4月給食だより 楽しい食育

海軍さんの肉じゃが(広島県の郷土料理)
<作り方>
①じゃが芋は皮をむき、水につけてアクを取る。
・牛肉(豚肉) 160g
②糸こんにゃくは熱湯でさっとゆで、食べやすい大きさに切
・じゃが芋
6個
る。玉ねぎはくし形切りにする。
③サラダ油を熱し、牛肉を炒める。色が変わったら、酒・砂
・玉ねぎ
1個
糖を入れる。砂糖が溶けて、よくからむまで炒める。
・糸こんにゃく 1袋(240g)
④しっかり炒めたら、醤油を入れる。醤油が沸騰してきたら、
・酒
大4
じゃが芋と水を加え、落とし蓋をして、ときどきアクを取
りながら15分ほど煮る。
・醤油
4/5カップ
⑤糸こんにゃくを加え、さらに10分ほど煮る。じゃが芋が
・砂糖
大4
煮えたら玉ねぎを入れ、ふたをして5分ほど煮れば出来上
・水
2と1/2カップ
がりです。
・サラダ油
少量
<材料> 4人分
あゆみ保育園
給食の目標
4月給食だより
園長
4月
給食に慣れ楽しく食べる
江郷 茂男
栄養士 赤川 浩世
○分からない食材や初めて食べる料理に
関心を持ち、少しずつ慣れていく。
○正しい食器の位置を覚える。
楽しい食育
4月の行事予定
16日(水) お誕生日会
幼児クラスの誕生児のご家庭の皆様をご招待し
園の給食を提供します。
23日(水) 子どもの日メニュー 子供の日にちなんだ給食とおやつは手作りの柏餅を提供します。
4月旬の食材
一年中出回っているキャベツです
が、春キャベツはふっくらとしてお
り、柔らかいので、生で食べるのもお
キャベツ
筍
いちご
すすめです。
今月の郷土料理
広島県
海軍さんの肉じゃが…呉市は舞鶴市と肉じゃがの発祥地に関して議論しているくらい肉じゃが
に強いこだわりがあります。昭和 13 年の海軍経理学校の教科書に「甘煮」として紹介され
ている海軍の栄養食だったものです。その特徴は水を使わずじゃが芋・牛肉・したらき・
玉ねぎだけで作り、人参やグリンピースは入れないそうです。
いわし…大衆魚のイワシは冬から春先にかけて「ナンマイエ」と呼び広島の名物です。
この「ナンマイエ」の語源は、イワシを鷹狩りの鷹のための“なまの餌”として売っていた
のが「ナンマイエ」になまったと伝えられています。小鰯は刺身にして食べるのが最高です
が、天ぷらにしてもおいしく食べられます
広島風お好み焼き…広島の郷土料理で、鉄板に小麦粉で作った生地を円形にのばし、その上に
キャベツ・豚肉・焼きそば・卵などを重ねて焼いたもの。ソースなどをかけて食べる。
関西風のお好み焼きは生地と具材を混ぜてから焼くが、広島風ではまず生地をのばし、具を
順にのせてへらで鉄板に押しつけながら焼く点に特徴があります。
3 月の栄養指導は、体の働き、山形県、うどについてお話しました。
体の働きについて
食後はゆっくり休むことの
大切さや、食べた物がどうな
るかについてお話しました。
人のパネルを使って身体の
中にある内臓などを紹介し、
次に食べたものがどのよう
な順番で通っていくのかを
お話しました。難しい内容だ
ったので、理解するのが大変
そうでした。その中でもぺん
ぎんさんで内臓の名前を当
ててくれたお子様もいたの
でとても驚きました。次に、
食後は食べた物の消化の為
にゆっくり過ごすことが大
切だよと伝えました。お子様
達は今度からゆっくりする
と言ってくれてました。
山形県について
まず日本地図を用いて山形県
の位置を確認しました。次に
郷土料理である「芋煮汁」
「い
がもち」を紹介しました。芋
煮汁には里芋が入っているこ
とや地域によって牛肉と豚肉
を使ったり、醤油味や味噌味
があるということを伝えまし
た。いがもちは、生地の上に
黄色に染めた餅米を数粒のせ
て稲の花に見立てている事も
話しました。次に山形県の名
産品であるなめこや車麩を紹
介しました。車麩はぐるぐる
巻きで特徴があるので良く覚
えてくれていまいした。当日
の給食も良く食べてくれてい
ました。
うどについて
旬のうどについてお話しました。
最初に実物のうどのにおいを嗅
いだり、触ってもらいました。う
どの独特な香りがお子様達にと
っては臭かったようです。他に、
大根やオレンジ、きのこのにおい
がするというお子様もいました。
次にうどには軟白うどと山うど
の二種類があることを伝えまし
た。またうどは2~3mまで成長
することを話すととてもびっく
りしていました。次にうどに含ま
れる栄養素とその働きをお話し
ました。うどにはクロロゲン酸や
ジテルペン、フラボノイドなど初
めて聞く名前の栄養素ばかりだ
ったので覚えるのに苦戦してい
ました。
✿給食より✿
今年度も安全でおいしくお子様に喜んで頂けるような給食作りを目指していきます。ど
うぞよろしくお願い致します。
旬の食材を取り入れ和食の良さ、日本古来の習慣・風習を継承していきたいと思います。
またお子様達に食に興味を持ってもらうために、毎週1回幼児クラス対象に栄養指導を行
なっています。主に旬の食材などを見せ、触れさせ、五感の発達や身体への役割を理解で
きるように工夫していきたいと思います。