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KidZania Cup 2009
国際交流こどもミニサッカー大会
実施報告書
実施日:2009 年 8 月 15 日(土)~16 日(日)
2009 年 8 月 31 日
KidZania Cup 2009 大会報告書
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目 次
目 次…………………………………………………………………………………………2
NPO 法人 Kids One World について…………………………………………………….3
KidZania Cup2009~国際交流こどもミニサッカー大会~開催にあたり…………….3
実施概要………………………………………………………………………………………4
スケジュール…………………………………………………………………………………4
ミニサッカー大会報告………………………………………………………………………5
学生本部………………………………………………………………………………………5
演出・セレモニー……………………………………………………………………………5
大会参加チーム紹介(写真とチーム名)…………………………………………………6
大会結果報告(1 日目
大会結果報告
予選リーグ)…………………………………………………… 7
(大会 2 日目
フレンドリー・マッチ
順位決定戦・準決勝・決勝戦)………………………7
報告………………………………………………………………7
交流プログラム………………………………………………………………………………8
夏祭り&宿泊
(チームリーダー)………………………………………………………9
食事&BBQ………………………………………………………………………………….10
アンケート結果(こども)………………………………………………………………..11
アンケート結果(保護者)………………………………………………………………..11
記録写真……………………………………………………………………………………. 12
ボランティアスタッフ一覧………………………………………………………………. 13
KidZania Cup 2009 大会報告書
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NPO 法人 Kids One World について
NPO 法人 Kids One World という名称には、「世界中の子どもたちを友情という輪で一つにした
い」という熱い想いが込められています。
今までも今も、世界のさまざまな地域で紛争が起きています。国連や各国政府を通して和平交
渉・活動が行われてはいますが、残念ながら解決は、まだまだ先のことのようです。
そのような中で、世界における日本の役割が問われています。私達は、豊かで平和な日本だか
らこそ出来る平和への貢献の形があるのではないかと考え、議論を重ねて参りました。
その結果、スポーツや文化を通して、人種や言語、文化の違いを乗り越えて、互いに相手を理
解し尊重することができる場を子ども達に提供することが、彼等の明るい未来に対して、我々
に出来ることなのではないかとの結論に至りました。
子どもたちの視点での親善・友好の促進を図り、広く世界の平和に貢献することを目的として
NPO 法人 Kids One World の設立を決意いたしました。
また上記目的を達成するためには、社会的な信用を得て長期的継続的に活動を続けることが不
可欠であり、組織としての基盤確保の必要性から特定非営利活動法人の設立を申請し、2009 年
6 月 4 日認可されました。
KidZania Cup2009~国際交流こどもミニサッカー大会~開催にあたり
スポーツや文化を通した国際交流の場を子供たちに提供したい、これからの世界を背負う子ど
も達が、広く世界を知り、理解を深め、たくさんの友情の輪を広げてゆくことができるよう、
尐しでも貢献できれば嬉しい。この想いから年初よりNPO法人の設立・登記後、活動の第一
弾となる子どもサッカー大会及び交流プログラムの企画を進めてまいりました。
当初数名だったボランティアの数も大会実施時には総勢 80 名を越え、またスポンサー各社様の温か
いご支援にも恵まれ、無事に大会を開催し、子どもたちの喜びの笑顔と共に終了する事ができ
ました。当日は天候にも恵まれ、サッカー大会では気持ちのこもったプレーが髄所で光り、交
流プログラムではまさに国籍や文化を越えてチームメートが一体となり一生懸命に難題を乗り
越える姿が印象的でした。
小さな一歩かもしれませんが、参加者した子どもたちに
とっても我々にとっても大きな意味あるものになってく
れる事と信じております。
ご支援・ご協力をくださいました皆さまに心から感謝い
たしております。ありがとうございました。また、今後
ともよろしくお願い申しあげます。
NPO 法人 Kids One World
理事長
