一般社団法人宮城県歯科医師会 各市町村歯科保健事業実施状況

各市町村歯科保健事業実施状況
アンケート集計結果
一般社団法人宮城県歯科医師会
地域保健部会
調査日 平成26年12月
集計日 平成27年 2月
35市町村
回答率 100%
1.妊産婦期
①妊産婦の歯科健康診査を実施していますか。
はい
いいえ
13
22
仙台市
対象:市内に住所を有し健診を希望する妊婦
いつ頃:4~7か月頃の安定期での受診を勧めているが、妊婦自身の体調の良い時期
に予約制でおこなっている
大和町
妊娠周数の限定はなく、本人の希望、体調によって参加
(マタニティセミナー年12回のうち歯科健康診査の実施は年4回)
塩竈市
本人の希望時期で定めていない
はい
いいえ
多賀城市 年4回、希望者に実施
名取市
年3回(5月、10月、1月)マタニティーセミナー時実施
亘理町
受診表を母子健康手帳発行時に配布し、妊娠5~7か月頃の受診を勧めている。
柴田町
母子健康手帳交付の日から出産日まで1人1回
白石市
妊婦教室にて年3回実施
角田市
妊娠期間中。歯科医療機関に委託して実施。
加美町
母子手帳交付後から出産時までに1回。妊婦の希望時。
(歯科医師会に委託して個別健診で実施)
登米市
妊婦歯科健康相談日(月1回):母子手帳交付後に希望の方に実施
栗原市
母子手帳交付時に受診券を交付し、妊娠期間中に1回利用できる。
個人受診方式。
気仙沼市 パパ教室にて参加者のみ歯科健診を実施している(年に4回)
②妊産婦期の歯科健康指導を実施していますか。
はい
いいえ
31
4
仙台市
いつ頃:上記歯科健康診査において、個々の状況に応じた歯科保健指導を実施してい
る。また、母子健康手帳交付時に歯科健康教育を実施する。
大和町
①に同じ
はい
大郷町
母子手帳交付時
いいえ
富谷町
母子手帳交付時、母親学級(おおむね妊娠中期)
大衡村
母子健康手帳交付時に実施
塩竈市
妊婦の歯科健診に併せて実施
多賀城市
松島町
・母子健康手帳交付時
・妊婦歯科健診(年4回)
母子手帳交付時(妊娠初期)
七ヶ浜町
利府町
母子手帳交付時、妊婦対象の教室、また健康相談時の妊婦歯科相談の際に実施
名取市
マタニティセミナー、母子手帳交付時等
岩沼市
母子健康手帳交付時
亘理町
母子健康手帳発行時に実施している
山元町
母子手帳交付時
大河原町 妊娠24~32週の妊婦を対象に2か月に一度年6回開催しています。
村田町
母子健康手帳交付時
柴田町
妊婦教室(3回/年)
川崎町
PHNがパンフレットにて
白石市
妊産婦歯科健診時に同時実施
蔵王町
母子手帳交付時
七ヶ宿町 母子手帳交付時
角田市
母子手帳交付時に個別指導
丸森町
母子手帳交付時
東松島市 母子健康手帳交付時に歯科保健に関するパンフレットを配布
女川町
母子手帳交付時
加美町
母子手帳交付時、歯科健診時
美里町
母子健康手帳交付時
登米市
①と同じ
栗原市
健診時に医療機関で保健指導まで実施していただくよう委託している。
気仙沼
パパママ教室にて個別指導実施している(年に4回)
南三陸町 母子手帳交付時に個別指導を実施。
1
③妊産婦自身の歯、口、食生活、歯口清掃等に関する情報とともに、胎児、乳児の歯の発育と母体の栄養等について
指導を行っていますか。
はい
いいえ
31
4
はい
仙台市
②の回答に同じ
大和町
母子手帳交付時、マタニティセミナーでの歯科医師による講話や資料配布、
歯科衛生士による個別指導、リーフレット配布
大郷町
母子手帳交付時
富谷町
・母子手帳交付→母子手帳用いて個別&集団に説明
・母親学級→グループ指導、個別で歯ブラシの当て方等ブラッシング指導
大衡村
②と同じ
塩竈市
妊婦の歯科健診に併せて実施
いいえ
多賀城市 妊婦歯科健診 歯科医師からの講話 歯科衛生士、栄養士の集団指導
松島町
母子手帳交付時に個別面接を行っている
七ヶ浜町 母子手帳交付時に個別指導
利府町
②の回答同様
名取市
マタニティセミナー、母子手帳交付時等
亘理町
母子健康手帳発行時に保健師・栄養士が資料を用いて指導している。
山元町
母子手帳交付時
大河原町
②に加えて母子健康手帳交付時に保健師・栄養士がパンフレットを使用して実施して
います。
村田町
柴田町
妊婦教室で歯科衛生士、管理栄養士が集団指導を実施。
蔵王町
母子手帳交付時
七ヶ宿町 母子手帳交付時
角田市
母子手帳交付時に個別指導
石巻市
母子手帳交付時にパンフレットを配布
東松島市 母子健康手帳交付時に歯科保健に関するパンフレットを配布
女川町
母子手帳交付時にパンフレットを渡しながら説明を行う
大崎市
母子健康手帳交付時、パパママ講座でのパンフレット配布
又、妊婦の栄養等については、パパママ講座で栄養士が個別指導を行っている
色麻町
母子手帳交付時
加美町
歯科健診時に歯科医より指導(歯科健診の問診票に入ってる)
涌谷町
母子手帳交付時にパンフレットの配布
美里町
母子健康手帳交付時
登米市
①と同じ
栗原市
母子手帳配布時にパンフレット配布、食生活は栄養士による個別指導を実施。
気仙沼市 パパママ教室にて歯科医師による講話と栄養士の講話時に指導を行っている
南三陸町 母子手帳交付時に個別指導を実施。
④ ①②③いずれも行っていない場合、実施が難しい理由をお答え下さい。
該当市町村なし
2.乳幼児期
①1歳6ヶ月児歯科健康診査の前に歯科健康診査及び歯科保健指導を実施していますか.
