歳男女)
※東京は、HABIT2011年データ
【調査対象】 15-59歳男女
【サンプル数】 11,230名
※東京のサンプル数は除く
【調査時期】 2011年5月下旬~8月上旬
Global HABITは、2000年から世界の主要34都市で毎年実施している博報堂オリジナルの生活者調査の
データベースです。都市間での比較はもちろん、同一都市の時系列比較も可能です。Global HABIT調査
では、「同一の生活者」(シングルソース)に、ライフスタイル、価値観からメディア接触、購入態度、様々な
カテゴリーのブランド使用状況や意識を聞いています。そのため、ブランドユーザーはもちろん、意識レベル
でのブランド支持者(購入意向者・好意者・ファン等)の分析が可能です。
<「Global HABIT 2011」調査概要>
調査都市:中国(上海/北京/広州)、香港、台湾(台北)、タイ(バンコク)、韓国(ソウル)、シンガポール、
マレーシア(クアラルンプール)、フィリピン(メトロマニラ)、インドネシア(ジャカルタ)、
ベトナム(ホーチミンシティ)、インド(デリー、ムンバイ)、ロシア(モスクワ)
*中国(大連/瀋陽/武漢/成都/杭州/寧波/西安/福州)、オーストラリア(シドニー)、
ドイツ(フランクフルト及び周辺、ベルリン)、フランス(パリ)、イタリア(ミラノ)、スペイン(マドリード)、
アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ)、イギリス(ロンドン)、ブラジル(サンパウロ)、は
2010年以前に調査。
調査対象:15~59才男女で各都市540~900名
*上海/北京/広州については、「中国パワー生活者」(世帯月収15,000元以上、25~59才の男女2,100名)を追加
*デリー/ムンバイについては、「インドパワー生活者」(SEC A2以上、世帯月収30,000ルピー以上、25~59才の
男女1,200名)を追加
サンプルは、世帯収入によってスクリーニングされた各都市の中上位収入層(都市人口の50~90%程度)が対象
調査時期: 2011年5月下旬~8月上旬
調査方法: 訪問面接(香港・台北・韓国以外のアジア、ロシア)
会場での個人面接(香港・台北・韓国)
主要調査項目(※一部の項目はアジア・中国のみ):
<デモグラフィック / ライフスタイル>
●デモグラフィック ●ライフスタイル ●環境意識 ●カントリーイメージ ●メディア/情報接触
●買い物 ●趣味 ●スポーツ ●耐久財所有 ●カテゴリー知覚 ●旅行 ●住居
<商品・サービスの使用状況>
●保険 ●クレジットカード ●コンビニエンスストア ●エアライン ●自家用車 ●二輪車 ●AV製品
●家電製品 ●携帯電話/スマートフォン ●PC/プリンタ ●デジタルカメラ/デジタルビデオカメラ
●複写機 ●時計 ●TVゲーム ●アルコール/非アルコール飲料 ●食品(インスタント食品、菓子)
●トイレタリー ●化粧品 ●パーソナルケア商品 ●生理用品/紙オムツ
本件に関するお問合せ
Global HABIT Ⓒ 2012 HAKUHODO
博報堂
博報堂
博報堂
広報室
大野・山野
Tel:03-6441-6161
研究開発局 高月
Tel:03-6441-6153
次世代電動生活®ラボ 深谷 Tel:03-6441-7461
Inc., All Rights Reserved.
(当シリーズは博報堂ウェブサイトのレポート・トピックス欄に掲載しています。http://www.hakuhodo.co.jp/reporttopics/)
9