KidZania Cup 2009 大会報告書
秋山
恭大
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実施概要
大会名称
KidZania Cup 2009 国際交流こどもミニサッカー大会
主
NPO法人 Kids One World
催
特別協賛
株式会社キッズシティージャパン
特別協力
東京国際交流館
後
東京レインボーロータリークラブ
援
協賛・協力
伊藤忠ライス株式会社・共栄セキュリティーサービス株式会社
(五十音順)
ケンタッキーフライドチキン・株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン
株式会社サンエムカラー・日本コカ・コーラ株式会社・日本ユニシス株式会社
フレッシュ・デルモンテ・ジャパン株式会社・株式会社ホクノー
マツダレンタカー・株式会社モルテン ・千株式会社・その他企業・団体
Official Media
FM Fuji
日
2009 年 8 月 15 日(土)〜8 月 16 日(日)
時
参 加 者
10 歳〜12 歳
大会方式
6人制ミニサッカー大会
開催場所
東京国際交流館
参 加 費
個人参加
チーム参加(10 名前後)並びに個人参加
(8チーム)
屋外グランド
5,000 円/1人
チーム参加 50,000 円/チーム
(4食・宿泊・保険・税金込み)
スケジュール
8月15日(土)
9:00
集合
開会式
8月16日(日)
7:00
起床・洗顔・朝食
顔合わせ・Warm up
10:00
グループリーグ戦スタート
9:00
グランド集合
13:00
グループリーグ戦終了
9:30
順位決定戦開始
13:30
昼食・交流プログラムグループ分け
10:30
準決勝開始
15:00
交流プログラムスタート
11:30
フレンドリー・マッチ
17:30
交流プログラム終了
12:00
決勝戦
入浴・着替え
移動・着替え
18:00
夕食
13:30
バーベキューパーティー開始
19:00
Summer Festival 参加
14:30
閉会式・表彰式
20:30
歯ブラシ、着替え
15:30
全課程終了
21:00
就寝
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ミニサッカー大会
この大会は、男女混合、個人参加者によるチーム編成、チーム
参加と、参加チームの編成はバラエティ豊かなものとなり、各
個人・チーム間のレベルはまちまちでありました。サッカーの
スキルや経験の多い尐ないではなく、仲間と一生懸命がんばる
ことで得られる喜びや感動を経験してもらうことがこの大会の
目的であり、子ども達にはその素晴らしさを感じてもらえたと
思います。
2 日目の決勝戦前に行ったボランティアスタッフとのフレンドリー・マッチも、大人達にとって
も子ども達にとっても思い出深い試合になりました。サッカーというスポーツが、言葉の壁だ
けでなく、年齢や世代の壁(50 年以上?)を越えることもみんなで実感できた瞬間でした。
サッカーが言語であることを、サッカーで友達が出来ること。今後の人生や生活に生かして欲
しいです。
学生本部
学生本部では、学生ボランティアスタッフをとりまとめ、主役である子ども達が戸惑わずスム
ーズに動けるような配慮を、各部署との連携を図って方向性を定める仕事をしていました。
直接的に子どもとは関われなかったのですが、子ども達が元気よく
走り回ってサッカーをしたり、笑顔で交流したりする姿を、外から
十分に見て取れたこと、また、アンケート調査において、子ども達
の反応が「楽しかった」という回答で埋まったことが、この大会の
成功を物語っているように思います。また、健康面や運営面におい
ても大きなトラブルもなかったですし、諸々のことを各部署とのチ
ームワークでうまく対処できたと思います。
各ボランティアスタッフ同士のコミュニケーションも増加し、自分たちも目一杯楽しめたイベ
ントとなりました。
演出・セレモニー
試合では大会の演出、セレモニーでは準備や本番の進行、音響などの取りまとめを行いました。
参加チームの遅刻という事態も起きましたが、試合自体はスムーズに進行することができたと
思います。今大会は“プロサッカー選手疑似体験”といった要素を盛り込んでいたので、各担
当が連携して会場の一体感を演出できたことは他ならぬ達成感です。また、ボランティアスタ
ッフ対子どもたちのフレンドリー・マッチも行い、スタッフも一緒
に楽しむ時間を確保したことは、良い思い出となりました。開・閉
会式も盛り上がりを見せ、とりわけガーデン・パーティー形式の閉
会式は全員が楽しめたと思います。終始会場を駆け回る業務でした
が、子どもの勢いに負けず頑張ることができました。
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大会参加チーム紹介
(8 カ国 82 名の子どもたちが参加してくれました)
【A ブロック】
ホワイトシープス
キッザニア
SSB
FC Kids 1