歯科健康診査のみ
歯科保健指導のみ
両方同時
実施していない
0
19
12
5
歯科健康診査のみ
歯科保健指導のみ
歯科保健指導のみ
富谷町
塩竈市
多賀城市
亘理町
大河原町
柴田町
加美町
涌谷町
美里町
両方同時
松島町
利府町
石巻市
実施していない
栗原市
東松島市
南三陸町
※ 4か月児育児教室や離乳食教室等において歯科保健教育や指導を実施
両方同時
仙台市※② 大郷町
大衡町
岩沼市
村田町
七ヶ浜町
川崎町
蔵王町
角田市
丸森町
気仙沼市
七ヶ宿町
※② 幼児期のむし歯有病者率等各区の実情を勘案して,1歳児歯科健康教室や12か月児歯科健診などを区単独事業として実施している
実施していない
女川町
色麻町
登米市
山元町
白石市
仙台市※①
大和町
名取市
大崎市
2
②1歳6ヶ月児歯科健康診査から3歳児歯科健康診査までに、歯科健康診査及び歯科保健指導を実施していますか
歯科健康診査のみ
歯科保健指導のみ
両方同時
実施していない
0
3
32
0
歯科健康診査のみ
歯科保健指導のみ
歯科保健指導のみ
大和町
未就学児(希望者)を対象に月1回子育てすこやか相談において歯科衛生士より個別指
導
富谷町
おおむね2歳6ヵ月前後の児対象に個別での歯科相談と歯科、栄養のグループ指導
七ヶ浜町 隔月で、2才6か月児健康相談を実施しており、その時に歯科保健指導を行っている
両方同時
仙台市
2歳6か月児全員へ個別通知し、歯科健康診査と保健指導を行っている
大郷町
2歳児健診時
大衡村
2才~2才3ヵ月児、2才6ヵ月~2才9ヵ月、3才~3才3ヵ月を対象に歯科医師の診察と歯
科衛生士によるブラッシング指導を実施。むし歯のある児に、おやつの摂り方を栄養士
が個別に指導している
塩竃市
2歳6か月児歯科健診として実施
多賀城市 2歳6か月児歯科健診
松島町
・2才児に対して歯科健診と保健指導を行っている・2才6か月
利府町
2歳6か月児歯科検診
名取市
(2歳6か月児歯科健康診査)
岩沼市
2歳6ヶ月児歯科健康診査(集団)
亘理町
2歳6か月児を対象に、歯科健康診査と歯科保健指導及びフッ化物歯面塗布(希望者
のみ)を実施。
山元町
2歳半幼児歯科健診
大河原町
1歳10か月児歯科相談において栄養士・歯科衛生士の個別相談を、2歳児歯科健診に
おいて歯科健診と保健師・栄養士・歯科衛生士の保健指導を行っています。
村田町
2歳6か月児歯科健診で歯科健診と歯科保健指導実施
柴田町
2歳児歯科健診(2歳4か月児対象)
川崎町
白石市
2才6ヵ月児親子歯科健診(月1回)を実施、歯科医師による健診と歯科衛生士による指
導を実施
蔵王町
2歳6か月児歯科健診 実施
七ヶ宿町 幼児健診(2才)と同時に実施
角田市
2歳6ヵ月児歯科健康診査を集団で実施
丸森町
石巻市
2歳児歯科健康診査を実施(対象:2歳6~7か月児)
東松島市 2歳6ヶ月児歯科健康診査として実施
女川町
2歳6か月~7か月児対象の健診時に実施
大崎市
2歳児を対象に歯科相談、2歳6か月児を対象に歯科健診を実施している
色麻町
2歳6ヶ月児に集団で実施
加美町
2歳6ヶ月時に歯科健診を実施。同時に歯科衛生士によるブラッシング指導等も実施し
ている。
涌谷町
美里町
2歳児健診において、歯科健康診査前に歯科医院の歯科衛生士による集団指導を行
い、その後個別に事後指導を行っている
登米市
栗原市
2歳と2歳6か月時(同時呼び出し)に、市内を3ブロックに分け、ブロックごとに健診及び
歯科保健指導を実施
気仙沼市 2歳6ヶ月児健診実施している。内容:歯科健診・ブラッシング指導・フッ素塗布
南三陸町 2才半歯科健康診査として歯科健康診査と保健指導を実施。
3
両方同時
実施していない
③1歳6ヶ月児歯科健康診査後、3歳児歯科健康診査までに歯科予防処置等を実施していますか
はい
いいえ
塩竈市
23
12
2歳6ヶ月児歯科健診としてフッ化物塗布を実施
多賀城市 2歳6か月児歯科健診で希望者に歯科衛生士がフッ素塗布
松島町
はい
2歳6か月児歯科健診において、フッ素塗布を行っている(希望者)
七ヶ浜町 ②に同じ
利府町
②の検診時に希望者へ有料でのフッ素塗布を実施
名取市
(2歳6か月児歯科健康診査時、希望者へ歯科医師によるフッ素塗布を実施)
亘理町
②に同じ。
大河原町 2歳児歯科健診において、希望者にフッ化物を歯ブラシ法で塗布しています。
柴田町
2歳児歯科健診でフッ化物塗布(希望者)を実施
川崎町
乳幼児健診での歯面塗布法を実施
(保護者に随時希望を取っているがほぼ全員に行っている)
白石市
2才6ヵ月児親子歯科健診時希望者に対しフッ化物塗布を実施
蔵王町
2歳児フッ化物塗布(希望者)
角田市
2歳6ヶ月児歯科健康診査時に希望者にフッ素塗布している
丸森町
①2歳前後②2歳6~8か月
石巻市
2歳児歯科健康診査時に希望者にフッ素塗布を実施
東松島市 2歳6ヶ月児歯科健康診査の際、希望者にフッ素塗布実施
女川町
2歳6か月~7か月児対象の健診時に同時に行う
大崎市
2歳6か月児歯科健診時に希望者にフッ化物塗布を実施している
加美町
2歳6ヶ月歯科児健診でフッ素塗布をしている。
美里町
1歳6か月歯科健診時に、希望する幼児に対してフッ化物塗布を行っている
登米市
2才児歯科健診(検診と併せてフッ化物塗布)
2才6ヶ月児、3才児歯科健診(市内歯科医療機関
栗原市
2歳と2歳6か月時に保護者の希望を確認のうえ、歯科医師によるフッ素塗布を実施。
気仙沼市 2歳6か月児健診時、フッ素塗布実施
4
いいえ
④3歳児歯科健康診査の結果、貴市町村の一人平均むし歯数についてお答え下さい。
市町村
平成25年度
市町村
平成25年度
仙台市
0.81本
白石市
1.38本
大和町
1.08本
蔵王町
1.29本
大郷町
1.64本 七ヶ宿町
富谷町
0.56本
角田市
1.0本
大衡村
1.09本
丸森町
1.48本
塩竈市
0.99本
石巻市
1.58本
多賀城市
0.81本 東松島市
0本
1.22本
松島町
1.13本
女川町
1.11本
七ヶ浜町
0.53本
大崎市
1.42本
利府町
0.70本
色麻町
1.68本
名取市
0.73本
加美町
1.47本
岩沼市
0.7本
涌谷町
1.19本
亘理町
0.80本
美里町
1.24本
山元町
1.03本
登米市
1.26本
大河原町
1.16本
栗原市
村田町
1.17本
1.08本 気仙沼市
1.94本
柴田町
1.18本 南三陸町
1.71本
川崎町
2.39本
⑤3歳児歯科健康診査受診後から就学時歯科健康診断前の幼児について、歯科健康診査を実施していますか
はい
いいえ
無回答
10
24
1
多賀城市 公立保育所で年2回実施
七ヶ浜町
・認定子ども園及び幼稚園で実施
・認可保育所で、毎年(年2回)全入所児を対象に歯科健診を実施している
利府町
認可保育所(園)毎年 年2回 ※各施設主体で実施
私立幼稚園 年1回
名取市
市立保育所(年2回)
市立幼稚園(年1~2回)
大河原町
各施設主体で全員に年1~2回実施。検診器材のみ当課、歯科保健担当部門で滅菌
し、貸し出しを行っています。
柴田町
保育所(年2回)0~5歳児全て、町立幼稚園(年1回)4歳、5歳児
石巻市
・市立保育所において年2回、市立幼稚園において年1回実施(0~5歳児)
東松島市
女川町
公立保育所 3.4.5歳児1回(年1回市内6か所)
公立幼稚園 4.5歳児に1回(年1回市内1か所)
町立保育園入所児を対象に年2回行ってる
気仙沼市 市立保育所等で年に2回実施(6月・12月)
5
はい
いいえ
無回答
⑥3歳児歯科健康診査受診後から就学時歯科健康診断前の幼児について、歯科保健指導を実施していますか
はい
いいえ
大和町
18
17
2.②同様 希望者に月1回(年12回)子育てすこやか相談において個別指導
多賀城市 公立保育所で年1回実施
はい
いいえ
松島町
幼稚園、保育所の年長児に年5回ずつ実施
利府町
希望のあった保育園、幼稚園に年に1回歯科集団指導を実施
名取市
市立保育所(3~5歳児)年1~2回
市立幼稚園(4~5歳児)年1回
亘理町
保育所(園)、幼稚園児を対象に、1施設に対して年に3回程度実施。
大河原町 3歳児:1回 4歳児:2回 5歳児:3回 のべ6回
村田町
保育所は3歳児と4歳児と5歳児に、はみがき学習会を年2回程度実施している
幼稚園は4歳児と5歳児に、はみがき学習会を年2回程度実施している
柴田町
希望のあった保育所で実施。(2歳、3歳、4歳、5歳)
川崎町
幼稚園・保育園での歯科保健指導を行っている(年に2~3回)
七ヶ宿町 (保育所での虫歯予防・ブラッシング指導年3回程度実施)
角田市
市内児童館、保健所の4歳児5歳児の親子対象に各施設毎に年2回ずつ実施。
石巻市
・市内保育所において歯みがき教室を実施。0~5歳児が対象であるが、保育所側の希
望によっては保護者も対象とする。年に一保育所1~2回実施
・市内子育てサークルや子育て支援センターにおいて歯みがき指導を実施。0歳~就学
前の児とその保護者が対象。年に一施設1~4回実施。
東松島市
公立幼保育所(6か所)それぞれの保育所で3、4、5歳児に年1回
公立幼稚園(1か所)4歳児.5歳児にそれぞれ年1回(歯科検診での結果を受け保護者
にお知らせを配布。また、むし歯の無かった子供、治療を終了した子供に対して表彰等
をしている。)
涌谷町
年に一回程度、保育施設での歯磨き教室
美里町
町立保育園及び幼稚園からの依頼をうけ実施
(各1回 4か所)
栗原市
市内の子育て支援センター利用者の中の4~5歳児に。10か所各年1回。
気仙沼市 希望する保育所で実施 年に1~2回 対象者:0~5歳
⑦3歳児歯科健康診査後、歯科予防処置等の指導を実施していますか
はい
いいえ
5
30
名取市
保育所等(保護者参観時)での歯みがき指導時、子育てサークル、子育て支援センター
でのフッ化物利用の指導をしている。
亘理町
保育所(園)、幼稚園のうち希望する施設の4.5歳児(保護者の同意がある者)を対象
に、フッ化物洗口を実施。
川崎町
フッ化物塗布法
角田市
4歳児5歳児の歯科保健指導時にフッ化物の啓発を行っている。
石巻市
・保育所における保護者対象の歯みがき教室時や子育てサークル・子育て支援セン
ターにおける歯みがき指導時にフッ化物等について、指導の中に取り入れている。
⑧むし歯予防、減少にはフッ化物歯面塗布、フッ化物洗口が有効であるということを認識していますか。
はい
いいえ
35
0
6
はい
いいえ
⑨歯科保健事業の一環としてフッ化物応用(歯面塗布、洗口等)を行っていますか
はい
いいえ
無回答
仙台市
28
6
1
・仙台市フッ化物洗口導入支援事業:フッ化物洗口の実施を希望する保育所・幼稚園
に対して、初年度に必要な物品の提供や説明会のための支援などを行うもの
・仙台市フッ化物洗口継続実施補助金:フッ化物洗口実施に係る必要経費を保育所・
幼稚園に補助するもの
フッ化物洗口実施施設数:142施設 実施人数:6,345人
大和町
1歳6か月児健康診査の歯科診察時、希望者にフッ素塗布を実施。 H25年度 284名
塩竈市
・1才6か月児歯科健診、2才6か月児歯科健診、3才児歯科健診の際に実施
・実施人数704人(1.6歯科265人・2.6歯科244人・3才歯科195人)(H25年度)
多賀城市
2歳6か月児歯科健診で希望者に歯科衛生士がフッ素塗布
平成25年度 1施設、378人に実施
松島町
2才6か月児歯科健診において実施している 施設数:1 実施人数:77
利府町
2歳6か月児歯科検診時に希望者に有料で実施 (平成25年度280名実施)
名取市
2歳6か月児歯科健診時希望者へフッ素塗布(H25希望者643人に実施)
3歳6か月児健診希望者へフッ素洗口体験
市立保育所(4ヶ所)でのフッ化物洗口事業実施
亘理町
②、⑦に同じ。
大河原町 ③のみ。 142名
村田町
1歳6か月児健診と2歳6か月児歯科健診で希望者に実施している。実施施設は村田町
保健センター実施人数は1歳6か月児は75人(H25年度分) 2歳6か月児は75人(H25年
度分)
柴田町
2歳児歯科健診時、歯科医によるフッ化物塗布の実施(希望者)
施設数:1か所、実施人数:253人(平成25年度)
川崎町
・乳幼児健診に実施、歯面塗布(151名)
・幼稚園、保育園ではフッ化物洗口、2カ所(111名)4、5歳
白石市
塗布:2才6ヵ月児歯科健診時
洗口:1施設 46人
蔵王町
年間3回/4か月おき、人数80~90名対象中60~70名塗布希望