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【Bブロック】
ブラックジャガーズ
BFC コア
マンモス
サンダーズ
高三 SC
6
大会結果報告(1 日目
予選リーグ)
【Aブロック】
SSB
SSB
FC Kids1
M1 △(1-1)
M6 ○(2-0)
M4 ○(7-0)
ブロック順位
(勝ち点)
1 (7)
M3 ×(1-4)
M5 ○(7-3)
3 (4)
M2 ○(7-2)
2 (6)
ホワイトシープス
キッザニア
FC Kids1
M1 △(1-1)
ホワイトシープス
M6 ×(0-2)
M3 ○(4-1)
キッザニア
M4 ×(0-7)
M5 ×(3-7)
M2 ×(2-7)
ブラック
ジャガーズ゙
M7 ×(不戦敗)
マンモス
サンダーズ
M12 ○(4-0)
M10 ×(1-4)
ブロック順位
(勝ち点)
3 (3)
M9 ○(4-1)
M11 ×(1-2)
2 (6)
M8 ×(0-4)
4 (0)
4 (0)
【Bブロック】
BFCコア
BFCコア
ブラックジャガーズ
M7
マンモスサンダーズ
M12 ×(0-4)
M9 ×(1-4)
高三SC
M10 ○(4-1)
M11 ○(2-1)
○(不戦勝)
大会結果報告(大会 2 日目
高三SC
M8 ○(4-0)
1 (9)
順位決定戦・準決勝・決勝戦)
■ 順位
優勝
ブラックジャガーズ
5位
BFCコア
準優勝
高三SC
6位
FC Kids 1
3位
SSB
7位
マンモス
3位
ホワイトシープス
8位
キッザニアチーム
フレンドリー・マッチ
サンダース
報告
ボランティアスタッフと子ども達の交流を目的としたフレンドリー・マッチを決勝戦の前に約
30 分行いました。子ども達だけでなく、参加した大人の方がより楽しむことのできた試合とな
りました。
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7
交流プログラム
1 日目午後に行った交流プログラムは、サッカー大会とは別に多くの友達とふれあえるように改
めてグループ分けを行いました。ランチの時間からチーム名の決定・キャプテンの決定・実施
プログラムについての理解を深め、体育館でのプログラムに備えました。
【実施プログラム】
1
しっぽ取りゲーム
2
空き缶積み上げゲーム
3
大縄跳びサバイバルゲーム
4
クイズ大会
5
イカダ流し(背中渡り)ゲーム
たくさんの反省や改善するポイントは残りましたが、結果として一番不安視されていた交流プ
ログラムは成功させることができました。成功のポイントは何より交流プログラムチームとし
ての団結と、ゲーム内容とタイムスケジュール理解をしていたことです。チーム内での情報共
有ができていた事は、当日それぞれが臨機応変に行動できた要因となっていてとても良い効果
だったと思います。また、チームリーダーの方々の理解も早く、協力をすぐにしてもらえたの
で、とても助かりました。交流プログラムが成功したのもチームリーダーの方々のスムーズな
協力があっての事です。
学生主体で一から進めていく交流プログラムは、とても大変で時間も拘束される仕事ではあり
ましたが、やりがいをとても感じられる仕事です。本気になって子供達が楽しめるプログラム
を作ることは苦労も多いですが、とても楽しかったです。
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夏祭り&宿泊
(チームリーダー)
〜東京国際交流館 Summer Festival〜
夜は東京国際交流館で行われている夏祭りへ参加。
盆踊りやキャンプファイヤーを満喫し、日本の夏を実感することができました。
〜宿泊〜
夜は、体育館に宿泊しました。
こんな広い場所に布団をしいてみんなで寝たことがないというこどももたくさんいて、興奮し
てなかなか寝付けなかったようでした。
あまりに騒がしいので、早く寝かそうと思い、予定よりも早く消灯したら、逆に「うぉーーー
ーー」という叫び声があがり、逆に盛り上がって大変でした。
〜チームリーダーが常に帯同〜
チームらリーダーの役割は、子ども達が会場入りしてから、会場を後にするまで、すべての行
程で子ども達と一緒に過ごすことでした。試合前は選手とのコミュニケーションを図り子ども
達の緊張をとき、試合までのウォーミングアップなども一緒に行いました。試合開始後、待機
場所・トイレへの誘導、水分補給など選手のサポートもすべてチームリーダーが責任を持って
サポートしました。その後の、食事・交流プログラム・入浴・夏祭りへの参加・就寝まで。
夜はもちろん、子ども達と一緒に体育館で眠りました。
理想としては、チームのお兄さん・お姉さん的存在になることでしたが、子ども達と仲良くな
れたことからも、その理想と目的を達成できたと思います。
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食事&BBQ
子供達に、4 食を提供しました。
協賛企業様からいただいた大量の食材と 150 人分というかつて調理したことがないような量に