七ヶ宿町 フッ化物洗口を実施する保育所に対して、必要な物品の提供や説明会のための支援
角田市
平成25年度 1才6ヶ月児健診 183人
2才6ヵ月児歯科健診 212人
歯科診察時に歯科医師がフッ化物を塗布している。
丸森町
・2歳前後(1歳10か月~2歳2か月位)ー歯科医師会委託し個別で実施
・2歳児歯科健診(集団)年5回 1回あたり15~20人
石巻市
・2歳児歯科健康診査時に希望者にフッ化物塗布。歯科診察後に歯科衛生士が滅菌済
み綿棒を用いて塗布。
・H25年度実績:実施施設数4(2歳児歯科健診会場数)
:実施人数801名(実施率83.0%)
東松島市
2歳6か月児歯科健康診査毎月1回保健相談センターで実施平成25年度は285人に実
施
女川町
1歳6か月児、2歳6か児、3歳6か月児対象の健診時に行っている。施設数は1か所で、
実施人数は各健診年40名程度
大崎市
1歳6か月児健診時に希望した児…7施設58回933人(90.1%)H25
2歳6か月児歯科健診時に希望した児…7施設46回708人(86.3%)H25
加美町
1歳6か月児健診、2歳6か月児歯科健診、3歳児健診でフッ化物歯面塗布を行っている
涌谷町
・歯面塗布→1歳6か月児健診 ・フッ素洗口→3歳児健診
美里町
1才6ヶ月児健診の対象者に健診当日、希望する幼児へ歯科医師の指示のもと歯科衛
生士が行っている (会場1ヶ所、年12回 実施見込み 人)
登米市
集団歯科健診(1.6才児、2才児、3.6才児)5施設:1788人
個別歯科健診(2.6才児、3才児)31歯科医療機関:1006人
栗原市
1歳6か月、2歳、2歳6か月、3歳児健診時に保護者の希望を確認のうえフッ化物歯面塗
布を実施 施設数は3か所(健診会場数)、実施人数は月150人程度
気仙沼市 2歳6ヶ月児健診時に歯面塗布(フッ素塗布)実施。年に19回 平均16人位
南三陸町
町内の幼児施設にて(保育所、幼稚園等)フッ化物洗口を実施している。H25年度 5か
所 168人に実施
7
はい
いいえ
⑩歯科保健事業の一環としてフッ化物歯面塗布、フッ化物洗口のいずれも行っていない場合、実施が難しい理由を
お答え下さい
理由
市町村
大郷町
・マンパワーの不足
・関係者間の協力体制の問題
富谷町
・スタッフ、会場の確保が難しい
・集団に入ってからのフッ化物洗口については、協力してもらえる集団が限られる
大衡村
以前にフッ化物洗口を歯科健診時に勧奨していたが、使用率が上がらないため、H21年度~フッ素入り
歯みがき剤を初回の歯科健診で配布し、歯科衛生士によるブラッシング指導を行っている。幼児健診時
に歯みがき剤の使用有無を確認しており、約9割の児が使用している
七ヶ浜町
フッ化物歯面塗布を、乳幼児健診等で実施した結果、効果があり、保護者が乳幼児~学童期の子ども
達を自発的に、医療機関にフッ素塗布に連れていく事が多くなり、保護者の意識の高揚が図れた為。
岩沼市
市歯科医師会との調整等※平成27年度フッ化物洗口モデル事業実施予定
山元町
実施にあたってのマンパワーの不足
色麻町
フッ化物の効果については講話の中で伝えているため集団塗布は実施していない
⑪3歳児のむし歯対策についてお聞きします。歯科健康診査以外で取り組んでいることなど貴市町村の対策を
お知らせください(どの様なことでもいいので必ず記入願います)
仙台市
平成27年度より「3歳児カリエスフリー85プロジェクト」を開始し、仙台歯科医師会、仙台小児科医会、東
北大歯学研究科など関係主体との連携・協働により、乳歯萌出期からのむし歯予防対策をすすめま
す。
大和町
・2.②⑥同様
・H26年度は「大和町歯と食育のつどい2014」を開催し、子どもから大人まで幅広い世代に歯と口腔の
健康づくりについて考えていただく機会を設けた。(歯科検診、歯科相談、虫歯危険度チェックなどの体
験コーナー等)
大郷町
今年度は、10月5日(日)に県、県歯科医師会、県歯科衛生士会の御協力の元、親子歯みがき教室を
実施致しました。
富谷町
・3歳児健診にてむし歯ゼロだった児(希望者、先着3名)の写真を広報掲載
大衡村
・3歳児健診でブラッシング指導の他、おやつ・飲み物の摂り方について歯科衛生士や栄養士が個別に
指導している
・上記の健診でむし歯がなかった児の写真を広報に掲載し、年度末に表彰状を贈っている
塩竈市
1)歯つらつファミリーコンクール表彰に応募
2)1)の表彰者とその方の取り組みを市政だよりに掲載し紹介
3)育児支援センター、保育所等の出前講座(平成26年度未実施)
多賀城市
松島町
妊娠期から歯科保健指導
3~4か月児健診、離乳食講習会で歯科保健指導
2歳6か月児歯科健診で希望者にフッ素塗布
各健診時、フッ素についての情報提供
・おやつの与え方、良好な生活リズムについての指導
・家族ぐるみで口腔衛生に対する意識を高めるような歯科保健指導の実施
七ヶ浜町 よい歯のコンクールの周知
利府町
健康日本21利府町計画の重点項目の1つとして歯科強化事業を平成19年度より実施している
・保育所、幼稚園、小学校への歯科指導
・母子手帳交付時の妊婦歯科指導及び妊婦対象教室及び健康相談での口腔チェックと歯科指導
・幼児健診でのブラッシング指導及び受診勧奨
・健康相談(毎月1回)と訪問歯科指導の実施
名取市
7か月時相談での歯科口腔衛生指導の実施(月2回/年24回)
「赤ちゃんの初めての口腔ケアと保護者の口腔ケア」について
育児サークル、子育て支援センターでの親子歯みがき教室の実施
広報特集ページで歯科健診結果とむし歯予防について掲載
岩沼市
公立保育所における歯科健診および指導
亘理町
他課の事業(年度中に3歳になる児が対象)へ、むし歯予防(食、歯みがきの仕方、フッ化物の利用方法
等)について集団指導を実施している。
山元町
・2歳半歯科健診にて、3歳まで虫歯がなければ広報誌へ写真が載ることを伝えている
・3歳児健診で虫歯の無いお子さんへ表彰及び町広報誌に顔写真を掲載
8
2.⑪3歳児のむし歯対策についてお聞きします。
歯科健康診査以外で取り組んでいることなど貴市町村の対策をお知らせください(前ページの続き)
①早寝早起きなど生活リズムを整え、3食しっかり食べ、歯みがき習慣をつけるなどの基本をおさえるよ
う保健指導をしています
大河原町 ②1歳お誕生相談同伴者へのRDテスト実施。児への赤染め歯みがき支援。
③1.6健診、2歳歯健でCO1、CO2、Cを持つ児はかかりつけ歯科医につなぐよう助言している。
④3歳児健診、CF者の顔写真(希望者)広報紙掲載しています。
村田町
3歳6か月児健診において、むし歯0本(処置歯含む)のお子さんは賞状授与をしている。また希望者に
は広報に写真掲載をしている。
柴田町
・1歳お誕生相談、乳幼児相談事業での集団・個別指導
・育児サークル・保育所での健康教育
・妊婦教室での産まれてくるお子さんと妊婦の口腔衛生向上のための集団と個別指導
・フッ化物塗布事業
川崎町
・1歳お誕生日訪問事業で、日中保育者へのアプローチを実施。歯みがきだけではなく、食事の内容、
おやつの与え方、夜中の授乳とカリエスの関係についての指導をしていく事で、むし歯予防対策につな
げる。
白石市
3歳6ヵ月児健診の中で、親子で聞けるむし歯予防の健康教室を実施している(エプロンシアター)
蔵王町
・健診時の歯科衛生士による個別指導
・歯科受診勧奨
・母と子の良い歯のコンクール(白石歯科医師会)に、むし歯ゼロの児が対象となる
七ヶ宿町 健診後の個別指導実施 広報でのむし歯なしの子掲載
角田市
3~5ヶ月児健診、おたんじょう相談(1才児)、1才6ヶ月児健診、2才6ヶ月児歯科健診、3才児健診に歯
科衛生士が入り、歯科保健指導を行っている。おたんじょう相談ではRDテスト1才6ヶ月、2才6ヶ月児で
はフッ化物塗布を実施している。栄養士も各種健診、相談に入りおやつや飲み物のとり方について指導
している。
丸森町
乳幼児健診で口腔ケアについての保健指導を実施
石巻市
・市内子育てサークルや子育て支援センター、歯科相談の場を通して食生活や生活リズム、歯みがき
の大切さなどむし歯予防について啓発。保育所にて歯みがき教室を開催してむし歯予防を啓発。
東松島市
3歳児健康診査時、全受健者に歯ブラシとパンフレットを配布。むし歯予防のための食事、仕上げみが
きの仕方など個別に保健指導を行っている。
女川町
健診の中で歯科保健指導を同時に行っている。
また、健診でむし歯があった子には、病院受診をすすめたり、その後治療したかを確認している
大崎市
新生児訪問の際、3~4か月児健診の場合において水分補給(甘味飲料)の仕方について指導してい
る。
6~7か月離乳食相談において栄養士より間食、水分補給についての指導及び歯みがきパンフレットの
配布をしている。
12か月児育児相談において「むし歯予防チェックシート」を活用しての生活の振り返り、食事指導および
DHによる仕上げ磨きの実践指導と口腔内観察を行っている。
1歳6か月児、2歳6か月児ではプラーク検査、歯みがき指導、フッ化物塗布、栄養士による食事指導、
「むし歯予防チェックシート」の実施。2歳児歯科相談での歯磨き、食事指導の実施。
色麻町
訪問指導
保健センターまつりでのむしばのない子写真展示、無料歯科診察、むしば予防啓発
子育て支援事業での講話、ブラッシング、手作りおやつの普及
加美町
依頼のあった保育所、こども園、幼稚園でむし歯予防等の健康教育を実施している
涌谷町
1歳6か月児健診の際、ハイリスク者は複数回呼び出し、歯面塗布の実施
C保有者は歯科治療の有無の確認の徹底
美里町
3歳児健診において、虫歯のなかった子どもの顔と名前を町の広報誌に掲載している。
登米市
歯科衛生士による保健指導を集団健診時に実施
栗原市
・1歳6か月、2歳、2歳6か月、3歳6か月と、1人に4回のフッ素塗布の機会を設けている
・早期からの意識づけとして、妊婦歯科健診や生後10~11か月育児相談での個別指導を実施
・個別の歯科保健指導の強化ということで、1歳6か月、2歳、2歳6か月、3歳児健診で間食や歯みがき
等むし歯予防に関する指導を実施
・生活および食生活全般に渡る指導も実施
・保護者の了解を得て、むし歯の無い子の顔写真を広報に掲載
・パパママ教室、離乳食教室等で歯科衛生士が従事する事業では歯科講話・ブラッシング指導を行って
いる
気仙沼市 ・1歳6か月時健診時にC・COあり児に対して個別指導を行っている。場合によっては訪問し、相談指導
を行っている
・町広報紙等による、むし歯予防の啓発
南三陸町 ・歯科保健指導
・リーフレットの配布
9
3.学齢期
①学校との連携のもと、児童生徒を対象とした歯科保健活動を実施していますか
はい
いいえ
無回答
18
16
1
はい
いいえ
②貴市町村における12歳児(中学1年生)の一人平均むし歯数をお答え下さい
市町村
平成25年度
市町村
平成25年度
仙台市
1.02本
白石市
1.22本
大和町
1.4本
蔵王町
1.61本
大郷町
3.42本 七ヶ宿町
富谷町
0.74本
角田市
0.55本
大衡村
1.4本
丸森町
0.83本
塩竈市
1.464本
石巻市
2.11本
多賀城市
未把握 東松島市
無回答
0.2本
1.38本
松島町
1.4本
女川町
1.49本
七ヶ浜町
1.5本
大崎市
1.74本
利府町
1.24本
色麻町
1.5本
名取市
1.42本
加美町
無回答
岩沼市
1.7本
涌谷町
1.7本
亘理町
1.3本
美里町
未把握
登米市
1.48本
栗原市
男1.23本
女1.70本
山元町
3.84本
大河原町
未把握
村田町
2.39本
柴田町
1.63本 気仙沼市
0.62本
川崎町
1.33本 南三陸町
2.05本
4.成人期・高齢期
①あなたの町(市・町・村)では歯周疾患検診を主とした成人歯科検診を実施していますか。
毎年実施
実施していない
30
5
仙台市
名取市
川崎町
石巻市
涌谷町
富谷町
岩沼市
白石市
東松島市
美里町
大和町
大郷町
毎年実施
塩竃市
多賀城市
山元町
大河原町
蔵王町
七ヶ宿町
女川町
大崎市
登米市
栗原市
実施していない
大衡村
七ヶ浜町
松島町
村田町
角田市
色麻町
気仙沼市
利府町
柴田町
丸森町
加美町
南三陸町
毎年実施
実施していない
亘理町
10
②歯周疾患検診の対象者について、何歳で実施しているかお答えください。
仙台市
30.40.50.60.70歳
また、20歳の市民を対象とした「20歳のデンタルケア事業」を実
施し、歯周疾患予防のためのセルフケア能力の向上の支援を
行っている。
富谷町
40、50、60、70