戸惑うこともありましたが、たくさんのシニアボランティアの方々と共に楽しく調理すること
ができました。前日の渋滞の様子から時間に間に合うか危惧された食材(ご飯は新座からの調
達・フライドチキンは新橋からの調達)もありましたが、当日は予想された渋滞も起きず無事
にスケジュール通りに子供達に食事を提供することができました。
食事班は試合会場などにあまり顔を出すことはできませんでしたが、食事の際に子供達が見せ
てくれた笑顔と「ありがとう」の言葉に癒され食事班のスタッフ一同元気をもらい頑張ること
ができました。
<1日目
ランチ>
おにぎり(伊藤忠ライス提供)とケンタッキーフライ
ドチキン(KFC 提供)に加えて、バナナ(デルモンテ
提供)でした。
<1日目
夕食>
ボランティアスタッフが精魂込めて作ったカレーラ
イス。子ども達には、量も味も十分過ぎるほどに贅
沢な夕食となりました。
<2日目
朝食>
2 日目の朝食はシチューでした。
<2日目
バーベキューパーティー>
最後の食事は、猛暑の中のバーベキューでした。
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10
アンケート結果(こども)
試合は楽しかったですか
60
50
40
30
20
10
0
食事はどうでしたか
30
25
20
15
10
5
0
交流 P は楽しかったですか
50
40
30
20
10
0
夏祭りは楽しかったですか
40
30
20
10
0
就寝場所はどうでしたか
40
30
20
10
0
BBQはどうでしたか
皆と仲良くなれましたか
40
30
20
10
0
50
40
30
20
10
0
全体の予定はどうでしたか
60
50
40
30
20
10
0
アンケート結果(保護者)
 「いつもより、サッカーを楽しんでいる様でした。1泊でしたが、ボランティアの方々や他
のチームの子達との交流が楽しかった。と言っていました。ボランティアの方々は本当に大
変だと思いますが、是非、来年も開催してほしいと思います。ありがとうございました。」
 「うちの子の場合もう尐し長い期間で(あと1日とか2日とかでも)この企画があったら
何か変化も出てくるのかな?と思いました。そうしたら
本人は話さないですが
何かに生かせるかとも思いました。
楽しいだけではなく何か心の中に感じた事はあると思います。
また行きたい!と言っていました。大変お世話になりました。」
 「世界には色んな国があり、色んな文化があることを知り、
外国に興味を持った。日本にも色んな国の人が暮らしている
ことを知った。」
 「試合・交流会共に楽しかったが、外国人や初めての仲間とのふれあいがあった交流会は滅
多に体験出来ないので貴重に感じた。またやりたい。チーム外のサッカー友達と試合&泊ま
れる事をとても楽しみにしていました。お泊りが一番の楽しみなんだろうなぁと思っていま
したが、交流会で初めての仲間でも盛り上がっている姿に安心しました。」
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記録写真
試合終了後にはインタビューボードの前で
一人一人インタビューがありました。(プロ選手疑似体験)
た
炎天下アクエリアスには大変お世話になりました!
やったー、メダルだ!
バナナバルーン!
あこがれのモルテンのサッカーボール!
キッザニア
住谷社長
スピーチ
新鮮なデルモンテバナナとパインは絶品でした
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ボランティアスタッフ(※ 敬称略・順不同)
原芳道、鈴鹿規子、岸間俊二、西口洋、池田達哉、下倉成司、飯島哉文、斎藤ラッセル、蒲田尚史、
Stuart Larman、児玉英之、小川理絵、岡本明、西條悟、Phil Stuart、鴨下尚子、鴨下勝、
縣田こころ子、神田亜紀、土肥ジョウン、桂木昌子、木村美音、鈴木明沙、上原敦子、
水野悦子、三嶽和弘、飯田貞志、桑田和子、為我井恵美子、福岡清紹、塩田拓央、伊藤大介、
乙武洋匡、西野努、秋山恭大、(シニア V)
大澤太一、松下宣康、住田智子、山田憲人、林綾、青柳信裕、小林翔子、中川修平、黒田梨沙、
守谷拓真、佐々木彩華、倉科直行、福本順野、鈴木健文、山野井夕歌、竹重佑香、浅野芳彰、
森木祝美、養田康明、奥村奈都子、赤根悠介、武居まりこ、上原正也、大石淳子、高橋治己、
松本瑞季、須藤達也、中山江利華、北川裕太、国吉ひかり、佐野健太、大澤しな、日高誠也、
高味麻紀、廣瀬将司、三ノ輪朱弓、木瀬裕太郎、横須賀春日、緒方卓也、野口真理、小谷周人、
船越裕美、西川聡史、岡田誌穂、井本奈緒(学生 V)
数々のご協力、ありがとうございました
NPO 法人 Kids One World
www.kidsoneworld.jp
(写真提供
KidZania Cup 2009 大会報告書
千
株式会社)
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