塩竃市
40・50・60・70歳
多賀城市 40・45・50・55・60・65・70歳
松島町
40・50・60・70歳
利府町
40・50・60・70歳で実施
名取市
40歳・50歳・60歳・70歳
岩沼市
40歳・50歳
山元町
41・51・61・71歳
大河原町 40・50・60・70歳
村田町
国民健康保険加入者の40歳・50歳・60歳になる方に実施して
いる。
柴田町
40・50・60・70歳
川崎町
18~74歳まで
白石市
30才、35才、40才、45才、50才、55才、60才、65才、70才
蔵王町
40.50.60.70歳の節目に対象
七ヶ宿町 30~70才の5才きざみ
角田市
満40・50・60・70歳
丸森町
30.35.40.50.60.70歳
石巻市
40・50・60・70歳
東松島市 40・50・60・70歳
女川町
40、50、60、70歳を対象に実施
大崎市
40~70歳
色麻町
40、45、50、55、60歳
加美町
30・40・50・60・70歳
涌谷町
30歳以上
美里町
30・40・50・60・70歳及び左記年齢外の希望する方
登米市
31歳・40歳
栗原市
40歳、50歳、60歳、70歳
気仙沼市 40・50・60・70歳を対象 8~11月(4か月間)実施
南三陸町 40・45・50・55・60・65・70歳
③歯周疾患検診の実施方法について、当てはまるもの1つに○印をしてください。(複数回答あり)
歯科医師会に委託
大学の医局に委託
健診専門機関に委託
その他
仙台市
名取市
蔵王町
大崎市
気仙沼市
富谷町
岩沼市
七ヶ宿町
色麻町
南三陸町
26
0
2
2
歯科医師会
大学の医局
歯科医師会に委託
塩竃市
多賀城市
大河原町
村田町
角田市
丸森町
加美町
涌谷町
松島町
柴田町
石巻市
登米市
健診専門機関
利府町
白石市
東松島市
栗原市
その他
健診専門機関に委託
山元町
川崎町
その他
女川町
町の医療機関に委託して実施している
美里町
町内歯科医師及び東北大学歯学部の協力を得て実施している
11
④歯周疾患検診の受診率についてお答えください。
市町村
平成25年度
市町村
平成25年度
仙台市
9.8% 七ヶ宿町
富谷町
7.9%
角田市
6.7%
塩竈市
3.2%
丸森町
※H26年度か
らの実施
多賀城市
2.7%
石巻市
松島町
3.1%
4.4%
2.3% 東松島市
利府町
10.7%
名取市
岩沼市
1.7%
女川町
4.5%
10.0%
大崎市
1.98%
7.7%
色麻町
7.1%
山元町
2.3%
加美町
7.1%
大河原町
7.8%
涌谷町
21.1%
村田町
8.3%
美里町
3.5%
柴田町
5.5%
登米市
21.7%
川崎町
13.4%
栗原市
15.0%
白石市
11.6% 気仙沼市
7.0%
蔵王町
9.4% 南三陸町
3.2%
⑤歯周疾患検診後の事後処置・指導「重点健康相談(歯周疾患)」は行っていますか。
はい
いいえ
11
20
はいの場合いつ頃にどのような方法で行っているかお答え下さい。
仙台市
受診した医療機関にて個別に実施(指導用リーフレットを活用しながら、歯間ブラシの使用
法など個々の状況に応じた指導を実施)
名取市
受診した歯科医療機関で実施
岩沼市
健診時に結果説明とあわせて指導を実施
大河原町 検診を実施した歯科医療機関に保健指導(ブラッシング指導)まで委託している
柴田町
受診の際、歯科医の判断により実施
川崎町
TELにて状況確認
七ヶ宿町 受診した歯科医療機関
美里町
歯周疾患健診の受診者に個別通知し、町内歯科医師による講話や個別相談等を行ってい
る。(2回)
登米市
個別検診後に実施
栗原市
健診時に医療機関で保健指導まで実施していただくよう委託している。
気仙沼市 ・各歯科医院にて、ブラッシング指導、歯周治療を行っている。
12
はい
いいえ
⑥歯周疾患検診を実施していない理由を簡潔にお答えください。
大和町
今後実施に向けて調整中
亘理町
以前実施していたが、受診率が伸びなかった。今後、実態把握
及び対応について検討する予定。
⑦今後の歯周疾患検診の実施予定についてお答えください。
従来どおり実施予定
今後実施予定
実施予定なし
無回答
29
2
3
1
従来どおり実施予定
今後実施予定
市町村
開始年度
従来どおり実施予定
市町村
開始年度
市町村
仙台市
平成12年度
村田町
女川町
平成16年度
平成17年度
予定なし
開始年度
富谷町
無回答
柴田町
平成10年
大崎市
平成18年度合併時
(古川はH6~)
塩竈市
把握しており
ませんでした
川崎町
平成27年度
色麻町
無回答
多賀城市
平成17年度
白石市
平成15年度
加美町
平成15年度
松島町
平成19年度
蔵王町
平成15年度
涌谷町
平成10年度
利府町
平成22年度
七ヶ宿町
平成22年度
美里町
無回答
名取市
平成18年度
角田市
平成22年度
栗原市
平成19年度
岩沼市
平成19年度
丸森町
平成26年度
気仙沼市
不明
山元町
平成2年度
石巻市
平成21年度
南三陸町
無回答
東松島市
無回答
大河原町 平成14年度
今後実施予定
大和町※① 登米市※②
※①平成27年度
※②平成27年度より年代を31才、40才、50才、60才、70才へ拡大
大郷町
実施予定なし
七ヶ浜町
大衡村
⑧歯周疾患検診の受診率向上の為に行っていることをお答えください
仙台市
対象者全員に受診券等の個別通知を行っている他、ポスターを作成し歯科医師会のみならず、医師会・薬
剤師会・産業保健関係団体へ送付し、全身の健康と歯周病の関係についての啓発を行っている。
富谷町
・対象者の世帯ごとに通知を送付
・協力医療機関を増やし、検診をうけやすい体制を作っている
塩竈市
今後、対象年齢、検診期間拡大を検討していきたい
多賀城市
広報、ホームページへの掲載
受診勧奨のチラシを同封
松島町
・対象者全員に個別通知をする他、広報誌に掲載した。
・実施期間を2ヵ月に延長した。
利府町
広報誌におけるPR
対象者全員に受診票を送付及び受診勧奨チラシを同封
名取市
広報、ホームページへ掲載、災害FMラジオで周知
ポスター掲示(保健センター、市内歯科医療機関)
申込み後、未受診者への再通知をして受診勧奨(実施期間の延長)
岩沼市
広報・FMにて受診勧奨を行っている
山元町
・対象者全員に受診票を発送
大河原町 対象者への個別通知に受診勧奨パンフレット等を同封している
柴田町
・対象者全員に案内や受診券を個別通知
・広報・ホームページでのPR
・実施期間の延長
13
無回答
4.⑧歯周疾患検診の受診率向上の為に行っていることをお答えください(前ページの続き)
川崎町
勧奨ハガキ、広報、バスの掲示、広告のチラシ
蔵王町
対象者に個別通知
七ヶ宿町
・対象者全員へ個別通知、パンフレットの同封
・無料で受診できる
角田市
歯周病予防について広報等へ掲載
検診の受診意向確診調査実施
丸森町
①対象の方に、全員に通知した。
②町の広報に2回掲載した。
石巻市
・健診期間を、当初3ヵ月で設定していたが、現在は5ヵ月間設定している
・市報による周知
・健康教室等での受診勧奨
東松島市 市報にて歯科保健に関する啓発記事を掲載。歯科検診の周知、検診受診勧奨を行っている。
女川町
契約歯科以外(町外)での受診も可としている(償還払い対応)
大崎市
期間中2回、ハガキや電話による受診勧奨を行っている。またPRポスターの掲示、広報誌でのPR、乳幼児
健診や健康教室時にもチラシを配布している。
色麻町
個別通知、有線放送、広報誌による受診勧奨
加美町
・健診申込の有無にかかわらず対象年齢の方全員に歯科健診受診票と歯周病予防のパンフレットを送
付。(H23年度より継続)
・若い頃からの歯周病予防啓発のため、H26年度より30歳を成人歯科健診を追加した。
美里町
・特定健診の日程に合わせ、各会場で1回は行える体制としている。
・歯周疾患健診のPRチラシを作成し、対象者全員に同封している
登米市
・広報、ホームページ等で周知。
栗原市
・対象者全員に通知、その際受診勧奨のパンフレットも同封。
・各健康教室や組織において健康教育を実施。
・健診期間の後半に再通知。
・対象者全員に個別通知
気仙沼市 ・10月中旬に未受診者に葉書にて再通知
・新聞、市の広報にて周知
南三陸町 ・町広報紙や無線放送を利用した啓発。
⑨歯周疾患検診の個人データをどこが管理(所有)しているのかお答えください(複数回答あり)
行政(県)
行政(郡市区町村)
歯科医師会(県)
歯科医師会(支部)
その他
無回答
0
29
0
3
0
6
5.救急歯科医療
①休日の救急歯科医療が確保されていますか(複数回答可)
はい(センター方式)
はい(センター方式)
はい(在宅当番方式)
はい(センター・在宅当番医併用方式)
はい(今後その予定がある)
その他
いいえ
5
19
1
0
4
7
はい(在宅当番方式)
はい(センター・在宅当番医併用方法)
はい(今後その予定がある)
その他
いいえ
14
6.歯科保健推進体制
①歯科保健を推進するために各地区歯科医師会、保健所、行政機関等との連携は確立して
いますか
はい
いいえ
予定している
無回答
はい
いいえ
32
1
1
1
予定している
無回答
②歯科保健活動を実施できる施設が整備されていますか
はい
いいえ
無回答
はい
19
15
1
いいえ
無回答
③貴市町村(行政職員として)に歯科医師はいますか
はい
いいえ
無回答
はい
2
32
1
いいえ
無回答
④歯科保健に携れる歯科医師はどこにどのようにして依頼していますか(複数回答可)
県歯科医師会
地区歯科医師会
大学関係
個人歯科医師
行政歯科医師
県歯科医師会
3
31
2
4
2
地区歯科医師会
大学関係
個人歯科医師
行政歯科医師
⑤貴市町村(行政職員として)に歯科衛生士はいますか
はい
いいえ
その他
無回答
はい
11
22
1
1
いいえ
その他
無回答
⑥その歯科衛生士は十分活用されていますか。歯科衛生士の人数と業務内容をお答え下さい
⑤回答 はい
仙台市
14名歯科保健業務9名、福祉業務1名、介護保険業務2名、医務業務2名
多賀城市 1名(非常勤職員)歯科保健事業全般
松島町
大河原町
1名(臨時)歯科保健事業全般
1名・歯科保健業務全般に関すること
・健康推進事業推進評価に関すること
柴田町
1名歯科保健事業全般とその他保健事業
角田市
臨時職員1名歯科保健事業全般
石巻市
4名 正規職員2名(内1名産休中)、嘱託歯科衛生士2名、正規職員1名は技術補佐職も兼務・外に、乳
幼児健診にパート歯科衛生士2名、保育所等歯みがき教室にパート歯科衛生士1名を雇いあげしている
大崎市
2名歯科保健事業全般(母子歯科、成人歯科保健に関すること)
計画策定に関わること(母子保健計画、健康増進計画)
涌谷町
1名・歯科保健業務全般
・老人保健施設での口腔機能関係
栗原市
1名 ※その他、在宅歯科衛生士4名を各種事業に雇い上げしている。妊婦歯科健診業務、乳幼児健診
業務、学童・成人・高齢者等への指導、歯周疾患健診の受診勧奨やデータ処理、お口の健康づくり普
及リーダーの養成・育成、地元歯科医師会との連絡調整等を担当。
1名・歯科保健事業全般
気仙沼市 乳幼児健診・離乳食教室・在宅訪問歯科健診・デイサービス歯科健康診査・歯周疾患検診・パパママ
教室
15
⑤回答 いいえ又は無回答
大郷町
資格を持っている職員はいるが、事務職をしている。
利府町
4名※但し全員非常勤②の11で示している事業
*名取市歯科保健事業所歯科衛生士に委託2名
歯科保健事業全般(妊娠期~高齢期)
訪問歯科診療、口腔ケア事業
在宅歯科衛生士を活用している
名取市
村田町
川崎町
1名口腔内は、ライフステージ毎の指導が大切な事から、なかなか1名では厳しい
乳児 ・4ヶ月児健診 ・7~8ヶ月児健診
幼児 ・1歳HV事業 ・1歳6ヶ月児 ・2歳3ヶ月児 ・3歳6ヶ月児
学童 ・児童教室学校歯科保健事業
成人 ・成人歯科健診、相談
高齢者 ・2次予防対象者 ・訪問口腔衛生指導
その他 ・歯と食のイベント ・地区の健康教室
蔵王町
現在、正職員の衛生士がいないため、必要性を感じているところです。(臨時職員で各健診1名従事)
7.その他歯科医師会に対してご要望があればお書きください
仙台市
利府町
川崎町
石巻市
登米市
本市では、「第2期いきいき市民健康プラン(平成23年度策定)」の重点分野「歯・口の健康づくり」を推
進するための具体的な実施計画として「歯と口の健康づくり計画」及び「歯と口の健康づくりアクションプ
ラン」を策定しました。当該プランに基づき、妊娠期から高齢期まで生涯を通じた歯科保健対策を展開し
ておりますが、その中でも重点的に取り組む世代を「学童・思春期」として、関係機関・団体との連携を
深めながら、実効のある取り組みをすすめることとしています。
仙台市及び宮城県の12歳児の永久歯のむし歯の有病状況は、全国値よりも高いワーストの状況で、
従来同様のむし歯予防対策のままでは、地域格差は縮まらない状況にあります。仙台市ではエビデン
スにもとづく永久歯のむし歯予防対策として、保育所・幼稚園でのフッ化物洗口を推進しています。
市内の保育所・幼稚園のフッ化物洗口の実施率は6割を越え(平成26年10月現在)、今後更に普及を
進め、フッ化物洗口を実施する施設を拡大していくこととしております。また、フッ化物洗口を経験した園
児が、卒園後も継続して取り組むことができる環境づくりをすすめる必要があります。そのためには、保
育所・幼稚園、学校での集団応用法の推進に理解を示し、積極的に支援してくださる園医・学校歯科医
の増加が望まれます。
宮城県や仙台市の幼児期、学齢期の歯科保健対策を推進するにあたり、貴会及び仙台歯科医師会
との連携はこれまで以上に重要と考えております。今後ともご指導・ご協力をよろしくお願い申し上げま
す。
今年もコンクールの入賞者の一覧(次第等)をいただき、入賞した方を広報誌に掲載させていただきま
した。少しでも8020運動につなげられればと思っています。お手数をおかけし大変申し訳なく思います
が、来年度も情報の提供をいただけるととても助かります。
・行政のDHの関わり方は、他職種の連携からの指導、支援ができるメリットはある
・”子供の虫歯を減らす”目的で保護者への働きかけをアプローチしている
障害児(者)に係る歯科口腔保健についての質問項目も追加してはどうでしょうか。
・登米歯科医師会が主催の学校歯科研修会があり、歯科医師、歯科衛生士、養護教諭が一同に会して
8月に実施している。顔の見れる関係が作れている。
・妊婦歯科健診受診率の向上についてですが、県医師会委託の個別妊婦健康診査を、母子手帳別冊
に受診券を追加して作成しています。県がひな形を作成し、各市町村で印刷。母子手帳別冊に、妊婦
歯科健診受診券を追加すると、受診率が向上すると思います。
・妊婦歯科健診、歯周疾患検診、幼児の個別歯科健診など、各市町村の実施状況をすりあわせて、県
歯での広域化事業に取り組んでほしい。市町村の努力だけではむずかしい。システムを見直すべき時
期かとも。
・在宅歯科、訪問歯科衛生指導などの実施状況が知りたい。
・摂食・嚥下などの”口から食べる”取り組みについてもアンケート調査をお願いします。
16
総
括
妊産婦期においては歯科健康診査、歯科健康指導、栄養指導時の歯科情報の提供や
指導のうち、少なくても一つは全市町村で実施されています。2012 年に改訂された母
子保健手帳には、「むし歯や歯周病などの病気は悪くなりやすいものです。歯周病は
早産等の原因となることがあるので注意し、歯科医師に相談しましょう」との記載が
ありますが、妊産婦期は間食の増加や嗜好の変化で口腔内の環境が不良になりやすく、
それによって生じる歯科疾患により栄養のバランスが崩れ、母親自身の健康のみなら
ず胎児にも悪影響を及ぼすことが知られています。この時期の口腔保健の重要性を理
解し、母親のセルフケアのモチベーションを高められるような支援事業が求められま
す。
乳幼児期・学童期では、平成 21 年度宮城県一人平均むし歯本数が 1 歳 6 か月児で
0.09 本(全国平均 0.07 本、全国 31 位)、3 歳児で 1.36 本(全国平均 0.87 本、全国 39
位)、12 歳児では 1.80 本(全国平均 1.04 本、全国 34 位)との状況であったため、各市
町村ごとに予防処置・保健指導などのむし歯対策が行われてきました。今年 1 月 23
日、文部科学省から平成 26 年度学校保健統計調査結果が公表されました。宮城県の
むし歯のある子どもの割合は幼稚園が 50.6%、小学校が 57.6%、中学校 50.7%と減少傾
向にはあるものの、依然として全国平均より高い状況は変わっていませんでした。む
し歯予防の最も重要な時期は永久歯が萌出する幼児期から学童期にかけてであるこ
とから、これまでの適切な歯みがき、食習慣、生活習慣の指導に加え、むし歯予防を
効果的に進めるにあたってフッ化物の応用を含めた対策が必要とされます。
成人期・高齢期における成人歯科検診の受診率は未だ低い状況であり、各市町村で
受診率向上のための取り組みが行われています。歯周病は歯周病原性細菌感染による
慢性炎症疾患で低体重出産・心内膜炎・糖尿病など全身の病気との関連性が深いこと、
そして 40 歳以上の実に 8 割超の人が何らかの症状をもつといわれています。また、
歯周病は痛みがなく進行するので「沈黙の疾患」とも呼ばれ、痛みを感じたときには
重症化しているという特徴があることから早期の発見・治療を含めた対応が求められ
ます。このことから、全市町村での検診の実施に加え、仙台市・川崎町で実施されて
いる対象年齢の引き下げは歯周病予防には極めて有効な取り組みであるといえます。
救急歯科医療を含めた歯科保健推進においては、前年度と比べ内容に大きな変化は
見られませんが行政職員としての歯科衛生士の数が減少しています。国は、平成 26
年 6 月 18 日医療介護総合確保推進法を成立させ、その中に「地域包括ケアシステム」
を規定しました。これは、地域の実情に応じて、高齢者が、可能な限り、住み慣れた
地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように、様々な分
野で日常生活支援を行うというものです。高齢者に限らず、食生活の満足は日常生活
における満足度を規定する大きな要因であることが知られています。口の健康を支え
ることが、生活の豊かさを支えるためには欠かせない因子の一つとして視野に入れ、
全市町村で歯科衛生士の確保なども含めた体制づくりの推進が重要となります。
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